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JPH0848271A - 樹脂ホースの自動組み付け方法 - Google Patents

樹脂ホースの自動組み付け方法

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Publication number
JPH0848271A
JPH0848271A JP18491594A JP18491594A JPH0848271A JP H0848271 A JPH0848271 A JP H0848271A JP 18491594 A JP18491594 A JP 18491594A JP 18491594 A JP18491594 A JP 18491594A JP H0848271 A JPH0848271 A JP H0848271A
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JP
Japan
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resin hose
hand
connector
hose
resin
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Application number
JP18491594A
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Fuhei Shin
富炳 申
Yuji Fujiwara
裕士 藤原
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂ホースの組み付け不良を確実かつ迅速に
検出するとともに、組み付け不良の方向を容易に判定す
る。 【構成】 ロボットのハンドで把持した樹脂ホースをコ
ネクタへ挿入する工程(ステップS1)が終了した後
に、前記ハンドを樹脂ホースの剪断方向へ変位させる駆
動工程と(ステップS2)、前記ハンドに加わる曲げを
検出する工程と(ステップS3)、この検出結果に基づ
いて前記樹脂ホースの組み付け状態を判定する工程とを
含む(ステップS4〜S6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットによって樹脂
ホースをコネクタへ自動的に組み付ける方法の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両ではエンジンの吸気
系、冷却系等の流体通路としてゴム等の樹脂ホースが採
用されており、この樹脂ホースをエンジン、車体側ある
いは補機類に設けた筒状のコネクタに組み付けている。
【0003】このような樹脂ホースの組み付けは、近
年、マニピュレータ等の把持手段を備えたロボットのハ
ンドによって行われており、図17に示すように、ロボ
ットのハンド91、91でゴムホース5の端部側を把持
する一方、図示しない係止手段によってコネクタ6を固
定する。そして、ハンド91を駆動してゴムホース5を
コネクタ6と同軸位置に変位させた後、ゴムホース5を
軸方向へ変位するようハンド91を駆動してコネクタ6
の外周にゴムホース5の内周を嵌合させた後に挿入す
る。
【0004】このとき、ゴムホース5がコネクタ6と完
全に挿入されない組み付け不良を検出するため、ゴムホ
ース5の組み付け工程の良否を画像認識によって判定す
るものが知られており、これは図18に示すように、予
め撮影したゴムホース5とコネクタ6の組み付け完了状
態の元画像と、組み付け工程を実際に撮影した取得画像
の差分から演算した検出画像がゼロであるかを比較する
ことにより組み付け不良を判定するもので、図18のよ
うにコネクタ6へゴムホース5が組み付けられていない
場合には、検出画像は元画像から組み付けが正常に行わ
れなかったコネクタ6の画素を減算したゴムホース5′
の画像が残るため、図示しない制御手段において自動的
にゴムホースの組み付け不良を判定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の樹脂ホースの自動組み付け方法にあっては、
上記図18のようにコネクタ6へゴムホース5が挿入さ
れない場合だけではなく、図15に示すように、コネク
タ6の端面上にゴムホース5の端面の一部が当接したま
まで嵌合する場合があり、このような組み付け不良はコ
ネクタ6の軸回りに発生して一定の方向性を持たないた
め、単一平面内の画像だけでは組み付け不良を判定する
のは難しく、また、多数の面から撮像する場合にはこの
ような組み付け不良の検出が可能となる一方、装置が複
雑となって設備投資が増大するという問題点があり、さ
らに、画像認識による判定時間は画像取得時から数秒〜
5秒程度かかる場合があるため、タクトタイムが増大し
て生産効率を低下させるという問題点があった。
【0006】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、確実かつ迅速に樹脂ホースの組み付け不良
を検出するとともに、組み付け不良の方向を容易に判定
可能な樹脂ホースの自動組み付け方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、図1にお
いて、ロボットのハンドで把持した樹脂ホースをコネク
タへ挿入する工程を含む樹脂ホースの自動組み付け方法
において、前記挿入工程(ステップS1)が終了した後
に、前記ハンドを樹脂ホースの剪断方向へ変位させる駆
動工程と(ステップS2)、前記ハンドに加わる曲げを
検出する工程と(ステップS3)、この検出結果に基づ
いて前記樹脂ホースの組み付け状態を判定する工程とを
含む(ステップS4〜S6)。
【0008】また、第2の発明は、図2において、ロボ
ットのハンドで把持した樹脂ホースをコネクタへ挿入す
る工程を含む樹脂ホースの自動組み付け方法において、
前記樹脂ホースをコネクタへ所定量だけ挿入する第1挿
入工程と(ステップS1A)、前記ハンドを樹脂ホース
の剪断方向へ変位させる駆動工程(ステップS2)と、
前記ハンドに加わる曲げを検出する工程と(ステップS
3)、この検出結果が予め設定した値を越える場合は前
記樹脂ホースの組み付け完了を判定する一方、そうでな
い場合には組み付け不良と判定する工程(ステップS
4、S5)と、前記判定結果が組み付け完了であれば樹
脂ホースをコネクタの所定の組み付け位置まで挿入する
第2挿入工程(ステップS6A)とを含む。
【0009】また、第3の発明は、前記第1または第2
の発明において、前記駆動工程が、前記ハンドをコネク
タの軸から所定量だけ離れた複数の所定の位置へ順次変
位させる。
【0010】また、第4の発明は、前記第1ないし第3
の発明のいずれかひとつにおいて、前記駆動工程が、樹
脂ホースの剪断方向の所定位置へ変位したハンドを所定
時間だけ保持する一方、この所定時間内に前記曲げ検出
工程を行う。
【0011】また、第5の発明は、前記第3または第4
の発明において、前記判定工程が、ハンドに加わる曲げ
の検出結果が所定値以上であれば樹脂ホースの組み付け
完了を判定する一方、所定値未満であれば樹脂ホースの
組み付け不良と判定するとともに、これら判定結果に応
じて樹脂ホースがコネクタから外れた方向を判定する。
【0012】また、第6の発明は、前記第5の発明にお
いて、前記判定工程で樹脂ホースの組み付け不良と判定
された場合には、前記ハンドを駆動して樹脂ホースをコ
ネクタから抜いた後、コネクタから外れた方向へ樹脂ホ
ースを所定量だけ変位させた後に、前記挿入工程へ復帰
する。
【0013】また、第7の発明は、前記第1ないし第6
の発明いずれかひとつにおいて、前記駆動工程が、ハン
ドとコネクタとの距離を樹脂ホースの外径の1/2以下
かつ0以上に設定される。
【0014】また、第8の発明は、前記第1ないし第7
の発明いずれかひとつにおいて、前記ハンドが樹脂ホー
スを把持する複数の爪を備える一方、これらの爪に曲げ
を検出する手段を配設し、前記検出工程がこれら検出手
段の検出結果に基づいて判定する。
【0015】また、第9の発明は、前記第8の発明にお
いて、前記検出手段が歪みゲージで構成されるととも
に、前記判定工程が、この歪みゲージの検出値が所定値
以上である場合に樹脂ホースの組み付け完了を判定する
一方、所定値未満であれば樹脂ホースの組み付け不良と
判定する。
【0016】
【作用】第1の発明は、樹脂ホースをコネクタに挿入す
る工程が終了してから、ハンドを樹脂ホースの剪断方向
へ変位させると、コネクタに挿入された樹脂ホースの弾
性反力に応じてロボットのハンドには曲げが加わる。こ
のハンドに加わる曲げを検出するとともに、検出した曲
げの大きさに基づいて樹脂ホースの組み付け完了あるい
は不良を容易かつ迅速に判定することができる。
【0017】また、第2の発明は、樹脂ホースを所定量
だけコネクタに挿入する第1挿入工程が終了してから、
ハンドを樹脂ホースの剪断方向へ変位させると、コネク
タに挿入された樹脂ホースの弾性反力に応じてロボット
のハンドには曲げが加わる。このハンドに加わる曲げを
検出するとともに、検出した曲げの大きさに基づいて樹
脂ホースの組み付け完了あるいは不良を容易かつ迅速に
判定することができ、樹脂ホースがコネクタに正しく挿
入された組み付け完了であれば第2挿入工程で樹脂ホー
スを所定の組み付け位置までさらに挿入する。
【0018】また、第3の発明は、コネクタの軸から所
定距離だけ離れた複数の位置において樹脂ホースに加わ
る曲げをそれぞれ検出し、これら複数の検出結果に応じ
て樹脂ホースの組み付け状態を正確に判定することがで
き、さらに組み付け不良の場合には複数の位置での検出
結果によって樹脂ホースの外れた方向を判定することが
可能となる。
【0019】また、第4の発明は、樹脂ホースの剪断方
向の所定位置へ変位したハンドを所定時間だけ保持する
ことにより、ハンドに加わる曲げを安定した状態で検出
することができる。
【0020】また、第5の発明は、ハンドに加わる曲げ
の検出結果が所定値以上であれば樹脂ホースの組み付け
完了を判定する一方、所定値未満であれば樹脂ホースの
組み付け不良と判定するとともに、これら判定結果に応
じて樹脂ホースがコネクタから外れた方向を判定する。
【0021】また、第6の発明は、判定工程で樹脂ホー
スの組み付け不良と判定された場合には、ハンドを駆動
して樹脂ホースをコネクタから抜いた後、コネクタから
外れた方向へ樹脂ホースを所定量だけ変位させ、挿入工
程へ復帰することで樹脂ホースの組み付け不良を円滑に
回復することができる。
【0022】また、第7の発明は、駆動工程においてハ
ンドとコネクタとの距離を樹脂ホースの外径の1/2以
下かつ0以上に設定することで、コネクタに挿入された
樹脂ホースの弾性によってハンドに発生する曲げを検出
可能な値にすることができる。
【0023】また、第8の発明は、前記ハンドが樹脂ホ
ースを把持する複数の爪を備える一方、これらの爪に曲
げを検出する手段を配設し、判定工程ではハンドの駆動
方向に影響を受けることなく複数の曲げ検出手段の出力
のうち所定値を越えるものを検出したときに樹脂ホース
の組み付け完了を判定することができ、いずれの出力も
所定値を越えない場合には組み付け不良と判定すること
ができる。
【0024】また、第9の発明は、前記検出手段が歪み
ゲージで構成され、爪に加わる樹脂ホースの弾性反力を
曲げ歪みとして検出し、この歪みゲージの検出値が所定
値以上である場合に樹脂ホースの組み付け完了を判定す
る一方、所定値未満であれば樹脂ホースの組み付け不良
と判定することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0026】図3〜図5に示すように、多関節型のロボ
ット1にはエアチャック等の把持手段で構成されたハン
ド2を備えており、このハンド2には樹脂ホースとして
のゴムホース5を把持可能な一対の爪21、22が図中
Y軸方向へ突設される。
【0027】爪21、22は基端をハンド2で変位可能
に支持される一方、これら爪21、22が相互に対峙す
る自由端側にはゴムホース5と係合可能な凹部で形成さ
れた保持溝23、23をそれぞれ備え、爪21、22は
ハンド2の駆動によって図4に示すX軸方向へ相対変位
してゴムホース5の把持、解放を行う。
【0028】ハンド2は図中X、Y、Z方向へそれぞれ
変位可能かつY軸回りに回動可能であり、図示しないク
ランプ等でZ軸方向にコネクタ6を係止し、爪21、2
2を介してハンド2で把持したゴムホース5をこのコネ
クタ6へ嵌合、挿入するように図3に示すシーケンサ9
はロボット1を駆動する。
【0029】ここで、ハンド2を構成する爪21、22
は方形断面で形成されるとともに、その全長方向の途中
には爪21、22に加わるX軸方向からの曲げ荷重を検
出する手段として、爪21、22の曲げ歪みを検出する
歪みゲージ3、4がそれぞれ固設される。
【0030】これら歪みゲージ3、4は爪21、22が
互いに対向する面と反対側の側面にそれぞれ固設され、
歪みゲージ3、4が検出した歪みε1、ε2はアンプ7を
介してコンパレータ8、8へそれぞれ入力される。
【0031】コンパレータ8では入力された歪みε1
ε2が組み付け成功を示す所定値εK以上であるかを比較
して、この比較結果をシーケンサ9へフィードバックす
るものである。
【0032】以上のような構成において、図6に示すフ
ローチャートに基づいてゴムホース5をコネクタ6へ自
動的に組み付けるもので、この組み付けの概要を図7に
示す。
【0033】まず、図6、図7に基づいてゴムホース5
の自動組み付け工程全体の流れを説明すると、ハンド2
で把持したゴムホース5をコネクタ6に接近させるアプ
ローチでは、図7(a)に示すように、コネクタ6の軸
に対して所定の角度θだけ傾斜させた状態でゴムホース
5の端面をコネクタの端面に接近させる(図6のフロー
チャートのステップS11)。
【0034】図7(b)〜(d)に示す1次挿入工程
は、まず図7(b)のように傾斜角度θを保持した状態
でゴムホース5の端面内周がコネクタ6の端面外周に嵌
合するよう突き当て、さらに図7(c)、(d)のよう
にゴムホース5の端面がコネクタ6の端面から所定の深
さL1となる所定の位置まで挿入し、深さL1まで挿入し
た時点でゴムホース5の軸がコネクタ6の軸線上に一致
するようハンド2を回動させる起こし動作を行う(同じ
くステップS12〜14)。
【0035】次に、図7(e)の組み付け確認工程で
は、ハンド2で把持したゴムホース5を図中水平方向、
すなわち、ゴムホース5の剪断方向へコネクタ6の軸か
ら所定量rだけ変位させ、この状態でゴムホース5の弾
性反力がハンド2の爪21、22に曲げ荷重となって加
わる。爪21、22にはこの曲げ荷重に応じた曲げ変形
が生じ、この曲げ変形を爪21、22に設けた歪みゲー
ジ3、4の出力である歪みε1、ε2として検出し、後述
するように検出した歪みε1、ε2を組み付け成功時のみ
に越える所定値εKと比較してゴムホース5の組み付け
完了あるいは不良を判定する(同じくステップS15、
S16)。
【0036】組み付け確認工程においてゴムホース5が
正しくコネクタ6へ挿入されている組み付け完了と判定
された場合には、図7(f)、(g)の2次挿入動作へ
進む。
【0037】この2次挿入動作は、引き上げ動作と挿入
動作からなり、引き上げ動作は図7(f)に示すよう
に、コネクタ6から抜けない範囲で一旦図中上方へゴム
ホース5を軸方向へ所定量だけ引くもので、次いで図7
(g)に示す挿入動作によって、ゴムホース5の端面が
コネクタ6の端面から所定の深さL2となる所定位置ま
でハンド2を軸方向へ変位させてゴムホース5をコネク
タ6へ組み付ける(同じくステップS17、S18)。
【0038】この後、ハンド2は爪21、22を開いて
ゴムホース5を解放し、次のサイクルに移るのである。
【0039】一方、図6のステップS16で組み付け不
良と判定された場合には、ゴムホース5をコネクタ6か
ら抜いて再びアプローチ(ステップS11)へ復帰し、
再度ゴムホース5の挿入動作を行うのである。
【0040】ここで、上記ステップS15、S16の組
み付け確認工程は歪みゲージ3、4の出力に基づいてゴ
ムホース5がコネクタ6へ正確に挿入されたかどうかを
判定するもので、この組み付け確認工程は図8に示すフ
ローチャートに基づいて行われ、ハンド2をゴムホース
5の剪断方向へ駆動するとともに、爪21、22に加わ
る曲げを歪みゲージ3、4より検出するもので、ハンド
2の駆動方法を説明した後にフローチャートの説明を行
う。
【0041】まず、ハンド2の動作方向について、図9
〜図11を参照しながら説明すると、ハンド2はゴムホ
ース5の剪断方向、すなわち、図中XY平面で示される
ゴムホース5及びコネクタ6の軸と直交する平面内で行
われるもので、爪21、22の把持方向であるX軸に対
して45度の角度を備えた直交軸ψ、ω上でかつ、コネ
クタ6の軸から所定距離rだけ離れた曲げ検出位置P1
〜P4に向けてP1、P3、P4、P2の順でハンド2の駆
動が行われる。
【0042】コネクタ6にゴムホース5が挿入された状
態でハンド2をXY平面内で変位させると、ゴムホース
5の弾性に応じてハンド2に反力が加わり、この反力に
応じて爪21、22に曲げが発生する。
【0043】この爪21、22に発生する曲げを歪みゲ
ージ3、4の出力より検出するものであるが、ハンド2
を図9、図11において爪21、22の突出方向である
Y軸方向へ変位させた場合、ゴムホース5の反力は座屈
あるいは引っ張り荷重となって爪21、22に加わるた
め曲げの検出が行えない。
【0044】そこで、各位置において爪21、22に加
わる曲げがほぼ均一となるように爪21、22の把持方
向と45度の角度をなす直交軸ψ、ω上に曲げの検出位
置としてP1〜P4の複数の位置を予め設定する。
【0045】そして、図10に示すように、爪21、2
2の下面とコネクタ6の上端面は所定の距離LCだけ離
れるよう予め設定され、距離LCを設けることによりゴ
ムホース5の弾性反力により歪みゲージ3、4で検出可
能な曲げが爪21、22に発生するように設定されるも
ので、この距離LCはゴムホース5の外径の1/2以下
かつ0以上の所定の値に設定される。
【0046】さらに、ゴムホース5の外れた方向を判定
するために、上記と同様にXY平面内にX軸を基準とし
た45度間隔の8方向A1〜A8を時計回りに設定する。
ここで、曲げ検出位置P1〜P4はそれぞれ、A2、A4
6、A8方向に対応する。
【0047】このように爪21、22の曲げ検出位置P
1〜P4は設定され、図8に示すフローチャートに基づい
てゴムホース5の組み付け確認工程が行われる。
【0048】ステップS21では曲げ検出位置P1〜P4
への駆動がすべて完了したかを判定するもので、完了し
た場合にはステップS27以降の外れ方向の判定処理へ
進む一方、完了していなければステップS22へ進む。
【0049】ステップS22では上記したP1、P3、P
4、P2の順でハンド2をゴムホース5の剪断方向へ駆動
するもので、第1回目の処理であればハンド2は図7
(d)に示した1次挿入工程終了直後のゴムホース5を
コネクタ6と同軸位置で保持した状態であるから、図1
1に示す曲げ検出位置P1へ向けてハンド2を所定距離
rだけ変位させ、第2回目の処理であれば曲げ検出位置
1からP3へハンド2を駆動し、第3、第4回目の処理
であればそれぞれP4、P2へハンド2を変位させ、各曲
げ検出位置P1〜P4では予め設定した時間だけハンド2
を保持する。
【0050】ステップS23では曲げ検出位置P1〜P4
での歪みゲージ3、4の出力ε1、ε2をそれぞれ読み込
み、ステップS24で読み込んだ歪みε1、ε2と組み付
け成功時のみに生ずる所定の歪みεKとの比較を行う。
ステップS23の読み込みはハンド2が所定の曲げ検出
位置を保持した状態で行われ、ハンド2の駆動中に読み
込むのに比して歪みゲージ3、4の出力を安定させるこ
とができ、比較結果の信頼性を向上させるものである。
【0051】ここで、歪みゲージ3、4の出力ε1、ε2
はゴムホース5がコネクタ6へ正確に挿入された場合、
図13に示すグラフのようになる。
【0052】歪みε1、ε2は共に爪21、22の把持溝
23側が互いに開く方向(X方向)へ曲げ変形が発生し
た場合、歪みε>0となり、ゴムホース5を把持した状
態では爪21、22共に把持圧力に応じた初期歪みε0
を発生し、図9においてハンド2をX軸に沿って図中上
方へ変位させると爪21はゴムホース5の弾性反力に応
じて曲げ歪みが初期値ε0から増大する一方、爪22の
曲げ歪みは初期値ε0より減少する。これら歪みε1、ε
2のうちの一方が組み付け成功を示す所定値εKを越えて
いれば組み付け完了と判定する一方、歪みε1、ε2が共
に所定値εK未満であれば組み付け不良と判定する。
【0053】ゴムホース5の組み付けが正常に行われ
て、ハンド2を曲げ検出位置P1へ駆動するとともに所
定時間だけ保持して歪みε1、ε2を検出する。爪21側
はゴムホース5の弾性に抗して変位するため歪みゲージ
3の出力ε1は所定値εKを越える一方、爪22側はゴム
ホース5がコネクタ6の軸へ向けて復元しようとするた
め、把持圧力による曲げ歪みε0未満の値となり、歪み
ε1が所定値εK以上であるためステップS25でゴムホ
ース5の組み付け不良を示す外れ判定フラグFを0に
セットする。なお、外れ判定フラグF〜F4は位置P1
〜P4にそれぞれ対応する。
【0054】一方、ゴムホース5が図15に示すよう
に、曲げ検出位置P3、P4側の端面がコネクタ6の端面
に乗り上げて正常に挿入されない組み付け不良の場合
は、図12においてA7方向に外れていることになり、
ハンド2をP1側へ変位させても爪21にはゴムホース
5の弾性反力による歪みε1は正常時より減少し、歪み
ゲージ3の出力ε1は例えば図14に示すように所定値
εK未満となり、歪みε1、ε2がともに所定値εKである
ためステップS26において外れ判定フラグF1は1に
セットされる。
【0055】こうして、ステップS21〜S26では各
曲げ検出位置P1〜P4へ順次ハンド2を駆動するととも
に、各位置で歪みゲージ3、4の出力ε1、ε2を所定値
εKと比較して判定フラグF1〜F4をそれぞれセットす
る。
【0056】各曲げ検出位置P1〜P4での曲げ歪みの検
出が終了すると、ステップS27でゴムホース5の組み
付け状態の判定が行われ、外れ判定フラグF1〜F4がす
べて0であればゴムホース5は正常にコネクタ6へ挿入
されたと判定してステップS30で組み付け確認工程を
終了する一方、外れ判定フラグF1〜F4のうちの少なく
ともひとつが1であればステップS28で外れた方向の
判定を行う。
【0057】ステップS28では外れ判定フラグF1
4の判定結果を図16に示すように予め設定されたマ
ップで比較し、1に設定された外れ判定フラグF1〜F4
の組み合わせによってゴムホース5の外れ方向A1〜A8
が決定される。
【0058】図16において、外れ方向が「エラー」と
なる場合はハンド2の駆動または曲げ検出あるいは装置
が異常である場合を示し、ステップS29では外れ方向
の判定結果が「エラー」であれば外れ判定フラグF1
4をリセットするとともにステップS21へ戻り、再
度組み付け確認工程を行う。
【0059】こうして、ステップS30で得られたゴム
ホース5の組み付け完了の判定またはステップS29で
得られたゴムホース5の外れ方向A1〜A8に基づいて上
記図6のステップS16へ進み、組み付け完了であれば
上記した2次挿入工程へ進む一方、組み付け不良であれ
ばステップS11へ戻って再度アプローチからやり直す
のである。
【0060】ここで、ステップS29においてゴムホー
ス5の外れ方向が判定された場合、図6のステップS1
1へ復帰してアプローチを行うのであるが、このとき外
れた方向へ向けて所定量だけゴムホース5を変位させて
からアプローチ及び1次挿入工程を行うことによりゴム
ホース5の組み付けが成功する確率を向上させることが
でき、例えば、図15に示したように、ゴムホース5が
7側で外れている場合には、ゴムホース5をA7方向へ
所定量だけ変位させた状態でアプローチを行うのであ
る。
【0061】このように、ハンド2の爪21、22に曲
げを検出する歪みゲージ3、4を設ける一方、ゴムホー
ス5をコネクタ6へ挿入させた後にハンド2をゴムホー
ス5の剪断方向へ所定量rだけ変位させ、歪みゲージ
3、4が検出した歪みε1、ε2と所定値εKとを比較す
ることによりゴムホース5の組み付け完了あるいは不良
を確実に判定することができ、組み付け不良の場合には
所定の複数位置での曲げ歪みの検出結果に応じてゴムホ
ース5の外れ方向を容易に判定することが可能となり、
前記従来例に比して装置の構成を簡易にすることで設備
投資の増大を抑制することができるとともに、組み付け
状態の判定時間を前記従来例に比して低減することが可
能となって、タクトタイムを短縮して生産効率を向上さ
せることができるのである。
【0062】さらに、ゴムホース5の組み付け不良の場
合には外れた方向へ所定量だけ変位させてから挿入工程
を再度行うことにより組み付けに成功する確率を向上さ
せてやり直しに伴う生産効率の低下を抑制することがで
きるのである。
【0063】なお、上記実施例において、第1挿入工程
の後に組み付け確認工程を行ったが、第2挿入工程を省
略して第1挿入工程で所定深さL2までゴムホース5を
挿入させてもよく、この場合、ゴムホース5の組み付け
が正常に行われればタクトタイムを短縮することができ
るが、組み付け不良の場合にはやり直しのための引き抜
き動作に伴うハンド2の変位量が増大し、タクトタイム
が増大することがある。
【0064】また、上記実施例において、ハンド2の駆
動を曲げ検出位置P1、P3、P4、P2の順に駆動した
が、図11において、コネクタ6の軸を中心とした半径
rの円周上を位置P1、P2、P3、P4の順に駆動しても
よく、前記実施例に比してハンド2の駆動量を低減する
ことができ、組み付け確認工程の高速化を推進すること
ができる。
【0065】また、上記図8のステップS24〜S26
において、組み付け状態の判定を検出した歪みε1、ε2
のいずれか一方が所定値εK以上であれば組み付け完了
としたが、曲げ検出位置に応じて予め設定したどちらか
一方の歪みだけで判定してもよく、例えば、図13にお
いて曲げ検出位置P1、P4では歪みε1を所定値εKと比
較し、同様に位置P3、P2ではε2を所定値εKと比較す
るもので、上記と同様にゴムホース5の組み付け状態及
び外れた方向を確実かつ迅速に判定できるのである。
【0066】また、曲げ検出位置をP1〜P4の4カ所と
したが、さらに多数の位置を設定するとともに、位置に
応じて図16のような外れ方向の判定マップを予め設定
することにより、組み付け不良と判定された場合のゴム
ホース5のコネクタ6の軸からのずれをより正確に把握
することができる。
【0067】また、ハンド2をゴムホース5の剪断方向
へ駆動した際にハンド2に加わる曲げ荷重を爪21、2
2に発生する曲げ歪みとして検出したが、爪21、22
の変形量を直接検出してもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明は、ロボ
ットのハンドで把持した樹脂ホースをコネクタへ嵌合さ
せる挿入工程を含む樹脂ホースの自動組み付け方法にお
いて、前記樹脂ホースとコネクタとを嵌合させる挿入工
程が終了した後に、前記ハンドを樹脂ホースの剪断方向
へ変位させる駆動工程と、前記ハンドに加わる曲げを検
出する工程と、この検出結果に基づいて前記樹脂ホース
の組み付け状態を判定する工程とを含み、樹脂ホースが
確実にコネクタへ挿入されていれば剪断方向に変位した
樹脂ホースの弾性反力がハンドに曲げを付与するため、
この曲げに基づいて樹脂ホースの組み付け状態を判定す
ることが可能となり、前記従来例に比して装置の構成を
簡易にして設備投資の増大を抑制することができるとと
もに、判定に要する時間の短縮が可能となって生産効率
を向上させることが可能となる。
【0069】また、第2の発明は、ロボットのハンドで
把持した樹脂ホースをコネクタへ挿入する工程を含む樹
脂ホースの自動組み付け方法において、前記樹脂ホース
をコネクタへ所定量だけ挿入する第1挿入工程と、前記
ハンドを樹脂ホースの剪断方向へ変位させる駆動工程
と、前記ハンドに加わる曲げを検出する工程と、この検
出結果が予め設定した値を越える場合は前記樹脂ホース
の組み付け完了を判定する一方、そうでない場合には組
み付け不良と判定する工程と、前記判定結果が組み付け
完了であれば樹脂ホースをコネクタの所定の組み付け位
置まで挿入する第2挿入工程とを含み、第1挿入工程で
樹脂ホースが確実にコネクタへ挿入されていれば剪断方
向に変位した樹脂ホースの弾性反力がハンドに曲げを付
与するため、この曲げに基づいて樹脂ホースの組み付け
状態を判定し、組み付け完了であれば第2挿入工程で樹
脂ホースをコネクタへ完全に組み付けることが可能とな
り、組み付け不良の場合には樹脂ホースの挿入量が所定
量だけなので容易に引き抜くことができ、復帰のための
時間を短縮してタクトタイムの増大を抑制することがで
きる。
【0070】また、第3の発明は、前記駆動工程が、前
記ハンドをコネクタの軸から所定量だけ離れた複数の所
定の位置へ順次変位させ、ハンドに加わる曲げを複数の
位置で検出することができ、これら複数の検出結果に基
づいて樹脂ホースの組み付け状態を正確に判定すること
ができ、判定結果の信頼性を向上させることができる。
【0071】また、第4の発明は、前記駆動工程が、樹
脂ホースの剪断方向の所定位置へ変位したハンドを所定
時間だけ保持する一方、この所定時間内に前記曲げ検出
工程を行うため、ハンドに加わる曲げを安定した状態で
検出することができ、判定結果の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0072】また、第5の発明は、前記判定工程が、ハ
ンドに加わる曲げの検出結果が所定値以上であれば樹脂
ホースの組み付け完了を判定する一方、所定値未満であ
れば樹脂ホースの組み付け不良と判定するとともに、こ
れら判定結果に応じて樹脂ホースがコネクタから外れた
方向を判定するため、前記従来例に比して簡易な構成で
ありながら迅速かつ確実に樹脂ホースが外れた方向を判
定することができ、設備投資の増大を抑制しながら容易
に方向の判定が可能となって生産効率を向上させること
が可能となる。
【0073】また、第6の発明は、前記判定工程で樹脂
ホースの組み付け不良と判定された場合には、前記ハン
ドを駆動して樹脂ホースをコネクタから抜いた後、コネ
クタから外れた方向へ樹脂ホースを所定量だけ変位させ
た後に、前記挿入工程へ復帰するため、樹脂ホースの組
み付け不良を円滑に回復することが可能となって生産効
率を向上させることが可能となる。
【0074】また、第7の発明は、前記駆動工程が、ハ
ンドとコネクタとの距離を樹脂ホースの外径の1/2以
下かつ0以上に設定されたため、コネクタに挿入された
樹脂ホースの弾性によってハンドに発生する曲げを検出
可能な値にすることができ、曲げの検出を容易に行うこ
とができる。
【0075】また、第8の発明は、前記ハンドが樹脂ホ
ースを把持する複数の爪を備える一方、これらの爪に曲
げを検出する手段を配設し、前記検出工程がこれら検出
手段の検出結果に基づいて判定するため、判定工程では
ハンドの駆動方向に影響を受けることなく樹脂ホースの
組み付け状態を判定することができ、判定結果の信頼性
を向上させることができる。
【0076】また、第9の発明は、前記検出手段が歪み
ゲージで構成されるとともに、前記判定工程が、この歪
みゲージの検出値が所定値以上である場合に樹脂ホース
の組み付け完了を判定する一方、所定値未満であれば樹
脂ホースの組み付け不良と判定し、爪に加わる樹脂ホー
スの弾性反力を曲げ歪みとして検出し、この歪みに基づ
いて樹脂ホースの組み付け状態を判定することができ、
前記従来例に比して装置の構成を簡素にすることがで
き、設備投資の増大を抑制して製造コストの低減を推進
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に対応するクレーム対応図である。
【図2】第2の発明に対応するクレーム対応図である。
【図3】本発明の実施例を示す概略構成図である。
【図4】ロボットのハンドを示す正面図である。
【図5】同じく側面図である。
【図6】本発明の工程を示すフローチャートである。
【図7】同じく概略説明図である。
【図8】同じく組み付け確認工程のフローチャートであ
る。
【図9】同じくハンドの駆動方向を示す概略図である。
【図10】同じくハンドとコネクタとの関係を示す概略
図である。
【図11】同じく曲げ検出位置を示す概略図である。
【図12】同じくゴムホースの外れ方向を示す概略図で
ある。
【図13】組み付け完了の場合の歪みゲージの出力を示
すグラフである。
【図14】組み付け不良の場合の歪みゲージの出力を示
すグラフである。
【図15】組み付け不良のゴムホースを示す概略図であ
る。
【図16】外れ方向の判定条件を示す表図である。
【図17】挿入されたゴムホースを示す側面図である。
【図18】従来の画像認識方法を示す概念図である。
【符号の説明】
1 ロボット 2 ハンド 3、4 歪みゲージ 5 ゴムホース 6 コネクタ 7 アンプ 8 コンパレータ 9 シーケンサ 21、22 爪

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットのハンドで把持した樹脂ホース
    をコネクタへ挿入する工程を含む樹脂ホースの自動組み
    付け方法において、前記挿入工程が終了した後に、ハン
    ドを樹脂ホースの剪断方向へ変位させる駆動工程と、前
    記ハンドに加わる曲げを検出する工程と、この検出結果
    が予め設定した値を越える場合は前記樹脂ホースの組み
    付け完了を判定する一方、そうでない場合には組み付け
    不良と判定する工程とを含むことを特徴とする樹脂ホー
    スの自動組み付け方法。
  2. 【請求項2】 ロボットのハンドで把持した樹脂ホース
    をコネクタへ挿入する工程を含む樹脂ホースの自動組み
    付け方法において、前記樹脂ホースをコネクタへ所定量
    だけ挿入する第1挿入工程と、前記ハンドを樹脂ホース
    の剪断方向へ変位させる駆動工程と、前記ハンドに加わ
    る曲げを検出する工程と、この検出結果が予め設定した
    値を越える場合は前記樹脂ホースの組み付け完了を判定
    する一方、そうでない場合には組み付け不良と判定する
    工程と、前記判定結果が組み付け完了であれば樹脂ホー
    スをコネクタの所定の組み付け位置まで挿入する第2挿
    入工程とを含むことを特徴とする樹脂ホースの自動組み
    付け方法。
  3. 【請求項3】 前記駆動工程が、前記ハンドをコネクタ
    の軸から所定量だけ離れた複数の所定の位置へ順次変位
    させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の樹脂ホースの自動組み付け方法。
  4. 【請求項4】 前記駆動工程が、樹脂ホースの剪断方向
    の所定の位置へ変位したハンドを所定時間だけ保持する
    一方、この所定時間内に前記曲げ検出工程を行うことを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかひとつに
    記載の樹脂ホースの自動組み付け方法。
  5. 【請求項5】 前記判定工程が、ハンドに加わる曲げの
    検出結果が所定値以上であれば樹脂ホースの組み付け完
    了を判定する一方、所定値未満であれば樹脂ホースの組
    み付け不良と判定するとともに、前記検出結果に応じて
    樹脂ホースがコネクタから外れた方向を判定することを
    特徴とする請求項3または請求項4に記載の樹脂ホース
    の自動組み付け方法。
  6. 【請求項6】 前記判定工程が、樹脂ホースの組み付け
    不良と判定された場合には、前記ハンドを駆動して樹脂
    ホースをコネクタから抜いた後、コネクタから外れた方
    向へ樹脂ホースを所定量だけ変位させてから前記挿入工
    程へ復帰することを特徴とする請求項5に記載の樹脂ホ
    ースの自動組み付け方法。
  7. 【請求項7】 前記駆動工程が、ハンドとコネクタとの
    距離を樹脂ホースの外径の1/2以下かつ0以上に設定
    されたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいず
    れかひとつに記載の樹脂ホースの自動組み付け方法。
  8. 【請求項8】 前記ハンドが樹脂ホースを把持する複数
    の爪を備える一方、これらの爪に曲げを検出する手段を
    配設し、前記検出工程がこれら検出手段の検出結果に基
    づいて判定することを特徴とする請求項1ないし請求項
    7のいずれかひとつに記載の樹脂ホースの自動組み付け
    方法。
  9. 【請求項9】 前記検出手段が歪みゲージで構成される
    とともに、前記判定工程がこの歪みゲージの検出値が所
    定値以上である場合に樹脂ホースの組み付け完了を判定
    する一方、所定値未満であれば樹脂ホースの組み付け不
    良と判定することを特徴とする請求項8に記載の樹脂ホ
    ースの自動組み付け方法。
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