JPH08858U - 練りハミガキを充填、抽出できる歯刷子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［目 的］ 歯刷子、ハミガキを単体として手軽に携帯
して、有臭食後、接客前、口臭の強い人、入歯を利用し
ている人、口腟に不快感を覚えた時にその都度ハミガキ
を用いて、歯磨ができるという、歯の美粧、口腟衛生と
虫歯の予防、歯と歯茎の保健に役立たせ、携帯に崇どら
せず、軽便に使用できること。 ［構 成］ 通気孔を設けたキャップを有し、柄全体の
内部に異形の空洞を設け、刷子部分に複数の空洞に通じ
る孔を開け、刷子部分と柄部分に分割、捻子を以て締結
して使用する。押ボスを螺棹の捻子挿通し、ハミガキを
充填し、又はカートリッヂを装填する。刷子部分と本体
を捻子を以て締結し、キャップをして携帯する。キャッ
プを外し螺棹のツマミハンドルを回転さす。押ボスは異
形の内径にこざわりながら螺棹を移動し、前に充填、装
填されているハミガキを圧迫する。圧迫されたハミガキ
は刷子部分の植毛間に設けられた孔から抽出する。用済
み後はよく水洗いし、キャップをして保持携帯する。携
帯中に於いてもツマミを回さない限り抽出、流出、噴
出、漏出する事は絶対にない。

Description

【考案の詳細な説明】 ［０００１］ ［産業上の利用分野］ 本考案は歯刷子の本体内部の空洞にした部分に、ハミガキを充填するか、ハミ ガキを充填したカートリッヂを、装填できるので、本考案の歯刷子とは別に、歯 磨チューブの持参を要せず、万年筆の形状のため、手軽に携帯が可能で、ハミガ キを用いて軽便に歯磨ができる事により、口腟衛生、歯の保健、虫歯の予防に役 立つ。 ［０００２］ ［従末の技術］ 歯刷子をコンパクトに工夫改良し、小型のチューブに入れたハミガキとペアー で持参、利用しているのが、従来の方法である。 ［０００３］ 【考案が解決しようとする課題】 （１） 口腟衛生と虫歯の予防並に歯の保健保持。 （２） 歯刷子、ハミガキのペアで携帯する嵩高さの解決。 （３） 有臭の食後の口臭除去、並に入歯利用者の口臭除去。 （４） 口腟不快感の除去、歯垢附着防止と除去。 （５） 常に軽便に、ハミガキを充填した歯刷子の携帯を可能にして、外出時 に於いても歯磨行為が可能。 ［０００４］ ［課題を解決するための手段］ 歯刷子にハミガキを直接充填、抽出の反復行為。ハミガキを充填した、カート リッヂを装填、抽出する反復行為等を手軽に可能にし、歯磨行為や携帯を軽便に するために万年筆の形状とした。 ［０００５］ ［作 用］ 当考案の歯刷子は、携帯に嵩張らず、男女共に軽便に携帯できるので外出時に 口腟に不快感を覚えたとき、有臭の食後の口臭除去、接客前の口臭除去、歯の美 粧、入歯利用者等の口腟衛生、虫歯の予防、歯垢の附着の防止、除却その他、歯 の保健衛生に役立つものである。 ［０００６］ ［実施例］ 以下は本考案の実施例を図に基き説明する。 図（１）は、本考案の全体の断面を示す。 ［０００７］ 図（２）は、内径を異形の中空として、片方は外ネジ、反対側は、一部内径を 肉厚として、凹型に複数の溝を設けて枢支部分とした、柄本体。 図（３）は、刷子の植毛間に、複数の孔を空洞まで貫通させて設けて、内径先 端に内ネジを設け、その奥部分に輪状の凸部を設けた刷子部分。 図（４）は、図（１）の異形の内径に嵌挿できる外形として、中心部に貫通ネ ジを加工した、押ボス。 図（５）は、螺棹の片側を丸棒として、図（１）に設けた凹部に嵌合できる凸 部を設けて、先端部分はツマミハンドルとした螺棹。 図（６）は、複数の孔を設けた、キャップ。 図（７）は、フタを有し、底面に図（５）の螺棹のネジ部分が嵌挿可能な深い 凹部を設け、外径並に凹部共に蛇腹としたハミガキ充慎用カートリッヂ。 ［０００８］ （イ）図（２）本体の凹部が設けてある方向から、図（５）螺棹のネジ部分か ら差し込み、螺棹の凸部を、本体の凹部に嵌合させて、螺棹を枢支する。 （ロ）枢支した螺棹のツマミハンドルを回転させ図（４）の押ボスを螺棹に貫 装し、枢支方向に移行させ停止させ押ボスの前に、空洞を設ける。 （ハ）本体、外ネジ部分にハミガキチューブの口を押し当てて、押ボス前の空 洞に、ハミガキを注入する。 （ニ）カートリッヂの場合は底部の凹部を螺棹に差し込んで、刷子部分を締結 する事により刷子部分ネジの奥部に設けた、輪状の凸部にカートリッヂの肩が当 接し安定して装填ができる。 以上をもって充填、装填が終る。 ［０００９］ （イ）ツマミハンドルを回転さす事により、螺棹に嵌挿されている押ボスが、 螺棹を移動して充填、装填されているハミガキ、カートリッヂを圧迫する。 （ロ）圧迫されたハミガキは植毛部に設けられている孔から、抽出する。 （ハ）圧迫されたカートリッヂは蛇腹形状のため、順序よく収縮し充填されて いるハミガキは無駄なく抽出、使用できるものである。 （ニ）キャップはハミガキ抽出後、本体に着装して、歯磨が可能である。 ［００１０］ （イ）いずれもハミガキ後は、よく水洗いした後、キャップを今度は刷子部分 に嵌挿して、背広のポケット、ポーチ、ハンドバッグ等に収納しても衛生的、か つ軽便に携帯が可能である。 （ロ）ハミガキを充填していても、カートリッヂを利用しても、ツマミハンド ルを回転させない眼り、自ら流出、噴出、漏出する事は絶対にない。 ［００１１］ ［考案の効果］ （イ）食後歯磨の有効は３分から５分とされているが、ハミガキを用いて、外 出先でも可能となった。 （ロ）歯刷子、ハミガキが単体で携帯できるため嵩どらず、男女共に携帯が大 変軽便になった。 （ハ）有臭の食後や、口腟に不快を感じた時、接客前のエチケットの口臭除去 や歯垢の除去に役立ち、口膣衛生と虫歯予防、歯と歯茎の保健に、大きく貢献す る。 （ニ）入歯を利用する人達には、外出先へでも軽便に携帯できて、ハミガキを 用いて歯磨ができ、入歯特有の口臭の除去に役立つものである。 （ホ）ハミガキを用いての歯磨はハミガキの香りや歯磨後の清々した感覚が大 脳を刺激して、一日数度の歯磨行為は、日常生活を活性化させる役割をする。

【図面の簡単な説明】 ［図 １］ 本考案の全体の断面図 ［図 ２］ 中空の本体を示す断面図 ［図 ３］ 刷子部分を示す断面図 ［図 ４］ 押ボスの断面図 ［図 ５］ 螺棹の断面図 ［図 ６］ キャップの断面図 ［図 ７］ カートリッヂの断面図 ［符号の説明］ １ 本体部分 ２ 刷子部分 ３ 押
ボス ４ 螺棹部分 ５ キャップ ４ カ
ートリッヂ

─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成７年９月２６日 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】考案の名称 【補正方法】変更 【補正内容】 【考案の名称】 練りハミガキを充填、抽出できる歯
刷子

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 ［請求項１］ 通気孔の有るキャップを有し、歯刷子
   本体内部を異形の空洞にして、歯刷子部分と柄部分を分
   割、柄部分の空洞に、ハミガキ又はカートリッヂを充填
   後、捻子を以て連結し、螺棹と押ボスによって、ハミガ
   キの必要量を抽出できる機能を有する歯刷子。 ［請求項２］ 請求項１の異形の空洞に合致した外径
   で、底部に深い凹部を設けて、外径、内径共に蛇腹にし
   て、捻子ブタで密封できるカートリッヂ。