JPH0883678A - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
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- JPH0883678A JPH0883678A JP21713594A JP21713594A JPH0883678A JP H0883678 A JPH0883678 A JP H0883678A JP 21713594 A JP21713594 A JP 21713594A JP 21713594 A JP21713594 A JP 21713594A JP H0883678 A JPH0883678 A JP H0883678A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating
- time
- timer
- food
- main body
- Prior art date
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 外食産業等で使用される高周波加熱装置にお
いて、加熱時間についての知識が少なく、経験の浅い使
用者でも極めて簡易な操作で間違いなく希望の加熱操作
が行える装置を提供することを目的とする。 【構成】 使用者が操作する操作パネル25には唯一、
加熱動作の開始に係る作動スイッチ21の作動ボタン5
だけを設け、更に、本体内に、設定操作に応じて、加熱
時間が設定され、且つ、再度時限の設定を行うまで、設
定された時限にて繰り返し同一時間の加熱動作を繰り返
す第1のタイマー19を設け、且つ、前記第1のタイマ
ー19の時限設定に係る可変抵抗器8を操作パネル以外
の本体の裏面6に設ける構成とした。
いて、加熱時間についての知識が少なく、経験の浅い使
用者でも極めて簡易な操作で間違いなく希望の加熱操作
が行える装置を提供することを目的とする。 【構成】 使用者が操作する操作パネル25には唯一、
加熱動作の開始に係る作動スイッチ21の作動ボタン5
だけを設け、更に、本体内に、設定操作に応じて、加熱
時間が設定され、且つ、再度時限の設定を行うまで、設
定された時限にて繰り返し同一時間の加熱動作を繰り返
す第1のタイマー19を設け、且つ、前記第1のタイマ
ー19の時限設定に係る可変抵抗器8を操作パネル以外
の本体の裏面6に設ける構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外食産業等で使用される
高周波加熱装置の操作に関するものである。
高周波加熱装置の操作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の外食産業用の高周波加熱
装置、特に電子レンジは、例えば販売用に陳列された食
材や、自動販売機等に隣接して設置され、販売された食
品のその場での加熱の用に供している。この場合、食品
の加熱を行うのは、食品の販売店員、あるいは、食品の
購入者自身であり、電子レンジの使用方法、加熱時間に
ついて充分な知識を有しているとはいい難く、誰にでも
適切な加熱操作が出来、かつ、出来るだけ安価で経済的
な装置の具現化が望まれてきた。
装置、特に電子レンジは、例えば販売用に陳列された食
材や、自動販売機等に隣接して設置され、販売された食
品のその場での加熱の用に供している。この場合、食品
の加熱を行うのは、食品の販売店員、あるいは、食品の
購入者自身であり、電子レンジの使用方法、加熱時間に
ついて充分な知識を有しているとはいい難く、誰にでも
適切な加熱操作が出来、かつ、出来るだけ安価で経済的
な装置の具現化が望まれてきた。
【0003】この用に供するため、従来より加熱時間を
任意に設定できる最も安価な方法として、タイマーと装
置の作動開始に係る作動ボタン、且つ、食品の加熱時間
を表記した加熱時間表をタイマーの近傍に設けた装置が
多用されてきた。図6は従来例を示すもので本体1前面
にタイマー2の操作に係るツマミ3が配置され、その下
部に食品とその加熱時間を表記した加熱時間表4が設け
られている。使用者は加熱の都度、加熱時間表4に記載
された加熱時間を、ツマミ3を操作して設定し、その
後、加熱開始を促す作動スイッチの作動ボタン5を押す
ことで加熱を行っていた。
任意に設定できる最も安価な方法として、タイマーと装
置の作動開始に係る作動ボタン、且つ、食品の加熱時間
を表記した加熱時間表をタイマーの近傍に設けた装置が
多用されてきた。図6は従来例を示すもので本体1前面
にタイマー2の操作に係るツマミ3が配置され、その下
部に食品とその加熱時間を表記した加熱時間表4が設け
られている。使用者は加熱の都度、加熱時間表4に記載
された加熱時間を、ツマミ3を操作して設定し、その
後、加熱開始を促す作動スイッチの作動ボタン5を押す
ことで加熱を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の加
熱装置でタイマー2の操作、使いこなしは、ある程度の
知識や習熟度が要求される。即ち、食品の材質、形状、
質量に応じ種々設定された加熱時間表通りに、タイマー
2のツマミ3を合わせる必要があり、使用者が、その食
品を初めて加熱する場合等、タイマー2の時限設定が不
適当で、加熱不充分であったり、必要以上の加熱から食
品の焼損してしまったりといった事故を発生する例もあ
った。又、上記のことから、出来る限り単純な操作で加
熱を開始できるようにとの配慮が行われ、作動ボタン5
を廃止し、単にタイマー2のツマミ3を回すだけで加熱
動作を始めてしまう装置も多く、使用者が気が付かない
状態で、ツマミ3に触れ、装置が食品無しのまま動作し
ているといった不安全な状態も発生しており、安全面で
の配慮が充分とはいいがたい状態にあった。
熱装置でタイマー2の操作、使いこなしは、ある程度の
知識や習熟度が要求される。即ち、食品の材質、形状、
質量に応じ種々設定された加熱時間表通りに、タイマー
2のツマミ3を合わせる必要があり、使用者が、その食
品を初めて加熱する場合等、タイマー2の時限設定が不
適当で、加熱不充分であったり、必要以上の加熱から食
品の焼損してしまったりといった事故を発生する例もあ
った。又、上記のことから、出来る限り単純な操作で加
熱を開始できるようにとの配慮が行われ、作動ボタン5
を廃止し、単にタイマー2のツマミ3を回すだけで加熱
動作を始めてしまう装置も多く、使用者が気が付かない
状態で、ツマミ3に触れ、装置が食品無しのまま動作し
ているといった不安全な状態も発生しており、安全面で
の配慮が充分とはいいがたい状態にあった。
【0005】本発明は係る不具合を廃すべくなされたも
ので、第1の目的は、加熱時間についての知識が少な
く、経験の浅い使用者でも極めて簡易な操作で間違いな
く希望の加熱操作が行える装置を提供することである。
又、第2の目的は、第1の目的を満たす装置の安全性を
向上させることである。
ので、第1の目的は、加熱時間についての知識が少な
く、経験の浅い使用者でも極めて簡易な操作で間違いな
く希望の加熱操作が行える装置を提供することである。
又、第2の目的は、第1の目的を満たす装置の安全性を
向上させることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するために、使用者が操作する操作パネルには唯一、
加熱動作の開始に係る作動スイッチの作動ボタンだけを
設け、加熱出来るようにした。本体内には、設定操作に
応じて、加熱時間が設定され、且つ、再度時限の設定を
行うまで、設定された時限にて繰り返し同一時間の加熱
動作を繰り返すタイマーを設け、且つ、前記タイマーの
時限設定機構を操作パネル以外の本体内に設ける構成と
した。
成するために、使用者が操作する操作パネルには唯一、
加熱動作の開始に係る作動スイッチの作動ボタンだけを
設け、加熱出来るようにした。本体内には、設定操作に
応じて、加熱時間が設定され、且つ、再度時限の設定を
行うまで、設定された時限にて繰り返し同一時間の加熱
動作を繰り返すタイマーを設け、且つ、前記タイマーの
時限設定機構を操作パネル以外の本体内に設ける構成と
した。
【0007】又、第2の目的を達成するため、扉を閉成
後、一定時間内しか加熱操作が受け付けない構成と、操
作パネルの表面より押し込まれた状態でのみ動作する作
動スイッチの構成とした。
後、一定時間内しか加熱操作が受け付けない構成と、操
作パネルの表面より押し込まれた状態でのみ動作する作
動スイッチの構成とした。
【0008】
【作用】第1の手段により、経験を有する設置者が、装
置本体の設置時に、販売する食品に応じた最適の加熱時
間を、予め設定しておく。食品を買った一般の使用者は
操作時に、単に作動スイッチの作動ボタンを押すだけで
加熱を行う。この場合、余分なボタンやスイッチがない
ため、操作手順を考える必要がなく、間違えることなく
加熱開始する。使用者側からは加熱時間の調節は出来な
いため、意に反してに加熱時間が変わる事もなく、設定
通りの加熱が行える。
置本体の設置時に、販売する食品に応じた最適の加熱時
間を、予め設定しておく。食品を買った一般の使用者は
操作時に、単に作動スイッチの作動ボタンを押すだけで
加熱を行う。この場合、余分なボタンやスイッチがない
ため、操作手順を考える必要がなく、間違えることなく
加熱開始する。使用者側からは加熱時間の調節は出来な
いため、意に反してに加熱時間が変わる事もなく、設定
通りの加熱が行える。
【0009】又、第2の手段により、スタートボタンを
操作パネルの表面より押し込まれた状態でのみONする
構成で、使用者が誤って作動ボタンに触れても装置が動
作しない。更に、一定時間経過するとそのままでは作動
ボタンを押しても動作しない為、仮に、部外者等が、不
用意にボタンを押しても装置の動作に至らず、装置が食
品が装填されない状態で加熱動作を行なうことによる、
装置本体の異常温度上昇を未然に防ぎ安全を保つ。
操作パネルの表面より押し込まれた状態でのみONする
構成で、使用者が誤って作動ボタンに触れても装置が動
作しない。更に、一定時間経過するとそのままでは作動
ボタンを押しても動作しない為、仮に、部外者等が、不
用意にボタンを押しても装置の動作に至らず、装置が食
品が装填されない状態で加熱動作を行なうことによる、
装置本体の異常温度上昇を未然に防ぎ安全を保つ。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。図1ないし図5は、本実施例の高周波加熱装置
を示している。尚、これらの図において従来例と同一の
構成をなす部分には同一符号を付している。図1は本発
明の実施例の要部詳細を示すもので、本体1の側方断面
図である。本体1の裏面6の1部に加熱時間の設定に係
るタイマー2の時限設定機構として、先ず、装置の設置
者が時限の設定を行うためのツマミ3が設けられてい
る。ツマミ3は取付板7を介して本体1の裏面6に固定
された可変抵抗器8の抵抗値を変化させる回転軸9に繋
合され、ツマミ3を回転させると、回転角度に応じて抵
抗値が0から10kΩの間を自在に変化できる構成をな
す。ツマミ3の外周部には、リング状の平面に目盛10
が表示された目盛板11が回転軸9と同軸状に設けら
れ、ツマミ3の回転角の割合が目視できる構成を成して
いる。
明する。図1ないし図5は、本実施例の高周波加熱装置
を示している。尚、これらの図において従来例と同一の
構成をなす部分には同一符号を付している。図1は本発
明の実施例の要部詳細を示すもので、本体1の側方断面
図である。本体1の裏面6の1部に加熱時間の設定に係
るタイマー2の時限設定機構として、先ず、装置の設置
者が時限の設定を行うためのツマミ3が設けられてい
る。ツマミ3は取付板7を介して本体1の裏面6に固定
された可変抵抗器8の抵抗値を変化させる回転軸9に繋
合され、ツマミ3を回転させると、回転角度に応じて抵
抗値が0から10kΩの間を自在に変化できる構成をな
す。ツマミ3の外周部には、リング状の平面に目盛10
が表示された目盛板11が回転軸9と同軸状に設けら
れ、ツマミ3の回転角の割合が目視できる構成を成して
いる。
【0011】裏面6には高周波加熱の用に供する高周波
発生装置12、高周波発生装置12の駆動に係る電源回
路13の風冷による冷却を行う冷却装置14の吸気口1
5を設けるとともに、該冷却装置14の周囲を枠16で
取り囲む構成を設け、ファン17の回転により吸気口1
5より本体1内に取り込まれた空気が、本体1前部に向
かって送風され、枠16の外に配置した可変抵抗器8部
に到達しにくくなるようにしている。
発生装置12、高周波発生装置12の駆動に係る電源回
路13の風冷による冷却を行う冷却装置14の吸気口1
5を設けるとともに、該冷却装置14の周囲を枠16で
取り囲む構成を設け、ファン17の回転により吸気口1
5より本体1内に取り込まれた空気が、本体1前部に向
かって送風され、枠16の外に配置した可変抵抗器8部
に到達しにくくなるようにしている。
【0012】可変抵抗器8は、図3に示す装置の動作制
御に係る制御基板18上に設けられた第1のタイマー1
9に電気回路的に接続される。ツマミ3の回転角に応じ
て加熱時間が調節され、設定された時間の間、第1のタ
イマー19の出力として設けられた制御リレー20をO
N状態に保つ構成としている。本実施例においてはツマ
ミ3の回転角が0度の時、抵抗値が0kΩで加熱時間0
秒、回転角300度で抵抗値が10kΩとなり、加熱時
間が5分となる回路構成とし、使用者が加熱開始に係る
作動スイッチ21が操作された後、設定された時間だけ
制御リレー20がONし、高周波発生装置12が電波を
発生するに必要な電力を電源回路13に供給する。
御に係る制御基板18上に設けられた第1のタイマー1
9に電気回路的に接続される。ツマミ3の回転角に応じ
て加熱時間が調節され、設定された時間の間、第1のタ
イマー19の出力として設けられた制御リレー20をO
N状態に保つ構成としている。本実施例においてはツマ
ミ3の回転角が0度の時、抵抗値が0kΩで加熱時間0
秒、回転角300度で抵抗値が10kΩとなり、加熱時
間が5分となる回路構成とし、使用者が加熱開始に係る
作動スイッチ21が操作された後、設定された時間だけ
制御リレー20がONし、高周波発生装置12が電波を
発生するに必要な電力を電源回路13に供給する。
【0013】また、その間の回転角では、例えば、60
度で抵抗値1kΩとなり、加熱時間が1分に設定され、
120度で抵抗値、2kΩとなり、加熱時間2分と、角
度に比例した時間配分となる構成としているが、他の実
施例として、抵抗値のバラツキの少ない中間部分のみを
使用する構成として、回転角が一定以下では加熱時間
0、逆に、一定角度以上は、最大加熱時間になるような
構成として、可変抵抗器の回転角と抵抗値の関係のバラ
ツキの少ない部分のみを使用して、タイマーとしての精
度を向上させたり、回転角と加熱時間の関係を正比例の
関係とせず、使用頻度の高い加熱時間領域を広く設定
し、例えば、加熱時間0から1分の間を、回転角120
度に設定し、この間の時間設定がより精度良く行えるよ
うにする場合もありうる。又、加熱時間の最大値は販売
される食品の種類によって適宜、最適な時間を設定す
る。
度で抵抗値1kΩとなり、加熱時間が1分に設定され、
120度で抵抗値、2kΩとなり、加熱時間2分と、角
度に比例した時間配分となる構成としているが、他の実
施例として、抵抗値のバラツキの少ない中間部分のみを
使用する構成として、回転角が一定以下では加熱時間
0、逆に、一定角度以上は、最大加熱時間になるような
構成として、可変抵抗器の回転角と抵抗値の関係のバラ
ツキの少ない部分のみを使用して、タイマーとしての精
度を向上させたり、回転角と加熱時間の関係を正比例の
関係とせず、使用頻度の高い加熱時間領域を広く設定
し、例えば、加熱時間0から1分の間を、回転角120
度に設定し、この間の時間設定がより精度良く行えるよ
うにする場合もありうる。又、加熱時間の最大値は販売
される食品の種類によって適宜、最適な時間を設定す
る。
【0014】一方、本体前面には図5に示すごとく、食
品22の加熱室23への出入に係る開閉自在なる扉24
と、本体1加熱動作開始を促す作動スイッチ21の作動
ボタン5が設けられている。作動ボタン5部の詳細な構
成は第2図に示す。作動ボタン5は操作パネル25の一
部に設けた凹部26に出没自在に軸支される構成を成
し、ボタンの一部に設けたボス部27が操作パネル25
の凹部26を貫通し裏面に固定された作動スイッチ21
のアクチュエーター28に対向する構成としている。こ
の作動ボタン5の表面は操作パネル25の表面と同一平
面上に位置している。作動スイッチ21がONする位置
をアクチュエーター28が一定量押し込まれた位置に設
定しており、この構成により作動スイッチ21は、作動
ボタン5が一定量だけ操作パネル25より本体1内部に
押し込まれた状態でのみONする構成としている。
品22の加熱室23への出入に係る開閉自在なる扉24
と、本体1加熱動作開始を促す作動スイッチ21の作動
ボタン5が設けられている。作動ボタン5部の詳細な構
成は第2図に示す。作動ボタン5は操作パネル25の一
部に設けた凹部26に出没自在に軸支される構成を成
し、ボタンの一部に設けたボス部27が操作パネル25
の凹部26を貫通し裏面に固定された作動スイッチ21
のアクチュエーター28に対向する構成としている。こ
の作動ボタン5の表面は操作パネル25の表面と同一平
面上に位置している。作動スイッチ21がONする位置
をアクチュエーター28が一定量押し込まれた位置に設
定しており、この構成により作動スイッチ21は、作動
ボタン5が一定量だけ操作パネル25より本体1内部に
押し込まれた状態でのみONする構成としている。
【0015】扉24は加熱室23の下辺部で開閉自在に
軸支され、食品22の出入の用に供するが、一方、周囲
には開閉の状態を検知し、図4の回路に示す高周波発生
装置12の駆動に係る電源回路13に直列に接続され、
扉24が僅かに開成し始めるとOFFする扉スイッチ2
9を設け、加熱の如何に拘わらず、扉24が開かれる
と、高周波発生装置12からの電波の発生を停止しする
ようにしている。
軸支され、食品22の出入の用に供するが、一方、周囲
には開閉の状態を検知し、図4の回路に示す高周波発生
装置12の駆動に係る電源回路13に直列に接続され、
扉24が僅かに開成し始めるとOFFする扉スイッチ2
9を設け、加熱の如何に拘わらず、扉24が開かれる
と、高周波発生装置12からの電波の発生を停止しする
ようにしている。
【0016】又、前記第1のタイマー19は、可変抵抗
器8が一度操作され、ツマミ3の位置が設定されると、
再度そのツマミ3を操作されるまでは、抵抗値が変わら
ず、繰り返し、設定された同一加熱時間、制御リレー2
0をONし続け加熱を繰り返す、いわゆる、プリセット
タイマー構成を有するが、図4に示すごとく、第1のタ
イマー19と電源の間に扉スイッチ29が接続される構
成としており、加熱時間の経過如何に拘わらず、加熱
中、一度扉24が開成されると、電源の供給がOFFさ
れ、加熱の残時間が強制的に0に戻されると同時に、制
御リレー20をOFFにする構成としている。
器8が一度操作され、ツマミ3の位置が設定されると、
再度そのツマミ3を操作されるまでは、抵抗値が変わら
ず、繰り返し、設定された同一加熱時間、制御リレー2
0をONし続け加熱を繰り返す、いわゆる、プリセット
タイマー構成を有するが、図4に示すごとく、第1のタ
イマー19と電源の間に扉スイッチ29が接続される構
成としており、加熱時間の経過如何に拘わらず、加熱
中、一度扉24が開成されると、電源の供給がOFFさ
れ、加熱の残時間が強制的に0に戻されると同時に、制
御リレー20をOFFにする構成としている。
【0017】又、前記第1のタイマー19の作動開始に
係るに作動スイッチ21の回路には作動リレー30が直
列に接続されている。作動リレー30は制御基板18上
に設けられた第2のタイマー31によって駆動され、前
記扉スイッチ29が閉成した時点から一定時間のみON
するようにしている。本実施例では1分間に設定してい
る。
係るに作動スイッチ21の回路には作動リレー30が直
列に接続されている。作動リレー30は制御基板18上
に設けられた第2のタイマー31によって駆動され、前
記扉スイッチ29が閉成した時点から一定時間のみON
するようにしている。本実施例では1分間に設定してい
る。
【0018】尚、実施例において制御基板18は電圧が
印加されると予め一定のプログラムに従い動作を行うマ
イクロコンピューター回路32を基本にしたもので、可
変抵抗器8の抵抗値、作動スイッチ21のON、OFF
状態をを電圧に変換し、回路に取り込む入力回路、入力
された信号を分析、演算する演算回路、プログラムやデ
ーターを記憶する記憶回路、得られた、演算結果に基づ
き、制御リレー、作動リレーを制御する信号を発生する
出力回路等よりなるもので、マイクロコンピューターに
設定されたプログラムにより、第1のタイマー、第2の
タイマーとして動作するようにしている。
印加されると予め一定のプログラムに従い動作を行うマ
イクロコンピューター回路32を基本にしたもので、可
変抵抗器8の抵抗値、作動スイッチ21のON、OFF
状態をを電圧に変換し、回路に取り込む入力回路、入力
された信号を分析、演算する演算回路、プログラムやデ
ーターを記憶する記憶回路、得られた、演算結果に基づ
き、制御リレー、作動リレーを制御する信号を発生する
出力回路等よりなるもので、マイクロコンピューターに
設定されたプログラムにより、第1のタイマー、第2の
タイマーとして動作するようにしている。
【0019】以上の構成により以下の動作が行われる。
使用者は食品22を加熱室23に装填する為、扉24を
開成する。この時、扉スイッチ29がOFFされ、第1
のタイマー19の電源もOFFされ、前回の加熱履歴を
0に強制される。食品が加熱室23内に装填され、扉2
4が閉成されると、扉スイッチ29がON状態となり、
制御基板18が通電状態となる。第2のタイマー31が
動作を始め、作動リレー30がONし、作動スイッチ2
1の動作が本実施例においては、1分間だけ受付け可能
状態になり、その間に作動ボタン5が押されると、本体
1は予め可変抵抗器8により設定された抵抗値に応じた
時間だけ制御作動リレーがONとなり、本体1は加熱動
作を開始する。
使用者は食品22を加熱室23に装填する為、扉24を
開成する。この時、扉スイッチ29がOFFされ、第1
のタイマー19の電源もOFFされ、前回の加熱履歴を
0に強制される。食品が加熱室23内に装填され、扉2
4が閉成されると、扉スイッチ29がON状態となり、
制御基板18が通電状態となる。第2のタイマー31が
動作を始め、作動リレー30がONし、作動スイッチ2
1の動作が本実施例においては、1分間だけ受付け可能
状態になり、その間に作動ボタン5が押されると、本体
1は予め可変抵抗器8により設定された抵抗値に応じた
時間だけ制御作動リレーがONとなり、本体1は加熱動
作を開始する。
【0020】加熱中、扉24を開成、あるいは加熱動作
時間が経過すると、第1のタイマーの加熱時間終了信号
や、扉24の開成信号に基づき、制御リレー20がOF
Fし、高周波発生装置12の駆動に係る電源回路13へ
の電力の供給がOFF状態となり、加熱動作は停止す
る。ここで、食品22を加熱室23より取り出す為、扉
24が開成されると、第1のタイマー19の加熱残時間
が強制的に0にリセットされ、次の加熱に備える。
時間が経過すると、第1のタイマーの加熱時間終了信号
や、扉24の開成信号に基づき、制御リレー20がOF
Fし、高周波発生装置12の駆動に係る電源回路13へ
の電力の供給がOFF状態となり、加熱動作は停止す
る。ここで、食品22を加熱室23より取り出す為、扉
24が開成されると、第1のタイマー19の加熱残時間
が強制的に0にリセットされ、次の加熱に備える。
【0021】この後、扉24が閉成され1分以内に作動
ボタン5が押されると、再動作が可能であるが、作動ボ
タン5が押されることなく1分を経過すると、その後は
作動スイッチ21がONしても、作動リレー30がOF
Fに戻っているため、以降、再度、扉24が開成され、
その後に閉成されるまで、加熱動作を開始することはで
きない。
ボタン5が押されると、再動作が可能であるが、作動ボ
タン5が押されることなく1分を経過すると、その後は
作動スイッチ21がONしても、作動リレー30がOF
Fに戻っているため、以降、再度、扉24が開成され、
その後に閉成されるまで、加熱動作を開始することはで
きない。
【0022】尚、本実施例として、時限設定を可変抵抗
器により行う構成としたが、この設定を行う手段として
は、スイッチとマイクロコンピュータの組み合わせによ
り、スイッチの操作に応じた時限設定を行う方法等もあ
り得る。又、実施例では第1タイマーは本体裏面1部に
設けたが、他の実施例として、裏面以外の本体の一部に
設けても、同様の効果を得ることができる。更に、本発
明の高周波加熱装置は食品以外の加熱装置にも応用でき
ることが言うまでもない。
器により行う構成としたが、この設定を行う手段として
は、スイッチとマイクロコンピュータの組み合わせによ
り、スイッチの操作に応じた時限設定を行う方法等もあ
り得る。又、実施例では第1タイマーは本体裏面1部に
設けたが、他の実施例として、裏面以外の本体の一部に
設けても、同様の効果を得ることができる。更に、本発
明の高周波加熱装置は食品以外の加熱装置にも応用でき
ることが言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の高周波加熱装置に
よれば以下のごとく効果を得ることが出来る。
よれば以下のごとく効果を得ることが出来る。
【0024】(1)食品を購入した使用者は、誰でもが
極めて簡易な操作で間違いなく希望の加熱操作が行え
る。使用者は扉を開いて食品を加熱室内に装填し、迷う
ことなく、唯作動ボタンを押すだけでの操作で済む。子
供から老人、或いは、文字の読めない外国人等、どこで
誰が使用する場合も説明が不要で、使用者の使い勝手が
良く、設置者も説明のための手間が省け、極めて都合が
よい。
極めて簡易な操作で間違いなく希望の加熱操作が行え
る。使用者は扉を開いて食品を加熱室内に装填し、迷う
ことなく、唯作動ボタンを押すだけでの操作で済む。子
供から老人、或いは、文字の読めない外国人等、どこで
誰が使用する場合も説明が不要で、使用者の使い勝手が
良く、設置者も説明のための手間が省け、極めて都合が
よい。
【0025】(2)加熱時間は予め、経験者によって決
めておき、装置の裏面のタイマーで設定出来るようにし
たことで、食品の最適の仕上がり温度を常に一定に保つ
事が出来、誰にも最も美味しい食品が提供出来るように
なる。秒速加熱と言われるこの種高周波加熱装置の中で
も、業務用の装置は出力が高く、時として、1秒の加熱
時間の狂いが食品の仕上がり品質に大きな差を生じると
同時に、食品の過加熱は食品の燃焼といった事故の発生
が見られるこの種加熱装置にあって、その都度の加熱時
限設定が不要で、且つ、食品加熱の専門家でなく、アル
バイトの店員だけの店で、或いは自動販売機に付随して
設置した場合でも、加熱不充分で食味を低下させたり、
必要以上の加熱から食品の焼損を招くといった事故の発
生が無くなった事が特に大きな効果として上げられる。
勿論、食品の過加熱が防止でき不要な電力の使用が無く
なり、省エネルギー化が図れる。
めておき、装置の裏面のタイマーで設定出来るようにし
たことで、食品の最適の仕上がり温度を常に一定に保つ
事が出来、誰にも最も美味しい食品が提供出来るように
なる。秒速加熱と言われるこの種高周波加熱装置の中で
も、業務用の装置は出力が高く、時として、1秒の加熱
時間の狂いが食品の仕上がり品質に大きな差を生じると
同時に、食品の過加熱は食品の燃焼といった事故の発生
が見られるこの種加熱装置にあって、その都度の加熱時
限設定が不要で、且つ、食品加熱の専門家でなく、アル
バイトの店員だけの店で、或いは自動販売機に付随して
設置した場合でも、加熱不充分で食味を低下させたり、
必要以上の加熱から食品の焼損を招くといった事故の発
生が無くなった事が特に大きな効果として上げられる。
勿論、食品の過加熱が防止でき不要な電力の使用が無く
なり、省エネルギー化が図れる。
【0026】(3)加熱時以外の場合の安全性の向上が
図れる。即ち、従来の装置では、装置の状態の如何に拘
わらず、前面で操作できるタイマーや作動ボタンの構成
で、食品の加熱時以外でも装置を動作自由に加熱動作さ
せることが出来、時として、加熱室内に食品を装填され
ぬまま加熱動作が行われ、加熱室内を始め、本体各部異
常加熱を生じ、使用者の火傷の危険を生じたり、本体故
障の原因となったりしたが、本発明の実施により、タイ
マーが裏面に設置されているため、勝手に加熱時間の変
更が出来ず、故意に長時間の加熱時間の設定が出来なく
なった事、装置は一度扉を開成、その後、閉成した後、
一定時間のみしか加熱動作が出来ないようになったこ
と、又、作動ボタンの動作が、本体操作パネルの表面よ
り内部に押し込んだ状態で行われることで、使用者等
が、認識の無いままボタンやタイマーのツマミに触れ、
装置が加熱動作を行ってしまう事を未然に防ぐ事が出来
る。実施例では、扉を閉成後、作動ボタンの動作を受け
付ける時間を1分以内に設定したが、状況により、第2
のタイマーの動作時間の設定を短くしすれば、更に、誤
操作による本体の加熱動作を防ぐ事が出来ることは言う
までもない。これにより装置の清掃作業中に作動ボタン
が押され、装置が動作するといった不具合も廃すること
が出来る。
図れる。即ち、従来の装置では、装置の状態の如何に拘
わらず、前面で操作できるタイマーや作動ボタンの構成
で、食品の加熱時以外でも装置を動作自由に加熱動作さ
せることが出来、時として、加熱室内に食品を装填され
ぬまま加熱動作が行われ、加熱室内を始め、本体各部異
常加熱を生じ、使用者の火傷の危険を生じたり、本体故
障の原因となったりしたが、本発明の実施により、タイ
マーが裏面に設置されているため、勝手に加熱時間の変
更が出来ず、故意に長時間の加熱時間の設定が出来なく
なった事、装置は一度扉を開成、その後、閉成した後、
一定時間のみしか加熱動作が出来ないようになったこ
と、又、作動ボタンの動作が、本体操作パネルの表面よ
り内部に押し込んだ状態で行われることで、使用者等
が、認識の無いままボタンやタイマーのツマミに触れ、
装置が加熱動作を行ってしまう事を未然に防ぐ事が出来
る。実施例では、扉を閉成後、作動ボタンの動作を受け
付ける時間を1分以内に設定したが、状況により、第2
のタイマーの動作時間の設定を短くしすれば、更に、誤
操作による本体の加熱動作を防ぐ事が出来ることは言う
までもない。これにより装置の清掃作業中に作動ボタン
が押され、装置が動作するといった不具合も廃すること
が出来る。
【0027】(4)タイマー用ボリュームを裏面に設け
る事で通常、加熱の度に使用する事が無くなり、汚損が
防げ、長寿命化が図れる。可変抵抗器を裏面号に設け、
且つ、冷却風路から外したことで可変抵抗器摺動部への
油煙、塵埃の回り込みを低減させ、可変抵抗器の長寿命
化、信頼性の向上を図ることができる。
る事で通常、加熱の度に使用する事が無くなり、汚損が
防げ、長寿命化が図れる。可変抵抗器を裏面号に設け、
且つ、冷却風路から外したことで可変抵抗器摺動部への
油煙、塵埃の回り込みを低減させ、可変抵抗器の長寿命
化、信頼性の向上を図ることができる。
【0028】(5)前面に無用の突起部が無くなり清掃
作業性が向上、又、本体前面の操作パネル部分は作動ボ
タンだけで済むことになり、装置の前面投影面積即ち、
専有面積をより小さくする事が出来、省スペース化が図
れる。
作業性が向上、又、本体前面の操作パネル部分は作動ボ
タンだけで済むことになり、装置の前面投影面積即ち、
専有面積をより小さくする事が出来、省スペース化が図
れる。
【図1】本発明の1実施例における高周波加熱装置の要
部断面図
部断面図
【図2】同高周波加熱装置の操作パネルの側方要部断面
図
図
【図3】同高周波加熱装置の側方断面図
【図4】同高周波加熱装置の回路図
【図5】同高周波加熱装置の一部切欠き外観斜視図
【図6】従来の高周波加熱装置の斜視図
1 本体 3 ツマミ 5 作動ボタン 6 裏面 19 タイマー 21 作動スイッチ 22 食品 23 加熱室 24 扉 25 操作パネル 31 タイマー
Claims (2)
- 【請求項1】操作パネルに設けられた加熱動作の開始に
係る作動スイッチの操作に係る作動ボタンと、本体内に
設けられた設定操作に応じて加熱時間が設定され、且
つ、再度設定操作を行うまで、設定された時限にて繰り
返し同一時間の加熱動作を可能とするタイマーとを備
え、前記タイマーの時限設定機構は操作パネル以外の本
体内に配置された構成の高周波加熱装置。 - 【請求項2】本体前面に設けられ加熱室への食品の出入
に係る扉と、操作パネルに設けられた加熱動作の開始に
係る作動スイッチと、前記操作パネル表面より押し込ま
れた状態でのみ作動スイッチを動作させる作動ボタン
と、前記扉を閉成後に動作するタイマー手段とを備え、
前記作動スイッチは予め設定された一定時間だけ動作を
受け付ける構成とした請求項1記載の高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21713594A JPH0883678A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21713594A JPH0883678A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 高周波加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0883678A true JPH0883678A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16699409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21713594A Pending JPH0883678A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0883678A (ja) |
-
1994
- 1994-09-12 JP JP21713594A patent/JPH0883678A/ja active Pending
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