JPH087545A - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
- Publication number
- JPH087545A JPH087545A JP13575394A JP13575394A JPH087545A JP H087545 A JPH087545 A JP H087545A JP 13575394 A JP13575394 A JP 13575394A JP 13575394 A JP13575394 A JP 13575394A JP H087545 A JPH087545 A JP H087545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- disk
- optical
- unit
- reproducing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Automatic Disk Changers (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 メモスキャンキー21が利用者により押圧さ
れると、主制御部153は、機能名称を表示した後、現
在チャッキングしているディスク番号から一番近いディ
スク番号とそのメモ入力情報を表示部28に左スクロー
ルの表示移動で表示する。すなわち、主制御部153
は、メモリ部155のキャラクタデータ記憶領域とディ
スク番号登録領域からメモ入力情報とディスク番号に関
するデータを順次呼び出して表示ドライバ154を介
し、表示部28に順次表示する。 【効果】 メモ入力情報をディスク番号と共に表示部に
順次表示でき、簡易な操作手順で複数枚ディスクより目
的ディスクを選択できる。
れると、主制御部153は、機能名称を表示した後、現
在チャッキングしているディスク番号から一番近いディ
スク番号とそのメモ入力情報を表示部28に左スクロー
ルの表示移動で表示する。すなわち、主制御部153
は、メモリ部155のキャラクタデータ記憶領域とディ
スク番号登録領域からメモ入力情報とディスク番号に関
するデータを順次呼び出して表示ドライバ154を介
し、表示部28に順次表示する。 【効果】 メモ入力情報をディスク番号と共に表示部に
順次表示でき、簡易な操作手順で複数枚ディスクより目
的ディスクを選択できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚のディスクが収
納された収納部から1枚のディスクを取り出し、この取
り出したディスクに記録されている楽音信号等の情報信
号の再生を行うディスク再生装置に関する。
納された収納部から1枚のディスクを取り出し、この取
り出したディスクに記録されている楽音信号等の情報信
号の再生を行うディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、多数枚の円盤状記録媒体、例え
ば再生専用の光ディスクが収納されたディスク収納ユニ
ットから1枚の光ディスクを取り出し、この取り出した
光ディスクに記録されている楽音信号等の情報信号の再
生を行うディスク再生装置は、多数枚の光ディスクが収
納されるディスク収納ユニットと、このディスク収納ユ
ニットから選択的に1枚の光ディスクを選択し該1枚の
光ディスクに記録された情報信号の再生を行う再生ユニ
ットとを備えている。
ば再生専用の光ディスクが収納されたディスク収納ユニ
ットから1枚の光ディスクを取り出し、この取り出した
光ディスクに記録されている楽音信号等の情報信号の再
生を行うディスク再生装置は、多数枚の光ディスクが収
納されるディスク収納ユニットと、このディスク収納ユ
ニットから選択的に1枚の光ディスクを選択し該1枚の
光ディスクに記録された情報信号の再生を行う再生ユニ
ットとを備えている。
【0003】このディスク再生装置を構成する再生ユニ
ットは、ディスク収納ユニットから選択された1枚の光
ディスクを装着し該光ディスクを回転操作するディスク
回転操作機構と、このディスク回転操作機構によって回
転操作される光ディスクの径方向に移動可能とされ、こ
の光ディスクに記録された楽音信号等の情報信号を再生
する光ピックアップ装置を備えている。
ットは、ディスク収納ユニットから選択された1枚の光
ディスクを装着し該光ディスクを回転操作するディスク
回転操作機構と、このディスク回転操作機構によって回
転操作される光ディスクの径方向に移動可能とされ、こ
の光ディスクに記録された楽音信号等の情報信号を再生
する光ピックアップ装置を備えている。
【0004】さらに、この再生ユニットは、ディスク収
納ユニットに収納されている多数枚の光ディスクから選
択された1枚の光ディスクを該1枚の光ディスクが装着
されるディスクテーブル上まで送り操作するディスク搬
送機構と、このディスク搬送機構によって搬送操作され
た光ディスクをディスクテーブルと一体に回転するよう
にディスクテーブルにクランプさせるクランプ機構とを
備えている。
納ユニットに収納されている多数枚の光ディスクから選
択された1枚の光ディスクを該1枚の光ディスクが装着
されるディスクテーブル上まで送り操作するディスク搬
送機構と、このディスク搬送機構によって搬送操作され
た光ディスクをディスクテーブルと一体に回転するよう
にディスクテーブルにクランプさせるクランプ機構とを
備えている。
【0005】そして、再生ユニットにより再生される光
ディスクの選択は、多数枚の光ディスクを収納したディ
スク収納ユニットを移動操作して、任意の光ディスクを
ディスク搬送機構に対応する位置に移動し、このディス
ク搬送機構によるディスク収納ユニットからの取り出し
操作よって行われる。あるいは、ディスク収納ユニット
に収納された任意の光ディスクに対応する位置に、ディ
スク搬送機構を移動操作し、このディスク搬送機構によ
るディスク収納ユニットからの取り出し操作によって行
われる。そして、ディスク搬送機構に対応する位置に位
置された光ディスクは、このディスク搬送機構によって
再生ユニットのディスク回転操作機構上に搬送操作さ
れ、このディスク回転操作機構を構成するディスクテー
ブル上に装着され、上記ディスク回転操作機構によって
回転操作されながら光ピックアップ装置による走査が行
われることにより、記録された情報信号の再生が行われ
る。
ディスクの選択は、多数枚の光ディスクを収納したディ
スク収納ユニットを移動操作して、任意の光ディスクを
ディスク搬送機構に対応する位置に移動し、このディス
ク搬送機構によるディスク収納ユニットからの取り出し
操作よって行われる。あるいは、ディスク収納ユニット
に収納された任意の光ディスクに対応する位置に、ディ
スク搬送機構を移動操作し、このディスク搬送機構によ
るディスク収納ユニットからの取り出し操作によって行
われる。そして、ディスク搬送機構に対応する位置に位
置された光ディスクは、このディスク搬送機構によって
再生ユニットのディスク回転操作機構上に搬送操作さ
れ、このディスク回転操作機構を構成するディスクテー
ブル上に装着され、上記ディスク回転操作機構によって
回転操作されながら光ピックアップ装置による走査が行
われることにより、記録された情報信号の再生が行われ
る。
【0006】ところで、ディスク収納ユニットに収納さ
れた多数枚の光ディスクの中から1枚を選択するように
なすため、各光ディスクが収納保持されるディスク保持
部に便宜的に連番号を付し、この連番号を各ディスク保
持部に収納保持された光ディスクの番号、すなわちディ
スク番号として定義し、この番号を指定することによ
り、各ディスク保持部に収納保持された光ディスクを特
定するようにしている。すなわち、多数枚の光ディスク
を収納し得るディスク収納ユニットを備えたディスク再
生装置にあっては、ディスク収納ユニットの各ディスク
保持部に付された連番号を指定することにより、これら
ディスク保持部に収納された光ディスクを指定し、この
指定した光ディスクをディスク搬送機構によりディスク
再生ユニットに搬送し、このディスク再生ユニットによ
り再生を行うように構成されている。
れた多数枚の光ディスクの中から1枚を選択するように
なすため、各光ディスクが収納保持されるディスク保持
部に便宜的に連番号を付し、この連番号を各ディスク保
持部に収納保持された光ディスクの番号、すなわちディ
スク番号として定義し、この番号を指定することによ
り、各ディスク保持部に収納保持された光ディスクを特
定するようにしている。すなわち、多数枚の光ディスク
を収納し得るディスク収納ユニットを備えたディスク再
生装置にあっては、ディスク収納ユニットの各ディスク
保持部に付された連番号を指定することにより、これら
ディスク保持部に収納された光ディスクを指定し、この
指定した光ディスクをディスク搬送機構によりディスク
再生ユニットに搬送し、このディスク再生ユニットによ
り再生を行うように構成されている。
【0007】そして、例えばディスク再生ユニットにて
光ディスクを再生する場合は、操作パネルにあるテンキ
ーなどの番号入力キーを操作して、所望のディスク番号
を入力し、その入力されたディスク番号に対応する光デ
ィスクを再生するようにしている。
光ディスクを再生する場合は、操作パネルにあるテンキ
ーなどの番号入力キーを操作して、所望のディスク番号
を入力し、その入力されたディスク番号に対応する光デ
ィスクを再生するようにしている。
【0008】また、各ディスク番号に対応するタイトル
等の文字表示情報を文字キー等を用いてメモリーに登録
し、光ディスクの再生時にディスク番号を入力すること
により、表示部にディスク番号と共にこのディスク番号
に対応した文字表示情報を表示し、ディスク再生装置の
操作性の向上を図っている。
等の文字表示情報を文字キー等を用いてメモリーに登録
し、光ディスクの再生時にディスク番号を入力すること
により、表示部にディスク番号と共にこのディスク番号
に対応した文字表示情報を表示し、ディスク再生装置の
操作性の向上を図っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ディスク再生装置にあっては、多数枚の光ディスクから
任意の光ディスクを選択する場合、特定の操作キーやト
グル動作を行う回転式操作キーによりディスク番号をア
ップ/ダウンさせ、それに対応した文字表示情報を確認
しながら選択を行っていたので、利用者が目的のディス
ク、曲を選択するには該利用者に数回同じ操作を繰り返
させなければならなかった。このため、利用者が多数枚
の光ディスクから所望の光ディスク、曲を選択する操作
は、煩雑なものであった。
ディスク再生装置にあっては、多数枚の光ディスクから
任意の光ディスクを選択する場合、特定の操作キーやト
グル動作を行う回転式操作キーによりディスク番号をア
ップ/ダウンさせ、それに対応した文字表示情報を確認
しながら選択を行っていたので、利用者が目的のディス
ク、曲を選択するには該利用者に数回同じ操作を繰り返
させなければならなかった。このため、利用者が多数枚
の光ディスクから所望の光ディスク、曲を選択する操作
は、煩雑なものであった。
【0010】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、利用者が多数枚の光ディスクから所望の光ディ
スク、曲を選択する際の操作を簡易にするディスク再生
装置の提供を目的とする。
であり、利用者が多数枚の光ディスクから所望の光ディ
スク、曲を選択する際の操作を簡易にするディスク再生
装置の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク再
生装置は、複数枚のディスクが収納できる収納手段と、
上記収納手段から選択的にディスクを選択し再生する再
生手段と、上記複数枚の各ディスクに対応した文字情報
を入力する入力手段と、上記入力手段により入力された
上記文字情報を記憶する記憶手段とを備えたディスク再
生装置において、上記文字情報の検索を指示する操作手
段と、上記操作手段の操作に応じて、上記記憶手段から
上記文字情報を所定順序で順次読み出す制御手段と、上
記制御手段により読み出された上記文字情報を順次表示
する表示手段とを有することにより上記課題を解決す
る。
生装置は、複数枚のディスクが収納できる収納手段と、
上記収納手段から選択的にディスクを選択し再生する再
生手段と、上記複数枚の各ディスクに対応した文字情報
を入力する入力手段と、上記入力手段により入力された
上記文字情報を記憶する記憶手段とを備えたディスク再
生装置において、上記文字情報の検索を指示する操作手
段と、上記操作手段の操作に応じて、上記記憶手段から
上記文字情報を所定順序で順次読み出す制御手段と、上
記制御手段により読み出された上記文字情報を順次表示
する表示手段とを有することにより上記課題を解決す
る。
【0012】この場合、上記ディスク再生装置はさらに
再生指示手段を有し、上記制御手段は、上記表示手段が
上記文字情報を順次表示している時に該再生支持手段が
操作されたら上記表示手段が現に表示している文字情報
に対応するディスクを再生手段に装着及び再生制御す
る。
再生指示手段を有し、上記制御手段は、上記表示手段が
上記文字情報を順次表示している時に該再生支持手段が
操作されたら上記表示手段が現に表示している文字情報
に対応するディスクを再生手段に装着及び再生制御す
る。
【0013】また、上記所定順序はアルファベット順で
あることを特徴とする。また、上記所定順序はディスク
番号順であることを特徴とする。また、上記所定順序は
アイウエオ順であることを特徴とする。
あることを特徴とする。また、上記所定順序はディスク
番号順であることを特徴とする。また、上記所定順序は
アイウエオ順であることを特徴とする。
【0014】また、上記文字情報の検索は上記記憶手段
に記憶された全ての文字情報に対して行われる。また、
上記ディスク再生装置はさらに上記各ディスクをグルー
プ分けする機能を有し、上記表示部は上記グループ分け
したグループ群に関するグループ文字情報を順次表示す
る。
に記憶された全ての文字情報に対して行われる。また、
上記ディスク再生装置はさらに上記各ディスクをグルー
プ分けする機能を有し、上記表示部は上記グループ分け
したグループ群に関するグループ文字情報を順次表示す
る。
【0015】また、上記操作手段はトラックに関する文
字情報の検索を指示し、上記制御手段は該操作手段の操
作に応じて、該トラックに関する文字情報を所定順序で
順次読み出し、上記表示手段は上記制御手段から読み出
された上記トラックに関する文字情報を順次表示する。
字情報の検索を指示し、上記制御手段は該操作手段の操
作に応じて、該トラックに関する文字情報を所定順序で
順次読み出し、上記表示手段は上記制御手段から読み出
された上記トラックに関する文字情報を順次表示する。
【0016】この場合、上記所定順序はアルファベット
順であることを特徴とする。また、上記所定順序はディ
スク番号順であることを特徴とする。また、上記所定順
序はアイウエオ順であることを特徴とする。
順であることを特徴とする。また、上記所定順序はディ
スク番号順であることを特徴とする。また、上記所定順
序はアイウエオ順であることを特徴とする。
【0017】
【作用】操作手段が複数枚の各ディスクに対応した文字
情報の検索を指示すると、制御手段が記憶手段から上記
文字情報を所定順序で順次読み出し、表示手段が読み出
された上記文字情報を順次表示するので、利用者が多数
枚の光ディスクから所望の光ディスク、曲を選択する際
の操作を簡易にする。
情報の検索を指示すると、制御手段が記憶手段から上記
文字情報を所定順序で順次読み出し、表示手段が読み出
された上記文字情報を順次表示するので、利用者が多数
枚の光ディスクから所望の光ディスク、曲を選択する際
の操作を簡易にする。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係るディスク再生装置の好ま
しい実施例を図面を参照しながら説明する。この実施例
は、楽音信号等の情報信号が記録された光ディスクが多
数枚収納されたディスク収納ユニットから1枚の光ディ
スクを取り出し、この取り出した光ディスクに記録され
た上記情報信号の再生を行う光ディスク再生装置であ
る。
しい実施例を図面を参照しながら説明する。この実施例
は、楽音信号等の情報信号が記録された光ディスクが多
数枚収納されたディスク収納ユニットから1枚の光ディ
スクを取り出し、この取り出した光ディスクに記録され
た上記情報信号の再生を行う光ディスク再生装置であ
る。
【0019】この光ディスク再生装置は、図1に示すよ
うに、略々方形状をなす装置本体を構成する外筺1内
に、100枚の光ディスクDを収納可能となすディスク
収納ユニット2と、このディスク収納ユニット2から選
択された1枚の光ディスクDを再生する図3に示すディ
スク再生ユニット3を内蔵している。
うに、略々方形状をなす装置本体を構成する外筺1内
に、100枚の光ディスクDを収納可能となすディスク
収納ユニット2と、このディスク収納ユニット2から選
択された1枚の光ディスクDを再生する図3に示すディ
スク再生ユニット3を内蔵している。
【0020】外筺1内に配設されるディスク収納ユニッ
ト2は、図3に示すように、外筺1の底面1a側から植
立された支軸4を介して回転可能に支持された円形をな
すロータリーテーブル5を備えている。この収納ユニッ
ト本体を構成するロータリーテーブル5は、外筺1の底
面1aに垂直に植立された支軸4に支持されてなること
から、外筺1の底面1aと平行に、すなわち光ディスク
再生装置の設置面に水平に回転する。
ト2は、図3に示すように、外筺1の底面1a側から植
立された支軸4を介して回転可能に支持された円形をな
すロータリーテーブル5を備えている。この収納ユニッ
ト本体を構成するロータリーテーブル5は、外筺1の底
面1aに垂直に植立された支軸4に支持されてなること
から、外筺1の底面1aと平行に、すなわち光ディスク
再生装置の設置面に水平に回転する。
【0021】そして、ロータリーテーブル5には、図4
に示すように、支軸4に支持された回転中心を中心にし
て、それぞれ半径方向に亘って多数のディスク挿入溝6
が放射状に形成されている。本実施例においては、ディ
スク挿入溝6は、ロータリーテーブル5の周周り方向に
100個形成されている。また、ロータリーテーブル5
の下面側には、図3に示すように、このロータリーテー
ブル5と同軸に円筒状をなすディスク支持体7が一体的
に取付けられている。このディスク支持体7には、ロー
タリーテーブル5に形成された各ディスク挿入溝6に対
応して、これらディスク挿入溝6にそれぞれ挿入される
光ディスクDの外周縁を支持するディスク支持溝8が形
成されている。これらディスク支持溝8は、ディスク支
持体7のロータリーテーブル5に対向する上面側の外周
縁側のコーナ部に放射状に形成されてなる。これらディ
スク支持溝8は、光ディスクDの外周縁に対応する湾曲
した面を有する溝として形成されている。従って、ディ
スク挿入溝6に略垂直に挿入された光ディスクDは、デ
ィスク支持溝6に外周縁が支持されることにより、ディ
スク挿入溝6からの脱落が規制される。すなわち、1つ
のディスク挿入溝6と1つのディスク支持溝8により1
枚ずつ光ディスクDを収納保持するディスク保持部を構
成してなる。
に示すように、支軸4に支持された回転中心を中心にし
て、それぞれ半径方向に亘って多数のディスク挿入溝6
が放射状に形成されている。本実施例においては、ディ
スク挿入溝6は、ロータリーテーブル5の周周り方向に
100個形成されている。また、ロータリーテーブル5
の下面側には、図3に示すように、このロータリーテー
ブル5と同軸に円筒状をなすディスク支持体7が一体的
に取付けられている。このディスク支持体7には、ロー
タリーテーブル5に形成された各ディスク挿入溝6に対
応して、これらディスク挿入溝6にそれぞれ挿入される
光ディスクDの外周縁を支持するディスク支持溝8が形
成されている。これらディスク支持溝8は、ディスク支
持体7のロータリーテーブル5に対向する上面側の外周
縁側のコーナ部に放射状に形成されてなる。これらディ
スク支持溝8は、光ディスクDの外周縁に対応する湾曲
した面を有する溝として形成されている。従って、ディ
スク挿入溝6に略垂直に挿入された光ディスクDは、デ
ィスク支持溝6に外周縁が支持されることにより、ディ
スク挿入溝6からの脱落が規制される。すなわち、1つ
のディスク挿入溝6と1つのディスク支持溝8により1
枚ずつ光ディスクDを収納保持するディスク保持部を構
成してなる。
【0022】ところで、ロータリーテーブル5に形成さ
れるディスク挿入溝6は、ロータリーテーブル5の回転
中心側に位置する内周側端部6a及びロータリーテーブ
ル5の外周縁部側に位置する外周側端部6bの幅を、こ
のディスク挿入溝6に挿入される光ディスクDの厚みと
略々同じにしている。また、内周側端部6aから外周側
端部6bに至る中途部6cの幅は、ロータリーテーブル
5の内周側から外周側に向かって徐々に幅広となるよう
に形成されている。
れるディスク挿入溝6は、ロータリーテーブル5の回転
中心側に位置する内周側端部6a及びロータリーテーブ
ル5の外周縁部側に位置する外周側端部6bの幅を、こ
のディスク挿入溝6に挿入される光ディスクDの厚みと
略々同じにしている。また、内周側端部6aから外周側
端部6bに至る中途部6cの幅は、ロータリーテーブル
5の内周側から外周側に向かって徐々に幅広となるよう
に形成されている。
【0023】このようにディスク挿入溝6を形成するこ
とにより、ディスク挿入溝6に挿入された光ディスクD
は、ディスク挿入溝6の内周側端部6a及び外周側端部
6bにより揺動が規制され、ロータリーテーブル5に垂
直に支持される。すなわち、光ディスクDは、主面をロ
ータリーテーブル5の回転中心であるこのロータリーテ
ーブル5を支持する支軸4と略々平行となされてディス
ク収納ユニット2に収納保持される。また、光ディスク
Dは、情報信号の記録が行われない外周縁側の非信号記
録領域のみがディスク挿入溝6の内周側端部6a及び外
周側端部6bにより支持されてなるので、ディスク挿入
溝6への挿脱時やロータリーテーブル5の回転操作時
に、情報信号に記録が行われる内周側に形成される信号
記録領域のディスク挿入溝6を構成する側壁に接触する
ことを確実に防止することができる。特に、ディスク挿
入溝6の中途部6cが、内周側から外周側に向かって徐
々に幅広となるように形成されてなるので、ディスク挿
入溝6への光ディスクDの挿脱時に信号記録領域のディ
スク挿入溝6を構成する側壁への接触を確実に防止する
ことができる。このとき、光ディスクDは、上端側及び
下端側をそれぞれロータリーテーブル5の上下に突出さ
せている。
とにより、ディスク挿入溝6に挿入された光ディスクD
は、ディスク挿入溝6の内周側端部6a及び外周側端部
6bにより揺動が規制され、ロータリーテーブル5に垂
直に支持される。すなわち、光ディスクDは、主面をロ
ータリーテーブル5の回転中心であるこのロータリーテ
ーブル5を支持する支軸4と略々平行となされてディス
ク収納ユニット2に収納保持される。また、光ディスク
Dは、情報信号の記録が行われない外周縁側の非信号記
録領域のみがディスク挿入溝6の内周側端部6a及び外
周側端部6bにより支持されてなるので、ディスク挿入
溝6への挿脱時やロータリーテーブル5の回転操作時
に、情報信号に記録が行われる内周側に形成される信号
記録領域のディスク挿入溝6を構成する側壁に接触する
ことを確実に防止することができる。特に、ディスク挿
入溝6の中途部6cが、内周側から外周側に向かって徐
々に幅広となるように形成されてなるので、ディスク挿
入溝6への光ディスクDの挿脱時に信号記録領域のディ
スク挿入溝6を構成する側壁への接触を確実に防止する
ことができる。このとき、光ディスクDは、上端側及び
下端側をそれぞれロータリーテーブル5の上下に突出さ
せている。
【0024】また、ディスク収納ユニット2を構成する
ロータリーテーブル5の外周面には、図3に示すよう
に、全周に亘ってギヤ部9が刻設されている。このロー
タリーテーブル5は、ギヤ部9に後述する収納ユニット
回転駆動機構を構成する駆動力伝達ギヤが噛合されるこ
とによって収納ユニット回転駆動機構の駆動によって支
軸4を中心に回転操作される。また、ロータリーテーブ
ル5の外周面であって、ギヤ部9が刻設された上方側に
位置して、各ディスク挿入溝6に対応して係合凹部10
が設けられている。この係合凹部10には、後述する収
納ユニット回動規制機構が係脱することによって、ロー
タリーテーブル5の回転を規制する。
ロータリーテーブル5の外周面には、図3に示すよう
に、全周に亘ってギヤ部9が刻設されている。このロー
タリーテーブル5は、ギヤ部9に後述する収納ユニット
回転駆動機構を構成する駆動力伝達ギヤが噛合されるこ
とによって収納ユニット回転駆動機構の駆動によって支
軸4を中心に回転操作される。また、ロータリーテーブ
ル5の外周面であって、ギヤ部9が刻設された上方側に
位置して、各ディスク挿入溝6に対応して係合凹部10
が設けられている。この係合凹部10には、後述する収
納ユニット回動規制機構が係脱することによって、ロー
タリーテーブル5の回転を規制する。
【0025】そして、光ディスクDを収納保持したディ
スク収納ユニット2と、このディスク収納ユニット2か
ら選択された1枚の光ディスクDを再生するディスク再
生ユニット3を内蔵した外筺1には、図1に示すよう
に、ディスク収納ユニット2に光ディスクDを挿脱させ
るためのディスク挿脱口11が設けられている。このデ
ィスク挿脱口11は、外筺1の上面側に位置し、この外
筺1の前面側から背面方向に亘って設けられている。こ
のディスク挿脱口11は、ロータリーテーブル5に設け
られた多数のディスク挿入溝6中の一部を外方に臨まさ
せる大きさに形成されている。具体的には、100個の
ディスク挿入溝6中の略1/4を外方に臨ませる大きさ
に形成されている。そして、上記ディスク挿脱口11を
介して、光ディスクDを挿脱することにより、ディスク
挿入溝6に挿入保持される光ディスクDの交換を行うこ
とができる。なお、ディスク挿脱口11は、透明な合成
樹脂からなる開閉可能な蓋体12により覆われる。そし
て、例えば光ディスクDの再生時、あるいは使用しない
ときに、蓋体12を閉塞しておくことにより、ディスク
挿脱口11を介して不用意にディスク収容ユニット2に
収納された光ディスクDへの接触を防止し、さらに外筺
1内への塵埃の侵入を防止して、光ディスクDの保護を
図ることができる。
スク収納ユニット2と、このディスク収納ユニット2か
ら選択された1枚の光ディスクDを再生するディスク再
生ユニット3を内蔵した外筺1には、図1に示すよう
に、ディスク収納ユニット2に光ディスクDを挿脱させ
るためのディスク挿脱口11が設けられている。このデ
ィスク挿脱口11は、外筺1の上面側に位置し、この外
筺1の前面側から背面方向に亘って設けられている。こ
のディスク挿脱口11は、ロータリーテーブル5に設け
られた多数のディスク挿入溝6中の一部を外方に臨まさ
せる大きさに形成されている。具体的には、100個の
ディスク挿入溝6中の略1/4を外方に臨ませる大きさ
に形成されている。そして、上記ディスク挿脱口11を
介して、光ディスクDを挿脱することにより、ディスク
挿入溝6に挿入保持される光ディスクDの交換を行うこ
とができる。なお、ディスク挿脱口11は、透明な合成
樹脂からなる開閉可能な蓋体12により覆われる。そし
て、例えば光ディスクDの再生時、あるいは使用しない
ときに、蓋体12を閉塞しておくことにより、ディスク
挿脱口11を介して不用意にディスク収容ユニット2に
収納された光ディスクDへの接触を防止し、さらに外筺
1内への塵埃の侵入を防止して、光ディスクDの保護を
図ることができる。
【0026】また、外筺1の前面側には、この光ディス
ク再生装置を制御するための操作スイッチや操作釦等を
配列した操作パネル13が設けられている。ここで、こ
の操作パネル13に設置されている主要な操作スイッ
チ、ボタン等を説明すると、図2の拡大図に示すよう
に、操作パネル13の向かって左側上部に電源スイッチ
15が配置され、向かって右側上部に光ディスクDに対
する再生操作モードを選択する再生モード選択キー16
a、一時停止キー16b、停止キー16c、アンロード
キー16d、プレビューキー16e及びネクストキー1
6fの操作キー群16が配置されている。また、操作パ
ネル13中央下部には、ディスク収納ユニット2に収納
される100枚の光ディスクDを記録された情報の内容
に応じて、あるいは複数の各使用者の使用頻度等に応じ
て所定の枚数毎に単位化するディスクグルーブ指定キー
17が配置されている。本実施例では、ディスクグルー
ブ指定キー17は、第1のディスクグルーブ指定キー1
7aから第10のディスク指定キー17jまでの10個
のキーからなる。このディスクグルーブ指定キー17中
の第1のディスクグルーブ指定キー17aの上側にはデ
ィスクグループエントリーキー19が配置されている。
また、このグループエントリーキー19の左側にはディ
スク、グループ又はトラックに関する文字情報を登録す
るときの切り換え指定キー20が配置されている。この
切り換え指定キー20の左側には、メモ入力された情報
を後述する表示部28のメモ表示領域30に順次表示す
るためのメモスキャンキー21が配置されている。
ク再生装置を制御するための操作スイッチや操作釦等を
配列した操作パネル13が設けられている。ここで、こ
の操作パネル13に設置されている主要な操作スイッ
チ、ボタン等を説明すると、図2の拡大図に示すよう
に、操作パネル13の向かって左側上部に電源スイッチ
15が配置され、向かって右側上部に光ディスクDに対
する再生操作モードを選択する再生モード選択キー16
a、一時停止キー16b、停止キー16c、アンロード
キー16d、プレビューキー16e及びネクストキー1
6fの操作キー群16が配置されている。また、操作パ
ネル13中央下部には、ディスク収納ユニット2に収納
される100枚の光ディスクDを記録された情報の内容
に応じて、あるいは複数の各使用者の使用頻度等に応じ
て所定の枚数毎に単位化するディスクグルーブ指定キー
17が配置されている。本実施例では、ディスクグルー
ブ指定キー17は、第1のディスクグルーブ指定キー1
7aから第10のディスク指定キー17jまでの10個
のキーからなる。このディスクグルーブ指定キー17中
の第1のディスクグルーブ指定キー17aの上側にはデ
ィスクグループエントリーキー19が配置されている。
また、このグループエントリーキー19の左側にはディ
スク、グループ又はトラックに関する文字情報を登録す
るときの切り換え指定キー20が配置されている。この
切り換え指定キー20の左側には、メモ入力された情報
を後述する表示部28のメモ表示領域30に順次表示す
るためのメモスキャンキー21が配置されている。
【0027】そして、本実施例の再生装置においては、
操作パネル13の図における向かって右側下部に位置し
て回転式操作キー22が配置されている。この回転式操
作キー22の左側には、メモ入力キー26とファイルキ
ー23とイレースキー25が配置されている。この回転
式操作キー22は、その中央に操作パネル13に対して
固定とされたデータ設定用の押しボタンスイッチ24を
有する。回転式操作キー22は、1回転につき間欠的に
例えば10回の停止位置があり、その停止位置毎にデー
タが更新されるようになっている。例えば右側に回転さ
せたときデータが+更新され、左側に回転させたとき−
更新されるようになっている。
操作パネル13の図における向かって右側下部に位置し
て回転式操作キー22が配置されている。この回転式操
作キー22の左側には、メモ入力キー26とファイルキ
ー23とイレースキー25が配置されている。この回転
式操作キー22は、その中央に操作パネル13に対して
固定とされたデータ設定用の押しボタンスイッチ24を
有する。回転式操作キー22は、1回転につき間欠的に
例えば10回の停止位置があり、その停止位置毎にデー
タが更新されるようになっている。例えば右側に回転さ
せたときデータが+更新され、左側に回転させたとき−
更新されるようになっている。
【0028】そして、この操作パネル13の中央部分に
は、例えば液晶ディスプレイやFL管等で構成された表
示部28が設置されている。この表示部28は、登録さ
れたグループ番号を数字を点灯することで表示する登録
グループ表示部29aと、選択されたあるいは現在のデ
ィスクのグループ番号を表示するディスクグループ番号
表示領域29bと、選択されたあるいは現在のディスク
番号に関するタイトル等のメモを表示するメモ表示領域
30と、現在再生中あるいは選択された光ディスクDの
ディスク番号と次に再生される光ディスクDのディスク
番号を表示する第1及び第2のディスク番号表示領域3
1a及び31bと、演奏中のディスクのトラック番号を
表示するトラック番号表示領域32と、時刻表示領域3
3と、演奏中のディスクのトラック番号を含め該ディス
クの残トラックを表示する残トラック表示部34を有す
る。
は、例えば液晶ディスプレイやFL管等で構成された表
示部28が設置されている。この表示部28は、登録さ
れたグループ番号を数字を点灯することで表示する登録
グループ表示部29aと、選択されたあるいは現在のデ
ィスクのグループ番号を表示するディスクグループ番号
表示領域29bと、選択されたあるいは現在のディスク
番号に関するタイトル等のメモを表示するメモ表示領域
30と、現在再生中あるいは選択された光ディスクDの
ディスク番号と次に再生される光ディスクDのディスク
番号を表示する第1及び第2のディスク番号表示領域3
1a及び31bと、演奏中のディスクのトラック番号を
表示するトラック番号表示領域32と、時刻表示領域3
3と、演奏中のディスクのトラック番号を含め該ディス
クの残トラックを表示する残トラック表示部34を有す
る。
【0029】次に、この光ディスク再生装置を構成する
主要な機構を図3〜図22を参照して説明する。この光
ディスク再生装置は、図3に示すように、多数枚の光デ
ィスクDを収納したディスク収納ユニット2を支軸4を
中心にして時計周り方向及び半時計周り方向に回転操作
する収納ユニット回転駆動機構41と、ディスク収納ユ
ニット2に収納されたいずれか1枚の光ディスクDを選
択的に取り出し、ディスク再生ユニット3に装着させる
ように搬送するディスク搬送機構42と、上記ディスク
収納ユニット2の回転位置を検出するディスク収納ユニ
ット回転位置検出機構44を備えている。
主要な機構を図3〜図22を参照して説明する。この光
ディスク再生装置は、図3に示すように、多数枚の光デ
ィスクDを収納したディスク収納ユニット2を支軸4を
中心にして時計周り方向及び半時計周り方向に回転操作
する収納ユニット回転駆動機構41と、ディスク収納ユ
ニット2に収納されたいずれか1枚の光ディスクDを選
択的に取り出し、ディスク再生ユニット3に装着させる
ように搬送するディスク搬送機構42と、上記ディスク
収納ユニット2の回転位置を検出するディスク収納ユニ
ット回転位置検出機構44を備えている。
【0030】まず、収納ユニット回転駆動機構41を説
明すると、この収納ユニット回転駆動機構41は、ディ
スク収納ユニット2を回転操作して、例えば操作パネル
13に配置した各種キーによって選択されたディスク挿
入溝6とディスク支持溝8からなるいずれか1つのディ
スク保持部に収納保持された光ディスクDを、ディスク
搬送機構42による取り出し可能な位置、すなわちディ
スク搬送機構42に対応する位置に移動操作するもので
ある。この収納ユニット回転駆動機構41は、この光デ
ィスク再生装置の第1の駆動部を構成する。
明すると、この収納ユニット回転駆動機構41は、ディ
スク収納ユニット2を回転操作して、例えば操作パネル
13に配置した各種キーによって選択されたディスク挿
入溝6とディスク支持溝8からなるいずれか1つのディ
スク保持部に収納保持された光ディスクDを、ディスク
搬送機構42による取り出し可能な位置、すなわちディ
スク搬送機構42に対応する位置に移動操作するもので
ある。この収納ユニット回転駆動機構41は、この光デ
ィスク再生装置の第1の駆動部を構成する。
【0031】この収納ユニット回転駆動機構41は、図
3に示すように、外筺1内のコーナ部に配置された駆動
モータ45と、複数のギヤからなる減速ギヤ機構46と
を備えてなる。この減速ギヤ機構46を構成する駆動ギ
ヤ47が、ロータリーテーブル5の外周面に形成したギ
ヤ部9に噛合されることにより、駆動モータ45の駆動
力がロータリーテーブル5に伝達される。なお、駆動モ
ータ45の回転駆動力は、駆動モータ45の出力軸45
aに取付けられたプーリ45bと減速ギヤ機構46を構
成するプーリ46aとの間に巻装された駆動力伝達ベル
ト48を介して減速機構46に伝達される。従って、駆
動モータ45の回転駆動力は、減速ギヤ機構46によっ
て減速されて、最終的に駆動ギヤ47を介してロータリ
ーテーブル5のギヤ部9に伝達されて、ロータリーテー
ブル1を回転操作する。この駆動モータ45は、正逆双
方向に回転駆動可能なものであって、操作パネル13に
配置した各種キーによって選択された光ディスクDの位
置に応じてロータリーテーブル5を含むディスク収納ユ
ニット2を支軸4を中心にして時計周り方向又は反時計
周り方向に回転操作する。
3に示すように、外筺1内のコーナ部に配置された駆動
モータ45と、複数のギヤからなる減速ギヤ機構46と
を備えてなる。この減速ギヤ機構46を構成する駆動ギ
ヤ47が、ロータリーテーブル5の外周面に形成したギ
ヤ部9に噛合されることにより、駆動モータ45の駆動
力がロータリーテーブル5に伝達される。なお、駆動モ
ータ45の回転駆動力は、駆動モータ45の出力軸45
aに取付けられたプーリ45bと減速ギヤ機構46を構
成するプーリ46aとの間に巻装された駆動力伝達ベル
ト48を介して減速機構46に伝達される。従って、駆
動モータ45の回転駆動力は、減速ギヤ機構46によっ
て減速されて、最終的に駆動ギヤ47を介してロータリ
ーテーブル5のギヤ部9に伝達されて、ロータリーテー
ブル1を回転操作する。この駆動モータ45は、正逆双
方向に回転駆動可能なものであって、操作パネル13に
配置した各種キーによって選択された光ディスクDの位
置に応じてロータリーテーブル5を含むディスク収納ユ
ニット2を支軸4を中心にして時計周り方向又は反時計
周り方向に回転操作する。
【0032】また、ディスク収納ユニット2から1枚の
光ディスクDを選択的に取り出し、ディスク再生ユニッ
ト3に装着させるように搬送するディスク搬送機構42
は、外筺1内の収納ユニット回転駆動機構41が配置さ
れたコーナ部と対向するコーナ部に位置して配置されて
いる。このディスク搬送機構42は、ディスク収納ユニ
ット2のディスク挿入溝6に挿入保持された光ディスク
Dの外周縁の2点を支持し、この光ディスクDの盤面を
支軸4の軸方向と平行な状態を維持した状態でディスク
収納ユニット2から取り出し、ディスク再生ユニット3
への装着位置まで送り操作するディスク送り機構50を
備えている。また、ディスク搬送機構42は、ディスク
送り機構50によって支持される側と対向する光ディス
クDの外周縁側を支持し、上記ディスク送り機構によっ
て送り操作される光ディスクDの移動方向をガイドする
ディスク送りガイド部材49を備えている。
光ディスクDを選択的に取り出し、ディスク再生ユニッ
ト3に装着させるように搬送するディスク搬送機構42
は、外筺1内の収納ユニット回転駆動機構41が配置さ
れたコーナ部と対向するコーナ部に位置して配置されて
いる。このディスク搬送機構42は、ディスク収納ユニ
ット2のディスク挿入溝6に挿入保持された光ディスク
Dの外周縁の2点を支持し、この光ディスクDの盤面を
支軸4の軸方向と平行な状態を維持した状態でディスク
収納ユニット2から取り出し、ディスク再生ユニット3
への装着位置まで送り操作するディスク送り機構50を
備えている。また、ディスク搬送機構42は、ディスク
送り機構50によって支持される側と対向する光ディス
クDの外周縁側を支持し、上記ディスク送り機構によっ
て送り操作される光ディスクDの移動方向をガイドする
ディスク送りガイド部材49を備えている。
【0033】ディスク搬送機構42を構成するディスク
送りガイド部材49は、ディスク収納ユニット2に収納
保持された1枚の光ディスクDの上方側の外周縁に対向
する位置から外筺1内のディスク搬送機構42が配置さ
れる側のコーナ部に配置されたディスク再生ユニット3
のディスク装着位置に亘る範囲に延在するように配置さ
れてなる。すなわち、このディスク送りガイド部材49
は、図3に示すように、ディスク収納ユニット2から上
方に突出した光ディスクDの支軸4側に位置する上方側
の外周縁に対向する位置から、盤面を支軸4の軸方向と
平行にして光ディスクDの装着を可能となし、支軸4の
軸方向と平行な面を光ディスクDの回転操作面となすよ
うに配置されたディスク再生ユニット3のディスク装着
位置に亘る範囲に延在するように配置されている。
送りガイド部材49は、ディスク収納ユニット2に収納
保持された1枚の光ディスクDの上方側の外周縁に対向
する位置から外筺1内のディスク搬送機構42が配置さ
れる側のコーナ部に配置されたディスク再生ユニット3
のディスク装着位置に亘る範囲に延在するように配置さ
れてなる。すなわち、このディスク送りガイド部材49
は、図3に示すように、ディスク収納ユニット2から上
方に突出した光ディスクDの支軸4側に位置する上方側
の外周縁に対向する位置から、盤面を支軸4の軸方向と
平行にして光ディスクDの装着を可能となし、支軸4の
軸方向と平行な面を光ディスクDの回転操作面となすよ
うに配置されたディスク再生ユニット3のディスク装着
位置に亘る範囲に延在するように配置されている。
【0034】また、ディスク送りガイド部材49は、光
ディスクDの外周縁と対向する面をなだらかに連続して
湾曲させた送りガイド部49aとしている。この送りガ
イド部49aは、具体的には、ディスク収納ユニット2
に収納された光ディスクDの外周面に対向する支軸4側
に位置する部分を急峻に立ち上がる略円弧状をなす湾曲
面となし、この円弧状の湾曲面からディスク再生ユニッ
ト3に至る部分を曲率を徐々に大きくするようにした湾
曲面としている。すなわち、送りガイド部49aは、幾
何学的にみたとき、横方向を長軸とする楕円の第1象限
の形に沿った形状とされている。なお、この送りガイド
部49aの両側には、このディスク送りガイド部材49
により送りガイドされる光ディスクDの揺動を規制し、
ディスク送りガイド部材49から脱落を防止するための
送りガイド規制壁49bが形成されている。
ディスクDの外周縁と対向する面をなだらかに連続して
湾曲させた送りガイド部49aとしている。この送りガ
イド部49aは、具体的には、ディスク収納ユニット2
に収納された光ディスクDの外周面に対向する支軸4側
に位置する部分を急峻に立ち上がる略円弧状をなす湾曲
面となし、この円弧状の湾曲面からディスク再生ユニッ
ト3に至る部分を曲率を徐々に大きくするようにした湾
曲面としている。すなわち、送りガイド部49aは、幾
何学的にみたとき、横方向を長軸とする楕円の第1象限
の形に沿った形状とされている。なお、この送りガイド
部49aの両側には、このディスク送りガイド部材49
により送りガイドされる光ディスクDの揺動を規制し、
ディスク送りガイド部材49から脱落を防止するための
送りガイド規制壁49bが形成されている。
【0035】ところで、ディスク送りガイド部材49
は、ディスク収納ユニット2が取付けられるディスク再
生ユニット取付け基板51を介して取付けられている。
このディスク再生ユニット取付け基板51は、薄い金属
板により形成され、基端側を支軸4に支持させ、ディス
ク再生ユニット3が配置される側に位置して外筺1内に
植立するように固定配置されてなる。そして、ディスク
送りガイド部材49は、ディスク再生ユニット取付け基
板51に植立した軸52を基端側を枢支させ、この軸5
2を中心にして回動可能となされている。
は、ディスク収納ユニット2が取付けられるディスク再
生ユニット取付け基板51を介して取付けられている。
このディスク再生ユニット取付け基板51は、薄い金属
板により形成され、基端側を支軸4に支持させ、ディス
ク再生ユニット3が配置される側に位置して外筺1内に
植立するように固定配置されてなる。そして、ディスク
送りガイド部材49は、ディスク再生ユニット取付け基
板51に植立した軸52を基端側を枢支させ、この軸5
2を中心にして回動可能となされている。
【0036】一方、ディスク搬送機構42を構成するデ
ィスク送り機構50は、図6に示すように、共通の1つ
の枢軸53を介して開閉可能に枢支された第1のアーム
54及び第2のアーム55を備えている。これら第1及
び第2のアーム54,55は、枢軸53に取付けられ、
一端部62aを第1のアーム54の一部に係止させ、他
端部62bを第2のアーム55の一部に係止させた捩り
コイルバネ62により、搬送される光ディスクDの外周
縁に対向させられる一方の端部が互いに近接する方向で
ある図6中矢印P方向及びQ方向に回動付勢されてい
る。また、第1及び第2のアーム54,55には、駆動
モータ61の回転駆動力を受けて回転操作される回転盤
60の一方の主面に植立したアーム回動制御ピン59が
連通する第1及び第2のカム溝57,58が穿設されて
いる。これら第1及び第2のカム溝57,58に連通す
るアーム回動制御ピン59は、回転盤60を枢支するこ
の回転盤60の回転中心である支軸56に対し偏心した
位置に植立されている。この回転盤60を回転操作し
て、第1及び第2のアーム54,55を回動操作する駆
動モータ61は、上記回転盤60とともにこの装置の第
2の駆動部を構成する。
ィスク送り機構50は、図6に示すように、共通の1つ
の枢軸53を介して開閉可能に枢支された第1のアーム
54及び第2のアーム55を備えている。これら第1及
び第2のアーム54,55は、枢軸53に取付けられ、
一端部62aを第1のアーム54の一部に係止させ、他
端部62bを第2のアーム55の一部に係止させた捩り
コイルバネ62により、搬送される光ディスクDの外周
縁に対向させられる一方の端部が互いに近接する方向で
ある図6中矢印P方向及びQ方向に回動付勢されてい
る。また、第1及び第2のアーム54,55には、駆動
モータ61の回転駆動力を受けて回転操作される回転盤
60の一方の主面に植立したアーム回動制御ピン59が
連通する第1及び第2のカム溝57,58が穿設されて
いる。これら第1及び第2のカム溝57,58に連通す
るアーム回動制御ピン59は、回転盤60を枢支するこ
の回転盤60の回転中心である支軸56に対し偏心した
位置に植立されている。この回転盤60を回転操作し
て、第1及び第2のアーム54,55を回動操作する駆
動モータ61は、上記回転盤60とともにこの装置の第
2の駆動部を構成する。
【0037】そして、ディスク送り機構50を構成する
第1のアーム54は、例えば合成樹脂の成形体によって
形成されてなるものであって、図6に示すように、一端
側に枢軸53への枢支部を有する駆動片63と、この駆
動片63の一側縁から延長された略L字状をなすディス
ク送り操作片64とを備えている。駆動片63には、枢
軸53への枢支側から他端側に亘って相対向する面を同
一の曲率とした第1のカム部57a及び第2のカム部5
7bとした第1のカム溝57が穿設されている。また、
ディスク送り操作片64は、送り操作する光ディスクD
を支持するローラ65を設けた一端部を、ディスク収納
ユニット2に収納された光ディスクDの下方側外周縁に
臨ませるように駆動片63の一側縁から延長されてい
る。
第1のアーム54は、例えば合成樹脂の成形体によって
形成されてなるものであって、図6に示すように、一端
側に枢軸53への枢支部を有する駆動片63と、この駆
動片63の一側縁から延長された略L字状をなすディス
ク送り操作片64とを備えている。駆動片63には、枢
軸53への枢支側から他端側に亘って相対向する面を同
一の曲率とした第1のカム部57a及び第2のカム部5
7bとした第1のカム溝57が穿設されている。また、
ディスク送り操作片64は、送り操作する光ディスクD
を支持するローラ65を設けた一端部を、ディスク収納
ユニット2に収納された光ディスクDの下方側外周縁に
臨ませるように駆動片63の一側縁から延長されてい
る。
【0038】この第1のアーム54は、枢軸53を中心
に、図6中矢印P方向の反時計回り方向に回転操作され
ることにより、一端部に設けたローラ65がディスク収
納ユニット2に収納された光ディスクDの外周縁に当接
し、さらに反時計回り方向に回転操作されることによ
り、光ディスクDを図6中斜め上方に持ち上げる。ここ
からさらに反時計回り方向に第1のアーム54が回転操
作されることにより、光ディスクDのローラ65により
支持された部分と対向する側の外周縁をディスク送りガ
イド部材49の送りガイド部49aに接触させる。そし
て、第1のアーム54が反時計回り方向に回転操作され
続けることにより、光ディスクDはディスク送りガイド
部材49の送りガイド部49aにガイドされてディスク
再生ユニット3に対する装着位置まで送り操作される。
に、図6中矢印P方向の反時計回り方向に回転操作され
ることにより、一端部に設けたローラ65がディスク収
納ユニット2に収納された光ディスクDの外周縁に当接
し、さらに反時計回り方向に回転操作されることによ
り、光ディスクDを図6中斜め上方に持ち上げる。ここ
からさらに反時計回り方向に第1のアーム54が回転操
作されることにより、光ディスクDのローラ65により
支持された部分と対向する側の外周縁をディスク送りガ
イド部材49の送りガイド部49aに接触させる。そし
て、第1のアーム54が反時計回り方向に回転操作され
続けることにより、光ディスクDはディスク送りガイド
部材49の送りガイド部49aにガイドされてディスク
再生ユニット3に対する装着位置まで送り操作される。
【0039】一方、第2のアーム55は、例えば合成樹
脂の成形体によって形成されてなるものであって、図6
に示すように、一端側に枢軸53への枢支部を有する駆
動片66と、この駆動片66の枢軸53への枢支部側か
らディスク収納ユニット2に収納された光ディスクD方
向に延長された略L字状をなすディスク検出片67とを
備えている。すなわち、ディスク検出片67は、ディス
ク収納ユニット2に収納された光ディスクDを挟んで第
1のアーム54のディスク送り操作片64と対向させら
れている。このディスク検出片67のディスク送り操作
片64と対向する一端部側には、光ディスクDの外周縁
に接触するローラ68が取付けられている。
脂の成形体によって形成されてなるものであって、図6
に示すように、一端側に枢軸53への枢支部を有する駆
動片66と、この駆動片66の枢軸53への枢支部側か
らディスク収納ユニット2に収納された光ディスクD方
向に延長された略L字状をなすディスク検出片67とを
備えている。すなわち、ディスク検出片67は、ディス
ク収納ユニット2に収納された光ディスクDを挟んで第
1のアーム54のディスク送り操作片64と対向させら
れている。このディスク検出片67のディスク送り操作
片64と対向する一端部側には、光ディスクDの外周縁
に接触するローラ68が取付けられている。
【0040】そして駆動片66には、枢軸53への枢支
部側から他端側に亘って第2のカム溝58が穿設されて
いる。この第2のカム溝58には、枢軸53への枢支部
側と対向する他端側から枢軸53への枢支部側に向かう
図6中左端部分の全長の1/3に亘る部分に第1のアー
ム54に形成された第1のカム溝75と曲率を同一にし
た第1のカム部58aが形成されている。この第1のカ
ム部58aから枢軸53への枢支部側に向かう中途部部
分である中央部分には、第1のカム部58aと曲率を同
一となし、この第1のカム部58aに連続する第2のカ
ム部58bが形成されている。さらに、第2のカム部5
8bから枢軸53への枢支部側に亘る部分には、直線と
なされた第3のカム部58cが形成されている。そし
て、第2のカム溝58の第2のカム部58bと対向する
側には、凹湾状に切り欠いた逃げ部58dが形成されて
いる。
部側から他端側に亘って第2のカム溝58が穿設されて
いる。この第2のカム溝58には、枢軸53への枢支部
側と対向する他端側から枢軸53への枢支部側に向かう
図6中左端部分の全長の1/3に亘る部分に第1のアー
ム54に形成された第1のカム溝75と曲率を同一にし
た第1のカム部58aが形成されている。この第1のカ
ム部58aから枢軸53への枢支部側に向かう中途部部
分である中央部分には、第1のカム部58aと曲率を同
一となし、この第1のカム部58aに連続する第2のカ
ム部58bが形成されている。さらに、第2のカム部5
8bから枢軸53への枢支部側に亘る部分には、直線と
なされた第3のカム部58cが形成されている。そし
て、第2のカム溝58の第2のカム部58bと対向する
側には、凹湾状に切り欠いた逃げ部58dが形成されて
いる。
【0041】すなわち、第2のカム溝58に形成された
第1のカム部58aから第2のカム部58bに亘る形状
は、第1のアーム54に形成されたカム溝57の第1及
び第2のカム部57a,57bと同じ曲率の円弧状とさ
れている。また、これら第1のカム溝57の第1及び第
2のカム部57a,57b,第2のカム溝58の第1及
び第2のカム部58a,58bの曲率は、図14に示す
ように、アーム回動制御ピン59を植立した回転盤60
の回転中心を曲率中心とした円弧状に形成されている。
第1のカム部58aから第2のカム部58bに亘る形状
は、第1のアーム54に形成されたカム溝57の第1及
び第2のカム部57a,57bと同じ曲率の円弧状とさ
れている。また、これら第1のカム溝57の第1及び第
2のカム部57a,57b,第2のカム溝58の第1及
び第2のカム部58a,58bの曲率は、図14に示す
ように、アーム回動制御ピン59を植立した回転盤60
の回転中心を曲率中心とした円弧状に形成されている。
【0042】ところで、ディスク送り機構50を構成す
る第2のアーム55は、第2のカム溝58に挿通された
アーム回動制御ピン59が回転駆動させて図6中矢印Q
方向の時計周り方向に回転させられると、一端部側に設
けたローラ68が、このローラ65が接触する部分と対
向する光ディスクDの外周縁の一部に当接する。そし
て、この第2のアーム55は、ローラ65の光ディスク
Dの外周縁への当接により、図6中矢印Q方向の時計周
り方向への回転が規制される。
る第2のアーム55は、第2のカム溝58に挿通された
アーム回動制御ピン59が回転駆動させて図6中矢印Q
方向の時計周り方向に回転させられると、一端部側に設
けたローラ68が、このローラ65が接触する部分と対
向する光ディスクDの外周縁の一部に当接する。そし
て、この第2のアーム55は、ローラ65の光ディスク
Dの外周縁への当接により、図6中矢印Q方向の時計周
り方向への回転が規制される。
【0043】また、ディスク搬送機構42に対応する位
置にあるディスク収納ユニット2のディスク挿入溝6に
搬送すべき光ディスクDが保持されていない状態で、第
2のアーム55が、図6中矢印Q方向の時計周り方向に
回転させられると、一端部側に設けたローラ68が光デ
ィスクDに接触することがない。そのため、第2のアー
ム55は、光ディスクDによる回転規制が行われること
なくさらに図6中矢印Q方向の時計周り方向に回転す
る。そして、第2のアーム55の回動軌跡上に設けられ
た光ディスクDの有無検出スイッチ70が、ローラ68
を取付けた一端部側と対向する他端部側のスイッチ操作
部55aによって操作され、例えば検出スイッチ70が
オンされることにより、ディスク搬送機構42に対応す
る位置にあるディスク収納ユニット2のディスク挿入溝
6に搬送すべき光ディスクDが存在しないことが電気的
に検知される。
置にあるディスク収納ユニット2のディスク挿入溝6に
搬送すべき光ディスクDが保持されていない状態で、第
2のアーム55が、図6中矢印Q方向の時計周り方向に
回転させられると、一端部側に設けたローラ68が光デ
ィスクDに接触することがない。そのため、第2のアー
ム55は、光ディスクDによる回転規制が行われること
なくさらに図6中矢印Q方向の時計周り方向に回転す
る。そして、第2のアーム55の回動軌跡上に設けられ
た光ディスクDの有無検出スイッチ70が、ローラ68
を取付けた一端部側と対向する他端部側のスイッチ操作
部55aによって操作され、例えば検出スイッチ70が
オンされることにより、ディスク搬送機構42に対応す
る位置にあるディスク収納ユニット2のディスク挿入溝
6に搬送すべき光ディスクDが存在しないことが電気的
に検知される。
【0044】なお、光ディスクDの有無検出スイッチ7
0は、外筺1内に配設される取付け板70aを介して取
付けられている。
0は、外筺1内に配設される取付け板70aを介して取
付けられている。
【0045】次に、上述のように構成されたディスク搬
送機構42によるディスク収納ユニット2に収納された
光ディスクDの取り出し操作及びディスク収納ユニット
2のディスク挿入溝6の光ディスクDの有無を検出する
具体的な動作を説明する。
送機構42によるディスク収納ユニット2に収納された
光ディスクDの取り出し操作及びディスク収納ユニット
2のディスク挿入溝6の光ディスクDの有無を検出する
具体的な動作を説明する。
【0046】まず、ディスク搬送機構42は、ディスク
搬送前の状態においては、図3及び図6に示すように、
第1及び第2のアーム54,55が支軸53を中心に開
拡された状態に置かれる。すなわち、第1及び第2のア
ーム54,55の一端側に設けた各ローラ65,68
が、ディスク収納ユニットの1つのディスク挿入溝6に
挿入された光ディスクDの外周縁から離間された状態に
ある。ここで、アーム回動制御ピン59を植立した回転
盤60が支軸56を中心に、図6中矢印A方向の時計回
り方向に回転駆動されると、その初期段階においては、
図7に示すように、アーム回動制御ピン59が、第1の
アーム54に設けた第1のカム溝57の上面側部分であ
る第1のカム部57a及び第2のアーム55に設けた第
2のカム溝58の第1のカム部58aの上面側部分から
第2のカム部58bの上面側部分に沿って回転してい
く。このアーム回動制御ピン59の図6中矢印A方向へ
の回転に伴って第1及び第2のアーム54,55は、共
通の枢軸53を中心に、アーム回動制御ピン59の回転
方向と同方向の時計回り方向に一体に回転する。さらに
アーム回動制御ピン59が、図6中矢印A方向の時計回
り方向に回転することにより、第2のアーム55の一端
部に設けたローラ68が、ディスク収納ユニット2に収
納された一の光ディスクDの外周縁に近接していく。そ
して、ローラ68が図7に示すように光ディスクDの外
周縁に当接することにより、第2のアーム55の時計回
り方向への回転が停止する。このとき、第2のアーム5
5の他端部側のスイッチ操作部55aは、光ディスクD
の有無検出スイッチ70から十分離れた位置に置かれた
状態にある。すなわち、第2のアーム55に一端部に設
けたローラ68により、ディスク収納ユニット2内に搬
送すべき光ディスクDが存在することの検出が行われ
る。
搬送前の状態においては、図3及び図6に示すように、
第1及び第2のアーム54,55が支軸53を中心に開
拡された状態に置かれる。すなわち、第1及び第2のア
ーム54,55の一端側に設けた各ローラ65,68
が、ディスク収納ユニットの1つのディスク挿入溝6に
挿入された光ディスクDの外周縁から離間された状態に
ある。ここで、アーム回動制御ピン59を植立した回転
盤60が支軸56を中心に、図6中矢印A方向の時計回
り方向に回転駆動されると、その初期段階においては、
図7に示すように、アーム回動制御ピン59が、第1の
アーム54に設けた第1のカム溝57の上面側部分であ
る第1のカム部57a及び第2のアーム55に設けた第
2のカム溝58の第1のカム部58aの上面側部分から
第2のカム部58bの上面側部分に沿って回転してい
く。このアーム回動制御ピン59の図6中矢印A方向へ
の回転に伴って第1及び第2のアーム54,55は、共
通の枢軸53を中心に、アーム回動制御ピン59の回転
方向と同方向の時計回り方向に一体に回転する。さらに
アーム回動制御ピン59が、図6中矢印A方向の時計回
り方向に回転することにより、第2のアーム55の一端
部に設けたローラ68が、ディスク収納ユニット2に収
納された一の光ディスクDの外周縁に近接していく。そ
して、ローラ68が図7に示すように光ディスクDの外
周縁に当接することにより、第2のアーム55の時計回
り方向への回転が停止する。このとき、第2のアーム5
5の他端部側のスイッチ操作部55aは、光ディスクD
の有無検出スイッチ70から十分離れた位置に置かれた
状態にある。すなわち、第2のアーム55に一端部に設
けたローラ68により、ディスク収納ユニット2内に搬
送すべき光ディスクDが存在することの検出が行われ
る。
【0047】次に、回転盤60が、さらに図7中矢印A
方向の時計回り方向に回転駆動されると、図8に示すよ
うに、アーム回動制御ピン59は、第1のアーム54に
設けた第1のカム溝57の上面側の第1のカム部57a
に沿って回転していき、第1のアーム54を枢軸53を
中心に図7中反矢印P方向の時計回り方向に回転させ
る。一方、第2のアーム55は、ローラ68が光ディス
クDの外周縁に当接し、アーム回動制御ピン59が第2
のカム部58bから離間してこの第2のカム部58bに
対向する逃げ部58d内を回転移動することから、光デ
ィスクDにより回転が規制されて停止状態におかれる。
すなわち、第1のアーム54のみが枢軸53を中心に図
7中反矢印P方向の時計回り方向に回転することにな
る。
方向の時計回り方向に回転駆動されると、図8に示すよ
うに、アーム回動制御ピン59は、第1のアーム54に
設けた第1のカム溝57の上面側の第1のカム部57a
に沿って回転していき、第1のアーム54を枢軸53を
中心に図7中反矢印P方向の時計回り方向に回転させ
る。一方、第2のアーム55は、ローラ68が光ディス
クDの外周縁に当接し、アーム回動制御ピン59が第2
のカム部58bから離間してこの第2のカム部58bに
対向する逃げ部58d内を回転移動することから、光デ
ィスクDにより回転が規制されて停止状態におかれる。
すなわち、第1のアーム54のみが枢軸53を中心に図
7中反矢印P方向の時計回り方向に回転することにな
る。
【0048】なお、第1及び第2のアーム54,55が
対向するディスク収納ユニット2のディスク挿入溝6に
光ディスクDが挿入されていない場合には、図14に示
すように、第2のアーム55の回転を規制するものがな
い。そのため、第2のアーム55は、捩りコイルバネ6
2の付勢力を受け枢軸53を中心にして一端部側のロー
ラ68を第1のアーム54に近接させる方向の図14中
矢印Q方向の時計回り方向に回転させられる。そして、
第2のアーム55は、第2のカム溝58の第2のカム部
58bにアーム回動制御ピン59が当接するまで図14
中矢印Q方向の時計回り方向に回転する。この第2のア
ーム55の回転に伴って、この第2のアーム55の他端
部側に設けたスイッチ操作部55aが光ディスクDの有
無検出スイッチ70側に回転してこの検出スイッチ70
を操作し、この検出スイッチ70をオンさせる。
対向するディスク収納ユニット2のディスク挿入溝6に
光ディスクDが挿入されていない場合には、図14に示
すように、第2のアーム55の回転を規制するものがな
い。そのため、第2のアーム55は、捩りコイルバネ6
2の付勢力を受け枢軸53を中心にして一端部側のロー
ラ68を第1のアーム54に近接させる方向の図14中
矢印Q方向の時計回り方向に回転させられる。そして、
第2のアーム55は、第2のカム溝58の第2のカム部
58bにアーム回動制御ピン59が当接するまで図14
中矢印Q方向の時計回り方向に回転する。この第2のア
ーム55の回転に伴って、この第2のアーム55の他端
部側に設けたスイッチ操作部55aが光ディスクDの有
無検出スイッチ70側に回転してこの検出スイッチ70
を操作し、この検出スイッチ70をオンさせる。
【0049】次に、図8に示す状態から、回転盤60が
さらに図8中矢印A方向に回転すると、図9に示すよう
に、アーム回動制御ピン59が第1のアーム54の第1
のカム溝57の枢軸53側の端部に至る。そして、回転
盤60のさらに図9中矢印A方向への回転により、アー
ム回動制御ピン59は第1のカム溝57の第2のカム部
57b側に沿って回転していく。この状態から回転盤6
0がさらに図9中矢印A方向に回転していくと、アーム
回動制御ピン59が第1のカム溝57の第2のカム部5
7bを押圧するように回転していき、第1のアーム54
を枢軸53を中心にして図10中矢印P方向の反時計回
り方向に回転させる。そして、第1のアーム54の一端
部に設けたローラ65がディスク収納ユニット2に収納
された光ディスクDの外周縁に近接する。
さらに図8中矢印A方向に回転すると、図9に示すよう
に、アーム回動制御ピン59が第1のアーム54の第1
のカム溝57の枢軸53側の端部に至る。そして、回転
盤60のさらに図9中矢印A方向への回転により、アー
ム回動制御ピン59は第1のカム溝57の第2のカム部
57b側に沿って回転していく。この状態から回転盤6
0がさらに図9中矢印A方向に回転していくと、アーム
回動制御ピン59が第1のカム溝57の第2のカム部5
7bを押圧するように回転していき、第1のアーム54
を枢軸53を中心にして図10中矢印P方向の反時計回
り方向に回転させる。そして、第1のアーム54の一端
部に設けたローラ65がディスク収納ユニット2に収納
された光ディスクDの外周縁に近接する。
【0050】このとき、第2のアーム55は、一端側に
設けたローラ68が光ディスクDに当接し、アーム回動
制御ピン59が第2のカム溝58の逃げ部58d内を回
転移動することから、停止状態に維持される。
設けたローラ68が光ディスクDに当接し、アーム回動
制御ピン59が第2のカム溝58の逃げ部58d内を回
転移動することから、停止状態に維持される。
【0051】次に、回転盤60がさらに図10中矢印A
方向の時計回り方向に回転すると、時計方向に回転する
と、図10に示すように、アーム回動制御ピン59が、
第1のアーム54のカム溝57の第2のカム部57bを
押圧しながら回転していき、第1のアーム54の一端部
に設けたローラ65を光ディスクDの外周縁に当接させ
る。この回転盤60の図10中矢印A方向への回転が進
むにつれて、第1のアーム54は、一端部のローラ65
により支持した光ディスクDをディスク送りガイド部材
49の送りガイド部49aに向けて押し上げることとな
る。このとき、アーム回動制御ピン59は、第2のアー
ム55の第2のカム溝58の第2のカム部58bに当接
し、この第2のカム部58bを押圧しながら回転してい
く。この第2のカム溝58の第2のカム部58bは、第
1のカム溝57の第2のカム部57bと曲率を同一とし
ているので、第1のカム溝57の第2のカム部57bと
同時にアーム回動制御ピン59により押圧される。従っ
て、第2のアーム55は、一端部に設けたローラ68を
光ディスクDの外周縁に近接させた状態で第1のアーム
54と一体となって枢軸53を中心にして、図10中矢
印P方向の反時計回り方向に回転していく。
方向の時計回り方向に回転すると、時計方向に回転する
と、図10に示すように、アーム回動制御ピン59が、
第1のアーム54のカム溝57の第2のカム部57bを
押圧しながら回転していき、第1のアーム54の一端部
に設けたローラ65を光ディスクDの外周縁に当接させ
る。この回転盤60の図10中矢印A方向への回転が進
むにつれて、第1のアーム54は、一端部のローラ65
により支持した光ディスクDをディスク送りガイド部材
49の送りガイド部49aに向けて押し上げることとな
る。このとき、アーム回動制御ピン59は、第2のアー
ム55の第2のカム溝58の第2のカム部58bに当接
し、この第2のカム部58bを押圧しながら回転してい
く。この第2のカム溝58の第2のカム部58bは、第
1のカム溝57の第2のカム部57bと曲率を同一とし
ているので、第1のカム溝57の第2のカム部57bと
同時にアーム回動制御ピン59により押圧される。従っ
て、第2のアーム55は、一端部に設けたローラ68を
光ディスクDの外周縁に近接させた状態で第1のアーム
54と一体となって枢軸53を中心にして、図10中矢
印P方向の反時計回り方向に回転していく。
【0052】次に、回転盤60がさらに図10中矢印A
方向の時計回り方向に回転すると、時計方向に回転する
と、図10に示すように、アーム回動制御ピン59が、
第1のアーム54のカム溝57の第2のカム部57bを
押圧しながら回転していき、第1のアーム54の一端部
に設けたローラ65を光ディスクDの外周縁に当接させ
る。この回転盤60の図10中矢印A方向への回転が進
むにつれて、第1のアーム54は、一端部のローラ65
により支持した光ディスクDをディスク送りガイド部材
49の送りガイド部49aに向けて押し上げることとな
る。このとき、アーム回動制御ピン59は、第2のアー
ム55の第2のカム溝58の第2のカム部58bに当接
し、この第2のカム部58bを押圧しながら回転してい
く。この第2のカム溝58の第2のカム部58bは、第
1のカム溝57の第2のカム部57bと曲率を同一とし
ているので、第1のカム溝57の第2のカム部57bと
同時にアーム回動制御ピン59により押圧される。従っ
て、第2のアーム55は、一端部に設けたローラ68を
光ディスクDの外周縁に近接させた状態で第1のアーム
54と一体となって枢軸53を中心にして、図10中矢
印P方向の反時計回り方向に回転していく。
方向の時計回り方向に回転すると、時計方向に回転する
と、図10に示すように、アーム回動制御ピン59が、
第1のアーム54のカム溝57の第2のカム部57bを
押圧しながら回転していき、第1のアーム54の一端部
に設けたローラ65を光ディスクDの外周縁に当接させ
る。この回転盤60の図10中矢印A方向への回転が進
むにつれて、第1のアーム54は、一端部のローラ65
により支持した光ディスクDをディスク送りガイド部材
49の送りガイド部49aに向けて押し上げることとな
る。このとき、アーム回動制御ピン59は、第2のアー
ム55の第2のカム溝58の第2のカム部58bに当接
し、この第2のカム部58bを押圧しながら回転してい
く。この第2のカム溝58の第2のカム部58bは、第
1のカム溝57の第2のカム部57bと曲率を同一とし
ているので、第1のカム溝57の第2のカム部57bと
同時にアーム回動制御ピン59により押圧される。従っ
て、第2のアーム55は、一端部に設けたローラ68を
光ディスクDの外周縁に近接させた状態で第1のアーム
54と一体となって枢軸53を中心にして、図10中矢
印P方向の反時計回り方向に回転していく。
【0053】次にまた、回転盤60がさらに図10中矢
印A方向の時計回り方向に回転すると、図11及び図1
2に示すように、アーム回動制御ピン59が第1のアー
ム54に設けた第1のカム溝57の第2のカム部57b
及び第2のアーム55に設けた第2のカム溝58の第2
のカム部58bを押圧しながら回転していく。そして、
第1のアーム54の一端部に設けられたローラ65によ
り支持された光ディスクDは、第1のアーム54の図1
1中矢印P方向への回転に伴ってディスク送りガイド部
材49の送りガイド部49aに外周縁を接触させる。こ
こからさらに回転盤60が図10中矢印A方向の時計回
り方向に回転を続けることにより、アーム回動制御ピン
59により、第1のアーム54が図12中矢印P方向の
反時計回り方向に回転していくことにより、光ディスク
Dは第1のアーム54によりディスク送りガイド部材4
9の送りガイド部49aにガイドされてディスク再生ユ
ニット2側に送り操作される。
印A方向の時計回り方向に回転すると、図11及び図1
2に示すように、アーム回動制御ピン59が第1のアー
ム54に設けた第1のカム溝57の第2のカム部57b
及び第2のアーム55に設けた第2のカム溝58の第2
のカム部58bを押圧しながら回転していく。そして、
第1のアーム54の一端部に設けられたローラ65によ
り支持された光ディスクDは、第1のアーム54の図1
1中矢印P方向への回転に伴ってディスク送りガイド部
材49の送りガイド部49aに外周縁を接触させる。こ
こからさらに回転盤60が図10中矢印A方向の時計回
り方向に回転を続けることにより、アーム回動制御ピン
59により、第1のアーム54が図12中矢印P方向の
反時計回り方向に回転していくことにより、光ディスク
Dは第1のアーム54によりディスク送りガイド部材4
9の送りガイド部49aにガイドされてディスク再生ユ
ニット2側に送り操作される。
【0054】ところで、第1のアーム54が光ディスク
Dをディスク再生ユニット2側に送り操作するように図
12中矢印P方向に回転していくとき、回転盤60のア
ーム回動制御ピン59は、第2のアーム55の第2のカ
ム溝58の直線となされた第3カム部58cに当接しな
がら回転していく。このアーム回動制御ピン59の回転
によって、第2のアーム55は一端部のローラ68によ
り光ディスクDに負荷を与えないこの光ディスクDの外
周縁からわずかに離間させた位置まで回転させられる。
すなわち、第2のアーム55は、この第2のアーム55
を第1のアーム54側に回動付勢する捩りコイルバネ6
2の付勢力に抗して図11中反矢印Q方向の反時計回り
方向に回転させられる。このように、捩りコイルバネ6
2の付勢力によって生じる光ディスクDへの押圧力が作
用しなくなるので、光ディスクDはディスク送りガイド
部材49にガイドされながら第1のアーム54により円
滑にディスク再生ユニット2への装着位置方向に送り操
作される。
Dをディスク再生ユニット2側に送り操作するように図
12中矢印P方向に回転していくとき、回転盤60のア
ーム回動制御ピン59は、第2のアーム55の第2のカ
ム溝58の直線となされた第3カム部58cに当接しな
がら回転していく。このアーム回動制御ピン59の回転
によって、第2のアーム55は一端部のローラ68によ
り光ディスクDに負荷を与えないこの光ディスクDの外
周縁からわずかに離間させた位置まで回転させられる。
すなわち、第2のアーム55は、この第2のアーム55
を第1のアーム54側に回動付勢する捩りコイルバネ6
2の付勢力に抗して図11中反矢印Q方向の反時計回り
方向に回転させられる。このように、捩りコイルバネ6
2の付勢力によって生じる光ディスクDへの押圧力が作
用しなくなるので、光ディスクDはディスク送りガイド
部材49にガイドされながら第1のアーム54により円
滑にディスク再生ユニット2への装着位置方向に送り操
作される。
【0055】次に、回転盤60が図12中矢印A方向の
時計回り方向にさらに回転すると、図13に示すよう
に、アーム回動制御ピン59が、第2のアーム55に設
けた第2のカム溝58の第3のカム部58cに当接し、
この第3のカム部58cを押圧しながら回転移動してい
く。そして、さらに回転盤60が図13中矢印A方向に
回転すると、アーム回動制御ピン59は、第3のカム部
58cから第2のカム部58bに向かって回転移動す
る。アーム回動制御ピン59がちょうど第3のカム部5
8cと第2のカム部58bとの境界部分に至ると、光デ
ィスクDは光ディスク再生装置2内のディスク装着位置
に至る。このとき、光ディスクDは、図13に示すよう
に、第1及び第2のアーム54及び55の各一端部に設
けたローラ65,68により支持された状態となされ
る。
時計回り方向にさらに回転すると、図13に示すよう
に、アーム回動制御ピン59が、第2のアーム55に設
けた第2のカム溝58の第3のカム部58cに当接し、
この第3のカム部58cを押圧しながら回転移動してい
く。そして、さらに回転盤60が図13中矢印A方向に
回転すると、アーム回動制御ピン59は、第3のカム部
58cから第2のカム部58bに向かって回転移動す
る。アーム回動制御ピン59がちょうど第3のカム部5
8cと第2のカム部58bとの境界部分に至ると、光デ
ィスクDは光ディスク再生装置2内のディスク装着位置
に至る。このとき、光ディスクDは、図13に示すよう
に、第1及び第2のアーム54及び55の各一端部に設
けたローラ65,68により支持された状態となされ
る。
【0056】また、このとき、第1のアーム54に設け
た第1のカム溝57と第2のアーム55に設けた第2カ
ム溝58の第1及び第2のカム部58a,58bが一致
された状態となされる。そして、第1のカム溝57と第
2カム溝58の第1及び第2のカム部58a,58b
は、曲率を一致させた湾曲部となされ、曲率中心を回転
盤60の回転中心である枢軸56に一致させてる。従っ
て、アーム回動制御ピン59が、第1のカム溝57と第
2のカム溝58の互いに重なり曲率を一致させた部分の
いずれかの位置に停止されることにより、光ディスクD
はディスク再生ユニット2のディスク装着位置で停止さ
れた状態を維持する。
た第1のカム溝57と第2のアーム55に設けた第2カ
ム溝58の第1及び第2のカム部58a,58bが一致
された状態となされる。そして、第1のカム溝57と第
2カム溝58の第1及び第2のカム部58a,58b
は、曲率を一致させた湾曲部となされ、曲率中心を回転
盤60の回転中心である枢軸56に一致させてる。従っ
て、アーム回動制御ピン59が、第1のカム溝57と第
2のカム溝58の互いに重なり曲率を一致させた部分の
いずれかの位置に停止されることにより、光ディスクD
はディスク再生ユニット2のディスク装着位置で停止さ
れた状態を維持する。
【0057】上述のように構成されたディスク搬送機構
42においては、駆動モータ61の回転駆動により回転
する回転盤60の偏心した位置にアーム回動制御ピン5
9を設け、このピン59が第1及び第2のアーム54,
55にそれぞれ形成した第1及び第2のカム溝57,5
8を貫通する構成をとることにより、上記回転盤60の
回転により、第1及び第2のアーム54及び55を同時
に回転させることができる。さらに、第1及び第2のカ
ム溝57,58の形状の変化、特に、第2のアーム55
に設けた第2のカム溝58の第1のカム部58aから第
3のカム部58cにかけての形状の変化で第1及び第2
のアーム54、55の各一端部に設けたローラ65,6
8間の間隔Cをこれらアーム54,55の回転中に変化
させることが可能となる。
42においては、駆動モータ61の回転駆動により回転
する回転盤60の偏心した位置にアーム回動制御ピン5
9を設け、このピン59が第1及び第2のアーム54,
55にそれぞれ形成した第1及び第2のカム溝57,5
8を貫通する構成をとることにより、上記回転盤60の
回転により、第1及び第2のアーム54及び55を同時
に回転させることができる。さらに、第1及び第2のカ
ム溝57,58の形状の変化、特に、第2のアーム55
に設けた第2のカム溝58の第1のカム部58aから第
3のカム部58cにかけての形状の変化で第1及び第2
のアーム54、55の各一端部に設けたローラ65,6
8間の間隔Cをこれらアーム54,55の回転中に変化
させることが可能となる。
【0058】このように第1及び第2のアーム54、5
5の各一端部に設けたローラ65,68間の間隔Cをこ
れらアーム54,55の回転中に変化させることによ
り、回転盤60の図6中矢印A方向の時計回り方向への
回転によりディスク収納ユニット2に収納保持された光
ディスクDをディスク収納ユニット2の上方へ取り出
し、この光ディスクDの取り出しに続くディスク送りガ
イド部材49の湾曲した送りガイド部49a及び第1及
び第2のアーム54,55の一端部に設けたローラ6
5,68に規制されながら上記光ディスクDをディスク
再生ユニット43のディスク装着位置まで搬送されると
きの移動軌跡に第1及び第2のアーム54,55の一端
部に設けたローラ65,68が追従されることになる。
すなわち、ディスク送りガイド部材49に設けた湾曲し
た送りガイド部49aの曲率の設定によって、光ディス
クDの送り軌跡を自由に変化させることが可能となる。
5の各一端部に設けたローラ65,68間の間隔Cをこ
れらアーム54,55の回転中に変化させることによ
り、回転盤60の図6中矢印A方向の時計回り方向への
回転によりディスク収納ユニット2に収納保持された光
ディスクDをディスク収納ユニット2の上方へ取り出
し、この光ディスクDの取り出しに続くディスク送りガ
イド部材49の湾曲した送りガイド部49a及び第1及
び第2のアーム54,55の一端部に設けたローラ6
5,68に規制されながら上記光ディスクDをディスク
再生ユニット43のディスク装着位置まで搬送されると
きの移動軌跡に第1及び第2のアーム54,55の一端
部に設けたローラ65,68が追従されることになる。
すなわち、ディスク送りガイド部材49に設けた湾曲し
た送りガイド部49aの曲率の設定によって、光ディス
クDの送り軌跡を自由に変化させることが可能となる。
【0059】従って、第1及び第2のアーム54,55
の一端部に設けたローラ65,68の間隔Cを固定とし
た場合の完全円弧状のディスク移動軌跡D1 に対して、
高さ方向に低い楕円状のディスク移動軌跡D2 をとるこ
とが可能となり、光ディスクDの移動空間を小さくした
ディスク搬送機構42をを実現することができる。
の一端部に設けたローラ65,68の間隔Cを固定とし
た場合の完全円弧状のディスク移動軌跡D1 に対して、
高さ方向に低い楕円状のディスク移動軌跡D2 をとるこ
とが可能となり、光ディスクDの移動空間を小さくした
ディスク搬送機構42をを実現することができる。
【0060】なお、回転盤60の回転角は、この回転盤
60の一方の主面に突設したスイッチ操作用突起71と
2ポジションスイッチ72によって定められており、こ
の例では、360°となっている。
60の一方の主面に突設したスイッチ操作用突起71と
2ポジションスイッチ72によって定められており、こ
の例では、360°となっている。
【0061】また、図6〜図14で示す動作からもわか
るように、第1及び第2のアーム54,55の初期段階
の回転方向は、第1のアーム54に設けた第1のカム溝
57の形状により、回転盤60の偏心した位置に設けた
アーム回動制御ピン59が、回転盤60の回転中心であ
るこの回転盤60を枢支する支軸56に対して鉛直上に
位置するまで、時計回り方向の回転となる。このとき、
第2のアーム55の一端部の設けたローラ68がディス
ク収容ユニット2に収納された光ディスクDの外周縁に
接触するが、もし光ディスクDがディスク収納ユニット
2の選択すべきディスク挿入溝6に挿入されていない場
合には、第2のアーム55は、さらに時計回り方向に回
転する。そして、他端部側のスイッチ操作部55で図1
4に示すように光ディスクDの有無検出スイッチ70を
押圧操作し、この検出スイッチ70を例えばオンにす
る。
るように、第1及び第2のアーム54,55の初期段階
の回転方向は、第1のアーム54に設けた第1のカム溝
57の形状により、回転盤60の偏心した位置に設けた
アーム回動制御ピン59が、回転盤60の回転中心であ
るこの回転盤60を枢支する支軸56に対して鉛直上に
位置するまで、時計回り方向の回転となる。このとき、
第2のアーム55の一端部の設けたローラ68がディス
ク収容ユニット2に収納された光ディスクDの外周縁に
接触するが、もし光ディスクDがディスク収納ユニット
2の選択すべきディスク挿入溝6に挿入されていない場
合には、第2のアーム55は、さらに時計回り方向に回
転する。そして、他端部側のスイッチ操作部55で図1
4に示すように光ディスクDの有無検出スイッチ70を
押圧操作し、この検出スイッチ70を例えばオンにす
る。
【0062】つまり、第2のアーム55に設けた第2の
カム溝58内に形成される第1〜第3のカム部58a〜
58cの形状によって、第1及び第2のアーム54,5
5の回転が始まってから初期の段階である早い時点で、
取り出すべき光ディスクDの有無検出が可能となる。さ
らに、第1のアーム54に設けた第1のカム溝57に構
成された第1及び第2のカム部57a,57b及び第2
のアーム55に設けた第2のカム溝58内に構成される
第1及び第2のカム部58a,58bにかけての円弧の
曲率中心を回転盤60の回転中心である支軸56の中心
に一致させることにより、光ディスクDのディスク再生
ユニット2に対する装着位置における回転盤60の停止
角度に余裕ができる。
カム溝58内に形成される第1〜第3のカム部58a〜
58cの形状によって、第1及び第2のアーム54,5
5の回転が始まってから初期の段階である早い時点で、
取り出すべき光ディスクDの有無検出が可能となる。さ
らに、第1のアーム54に設けた第1のカム溝57に構
成された第1及び第2のカム部57a,57b及び第2
のアーム55に設けた第2のカム溝58内に構成される
第1及び第2のカム部58a,58bにかけての円弧の
曲率中心を回転盤60の回転中心である支軸56の中心
に一致させることにより、光ディスクDのディスク再生
ユニット2に対する装着位置における回転盤60の停止
角度に余裕ができる。
【0063】これは、アーム回動制御ピン59が、第1
のアーム54に設けた第1のカム溝57に形成された第
1及び第2のカム部57a,57bと第2のアーム55
に設けた第2のカム溝58に形成された第1カム部58
aから第2のカム部58bにかけての部分とが重なった
いずれの位置で停止しても、ディスク再生ユニット2の
ディスク装着位置に搬送された光ディスクDの位置には
変化はなく、信頼性の高い光ディスクDの送り操作を実
現することができる。
のアーム54に設けた第1のカム溝57に形成された第
1及び第2のカム部57a,57bと第2のアーム55
に設けた第2のカム溝58に形成された第1カム部58
aから第2のカム部58bにかけての部分とが重なった
いずれの位置で停止しても、ディスク再生ユニット2の
ディスク装着位置に搬送された光ディスクDの位置には
変化はなく、信頼性の高い光ディスクDの送り操作を実
現することができる。
【0064】なお、本実施例の光ディスク再生装置に
は、ディスク搬送機構42が配置された近傍位置に収納
ユニット回転規制機構73が設けられている。この収納
ユニット回転規制機構73は、図3に示すように、外筺
1内に配設されたディスク再生ユニット取付け基板51
の下端側に植立された支軸74を中心に回転自在に取り
付けられたストッパ片75を有する。このストッパ片7
5は、ディスク搬送機構42を構成する第1のアーム5
4と略平行に配設されている。また、ストッパ片75
は、ディスク再生ユニット取付け基板51の下端側の一
部を折曲形成したバネ係止部76aとストッパ片75の
一端側に設けたバネ係止部76b間に張設された引張り
バネ76により、常時図3中矢印B方向の時計回り方向
に回動付勢されている。
は、ディスク搬送機構42が配置された近傍位置に収納
ユニット回転規制機構73が設けられている。この収納
ユニット回転規制機構73は、図3に示すように、外筺
1内に配設されたディスク再生ユニット取付け基板51
の下端側に植立された支軸74を中心に回転自在に取り
付けられたストッパ片75を有する。このストッパ片7
5は、ディスク搬送機構42を構成する第1のアーム5
4と略平行に配設されている。また、ストッパ片75
は、ディスク再生ユニット取付け基板51の下端側の一
部を折曲形成したバネ係止部76aとストッパ片75の
一端側に設けたバネ係止部76b間に張設された引張り
バネ76により、常時図3中矢印B方向の時計回り方向
に回動付勢されている。
【0065】また、このストッパ片75は、外筺1のコ
ーナー部側に延長された他端部に、上方に向かってテー
パ状に形成された回動規制部77が設けられている。こ
の回動規制部77が、図3に示すように、ディスク搬送
機構42の第1及び第2のアーム54,55を回転操作
する回転盤60に設けたアーム回動制御ピン59に当接
することによって、ストッパ片75の引張りバネ76の
付勢力を受けた時計回り方向への回転が規制されてい
る。また、ストッパ片75の一端側には、ディスク収納
ユニット2のロータリーテーブル5の外周面に形成され
た係合凹部10に向かって突出する突出するストッパピ
ン78が植立されている。
ーナー部側に延長された他端部に、上方に向かってテー
パ状に形成された回動規制部77が設けられている。こ
の回動規制部77が、図3に示すように、ディスク搬送
機構42の第1及び第2のアーム54,55を回転操作
する回転盤60に設けたアーム回動制御ピン59に当接
することによって、ストッパ片75の引張りバネ76の
付勢力を受けた時計回り方向への回転が規制されてい
る。また、ストッパ片75の一端側には、ディスク収納
ユニット2のロータリーテーブル5の外周面に形成され
た係合凹部10に向かって突出する突出するストッパピ
ン78が植立されている。
【0066】そして、ディスク搬送機構42のディスク
搬送動作に伴って、回転盤60に設けたアーム回動制御
ピン59が支軸56を中心に図3中時計回り方向に回転
すると、ストッパ片75も支軸74を中心に図3中矢印
S方向の時計回り方向に回転させられる。このとき、ス
トッパ片75の一端側に植立したストッパピン78が、
図4に示すように、ロータリーテーブル5の外周に設け
られている各ディスク挿入溝6に対応して設けられた係
合凹部10のうち、ディスク搬送機構42によって搬送
される指定された光ディスクDが挿入されたディスク挿
入溝6に対応するものに係合する。このストッパピン7
8の係合凹部10への係合によって、ロータリーテーブ
ル5を含むディスク収納ユニット2の回転が規制され
る。従って、この収納ユニット回転規制機構73は、光
ディスクDの再生時及び光ディスクDの搬送過程におけ
る保護機構を構成する。
搬送動作に伴って、回転盤60に設けたアーム回動制御
ピン59が支軸56を中心に図3中時計回り方向に回転
すると、ストッパ片75も支軸74を中心に図3中矢印
S方向の時計回り方向に回転させられる。このとき、ス
トッパ片75の一端側に植立したストッパピン78が、
図4に示すように、ロータリーテーブル5の外周に設け
られている各ディスク挿入溝6に対応して設けられた係
合凹部10のうち、ディスク搬送機構42によって搬送
される指定された光ディスクDが挿入されたディスク挿
入溝6に対応するものに係合する。このストッパピン7
8の係合凹部10への係合によって、ロータリーテーブ
ル5を含むディスク収納ユニット2の回転が規制され
る。従って、この収納ユニット回転規制機構73は、光
ディスクDの再生時及び光ディスクDの搬送過程におけ
る保護機構を構成する。
【0067】この例では、各凹部8の開口幅W1 をスト
ッパピン78の径よりも僅かに大きく設定してある。そ
のため、ロータリーテーブル5の停止角度に多少の誤差
が生じても、ディスク再生ユニット2に搬送されて再生
されるように指定された光ディスクDが挿入されたロー
タリーテーブル5のディスク挿入溝6を、正確にディス
ク搬送機構42に対応する位置に位置するように補正す
ることができる。
ッパピン78の径よりも僅かに大きく設定してある。そ
のため、ロータリーテーブル5の停止角度に多少の誤差
が生じても、ディスク再生ユニット2に搬送されて再生
されるように指定された光ディスクDが挿入されたロー
タリーテーブル5のディスク挿入溝6を、正確にディス
ク搬送機構42に対応する位置に位置するように補正す
ることができる。
【0068】次に、この光ディスク再生装置を構成する
ディスク再生ユニット3を説明する。このディスク再生
ユニット3は、外筺1内に配設されるディスク再生ユニ
ット取付け基板51を介して取付けられてなるものであ
って、図3、図15及び図17に示すように、ディスク
搬送機構42によって搬送された光ディスクDが装着さ
れるディスクテーブル81を備えたディスク回転操作機
構80と、このディスク回転操作機構80に装着されて
回転操作される光ディスクDの信号記録面に光ビームを
照射し、この光ディスクDに記録された楽音信号等の情
報信号を再生する再生手段としての光ピックアップ装置
82を備えている。この光ピックアップ装置82は、半
導体レーザ等の光源から出射される光ビームを光ディス
クDの信号記録面に集束して照射する対物レンズを備え
た光ピックアップを備えている。この光ピックアップ
は、スライドガイド軸に支持され、ピックアップ送り駆
動機構によりディスク回転操作機構80に装着された光
ディスクDの径方向に送り操作されることにより、この
光ディスクDの信号記録面を内外周に亘って走査する。
ディスク再生ユニット3を説明する。このディスク再生
ユニット3は、外筺1内に配設されるディスク再生ユニ
ット取付け基板51を介して取付けられてなるものであ
って、図3、図15及び図17に示すように、ディスク
搬送機構42によって搬送された光ディスクDが装着さ
れるディスクテーブル81を備えたディスク回転操作機
構80と、このディスク回転操作機構80に装着されて
回転操作される光ディスクDの信号記録面に光ビームを
照射し、この光ディスクDに記録された楽音信号等の情
報信号を再生する再生手段としての光ピックアップ装置
82を備えている。この光ピックアップ装置82は、半
導体レーザ等の光源から出射される光ビームを光ディス
クDの信号記録面に集束して照射する対物レンズを備え
た光ピックアップを備えている。この光ピックアップ
は、スライドガイド軸に支持され、ピックアップ送り駆
動機構によりディスク回転操作機構80に装着された光
ディスクDの径方向に送り操作されることにより、この
光ディスクDの信号記録面を内外周に亘って走査する。
【0069】ところで、ディスク再生ユニット3は、図
3、図15及び図17に示すように、ディスク回転操作
機構80の回転軸が、ディスク収納ユニット2の回転中
心である支軸4に直交するように配置されてなる。従っ
て、ディスク回転操作機構80に装着されて回転操作さ
れる光ディスクDの回転面は、ディスク収納ユニット2
の支軸4の軸方向と平行となされている。このようにデ
ィスク収納ユニット2を配置することにより、主面を支
軸4と略々平行となしてディスク収納ユニット2に収納
保持されている光ディスクDは、ディスク収納ユニット
2に対する挿入方向を変更することなくディスク搬送機
構42によって搬送されてディスク再生ユニット3に装
着される。
3、図15及び図17に示すように、ディスク回転操作
機構80の回転軸が、ディスク収納ユニット2の回転中
心である支軸4に直交するように配置されてなる。従っ
て、ディスク回転操作機構80に装着されて回転操作さ
れる光ディスクDの回転面は、ディスク収納ユニット2
の支軸4の軸方向と平行となされている。このようにデ
ィスク収納ユニット2を配置することにより、主面を支
軸4と略々平行となしてディスク収納ユニット2に収納
保持されている光ディスクDは、ディスク収納ユニット
2に対する挿入方向を変更することなくディスク搬送機
構42によって搬送されてディスク再生ユニット3に装
着される。
【0070】次に、ディスク再生ユニット3の具体的な
構成を説明すると、ディスク回転操作機構80及び光ピ
ックアップ装置82は、図示しないピックアップシャー
シを介して略筺体状をなすピックアップシャーシ支持基
板83に取付けられ、一体のディスク再生ブロックを構
成している。
構成を説明すると、ディスク回転操作機構80及び光ピ
ックアップ装置82は、図示しないピックアップシャー
シを介して略筺体状をなすピックアップシャーシ支持基
板83に取付けられ、一体のディスク再生ブロックを構
成している。
【0071】ところで、上記ディスク再生ユニット取付
け基板51は、図3、図15及び図17からも明らかな
ように、ディスク収納ユニット2の支軸4の軸方向に平
行に、すなわち外筺1の底面に略垂直に配設されてい
る。このディスク再生ユニット取付け基板51には、図
15及び図17に示すように、この取付け基板51の上
端側に取付けられた支軸85を介してディスク駆動部支
持基板84が回動可能に取付けられている。そして、ピ
ックアップシャーシ支持基板83は、ディスク駆動部支
持基板84にフローティング機構86を介して弾性的に
支持された揺動板87に対して垂下するように取付けら
れている。
け基板51は、図3、図15及び図17からも明らかな
ように、ディスク収納ユニット2の支軸4の軸方向に平
行に、すなわち外筺1の底面に略垂直に配設されてい
る。このディスク再生ユニット取付け基板51には、図
15及び図17に示すように、この取付け基板51の上
端側に取付けられた支軸85を介してディスク駆動部支
持基板84が回動可能に取付けられている。そして、ピ
ックアップシャーシ支持基板83は、ディスク駆動部支
持基板84にフローティング機構86を介して弾性的に
支持された揺動板87に対して垂下するように取付けら
れている。
【0072】そして、ディスク回転操作機構80及び光
ピックアップ装置82を支持したピックアップシャーシ
支持基板83と、このピックアップシャーシ支持基板8
3が取付けられた揺動板87とによりディスク再生ユニ
ット3の第1の支持手段を構成してなる。すなわち、こ
の第1の支持手段は、ディスク再生ユニット3のディス
ク駆動部支持手段を構成してなる。
ピックアップ装置82を支持したピックアップシャーシ
支持基板83と、このピックアップシャーシ支持基板8
3が取付けられた揺動板87とによりディスク再生ユニ
ット3の第1の支持手段を構成してなる。すなわち、こ
の第1の支持手段は、ディスク再生ユニット3のディス
ク駆動部支持手段を構成してなる。
【0073】また、揺動板87を介してピックアップシ
ャーシ支持基板83を、装置本体を構成する外筺1に固
定配置されたディスク再生ユニット取付け基板51に回
動可能に支持するディスク駆動部支持基板84は、ディ
スク再生ユニット3の第2の支持手段を構成する。この
第2の支持手段は、ディスク駆動部回動支持手段となさ
れている。
ャーシ支持基板83を、装置本体を構成する外筺1に固
定配置されたディスク再生ユニット取付け基板51に回
動可能に支持するディスク駆動部支持基板84は、ディ
スク再生ユニット3の第2の支持手段を構成する。この
第2の支持手段は、ディスク駆動部回動支持手段となさ
れている。
【0074】ところで、この揺動板87には3箇所に貫
通穴が穿設されている。これら貫通穴には、ディスク駆
動部支持基板84に植立した支持ピン88が貫通されて
いる。そして、フローティング機構86は、揺動板87
とディスク駆動部支持基板84間において、上記支持ピ
ン88に挿通されるコイルスプリング89と、揺動板8
7に穿設した貫通穴を囲むようにして設けられたダンパ
ー90とから構成されている。このフローティング機構
86は、支持ピン88に対応して3箇所設けられてい
る。
通穴が穿設されている。これら貫通穴には、ディスク駆
動部支持基板84に植立した支持ピン88が貫通されて
いる。そして、フローティング機構86は、揺動板87
とディスク駆動部支持基板84間において、上記支持ピ
ン88に挿通されるコイルスプリング89と、揺動板8
7に穿設した貫通穴を囲むようにして設けられたダンパ
ー90とから構成されている。このフローティング機構
86は、支持ピン88に対応して3箇所設けられてい
る。
【0075】また、揺動板87には、各フローティング
機構86の設置位置の近傍にそれぞれ位置してロックピ
ン挿通孔91が穿設されている。一方、ディスク駆動部
支持基板84には、揺動板87に設けた各ロックピン挿
通孔91と対応する箇所に、これらロックピン挿通孔9
1に選択的に挿通されるロックピン92が一体に形成さ
れている。このロックピン92は、先端側に先細り状部
を形成してなる。そして、揺動板87に穿設したロック
ピン挿通孔91は、ロックピン92の先端側の先細り状
部の基部側の径と略等しい径をもって形成されている。
従って、ロックピン92の先端側の先細り状部が、ロッ
クピン挿通孔91に挿通されたとき、この先細り状部の
基部側の径大部にロックピン挿通孔91が係止されるこ
とにより揺動板87の移動が規制される。
機構86の設置位置の近傍にそれぞれ位置してロックピ
ン挿通孔91が穿設されている。一方、ディスク駆動部
支持基板84には、揺動板87に設けた各ロックピン挿
通孔91と対応する箇所に、これらロックピン挿通孔9
1に選択的に挿通されるロックピン92が一体に形成さ
れている。このロックピン92は、先端側に先細り状部
を形成してなる。そして、揺動板87に穿設したロック
ピン挿通孔91は、ロックピン92の先端側の先細り状
部の基部側の径と略等しい径をもって形成されている。
従って、ロックピン92の先端側の先細り状部が、ロッ
クピン挿通孔91に挿通されたとき、この先細り状部の
基部側の径大部にロックピン挿通孔91が係止されるこ
とにより揺動板87の移動が規制される。
【0076】そして、この光ディスク再生装置において
は、フローティング機構86による弾性力を規制するフ
ローティングロック機構93が設けられている。このフ
ローティングロック機構93は、揺動板87の上方にお
いて、この揺動板87の幅方向に延びるロックレバー9
4を有する。このロックレバー94は、その一方の端部
が、ディスク駆動部支持基板84の側端面に支軸95を
介して回転自在に取り付けられている。
は、フローティング機構86による弾性力を規制するフ
ローティングロック機構93が設けられている。このフ
ローティングロック機構93は、揺動板87の上方にお
いて、この揺動板87の幅方向に延びるロックレバー9
4を有する。このロックレバー94は、その一方の端部
が、ディスク駆動部支持基板84の側端面に支軸95を
介して回転自在に取り付けられている。
【0077】また、このロックレバー94の図15中左
側に位置する他方の端部側の上部に第1のバネ取付け部
材96が取付けられ、ディスク駆動部支持基板84の下
面であって揺動板87に設けた第1のバネ係止部材96
に対応する箇所に第2のバネ係止部材97が取付けられ
ている。そして、これら第1及び第2のバネ係止部材9
6,97間には、引張りバネ98が張設されている。従
って、ロックレバー94は、引張りバネ98の付勢力を
受けて、支軸95を中心にして図17中矢印T方向に回
動付勢されている。これによって、ロックレバー94が
揺動板87を下方に押圧することになる。従って、揺動
板87は、ダンパー90及びスプリング89の弾性力に
抗してディスク駆動部支持基板84に近接する方向に押
圧付勢されされる。揺動板87がディスク駆動部支持基
板84側に押圧付勢されることにより、ロックピン92
の先端側の先細り状部が、ロックピン挿通孔91に挿通
され、この先細り状部の基部側の径大部にロックピン挿
通孔91が係止された状態となる。その結果、揺動板8
7とディスク駆動部支持基板84は、一定の間隔を保持
して一体化され、固定された状態となされる。
側に位置する他方の端部側の上部に第1のバネ取付け部
材96が取付けられ、ディスク駆動部支持基板84の下
面であって揺動板87に設けた第1のバネ係止部材96
に対応する箇所に第2のバネ係止部材97が取付けられ
ている。そして、これら第1及び第2のバネ係止部材9
6,97間には、引張りバネ98が張設されている。従
って、ロックレバー94は、引張りバネ98の付勢力を
受けて、支軸95を中心にして図17中矢印T方向に回
動付勢されている。これによって、ロックレバー94が
揺動板87を下方に押圧することになる。従って、揺動
板87は、ダンパー90及びスプリング89の弾性力に
抗してディスク駆動部支持基板84に近接する方向に押
圧付勢されされる。揺動板87がディスク駆動部支持基
板84側に押圧付勢されることにより、ロックピン92
の先端側の先細り状部が、ロックピン挿通孔91に挿通
され、この先細り状部の基部側の径大部にロックピン挿
通孔91が係止された状態となる。その結果、揺動板8
7とディスク駆動部支持基板84は、一定の間隔を保持
して一体化され、固定された状態となされる。
【0078】また、ロックレバー94の支軸95への支
持側と対向する他端部側には、ピックアップシャーシ支
持基板83が延在する外筺1の下方側に向かって舌片9
4aが垂下するように突設されている。この舌片94a
には、後述するスライダ99に穿設したガイド孔100
に挿通する係合ピン101が植立されている。このスラ
イダ99は、上下移動機構102によってディスク再生
ユニット取付け基板51に対して外筺1の上下方向に移
動可能とされている。
持側と対向する他端部側には、ピックアップシャーシ支
持基板83が延在する外筺1の下方側に向かって舌片9
4aが垂下するように突設されている。この舌片94a
には、後述するスライダ99に穿設したガイド孔100
に挿通する係合ピン101が植立されている。このスラ
イダ99は、上下移動機構102によってディスク再生
ユニット取付け基板51に対して外筺1の上下方向に移
動可能とされている。
【0079】スライダ99を移動操作する上下移動機構
102は、図17に示すように、ディスク再生ユニット
取付け基板51のディスク再生ユニット3が配設される
側と対向する他方の面側に配設されている。この上下移
動機構102は、ディスク再生ユニット取付け基板51
の他方の面側に取付けられた駆動モータ103と、複数
のギヤから構成された減速ギヤ機構104とを備えてい
る。この減速ギヤ機構104を構成する各ギヤは、ディ
スク再生ユニット取付け基板51に植立された支軸を介
して回転自在に取り付けられている。
102は、図17に示すように、ディスク再生ユニット
取付け基板51のディスク再生ユニット3が配設される
側と対向する他方の面側に配設されている。この上下移
動機構102は、ディスク再生ユニット取付け基板51
の他方の面側に取付けられた駆動モータ103と、複数
のギヤから構成された減速ギヤ機構104とを備えてい
る。この減速ギヤ機構104を構成する各ギヤは、ディ
スク再生ユニット取付け基板51に植立された支軸を介
して回転自在に取り付けられている。
【0080】この駆動モータ103の駆動力を受けてス
ライダ99を移動操作し、ディスク再生ユニット3及び
フローティングロック機構93を移動させる上下移動機
構102は、本装置の第3の駆動部を構成してなる。
ライダ99を移動操作し、ディスク再生ユニット3及び
フローティングロック機構93を移動させる上下移動機
構102は、本装置の第3の駆動部を構成してなる。
【0081】そして、駆動モータ103の回転駆動力
は、図17及び図18に示すように、この駆動モータ1
03の出力軸103aに取付けられたプーリ103bと
減速ギヤ機構104を構成するプーリ104a間に巻回
された駆動力伝達ベルト105を介して減速ギヤ機構1
04に伝達される。この駆動モータ103は、正逆双方
向に回転駆動するものである。そして、駆動モータ10
3の回転駆動力が伝達される減速ギヤ機構104の最終
段に設けられた主ギヤ106は、上記駆動モータ103
の回転方向に応じて正逆双方向に回転操作される。
は、図17及び図18に示すように、この駆動モータ1
03の出力軸103aに取付けられたプーリ103bと
減速ギヤ機構104を構成するプーリ104a間に巻回
された駆動力伝達ベルト105を介して減速ギヤ機構1
04に伝達される。この駆動モータ103は、正逆双方
向に回転駆動するものである。そして、駆動モータ10
3の回転駆動力が伝達される減速ギヤ機構104の最終
段に設けられた主ギヤ106は、上記駆動モータ103
の回転方向に応じて正逆双方向に回転操作される。
【0082】ところで、上記主ギヤ106のディスク再
生ユニット取付け基板51と対向する一方の主面には、
スライダ99に植立した係合ピン108が係合する螺旋
状の溝107が刻設されている。この螺旋溝107に
は、スライダ99から主ギヤ106側に突出する係合ピ
ン108が係合されている。そして、駆動モータ103
が回転駆動して減速ギヤ機構104が回転操作され、主
ギヤ106が回転すると、この主ギヤ106の支軸10
6aを中心とした正転方向及び逆転方向への回転に伴っ
てスライダ99が上下方向に移動することとなる。
生ユニット取付け基板51と対向する一方の主面には、
スライダ99に植立した係合ピン108が係合する螺旋
状の溝107が刻設されている。この螺旋溝107に
は、スライダ99から主ギヤ106側に突出する係合ピ
ン108が係合されている。そして、駆動モータ103
が回転駆動して減速ギヤ機構104が回転操作され、主
ギヤ106が回転すると、この主ギヤ106の支軸10
6aを中心とした正転方向及び逆転方向への回転に伴っ
てスライダ99が上下方向に移動することとなる。
【0083】そして、スライダ99は、図16に示すよ
うに、金属板を横断面コ字状に折曲形成されてなる。こ
のスライダ99の上端部側には、ディスク再生ユニット
3側にに突出する一対の突片99a及び99bが一体に
形成されている。一方の突片99aには、図17に示す
ように、ロックレバー94に植立した係合ピン101が
挿通される円弧状をなすガイド孔100が穿設されてい
る。
うに、金属板を横断面コ字状に折曲形成されてなる。こ
のスライダ99の上端部側には、ディスク再生ユニット
3側にに突出する一対の突片99a及び99bが一体に
形成されている。一方の突片99aには、図17に示す
ように、ロックレバー94に植立した係合ピン101が
挿通される円弧状をなすガイド孔100が穿設されてい
る。
【0084】ところで、ディスク再生ユニットロック基
板51の上端側に取付けられた支軸85を介して回転自
在に支持されたディスク駆動部支持基板84は、スライ
ダ99が上下移動機構102の駆動により外筺1の底面
側である下方へ移動されることによって、ロックレバー
94が支軸95を中心にして図18中矢印E方向に回転
する。すなわち、ロックレバー94のスライダ99への
支持部側が外筺1の底面方向に回転する。このロックレ
バー94の回転によって、ロックレバー94が揺動板8
7を下方に押圧して揺動板87とディスク駆動部支持基
板84とを一体化する。また、このロックレバー94の
図18中矢印E方向への回転に伴って、ディスク駆動部
支持基板84が支軸85を中心に上下移動機構102側
の端部が同方向に回動する。
板51の上端側に取付けられた支軸85を介して回転自
在に支持されたディスク駆動部支持基板84は、スライ
ダ99が上下移動機構102の駆動により外筺1の底面
側である下方へ移動されることによって、ロックレバー
94が支軸95を中心にして図18中矢印E方向に回転
する。すなわち、ロックレバー94のスライダ99への
支持部側が外筺1の底面方向に回転する。このロックレ
バー94の回転によって、ロックレバー94が揺動板8
7を下方に押圧して揺動板87とディスク駆動部支持基
板84とを一体化する。また、このロックレバー94の
図18中矢印E方向への回転に伴って、ディスク駆動部
支持基板84が支軸85を中心に上下移動機構102側
の端部が同方向に回動する。
【0085】そして、スライダ99に植立した係合ピン
108が主ギヤ106に設けた螺旋溝107の下死点に
達したとき、スライダ99の下方への移動が停止し、揺
動板87は、図17に示すように、ディスク駆動部支持
基板84と一体化された状態で、かつ水平線に対して角
度θほど傾いた状態となる。従って、この揺動板87に
垂下するように設けられているディスク回転操作機構8
0及び光ピックアップ装置82を取付けたピックアップ
シャーシ支持基板83も鉛直線に対して角度θほど傾い
た状態となる。そして、ピックアップシャーシ支持基板
83に取付けたディスク回転操作機構80のディスクテ
ーブル81がディスク再生ユニット3内に搬送される光
ディスクDから離間した位置に保持された状態となる。
108が主ギヤ106に設けた螺旋溝107の下死点に
達したとき、スライダ99の下方への移動が停止し、揺
動板87は、図17に示すように、ディスク駆動部支持
基板84と一体化された状態で、かつ水平線に対して角
度θほど傾いた状態となる。従って、この揺動板87に
垂下するように設けられているディスク回転操作機構8
0及び光ピックアップ装置82を取付けたピックアップ
シャーシ支持基板83も鉛直線に対して角度θほど傾い
た状態となる。そして、ピックアップシャーシ支持基板
83に取付けたディスク回転操作機構80のディスクテ
ーブル81がディスク再生ユニット3内に搬送される光
ディスクDから離間した位置に保持された状態となる。
【0086】一方、スライダ99が、上下移動機構10
2によって外筺1の上方側に移動すると、ロックレバー
94が図18中反矢印E方向に回転される。このロック
レバー94の回転によって揺動板87の下方への押圧が
解除される。そして、揺動板87は、フローティング機
構86を介してディスク駆動部支持基板84に弾性的に
支持される。また、ロックレバー94の回転に伴って、
ディスク駆動部支持基板84が支軸85を中心にして上
記ロックレバー94と同方向に回動する。すなわち、デ
ィスク駆動部支持基板84は、上下移動機構102への
支持部側の端部が外筺1の上方に向かうように回動す
る。
2によって外筺1の上方側に移動すると、ロックレバー
94が図18中反矢印E方向に回転される。このロック
レバー94の回転によって揺動板87の下方への押圧が
解除される。そして、揺動板87は、フローティング機
構86を介してディスク駆動部支持基板84に弾性的に
支持される。また、ロックレバー94の回転に伴って、
ディスク駆動部支持基板84が支軸85を中心にして上
記ロックレバー94と同方向に回動する。すなわち、デ
ィスク駆動部支持基板84は、上下移動機構102への
支持部側の端部が外筺1の上方に向かうように回動す
る。
【0087】そして、スライダ99に植立した係合ピン
108が主ギヤ106に設けた螺旋溝107の上死点に
達したとき、スライダ99の外筺1の上方側への移動が
停止する。その結果、揺動板87は、フローティング機
構86によってディスク駆動部支持基板84に弾性支持
された状態で、その板面方向が水平方向に沿うように支
持される。このとき、揺動板87に設けられているピッ
クアップシャーシ支持基板83も、図18に示すよう
に、鉛直線に沿って垂下した状態となる。そして、ピッ
クアップシャーシ支持基板83に取付けたディスク回転
操作機構80のディスクテーブル81がディスク再生ユ
ニット3内に搬送された光ディスクDに近接し、この光
ディスクDがディスクテーブル81上に位置決めされて
装着される。
108が主ギヤ106に設けた螺旋溝107の上死点に
達したとき、スライダ99の外筺1の上方側への移動が
停止する。その結果、揺動板87は、フローティング機
構86によってディスク駆動部支持基板84に弾性支持
された状態で、その板面方向が水平方向に沿うように支
持される。このとき、揺動板87に設けられているピッ
クアップシャーシ支持基板83も、図18に示すよう
に、鉛直線に沿って垂下した状態となる。そして、ピッ
クアップシャーシ支持基板83に取付けたディスク回転
操作機構80のディスクテーブル81がディスク再生ユ
ニット3内に搬送された光ディスクDに近接し、この光
ディスクDがディスクテーブル81上に位置決めされて
装着される。
【0088】また、ディスク再生ユニット取付け基板5
1には、ディスクテーブル81上に装着された光ディス
クDをこのディスクテーブル81とともにチャッキング
するチャッキング機構111が設けられている。このチ
ャッキング機構111は、先端側にマグネットを有する
チャッキング部材115を支持したチャッキング部材支
持アーム113を備えている。このチャッキング部材支
持アーム113は、外筺1の上方側に位置する基端側を
ディスク再生ユニット取付け基板51に取付けられた支
軸112に枢支され、この支軸112を介して回動可能
に支持されている。そして、チャッキング部材115
は、ディスク回転操作機構80のディスクテーブル81
に対向するようにしてチャッキング部材支持アーム11
3の先端側に支持されている。
1には、ディスクテーブル81上に装着された光ディス
クDをこのディスクテーブル81とともにチャッキング
するチャッキング機構111が設けられている。このチ
ャッキング機構111は、先端側にマグネットを有する
チャッキング部材115を支持したチャッキング部材支
持アーム113を備えている。このチャッキング部材支
持アーム113は、外筺1の上方側に位置する基端側を
ディスク再生ユニット取付け基板51に取付けられた支
軸112に枢支され、この支軸112を介して回動可能
に支持されている。そして、チャッキング部材115
は、ディスク回転操作機構80のディスクテーブル81
に対向するようにしてチャッキング部材支持アーム11
3の先端側に支持されている。
【0089】ところで、チャッキング部材115は、両
端にフランジが形成された円筒状のボビンと、このボビ
ンの内部に嵌合されたリング状のマグネットから構成さ
れている。そして、チャッキング部材115は、ボビン
をチャッキング部材支持アーム113の先端側に形成し
た嵌合穴114に嵌合させて取付けられることにより、
ボビンの両端に設けたフランジにより抜け止めが図られ
チャッキング部材支持アーム113に回転自在となされ
て取付けられてなる。
端にフランジが形成された円筒状のボビンと、このボビ
ンの内部に嵌合されたリング状のマグネットから構成さ
れている。そして、チャッキング部材115は、ボビン
をチャッキング部材支持アーム113の先端側に形成し
た嵌合穴114に嵌合させて取付けられることにより、
ボビンの両端に設けたフランジにより抜け止めが図られ
チャッキング部材支持アーム113に回転自在となされ
て取付けられてなる。
【0090】チャッキング部材支持アーム113に設け
られた嵌合穴114は、チャッキング部材式アーム11
3の先端側に向かって開口幅が連続的に小とされた楕円
形状に形成されている。この嵌合穴113のチャッキン
グ部材支持アーム113の先端側部分には、図17に示
すように、ボビンのフランジ間の間隔と略同じ高さを有
する肉厚部113aが設けられている。この肉厚部11
3aは、チャッキング部材115がディスクテーブル8
1から離間した状態にあるとき一対のフランジ間に嵌合
し、チャッキング部材115の自由な移動を規制するも
のである。
られた嵌合穴114は、チャッキング部材式アーム11
3の先端側に向かって開口幅が連続的に小とされた楕円
形状に形成されている。この嵌合穴113のチャッキン
グ部材支持アーム113の先端側部分には、図17に示
すように、ボビンのフランジ間の間隔と略同じ高さを有
する肉厚部113aが設けられている。この肉厚部11
3aは、チャッキング部材115がディスクテーブル8
1から離間した状態にあるとき一対のフランジ間に嵌合
し、チャッキング部材115の自由な移動を規制するも
のである。
【0091】また、チャッキング部材支持アーム113
には、このチャッキング部材支持アーム113がディス
クテーブル81側に向かって回動するとき、嵌合穴11
4に遊嵌支持されたチャッキング部材115がディスク
テーブル81の中心に向かって移動するようにガイドす
る案内片121が設けられている。この案内片121
は、図18に示すように、嵌合穴114の内周に向かっ
て傾斜するように形成されている。
には、このチャッキング部材支持アーム113がディス
クテーブル81側に向かって回動するとき、嵌合穴11
4に遊嵌支持されたチャッキング部材115がディスク
テーブル81の中心に向かって移動するようにガイドす
る案内片121が設けられている。この案内片121
は、図18に示すように、嵌合穴114の内周に向かっ
て傾斜するように形成されている。
【0092】そして、スライダ99に設けられたチャッ
キング機構111側に位置する他方の突片99bにはチ
ャッキング機構回動操作ピン122が突設されている。
なお、チャッキング部材支持アーム113は、図示しな
い引張りバネによりチャッキング部材115がディスク
テーブル81に近接する方向に回動付勢されている。そ
して、チャッキング部材支持アーム115が引張りバネ
により回動付勢されることにより、案内片121がスラ
イダ99に設けたチャッキング機構回動操作ピン122
に常時当接している。
キング機構111側に位置する他方の突片99bにはチ
ャッキング機構回動操作ピン122が突設されている。
なお、チャッキング部材支持アーム113は、図示しな
い引張りバネによりチャッキング部材115がディスク
テーブル81に近接する方向に回動付勢されている。そ
して、チャッキング部材支持アーム115が引張りバネ
により回動付勢されることにより、案内片121がスラ
イダ99に設けたチャッキング機構回動操作ピン122
に常時当接している。
【0093】従って、スライダ99が下死点に位置して
いるとき、チャッキング機構回動操作ピン122がチャ
ッキング部材支持アーム113の案内片121を図示し
ない引張りバネの付勢力に抗してディスクテーブル81
から離間する方向に押圧するため、チャッキング部材支
持アーム113は、図17に示すように、鉛直線に対し
て傾いたディスクテーブル81から離間した状態となさ
れる。そして、スライダ99が、上下移動機構102に
よって例えば外筺1の上方側に移動していくと、チャッ
キング機構回動操作ピン122による押圧が徐々に解除
されるため、このチャッキング部材支持アーム113
は、図示しない引張りバネの付勢力を受けてディスクテ
ーブル81側に回動いていく。このときチャッキング機
構回動操作ピン122は、案内片121に接触しながら
外筺の上方側に移動することとなる。
いるとき、チャッキング機構回動操作ピン122がチャ
ッキング部材支持アーム113の案内片121を図示し
ない引張りバネの付勢力に抗してディスクテーブル81
から離間する方向に押圧するため、チャッキング部材支
持アーム113は、図17に示すように、鉛直線に対し
て傾いたディスクテーブル81から離間した状態となさ
れる。そして、スライダ99が、上下移動機構102に
よって例えば外筺1の上方側に移動していくと、チャッ
キング機構回動操作ピン122による押圧が徐々に解除
されるため、このチャッキング部材支持アーム113
は、図示しない引張りバネの付勢力を受けてディスクテ
ーブル81側に回動いていく。このときチャッキング機
構回動操作ピン122は、案内片121に接触しながら
外筺の上方側に移動することとなる。
【0094】また、チャッキング部材支持アーム113
の先端側には、係止片123が突設されている。一方、
ディスク再生ユニット取付け基板51側には、この係止
片123に対向して図示しないストッパ片が切起し形成
されている。そして、スライダ99が外筺1の上方側に
移動するに従ってチャッキング機構回動操作ピン122
による案内片121への押圧が徐々に解除されて、チャ
ッキング部材支持アーム113が引張りバネによってデ
ィスクテーブル81側に近接したとき、係止片123が
ストッパ片に当接する。その結果、引張りバネによるチ
ャッキング部材支持アーム113の回動付勢位置が規制
されることになる。持される。
の先端側には、係止片123が突設されている。一方、
ディスク再生ユニット取付け基板51側には、この係止
片123に対向して図示しないストッパ片が切起し形成
されている。そして、スライダ99が外筺1の上方側に
移動するに従ってチャッキング機構回動操作ピン122
による案内片121への押圧が徐々に解除されて、チャ
ッキング部材支持アーム113が引張りバネによってデ
ィスクテーブル81側に近接したとき、係止片123が
ストッパ片に当接する。その結果、引張りバネによるチ
ャッキング部材支持アーム113の回動付勢位置が規制
されることになる。持される。
【0095】このようにチャッキング部材支持アーム1
13がディスクテーブル81側に回動操作されたとき、
ディスク再生ユニット3内に搬送された光ディスクDは
センター穴をディスクテーブル81の中心に設けたセン
タリング部材に嵌合させてディスクテーブル81上に位
置決めされて装着された状態となる。すなわち、ディス
クテーブル81上に装着された光ディスクDは、ディス
クテーブル81にマグネットにより吸引されるチャッキ
ング部材115により押圧支持され、ディスクテーブル
81と一体に回転可能な状態となる。
13がディスクテーブル81側に回動操作されたとき、
ディスク再生ユニット3内に搬送された光ディスクDは
センター穴をディスクテーブル81の中心に設けたセン
タリング部材に嵌合させてディスクテーブル81上に位
置決めされて装着された状態となる。すなわち、ディス
クテーブル81上に装着された光ディスクDは、ディス
クテーブル81にマグネットにより吸引されるチャッキ
ング部材115により押圧支持され、ディスクテーブル
81と一体に回転可能な状態となる。
【0096】その後、ロックレバー94は、スライダ9
9の外筺1の上方側への移動によって、さらに回転を続
けるが、ディスク駆動部支持基板84の先端側が、図1
8に示すように、ディスク再生ユニット取付け基板51
に設けられた係止ピン124に当接する。そのため、デ
ィスク駆動部支持基板84は、その板面方向が水平に保
たれた状態を維持する。このとき、揺動板87は、フロ
ーティング機構86のコイルスプリング89の弾性力に
よって上昇する。すなわち、ディスク再生ユニット43
は、光ディスクDの主面をディスク収納ユニット2の支
軸4に平行となす垂直方向にチャッキングした姿勢を保
ちながらフローティング機構86のコイルスプリング8
9の付勢力を受けて外筺1の上方へ上昇するようにな
り、ディスク回転操作機構80及び光ピックアップ装置
82が支持されたピックアップシャーシ支持基板83は
弾性的にディスク駆動部支持基板84に支持されたフロ
ーティング状態となる。
9の外筺1の上方側への移動によって、さらに回転を続
けるが、ディスク駆動部支持基板84の先端側が、図1
8に示すように、ディスク再生ユニット取付け基板51
に設けられた係止ピン124に当接する。そのため、デ
ィスク駆動部支持基板84は、その板面方向が水平に保
たれた状態を維持する。このとき、揺動板87は、フロ
ーティング機構86のコイルスプリング89の弾性力に
よって上昇する。すなわち、ディスク再生ユニット43
は、光ディスクDの主面をディスク収納ユニット2の支
軸4に平行となす垂直方向にチャッキングした姿勢を保
ちながらフローティング機構86のコイルスプリング8
9の付勢力を受けて外筺1の上方へ上昇するようにな
り、ディスク回転操作機構80及び光ピックアップ装置
82が支持されたピックアップシャーシ支持基板83は
弾性的にディスク駆動部支持基板84に支持されたフロ
ーティング状態となる。
【0097】なお、チャッキング部材支持アーム113
の基端部側には、図16に示すように、ロータリーテー
ブル1の中心に向かって水平に延びるレバー113bが
設けられている。このレバー113bは、先端部をディ
スク再生ユニット取付け基板51に植立した支軸204
に枢支させ、この支軸204を中心にして回動可能とな
されている。このレバー113bの中央部分には、長手
方向を長径とした長孔125が穿設されている。この長
孔125には、ディスク送りガイド部材49の上部にお
いてチャッキング部材支持アーム113側に突出するよ
うに設けられた係合ピン126が挿通するようになって
いる。従って、チャッキング部材支持アーム113がス
ライダ99の外筺1の上方側への移動によって鉛直方向
に垂下した状態になる過程において、ディスク送りガイ
ド部材49は支軸52を中心に回動させられ、ディスク
送りガイド部49aが光ディスクDの外周縁から離間す
るようになる。
の基端部側には、図16に示すように、ロータリーテー
ブル1の中心に向かって水平に延びるレバー113bが
設けられている。このレバー113bは、先端部をディ
スク再生ユニット取付け基板51に植立した支軸204
に枢支させ、この支軸204を中心にして回動可能とな
されている。このレバー113bの中央部分には、長手
方向を長径とした長孔125が穿設されている。この長
孔125には、ディスク送りガイド部材49の上部にお
いてチャッキング部材支持アーム113側に突出するよ
うに設けられた係合ピン126が挿通するようになって
いる。従って、チャッキング部材支持アーム113がス
ライダ99の外筺1の上方側への移動によって鉛直方向
に垂下した状態になる過程において、ディスク送りガイ
ド部材49は支軸52を中心に回動させられ、ディスク
送りガイド部49aが光ディスクDの外周縁から離間す
るようになる。
【0098】すなわち、スライダ99の外筺1の上方側
への移動によって、ディスク再生ユニット43、チャッ
キング部材115及び光ディスクDが外筺1の上方側に
移動することになるが、この過程において、ディスク送
りガイド部材49は、上昇中の光ディスクDに対して一
定の距離を保ちながら外筺1の上方側に逃げることにな
り、光ディスクDのディスク送りガイド部材49への衝
突を事前に防止することができる。
への移動によって、ディスク再生ユニット43、チャッ
キング部材115及び光ディスクDが外筺1の上方側に
移動することになるが、この過程において、ディスク送
りガイド部材49は、上昇中の光ディスクDに対して一
定の距離を保ちながら外筺1の上方側に逃げることにな
り、光ディスクDのディスク送りガイド部材49への衝
突を事前に防止することができる。
【0099】そして、スライダ99がさらに外筺1の上
方側に移動することによって、ロックレバー94が揺動
板87から離間し、これによって、ロックレバー94に
よるフローティング機構86に対する弾性力の規制が完
全に解除され、光ディスクDがディスク回転操作機構8
0のディスクテーブル81にチャッキングされこのディ
スクテーブル81と一体に回転可能な状態となされてデ
ィスク再生ユニット43への装着が完了する。
方側に移動することによって、ロックレバー94が揺動
板87から離間し、これによって、ロックレバー94に
よるフローティング機構86に対する弾性力の規制が完
全に解除され、光ディスクDがディスク回転操作機構8
0のディスクテーブル81にチャッキングされこのディ
スクテーブル81と一体に回転可能な状態となされてデ
ィスク再生ユニット43への装着が完了する。
【0100】そして、ディスク再生ユニット3のディス
ク回転操作機構80の駆動させ、光ディスクDを回転操
作させた状態で、光ピックアップ装置82を光ディスク
Dの径方向に送り操作することにより、この光ディスク
Dに記録された楽音信号等の情報信号の再生が行われ
る。
ク回転操作機構80の駆動させ、光ディスクDを回転操
作させた状態で、光ピックアップ装置82を光ディスク
Dの径方向に送り操作することにより、この光ディスク
Dに記録された楽音信号等の情報信号の再生が行われ
る。
【0101】このように、本実施例においては、フロー
ティング機構86の弾性力を選択的に規制するロック機
構93を有するため、以下のような利点を得ることがで
きる。
ティング機構86の弾性力を選択的に規制するロック機
構93を有するため、以下のような利点を得ることがで
きる。
【0102】ところで、フローティング機構86は、光
ディスクDに記録された情報信号を光ディスクDに非接
触の状態で読み取る光ピックアップ装置82や光ディス
クDを回転操作するディスク回転操作機構81に装置外
部からの不要な振動が伝播されないように、その振動経
路を主にゴム等の弾性体やコイルスプリング等のスプリ
ングで遮断した構造を備えてなる。
ディスクDに記録された情報信号を光ディスクDに非接
触の状態で読み取る光ピックアップ装置82や光ディス
クDを回転操作するディスク回転操作機構81に装置外
部からの不要な振動が伝播されないように、その振動経
路を主にゴム等の弾性体やコイルスプリング等のスプリ
ングで遮断した構造を備えてなる。
【0103】一方、フローティング機構86を介して支
持されたディスク再生ユニット3は、ディスク回転操作
機構80が搬送される光ディスクDに対し位置を可変さ
せてしまう可能性がある。そのため、ディスク再生ユニ
ット3内に搬送された光ディスクDをディスク回転操作
機構80のディスクテーブル81上に確実に位置決めを
図って装着させることができなくなる場合がある。すな
わち、光ディスクDのセンター孔をディスクテーブル8
0の中心に設けたセンタリング部に係合させるセンタリ
ング操作を行うことができなくなる虞れが発生する。
持されたディスク再生ユニット3は、ディスク回転操作
機構80が搬送される光ディスクDに対し位置を可変さ
せてしまう可能性がある。そのため、ディスク再生ユニ
ット3内に搬送された光ディスクDをディスク回転操作
機構80のディスクテーブル81上に確実に位置決めを
図って装着させることができなくなる場合がある。すな
わち、光ディスクDのセンター孔をディスクテーブル8
0の中心に設けたセンタリング部に係合させるセンタリ
ング操作を行うことができなくなる虞れが発生する。
【0104】これに対し、本発明の実施例である光ディ
スク再生装置にあっては、上述したように、光ディスク
Dをディスク収納ユニット2から取り出してディスク再
生ユニット3のディスク装着位置に搬送し、ディスクテ
ーブル81上に装着させるまで、フローティング機構8
6の弾性変位をフローティングロック機構93によって
固定するようにしている。従って、搬送された光ディス
クDのセンター孔とディスクテーブル81のセンタリン
グ部材との位置合わせを正確に行うことができ、光ディ
スクDのディスクテーブル81上への確実な装着操作を
行うことが可能となる。
スク再生装置にあっては、上述したように、光ディスク
Dをディスク収納ユニット2から取り出してディスク再
生ユニット3のディスク装着位置に搬送し、ディスクテ
ーブル81上に装着させるまで、フローティング機構8
6の弾性変位をフローティングロック機構93によって
固定するようにしている。従って、搬送された光ディス
クDのセンター孔とディスクテーブル81のセンタリン
グ部材との位置合わせを正確に行うことができ、光ディ
スクDのディスクテーブル81上への確実な装着操作を
行うことが可能となる。
【0105】なお、ディスク再生ユニット3に装着され
た光ディスクDをディスク収納ユニット2内に戻すに
は、上下移動機構102を動作させてスライダ99を外
筺1の下方側に向かって移動させる。このスライダ99
の移動によって、チャッキング部支持アーム113が引
張りバネの付勢力を受けて回動され、チャッキング部材
115がディスクテーブル81上の引張りバネディスク
Dから離間し、光ディスクDのディスクテーブル81へ
のチャッキングが解除される。チャッキングが解除され
た光ディスクDは、ディスク搬送機構42を構成する第
1及び第2のアーム54,55の先端側に設けたローラ
65,68上に支持された状態となる。そして、ディス
ク搬送機構42の駆動モータ61を逆転駆動させて回転
盤60を図15中反時計回り方向に回転させることによ
り、光ディスクDは、第1及び第2のアーム54及び5
5の各先端側のローラ65,68により外周縁側の2点
を支持されながら、ディスク収納ユニット2内に戻され
る。すなわち、光ディスクDは、ロータリーテーブル5
のディスク挿入溝6に挿入される。
た光ディスクDをディスク収納ユニット2内に戻すに
は、上下移動機構102を動作させてスライダ99を外
筺1の下方側に向かって移動させる。このスライダ99
の移動によって、チャッキング部支持アーム113が引
張りバネの付勢力を受けて回動され、チャッキング部材
115がディスクテーブル81上の引張りバネディスク
Dから離間し、光ディスクDのディスクテーブル81へ
のチャッキングが解除される。チャッキングが解除され
た光ディスクDは、ディスク搬送機構42を構成する第
1及び第2のアーム54,55の先端側に設けたローラ
65,68上に支持された状態となる。そして、ディス
ク搬送機構42の駆動モータ61を逆転駆動させて回転
盤60を図15中反時計回り方向に回転させることによ
り、光ディスクDは、第1及び第2のアーム54及び5
5の各先端側のローラ65,68により外周縁側の2点
を支持されながら、ディスク収納ユニット2内に戻され
る。すなわち、光ディスクDは、ロータリーテーブル5
のディスク挿入溝6に挿入される。
【0106】ところで、ロータリーテーブル5は、選択
された1枚の光ディスクDがディスク搬送機構42によ
って取り出され、ディスク再生ユニット3に装着されて
再生が完了し、再びディスク収納ユニット2に戻される
まで収納ユニット回転規制機構73によって回転が規制
された状態にある。そのため、再生が完了してディスク
収納ユニット2に戻される光ディスクDは、その光ディ
スクDが収納されるべきディスク挿入溝6に正確に戻さ
れる。
された1枚の光ディスクDがディスク搬送機構42によ
って取り出され、ディスク再生ユニット3に装着されて
再生が完了し、再びディスク収納ユニット2に戻される
まで収納ユニット回転規制機構73によって回転が規制
された状態にある。そのため、再生が完了してディスク
収納ユニット2に戻される光ディスクDは、その光ディ
スクDが収納されるべきディスク挿入溝6に正確に戻さ
れる。
【0107】次に、ディスク収納ユニット2に多数枚収
納された光ディスクD中から選択された1枚の光ディス
クDが、ディスク搬送機構42によってディスク収納ユ
ニット2から取り出され位置に移動された状態にあるか
否かを検出する収納ユニット回転位置検出機構44を説
明する。
納された光ディスクD中から選択された1枚の光ディス
クDが、ディスク搬送機構42によってディスク収納ユ
ニット2から取り出され位置に移動された状態にあるか
否かを検出する収納ユニット回転位置検出機構44を説
明する。
【0108】この収納ユニット回転位置検出機構44
は、図3に示すように、ロータリーテーブル5の下方側
に設けられた筒状をなすディスク支持体7の下端側外周
縁に取付けられた回転検出体131と、ディスク搬送機
構42による取り出し可能位置に対応する位置に配設さ
れた光検出部132とから構成されている。
は、図3に示すように、ロータリーテーブル5の下方側
に設けられた筒状をなすディスク支持体7の下端側外周
縁に取付けられた回転検出体131と、ディスク搬送機
構42による取り出し可能位置に対応する位置に配設さ
れた光検出部132とから構成されている。
【0109】回転検出体131は、ディスク支持体7の
それぞれ径の異なる同心円上の位置に設けられた第1及
び第2のリング状の検出板133a及び133bで構成
されている。第1の検出板133aは、第2の検出板1
33bよりも径が大きく、その下端面において円周方向
に一定ピッチで配された凹凸部が形成されている。すな
わち、本実施例においては、ロータリーテーブル1に形
成された100個のディスク挿入溝6に対応したピッチ
にて凹凸部が形成されている。従って、本実施例では、
凹凸部のうち、例えば凸部134の部分が100個形成
されていることになる。
それぞれ径の異なる同心円上の位置に設けられた第1及
び第2のリング状の検出板133a及び133bで構成
されている。第1の検出板133aは、第2の検出板1
33bよりも径が大きく、その下端面において円周方向
に一定ピッチで配された凹凸部が形成されている。すな
わち、本実施例においては、ロータリーテーブル1に形
成された100個のディスク挿入溝6に対応したピッチ
にて凹凸部が形成されている。従って、本実施例では、
凹凸部のうち、例えば凸部134の部分が100個形成
されていることになる。
【0110】一方、第2の検出板133bは、上記第1
の検出板133aに対してその内方に位置し、その下端
面において円周方向に異なるピッチで配された凹凸部が
形成されている。本実施例においては、まず、図4にお
いて、例えば矢印Oで示すポイント、すなわちホームポ
ジションに対応したディスク挿入溝6を1番目のディス
ク挿入溝と定義し、このディスク挿入溝6に差し込まれ
る光ディスクDのディスク番号を「1」として定義す
る。そして、矢印F1 で示す方向に沿って順次ディスク
番号が+更新し、ディスク番号「1」の1つ手前のディ
スク番号が「100」となる。
の検出板133aに対してその内方に位置し、その下端
面において円周方向に異なるピッチで配された凹凸部が
形成されている。本実施例においては、まず、図4にお
いて、例えば矢印Oで示すポイント、すなわちホームポ
ジションに対応したディスク挿入溝6を1番目のディス
ク挿入溝と定義し、このディスク挿入溝6に差し込まれ
る光ディスクDのディスク番号を「1」として定義す
る。そして、矢印F1 で示す方向に沿って順次ディスク
番号が+更新し、ディスク番号「1」の1つ手前のディ
スク番号が「100」となる。
【0111】このような設定関係において、第2の検出
板133bは、まず、ディスク番号「1」に対応した位
置に凸部はなく、ディスク番号「11」に対応した位置
を一方の端面とし、ディスク番号「12」に対応した位
置を他方の端面とする凸部が形成される。この凸部は、
ディスク挿入溝6の配列ピッチにおける1つ分のピッチ
の幅を有する。また、ディスク番号「21」に対応した
位置を一方の端面とし、ディスク番号「23」に対応し
た位置を他方の端面とする凸部が形成されている。この
凸部は、ディスク挿入溝6の配列ピッチの2つ分のピッ
チの幅を有する。さらに、ディスク番号「31」に対応
した位置を一方の端面とし、ディスク番号「34」に対
応した位置を他方の端面とする凸部が形成されている。
この凸部は、ディスク挿入溝6の配列ピッチの3つ分の
ピッチの幅を有する。以下同様に、幅がディスク番号で
10毎にそれぞれディスク挿入溝6の1つの配列ピッチ
分だけ長く設定された凸部が形成されている。一般的に
説明すると、ディスク番号「10n+1(n=1,2,
3・・・9)」に対応した位置を一方の端面とし、ディ
スク番号「11n+1」に対応した位置を他方の端面と
する凸部、すなわちディスク挿入溝6の配列ピッチにお
けるn個分のピッチの幅を有する凸部が形成されてい
る。
板133bは、まず、ディスク番号「1」に対応した位
置に凸部はなく、ディスク番号「11」に対応した位置
を一方の端面とし、ディスク番号「12」に対応した位
置を他方の端面とする凸部が形成される。この凸部は、
ディスク挿入溝6の配列ピッチにおける1つ分のピッチ
の幅を有する。また、ディスク番号「21」に対応した
位置を一方の端面とし、ディスク番号「23」に対応し
た位置を他方の端面とする凸部が形成されている。この
凸部は、ディスク挿入溝6の配列ピッチの2つ分のピッ
チの幅を有する。さらに、ディスク番号「31」に対応
した位置を一方の端面とし、ディスク番号「34」に対
応した位置を他方の端面とする凸部が形成されている。
この凸部は、ディスク挿入溝6の配列ピッチの3つ分の
ピッチの幅を有する。以下同様に、幅がディスク番号で
10毎にそれぞれディスク挿入溝6の1つの配列ピッチ
分だけ長く設定された凸部が形成されている。一般的に
説明すると、ディスク番号「10n+1(n=1,2,
3・・・9)」に対応した位置を一方の端面とし、ディ
スク番号「11n+1」に対応した位置を他方の端面と
する凸部、すなわちディスク挿入溝6の配列ピッチにお
けるn個分のピッチの幅を有する凸部が形成されてい
る。
【0112】また、光検出部132は、3つの光センサ
を有する。各光センサは、発光素子と受光素子の組にて
構成されており、第1の検出板133aに対しては、第
1及び第2の光センサが所定の間隔を置いて設置され、
第2の検出板133bに対しては、第3の光センサが設
置されている。これら第1〜第3の光センサは、対応す
る検出板133a及び133bの凸部の部分を検出した
とき、例えば高レベルの検出信号を出力するように設定
されている。
を有する。各光センサは、発光素子と受光素子の組にて
構成されており、第1の検出板133aに対しては、第
1及び第2の光センサが所定の間隔を置いて設置され、
第2の検出板133bに対しては、第3の光センサが設
置されている。これら第1〜第3の光センサは、対応す
る検出板133a及び133bの凸部の部分を検出した
とき、例えば高レベルの検出信号を出力するように設定
されている。
【0113】すなわち、これら光センサは、図19に示
すように、各種信号に基づいて各種演算及び制御を行う
コントローラ141と接地GND間に挿入された第1、
第2及び第3の検出スイッチSW1、SW2及びSW3
を構成する。そして、これら検出スイッチSW1、SW
2及びSW3は、例えば凸部の部分の検出毎にオンとさ
れ、コントローラ141には、各スイッチSW1、SW
2及びSW3のオンに基づく電流変化が検出信号として
供給されるようになっている。
すように、各種信号に基づいて各種演算及び制御を行う
コントローラ141と接地GND間に挿入された第1、
第2及び第3の検出スイッチSW1、SW2及びSW3
を構成する。そして、これら検出スイッチSW1、SW
2及びSW3は、例えば凸部の部分の検出毎にオンとさ
れ、コントローラ141には、各スイッチSW1、SW
2及びSW3のオンに基づく電流変化が検出信号として
供給されるようになっている。
【0114】上記コントローラ141は、ロータリーテ
ーブル51に対する回転要求に基づいて駆動制御回路1
42に駆動信号と減速要求信号を供給する。このロータ
リーテーブル51の回転要求は、選択されたディスク番
号のディスク挿入溝6をディスク搬送機構42に対応す
る位置に移動させる指示である。そして、駆動制御回路
142に供給される駆動信号は、タイミング的には、ロ
ータリーテーブル5をある回転角、例えばディスク挿入
溝6の配列ピッチで換算したときに例えば40ピッチ分
回転させる場合、上記回転要求に基づいて立ち上がり、
かつ各光センサからの検出信号に基づいて40ピッチが
計数された際に立ち下がるパルス信号である。また、上
記減速要求信号は、残り10ピッチの時点から立ち上が
り、かつ上記駆動信号と同様に、40ピッチが計数され
た際に立ち下がるパルス信号である。
ーブル51に対する回転要求に基づいて駆動制御回路1
42に駆動信号と減速要求信号を供給する。このロータ
リーテーブル51の回転要求は、選択されたディスク番
号のディスク挿入溝6をディスク搬送機構42に対応す
る位置に移動させる指示である。そして、駆動制御回路
142に供給される駆動信号は、タイミング的には、ロ
ータリーテーブル5をある回転角、例えばディスク挿入
溝6の配列ピッチで換算したときに例えば40ピッチ分
回転させる場合、上記回転要求に基づいて立ち上がり、
かつ各光センサからの検出信号に基づいて40ピッチが
計数された際に立ち下がるパルス信号である。また、上
記減速要求信号は、残り10ピッチの時点から立ち上が
り、かつ上記駆動信号と同様に、40ピッチが計数され
た際に立ち下がるパルス信号である。
【0115】そして、上記駆動制御回路142は、駆動
信号のみが駆動制御回路に供給されている期間において
は、この駆動制御回路142から収納ユニット回転駆動
機構41の駆動モータ45に対して一定レベルの駆動電
流が供給される。そして、上記減速要求信号が供給され
た段階で、駆動モータ45に供給される駆動電流のレベ
ルが連続的に低下される。上述の例で、40ピッチが計
数された段階において、駆動電流のレベルが零となるよ
うに回路が構成されている。なお、回転角が10ピッチ
分に満たない場合は、駆動信号と減速要求信号が同時に
立ち上がることになる。
信号のみが駆動制御回路に供給されている期間において
は、この駆動制御回路142から収納ユニット回転駆動
機構41の駆動モータ45に対して一定レベルの駆動電
流が供給される。そして、上記減速要求信号が供給され
た段階で、駆動モータ45に供給される駆動電流のレベ
ルが連続的に低下される。上述の例で、40ピッチが計
数された段階において、駆動電流のレベルが零となるよ
うに回路が構成されている。なお、回転角が10ピッチ
分に満たない場合は、駆動信号と減速要求信号が同時に
立ち上がることになる。
【0116】次に、第1〜第3の光センサからの検出信
号に基づいてロータリーテーブル5の停止制御を行う例
を図20〜図22の信号波形図に基づいて説明する。
号に基づいてロータリーテーブル5の停止制御を行う例
を図20〜図22の信号波形図に基づいて説明する。
【0117】まず、ロータリーテーブル5が、収納ユニ
ット回転駆動機構41の駆動モータ45による駆動ギヤ
47の回転駆動によって、例えば図4の矢印F2 方向に
回転すると、各光センサからは、図20〜図22で示す
検出信号波形が出力される。ここで、第1の光センサか
らの検出信号S1の波形と第2の光センサからの検出信
号S2の波形とは、各光センサの離間幅に応じた位相差
を有する。
ット回転駆動機構41の駆動モータ45による駆動ギヤ
47の回転駆動によって、例えば図4の矢印F2 方向に
回転すると、各光センサからは、図20〜図22で示す
検出信号波形が出力される。ここで、第1の光センサか
らの検出信号S1の波形と第2の光センサからの検出信
号S2の波形とは、各光センサの離間幅に応じた位相差
を有する。
【0118】また、本実施例においては、第1及び第2
の光センサからの検出信号S1及びS2中、共に高レベ
ルになっている期間が光ディスクDの停止位置を示すも
のであり、例えば、ディスク番号「7」の光ディスクD
をディスク搬送機構42による取り出し可能位置に停止
させたい場合においては、第1及び第2の光センサにて
7つ目の凸部を共に検出したときにロータリーテーブル
5を停止させるようになっている。従って、この例にお
いては、第1及び第2の光センサからの検出信号S1及
びS2(例えば高レベルの期間)が、一部において重な
るように、その各センサの設置に関する離間幅が設定さ
れている。
の光センサからの検出信号S1及びS2中、共に高レベ
ルになっている期間が光ディスクDの停止位置を示すも
のであり、例えば、ディスク番号「7」の光ディスクD
をディスク搬送機構42による取り出し可能位置に停止
させたい場合においては、第1及び第2の光センサにて
7つ目の凸部を共に検出したときにロータリーテーブル
5を停止させるようになっている。従って、この例にお
いては、第1及び第2の光センサからの検出信号S1及
びS2(例えば高レベルの期間)が、一部において重な
るように、その各センサの設置に関する離間幅が設定さ
れている。
【0119】そして、第3の光センサからの検出信号S
3が高レベルの期間において、第1及び第2の光センサ
からの各検出信号S1及びS2の論理積によって形成さ
れるパルス信号の個数が1つの場合、検出信号S3の立
ち下がりを検出した時点で、ローディング位置Aにディ
スク番号「12」に対応する光ディスクDが位置してい
ることになり、また、上記検出信号S3が高レベルの期
間において、第1及び第2の光センサからの各検出信号
S1及びS2の論理積によって形成されるパルス信号の
個数が2つの場合、検出信号S3の立ち下がりを検出し
た時点で、ディスク搬送機構42による取り出し可能位
置Oにディスク番号「23」に対応する光ディスクDが
位置していることになる。
3が高レベルの期間において、第1及び第2の光センサ
からの各検出信号S1及びS2の論理積によって形成さ
れるパルス信号の個数が1つの場合、検出信号S3の立
ち下がりを検出した時点で、ローディング位置Aにディ
スク番号「12」に対応する光ディスクDが位置してい
ることになり、また、上記検出信号S3が高レベルの期
間において、第1及び第2の光センサからの各検出信号
S1及びS2の論理積によって形成されるパルス信号の
個数が2つの場合、検出信号S3の立ち下がりを検出し
た時点で、ディスク搬送機構42による取り出し可能位
置Oにディスク番号「23」に対応する光ディスクDが
位置していることになる。
【0120】このように、ロータリーテーブル5が図4
における矢印F2 方向に回転している場合に、上記検出
信号S3が高レベルの期間において、第1及び第2の光
センサからの各検出信号S1及びS2の論理積によって
形成されるパルス信号の個数がm個(m=1,2,3・
・・9)の場合、検出信号S3の立ち下がりを検出した
時点で、ディスク搬送機構42による取り出し可能位置
Oにディスク番号「11m+1」に対応する光ディスク
Dが位置していることになる。
における矢印F2 方向に回転している場合に、上記検出
信号S3が高レベルの期間において、第1及び第2の光
センサからの各検出信号S1及びS2の論理積によって
形成されるパルス信号の個数がm個(m=1,2,3・
・・9)の場合、検出信号S3の立ち下がりを検出した
時点で、ディスク搬送機構42による取り出し可能位置
Oにディスク番号「11m+1」に対応する光ディスク
Dが位置していることになる。
【0121】また、ロータリーテーブル5が図4におけ
る矢印F2 C方向に回転している場合に、上記検出信号
S3が、今度は、低レベルの期間において、第1及び第
2の光センサからの各検出信号S1及びS2の論理積に
よって形成されるパルス信号の個数が9つの場合、検出
信号S3の立ち上がりを検出した時点で、ディスク搬送
機構42による取り出し可能位置Oにディスク番号「2
1」に対応する光ディスクDが位置していることにな
る。さらに、上記検出信号S3が低レベルの期間におい
て、第1及び第2の光センサからの各検出信号S1及び
S2の論理積によって形成されるパルス信号の個数が8
つの場合、検出信号S3の立ち下がりを検出した時点
で、取り出し可能位置Oにディスク番号「31」に対応
する光ディスクDが位置していることになる。
る矢印F2 C方向に回転している場合に、上記検出信号
S3が、今度は、低レベルの期間において、第1及び第
2の光センサからの各検出信号S1及びS2の論理積に
よって形成されるパルス信号の個数が9つの場合、検出
信号S3の立ち上がりを検出した時点で、ディスク搬送
機構42による取り出し可能位置Oにディスク番号「2
1」に対応する光ディスクDが位置していることにな
る。さらに、上記検出信号S3が低レベルの期間におい
て、第1及び第2の光センサからの各検出信号S1及び
S2の論理積によって形成されるパルス信号の個数が8
つの場合、検出信号S3の立ち下がりを検出した時点
で、取り出し可能位置Oにディスク番号「31」に対応
する光ディスクDが位置していることになる。
【0122】このように、ロータリーテーブル5が図4
における矢印F2 方向に回転している場合に、上記検出
信号S3が低レベルの期間において、第1及び第2の光
センサからの各検出信号S1及びS2の論理積によって
形成されるパルス信号の個数がm個(m=9,8,,7
・・・2)の場合、検出信号S3の立ち上がりを検出し
た時点で、取り出し可能位置Oにディスク番号「10
(11−m)+1」に対応する光ディスクDが位置して
いることになる。
における矢印F2 方向に回転している場合に、上記検出
信号S3が低レベルの期間において、第1及び第2の光
センサからの各検出信号S1及びS2の論理積によって
形成されるパルス信号の個数がm個(m=9,8,,7
・・・2)の場合、検出信号S3の立ち上がりを検出し
た時点で、取り出し可能位置Oにディスク番号「10
(11−m)+1」に対応する光ディスクDが位置して
いることになる。
【0123】この場合、例外的に検出信号S3が低レベ
ルの期間において、第1及び第2の光センサからの各検
出信号S1及びS2の論理積によって形成されるパルス
信号の個数が10の場合はなく、実際には、11の場合
があり、この場合においては、検出信号S3の立ち上が
りを検出した時点で、取り出し可能位置Oにディスク番
号「11」に対応する光ディスクDが位置していること
になる。
ルの期間において、第1及び第2の光センサからの各検
出信号S1及びS2の論理積によって形成されるパルス
信号の個数が10の場合はなく、実際には、11の場合
があり、この場合においては、検出信号S3の立ち上が
りを検出した時点で、取り出し可能位置Oにディスク番
号「11」に対応する光ディスクDが位置していること
になる。
【0124】反対に、ロータリーテーブル5が図4にお
ける矢印F1 方向に回転している場合においては、上記
検出信号S3が高レベルの期間において、第1及び第2
の光センサからの各検出信号S1及びS2の論理積によ
って形成されるパルス信号の個数が9つの場合、検出信
号S3の立ち下がりを検出した時点で、ディスク搬送機
構42による取り出し可能位置Oにディスク番号「9
1」に対応する光ディスクDが位置していることにな
る。また、上記検出信号S3が高レベルの期間におい
て、第1及び第2の光センサからの各検出信号S1及び
S2の論理積によって形成されるパルス信号の個数が8
つの場合、検出信号S3の立ち下がりを検出した時点
で、取り出し可能位置Oにディスク番号「81」に対応
する光ディスクDが位置していることになる。
ける矢印F1 方向に回転している場合においては、上記
検出信号S3が高レベルの期間において、第1及び第2
の光センサからの各検出信号S1及びS2の論理積によ
って形成されるパルス信号の個数が9つの場合、検出信
号S3の立ち下がりを検出した時点で、ディスク搬送機
構42による取り出し可能位置Oにディスク番号「9
1」に対応する光ディスクDが位置していることにな
る。また、上記検出信号S3が高レベルの期間におい
て、第1及び第2の光センサからの各検出信号S1及び
S2の論理積によって形成されるパルス信号の個数が8
つの場合、検出信号S3の立ち下がりを検出した時点
で、取り出し可能位置Oにディスク番号「81」に対応
する光ディスクDが位置していることになる。
【0125】このように、ロータリーテーブル5が図4
における矢印F1 方向に回転している場合に、上記検出
信号S3が高レベルの期間において、第1及び第2の光
センサからの各検出信号S1及びS2の論理積によって
形成されるパルス信号の個数がm個(m=9,8,,7
・・・1)の場合、検出信号S3の立ち上がりを検出し
た時点で、取り出し可能位置Oにディスク番号「10m
+1」に対応する光ディスクDが位置していることにな
る。
における矢印F1 方向に回転している場合に、上記検出
信号S3が高レベルの期間において、第1及び第2の光
センサからの各検出信号S1及びS2の論理積によって
形成されるパルス信号の個数がm個(m=9,8,,7
・・・1)の場合、検出信号S3の立ち上がりを検出し
た時点で、取り出し可能位置Oにディスク番号「10m
+1」に対応する光ディスクDが位置していることにな
る。
【0126】また、ロータリーテーブル5が図4におけ
る矢印S1 方向に回転している場合に、上記検出信号S
3が、今度は、低レベルの期間において、第1及び第2
の光センサからの各検出信号S1及びS2の論理積によ
って形成されるパルス信号の個数が2つの場合、検出信
号S3の立ち上がりを検出した時点で、取り出し可能位
置Oにディスク番号「89」に対応する光ディスクDが
位置していることになる。また、上記検出信号S3が低
レベルの期間において、第1及び第2の光センサからの
各検出信号S1及びS2の論理積によって形成されるパ
ルス信号の個数が3つの場合、検出信号S3の立ち下が
りを検出した時点で、取り出し可能位置Oにディスク番
号「78」に対応する光ディスクDが位置していること
になる。
る矢印S1 方向に回転している場合に、上記検出信号S
3が、今度は、低レベルの期間において、第1及び第2
の光センサからの各検出信号S1及びS2の論理積によ
って形成されるパルス信号の個数が2つの場合、検出信
号S3の立ち上がりを検出した時点で、取り出し可能位
置Oにディスク番号「89」に対応する光ディスクDが
位置していることになる。また、上記検出信号S3が低
レベルの期間において、第1及び第2の光センサからの
各検出信号S1及びS2の論理積によって形成されるパ
ルス信号の個数が3つの場合、検出信号S3の立ち下が
りを検出した時点で、取り出し可能位置Oにディスク番
号「78」に対応する光ディスクDが位置していること
になる。
【0127】このように、ロータリーテーブル5が図4
における矢印F1 方向に回転している場合に、上記検出
信号S3が低レベルの期間において、第1及び第2の光
センサからの各検出信号S1及びS2の論理積によって
形成されるパルス信号の個数がm個(m=2,3,,4
・・・9)の場合、検出信号S3の立ち上がりを検出し
た時点で、取り出し可能位置Oにディスク番号「{10
(11−m)+1}−m」に対応する光ディスクDが位
置していることになる。
における矢印F1 方向に回転している場合に、上記検出
信号S3が低レベルの期間において、第1及び第2の光
センサからの各検出信号S1及びS2の論理積によって
形成されるパルス信号の個数がm個(m=2,3,,4
・・・9)の場合、検出信号S3の立ち上がりを検出し
た時点で、取り出し可能位置Oにディスク番号「{10
(11−m)+1}−m」に対応する光ディスクDが位
置していることになる。
【0128】この場合、例外的に検出信号S3が低レベ
ルの期間において、第1及び第2の光センサからの各検
出信号S1及びS2の論理積によって形成されるパルス
信号の個数が10の場合はなく、実際には、11の場合
があり、この場合においては、検出信号S3の立ち上が
りを検出した時点で、取り出し可能位置Oにディスク番
号「100」に対応する光ディスクが位置していること
になる。
ルの期間において、第1及び第2の光センサからの各検
出信号S1及びS2の論理積によって形成されるパルス
信号の個数が10の場合はなく、実際には、11の場合
があり、この場合においては、検出信号S3の立ち上が
りを検出した時点で、取り出し可能位置Oにディスク番
号「100」に対応する光ディスクが位置していること
になる。
【0129】上述の説明から明らかなように、第3の光
センサからの検出信号S3は、第2の検出板133bに
形成されているそれぞれ異なるピッチに応じた凹凸部に
対応した範囲を示す信号(以下、範囲信号と記す)であ
り、この範囲信号の立ち上がり及び立ち下がりを検出し
た時点において、それぞれ特定のディスク番号における
光ディスクDがディスク搬送機構42による取り出し可
能位置Oに回転移動されることになる。
センサからの検出信号S3は、第2の検出板133bに
形成されているそれぞれ異なるピッチに応じた凹凸部に
対応した範囲を示す信号(以下、範囲信号と記す)であ
り、この範囲信号の立ち上がり及び立ち下がりを検出し
た時点において、それぞれ特定のディスク番号における
光ディスクDがディスク搬送機構42による取り出し可
能位置Oに回転移動されることになる。
【0130】この特定のディスク番号における光ディス
クDが取り出し可能位置Oに移動されたときに、ロータ
リーテーブル5を停止させる場合を考え、その停止位置
をメモリ等に用いられている番地としての概念で示した
場合、上記範囲信号(検出信号)の立ち上がり及び立ち
下がりを検出した時点における停止位置は、その特定の
ディスク番号における光ディスクDの絶対番地として認
識することができる。
クDが取り出し可能位置Oに移動されたときに、ロータ
リーテーブル5を停止させる場合を考え、その停止位置
をメモリ等に用いられている番地としての概念で示した
場合、上記範囲信号(検出信号)の立ち上がり及び立ち
下がりを検出した時点における停止位置は、その特定の
ディスク番号における光ディスクDの絶対番地として認
識することができる。
【0131】また、第1及び第2の光センサからの検出
信号S1及びS2の論理積によって形成されるパルス信
号は、上記範囲信号で示す絶対番地に対し、その相対番
地を示すことになる。
信号S1及びS2の論理積によって形成されるパルス信
号は、上記範囲信号で示す絶対番地に対し、その相対番
地を示すことになる。
【0132】具体的に説明すると、ロータリーテーブル
5がディスク番号「7」の光ディスクDが取り出し可能
位置Oにある状態にて停止している状態から、この取り
出し可能位置Oにディスク番号「13」の光ディスクD
を位置させてロータリーテーブル5を停止させる場合、
即ち、絶対番地「7」から絶対番地「13」に移動させ
る場合、例えば図4における矢印F2 方向に回転する場
合においては、図20において、絶対番地「7」から図
面上、右に変化することになる。このとき、第3の光セ
ンサからの検出信号S3の波形に注目すると、高レベル
は絶対番地「11」のところだけであり、上記検出信号
S3が高レベルである期間の相対番地を計数することに
より、第3の光センサからの検出信号S3が高レベルか
ら低レベルになった時点での絶対番地が「12」である
ことが解る。従って、相対番地をさらに「1」だけ増し
た停止位置が絶対番地「13」であることが判明する。
5がディスク番号「7」の光ディスクDが取り出し可能
位置Oにある状態にて停止している状態から、この取り
出し可能位置Oにディスク番号「13」の光ディスクD
を位置させてロータリーテーブル5を停止させる場合、
即ち、絶対番地「7」から絶対番地「13」に移動させ
る場合、例えば図4における矢印F2 方向に回転する場
合においては、図20において、絶対番地「7」から図
面上、右に変化することになる。このとき、第3の光セ
ンサからの検出信号S3の波形に注目すると、高レベル
は絶対番地「11」のところだけであり、上記検出信号
S3が高レベルである期間の相対番地を計数することに
より、第3の光センサからの検出信号S3が高レベルか
ら低レベルになった時点での絶対番地が「12」である
ことが解る。従って、相対番地をさらに「1」だけ増し
た停止位置が絶対番地「13」であることが判明する。
【0133】次に、絶対番地「13」から絶対番地「2
2」に移動する場合は、移動を開始するまでに、第3の
光センサからの検出信号S3が低レベルである相対番地
の数が「2」であることは解っている。移動が開始され
ると、相対番地は1つずつ増加することになる。そし
て、順次更新される相対番地を計数していくと、第3の
光センサからの検出信号S3が低レベルから高レベルに
変化した時点では、相対番地数は「9」となっているた
め、この変化した時点での絶対番地は、「21」である
ことが解る。従って、相対番地を1つ増加させた停止位
置が絶対番地「22」となる。なお、相対番地を減少さ
せる方向(図4において矢印F1 で示す方向)への回転
移動についても、同様のことが言える。
2」に移動する場合は、移動を開始するまでに、第3の
光センサからの検出信号S3が低レベルである相対番地
の数が「2」であることは解っている。移動が開始され
ると、相対番地は1つずつ増加することになる。そし
て、順次更新される相対番地を計数していくと、第3の
光センサからの検出信号S3が低レベルから高レベルに
変化した時点では、相対番地数は「9」となっているた
め、この変化した時点での絶対番地は、「21」である
ことが解る。従って、相対番地を1つ増加させた停止位
置が絶対番地「22」となる。なお、相対番地を減少さ
せる方向(図4において矢印F1 で示す方向)への回転
移動についても、同様のことが言える。
【0134】また、電源投入時には、絶対番地が判明し
ていないが、第3の光センサからの検出信号S3が高レ
ベル又は低レベルである区間の相対番地数を計数するこ
とにより、ロータリーテーブル5を1回転させることな
く、早い時点にて絶対番地を知ることができる。
ていないが、第3の光センサからの検出信号S3が高レ
ベル又は低レベルである区間の相対番地数を計数するこ
とにより、ロータリーテーブル5を1回転させることな
く、早い時点にて絶対番地を知ることができる。
【0135】このように、本実施例に係る収納ユニット
回転位置検出機構44によれば、ディスク収納ユニット
2に収納された所望のディスク番号における光ディスク
Dをディスク搬送機構42による取り出し可能な位置O
に位置させてロータリーテーブル5を停止させる場合に
おいて、簡単に、かつ正確に所望のディスク番号におけ
る光ディスクDを所定の取り出し可能な位置Oに移動さ
せて停止させることができる。しかも、電源投入時にお
いて、ロータリーテーブル5を1回転させることなく、
ディスク搬送機構42による取り出し可能な位置Oにど
のディスク番号の光ディスクDが位置しているのかを迅
速に知ることができる。なお、上述の例においては、1
00枚の光ディスクのうち、特定の光ディスクDを取り
出し可能な位置Oに移動させる場合を示したが、もちろ
ん100枚以上又は100枚以下の光ディスクDが収納
可能となされてディスク収納ユニット2に対しても適用
させることができる。
回転位置検出機構44によれば、ディスク収納ユニット
2に収納された所望のディスク番号における光ディスク
Dをディスク搬送機構42による取り出し可能な位置O
に位置させてロータリーテーブル5を停止させる場合に
おいて、簡単に、かつ正確に所望のディスク番号におけ
る光ディスクDを所定の取り出し可能な位置Oに移動さ
せて停止させることができる。しかも、電源投入時にお
いて、ロータリーテーブル5を1回転させることなく、
ディスク搬送機構42による取り出し可能な位置Oにど
のディスク番号の光ディスクDが位置しているのかを迅
速に知ることができる。なお、上述の例においては、1
00枚の光ディスクのうち、特定の光ディスクDを取り
出し可能な位置Oに移動させる場合を示したが、もちろ
ん100枚以上又は100枚以下の光ディスクDが収納
可能となされてディスク収納ユニット2に対しても適用
させることができる。
【0136】次に、上述した実施例の光ディスク再生装
置の回路系を図23に基づいて説明する。この光ディス
ク再生装置における電気回路系は、操作パネル13上に
配列された操作スイッチや操作釦等、及びリモコン用受
光部152を介した操作信号に応じて文字情報を処理し
たり、後述する各部を制御する主制御部153と、この
主制御部153で処理された文字情報を記憶するメモリ
部155と、主制御部153で読み出された文字情報を
表示ドライバ154を介して受け取って表示する表示部
28とを有して成る。
置の回路系を図23に基づいて説明する。この光ディス
ク再生装置における電気回路系は、操作パネル13上に
配列された操作スイッチや操作釦等、及びリモコン用受
光部152を介した操作信号に応じて文字情報を処理し
たり、後述する各部を制御する主制御部153と、この
主制御部153で処理された文字情報を記憶するメモリ
部155と、主制御部153で読み出された文字情報を
表示ドライバ154を介して受け取って表示する表示部
28とを有して成る。
【0137】主制御部153は、図3に示した収納ユニ
ット回転駆動機構41や、ディスク搬送機構42や、デ
ィスク収納ユニット回転位置検出機構44の駆動系15
8に駆動電流を供給する駆動系制御回路156に駆動信
号及び制御信号を供給する。また、この主制御部153
は、駆動系158と同じような駆動機構を備えた光ピッ
クアップ装置159が検出した電気信号に所定の信号処
理を施す信号処理回路160に制御信号を供給する。こ
の図では、光ピックアップ装置159と駆動系158と
を駆動機構部157として示している。また、この主制
御部153は、信号処理回路160の出力する情報信号
を例えば音声信号に変換して出力し、また、上記情報信
号からトラッキングエラー信号及びフォカシングエラー
信号を取り出して図示しないサーボ回路系に供給する再
生回路系161も制御する。
ット回転駆動機構41や、ディスク搬送機構42や、デ
ィスク収納ユニット回転位置検出機構44の駆動系15
8に駆動電流を供給する駆動系制御回路156に駆動信
号及び制御信号を供給する。また、この主制御部153
は、駆動系158と同じような駆動機構を備えた光ピッ
クアップ装置159が検出した電気信号に所定の信号処
理を施す信号処理回路160に制御信号を供給する。こ
の図では、光ピックアップ装置159と駆動系158と
を駆動機構部157として示している。また、この主制
御部153は、信号処理回路160の出力する情報信号
を例えば音声信号に変換して出力し、また、上記情報信
号からトラッキングエラー信号及びフォカシングエラー
信号を取り出して図示しないサーボ回路系に供給する再
生回路系161も制御する。
【0138】この主制御部153とメモリ部155の詳
細な構成を図24に示す。主制御部153は、駆動系制
御回路156に駆動信号及び制御信号を出力するコント
ローラ162と、切り換えスイッチ163と、ディスク
番号更新回路164と、キャラクタメモリ165と、キ
ャラクタ更新回路166も有している。
細な構成を図24に示す。主制御部153は、駆動系制
御回路156に駆動信号及び制御信号を出力するコント
ローラ162と、切り換えスイッチ163と、ディスク
番号更新回路164と、キャラクタメモリ165と、キ
ャラクタ更新回路166も有している。
【0139】メモリ部155は、例えばSRAMにて構
成され、その配列変数領域には、ディスク番号に対応し
たファイルが論理的に割り付けられている。なお、この
メモリ部155には、バックアップ回路167が接続さ
れており、操作パネル13にある電源スイッチ15をオ
フにした状態においてもメモリ部155内のデータが消
去されないようになっている。ここで、ディスク番号
は、既に上述したように、ロータリーテーブル5におい
て予め決められているディスク挿入溝6に対応した番号
「1」〜「100」である。
成され、その配列変数領域には、ディスク番号に対応し
たファイルが論理的に割り付けられている。なお、この
メモリ部155には、バックアップ回路167が接続さ
れており、操作パネル13にある電源スイッチ15をオ
フにした状態においてもメモリ部155内のデータが消
去されないようになっている。ここで、ディスク番号
は、既に上述したように、ロータリーテーブル5におい
て予め決められているディスク挿入溝6に対応した番号
「1」〜「100」である。
【0140】各ファイルは、図25に示すように、グル
ープ番号に対応してビット割り付けされたフラグ領域a
と、対応するディスク番号に関するメモが英数字、カタ
カナ文字等のコードデータとして格納されるメモ格納領
域bと、ファイル順に応じたディスク番号が登録された
ディスク番号登録領域cと、ディスク有(1)/無
(0)ビットdとから構成されている。フラグ領域aの
各ビットは、対応するグループが登録されたか未登録か
を示すものであり、例えば1ビット目、3ビット目及び
5ビット目に「1」が立っている場合、グループ1、グ
ループ3及びグループ5にそのディスク番号が登録され
ていることを示す。
ープ番号に対応してビット割り付けされたフラグ領域a
と、対応するディスク番号に関するメモが英数字、カタ
カナ文字等のコードデータとして格納されるメモ格納領
域bと、ファイル順に応じたディスク番号が登録された
ディスク番号登録領域cと、ディスク有(1)/無
(0)ビットdとから構成されている。フラグ領域aの
各ビットは、対応するグループが登録されたか未登録か
を示すものであり、例えば1ビット目、3ビット目及び
5ビット目に「1」が立っている場合、グループ1、グ
ループ3及びグループ5にそのディスク番号が登録され
ていることを示す。
【0141】次に、本実施例の光ディスク再生装置の登
録処理動作、特に、ディスク番号毎にタイトル等の文字
情報を登録するメモ入力処理、ロータリーテーブル5に
セットされた例えば100枚の光ディスクDをグループ
単位、例えば演奏者、ジャンル、利用者毎にグループ化
して管理するためのグループ登録動作とを図26〜図2
8のフローチャートも参照しながら説明する。
録処理動作、特に、ディスク番号毎にタイトル等の文字
情報を登録するメモ入力処理、ロータリーテーブル5に
セットされた例えば100枚の光ディスクDをグループ
単位、例えば演奏者、ジャンル、利用者毎にグループ化
して管理するためのグループ登録動作とを図26〜図2
8のフローチャートも参照しながら説明する。
【0142】先ず、メモ入力処理は、切り換え指定キー
20でディスクが指定された後、図26のステップS1
に示すように、メモ入力キー26が操作されることによ
って処理が開始される。すると、主制御部153は、ス
テップS2に示すようにメモリ部155のRAM領域に
メモ入力用のプログラムを転送し、再生装置をメモ入力
モードに設定する。このとき、表示部28のメモ表示領
域30におけるメモ表示の先頭桁に入力のためのカーソ
ルが表示される。
20でディスクが指定された後、図26のステップS1
に示すように、メモ入力キー26が操作されることによ
って処理が開始される。すると、主制御部153は、ス
テップS2に示すようにメモリ部155のRAM領域に
メモ入力用のプログラムを転送し、再生装置をメモ入力
モードに設定する。このとき、表示部28のメモ表示領
域30におけるメモ表示の先頭桁に入力のためのカーソ
ルが表示される。
【0143】そして、ステップS3に進み、ディスク番
号設定処理ルーチンに入る。このディスク番号設定処理
は、図27に示すように、ステップS21にて回転式操
作キー22が右方向(時計方向)に回転操作されたかど
うかを判別する。回転式操作キー22が右方向に回転操
作された場合、ステップS22に進んで、現在、第1の
ディスク番号表示領域31aに表示されているディスク
番号を+1して表示する。この場合、表示されていたデ
ィスク番号が「100」であった場合は、「1」として
表示される。
号設定処理ルーチンに入る。このディスク番号設定処理
は、図27に示すように、ステップS21にて回転式操
作キー22が右方向(時計方向)に回転操作されたかど
うかを判別する。回転式操作キー22が右方向に回転操
作された場合、ステップS22に進んで、現在、第1の
ディスク番号表示領域31aに表示されているディスク
番号を+1して表示する。この場合、表示されていたデ
ィスク番号が「100」であった場合は、「1」として
表示される。
【0144】一方、回転式操作キー22が左方向に回転
操作された場合は、ステップS23に進んで、現在、第
1のディスク番号表示領域31aに表示されているディ
スク番号に−1した番号が表示される。この場合、表示
されていたディスク番号が「0」又は「1」であった場
合は、「100」として表示される。
操作された場合は、ステップS23に進んで、現在、第
1のディスク番号表示領域31aに表示されているディ
スク番号に−1した番号が表示される。この場合、表示
されていたディスク番号が「0」又は「1」であった場
合は、「100」として表示される。
【0145】そして、上記ディスク番号の表示毎に、次
のステップS24にて押しボタンスイッチ24が操作さ
れたかどうかが判別される。押しボタンスイッチ24が
操作されない場合は、再びステップS21に戻って、回
転式操作キー22が右回転されたかどうかが判別され、
押しボタンスイッチ24が操作されるまでステップS2
1〜S24のルーチンが繰り返され、押しボタンスイッ
チ24が操作された段階で、例えばディスク番号用ワー
キングエリアに現在表示中のディスク番号を格納して終
了する。
のステップS24にて押しボタンスイッチ24が操作さ
れたかどうかが判別される。押しボタンスイッチ24が
操作されない場合は、再びステップS21に戻って、回
転式操作キー22が右回転されたかどうかが判別され、
押しボタンスイッチ24が操作されるまでステップS2
1〜S24のルーチンが繰り返され、押しボタンスイッ
チ24が操作された段階で、例えばディスク番号用ワー
キングエリアに現在表示中のディスク番号を格納して終
了する。
【0146】再び図26の処理ルーチンに戻る。次のス
テップS4において、回転式操作キー22が操作された
かどうかが判別される。回転式操作キー22が操作され
た場合、次のステップS5に進んで、カーソルの位置に
表示されている文字や数字が、回転式操作キー22のク
リック数に応じた分だけ更新される。例えば、カーソル
の位置に表示されている文字や数字が例えばアルファベ
ットの「M」である場合に、回転式操作キー22を時計
方向にクリック+1ほど回転操作した場合、その表示が
アルファベットの正方向に更新され、アルファベットの
「N]に変化する。反対に、回転式操作キーを反時計方
向にクリック+1ほど回転操作した場合は、アルファベ
ットの「L]に変化する。
テップS4において、回転式操作キー22が操作された
かどうかが判別される。回転式操作キー22が操作され
た場合、次のステップS5に進んで、カーソルの位置に
表示されている文字や数字が、回転式操作キー22のク
リック数に応じた分だけ更新される。例えば、カーソル
の位置に表示されている文字や数字が例えばアルファベ
ットの「M」である場合に、回転式操作キー22を時計
方向にクリック+1ほど回転操作した場合、その表示が
アルファベットの正方向に更新され、アルファベットの
「N]に変化する。反対に、回転式操作キーを反時計方
向にクリック+1ほど回転操作した場合は、アルファベ
ットの「L]に変化する。
【0147】この処理は、ステップS6に示すようにカ
ーソルが位置している桁に登録するうえで満足する文字
や数字が表示されるまで行われる。そして、カーソルを
次の桁に移したい場合、押しボタンスイッチ24を操作
する(ステップS7及びS8)。カーソルが次の桁に移
動した後、その桁に、満足する文字や数字が表示される
まで、回転式操作キー22にて更新させる。これらの処
理を繰り返して、そのディスク番号に関するメモを作成
していく。この作成されたメモデータは、RAM領域上
のメモ用ワーキングエリアに一時格納される。
ーソルが位置している桁に登録するうえで満足する文字
や数字が表示されるまで行われる。そして、カーソルを
次の桁に移したい場合、押しボタンスイッチ24を操作
する(ステップS7及びS8)。カーソルが次の桁に移
動した後、その桁に、満足する文字や数字が表示される
まで、回転式操作キー22にて更新させる。これらの処
理を繰り返して、そのディスク番号に関するメモを作成
していく。この作成されたメモデータは、RAM領域上
のメモ用ワーキングエリアに一時格納される。
【0148】上記ステップS4において、回転式操作キ
ー22が操作されていないと判別された場合は、ステッ
プS9に進む。このステップS9は、回転式操作キー2
2による入力をある期間(本例では16秒間)だけ待つ
ステップであり、16秒経過しても回転式操作キー22
による入力がない場合は、ステップS10に示すように
通常状態に戻して終了する。
ー22が操作されていないと判別された場合は、ステッ
プS9に進む。このステップS9は、回転式操作キー2
2による入力をある期間(本例では16秒間)だけ待つ
ステップであり、16秒経過しても回転式操作キー22
による入力がない場合は、ステップS10に示すように
通常状態に戻して終了する。
【0149】一方、ステップS7において、次の字に移
る必要がない場合は、ステップS11に進んで、ファイ
ルキー23が操作されたかどうかが判別される。このフ
ァイルキー23は、このメモ入力処理が終了したかどう
かを判別するものとして用いられ、ファイルキー23が
操作された場合、次のステップS2に進んで、メモ用ワ
ーキングエリアに格納されているメモデータを、メモリ
部155に登録されている多数のファイル中、ディスク
番号用ワーキングエリアに格納されているディスク番号
に対応するファイルのメモ格納領域bに登録する。その
後、ステップS13に示すように通常状態に戻って終了
する。
る必要がない場合は、ステップS11に進んで、ファイ
ルキー23が操作されたかどうかが判別される。このフ
ァイルキー23は、このメモ入力処理が終了したかどう
かを判別するものとして用いられ、ファイルキー23が
操作された場合、次のステップS2に進んで、メモ用ワ
ーキングエリアに格納されているメモデータを、メモリ
部155に登録されている多数のファイル中、ディスク
番号用ワーキングエリアに格納されているディスク番号
に対応するファイルのメモ格納領域bに登録する。その
後、ステップS13に示すように通常状態に戻って終了
する。
【0150】次に、グループ登録処理は、切り換え指定
キー20でグループが指定された後、図28のステップ
S31に示すように、グループエントリーキー19が操
作されることによって処理が開始される。そして、ステ
ップS32に示すように、主制御部153は、メモリ部
155のRAM領域にグループ登録用のプログラムを転
送し、再生装置をグループ登録モードに設定する。
キー20でグループが指定された後、図28のステップ
S31に示すように、グループエントリーキー19が操
作されることによって処理が開始される。そして、ステ
ップS32に示すように、主制御部153は、メモリ部
155のRAM領域にグループ登録用のプログラムを転
送し、再生装置をグループ登録モードに設定する。
【0151】そして、次のステップS33において、1
0個のディスクグループ指定キー17のうち、いずれか
の指定キーが操作されたかどうかが判別される。1つの
ディスクグループ指定キー17が押されたとき、ステッ
プS34に進んで、ディスク番号設定処理ルーチンに入
る。このディスク番号設定ルーチンについては、詳述し
たのでここではその説明を省略する。
0個のディスクグループ指定キー17のうち、いずれか
の指定キーが操作されたかどうかが判別される。1つの
ディスクグループ指定キー17が押されたとき、ステッ
プS34に進んで、ディスク番号設定処理ルーチンに入
る。このディスク番号設定ルーチンについては、詳述し
たのでここではその説明を省略する。
【0152】次のステップS35において、メモリに登
録されている多数のファイル中、ディスク番号用ワーキ
ングエリアに格納されているディスク番号に対応するフ
ァイルをRAM領域に読み出し、この読み出したファイ
ルのフラグ領域aにおける上記操作されたディスクグル
ープ指定キーのグループ番号に対応するビットを立て
る。
録されている多数のファイル中、ディスク番号用ワーキ
ングエリアに格納されているディスク番号に対応するフ
ァイルをRAM領域に読み出し、この読み出したファイ
ルのフラグ領域aにおける上記操作されたディスクグル
ープ指定キーのグループ番号に対応するビットを立て
る。
【0153】次のステップS36において、ファイルキ
ー23が操作されたかどうかを判別する。ファイルキー
23が操作された場合、ステップS37に進んで、RA
M領域上のファイルを、ディスク番号用ワーキングエリ
アに格納されているディスク番号に基づいて、メモリ上
の元のファイルに登録する。即ち、上書きする。
ー23が操作されたかどうかを判別する。ファイルキー
23が操作された場合、ステップS37に進んで、RA
M領域上のファイルを、ディスク番号用ワーキングエリ
アに格納されているディスク番号に基づいて、メモリ上
の元のファイルに登録する。即ち、上書きする。
【0154】そして、次のステップS38において、登
録グループ表示部29aの該当数字を点灯させて、この
グループ登録処理が終了する。
録グループ表示部29aの該当数字を点灯させて、この
グループ登録処理が終了する。
【0155】一方、ステップS33にてディスクグルー
ブ指定キー17が操作されていないと判別された場合
は、ステップS39に進む。このステップS39は、デ
ィスクグルーブ指定キー17による入力操作をある期間
(本例では16秒間)だけ待つステップであり、16秒
経過してもディスクグルーブ指定キー17による入力が
ない場合は、ステップS31以前の状態、即ち通常のキ
ー入力待ち状態(以下、単に通常状態と記す)に戻して
終了する(ステップS40)。
ブ指定キー17が操作されていないと判別された場合
は、ステップS39に進む。このステップS39は、デ
ィスクグルーブ指定キー17による入力操作をある期間
(本例では16秒間)だけ待つステップであり、16秒
経過してもディスクグルーブ指定キー17による入力が
ない場合は、ステップS31以前の状態、即ち通常のキ
ー入力待ち状態(以下、単に通常状態と記す)に戻して
終了する(ステップS40)。
【0156】また、ステップS36にてファイルキー2
3が操作されていないと判別された場合は、ステップS
41に進む。このステップS41は、ファイルキー23
による入力操作をある期間(本例では16秒間)だけ待
つステップであり、16秒経過してもファイルキー23
による入力がない場合は、通常状態に戻して終了する
(ステップS42)。
3が操作されていないと判別された場合は、ステップS
41に進む。このステップS41は、ファイルキー23
による入力操作をある期間(本例では16秒間)だけ待
つステップであり、16秒経過してもファイルキー23
による入力がない場合は、通常状態に戻して終了する
(ステップS42)。
【0157】次に、この光ディスク再生装置で、上述し
たように登録されたメモ入力の内容を順次呼び出して表
示部28に表示し、この表示部28から所望のディスク
の再生を行う動作を図29のフローチャート及び図30
の状態変化図を参照しながら以下に説明する。
たように登録されたメモ入力の内容を順次呼び出して表
示部28に表示し、この表示部28から所望のディスク
の再生を行う動作を図29のフローチャート及び図30
の状態変化図を参照しながら以下に説明する。
【0158】文字情報であるメモ入力情報を順次呼び出
して表示する動作は、利用者が操作パネル13或はリモ
コンでメモスキャンキー21を1度押圧することにより
開始される。このとき、表示部28のメモ表示領域30
には、図30の(A)に示すように“MEMO SCA
N”と表示される。
して表示する動作は、利用者が操作パネル13或はリモ
コンでメモスキャンキー21を1度押圧することにより
開始される。このとき、表示部28のメモ表示領域30
には、図30の(A)に示すように“MEMO SCA
N”と表示される。
【0159】主制御部153は、ステップS51におい
て、現在、再生ユニット3に装着されているディスクの
番号からサーチ用カウンタのカウントを開始し、ステッ
プS52に示すようにカウントアップを行う。
て、現在、再生ユニット3に装着されているディスクの
番号からサーチ用カウンタのカウントを開始し、ステッ
プS52に示すようにカウントアップを行う。
【0160】このステップS52のカウントアップは、
ステップS53に示すように、カウントした番号が現在
装着されているディスクの番号と一致するか否かを判定
する。ここで、一致したと判定するとステップS51に
進み、またカウントを開始する。また、ここで、一致し
ないと判定すると、ステップS54に進む。
ステップS53に示すように、カウントした番号が現在
装着されているディスクの番号と一致するか否かを判定
する。ここで、一致したと判定するとステップS51に
進み、またカウントを開始する。また、ここで、一致し
ないと判定すると、ステップS54に進む。
【0161】ステップS54では、サーチ用カウンタが
カウントする情報すなわちメモ入力情報がメモリ部15
5に格納されているのか否かを判定する。ここで、メモ
入力情報が有ると判定するとステップS55に進み、無
いと判定するとステップS52に戻る。
カウントする情報すなわちメモ入力情報がメモリ部15
5に格納されているのか否かを判定する。ここで、メモ
入力情報が有ると判定するとステップS55に進み、無
いと判定するとステップS52に戻る。
【0162】ステップS55では、サーチ用カウンタが
カウントしていくディスク番号及びメモ入力情報を第1
のディスク番号表示領域31a及びメモ表示領域30に
表示する。
カウントしていくディスク番号及びメモ入力情報を第1
のディスク番号表示領域31a及びメモ表示領域30に
表示する。
【0163】すなわち、メモスキャンキー21が利用者
により押圧されると、主制御部153は、図30の
(A)に示した機能名称を表示した後、現在チャッキン
グしているディスク番号から一番近いディスク番号とそ
のメモ入力情報を図30の(B)、(C)に示すように
左スクロールの表示移動で表示する。すなわち、主制御
部153は、メモリ部155のキャラクタデータ記憶領
域155bとディスク番号登録領域155cからメモ入
力情報とディスク番号に関するデータを順次呼び出して
表示ドライバ154を介し、表示部28に表示する。
により押圧されると、主制御部153は、図30の
(A)に示した機能名称を表示した後、現在チャッキン
グしているディスク番号から一番近いディスク番号とそ
のメモ入力情報を図30の(B)、(C)に示すように
左スクロールの表示移動で表示する。すなわち、主制御
部153は、メモリ部155のキャラクタデータ記憶領
域155bとディスク番号登録領域155cからメモ入
力情報とディスク番号に関するデータを順次呼び出して
表示ドライバ154を介し、表示部28に表示する。
【0164】図30の(C)に示す状態の後、主制御部
153は、ステップS54に示したようにカウントする
情報があるか否かを判定、すなわち、メモ入力情報とし
てディスクタイトル等の文字情報が有るディスク番号を
検索している。そして、文字情報がメモリ部155に格
納されているディスクがあると、ステップS55のよう
に動作し、ディスク番号とそのタイトルを図30の
(D)〜(F)に示すように左スクロールで表示する。
153は、ステップS54に示したようにカウントする
情報があるか否かを判定、すなわち、メモ入力情報とし
てディスクタイトル等の文字情報が有るディスク番号を
検索している。そして、文字情報がメモリ部155に格
納されているディスクがあると、ステップS55のよう
に動作し、ディスク番号とそのタイトルを図30の
(D)〜(F)に示すように左スクロールで表示する。
【0165】再び図29のフローチャートに戻る。主制
御部153は、ステップS56において、利用者が操作
パネル13上で再生支持手段部151を構成する再生モ
ード選択キー16a又は図示しないリモコンの再生モー
ド選択キーを押圧したか否かを判定する。ここで、押圧
したと判定するとステップS58に進み、押圧していな
いと判定するとステップS57に進む。
御部153は、ステップS56において、利用者が操作
パネル13上で再生支持手段部151を構成する再生モ
ード選択キー16a又は図示しないリモコンの再生モー
ド選択キーを押圧したか否かを判定する。ここで、押圧
したと判定するとステップS58に進み、押圧していな
いと判定するとステップS57に進む。
【0166】ステップS58において、制御部153は
サーチ用カウンタがカウントしたディスク番号が利用者
の目標としたディスク番号となったと判断する。そし
て、主制御部153は、駆動系制御回路156を介して
駆動系158を制御し、目標ディスクをステップS59
に示すようにディスク再生ユニット3のディスク回転操
作機構80に装着し、光ピックアップ装置159、信号
処理回路160及び再生回路系161を制御して、再生
を開始する。
サーチ用カウンタがカウントしたディスク番号が利用者
の目標としたディスク番号となったと判断する。そし
て、主制御部153は、駆動系制御回路156を介して
駆動系158を制御し、目標ディスクをステップS59
に示すようにディスク再生ユニット3のディスク回転操
作機構80に装着し、光ピックアップ装置159、信号
処理回路160及び再生回路系161を制御して、再生
を開始する。
【0167】次に、この光ディスク再生装置で、上述し
たようにグループ登録処理された登録内容、すなわちグ
ループ番号とグループタイトルを順次呼び出して表示部
28に表示し、この表示部からディスクの再生を行う動
作を図31を参照しながら以下に説明する。
たようにグループ登録処理された登録内容、すなわちグ
ループ番号とグループタイトルを順次呼び出して表示部
28に表示し、この表示部からディスクの再生を行う動
作を図31を参照しながら以下に説明する。
【0168】グループ登録されているグループ番号とグ
ループ文字情報であるグループタイトルを順次呼び出し
て表示する動作は、装置停止中に利用者が操作パネル1
3或はリモコンでメモスキャンキー21を2度連続して
押圧することにより開始される。このとき、表示部28
のメモ表示領域30には、図30の(G)に示すように
“GROUP SCAN”と表示される。
ループ文字情報であるグループタイトルを順次呼び出し
て表示する動作は、装置停止中に利用者が操作パネル1
3或はリモコンでメモスキャンキー21を2度連続して
押圧することにより開始される。このとき、表示部28
のメモ表示領域30には、図30の(G)に示すように
“GROUP SCAN”と表示される。
【0169】主制御部153は、ステップS61におい
て、グループ登録されているグループ番号とグループ文
字情報であるグループタイトルのデータをメモリ部15
5のフラグ領域155cとキャラクタデータ記憶領域1
55bから読み出し、グループ番号1から順番に所定時
間だけ表示部28に表示する。図30の(H)は、グル
ープ番号3のCLASSICALというグループタイト
ルを示している。
て、グループ登録されているグループ番号とグループ文
字情報であるグループタイトルのデータをメモリ部15
5のフラグ領域155cとキャラクタデータ記憶領域1
55bから読み出し、グループ番号1から順番に所定時
間だけ表示部28に表示する。図30の(H)は、グル
ープ番号3のCLASSICALというグループタイト
ルを示している。
【0170】そして、主制御部153は、ステップS6
2において、利用者が操作パネル13上で再生モード選
択キー16a又は図示しないリモコンの再生モード選択
キーを押圧したか否かを判定する。ここで、押圧したと
判定するとステップS64に進み、押圧していないと判
定するとステップS63に進む。
2において、利用者が操作パネル13上で再生モード選
択キー16a又は図示しないリモコンの再生モード選択
キーを押圧したか否かを判定する。ここで、押圧したと
判定するとステップS64に進み、押圧していないと判
定するとステップS63に進む。
【0171】主制御部153は、ステップS63におい
て、例えば図30の(H)に示したようなグループ番号
3のCLASSICALの表示が所定時間放置されたま
まであるか否かを判定する。ここで、所定時間が経過し
たと判定すると、主制御部153は、ステップS61に
戻り、所定時間が経過していないと判定すると、ステッ
プS62に戻る。
て、例えば図30の(H)に示したようなグループ番号
3のCLASSICALの表示が所定時間放置されたま
まであるか否かを判定する。ここで、所定時間が経過し
たと判定すると、主制御部153は、ステップS61に
戻り、所定時間が経過していないと判定すると、ステッ
プS62に戻る。
【0172】ステップS64において、主制御部153
は、グループ演奏モードにし、駆動系制御回路156を
介して駆動系158を制御し、該当するグループタイト
ルのディスクをディスク再生ユニット3のディスク回転
操作機構80に装着し、光ピックアップ装置159、信
号処理回路160及び再生回路系161を制御して再生
を開始する。
は、グループ演奏モードにし、駆動系制御回路156を
介して駆動系158を制御し、該当するグループタイト
ルのディスクをディスク再生ユニット3のディスク回転
操作機構80に装着し、光ピックアップ装置159、信
号処理回路160及び再生回路系161を制御して再生
を開始する。
【0173】ここで、ステップS61の後に、利用者に
メモスキャンキーを1度押圧させることで、グループ登
録されたディスクのディスク番号とメモ入力情報を順次
表示することも可能である。また、グループ内のディス
ク番号とメモ入力情報の表示から再生を開始することを
可能である。
メモスキャンキーを1度押圧させることで、グループ登
録されたディスクのディスク番号とメモ入力情報を順次
表示することも可能である。また、グループ内のディス
ク番号とメモ入力情報の表示から再生を開始することを
可能である。
【0174】また、上述したメモ入力情報とグループ登
録情報の順次表示機能は、操作パネル13又はリモコン
の停止キー或はメモスキャンキーを押圧することで解除
できる。
録情報の順次表示機能は、操作パネル13又はリモコン
の停止キー或はメモスキャンキーを押圧することで解除
できる。
【0175】また、この光ディスク再生装置は、主制御
部153に図32に示すような処理動作を行わせて、グ
ループ登録されたディスクを再生処理させてもよい。
部153に図32に示すような処理動作を行わせて、グ
ループ登録されたディスクを再生処理させてもよい。
【0176】先ず、主制御部153は、ステップS81
に示すように、ディスクグループ指定キー17が操作さ
れることによって処理を開始し、メモリ部155のRA
M領域に再生処理用のプログラムを転送し、ステップS
82に示すように光ディスク再生装置を再生モードに設
定する。このとき、表示部28のグループ番号表示領域
29bに、上記操作したディスクグループ指定キー17
に対応するグループ番号を表示する。
に示すように、ディスクグループ指定キー17が操作さ
れることによって処理を開始し、メモリ部155のRA
M領域に再生処理用のプログラムを転送し、ステップS
82に示すように光ディスク再生装置を再生モードに設
定する。このとき、表示部28のグループ番号表示領域
29bに、上記操作したディスクグループ指定キー17
に対応するグループ番号を表示する。
【0177】そして、次のステップS83にて、メモリ
部155に登録されている多数のファイル中、フラグ領
域aの上記グループ番号に対応するビットが「1」とな
っているファイルを検索し、該当するファイルを全てR
AM領域のファイル用ワーキングエリアにディスク番号
順に読み出す。この検索処理において、上記グループ番
号が登録されているファイルがある場合、次のステップ
S84に進み、登録グループ表示部29aの中の上記操
作したディスクグループ指定キー17に該当する番号を
点滅させる。この状態から回転式操作キー22の入力待
ちとなる。
部155に登録されている多数のファイル中、フラグ領
域aの上記グループ番号に対応するビットが「1」とな
っているファイルを検索し、該当するファイルを全てR
AM領域のファイル用ワーキングエリアにディスク番号
順に読み出す。この検索処理において、上記グループ番
号が登録されているファイルがある場合、次のステップ
S84に進み、登録グループ表示部29aの中の上記操
作したディスクグループ指定キー17に該当する番号を
点滅させる。この状態から回転式操作キー22の入力待
ちとなる。
【0178】ステップS85において、主制御部153
は、回転式操作キー22が操作されたか否かを判定す
る。回転式操作キー22が操作された場合、次のステッ
プS86に進んで、RAM領域に読み出したファイル群
に対し、回転式操作キー22の回転に応じて順次ファイ
ルを更新しながら、その更新したファイルのディスク番
号登録領域cに登録されているディスク番号とメモ格納
領域bに格納されているメモを、それぞれ表示部28の
第1のディスク番号表示領域31a及びメモ表示領域3
0に表示する。また、本例では、次に更新されるファイ
ルのディスク番号登録領域cに登録されているディスク
番号を、表示部28の第2のディスク番号表示領域31
bに表示する。また、本例では、その更新したファイル
のディスク有(1)/無(0)ビットが「0」となって
いる場合、表示部28のメモ表示領域30に、光ディス
クDがセットされていないことを示すメッセージ、例え
ば「No Disc」を表示する。
は、回転式操作キー22が操作されたか否かを判定す
る。回転式操作キー22が操作された場合、次のステッ
プS86に進んで、RAM領域に読み出したファイル群
に対し、回転式操作キー22の回転に応じて順次ファイ
ルを更新しながら、その更新したファイルのディスク番
号登録領域cに登録されているディスク番号とメモ格納
領域bに格納されているメモを、それぞれ表示部28の
第1のディスク番号表示領域31a及びメモ表示領域3
0に表示する。また、本例では、次に更新されるファイ
ルのディスク番号登録領域cに登録されているディスク
番号を、表示部28の第2のディスク番号表示領域31
bに表示する。また、本例では、その更新したファイル
のディスク有(1)/無(0)ビットが「0」となって
いる場合、表示部28のメモ表示領域30に、光ディス
クDがセットされていないことを示すメッセージ、例え
ば「No Disc」を表示する。
【0179】そして、上記ディスク番号及びメモの表示
毎に、次のステップS87にて押しボタンスイッチ24
が操作されたかどうかが判別される。押しボタンスイッ
チ24が操作されない場合は、再びステップS85に戻
って、回転式操作キー22が操作されたかどうかが判別
され、押しボタンスイッチ24が操作されるまでステッ
プS85〜S87のルーチンが繰り返される。
毎に、次のステップS87にて押しボタンスイッチ24
が操作されたかどうかが判別される。押しボタンスイッ
チ24が操作されない場合は、再びステップS85に戻
って、回転式操作キー22が操作されたかどうかが判別
され、押しボタンスイッチ24が操作されるまでステッ
プS85〜S87のルーチンが繰り返される。
【0180】押しボタンスイッチ24が操作されると、
ステップS88に進んで、表示されているディスク番号
の光ディスクDに対して情報信号の再生を行う。そし
て、ステップS89において、登録グループ表示部29
aの該当する数字を点灯させる。
ステップS88に進んで、表示されているディスク番号
の光ディスクDに対して情報信号の再生を行う。そし
て、ステップS89において、登録グループ表示部29
aの該当する数字を点灯させる。
【0181】一方、ステップS83にて、操作したディ
スクグループ指定キー17に対応するグループが未登録
であると判別された場合は、ステップS90に進んで、
表示部28の例えばメモ表示領域30にエラーメッセー
ジ(例えば「NO ENTRY」)を例えば1〜2秒間
表示する。このエラーメッセージの表示が終了すると、
ステップS91に進み、通常状態に戻して終了する。
スクグループ指定キー17に対応するグループが未登録
であると判別された場合は、ステップS90に進んで、
表示部28の例えばメモ表示領域30にエラーメッセー
ジ(例えば「NO ENTRY」)を例えば1〜2秒間
表示する。このエラーメッセージの表示が終了すると、
ステップS91に進み、通常状態に戻して終了する。
【0182】また、ステップS85にて回転式操作キー
22が操作されていないと判別された場合は、ステップ
S92に進む。このステップS92は、回転式操作キー
22による入力をある期間(本例では16秒間)だけ待
つステップであり、16秒経過しても回転式操作キー2
2による入力がない場合は、ステップS93に示すよう
に通常状態に戻して終了する。
22が操作されていないと判別された場合は、ステップ
S92に進む。このステップS92は、回転式操作キー
22による入力をある期間(本例では16秒間)だけ待
つステップであり、16秒経過しても回転式操作キー2
2による入力がない場合は、ステップS93に示すよう
に通常状態に戻して終了する。
【0183】次に、ディスク番号とメモ入力情報が順次
表示されている状態でディスク再生を行う場合や、グル
ープ登録情報が順次表示されている状態でグループ演奏
を行う場合や、さらに回転式操作キー22によってグル
ープ登録された情報からディスクを選択して再生する場
合のこの光ディスク再生装置の各駆動系の詳細な動作を
以下に説明する。
表示されている状態でディスク再生を行う場合や、グル
ープ登録情報が順次表示されている状態でグループ演奏
を行う場合や、さらに回転式操作キー22によってグル
ープ登録された情報からディスクを選択して再生する場
合のこの光ディスク再生装置の各駆動系の詳細な動作を
以下に説明する。
【0184】主制御部153は、再生モードスイッチ1
6aや押しボタンスイッチ24が操作された時点で駆動
系制御回路156に、駆動系158、すなわち、図3に
示した収納ユニット回転駆動機構41やディスク搬送機
構42やディスク収納ユニット回転位置検出機構44を
駆動制御させるように、駆動信号及び制御信号を供給す
る。
6aや押しボタンスイッチ24が操作された時点で駆動
系制御回路156に、駆動系158、すなわち、図3に
示した収納ユニット回転駆動機構41やディスク搬送機
構42やディスク収納ユニット回転位置検出機構44を
駆動制御させるように、駆動信号及び制御信号を供給す
る。
【0185】例えば、駆動系158が収納ユニット回転
駆動機構41である場合、駆動系制御回路156は、駆
動モータ45に駆動電流を供給する。これによりロータ
リーテーブル5が回転駆動される。
駆動機構41である場合、駆動系制御回路156は、駆
動モータ45に駆動電流を供給する。これによりロータ
リーテーブル5が回転駆動される。
【0186】主制御部153は、ロータリーテーブル5
の回転と同時に、図3で示すディスク収納ユニット回転
位置検出機構44にて、ロータリーテーブル5の回転位
置を検出し、対象のディスク番号における光ディスクD
がディスク搬送機構42による取り出し可能位置に至っ
た段階で、駆動系制御回路156に対して停止信号を出
力する。そして、主制御部153は、ディスク収納ユニ
ット回転位置検出機構44からの停止信号の供給に基づ
いて、収納ユニット回転駆動機構41の駆動モータ45
の駆動制御回路に停止信号を出力する。これにより、駆
動制御回路156からの駆動モータ45に対する駆動電
流の供給が断ち切られ、ロータリーテーブル5は停止す
ることになる。すなわち、対象のディスク番号における
光ディスクDがディスク搬送機構42による取り出し可
能位置に至った段階で、ロータリーテーブル5が停止す
ることになる。
の回転と同時に、図3で示すディスク収納ユニット回転
位置検出機構44にて、ロータリーテーブル5の回転位
置を検出し、対象のディスク番号における光ディスクD
がディスク搬送機構42による取り出し可能位置に至っ
た段階で、駆動系制御回路156に対して停止信号を出
力する。そして、主制御部153は、ディスク収納ユニ
ット回転位置検出機構44からの停止信号の供給に基づ
いて、収納ユニット回転駆動機構41の駆動モータ45
の駆動制御回路に停止信号を出力する。これにより、駆
動制御回路156からの駆動モータ45に対する駆動電
流の供給が断ち切られ、ロータリーテーブル5は停止す
ることになる。すなわち、対象のディスク番号における
光ディスクDがディスク搬送機構42による取り出し可
能位置に至った段階で、ロータリーテーブル5が停止す
ることになる。
【0187】その後、主制御部153は、制御をディス
ク搬送機構42に移すことを指示する信号を駆動系制御
回路156に与える。駆動系制御回路156は、その指
示信号の供給に基づいて駆動系158であるディスク搬
送機構42の駆動モータ61に駆動信号を出力する。デ
ィスク搬送機構42の駆動モータ61は、駆動系制御回
路156の駆動信号に基づいて、回転盤60を回転操作
する。この回転盤60の回転操作により、前述したよう
にディスク送り機構50を構成する第1及び第2のアー
ム54,55が回動操作され、ディスク収納ユニット2
に収納されている光ディスクDの取り出しからディスク
再生ユニット2のディスク装着位置への搬送操作が行わ
れる。
ク搬送機構42に移すことを指示する信号を駆動系制御
回路156に与える。駆動系制御回路156は、その指
示信号の供給に基づいて駆動系158であるディスク搬
送機構42の駆動モータ61に駆動信号を出力する。デ
ィスク搬送機構42の駆動モータ61は、駆動系制御回
路156の駆動信号に基づいて、回転盤60を回転操作
する。この回転盤60の回転操作により、前述したよう
にディスク送り機構50を構成する第1及び第2のアー
ム54,55が回動操作され、ディスク収納ユニット2
に収納されている光ディスクDの取り出しからディスク
再生ユニット2のディスク装着位置への搬送操作が行わ
れる。
【0188】そして、ディスク送り機構50により、デ
ィスク収納ユニット2から選択された光ディスクDのデ
ィスク装着位置への搬送が行われると、2ポジションス
イッチ72が回転盤60により操作され、光ディスクD
がディスク装着位置に搬送されたことが検出される。そ
して、2ポジションスイッチ72からディスク搬送終了
の検出信号が出力される。駆動系制御回路156は、上
記検出信号の供給に基づいて、ディスク搬送機構42の
駆動モータ61を停止する。これにより、駆動系制御回
路156からの駆動モータ61に対する駆動電流の供給
が断ち切られ、回転盤60の回転が停止することにな
る。
ィスク収納ユニット2から選択された光ディスクDのデ
ィスク装着位置への搬送が行われると、2ポジションス
イッチ72が回転盤60により操作され、光ディスクD
がディスク装着位置に搬送されたことが検出される。そ
して、2ポジションスイッチ72からディスク搬送終了
の検出信号が出力される。駆動系制御回路156は、上
記検出信号の供給に基づいて、ディスク搬送機構42の
駆動モータ61を停止する。これにより、駆動系制御回
路156からの駆動モータ61に対する駆動電流の供給
が断ち切られ、回転盤60の回転が停止することにな
る。
【0189】その後、主制御部153は、制御動作を図
17の上下動移動機構102に移すことを指示する信号
を駆動系制御回路156に与える。駆動系制御回路15
6は、その指示信号の供給に基づいて上下動移動機構1
02の駆動モータ103に駆動信号を出力する。この駆
動系制御回路156は、主制御部153からの駆動信号
の供給に基づいて上下動移動機構102の駆動モータ1
03に駆動電流を流し、主ギヤ106を回転させる。主
ギヤ106の回転に伴って、ディスク装着位置に搬送さ
れた光ディスクDのディスク再生ユニット43へのチャ
ッキングが行われる。
17の上下動移動機構102に移すことを指示する信号
を駆動系制御回路156に与える。駆動系制御回路15
6は、その指示信号の供給に基づいて上下動移動機構1
02の駆動モータ103に駆動信号を出力する。この駆
動系制御回路156は、主制御部153からの駆動信号
の供給に基づいて上下動移動機構102の駆動モータ1
03に駆動電流を流し、主ギヤ106を回転させる。主
ギヤ106の回転に伴って、ディスク装着位置に搬送さ
れた光ディスクDのディスク再生ユニット43へのチャ
ッキングが行われる。
【0190】続いて、主制御部153は、制御動作を駆
動系158のディスク再生ユニット43に移すことを指
示する信号を駆動系制御回路156に与える。駆動系制
御回路156は、その指示信号の供給に基づいてディス
ク再生ユニット43のディスク回転操作機構80に通電
して光ディスクDをディスクテーブル81と一体に一方
向に回転させるとともに、光ピックアップ装置82を光
ディスクDの径方向に移動させて、光ディスクDに記録
された情報信号に対応するピット情報を再生する。この
光ピックアップ装置82からの再生信号は、信号処理回
路160を介して再生回路系161に供給されて、それ
ぞれ音声信号、トラッキングエラー信号及びフォーカシ
ングエラー信号に分離される。音声信号は、この再生回
路系161の出力端子から出力され、トラッキングエラ
ー信号及びフォーカシングエラー信号は、図示しないサ
ーボ回路系に供給される。
動系158のディスク再生ユニット43に移すことを指
示する信号を駆動系制御回路156に与える。駆動系制
御回路156は、その指示信号の供給に基づいてディス
ク再生ユニット43のディスク回転操作機構80に通電
して光ディスクDをディスクテーブル81と一体に一方
向に回転させるとともに、光ピックアップ装置82を光
ディスクDの径方向に移動させて、光ディスクDに記録
された情報信号に対応するピット情報を再生する。この
光ピックアップ装置82からの再生信号は、信号処理回
路160を介して再生回路系161に供給されて、それ
ぞれ音声信号、トラッキングエラー信号及びフォーカシ
ングエラー信号に分離される。音声信号は、この再生回
路系161の出力端子から出力され、トラッキングエラ
ー信号及びフォーカシングエラー信号は、図示しないサ
ーボ回路系に供給される。
【0191】なお、ディスク収納ユニット2に指定され
たディスク番号のディスク挿入溝6に光ディスクが挿入
されておらず、ディスク搬送機構42により搬送すべき
光ディスクが存在しない場合には、ディスク送り機構5
0を構成する第2のアーム55によりディスク有無検出
スイッチ70が操作される。そして、ディスク有無検出
スイッチ70が操作されることによって出力される検出
信号が駆動系制御回路156を介して主制御部153に
供給される。主制御部153は、RAM領域に読み出し
た多数のファイル中、再生の対象となっている光ディス
クDのディスク番号に対応するファイルのディスク有/
無ビットを「0」に変更・登録する。
たディスク番号のディスク挿入溝6に光ディスクが挿入
されておらず、ディスク搬送機構42により搬送すべき
光ディスクが存在しない場合には、ディスク送り機構5
0を構成する第2のアーム55によりディスク有無検出
スイッチ70が操作される。そして、ディスク有無検出
スイッチ70が操作されることによって出力される検出
信号が駆動系制御回路156を介して主制御部153に
供給される。主制御部153は、RAM領域に読み出し
た多数のファイル中、再生の対象となっている光ディス
クDのディスク番号に対応するファイルのディスク有/
無ビットを「0」に変更・登録する。
【0192】また、この光ディスク再生装置において、
通常状態から単に回転式操作キー22を操作した場合
は、現在、主制御部153のファイル用ワーキングエリ
アに読み出されているファイルに基づいて、光ディスク
Dの再生が行われる。即ち、回転式操作キー22の回転
操作に応じて順次ファイルを更新させ、その更新された
ファイルのディスク番号登録領域cに登録されているデ
ィスク番号に対応した光ディスクDに対して再生が行わ
れる。もちろんこの場合においても、再生の対象となっ
ている光ディスクDのディスク番号が第1のディスク番
号表示領域31aに表示され、次に更新されるディスク
番号が第2のディスク番号表示領域31bに表示され
る。
通常状態から単に回転式操作キー22を操作した場合
は、現在、主制御部153のファイル用ワーキングエリ
アに読み出されているファイルに基づいて、光ディスク
Dの再生が行われる。即ち、回転式操作キー22の回転
操作に応じて順次ファイルを更新させ、その更新された
ファイルのディスク番号登録領域cに登録されているデ
ィスク番号に対応した光ディスクDに対して再生が行わ
れる。もちろんこの場合においても、再生の対象となっ
ている光ディスクDのディスク番号が第1のディスク番
号表示領域31aに表示され、次に更新されるディスク
番号が第2のディスク番号表示領域31bに表示され
る。
【0193】上記再生モードの説明は、主に連続再生モ
ード(一般に、CONTINUEモードと称される)を対象にし
た場合であり、このCONTINUEモードにしたい場合は、操
作パネル13の中央下部における右上段に配置されてい
る3つのモード設定キー201、202及び203のう
ち、左側に位置するCONTINUEキー201を操作すること
により設定することができる。
ード(一般に、CONTINUEモードと称される)を対象にし
た場合であり、このCONTINUEモードにしたい場合は、操
作パネル13の中央下部における右上段に配置されてい
る3つのモード設定キー201、202及び203のう
ち、左側に位置するCONTINUEキー201を操作すること
により設定することができる。
【0194】そして、残りの2つのモード、即ち1枚再
生モード(一般に、 SHUFFLEモードと称される)及びプ
ログラムモード( PROGRAMモード)は、3つのモード設
定キー201、202及び203のうち、中央に位置す
る SHUFFLEキー202及び右側に位置する PROGRAMキー
203をそれぞれ操作することにより設定することがで
きる。
生モード(一般に、 SHUFFLEモードと称される)及びプ
ログラムモード( PROGRAMモード)は、3つのモード設
定キー201、202及び203のうち、中央に位置す
る SHUFFLEキー202及び右側に位置する PROGRAMキー
203をそれぞれ操作することにより設定することがで
きる。
【0195】上記 SHUFFLEモードは、上記CONTINUEモー
ドと同様に、メモリ部155のRAM領域のファイル用
ワーキングエリアに読み出されたファイルに基づいて、
光ディスクDの再生を行うのであるが、次に再生する光
ディスクDを、回転式操作キー22にてランダムに選択
できるようになっている。即ち、回転式操作キー22を
回転操作して上記ファイル用ワーキングエリアに読み出
されているファイルの各ディスク番号からランダムに1
つのディスク番号を選択して、次に再生する光ディスク
Dを設定するものである。この場合、第2のディスク番
号表示領域31bには、その選択したディスク番号が表
示される。
ドと同様に、メモリ部155のRAM領域のファイル用
ワーキングエリアに読み出されたファイルに基づいて、
光ディスクDの再生を行うのであるが、次に再生する光
ディスクDを、回転式操作キー22にてランダムに選択
できるようになっている。即ち、回転式操作キー22を
回転操作して上記ファイル用ワーキングエリアに読み出
されているファイルの各ディスク番号からランダムに1
つのディスク番号を選択して、次に再生する光ディスク
Dを設定するものである。この場合、第2のディスク番
号表示領域31bには、その選択したディスク番号が表
示される。
【0196】また、 PROGRAMモードは、メモリ部155
のRAM領域のファイル用ワーキングエリアに読み出さ
れたファイルの順番を回転式操作キー22にて変更し、
この変更されたファイルに基づいて、光ディスクDの再
生を行うものである。この場合、上記CONTINUEモードと
同様に、ファイルの順番に従って再生が行われ、第2の
ディスク番号表示領域31bには、再生の対象となって
いるファイルの次のファイルに関するディスク番号が表
示される。
のRAM領域のファイル用ワーキングエリアに読み出さ
れたファイルの順番を回転式操作キー22にて変更し、
この変更されたファイルに基づいて、光ディスクDの再
生を行うものである。この場合、上記CONTINUEモードと
同様に、ファイルの順番に従って再生が行われ、第2の
ディスク番号表示領域31bには、再生の対象となって
いるファイルの次のファイルに関するディスク番号が表
示される。
【0197】以上より、この光ディスク再生装置におい
ては、各種データの更新を回転式操作キー22にて行う
ようにしているため、通常、多数枚の光ディスクDが再
生可能な再生装置において、データの設定を行う場合、
多くのキーを用いて入力・更新する必要があったが、こ
れらの多くのキーを1つの回転式操作キー22にて代用
することが可能となり、操作パネル13おけるキー配列
の簡略化を図ることができる。また、データ更新を回転
という分かりやすい操作にて行うことができるため、一
般に、複雑な操作が必要であるデータ登録操作を、誰で
も簡単に行うことができ、光ディスク再生装置の操作性
の向上を図ることができる。しかも、ディスク番号毎に
メモを登録するようにしているため、ディスク番号とそ
のメモを参照しながらグループ登録ができるようにな
り、登録の際の確認作業が簡単になると共に、誤登録を
少なくすることができる。
ては、各種データの更新を回転式操作キー22にて行う
ようにしているため、通常、多数枚の光ディスクDが再
生可能な再生装置において、データの設定を行う場合、
多くのキーを用いて入力・更新する必要があったが、こ
れらの多くのキーを1つの回転式操作キー22にて代用
することが可能となり、操作パネル13おけるキー配列
の簡略化を図ることができる。また、データ更新を回転
という分かりやすい操作にて行うことができるため、一
般に、複雑な操作が必要であるデータ登録操作を、誰で
も簡単に行うことができ、光ディスク再生装置の操作性
の向上を図ることができる。しかも、ディスク番号毎に
メモを登録するようにしているため、ディスク番号とそ
のメモを参照しながらグループ登録ができるようにな
り、登録の際の確認作業が簡単になると共に、誤登録を
少なくすることができる。
【0198】また、第1のディスク番号表示領域31a
に現在再生中のディスク番号を表示し、第2のディスク
番号表示領域31bに次回再生されるディスク番号を表
示するようにしたので、多数枚の光ディスクDが再生可
能な光ディスク再生装置において、従来から問題とされ
てきた不利な点、即ち次に何が再生されるのかが解ら
ず、いちいちその順番をキー操作にて確認しなければな
らないという点を解消することができ、操作性を更に向
上させることができる。
に現在再生中のディスク番号を表示し、第2のディスク
番号表示領域31bに次回再生されるディスク番号を表
示するようにしたので、多数枚の光ディスクDが再生可
能な光ディスク再生装置において、従来から問題とされ
てきた不利な点、即ち次に何が再生されるのかが解ら
ず、いちいちその順番をキー操作にて確認しなければな
らないという点を解消することができ、操作性を更に向
上させることができる。
【0199】上記例では、操作パネル13に設置された
回転式操作キー22と押しボタンスイッチ24にて各種
データの更新設定を行うようにしたが、その他、リモコ
ンに上記と同様の回転式操作キー22と押しボタンスイ
ッチ24を設置して、遠隔操作で各種データの更新設定
を行うようにしてもよい。
回転式操作キー22と押しボタンスイッチ24にて各種
データの更新設定を行うようにしたが、その他、リモコ
ンに上記と同様の回転式操作キー22と押しボタンスイ
ッチ24を設置して、遠隔操作で各種データの更新設定
を行うようにしてもよい。
【0200】また、上記例では、1つのディスク番号に
対して1つのメモを登録した場合を示したが、1つのデ
ィスク番号に対してグループ間でメモの内容を変更する
ようにしてもよい。
対して1つのメモを登録した場合を示したが、1つのデ
ィスク番号に対してグループ間でメモの内容を変更する
ようにしてもよい。
【0201】また、この光ディスク再生装置では、利用
者によりメモスキャンキー21が1度押圧されることに
より、文字情報であるメモ入力情報をディスク番号と共
に表示部28に順次表示するので、簡易な操作手順で複
数枚ディスクより目的ディスクを選択できる。また、メ
モ入力情報を例えば左スクロールして順次表示するの
で、表示能力が少なく記憶する量の多い装置において有
効である。また、自動的に繰り返し表示できるので、見
落としを防ぐことができる。
者によりメモスキャンキー21が1度押圧されることに
より、文字情報であるメモ入力情報をディスク番号と共
に表示部28に順次表示するので、簡易な操作手順で複
数枚ディスクより目的ディスクを選択できる。また、メ
モ入力情報を例えば左スクロールして順次表示するの
で、表示能力が少なく記憶する量の多い装置において有
効である。また、自動的に繰り返し表示できるので、見
落としを防ぐことができる。
【0202】また、この順次表示状態から再生モード選
択スイッチ等により再生を行うことができるので、利用
者は、目的のディスク、曲を選択し再生するまでに同じ
操作を繰り返すことがない。
択スイッチ等により再生を行うことができるので、利用
者は、目的のディスク、曲を選択し再生するまでに同じ
操作を繰り返すことがない。
【0203】また、この光ディスク再生装置では、利用
者によりメモスキャンキー21が2度押圧されることに
より、グループ登録されているグループの番号とグルー
プタイトルを表示部28に所定時間ずつ表示するので、
全てのディスクではなく、グループ登録されたディスク
群のみを順次表示させることもできる。これは、特に、
利用者が複数である場合や、ディスクを演奏者別、ジャ
ンル別等にグループ分けして管理したい場合に有効であ
る。
者によりメモスキャンキー21が2度押圧されることに
より、グループ登録されているグループの番号とグルー
プタイトルを表示部28に所定時間ずつ表示するので、
全てのディスクではなく、グループ登録されたディスク
群のみを順次表示させることもできる。これは、特に、
利用者が複数である場合や、ディスクを演奏者別、ジャ
ンル別等にグループ分けして管理したい場合に有効であ
る。
【0204】また、この実施例の光ディスク再生装置で
は、表示部28のメモ表示領域30に表示する順番をデ
ィスクスリット番号の順番としたが、アルファベット
順、アイウエオ順としてもよい。また、先頭1文字をア
ルファベットを指定し同じ先頭文字群のみを順次表示し
てもよい。
は、表示部28のメモ表示領域30に表示する順番をデ
ィスクスリット番号の順番としたが、アルファベット
順、アイウエオ順としてもよい。また、先頭1文字をア
ルファベットを指定し同じ先頭文字群のみを順次表示し
てもよい。
【0205】また、この実施例の光ディスク再生装置で
は、ディスク単位で表示を行ったが、トラック単位すな
わち曲単位での表示も可能である。この場合、表示する
トラック単位の情報は、ディスクの製造段階、すなわち
プリマスターで記録されていてもよいし、使用者がディ
スクに新たに記録してもよい。また、ディスクにではな
く、光ディスク再生装置のメモリ部に、例えば、メモ入
力キー26を押圧し、装置メモ入力モードにした後、ト
ラック番号を回転操作キー22を使って設定し、以下図
26に示したフローチャートの処理と同じ様な処理にて
記録してもよい。そして、トラック番号とその曲名を順
次表示するには、図29に示したフローチャートの処理
と同じ様な処理をディスク単位ではなくトラック単位で
行えばよい。このようにトラック単位での文字情報を順
次表示し、その順次表示状態から再生を指示すれば、デ
ィスク内だけでの曲のシャッフルだけでなく、ディスク
間での曲のシャッフルも可能となる。
は、ディスク単位で表示を行ったが、トラック単位すな
わち曲単位での表示も可能である。この場合、表示する
トラック単位の情報は、ディスクの製造段階、すなわち
プリマスターで記録されていてもよいし、使用者がディ
スクに新たに記録してもよい。また、ディスクにではな
く、光ディスク再生装置のメモリ部に、例えば、メモ入
力キー26を押圧し、装置メモ入力モードにした後、ト
ラック番号を回転操作キー22を使って設定し、以下図
26に示したフローチャートの処理と同じ様な処理にて
記録してもよい。そして、トラック番号とその曲名を順
次表示するには、図29に示したフローチャートの処理
と同じ様な処理をディスク単位ではなくトラック単位で
行えばよい。このようにトラック単位での文字情報を順
次表示し、その順次表示状態から再生を指示すれば、デ
ィスク内だけでの曲のシャッフルだけでなく、ディスク
間での曲のシャッフルも可能となる。
【0206】また、本実施例の光ディスク再生装置を図
33に示すように、例えば3台172、173及び17
4のように接続し、マスターコントローラ171によっ
てその駆動系、信号処理系及び再生系を制御すれば、非
常に多数のディスクを上記実施例のように、収納しなが
ら簡易な操作で再生することができる。また、このよう
にマスターコントローラ171で光ディスク再生装置1
72、173及び174を制御することにより、例えば
光ディスク再生装置172で再生しているディスクD1
のトラックT1の曲の終了と同時に、すなわち待ち時間
をほとんど零にして、他の光ディスク再生装置173で
他のディスクDnのトラックTnの曲の再生を開始するこ
とができる。もちろん、曲間の待ち時間は、長く調整す
ることもできる。
33に示すように、例えば3台172、173及び17
4のように接続し、マスターコントローラ171によっ
てその駆動系、信号処理系及び再生系を制御すれば、非
常に多数のディスクを上記実施例のように、収納しなが
ら簡易な操作で再生することができる。また、このよう
にマスターコントローラ171で光ディスク再生装置1
72、173及び174を制御することにより、例えば
光ディスク再生装置172で再生しているディスクD1
のトラックT1の曲の終了と同時に、すなわち待ち時間
をほとんど零にして、他の光ディスク再生装置173で
他のディスクDnのトラックTnの曲の再生を開始するこ
とができる。もちろん、曲間の待ち時間は、長く調整す
ることもできる。
【0207】また、上記実施例においては、本発明に係
るディスク再生装置を、光ディスク用の再生装置に適用
した例を示したが、光磁気ディスクなどの円盤状記録媒
体を用いる記録及び/又は再生装置にも適用させること
ができる。
るディスク再生装置を、光ディスク用の再生装置に適用
した例を示したが、光磁気ディスクなどの円盤状記録媒
体を用いる記録及び/又は再生装置にも適用させること
ができる。
【0208】
【発明の効果】本発明に係るディスク再生装置は、複数
枚のディスクが収納できる収納手段と、上記収納手段か
ら選択的にディスクを選択し再生する再生手段と、上記
複数枚の各ディスクに対応した文字情報を入力する入力
手段と、上記入力手段により入力された上記文字情報を
記憶する記憶手段とを備えたディスク再生装置におい
て、上記文字情報の検索を指示する操作手段と、上記操
作手段の操作に応じて、上記記憶手段から上記文字情報
を所定順序で順次読み出す制御手段と、上記制御手段に
より読み出された上記文字情報を順次表示する表示手段
とを有するので、メモ入力情報をディスク番号と共に表
示部に順次表示でき、簡易な操作手順で複数枚ディスク
より目的ディスクを選択できる。また、メモ入力情報を
例えば左スクロールして順次表示するので、表示能力が
少なく記憶する量の多い装置において有効である。ま
た、自動的に繰り返し表示できるので、見落としを防ぐ
ことができる。
枚のディスクが収納できる収納手段と、上記収納手段か
ら選択的にディスクを選択し再生する再生手段と、上記
複数枚の各ディスクに対応した文字情報を入力する入力
手段と、上記入力手段により入力された上記文字情報を
記憶する記憶手段とを備えたディスク再生装置におい
て、上記文字情報の検索を指示する操作手段と、上記操
作手段の操作に応じて、上記記憶手段から上記文字情報
を所定順序で順次読み出す制御手段と、上記制御手段に
より読み出された上記文字情報を順次表示する表示手段
とを有するので、メモ入力情報をディスク番号と共に表
示部に順次表示でき、簡易な操作手順で複数枚ディスク
より目的ディスクを選択できる。また、メモ入力情報を
例えば左スクロールして順次表示するので、表示能力が
少なく記憶する量の多い装置において有効である。ま
た、自動的に繰り返し表示できるので、見落としを防ぐ
ことができる。
【図1】本発明の実施例の光ディスク再生装置の外観斜
視図である。
視図である。
【図2】光ディスク再生装置の操作パネル部分を示す要
部正面図である。
部正面図である。
【図3】光ディスク再生装置の要部機構を示す側面図で
ある。
ある。
【図4】光ディスク再生装置を構成するロータリーテー
ブルの一部及びディスク搬送機構の一部を示す平面図で
ある。
ブルの一部及びディスク搬送機構の一部を示す平面図で
ある。
【図5】光ディスク再生装置を構成するロータリーテー
ブル及びディスク搬送機構を示す正面図である。
ブル及びディスク搬送機構を示す正面図である。
【図6】光ディスク再生装置のディスク搬送機構の動作
を示すもので、その初期状態を示す動作経過図である。
を示すもので、その初期状態を示す動作経過図である。
【図7】光ディスク再生装置のディスク搬送機構の動作
を示すもので、第2のアームの先端部分がディスク取り
出し可能位置にある光ディスクに当接した状態を示す動
作経過図である。
を示すもので、第2のアームの先端部分がディスク取り
出し可能位置にある光ディスクに当接した状態を示す動
作経過図である。
【図8】光ディスク再生装置のディスク搬送機構の動作
を示すもので、第2のアームの先端部分がディスク取り
出し可能位置にある光ディスクに当接した状態から、さ
らに回転盤が時計方向に回転することに伴って、第1の
アームが時計方向に回転している状態を示す動作経過図
である。
を示すもので、第2のアームの先端部分がディスク取り
出し可能位置にある光ディスクに当接した状態から、さ
らに回転盤が時計方向に回転することに伴って、第1の
アームが時計方向に回転している状態を示す動作経過図
である。
【図9】光ディスク再生装置のディスク搬送機構の動作
を示すもので、第1のアームが時計方向への回転から反
時計方向への回転に切り換わった状態を示す動作経過図
である。
を示すもので、第1のアームが時計方向への回転から反
時計方向への回転に切り換わった状態を示す動作経過図
である。
【図10】光ディスク再生装置のディスク搬送機構の動
作を示すもので、第1のアームの先端部分がディスク取
り出し可能位置にある光ディスクに当接して、光ディス
クを上方に持ち上げる瞬間を示す動作経過図である。
作を示すもので、第1のアームの先端部分がディスク取
り出し可能位置にある光ディスクに当接して、光ディス
クを上方に持ち上げる瞬間を示す動作経過図である。
【図11】光ディスク再生装置のディスク搬送機構の動
作を示すもので、第1のアームの反時計方向への回転に
伴って、光ディスクが斜め上方に持ち上げられ、且つデ
ィスク送りガイド部材に接触した状態を示す動作経過図
である。
作を示すもので、第1のアームの反時計方向への回転に
伴って、光ディスクが斜め上方に持ち上げられ、且つデ
ィスク送りガイド部材に接触した状態を示す動作経過図
である。
【図12】光ディスク再生装置のディスク搬送機構の動
作を示すもので、第1のアームの反時計方向への回転に
伴って、光ディスクがディスク送りガイド部材にガイド
されてディスク再生ユニットのディスク装着位置方向へ
送り操作される状態を示す動作経過図である。
作を示すもので、第1のアームの反時計方向への回転に
伴って、光ディスクがディスク送りガイド部材にガイド
されてディスク再生ユニットのディスク装着位置方向へ
送り操作される状態を示す動作経過図である。
【図13】光ディスク再生装置のディスク搬送機構の動
作を示すもので、光ディスクがディスク再生ユニットに
対するディスク装着位置に送り操作された状態を示す動
作経過図である。
作を示すもので、光ディスクがディスク再生ユニットに
対するディスク装着位置に送り操作された状態を示す動
作経過図である。
【図14】光ディスク再生装置のディスク搬送機構の動
作を示すもので、ディスク取り出し可能位置に光ディス
クがない場合の動作を示す動作経過図である。
作を示すもので、ディスク取り出し可能位置に光ディス
クがない場合の動作を示す動作経過図である。
【図15】光ディスク再生装置を構成するディスク再生
ユニットの部分を示す構成図である。
ユニットの部分を示す構成図である。
【図16】光ディスク再生装置を構成するディスク再生
ユニットの部分を示す平面図である。
ユニットの部分を示す平面図である。
【図17】光ディスク再生装置を構成するディスク再生
ユニットの部分を示す正面図である。
ユニットの部分を示す正面図である。
【図18】光ディスク再生装置を構成するディスク再生
ユニットに光ディスクが装着された状態を示す正面図で
ある。
ユニットに光ディスクが装着された状態を示す正面図で
ある。
【図19】光ディスク再生装置を構成する回転位置検出
機構の信号伝達系を示すブロック図である。
機構の信号伝達系を示すブロック図である。
【図20】光ディスク再生装置を構成する回転位置検出
機構における各光センサから出力される検出信号を示す
信号波形図であり、特に、ディスク番号「1」から「3
2」までの各検出信号の信号波形を示す。
機構における各光センサから出力される検出信号を示す
信号波形図であり、特に、ディスク番号「1」から「3
2」までの各検出信号の信号波形を示す。
【図21】光ディスク再生装置を構成する回転位置検出
機構における各光センサから出力される検出信号を示す
信号波形図であり、特に、ディスク番号「32」から
「65」までの各検出信号の信号波形を示す。
機構における各光センサから出力される検出信号を示す
信号波形図であり、特に、ディスク番号「32」から
「65」までの各検出信号の信号波形を示す。
【図22】光ディスク再生装置を構成する回転位置検出
機構における各光センサから出力される検出信号を示す
信号波形図であり、特に、ディスク番号「66」から
「100」までの各検出信号の信号波形を示す。
機構における各光センサから出力される検出信号を示す
信号波形図であり、特に、ディスク番号「66」から
「100」までの各検出信号の信号波形を示す。
【図23】光ディスク再生装置の回路系を示すブロック
図である。
図である。
【図24】図23に示した回路系の内の主制御部とメモ
リ部の詳細な構成を示す図である。
リ部の詳細な構成を示す図である。
【図25】光ディスク再生装置のメモリ部に割り付けら
れるファイルの構成を示す説明図である。
れるファイルの構成を示す説明図である。
【図26】光ディスク再生装置でのメモ入力処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図27】光ディスク再生装置でのディスク番号設定処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
【図28】光ディスク再生装置でのグループ登録処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図29】光ディスク再生装置でメモ入力情報を順次表
示し、かつ所望のディスクの再生を行う処理を示すフロ
ーチャートである。
示し、かつ所望のディスクの再生を行う処理を示すフロ
ーチャートである。
【図30】図29に示した処理に伴う表示部28の状態
変化図である。
変化図である。
【図31】光ディスク再生装置でグループ番号とグルー
プタイトルを順次表示し、かつグループ演奏モードにす
る処理を示すフローチャートである。
プタイトルを順次表示し、かつグループ演奏モードにす
る処理を示すフローチャートである。
【図32】光ディスク再生装置でグループ登録されたデ
ィスクを再生する他の処理のフローチャートを示す図で
ある。
ィスクを再生する他の処理のフローチャートを示す図で
ある。
【図33】3台の光ディスク再生装置をマスターコント
ローラに接続した概略構成を示す図である。
ローラに接続した概略構成を示す図である。
D 光ディスク 1 外筺 2 ディスク収納ユニット 3 ディスク再生ユニット 5 ロータリーテーブル 6 ディスク挿入溝 7 ディスク支持体 13 操作パネル 17 ディスクグループ指定キー 19 ディスクグループエントリーキー 21 メモスキャンキー 22 回転操作キー 24 押しボタンスイッチ 26 メモ入力キー 28 表示部 41 収納ユニット回転駆動機構 42 ディスク搬送機構 44 ディスク収納ユニット回転位置検出機構 49 ディスク送りガイド部材 50 ディスク送り機構 51 ディスク再生ユニット取付け基板 54 第1のアーム 55 第2のアーム 57 第1のカム溝 58 第2のカム溝 59 アーム回動制御ピン 60 回転盤 61 駆動モータ 62 捩りコイルバネ 70 ディスク有無検出スイッチ 80 ディスク回転操作機構 81 ディスクテーブル 82 光ピックアップ装置 84 ピックアップシャーシ 86 フローティング機構 93 フローティングロック機構 102 上下移動機構 111 チャッキング機構 131 回転検出体 132 光検出部 133a 第1の検出板 133b 第2の検出板 SW1 第1の検出スイッチ SW2 第2の検出スイッチ SW3 第3の検出スイッチ 150 メモ入力手段部 151 再生指示手段部 152 リモコン用受光部 153 主制御部 154 表示ドライバ 155 メモリ部 156 駆動系制御回路 158 駆動系 160 信号処理回路 161 再生回路系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 俊之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】 複数枚のディスクが収納できる収納手段
と、 上記収納手段から選択的にディスクを選択し再生する再
生手段と、 上記複数枚の各ディスクに対応した文字情報を入力する
入力手段と、 上記入力手段により入力された上記文字情報を記憶する
記憶手段とを備えたディスク再生装置において、 上記文字情報の検索を指示する操作手段と、 上記操作手段の操作に応じて、上記記憶手段から上記文
字情報を所定順序で順次読み出す制御手段と、 上記制御手段により読み出された上記文字情報を順次表
示する表示手段とを有することを特徴とするディスク再
生装置。 - 【請求項2】 上記ディスク再生装置はさらに再生指示
手段を有し、上記制御手段は、上記表示手段が上記文字
情報を順次表示している時に該再生支持手段が操作され
たら上記表示手段が現に表示している文字情報に対応す
るディスクを再生手段に装着及び再生制御することを特
徴とする請求項1項記載のディスク再生装置。 - 【請求項3】 上記所定順序はアルファベット順である
ことを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。 - 【請求項4】 上記所定順序はディスク番号順であるこ
とを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。 - 【請求項5】 上記所定順序はアイウエオ順であること
を特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。 - 【請求項6】 上記文字情報の検索は上記記憶手段に記
憶された全ての文字情報に対して行われることを特徴と
する請求項1記載のディスク再生装置。 - 【請求項7】 上記ディスク再生装置はさらに上記各デ
ィスクをグループ分けする機能を有し、上記表示部は上
記グループ分けしたグループ群に関するグループ文字情
報を順次表示することを特徴とする請求項1記載のディ
スク再生装置。 - 【請求項8】 上記操作手段はトラックに関する文字情
報の検索を指示し、上記制御手段は該操作手段の操作に
応じて、該トラックに関する文字情報を所定順序で順次
読み出し、上記表示手段は上記制御手段から読み出され
た上記トラックに関する文字情報を順次表示することを
特徴とする請求項1記載のディスク再生装置。 - 【請求項9】 上記所定順序はアルファベット順である
ことを特徴とする請求項8記載のディスク再生装置。 - 【請求項10】 上記所定順序はディスク番号順である
ことを特徴とする請求項8記載のディスク再生装置。 - 【請求項11】 上記所定順序はアイウエオ順であるこ
とを特徴とする請求項8記載のディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13575394A JPH087545A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13575394A JPH087545A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | ディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH087545A true JPH087545A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15159068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13575394A Pending JPH087545A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087545A (ja) |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP13575394A patent/JPH087545A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |