JPH0888389A - 太陽光利用発電ユニット - Google Patents
太陽光利用発電ユニットInfo
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- JPH0888389A JPH0888389A JP6221668A JP22166894A JPH0888389A JP H0888389 A JPH0888389 A JP H0888389A JP 6221668 A JP6221668 A JP 6221668A JP 22166894 A JP22166894 A JP 22166894A JP H0888389 A JPH0888389 A JP H0888389A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power generation
- solar cell
- solar
- generation unit
- modules
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S25/00—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
- F24S25/10—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules extending in directions away from a supporting surface
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/47—Mountings or tracking
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 太陽電池パネルを1本の支柱状に樹木型にと
りつけることによって、効果的な受光を達成し、公園等
に設置するのに適したものとする。 【構成】 太陽光利用発電ユニット1は、地中に埋め込
まれるブロック10と、ブロック10上に立設される1
本の支柱20を有する。この支柱20に対して9枚の太
陽電池パネル30−1,30−2,……30−9がそれ
ぞれ専用の腕木40−1,40−2、……40−9を介
して配設される。9枚の太陽電池パネルは1本の支柱上
に全体で樹木の形状に配設されるので、互いの影に入る
ことなく、受光効率が良く、又公園等に設置したときに
も周囲の景観にマッチする。
りつけることによって、効果的な受光を達成し、公園等
に設置するのに適したものとする。 【構成】 太陽光利用発電ユニット1は、地中に埋め込
まれるブロック10と、ブロック10上に立設される1
本の支柱20を有する。この支柱20に対して9枚の太
陽電池パネル30−1,30−2,……30−9がそれ
ぞれ専用の腕木40−1,40−2、……40−9を介
して配設される。9枚の太陽電池パネルは1本の支柱上
に全体で樹木の形状に配設されるので、互いの影に入る
ことなく、受光効率が良く、又公園等に設置したときに
も周囲の景観にマッチする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外の公園内で噴水等
の電気機器を駆動させるための太陽光を利用した発電設
備に関する。
の電気機器を駆動させるための太陽光を利用した発電設
備に関する。
【0002】
【従来の技術】地球に降り注ぐ太陽エネルギーを半導体
のpn接合での光起動力効果を利用し、直接電気エネル
ギーに変換する太陽電池がある。一般に太陽発電システ
ムには、太陽電池セルを複数枚板状に並べた太陽電池モ
ジュールを使用する。太陽光発電システムにおける負荷
消費量が小さい場合は、前述の太陽電池モジュール単体
で発電設備を構成することが可能であるが、そのシステ
ムの負荷消費電力量が大きい場合には、太陽電池モジュ
ールを複数枚で構成し、発電する電流や電圧に応じ、電
気的にそれらのモジュールを直列、又は並列に接続する
必要がある。
のpn接合での光起動力効果を利用し、直接電気エネル
ギーに変換する太陽電池がある。一般に太陽発電システ
ムには、太陽電池セルを複数枚板状に並べた太陽電池モ
ジュールを使用する。太陽光発電システムにおける負荷
消費量が小さい場合は、前述の太陽電池モジュール単体
で発電設備を構成することが可能であるが、そのシステ
ムの負荷消費電力量が大きい場合には、太陽電池モジュ
ールを複数枚で構成し、発電する電流や電圧に応じ、電
気的にそれらのモジュールを直列、又は並列に接続する
必要がある。
【0003】複数枚の太陽電池モジュールで構成される
太陽光発電システムの設置に関しては、なるべく太陽の
直速成分の日射量を受けやすくするため、10°〜30
°程度の傾斜をつけ、お互いが影にならないように大地
又は、住宅の屋根に固定される。しかしながら、都市公
園などに前述の太陽光発電システムを設置したい場合に
は、設置面積を広くとり、実用上問題となる。
太陽光発電システムの設置に関しては、なるべく太陽の
直速成分の日射量を受けやすくするため、10°〜30
°程度の傾斜をつけ、お互いが影にならないように大地
又は、住宅の屋根に固定される。しかしながら、都市公
園などに前述の太陽光発電システムを設置したい場合に
は、設置面積を広くとり、実用上問題となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、太陽光によ
る発電が必要な所で、設置面積に限りがあるところで
も、負荷消費電力量が多いシステムを構成することが可
能となることを目的とする。さらに、複数枚の太陽電池
モジュールの向きを、支持している支柱を回転すること
により太陽の方位に太陽電池セルの面を向け、太陽電池
モジュールにあたる日射量を多くし、総発電量を多くす
ることを目的とする。
る発電が必要な所で、設置面積に限りがあるところで
も、負荷消費電力量が多いシステムを構成することが可
能となることを目的とする。さらに、複数枚の太陽電池
モジュールの向きを、支持している支柱を回転すること
により太陽の方位に太陽電池セルの面を向け、太陽電池
モジュールにあたる日射量を多くし、総発電量を多くす
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の太陽光利用発電
ユニットは、基本的な手段として、1本の支柱と、該支
柱に対して腕木を介して樹木型に配設される複数枚の太
陽電池モジュールを備える。
ユニットは、基本的な手段として、1本の支柱と、該支
柱に対して腕木を介して樹木型に配設される複数枚の太
陽電池モジュールを備える。
【0006】
【作用】太陽光利用発電ユニットは、全体の形状が樹木
型に形成されるので太陽電池モジュールは効率よく受光
ができ、また、公園等に設置した場合に周囲の景観にマ
ッチする。
型に形成されるので太陽電池モジュールは効率よく受光
ができ、また、公園等に設置した場合に周囲の景観にマ
ッチする。
【0007】
【実施例】図1は本発明の樹木型の太陽光利用発電ユニ
ットの全体の概要を示す斜視図である。全体を符号1で
示す樹木型の太陽光利用発電ユニットは、箱型のブロッ
ク10と、ブロックの中心上に直立する1本の支柱20
を有する。ブロック10や支柱20は金属材料等でつく
られる。そして、この1本の支柱20に対して複数枚の
太陽電池モジュールがとりつけられる。
ットの全体の概要を示す斜視図である。全体を符号1で
示す樹木型の太陽光利用発電ユニットは、箱型のブロッ
ク10と、ブロックの中心上に直立する1本の支柱20
を有する。ブロック10や支柱20は金属材料等でつく
られる。そして、この1本の支柱20に対して複数枚の
太陽電池モジュールがとりつけられる。
【0008】図示の実施例にあっては、全体で9枚の太
陽電池モジュール30(30−1,30−2,……30
−9)が支柱20に対して配設される。そして、これら
の9枚の太陽電池モジュール30−1,30−2,……
30−9は、それぞれ独立した9本の腕木40(40−
1,40−2,……40−9)によって、支柱20に対
してとりつけられる。
陽電池モジュール30(30−1,30−2,……30
−9)が支柱20に対して配設される。そして、これら
の9枚の太陽電池モジュール30−1,30−2,……
30−9は、それぞれ独立した9本の腕木40(40−
1,40−2,……40−9)によって、支柱20に対
してとりつけられる。
【0009】図2は、本発明の樹木型の太陽光利用発電
ユニット1の正面図、図2は側面図、図3は平面図であ
る。図1でも示したように、樹木型の太陽光利用発電ユ
ニット1は、ブロック10上に直立する支柱20を有す
る。箱形のブロック10の周囲にはフック12がとりつ
けてあり、クレーン等によって吊り上げる際に利用す
る。樹木型太陽電池モジュールユニット1は、例えば、
公園等に設置されるが、その際には、地面G−1に穴G
−2を掘り、この穴G−2内にブロックを埋め込むこと
で、ユニット1全体を固定する。
ユニット1の正面図、図2は側面図、図3は平面図であ
る。図1でも示したように、樹木型の太陽光利用発電ユ
ニット1は、ブロック10上に直立する支柱20を有す
る。箱形のブロック10の周囲にはフック12がとりつ
けてあり、クレーン等によって吊り上げる際に利用す
る。樹木型太陽電池モジュールユニット1は、例えば、
公園等に設置されるが、その際には、地面G−1に穴G
−2を掘り、この穴G−2内にブロックを埋め込むこと
で、ユニット1全体を固定する。
【0010】ブロック10上に直立して設けられる支柱
20は、ブロック10に対して固定することもできる
が、ベース22をブロック10に対して固定し、支柱2
0をベース22に対して支柱20の軸線まわりに旋回動
できる構成とすることができる。支柱20をベース22
に対して旋回動自在に支持する機構としては、例えばス
ラストベアリング等が使用され、支柱20にかかる軸方
向の荷重を支えて、旋回に要するトルクが小さくて済む
構造を採用する。
20は、ブロック10に対して固定することもできる
が、ベース22をブロック10に対して固定し、支柱2
0をベース22に対して支柱20の軸線まわりに旋回動
できる構成とすることができる。支柱20をベース22
に対して旋回動自在に支持する機構としては、例えばス
ラストベアリング等が使用され、支柱20にかかる軸方
向の荷重を支えて、旋回に要するトルクが小さくて済む
構造を採用する。
【0011】支柱20に搭載される9枚の太陽電池モジ
ュール30は、それぞれ支持プレート300上に太陽電
池セルを敷きつめ、配線を設けたもので、9枚の太陽電
池モジュールに30−1,30−2……30−9は全て
同一の構成を有する。また、各支持プレート310の上
縁部には、複数の針金等を立設して、鳥が太陽電池モジ
ュール30上に止まって太陽電池セル310の表面を汚
すことを防止する、いわゆるバードプロテクターを構成
する。各太陽電池モジュール30は、腕木400を介し
て支柱20にとりつけられる。
ュール30は、それぞれ支持プレート300上に太陽電
池セルを敷きつめ、配線を設けたもので、9枚の太陽電
池モジュールに30−1,30−2……30−9は全て
同一の構成を有する。また、各支持プレート310の上
縁部には、複数の針金等を立設して、鳥が太陽電池モジ
ュール30上に止まって太陽電池セル310の表面を汚
すことを防止する、いわゆるバードプロテクターを構成
する。各太陽電池モジュール30は、腕木400を介し
て支柱20にとりつけられる。
【0012】図5は支柱40の構成を示すもので、パイ
プ等で構成される腕木400の一端部は接合部405を
介して支柱20に固定され、他端部はプレート310に
平行に折り曲げられて、締具420を介してプレートを
矢印B方向に角度を調整可能に固着する。また、腕木4
00を支柱20に対して水平にならない角度でとりつけ
ることにより、鳥がとまりにくくしてある。一般に、太
陽電池モジュールは、モジュールの法線が太陽を向くよ
うに配設される。この向きを本発明の樹木型太陽電池モ
ジュールユニットの正面方向としたときに、正面図にお
いて、支柱20の高さ方向の軸をZ、正面図においてZ
に直交する軸をX、面X−Zに垂直な軸線をYとする。
プ等で構成される腕木400の一端部は接合部405を
介して支柱20に固定され、他端部はプレート310に
平行に折り曲げられて、締具420を介してプレートを
矢印B方向に角度を調整可能に固着する。また、腕木4
00を支柱20に対して水平にならない角度でとりつけ
ることにより、鳥がとまりにくくしてある。一般に、太
陽電池モジュールは、モジュールの法線が太陽を向くよ
うに配設される。この向きを本発明の樹木型太陽電池モ
ジュールユニットの正面方向としたときに、正面図にお
いて、支柱20の高さ方向の軸をZ、正面図においてZ
に直交する軸をX、面X−Zに垂直な軸線をYとする。
【0013】本実施例にあっては、9枚のモジュール
は、配設位置関係において、3枚づつに3個のグループ
にわけることができる。第1のグループを構成するモジ
ュール30−1,30−2,30−3は、図2において
X軸上の座標が0であって、Z軸上の座標を変化させて
配設される。すなわち、モジュール30−1は支柱20
の頂部に(Z軸上の座標値が最も大きく)配設され、モ
ジュール30−2,30−3は、それぞれZ座標値が小
さくなる位置に配設される。この3枚のモジュール30
−1,30−2,30−3は正面からみて、それぞれZ
軸方向に間隔を設けて配設される。これにより、隣接す
るモジュールの間を風が通過することができ、風圧を減
ずる効果がある。
は、配設位置関係において、3枚づつに3個のグループ
にわけることができる。第1のグループを構成するモジ
ュール30−1,30−2,30−3は、図2において
X軸上の座標が0であって、Z軸上の座標を変化させて
配設される。すなわち、モジュール30−1は支柱20
の頂部に(Z軸上の座標値が最も大きく)配設され、モ
ジュール30−2,30−3は、それぞれZ座標値が小
さくなる位置に配設される。この3枚のモジュール30
−1,30−2,30−3は正面からみて、それぞれZ
軸方向に間隔を設けて配設される。これにより、隣接す
るモジュールの間を風が通過することができ、風圧を減
ずる効果がある。
【0014】最上部に配設されるモジュール30−1の
表面F1は、太陽向を効果的に受光できるように、地表
に対して角度αの抑え角を付してとりつけられる。この
角度αは、モジュールユニット1を設置する地球上の緯
度により異なり、緯度が小さな地点にあっては、角度α
は小さく、緯度が大きな地点では角度αは大きくなる。
また、モジュールユニット1を稼動させる季節と時間帯
によっても、太陽の見かけ上の高さが異なるので、角度
αも当然に異なる。
表面F1は、太陽向を効果的に受光できるように、地表
に対して角度αの抑え角を付してとりつけられる。この
角度αは、モジュールユニット1を設置する地球上の緯
度により異なり、緯度が小さな地点にあっては、角度α
は小さく、緯度が大きな地点では角度αは大きくなる。
また、モジュールユニット1を稼動させる季節と時間帯
によっても、太陽の見かけ上の高さが異なるので、角度
αも当然に異なる。
【0015】本発明にあっては、グループを構成するモ
ジュールのうちの最上部のモジュール(30−1)の面
F1を含む面C1よりも内側に、次に高い位置に配設され
るモジュール(30−2)を配し、軸その座標値を順次
大きくすることによって、上部のモジュールの日影をさ
けて全てのモジュールを配設し、樹木の形状に似せるこ
とができる。
ジュールのうちの最上部のモジュール(30−1)の面
F1を含む面C1よりも内側に、次に高い位置に配設され
るモジュール(30−2)を配し、軸その座標値を順次
大きくすることによって、上部のモジュールの日影をさ
けて全てのモジュールを配設し、樹木の形状に似せるこ
とができる。
【0016】次に、図2において、支柱20の左側(X
軸上の座標値がマイナスになる側)に配設される3枚の
モジュール30−4,30−5,30−6も上述したル
ールに沿って配設される。この際に、支柱の下部(Z軸
上の座標値が小さい)に配設されるモジュールは、上部
に配設されるモジュールに比べて側方へ延びる(X軸上
の座標値の絶対値が大きい)位置に配設することによっ
て樹木の形状に似せることができる。同様に、図2にお
いて、支柱20の右側(X軸上の座標値がプラスになる
側)に配設される3枚のモジュール30−7,30−
8,30−9も上述したルールに沿って配設され、安定
した樹木の形状を得ることができる。
軸上の座標値がマイナスになる側)に配設される3枚の
モジュール30−4,30−5,30−6も上述したル
ールに沿って配設される。この際に、支柱の下部(Z軸
上の座標値が小さい)に配設されるモジュールは、上部
に配設されるモジュールに比べて側方へ延びる(X軸上
の座標値の絶対値が大きい)位置に配設することによっ
て樹木の形状に似せることができる。同様に、図2にお
いて、支柱20の右側(X軸上の座標値がプラスになる
側)に配設される3枚のモジュール30−7,30−
8,30−9も上述したルールに沿って配設され、安定
した樹木の形状を得ることができる。
【0017】本ユニットにあっては、9枚のモジュール
が装備されるが、9枚のモジュールは、図3において、
3枚のモジュール30−1,30−4,30−7が支柱
の軸線に対して後側(Y軸上の座標値がマイナスになる
側)に配設され、6枚のモジュール30−2,30−
5,30−8,30−3,30−6,30−9が前側
(Y軸上の座標値がプラスになる側)に配設される。そ
こで、3枚のバランスウエイト80−1,80−2,8
0−3をそれぞれ腕木90−1,90−2,90−3に
よって支柱の後側にとりつけることによって、Y軸方向
の重心のバランスをとっている。この構成によって、1
本の支柱20の軸線上に重心を整合させることができ、
支柱を旋回させるトルクは少なくてすむ。
が装備されるが、9枚のモジュールは、図3において、
3枚のモジュール30−1,30−4,30−7が支柱
の軸線に対して後側(Y軸上の座標値がマイナスになる
側)に配設され、6枚のモジュール30−2,30−
5,30−8,30−3,30−6,30−9が前側
(Y軸上の座標値がプラスになる側)に配設される。そ
こで、3枚のバランスウエイト80−1,80−2,8
0−3をそれぞれ腕木90−1,90−2,90−3に
よって支柱の後側にとりつけることによって、Y軸方向
の重心のバランスをとっている。この構成によって、1
本の支柱20の軸線上に重心を整合させることができ、
支柱を旋回させるトルクは少なくてすむ。
【0018】支柱20のベース22内には、バッテリー
60、コントローラ62、駆動部64が設けられ、駆動
部64により旋回動するシャフト70が支柱20を図4
において、矢印R方向に旋回動させる。この旋回動によ
って、樹木型太陽電池モジュール1は、日の出から日の
入に至る太陽の動きに追従して、効率よく受光を行な
う、いわゆる追日機能を達成することができる。支柱2
0内には各モジュール30からの電力を伝送するケーブ
ル50が配設される。
60、コントローラ62、駆動部64が設けられ、駆動
部64により旋回動するシャフト70が支柱20を図4
において、矢印R方向に旋回動させる。この旋回動によ
って、樹木型太陽電池モジュール1は、日の出から日の
入に至る太陽の動きに追従して、効率よく受光を行な
う、いわゆる追日機能を達成することができる。支柱2
0内には各モジュール30からの電力を伝送するケーブ
ル50が配設される。
【0019】図6は支柱20の追日用の旋回駆動系の制
御回路を示す。支柱上にとりつけられた太陽電池モジュ
ール30で発電された電力はケーブル50を介してベー
ス部22へ送られる。ベース部22内に設けられる回路
は、逆電流防止用ダイオード52、ブレーカー54、充
放電スイッチ56を有し、送られてきた電力をバッテリ
ー60に蓄える。バッテリー60からの出力は、モータ
・ブレーキ駆動スイッチ68を介して駆動部64の構成
要素である直流モータ65、ブレーキ66に供給され
る。モータ65に駆動される旋回用のシャフト70の回
転は位置決め用スイッチ67に伝達され、回転角度はス
イッチ67により検知されてコントローラ62に送られ
る。
御回路を示す。支柱上にとりつけられた太陽電池モジュ
ール30で発電された電力はケーブル50を介してベー
ス部22へ送られる。ベース部22内に設けられる回路
は、逆電流防止用ダイオード52、ブレーカー54、充
放電スイッチ56を有し、送られてきた電力をバッテリ
ー60に蓄える。バッテリー60からの出力は、モータ
・ブレーキ駆動スイッチ68を介して駆動部64の構成
要素である直流モータ65、ブレーキ66に供給され
る。モータ65に駆動される旋回用のシャフト70の回
転は位置決め用スイッチ67に伝達され、回転角度はス
イッチ67により検知されてコントローラ62に送られ
る。
【0020】コントローラ62は、例えばタイマー65
を備え、一定時間毎に直流モータ65を駆動し、支柱2
0を現在の太陽の向きに合わせる制御を実行する。図7
は太陽電池モジュール30の発電量を示すグラフで、横
軸に昼間の時間Tを、たて軸に発電量Eをとったもので
ある。発電量を示すカーブC2は、昼の12時を最高出
力としたカーブを示す。太陽電池モジュールが電力を供
給する負荷の使用電力をE1とすると、余剰電力E2を
バッテリー60に蓄めておき、追日機能のエネルギー源
とする。
を備え、一定時間毎に直流モータ65を駆動し、支柱2
0を現在の太陽の向きに合わせる制御を実行する。図7
は太陽電池モジュール30の発電量を示すグラフで、横
軸に昼間の時間Tを、たて軸に発電量Eをとったもので
ある。発電量を示すカーブC2は、昼の12時を最高出
力としたカーブを示す。太陽電池モジュールが電力を供
給する負荷の使用電力をE1とすると、余剰電力E2を
バッテリー60に蓄めておき、追日機能のエネルギー源
とする。
【0021】図8は、追日機能の他の例を示す説明図で
ある。この装置は、電力等を使用せずにマニュアルで支
柱を旋回させるものである。太陽電池モジュールをとり
つけた支柱120は、ベース122に対して回動自在に
支持される。ベース122にはハンドル130が設けて
あり、このハンドル130をマニュアルで回動させる
と、内部に設けたベベル歯車機構等によって支柱120
の駆動軸が回動するように構成されている。支柱120
の外周面には太陽方向計140がとりつけられる。この
太陽方向計140は、支柱120に平行に設置される針
142と、目盛144を有し、太陽の光は針142によ
り遮ぎられて目盛144上に影146をつくる。ハンド
ル130を回動すると、支柱122とともに針142が
回動し、針の影146は目盛144上を移動する。予め
影146を合致させる位置を目盛144上に表示してお
くことによって、現在の太陽の位置に適した支柱の旋回
位置を知ることができる。
ある。この装置は、電力等を使用せずにマニュアルで支
柱を旋回させるものである。太陽電池モジュールをとり
つけた支柱120は、ベース122に対して回動自在に
支持される。ベース122にはハンドル130が設けて
あり、このハンドル130をマニュアルで回動させる
と、内部に設けたベベル歯車機構等によって支柱120
の駆動軸が回動するように構成されている。支柱120
の外周面には太陽方向計140がとりつけられる。この
太陽方向計140は、支柱120に平行に設置される針
142と、目盛144を有し、太陽の光は針142によ
り遮ぎられて目盛144上に影146をつくる。ハンド
ル130を回動すると、支柱122とともに針142が
回動し、針の影146は目盛144上を移動する。予め
影146を合致させる位置を目盛144上に表示してお
くことによって、現在の太陽の位置に適した支柱の旋回
位置を知ることができる。
【0022】公園等に設置された本発明の樹木型太陽電
池モジュールユニットにあっては、案内を表示して公園
を訪れた人が任意にハンドルを回して現在の太陽位置に
追日させるようにすることができる。ユニットの負荷
が、例えば噴水のように、供給電力によって噴水の高さ
が変化するようなものにあっては、ユニットの発電量を
目視により容易に確認できるので、人々の興味を引き、
追日機構の稼動率が向上する。
池モジュールユニットにあっては、案内を表示して公園
を訪れた人が任意にハンドルを回して現在の太陽位置に
追日させるようにすることができる。ユニットの負荷
が、例えば噴水のように、供給電力によって噴水の高さ
が変化するようなものにあっては、ユニットの発電量を
目視により容易に確認できるので、人々の興味を引き、
追日機構の稼動率が向上する。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように、パネル状の太陽
電池モジュールを1本の支柱に腕木を介してとりつけ
て、全体として樹木の形状に形成したものである。樹木
の形状であるので、公園等に設置した場合にも、周囲の
景観とマッチし、異物感がない。また、太陽電池モジュ
ールを支柱の高い場所に配設したので、その下のスペー
スを有効に利用することができる。また、イベント等の
会場に設置し、配線を要しない電源として利用すること
もできる。
電池モジュールを1本の支柱に腕木を介してとりつけ
て、全体として樹木の形状に形成したものである。樹木
の形状であるので、公園等に設置した場合にも、周囲の
景観とマッチし、異物感がない。また、太陽電池モジュ
ールを支柱の高い場所に配設したので、その下のスペー
スを有効に利用することができる。また、イベント等の
会場に設置し、配線を要しない電源として利用すること
もできる。
【0024】太陽電池のモジュールとなるパネルは、互
いに影に入らないように配設する必要があるが、本発明
にあっては、モジュールの配置位置をルール化すること
で、スペースファクターを向上しつつ、合理的にモジュ
ールを配設することができる。また、1本の支柱に全て
のモジュールが搭載されるので、追日機構も簡素化でき
る。さらに、追日機構をマニュアル化し、モジュールの
発電量を負荷の状態が変化することにより観察すること
ができるように構成することによって、人々の興味を呼
び、追日作用を人力により達成することができる。
いに影に入らないように配設する必要があるが、本発明
にあっては、モジュールの配置位置をルール化すること
で、スペースファクターを向上しつつ、合理的にモジュ
ールを配設することができる。また、1本の支柱に全て
のモジュールが搭載されるので、追日機構も簡素化でき
る。さらに、追日機構をマニュアル化し、モジュールの
発電量を負荷の状態が変化することにより観察すること
ができるように構成することによって、人々の興味を呼
び、追日作用を人力により達成することができる。
【図1】本発明の太陽光利用発電ユニットの全体の概要
を示す説明図。
を示す説明図。
【図2】本発明の太陽光利用発電ユニットの正面図。
【図3】本発明の太陽光利用発電ユニットの左側面図。
【図4】本発明の太陽光利用発電ユニットの平面図。
【図5】太陽電池モジュールの取付構造を示す説明図。
【図6】追日装置の制御回路。
【図7】太陽電池モジュールの発電量を示すグラフ。
【図8】追日装置の他の例を示す説明図。
1 太陽光利用発電ユニット 10 ブロック 20 ベース 30−1,……30−9 太陽電池モジュール 40−1,……40−9 腕木 50 電源ケーブル 60 バッテリー 62 コントローラー 64 駆動部 70 駆動軸 80−1,……80−3 バランスウエイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 正浩 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所産業機器事業部内 (72)発明者 小林 和男 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所産業機器事業部内
Claims (2)
- 【請求項1】 太陽電池モジュールを複数枚利用して構
成される太陽光利用発電ユニットにおいて、 1本の支柱と、該支柱に対して腕木を介して樹木型に配
設される複数枚の太陽電池モジュールを備えてなること
を特徴とする太陽光利用発電ユニット。 - 【請求項2】 太陽電池パネルが固定される1本の柱を
柱の支持台に対して回転させる手段を備え、太陽の方向
と太陽電池パネル面方向とを整合可能に構成してなるこ
とを特徴とする請求項1記載の太陽光利用発電ユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6221668A JPH0888389A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 太陽光利用発電ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6221668A JPH0888389A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 太陽光利用発電ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0888389A true JPH0888389A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16770400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6221668A Pending JPH0888389A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 太陽光利用発電ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0888389A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1313151A3 (en) * | 2001-11-20 | 2004-10-06 | Gilberto Mattiuzzo | Device for converting solar radiation into electric power |
JP2007207801A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Kyogi Uchikawa | ソーラーパネルの回動装置 |
JP2013021287A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Topper Sun Energy Technology Co Ltd | 太陽追尾機能を有するソーラー発電装置 |
KR101237720B1 (ko) * | 2010-11-17 | 2013-02-26 | 김상석 | 태양광 추적장치 |
JP2016032381A (ja) * | 2014-07-30 | 2016-03-07 | 啓丞 馬場 | 太陽光発電設備 |
CN106972815A (zh) * | 2017-05-06 | 2017-07-21 | 深圳市奈士迪技术研发有限公司 | 一种用于电力系统的智能型高效光伏发电装置 |
CN107228498A (zh) * | 2016-03-24 | 2017-10-03 | 日轻金Act株式会社 | 太阳能面板用架台及太阳能面板用架台单元 |
WO2022153081A1 (en) * | 2021-01-14 | 2022-07-21 | Odeh Asalem Automation Systems- Odasco (Llc) | A photovoltaic system for providing full autonomy power to a base transceiver station |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP6221668A patent/JPH0888389A/ja active Pending
Cited By (9)
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