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JPH08504864A - 粒状の洗浄剤および/または清浄化剤 - Google Patents

粒状の洗浄剤および/または清浄化剤

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Publication number
JPH08504864A
JPH08504864A JP6514755A JP51475594A JPH08504864A JP H08504864 A JPH08504864 A JP H08504864A JP 6514755 A JP6514755 A JP 6514755A JP 51475594 A JP51475594 A JP 51475594A JP H08504864 A JPH08504864 A JP H08504864A
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weight
cleaning agent
acid
granules
bleach
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Pending
Application number
JP6514755A
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English (en)
Inventor
クルーゼ、ハンス−フリートリッヒ
ハンメルシュタイン、シュテファン
ゲルスト、ディルク
Original Assignee
ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン filed Critical ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
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    • C11D11/00Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 600〜1100g/lの範囲の見かけ密度を有する粒状化された洗浄剤および/または清浄化剤を調製するための方法を開示する。その方法によって製造される造粒された洗浄剤および/または清浄化剤も開示する。最初の処理工程において、造粒および/または噴霧乾燥によって、漂白剤を含まず、ノニオン界面活性剤を実質的に含まない基礎粒状物をつくり、続いて、第1の処理段階において、基礎粒状物を漂白剤およびノニオン界面活性剤と混合し、その間エネルギーを供給し、第2の処理段階において、漂白活性剤および、場合により他の成分を混合する。漂白剤およびノニオン界面活性剤の混合物がやがて補われ、同時にエネルギーが供給される場合、洗浄剤および/または清浄化剤の見かけ密度は明らかに増大しうる。

Description

【発明の詳細な説明】 粒状の洗浄剤および/または清浄化剤 本発明は、プロセス条件の適当な選択によって、易流動性(free-flowing、さ らさらした)微粉を含まないベトベトしない(non-greasy)の粒状物が得られる 方法であって、600〜1100g/lの見かけ密度を有する粒状の洗浄剤および /または清浄化剤の製造方法に関する。 圧縮された粒状物を不連続的または連続的に製造するために、多くの既知の方 法がある。これらの方法は、高速ミキサー/グラニュレーター(mixer/granulat or)または直列に配されたミキサー/グラニュレーターを使用する。高速ミキサ ー/グラニュレーターにおける造粒は、例えば欧州特許出願公開(EP−A)第 0 351 937号および同(EP−A)第0 339 996号などに記載 されている。 高速ミキサー/グラニュレーターと低速ミキサー/グラニュレーターとを直列 に配する方法は、欧州特許出願公開(EP−A)第0 420 317号および 同(EP−A)第0 390 251号に開示されている。しかしながら、これ らの方法に共通する一つの特徴は、得られる粒状物が高い見かけ密度を有するが 、水が実質的に存在せずおよび/もしくはノニオン界面活性剤が実質的に存在せ ず、ならびに/または特定の温度範囲において方法を実施するのでなければ、得 られる粒状物がかたまり(cake)やすく、粘着性を有してベトベトになりやすい ということである。更に、見かけ密度は、制限された程度まで必要なように調整 できるに過ぎない。 対照的に、本発明が解決しようとする課題は、造粒または噴霧乾燥の後に行う 後続の処理段階において、洗浄剤および/または清浄化剤の見かけ密度の調整を 可能に、即ち、必要とされるように特に増大させることを可能にすることであっ た。 上記の課題は、600〜1100g/lの見かけ密度を有する粒状の洗浄剤およ び/または清浄化剤を製造する方法であって、 (a)漂白剤を含まず、ノニオン界面活性剤を実質的に含まない基礎粒状物を、 最 初の工程において造粒および/または噴霧乾燥により製造し、 (b)ミキサー/グラニュレーター内で、エネルギーを入力しながら行われる第 1の処理段階において、基礎粒状物と漂白剤およびノニオン界面活性剤とを混合 し、ならびに (c)第2の処理段階において、漂白活性剤、および必要に応じて他の成分を引 き続いて混合する ことを含んで成る方法により解決された。 従って、粒状の洗浄剤および/または清浄化剤の見かけ密度の600〜110 0g/lの値への最終的および選択的な調節は、第1の処理段階(b)において、 基礎粒状物と漂白剤およびノニオン界面活性剤とを混合する際のエネルギーの入 力によって行われるのであって、最初の処理工程(a)における造粒の際に行わ れるのではない。 漂白剤を含まず、ノニオン界面活性剤を実質的に含まない基礎粒状物は、既知 の方法によって製造することができる。従って、処理段階(b)において更に圧 縮される粒状物は、例えば噴霧乾燥または造粒などの従来技術においてそれ自体 既知のように得ることができる。 本発明に関して、ノニオン界面活性剤を実質的に含まない基礎粒状物とは、有 意量のノニオン界面活性剤を含まない基礎粒状物であると理解されている。しか しながら、例えば、ゼオライトの安定剤などとして用いられる少量のノニオン界 面活性剤が、基礎粒状物中に既に存在していてもよい。基礎粒状物中におけるノ ニオン界面活性剤、特にエトキシル化脂肪アルコールの含量は、基礎粒状物を基 準にして、一般に3重量%を越えず、好ましくは2重量%を越えず、更に好まし くは1重量%を越えない。しかしながら、ノニオン界面活性剤の主たる量が第1 の処理段階(b)において基礎粒状物中に組み込まれるということが、本発明に おいては特に重要である。 基礎粒状物の製造に用いるのに好ましい低速ミキサー/グラニュレーターは、 市販の鋤刃状ミキサー(plowshare mixer)または強力ミキサー(intensive mix er)である。造粒は一般に0.5〜10分の時間で行われ、平均滞留時間は1〜 6分 間である。このようにして得られる湿った粒状物は、例えば、流動床などにおい て乾燥することができる。粗い画分(寸法が1.6mmを越える粒子)を篩分けに よって除去し、砕いた形態で篩に戻した後に、アニオン界面活性剤、ビルダー、 ポリマー性カルボキシレート、水ガラスおよび水の典型的なタワーパウダー(to wer powder)混合物であって、漂白剤を含まず、ノニオン界面活性剤を実質的に 含まない混合物から、600〜900g/lの密度を有する基礎粒状物が得られる 。 低速ミキサー/グラニュレーター、例えば鋤刃ミキサーなどの中で、基礎粒状 物と漂白剤およびノニオン界面活性剤とを短時間で注意して混合すると、流動特 性が乏しく、600〜650g/lの見かけ密度を有するグリース性の生成物が、 第1の処理段階において得られた。しかしながら、同じミキサー/グラニュレー ターの中での混合時間をかなり長くし、カッター・ヘッド(cutter head)を追 加して用いる場合、エネルギーを入力することによって、見かけ密度は、例えば 850g/lへと、明らかに増大する。これに相当する見かけ密度の増大は、高速 ミキサーにおいて、匹敵するエネルギーを入力することによっても得られる。驚 くべきことに、両方の方法において、広い粒子寸法分布を有する、乾燥した易流 動性の生成物が得られた。上述の低速ミキサー/グラニュレーターをミキサー/ グラニュレーターとして有利に使用できる。 第2の処理段階において、漂白剤およびノニオン界面活性剤を含有する粒状物 に、漂白活性剤(bleach activator)ならびに、必要に応じて他の成分、例えば 香料成分および酵素などを加える。液体成分は、特に注意して、噴霧により粒状 物へ適用することができる。香料成分を特にこの工程で加えることによって、生 成物は更に微粉(ダスト、dust)を含まなくなる。 粒状の洗浄剤および/または清浄化剤を製造するための本発明の方法、特に、 前もって行う造粒または噴霧乾燥の後の第1の処理段階において、漂白剤および ノニオン界面活性剤を遅れて加える方法により、600〜1100g/lの範囲の 所望する任意の見かけ密度に、方法の極めて後の段階において調節することが可 能である。 正確な見かけ密度の調節は、例えば、造粒された混合物などへ入力するエネル ギーによって可能であり、長い滞留時間ならびに使用するカッター・ヘッドの数 および回転速度によって、大きなエネルギーの入力を達成することができる。大 きなエネルギーの入力は、高速ミキサー/グラニュレーター内の高速混合ツール (手段)によって比較的短い滞留時間で達成することもできる。これに対応して 、大きなエネルギー入力によって、より重質の粒状物が得られる。更に、造粒の 際に適用される温度を選択することによって、見かけ密度を少なくとも少し調整 することもできる。従って、基礎粒状物が処理段階に入る際にそれらの温度を変 えることによって、見かけ密度を30〜80g/l、特に60g/lまでの範囲で変え 得るということが判っている。 本発明によって、例えば300g/lの低い見かけ密度〜900g/l、特に、60 0〜850g/lまたは例えば100g/lまでの比較的高い見かけ密度を有する粒状 物を構成する(コンパクトなものにする)ことができる。従って、処理段階にお いて、対応する基礎粒状物に、漂白剤および主たる量のノニオン界面活性剤を遅 れて加えることによって、必要な見かけ密度を確立することができる。 高い見かけ密度の基礎粒状物を用いる場合、漂白剤およびノニオン界面活性剤 を加えることそれ自体によって、最初は、見かけ密度の望ましくない低下および 流動特性の劣る脂状の(ベトベトした)生成物がもたらされるが、エネルギーを 入力しながら混合する間に、この生成物は見かけ密度の明らかな増大を遂げる。 原則として、洗浄剤および/または清浄化剤のいずれの既知の固体成分自体を 、本発明において得られる洗浄剤および/または清浄化剤の固体成分として用い ることができる。好ましい固体成分は、アニオン界面活性剤、無機および/また は有機ビルダー、アルカリ性塩および中性塩、漂白剤ならびに再付着防止剤であ る。 適当なアニオン界面活性剤は、既知のスルホネート、スルフェートおよび石鹸 である。使用するアニオン界面活性剤は、例えば、スルホネート型およびスルフ ェート型などの界面活性剤である。 スルホネート型の好ましい界面活性剤は、C9-13アルキルベンゼンスルホネー ト、オレフィンスルホネート、即ち、アルケンおよびヒドロキシアルカンスルホ ネートの混合物、または、例えば、末端もしくは内部二重結合を有するC12-18 モノオレフィンを気体の三酸化硫黄によってスルホン化し、スルホン化生成物を 続いてアルカリ性もしくは酸性で加水分解などすることによって得られるジスル ホネートである。C12-18アルカンを、例えばスルホクロル化またはスルホ酸化 し、続いて加水分解または中和などすることによって得られるアルカンスルホネ ートも適する。 α−スルホ脂肪酸のエステル(エステルスルホネート)、例えば水素化ココヤ シ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸または獣脂脂肪酸などのα−スルホン化メチルエ ステルも適する。 スルフェート型の適当な界面活性剤は、天然および合成由来の第1アルコール 、特に脂肪アルコール、例えば、ヤシ油脂肪アルコール、獣脂脂肪アルコール、 オレイルアルコール、ラウリル、ミリスチル、セチルもしくはステアリルアルコ ールまたはC10-20オキソアルコールなどの硫酸モノエステル、ならびに同じ鎖 長を有する第2アルコールのものである。1〜6モルのエチレンオキシドにより エトキシル化されたアルコール、例えば平均3.5モルのエチレンオキシドを含 む2−メチル−分枝C9-11アルコールなどの硫酸モノエステルも適している。炭 素アルキル基の50〜70重量%が炭素原子12個を含み、18〜30重量%が 炭素原子14個を含み、アルキル基5〜15重量%が炭素原子16個を含み、3 重量%以下が炭素原子10個を含み、10重量%以下が炭素原子18個を含む混 合物を用いることが好ましい。 他の好ましいアニオン界面活性剤はアルキルスルホコハク酸の塩であって、こ れはスルホスクシネートまたはスルホコハク酸エステルとしても知られており、 スルホコハク酸とアルコール、好ましくは脂肪アルコール、更に特にエトキシル 化脂肪アルコールとのモノエステルおよび/またはジエステルが代表例である。 好ましいスルホスクシネートには、C8-18脂肪アルコール成分またはそれらの混 合物が含まれる。特に好ましいスルホスクシネートには、エトキシル化脂肪アル コール(これは、単独ではノニオン界面活性剤の代表例であると考えられている )から誘導される脂肪アルコール成分が含まれる。脂肪アルコール成分が狭い範 囲のエトキシル化脂肪アルコールから誘導されるスルホスクシネートは特に好ま し い。 好ましいアニオン界面活性剤混合物には、脂肪アルキルスルフェート(FAS )、アルキルベンゼンスルホネート(ABS)、メチルエステルスルホネート( MES)および/またはスルホスクシネートを組合せたものが含まれる。特に好 ましい混合物は、アニオン界面活性剤として、FASおよびABS、FASおよ びスルホスクシネート、ABSおよびスルホスクシネートをいずれの比で含んで もよい。 他のアニオン界面活性剤は、特に、0.5〜8重量%の量で使用されることが 好ましい石鹸である。適当な石鹸は、飽和脂肪酸石鹸、例えば、ラウリン酸、ミ リスチン酸、パルミチン酸もしくはステアリン酸などの塩、ならびに、特に天然 脂肪酸、例えばココヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸または獣脂脂肪酸などから 誘導される石鹸混合物である。飽和C12-18脂肪酸石鹸50〜100重量%およ びオレイン酸石鹸0〜50重量%の石鹸混合物が特に好ましい。 アニオン界面活性剤は、それらのナトリウム塩、カリウム塩もしくはアンモニ ウム塩の形態で、および有機塩基、例えばモノ−、ジ−もしくはトリエタノール アミンなどの可溶性塩として用いることができる。アニオン界面活性剤は、ナト リウム塩もしくはカリウム塩、更に特にそれらのナトリウム塩の形態で存在する ものが好ましい。 アニオン界面活性剤は、使用する成分の総和基準で、3〜20重量%の量で使 用するのが好ましい。しかしながら、20重量%を越える量で使用してもよい。 水中でH22を生成し、漂白剤として作用する化合物の中で、過ホウ酸ナトリ ウム四水和物および過ホウ酸ナトリウム一水和物が特に重要である。他の有用な 漂白剤は、例えば、過炭酸ナトリウム、ペルオキシピロリン酸塩、クエン酸塩過 水和物およびH22を生成する過酸塩または過酸、例えば、過安息香酸、ペルオ キソフタレート、ジペルアゼライン酸またはジペルドデカンジオン酸などである 。漂白剤の含量は、好ましくは5〜25重量%、更に好ましくは10〜20重量 %であり、過ホウ酸塩一水和物を用いるのが有利である。 上述の固体成分に加えて、本発明により得られる洗浄剤および/または清浄化 剤は、洗浄剤および/または清浄化剤に典型的に使用される種類の通常液体であ る既知の添加剤を含んでいてもよい。 本発明により得られる洗浄剤および/または清浄化剤の液体成分には、処理温 度において液状形態、即ち、ポンプ送り可能で流動し得る形態で存在するノニオ ン界面活性剤が含まれる。 好ましいノニオン界面活性剤は、C12-18第1脂肪アルコールおよびそれらの 混合物、例えばココヤシアルコール、獣脂アルコールもしくはオレイルアルコー ルなど、または2−メチル−分枝第1アルコール(オキソアルコール)と、エチ レンオキシド1〜12モルとの付加物である。3EOまたは4EOを含むC12-1 4 アルコール、7EOを含むC9-11アルコール、3EO、5EO、7EOもしく は8EOを含むC13-15アルコール、3EO、5EOもしくは7EOを含むC12- 18 アルコールならびにそれらの混合物、例えば3EOを含むC12-14アルコール と5EOを含むC12-18アルコールとの混合物などが特に適する。 表示したエトキシル化度は統計的平均値であって、個々の生成物について整数 であっても分数であってもよい。好ましいアルコールエトキシレートは、狭い同 族分布(狭い範囲のエトキシレート、NRE(narrow range ethoxylate))を有 する。エチレンオキシド基を平均2〜8個含むアルコールエトキシレートが特に 好ましい。 洗浄剤および/または清浄化剤中に存在すると有利な場合がある他のノニオン 界面活性剤は、一般式: RO(G)x [式中、Rは8〜22個、好ましくは12〜18個の炭素原子を含む第1級、直 鎖または2−メチル−分枝脂肪族基であり、Gは5〜6個の炭素原子を含むグリ コース単位、好ましくはグルコースを表わしている。オリゴマー化度xはモノグ リコシドおよびオリゴグリコシドの分布を表しており、1〜10の数、好ましく は1.2〜1.4の数である。] で示されるアルキルグリコシドである。 最終の粒状物中のノニオン界面活性剤含量は、例えば、2〜15重量%、好ま しくは3.5〜15重量%である。好ましい態様の一つは、液状のノニオン界面 活性剤を、2〜6個の炭素原子を含む直鎖または分枝グリコールから誘導される 低級ポリアルキレングリコールとの混合物で使用することを特徴とする。好まし い低級ポリアルキレングリコールは、200〜12000、特に200〜400 0、例えば2000の相対分子量を有するポリエチレングリコールまたはポリプ ロピレングリコールである。これらの混合物中における、液状ノニオン界面活性 剤の低級ポリアルキレングリコールに対する重量比は、10:1〜1:1が好ま しい。 洗浄を60℃またはそれ以下の温度で行う場合において、向上した漂白効果を 得るため、漂白活性剤が製剤中に混合される。漂白活性剤の例は、H22と共に 有機過酸を生成するN−アシルまたはO−アシル化合物、好ましくはN,N’− テトラアシル化ジアミン、ならびにカルボン酸無水物およびポリオールのエステ ル、例えばグルコースペンタアセテートなどである。最終の漂白剤含有製剤中に おける漂白活性剤の含量は通常の範囲であり、好ましくは1〜10重量%、更に 好ましくは2〜8重量%である。特に好ましい漂白活性剤は、N,N,N’,N’ −テトラアセチルエチレンジアミンおよび1,5−ジアセチル−2,4−ジオキソ ヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジンである。 他の成分、特に処理工程(a)において使用することができるものは、中でも ビルダーであり、例えば、既知のゼオライトおよびホスフェート、更に特にトリ ポリリン酸塩および結晶性層状シリケートを含む層状シリケートなどである。本 発明により得られる洗浄剤および/または清浄化剤中におけるこれらの含量は、 使用する成分の総和基準で、水を含まない活性物質として示すと、好ましくは2 0〜60重量%、更に好ましくは20〜50重量%である。 本発明において使用する、結合水を含む微細な結晶性の合成ゼオライトは、洗 剤品質ゼオライトNaAであることが好ましい。これは、噴霧乾燥された粉末の 形態で使用することができるし、または製造して得られる未乾燥で安定化された 湿潤状態の懸濁液の形態で使用することさえもできる。ゼオライトを懸濁液の形 態で使用する場合、少量の添加剤、特に安定剤、例えばノニオン界面活性剤など 、 例えばゼオライト基準で1〜3重量%の、2〜5個のエチレンオキシド基を含む エトキシレート化C12-18脂肪アルコールなどを含んでもよい。適するゼオライ トは、10μm以下の平均粒子寸法(体積分布、コールター・カウンタ一法(Cou1 ter Counter method)により測定)を有しており、20〜22重量%の結合水を 含むことが好ましい。 有用な有機ビルダーは、例えば、ナトリウム塩の形態で使用されることが好ま しいポリカルボン酸、例えば、クエン酸、アジピン酸、コハク酸、グルタル酸、 酒石酸、糖酸、アミノカルボン酸、ニトリロ三酢酸(NTA)(但し、その使用 が生態学的に望ましくないとされないことが条件とされる)、ならびにこれらの 混合物などである。好ましい塩は、ポリカルボン酸、例えば、クエン酸、アジピ ン酸、コハク酸、グルタル酸、酒石酸およびそれらの混合物などの塩である。 適当なポリマーのポリカルボキシレートは、例えば、ポリアクリル酸またはポ リメタクリル酸、例えは、(酸基準で)800〜150000の相対分子量を有 するものなどのナトリウム塩などである。適当なコポリマーのポリカルボキシレ ートは、特に、アクリル酸とメタクリル酸とのコポリマーならびにアクリル酸ま たはメタクリル酸とマレイン酸とのコポリマーである。アクリル酸50〜90重 量%およびマレイン酸10〜50重量%を含むアクリル酸とマレイン酸とのコポ リマーが特に適するということが判っている。これらの相対分子量は、遊離酸基 準で、一般に5000〜200000の範囲、好ましくは10000〜1200 00の範囲、より好ましくは50000〜100000の範囲である。 (コ)ポリマーのポリカルボキシレートは、粉末の形態または水溶液(20〜 55重量%水溶液が好ましい)の形態のいずれでも使用することができる。洗浄 剤および/または清浄化剤中におけるポリマーのポリカルボキシレート含量は、 0.5〜8重量%が好ましい。 他の適当なビルダーは、例えば欧州特許出願公開(EP−A)第280 22 3号などに記載されているように、ジアルデヒドと、5〜7個の炭素原子および 少なくとも3個のヒドロキシル基を含むポリオールカルボン酸との反応によって 得られるポリアセタールである。好ましいポリアセタールは、ジアルデヒド、例 えばグリオキサール、グルタルアルデヒド、テレフタルアルデヒドおよびそれら の混合物など、ならびにポリオールカルボン酸、例えば、グルコン酸および/ま たはグルコヘプトン酸などから得られる。 洗浄剤および/または清浄化剤の他の適当な成分は、水溶性無機塩、例えば、 重炭酸塩、珪酸塩またはそれらの混合物などである。アルカリ金属炭酸塩および アルカリ金属珪酸塩、中でも、Na2O対SiO2比が1:1〜1:4.5、好ま しくは1:2〜1:3.5である珪酸ナトリウムが特に有用である。洗浄剤およ び/または清浄化剤中における炭酸ナトリウム含量は、好ましくは20重量%ま でであり、有利であるのは1〜15重量%である。珪酸ナトリウム含量は、一般 に10重量%までであり、2〜8重量%が好ましい。 スルフェートを使用する場合、最終の粒状物基準で、15〜40重量%の量で 使用することが好ましい。しかしながら、原料中に存在するスルフェートに加え てスルフェートを使用しない方法が特に好ましい。 本発明により得られる洗浄剤および/または清浄化剤の他の液体成分は、既に 述べた(コ)ポリマーのポリカルボキシレートの溶液である。重質の粒状物を得 るために、これらは工程(a)の造粒の間に加えられる。 ポンプ送り可能なゼオライトの水性懸濁液は、懸濁液用の安定剤を含むことも 好ましいが、工程(a)における造粒の間に導入することもできる。濃厚なアニ オン界面活性剤水溶液またはアニオン界面活性剤ペーストを使用することも好ま しい。これらは、市販のローター/ステーター装置、例えばスプラトン(Suprat on)(登録商標)など、または攪拌式のタンク反応器内で、酸型のアニオン界面 活性剤を高濃度の水性アルカリ、例えば45〜55重量%の水酸化ナトリウムな どにより中和することにより調製するのが好ましい。 本発明の粒状物は、上述の成分に加えて、場合により、少量の酵素または蛍光 増白剤を含んでもよい。 適当な酵素は、プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼおよびそれ らの混合物の種類から選ばれるものである。バクテリア菌株または菌類から得ら れる酵素、例えば、枯草菌(Baci11us subtilis)、バシラス・リケニフォルミ ス (Bacillus licheniformis)およびストレプトマイセス・グリセウス(Streptom yces griseus)などが特に適する。ズブチリシン種(Subtilisin type)のプロ テアーゼ、更に特にバシラス・レントス(Bacillus lentus)から得られるプロ テアーゼを使用することが好ましい。本発明により得られる洗浄剤および/また は清浄化剤中におけるそれらの含有率は、約0.2〜約2重量%であってよい。 尚早な分解から酵素を保護するため、酵素を、担体上に吸着させたりおよび/ま たは殻形成物質(shell-forming substance)中に封入したりしてもよい。 適当な安定剤、特に過化合物(per compound)および酵素のための安定剤は、 ポリホスホン酸、更に特に、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸(H EDP)の塩である。 本発明により得られる洗浄剤および/または清浄化剤は、他の酵素安定剤を含 むこともできる。例えば、ギ酸ナトリウムを0.5〜1重量%の量で使用しても よい。可溶性カルシウム塩により安定化されたプロテアーゼを、酵素を基準とす るカルシウム含量を好ましくは約1.2重量%として使用することもできる。し かしながら、ホウ素化合物、例えばホウ酸、酸化ホウ素、ホウ砂ならびにその他 のアルカリ金属ホウ酸塩、例えばオルトホウ酸(H3BO3)、メタホウ酸(HB O2)およびピロホウ酸(テトラホウ酸、H247)の塩などを使用することは 特に有利である。 界面活性剤の起泡力は、適当な種類の界面活性剤を組合わせることによって増 大させたり低下させたりすることができる。起泡力の低下は、非界面活性物質を 加えることによっても得られる。多くの場合、低い起泡力は、機械洗浄にとって 望ましいものであって、異なる種類の界面活性剤、例えば、スルフェート型およ び/またはスルホネート型界面活性剤に、ノニオン界面活性剤を、および/また は石鹸を組合わせることによって得られる。石鹸の場合には、飽和度および脂肪 酸塩の鎖長に伴って、抑泡効果が向上する。 洗浄剤を機械洗浄プロセスに用いる場合、典型的な抑泡剤を洗浄剤に加えると 有利なことがある。適当な抑泡剤は、例えば、C18-24脂肪酸の含有率が高い天 然または合成由来の石鹸などである。適当な非界面活性の抑泡剤は、例えば、オ ルガノポリシロキサンおよびこれらと、場合によりシラン化された微細なシリカ との混合物、ならびにパラフィン、ワックス(ロウ、waxes)、マイクロクリス タリンワックス(microcrystalline waxes)およびそれらとシラン化シリカとの 混合物などである。種々の抑泡剤の混合物、例えば、シリコーン、パラフィンま たはワックスの混合物などを使用すると有利なこともある。抑泡剤は、水に溶解 または分散し得る粒状の担体に固定することが好ましい。 洗浄剤および/または清浄化剤は、蛍光増白剤として、ジアミノスチルベンジ スルホン酸の誘導体またはそれらのアルカリ金属塩を含んでもよい。適当な蛍光 増白剤は、例えば、4,4’−ビス−(2−アニリノ−4−モルホリノ−1,3, 5−トリアジン−6−イル−アミノ)−スチルベン−2,2’−ジスルホン酸の塩 ならびにモルホリノ基の代りにジエタノールアミノ基、メチルアミノ基、アニリ ノ基または2−メトキシエチルアミノ基を含む同様の構造の化合物などである。 置換された4,4’−ジスチリルジフェニル種の増白剤、例えば、化合物4,4’ −ビス−(4−クロロ−3−スルホスチリル)−ジフェニルなどの増白剤が存在 してもよい。上記の増白剤の混合物を使用することもできる。蛍光増白剤または 蛍光増白剤および染料の混合物は、エトキシル化ノニオン界面活性剤に溶解され 、本発明の処理により製造された粒状物上に既知の方法で噴霧されるのが好まし い。 基礎粒状物は、造粒および/または噴霧乾燥によって、好ましくは造粒によっ て製造された後、第1の処理段階に入る前に、乾燥することができる。乾燥しな いでも許容されうる水の量は、個々の全体としての成分に大きく依存する。乾燥 は、特に流動床で、180℃以下の供給空気温度にて行われる。生成物温度は、 80℃までまたはそれ以上の値に上昇することもある。 第1の処理段階における入口温度は特に重要とされることはないが、特に造粒 に続いて比較的高い温度で乾燥を行う場合、その温度を特定の値に調節すること が必要な場合もある。従って、第1の処理段階へ入る際の粒状物の温度は30℃ 〜60℃の範囲であることが好ましい。 更に、本発明の方法は、得られる粒状物が、粗い粒子が非常に少なく、非常に 均質な粒子寸法分布であることを特徴とするということにより識別される。存在 する粗い粒子、即ち、直径が1.6〜2mmを越える粒子は、篩分けによって分離 するのが好ましく、例えばミルなどにおける粉砕後、造粒工程に戻すと有利な場 合がある。 このようにして得られる優れた粒状の洗浄剤および/または清浄化剤は、通常 、直径が1.6mmを越える粗い粒子を篩分けによって除いた後、一般に、600 〜1100g/lの範囲、好ましくは700〜950g/lの範囲、更に好ましくは7 50〜850g/lの範囲の見かけ密度を有している。エトキシル化ノニオン界面 活性剤の含有率が高いにもかかわらず、粒状物は、サラサラとしてベトベトせず 、微粉を含まない。 粒状物中のアニオン界面活性剤およびノニオン界面活性剤含量は、最終の粒状 物基準で、好ましくは10〜40重量%、より好ましくは15〜30重量%であ り、粒状物のビルダー含量は、最終の粒状物基準で、水を含まない活性物質とし て示すと、20〜60重量%、好ましくは25〜55重量%である。更に特に、 最終の粒状物は、ノニオン界面活性剤を2〜15重量%、特に3.5〜15重量 %含む。これらは、遊離水、即ち、化学的にも物理的にも結合されていない水も 、好ましくは0〜20重量%、より好ましくは0〜10重量%含む。 実施例 実施例1(基礎粒状物の製造) 市販の不連続式レディゲ(Loedige)鋤刃ミキサー(レディゲ、ドイツ連邦共 和国)の中で、 (a)71.73重量% 以下の成分の噴霧乾燥した粒状物 33.9重量% 含水ゼオライトNaA(ヴェサリス(Wessalith)P(登 録商標)、デグッサ社(Degussa AG)の製品、ドイツ連 邦共和国) 23.9重量% C9-13アルキルベンゼンスルホン酸 4.6重量% 獣脂脂肪アルコール硫酸エステル、ナトリウム塩 0.9重量% 5個のEO基を含むC12-18脂肪アルコール 1.6重量% C12-18脂肪酸 0.60重量% 1-ヒドロキシエタン-1,1-ジホスホン酸(HEDP) 2.86重量% 珪酸ナトリウム(Na2O:SiO2=1:2) 9.36重量% (コ)ポリマーのポリアクリレート(ソカラン(Sokalan) (登録商標)CP5、BASF社製品、ドイツ連邦共 和国) 11.8重量% 水 0.7重量% 水酸化ナトリウム 0.95重量% 原料からの塩 8.55重量% 炭酸ナトリウム 0.24重量% 染料 0.04重量% 蛍光増白剤 (b)15.61重量% 以下の成分の脂肪アルコールスルフェート配合物 47重量% 脂肪アルコール硫酸エステル、ナトリウム塩 1重量% 水 5重量% 原料からの塩 47重量% 先に出願されているが、これまで未公告のドイツ国 特許出願第P4127 323.0号による炭酸ナ トリウム (c)5.32重量% 含水ゼオライトNaA、ならびに (d)7.34重量% (コ)ポリマーのポリアクリレート(ソカラン(登録商標)C P5)の25.5重量%水溶液 を、カッター・ヘッドを用いて約30〜40℃の温度にて、4m/sのツールの周 速で6分間で造粒した。 続いて、流動床で乾燥を行い(水分約5%を蒸発)、生成物温度は80℃に上 昇した。 見かけ密度が880g/lであり、易動性で、微粉を伴わず非粘着性の基礎粒状 物が得られた。 粒子寸法分布(篩分析)(重量%): 約5〜10重量%の直径が1.6mmを越える粗い粒子を、篩分けおよび粉砕の 後、生成物へ戻した。或いは、粗い粒子は第1の処理段階において大部分砕かれ るので、それらを基礎粒状物の中に残しておいてもよい。(第1の処理段階) 表1に記載の成分と他の成分とを、以下に記載する方法A(カッター・ヘッド を用いない混合)と方法B(カッター・ヘッドを用いる混合)に従って、同じ条 件で上述のミキサー内で混合した。以下の表1は、第1の処理段階の個々の成分 を示している。 鋤刃ミキサー内における表1の混合物の滞留時間を、以下の表2に示す。 エネルギーを全く入力せず、短い滞留時間(方法A、カッター・ヘッドを用い ず1分間)で、見かけ密度の大きな減少が得られた。しかしながら、カッター・ ヘッドを用いて、滞留時間を増加すると、見かけ密度を必要に応じて比較的高い レベルに再び増大させることができる。見かけ密度を確立するためのエネルギー の入力は、カッター・ヘッドを用いることによるだけでなく、ミキサー/グラニ ュレーター内におけるより長い滞留時間によっても達成しうるということが判る 。 滞留時間を関数とする、方法AおよびBの粒子寸法分布(篩分け分析、重量% )は以下の通りであった: (第2の処理段階) 第1の処理段階からの粒状物91.9重量%を、N,N,N’,N’−テトラアセ チルエチレンジアミン6.35重量%、プロテアーゼ1.5重量%および香料0. 25重量%と共に0.5〜1分間混合し、最終生成物を生成した。 生成物のデータを、以下の表3に示す。 粒子寸法分布(最終生成物の篩分け分析)、方法AおよびB(重量%): 90%溶解度は以下のようにして測定した:塩を含有する粒状物が水中におい て分解または溶解する場合、粒状物の分解または溶解する割合に対応して溶液の 導電率が増大することが知られている。従って、分解/溶解の程度を測定するた めのこの方法においては、粒状物を水に添加した後の導電率/時間曲線を記録す る。最終導電率の90%に達する時間を求める。 温度調節式の二重壁ガラスビーカー、傾斜したブレードの攪拌機、温度センサ ーならびに導電率測定セルからなり、導電率測定セルおよびAD変換器を介して コンピュータに接続されているアレンジメントにおいて、500mlの水を攪拌( 速度=1250r.p.m.)しながら20.0℃±0.1℃に加熱する。続いて、加熱 した水の中に試験すべき粒状物5.00gを一度に加え、導電率/時間曲線を記 録する。試料を水に加えると、測定の時間の0点が生じる。導電率/時間曲線に それ以上変化がない場合に、測定を終了する。曲線の最終値および最終値の90 %に達する時間を求める。本発明の方法AおよびBにより得られる粒状物は、非 常に短い時間で溶解する。溶解性の乏しいシリケートまたは不溶性のゼオライト のように、洗浄剤成分の粗い粒子粉末の凝集物によって、取り扱い容易な(easy -care)濃色の繊維製品上に残存しうる洗浄剤の残留物を測定することが、タブ 洗浄機試験(tub washing mashine)によって可能になる。 前もって測定した重量の、種々の濃色の取り扱い容易な柔らかい繊維製品の布 の小片を、スピンサイクルを行わないアーセリック(ARCERIK)(登録商標)・ タブ洗浄機の中に、またはそれに匹敵する種類の洗浄機の中に入れる。30リッ トル の水を洗浄機への第1のランとし、その後、洗浄用粉末を必要な量で加え、攪拌 によって溶解させた。次に、重量1キロの洗浄物を洗浄機の中に入れ、洗浄機を 30℃の温度に加熱する。この温度に達したら、攪拌機を作動させて繊維製品を 10分間洗浄し、次いで洗浄液を排水し、繊維製品を3回濯いだ。 濯ぎのために、30リットルの水を流し込み、30秒間ビートした後、存在す る濯ぎ水を流出させる。濯ぎの後、繊維製品小片を15秒間遠心処理した。それ ぞれの機械処理物をポリエチレンのボウルに入れ、この状態でまたは赤外線ヒー ターを用いて一晩乾燥し、評点を付けた。 評価の尺度は、1(厄介な残留物がない満足な程度)〜6(厄介で明らかに目 につく残留物が大量に存する程度)にわたっている。 方法Aによる粒状物の残存物の挙動を調べた。5人の試験者によって評価した 後、評点を合わせて平均値を求めた。従って、方法Aの評点の2.2は、許容さ れるバラバラの特に目立たない許容される残留物に相当する。 実施例2 工程1の造粒(基礎粒状物の製造) 実施例1(方法A)で述べた出発物質を、4m/sの混合ツールの周速にて、市 販の連続式レディゲ鋤刃ミキサー(レディゲ、ドイツ連邦共和国)に入れた。出 発物質の種類および量は、実施例1に記載の通りであった。30〜40℃の生成 物温度にて、カッター・ヘッドを用いて混合を行った。3〜4分の滞留時間で粒 状物が生成した。続く流動床乾燥工程において、存在する水の約5%を蒸発させ た。650g/lの見かけ密度を有する粒状物が得られた。 粒子寸法分布(篩分け分析、重量%): (第1の処理段階) 実施例1に記載したものと同じ結果の不連続的方法と、以下に記載するような 連続的方法との両者で、最終生成物を生成するための更なる処理を行なった。カ ッ ター・ヘッドを用いる上述の鋤刃ミキサー内で、平均滞留時間25〜30分にて 、見かけ密度850g/lを有する生成物をこの段階で生成した。 粒子寸法分布(重量%)は以下の通りであった: (第2の処理段階) 市販の垂直型シューギ(Schugi)・ミキサーにおいて、実施例1と同様に混合 を行った。得られた見かけ密度は830g/lであった。性能データは、実施例1 のものに一致した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルスト、ディルク ドイツ連邦共和国 デー―40599 デュッ セルドルフ、アルテンブリュックシュトラ アセ 8番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.600〜1100g/lの見かけ密度を有する粒状の洗浄剤および/または 清浄化剤を製造する方法であって、 (a)漂白剤を含まず、ノニオン界面活性剤を実質的に含まない基礎粒状物を、 最初の工程において造粒および/または噴霧乾燥により製造し、 (b)ミキサー/グラニュレーター内で、エネルギーを入力しながら行われる第 1の処理段階において、基礎粒状物と漂白剤およびノニオン界面活性剤とを混合 し、ならびに (c)第2の処理段階において、漂白活性剤、および必要に応じて他の成分を引 き続いて混合する ことを含んで成る方法。 2.基礎粒状物を造粒により製造することを特徴とする請求の範囲1記載の方 法。 3.基礎粒状物が、300〜1000g/l、好ましくは300〜900g/l、更 に好ましくは600〜850g/lの見かけ密度を有することを特徴とする請求の 範囲1または2記載の方法。 4.第1の処理段階に入る前に、好ましくは流動床において、高温で、特に1 80℃までの高温で、基礎粒状物を乾燥することを特徴とする請求の範囲1〜3 のいずれかに記載の方法。 5.第1の処理段階に入る際の粒状物の温度が30〜60℃の範囲であること を特徴とする請求の範囲1〜3のいずれかに記載の方法。 6.最終粒状物を基準として、15〜30重量%のアニオン界面活性剤および ノニオン界面活性剤、ならびに最終粒状物を基準とし、水分を含まない活性物質 として表して20〜60重量%のビルダーを含むことを特徴とする、請求の範囲 1〜5のいずれかに記載の方法により得られる洗浄剤および/または清浄化剤と しての粒状物。 7.最終生成物基準で、5〜25重量%、更に特に10〜20重量%の漂白剤 、特に過ホウ酸塩一水和物を含むことを特徴とする請求の範囲6記載の粒状物。 8.最終生成物基準で、2〜15重量%、更に特に3.5〜15重量%のノニ オン界面活性剤を含むことを特徴とする請求の範囲6または7記載の粒状物。 9.0〜20重量%、更に特に0〜10重量%の遊離水を含むことを特徴とす る請求の範囲6〜8のいずれかに記載の粒状物。 10.700〜950g/l、好ましくは750〜850g/lの見かけ密度を有す ることを特徴とする請求の範囲6〜9のいずれかに記載の粒状物。
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