JPH0851579A - 映像表示装置 - Google Patents
映像表示装置Info
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- JPH0851579A JPH0851579A JP18486094A JP18486094A JPH0851579A JP H0851579 A JPH0851579 A JP H0851579A JP 18486094 A JP18486094 A JP 18486094A JP 18486094 A JP18486094 A JP 18486094A JP H0851579 A JPH0851579 A JP H0851579A
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- Japan
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- video signal
- signal
- apl
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- video
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 映像信号のAPL変動に対し常に良好な視認
性の得られる映像表示装置を提供すること。 【構成】 検出回路21にてAPLの変化を検出し、こ
の検出電圧により映像信号処理回路12においてAPL
に比例するように映像信号の明るさ(黒レベル)を制御
すると同時にAPLに反比例して映像信号のコントラス
トを制御することで、APLが高い場合でも画面視認性
上、黒潰れを起こさなくできる。
性の得られる映像表示装置を提供すること。 【構成】 検出回路21にてAPLの変化を検出し、こ
の検出電圧により映像信号処理回路12においてAPL
に比例するように映像信号の明るさ(黒レベル)を制御
すると同時にAPLに反比例して映像信号のコントラス
トを制御することで、APLが高い場合でも画面視認性
上、黒潰れを起こさなくできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像表示装置に係り、特
に視覚上の白潰れや黒潰れを無くし、高品位な映像を表
示可能とした映像表示装置に関する。
に視覚上の白潰れや黒潰れを無くし、高品位な映像を表
示可能とした映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機等の映像表示装置に
おいて、陰極線管(以下、CRTという)の輝度が異常
に上がり過ぎた場合などにCRTに過大な電流が流れ、
高圧発生回路が過負荷となり、水平出力トランジスタな
どが破壊することがある。このため、これを防ぐために
自動輝度制限回路(以下、ABL回路という)がある。
おいて、陰極線管(以下、CRTという)の輝度が異常
に上がり過ぎた場合などにCRTに過大な電流が流れ、
高圧発生回路が過負荷となり、水平出力トランジスタな
どが破壊することがある。このため、これを防ぐために
自動輝度制限回路(以下、ABL回路という)がある。
【0003】一般に、ABL回路は、高圧発生回路を構
成するフライバックトランスに流れる電流、つまりCR
Tアノード電流の変化を検出し、映像増幅等を行う映像
信号処理回路に負帰還させることにより、CRTのビー
ム電流を規定値以下に制限する働きをしている。
成するフライバックトランスに流れる電流、つまりCR
Tアノード電流の変化を検出し、映像増幅等を行う映像
信号処理回路に負帰還させることにより、CRTのビー
ム電流を規定値以下に制限する働きをしている。
【0004】また、ABL回路は、映像信号のAPL
(平均映像レベル或いは平均変調度)の変動(特に増
大)に対してCRTアノード電流の最大値を一定値に制
限することができ、過電流による受信障害(シャドウマ
スクの熱変形によるピュリティドリフトやアノード電圧
変動による表示振幅変化など)を防止する働きもしてい
る。
(平均映像レベル或いは平均変調度)の変動(特に増
大)に対してCRTアノード電流の最大値を一定値に制
限することができ、過電流による受信障害(シャドウマ
スクの熱変形によるピュリティドリフトやアノード電圧
変動による表示振幅変化など)を防止する働きもしてい
る。
【0005】図5に、テレビジョン受像機等に用いられ
る一般的なABL回路の構成を示す。
る一般的なABL回路の構成を示す。
【0006】図5において、入力端子11には映像信号
が入力され、映像信号処理回路12で処理されて表示手
段としてのCRT14のカソード13に供給されること
で、CRT14には映像信号が表示される。このとき、
CRT14のアノード16には、カソード電流とほぼ等
しいアノード電流が、フライバックトランス17から供
給される。フライバックトランス17は、図示しない水
平出力回路に接続した1次巻線L1 と、1次巻線L1 に
生じた帰線パルスを昇圧して出力する2次巻線L2 と、
2次巻線L2 の高電位側端子18に出力された昇圧パル
スを整流してCRTアノード16に供給する整流ダイオ
ードDとで構成されている。2次巻線のL2 の低電位側
端子19は電流検出抵抗RD を介して電源端子20に接
続する一方、検出電圧平滑用コンデンサCを介して基準
電位点に接続し、かつ映像信号処理回路12の明るさ制
御端子或いはコントラスト制御端子13に接続してい
る。検出抵抗RD と平滑コンデンサCは、平均アノード
電流の検出回路21を構成している。映像信号処理回路
12は、映像信号をCRTの必要とするレベルにまで増
幅する機能のほか、各種回路への信号分配、色信号に対
する伝達時間の補正、中高域の周波数特性の補償、画質
調整、明るさ(輝度)制御及びコントラスト制御などを
行う機能を備えている。
が入力され、映像信号処理回路12で処理されて表示手
段としてのCRT14のカソード13に供給されること
で、CRT14には映像信号が表示される。このとき、
CRT14のアノード16には、カソード電流とほぼ等
しいアノード電流が、フライバックトランス17から供
給される。フライバックトランス17は、図示しない水
平出力回路に接続した1次巻線L1 と、1次巻線L1 に
生じた帰線パルスを昇圧して出力する2次巻線L2 と、
2次巻線L2 の高電位側端子18に出力された昇圧パル
スを整流してCRTアノード16に供給する整流ダイオ
ードDとで構成されている。2次巻線のL2 の低電位側
端子19は電流検出抵抗RD を介して電源端子20に接
続する一方、検出電圧平滑用コンデンサCを介して基準
電位点に接続し、かつ映像信号処理回路12の明るさ制
御端子或いはコントラスト制御端子13に接続してい
る。検出抵抗RD と平滑コンデンサCは、平均アノード
電流の検出回路21を構成している。映像信号処理回路
12は、映像信号をCRTの必要とするレベルにまで増
幅する機能のほか、各種回路への信号分配、色信号に対
する伝達時間の補正、中高域の周波数特性の補償、画質
調整、明るさ(輝度)制御及びコントラスト制御などを
行う機能を備えている。
【0007】このような構成では、映像信号処理回路1
2の出力がCRT14のカソード15に供給されること
で、映像信号が表示されるが、カソード電流とアノード
電流はほぼ等しく、アノード電流の供給源であるフライ
バックトランス17の低電位側端子19にて電流検出抵
抗RD によりアノード電流を検出している。アノード電
流ia は検出抵抗RD により電圧変換されるが、その検
出電圧はコンデンサCにより平滑されることで、APL
に対応した平均アノード電流を検出することになる。コ
ンデンサCに得られる検出電圧は、APLに反比例し、
APLが増大するほど即ち平均アノード電流が増大する
ほど検出電圧は低下する。この検出電圧を、映像信号処
理回路12の明るさ制御端子やコントラスト制御端子1
3に印加し負帰還制御する。平均アノード電流が増加す
れば、検出電圧は負方向に増大し負帰還制御よってアノ
ード電流が制限される。
2の出力がCRT14のカソード15に供給されること
で、映像信号が表示されるが、カソード電流とアノード
電流はほぼ等しく、アノード電流の供給源であるフライ
バックトランス17の低電位側端子19にて電流検出抵
抗RD によりアノード電流を検出している。アノード電
流ia は検出抵抗RD により電圧変換されるが、その検
出電圧はコンデンサCにより平滑されることで、APL
に対応した平均アノード電流を検出することになる。コ
ンデンサCに得られる検出電圧は、APLに反比例し、
APLが増大するほど即ち平均アノード電流が増大する
ほど検出電圧は低下する。この検出電圧を、映像信号処
理回路12の明るさ制御端子やコントラスト制御端子1
3に印加し負帰還制御する。平均アノード電流が増加す
れば、検出電圧は負方向に増大し負帰還制御よってアノ
ード電流が制限される。
【0008】図6に、APLの変化に対するアノード電
流の制限特性を示す。横軸にAPL値、縦軸にアノード
電流値をとってある。APLの増大に対しアノード電流
を一定値に制限することができる。
流の制限特性を示す。横軸にAPL値、縦軸にアノード
電流値をとってある。APLの増大に対しアノード電流
を一定値に制限することができる。
【0009】図7は、図5の映像信号処理回路における
信号処理例を示す。
信号処理例を示す。
【0010】図7は映像信号のコントラスト(最大振幅
A)を変えないで、信号の黒レベルを制御し明るさを変
えることで、アノード電流を制限するものであり、この
処理方法が通常、ABL(自動輝度制限)と呼ばれてい
る。
A)を変えないで、信号の黒レベルを制御し明るさを変
えることで、アノード電流を制限するものであり、この
処理方法が通常、ABL(自動輝度制限)と呼ばれてい
る。
【0011】(a) は、APLが大きい時に、信号レベル
の低い部分(B′やD′)が画面の黒レベル以下になる
処理例を示しており、この例では信号レベルの低い部分
が画面上黒潰れとなり、暗部の映像情報が失われてしま
うという問題がある。
の低い部分(B′やD′)が画面の黒レベル以下になる
処理例を示しており、この例では信号レベルの低い部分
が画面上黒潰れとなり、暗部の映像情報が失われてしま
うという問題がある。
【0012】(b) は、APLが大きい時に、信号レベル
の低い部分(B′やD′)が画面の黒レベル以下になら
ない場合の処理例を示しており、このときは画面上で黒
潰れを起こしていないまでも画面表示上のコントラスト
が増大し、このため見かけ上暗部(B′やD′)が見に
くくなり、視覚上の黒潰れを起こし、(a) と同様、映像
情報が欠落してしまう。
の低い部分(B′やD′)が画面の黒レベル以下になら
ない場合の処理例を示しており、このときは画面上で黒
潰れを起こしていないまでも画面表示上のコントラスト
が増大し、このため見かけ上暗部(B′やD′)が見に
くくなり、視覚上の黒潰れを起こし、(a) と同様、映像
情報が欠落してしまう。
【0013】図7(b) において、画面の黒レベルから信
号の白レベルまでの振幅をAPLの小,大に対応して
a,a′とし、画面の黒レベルから信号レベルの低い部
分までの振幅をb,b′とすると、表示コントラストに
ついては、(a/b)<(a′/b′)となり、APL
が大きい時は、APLが小さい時に比べて、表示コント
ラストが非常に増大し、上述した黒潰れの不具合を生じ
ることになる。
号の白レベルまでの振幅をAPLの小,大に対応して
a,a′とし、画面の黒レベルから信号レベルの低い部
分までの振幅をb,b′とすると、表示コントラストに
ついては、(a/b)<(a′/b′)となり、APL
が大きい時は、APLが小さい時に比べて、表示コント
ラストが非常に増大し、上述した黒潰れの不具合を生じ
ることになる。
【0014】これを防ぐため、図8に示すように、明る
さ(信号の黒レベル)を変えずに、APLの大小に応じ
て信号の白レベルを可変し、コントラストを制御する方
法がある。図8の方法によれば、電気的信号上は黒潰れ
もなく一見良好である。しかしながら、画面上は図9
(a) ,(b) の例(P−Qは図8の信号波形)から分かる
ように、視覚特性上APLが低い場合は暗部(図8のB
やD)の映像情報が正しく認識され易いものの、APL
が高く明るい画面の一部に信号レベルの低い箇所が存在
すると映像の細部情報が識別しにくくなり、見る位置が
画面から離れたり外光があると更に著しくなるため、見
かけ上黒潰れを起こすことになる。つまり、黒い服や黒
髪等の細部が見にくくなるが、これを防ぐため、明るさ
を調整すると、APLの低い映像(夜景など)が白けて
しまい、良好な映像再生が困難となる。
さ(信号の黒レベル)を変えずに、APLの大小に応じ
て信号の白レベルを可変し、コントラストを制御する方
法がある。図8の方法によれば、電気的信号上は黒潰れ
もなく一見良好である。しかしながら、画面上は図9
(a) ,(b) の例(P−Qは図8の信号波形)から分かる
ように、視覚特性上APLが低い場合は暗部(図8のB
やD)の映像情報が正しく認識され易いものの、APL
が高く明るい画面の一部に信号レベルの低い箇所が存在
すると映像の細部情報が識別しにくくなり、見る位置が
画面から離れたり外光があると更に著しくなるため、見
かけ上黒潰れを起こすことになる。つまり、黒い服や黒
髪等の細部が見にくくなるが、これを防ぐため、明るさ
を調整すると、APLの低い映像(夜景など)が白けて
しまい、良好な映像再生が困難となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の映
像表示装置では、APLが大きい時に、信号の黒レベル
を下げるように制御すると、信号レベルの低い部分が低
下して、画面上黒潰れとなり、暗部の映像情報が失われ
てしまったり、或いは、APLが大きい時に、信号の黒
レベルを変えずにコントラストを下げる容量に制御する
と、APLが高く明るい画面の一部に信号レベルの低い
箇所が存在した場合、映像の細部情報が識別しにくく、
見る位置が画面から離れたり外光があると更に著しくな
り、見かけ上黒潰れを起こすという問題があった。
像表示装置では、APLが大きい時に、信号の黒レベル
を下げるように制御すると、信号レベルの低い部分が低
下して、画面上黒潰れとなり、暗部の映像情報が失われ
てしまったり、或いは、APLが大きい時に、信号の黒
レベルを変えずにコントラストを下げる容量に制御する
と、APLが高く明るい画面の一部に信号レベルの低い
箇所が存在した場合、映像の細部情報が識別しにくく、
見る位置が画面から離れたり外光があると更に著しくな
り、見かけ上黒潰れを起こすという問題があった。
【0016】そこで、本発明はこのような問題に鑑み、
映像信号のAPL変動に対し常に良好な視認性の得られ
る映像表示装置を提供することを目的とするものであ
る。
映像信号のAPL変動に対し常に良好な視認性の得られ
る映像表示装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る映像表示装置は、映像信号が入力される入力端子と、
映像信号を表示するための表示手段と、前記表示手段に
供給される信号電流を検出する検出手段と、前記入力端
子に入力される映像信号を処理して前記表示手段に供給
するものであって、前記検出手段からの検出信号に比例
して映像信号の明るさ(黒レベル)を制御すると共に前
記検出信号に反比例して映像信号のコントラストを制御
する映像信号処理回路とを具備したことを特徴とする。
る映像表示装置は、映像信号が入力される入力端子と、
映像信号を表示するための表示手段と、前記表示手段に
供給される信号電流を検出する検出手段と、前記入力端
子に入力される映像信号を処理して前記表示手段に供給
するものであって、前記検出手段からの検出信号に比例
して映像信号の明るさ(黒レベル)を制御すると共に前
記検出信号に反比例して映像信号のコントラストを制御
する映像信号処理回路とを具備したことを特徴とする。
【0018】請求項2記載の発明による映像表示装置
は、映像信号が入力される入力端子と、映像信号を表示
するための陰極線管と、前記陰極線管に流れるアノード
電流を検出する検出手段と、前記入力端子に入力される
映像信号を処理して前記陰極線管のカソードに供給する
ものであって、前記検出手段からの検出信号に比例して
映像信号の明るさ(黒レベル)を制御すると共に前記検
出信号に反比例して映像信号の白レベルの絶対値を変化
させコントラストを制御する映像信号処理回路とを具備
したことを特徴とする。
は、映像信号が入力される入力端子と、映像信号を表示
するための陰極線管と、前記陰極線管に流れるアノード
電流を検出する検出手段と、前記入力端子に入力される
映像信号を処理して前記陰極線管のカソードに供給する
ものであって、前記検出手段からの検出信号に比例して
映像信号の明るさ(黒レベル)を制御すると共に前記検
出信号に反比例して映像信号の白レベルの絶対値を変化
させコントラストを制御する映像信号処理回路とを具備
したことを特徴とする。
【0019】請求項3記載の発明による映像表示装置
は、映像信号が入力される入力端子と、映像信号を表示
するための液晶表示素子と、前記液晶表示素子に供給さ
れる信号電流を検出する検出手段と、前記入力端子に入
力される映像信号を処理して前記液晶表示素子に供給す
るものであって、映像信号の白レベルの絶対値は変えず
に、前記検出手段からの検出信号に比例して映像信号の
明るさ(黒レベル)を制御すると共に前記検出信号に反
比例して映像信号のコントラストを制御する映像信号処
理回路とを具備したことを特徴とする。
は、映像信号が入力される入力端子と、映像信号を表示
するための液晶表示素子と、前記液晶表示素子に供給さ
れる信号電流を検出する検出手段と、前記入力端子に入
力される映像信号を処理して前記液晶表示素子に供給す
るものであって、映像信号の白レベルの絶対値は変えず
に、前記検出手段からの検出信号に比例して映像信号の
明るさ(黒レベル)を制御すると共に前記検出信号に反
比例して映像信号のコントラストを制御する映像信号処
理回路とを具備したことを特徴とする。
【0020】
【作用】請求項1記載の発明では、検出手段にてAPL
の変化を検出し、この検出電圧により映像信号処理回路
においてAPLに比例するように映像信号の明るさ(黒
レベル)を制御すると同時にAPLに反比例して映像信
号のコントラストを制御することで、APLが高い場合
でも画面視認性上、黒潰れを起こさなくできる。
の変化を検出し、この検出電圧により映像信号処理回路
においてAPLに比例するように映像信号の明るさ(黒
レベル)を制御すると同時にAPLに反比例して映像信
号のコントラストを制御することで、APLが高い場合
でも画面視認性上、黒潰れを起こさなくできる。
【0021】請求項2記載の発明では、表示手段として
最大電流を制限する必要のある陰極線管を使用した場合
であって、APLが高い場合は、暗部の見かけ上の黒潰
れをなくすため信号の黒レベルをAPLに比例して上げ
る一方、最大電流を制限すべくAPLに反比例して信号
の白レベルを下げてコントラストを低下させる。
最大電流を制限する必要のある陰極線管を使用した場合
であって、APLが高い場合は、暗部の見かけ上の黒潰
れをなくすため信号の黒レベルをAPLに比例して上げ
る一方、最大電流を制限すべくAPLに反比例して信号
の白レベルを下げてコントラストを低下させる。
【0022】請求項3記載の発明では、表示手段として
最大輝度を制限する必要のない液晶表示素子を使用した
場合であって、APLが高い場合は、暗部の見かけ上の
黒潰れをなくすため信号の黒レベルをAPLに比例して
上げると同時に、信号の白レベルを変えることなくAP
Lに反比例してコントラストを低下させる。
最大輝度を制限する必要のない液晶表示素子を使用した
場合であって、APLが高い場合は、暗部の見かけ上の
黒潰れをなくすため信号の黒レベルをAPLに比例して
上げると同時に、信号の白レベルを変えることなくAP
Lに反比例してコントラストを低下させる。
【0023】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例の映像表示装置を示すブロック図
である。図5と同一部分には同一符号を付して説明す
る。
1は本発明の一実施例の映像表示装置を示すブロック図
である。図5と同一部分には同一符号を付して説明す
る。
【0024】図1において、入力端子11には映像信号
が入力され、映像信号処理回路12aで処理されて表示
手段としてのCRT14のカソード15に供給されるこ
とで、CRT14には映像信号が表示される。このと
き、CRT14のアノード16には、カソード電流とほ
ぼ等しいアノード電流が、フライバックトランス17か
ら供給される。フライバックトランス17は、図示しな
い水平出力回路に接続した1次巻線L1 と、1次巻線L
1 に生じた帰線パルスを昇圧して出力する2次巻線L2
と、2次巻線L2 の高電位側端子18に出力された昇圧
パルスを整流してCRTアノード16に供給する整流ダ
イオードDとで構成されている。2次巻線のL2 の低電
位側端子19はアノード電流検出抵抗RD を介して電源
端子20に接続する一方、検出電圧平滑用コンデンサC
を介して基準電位点に接続し、かつ映像信号処理回路1
2aの明るさ制御端子或いはコントラスト制御端子13
に接続している。検出抵抗RD と平滑コンデンサCは、
平均アノード電流の検出回路21を構成している。映像
信号処理回路12aは、映像信号をCRTの必要とする
レベルにまで増幅する機能のほか、各種回路への信号分
配、色信号に対する伝達時間の補正、中高域の周波数特
性の補償、画質調整、明るさ(輝度)制御及びコントラ
スト制御などを行う機能を備えている。ただし、従来は
平均アノード電流の大小即ちAPLの大小に反比例して
明るさやコントラストを制御していたが、本実施例の映
像信号処理回路12aでは、コントラストはAPLに反
比例させるが、明るさはAPLに比例させて制御するた
め、APLが高い場合でも画面視認性上、黒潰れを起こ
さなくできる。
が入力され、映像信号処理回路12aで処理されて表示
手段としてのCRT14のカソード15に供給されるこ
とで、CRT14には映像信号が表示される。このと
き、CRT14のアノード16には、カソード電流とほ
ぼ等しいアノード電流が、フライバックトランス17か
ら供給される。フライバックトランス17は、図示しな
い水平出力回路に接続した1次巻線L1 と、1次巻線L
1 に生じた帰線パルスを昇圧して出力する2次巻線L2
と、2次巻線L2 の高電位側端子18に出力された昇圧
パルスを整流してCRTアノード16に供給する整流ダ
イオードDとで構成されている。2次巻線のL2 の低電
位側端子19はアノード電流検出抵抗RD を介して電源
端子20に接続する一方、検出電圧平滑用コンデンサC
を介して基準電位点に接続し、かつ映像信号処理回路1
2aの明るさ制御端子或いはコントラスト制御端子13
に接続している。検出抵抗RD と平滑コンデンサCは、
平均アノード電流の検出回路21を構成している。映像
信号処理回路12aは、映像信号をCRTの必要とする
レベルにまで増幅する機能のほか、各種回路への信号分
配、色信号に対する伝達時間の補正、中高域の周波数特
性の補償、画質調整、明るさ(輝度)制御及びコントラ
スト制御などを行う機能を備えている。ただし、従来は
平均アノード電流の大小即ちAPLの大小に反比例して
明るさやコントラストを制御していたが、本実施例の映
像信号処理回路12aでは、コントラストはAPLに反
比例させるが、明るさはAPLに比例させて制御するた
め、APLが高い場合でも画面視認性上、黒潰れを起こ
さなくできる。
【0025】次に、図1の動作を図2を参照して説明す
る。
る。
【0026】APLが高い場合は、暗部の見かけ上の黒
潰れをなくすため信号の黒レベルをAPLに比例して上
げる一方、最大電流を制限すべくAPLに反比例して信
号の白レベルを下げてコントラストを低下させる。その
結果、映像信号のAPLが小→大に変動した場合でも、
信号処理後の映像信号の振幅はA→A″,B→B″,D
→D″へと縮小する一方、画面の黒レベルを基準とした
絶対振幅は明部ではa→a″と縮小するが、暗部ではb
→b″,d→d″へと増大する。このため、図2におい
て、画面の黒レベルから信号の白レベルまでの振幅を、
APLの小,大に対応してa,a″とし、画面の黒レベ
ルから信号レベルの低い部分までの振幅をb,b″とす
ると、表示コントラストについては、(a/b)>
(a″/b″)となり図7(b) の場合とは反対となり、
APLが大きい時は、APLが小さい時に比べて、光学
的コントラストは低下する。光学的なコントラストは低
下するが、APLの高い画面での暗部は見かけ上コント
ラストが上がって見えるため、白けによる品位低下を心
配する必要がないどころか、返って暗部の映像情報が漏
れなく認識できるようになる結果、画面全体の品位向上
が図れる。
潰れをなくすため信号の黒レベルをAPLに比例して上
げる一方、最大電流を制限すべくAPLに反比例して信
号の白レベルを下げてコントラストを低下させる。その
結果、映像信号のAPLが小→大に変動した場合でも、
信号処理後の映像信号の振幅はA→A″,B→B″,D
→D″へと縮小する一方、画面の黒レベルを基準とした
絶対振幅は明部ではa→a″と縮小するが、暗部ではb
→b″,d→d″へと増大する。このため、図2におい
て、画面の黒レベルから信号の白レベルまでの振幅を、
APLの小,大に対応してa,a″とし、画面の黒レベ
ルから信号レベルの低い部分までの振幅をb,b″とす
ると、表示コントラストについては、(a/b)>
(a″/b″)となり図7(b) の場合とは反対となり、
APLが大きい時は、APLが小さい時に比べて、光学
的コントラストは低下する。光学的なコントラストは低
下するが、APLの高い画面での暗部は見かけ上コント
ラストが上がって見えるため、白けによる品位低下を心
配する必要がないどころか、返って暗部の映像情報が漏
れなく認識できるようになる結果、画面全体の品位向上
が図れる。
【0027】また、逆にAPLの低い画面では白レベル
が上がる一方黒レベルが低く抑えられるため、より引き
締まった艶のある美しい黒を再現することができる。
が上がる一方黒レベルが低く抑えられるため、より引き
締まった艶のある美しい黒を再現することができる。
【0028】このように、APLが変動しても、常に高
品位の映像再生が可能となるものである。
品位の映像再生が可能となるものである。
【0029】以上述べた図2の信号処理では、表示手段
としてCRTのように最大電流を制限する必要のある場
合に、APLが大きい時、即ち平均アノード電流が増大
したとき、信号の白レベルを下げるように動作させるも
のであった。
としてCRTのように最大電流を制限する必要のある場
合に、APLが大きい時、即ち平均アノード電流が増大
したとき、信号の白レベルを下げるように動作させるも
のであった。
【0030】これに対して、表示手段が液晶表示素子
(LCD)のように最大輝度を制限する必要のない場合
には、信号の白レベルの絶対値は変えないが、APLに
比例して明るさ(黒レベル)を制御すると共に、APL
に反比例してコントラストを制御するという方式をと
る。
(LCD)のように最大輝度を制限する必要のない場合
には、信号の白レベルの絶対値は変えないが、APLに
比例して明るさ(黒レベル)を制御すると共に、APL
に反比例してコントラストを制御するという方式をと
る。
【0031】図3に、本発明の他の実施例としての、液
晶表示装置の構成を示す。
晶表示装置の構成を示す。
【0032】図3において、入力端子31には映像信号
が入力され、映像信号処理回路32で処理されて表示手
段としての液晶表示素子34の水平ドライバ35に供給
されることで、液晶表示素子34には映像信号が表示さ
れる。水平ドライバ35は映像信号処理回路32からの
映像信号をサンプリングして液晶表示素子34の各画素
に供給するもので、映像信号をサンプルホールドするサ
ンプルホールド回路とその出力を液晶表示素子34の各
画素に供給する許可を与える出力バッファとから構成さ
れる。液晶表示素子34は、水平,垂直方向にマトリク
ス状に配置された液晶画素に対して、水平ドライバ35
からの映像サンプリング信号が水平方向に並んだ各画素
に順次供給される一方、垂直ドライバ36から走査パル
スを供給して垂直方向に並んだ液晶画素列が駆動される
ようになっている。映像信号処理回路32で分配された
映像信号は、同期分離回路38にも供給されており、こ
こで分離された水平,垂直同期信号はタイミング発生回
路39に供給されて、水平,垂直ドライブに必要な各種
のタイミング信号を発生し、水平ドライバ35,垂直ド
ライバ36に供給している。
が入力され、映像信号処理回路32で処理されて表示手
段としての液晶表示素子34の水平ドライバ35に供給
されることで、液晶表示素子34には映像信号が表示さ
れる。水平ドライバ35は映像信号処理回路32からの
映像信号をサンプリングして液晶表示素子34の各画素
に供給するもので、映像信号をサンプルホールドするサ
ンプルホールド回路とその出力を液晶表示素子34の各
画素に供給する許可を与える出力バッファとから構成さ
れる。液晶表示素子34は、水平,垂直方向にマトリク
ス状に配置された液晶画素に対して、水平ドライバ35
からの映像サンプリング信号が水平方向に並んだ各画素
に順次供給される一方、垂直ドライバ36から走査パル
スを供給して垂直方向に並んだ液晶画素列が駆動される
ようになっている。映像信号処理回路32で分配された
映像信号は、同期分離回路38にも供給されており、こ
こで分離された水平,垂直同期信号はタイミング発生回
路39に供給されて、水平,垂直ドライブに必要な各種
のタイミング信号を発生し、水平ドライバ35,垂直ド
ライバ36に供給している。
【0033】検出回路37は、水平ドライバ35に供給
される信号電流を検出し、映像信号処理回路32の明る
さ制御端子或いはコントラスト制御端子33に供給して
いる。映像信号処理回路32は、映像信号をCRTの必
要とするレベルにまで増幅する機能のほか、各種回路へ
の信号分配、色信号に対する伝達時間の補正、中高域の
周波数特性の補償、画質調整、明るさ(輝度)制御及び
コントラスト制御などを行う機能を備えている。ただ
し、本実施例の映像信号処理回路32では、コントラス
トはAPLに反比例させるが、明るさはAPLに比例さ
せて制御するようになっており、APLが高い場合でも
画面視認性上、黒潰れを起こさないようにしている。
される信号電流を検出し、映像信号処理回路32の明る
さ制御端子或いはコントラスト制御端子33に供給して
いる。映像信号処理回路32は、映像信号をCRTの必
要とするレベルにまで増幅する機能のほか、各種回路へ
の信号分配、色信号に対する伝達時間の補正、中高域の
周波数特性の補償、画質調整、明るさ(輝度)制御及び
コントラスト制御などを行う機能を備えている。ただ
し、本実施例の映像信号処理回路32では、コントラス
トはAPLに反比例させるが、明るさはAPLに比例さ
せて制御するようになっており、APLが高い場合でも
画面視認性上、黒潰れを起こさないようにしている。
【0034】次に、図3の動作を図4を参照して説明す
る。
る。
【0035】APLが高い場合は、暗部の見かけ上の黒
潰れをなくすため信号の黒レベルをAPLに比例して上
げると同時に、信号の白レベルを変えることなくAPL
に反比例してコントラストを低下させる。その結果、映
像信号のAPLが小→大に変動した場合でも、信号処理
後の映像信号の振幅はA→A″′,B→B″′,D→
D″′へと縮小する一方、画面の黒レベルを基準とした
絶対振幅は明部ではa→a″′と変わらないが、暗部で
はb→b″′,d→d″′へと増大する。このため、図
4において、画面の黒レベルから信号の白レベルまでの
振幅を、APLの小,大に対応してa,a″′とし、画
面の黒レベルから信号レベルの低い部分までの振幅を
b,b″′とすると、表示コントラストについては、
(a/b)>(a″′/b″′)となり図7(b) の場合
とは反対となり、APLが大きい時は、APLが小さい
時に比べて、光学的コントラストは低下する。光学的な
コントラストは低下するが、APLの高い画面での暗部
は見かけ上コントラストが上がって見えるため、白けに
よる品位低下を心配する必要がないどころか、返って暗
部の映像情報が漏れなく認識できるようになる結果、画
面全体の品位向上が図れる。
潰れをなくすため信号の黒レベルをAPLに比例して上
げると同時に、信号の白レベルを変えることなくAPL
に反比例してコントラストを低下させる。その結果、映
像信号のAPLが小→大に変動した場合でも、信号処理
後の映像信号の振幅はA→A″′,B→B″′,D→
D″′へと縮小する一方、画面の黒レベルを基準とした
絶対振幅は明部ではa→a″′と変わらないが、暗部で
はb→b″′,d→d″′へと増大する。このため、図
4において、画面の黒レベルから信号の白レベルまでの
振幅を、APLの小,大に対応してa,a″′とし、画
面の黒レベルから信号レベルの低い部分までの振幅を
b,b″′とすると、表示コントラストについては、
(a/b)>(a″′/b″′)となり図7(b) の場合
とは反対となり、APLが大きい時は、APLが小さい
時に比べて、光学的コントラストは低下する。光学的な
コントラストは低下するが、APLの高い画面での暗部
は見かけ上コントラストが上がって見えるため、白けに
よる品位低下を心配する必要がないどころか、返って暗
部の映像情報が漏れなく認識できるようになる結果、画
面全体の品位向上が図れる。
【0036】また、逆にAPLの低い画面では白レベル
は変わらないが黒レベルが低く抑えられるため、より引
き締まった艶のある美しい黒を再現することができる。
は変わらないが黒レベルが低く抑えられるため、より引
き締まった艶のある美しい黒を再現することができる。
【0037】このように、APLが変動しても、常に高
品位の映像再生が可能となるものである。
品位の映像再生が可能となるものである。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、視覚
特性を考慮して、APL変動に対応して、明るさはAP
Lに比例させて制御し、コントラストはAPLに反比例
させて制御するため、APLの高い映像での見かけ上の
黒潰れをなくし最大限映像情報を再生できる上、APL
の低い映像ではより引き締まった黒を再現できることか
ら、総合的な画質向上を図ることができる。
特性を考慮して、APL変動に対応して、明るさはAP
Lに比例させて制御し、コントラストはAPLに反比例
させて制御するため、APLの高い映像での見かけ上の
黒潰れをなくし最大限映像情報を再生できる上、APL
の低い映像ではより引き締まった黒を再現できることか
ら、総合的な画質向上を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例の映像表示装置を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図2】図1の信号処理動作を説明する波形図。
【図3】本発明の他の実施例の映像表示装置を示すブロ
ック図。
ック図。
【図4】図1の信号処理動作を説明する波形図。
【図5】従来の映像表示装置を示すブロック図。
【図6】図5の回路における電流制限特性を示す図。
【図7】図5の信号処理動作を説明する波形図。
【図8】図5の他の信号処理動作を説明する波形図。
【図9】APLの大小に対する画面表示例を示す図。
11…映像信号入力端子 12a…映像信号処理回路 13…制御端子 14…陰極線管(表示手段) 16…アノード 17…フライバックトランス 20…電源端子 21…検出回路(検出手段) 31…映像信号入力端子 32…映像信号処理回路 33…制御端子 34…液晶表示素子(表示手段) 37…検出回路(検出手段)
Claims (3)
- 【請求項1】映像信号が入力される入力端子と、 映像信号を表示するための表示手段と、 前記表示手段に供給される信号電流を検出する検出手段
と、 前記入力端子に入力される映像信号を処理して前記表示
手段に供給するものであって、前記検出手段からの検出
信号に比例して映像信号の明るさ(黒レベル)を制御す
ると共に前記検出信号に反比例して映像信号のコントラ
ストを制御する映像信号処理回路とを具備したことを特
徴とする映像表示装置。 - 【請求項2】映像信号が入力される入力端子と、 映像信号を表示するための陰極線管と、 前記陰極線管に流れるアノード電流を検出する検出手段
と、 前記入力端子に入力される映像信号を処理して前記陰極
線管のカソードに供給するものであって、前記検出手段
からの検出信号に比例して映像信号の明るさ(黒レベ
ル)を制御すると共に前記検出信号に反比例して映像信
号の白レベルの絶対値を変化させコントラストを制御す
る映像信号処理回路とを具備したことを特徴とする映像
表示装置。 - 【請求項3】映像信号が入力される入力端子と、 映像信号を表示するための液晶表示素子と、 前記液晶表示素子に供給される信号電流を検出する検出
手段と、 前記入力端子に入力される映像信号を処理して前記液晶
表示素子に供給するものであって、映像信号の白レベル
の絶対値は変えずに、前記検出手段からの検出信号に比
例して映像信号の明るさ(黒レベル)を制御すると共に
前記検出信号に反比例して映像信号のコントラストを制
御する映像信号処理回路とを具備したことを特徴とする
映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18486094A JPH0851579A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18486094A JPH0851579A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0851579A true JPH0851579A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16160577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18486094A Pending JPH0851579A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0851579A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7852413B2 (en) | 2005-06-14 | 2010-12-14 | Seiko Epson Corporation | Image display apparatus and control method thereof |
US7876301B2 (en) | 2002-08-22 | 2011-01-25 | Hitachi, Ltd. | Image displaying method, image displaying device, and contrast-adjusting circuit for use therewith |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP18486094A patent/JPH0851579A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7876301B2 (en) | 2002-08-22 | 2011-01-25 | Hitachi, Ltd. | Image displaying method, image displaying device, and contrast-adjusting circuit for use therewith |
US7898557B2 (en) | 2002-08-22 | 2011-03-01 | Hitachi, Ltd. | Image displaying method, image displaying device, and contrast-adjusting circuit for use therewith |
US8120560B2 (en) | 2002-08-22 | 2012-02-21 | Hitachi, Ltd. | Image displaying method, image displaying device, and contrast-adjusting circuit for use therewith |
US7852413B2 (en) | 2005-06-14 | 2010-12-14 | Seiko Epson Corporation | Image display apparatus and control method thereof |
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