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JPH0882547A - 翼振動計測装置 - Google Patents

翼振動計測装置

Info

Publication number
JPH0882547A
JPH0882547A JP21704594A JP21704594A JPH0882547A JP H0882547 A JPH0882547 A JP H0882547A JP 21704594 A JP21704594 A JP 21704594A JP 21704594 A JP21704594 A JP 21704594A JP H0882547 A JPH0882547 A JP H0882547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wing
detected
blade
counter
rotary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21704594A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Shibata
昌明 柴田
Yoshiaki Mitsuyama
慶明 満山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP21704594A priority Critical patent/JPH0882547A/ja
Publication of JPH0882547A publication Critical patent/JPH0882547A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 非接触ですべての回転翼の振動を容易に把握
できる翼振動計測装置を提供する。 【構成】 回転翼1の先端部より検出した各パルスと、
2個の回転翼基部より検出したパルスのどちらか一方を
ゲート信号として基準クロックを計数する計数器Xと、
前記翼基部より検出したパルスの一方をゲート信号とし
て基準クロックを計数する計数器Yと、両計数器の出力
を割り算(X/Y)する除算器Zを備え、計数器Xによ
り回転翼先端部と翼基部間の通過時間差を検出し、計数
器Yで翼ピッチ分だけ回転する時間を検出し、これらの
両検出値の割り算により回転翼1の回転方向の基準点か
らの変位を翼ピッチに対する割合で検出する。また回転
翼基部の検出器を翼ピッチの{k+0.5}倍の間隔で
2個設ける。更に回転翼先端部の検出器の数を2のn乗
個とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸気タービンやポンプな
どの回転翼の振動計測に適用される翼振動計測装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8乃至図10は従来の翼振動計測装置
を示し、図8は回転翼の正面図、図9は同側面図、図1
0はシステム図であり、回転翼01は円周方向に等間隔
にディスク部02で支持されて回転軸03に取付けられ
ている。この回転翼01には歪みゲージ04が貼り付け
られ、そのリード線05はディスク部02を配線され回
転軸03上に設置された送信トランスミッタ06へ接続
されている。また回転軸03上にはバッテリー07も設
置され、リード線08により同バッテリー07は送信ト
ランスミッタ06へ接続されている。送信トランスミッ
タ06には図10の如く送信アンテナ09が取付けられ
ている。また送信アンテナ09と相対する静止側には受
信アンテナ010が取付けられ、同アンテナ010は受
信器011に接続されている。受信器011の出力は出
力端012から図示しない振動処理装置へ入力されるよ
うになされている。しかしこの従来装置によれば、回転
翼01が振動により変形すると振動応力が発生し、翼表
面には歪みが生じる。この歪みを歪みゲージ04により
検出し、送信トランスミッタ06で増幅し、FM信号に
変換して送信アンテナ09より送信する。送信されたF
M信号を受信アンテナ010で受信し、受信器011で
元の歪み信号に比例した電気信号に復調し出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来装置において
は、歪ゲージ04により回転翼振動を検出する場合、回
転軸03上に歪ゲージ04、ゲージリード線05、送信
トランスミッタ06及びバッテリー07等を取付ける必
要があり、また回転による遠心力に耐えるように取付け
るためには相当の工夫と費用が必要であった。歪ゲージ
04の1枚では1つの回転翼01の振動しか検出できな
いので、多数翼を同時計測するためには、回転軸03上
に取付ける設備が計測する翼数に比例して多くなる。従
って前記従来装置では、多数翼の同時計測は極めて困難
であった。本発明は前記従来の問題を解消しようとする
もので、非接触によりすべての回転翼の振動を容易に把
握できる翼振動計測装置を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、翼先
端部と相対する静止側に等間隔にとりつけられた2のn
乗個(ここでnは正の整数)の電磁ピックアップ出力パ
ルスと、翼基部と相対する静止側に翼のピッチの{k+
0.5}倍(ここでkは任意の正の整数)の間隔で取付
けられた2個の電磁ピックアップ出力パルスのどちらか
一方との位相差を計数する計数器と、前記翼基部回転パ
ルスの周期を計数する計数器と、前記両計数器の出力の
割り算を行う除算器と、前記両計数器に高周波基準クロ
ック信号を入力する手段とを備えてなるもので、これを
課題解決のための手段とするものである。
【0005】
【作用】本発明によれば、計数器Xにより回転翼先端部
と翼基部間の通過時間差を検出し、計数基Yで翼ピッチ
分だけ回転する時間を検出し、これらの両検出値の割り
算により回転翼の回転方向の基準点からの変位を翼ピッ
チに対する割合で検出する。また回転翼基部の検出器を
翼ピッチの{k+0.5}倍(ここでkは任意の正の整
数)の間隔で2個設けているので、これらのどちらかを
適宜選んで処理することにより、回転翼先端部と回転翼
基部間の通過時間差が0又は翼ピッチ分の時間差に近い
場合に生じる不安定な現象(不連続となる)を避け、す
べての計測点について安定な計測をすることができる。
更に回転翼先端部の検出器の数を2のn乗個としている
ので、各回転翼毎に検出される信号は等間隔な2のn乗
個の時系列波形となり、FFT演算が非常に高速に実現
できる。
【0006】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1は本発明の実施例に係る翼振動計測装置のシス
テム構成を示し、回転翼1の先端部に対向する静止側に
は2のn乗個の電磁ピックアップCが等間隔に取付けら
れている。また回転翼1の基部に対向する静止側には2
個の電磁ピックアップBが翼ピッチの{k+0.5}倍
(ここでkは任意の正の整数)の間隔で取付けられてい
る。更にロータ2の軸部に対向する静止側には、1個の
回転パルス検出器A(1回転に1個のパルスを検出)が
取付けられている。またこれらの検出器の信号は、回転
翼の変位を演算するための1次処理装置3に入力され、
その出力信号はDMA(Direct Memory Access)転送を
行うインターフェースを介して、各種振動解析をオンラ
インで処理するための2次処理装置4に接続されてい
る。図2は各検出器の信号を1次処理装置3で矩形波に
波形成形した後の各パルスのタイミングチャートを示
し、図3は1次処理装置3で実施する演算処理のブロッ
ク線図を示す。図3において、回転翼先端部より検出し
た各パルスと、2個の回転翼基部より検出したパルスの
どちらか一方をゲート信号として基準クロックを計数す
る計数器Xと、前記翼基部より検出したパルスの一方を
ゲート信号として基準クロックを計数する計数器Yと、
両計数器の出力を割り算(X/Y)する除算器Zを備え
ている。また回転翼基部の電磁ピックアップBの出力
は、数十から数百メガヘルツの高周波基準クロックを計
数する計数器Xのゲート信号となるとともに、DMA転
送のタイミングを制御するコントローラ5のゲート信号
となる。
【0007】一方回転翼基部の電磁ピックアップB又は
B’のどちらか一方の出力と、回転翼先端部に対向して
取付けられた電磁ピックアップCの各出力は、同様に数
十から数百メガヘルツの高周波基準クロックを計数する
計数器Yのゲート信号として入力される。計数器X及び
計数器Yの出力は除算器Zに入力され、その出力は回転
方向翼振動の変位信号としてバッファー6に入力され、
DMAコントローラ5の指令に基づいてバッファー6よ
り2次処理装置4に出力される。2次処理装置4では、
入力されたセンサ基準の時系列データを翼基準の時系列
データに並べ変えてFFT演算を実施し、各種振動解析
を実施する。図4乃至図7に2次処理装置4の出力の例
を示し、図4は翼の振動波形、図5はキャンベル線図、
図6はトラッキング解析結果、図7は全翼の振動モード
図をそれぞれ示す。
【0008】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明の翼振動
計測装置によると、回転体上に全く器材を取付けること
なく非接触により回転方向の翼振動を計測できる。本発
明では等間隔に配置された2のn乗個の検出器を用いて
いるので、一定のサンプリング間隔で計測された2のn
乗個の時系列データを得ることができ、例えば歪みゲー
ジや加速度計などの接触型の振動計測装置で計測された
場合と同様に、FFT分析による詳細な振動解析が可能
であり、また全く同じ条件で回転中のすべての翼の振動
検出ができるので、翼毎のばらつきは全体で構成される
振動モードを評価でき、産業上極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る翼振動計測装置のシステ
ム図である。
【図2】同検出パルスのタイミングチャート図である。
【図3】同演算処理のブロック線図である。
【図4】同回転翼の振動波形を示す説明図である。
【図5】同キャンベル線図である。
【図6】同トラッキング解析結果を示す説明図である。
【図7】同全翼の振動モードを示す説明図である。
【図8】従来の翼振動計測装置の正面図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】図8の装置によるシステム図である。
【符号の説明】
1 回転翼 2 ロータ 3 1次処理装置 4 2次処理装置 5 DMAコントローラ 6 バッファー 7 DMA転送インターフェース A 回転パルス検出器 B,B’ 電磁ピックアップ C 電磁ピックアップ X 計数器 Y 計数器 Z 除算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翼先端部と相対する静止側に等間隔にと
    りつけられた2のn乗個(ここでnは正の整数)の電磁
    ピックアップ出力パルスと、翼基部と相対する静止側に
    翼のピッチの{k+0.5}倍(ここでkは任意の正の
    整数)の間隔で取付けられた2個の電磁ピックアップ出
    力パルスのどちらか一方との位相差を計数する計数器
    と、前記翼基部回転パルスの周期を計数する計数器と、
    前記両計数器の出力の割り算を行う除算器と、前記両計
    数器に高周波基準クロック信号を入力する手段とを備え
    てなることを特徴とする翼振動計測装置。
JP21704594A 1994-09-12 1994-09-12 翼振動計測装置 Pending JPH0882547A (ja)

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JP21704594A JPH0882547A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 翼振動計測装置

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JP21704594A JPH0882547A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 翼振動計測装置

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JPH0882547A true JPH0882547A (ja) 1996-03-26

Family

ID=16697976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21704594A Pending JPH0882547A (ja) 1994-09-12 1994-09-12 翼振動計測装置

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JP (1) JPH0882547A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263899A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Toppan Printing Co Ltd パターン形状計測装置及びパターン形状計測方法
JP2013083568A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Toshiba Corp 翼振動計測装置
US9057682B2 (en) 2011-09-13 2015-06-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Blade vibration measuring apparatus
EP2672240A3 (en) * 2012-06-08 2017-09-27 General Electric Company Campbell diagram displays and methods and systems for implementing same
CN114136545A (zh) * 2021-11-08 2022-03-04 陕西飞机工业有限责任公司 一种飞机外翼气密油密试验设备及方法
US11768087B2 (en) 2019-10-28 2023-09-26 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Detection device, rotary machine, and detection method

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000926