JPH086195B2 - 金および金合金めっき組成物および方法 - Google Patents
金および金合金めっき組成物および方法Info
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- JPH086195B2 JPH086195B2 JP3045340A JP4534091A JPH086195B2 JP H086195 B2 JPH086195 B2 JP H086195B2 JP 3045340 A JP3045340 A JP 3045340A JP 4534091 A JP4534091 A JP 4534091A JP H086195 B2 JPH086195 B2 JP H086195B2
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- sulfopropyl
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D3/00—Electroplating: Baths therefor
- C25D3/02—Electroplating: Baths therefor from solutions
- C25D3/48—Electroplating: Baths therefor from solutions of gold
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D3/00—Electroplating: Baths therefor
- C25D3/02—Electroplating: Baths therefor from solutions
- C25D3/56—Electroplating: Baths therefor from solutions of alloys
- C25D3/62—Electroplating: Baths therefor from solutions of alloys containing more than 50% by weight of gold
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- Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pyridine Compounds (AREA)
Description
【0001】本発明は、金または金合金めっき組成物な
らびにめっき物品に関する。さらに詳しくは、本発明は
めっき速度促進剤として機能する一種または二種以上の
添加化合物を含有する金または金合金めっき組成物に関
するものである。
らびにめっき物品に関する。さらに詳しくは、本発明は
めっき速度促進剤として機能する一種または二種以上の
添加化合物を含有する金または金合金めっき組成物に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】めっき速度促進剤はめっき組成物のめっ
き電流密度範囲を拡張するために好ましく使用され、特
に高電流密度領域における“焦げ”を減少または防止す
ることにより光沢めっき膜が得られるめっき速度を向上
させるために好ましく使用される。金めっきは様々な機
能的、装飾的用途に使用され、めっき硬度は膜中に卑金
属合金を混入させることにより増加できる。典型的な合
金化金属にはコバルト、ニッケル、鉄およびナトリウム
がある。金合金めっきに際してはある種のめっき速度促
進剤が知られている。
き電流密度範囲を拡張するために好ましく使用され、特
に高電流密度領域における“焦げ”を減少または防止す
ることにより光沢めっき膜が得られるめっき速度を向上
させるために好ましく使用される。金めっきは様々な機
能的、装飾的用途に使用され、めっき硬度は膜中に卑金
属合金を混入させることにより増加できる。典型的な合
金化金属にはコバルト、ニッケル、鉄およびナトリウム
がある。金合金めっきに際してはある種のめっき速度促
進剤が知られている。
【0003】米国特許出願第4069113号にはアル
ミニウムイオンおよび速度促進剤としてのギ酸を含有す
る金合金めっき浴が開示されている。米国特許出願第4
615774号にはクエン酸の使用を避けて、高めっき
速度が得られる金合金めっき組成物が記載されている。
米国特許出願第4670107号にはギ酸およびキレー
ト化剤としてのホスホン酸を含有する高速金合金めっき
組成物が開示されている。米国出願第4744871号
には低分子量のモノおよびジカルボン酸の組み合わせを
含み、高電流密度での使用を可能とする金合金組成物が
開示されている。米国特許出願第0150439号に
は、速度促進化合物としての置換ピリジン化合物、特に
ピリジンカルボン酸、ピリジンスルホン酸、ピリジンチ
オールおよび誘導体、またはキノリン誘導体を含む金合
金めっき浴が開示されている。米国特許出願第3929
595号は、金合金めっき浴中への添加剤としてピリジ
ン−3−スルホン酸、ピコリンスルホン酸およびキノリ
ンスルホン酸を開示している。米国特許出願第0188
386号はピリジン−3−スルホン酸に匹敵する速度促
進剤としてピリジンまたはピペラジン誘導体を挙げてい
る。
ミニウムイオンおよび速度促進剤としてのギ酸を含有す
る金合金めっき浴が開示されている。米国特許出願第4
615774号にはクエン酸の使用を避けて、高めっき
速度が得られる金合金めっき組成物が記載されている。
米国特許出願第4670107号にはギ酸およびキレー
ト化剤としてのホスホン酸を含有する高速金合金めっき
組成物が開示されている。米国出願第4744871号
には低分子量のモノおよびジカルボン酸の組み合わせを
含み、高電流密度での使用を可能とする金合金組成物が
開示されている。米国特許出願第0150439号に
は、速度促進化合物としての置換ピリジン化合物、特に
ピリジンカルボン酸、ピリジンスルホン酸、ピリジンチ
オールおよび誘導体、またはキノリン誘導体を含む金合
金めっき浴が開示されている。米国特許出願第3929
595号は、金合金めっき浴中への添加剤としてピリジ
ン−3−スルホン酸、ピコリンスルホン酸およびキノリ
ンスルホン酸を開示している。米国特許出願第0188
386号はピリジン−3−スルホン酸に匹敵する速度促
進剤としてピリジンまたはピペラジン誘導体を挙げてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの先
行技術よりも改良効果に優れた、有効なめっき速度促進
剤を含有する金または金合金めっき組成物の提供を目的
とする。本発明は、金または金合金めっき組成物中に一
種または二種以上のピリジンベタインまたはイソキノリ
ンベタイン含有させると、例えはピリジン−3−スルホ
ン酸を含有させた場合に比較して、優れためっき速度促
進効果が得られることを見い出し、完成したものであ
る。
行技術よりも改良効果に優れた、有効なめっき速度促進
剤を含有する金または金合金めっき組成物の提供を目的
とする。本発明は、金または金合金めっき組成物中に一
種または二種以上のピリジンベタインまたはイソキノリ
ンベタイン含有させると、例えはピリジン−3−スルホ
ン酸を含有させた場合に比較して、優れためっき速度促
進効果が得られることを見い出し、完成したものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の提案によ
れば、次の成分を有する金または金合金めっき組成物が
提供される: 金イオン源;任意成分としての合金化金属イオン源;任
意成分としての合金化金属イオン用錯化剤;および次の
一般式IAまたはIB:
れば、次の成分を有する金または金合金めっき組成物が
提供される: 金イオン源;任意成分としての合金化金属イオン源;任
意成分としての合金化金属イオン用錯化剤;および次の
一般式IAまたはIB:
【化2】 (式中、R1およびR2は独立に水素原子もしくはハロ
ゲン原子、またはホルミル、カルバモイル、C1−4ア
ルキル、アミノ、フエニルもしくはベンジル基を示し、
ここでのアルキル、フエニルおよびベンジル基は一種も
しくは二種以上の水酸基、アミノ基またはハロゲン原子
で任意に置換されていてもよく、R3は水酸基で任意に
置換されうるC1−6アルキレン基であり;Qは−SO
2−または−CO−を示す)にて表される少なくとも一
種の添加化合物。
ゲン原子、またはホルミル、カルバモイル、C1−4ア
ルキル、アミノ、フエニルもしくはベンジル基を示し、
ここでのアルキル、フエニルおよびベンジル基は一種も
しくは二種以上の水酸基、アミノ基またはハロゲン原子
で任意に置換されていてもよく、R3は水酸基で任意に
置換されうるC1−6アルキレン基であり;Qは−SO
2−または−CO−を示す)にて表される少なくとも一
種の添加化合物。
【0006】金イオン源としては一般にめっき浴溶液に
可溶のものであり、例えばアルカリ金属金(I)シアナ
イドまたはアンモニウム金(I)シアナイドのような金
(I)塩が好ましい。金濃度としては1乃至30g/
l、好ましくは2乃至20g/l、例えば4乃至12g
/lである。
可溶のものであり、例えばアルカリ金属金(I)シアナ
イドまたはアンモニウム金(I)シアナイドのような金
(I)塩が好ましい。金濃度としては1乃至30g/
l、好ましくは2乃至20g/l、例えば4乃至12g
/lである。
【0007】合金化金属イオンは任意成分であり、用い
る場合は適当な合金化金属が用いられる。合金化金属イ
オンは、典型的にはニッケル、コバルト、鉄であるが、
鉄は脆いめっき膜を付与する欠点がある。ニッケルは特
に改良効果が著しく最も好ましい合金化金属イオンであ
る。この合金化金属イオン源は浴溶解性、相溶性の合金
化金属塩であれば種類を問わない。サルフエートが特に
好ましい。合金化金属濃度は0.05または0.5乃至
5g/l、例えば1乃至3g/lである。
る場合は適当な合金化金属が用いられる。合金化金属イ
オンは、典型的にはニッケル、コバルト、鉄であるが、
鉄は脆いめっき膜を付与する欠点がある。ニッケルは特
に改良効果が著しく最も好ましい合金化金属イオンであ
る。この合金化金属イオン源は浴溶解性、相溶性の合金
化金属塩であれば種類を問わない。サルフエートが特に
好ましい。合金化金属濃度は0.05または0.5乃至
5g/l、例えば1乃至3g/lである。
【0008】本発明の金合金めっき組成物は、合金化金
属イオンに対する一種または二種以上の錯化剤を含有し
うる。錯化剤の種類は問わず、濃度は適宜に使用でき
る。クエン酸やシュウ酸、例えば商品名“DEQUES
T”のような弱有機酸が使用できる。錯化剤として一種
または二種以上の弱有機酸を使用すると、これらは同時
に水性めっき浴組成物に対する緩衝剤としても機能す
る。そこで、合金化金属イオンを殆ど含有しない純金め
っき浴中にも合金化金属イオンを錯化する能力を有する
化合物が存在していてもよい。この明細書の記載中では
弱有機酸とそのアニオン類は交互に変換可能な用語とし
て使用するが;含まれる種の性質は浴のpHに依存す
る。クエン酸はシユウ酸と同様に有用であり、マレイン
酸と一緒に使用できる。錯化剤濃度は0.1M乃至2
M、例えば0.2M乃至1.5M、典型的には0.5M
乃至1.1Mである。
属イオンに対する一種または二種以上の錯化剤を含有し
うる。錯化剤の種類は問わず、濃度は適宜に使用でき
る。クエン酸やシュウ酸、例えば商品名“DEQUES
T”のような弱有機酸が使用できる。錯化剤として一種
または二種以上の弱有機酸を使用すると、これらは同時
に水性めっき浴組成物に対する緩衝剤としても機能す
る。そこで、合金化金属イオンを殆ど含有しない純金め
っき浴中にも合金化金属イオンを錯化する能力を有する
化合物が存在していてもよい。この明細書の記載中では
弱有機酸とそのアニオン類は交互に変換可能な用語とし
て使用するが;含まれる種の性質は浴のpHに依存す
る。クエン酸はシユウ酸と同様に有用であり、マレイン
酸と一緒に使用できる。錯化剤濃度は0.1M乃至2
M、例えば0.2M乃至1.5M、典型的には0.5M
乃至1.1Mである。
【0009】添加化合物は上記一般式IAまたはIBで
示されるピリジンベタインまたはイソキノリンベタイン
である。一般式IA(ピリジンベタイン)中の置換基R
1およびR2の少なくとも一つが水素であり、かつ一般
式IB(イソキノリンベタイン)中の置換基R1が水素
であることが好ましい。一般式IAでは、少なくとも一
つのR1およびR2はカルバモイルまたは好ましくはホ
ルミル基であることができる。
示されるピリジンベタインまたはイソキノリンベタイン
である。一般式IA(ピリジンベタイン)中の置換基R
1およびR2の少なくとも一つが水素であり、かつ一般
式IB(イソキノリンベタイン)中の置換基R1が水素
であることが好ましい。一般式IAでは、少なくとも一
つのR1およびR2はカルバモイルまたは好ましくはホ
ルミル基であることができる。
【0010】好ましくはR3はエチレン、プロピレンな
どのC1−4アルキレン基である。このアルキレン基は
水酸基を持ってもよく、例えば2−ヒドロキシプロピル
基のような水酸基置換体であることが好ましい。
どのC1−4アルキレン基である。このアルキレン基は
水酸基を持ってもよく、例えば2−ヒドロキシプロピル
基のような水酸基置換体であることが好ましい。
【0011】QはSO2の方が好ましく、従って、この
添加化合物はベタインカルボキシレートよりも寧ろベタ
インスルホネートのほうが好ましい。最も好ましい化合
物を挙げると次のようであり、いずれも市販されてい
る。 1−(3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン; 1−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン; 3−ホルミル−1−(3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン; 3−カルバモイル−1−(3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン; 1−(2−スルホエチル)ピリジニウムベタイン; 1−(3−スルホプロピル)イソキノリニウムベタイン
添加化合物はベタインカルボキシレートよりも寧ろベタ
インスルホネートのほうが好ましい。最も好ましい化合
物を挙げると次のようであり、いずれも市販されてい
る。 1−(3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン; 1−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン; 3−ホルミル−1−(3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン; 3−カルバモイル−1−(3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン; 1−(2−スルホエチル)ピリジニウムベタイン; 1−(3−スルホプロピル)イソキノリニウムベタイン
【0012】この添加化合物の濃度は、0.05または
0.1乃至10g/l、典型的には0.5乃至5g/
l、例えば1乃至3g/lである。
0.1乃至10g/l、典型的には0.5乃至5g/
l、例えば1乃至3g/lである。
【0013】pH調整剤、例えば水酸化カリウムもしく
は他のアルカリ金属水酸化物を添加してもよく、3.2
乃至5.5、好ましくは、3.9乃至4.9のpHに調
整する。上記のように、緩衝系を存在させてpHの安定
化を計ってもよく、クエン酸/アルカリ金属クエン酸塩
系がこの目的には有効である。所望であればその他の緩
衝系を存在させてもよい。
は他のアルカリ金属水酸化物を添加してもよく、3.2
乃至5.5、好ましくは、3.9乃至4.9のpHに調
整する。上記のように、緩衝系を存在させてpHの安定
化を計ってもよく、クエン酸/アルカリ金属クエン酸塩
系がこの目的には有効である。所望であればその他の緩
衝系を存在させてもよい。
【0014】その他の添加剤は敢えて必要としないが、
光沢、延性、粒子の細かさその他を変性もしくは改良す
る目的の添加剤を加えても差し支えない。これらの目的
であるいは他の目的で当業界で公知の添加剤を公知の方
法に従って添加してもよい。これらを添加する場合に
は、添加剤が浴中の他の成分と相溶性であり浴の効果や
操業に逆効果を及ぼさないようなものであるべきであ
る。
光沢、延性、粒子の細かさその他を変性もしくは改良す
る目的の添加剤を加えても差し支えない。これらの目的
であるいは他の目的で当業界で公知の添加剤を公知の方
法に従って添加してもよい。これらを添加する場合に
は、添加剤が浴中の他の成分と相溶性であり浴の効果や
操業に逆効果を及ぼさないようなものであるべきであ
る。
【0015】本発明の第二の提案によれば、金または金
合金を基質上にめっきするための方法が提供され、この
方法は本発明の第一の提案による水性めっき組成物とカ
ソードとしての基質とを接触させ、次いでカソードおよ
びアノード間の溶液中に通電する方法から成る。
合金を基質上にめっきするための方法が提供され、この
方法は本発明の第一の提案による水性めっき組成物とカ
ソードとしての基質とを接触させ、次いでカソードおよ
びアノード間の溶液中に通電する方法から成る。
【0016】このめっき組成物の操作温度は20乃至8
0℃、好ましくは30乃至70℃、例えば35乃至60
℃である。
0℃、好ましくは30乃至70℃、例えば35乃至60
℃である。
【0017】基質とめっき組成物との接触方法は種類を
問わない。通常は浴中に基質を浸漬するが、例えばスプ
レー法や筆めっき法も場合により採用できる。
問わない。通常は浴中に基質を浸漬するが、例えばスプ
レー法や筆めっき法も場合により採用できる。
【0018】接触方法の如何に関せず、一般に浴は攪拌
して乱流を作ることが望ましい。攪拌方法は公知の方法
を用いることができ、特に限定されないが、採用めっき
方法により選択するのが普通である。本発明ではバレル
めっき、引っ掛けめっき、制御置換めっきおよび噴流め
っき法が採用できるので、各めっき方法において固有の
攪拌方式を採用できる。
して乱流を作ることが望ましい。攪拌方法は公知の方法
を用いることができ、特に限定されないが、採用めっき
方法により選択するのが普通である。本発明ではバレル
めっき、引っ掛けめっき、制御置換めっきおよび噴流め
っき法が採用できるので、各めっき方法において固有の
攪拌方式を採用できる。
【0019】本発明のめっき組成物に前記添加化合物を
使用すると、より高い電流密度、より低い濃度の金、ま
たはこれらの有利な組み合わせが使用できる。電流密度
を最高にすることが主目的である場合には、バレルめっ
きでは0.6(アンペア/平方デシメータ、Amp/d
m2)(以下、ASDと略す)以上、引っ掛けめっきで
は2または3ASD以上、制御置換めっき法では15A
SD以上、噴流めっき法では100ASDで実施でき
る。
使用すると、より高い電流密度、より低い濃度の金、ま
たはこれらの有利な組み合わせが使用できる。電流密度
を最高にすることが主目的である場合には、バレルめっ
きでは0.6(アンペア/平方デシメータ、Amp/d
m2)(以下、ASDと略す)以上、引っ掛けめっきで
は2または3ASD以上、制御置換めっき法では15A
SD以上、噴流めっき法では100ASDで実施でき
る。
【0020】めっき時間は所定の膜厚を達成する時間で
あり、めっき速度に明らかに関係する。そして、めっき
速度は電流密度に関係する。めっき速度10乃至20μ
m/分程度は本発明の方法により容易に達成できる。し
たがって基質とめっき浴間の接触は数秒(例えば2秒あ
るいは5秒)乃至数分(例えば5分乃至10分以上)に
亙って変更可能である。予定時間めっき後、基質を軟水
または脱イオン水で洗浄し、特にシユウ酸を使用した場
合にはクエン酸カルシウム等の好ましくない析出物を取
り除くのが望ましい。
あり、めっき速度に明らかに関係する。そして、めっき
速度は電流密度に関係する。めっき速度10乃至20μ
m/分程度は本発明の方法により容易に達成できる。し
たがって基質とめっき浴間の接触は数秒(例えば2秒あ
るいは5秒)乃至数分(例えば5分乃至10分以上)に
亙って変更可能である。予定時間めっき後、基質を軟水
または脱イオン水で洗浄し、特にシユウ酸を使用した場
合にはクエン酸カルシウム等の好ましくない析出物を取
り除くのが望ましい。
【0021】本発明の第三の提案によれば、上記のよう
な本発明のめっき組成物および方法によりめっきした物
品が提供される。基質上の金または金合金の膜厚は少な
くとも1μmである。本発明はまた電鋳にも応用がで
き、その場合には適当な厚さのめっき膜が生成したら最
初の基質は取り除く。この成形用基質を除いた後にめっ
きをさらに継続してもよい。
な本発明のめっき組成物および方法によりめっきした物
品が提供される。基質上の金または金合金の膜厚は少な
くとも1μmである。本発明はまた電鋳にも応用がで
き、その場合には適当な厚さのめっき膜が生成したら最
初の基質は取り除く。この成形用基質を除いた後にめっ
きをさらに継続してもよい。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明をこれらの実施例のにみ制約するこ
とを目的としたものではない。(比較例1) 次の組成を有するめっき浴を調製した: DL−マレイン酸 95g/l シユウ酸 37.0g/l 金(シアン化金(I)カリウムとして) 8g/l ニッケル(ニッケルサルフエートとして) 1.0g/l 水酸化カリウム pH4.2とする量 蒸留水 1リットルとする量 調製しためっき浴を試験用の渦流式攪拌めっき系中に配
設した。2本の管からめっき液を1リットルのビーカー
中に入れ、ビーカー中にカソードとして浸漬した基質に
向けて管の孔から液を吹き付けた。めっき液は第三の管
から抜き出した。カソードは2本の供給管間に置き、ア
ノードは溶液の流れが阻害されないような位置で供給管
の周辺に置いた。
説明するが、本発明をこれらの実施例のにみ制約するこ
とを目的としたものではない。(比較例1) 次の組成を有するめっき浴を調製した: DL−マレイン酸 95g/l シユウ酸 37.0g/l 金(シアン化金(I)カリウムとして) 8g/l ニッケル(ニッケルサルフエートとして) 1.0g/l 水酸化カリウム pH4.2とする量 蒸留水 1リットルとする量 調製しためっき浴を試験用の渦流式攪拌めっき系中に配
設した。2本の管からめっき液を1リットルのビーカー
中に入れ、ビーカー中にカソードとして浸漬した基質に
向けて管の孔から液を吹き付けた。めっき液は第三の管
から抜き出した。カソードは2本の供給管間に置き、ア
ノードは溶液の流れが阻害されないような位置で供給管
の周辺に置いた。
【0023】溶液を45℃に維持し、流速21/分で循
環させた(流速は室温の水で測定)。
環させた(流速は室温の水で測定)。
【0024】このめっき浴の最高可使電流密度は4AS
Dであった。厚さ1.5μmで完全光沢の鍍金が1.5
μm/分の速度で得られた。めっき効率は65mg/
A.分であった。比較のために、この浴の「評点」を0
とした。めっき浴の「評点」とは、めっき浴の「最高可
使電流密度」にいたるまでの高電流密度領域において”
焦げ”の発生し難さ、および、「めっき効率」に基づい
て、めっき浴の相対的な評価を行うために発明者らが決
めたものである。即ち、めっき浴の「評点」とは、「最
高可使電流密度」が4ASD、めっき効率が(65mg
/A.分)である上記(比較例1)のめっき浴は100
%受容できないものなのでその「評点」を「0」とし、
「最高可使電流密度」が15ASD、めっき効率が(3
1mg/A.分)である下記の(実施例1)のめっき浴
は100%受容できるものなのでその「評点」を最高点
の「10」とし、そして他の実施例や比較例のめっき浴
を評価した結果を比較例1と実施例1と対比して、比較
例1に近いかあるいは実施例1に近いかによって、これ
らのめっき浴の「評点」を0〜10の間で発明者らが決
めたものである。めっき浴の「高電流密度領域におけ
る”焦げ”防止能力」が大きいということは、めっき浴
の「最高可使電流密度」が大きいと共に、電流密度を上
げていって「最高可使電流密度」までの高電流密度領域
において、めっきの密着性が悪くなったり、暗色になっ
たり、粉っぽくなったりするなどの”焦げ”が発生せ
ず、良好な光沢めっきが得られるということである。
Dであった。厚さ1.5μmで完全光沢の鍍金が1.5
μm/分の速度で得られた。めっき効率は65mg/
A.分であった。比較のために、この浴の「評点」を0
とした。めっき浴の「評点」とは、めっき浴の「最高可
使電流密度」にいたるまでの高電流密度領域において”
焦げ”の発生し難さ、および、「めっき効率」に基づい
て、めっき浴の相対的な評価を行うために発明者らが決
めたものである。即ち、めっき浴の「評点」とは、「最
高可使電流密度」が4ASD、めっき効率が(65mg
/A.分)である上記(比較例1)のめっき浴は100
%受容できないものなのでその「評点」を「0」とし、
「最高可使電流密度」が15ASD、めっき効率が(3
1mg/A.分)である下記の(実施例1)のめっき浴
は100%受容できるものなのでその「評点」を最高点
の「10」とし、そして他の実施例や比較例のめっき浴
を評価した結果を比較例1と実施例1と対比して、比較
例1に近いかあるいは実施例1に近いかによって、これ
らのめっき浴の「評点」を0〜10の間で発明者らが決
めたものである。めっき浴の「高電流密度領域におけ
る”焦げ”防止能力」が大きいということは、めっき浴
の「最高可使電流密度」が大きいと共に、電流密度を上
げていって「最高可使電流密度」までの高電流密度領域
において、めっきの密着性が悪くなったり、暗色になっ
たり、粉っぽくなったりするなどの”焦げ”が発生せ
ず、良好な光沢めっきが得られるということである。
【0025】(実施例1) 1−(3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン(R
aschig GmbH,社製)を2.0g/lを添加
した以外は比較例1を繰り返した。最高可使電流密度1
5ASDにおいて1.5μm厚さの完全光沢めっき膜が
2.7μm/分の速度で得られ、比較例に較べて優れて
いることが判明した。めっき効率は31mg/A.分で
あった。4ASDでは1.3μm/分であった。このめ
っき浴の評点を10とした。
aschig GmbH,社製)を2.0g/lを添加
した以外は比較例1を繰り返した。最高可使電流密度1
5ASDにおいて1.5μm厚さの完全光沢めっき膜が
2.7μm/分の速度で得られ、比較例に較べて優れて
いることが判明した。めっき効率は31mg/A.分で
あった。4ASDでは1.3μm/分であった。このめ
っき浴の評点を10とした。
【0026】(実施例2) 1−(3−スルホプロピル)イソキノリニウムベタイン
(Raschig GmbH,社製)を1.5g/l添
加した以外は比較例1を繰り返した。最高可使電流密度
は10ASDであり、膜厚1.5μmの完全光沢めっき
が、最高めっき速度2.0μm/分で得られた。めっき
効率は33mg/A.分であり、このめっき浴の評点は
8であった。
(Raschig GmbH,社製)を1.5g/l添
加した以外は比較例1を繰り返した。最高可使電流密度
は10ASDであり、膜厚1.5μmの完全光沢めっき
が、最高めっき速度2.0μm/分で得られた。めっき
効率は33mg/A.分であり、このめっき浴の評点は
8であった。
【0027】(実施例3) 3−ホルミル−1−(3−スルホプロピル)ピリジニウ
ムベタイン(Raschig GmbH,社製)2g/
lを添加した以外は比較例1を繰り返した。最高可使電
流密度は15ASDであり、膜厚1.5μmの完全光沢
めっきが、最高めっき速度2.0μm/分で得られた。
めっき効率は23mg/A.分であり、このめっき浴の
評点は8であった。
ムベタイン(Raschig GmbH,社製)2g/
lを添加した以外は比較例1を繰り返した。最高可使電
流密度は15ASDであり、膜厚1.5μmの完全光沢
めっきが、最高めっき速度2.0μm/分で得られた。
めっき効率は23mg/A.分であり、このめっき浴の
評点は8であった。
【0028】(実施例4) 1−(2−ヒドロキシ−3−スルホロピル)ピリジニウ
ムベタイン(BASF社製)2g/lを添加した以外は
比較例1を繰り返した。最高可使電流密度は11ASD
であり、膜厚1.5μmの完全光沢めっきが、最高めっ
き速度2.5μm/分で得られた。めっき効率は37m
g/A.分であり、このめっき浴の評点は9であった。
ムベタイン(BASF社製)2g/lを添加した以外は
比較例1を繰り返した。最高可使電流密度は11ASD
であり、膜厚1.5μmの完全光沢めっきが、最高めっ
き速度2.5μm/分で得られた。めっき効率は37m
g/A.分であり、このめっき浴の評点は9であった。
【0029】(実施例5) 1−(2−スロホエチル)ピリジニウムベタイン(BA
SF社製)1g/lを添加した以外は比較例1を繰り返
した。最高可使電流密度は12ASDであり、膜厚1.
5μmの完全光沢めっきが、最高めっき速度2.3μm
/分で得られた。めっき効率は33mg/A.分であ
り、このめっき浴の評点は9であった。
SF社製)1g/lを添加した以外は比較例1を繰り返
した。最高可使電流密度は12ASDであり、膜厚1.
5μmの完全光沢めっきが、最高めっき速度2.3μm
/分で得られた。めっき効率は33mg/A.分であ
り、このめっき浴の評点は9であった。
【0030】(比較例2) ピリジン−3−スルホン酸(米国特許出願第39295
95号)1g/lを添加した以外は比較例1を繰り返し
た。最高可使電流密度は7ASDであり、膜厚1.5μ
mの完全光沢めっきが、最高めっき速度2.1μm/分
で得られた。めっき効率は52mg/A.分であり、こ
のめっき浴の評点は6であった。
95号)1g/lを添加した以外は比較例1を繰り返し
た。最高可使電流密度は7ASDであり、膜厚1.5μ
mの完全光沢めっきが、最高めっき速度2.1μm/分
で得られた。めっき効率は52mg/A.分であり、こ
のめっき浴の評点は6であった。
【0031】(比較例3) ピリジン−4−エタンスルホン酸1g/lを添加した以
外は比較例1を繰り返した。最高可使電流密度は僅か7
ASDであり、膜厚1.5μmの完全光沢めっきが、最
高めっき速度2.0μm/分で得られた。めっき効率は
52mg/A.分であり、このめっき浴の評点は6であ
った。
外は比較例1を繰り返した。最高可使電流密度は僅か7
ASDであり、膜厚1.5μmの完全光沢めっきが、最
高めっき速度2.0μm/分で得られた。めっき効率は
52mg/A.分であり、このめっき浴の評点は6であ
った。
【0032】(比較例4) 次の組成を有する浴を調製した: クエン酸カリウム 50g/l クエン酸 70g/l シュウ酸カリウム 50g/l ニッケル(ニッケルサルフエートとして) 1g/l 金(シアン化金(I)カリウムとして) 8g/l 水酸化カリウム pH4.2とする量 蒸留水 1リットルとする量 比較例1と同じ条件で基質をめっきした。最高可使電流
密度は4ASDであり、めっき速度1.8μm/分で膜
厚1.5μmの焦げ膜が得られた。めっき効率は80m
g/A.分であり、このめっき浴の評点は0であった。
密度は4ASDであり、めっき速度1.8μm/分で膜
厚1.5μmの焦げ膜が得られた。めっき効率は80m
g/A.分であり、このめっき浴の評点は0であった。
【0033】(実施例6) 1−(3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン(R
aschig GmbH,社製)7g/lを添加した以
外は比較例1を繰り返した。最高可使電流密度は10A
SDであり、膜厚1.5μmの完全光沢めっきが、最高
めっき速度2.3μm/分で得られた。めっき効率は4
0mg/A.分であり、このめっき浴の評点は9であっ
た。
aschig GmbH,社製)7g/lを添加した以
外は比較例1を繰り返した。最高可使電流密度は10A
SDであり、膜厚1.5μmの完全光沢めっきが、最高
めっき速度2.3μm/分で得られた。めっき効率は4
0mg/A.分であり、このめっき浴の評点は9であっ
た。
【0034】(比較例5) 次の組成を有する浴を調製した: クエン酸 110g/l クエン酸カリウム 90g/l DEQUEST 2010 50ml/l コバルト(コバルトサルフエートとして)1.0g/l 金(シアン化金(I)カリウムとして) 8g/l 水酸化カリウム pH4.0とする量 蒸留水 1リットルとする量 比較例1と同じ条件で基質をめっきした。最高可使電流
密度は、8ASDであり、最高めっき速度2.3μm/
分で膜厚1.5μmの受容できるめっきができた。めっ
き効率は50mg/A.分であり、このめっき浴の評点
は6であった。
密度は、8ASDであり、最高めっき速度2.3μm/
分で膜厚1.5μmの受容できるめっきができた。めっ
き効率は50mg/A.分であり、このめっき浴の評点
は6であった。
【0035】(実施例7) 1−(3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン(R
aschig GmbH,社製)1g/lを添加した以
外は比較例5を繰り返した。最高可使電流密度は13A
SDであり、膜厚1.5μmの完全光沢めっきが、最高
めっき速度3.0μm/分で得られた。めっき効率は4
1mg/A.分であり、このめっき浴の評点は10であ
った。
aschig GmbH,社製)1g/lを添加した以
外は比較例5を繰り返した。最高可使電流密度は13A
SDであり、膜厚1.5μmの完全光沢めっきが、最高
めっき速度3.0μm/分で得られた。めっき効率は4
1mg/A.分であり、このめっき浴の評点は10であ
った。
【0036】
【発明の効果】本発明においては、金または金合金めっ
き組成物中にめっき速度促進剤として一種または二種以
上のピリジンベタインまたはイソキノリンベタイン含有
させると、例えはピリジン−3−スルホン酸を含有させ
た従来のめっき浴の場合に比較して、めっき組成物の電
流密度の拡張が可能となり、特に、高電流密度領域にお
ける“焦げ”を減少または防止させ、光沢めっき膜を得
るための最高めっき速度を実質的に増加できるという優
れためっき速度促進効果が得られる。
き組成物中にめっき速度促進剤として一種または二種以
上のピリジンベタインまたはイソキノリンベタイン含有
させると、例えはピリジン−3−スルホン酸を含有させ
た従来のめっき浴の場合に比較して、めっき組成物の電
流密度の拡張が可能となり、特に、高電流密度領域にお
ける“焦げ”を減少または防止させ、光沢めっき膜を得
るための最高めっき速度を実質的に増加できるという優
れためっき速度促進効果が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘンリカ・エム・エイチ・ファン・デル・ シュテエン オランダ国5258ティダブリュ,ベルリカム ザンドシュトラアト 36 (56)参考文献 特開 昭55−2766(JP,A) 特開 昭60−155696(JP,A) 特開 平5−506695(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】 金および金合金めっき組成物において、
金イオン源;任意成分としての合金化金属イオン源;任
意成分としての合金化金属イオン用錯化剤;および次の
一般式IAまたはIB: 【化1】 (式中、R1およびR2は独立に水素原子もしくはハロ
ゲン原子、またはホルミル、カルバモイル、C1−4ア
ルキル、アミノ、フエニルもしくはベンジル基を示し、
ここでのアルキル、フエニルおよびベンジル基は一種も
しくは二種以上の水酸基、アミノ基またはハロゲン原子
で任意に置換されていてもよく、R3は任意に水酸基で
置換されうるC1−6アルキレン基であり;Qは−SO
2−または−CO−を示す) にて表される少なくとも一種の添加化合物から成る組成
物。 - 【請求項2】 金イオン源が金(I)塩であることを特
徴とする請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 合金化金属イオンがニッケル、コバルト
および/または鉄であることを特徴とする請求項1ある
いは請求項2記載の組成物。 - 【請求項4】 合金化金属イオン用錯化剤がクエン酸ま
たはシユウ酸であることを特徴とする請求項1乃至請求
項3のいずれか一つに記載の組成物。 - 【請求項5】 一般式IAまたはIBにて表される添化
合物が次の化合物: 1−(3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン; 1−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン; 3−ホルミル−1−(3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン; 3−カルバモイル−1−(3−スルホプロピル)ピリジニウムベタイン; 1−(2−スルホエチル)ピリジニウムベタイン; 1−(3−スルホプロピル)イソキノリニウムベタイン、 のいずれか一種または二種以上であることを特徴とする
請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の組成物。
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JPH086195B2 true JPH086195B2 (ja) | 1996-01-24 |
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CH (1) | CH682823A5 (ja) |
DE (1) | DE4105272A1 (ja) |
FR (1) | FR2658536B1 (ja) |
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IT (1) | IT1245514B (ja) |
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US5576282A (en) * | 1995-09-11 | 1996-11-19 | The Procter & Gamble Company | Color-safe bleach boosters, compositions and laundry methods employing same |
DE69622431T2 (de) * | 1995-11-03 | 2003-01-30 | Enthone-Omi, Inc. | Elektroplattierungsverfahren, zusammensetzungen und überzügen |
GB9522591D0 (en) * | 1995-11-03 | 1996-01-03 | Enthone Omi Suisse S A | Electroplating processes compositions and deposits |
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CH714243B1 (fr) * | 2006-10-03 | 2019-04-15 | Swatch Group Res & Dev Ltd | Procédé d'électroformage et pièce ou couche obtenue par ce procédé. |
CH710184B1 (fr) | 2007-09-21 | 2016-03-31 | Aliprandini Laboratoires G | Procédé d'obtention d'un dépôt d'alliage d'or jaune par galvanoplastie sans utilisation de métaux ou métalloïdes toxiques. |
KR101502804B1 (ko) * | 2008-05-07 | 2015-03-16 | 유미코아 갈바노테히닉 게엠베하 | Pd 및 Pd-Ni 전해질 욕조 |
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EP2312021B1 (fr) | 2009-10-15 | 2020-03-18 | The Swatch Group Research and Development Ltd. | Procédé d'obtention d'un dépôt d'alliage d'or jaune par galvanoplastie sans utilisation de métaux toxiques |
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JP6214355B2 (ja) * | 2013-11-25 | 2017-10-18 | 日本高純度化学株式会社 | 電解金めっき液及びそれを用いて得られた金皮膜 |
CN106637307B (zh) * | 2017-01-04 | 2019-01-01 | 中国地质大学(武汉) | 一种用于黄金无氰电铸工艺的添加剂 |
KR101996915B1 (ko) * | 2018-09-20 | 2019-07-05 | (주)엠케이켐앤텍 | 카보닐 산소를 갖는 퓨린 또는 피리미딘계 화합물을 함유하는 치환형 무전해 금 도금액 및 이를 이용한 치환형 무전해 금 도금 방법 |
CN111663158B (zh) * | 2020-06-19 | 2021-08-13 | 深圳市华乐珠宝首饰有限公司 | 一种耐高温无氰硬金的制备方法 |
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DE2355581C3 (de) * | 1973-11-07 | 1979-07-12 | Deutsche Gold- Und Silber-Scheideanstalt Vormals Roessler, 6000 Frankfurt | Galvanisches Glanzgoldbad mit hoher Abscheidungsgeschwindigkeit |
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- 1991-02-19 US US07/656,336 patent/US5169514A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-20 DE DE4105272A patent/DE4105272A1/de active Granted
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