JPH0860664A - 透水性軽量ブロック - Google Patents
透水性軽量ブロックInfo
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- JPH0860664A JPH0860664A JP6199310A JP19931094A JPH0860664A JP H0860664 A JPH0860664 A JP H0860664A JP 6199310 A JP6199310 A JP 6199310A JP 19931094 A JP19931094 A JP 19931094A JP H0860664 A JPH0860664 A JP H0860664A
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- block
- permeable lightweight
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排水性(透水性)が良く、また、強度、耐溶
剤性に優れ、主として地盤構造物構築用軽量ブロックと
して好適な透水性軽量ブロックを提供すること。 【構成】 本発明の透水性軽量ブロックは、発泡スチロ
ールが連続気泡性発泡樹脂により一体化されてなること
を特徴とする。
剤性に優れ、主として地盤構造物構築用軽量ブロックと
して好適な透水性軽量ブロックを提供すること。 【構成】 本発明の透水性軽量ブロックは、発泡スチロ
ールが連続気泡性発泡樹脂により一体化されてなること
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透水性軽量ブロック、
詳しくは、軟弱地盤又は法面などに用いる地盤構築用透
水性軽量ブロックに関するものである。
詳しくは、軟弱地盤又は法面などに用いる地盤構築用透
水性軽量ブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の地盤構築工事では、シート工法や
杭打ち工法などが多かったが、最近の軟弱地盤や法面な
どの地盤構築工事では、軽量の発泡スチロールブロック
を用いることが普及し始めている。
杭打ち工法などが多かったが、最近の軟弱地盤や法面な
どの地盤構築工事では、軽量の発泡スチロールブロック
を用いることが普及し始めている。
【0003】しかしながら、発泡スチロールブロック
は、不透水性であり排水性が不良の上、施工現場地域の
水位が上昇した場合に発泡スチロールブロックが軽量で
あることによる非常に大きな浮力が作用し、この浮力を
相殺する為に必要な押さえ荷重を必要とする欠点があ
る。この欠点を解決するために、種々の技術が提案され
ている。
は、不透水性であり排水性が不良の上、施工現場地域の
水位が上昇した場合に発泡スチロールブロックが軽量で
あることによる非常に大きな浮力が作用し、この浮力を
相殺する為に必要な押さえ荷重を必要とする欠点があ
る。この欠点を解決するために、種々の技術が提案され
ている。
【0004】例えば、特開昭63−251521号公報
には、盛土ブロックの内部に水を侵入させる空洞部を形
成した発泡スチロール製盛土部が開示されている。ま
た、特開平1−66316号公報には、地盤上に発泡ポ
リスチレンのブロックを順次接着積み上げて一体構造の
ブロックとし、そのブロック構造を砂で被覆して盛土を
構築する方法が開示されている。また、特開平4−37
1612号公報及び特開平4−371614号公報に
は、再利用品の芯体の周囲を新たな発泡スチレンで被覆
した二層構造の土木建築用発泡体ブロックが開示されて
いる。さらに、特開昭63−32021号公報には、発
泡ポリスチレンからなる球状粒体を、アスファルト及び
接着剤でおこし状に固めた透水性の粒体排水板が開示さ
れている。ただし、上記の特開昭63−32021号公
報には、接着剤は具体的に開示されていない。
には、盛土ブロックの内部に水を侵入させる空洞部を形
成した発泡スチロール製盛土部が開示されている。ま
た、特開平1−66316号公報には、地盤上に発泡ポ
リスチレンのブロックを順次接着積み上げて一体構造の
ブロックとし、そのブロック構造を砂で被覆して盛土を
構築する方法が開示されている。また、特開平4−37
1612号公報及び特開平4−371614号公報に
は、再利用品の芯体の周囲を新たな発泡スチレンで被覆
した二層構造の土木建築用発泡体ブロックが開示されて
いる。さらに、特開昭63−32021号公報には、発
泡ポリスチレンからなる球状粒体を、アスファルト及び
接着剤でおこし状に固めた透水性の粒体排水板が開示さ
れている。ただし、上記の特開昭63−32021号公
報には、接着剤は具体的に開示されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の地盤構
造物構築用軽量ブロックは、強度、耐溶剤性、耐熱性に
劣るため、溶解又は収縮現象があることから、地盤内部
での空洞化の危険性も有している。また、排水性を高め
る為に発泡スチロールブロックに穴を開けたブロックに
ついては、穴を開けたことによる圧縮強度の低下がみら
れる。この欠点をなくす為に塩ビ管などで補強しなけれ
ばならず、そうすると工程が煩雑になる他、塩ビ管内に
砂などが詰まり易く排水性に影響が出てくる欠点があ
る。
造物構築用軽量ブロックは、強度、耐溶剤性、耐熱性に
劣るため、溶解又は収縮現象があることから、地盤内部
での空洞化の危険性も有している。また、排水性を高め
る為に発泡スチロールブロックに穴を開けたブロックに
ついては、穴を開けたことによる圧縮強度の低下がみら
れる。この欠点をなくす為に塩ビ管などで補強しなけれ
ばならず、そうすると工程が煩雑になる他、塩ビ管内に
砂などが詰まり易く排水性に影響が出てくる欠点があ
る。
【0006】従って、本発明の目的は、排水性(透水
性)が良く、また、強度、耐溶剤性に優れ、主として地
盤構造物構築用軽量ブロックとして好適な透水性軽量ブ
ロックを提供することにある。
性)が良く、また、強度、耐溶剤性に優れ、主として地
盤構造物構築用軽量ブロックとして好適な透水性軽量ブ
ロックを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
した結果、発泡スチロールを連続気泡性発泡樹脂により
発泡一体化することにより、上記の目的とする透水性軽
量ブロックが得られることを見出し、本発明に到達し
た。即ち、本発明は、発泡スチロールが連続気泡性発泡
樹脂により一体化されてなることを特徴とする透水性軽
量ブロックを提供するものである。
した結果、発泡スチロールを連続気泡性発泡樹脂により
発泡一体化することにより、上記の目的とする透水性軽
量ブロックが得られることを見出し、本発明に到達し
た。即ち、本発明は、発泡スチロールが連続気泡性発泡
樹脂により一体化されてなることを特徴とする透水性軽
量ブロックを提供するものである。
【0008】また、本発明は、上記透水性軽量ブロック
を、地盤上に設置してなることを特徴とする軽量盛土構
造、及び上記透水性軽量ブロックを、地盤中の空隙に充
填してなるか又は地盤に埋設してなることを特徴とする
地盤の排水構造を提供するものである。
を、地盤上に設置してなることを特徴とする軽量盛土構
造、及び上記透水性軽量ブロックを、地盤中の空隙に充
填してなるか又は地盤に埋設してなることを特徴とする
地盤の排水構造を提供するものである。
【0009】以下、本発明の透水性軽量ブロックについ
て詳述する。
て詳述する。
【0010】本発明の透水性軽量ブロックは、発泡スチ
ロールを連続気泡性発泡樹脂により一体化し、所望の形
状、寸法に成形することにより得られるものである。
ロールを連続気泡性発泡樹脂により一体化し、所望の形
状、寸法に成形することにより得られるものである。
【0011】本発明の透水性軽量ブロックの形状として
は、特に制限されないが、例えば、角柱状、円柱状、平
板状などの形状が挙げられ、特に図1に示す如く、角柱
状が好ましい。
は、特に制限されないが、例えば、角柱状、円柱状、平
板状などの形状が挙げられ、特に図1に示す如く、角柱
状が好ましい。
【0012】本発明の透水性軽量ブロックが角柱状の場
合、その寸法は、好ましくは幅50〜100cm、長さ1
00〜300cm、厚さ30〜100cmである。
合、その寸法は、好ましくは幅50〜100cm、長さ1
00〜300cm、厚さ30〜100cmである。
【0013】また、本発明の透水性軽量ブロックの空隙
率は、好ましくは20〜50%、更に好ましくは25〜
45%である。上記空隙率が20%未満では、透水性に
難があり、50%超では、透水性軽量ブロックの強度が
低下し、また、砂などが詰まり易く、排水性に悪い影響
を与えるので好ましくない。
率は、好ましくは20〜50%、更に好ましくは25〜
45%である。上記空隙率が20%未満では、透水性に
難があり、50%超では、透水性軽量ブロックの強度が
低下し、また、砂などが詰まり易く、排水性に悪い影響
を与えるので好ましくない。
【0014】また、本発明の透水性軽量ブロックの透水
係数は、好ましくは10-2cm/sec以上である。上記透水
係数が10-2cm/sec未満では、十分な排水効果は得られ
ないので好ましくない。
係数は、好ましくは10-2cm/sec以上である。上記透水
係数が10-2cm/sec未満では、十分な排水効果は得られ
ないので好ましくない。
【0015】本発明に用いられる上記発泡スチロールの
形状としては、特に制限されないが、例えば、丸棒状、
鱗片状、チップ状などの形状が挙げられ、特に図1に示
す如く、丸棒状が好ましい。上記発泡スチロールが丸棒
状の場合、その長径は、好ましくは0.5〜15cm、更
に好ましくは1.0〜5.0cmである。上記発泡スチロ
ールとして、廃品の発泡スチロールを使用すれば、産業
廃棄物の有効利用にもなる。
形状としては、特に制限されないが、例えば、丸棒状、
鱗片状、チップ状などの形状が挙げられ、特に図1に示
す如く、丸棒状が好ましい。上記発泡スチロールが丸棒
状の場合、その長径は、好ましくは0.5〜15cm、更
に好ましくは1.0〜5.0cmである。上記発泡スチロ
ールとして、廃品の発泡スチロールを使用すれば、産業
廃棄物の有効利用にもなる。
【0016】本発明に用いられる上記連続気泡性発泡樹
脂としては、軟質ウレタン、硬質ウレタン、半硬質ウレ
タンなどのウレタン樹脂が挙げられる。
脂としては、軟質ウレタン、硬質ウレタン、半硬質ウレ
タンなどのウレタン樹脂が挙げられる。
【0017】上記ウレタン樹脂としては、完全ノンフロ
ン処方ウレタン樹脂が好ましい。ここで、上記完全ノン
フロン処方とは、ウレタン樹脂の発泡剤として一般的に
用いられている特定フロンであるトリクロロモノフルオ
ロメタン(フロン−11)、代替フロンであるジクロロ
モノフルオロエタン(フロン−141b)などのオゾン
層を破壊するフロン物質をウレタン樹脂の発泡剤として
全く用いない処方のことである。上記フロン物質に代わ
る発泡剤としては、例えば水が挙げられる。
ン処方ウレタン樹脂が好ましい。ここで、上記完全ノン
フロン処方とは、ウレタン樹脂の発泡剤として一般的に
用いられている特定フロンであるトリクロロモノフルオ
ロメタン(フロン−11)、代替フロンであるジクロロ
モノフルオロエタン(フロン−141b)などのオゾン
層を破壊するフロン物質をウレタン樹脂の発泡剤として
全く用いない処方のことである。上記フロン物質に代わ
る発泡剤としては、例えば水が挙げられる。
【0018】上記ウレタン樹脂は、ポリオールを原料と
して製造することができ、該ポリオールとしては、エチ
レンオキサイドを主体とする親水性ポリオール、非エチ
レンオキサイドを主体とする疎水性ポリオール、エチレ
ンオキサイド及び非エチレンオキサイドの混在する親水
性/疏水性ポリオールなどが挙げられる。
して製造することができ、該ポリオールとしては、エチ
レンオキサイドを主体とする親水性ポリオール、非エチ
レンオキサイドを主体とする疎水性ポリオール、エチレ
ンオキサイド及び非エチレンオキサイドの混在する親水
性/疏水性ポリオールなどが挙げられる。
【0019】上記親水性ポリオールを用いた場合は、吸
水性に優れた連続気泡性発泡樹脂が得られ、水分の多い
地盤の場合に好適である。また、上記疏水性ポリオール
を用いた場合は、連続気泡性発泡樹脂自体は吸水性は持
たないが、強度の強い連続気泡性発泡樹脂が得られ、強
度を必要とする地盤の場合に好適である。また、親水性
/疏水性ポリオールを用いた場合は、前記2者の中間の
性質を持った連続気泡性発泡樹脂が得られ、水分の多い
地盤、強度を必要とする地盤の場合に好適である。
水性に優れた連続気泡性発泡樹脂が得られ、水分の多い
地盤の場合に好適である。また、上記疏水性ポリオール
を用いた場合は、連続気泡性発泡樹脂自体は吸水性は持
たないが、強度の強い連続気泡性発泡樹脂が得られ、強
度を必要とする地盤の場合に好適である。また、親水性
/疏水性ポリオールを用いた場合は、前記2者の中間の
性質を持った連続気泡性発泡樹脂が得られ、水分の多い
地盤、強度を必要とする地盤の場合に好適である。
【0020】上記完全ノンフロン処方ウレタン樹脂を処
方する際に、該ウレタン樹脂には、例えば、後述の実施
例1に示したトリクロロイソプロピルフォスフェート
(TMCP)などの難燃剤を含有させることができ、こ
の場合は、本発明の透水性軽量ブロック自体が難燃化さ
れ、作業現場での取扱上安全性が向上する。即ち、現場
溶接作業などの火が着火した場合でも自己消火性のため
燃え広がらない。また、地盤中に埋設された場合にも大
きな空洞を生じないという利点がある。
方する際に、該ウレタン樹脂には、例えば、後述の実施
例1に示したトリクロロイソプロピルフォスフェート
(TMCP)などの難燃剤を含有させることができ、こ
の場合は、本発明の透水性軽量ブロック自体が難燃化さ
れ、作業現場での取扱上安全性が向上する。即ち、現場
溶接作業などの火が着火した場合でも自己消火性のため
燃え広がらない。また、地盤中に埋設された場合にも大
きな空洞を生じないという利点がある。
【0021】本発明において、上記連続気泡性発泡樹脂
の使用量は、発泡スチロールに対して、好ましくは50
〜250重量%、更に好ましくは100〜200重量%
である。上記使用量が50重量%未満では、接着が不十
分となり、250重量%超では、連続気泡性発泡樹脂が
得られ難くなり好ましくない。
の使用量は、発泡スチロールに対して、好ましくは50
〜250重量%、更に好ましくは100〜200重量%
である。上記使用量が50重量%未満では、接着が不十
分となり、250重量%超では、連続気泡性発泡樹脂が
得られ難くなり好ましくない。
【0022】尚、本発明において、上記連続気泡性発泡
樹脂に代えて、独立気泡性発泡樹脂を用いると、発泡ス
チロールブロックの場合と同様に、軽量ブロックが不透
水性であり排水性が不良の上、施工現場地域の水位が上
昇した場合に、独立気泡性発泡樹脂が軽量であることに
よる非常に大きな浮力が作用し、この浮力を相殺するた
めに不必要な押さえ荷重が必要となり、本発明の効果は
得られない。
樹脂に代えて、独立気泡性発泡樹脂を用いると、発泡ス
チロールブロックの場合と同様に、軽量ブロックが不透
水性であり排水性が不良の上、施工現場地域の水位が上
昇した場合に、独立気泡性発泡樹脂が軽量であることに
よる非常に大きな浮力が作用し、この浮力を相殺するた
めに不必要な押さえ荷重が必要となり、本発明の効果は
得られない。
【0023】本発明の透水性軽量ブロックは、発泡合成
樹脂ブロック(ウレタン樹脂以外のブロック)を接合す
ることができ、該接合により強化アップの効果がある。
上記発泡合成樹脂ブロックを構成する発泡合成樹脂とし
ては、ポリスチレン樹脂、フェノール樹脂、イソシアヌ
レート樹脂などが挙げられる。
樹脂ブロック(ウレタン樹脂以外のブロック)を接合す
ることができ、該接合により強化アップの効果がある。
上記発泡合成樹脂ブロックを構成する発泡合成樹脂とし
ては、ポリスチレン樹脂、フェノール樹脂、イソシアヌ
レート樹脂などが挙げられる。
【0024】本発明の透水性軽量ブロックは、上記発泡
合成樹脂ブロックを接合する場合、特に、図4及び図5
(b)に示す如く、両面に発泡合成樹脂ブロックを接合
したり、図5(a)に示す如く、片面に発泡合成樹脂ブ
ロックを接合したり、図5(c)に示す如く、鍵の手状
に発泡合成樹脂ブロックを接合することもできるが、特
に、該透水性軽量ブロックの片面〔図5(a)〕又は両
面〔図4及び図5(b)〕に接合したものが好ましい。
合成樹脂ブロックを接合する場合、特に、図4及び図5
(b)に示す如く、両面に発泡合成樹脂ブロックを接合
したり、図5(a)に示す如く、片面に発泡合成樹脂ブ
ロックを接合したり、図5(c)に示す如く、鍵の手状
に発泡合成樹脂ブロックを接合することもできるが、特
に、該透水性軽量ブロックの片面〔図5(a)〕又は両
面〔図4及び図5(b)〕に接合したものが好ましい。
【0025】本発明の透水性軽量ブロックは、規格品を
工場で大量生産することももちろん可能であるが、施工
現場で、上記発泡スチロールと上記連続気泡性発泡樹脂
とを一体化し、地盤空隙部に充填し、地盤形状に沿って
成形することもできる。また、本発明の透水性軽量ブロ
ックは、地盤構築の施工現場でも所定の型枠に充填し一
定の形状に成形することも可能であり、土木工事におい
て非常に優れた作業性を持っている。
工場で大量生産することももちろん可能であるが、施工
現場で、上記発泡スチロールと上記連続気泡性発泡樹脂
とを一体化し、地盤空隙部に充填し、地盤形状に沿って
成形することもできる。また、本発明の透水性軽量ブロ
ックは、地盤構築の施工現場でも所定の型枠に充填し一
定の形状に成形することも可能であり、土木工事におい
て非常に優れた作業性を持っている。
【0026】本発明の透水性軽量ブロックは、主として
軟弱地盤又は法面などに用いる地盤構築用透水性軽量ブ
ロックとして用いられる。
軟弱地盤又は法面などに用いる地盤構築用透水性軽量ブ
ロックとして用いられる。
【0027】本発明の透水性軽量ブロックの使用態様
を、以下に図面を参照しながら説明する。
を、以下に図面を参照しながら説明する。
【0028】本発明の透水性軽量ブロック1は、図2に
示す如く、地盤5上に数段積み重ねてその上に土砂を被
覆層4として被せ、内部が透水性の盛土構造物を構築す
ることができる。
示す如く、地盤5上に数段積み重ねてその上に土砂を被
覆層4として被せ、内部が透水性の盛土構造物を構築す
ることができる。
【0029】また、本発明の透水性軽量ブロック1は、
図3に示す如く、地盤5の法面5’と擁壁6との間の空
隙に、数段積み重ねてその上に土砂を被覆層4として被
せ、透水性の優れた法面構造物を構築することができ
る。
図3に示す如く、地盤5の法面5’と擁壁6との間の空
隙に、数段積み重ねてその上に土砂を被覆層4として被
せ、透水性の優れた法面構造物を構築することができ
る。
【0030】また、発泡性合成樹脂ブロック7を接合し
た本発明の透水性軽量ブロック1は、図6に示す如く、
地盤5の法面5’と擁壁6との間の空隙に、同一のタイ
プのブロックを数段積み重ねてその上に土砂を被覆層4
として被せ、透水性の優れた法面構造物を構築すること
ができる。上記法面構造によれば、透水性部分が連続す
ることになり、水道(みずみち)が確保されるととも
に、非透水性部分が存在して強度も高くなるので、特に
強度を必要とする場合に好ましい。
た本発明の透水性軽量ブロック1は、図6に示す如く、
地盤5の法面5’と擁壁6との間の空隙に、同一のタイ
プのブロックを数段積み重ねてその上に土砂を被覆層4
として被せ、透水性の優れた法面構造物を構築すること
ができる。上記法面構造によれば、透水性部分が連続す
ることになり、水道(みずみち)が確保されるととも
に、非透水性部分が存在して強度も高くなるので、特に
強度を必要とする場合に好ましい。
【0031】上記のような構造の盛土構造物、法面構造
物は、本発明の透水性軽量ブロックが砂や土砂を通過さ
せず、水のみを通すことから、極めて透水性のよいもの
が得られ、しかも、本発明の透水性軽量ブロックの強度
や耐久性、現場作業性の良好さから、広い範囲で応用が
可能である。
物は、本発明の透水性軽量ブロックが砂や土砂を通過さ
せず、水のみを通すことから、極めて透水性のよいもの
が得られ、しかも、本発明の透水性軽量ブロックの強度
や耐久性、現場作業性の良好さから、広い範囲で応用が
可能である。
【0032】本発明の軽量盛土構造は、上述した本発明
の透水性軽量ブロックを、地盤上に設置してなるもので
ある。本発明の軽量盛土構造によれば、背面からの地下
水が透水性軽量ブロックの透水機能により、前面から排
出されて、背面に地下水が貯留することがないので、盛
土構造の安定を保つことができる。図2に示す構造も、
本発明の軽量盛土構造の一例である。
の透水性軽量ブロックを、地盤上に設置してなるもので
ある。本発明の軽量盛土構造によれば、背面からの地下
水が透水性軽量ブロックの透水機能により、前面から排
出されて、背面に地下水が貯留することがないので、盛
土構造の安定を保つことができる。図2に示す構造も、
本発明の軽量盛土構造の一例である。
【0033】本発明の地盤の排水構造は、上述した本発
明の透水性軽量ブロックを、地盤中の空隙に充填してな
るもの及び/又は地盤に埋設してなるものである。本発
明の地盤の排水構造によれば、透水性のない障害物によ
り水の流れが遮断されていた地盤から、水を容易に排出
させることができる。図3に示す構造も、本発明の地盤
の排水構造の一例である。
明の透水性軽量ブロックを、地盤中の空隙に充填してな
るもの及び/又は地盤に埋設してなるものである。本発
明の地盤の排水構造によれば、透水性のない障害物によ
り水の流れが遮断されていた地盤から、水を容易に排出
させることができる。図3に示す構造も、本発明の地盤
の排水構造の一例である。
【0034】また、本発明の透水性軽量ブロックで構築
した地盤の水位が低下した場合は、水が外部へ流出し透
水性軽量ブロックとしての機能がそのまま保持されるこ
とになる。更に、本発明の透水性軽量ブロックは、可撓
性も有し地盤の変化にも追従できる上、圧縮荷重にも耐
える充分な強度を有している。
した地盤の水位が低下した場合は、水が外部へ流出し透
水性軽量ブロックとしての機能がそのまま保持されるこ
とになる。更に、本発明の透水性軽量ブロックは、可撓
性も有し地盤の変化にも追従できる上、圧縮荷重にも耐
える充分な強度を有している。
【0035】
【実施例】以下、本発明の透水性軽量ブロックをその製
造方法とともに更に説明する。
造方法とともに更に説明する。
【0036】実施例1 丸棒状発泡スチロール(密度22kg/m3 )13kgを予
め40〜50℃に加温したアルミニウム製型枠(幅10
0cm、長さ200cm、厚さ50cm)に押し込んだ状態
で、完全ノンフロン処方の連続気泡性硬質ウレタン原液
25kgを注入し、発泡させた。1時間硬化養生後、脱型
し、ブロック内に空隙を有する本発明の透水性軽量ブロ
ックを得た。得られた透水性軽量ブロックの密度は約3
7kg/m3 、圧縮強度は5%変形時に1〜2kgf/cm2 、
空隙率は35%、透水係数(定水位)は1.6cm/secで
あった。
め40〜50℃に加温したアルミニウム製型枠(幅10
0cm、長さ200cm、厚さ50cm)に押し込んだ状態
で、完全ノンフロン処方の連続気泡性硬質ウレタン原液
25kgを注入し、発泡させた。1時間硬化養生後、脱型
し、ブロック内に空隙を有する本発明の透水性軽量ブロ
ックを得た。得られた透水性軽量ブロックの密度は約3
7kg/m3 、圧縮強度は5%変形時に1〜2kgf/cm2 、
空隙率は35%、透水係数(定水位)は1.6cm/secで
あった。
【0037】ここで、上記完全ノンフロン処方の連続気
泡性硬質ウレタン原液の処方(組成)は次の通りであ
る。 <A成分(ポリオール成分)> ・ポリオール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60部 (蔗糖とグリセリンにエチレンオキサイド30%とプロピレンオキサイド70% とを付加させた水酸基価450mgKOH/gの親水性/疏水性ポリエーテルポリ オール) ・ポリオール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40部 (プロピレングリコールにプロピレンオキサイドを付加させた水酸基価56mgK OH/gの疏水性ポリエーテルポリオール) ・難燃剤(トリクロロイソプロピルフォスフェート)・・・20部 ・アミン系触媒(TOYOCAT・N81)・・・・・・・・1.0部 ・シリコン系製泡剤(L−5420)・・・・・・・・・・・3.0部 ・発泡剤(水)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4.0部 <B成分(ポリイソシアネート成分)> ・ポリメリックMDI・・・・・・・・・・・・・・・・140部
泡性硬質ウレタン原液の処方(組成)は次の通りであ
る。 <A成分(ポリオール成分)> ・ポリオール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60部 (蔗糖とグリセリンにエチレンオキサイド30%とプロピレンオキサイド70% とを付加させた水酸基価450mgKOH/gの親水性/疏水性ポリエーテルポリ オール) ・ポリオール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40部 (プロピレングリコールにプロピレンオキサイドを付加させた水酸基価56mgK OH/gの疏水性ポリエーテルポリオール) ・難燃剤(トリクロロイソプロピルフォスフェート)・・・20部 ・アミン系触媒(TOYOCAT・N81)・・・・・・・・1.0部 ・シリコン系製泡剤(L−5420)・・・・・・・・・・・3.0部 ・発泡剤(水)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4.0部 <B成分(ポリイソシアネート成分)> ・ポリメリックMDI・・・・・・・・・・・・・・・・140部
【0038】実施例2 丸棒状発泡スチロール(密度22kg/m3 )13kgと、
ポリエーテルジオールと単分子グリコールとの混合物と
ジイソシアネートからなるポリウレタン主鎖中に親水機
能を持たせて得られる水系ウレタン接着剤20kgとを混
合し、十分に掻き混ぜた後、予め40〜50℃に加温し
たアルミニウム製型枠(幅100cm、長さ200cm、厚
さ50cm)に押し込み、12時間乾燥熟成させた。次い
で、完全ノンフロン処方の連続気泡性軟質ウレタン原液
25kgを注入し、発泡させた。1時間硬化養生後、脱型
し、ブロック内に空隙を有する本発明の透水性軽量ブロ
ックを得た。得られた透水性軽量ブロックの密度は約5
5kg/m3 、圧縮強度は5%変形時に1〜2kgf/cm2 、
空隙率は31%、透水係数(定水位)は1.5cm/secで
あった。
ポリエーテルジオールと単分子グリコールとの混合物と
ジイソシアネートからなるポリウレタン主鎖中に親水機
能を持たせて得られる水系ウレタン接着剤20kgとを混
合し、十分に掻き混ぜた後、予め40〜50℃に加温し
たアルミニウム製型枠(幅100cm、長さ200cm、厚
さ50cm)に押し込み、12時間乾燥熟成させた。次い
で、完全ノンフロン処方の連続気泡性軟質ウレタン原液
25kgを注入し、発泡させた。1時間硬化養生後、脱型
し、ブロック内に空隙を有する本発明の透水性軽量ブロ
ックを得た。得られた透水性軽量ブロックの密度は約5
5kg/m3 、圧縮強度は5%変形時に1〜2kgf/cm2 、
空隙率は31%、透水係数(定水位)は1.5cm/secで
あった。
【0039】ここで、上記完全ノンフロン処方の連続気
泡性軟質ウレタン原液の処方(組成)は次の通りであ
る。 <A成分(ポリオール成分)> ・ポリエーテル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50部 (グリセリンにエチレンオキサイド70%とプロピレンオキサイド30%とを付 加させた水酸基価50mgKOH/gの親水性/疏水性ポリエーテルポリオール) ・ポリエーテル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40部 (プロピレングリコールにエチレンオキサイド70%とプロピレンオキサイド3 0%とを付加させた水酸基価23mgKOH/gの親水性/疏水性ポリエーテルポ リオール) ・ポリエーテル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10部 (グリセリンにプロピレンオキサイドを付加させた水酸基価56mgKOH/gの 疏水性ポリエーテルポリオール) ・触媒(スタナオクトエート/トリエチレンジアミン)・・・2.0部 ・製泡剤(シリコンF−114)・・・・・・・・・・・・・1.0部 ・発泡剤(水)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3.0部 <B成分(ポリイソシアネート成分)> ・TDI−80・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40部
泡性軟質ウレタン原液の処方(組成)は次の通りであ
る。 <A成分(ポリオール成分)> ・ポリエーテル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50部 (グリセリンにエチレンオキサイド70%とプロピレンオキサイド30%とを付 加させた水酸基価50mgKOH/gの親水性/疏水性ポリエーテルポリオール) ・ポリエーテル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40部 (プロピレングリコールにエチレンオキサイド70%とプロピレンオキサイド3 0%とを付加させた水酸基価23mgKOH/gの親水性/疏水性ポリエーテルポ リオール) ・ポリエーテル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10部 (グリセリンにプロピレンオキサイドを付加させた水酸基価56mgKOH/gの 疏水性ポリエーテルポリオール) ・触媒(スタナオクトエート/トリエチレンジアミン)・・・2.0部 ・製泡剤(シリコンF−114)・・・・・・・・・・・・・1.0部 ・発泡剤(水)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3.0部 <B成分(ポリイソシアネート成分)> ・TDI−80・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40部
【0040】
【発明の効果】本発明の透水性軽量ブロックは、連続気
泡性発泡樹脂としてウレタン樹脂を使用した場合、耐溶
剤性に優れた発泡ウレタンで一体化され、表面が被覆さ
れていることから、極めて耐溶剤性に優れている。本発
明の透水性軽量ブロックは、可撓性を有し、地盤の変化
に追随でき、圧縮荷重に耐える十分な強度を有する地盤
構造物が提供できる。発泡合成樹脂ブロックを接合した
本発明の透水性軽量ブロックは、接合による強度アップ
の効果がある。本発明の透水性軽量ブロックは、発泡ス
チロールの廃品から製造でき、産業廃棄物を有効に再利
用できる。本発明の軽量盛土構造によれば、背面からの
地下水が透水性軽量ブロックの透水機能により、前面か
ら排出されて、背面に地下水が貯留することがないの
で、盛土構造の安定を保つことができる。本発明の地盤
の排水構造によれば、地下水が透水性軽量ブロックの上
下左右に連続して流入、流出することができるため、水
位が上昇した場合でも、浮力の軽減とそれに伴う押さえ
荷重の軽減を図ることができる。
泡性発泡樹脂としてウレタン樹脂を使用した場合、耐溶
剤性に優れた発泡ウレタンで一体化され、表面が被覆さ
れていることから、極めて耐溶剤性に優れている。本発
明の透水性軽量ブロックは、可撓性を有し、地盤の変化
に追随でき、圧縮荷重に耐える十分な強度を有する地盤
構造物が提供できる。発泡合成樹脂ブロックを接合した
本発明の透水性軽量ブロックは、接合による強度アップ
の効果がある。本発明の透水性軽量ブロックは、発泡ス
チロールの廃品から製造でき、産業廃棄物を有効に再利
用できる。本発明の軽量盛土構造によれば、背面からの
地下水が透水性軽量ブロックの透水機能により、前面か
ら排出されて、背面に地下水が貯留することがないの
で、盛土構造の安定を保つことができる。本発明の地盤
の排水構造によれば、地下水が透水性軽量ブロックの上
下左右に連続して流入、流出することができるため、水
位が上昇した場合でも、浮力の軽減とそれに伴う押さえ
荷重の軽減を図ることができる。
【図1】図1は、本発明の透水性軽量ブロックの一実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明の透水性軽量ブロックを用いて
構築された盛土構造物の一例を示す断面図である。
構築された盛土構造物の一例を示す断面図である。
【図3】図3は、本発明の透水性軽量ブロックを用いて
構築された法面構造物の一例を示す断面図である。
構築された法面構造物の一例を示す断面図である。
【図4】図4は、発泡合成樹脂ブロックを接合した本発
明の透水性軽量ブロックの一実施例を示す斜視図であ
る。
明の透水性軽量ブロックの一実施例を示す斜視図であ
る。
【図5】図5(a)、(b)及び(c)は、何れも発泡
合成樹脂ブロックを接合した本発明の透水性軽量ブロッ
クの一実施例を示す断面図である。
合成樹脂ブロックを接合した本発明の透水性軽量ブロッ
クの一実施例を示す断面図である。
【図6】図6は、発泡合成樹脂ブロックを接合した本発
明の透水性軽量ブロックを用いて構築された法面構造物
の一例を示す断面図である。
明の透水性軽量ブロックを用いて構築された法面構造物
の一例を示す断面図である。
1 透水性軽量ブロック 2 連続気泡性発泡樹脂 3 丸棒状発泡スチロール 4 被覆層 5 地盤 5’法面 6 擁壁 7 発泡合成樹脂ブロック 8 空隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐竹 誠次 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 島田 俊介 東京都文京区本郷2−15−10 強化土エン ジニヤリング株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 発泡スチロールが連続気泡性発泡樹脂に
より一体化されてなることを特徴とする透水性軽量ブロ
ック。 - 【請求項2】 上記連続気泡性発泡樹脂が、完全ノンフ
ロン処方ウレタン樹脂である請求項1記載の透水性軽量
ブロック。 - 【請求項3】 発泡合成樹脂ブロックが接合されてなる
請求項1又は2記載の透水性軽量ブロック。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の透水性軽
量ブロックを、地盤上に設置してなることを特徴とする
軽量盛土構造。 - 【請求項5】 請求項1〜3の何れかに記載の透水性軽
量ブロックを、地盤中の空隙に充填してなるか又は地盤
に埋設してなることを特徴とする地盤の排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6199310A JPH0860664A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 透水性軽量ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6199310A JPH0860664A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 透水性軽量ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0860664A true JPH0860664A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16405682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6199310A Pending JPH0860664A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 透水性軽量ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0860664A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001029332A1 (fr) * | 1999-10-21 | 2001-04-26 | Eco-Plan 21 Co., Ltd. | Bloc de retention d'eau et element de raccordement pour bloc de retention d'eau et structure pour infiltration/retention des eaux de pluie |
KR100376094B1 (ko) * | 2000-08-23 | 2003-03-15 | 주식회사 한진중공업 | 이피에스를 이용한 배수용 블록 |
KR20040086017A (ko) * | 2003-03-31 | 2004-10-08 | 박성언 | 발포성수지를 이용한 토목공사용 배수공법 |
KR100536429B1 (ko) * | 2002-12-09 | 2005-12-16 | 유인항 | 무기질 투수재 블록 구조와 무기질 투수재를 이용한 성토공법 |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP6199310A patent/JPH0860664A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001029332A1 (fr) * | 1999-10-21 | 2001-04-26 | Eco-Plan 21 Co., Ltd. | Bloc de retention d'eau et element de raccordement pour bloc de retention d'eau et structure pour infiltration/retention des eaux de pluie |
US6626609B1 (en) | 1999-10-21 | 2003-09-30 | Eco-Plan 21 Co., Ltd. | Water storing block and connecting member for water storing block and rain water storing/infiltrating structure |
KR100376094B1 (ko) * | 2000-08-23 | 2003-03-15 | 주식회사 한진중공업 | 이피에스를 이용한 배수용 블록 |
KR100536429B1 (ko) * | 2002-12-09 | 2005-12-16 | 유인항 | 무기질 투수재 블록 구조와 무기질 투수재를 이용한 성토공법 |
KR20040086017A (ko) * | 2003-03-31 | 2004-10-08 | 박성언 | 발포성수지를 이용한 토목공사용 배수공법 |
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