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JPH0863212A - Cncの原点復帰方式 - Google Patents

Cncの原点復帰方式

Info

Publication number
JPH0863212A
JPH0863212A JP19639494A JP19639494A JPH0863212A JP H0863212 A JPH0863212 A JP H0863212A JP 19639494 A JP19639494 A JP 19639494A JP 19639494 A JP19639494 A JP 19639494A JP H0863212 A JPH0863212 A JP H0863212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
movement
absolute
outputs
origin return
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19639494A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Kinoshita
次朗 木下
Kazunari Aoyama
一成 青山
Kinya Kusakabe
欽也 日下部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP19639494A priority Critical patent/JPH0863212A/ja
Publication of JPH0863212A publication Critical patent/JPH0863212A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工開始時にテーブルの原点位置を確認する
ためのCNCの原点復帰方式において、減速スイッチが
不要な原点復帰を可能にする。 【構成】 絶対位置検出手段5は、アブソリュートパル
スコーダ4からの絶対位置信号を受け取り、テーブル1
が原点復帰用の減速開始位置にくると減速開始位置信号
を出力し、減速期間終了位置にくると減速期間終了位置
信号を出力する。原点復帰制御手段6は、電源投入時に
は原点復帰指令を出力し、減速開始位置信号の入力時に
は減速指令を出力し、減速期間終了位置信号が入力され
てから最初の基準信号のタイミングで移動停止指令を出
力する。軸移動制御手段7は、原点復帰指令の入力によ
って原点復帰方向にサーボモータ3を移動制御し、減速
指令の入力によってサーボモータ3の移動を減速させ、
移動停止指令の入力によってサーボモータ3の移動を停
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加工開始時にテーブルの
原点位置を確認するためのCNCの原点復帰方式に関
し、特にフルクローズシステムにおけるCNCの原点復
帰方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CNCで制御される工作機械のテ
ーブルの原点復帰を行う場合には、テーブルに取り付け
られるリニアスケールと、テーブルを移動させるサーボ
モータの速度を検出するパルスコーダと、テーブルの原
点付近に設けられる減速スイッチおよびその減速スイッ
チを所定移動距離だけ押すドグを必要とした。
【0003】この原点復帰方式では、軸を原点方向に移
動させながら、リニアスケールの絶対位置確認用の基準
信号とパルスコーダの信号をもとに、CNC内部で仮想
的に基準信号の間隔でグリッド信号を生成し、減速スイ
ッチがオンになるとオンの間だけ軸の送り速度を減速
し、減速スイッチが再びオフになるとその直後のグリッ
ド信号のタイミングで軸移動を停止し、その位置を原点
と認識するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
式では、減速スイッチを必要とするため、取り付けの手
間やコストがかかっていた。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、減速スイッチが不要なCNCの原点復帰方式
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、加工開始時にテーブルの原点位置を確認
するためのCNCの原点復帰方式において、前記テーブ
ルに取り付けられ、前記テーブルの移動量に応じた微小
間隔のパルス信号と前記パルス信号よりも十分に大きな
間隔の基準信号を出力するリニアスケールと、前記テー
ブルを移動させるサーボモータの絶対位置を検出して絶
対位置信号を出力するアブソリュートパルスコーダと、
前記アブソリュートパルスコーダからの絶対位置信号を
受け取り、前記テーブルが原点復帰用の減速開始位置に
くると減速開始位置信号を出力し、減速期間終了位置に
くると減速期間終了位置信号を出力する絶対位置検出手
段と、電源投入時には原点復帰指令を出力し、前記減速
開始位置信号の入力時には減速指令を出力し、前記減速
期間終了位置信号が入力されてから最初の前記基準信号
のタイミングで移動停止指令を出力する原点復帰制御手
段と、前記原点復帰指令の入力によって前記原点復帰方
向に前記サーボモータを移動制御し、前記減速指令の入
力によって前記サーボモータの移動を減速させ、前記移
動停止指令の入力によって前記サーボモータの移動を停
止する軸移動制御手段と、を有することを特徴とするC
NCの原点復帰方式が提供される。
【0007】
【作用】テーブルに取り付けられたリニアスケールは、
テーブルの移動量に応じた微小間隔のパルス信号とこの
パルス信号よりも十分に大きな間隔の基準信号を出力す
る。一方、アブソリュートパルスコーダは、テーブルを
移動させるサーボモータの絶対位置を検出して絶対位置
信号を出力する。絶対位置検出手段は、アブソリュート
パルスコーダからの絶対位置信号を受け取り、テーブル
が原点復帰用の減速開始位置にくると減速開始位置信号
を出力し、減速期間終了位置にくると減速期間終了位置
信号を出力する。
【0008】原点復帰制御手段は、電源投入時には原点
復帰指令を出力し、減速開始位置信号の入力時には減速
指令を出力し、減速期間終了位置信号が入力されてから
最初の基準信号のタイミングで移動停止指令を出力す
る。軸移動制御手段は、原点復帰指令の入力によって原
点復帰方向にサーボモータを移動制御し、減速指令の入
力によってサーボモータの移動を減速させ、移動停止指
令の入力によってサーボモータの移動を停止する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例の機能の概念を示す図
である。テーブル1に取り付けられたリニアスケール2
は、テーブルの移動量に応じて微小間隔のパルス信号と
このパルス信号よりも十分に大きな間隔の基準信号を出
力する。一方、アブソリュートパルスコーダ4は、テー
ブル1を移動させるサーボモータ3の絶対位置を検出し
て絶対位置信号を出力する。絶対位置検出手段5は、ア
ブソリュートパルスコーダ4からの絶対位置信号を受け
取り、テーブル1が原点復帰用の減速開始位置にくると
減速開始位置信号を出力し、減速期間終了位置にくると
減速期間終了位置信号を出力する。
【0010】原点復帰制御手段6は、電源投入時には原
点復帰指令を出力し、減速開始位置信号の入力時には減
速指令を出力し、減速期間終了位置信号が入力されてか
ら最初の基準信号のタイミングで移動停止指令を出力す
る。軸移動制御手段7は、原点復帰指令の入力によって
原点復帰方向にサーボモータ3を移動制御し、減速指令
の入力によってサーボモータ3の移動を減速させ、移動
停止指令の入力によってサーボモータ3の移動を停止す
る。
【0011】図2は本発明を実施するための数値制御装
置(CNC)のハードウェアを示すブロック図である。
プロセッサ(CPU)11は、ROM12に格納された
システム・プログラムに従って数値制御装置全体を制御
する。ROM12にはEPROM又はEEPROMが使
用される。RAM13にはDRAMが使用され、各種の
データが格納される。不揮発性メモリ14には、加工プ
ログラム14a、パラメータ14b等が記憶されてい
る。また、不揮発性メモリ14には、後述する減速開始
位置データおよび減速期間終了位置データ等も格納され
ている。不揮発性メモリ14は、バッテリバックアップ
されたCMOS等が使用されるので、数値制御装置の電
源切断後もその内容が保持される。
【0012】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)15はM機能、T機能等の指令を受けて、シー
ケンス・プログラム15aによって工作機械を制御する
信号に変換して出力する。また、機械側からのリミット
スイッチ信号又は機械操作盤からのスイッチ信号を受け
て、シーケンス・プログラム15aで処理し、必要な信
号はバスを経由してRAM13に格納され、プロセッサ
11によって読み取られる。
【0013】グラフィック制御回路(CRTC)16
は、各軸の現在位置、移動量等のデータを表示信号に変
換し表示装置16aに送る。表示装置16aは、この表
示信号を表示する。表示装置16aには、CRT、液晶
表示装置等が使用される。キーボード17は各種のデー
タを入力するのに使用される。
【0014】軸制御回路18は、プロセッサ11から位
置指令を受けると、サーボモータ20を制御するための
速度指令信号をサーボアンプ19に出力する。サーボア
ンプ19は、この速度指令信号を増幅してサーボモータ
20を駆動する。
【0015】入出力回路23は機械側の制御回路に接続
され、機械側との間で入出力信号の授受を行う。すなわ
ち、機械側のリミットスイッチ信号、機械操作盤のスイ
ッチ信号を受け、これをPMC15が読み取る。また、
PMC15からの機械側の空圧アクチュエイタ等を制御
する制御信号を受けて、機械側に出力する。
【0016】手動パルス発生器24は回転角度に応じ
て、各軸を精密に移動させるパルス列を出力し、機械操
作盤に実装される。サーボモータ20にはボールネジ2
6が接合されており、サーボモータ20の回転に応じて
このボールネジ26も回転する。ボールネジ26には、
その回転に応じて移動する機械側のテーブル25が設け
られている。なお、本実施例ではX軸のみ示す。
【0017】サーボモータ20には、アブソリュートパ
ルスコーダ20aが内蔵されており、サーボモータ20
の絶対位置を検出し、その絶対位置信号を軸制御回路1
8に送る。このアブソリュートパルスコーダ20aは、
バッテリでバックアップされており、電源切断後もその
検出絶対位置を保持している。
【0018】テーブル25には、リニアスケール21が
取り付けられている。リニアスケール21は、スケール
21aおよびセンサ21bで構成されている。スケール
21aはテーブル25とともに移動可能に取り付けら
れ、センサ21bは台側に固定されている。センサ21
bは、スケール21aの移動量に応じて微小間隔のパル
ス信号を軸制御回路18にフィードバックする。また、
センサ21bは、比較的大きな間隔、例えば5mm毎に
基準信号を出力する。
【0019】軸制御回路18は、センサ21bからのパ
ルス信号および基準信号に基づいて、テーブル25の現
在の位置を検出する。パルス信号、基準信号、および絶
対位置信号は、この軸制御回路18からバスを介してプ
ロセッサ11に送られる。プロセッサ11は、電源投入
時にこれらパルス信号、基準信号、および絶対位置信号
に基づいて、後述する原点復帰制御を行う。
【0020】なお、これらの要素は軸数分だけ必要であ
るが、各要素の構成は同じであるので、ここでは1軸分
のみ記載してある。また、図ではスピンドルを制御する
ためのスピンドル制御回路、スピンドルアンプ、スピン
ドルモータ等は省略してある。
【0021】次に、このような構成を有する数値制御装
置による原点復帰方式の具体的な手順を説明する。図3
は本発明の一実施例の原点復帰方式の具体的な手順を示
す図である。まず、電源が投入されると、プロセッサ1
1は、各軸のサーボモータ20等を制御して原点復帰動
作を開始する。この原点復帰動作開始後、プロセッサ1
1は、リニアスケール21のセンサ21bから最初の基
準信号を受け取ると(時刻t0 )、その時点から基準信
号と同じ間隔毎にグリッド信号を生成する。
【0022】そして、アブソリュートパルスコーダ20
aが予め設定されている減速開始位置を検出すると(時
刻t1 )、軸の送り速度を減速させる。次いで、アブソ
リュートパルスコーダ20aが、同じく予め設定されて
いる減速期間終了位置を検出すると(時刻t2 )、その
減速期間終了位置から最初のグリッド信号の発生時(時
刻t3 )に、軸の送り速度を0にして移動を停止させ
る。こうして、この時点の各軸の位置を原点と認識する
ことにより、原点復帰動作が終了する。以後は、リニア
スケール21のパルス信号が入力される度にカウントア
ップを行えば、テーブル25の現在位置を常に正確に把
握することができる。
【0023】図4はこのような本発明の一実施例の原点
復帰のプロセッサ11側の手順を示すフローチャートで
ある。 〔S1〕軸を移動させて原点復帰動作を開始する。 〔S2〕リニアスケール21から基準信号が入力された
か否かを判断し、されればステップS3に進み、そうで
なければステップS2を繰り返す。 〔S3〕基準信号に基づいてグリッド信号を生成する。 〔S4〕アブソリュートパルスコーダ20aの検出位置
が減速開始位置になったか否かを判断し、なればステッ
プS5に進み、そうでなければステップS4を繰り返
す。 〔S5〕軸移動の減速を開始する。 〔S6〕アブソリュートパルスコーダ20aの検出位置
が減速期間終了位置になったか否かを判断し、なればス
テップS7に進み、そうでなければステップS6を繰り
返す。 〔S7〕減速期間終了位置から初めてグリッド信号が発
生したか否かを判断し、発生すればステップS8に進
み、しなければステップS7を繰り返す。 〔S8〕軸の移動を停止する。
【0024】このように、本実施例では、サーボモータ
20の位置検出器としてアブソリュートパルスコーダ2
0aを使用し、その絶対位置検出信号に基づいて原点復
帰を行うようにしたので、従来のように減速スイッチや
ドグを設けることなく減速停止を行うことができる。こ
のため、製造コストなどを低減することができる。
【0025】なお、本実施例では、リニアスケール21
の基準信号に基づいてグリッド信号を生成するようにし
たが、基準信号のみを使用するようにしてもよい。次
に、本発明の他の実施例を説明する。
【0026】図5は本実施例の機能の概念を示す図であ
る。テーブル31に取り付けられたリニアスケール32
は、テーブル31の移動量に応じた微小間隔のパルス信
号とそのパルス信号よりも十分に大きな間隔の基準信号
を出力する。一方、テーブル31を移動させるサーボモ
ータ33に内蔵されたアブソリュートパルスコーダ34
は、サーボモータ33の絶対位置を検出して絶対位置信
号を出力する。位置補正手段35は、電源投入時には軸
移動開始指令を出力し、この軸移動開始指令の入力とと
もに軸移動制御手段36がサーボモータの移動制御を行
う。位置補正手段35は、軸移動開始から最初の基準信
号の入力時にCNCの座標系をアブソリュートパルスコ
ーダの絶対位置と基準信号のタイミングに基づいて補正
する。
【0027】次に本実施例の具体的な手順を説明する。
ただし、本実施例のハードウェアの構成は、図2とほぼ
同じなので、ここでは説明を省略する。図6は本実施例
の原点復帰方式の具体的な手順を示す図である。通常、
作業を停止して電源を切断すると、それまでのリニアス
ケールをもとにした座標は失われる一方、各機構部のガ
タ等によりテーブル25の位置は微妙にずれる。またこ
のずれ量は基準信号の間隔に対して十分に小さい。この
ため、再び電源を投入したときには、アブソリュートパ
ルスコーダ20aで認識しているテーブル25の絶対位
置は、実際のテーブル25の位置と異なった値となって
いる。ここでは、例えばアブソリュートパルスコーダ2
0aの座標5mm,10mm,15mm,20mm,2
5mm・・・の各位置がリニアスケール21の基準信号
と一致するような状態で電源が切断され、その後の電源
投入時には、テーブル25側の座標が少しだけ負方向に
ずれた場合を示している。
【0028】電源投入時、プロセッサ11側では、その
時点のアブソリュートパルスコーダ20aによる絶対位
置P0 (例として、15mmとする)を認識している。
また、それをもとにした座標系によって軸の移動を行
う。例えば、軸を正方向に移動させていき、基準信号が
立ち上がった時点でプロセッサ11は、アブソリュート
パルスコーダ20aによる絶対位置P1 の座標値に、最
も近いリニアスケール21の基準信号の上がるべき座標
値(15mmとする)によって、それまでのアブソリュ
ートパルスコーダ20aをもとにした座標系を補正する
(P1 =15mmとする)。またそれ以後、その補正し
た座標系によって軸の移動を行うこととする。これによ
り、CNCの座標系とリニアスケール21の座標系を一
致させることができる。
【0029】図7は本発明の他の実施例のプロセッサ側
の手順を示すフローチャートである。なお、このフロー
チャートは、電源投入時に実行開始される。 〔S10〕軸を移動開始する。 〔S11〕基準信号が立ち上がったか否かを判断し、立
ち上がればステップS13に進み、そうでなければステ
ップS12を繰り返す。 〔S12〕アブソリュートパルスコーダ20aをもとに
した座標系をリニアスケール21の基準信号をもとに補
正する。
【0030】このように、本実施例では、電源投入後に
軸を移動させ、最初に基準信号が立ち上がった時に、そ
の基準信号をもとにアブソリュートパルスコーダ20a
による座標系を補正し、CNCの座標系とリニアスケー
ル21の座標系を一致させるようにしたので、電源投入
時に原点まで軸を移動させる必要がない。このため、よ
り迅速な原点復帰が可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、テーブ
ルの移動量に応じた微小間隔のパルス信号とこのパルス
信号よりも十分に大きな間隔の基準信号を出力するリニ
アスケールをテーブルに取り付け、テーブルを移動させ
るサーボモータの絶対位置を検出して絶対位置信号を出
力するアブソリュートパルスコーダを設け、電源投入時
には原点復帰方向にサーボモータを移動制御し、テーブ
ルが原点復帰用の減速開始位置にくるとサーボモータの
移動を減速させ、減速期間終了位置にくるとサーボモー
タの移動を停止するようにしたので、減速スイッチやド
グを設けることなく減速停止を行うことができる。この
ため、製造コストなどを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の機能の概念を示す図であ
る。
【図2】本発明を実施するための数値制御装置(CN
C)のハードウェアを示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例の原点復帰方式の具体的な手
順を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の原点復帰のプロセッサ側の
手順を示すフローチャートである。
【図5】他の実施例の機能の概念を示す図である。
【図6】他の実施例の原点復帰方式の具体的な手順を示
す図である。
【図7】本発明の他の実施例のプロセッサ側の手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 テーブル 2 リニアスケール 3 サーボモータ 4 アブソリュートパルスコーダ 5 絶対位置検出手段 6 原点復帰制御手段 7 軸移動制御手段 11 プロセッサ 12 ROM 13 RAM 14 不揮発性メモリ 18 軸制御回路 19 サーボアンプ 20 サーボモータ 20a アブソリュートパルスコーダ 21 リニアスケール 21a スケール 21b センサ 25 テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工開始時にテーブルの原点位置を確認
    するためのCNCの原点復帰方式において、 前記テーブルに取り付けられ、前記テーブルの移動量に
    応じた微小間隔のパルス信号と前記パルス信号よりも十
    分に大きな間隔の基準信号を出力するリニアスケール
    と、 前記テーブルを移動させるサーボモータの絶対位置を検
    出して絶対位置信号を出力するアブソリュートパルスコ
    ーダと、 前記アブソリュートパルスコーダからの絶対位置信号を
    受け取り、前記テーブルが原点復帰用の減速開始位置に
    くると減速開始位置信号を出力し、減速期間終了位置に
    くると減速期間終了位置信号を出力する絶対位置検出手
    段と、 電源投入時には原点復帰指令を出力し、前記減速開始位
    置信号の入力時には減速指令を出力し、前記減速期間終
    了位置信号が入力されてから最初の前記基準信号のタイ
    ミングで移動停止指令を出力する原点復帰制御手段と、 前記原点復帰指令の入力によって前記原点復帰方向に前
    記サーボモータを移動制御し、前記減速指令の入力によ
    って前記サーボモータの移動を減速させ、前記移動停止
    指令の入力によって前記サーボモータの移動を停止する
    軸移動制御手段と、 を有することを特徴とするCNCの原点復帰方式。
  2. 【請求項2】 前記原点復帰制御手段は、前記原点復帰
    動作の開始から最初の前記基準信号の入力以後は、前記
    基準信号と同じ間隔で仮想的にグリッド信号を生成する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    CNCの原点復帰方式。
  3. 【請求項3】 加工開始時にテーブルの原点位置を確認
    するためのCNCの原点復帰方式において、 前記テーブルに取り付けられ、前記テーブルの移動量に
    応じた微小間隔のパルス信号と前記パルス信号よりも十
    分に大きな間隔の基準信号を出力するリニアスケール
    と、 前記テーブルを移動させるサーボモータの絶対位置を検
    出して絶対位置信号を出力するアブソリュートパルスコ
    ーダと、 電源投入時には軸移動開始指令を出力し、前記軸移動開
    始から最初の前記基準信号の入力時に前記CNCの座標
    系を前記アブソリュートパルスコーダの絶対位置と前記
    基準信号のタイミングに基づいて補正する位置補正手段
    と、 前記軸移動開始指令の入力とともに前記サーボモータの
    移動制御を行う軸移動制御手段と、 を有することを特徴とするCNCの原点復帰方式。
  4. 【請求項4】 前記位置補正手段は、前記軸移動開始か
    ら最初に前記基準信号が立ち上がったときに、前記軸移
    動開始の前に前記基準信号と一致していた前記アブソリ
    ュートパルスコーダの位置が前記基準信号と一致するよ
    うに座標系を補正するように構成されていることを特徴
    とするCNCの原点復帰方式。
JP19639494A 1994-08-22 1994-08-22 Cncの原点復帰方式 Pending JPH0863212A (ja)

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JP (1) JPH0863212A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990050221A (ko) * 1997-12-16 1999-07-05 이종수 서보모터 초기운전 제어방법
CN102707662A (zh) * 2012-05-15 2012-10-03 广州数控设备有限公司 基于工业以太网总线技术的回零控制方法

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