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JPH0898395A - 欠相保護機能付き遮断器 - Google Patents

欠相保護機能付き遮断器

Info

Publication number
JPH0898395A
JPH0898395A JP6936695A JP6936695A JPH0898395A JP H0898395 A JPH0898395 A JP H0898395A JP 6936695 A JP6936695 A JP 6936695A JP 6936695 A JP6936695 A JP 6936695A JP H0898395 A JPH0898395 A JP H0898395A
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JP
Japan
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circuit
voltage
phase
detection
open
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Application number
JP6936695A
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English (en)
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JP3319906B2 (ja
Inventor
Takeshi Tanaka
毅 田中
Masataka Kanda
雅隆 神田
Hitoshi Makinaga
仁 牧永
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP06936695A priority Critical patent/JP3319906B2/ja
Publication of JPH0898395A publication Critical patent/JPH0898395A/ja
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Publication of JP3319906B2 publication Critical patent/JP3319906B2/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】検出段階で遅延時間を複数設定でき、動作時間
が設定し易い欠相保護機能付き遮断器を提供するにあ
る。 【構成】欠相検出回路部Aは第1、第2の検出回路I、
IIを備え、夫々において設定してある基準電圧Vs1
Vs2 を負荷電圧が越えたときに、遅延回路4a,4b
におけるコンデンサC3 ,C4 の充電を開始する。従っ
て2つの検出段階を持ち、また夫々に対応する遅延回路
4a、4bのコンデンサC3 ,C4 に対する充電電流の
大きさ或いはコンデンサの容量を異ならせ、高い基準電
圧を設定している側の第2の検出回路に対応する遅延回
路4bの方が充電開始から短い時間で対応するスレッシ
ョルドレベルVth4 に達するようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単相3線式電源相の欠
相を検出した場合に電路を遮断する欠相保護機能付き遮
断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の欠相保護機能付き遮断器に
おいては、負荷側の中性線と各相との間の負荷電圧と、
基準電圧とを比較して、負荷電圧が基準電圧を越えると
電路に挿入してある主接点を開放して電源遮断を行い負
荷を保護している。しかしながら例えば定格電圧の15
0%の電圧と、200%の電圧が印加された場合にも同
一時間で遮断してしまい、近年の家電製品のようにマイ
クロコンピュータを搭載して過電圧耐圧が低下している
ものが負荷の場合、負荷を十分に保護できないという問
題があった。
【0003】そこで、本出願人は、特開平5−2906
85号に示すものを提案している。このものは負荷側の
中性線と各相との間の負荷電圧と基準電圧とを比較して
負荷電圧が基準電圧以上になると一定電流でコンデンサ
を充電してコンデンサの電圧が一定以上に達するまで欠
相検出信号の出力を遅延させる構成を持つものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平5−29
0685号に示す従来例は欠相時に負荷にかかる電圧の
値に応じた遅延時間を確保し、保護性能の向上を図った
ものであるが、しかしながら動作時間の設定が困難であ
った。本発明は上記問題点に鑑みて為されたもので、請
求項1の発明の目的とするところは、複数の検出段階を
持ち、各検出段階で遅延時間を設定できる欠相保護機能
付き遮断器を提供するにある。
【0005】請求項2の発明の目的とするところは、請
求項1の発明の目的に加えて負荷保護をより確実にした
欠相保護機能付き遮断器を提供するにある。請求項3の
発明の目的とするところは、請求項1又は請求項2の発
明の目的に加えて部品点数を少なくした欠相保護機能付
き遮断器を提供するにある。請求項4の発明の目的とす
るところは、請求項3の発明の目的に加えて、欠相遮断
後、欠相状態のまま再投入され際に即欠相検出が行えて
負荷保護が図れる欠相保護機能付き遮断器を提供するに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、負荷側の中性線と各相との間の
負荷電圧と基準電圧とを比較して負荷電圧が基準電圧以
上になると欠相を検出する検出回路と、この検出回路が
欠相検出すると検出回路からの一定電流でコンデンサを
充電してコンデンサの電圧が一定以上に達するまで欠相
検出信号の出力を遅延させる遅延回路とを有した欠相検
出手段と、この欠相検出手段から出力される欠相検出信
号にてオンするスイッチ手段と、このスイッチ手段で励
磁される主接点の引外しコイルとを備え、引外しコイル
の励磁によって電路に挿入された主接点を開放する欠相
保護機能付き遮断器において、上記欠相検出手段には夫
々異なる基準電圧を持ち負荷電圧が基準電圧以上となっ
た時に欠相を検出する少なくとも2つの検出回路を有し
たものである。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記検出回路の少なくとも一つに、基準電圧以上
の負荷電圧が検出されると、当該検出回路からの一定電
流とともに前記コンデンサへ負荷電圧に応じた電流を流
す充電制御手段を備えたものである。請求項3の発明で
は、前記遅延回路は、各検出回路に対して共通とし、各
検出回路が欠相検出すると夫々に対応して一定電流で共
通のコンデンサを充電するものである。
【0008】請求項4の発明では、基準電圧が高い方の
検出回路の基準電圧を電源投入時から一定率で上昇させ
て定常値に達するまでの時間を、他方の検出回路の基準
電圧が定常値に達するまでの時間よりも遅くしたもので
ある。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、欠相検出手段には夫
々異なる基準電圧を持ち負荷電圧が基準電圧以上となっ
た時に欠相を検出する少なくとも2つの検出回路を有し
ているので、複数の検出段階を持つことができ、各検出
段階で遅延時間を設定することが可能となる。
【0010】請求項2の発明によれば、請求項1又は請
求項2の発明において、前記検出回路の少なくとも一つ
に、所定電圧以上の負荷電圧が検出されると、前記遅延
回路からの一定電流とともに前記コンデンサへ負荷電圧
に応じた電流を流す充電制御手段を備えたものであるか
ら、負荷電圧が所定電圧以上になるとコンデンサの充電
を早めることができて、負荷保護をより確実なものとす
ることができる。
【0011】請求項3の発明によれば、遅延回路は、各
検出回路が夫々の基準電圧以上になると各検出回路から
一定電流で共通のコンデンサを充電するので、遅延回路
を共通化できて回路部品の点数を削減できる。請求項4
の発明によれば、請求項3の発明において、基準電圧が
高い方の検出回路の基準電圧を電源投入時から一定率で
上昇させて定常値に達するまでの時間を、他方の検出回
路の基準電圧が定常値に達するまでの時間よりも遅くし
たので、定常時において基準電圧の高い方の検出回路が
電源投入時には他方の検出開路が欠相を検出するタイミ
ングよりも早い時期で欠相を検出することが可能とあん
り、そのため欠相状態で電源が投入された場合にあって
も、即時に欠相検出が行えて速やかに負荷保護が図れ、
特に欠相遮断後、欠相原因が除去されないまま再投入さ
れた場合にも確実に負荷保護が図れる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図2は本発明の基本となる回路構成を示し
ており、単相3線の各電路L1 ,L 2 及び中性線路Nに
は主接点S1 を夫々挿入してある。一点鎖線の枠で囲ま
れた部分は中性欠相保護回路を示しており、この保護回
路内では電路L1 ,L2 がダイオードDBにより全波整
流されて欠相検出回路部Aの端子、間に入力し、ま
た中性線路Nからの検出線Lnは、電路L1 ,L2 間に
接続した抵抗R1 、R 2 (=R1 )の分圧点に接続さ
れ、この分圧点は更に抵抗R3 を通じて欠相検出回路部
1の検出端子に接続してある。
【0013】検出端子の電圧は電源及び負荷が正常に
接続されている場合には振幅の揃った脈流電圧が現れる
ことになるが、中性線路Nが断線して欠相が生じると、
1相、L2 相の負荷による分圧比によって交互に大小
となる脈流電圧になり、この端子の電位が所定レベル
を越えると欠相検出回路部Aで欠相検出が行われて欠相
検出信号が出力端子より出力され、この欠相検出信号
でスイッチング手段であるサイリスタSCRをオンさ
せ、上記の引外しコイルCLに励磁電流を流して主接点
1 の開放を行い、負荷保護を図るのである。尚ZNR
1 …はサージ吸収素子である。
【0014】ここで、本実施例における欠相検出回路部
Aは図1に示すように構成してある。つまり端子は定
電圧回路1の入力端に、端子はグランドに接続され、
ダイオードブリッジDBからの脈流電圧を一定電圧の直
流に変換して欠相検出回路部Aの各回路への動作電源を
得ている。
【0015】検出端子は、比較器2a,2bの非反転
端子に夫々接続され、検出端子の電圧が比較器2a,
2bの反転端子に印加してある基準電圧Vs1 ,Vs2
と比較されるようになっている。比較器2a,2bは波
形整形回路3a,3bとで、夫々第1、第2の検出回路
I,IIを構成しており、欠相が生じて検出端子に図3
(a)に示すような脈流電圧が現れ、比較器2a或いは
比較器2bの基準電圧Vs1 或いはVs2 以上になる
と、比較器2a或いは2bよりその期間中検出出力が発
生する。
【0016】波形整形回路3a(或いは3b)は図5に
示すように構成されており、比較器2a(或いは2b)
の出力が”H”になると、コンデンサC1 (或いは
2 )の電荷をノットゲートを介して放電し、負荷電圧
が基準電圧Vs1 或いはVs2 以下になって比較器2a
(或いは2b)の出力が”L”になると定電流源20に
よりコンデンサC1 (或いはC2 )を図3(b)或いは
(c)に示すように充電する。そしてこの電圧が波形整
形回路3a(或いは3b)内の比較器21のスレッショ
ルドレベルVth1 (或いはVth2 )を越えた場合に
比較器21より”L”出力が発生し、以下時には”H”
出力が発生する。ここでコンデンサC1 (或いはC2
の充電がスレッショルドレベルVth1 (或いはVth
2 )を越えるには少なくとも交流電源周波数の3サイク
ル以上、負荷電圧が基準電圧Vs1 或いはVs2 以下を
継続することが必要となるように設定している。
【0017】波形整形回路3a,3bの出力は夫々遅延
回路4a,4bに接続されており、この波形整形回路3
a,3bの比較器21の”H”出力を受けて遅延回路4
a,4bは図3(d)(e)に示すように夫々に設けて
あるコンデンサC3 ,C4 を定電流で充電するようにな
っている。つまり図5に示すように遅延回路4a(或い
は4b)は比較器21の出力が”H”になると、コンデ
ンサC3 (或いはC4)を定電流源22により一定電流
で充電する。このコンデンサC3 ,C4 の電圧は比較器
5a,5bで、スレッショルドレベルVth3 ,Vth
4 と比較されるようになっており、このスレッショルド
レベルVth3 ,Vth4 をコンデンサC3 ,C4 の電
圧が越えたえたときに比較器5a,5bから”H”信号
を出力する。
【0018】比較器5a,5bの出力はオアゲート6を
介して出力回路7に入力しており、出力回路7は何れか
の比較器5a,5bの出力が”H”になると、欠相検出
信号を図3(f)に示すように出力端子より出力す
る。このように本実施例では第1、第2の検出回路I、
IIを備え、夫々において設定してある基準電圧Vs1
Vs2 を負荷電圧が越えたときに、遅延回路4a,4b
におけるコンデンサC3 ,C4 の充電を開始するもの
で、複数(実施例では2)の検出段階を持ち、また夫々
に対応する遅延回路4a、4bのコンデンサC 3 ,C4
に対する充電電流の大きさ或いはコンデンサの容量を異
ならせ、高い基準電圧を設定している側の第2の検出回
路に対応する遅延回路4bの方が充電開始から短い時間
でスレッショルドレベルVth3 に達するようにしてあ
る。従って負荷電圧が高い場合には短時間で欠相検出信
号が発生し、速やかに負荷保護が図れ、逆に負荷電圧が
低い場合には欠相検出信号が発生するまでの時間が長く
して、一過性による動作等を防いで信頼性を高めてい
る。
【0019】図4は本実施例における保護領域を示して
おり、X1 は第1の検出回路I、X 2 は第2の検出回路
IIの保護領域を示す。 (実施例2)上記実施例1の欠相検出回路部Aでは第
1、第2の検出回路に対応して遅延回路4a,4bを設
けたが、本実施例では図6に示すように遅延回路4a,
4bを共通化して一つの遅延回路4と、比較器5とで欠
相検出信号の遅延を行い、回路部品数の低減を図ってい
る。
【0020】つまり本実施例では波形整形回路3a,3
bの出力を遅延回路4が受けてコンデンサC5 を充電す
るようになっており、第1の検出回路I側の波形整形回
路3aの出力を受けて図7(d)に示すように遅延回路
4はコンデンサC5 の充電を開始し、その後第2の検出
回路II側の検出レベルを越えたとき波形整形回路3bの
出力を受けて充電電流を増加させ、コンデンサC5 を充
電するのである。この場合遅延回路4には各波形成形回
路3a,3bに対応する定電流源22を備え、その電流
を加算するようになっている。
【0021】そして第2の検出回路II側の波形整形回路
3bの出力を受けると、コンデンサC5 の充電電圧の上
昇が速くなり、その分比較器5のスレッショルドレベル
Vth5 を越えるまでの時間が短縮され、図7(e)に
示す出力回路7からの欠相検出信号の出力されるまでの
時間が早くなる。尚第1、第2の検出回路I、IIの動作
は実施例1と同様に動作するもので、図7(a)は検出
端子の電圧と、比較器2a,2bの基準電圧Vs1
Vs2 との関係を示し、図7(b)(c)は、図3
(b)(c)と同様に夫々波形整形回路3a,3bの動
作状態の波形を示している。
【0022】図8は本実施例における保護領域を示して
おり、X1 は第1の検出回路I、X 2 は第2の検出回路
IIの保護領域を示す。 (実施例3)本実施例の欠相検出回路部Aは実施例1の
回路構成を基本とするとともに、図9に示すように負荷
電圧が基準電圧Vs1 以上となったときに行われる図1
0(d)に示す定電流I1 による遅延回路4aのコンデ
ンサC3 の充電に加え、負荷電圧の大きさに対応した電
流I2 を図10(e)に示すようにコンデンサC3 に流
して充電する電圧−電流変換回路8を第1の検出回路I
に付設したものである。
【0023】つまり本実施例では比較器2aの基準電圧
Vs1 と同じ電圧をツエナー電圧とするツエナーダイオ
ードDZを電圧−電流変換回路8の入力側に接続して負
荷電圧がツエナー電圧を越えると、このツエナーダイオ
ードDZを介して入力される電圧の大きさに応じた電流
2 を図10(e)に示すように遅延回路4aのコンデ
ンサC3 に流して充電するのである。
【0024】従って、図10(a)に示す負荷電圧のレ
ベルが高くなると、それに対応してコンデンサC3 を充
電する充電電流が増大して、図10(f)に示すコンデ
ンサC3 の電圧の上昇が早くなって、比較器2aのスレ
ッショルドレベルVth3 に達するまでの時間が短縮さ
れる。つまり負荷電圧に応じて遅延動作時間を可変する
ことができるのである。
【0025】尚第2の検出回路II側の動作は実施例1に
準じており、図10(g)に示す遅延回路4bのコンデ
ンサC4 の充電電圧は比較器5bでスレッショルドレベ
ルVth4 と比較される。比較器5a,5bの出力はオ
アゲート6を通じて出力回路7に入り、出力回路7は比
較器5a,5bの何れかの出力が”H”になったときに
図10(h)に示す欠相検出信号を出力する。
【0026】尚図10(b)(c)は、図3(b)
(c)と同様に夫々波形整形回路3a,3bの動作状態
の波形を示している。図11は本実施例における保護領
域を示しており、X1 は第1の検出回路I、X2 は第2
の検出回路IIの保護領域を示す。 (実施例4)本実施例の欠相検出回路部Aは実施例2の
回路構成に実施例3の回路構成を加えたもので、図12
に示すように負荷電圧が基準電圧Vs1 以上となったと
きに負荷電圧の大きさに対応した図13(e)に示す電
流I2 を遅延回路4のコンデンサC5 に流して充電する
電圧−電流変換回路8を付設したものである。
【0027】つまり本実施例では比較器2aの基準電圧
Vs1 と同じ電圧のツエナー電圧とするツエナーダイオ
ードDZを電圧−電流変換回路8の入力側に接続して負
荷電圧がツエナー電圧を越えると、このツエナーダイオ
ードDZを介して入力される電圧の大きさに応じた電流
2 を図13(e)に示すように遅延回路4のコンデン
サC5 に流して充電するのである。
【0028】従って、波形整形回路3a,3bの出力を
受けて遅延回路4のコンデンサC5に図13(d)に示
す定電流I1 が流れて充電されるのに加えて図13
(a)に示す負荷電圧のレベルに応じた電流I2 がコン
デンサC5 を充電するため、その分図13(f)に示す
コンデンサC5 の電圧の上昇が早くなり、比較器5のス
レッショルドレベルVth5 に達するまでの時間が短縮
される。つまり負荷電圧に応じて遅延動作時間を可変す
ることができるのである。
【0029】尚第1、第2の検出回路I、IIの動作は実
施例1、2に準じているため、構成及び動作の説明は省
略する。尚図13(b)(c)は、図3(b)(c)と
同様に夫々波形整形回路3a,3bの動作状態の波形を
示し、図13(g)は出力回路7の欠相検出信号を示
す。
【0030】図14は本実施例における保護領域を示し
ており、X1 は第2の検出回路I、X2 は第2の検出回
路IIの保護領域を示す。以上のように構成された本実施
例は実施例2の特徴と実施例3の特徴とを併せ持つこと
になる。 (実施例5)実施例3における電圧−電流変換回路8は
第1の検出回路Iに付設したものであるが、本実施例は
図15に示すように第2の検出回路IIに付設したもので
ある。つまり本実施例では負荷電圧が基準電圧Vs2
上となったときに行われる図16(d)に示す定電流I
1 による遅延回路4bのコンデンサC4 の充電に加え、
基準電圧Vs2 以上の負荷電圧の大きさに対応した電流
2 を図16(e)に示すようにコンデンサC4 に流し
て充電するようにしている。
【0031】つまり本実施例では比較器2bの基準電圧
Vs2 と同じ電圧をツエナー電圧とするツエナーダイオ
ードDZ’を電圧−電流変換回路8の入力側に接続して
負荷電圧がツエナー電圧を越えると、このツエナーダイ
オードDZ’を介して入力される電圧の大きさに応じた
電流I2 を図16(e)に示すように遅延回路4bのコ
ンデンサC4 に流して充電するのである。
【0032】従って、図16(a)に示す基準電圧Vs
2 以上の負荷電圧が発生すると負荷電圧に応じてコンデ
ンサC4 を充電する充電電流が増大し、図16(g)に
示すコンデンサC4 の電圧の上昇が早くなり、比較器5
bのスレッショルドレベルVth4 に達するまでの時間
が短縮される。つまり負荷電圧に応じて遅延動作時間を
可変することができるのである。
【0033】尚第2の検出回路I側の動作は実施例1に
準じており、図16(f)に示す遅延回路4aのコンデ
ンサC3 の充電電圧は比較器2aでスレッショルドレベ
ルVth3 と比較される。比較器5a,5bの出力はオ
アゲート6を通じて出力回路7に入り、出力回路7は比
較器5a,5bの何れかの出力が”H”になったときに
図16(h)に示す欠相検出信号を出力する。
【0034】尚図16(b)(c)は、図3(b)
(c)と同様に夫々波形整形回路3a,3bの動作状態
の波形を示している。図17は本実施例における保護領
域を示しており、X1 は第1の検出回路I、X2 は第2
の検出回路IIの保護領域を示す。 (実施例6)本実施例の欠相検出回路部Aは実施例2の
回路構成に実施例5の回路構成を加えたもので、図18
に示すように負荷電圧が基準電圧Vs2 以上となったと
きに負荷電圧の大きさに対応した電流I2 を図19
(e)に示すように遅延回路4のコンデンサC5 に流し
て充電する電圧−電流変換回路8を付設したものであ
る。
【0035】つまり本実施例では比較器2bの基準電圧
Vs2 と同じ電圧をツエナー電圧とするツエナーダイオ
ードDZ’を電圧−電流変換回路8の入力側に接続して
負荷電圧がツエナー電圧を越えると、このツエナーダイ
オードDZを介して入力される電圧の大きさに応じた電
流I2 を図19(e)に示すように遅延回路4のコンデ
ンサC5 に流して充電するのである。
【0036】従って、波形整形回路3a,3bの出力を
受けて遅延回路4のコンデンサC5に図19(d)又は
(f)に示す定電流I1 又I3 が流れて充電されるのに
加えて図19(a)に示す基準電圧Vs2 以上の負荷電
圧に応じた電流I2 がコンデンサC5 を充電するため、
その分図19(g)に示すコンデンサC5 の電圧の上昇
が早くなり、比較器5のスレッショルドレベルVth5
も達するまでの時間が短縮される。つまり負荷電圧に応
じて遅延動作時間を可変することができるのである。
【0037】尚第1、第2の検出回路I、IIの動作は実
施例1、2に準じているため、構成及び動作の説明は抄
訳する。尚図19(b)(c)は、図3(b)(c)と
同様に夫々波形整形回路3a,3bの動作状態の波形を
示し、図19(g)は出力回路7の欠相検出信号を示
す。
【0038】図20は本実施例における保護領域を示し
ており、X1 は第1の検出回路I、X2 は第2の検出回
路IIの保護領域を示す。以上のように構成された本実施
例は実施例2の特徴と実施例5の特徴とを併せ持つこと
になる。 (実施例7)本実施例の欠相検出回路部Aは実施例5の
構成に図21に示すように比較器2c、波形整形回路3
cからなる第3の検出回路III と、それに対応する遅延
回路4c、比較器5cを加え、オアーゲート6に3入力
のものを使用したものである。
【0039】つまり第3の検出回路III の比較器2cは
図22(a)に示すように基準電圧Vs3 以上の負荷電
圧が検出端子に入力すると検出出力を発生する。対応
する波形整形回路3cは図22(d)に示すようにコン
デンサC6 の充電、放電を比較器5cの検出出力に応じ
て行い、スレッショルドレベルVth6 をコンデンサC
6 の電圧が越えていない場合に出力を遅延回路4cに与
える。遅延回路4cはこの出力を受けて一定電流でコン
デンサC7 を図22(i)に示すように充電する。比較
器5cはこのコンデンサC7 の電圧がスレッショルドレ
ベルVth7 を越えたときに”H”信号をオアゲート6
に出力するのである。
【0040】つまりこの第3の検出回路III 及び遅延回
路4c、比較器5cの動作は第1、第2の検出回路I,
IIと同様な動作を為すのである。そして比較器2a乃至
5cの何れかから”H”信号が出力すると、出力回路7
は図22(j)に示すように欠相検出信号を出力する。
尚図22(b)(c)は図3(b)(c)と同様に夫々
波形整形回路3a,3bの動作状態の波形を示し、図2
2(e)は波形整形回路3bの出力に対応する遅延回路
4bのコンデンサC4 に流す定電流I1 を示し、図22
(f)は電圧−電流変換回路8によるコンデンサC4
流す電流I2 を示し、また図22(g)(h)は夫々遅
延回路4a,4bのコンデンサC3 ,C4 の電圧を示
す。
【0041】本実施例によれば実施例5の特徴に加えて
検出段階を3段に増やしたもので、動作時間の設定をよ
りやり易くしている。図23は本実施例における保護領
域を示しており、X1 は第1の検出回路I、X2 は第2
の検出回路II、X3 は第3の検出回路III の保護領域を
示す。 (実施例9)本実施例の欠相検出回路部Aは実施例6の
構成に図24に示すように比較器2c、波形整形回路3
cからなる第3の検出回路III と、それに対応する遅延
回路4c、比較器5cを加えたものである。
【0042】この第3の検出回路III の動作は実施例8
と同じものであり、この第3の検出回路III の波形整形
回路3cの出力を受けた遅延回路4は、第1、第2の検
出回路I,IIの波形整形回路3a,3bの出力に対応し
た図25(e)(f)に示す定電流I1 ,I2 による充
電、更に図25(g)に示す電圧−電流変換回路8によ
る電流I3 による充電に加えて、図25(h)に示す定
電流I4 による充電を行い、図25(i)に示すコンデ
ンサC5 の充電電圧の上昇を早め、比較器5のスレッシ
ョルドレベルVth5 を越えるまでの時間を早め、図2
5(j)に示す出力回路7から出力する欠相検出信号を
発生させるまでの遅延時間を可変している。
【0043】尚図25(a)は検出端子に入力する負
荷電圧を、また図25(b)(c)は図3(b)(c)
と同様に夫々波形整形回路3a,3bの動作状態の波形
を示し、図25(d)は波形整形回路3cの動作状態の
波形を示している。本実施例は実施例6の特徴と実施例
8の特徴を併せ持つものである。 (実施例10)本実施例の欠相検出回路部Aは実施例1
の構成に図26に示すように比較器2c、波形整形回路
3cからなる第3の検出回路III と、それに対応する遅
延回路4c、比較器5cを加え、オアーゲート6に3入
力のものを使用したものである。第3の検出回路III の
動作は実施例8と同じあるからその説明は省略する。
【0044】図27(a)は検出端子に入力する負荷
電圧を、また図27(b)(c)は図3(b)(c)と
同様に夫々波形整形回路3a,3bの動作状態の波形を
示し、図29(d)は波形整形回路3cの動作状態の波
形を示し、図27(e)(f)(g)は夫々遅延回路5
a,5b,5cのコンデンサC3 ,C4 ,C7 を示し、
図27(h)は出力回路7の欠相検出信号を示す。
【0045】而して本実施例では検知段階が3段とな
り、保護領域が図28に示すようになる。尚X1 は第1
の検出回路I、X2 は第2の検出回路II、X3 は第3の
検出回路III の保護領域を示す。 (実施例11)本実施例の欠相検出回路部Aは実施例2
の構成に図29に示すように比較器2c、波形整形回路
3cからなる第3の検出回路III と、それに対応する遅
延回路4c、比較器5cを加え、オアーゲート6に3入
力のものを使用したものである。換言すれば実施例10
における遅延回路と、その後ろの比較器を夫々一つと
し、オアゲートを不要にしたものである。
【0046】尚第3の検出回路III の動作は実施例8と
同じあるからその説明は省略する。而して本実施例では
実施例10に比べて回路部品数が削減できることにな
る。図30(a)は検出端子に入力する負荷電圧を、
また図30(b)(c)は図3(b)(c)と同様に夫
々波形整形回路3a,3bの動作状態の波形を示し、図
30(d)は波形整形回路3cの動作状態の波形を示
し、図30(e)は遅延回路5のコンデンサCを示し、
図30(f)は出力回路7の欠相検出信号を示す。
【0047】(実施例12)本実施例の欠相検出回路部
Aの構成は図31に示すように実施例2の構成におい
て、定常時の基準電圧が検出回路Iの比較器2aの定常
時の基準電圧Vs1 よりも高い検出回路IIの比較器2b
では、電源投入から一定率で基準電圧値を上昇させて定
常時の基準電圧Vs2 に達するまでの時間を検出回路I
の比較器2aの基準電圧Vs1 の立ち上がりよりも遅く
している。具体的には端子、の電圧、つまり外部に
両端子間に図2に示すように接続されているコンデ
ンサC0の電圧を抵抗R1 、R2 で分圧し、その分圧電
圧で基準電圧Vs2 を得るようにしたものである。
【0048】従って主接点S1 が投入されて電源が供給
されると検出回路Iの比較器2aの基準電圧Vs1 は図
32(a)に示すように即時に立ち上がるが、検出回路
IIの比較器2aの基準電圧Vs2 は外付けのコンデンサ
0 の充電電圧の上昇に伴って一定率で上昇して所定電
圧に達するまでに時間がかかることになる。従って、欠
相が発生している状態で主接点S1 が投入されると、検
出端子の電圧が、比較器2bの基準電圧Vs2 を即越
えて、比較器2bより検出出力が発生する。この検出出
力を受けて図32(d)に示すように遅延回路4はコン
デンサC5 の充電を開始し、その後検出回路I側の波形
整形回路3aの出力を受けて充電電流を増加させ、コン
デンサC5 を充電するのである。
【0049】つまり電源投入時から早い時期にコンデン
サC5 の充電電圧が比較器5のスレッショルドレベルV
th5 を越えて図32(e)に示す出力回路7からの欠
相検出信号の出力されるこにになり、欠相状態で主接点
1 が投入された場合には即時に欠相を検出して回路遮
断を行い、速やかに負荷の保護が図れるのである。尚基
準電圧Vs2 が立ち上がってからの欠相発生時の動作は
実施例2と同じであるため、その説明は省略する。
【0050】尚図32(b)(c)は、図7(b)
(c)と同様に夫々波形整形回路3a,3bの動作状態
の波形を示している。また図33は本実施例における保
護領域を示しており、X1 は第1の検出回路I、X2
第2の検出回路IIの保護領域を示し、X3 は電源投入時
の第2の検出回路IIの保護領域を示す。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明は、欠相検出手段には夫
々異なる基準電圧を持ち負荷電圧が基準電圧以上となっ
た時に欠相を検出する少なくとも2つの検出回路を有し
ているので、複数の検出段階を持つことができ、各検出
段階で遅延時間を設定することが可能となるという効果
がある。
【0052】請求項2の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、前記検出回路の少なくとも一つに、所
定電圧以上の負荷電圧が検出されると、前記遅延回路か
らの一定電流とともに前記コンデンサへ負荷電圧に応じ
た電流を流す充電制御手段を備えたものであるから、負
荷電圧が所定電圧以上になるとコンデンサの充電を早め
ることができて、負荷保護をより確実なものとすること
ができる。
【0053】請求項3の発明は、前記遅延回路を、各検
出回路に対して共通とし、各検出回路が欠相検出すると
夫々に対応して一定電流で共通のコンデンサを充電する
ので、遅延回路を共通化できて回路部品の点数を削減で
きるという効果がある。請求項4の発明は、請求項3の
発明において、基準電圧が高い方の検出回路の基準電圧
を電源投入時から一定率で上昇させて定常値に達するま
での時間を、他方の検出回路の基準電圧が定常値に達す
るまでの時間よりも遅くしたので、定常時において基準
電圧の高い方の検出回路が電源投入時には他方の検出開
路が欠相を検出するタイミングよりも早い時期で欠相を
検出することが可能とあんり、そのため欠相状態で電源
が投入された場合にあっても、即時に欠相検出が行えて
速やかに負荷保護が図れ、特に欠相遮断後、欠相原因が
除去されないまま再投入された場合にも確実に負荷保護
が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の欠相検出回路部の回路構成
図である。
【図2】同上の全体の回路構成図である。
【図3】同上の動作説明用波形図である。
【図4】同上の保護領域説明図である。
【図5】同上の要部の具体回路図である。
【図6】本発明の実施例2の欠相検出回路部の回路構成
図である。
【図7】同上の動作説明用波形図である。
【図8】同上の保護領域説明図である。
【図9】本発明の実施例3の欠相検出回路部の回路構成
図である。
【図10】同上の動作説明用波形図である。
【図11】同上の保護領域説明図である。
【図12】本発明の実施例4の欠相検出回路部の回路構
成図である。
【図13】同上の動作説明用波形図である。
【図14】同上の保護領域説明図である。
【図15】本発明の実施例5の欠相検出回路部の回路構
成図である。
【図16】同上の動作説明用波形図である。
【図17】同上の保護領域説明図である。
【図18】本発明の実施例6の欠相検出回路部の回路構
成図である。
【図19】同上の動作説明用波形図である。
【図20】同上の保護領域説明図である。
【図21】本発明の実施例7の欠相検出回路部の回路構
成図である。
【図22】同上の動作説明用波形図である。
【図23】同上の保護領域説明図である。
【図24】本発明の実施例8の欠相検出回路部の回路構
成図である。
【図25】同上の動作説明用波形図である。
【図26】同上の保護領域説明図である。
【図27】本発明の実施例9の欠相検出回路部の回路構
成図である。
【図28】同上の保護領域説明図である。
【図29】本発明の実施例10の欠相検出回路部の回路
構成図である。
【図30】同上の動作説明用波形図である。
【図31】本発明の実施例11の欠相検出回路部の回路
構成図である。
【図32】同上の動作説明用波形図である。
【図33】同上の保護領域説明図である。
【符号の説明】
1 定電圧回路 2a,2b 比較器 3a,3b 波形整形回路 4a,4b 遅延回路 5a,5b 比較器 6 オアゲート 7 出力回路 I,II 検出回路 A 欠相検出回路部 C1 乃至C4 コンデンサ Vs1 ,Vs2 基準電圧 Vth3 スレッショルドレベル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷側の中性線と各相との間の負荷電圧と
    基準電圧とを比較して負荷電圧が基準電圧以上になると
    欠相を検出する検出回路と、この検出回路が欠相検出す
    ると一定電流でコンデンサを充電してコンデンサの電圧
    が一定以上に達するまで欠相検出信号の出力を遅延させ
    る遅延回路とを有した欠相検出手段と、この欠相検出手
    段から出力される欠相検出信号にてオンするスイッチ手
    段と、このスイッチ手段で励磁される主接点の引外しコ
    イルとを備え、引外しコイルの励磁によって電路に挿入
    された主接点を開放する欠相保護機能付き遮断器におい
    て、上記欠相検出手段には夫々異なる基準電圧を持ち負
    荷電圧が基準電圧以上となった時に欠相を検出する少な
    くとも2つの検出回路を有して成ることを特徴とする欠
    相保護機能付き遮断器。
  2. 【請求項2】前記検出回路の少なくとも一つに、所定電
    圧以上の負荷電圧が検出されると、当該検出回路からの
    一定電流とともに前記コンデンサへ負荷電圧に応じた電
    流を流す充電制御手段を備えたことを特徴とする欠相保
    護機能付き遮断器。
  3. 【請求項3】前記遅延回路は、各検出回路に対して共通
    とし、各検出回路が欠相検出すると夫々に対応して一定
    電流で共通のコンデンサを充電することを特徴とする請
    求項1又は2記載の欠相保護機能付き遮断器。
  4. 【請求項4】基準電圧が高い方の検出回路の基準電圧を
    電源投入時から一定率で上昇させて定常値に達するまで
    の時間を、他方の検出回路の基準電圧が定常値に達する
    までの時間よりも遅くしたことを特徴とする請求項3記
    載の欠相保護機能付き遮断器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101021259B1 (ko) * 2009-05-20 2011-03-11 김동균 3상 전동기용 결상 보호 릴레이 회로 및 결상 경보 회로
JP2014143860A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Furuno Electric Co Ltd 過電流保護装置、及びこれを備える舶用電気機器

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