JPH0884703A - 眼科装置 - Google Patents
眼科装置Info
- Publication number
- JPH0884703A JPH0884703A JP6248413A JP24841394A JPH0884703A JP H0884703 A JPH0884703 A JP H0884703A JP 6248413 A JP6248413 A JP 6248413A JP 24841394 A JP24841394 A JP 24841394A JP H0884703 A JPH0884703 A JP H0884703A
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- JP
- Japan
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- subject
- light
- lens
- signal
- measurement
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 位置合わせのタイミングを逃さずに確実な測
定又は撮影ができる。 【構成】 位置合わせ用光源9からの光束は、被検眼E
の角膜に投影され、その反射光束は、ハーフミラー3、
光分割部材5などを通り、CCD撮像素子7に投影さ
れ、テレビモニタ17に前眼部像E’を映出する。一
方、光分割部材5で反射された光束は、光電センサ13
に受光され、信号処理器16はこのときの光量が所定の
閾値レベルを越えた時点で位置が合ったと判断し、自動
的に空気加圧系15を駆動し、角膜に空気を吹き付け
る。
定又は撮影ができる。 【構成】 位置合わせ用光源9からの光束は、被検眼E
の角膜に投影され、その反射光束は、ハーフミラー3、
光分割部材5などを通り、CCD撮像素子7に投影さ
れ、テレビモニタ17に前眼部像E’を映出する。一
方、光分割部材5で反射された光束は、光電センサ13
に受光され、信号処理器16はこのときの光量が所定の
閾値レベルを越えた時点で位置が合ったと判断し、自動
的に空気加圧系15を駆動し、角膜に空気を吹き付け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科病院等において各
種の眼科特性の測定又は撮影のために使用される眼科装
置に関するものである。
種の眼科特性の測定又は撮影のために使用される眼科装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、被検眼や被検眼鏡のような被
検体を位置合わせしてから測定又は撮影を行う装置にお
いて、位置合わせが微妙で測定釦を押すタイミングが難
しい場合には、光電的に位置の検出を行って合ったとき
に自動的に測定又は撮影を行っている。
検体を位置合わせしてから測定又は撮影を行う装置にお
いて、位置合わせが微妙で測定釦を押すタイミングが難
しい場合には、光電的に位置の検出を行って合ったとき
に自動的に測定又は撮影を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、測定に
は所定の時間が掛かるので、その間に眼が動くとアライ
メントがずれてしまう。このため、位置が合った状態か
ら所定時間その状態を保持している場合は、その後の測
定に要する時間内は眼が動かないものとして測定を開始
しているが、実際にはその間に測定のタイミングを逸す
る場合があり、測定や撮影を失敗するという問題が発生
する。
は所定の時間が掛かるので、その間に眼が動くとアライ
メントがずれてしまう。このため、位置が合った状態か
ら所定時間その状態を保持している場合は、その後の測
定に要する時間内は眼が動かないものとして測定を開始
しているが、実際にはその間に測定のタイミングを逸す
る場合があり、測定や撮影を失敗するという問題が発生
する。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
位置合わせのタイミングを逃さずに、自動的に確実な測
定又は撮影ができる眼科装置を提供することにある。
位置合わせのタイミングを逃さずに、自動的に確実な測
定又は撮影ができる眼科装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明に係る眼科装置は、被検体に光束を投影し、
被検体からの反射光束を光電検出することにより、装置
本体と被検体との位置合わせを行う眼科装置において、
前記光電検出信号の時間的変化を検知する検知手段と、
該検知手段の出力によって被検体の測定又は撮影を行う
信号処理制御手段とを設けたことを特徴とする。
の第1発明に係る眼科装置は、被検体に光束を投影し、
被検体からの反射光束を光電検出することにより、装置
本体と被検体との位置合わせを行う眼科装置において、
前記光電検出信号の時間的変化を検知する検知手段と、
該検知手段の出力によって被検体の測定又は撮影を行う
信号処理制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0006】また、第2発明に係る眼科装置は、被検体
に光束を投影し、被検体からの光束を光電的に検出する
眼科装置において、装置と被検体との相対的位置を逐次
に検出する位置検出系と、該位置検出系からの信号によ
り被検体の装置に対する相対的移動速度及び方向を検知
する信号処理制御手段とを設けたことを特徴とする。
に光束を投影し、被検体からの光束を光電的に検出する
眼科装置において、装置と被検体との相対的位置を逐次
に検出する位置検出系と、該位置検出系からの信号によ
り被検体の装置に対する相対的移動速度及び方向を検知
する信号処理制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上述の構成を有する第1発明の眼科装置は、被
検体に光束を投影し、被検体からの反射光束を光電検出
し、その信号の時間的変化から装置と被検体の位置合わ
せを検知して、信号処理制御手段により被検体の測定又
は撮影を行う。
検体に光束を投影し、被検体からの反射光束を光電検出
し、その信号の時間的変化から装置と被検体の位置合わ
せを検知して、信号処理制御手段により被検体の測定又
は撮影を行う。
【0008】また第2発明の眼科装置は、被検体に光束
を投影し、被検体からの反射光束を光電検出し、位置検
出系により装置と被検体の相対的位置を逐次に検出する
ことにより、被検体の装置に対する相対的移動速度と方
向を検知し信号処理制御手段により自動的に被検体の測
定又は撮影を行う。
を投影し、被検体からの反射光束を光電検出し、位置検
出系により装置と被検体の相対的位置を逐次に検出する
ことにより、被検体の装置に対する相対的移動速度と方
向を検知し信号処理制御手段により自動的に被検体の測
定又は撮影を行う。
【0009】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は空気吹付式眼圧計に適用した第1の実施例
の構成図を示し、被検眼Eの前方の光路上O1には、ノズ
ル1、チェンバ2、ハーフミラー3、レンズ4、光分割
部材5、レンズ6、CCD撮像素子7が順次に配列され
ている。ハーフミラー3の入射方向には、レンズ8、角
膜変形検出用及び位置合わせ用光源9が配置されてお
り、光分割部材5の反射方向には、レンズ10、ハーフ
ミラー11、測定用光電センサ12が配列され、ハーフ
ミラー11の反射方向に位置合わせ用光電センサ13が
配置されている。
する。図1は空気吹付式眼圧計に適用した第1の実施例
の構成図を示し、被検眼Eの前方の光路上O1には、ノズ
ル1、チェンバ2、ハーフミラー3、レンズ4、光分割
部材5、レンズ6、CCD撮像素子7が順次に配列され
ている。ハーフミラー3の入射方向には、レンズ8、角
膜変形検出用及び位置合わせ用光源9が配置されてお
り、光分割部材5の反射方向には、レンズ10、ハーフ
ミラー11、測定用光電センサ12が配列され、ハーフ
ミラー11の反射方向に位置合わせ用光電センサ13が
配置されている。
【0010】チェンバ2にはその内圧を検出する圧力セ
ンサ14が設けられ、チェンバ2はピストンやシリンダ
等から成る空気加圧系15に接続されている。圧力セン
サ14、CCD撮像素子7、測定用光電センサ12、位
置合わせ用光電センサ13の出力は信号処理器16に接
続され、信号処理器16の出力はテレビモニタ17及び
空気加圧系15に接続されている。
ンサ14が設けられ、チェンバ2はピストンやシリンダ
等から成る空気加圧系15に接続されている。圧力セン
サ14、CCD撮像素子7、測定用光電センサ12、位
置合わせ用光電センサ13の出力は信号処理器16に接
続され、信号処理器16の出力はテレビモニタ17及び
空気加圧系15に接続されている。
【0011】光源9から発した光束は、レンズ8、ハー
フミラー3、チェンバ2、ノズル1を通って被検眼Eの
角膜に投影され、虚像I’を生ずる。角膜からの反射光
は、ノズル1の周辺、チェンバ2、ハーフミラー3、レ
ンズ4、光分割部材5、レンズ6を通り、CCD撮像素
子7に投影され、テレビモニタ17に光源像I’と共に
前眼部像E’が映出される。
フミラー3、チェンバ2、ノズル1を通って被検眼Eの
角膜に投影され、虚像I’を生ずる。角膜からの反射光
は、ノズル1の周辺、チェンバ2、ハーフミラー3、レ
ンズ4、光分割部材5、レンズ6を通り、CCD撮像素
子7に投影され、テレビモニタ17に光源像I’と共に
前眼部像E’が映出される。
【0012】また、光分割部材5で反射された光束は、
レンズ10を通り、位置合わせ時にはハーフミラー11
で反射されて光電センサ13に受光され、測定時にはハ
ーフミラー11を透過し光電センサ12に受光される。
即ち、被検眼Eに対し装置が所定の位置に至ると光源像
I’が光電センサ13と共役となり、この信号を信号処
理器16が検知して空気加圧系15から圧縮空気がノズ
ル1を通って角膜に吹き付けられる。角膜が所定の変形
を受けると、虚像I’と光電センサ12が共役となり、
この信号がピークになったとき圧力センサ14によりチ
ェンバ2内の圧力が測定され、この値から眼圧値が換算
される。
レンズ10を通り、位置合わせ時にはハーフミラー11
で反射されて光電センサ13に受光され、測定時にはハ
ーフミラー11を透過し光電センサ12に受光される。
即ち、被検眼Eに対し装置が所定の位置に至ると光源像
I’が光電センサ13と共役となり、この信号を信号処
理器16が検知して空気加圧系15から圧縮空気がノズ
ル1を通って角膜に吹き付けられる。角膜が所定の変形
を受けると、虚像I’と光電センサ12が共役となり、
この信号がピークになったとき圧力センサ14によりチ
ェンバ2内の圧力が測定され、この値から眼圧値が換算
される。
【0013】図2は位置合わせ用光電センサ13に受光
される光量信号の時間的変化を示し、曲線f1は摺動台を
早く動かしたときの光量Lの特性であり、曲線f2は摺動
台を徐々に動かした時の光量Lの特性である。光源像
I’と光電センサ13が共役となる時に曲線f1、f2はピ
ーク値となり、信号処理器16は光量Lが閾値LOのレベ
ルを越えた時点で位置が合ったと判断する。
される光量信号の時間的変化を示し、曲線f1は摺動台を
早く動かしたときの光量Lの特性であり、曲線f2は摺動
台を徐々に動かした時の光量Lの特性である。光源像
I’と光電センサ13が共役となる時に曲線f1、f2はピ
ーク値となり、信号処理器16は光量Lが閾値LOのレベ
ルを越えた時点で位置が合ったと判断する。
【0014】従って、曲線f1、f2が上昇し、閾値LOを示
す直線との交点P1、P2における勾配が所定値以下の場合
は眼の動きが小さいので測定を開始し、信号処理器16
は信号を発して空気加圧系15を駆動し、角膜に空気を
吹き付ける。眼が動いている場合は、アライメントはす
ぐ外れる可能性があり、この場合は曲線f1、f2の変化率
即ち勾配が大きくなるので、測定は開始されない。
す直線との交点P1、P2における勾配が所定値以下の場合
は眼の動きが小さいので測定を開始し、信号処理器16
は信号を発して空気加圧系15を駆動し、角膜に空気を
吹き付ける。眼が動いている場合は、アライメントはす
ぐ外れる可能性があり、この場合は曲線f1、f2の変化率
即ち勾配が大きくなるので、測定は開始されない。
【0015】上述の実施例では、眼と装置の相対位置を
光量Lにより求めているが、位置を直接に測定するよう
にすれば移動速度とその方向が分かるので、測定に要す
る時間中に眼が許容位置範囲内に留まっているか否か
を、より正確に予測することができる。例えば、光源像
I’を2方向から複数要素の光電センサで捉えて追跡し
ていれば、三次元的に相対位置を検出することができる
ので、順次に移動速度と方向を計算し、その時点から測
定時間内に許容範囲に入っていると予測したときに、信
号処理器16から開始信号を発して空気を噴射するよう
にする。
光量Lにより求めているが、位置を直接に測定するよう
にすれば移動速度とその方向が分かるので、測定に要す
る時間中に眼が許容位置範囲内に留まっているか否か
を、より正確に予測することができる。例えば、光源像
I’を2方向から複数要素の光電センサで捉えて追跡し
ていれば、三次元的に相対位置を検出することができる
ので、順次に移動速度と方向を計算し、その時点から測
定時間内に許容範囲に入っていると予測したときに、信
号処理器16から開始信号を発して空気を噴射するよう
にする。
【0016】図3はレンズメータに適用した第2の実施
例の構成図を示し、光源21の前方光軸O2上に、レンズ
22、屈折値を測定する被検レンズL、5孔絞り23、
レンズ24、二次元CCDセンサ25が順次に配列され
ており、二次元CCDセンサ25の出力はコンピュータ
を含む信号処理器26に接続され、信号処理器26の出
力はテレビモニタ27に接続されている。
例の構成図を示し、光源21の前方光軸O2上に、レンズ
22、屈折値を測定する被検レンズL、5孔絞り23、
レンズ24、二次元CCDセンサ25が順次に配列され
ており、二次元CCDセンサ25の出力はコンピュータ
を含む信号処理器26に接続され、信号処理器26の出
力はテレビモニタ27に接続されている。
【0017】光源21からの光束は、レンズ22、被検
レンズL、5孔絞り23、レンズ24を通り、5個のス
ポット光が二次元CCDセンサ25に投影される。検者
はテレビモニタ27に映った5個のスポット光Sを見
て、被検レンズLの位置をアライメントマークMに合わ
せる。これによって、被検レンズLの光軸は光軸O2に合
致し、スポット光は二次元CCDセンサ25の中心に至
り、その時点で自動的に信号が信号処理器26内のコン
ピュータに取り込まれ、スポット光の位置が計算され
て、その位置と同時に動きの速さも追跡される。
レンズL、5孔絞り23、レンズ24を通り、5個のス
ポット光が二次元CCDセンサ25に投影される。検者
はテレビモニタ27に映った5個のスポット光Sを見
て、被検レンズLの位置をアライメントマークMに合わ
せる。これによって、被検レンズLの光軸は光軸O2に合
致し、スポット光は二次元CCDセンサ25の中心に至
り、その時点で自動的に信号が信号処理器26内のコン
ピュータに取り込まれ、スポット光の位置が計算され
て、その位置と同時に動きの速さも追跡される。
【0018】即ち、早く動いている時は検者に測る意志
がないと判断して位置が許容範囲に入っていても測定は
行われない。測定すべき時には、その付近でゆっくりと
動かすから、位置が徐々に動いて許容範囲に入ったとき
に測定が行われる。スポット光の位置が計算されて、被
検レンズLの屈折率が求められ結果が表示される。この
結果表示には音を併用し、測定値であることが明確に分
かるようにする。このようにして、従来の装置とは異な
り測定毎に測定釦を押す必要がなくなり、信号処理器2
6が測定すべきか否かを判断し自動的に測定が行うこと
ができるので、測定するつもりのない位置で測られてし
まうことがなくなる。
がないと判断して位置が許容範囲に入っていても測定は
行われない。測定すべき時には、その付近でゆっくりと
動かすから、位置が徐々に動いて許容範囲に入ったとき
に測定が行われる。スポット光の位置が計算されて、被
検レンズLの屈折率が求められ結果が表示される。この
結果表示には音を併用し、測定値であることが明確に分
かるようにする。このようにして、従来の装置とは異な
り測定毎に測定釦を押す必要がなくなり、信号処理器2
6が測定すべきか否かを判断し自動的に測定が行うこと
ができるので、測定するつもりのない位置で測られてし
まうことがなくなる。
【0019】図4は眼底カメラに適用した第3の実施例
の構成図を示し、被検眼Eの前方光路O3上に、対物レン
ズ30、切換えミラー31、孔あきミラー32、レンズ
33、切換えミラー34、フィルム等の記録媒体35が
順次に配列されている。孔あきミラー32の入射方向に
は、レンズ36、撮影光源37、レンズ38、眼底照明
光源39が順次に配列され、切換えミラー31の反射方
向には、二次元CCDセンサ40が配置され、切換えミ
ラー34の反射方向には、レンズ41、テレビカメラ4
2が配置されている。また、対物レンズ30の付近の周
囲には、前眼部を照明するLED光源43が設けられて
いる。二次元CCDセンサ40とテレビカメラ42の出
力は信号処理器44に接続され、信号処理器44の出力
はテレビモニタ45に接続されている。
の構成図を示し、被検眼Eの前方光路O3上に、対物レン
ズ30、切換えミラー31、孔あきミラー32、レンズ
33、切換えミラー34、フィルム等の記録媒体35が
順次に配列されている。孔あきミラー32の入射方向に
は、レンズ36、撮影光源37、レンズ38、眼底照明
光源39が順次に配列され、切換えミラー31の反射方
向には、二次元CCDセンサ40が配置され、切換えミ
ラー34の反射方向には、レンズ41、テレビカメラ4
2が配置されている。また、対物レンズ30の付近の周
囲には、前眼部を照明するLED光源43が設けられて
いる。二次元CCDセンサ40とテレビカメラ42の出
力は信号処理器44に接続され、信号処理器44の出力
はテレビモニタ45に接続されている。
【0020】位置合わせ時には、LED光源43が被検
眼Eの前眼部を照明し、その反射光は対物レンズ30、
切換えミラー31を通り、瞳孔Ep付近の像を二次元CC
Dセンサ40に撮像し、テレビモニタ45の左隅に瞳孔
像Ep' が映出される。
眼Eの前眼部を照明し、その反射光は対物レンズ30、
切換えミラー31を通り、瞳孔Ep付近の像を二次元CC
Dセンサ40に撮像し、テレビモニタ45の左隅に瞳孔
像Ep' が映出される。
【0021】また、眼底照明光源39からの光束は、レ
ンズ38、撮影光源37、レンズ36、孔あきミラー3
2を通り、切換えミラー31は光路O3から外れ、対物レ
ンズ30を通って眼底Erを照明する。その反対光は孔あ
きミラー32、レンズ33、切換えミラー34、レンズ
41を通り、テレビカメラ42に投影され、テレビモニ
タ45の中央に眼底像Er' が映出される。
ンズ38、撮影光源37、レンズ36、孔あきミラー3
2を通り、切換えミラー31は光路O3から外れ、対物レ
ンズ30を通って眼底Erを照明する。その反対光は孔あ
きミラー32、レンズ33、切換えミラー34、レンズ
41を通り、テレビカメラ42に投影され、テレビモニ
タ45の中央に眼底像Er' が映出される。
【0022】テレビカメラ42の像と二次元CCDセン
サ40の像は信号処理器44で合成されて、テレビモニ
タ45の中央に眼底像Er' が映出され左隅に瞳孔像Ep'
が映出され、検者はこの眼底像Er' と瞳孔像Ep' を見な
がら位置合わせを行う。信号処理器44は瞳孔像Ep' の
フォーカスと中心位置を逐次に演算し、位置が合うと合
焦されて瞳孔像Ep' は左隅画面の中央にくる。
サ40の像は信号処理器44で合成されて、テレビモニ
タ45の中央に眼底像Er' が映出され左隅に瞳孔像Ep'
が映出され、検者はこの眼底像Er' と瞳孔像Ep' を見な
がら位置合わせを行う。信号処理器44は瞳孔像Ep' の
フォーカスと中心位置を逐次に演算し、位置が合うと合
焦されて瞳孔像Ep' は左隅画面の中央にくる。
【0023】このときの信号処理器44の信号によって
撮影光源37が発光し、同時に切換えミラー31、34
が跳ね上がり、フィルム等の記録媒体35に眼底像Er'
が撮影される。この場合も、瞳孔像Ep' のピントと位置
信号の変化率が検知され、眼の動きが許容範囲に入って
変化率が所定値以下の時に撮影信号が発せられる。ま
た、第1の実施例と同様に移動速度や方向を計算し、そ
れを併用して位置合わせを検知するようにしてもよい。
撮影光源37が発光し、同時に切換えミラー31、34
が跳ね上がり、フィルム等の記録媒体35に眼底像Er'
が撮影される。この場合も、瞳孔像Ep' のピントと位置
信号の変化率が検知され、眼の動きが許容範囲に入って
変化率が所定値以下の時に撮影信号が発せられる。ま
た、第1の実施例と同様に移動速度や方向を計算し、そ
れを併用して位置合わせを検知するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る眼科
装置は、被検体からの反射光束を光電検出し、その信号
の時間的変化から装置と被検体の位置合わせを検知する
ことにより、位置合わせ後にタイミングを逸することな
く、測定又は撮影を実行することができ操作性が向上す
る。
装置は、被検体からの反射光束を光電検出し、その信号
の時間的変化から装置と被検体の位置合わせを検知する
ことにより、位置合わせ後にタイミングを逸することな
く、測定又は撮影を実行することができ操作性が向上す
る。
【0025】また、第2発明に係る眼科装置は、被検体
からの反射光束を光電検出し、位置検出系により装置と
被検体の相対的位置を逐次に検出することにより、被検
体の装置に対する相対的移動速度と方向を検知して、測
定中に眼が許容位置範囲内に留まっていることを正確に
予測することができ、失敗のない精細な測定又は撮影を
実施することができる。
からの反射光束を光電検出し、位置検出系により装置と
被検体の相対的位置を逐次に検出することにより、被検
体の装置に対する相対的移動速度と方向を検知して、測
定中に眼が許容位置範囲内に留まっていることを正確に
予測することができ、失敗のない精細な測定又は撮影を
実施することができる。
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】位置合わせ信号のグラフ図である。
【図3】第2の実施例の構成図である。
【図4】第3の実施例の構成図である。
1 ノズル 7 撮像素子 9、20、37、39、43 光源 12、13 光電センサ 14 圧力センサ 15 空気加圧系 16、26、44 信号処理器 17、27、45 テレビモニタ 22 被検レンズ 25、40 二次元CCD 35 記録媒体 42 テレビカメラ
Claims (2)
- 【請求項1】 被検体に光束を投影し、被検体からの反
射光束を光電検出することにより、装置本体と被検体と
の位置合わせを行う眼科装置において、前記光電検出信
号の時間的変化を検知する検知手段と、該検知手段の出
力によって被検体の測定又は撮影を行う信号処理制御手
段とを設けたことを特徴とする眼科装置。 - 【請求項2】 被検体に光束を投影し、被検体からの光
束を光電的に検出する眼科装置において、装置と被検体
との相対的位置を逐次に検出する位置検出系と、該位置
検出系からの信号により被検体の装置に対する相対的移
動速度及び方向を検知する信号処理制御手段とを設けた
ことを特徴とする眼科装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6248413A JPH0884703A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 眼科装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6248413A JPH0884703A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 眼科装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0884703A true JPH0884703A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=17177755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6248413A Pending JPH0884703A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 眼科装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0884703A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001286444A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-10-16 | Canon Inc | 眼底カメラ |
JP2017023645A (ja) * | 2015-07-28 | 2017-02-02 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
JP2017164521A (ja) * | 2017-05-01 | 2017-09-21 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP6248413A patent/JPH0884703A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001286444A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-10-16 | Canon Inc | 眼底カメラ |
JP2017023645A (ja) * | 2015-07-28 | 2017-02-02 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
JP2017164521A (ja) * | 2017-05-01 | 2017-09-21 | 株式会社トプコン | 眼科装置 |
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