JPH0854415A - 保護リレーの点検用コネクタ - Google Patents
保護リレーの点検用コネクタInfo
- Publication number
- JPH0854415A JPH0854415A JP6192514A JP19251494A JPH0854415A JP H0854415 A JPH0854415 A JP H0854415A JP 6192514 A JP6192514 A JP 6192514A JP 19251494 A JP19251494 A JP 19251494A JP H0854415 A JPH0854415 A JP H0854415A
- Authority
- JP
- Japan
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- protection relay
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- contact
- line
- connector
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- Pending
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 title claims abstract description 27
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 25
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 abstract description 23
- 238000003780 insertion Methods 0.000 abstract description 23
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 検査にあたり検査機器等を容易に接続させる
ことのできる保護リレーのコネクタを提供する。 【構成】 コネクタ2は基台4と基台4に差し入れる差
込み部6からなり、基台には通常接触している一対の接
続片が複数設けられている。接続片は一次側と二次側を
導通させ、二次側に設けた保護リレーに電源、出力線、
制御線等を接続させる。差込み部6は、接続片の間に差
し込まれると、一次側と二次側とを遮断し、かつ二次側
の金属片11,13が保護リレーの各線に接触し検査機
器等に接続できる。更に差込み部6には一次側にCT線
とb接点に対応した金属片11、13が設けられ、これ
ら線を短絡させるようになっている。これにより、検査
機器への接続が容易であるとともにCT線端子間に高圧
の電圧を発生させず、しかもb接点を短絡させて誤動作
を生じさせない。
ことのできる保護リレーのコネクタを提供する。 【構成】 コネクタ2は基台4と基台4に差し入れる差
込み部6からなり、基台には通常接触している一対の接
続片が複数設けられている。接続片は一次側と二次側を
導通させ、二次側に設けた保護リレーに電源、出力線、
制御線等を接続させる。差込み部6は、接続片の間に差
し込まれると、一次側と二次側とを遮断し、かつ二次側
の金属片11,13が保護リレーの各線に接触し検査機
器等に接続できる。更に差込み部6には一次側にCT線
とb接点に対応した金属片11、13が設けられ、これ
ら線を短絡させるようになっている。これにより、検査
機器への接続が容易であるとともにCT線端子間に高圧
の電圧を発生させず、しかもb接点を短絡させて誤動作
を生じさせない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検査用機器を保護リレ
ーに容易に接続させることができるコネクタに関する。
ーに容易に接続させることができるコネクタに関する。
【0002】
【従来技術】保護リレーは、異常電流等が流れた場合に
電流を遮断するもので、災害の発生を未然に防止するた
め各種のものが多数用いられている。このような保護リ
レー、殊に重要な電源設備の保護を扱う保護リレーは、
異常時に正常に作動するかどうかの検査を定期的に行な
うことが義務付けられており、検査は、過電流や過電圧
の他不足電圧、過周波数、不足周波数等多項目にわたっ
ている。
電流を遮断するもので、災害の発生を未然に防止するた
め各種のものが多数用いられている。このような保護リ
レー、殊に重要な電源設備の保護を扱う保護リレーは、
異常時に正常に作動するかどうかの検査を定期的に行な
うことが義務付けられており、検査は、過電流や過電圧
の他不足電圧、過周波数、不足周波数等多項目にわたっ
ている。
【0003】そのため、保護リレーを点検するにあたっ
ては、保護リレーを取り外して検査機に据えつけて検査
したり、または保護リレーを容易に取り外せない場合に
は、保護リレーに連結されている接続線を、ねじ止め部
から外し、このねじ止め部に検査機器の各線を接続して
点検するようにしていた。
ては、保護リレーを取り外して検査機に据えつけて検査
したり、または保護リレーを容易に取り外せない場合に
は、保護リレーに連結されている接続線を、ねじ止め部
から外し、このねじ止め部に検査機器の各線を接続して
点検するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、保
護リレーを取り外したり、または保護リレーに接続され
ている各接続線を外したりして保護リレーを点検しなけ
ればならず、手間と時間がかかり、更に取り外している
間は保護リレーに接続されている機器が使用できなくな
るという問題があった。
護リレーを取り外したり、または保護リレーに接続され
ている各接続線を外したりして保護リレーを点検しなけ
ればならず、手間と時間がかかり、更に取り外している
間は保護リレーに接続されている機器が使用できなくな
るという問題があった。
【0005】また保護リレーには制御用の線が複数接続
されており、その中にはCT(計器用変流器)線のよう
に開放すると端子間の電圧が急激に上昇し、電流計等他
の機器に損傷を与えてしまうものがある。
されており、その中にはCT(計器用変流器)線のよう
に開放すると端子間の電圧が急激に上昇し、電流計等他
の機器に損傷を与えてしまうものがある。
【0006】更に、保護リレーの出力端子がb接点であ
る場合には、一次側と二次側を単に遮断すると保護リレ
ーが作動したこととなり、主電源が遮断されるという不
都合が生じていた。
る場合には、一次側と二次側を単に遮断すると保護リレ
ーが作動したこととなり、主電源が遮断されるという不
都合が生じていた。
【0007】本発明は上記課題を解決し、容易に検査機
器に接続でき、給電中の機器に給電したままで保護リレ
ーの検査ができるようにした保護リレーのコネクタを提
供することを目的とする。
器に接続でき、給電中の機器に給電したままで保護リレ
ーの検査ができるようにした保護リレーのコネクタを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するため、保護リレーに用いられるコネクタを次の
ように構成した。すなわち、基台とこの基台に差し入れ
られる差込み部からなり、基台は、電力供給等の一次側
と保護リレーの二次側とをそれぞれ対応させて接続させ
る少なくとも一方が弾性力を有して互いが接触する接続
片を備え、一方差込み部は、基台に差し入れて基台の接
続片を一次側と二次側とに分離遮断する板部を備えると
ともに、この板部に保護リレー側の各接続片に接続して
外部に導通させる金属片を備え、かつ一次側にCT線を
短絡する第1金属片と、保護リレーの出力端子がb接点
の場合、基台の接続片が遮断される前にこの出力端子を
短絡させる第2金属片とを備えて、保護リレーの点検用
コネクタを構成した。
解決するため、保護リレーに用いられるコネクタを次の
ように構成した。すなわち、基台とこの基台に差し入れ
られる差込み部からなり、基台は、電力供給等の一次側
と保護リレーの二次側とをそれぞれ対応させて接続させ
る少なくとも一方が弾性力を有して互いが接触する接続
片を備え、一方差込み部は、基台に差し入れて基台の接
続片を一次側と二次側とに分離遮断する板部を備えると
ともに、この板部に保護リレー側の各接続片に接続して
外部に導通させる金属片を備え、かつ一次側にCT線を
短絡する第1金属片と、保護リレーの出力端子がb接点
の場合、基台の接続片が遮断される前にこの出力端子を
短絡させる第2金属片とを備えて、保護リレーの点検用
コネクタを構成した。
【0009】
【作用】通常の使用では基台の接続片がその弾性力で互
いに接触し、一次側と二次側とを接続させて保護リレー
と一次側の各線とを導通させる。したがって、保護すべ
き過大な電流が流れたとき等には保護リレーが動作し遮
断器をトリップさせる。一方、保護リレーの点検にあた
っては、基台に差込み部を差し入れることにより差込み
部の各金属片が保護リレーと接続し、検査機に接続させ
ることができる。更に、一次側では、保護リレーがb接
点の場合に、出力線は導通が遮断される前に短絡される
のでリレー作動の誤認が生ずることがなく、かつCT線
は短絡させてあるので、CT線の端子間に高い電圧が生
じることがなく、しかも保護リレーの点検中であっても
機器を継続して使用することができる。
いに接触し、一次側と二次側とを接続させて保護リレー
と一次側の各線とを導通させる。したがって、保護すべ
き過大な電流が流れたとき等には保護リレーが動作し遮
断器をトリップさせる。一方、保護リレーの点検にあた
っては、基台に差込み部を差し入れることにより差込み
部の各金属片が保護リレーと接続し、検査機に接続させ
ることができる。更に、一次側では、保護リレーがb接
点の場合に、出力線は導通が遮断される前に短絡される
のでリレー作動の誤認が生ずることがなく、かつCT線
は短絡させてあるので、CT線の端子間に高い電圧が生
じることがなく、しかも保護リレーの点検中であっても
機器を継続して使用することができる。
【0010】
【実施例】本発明の保護リレーの点検用コネクタの一実
施例について図面を参照して説明する。
施例について図面を参照して説明する。
【0011】図1にコネクタ2の全体を示す。コネクタ
2は、基台4と基台4に差し入れられる差込み部6から
なり、図5に示すように保護リレー8と一体に設けられ
ている。
2は、基台4と基台4に差し入れられる差込み部6から
なり、図5に示すように保護リレー8と一体に設けられ
ている。
【0012】まず図2を参照して保護リレー8の設置状
態について説明する。一例として、電源部10から断路
器12を経て遮断器14が設けられ、この遮断器14に
第1の保護リレー8が設けられている。そしてトランス
16を介して、第2の遮断器14及び第2の保護リレー
8が設置されている。その後各機器毎に分配され、それ
ら各機器毎に第3の遮断器14及び保護リレー8が設置
されている。本発明にかかる保護リレーは、上記例のい
ずれのものであってもよい。
態について説明する。一例として、電源部10から断路
器12を経て遮断器14が設けられ、この遮断器14に
第1の保護リレー8が設けられている。そしてトランス
16を介して、第2の遮断器14及び第2の保護リレー
8が設置されている。その後各機器毎に分配され、それ
ら各機器毎に第3の遮断器14及び保護リレー8が設置
されている。本発明にかかる保護リレーは、上記例のい
ずれのものであってもよい。
【0013】保護リレー8は、出力端子がb接点、すな
わち常閉の接点であり、制御用のPT(計器用変圧器)
やCT等の入力線a、遮断器14に接続されるリレー出
力線b、及びリレー自身を作動させるための電力線c
が、コネクタ2を通して保護リレー8に導通している。
尚、出力線bは遮断器14のみでなく、警報装置等(図
示せず)に接続させてもよい。
わち常閉の接点であり、制御用のPT(計器用変圧器)
やCT等の入力線a、遮断器14に接続されるリレー出
力線b、及びリレー自身を作動させるための電力線c
が、コネクタ2を通して保護リレー8に導通している。
尚、出力線bは遮断器14のみでなく、警報装置等(図
示せず)に接続させてもよい。
【0014】次に、コネクタ2について説明する。基台
4は中央が中空で、図4に示すように一次側の接続片3
aと二次側の接続片3bからなる一対の接続片3が複数
図面に垂直な方向に設けられている。接続片3は金属製
で弾性を有し、一対の接続片3は弾性によって互いに接
触し導通している。これにより一次側である入力線aや
出力線bまたは電力線cが、図6に示すように二次側の
保護リレー8の各線に対応して接続されている。
4は中央が中空で、図4に示すように一次側の接続片3
aと二次側の接続片3bからなる一対の接続片3が複数
図面に垂直な方向に設けられている。接続片3は金属製
で弾性を有し、一対の接続片3は弾性によって互いに接
触し導通している。これにより一次側である入力線aや
出力線bまたは電力線cが、図6に示すように二次側の
保護リレー8の各線に対応して接続されている。
【0015】差込み部6は、図1に示すように側断面が
T型で下方に延びる板部7が基台4内に差し入れられる
ようになっている。板部7の両側面は、一方が電力線側
に対応し、他方の側が保護リレー側に対応しており、こ
こでは、電力線側を一次側とし、保護リレー8側を二次
側とする。板部7の一次側には、図3に示すように出力
端子、すなわち出力線bに対応した金属片11が差込み
部6の先端にまで延長し、かつ互いに接続された状態で
設けられている。またCT線に対応した位置には金属片
13が金属片11と同様図3に示すように互いに接続さ
れた状態で設けられている。金属片13は金属片11の
ように板部7の先端まで達していない。
T型で下方に延びる板部7が基台4内に差し入れられる
ようになっている。板部7の両側面は、一方が電力線側
に対応し、他方の側が保護リレー側に対応しており、こ
こでは、電力線側を一次側とし、保護リレー8側を二次
側とする。板部7の一次側には、図3に示すように出力
端子、すなわち出力線bに対応した金属片11が差込み
部6の先端にまで延長し、かつ互いに接続された状態で
設けられている。またCT線に対応した位置には金属片
13が金属片11と同様図3に示すように互いに接続さ
れた状態で設けられている。金属片13は金属片11の
ように板部7の先端まで達していない。
【0016】差込み部6の二次側は、保護リレー8の電
源、入力線、及び出力線b等にそれぞれ対応する金属片
(図示せず)が設けられ、それぞれの金属片からリード
線19が延び上部から取り出されている。
源、入力線、及び出力線b等にそれぞれ対応する金属片
(図示せず)が設けられ、それぞれの金属片からリード
線19が延び上部から取り出されている。
【0017】したがって、通常は基台4内部の接続片3
どうしは互いに接触していることから図6に示すように
一次側と二次側は通電し、例えば過大電流が流れると保
護リレー8が作動して遮断器14に信号を送り、電源部
10からの電力供給を遮断する。
どうしは互いに接触していることから図6に示すように
一次側と二次側は通電し、例えば過大電流が流れると保
護リレー8が作動して遮断器14に信号を送り、電源部
10からの電力供給を遮断する。
【0018】次に、検査を行なう場合について説明す
る。検査を行なうときは、図5に示すように差込み部6
を基台4に差し入れる。すると、まず金属片11が出力
端子の接続片3に接触し、その後基台4の一次側と二次
側が切り離され、次に、金属片13や二次側の金属片が
CT線の接続片3及びそれぞれの接続片3に接触する。
かかる状態を図7に示す。そのため、出力線とCT線は
金属片11と13により短絡され、保護リレー8の誤動
作の信号が発生せず、かつCT線の端子間に高い電圧が
発生することがない。しかも、基台4の一次側と二次側
が切り離される以前に金属片11が出力線の接続片3に
接触するので、一瞬でも出力線bが開放されることはな
い。
る。検査を行なうときは、図5に示すように差込み部6
を基台4に差し入れる。すると、まず金属片11が出力
端子の接続片3に接触し、その後基台4の一次側と二次
側が切り離され、次に、金属片13や二次側の金属片が
CT線の接続片3及びそれぞれの接続片3に接触する。
かかる状態を図7に示す。そのため、出力線とCT線は
金属片11と13により短絡され、保護リレー8の誤動
作の信号が発生せず、かつCT線の端子間に高い電圧が
発生することがない。しかも、基台4の一次側と二次側
が切り離される以前に金属片11が出力線の接続片3に
接触するので、一瞬でも出力線bが開放されることはな
い。
【0019】更に差込み部6を基台4に差し入れること
により、保護リレー8の各線と差込み部6の二次側の金
属片とが接続されるので、リード線19と検査機20と
をプラグ等(図示せず)を介して接続することにより、
保護リレー8と検査機20とを容易に接続できる。した
がって、検査機20から過電流、過電圧等各種検査用信
号を保護リレー8に送り、その反応を検査することによ
り保護リレー8を迅速に検査することができる。
により、保護リレー8の各線と差込み部6の二次側の金
属片とが接続されるので、リード線19と検査機20と
をプラグ等(図示せず)を介して接続することにより、
保護リレー8と検査機20とを容易に接続できる。した
がって、検査機20から過電流、過電圧等各種検査用信
号を保護リレー8に送り、その反応を検査することによ
り保護リレー8を迅速に検査することができる。
【0020】更に、検査中は一次的に保護リレー8は作
動しなくなるが、他のリレーによって補うことができる
場合などには、機器への電力の供給を継続させたままで
もよい。それにより、工場が稼働しているときでも検査
が可能となり、保護リレー8の検査を効率よく実施でき
る。
動しなくなるが、他のリレーによって補うことができる
場合などには、機器への電力の供給を継続させたままで
もよい。それにより、工場が稼働しているときでも検査
が可能となり、保護リレー8の検査を効率よく実施でき
る。
【0021】尚、本発明では一基のコネクタ2に複数の
保護リレー8を設けることができ、その場合には、入力
線aや出力線bを共通にすることができる。また、本実
施例ではコネクタ2を保護リレー8と一体にしたが、本
発明はこれに限らず、保護リレー8とは別にして端子台
等に取り付けるようにしてもよい。
保護リレー8を設けることができ、その場合には、入力
線aや出力線bを共通にすることができる。また、本実
施例ではコネクタ2を保護リレー8と一体にしたが、本
発明はこれに限らず、保護リレー8とは別にして端子台
等に取り付けるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明の保護リレー用コネクタによれ
ば、基台に一次側と二次側を接続する弾性を有する接続
片を設け、一方差込み部には、二次側の保護リレーに接
続し外部に導き出す金属片を備え、かつ一次側には保護
リレーの出力端子、及びCT線を短絡させる金属片が形
成されていることから、差込み部を基台に差し込まない
状態であれば、基台内の接続片どうしが接触し、保護リ
レーとして機能させることができ、そして、保護リレー
を検査する場合には、差込み部を基台に差し入れること
により、基台の接続片どうしが開放され、それと同時に
保護リレーと差込み部が接続され差込み部を介して検査
用機器に接続させることができ、かつ一次側において
は、保護リレーがb接点の場合にはまず出力端子が遮断
されることなく短絡され、更にCT線が短絡されるの
で、出力線に誤信号が流れることがなく、かつCT線の
端子間に異常電圧が発生することがない。
ば、基台に一次側と二次側を接続する弾性を有する接続
片を設け、一方差込み部には、二次側の保護リレーに接
続し外部に導き出す金属片を備え、かつ一次側には保護
リレーの出力端子、及びCT線を短絡させる金属片が形
成されていることから、差込み部を基台に差し込まない
状態であれば、基台内の接続片どうしが接触し、保護リ
レーとして機能させることができ、そして、保護リレー
を検査する場合には、差込み部を基台に差し入れること
により、基台の接続片どうしが開放され、それと同時に
保護リレーと差込み部が接続され差込み部を介して検査
用機器に接続させることができ、かつ一次側において
は、保護リレーがb接点の場合にはまず出力端子が遮断
されることなく短絡され、更にCT線が短絡されるの
で、出力線に誤信号が流れることがなく、かつCT線の
端子間に異常電圧が発生することがない。
【0023】しかも、保護リレーを検査中も電力が遮断
されないのでその間機器の使用を継続させることができ
る。
されないのでその間機器の使用を継続させることができ
る。
【図1】本発明にかかるコネクタの一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】保護リレーを含む全体を示す回路図である。
【図3】本発明のコネクタの差込み部を示す正面図であ
る。
る。
【図4】本発明のコネクタの基台を示す断面図である。
【図5】本発明にかかるコネクタの一使用例を示す断面
図である。
図である。
【図6】差込み部を挿入していない状態のコネクタの配
線を示す図である。
線を示す図である。
【図7】差込み部を挿入した状態のコネクタの配線を示
す図である。
す図である。
【符号の説明】 2 コネクタ 3 接続片 4 基台 6 差込み部 7 板部 8 保護リレー 9 接続片 10 電源 11、13 金属片 12 断路器 14 遮断器 16 トランス 19 リード線 20 検査機 a 入力線 b 出力線 c 電力線
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくともCT線を制御用に有する保護
リレーのコネクタであり、弾性を有する一対の接続片を
内部に複数備え一次側と二次側とを導通させる基台と、
前記接続片の間に差し入れることにより前記基台の一次
側と二次側との導通を遮断するとともに該基台の二次側
に設けられている接続片に接触し各々の接続片を外部の
検査機に連結させる金属片を備え、かつ一次側の前記C
T線に接触し該CT線を短絡させる第1金属片と、前記
保護リレーの出力端子がb接点の場合に一次側の該b接
点に前記基台の一次側と二次側との導通が遮断される以
前に接触し該b端子を短絡させる第2金属片とを備えた
差入れ部とからなることを特徴とする保護リレーの点検
用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192514A JPH0854415A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 保護リレーの点検用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192514A JPH0854415A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 保護リレーの点検用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0854415A true JPH0854415A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16292557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6192514A Pending JPH0854415A (ja) | 1994-08-16 | 1994-08-16 | 保護リレーの点検用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0854415A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106771390A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-05-31 | 天津市百利纽泰克电气科技有限公司 | 一种低压供电型电流互感器用便携式试验工具 |
KR20200037980A (ko) * | 2018-10-02 | 2020-04-10 | 한국전력공사 | 변류기의 시험용 단자 분리대 |
-
1994
- 1994-08-16 JP JP6192514A patent/JPH0854415A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106771390A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-05-31 | 天津市百利纽泰克电气科技有限公司 | 一种低压供电型电流互感器用便携式试验工具 |
CN106771390B (zh) * | 2016-12-08 | 2019-04-23 | 天津市百利纽泰克电气科技有限公司 | 一种低压供电型电流互感器用便携式试验工具 |
KR20200037980A (ko) * | 2018-10-02 | 2020-04-10 | 한국전력공사 | 변류기의 시험용 단자 분리대 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030805 |