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JPH0853447A - 新規1,3−ジヒドロ−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オンとオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン化合物、その製造方法及びそれらを含む薬剤組成物 - Google Patents

新規1,3−ジヒドロ−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オンとオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン化合物、その製造方法及びそれらを含む薬剤組成物

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Publication number
JPH0853447A
JPH0853447A JP7171778A JP17177895A JPH0853447A JP H0853447 A JPH0853447 A JP H0853447A JP 7171778 A JP7171778 A JP 7171778A JP 17177895 A JP17177895 A JP 17177895A JP H0853447 A JPH0853447 A JP H0853447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
pyridin
compound
group
methyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7171778A
Other languages
English (en)
Inventor
Gerald Guillaumet
ジェラール・ギヨーム
Marie-Claude Viaud
マリー−クロード・ヴィオー
Laurence Savelon
ローレンス・サヴロン
Panayota Pavli
パナヨタ・パウリ
Pierre Renard
ピエール・レナール
Bruno Pfeiffer
ブルノ・フェイファー
Daniel-Henri Caignard
ダニエル−アンリ・カニャール
Jean-Guy Bizot-Espiard
ジャン−ギュイ・ビゾー−エスピアール
Gerard Adam
ジェラール・アダム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ADIR SARL
Original Assignee
ADIR SARL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from FR9408418A external-priority patent/FR2722195B1/fr
Priority claimed from FR9408419A external-priority patent/FR2722196B1/fr
Application filed by ADIR SARL filed Critical ADIR SARL
Publication of JPH0853447A publication Critical patent/JPH0853447A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids

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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 抗炎症性を示さない、非モルヒネ系鎮痛物質
の提供。 【解決手段】 一般式: (式中、例えば、R1 はメチル基であり、Yは酸素原子
であり、Wは2−(4−フェニルピペラジン−1−イ
ル)−1−ヒドロキシエチル基である)で示される化合
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規1,3−ジヒドロ−2H−
ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オンとオキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン化合物、そ
の製造方法及びそれらを含む薬剤組成物に関する。
【0002】多くの1,3−ジヒドロ−2H−ピロロ
〔2,3−b〕ピリジン−2−オン及びオキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン化合物が、
治療上、強心性、殺虫性又は抗炎症性のような性質を有
すると記載されている。
【0003】1,3−ジヒドロ−2H−ピロロ〔2,3
−b〕ピリジン−2−オンについて、EP-436 333では、
特に、有用な抗炎症性を有すると記載されている3−ア
ミノカルボニル−1,3−ジヒドロ−2H−ピロロ
〔2,3−b〕ピリジン−2−オンを特許請求してい
る。
【0004】3位がアルキル及びアリールで置換された
1,3−ジヒドロ−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジ
ン−2−オンも、Journal of Medicinal Chemistry (19
90),33, 2697-2706の論文に抗炎症剤として記載されて
いる。
【0005】オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2
(3H)−オン及び更に詳しくはピリジン核が置換され
た化合物について、EP-357 675及びUS-486 674では、ピ
リジンの6位が置換されて、強心剤として記載されてい
る幾つかの化合物を特許請求している。
【0006】本発明の化合物は、複素環のピリジン残基
がアシル、ヒドロキシ及び/又はアミノ基で置換されて
いるという点で、高度に独創的な構造を有している。
【0007】この種のオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジ
ン−2(3H)−オンのどれもが文献に記載又は特許請
求されておらず、ピリジン核が置換されたピロロ〔2,
3−b〕ピリジン−2−オンは、ただハロゲン、アルキ
ル又はニトリルで置換されたものだけであり、かつこれ
は本質的に抗炎症剤として記載されている。
【0008】本出願人により発見された新規化合物は、
抗炎症性の事実上の欠如と関連する強力なその鎮痛活性
により、上述のすべての化合物とは異なる。
【0009】現在までに既知の多くの非モルヒネ系鎮痛
物質も、抗炎症性を有し、したがって炎症の症状と関連
した過程に関与する(これは、例えば、アスピリンのよ
うなサリチル酸化合物、フェニルブタゾンのようなピラ
ゾール化合物、アリール酢酸又はインドメタシンのよう
なヘテロアリール酢酸などに当てはまる)。抗炎症剤で
あるため、これらの物質は、シクロオキシゲナーゼを阻
害し、多くの化学メディエーター(プロスタグランジ
ン、プロスタサイクリン、トロンボキサンA2など)の
生合成を妨害する。したがって、凝固障害に関連した血
小板凝集の阻害、及び胃粘膜に対して細胞保護作用を有
するプロスタグランジンPGE2とPGF1aの生合成
の低下から生じる、潰瘍と出血の可能性を有する胃腸毒
性を含む、多くの副作用が存在する。これらが引き起こ
す困難とは別に、これらの副作用は、これらに特に敏感
な多くの患者に対して、抗炎症性を有する鎮痛物質の処
方を不可能にしている。
【0010】本発明の化合物は、炎症性メディエーター
を妨害しないため、上述の副作用は有さない。
【0011】毒性の欠如及びこれらの高レベルの活性に
関連した特徴により、本発明の化合物は、この種の多く
の物質に普通は適用される使用の制限なしに、鎮痛剤と
して使用することができる。
【0012】本発明は、更に具体的には、一般式
(I):
【0013】
【化18】
【0014】〔式中、R1 は、水素、並びにアルキル、
アルケニル、シアノアルキル及びアリールアルキル基か
ら選択され;Wは、−A−R2 基及び−(A)m −(C
2n −N(R3 )R4 基から選択され;R2 は、ア
ルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、フ
ェニル、フェニルアルキル、ナフチル及びナフチルアル
キル基から選択され;R3 及びR4 は、各々他と独立
に、水素、並びにアルキル、フェニル、フェニルアルキ
ル、シクロアルキル及びシクロアルキルアルキル基から
選択されるか、或はこれらに結合している窒素原子と一
緒になって、次式:
【0015】
【化19】
【0016】(式中、aは、0から4までの整数を表
し;bは、1又は2を表し;c、d、e及びfは、0か
ら4までの整数を表し;gは、4又は5を表し;Zは、
O、S又はN−R7 (式中、R7 は、水素原子、又はア
ルキル、フェニル、フェニルアルキル、シクロアルキ
ル、シクロアルキルアルキル、ベンズヒドリル、ナフチ
ル、ピリジル若しくはピリミジル基を表す)を表す)か
ら選択される複素環系を形成し;nは、1から4までの
整数を表し;mは、0又は1を表し;Aは、−CO−基
及び−CH(OH)−基から選択され;Yは、酸素原子
又は−C(R5 )(R6 )−基(式中、R5 及びR6
は、各々他と独立に、水素、アルキル基、シクロアルキ
ル基、シクロアルキルアルキル基、フェニル基及びベン
ジル基から選択される)を表し;但し、式(I)の記述
中、「アルキル」、「アルケニル」及び「アルコキシ」
という用語は、非置換であっても又は1つ以上のアルコ
キシ基で置換されていてもよい、1〜6個の炭素原子を
有する直鎖又は分岐鎖基を意味し;「アリール」という
用語は、フェニル、ナフチル又はピリジン基を意味し;
フェニル、ベンジル、フェニルアルキル、ナフチル、ピ
リジン、ピリミジル及びベンズヒドリル基は、非置換で
あっても、或は1つ以上のハロゲン原子又はヒドロキ
シ、アルキル、アルコキシ、トリフルオロメチル若しく
はニトロ基で置換されていてもよく;「シクロアルキ
ル」という用語は、3〜8個の炭素原子を有する環系を
意味し;「シクロアルキルアルキル」、「アリールアル
キル」、「フェニルアルキル」及び「ナフチルアルキ
ル」という用語は、1〜6個の炭素原子を含む直鎖又は
分岐鎖の炭素鎖と結合したシクロアルキル、アリール、
フェニル又はナフチル基を意味し;R3 及びR4 により
形成される複素環系は、非置換であっても、又は1つ以
上のハロゲン原子若しくはアルキル基で置換されていて
もよい〕で示される化合物、純粋な形又は混合物の形の
その可能な幾何異性体及び/又は光学異性体、或いは酸
又は塩基との薬剤学的に許容しうるその付加塩に関す
る。
【0017】本発明はまた、式(I)の化合物の製造方
法に関し、A.Wが−A−R 2 を表 す場合、 ・ 式(II):
【0018】
【化20】
【0019】(式中、Yは、式(I)のそれと同義であ
り;そしてR′1 は、R′1 が水素原子を表さないこと
以外はR1 と同義である)で示される化合物を、 − 1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタンと酢
酸パラジウム(II)の存在下で、式(III ):
【0020】
【化21】
【0021】(式中、Alkは、1〜4個の炭素原子を
有するアルキル基を表し;そしてR′2 は、水素原子、
或は、場合によりフェニル、ナフチル若しくはシクロア
ルキル基で置換されていてもよい1〜5個の炭素原子を
有する、直鎖又は分岐鎖アルキル基を表す)で示される
不飽和エーテルと反応させて、式(IV):
【0022】
【化22】
【0023】(式中、R′1 、R′2 及びYは、上記と
同義である)で示される化合物を得るか; − テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム
と塩化リチウムの存在下で、式(V):
【0024】
【化23】
【0025】(R′2 及びAlkは、上記と同義であ
る)で示される化合物と反応させて、これも式(IV):
【0026】
【化24】
【0027】で示される化合物を得るか;或いは − 亜鉛の存在下で、式(VI):
【0028】
【化25】
【0029】(式中、Halは、ハロゲン原子を表し;
そしてArは、場合により置換されていてもよいフェニ
ル又はナフチル基を表す)で示されるハロゲン化化合物
と反応させて、式(VII ):
【0030】
【化26】
【0031】(式中、Arは、上記と同義であり;そし
てR1 は、式(I)のそれと同義である)で示される化
合物を得、これを酸化剤(例えば、酸化クロム又はN−
ブロモスクシンイミド)との酸化反応に付して、式(VI
II):
【0032】
【化27】
【0033】(式中、Ar、Y及びR1 は、上記と同義
である)で示される化合物を得(ここで、N−ブロモス
クシンイミドが使用され、かつYがCH2 基を表す場合
には、酸化反応に続いて亜鉛による脱臭素化工程が必要
である); ・ 必要であれば、式(IV)及び(VIII)の化合物を、 − R1 又はR′1 がベンジル基を表す場合には、パラ
ジウム担持活性炭と水素の存在下で脱ベンジル化して、
式(IX)及び(X):
【0034】
【化28】
【0035】(式中、Y、Ar及びR′2 は、上記と同
義である)で示される化合物を得ることができ;或いは − R1 又はR′1 がシアノメチル化された基を表す場
合には、酸化白金と水素の存在下で脱シアノメチル化し
て、式(IX)及び(X)の化合物を得ることができ; ・ ここで、化合物(IV)、(VIII)、(IX)及び
(X)全体で、式(XI):
【0036】
【化29】
【0037】(式中、R1 、R2 及びYは、上記と同義
である)で示される化合物を構成し、 ・ 必要であれば、式(XI)の化合物を還元剤(例え
ば、水素化ホウ素ナトリウム)で還元して、式(XII
):
【0038】
【化30】
【0039】(式中、R1 、R2 及びYは、上記と同義
である)で示されるアルコールにし、B.Wが−(A) m −( CH 2 n −N(R 3 )R 4
表す場合、 ・ 式(XIII):
【0040】
【化31】
【0041】(式中、Y、R1 、n及びmは、式(I)
のそれと同義であり;そしてZは、ハロゲン原子又はト
シラート基のような脱離基を表す)で示される化合物
を、式(XIV ):
【0042】
【化32】
【0043】(式中、R3 及びR4 は、式(I)のそれ
と同義である)で示されるアミンと反応させて、 式(XV):
【0044】
【化33】
【0045】(式中、n、m、Y、R1 、R3 及びR4
は、上記と同義である)で示される化合物を得て、 ・ m=1の場合に、場合によりこれのカルボニル官能
基を還元剤(例えば、水素化ホウ素ナトリウム)で還元
して、式(XVI ):
【0046】
【化34】
【0047】(式中、n、Y、R1 、R2 及びR3 は、
上記と同義である)で示される対応するアルコールを得
て、 ・ ここで、式(XI)、(XII )、(XV)及び(XVI )
の化合物は、全体で式(I)の化合物を形成し、適宜こ
れを従来の精製方法により精製し、必要であれば従来の
分離方法によりその幾何異性体及び光学異性体に分離
し、そして必要ならばこれを酸又は塩基との薬剤学的に
許容しうるその塩に変換することを特徴とする。
【0048】本発明の化合物の薬理学的検討により、こ
れらが低毒性であり、純粋に高い鎮痛活性を有し、した
がってこの種の活性を有する非モルヒネ系化合物の抗炎
症性成分に固有の不都合な点(潰瘍生成作用、凝固過程
の妨害など)を有さないことが示された。
【0049】この純粋な鎮痛活性により、本発明の化合
物は、リウマチ性疼痛、腰座骨神経痛(lombosciatic n
euralgias )、頚腕神経痛(cervicobrachial neuralgi
as)、外傷性疼痛(例えば、捻挫、骨折、脱臼)、外傷
後疼痛、手術後疼痛、歯痛、神経痛(例えば、顔面神経
痛)、内臓の疼痛(例えば、腎臓の疝痛)、月経困難
症、肛門の手術、耳鼻咽喉(ENT)関係の疼痛、膵
炎、種々の疼痛、頭痛、癌性疼痛などのような多くの適
応症に、非常に有用である。
【0050】本発明はまた、塩基の形の、又は薬剤学的
に許容しうる酸との塩に変換された、式(I)の化合物
の1つを、単独か、又は1つ以上の薬剤学的に許容しう
る、不活性で非毒性の賦形剤若しくは担体との組み合わ
せで含有する薬剤組成物に関する。
【0051】本発明にはまた、塩基又は塩の形の式
(I)の化合物の1つを、カフェインと一緒に、1つ以
上の薬剤学的に許容しうる、不活性で非毒性の賦形剤若
しくは担体との組み合わせで含有する薬剤組成物も含ま
れる。
【0052】本発明による薬剤組成物の中で、特に、経
口、非経口、鼻内、直腸内、経舌、眼内又は呼吸器投
与、そして特に注射可能な調剤、エーロゾル、点眼又は
点鼻剤、錠剤又は糖衣錠、舌下錠、薬袋(sachets )、
パケット、ゼラチンカプセル、グロセット(glossette
s)、トローチ剤、坐剤、クリーム剤、軟膏剤、皮膚用
ゲルなどに適切なものが挙げられる。
【0053】使用される用量は、患者の年齢と体重、投
与経路、臨床適応症の性質及び可能な併用治療の性質に
より変化し、24時間に5mgから4gの範囲である。
【0054】以下の実施例は、本発明を説明するもので
あり、なんら本発明を限定するものではない。
【0055】準備工程1:6−ブロモ−オキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン N,N−ジメチルホルムアミド(100ml)中に、オキ
サゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン(5
g、23.25mmol) を溶解した後、臭素(1.28m
l、25.58mmol)を徐々に加えた。室温にて2時
間、撹拌し続けた。次いで水(50ml)を反応混合物に
加えた。この混合物をろ過し、少量の水で洗浄し、真空
乾燥した後、標題の化合物を単離した。収率は90%で
あった。
【0056】
【化35】
【0057】M.p.:229-230℃ IR(KBr):1750cm-1(CO カルバメート)1 H NMR(CDCl3+D2O),δ(ppm):7.54(d,H7,1H,J5,7=2.4H
z);8.17(d,H5,1H,J5,7=2.4Hz)
【0058】準備工程2:6−ブロモ−3−メチルオキ
サゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン N,N−ジメチルホルムアミド(10ml)中に、準備工
程1で得た6−ブロモオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジ
ン−2(3H)−オン(530mg、2mmol)を溶解し、
そこへ水素化ナトリウム(油中80%)(66mg、2.
20mmol)を加えた。室温で1時間撹拌し続け、次いで
N,N−ジメチルホルムアミド(0.5ml)で希釈した
ヨウ化メチル(426mg、3mmol)を滴下にて加えた。
反応混合物を2時間、加熱還流した。溶液を冷却し、溶
媒を減圧下で留去した後、残渣を水に取り、ジクロロメ
タンで抽出した。硫酸マグネシウム上で有機相を乾燥さ
せ、ろ過し、次いで溶媒を留去した。標題の化合物を、
シリカゲル上でクロマトグラフィー(溶離剤:ジクロロ
メタン)により、精製した。収率は85%であった。
【0059】
【化36】
【0060】M.p.: 125-127 ℃ IR(KBr):1770cm-1(CO カルバメート)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):3.47(s,NCH3,3H);7.52(d,H7,1
H,J5,7=2.2Hz);8.16(d,H5,1H,J5,7=2.2Hz)
【0061】準備工程3:6−ブロモ−3−(シアノメ
チル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)
−オン 無水エタノ−ル(6ml)とナトリウム(28mg、1.2
mmol)で製造したナトリウムエトキシド溶液に、準備工
程1で得た6−ブロモオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジ
ン−2(3H)−オン(215mg、1.0mmol)を加え
た。反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いでエタノ−
ルを減圧下で留去した。N,N−ジメチルホルムアミド
(6ml)中にそのアニオンを溶解し、そこへ少量の溶媒
で希釈したブロモアセトニトリル(0.1ml、1.5mm
ol)を滴下にて加えた。反応混合物を2時間、加熱還流
した。溶液を冷却し、溶媒を減圧下で留去した後、残渣
を水に取り、ジクロロメタンで抽出した。硫酸マグネシ
ウム上で有機相を乾燥させ、ろ過し、次いで溶媒を留去
した。シリカゲル上でクロマトグラフィー(溶離剤:ジ
クロロメタン)に付し、標題の化合物を精製した。収率
は82%であった。
【0062】
【化37】
【0063】M.p.: 127-129 ℃ IR(KBr):1780cm-1(CO カルバメート)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):4.81(s,NCH2,2H);7.66(d,H7,1
H,J5,7=1.5Hz);8.28(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0064】準備工程4:(2−ベンジルオキシ)−6
−ブロモオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン 準備工程2の化合物の合成のために使用した操作と同様
の操作を行った。ヨウ化メチルの代わりに、臭化ベンジ
ルを使用した。収率は60%であった。
【0065】
【化38】
【0066】M.p.: 222-224 ℃ IR(KBr):1740cm-1(-C=N-)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):5.40(s,NCH2,2H);7.16(d,H7,1
H,J5,7=1.5Hz);7.34(s,Harom,5H);7.42(d,H5,1H,J5,7=
1.5Hz) MS(IC/NH3):m/z=307(M+1)
【0067】準備工程5:6−ブロモ−3−(2−フェ
ニルエチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2
(3H)−オン 方法A:ヨウ化メチルの代わりに(2−ブロモエチル)
ベンゼンを使用した以外は、準備工程2の化合物の合成
の方法と同様の操作を行って、標題化合物を収率63%
で得た。
【0068】方法B:ブロモアセトニトリルの代わりに
(2−ブロモエチル)ベンゼンを使用した以外は、準備
工程3の化合物の合成の方法と同様の操作を行って、標
題化合物を収率78%で得た。
【0069】
【化39】
【0070】M.p.: 115-117 ℃ IR(KBr):1780cm-1(CO カルバメート)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):3.14(dd,CH2,2H,J1=8.1Hz,J2=
7.4Hz);4.15(dd,NCH2,2H,J1=8.1Hz,J2=7.4Hz);7.18-7.3
4(m,Harom,5H);7.55(d,H7,1H,J5,7=2.2Hz);8.19(d,H5,1
H,J5,7=2.2Hz)
【0071】準備工程6:3−アリル−6−ブロモオキ
サゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 方法A:ヨウ化メチルの代わりに臭化アリルを使用した
以外は、準備工程2の化合物の合成の方法と同様の操作
を行って、標題化合物を収率41%で得た。
【0072】方法B:ブロモアセトニトリルの代わりに
臭化アリルを使用した以外は、準備工程3の化合物合成
の方法と同様の操作を行って、標題化合物を収率56%
で得た。
【0073】
【化40】
【0074】M.p.: 71-73 ℃ IR(KBr):1785cm-1(CO カルバメート)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):4.52(d,NCH2,2H,J=5.9Hz);5.29
(d,Hethyl.,1H,J=9.9Hz);5.33(d,Hethyl.,1H,J=17.5H
z);5.89-6.04(m,Hethyl.,1H);7.57(d,H7,1H,J5,7=2.2H
z);8.20(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0075】準備工程7:6−ブロモ−3−(2−シア
ノエチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3
H)−オン N,N−ジメチルホルムアミド(15ml)中に、6−ブ
ロモオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−
オン(215mg、1mmol)を溶解した。その溶液に、ト
リエチルアミン(120mg、1.2mmol)とアクリロニ
トリル(64mg、1.2mmol)とを連続して加えた。反
応混合物を12時間還流し続けた。溶液を冷却し、溶媒
を減圧下で留去した後、残渣を水に取り、ジクロロメタ
ンで抽出した。硫酸マグネシウム上で有機相を乾燥さ
せ、ろ過し、次いで溶媒を留去した。標題の化合物を、
シリカゲル上でクロマトグラフィー(溶離剤:塩化メチ
レン)により、精製した。収率は81%であった。
【0076】
【化41】
【0077】M.p.: 146-148 ℃ IR(KBr):2240cm-1(CN),1785cm-1(COカルバメート)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.97(dd,CH2,2H,J1=7.4Hz,J2=
6.6Hz);4.24(dd,NCH2,2H,J1=7.4Hz,J2=6.6Hz);7.61(d,H
7,1H,J5,7=1.5Hz);8.21(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0078】準備工程8:6−ブロモ−3−〔2−(ピ
リジン−2−イル)エチル〕オキサゾロ〔4,5−b〕
ピリジン−2(3H)−オン 2−ビニルピリジン(5ml)中に6−ブロモオキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン(1g、
4.65mmol)を、懸濁した。この臭素化合物が完全に
溶解するまで、激しく撹拌しながら溶液を加熱した。加
熱還流を2時間続けた。溶液を冷却した後、それを水に
取り、ジクロロメタンで抽出した。硫酸マグネシウム上
で有機相を乾燥させ、ろ過し、次いで溶媒を留去した。
標題の化合物を、シリカゲル上でクロマトグラフィー
(溶離剤:ジクロロメタン/酢酸エチル:9/1)によ
り、精製した。収率は87%であった。
【0079】
【化42】
【0080】M.p.: 130-132 ℃ IR(KBr):1780cm-1(CO カルバメート)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):3.31(t,CH2,2H,J=7.4Hz);4.34
(t,NCH2,2H,J=7.4Hz);7.08-7.16(m,Harom,2H);7.52(d,H
7,1H,J5,7=1.5Hz);7.52-7.60(t,Harom,1H,J=7.4Hz);8.1
5(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz);8.50(d,Harom,1H,J=4.4Hz)
【0081】準備工程9:6−ブロモ−3−〔2−(ピ
リジン−4−イル)エチル〕オキサゾロ〔4,5−b〕
ピリジン−2(3H)−オン 2−ビニルピリジンの代わりに4−ビニルピリジンを使
用した以外は、準備工程8の化合物の合成の方法と同様
の操作を行って、標題の化合物を収率65%で得た。
【0082】
【化43】
【0083】M.p.: 139-141 ℃ IR(KBr):1780cm-1(CO カルバメート)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):3.17(dd,CH2,2H,J1=8.1Hz,J2=
7.4Hz);4.19(dd,NCH2,2H,J1=8.1Hz,J2=7.4Hz);7.17(d,H
arom,2H,J=5.9Hz);7.55(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);8.16(d,H
5,1H,J5,7=1.5Hz);8.51(d,Harom,2H,J=5.9Hz)
【0084】準備工程10:1−メチルピロロ〔2,3
−b〕ピリジン アルゴン雰囲気下、ジメチルホルムアミド(15.0m
l)に、ピロロ〔2,3−b〕ピリジン(2.00g、
16.93mmol)を溶解させた。0℃で30分間に亘っ
て、水素化ナトリウム(油中60%)(0.96g、4
0.0mmol、1.5当量)を、加えた。0℃にて30分
間撹拌した後、ヨ−ドメタン(1.49ml、24.02
mmol、1.5当量)を、滴下にて加えた。室温に戻した
後、反応混合物を1時間、撹拌した。ジメチルホルムア
ミドを減圧下で留去し、生成物を水に取り、ジクロロメ
タンで抽出した。シリカカラム(溶離剤:石油エ−テル
/酢酸エチル:7/3)上での精製により、油状の標題
の化合物を収率99%で単離した。
【0085】
【化44】
【0086】IR(film):1597cm-1(C=C,Ar)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):3.85(s,3H,CH3);6.40(d,1H,H3,
J3,2=3.3Hz);7.01(dd,1H,H5,J5,4=7.4Hz,J5,6=5.2Hz);
7.13(d,1H,H2,J2,3=3.3Hz);7.85(d,1H,H4,J4,5=7.4Hz);
8.29(d,1H,H6,J6,5=5.2Hz)
【0087】準備工程11:1,3−ジヒドロ−1−メ
チル−5−ブロモ−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジ
ン−2−オン 工程1:1,3−ジヒドロ−3,3,5−トリブロモ−
1−メチル−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2
−オン 方法A:過臭素酸ピリジニウム(40.58g、12
7.0mmol、 3.0当量)を、tert−ブタノ−ル
(80ml)中の準備工程10の化合物(5.59g、4
2.3mmol)の溶液に加えた。混合物を室温で2時間撹
拌した。溶媒を、減圧下で蒸発させて濃縮し、粗生成物
を水に取り、次いで酢酸エチルで抽出した。蒸発によ
り、標題の化合物を収率93%で得た。こうして得た
1,3−ジヒドロ−3,3,5−トリブロモ−1−メチ
ル−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オン1
2.46g(40.7mmol)を、ジメチルホルムアミド
50ml中に溶解した。滴下にて臭素(4.17ml、8
1.4mmol、2当量)を加えた後、反応混合物を室温で
15時間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させた後、生成
物を水に取り、次いでジクロロメタンで抽出した。溶媒
を一旦蒸発させた後に、橙色の固体を石油エ−テルで洗
浄した。乾燥後、標題の化合物を収率85%で得た。
【0088】方法B:準備工程10で得た1−メチルピ
ロロ〔2,3−b〕ピリジン(2.00g、15.1mm
ol)を、tert−ブタノ−ル(132ml)中に溶解し
た。等量の水(132ml)を徐々に加えた。臭素(9.
28ml、128.2mmol、12.0当量)を、滴下漏斗
を使用して、滴下した。室温で24時間撹拌後、ter
t−ブタノ−ルを減圧下で留去した。混合物を、pHが
中性になるまで炭酸水素ナトリウム溶液に溶解させ、次
いでろ過した。乾燥により、標題の化合物を収率91%
で得た。
【0089】
【化45】
【0090】M.p.=210℃ IR(KBr):ν=1747cm-1(C=O)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):3.28(s,3H,CH3);3.55(s,2H,C
H2);7.59(s,1H,H4);8.25(s,1H,H6)
【0091】工程2:1,3−ジヒドロ−5−ブロモ−
1−メチル−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2
−オン 工程1で得た化合物(0.327g、0.85mmol)を
酢酸(8ml)に溶解した。亜鉛(4.3g、8.5mmo
l、10当量)をアルゴン雰囲気下、室温にて加えた。
同温で30分間撹拌した後、反応混合物をろ過し、次い
で減圧下で留去した。粗生成物をpHが中性になるまで
酢酸エチルで抽出し、次いでシリカカラム(溶離剤:石
油エ−テル/酢酸エチル:7/3)上で精製した。標題
の化合物を収率98%で得た。
【0092】
【化46】
【0093】M.p.=149℃ IR(KBr):ν=1713cm-1(C=O)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):3.28(s,3H,CH3);3.55(s,2H,C
H2);7.59(s,1H,H4);8.25(s,1H,H6)
【0094】準備工程12:1,3−ジヒドロ−5−ブ
ロモ−3,3−ジメチル−2H−ピロロ〔2,3−b〕
ピリジン−2−オン アルゴン雰囲気下、準備工程11で得た化合物3g(1
3.21mmol)を、無水テトラヒドロフラン40ml中に
溶解した。氷浴にて冷却し、水素化ナトリウム793mg
(33.03mmol)を加えた。30分間撹拌後、徐々に
ヨウ化メチル2.06ml(4.69g、33.03mmo
l)を加えた。一時間に亘って徐々に室温にした。溶媒
を留去した。残渣を水に取り、ジクロロメタンで抽出し
た。硫酸マグネシウム上で有機相を乾燥させた。シリカ
カラム上で精製後、標題の化合物2.09gを収率62
%で得た。
【0095】
【化47】
【0096】M.p.=93-94℃1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):1.41(s,6H,2 ×CH3);3.27(s,3
H,CH3);7.50(d,1H,H4);8.23(d,1H,H6)
【0097】準備工程13:3−ベンジル−6−ブロモ
オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 無水エタノ−ル6ml及びナトリウム28mg(1.2mmo
l)から製造されたナトリウムエトキシド溶液を、6−
ブロモオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)
−オン215mg(1.0mmol)に加えた。室温で1時間
撹拌後、減圧下で濃縮乾燥させた。残渣をN、N−ジメ
チルホルムアミド6mlに取り、臭化ベンジルを滴下し
た。2時間の加熱還流後、冷却し減圧下で濃縮乾燥さ
せ、残渣を水に取り、ジクロロメタンで抽出した。濃縮
乾燥により得た粗生成物を、シリカカラム上でクロマト
グラフィー(溶離剤:ジクロロメタン)により精製し
た。収率は68%であった。
【0098】
【化48】
【0099】M.p.=78-80℃ IR(KBr):1780cm-1(CO カルバメート)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):5.12(s,NCH2,2H);7.27-7.39(m,
Harom,3H);7.47-7.51(m,Harom,2H);7.54(d,H7,1H,J5,7=
2.2Hz);8.20(d,H5,1H,J5,7=2.2Hz)
【0100】準備工程14:6−ブロモメチル−3−メ
チルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−
オン 工程1:3,6−ジメチルオキサゾロ〔4,5−b〕ピ
リジン−2(3H)−オン 方法A:準備工程2で得た6−ブロモ−3−メチルオキ
サゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン(1
00mg、0.45mmol)を、ヘキサメチルホスホルアミ
ド(15ml)中に溶解した。この溶液中にテトラメチル
スズ(0.6ml、4.5mmol)及びテトラキス(トリフ
ェニルホスフィン)パラジウム(500mg、0.45mm
ol)を連続して加えた。4時間、 加熱還流を続けた。こ
の溶液を水に取り、ジクロロメタンで抽出した。硫酸マ
グネシウム上で、有機相を乾燥させ、ろ過し、次いで溶
媒を減圧下で留去した。3,6−ジメチルオキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オンを、シリカ
ゲル上でクロマトグラフィー(溶離剤:ジクロロメタ
ン)により精製した。収率は75%であった。
【0101】方法B:準備工程2で得た6−ブロモ−3
−メチルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3
H)−オン(414mg、1.8mmol)を、N,N−ジメ
チルホルムアミド(5ml)中に溶解した。この溶液にテ
トラメチルスズ(0.3ml、2.2mmol)、塩化リチウ
ム(229mg、5.4mmol)及びテトラキス(トリフェ
ニルホスフィン)パラジウム(62mg、0.1mmol)を
連続して加えた。8時間、 加熱還流を続けた。この溶液
を冷却し、溶媒を減圧下で留去し、残渣を水に取り、ジ
クロロメタンで抽出した。硫酸マグネシウム上で有機相
を乾燥させ、ろ過し、次いで溶媒を留去した。3,6−
ジメチルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3
H)−オンを、シリカゲル上でクロマトグラフィー(溶
離剤:ジクロロメタン)により精製した。収率は66%
であった。
【0102】方法C:準備工程2で得た6−ブロモ−3
−メチルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3
H)−オン(414mg、1.8mmol)を、トルエン(1
0ml)中に溶解した。この溶液にテトラメチルスズ
(0.3ml、2.2mmol)、パラジウムのビス(トリフ
ェニルホスフィン)ジクロリド錯体(70mg、0.1mm
ol)を連続して加えた。8時間、 加熱還流を続けた。溶
液を冷却し、溶媒を減圧下留去し、残渣を水に取り、ジ
クロロメタンで抽出した。硫酸マグネシウム上で有機相
を乾燥させ、ろ過し、次いで溶媒を留去した。3,6−
ジメチルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3
H)−オンを、シリカゲル上でクロマトグラフィー(溶
離剤:ジクロロメタン)によって精製した。収率は72
%であった。 M.p.=114-116℃ IR(KBr):1780cm-1(CO カルバメート)
【0103】工程2:6−ブロモメチル−3−メチルオ
キサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 上記工程1で得た3,6−ジメチルオキサゾロ〔4,5
−b〕ピリジン−2(3H)−オン(0.50g、3.
05mmol)を、蒸留した四塩化炭素(50ml)に溶解
し、次いでN−ブロモスクシンイミド(597mg、3.
35mmol)及び触媒量の過酸化ベンゾイルを加えた。加
熱還流を3時間続けた。この溶液を冷却後、得られたス
クシンイミドをろ過し、この溶媒を減圧下で留去した。
標題の化合物をシリカゲル上でフラッシュクロマトグラ
フィー(溶離剤:ジクロロメタン)によって精製した。
収率は83%であった。
【0104】
【化49】
【0105】M.p.=105-106℃ IR(KBr):1785cm-1(CO カルバメート)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):3.49(s,NCH3,3H);4.53(s,CH2,2
H);7.46(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);8.13(d,H5,1H,J5,7=1.5H
z)
【0106】準備工程15:3−メチル−6−〔2−
(p−トルエンスルホニルオキシ)エチル〕オキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 工程1:3−メチル−6−ビニルオキサゾロ〔4,5−
b〕ピリジン−2(3H)−オン テトラメチルスズの代わりに、トリブチルビニルスズを
使用した以外は、準備工程14の工程1における方法C
の方法と同様の操作を行った。3−メチル−6−ビニル
オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン
の収率は86%であった。 M.p.=123-125℃ IR(KBr):1790cm-1(CO カルバメート)
【0107】工程2:6−(2−ヒドロキシエチル)−
3−メチルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3
H)−オン 水素化ホウ素溶液(テトラヒドロフラン中1M )(5m
l、5mmol)を、食塩/氷浴を使用して冷却し、次い
で、2,3−ジメチル−1−ブテン(0.6ml、5mmo
l)を徐々に加えた。この溶液の温度を0℃まで上げ、
同温で更に2時間撹拌し続けた。テトラヒドロフラン
(20ml)中に溶解した、3−メチル−6−ビニルオキ
サゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン
(1.14mg、5mmol)を、先に準備したテキシルボラ
ン(thexylborane)溶液に加えた。全体を0℃で2時間
撹拌し、次いでこの溶液に、10%水酸化ナトリウム水
溶液(2.40ml)及び酸素化水(2.00ml)を連続
して加えた。室温で1時間撹拌し、溶媒を減圧下で留去
した後、残渣を水に取った。ジクロロメタンで抽出を行
い、硫酸マグネシウム上で有機相を乾燥させ、ろ過し、
次いで溶媒を減圧下で留去した。シリカゲル上で、フラ
ッシュクロマトグラフィー(溶離剤:ジクロロメタン/
メタノ−ル:95/5)によって精製し、6−(2−ヒ
ドロキシエチル)−3−メチルオキサゾロ〔4,5−
b〕ピリジン−2(3H)−オンを、収率78%で得
た。 M.p.=142-144℃ IR(KBr):3400-3100cm-1(OH),1775cm-1(CO カルバメー
ト)
【0108】工程3:3−メチル−6−〔2−(p−ト
ルエンスルホニルオキシ)エチル〕オキサゾロ〔4,5
−b〕ピリジン−2(3H)−オン 工程2で得た6−(2−ヒドロキシエチル)−3−メチ
ルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オ
ン(194mg、1mmol)を、ジクロロメタン(5ml)に
溶解した。この溶液を食塩/氷浴を使用して0℃に冷却
し、トシルクロリド(286mg、1.5mmol)及びトリ
エチルアミン(0.4ml、3mmol)を加えた。この混合
物を室温に戻しながら、撹拌を48時間続けた。この反
応混合物に水を加えて加水分解し、次いでジクロロメタ
ンで抽出を行った。硫酸マグネシウム上で有機相を乾燥
させ、ろ過し、次いで溶媒を減圧下で留去した。標題化
合物をシリカゲル上でクロマトグラフィー(溶離剤:ジ
クロロメタン)によって精製した。収率は81%であっ
た。
【0109】
【化50】
【0110】M.p.=140-143℃ IR(KBr):1790cm-1(CO カルバメート)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.42(s,CH3,3H);2.97(t,CH2,2
H,J=6.6Hz);3.46(s,NCH3,3H);4.23(t,CH2,2H,J=6.6Hz);
7.13(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);7.27(d,Harom,2H,J=8.1Hz);
7.68(d,Harom,2H,J=8.1Hz);7.89(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0111】準備工程16:3−メチル−6−〔3−
(p−トルエンスルホニルオキシ)プロピル〕オキサゾ
ロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 工程1:3−メチル−(プロパ−2−エン−3−アール
−1−イル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2
(3H)−オン テトラメチルスズ及びトルエンの代わりに、それぞれ1
−トリブチルスタンニル−3、3−ジエトキシプロパ−
1−エン及びテトラヒドロフランを使用した以外は、準
備工程14の方法Cにおける工程1と同様の操作を行っ
た。この反応混合物を水に溶解し、次いで10%塩酸溶
液を数滴加え、得られた溶液を室温で1時間撹拌した。
ジクロロメタンで抽出し、硫酸マグネシウム上で乾燥さ
せ、減圧下で濃縮乾燥した後、粗生成物をシリカゲル上
で、クロマトグラフィー(溶離剤:ジクロロメタン/メ
タノ−ル:98/2)により精製した。収率は72%で
あった。
【0112】
【化51】
【0113】M.p.=210-212℃ IR(KBr):1790cm-1(CO カルバメート) ;1680cm-1(COアル
デヒド)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):3.51(s,NCH3,3H);6.68(dd,Hb,1
H,Ja,b=15.4Hz,J2=7.4Hz);7.49(d,Ha,1H,Ja,b=15.4Hz);
7.60(d,H7,1H,J5,7=2.2Hz);8.29(d,H5,1H,J5,7=2.2Hz);
9.72(d,CHO,1H,J=7.4Hz)
【0114】工程2:3−メチル−6−(3−ヒドロキ
シプロパ−1−イル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジ
ン−2(3H)−オン 3−メチル−6−(プロパ−2−エン−3−アール−1
−イル)オキサゾロピリジン−2(3H)−オン(50
0mg)をメタノ−ル35cm3 に溶解した。次いで、パラ
ジウム担持炭素50mgの存在下で水素添加した。ろ過
後、濃縮乾燥して得た粗生成物を、シリカゲル上で、ク
ロマトグラフィー(溶離剤:ジクロロメタン/メタノ−
ル:95/5)により精製した。収率は92%であっ
た。
【0115】
【化52】
【0116】M.p.=148-149℃ IR(KBr):3400-3100cm-1(OH);1770cm-1(CO カルバメー
ト)1 H NMR(CDCl3+D2O),δ(ppm):1.84-1.94(m,CH2,2H);2.77
(dd,CH2,2H,J1=8.1Hz,J2=7.0Hz);3.47(s,NCH3,3H);3.70
(dd,CH2,2H,J1=7.0Hz,J2=5.9Hz);7.29(d,H7,1H,J5,7=1.
5Hz);7.98(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0117】工程3:3−メチル−6−〔3−(p−ト
ルエンスルホニルオキシ)プロピル〕オキサゾロ〔4,
5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 6−(2−ヒドロキシエチル)−3−メチルオキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オンの代わり
に、3−メチル−6−(3−ヒドロキシプロピル)オキ
サゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オンを使
用した以外は、準備工程15の化合物の合成で使用した
方法と同様の操作を行った。収率は78%であった。
【0118】
【化53】
【0119】M.p.=150-152℃ IR(KBr):1790cm-1(CO カルバメート)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):1.91-2.03(m,CH2,2H);2.47(s,C
H3,3H);2.77(t,CH2,2H,J=7.4Hz);3.46(s,NCH3,3H);4.05
(t,CH2,2H,J=7.4Hz);7.11(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);7.36
(d,Harom,2H,J=8.1Hz);7.79(d,Harom,2H,J=8.1Hz);7.88
(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0120】準備工程17:3−メチル−6−(ブロモ
アセチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3
H)−オン 方法A:後述の実施例1で得た3−メチル−6−アセチ
ルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オ
ン(500mg、2.6mmol)を、クロロホルム(15m
l)中に溶解し、次いで臭素(0.2ml、2.6mmol)
を滴下した。その溶液を、室温で5時間撹拌した。その
溶媒を減圧下で留去した後、シリカゲル上でクロマトグ
ラフィー(溶離剤:ジクロロメタン)により標題の化合
物を精製した。収率は73%であった。
【0121】方法B:前述の3−メチル−6−アセチル
オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン
(500mg、2.6mmol)を、酢酸エチル/クロロホル
ム:1/1混合液(15ml)中に溶解し、次いで臭化銅
(1.10g、4.9mmol)を少しづつ加えた。その反
応混合物を18時間加熱還流し、次いで冷却した後、ろ
過し、濃縮乾燥した。シリカゲル上でクロマトグラフィ
ー(溶離剤:ジクロロメタン)により標題の化合物を精
製した。収率は70%であった。
【0122】
【化54】
【0123】M.p.=132-134℃ IR(KBr):1700cm-1(CO カルバメート) ;1670cm-1(COケト
ン)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):3.54(s,NCH3,3H);4.41(s,CH2,2
H);7.97(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);8.81(d,H5,J5,7=1.5Hz)
【0124】準備工程18:1,3−ジヒドロ−5−ブ
ロモメチル−1−メチル−2H−ピロロ〔2,3−b〕
ピリジン−2−オン 工程1:1,3−ジヒドロ−1,5−ジメチル−2H−
ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オン 準備工程11で得た化合物(0.5g、2.2mmol)及
びテトラメチルスズ(0.46ml、3.35mmol、1.
5当量)を、トルエン(35ml)に溶解した。テトラキ
ス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0.077
g、0.066mmol、0.03当量)及び塩化リチウム
(0.28g、6.6mmol、3当量)を加えた。この反
応混合物をアルゴン雰囲気下、24時間還流下で撹拌し
た。溶媒を減圧下で除去した後、この混合物を水で加水
分解し、酢酸エチルで抽出した。シリカカラム(溶離
剤:石油エ−テル/酢酸エチル:7/3)上で精製する
ことで、標題の化合物を赤色結晶状で得た。収率は49
%であった。 M.p.=98 ℃ IR(KBr):ν=1718cm-1(C=O)
【0125】工程2:1,3−ジヒドロ−5−ブロモメ
チル−1−メチル−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジ
ン−2−オン アルゴン雰囲気下、工程1の1,3−ジヒドロ−1,5
−ジメチル−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2
−オン(0.1g、0.63mmol)を、蒸留した四塩化
炭素(12ml)中に溶解した。N−ブロモスクシンイミ
ド(0.12g、0.66mmol、1.05当量)を加え
た。この反応混合物を4時間30分加熱還流し、次いで
濃縮乾燥した後、粗生成物を、シリカカラム(溶離剤:
石油エ−テル/酢酸エチル:8/2)上で精製した。標
題の化合物を結晶状固体で収率84%で得た。
【0126】
【化55】
【0127】M.p.=65 ℃ IR(KBr):ν=1705cm-1(C=O)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):3.30(s,3H,CH3);3.56(s,2H,C
H2);4.49(s,2H,CH2);7.55(s,1H,H-4);8.19(s,1H,H-6)
【0128】準備工程19:1,3−ジヒドロ−5−ブ
ロモアセチル−1−メチル−2H−ピロロ〔2,3−
b〕ピリジン−2−オン 酢酸4ml中の1,3−ジヒドロ−1−メチル−5−アセ
チル−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オン
(後述の実施例13に記載したようにして得たものであ
る)200mg(1.05mmol)の溶液に、酢酸1ml中に
溶解させた臭素170mg(1.05mmol)を滴下した。
80℃で6時間加熱した後、酢酸を減圧下で除去し、残
渣を水に取り、次いでジクロロメタンで抽出した。粗生
成物をシリカゲル上で、クロマトグラフィー(溶離剤:
酢酸エチル/石油エ−テル/ジクロロメタン:1/1/
1)により精製した。収率は60%であった。
【0129】
【化56】
【0130】M.p.:174-175℃1 H NMR(CDCl3+D2O),δ(ppm):3.36(s,3H,N-CH3);3.62(s,
2H,CH2-C=O);4.38(s,2H, CH2Br);8.07(s,1H,H4);8.88(s,1H,H6)
【0131】準備工程20:3−メチル−6−(2−ブ
ロモ−1−ヒドロキシエチル)オキサゾロ〔4,5−
b〕ピリジン−2(3H)−オン 準備工程17で得た3−メチル−6−ブロモアセチルオ
キサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン
(1mmol)を、無水メタノ−ル15ml中に溶解し、ホウ
水素化ナトリウム(42mg、1.1mmol)を加えた。そ
の反応混合物を、室温にて5時間撹拌し、次いで加水分
解した。ろ過により、3−メチル−6−(2−ブロモ−
1−ヒドロキシエチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリ
ジン−2(3H)−オンを単離し、次いで真空乾燥し
た。収率は70%であった。
【0132】
【化57】
【0133】M.p.:127-129℃ IR(KBr):3400-3100cm-1(OH),1770cm-1(CO カルバメー
ト)1 H NMR(CDCl3+D2O),δ(ppm):3.48(s,NCH3,3H);3.54(dd,
CHBr,1H,J1=10.5Hz,J2=8.1Hz);3.63(dd,CHBr,1H,J1=10.
5Hz,J2=3.7Hz);5.00(dd,CHOH,1H,J1=8.1Hz,J2=3.7Hz);
7.51(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);8.16(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0134】準備工程21:3−ベンジル−6−ブロモ
アセチルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3
H)−オン 3−メチル−6−ブロモオキサゾロ〔4,5−b〕ピリ
ジン−2(3H)−オンの代わりに、準備工程13で得
た3−ベンジル−6−ブロモオキサゾロ〔4,5−b〕
ピリジン−2(3H)−オンを使用した以外は、準備工
程17の方法と同様の操作を行った。
【0135】準備工程22:3−エチル−6−ブロモメ
チルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−
オン アルキル化の段階で、ヨウ化メチルの代わりにヨウ化エ
チルを使用した以外は、準備工程2及び14と同様の操
作を行った。
【0136】準備工程23:1,3−ジヒドロ−5−ブ
ロモアセチル−1,3,3−トリメチル−2H−ピロロ
〔2,3−b〕ピリジン−2−オン 1,3−ジヒドロ−1−メチル−5−アセチル−2H−
ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オンの代わりに、
1,3−ジヒドロ−5−アセチル−1,3,3−トリメ
チル−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オン
(実施例12で後述)を使用した以外は、準備工程19
の方法と同様の操作を行って、1,3−ジヒドロ−5−
ブロモアセチル−1,3,3−トリメチル−2H−ピロ
ロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オンを得た。収率は5
9%であった。
【0137】
【化58】
【0138】M.p.=185-186℃1 H NMR(CDCl3):δ(ppm):1.46(s,6H,2 ×CH3);3.22(s,3
H,N-CH3);4.38(s,2H,CH2-Br);8.00(s,1H,H4);8.85(s,1
H,H6)
【0139】実施例1:3メチル−6−アセチルオキサ
ゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 方法A:ブチルビニルエ−テルとの結合 準備工程2で得た、6−ブロモ−3−メチルオキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン(0.50
g、2.18mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド
(5ml)中に溶解した。トリエチルアミン(0.44
g、4.36mmol)、ブチルビニルエ−テル(1.2
g、12mmol)、1,2−ビス(ジフェニルホスフィ
ノ)エタン(24mg、0.06mmol)及びパラジウム
(II)アセテ−ト(12mg、0.054mmol)を、順次
加えた。不活性雰囲気下、その溶液を8時間加熱還流し
た。冷却後、その溶液を10%塩酸溶液で加水分解し、
1時間撹拌し続けた。N,N−ジメチルホルムアミドを
減圧下で留去し、残渣を水に取り、ジクロロメタンで抽
出した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過
し、次いでその溶媒を留去した。シリカゲル上でフラッ
シュクロマトグラフィー(溶離剤:ジクロロメタン/酢
酸エチル:8/2)により、標題の化合物を精製した。
収率は90%であった。
【0140】方法B:1−エトキシ−1−(トリメチル
スタニル)エチレンとの結合 準備工程2で得た、6−ブロモ−3−メチルオキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン(700m
g、3.05mmol)をテトラヒドロフラン(20ml)中
に溶解し、1−エトキシ−1−(トリメチルスタニル)
エチレン(3.14mmol、0.59ml)を導入した。テ
トラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(18
0mg、0.15mmol)及び塩化リチウム(380mg、
8.84mmol)を順次加えた。不活性雰囲気下、その溶
液を8時間加熱還流した。冷却後、その溶液を10%塩
酸溶液で加水分解し、1時間撹拌し続けた。テトラヒド
ロフランを減圧下で留去し、残渣を水に取り、ジクロロ
メタンで抽出した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥
させ、ろ過し、次いでその溶媒を留去した。シリカゲル
上で、フラッシュクロマトグラフィー(溶離剤:ジクロ
ロメタン/酢酸エチル:8/2)により、標題の化合物
を精製した。収率は60%であった。
【0141】
【化59】
【0142】M.p.:162-164℃(i-PrOH) IR(KBr):1790cm-1(CO カルバメート) ; 1670cm-1(CO ケ
トン)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.53(s,CH3,3H);3.63(s,NCH3,3
H);7.91(d,H7,1H,J5-7=1.5Hz);8.72(d,H5,1H,J5-7=1.5H
z)
【0143】実施例2:3−ベンジル−6−アセチルオ
キサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 6−ブロモ−3−メチルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリ
ジン−2(3H)−オンの代わりに、準備工程13で得
た6−ブロモ−3−ベンジルオキサゾロ〔4,5−b〕
ピリジン−2(3H)−オンを使用した以外は、実施例
1の化合物の合成〔1−エトキシ−1−(トリメチルス
タニル)エチレンとの結合〕と同様の操作を行った。収
率は75%であった。
【0144】
【化60】
【0145】M.p.:163-164℃ IR(KBr):1780cm-1(CO カルバメート) ; 1670cm-1(CO ケ
トン)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.62(s,CH3,3H);5.12(s,NCH2,2
H);7.27-7.78(m,Harom,3H);7.49-7.55(m,Harom,2H);7.9
3(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);8.77(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0146】実施例3:3−シアノメチル−6−アセチ
ルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オ
ン 準備工程2で得た6−ブロモ−3−メチルオキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オンの代わり
に、準備工程3で得た6−ブロモ−3−(シアノメチ
ル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−
オンを使用した以外は、実施例1の化合物の合成〔1−
エトキシ−1−(トリメチルスタニル)エチレンとの結
合〕と同様の操作を行った。収率は60%であった。
【0147】
【化61】
【0148】M.p.:170-172℃ IR(KBr):1790cm-1(CO カルバメート) ; 1670cm-1(CO ケ
トン)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.64(s,CH3,3H);4.85(s,NCH2,2
H);8.03(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);8.79(d,H5,1H,J5,7=1.5H
z)
【0149】実施例4:6−アセチルオキサゾロ〔4,
5−b〕ピリジン−2(3H)−オン方法A:脱シアノ
メチル化 実施例3で得た3−シアノメチル−6−アセチルオキサ
ゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2−(3H)−オン(1
g)を、エタノ−ル(25ml)中に溶解し、酸化白金
(250mg)を加えた。水素雰囲気下、室温でその溶液
を撹拌した。その触媒をろ去した後、その溶媒を減圧下
で留去した。シリカゲル上で、フラッシュクロマトグラ
フィー(溶離剤:ジクロロメタン/メタノ−ル:95/
5)により、標題の化合物を精製した。収率は98%で
あった。
【0150】方法B:アセチル化の後、脱ベンジル化 工程1:6−アセチル−2−ベンジルオキシオキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン準備工程2で得た、6−ブロモ
−3−メチルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2
(3H)−オンの代わりに、準備工程4で得た2−ベン
ジルオキシ−6−ブロモオキサゾロ〔4,5−b〕ピリ
ジンを使用した以外は、実施例1の化合物合成〔1−エ
トキシ−1−(トリメチルスタニル)エチレンとの結
合〕と同様の操作を行った。収率は78%であった。
【0151】
【化62】
【0152】M.p.:180-182℃ IR(KBr):1740cm-1-C=N-; 1670cm-1(COケトン)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.50(s,CH3,3H);5.48(s,NCH2,2
H);7.53(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);7.35-7.48(m,Harom,5H);
7.96(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0153】工程2:6−アセチルオキサゾロ〔4,5
−b〕ピリジン−2(3H)−オン 前工程で得た6−アセチル−2−ベンジルオキシオキサ
ゾロ〔4,5−b〕ピリジン(1g)を、メタノ−ル
(25ml)中に溶解し、次いでパラジウム担持炭素(1
00mg)を加えた。水素雰囲気下、室温でその溶液を撹
拌した。その触媒をろ去した後、その溶媒を減圧下で留
去した。シリカゲル上で、フラッシュクロマトグラフィ
ー(溶離剤:ジクロロメタン/メタノ−ル:95/5)
により、標題の化合物を精製した。収率は95%であっ
た。
【0154】
【化63】
【0155】M.p.:222-224℃(H2O) IR(KBr):3500-3200cm-1(NH);1750cm-1(CO カルバメー
ト) ;1670cm-1(COケトン)1 H NMR(CDCl3+D2O),δ(ppm):2.22(s,CH3,3H);7.87(s,
H7,1H);8.66(d,H5,1H)
【0156】実施例5:3−メチル−6−ベンゾイルオ
キサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 工程1:3−メチル−6−ベンジルオキサゾロ〔4,5
−b〕ピリジン−2(3H)−オン 亜鉛(227mg、3.48mmol)を、テトラヒドロフラ
ン(10ml)中に懸濁させ、1,2−ジブロモエタン
(0.22ml、0.2mmol)を加えた。その混合物を6
0℃で3分間加熱し、溶液が35℃になるまで冷却し、
塩化トリメチルシリル(0.06ml、0.5mmol)を徐
々に加えた。30分間撹拌し続け、臭化ベンジル(0.
11ml、0.9mmol)を加えた。更に30分放置した
後、6−ブロモ−3−メチルオキサゾロ〔4,5−b〕
ピリジン−2(3H)−オン(200mg、0.87mmo
l)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジ
ウム(4mg)を導入した。50℃で20分間加熱した。
その溶液を冷却後、亜鉛をろ去し、ろ液を水に取り、水
相が明澄になるまで10%塩酸水溶液を加えた。ジクロ
ロメタンで抽出を行った。有機相を硫酸マグネシウム上
で乾燥させ、ろ過し、次いで溶媒を減圧下で留去した。
シリカゲル上で、クロマトグラフィー(溶離剤:ジクロ
ロメタン)により、標題の化合物を精製した。収率は9
1%であった。
【0157】
【化64】
【0158】M.p.:127-129℃ IR(KBr):1780cm-1(CO カルバメート)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):3.46(s,3H,NCH3);4.00(s,2H,CH
2);7.14-7.35(m,6H,H7+5Harom);8.02(d,1H,H5,J5,7=1.5
Hz)
【0159】工程2:3−メチル−6−ベンゾイルオキ
サゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 酸化クロム(VI)(5mg、0.05mmol)を、ジクロロ
メタン(25ml)中に懸濁させ、次いでtert−ブチ
ルヒドロペルオキシド(1.08ml、8mmol)を滴下し
た。工程1の6−ベンジル−3−メチルオキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2−オン(236mg、1mmo
l)をその溶液に徐々に加えた。その反応混合物が黄色
になった後、同量の酸化クロム(VI)及びtert−ブ
チルヒドロペルオキシドを加えた。更に24時間撹拌を
続けた。その混合物をセライト(Celite)上でろ過し、
その溶媒を減圧下で留去した後、シリカゲル上で、クロ
マトグラフィー(溶離剤:ジクロロメタン)により、標
題の化合物を精製した。収率は82%であった。
【0160】
【化65】
【0161】M.p.:131-133℃(i-PrOH) IR(KBr):1790cm-1(CO カルバメート) ;1635cm-1(COケト
ン)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):3.55(s,NCH3,3H);7.48-7.56(m,
Harom,2H);7.60-7.67(m,Harom,1H);7.78(d,Harom,2H,J=
7.4Hz);7.89(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);8.58(d,H5,1H,J5,7=
1.5Hz)
【0162】実施例6:6−ベンゾイルオキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 6−ベンジル−3−メチルオキサゾロ〔4,5−b〕ピ
リジン−2(3H)−オンの代わりに、6−ベンジルオ
キサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オンを
使用したことを除き、実施例5の化合物の合成と同様の
操作を行った。収率は50%であった。
【0163】
【化66】
【0164】M.p.:196-198℃ IR(KBr):1750cm-1(CO カルバメート) ;1650cm-1(COケト
ン)1 H NMR(DMSO+D2O), δ(ppm):7.54-7.62(m,Harom,2H);7.
67-7.79(m,Harom,3H);7.94(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);8.38
(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0165】実施例7:6−アセチル−3−(2−フェ
ニルエチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2
(3H)−オン 6−ブロモ−3−メチル−オキサゾロ〔4,5−b〕ピ
リジン−2(3H)−オンの代わりに、6−ブロモ−3
−(2−フェニルエチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピ
リジン−2(3H)−オン(準備工程5)を使用した以
外は、実施例1の化合物の合成(ブチルビニルエ−テル
との結合)と同様の操作を行って、標題の化合物の収率
75%で得た。
【0166】
【化67】
【0167】M.p.:210-212℃ IR(KBr):1765cm-1(CO カルバメート) ;1675cm-1(COケト
ン)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.59(s,CH3,3H);3.13(dd,CH2,2
H,J1=8.1Hz,J2=7.4Hz);4.18(dd,NCH2,2H,J1=8.1Hz,J2=
7.4Hz);7.15-7.28(m,Harom,5H);7.88(d,H7,1H,J5,7=1.5
Hz);8.69(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0168】実施例8:6−アセチル−3−(2−シア
ノエチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3
H)−オン 3−メチル−6−ブロモ−オキサゾロ〔4,5−b〕ピ
リジン−2(3H)−オンの代わりに、3−(2−シア
ノエチル)−6−ブロモオキサゾロ〔4,5−b〕ピリ
ジン−2(3H)−オン(準備工程7)を使用した以外
は、実施例1の化合物の合成(ブチルビニルエ−テルの
結合)と同様の操作を行った。標題の化合物の収率は7
4%であった。
【0169】
【化68】
【0170】M.p.:152-154℃ IR(KBr):2240cm-1(CN),1780cm-1(COカルバメート),1670
cm-1(CO ケトン)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.65(s,CH3,3H);3.01(t,CH2,2
H,J=6.6Hz);4.81(t,NCH2,2H,J=6.6Hz);8.01(d,H7,1H,J
5,7=1.5Hz);8.77(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0171】実施例9:6−アセチル−3−〔2−(ピ
リジン−2−イル)エチル〕オキサゾロ〔4,5−b〕
ピリジン−2(3H)−オン 6−ブロモ−3−メチルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリ
ジン−2(3H)−オンの代わりに、6−ブロモ−3−
〔2−(ピリジン−2−イル)エチル〕オキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン(準備工程
8)を使用した以外は、実施例1の化合物の合成(ブチ
ルビニルエ−テルとの結合)と同様の操作を行った。標
題の化合物の収率は25%であった。
【0172】
【化69】
【0173】M.p.:138-140℃ IR(KBr):1790cm-1(CO カルバメート) ;1675cm-1(COケト
ン)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.62(s,CH3,3H);3.34(t,CH2,2
H,J=7.4Hz);4.40(t,NCH2,2H,J=7.4Hz);7.10-7.18(m,H
arom,2H);7.58(t,Harom,1H,J=7.4Hz);7.91(d,H7,1H,J
5,7=1.5Hz);8.49(d,Harom,1H,J=5.2Hz);8.71(d,H5,1H,J
5,7=1.5Hz)
【0174】実施例10:6−アセチル−3−〔2−
(ピリジン−4−イル)エチル〕オキサゾロ〔4,5−
b〕ピリジン−2(3H)−オン 6−ブロモ−3−〔2−(ピリジン−4−イル)エチ
ル〕オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−
オン(準備工程9)を使用した以外は、実施例1と同様
の操作を行った。標題の化合物の収率は50%であっ
た。
【0175】
【化70】
【0176】M.p.:148-150℃ IR(KBr):1790cm-1(CO カルバメート) ;1675cm-1(COケト
ン)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.63(s,CH3,3H);3.20(t,CH2,2
H,J=7.4Hz);4.26(t,NCH2,2H,J=7.4Hz);7.19(d,Harom,2
H,J=5.9Hz);7.94(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);8.52(d,Harom,2
H,J=5.9Hz);8.72(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0177】実施例11:3−メチル−6−プロピオニ
ルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オ
ン ブチルビニルエ−テルの代わりに、エチル−1−プロペ
ニルエ−テルを使用した以外は、実施例1(ブチルビニ
ルエ−テルとの結合)と同様の操作を行った。標題の化
合物の収率は40%であった。
【0178】
【化71】
【0179】M.p.:110-112℃ IR(KBr):1800cm-1(CO カルバメート) ,1670cm-1(COケト
ン)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):1.26(t,CH3,3H,J=7.4Hz);3.02
(m,CH2,2H);3.55(s,NCH3,3H);7.98(d,H7,J5,7=1.5Hz);
8.79(d,H5,J5,7=1.5Hz)
【0180】実施例12:1,3−ジヒドロ−1,3,
3−トリメチル−5−アセチル−2H−ピロロ〔2,3
−b〕ピリジン−2−オン アルゴン雰囲気下、塩化リチウム482mg(11.37
mmol)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム90mg(7.84×10-5mol )を、無水トルエ
ン10mlに懸濁させた。この懸濁液に、20mlの、1,
3−ジヒドロ−1,3,3−トリメチル−5−ブロモ−
2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オン1g
(3.92mmol)と(1−エトキシビニル)トリブチル
スズ1.46mg(4.04mmol)の無水トルエン溶液を
加えた。5時間の還流後、溶媒を留去し、残渣をジオキ
サンと10%塩酸との1/1の混合液(30ml)に取っ
た。室温で30分間撹拌した後、ジオキサンを留去し
た。得られたスズ塩を、セライト上でろ去した。ジクロ
ロメタンでろ液を抽出し、硫酸マグネシウム上で乾燥さ
せた。シリカカラム上で精製した後、標題の化合物78
0mgを、収率90%で得た。
【0181】
【化72】
【0182】M.p.:99-100 ℃1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):1.43(s,6H,2 ×CH3);2.62(s,3
H,CH3-C=O);3.35(s,3H,CH3);8.00(d,1H,H4);8.29(d,1H,
H6)
【0183】実施例13:1,3−ジヒドロ−1−メチ
ル−5−アセチル−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジ
ン−2−オン 1,3−ジヒドロ−1,3,3−トリメチル−5−ブロ
モ−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オンの
代わりに、1,3−ジヒドロ−1−メチル−5−ブロモ
−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オンを使
用した以外は、実施例12の化合物の合成と同様の操作
を行った。収率は84%であった。
【0184】
【化73】
【0185】IR(KBr):1705,1670cm-1 1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.58(s,3H,CH3-C=O);3.32(s,3
H,CH3);3.58(s,2H,CH2);8.04(s,1H,H4);8.78(s,1H,H6)
【0186】実施例14:6−(1−フェニル−1−ヒ
ドロキシメチル)−3−メチルオキサゾロ〔4,5−
b〕ピリジン−2(3H)−オン 事前に調製した、無水メタノ−ル20ml中の6−ベンゾ
イル−3−メチルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−
2(3H)−オン溶液254mg(1mmol)に、ホウ水素
化ナトリウム42mg(1.1mmol)を加えた。室温で5
時間撹拌した後、その反応混合物を減圧下で濃縮乾燥
し、その後残渣を水に取り、得られた生成物をろ過によ
り単離した。標題の化合物を収率84%で得た。
【0187】実施例15:5−ベンゾイル−1−メチル
−1,3−ジヒドロ−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリ
ジン−2−オン 工程1:5−ベンジル−1−メチル−1,3−ジヒドロ
−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オン 6−ブロモ−3−メチルオキサゾロ〔4,5−b〕ピリ
ジン−2(3H)−オンの代わりに、1,3−ジヒドロ
−5−ブロモ−1−メチル−2H−ピロロ〔2,3−
b〕ピリジン−2−オンを使用した以外は、実施例5の
工程1と同様の操作を行い、標題の化合物を収率20%
で得た。
【0188】
【化74】
【0189】1H NMR(CDCl3),δ(ppm);3.30(s,3H,N-C
H3);3.48(s,2H,CH2-C=O);3.94(s,2H,CH2-Ph);7.15-7.33
(m,6H,Harom+H4);8.08(s,1H,H6)
【0190】工程2:5−ベンジル−3,3−ジブロモ
−1−メチル−1,3−ジヒドロ−2H−ピロロ〔2,
3−b〕ピリジン−2−オン 事前に調製した、四塩化炭素中の工程1の化合物40mg
の溶液に、N−ブロモスクシンイミド60mg及び1ヘラ
分の過酸化ジベンゾイルを加えた。濃縮乾燥させるた
め、1時間加熱還流させ、シリカカラム上でクロマトグ
ラフィー(溶離剤:石油エ−テル/酢酸エチル:7/
3)によって、得られた粗生成物を精製した。標題の化
合物を収率72%で得た。
【0191】
【化75】
【0192】1H NMR(CDCl3),δ(ppm);3.40(s,3H,CH3);
7.54(t,2H,J=7.35Hz,Harom);7.65(d,1H,J=7.35Hz,
Harom);7.80(d,2H,J=7.35Hz,Harom);8.33(d,1H,J=2.2H
z,H4);8.66(d,1H,J=2.2Hz,H6)
【0193】工程3:5−ベンゾイル−1−メチル−
1,3−ジヒドロ−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジ
ン−2−オン 酢酸中の工程2の化合物40mgの溶液に、1ヘラ分の亜
鉛を加えた。30分撹拌した後、減圧下、濃縮乾燥さ
せ、水に取り、ジクロロメタンで抽出した。濃縮乾燥に
よって得られた粗生成物を、シリカカラム上でクロマト
グラフィー(溶離剤:石油エ−テル/酢酸エチル:6/
4)によって精製した。標題の化合物を収率60%で得
た。
【0194】
【化76】
【0195】1H NMR(CDCl3),δ(ppm);3.37(s,3H,N-C
H3);3.64(s,2H,CH2=O);7.53(t,2H,J=7.35Hz,Harom);7.6
4(d,1H,J=7.35Hz,Harom);7.79(d,2H,J=7.35Hz,Harom);
8.02(d,1H,J=1.2Hz,H4);8.63(d,1H,J=1.2Hz,H6)
【0196】実施例16:3−メチル−6−〔(4−フ
ェニルピペラジン−1−イル)メチル〕オキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 準備工程14の6−ブロモメチル−3−メチルオキサゾ
ロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン(1g、
4.1mmol)を1,4−ジオキサン(25ml)に溶解し
た。N−フェニルピペラジン(0.70g、4.3mmo
l)とトリエチルアミン(0.62g、6.2mmol)を
逐次その反応混合物に添加した。この溶液を、室温及び
不活性雰囲気下で5時間撹拌した。減圧下でその溶媒を
留去した後、残渣を水にとり、次にジクロロメタンで抽
出し、有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、次
いでその溶媒を留去した。シリカゲルのクロマトグラフ
ィー(溶出液:ジクロロメタン/メタノール:98/
2)により、標題の生成物を精製した。得られた収率は
96%であった。
【0197】
【化77】
【0198】融点=130〜132℃(i-PrOH) 赤外吸収(KBr):1775cm-1(CO カルバミン酸)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.61(dd,2 ×CH2piper.,4H,J1=
5.2Hz,J2=4.4Hz);3.19(dd,2 ×CH2piper.,4H,J1=5.2Hz,
J2=4.4Hz);3.48(s,NCH3,3H);3.58(s,CH2,2H);6.86(t,H
arom,1H,J=7.3Hz);6.92(d,Harom,2H,J=8.8Hz);7.24(d,H
arom,2H,J=8.8Hz);7.51(d,H7,1H,J5,7=1.8Hz);8.05(d,H
5,1H,J5,7=1.8Hz) 質量分析(IC/NH3):m/z:325(M+1)
【0199】実施例17:3−メチル−6−(モルホリ
ノメチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3
H)−オン 操作方法は、実施例16の化合物の合成に使用されたの
と同じであった。N−フェニルピペラジンの代わりにモ
ルホリンを使用した。得られた収率は、90%であっ
た。
【0200】
【化78】
【0201】融点=143〜145℃(i-PrOH) 赤外吸収(KBr):1775cm-1(CO カルバミン酸)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.46(dd,2 ×CH2morph.,4H,J1=
5.2Hz,J2=4.3Hz);3.49(s,NCH3,3H);3.52(s,CH2,2H);3.7
1(dd,2×CH2morph.,4H,J1=5.2Hz,J2=4.3Hz);7.50(d,H7,
1H,J5,7=1.8Hz);8.03(d,H5,1H,J5,7=1.8Hz) 質量分析(IC/NH3):m/z:250(M+1)
【0202】実施例18:3−メチル−6−〔2−(4
−フェニルピペラジン−1−イル)エタ−1−イル〕オ
キサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 準備工程15の3−メチル−6−〔2−(p−トルエン
スルホニルオキシ)エチル〕オキサゾロ〔4,5−b〕
ピリジン−2(3H)−オン(210mg、1.2mmol)
を1,4−ジオキサン(8ml)に溶解した。N−フェニ
ルピペラジン(0.10ml、1.38mmol)とトリエチ
ルアミン(0.18ml、1.3mmol)を逐次その反応混
合物に添加した。室温で24時間撹拌を続けた。減圧下
でその溶媒を留去した後、残渣を水にとった。ジクロロ
メタンで抽出を行い、有機相を硫酸マグネシウムで乾燥
し、濾過し、次いでその溶媒を留去した。シリカゲルの
クロマトグラフィー(溶出液:ジクロロメタン/メタノ
ール:95/5)により、標題の生成物を精製した。得
られた収率は、91%であった。
【0203】
【化79】
【0204】融点=80〜82℃(エーテルで洗浄) 赤外吸収(KBr):1790cm-1(CO カルバミン酸)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.64-2.72(m,CH2+2 ×CH
2piper.,6H);2.88(dd,CH2,2H,J 1=8.0Hz,J2=7.1Hz);3.24
(dd,2 ×CH2piper.,4H,J1=5.6Hz,J2=4.8Hz);3.49(s,NCH
3,3H);6.88(t,Harom,1H,J=7.1Hz);6.95(d,Harom,2H,J=
7.9Hz);7.24-7.32(m,Harom,2H);7.35(d,H7,1H,J5,7=1.6
Hz);8.01(d,H5,1H,J5,7=1.6Hz)
【0205】実施例19:3−メチル−6−(2−モル
ホリノエチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2
(3H)−オン フェニルピペラジンをモルホリンに置き換える他は実施
例18と同様に反応させて、3−メチル−6−(2−モ
ルホリノエチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−
2(3H)−オンを得た。
【0206】
【化80】
【0207】油状物 赤外吸収(KBr):1790cm-1(CO カルバミン酸)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.50(dd,2 ×CH2morph.,4H,J1=
5.2Hz,J2=4.4Hz);2.59(t,CH2,2H,J=7.3Hz),2.83(t,CH2,
2H,J=7.3Hz);3.46(s,NCH3,3H);3.73(dd,2 ×CH2morph.,
4H,J1=5.2Hz,J2=4.4Hz);7.33(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);7.9
7(d,H5,J5,7=1.5Hz)
【0208】実施例20:3−メチル−6−〔3−(4
−フェニルピペラジン−1−イル)プロパ−1−イル〕
オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 操作方法は、実施例18の化合物の合成に使用されたの
と同じであり、準備工程16からの3−メチル−6−
〔3−p−トルエンスルホニルオキシ)−n−プロパ−
1−イル〕オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3
H)−オンを、3−メチル−6−〔2−(p−トルエン
スルホニルオキシ)エチル〕オキサゾロ〔4,5−b〕
ピリジン−2(3H)−オンの代わりに使用した。
【0209】
【化81】
【0210】融点<60℃(エーテルで洗浄) 赤外吸収(KBr):1785cm-1(CO カルバミン酸)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):1.79-1.90(m,CH2,2H);2.41(t,C
H2,2H,J=7.4Hz);2.59(dd,2×CH2piper.,4H,J1=5.1Hz,J2
=4.4Hz);2.71(t,CH2,2H,J=7.4Hz);3.21(dd,2×CH
2piper.,4H,J1=5.1Hz,J2=4.4Hz);3.49(s,NCH3,3H);6.85
(t,Harom,1H,J=7.4Hz);6.92(d,Harom,2H,J=8.1Hz);7.22
-7.29(m,H7+Harom,3H);7.96(d,H5,1H,J5,7=1.5Hz)
【0211】実施例21:3−メチル−6−(3−モル
ホリノ−N−プロパ−1−イル)オキサゾロ〔4,5−
b〕ピリジン−2(3H)−オン フェニルピペラジンをモルホリンに置き換える他は実施
例20と同様に反応させて、3−メチル−6−(3−モ
ルホリノ−n−プロパ−1−イル)オキサゾロ〔4,5
−b〕ピリジン−2(3H)−オンを収率83%で得
た。
【0212】
【化82】
【0213】融点<80℃(エーテルで洗浄) 赤外吸収(KBr):1790cm-1(CO カルバミン酸)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):1.75-1.90(quint.,CH2,2H,J=7.
4Hz);2.37(t,CH2,2H,J=7.4Hz);2.44(t,2×CH2morph.,4
H,J=4.4Hz);2.71(t,CH2,2H,J=7.4Hz);3.49(s,NCH3,3H);
3.74(dd,2×CH2morph.,4H,J=4.4Hz);7.28(d,H7,1H,J5,7
=1.5Hz);7.97(d,H5,J5,7=1.5Hz)
【0214】実施例22:3−メチル−6−〔2−(4
−フェニルピペラジン−1−イル)アセチル〕オキサゾ
ロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 操作方法は、実施例16の化合物の合成に使用されたの
と同じであり、準備工程17からの3−メチル−6−
(ブロモアセチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン
−2(3H)−オンを、3−メチル−6−(ブロモメチ
ル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−
オンの代わりに使用した。得られた収率は、84%であ
った。
【0215】
【化83】
【0216】 融点:201〜203℃(エーテルで洗浄) 赤外吸収(KBr):1775cm-1(CO カルバミン酸)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.75(dd,2 ×CH2piper.,4H,J1=
5.1Hz,J2=4.4Hz);3.24(dd,2 ×CH2piper.,4H,J1=5.1Hz,
J2=4.4Hz);3.52(s,NCH3,3H);3.78(s,CH2,2H);6.85(t,H
arom,1H,J=7.4Hz);6.92(d,Harom,2H,J=8.1Hz);7.21-7.3
0(m,Harom,2H);8.05(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);8.99(d,H5,J
5,7=1.5Hz)
【0217】実施例23:3−メチル−6−(2−モル
ホリノアセチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−
2(3H)−オン フェニルピペラジンをモルホリンに置き換える他は実施
例22と同様に反応させて、3−メチル−6−(2−モ
ルホリノアセチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン
−2(3H)−オンを収率86%で得た。
【0218】
【化84】
【0219】 融点:185〜187℃(エーテルで洗浄) 赤外吸収(KBr):1775cm-1(CO カルバミン酸)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.57(dd,2 ×CH2morph.,4H,J1=
5.2Hz,J2=4.4Hz);3.51(s,NCH3,3H);3.71(s,CH2,2H);3.7
3(dd,2×CH2morph.,4H,J1=5.2Hz,J2=4.4Hz);8.01(d,H7,
1H,J5,7=1.5Hz);8.93(d,H5,J5,7=1.5Hz)
【0220】実施例24:3−メチル−6−〔2−(4
−フェニルピペラジン−1−イル)−1−ヒドロキシエ
チル〕オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)
−オン 方法A:3−メチル−6−〔2−(4−フェニルピペラ
ジン−1−イル)アセチル〕オキサゾロ〔4,5−b〕
ピリジン−2(3H)−オンからの製造 実施例22の3−メチル−6−〔2−(4−フェニルピ
ペラジン−1−イル)アセチル〕オキサゾロ〔4,5−
b〕ピリジン−2(3H)−オン(352mg、1mmol)
を無水メタノール(15ml)に溶解し、次にこの溶液に
水素化ホウ素ナトリウム(42mg、1.1mmol)を添加
した。室温で5時間撹拌を続けた。その反応混合物に水
を添加した後、形成された標題の生成物を濾過し、次い
で真空下で乾燥した。得られた収率は、95%であっ
た。
【0221】方法B:3−メチル−6−(2−ブロモ−
1−ヒドロキシエチル)−オキサゾロ〔4,5−b〕ピ
リジン−2(3H)−オンからの製造 本方法は、3−メチル−6−(ブロモアセチル)オキサ
ゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オンを、準
備工程20からの3−メチル−6−(2−ブロモ−1−
ヒドロキシエチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン
−2(3H)−オンに置き換える他は実施例22と同様
であった。得られた収率は、90%であった。
【0222】
【化85】
【0223】 融点:182〜184℃(エーテルで洗浄) 赤外吸収(KBr):3400-3100(OH),1775(CO カルバミン酸)c
m-1 1 H NMR(CDCl3+D2O),δ(ppm):2.47-2.60(m,NCH2,2H);2.6
0-2.70(m,CH2piper.,2H);2.88-2.98(m,CH2piper.,2H);
3.18-3.33(m,2×CH2piper.,4H);3.48(s,NCH3,3H);4.83
(dd,CH,1H,J1=10.3Hz,J2=4.4Hz);6.88(t,Harom,1H,J=7.
4Hz);6.94(d,Harom,2H,J=8.1Hz);7.29(m,Harom,2H,J=8.
1Hz);7.53(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);8.10(d,H5,J5,7=1.5H
z)
【0224】実施例25:3−メチル−6−〔2−モル
ホリノ−1−ヒドロキシエチル〕オキサゾロ〔4,5−
b〕ピリジン−2(3H)−オン 方法A:実施例23のアミノケトンからの製造 操作方法は、実施例24の方法Aの化合物の合成に使用
されたのと同じであった。得られた収率は、98%であ
った。 方法B:ブロモアルコールからの製造 操作方法は、実施例24の方法Bの化合物の合成に使用
されたのと同じであった。得られた収率は、93%であ
った。
【0225】
【化86】
【0226】 融点:145〜147℃(エーテルで洗浄) 赤外吸収(KBr):3400-3100cm-1(OH),1775cm-1(CO カルバ
ミン酸)1 H NMR(CDCl3+D2O),δ(ppm):2.36-2.56(m,NCH2+CH
2morph.,4H);2.68-2.78(m,CH2morph.,2H);3.48(s,NCH3,
3H);3.66-3.80(m,2×CH2morph.,4H);4.76(dd,CH,1H,J1=
10.4Hz,J2=3.9Hz);7.47(d,H7,1H,J5,7=1.5Hz);8.04(d,H
5,J5,7=1.5Hz)
【0227】実施例26:3−メチル−6−〔(4−
(ピリミド−2−イル)ピペラジン−1−イル)メチ
ル〕オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−
オン 4−フェニルピペラジンを4−(ピリミド−2−イル)
ピペラジンに置き換える他は実施例16と同じ方法で反
応させて、標題化合物を得た。
【0228】実施例27:3−メチル−6−〔(4−メ
チルピペラジン−1−イル)メチル〕オキサゾロ〔4,
5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 4−フェニルピペラジンを4−メチルピペラジンに置き
換える他は実施例16と同じ方法で反応させて、標題化
合物を得た。
【0229】実施例28:3−メチル−6−〔2−(4
−ベンジルピペラジン−1−イル)アセチル〕オキサゾ
ロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン フェニルピペラジンを4−ベンジルピペラジンに置き換
える他は実施例22と同じ方法で反応させて、標題化合
物を得た。
【0230】実施例29:3−メチル−6−{2−〔4
−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル〕ア
セチル}オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3
H)−オン フェニルピペラジンを4−(4−フルオロフェニル)ピ
ペラジンに置き換える他は実施例22と同じ方法で反応
させて、標題化合物を得た。
【0231】実施例30:3−メチル−6−{2−〔4
−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピペラジン−1
−イル〕アセチル}オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン
−2(3H)−オン フェニルピペラジンを4−(3−トリフルオロメチルフ
ェニル)ピペラジンに置き換える他は実施例22と同じ
方法で反応させて、標題化合物を得た。
【0232】実施例31:3−メチル−6−〔2−(4
−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−1−ヒドロ
キシエチル〕オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2
(3H)−オン フェニルピペラジンを4−ベンズヒドリルピペラジンに
置き換える他は実施例24と同じ方法で反応させて、標
題化合物を得た。
【0233】実施例32:3−メチル−6−{2−〔4
−(4,4′−ジフルオロベンズヒドリル)ピペラジン
−1−イル〕−1−ヒドロキシエチル}オキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン フェニルピペラジンを4−(4,4′−ジフルオロベン
ズヒドリル)ピペラジンに置き換える他は実施例24と
同じ方法で反応させて、標題化合物を得た。
【0234】実施例33:3−メチル−6−〔2−(3
−アザスピロ〔5.5〕ウンデカン−3−イル)エタ−
1−イル〕オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3
H)−オン フェニルピペラジンを3−アザスピロ〔5.5〕ウンデ
カンに置き換える他は実施例16と同じ方法で反応させ
て、標題化合物を得た。
【0235】実施例34:3−メチル−6−〔2−(3
−アザビシクロ〔3.2.2〕ノナン−3−イル)エタ
−1−イル〕オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2
(3H)−オン フェニルピペラジンを3−アザビシクロ〔3.2.2〕
ノナンに置き換える他は実施例16と同じ方法で反応さ
せて、標題化合物を得た。
【0236】実施例35:3−メチル−6−{2−〔4
−(ピリド−2−イル)ピペラジン−1−イル〕アセチ
ル}オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−
オン フェニルピペラジンを4−(ピリド−2−イル)ピペラ
ジンに置き換える他は実施例22と同じ方法で反応させ
て、標題化合物を得た。
【0237】実施例36:3−メチル−6−(2−チオ
モルホリノアセチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジ
ン−2(3H)−オン フェニルピペラジンをチオモルホリンに置き換える他は
実施例22と同じ方法で反応させて、標題化合物を得
た。
【0238】実施例37:3−メチル−6−〔2−
(N,N−ジプロピルアミノ)アセチル〕オキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン フェニルピペラジンをN,N−ジプロピルアミンに置き
換える他は実施例22と同じ方法で反応させて、標題化
合物を得た。
【0239】実施例38:3−メチル−6−(2−アニ
リノアセチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2
(3H)−オン フェニルピペラジンをアニリンに置き換える他は実施例
22と同じ方法で反応させて、標題化合物を得た。
【0240】実施例39:3−メチル−6−〔2−(N
−ベンジルアミノ)−1−ヒドロキシエチル〕オキサゾ
ロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン フェニルピペラジンをN−ベンジルアミンに置き換える
他は実施例24と同じ方法で反応させて、標題化合物を
得た。
【0241】実施例40:3−メチル−6−〔2−(4
−ナフト−1−イル)ピペラジン−1−イル−1−ヒド
ロキシエチル〕オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2
(3H)−オン フェニルピペラジンを4−(ナフト−1−イル)ピペラ
ジンに置き換える他は実施例24と同じ方法で反応させ
て、標題化合物を得た。
【0242】実施例41:3−メチル−6−(2−ピロ
リジノエチル)オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2
(3H)−オン フェニルピペラジンをピロリジンに置き換える他は実施
例18と同じ方法で反応させて、標題化合物を得た。
【0243】実施例42:3−メチル−6−(3−ピペ
リジノ−n−プロパ−1−イル)オキサゾロ〔4,5−
b〕ピリジン−2(3H)−オン フェニルピペラジンをピペリジンに置き換える他は実施
例20と同じ方法で反応させて、標題化合物を得た。
【0244】実施例43:3−メチル−6−〔3−(3
−アザビシクロ〔3.3.0〕オクタ−3−イル)−n
−プロパ−1−イル〕オキサゾロ〔4,5−b〕ピリジ
ン−2(3H)−オン フェニルピペラジンを3−アザビシクロ〔3.3.0〕
オクタンに置き換える他は実施例20と同じ方法で反応
させて、標題化合物を得た。
【0245】実施例44:3−ベンジル−6−〔2−
(4−フェニルピペラジン−1−イル)アセチル〕オキ
サゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 3−メチル−6−ブロモアセチルオキサゾロ〔4,5−
b〕ピリジン−2(3H)−オンを、準備工程21から
の3−ベンジル−6−ブロモアセチルオキサゾロ〔4,
5−b〕ピリジン−2(3H)−オンに置き換える他は
実施例22と同じ方法で反応させて、標題化合物を得
た。
【0246】実施例45:3−エチル−6−〔(4−フ
ェニルピペラジン−1−イル)メチル〕オキサゾロ
〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン 3−メチル−6−ブロモメチルオキサゾロ〔4,5−
b〕ピリジン−2(3H)−オンを、準備工程22から
の3−エチル−6−ブロモエチルオキサゾロ〔4,5−
b〕ピリジン−2(3H)−オンに置き換える他は実施
例16と同じ方法で反応させて、標題化合物を得た。
【0247】実施例46:1,3−ジヒドロ−5−(4
−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−1−メチル
−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オン 準備工程18からの1,3−ジヒドロ−5−ブロモメチ
ル−1−メチル−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン
−2−オン(0.14g、0.6mmol)を、室温及びア
ルゴン下でジオキサン(20ml)に溶解した。フェニル
ピペラジン(0.1ml、0.66mmol、1.1当量)と
トリエチルアミン(0.1ml、0.72mmol、1.2当
量)を、逐次同じ温度で添加した。1時間30分の反応
後、その反応混合物を減圧下で濃縮して、生成物をシリ
カカラム(ジクロロメタン/メタノール:97:3)で
精製した。黄色油状物の形で収率65%で標題化合物を
得た。
【0248】
【化87】
【0249】赤外吸収(フィルム):=1719cm-1(C=O)1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.57(t,4H,2-CH2piper.,J=5.2H
z);3.16(t,4H,2×CH2piper.,J=5.2Hz);3.27(s,3H,CH3);
3.48(s,2H,CH2);3.50(s,2H,CH2);6.85-6.94(m,3H,HAr);
7.22-7.30(m,2H,HAr);7.52(s,1H,H4);8.06(s,1H,H6)
【0250】実施例47:1,3−ジヒドロ−5−〔2
−(4−フェニルピペラジン−1−イル)アセチル〕−
1−メチル−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2
−オン 前もって調製したジオキサン3ml中の1,3−ジヒドロ
−5−ブロモアセチル−1−メチル−2H−ピロロ
〔2,3−b〕ピリジン−2−オン(準備工程19)1
00mg(3.72×10-4mol )の溶液に、N−フェニ
ルピペラジン63mg(3.9×10-4mol )を、そして
次に非常にゆっくりトリエチルアミン0.08ml(5.
57×10-4mol )を添加した。室温で30分撹拌した
後、生じた沈殿物を濾過により除去し、瀘液を減圧下で
濃縮して、収率78%で標題生成物を得た。
【0251】
【化88】
【0252】融点:136〜137℃1 H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.77-2.81(m,H,CH2piper.);3.2
4-3.28(m,4H,CH2piper.);3.36(s,3H,N-CH3);3.59(s,2H,
CH2-C=O);3.79(s,2H,CH2-N);6.86-6.99(m,3H,Harom);7.
25-7.34(m,2H,Harom);8.12(s,1H,H4);9.05(s,1H,H6)
【0253】実施例48:1,3−ジヒドロ−5−〔2
−(4−フェニルピペラジン−1−イル)アセチル〕−
1,3,3−トリメチル−2H−ピロロ〔2,3−b〕
ピリジン−2−オン 1,3−ジヒドロ−5−ブロモアセチル−1−メチル−
2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オンを、
1,3−ジヒドロ−5−ブロモアセチル−1,3,3−
トリメチル−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2
−オン(準備工程23)に置き換える他は実施例47と
同じ方法で反応させて、標題化合物を得た。
【0254】
【化89】
【0255】1H NMR(CDCl3),δ(ppm):1.45(s,6H,2-C
H3);2.75-2.80(m,4H,2-CH2piper.);3.25-3.30(m,4H,2-C
H2piper.);3.35(s,3H,N-CH3);3.80(s,2H,CH2-C=O);6.85
-6.95(m,3H,Harom);7.25-7.30(m,2H,Harom);8.06(s,1H,
H4);9.05(s,1H,H6)
【0256】実施例49:1,3−ジヒドロ−5−〔2
−(4−フェニルピペラジン−1−イル)−1−ヒドロ
キシエチル〕−1−メチル−2H−ピロロ〔2,3−
b〕ピリジン−2−オン 前もって調製した1,3−ジヒドロ−5−〔2−(4−
フェニルピペラジン−1−イル)アセチル〕−1−メチ
ル−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オン5
0mg(1.43×10-4mol )の溶液に、0℃で水素化
ホウ素ナトリウム8mg(2×10-4mol )を添加した。
室温で2時間撹拌した後、酢酸1mlを添加して、その反
応混合物を減圧下で乾固するまで濃縮した。得られた粗
生成物をシリカゲルのクロマトグラフィー(溶出液:メ
タノール/ジクロロメタン、5/95)で精製した。油
状物の形で収率40%で、標題生成物を得た。
【0257】
【化90】
【0258】1H NMR(CDCl3),δ(ppm):2.57-2.62(m,4H,C
H2piper.,CH2N);2.63-2.72(m,2H,CH2piper.);2.91-3.02
(m,2H,CH2piper.);3.24-3.29(m,5H,N-CH3,CH2piper.);
3.53(s,2H,CH2-C=O);4.79-4.84(m,1H,CH-OH);6.86-6.94
(m,3H,Harom);7.25-7.30(m,2H,Harom);7.59(s,1H,H4);
8.14(s,1H,H6)
【0259】薬理学的検討 A)鎮痛活性の試験 1)酢酸で引き起こされた痙攣 本化合物の鎮痛能力は、酢酸の腹腔内注射によりラット
に引き起こされた腹部痙攣を数えることに基づく、KOST
ER試験により試験した(Koster R., AndersonM., and D
eBeer E., J. Fed. Proc., (1959), 18, 412 )。無作
為に5群(体重150±10g)に分割したオスのウィ
スターラットに、1%酢酸1cm3 を腹腔内注射する30
分前に、試験化合物を経口投与した。注射してから25
分間に、痙攣の数を数えた。各化合物についてパーセン
テージ活性を評価した(対照動物に比較した、処理動物
の痙攣数の低下%)。
【0260】 2)フェニルベンゾキノンで引き起こされた痙攣 化合物の鎮痛能力は、フェニルベンゾキノンの腹腔内注
射によりマウスに引き起こされた痙攣の数を数えること
に基づく、SIEGMUND試験によっても試験した(Siegmund
E., Cadmus R., Proc. Sol. Exp. Biol. Med., (195
7), 95, 729 )。無作為に5群に分割したオスのCD−
1マウスに、水とエタノールの95:5混合物中のフェ
ニルベンゾキノンの0.01%溶液0.25cm3 を腹腔
内注射する30分前に、試験化合物を経口投与した。フ
ェニルベンゾキノンの注射の5分後から15分後の間
に、痙攣の数を数えた。各化合物についてパーセンテー
ジ活性を評価した(対照動物に比較した、処理動物の痙
攣数の低下%)。
【0261】
【表1】
【0262】本発明の化合物がアスピリンよりもはるか
に高い、非常に有用な鎮痛活性を有することは明らかで
ある。
【0263】B)急性毒性試験 3匹のオスのNMRIマウスよりなる群に、試験化合物
の用量を増加させて経口投与することにより、急性毒性
を評価した。本化合物の投与後24時間の間、一定の間
隔で動物を観察した。1024mg/kg の用量まで試験化
合物を使用して死亡動物は観察されず、本発明の化合物
が特に非毒性であることは明らかである。
【0264】C)6−ベンゾイル−3−メチルオキサゾ
ロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン15mgを
各々が含む錠剤 1000錠の調剤のための処方: 6−ベンゾイル−3−メチルオキサゾロ〔4,5−b〕 ピリジン−2(3H)−オン 15g 小麦デンプン 15g コーンスターチ 15g 乳糖 65g ステアリン酸マグネシウム 1g シリカ 1g ヒドロキシプロピルセルロース 2g
【0265】D)6−ベンゾイル−3−メチルオキサゾ
ロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン5mgを各
々が含む錠剤 1000錠の調剤のための処方: 6−ベンゾイル−3−メチルオキサゾロ〔4,5−b〕 ピリジン−2(3H)−オン 5g カフェイン 120g コーンスターチ 66g 乳糖 305g ステアリン酸マグネシウム 1g シリカ 1g ヒドロキシプロピルセルロース 2g
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/54 31/55 C07D 498/04 105 (72)発明者 ローレンス・サヴロン フランス国、45800 サン・ジャン・ド ゥ・ブレー、リュ・ジャン・ラシーヌ、14 (72)発明者 パナヨタ・パウリ ギリシャ国、アテネ、コウカキ、ザン・モ レアス 15 117−41 (72)発明者 ピエール・レナール フランス国、78000 ヴェルサイユ、アヴ ニュ・ド・ヴィルニューヴ・レタン、50 (72)発明者 ブルノ・フェイファー フランス国、95600 オウボンヌ、リュ・ ジャン・トーマス、6 (72)発明者 ダニエル−アンリ・カニャール フランス国、75015 パリ、リュ・ブラン シオン 69ビス (72)発明者 ジャン−ギュイ・ビゾー−エスピアール フランス国、75015 パリ、リュ・デュ・ ヴォジラード、190 (72)発明者 ジェラール・アダム フランス国、78600 ル・メニル・ル・ロ ワ、ルート・デュ・ペク、クロ・デュ・メ ニル、9

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 〔式中、R1 は、水素、並びにアルキル、アルケニル、
    シアノアルキル及びアリールアルキル基から選択され;
    Wは、−A−R2 基及び−(A)m −(CH2n −N
    (R3 )R4 基から選択され;R2 は、アルキル、シク
    ロアルキル、シクロアルキルアルキル、フェニル、フェ
    ニルアルキル、ナフチル及びナフチルアルキル基から選
    択され;R3 及びR4 は、各々他と独立に、水素、並び
    にアルキル、フェニル、フェニルアルキル、シクロアル
    キル及びシクロアルキルアルキル基から選択されるか、
    或はこれらに結合している窒素原子と一緒になって、次
    式: 【化2】 (式中、 aは、0から4までの整数を表し;bは、1又は2を表
    し;c、d、e及びfは、0から4までの整数を表し;
    gは、4又は5を表し;Zは、O、S又はN−R7 (式
    中、R7 は、水素原子、又はアルキル、フェニル、フェ
    ニルアルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキ
    ル、ベンズヒドリル、ナフチル、ピリジル若しくはピリ
    ミジル基を表す)を表す)から選択される複素環系を形
    成し;nは、1から4までの整数を表し;mは、0又は
    1を表し;Aは、−CO−基及び−CH(OH)−基か
    ら選択され;Yは、酸素原子又は−C(R5 )(R6
    −基(式中、R5 及びR6 は、各々他と独立に、水素、
    アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルキルアルキ
    ル基、フェニル基及びベンジル基から選択される)を表
    し;但し、式(I)の記述中、 「アルキル」、「アルケニル」及び「アルコキシ」とい
    う用語は、非置換であっても又は1つ以上のアルコキシ
    基で置換されていてもよい、1〜6個の炭素原子を有す
    る直鎖又は分岐鎖基を意味し;「アリール」という用語
    は、フェニル、ナフチル又はピリジン基を意味し;フェ
    ニル、ベンジル、フェニルアルキル、ナフチル、ピリジ
    ン、ピリミジル及びベンズヒドリル基は、非置換であっ
    ても、或は1つ以上のハロゲン原子又はヒドロキシ、ア
    ルキル、アルコキシ、トリフルオロメチル若しくはニト
    ロ基で置換されていてもよく;「シクロアルキル」とい
    う用語は、3〜8個の炭素原子を有する環系を意味し;
    「シクロアルキルアルキル」、「アリールアルキル」、
    「フェニルアルキル」及び「ナフチルアルキル」という
    用語は、1〜6個の炭素原子を含む直鎖又は分岐鎖の炭
    素鎖と結合したシクロアルキル、アリール、フェニル又
    はナフチル基を意味し;R3 及びR4 により形成される
    複素環系は、非置換であっても、又は1つ以上のハロゲ
    ン原子若しくはアルキル基で置換されていてもよい〕で
    示される化合物、純粋な形又は混合物の形のその可能な
    幾何異性体及び/又は光学異性体、或いは酸又は塩基と
    の薬剤学的に許容しうるその付加塩。
  2. 【請求項2】 Yが酸素を表す、請求項1記載の化合
    物、純粋な形又は混合物の形のその可能な幾何異性体及
    び/又は光学異性体、或いは酸又は塩基との薬剤学的に
    許容しうるその付加塩。
  3. 【請求項3】 Yが−C(R5 )(R6 )−基を表す、
    請求項1記載の化合物、純粋な形又は混合物の形のその
    可能な幾何異性体及び/又は光学異性体、或いは酸又は
    塩基との薬剤学的に許容しうるその付加塩。
  4. 【請求項4】 3−メチル−6−アセチルオキサゾロ
    〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オンである、請
    求項1記載の化合物。
  5. 【請求項5】 6−アセチルオキサゾロ〔4,5−b〕
    ピリジン−2(3H)−オンである、請求項1記載の化
    合物、又は、酸との薬剤学的に許容しうるその付加塩。
  6. 【請求項6】 3−メチル−6−ベンゾイルオキサゾロ
    〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オンである、請
    求項1記載の化合物。
  7. 【請求項7】 6−ベンゾイルオキサゾロ〔4,5−
    b〕ピリジン−2(3H)−オンである、請求項1記載
    の化合物、又は、酸との薬剤学的に許容しうるその付加
    塩。
  8. 【請求項8】 5−ベンゾイル−1−メチル−1,3−
    ジヒドロ−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−
    オンである、請求項1記載の化合物。
  9. 【請求項9】 3−メチル−6−〔(4−フェニルピペ
    ラジン−1−イル)メチル〕オキサゾロ〔4,5−b〕
    ピリジン−2(3H)−オンである、請求項1記載の化
    合物、又は、酸との薬剤学的に許容しうるその付加塩。
  10. 【請求項10】 3−メチル−6−〔3−(4−フェニ
    ルピペラジン−1−イル)プロパ−1−イル〕オキサゾ
    ロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オンである、
    請求項1記載の化合物、又は、酸との薬剤学的に許容し
    うるその付加塩。
  11. 【請求項11】 3−メチル−6−〔2−(4−フェニ
    ルピペラジン−1−イル)アセチル〕オキサゾロ〔4,
    5−b〕ピリジン−2(3H)−オンである、請求項1
    記載の化合物、又は、酸との薬剤学的に許容しうるその
    付加塩。
  12. 【請求項12】 3−メチル−6−〔2−(4−フェニ
    ルピペラジン−1−イル)−1−ヒドロキシエチル〕オ
    キサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オンで
    ある、請求項1記載の化合物、又は、酸との薬剤学的に
    許容しうるその付加塩。
  13. 【請求項13】 1,3−ジヒドロ−1−メチル−5−
    (4−フェニルピペラジン−1−イルメチル)−2H−
    ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オンである、請求
    項1記載の化合物、又は、酸との薬剤学的に許容しうる
    その付加塩。
  14. 【請求項14】 1,3−ジヒドロ−1−メチル−5−
    〔2−(4−フェニルピペラジン−1−イル)−1−ヒ
    ドロキシエチル〕−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジ
    ン−2−オンである、請求項1記載の化合物、又は、酸
    との薬剤学的に許容しうるその付加塩。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の式(I)の化合物を製
    造する方法であって、A.Wが−A−R 2 を表 す場合、 ・ 式(II): 【化3】 (式中、Yは、式(I)のそれと同義であり;そして
    R′1 は、R′1 が水素原子を表さないこと以外はR1
    と同義である)で示される化合物を、 − 1,2−ビス(ジフェニルホスフィノ)エタンと酢
    酸パラジウム(II)の存在下で、式(III ): 【化4】 (式中、Alkは、1〜4個の炭素原子を有するアルキ
    ル基を表し;そしてR′2 は、水素原子、或は、場合に
    よりフェニル、ナフチル若しくはシクロアルキル基で置
    換されていてもよい1〜5個の炭素原子を有する、直鎖
    又は分岐鎖アルキル基を表す)で示される不飽和エーテ
    ルと反応させて、式(IV): 【化5】 (式中、R′1 、R′2 及びYは、上記と同義である)
    で示される化合物を得るか; − テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム
    と塩化リチウムの存在下で、式(V): 【化6】 (式中、R′2 及びAlkは、上記と同義である)で示
    される化合物と反応させて、これも式(IV): 【化7】 で示される化合物を得るか;或いは − 亜鉛の存在下で、式(VI): 【化8】 (式中、Halは、ハロゲン原子を表し;そしてAr
    は、場合により置換されていてもよいフェニル又はナフ
    チル基を表す)で示されるハロゲン化化合物と反応させ
    て、式(VII ): 【化9】 (式中、Arは、上記と同義であり;そしてR1 は、式
    (I)のそれと同義である)で示される化合物を得、こ
    れを酸化剤との酸化反応に付して、式(VIII): 【化10】 (式中、Ar、Y及びR1 は、上記と同義である)で示
    される化合物を得(ここで、N−ブロモスクシンイミド
    が使用され、かつYがCH2 基を表す場合には、酸化反
    応に続いて亜鉛による脱臭素化工程が必要である); ・ 必要であれば、式(IV)及び(VIII)の化合物を、 − R1 又はR′1 がベンジル基を表す場合には、パラ
    ジウム担持活性炭と水素の存在下で脱ベンジル化して、
    式(IX)及び(X): 【化11】 (式中、Y、Ar及びR′2 は、上記と同義である)で
    示される化合物を得ることができ;或いは − R1 又はR′1 がシアノメチル化された基を表す場
    合には、酸化白金と水素の存在下で脱シアノメチル化し
    て、式(IX)及び(X)の化合物を得ることができ; ・ ここで、化合物(IV)、(VIII)、(IX)及び
    (X)全体で、式(XI): 【化12】 (式中、R1 、R2 及びYは、上記と同義である)で示
    される化合物を構成し、 ・ 必要であれば、式(XI)の化合物を還元剤で還元し
    て、式(XII ): 【化13】 (式中、R1 、R2 及びYは、上記と同義である)で示
    されるアルコールにし、B.Wが−(A) m −( CH 2 n −N(R 3 )R 4
    表す場合、 ・ 式(XIII): 【化14】 (式中、Y、R1 、n及びmは、式(I)のそれと同義
    であり;そしてZは、ハロゲン原子又はトシラート基の
    ような脱離基を表す)で示される化合物を、式(XIV
    ): 【化15】 (式中、R3 及びR4 は、式(I)のそれと同義であ
    る)で示されるアミンと反応させて、 式(XV): 【化16】 (式中、n、m、Y、R1 、R3 及びR4 は、上記と同
    義である)で示される化合物を得て、 ・ m=1の場合に、場合によりこれのカルボニル官能
    基を還元剤で還元して、式(XVI ): 【化17】 (式中、n、Y、R1 、R2 及びR3 は、上記と同義で
    ある)で示される対応するアルコールを得て、 ・ ここで、式(XI)、(XII )、(XV)及び(XVI )
    の化合物は、全体で式(I)の化合物を形成し、適宜こ
    れを従来の精製方法により精製し、必要であれば従来の
    分離方法によりその幾何異性体及び光学異性体に分離
    し、そして必要ならばこれを酸又は塩基との薬剤学的に
    許容しうるその塩に変換する、ことを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項1記載の少なくとも1つの化合
    物を、単独か、又は1つ以上の薬剤学的に許容しうる、
    非毒性でかつ不活性な担体若しくは賦形剤との組み合わ
    せで含有する、疼痛を治療するための薬剤組成物。
  17. 【請求項17】 請求項1記載の化合物が、カフェイン
    と組み合わせられる、請求項16記載の薬剤組成物。
JP7171778A 1994-07-07 1995-07-07 新規1,3−ジヒドロ−2H−ピロロ〔2,3−b〕ピリジン−2−オンとオキサゾロ〔4,5−b〕ピリジン−2(3H)−オン化合物、その製造方法及びそれらを含む薬剤組成物 Pending JPH0853447A (ja)

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