JPH0848725A - 耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂 - Google Patents
耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂Info
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- JPH0848725A JPH0848725A JP18374094A JP18374094A JPH0848725A JP H0848725 A JPH0848725 A JP H0848725A JP 18374094 A JP18374094 A JP 18374094A JP 18374094 A JP18374094 A JP 18374094A JP H0848725 A JPH0848725 A JP H0848725A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製品品質面において屈折率と耐熱性に優れた
光学材料用高屈折率樹脂を提供することである。 【構成】 4-ビニルビフェニルとラジカル重合可能な単
量体の単独もしくは複数種を共重合させることにより得
られた共重合体からなる耐熱性に優れた高屈折率樹脂
光学材料用高屈折率樹脂を提供することである。 【構成】 4-ビニルビフェニルとラジカル重合可能な単
量体の単独もしくは複数種を共重合させることにより得
られた共重合体からなる耐熱性に優れた高屈折率樹脂
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学材料用ビニル系樹脂
に関するものであり、詳しくは、4-ビニルビフェニルを
ビニル系重合体主鎖に組み込むことにより、製品品質面
において屈折率と耐熱性に優れた光学材料用樹脂を提供
することである。
に関するものであり、詳しくは、4-ビニルビフェニルを
ビニル系重合体主鎖に組み込むことにより、製品品質面
において屈折率と耐熱性に優れた光学材料用樹脂を提供
することである。
【0002】
【従来の技術】ビニル系樹脂は、家電,雑貨,自動車等多
岐にわたり使用され、我々の生活になくてはならない材
料の1つである。光学材料分野でもビニル系樹脂の用途
は広く、プラスチックレンズ,プリズム等に使用されてい
る。そのなかでも特に、ポリメチルメタクリレート樹脂
(PMMA樹脂)はその透明性,表面硬度,耐熱性,屈折率に
より光学用途,透明性成形材料として利用されている。
これらのビニル系樹脂の利用分野の要望により、耐熱性
と屈折率を更に向上させることが望まれている。そこ
で、メタクリル酸メチルにスチレンを共重合させたメタ
クリル酸メチル-スチレン樹脂(MS樹脂)が使われてい
る。
岐にわたり使用され、我々の生活になくてはならない材
料の1つである。光学材料分野でもビニル系樹脂の用途
は広く、プラスチックレンズ,プリズム等に使用されてい
る。そのなかでも特に、ポリメチルメタクリレート樹脂
(PMMA樹脂)はその透明性,表面硬度,耐熱性,屈折率に
より光学用途,透明性成形材料として利用されている。
これらのビニル系樹脂の利用分野の要望により、耐熱性
と屈折率を更に向上させることが望まれている。そこ
で、メタクリル酸メチルにスチレンを共重合させたメタ
クリル酸メチル-スチレン樹脂(MS樹脂)が使われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】MS樹脂はPMMA樹脂
よりも安価でかつ屈折率が高く成形性に優れているが、
耐熱性と表面硬度に難が有り、大型プロジェクションテ
レビのフルネルレンズ等の大型光学用成形材料分野から
の改良の要望は尽きない。成形材料の大型薄肉軽量化と
収差の抑制,除去がレンズ設計において最大のポイント
であり、このためには屈折率の高い材料が必要である。
また、屈折率の温度安定性も必要であり、ガラス転移温
度(耐熱性)が高く線膨張係数が小さい材料が望まれてい
る。
よりも安価でかつ屈折率が高く成形性に優れているが、
耐熱性と表面硬度に難が有り、大型プロジェクションテ
レビのフルネルレンズ等の大型光学用成形材料分野から
の改良の要望は尽きない。成形材料の大型薄肉軽量化と
収差の抑制,除去がレンズ設計において最大のポイント
であり、このためには屈折率の高い材料が必要である。
また、屈折率の温度安定性も必要であり、ガラス転移温
度(耐熱性)が高く線膨張係数が小さい材料が望まれてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以上の現
状にかんがみ、研究の結果、耐熱性と高屈折率を与える
本発明をするに至った。すなわち、本発明は、 4-ビニ
ルビフェニルとラジカル重合可能な単量体の単独もしく
は複数種を共重合させることにより得られた共重合体か
らなることを特徴とする耐熱性に優れた光学材料用高屈
折率樹脂に関するものである。又樹脂総量の10重量%以
上90重量%以下の範囲内で4-ビニルビフェニル重合体を
含有する耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂であ
る。
状にかんがみ、研究の結果、耐熱性と高屈折率を与える
本発明をするに至った。すなわち、本発明は、 4-ビニ
ルビフェニルとラジカル重合可能な単量体の単独もしく
は複数種を共重合させることにより得られた共重合体か
らなることを特徴とする耐熱性に優れた光学材料用高屈
折率樹脂に関するものである。又樹脂総量の10重量%以
上90重量%以下の範囲内で4-ビニルビフェニル重合体を
含有する耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂であ
る。
【0005】本発明に於いて使用する4-ビニルビフェニ
ルは、融点が121℃の粉末結晶であり、製造の際若干
の4-エチルビフェニル,4-メチルビフェニル等のアルキ
ルビフェニルの不純物を含むが、これらは全体の10重量
%以下であることが好ましく5重量%以下であることが
特に好ましい。これら不純物はレンズ等の成形体にした
後経時的に溶出しレンズ表面が曇ったり、汚れたり耐候
性を阻害する因子となる。また、レンズの表面処理にお
いてハードコーティングやマルチコーティングの均一性
を欠き、処理層の剥離現象を招く原因となるので極力少
ないほうが良い。4-ビニルビフェニルの原料単量体総量
にたいする配合量は特に限定するものではなく、通常は
原料単量体総量の0.05重量%以上あれば良いが、特に産
業用光学レンズの耐熱グレードとしてメチルメタクリレ
ート樹脂(PMMA)以上のガラス転移温度(Tg)を基準にする
と、Tg≧107℃を得るためには、Tgの低いスチレンを共
重合の単量体とした場合には4-ビニルビフェニルを原料
単量体総量の10重量%以上90重量%以下が好ましく、高
屈折率性付与を考慮すると原料単量体総量の15重量%以
上80重量%以下の範囲内が更に好ましい。
ルは、融点が121℃の粉末結晶であり、製造の際若干
の4-エチルビフェニル,4-メチルビフェニル等のアルキ
ルビフェニルの不純物を含むが、これらは全体の10重量
%以下であることが好ましく5重量%以下であることが
特に好ましい。これら不純物はレンズ等の成形体にした
後経時的に溶出しレンズ表面が曇ったり、汚れたり耐候
性を阻害する因子となる。また、レンズの表面処理にお
いてハードコーティングやマルチコーティングの均一性
を欠き、処理層の剥離現象を招く原因となるので極力少
ないほうが良い。4-ビニルビフェニルの原料単量体総量
にたいする配合量は特に限定するものではなく、通常は
原料単量体総量の0.05重量%以上あれば良いが、特に産
業用光学レンズの耐熱グレードとしてメチルメタクリレ
ート樹脂(PMMA)以上のガラス転移温度(Tg)を基準にする
と、Tg≧107℃を得るためには、Tgの低いスチレンを共
重合の単量体とした場合には4-ビニルビフェニルを原料
単量体総量の10重量%以上90重量%以下が好ましく、高
屈折率性付与を考慮すると原料単量体総量の15重量%以
上80重量%以下の範囲内が更に好ましい。
【0006】ここで4-ビニルビフェニルとラジカル重合
可能な単量体とは、スチレン等の芳香族ビニル系単量
体,アクリロニトリル等のシアン化ビニル系単量体,メチ
ルメタクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル類,
その他の単量体類である。かかる単量体を単独もしくは
任意の複数種に組み合せて4-ビニルビフェニルと共重合
させることができる。
可能な単量体とは、スチレン等の芳香族ビニル系単量
体,アクリロニトリル等のシアン化ビニル系単量体,メチ
ルメタクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル類,
その他の単量体類である。かかる単量体を単独もしくは
任意の複数種に組み合せて4-ビニルビフェニルと共重合
させることができる。
【0007】詳しくは芳香族ビニル系単量体として、ス
チレン、α-メチルスチレン等の側鎖アルキル置換スチ
レン,ビニルトルエン等の核アルキル置換スチレン,ブロ
モスチレン、クロルスチレン等のハロゲン化スチレン,
ジビニルベンゼン、ビニルナフタレン等をあげることが
できる。シアン化ビニル系単量体としては、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル,フマロニトリル,マレオニ
トリル,α-クロロアクリロニトリル等をあげることがで
きる。(メタ)アクリル酸エステル類としては、メチル
メタクリレート、エチルメタクリレート,プロピレンメ
タクリレート,ブチルメタクリレート,アミルメタクリレ
ート,ヘキシルメタクリレート,フェニルメタクリレー
ト、メチルアクリレート,エチルアクリレート,アミルア
クリレート,ヘキシルアクリレート,オクチルアクリレー
ト,2-エチルヘキシルアクリレート,シクロヘキシルアク
リレート,ドデシルアクリレート,フェニルアクリレー
ト,ベンジルアクリレート等である。
チレン、α-メチルスチレン等の側鎖アルキル置換スチ
レン,ビニルトルエン等の核アルキル置換スチレン,ブロ
モスチレン、クロルスチレン等のハロゲン化スチレン,
ジビニルベンゼン、ビニルナフタレン等をあげることが
できる。シアン化ビニル系単量体としては、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル,フマロニトリル,マレオニ
トリル,α-クロロアクリロニトリル等をあげることがで
きる。(メタ)アクリル酸エステル類としては、メチル
メタクリレート、エチルメタクリレート,プロピレンメ
タクリレート,ブチルメタクリレート,アミルメタクリレ
ート,ヘキシルメタクリレート,フェニルメタクリレー
ト、メチルアクリレート,エチルアクリレート,アミルア
クリレート,ヘキシルアクリレート,オクチルアクリレー
ト,2-エチルヘキシルアクリレート,シクロヘキシルアク
リレート,ドデシルアクリレート,フェニルアクリレー
ト,ベンジルアクリレート等である。
【0008】その他の単量体としては、マレイン酸,マ
レイン酸エステル類,イタコン酸およびイタコン酸エス
テル類,N-アルキルマレイミド類,N-フェニルマレイミド
(PMI)類等の各種重合性単量体が利用できる。上記した単
量体に塩素,臭素,ヨウ素,等のハロゲン基,硫黄等を導入
した誘導体も屈折率向上の手段として有効に利用でき
る。
レイン酸エステル類,イタコン酸およびイタコン酸エス
テル類,N-アルキルマレイミド類,N-フェニルマレイミド
(PMI)類等の各種重合性単量体が利用できる。上記した単
量体に塩素,臭素,ヨウ素,等のハロゲン基,硫黄等を導入
した誘導体も屈折率向上の手段として有効に利用でき
る。
【0009】本発明の共重合体の製造においては、重合
の際、予めラジカル重合可能な単量体に,必要に応じて
重合開始剤,分子量調節剤,溶媒その他の重合助剤等と同
時に該4-ビニルビフェニルを所定量添加配合する。重
合方法自体は、懸濁,乳化,溶液、塊状等のバッチ重合あ
るいは連続重合方式等に適するが、融点以上の温度で4
-ビニルビフェニルを重合系にメルトフイードしたり、
重合単量体等に溶解して重合系にフイードしてもよく、
プロセスへの適用範囲は広い。
の際、予めラジカル重合可能な単量体に,必要に応じて
重合開始剤,分子量調節剤,溶媒その他の重合助剤等と同
時に該4-ビニルビフェニルを所定量添加配合する。重
合方法自体は、懸濁,乳化,溶液、塊状等のバッチ重合あ
るいは連続重合方式等に適するが、融点以上の温度で4
-ビニルビフェニルを重合系にメルトフイードしたり、
重合単量体等に溶解して重合系にフイードしてもよく、
プロセスへの適用範囲は広い。
【0010】上記したラジカル重合可能な単量体の一種
又は二種以上と4-ビニルビフェニルの重合開始方法は
熱開始と開始剤開始のどちらでもよい。開始剤開始の場
合の重合開始剤は、有機過酸化物やアゾ系化合物等のど
ちらでもよい。ここで有機過酸化物としては、例えばt-
ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、t-
ヘキシルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート、t-ブチル
パーオキシ-3.5.5-トリメチルヘキサノエート、t-ブチル
パーオキシイソプロピルカーボネート類等のパーオキシ
エステル類、1,1-ビス(t-ヘキシルパーオキシ)3,3,5-
トリメチルシクロヘキサン等のパーオキシケタール類、
ラウロイルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド
類等を挙げることができる。またアゾ系化合物の開始剤
としては、例えば2,2'-アゾビスイソブチロニトリルや、
2,2'-アゾビス(2-メチルブチロニトリル)、1,1'-アゾビ
ス(シクロヘキサン-1-カーボニトリル)等のアゾニトリ
ル類を挙げることができる。開始剤の半減期温度はT1(1
時間半減期温度)が80℃から120℃程度が好ましく、重合
温度はT1+5℃から20℃程度が好ましい。開始剤の架橋効
率はプロセスの特異性、他の架橋剤や添加剤との併用の
場合等を考慮して選択する必要がある。いずれの場合も
特に限定はしない。
又は二種以上と4-ビニルビフェニルの重合開始方法は
熱開始と開始剤開始のどちらでもよい。開始剤開始の場
合の重合開始剤は、有機過酸化物やアゾ系化合物等のど
ちらでもよい。ここで有機過酸化物としては、例えばt-
ヘキシルパーオキシイソプロピルモノカーボネート、t-
ヘキシルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート、t-ブチル
パーオキシ-3.5.5-トリメチルヘキサノエート、t-ブチル
パーオキシイソプロピルカーボネート類等のパーオキシ
エステル類、1,1-ビス(t-ヘキシルパーオキシ)3,3,5-
トリメチルシクロヘキサン等のパーオキシケタール類、
ラウロイルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド
類等を挙げることができる。またアゾ系化合物の開始剤
としては、例えば2,2'-アゾビスイソブチロニトリルや、
2,2'-アゾビス(2-メチルブチロニトリル)、1,1'-アゾビ
ス(シクロヘキサン-1-カーボニトリル)等のアゾニトリ
ル類を挙げることができる。開始剤の半減期温度はT1(1
時間半減期温度)が80℃から120℃程度が好ましく、重合
温度はT1+5℃から20℃程度が好ましい。開始剤の架橋効
率はプロセスの特異性、他の架橋剤や添加剤との併用の
場合等を考慮して選択する必要がある。いずれの場合も
特に限定はしない。
【0011】更にこれら樹脂を得る際適宜配合させる分
子量調節剤は、t-ドデシルメルカプタン、n-ドデシルメル
カプタン、n-オクチルメルカプタン等のメルカプタン類、
1-メチル-4-イソプロピリデンシクロヘキセン等のモノ
テルペノイド類、2,4-ジフェニル-4-メチル-1-ペンテン
等のスチレンダイマー類を挙げることができる。但しメ
ルカプタン類は臭気の欠点を持ち、モノテルペノイド類
は天然物であり不純物を多く含むこともあり、色相悪化
の懸念がある。2,4-ジフェニル-4-メチル-1-ペンテン等
は、重合温度によっては退化的連鎖移動をするため転化
率が上がらず生産性悪化の原因になる可能性がある。い
ずれの分子量調節剤もこれらの特徴を把握した上で選択
する必要がある。いずれの場合もとくに限定はされない。
子量調節剤は、t-ドデシルメルカプタン、n-ドデシルメル
カプタン、n-オクチルメルカプタン等のメルカプタン類、
1-メチル-4-イソプロピリデンシクロヘキセン等のモノ
テルペノイド類、2,4-ジフェニル-4-メチル-1-ペンテン
等のスチレンダイマー類を挙げることができる。但しメ
ルカプタン類は臭気の欠点を持ち、モノテルペノイド類
は天然物であり不純物を多く含むこともあり、色相悪化
の懸念がある。2,4-ジフェニル-4-メチル-1-ペンテン等
は、重合温度によっては退化的連鎖移動をするため転化
率が上がらず生産性悪化の原因になる可能性がある。い
ずれの分子量調節剤もこれらの特徴を把握した上で選択
する必要がある。いずれの場合もとくに限定はされない。
【0012】また重合に際しては、光学材料用として期
待される用途に応じて、n-オクタデシル-3-(3,5-ジ-t-ブ
チル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート , 2,6-ジ-
t-ブチル-4-メチルフェノール等のヒンダードフェノー
ル系,トリスノニルフェニルフォスファイト, トリス(2,
4-ジ-t-ブチルフェニル) フォスファイト等のリン系,ペ
ンタエリスリチル テトラキス(3-ラウリルチオプロピオ
ネート)等の硫黄系,2-[1-(2-ヒドロキシ-3,5-ジ-t-ペン
チルフェニル)エチル]-4,6-ジ-t-ペンチルフェニルアク
リレート等のフェノールアクリレート系の酸化防止剤等
を添加してもよい。また、メチルエチルケトンやエチル
ベンゼンなどの溶媒、紫外線吸収剤、着色防止剤、帯電防
止剤、蛍光塗料、離型剤、その他安定剤等を添加して利用
してもよい。得られた樹脂は、射出成型方法や押出成型
法等を利用して任意の光学材料用成型体を製造すること
ができる。本発明を更に具体的に説明するために、以下
に実施例及び比較例を示した。
待される用途に応じて、n-オクタデシル-3-(3,5-ジ-t-ブ
チル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート , 2,6-ジ-
t-ブチル-4-メチルフェノール等のヒンダードフェノー
ル系,トリスノニルフェニルフォスファイト, トリス(2,
4-ジ-t-ブチルフェニル) フォスファイト等のリン系,ペ
ンタエリスリチル テトラキス(3-ラウリルチオプロピオ
ネート)等の硫黄系,2-[1-(2-ヒドロキシ-3,5-ジ-t-ペン
チルフェニル)エチル]-4,6-ジ-t-ペンチルフェニルアク
リレート等のフェノールアクリレート系の酸化防止剤等
を添加してもよい。また、メチルエチルケトンやエチル
ベンゼンなどの溶媒、紫外線吸収剤、着色防止剤、帯電防
止剤、蛍光塗料、離型剤、その他安定剤等を添加して利用
してもよい。得られた樹脂は、射出成型方法や押出成型
法等を利用して任意の光学材料用成型体を製造すること
ができる。本発明を更に具体的に説明するために、以下
に実施例及び比較例を示した。
【0013】
【実施例】本発明の実施形態を説明する。重合単量体,
溶媒 ,分子量調節剤,開始剤その他添加剤からなる原料
仕込み液を熱交換器,撹拌翼と温度調節機能を具備する1
000ccのセパラブルフラスコに仕込み所定の時間重合さ
せる。得られた重合物溶液を真空乾燥器に入れ200℃,フ
ルバキュームで2時間処理し樹脂を得た。得られた樹脂
を東芝機械J-15射出成形機にて成形温度200℃で、肉厚
4.0mm、長さ76.2mm、幅50.8mmのカラープレートを成形
する。このプレートを肉厚2.0mm、長さ5.0mm、幅10.0mm
に切削し表面を研磨後、(株)アタゴ製のアッベ屈折計に
て25℃で屈折率を測定した。また、Du-Pont製熱走査熱
量計(DSC)にて樹脂組成物のガラス転移温度(Tg)を測定
した。測定方法は5℃/min.の昇温速度で室温から200℃
まで昇温し、熱エネルギー吸収カーブの初めの変極点を
Tgとして測定した。
溶媒 ,分子量調節剤,開始剤その他添加剤からなる原料
仕込み液を熱交換器,撹拌翼と温度調節機能を具備する1
000ccのセパラブルフラスコに仕込み所定の時間重合さ
せる。得られた重合物溶液を真空乾燥器に入れ200℃,フ
ルバキュームで2時間処理し樹脂を得た。得られた樹脂
を東芝機械J-15射出成形機にて成形温度200℃で、肉厚
4.0mm、長さ76.2mm、幅50.8mmのカラープレートを成形
する。このプレートを肉厚2.0mm、長さ5.0mm、幅10.0mm
に切削し表面を研磨後、(株)アタゴ製のアッベ屈折計に
て25℃で屈折率を測定した。また、Du-Pont製熱走査熱
量計(DSC)にて樹脂組成物のガラス転移温度(Tg)を測定
した。測定方法は5℃/min.の昇温速度で室温から200℃
まで昇温し、熱エネルギー吸収カーブの初めの変極点を
Tgとして測定した。
【0014】
【実施例1】スチレン(St)と4-ビニルビフェニル(VBP)
の共重合を行った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を
使用した。原料の組成比率(重量部)はSt/VBPがそれぞれ
90/10である。単量体原料総量に対しMEKを40重量部,t-
ブチルパーオキシ-3.5.5-トリメチルヘキサノエート(ト
リゴノックス42:化薬アクゾ製)を350ppm添加し、重合温
度125℃にて転化率100重量%程度まで反応させスチレン
-4-ビニルビフェニル共重合樹脂を得た。得られた重合
溶液を前述の処理を施した後カラープレートを成形して
屈折率とTgを測定した結果を表1にまとめた。
の共重合を行った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を
使用した。原料の組成比率(重量部)はSt/VBPがそれぞれ
90/10である。単量体原料総量に対しMEKを40重量部,t-
ブチルパーオキシ-3.5.5-トリメチルヘキサノエート(ト
リゴノックス42:化薬アクゾ製)を350ppm添加し、重合温
度125℃にて転化率100重量%程度まで反応させスチレン
-4-ビニルビフェニル共重合樹脂を得た。得られた重合
溶液を前述の処理を施した後カラープレートを成形して
屈折率とTgを測定した結果を表1にまとめた。
【0015】
【実施例2】スチレン(St)と4-ビニルビフェニル(VBP)
の共重合を行った。原料の組成比率(重量部)はSt/VBPが
それぞれ60/40である以外は実施例1と同様とした。得ら
れた重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレート
を成形して屈折率とTgを測定した結果を表1にまとめ
た。
の共重合を行った。原料の組成比率(重量部)はSt/VBPが
それぞれ60/40である以外は実施例1と同様とした。得ら
れた重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレート
を成形して屈折率とTgを測定した結果を表1にまとめ
た。
【0016】
【実施例3】スチレン(St)と4-ビニルビフェニル(VBP)
の共重合を行った。原料の組成比率(重量部)はSt/VBPが
それぞれ40/60である以外は実施例1と同様とした。得ら
れた重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレート
を成形して屈折率とTgを測定した結果を表1にまとめ
た。
の共重合を行った。原料の組成比率(重量部)はSt/VBPが
それぞれ40/60である以外は実施例1と同様とした。得ら
れた重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレート
を成形して屈折率とTgを測定した結果を表1にまとめ
た。
【0017】
【実施例4】スチレン(St)と4-ビニルビフェニル(VBP)
の共重合を行った。原料の組成比率(重量部)はSt/VBPが
それぞれ20/80である以外は実施例1と同様とした。得ら
れた重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレート
を成形して屈折率とTgを測定した結果を表1にまとめ
た。
の共重合を行った。原料の組成比率(重量部)はSt/VBPが
それぞれ20/80である以外は実施例1と同様とした。得ら
れた重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレート
を成形して屈折率とTgを測定した結果を表1にまとめ
た。
【0018】
【比較例1】スチレン(St)を100重量部,4-ビニルビフェ
ニル(VBP)を添加しないこと以外は実施例1と同様とし
た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラー
プレートを成形して屈折率とTgを測定した結果を表1に
まとめた。
ニル(VBP)を添加しないこと以外は実施例1と同様とし
た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラー
プレートを成形して屈折率とTgを測定した結果を表1に
まとめた。
【0019】
【実施例5】メチルメタクリレート(MMA),スチレン(S
t),4-ビニルビフェニル(VBP)の三元共重合を行った。溶
媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料組成比率
は、MMA/St/VBPの重量比率をそれぞれ60/25/15とし重合
温度は125℃、単量体原料総量に対しMEKを40重量部,開
始剤にt-ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート
(パーブチルI:日本油脂製)を400ppm添加した。転化率10
0重量%程度まで反応させメチルメタクリレート-スチレ
ン-4-ビニルビフェニル共重合樹脂を得た。得られた重
合物溶液を前述の処理を施した後カラープレートを成形
して屈折率とTgを測定した結果を表1にまとめた。
t),4-ビニルビフェニル(VBP)の三元共重合を行った。溶
媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料組成比率
は、MMA/St/VBPの重量比率をそれぞれ60/25/15とし重合
温度は125℃、単量体原料総量に対しMEKを40重量部,開
始剤にt-ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート
(パーブチルI:日本油脂製)を400ppm添加した。転化率10
0重量%程度まで反応させメチルメタクリレート-スチレ
ン-4-ビニルビフェニル共重合樹脂を得た。得られた重
合物溶液を前述の処理を施した後カラープレートを成形
して屈折率とTgを測定した結果を表1にまとめた。
【0020】
【比較例2】4-ビニルビフェニル(VBP)を添加せず、メ
チルメタクリレート(MMA),スチレン(St)共重合を行っ
た。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料組
成比率は、MMA/Stの重量比率をそれぞれ60/40としたこと
以外は実施例5と同様として反応させメチルメタクリレ
ート-スチレン共重合樹脂を得た。得られた重合物溶液
を前述の処理を施した後カラープレートを成形して屈折
率とTgを測定した結果を表1にまとめた。
チルメタクリレート(MMA),スチレン(St)共重合を行っ
た。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料組
成比率は、MMA/Stの重量比率をそれぞれ60/40としたこと
以外は実施例5と同様として反応させメチルメタクリレ
ート-スチレン共重合樹脂を得た。得られた重合物溶液
を前述の処理を施した後カラープレートを成形して屈折
率とTgを測定した結果を表1にまとめた。
【0021】
【実施例6】アクリロニトリル(AN),スチレン(St),4-ビ
ニルビフェニル(VBP)の共重合を行った。溶媒にメチル
エチルケトン(MEK)を用いた。原料組成比率は、AN/St/V
BPの重量比率をそれぞれ40/42/18とした。重合温度は14
5℃で行った。単量体原料総量に対しMEKを40重量部添加
した。転化率100重量%程度まで反応させ、アクリロニト
リル-スチレン-4-ビニルビフェニル共重合樹脂組成物を
得た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラ
ープレートを成形して屈折率とTgを測定した結果を表1
にまとめた。
ニルビフェニル(VBP)の共重合を行った。溶媒にメチル
エチルケトン(MEK)を用いた。原料組成比率は、AN/St/V
BPの重量比率をそれぞれ40/42/18とした。重合温度は14
5℃で行った。単量体原料総量に対しMEKを40重量部添加
した。転化率100重量%程度まで反応させ、アクリロニト
リル-スチレン-4-ビニルビフェニル共重合樹脂組成物を
得た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラ
ープレートを成形して屈折率とTgを測定した結果を表1
にまとめた。
【0022】
【比較例3】4-ビニルビフェニル(VBP)を添加せず、ア
クリロニトリル(AN),スチレン(St)の共重合を行った。
溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料組成比
率は、AN /Stの重量比率をそれぞれ50/50とした以外は
実施例6と同様とし、アクリロニトリル-スチレン共重合
樹脂組成物を得た。得られた重合物溶液を前述の処理を
施した後カラープレートを成形して屈折率とTgを測定し
た結果を表1にまとめた。
クリロニトリル(AN),スチレン(St)の共重合を行った。
溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料組成比
率は、AN /Stの重量比率をそれぞれ50/50とした以外は
実施例6と同様とし、アクリロニトリル-スチレン共重合
樹脂組成物を得た。得られた重合物溶液を前述の処理を
施した後カラープレートを成形して屈折率とTgを測定し
た結果を表1にまとめた。
【0023】
【実施例7】N-フェニルマレイミド(PMI),アクリロニト
リル(AN),スチレン(St),4-ビニルビフェニル(VBP)の4元
共重合を行った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用
いた。原料組成比率は、PMI/AN/St/VBPの重量比率をそ
れぞれ20/20/40/20とし重合温度は125°Cで、単量体原
料総量に対しMEKを40重量部添加した。転化率100重量%
程度まで反応させN-フェニルマレイミド-アクリロニト
リル-スチレン-4-ビニルビフェニル共重合樹脂組成物を
得た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラ
ープレートを成形して屈折率を測定した結果を表1にま
とめた。
リル(AN),スチレン(St),4-ビニルビフェニル(VBP)の4元
共重合を行った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用
いた。原料組成比率は、PMI/AN/St/VBPの重量比率をそ
れぞれ20/20/40/20とし重合温度は125°Cで、単量体原
料総量に対しMEKを40重量部添加した。転化率100重量%
程度まで反応させN-フェニルマレイミド-アクリロニト
リル-スチレン-4-ビニルビフェニル共重合樹脂組成物を
得た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラ
ープレートを成形して屈折率を測定した結果を表1にま
とめた。
【0024】
【比較例4】4-ビニルビフェニル(VBP)を添加せず、N-
フェニルマレイミド(PMI),アクリロニトリル(AN),スチ
レン(St)の3元共重合を行った。溶媒にメチルエチルケ
トン(MEK)を用いた。原料組成比率は、PMI/AN/Stの重量
比率をそれぞれ20/20/60としたこと以外は実施例7と同
様とした。転化率100重量%程度まで反応させN-フェニル
マレイミド-アクリロニトリル-スチレン共重合樹脂組成
物を得た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した後
カラープレートを成形して屈折率を測定した結果を表1
にまとめた。
フェニルマレイミド(PMI),アクリロニトリル(AN),スチ
レン(St)の3元共重合を行った。溶媒にメチルエチルケ
トン(MEK)を用いた。原料組成比率は、PMI/AN/Stの重量
比率をそれぞれ20/20/60としたこと以外は実施例7と同
様とした。転化率100重量%程度まで反応させN-フェニル
マレイミド-アクリロニトリル-スチレン共重合樹脂組成
物を得た。得られた重合物溶液を前述の処理を施した後
カラープレートを成形して屈折率を測定した結果を表1
にまとめた。
【0025】
【実施例8】α-メチルスチレン(αMS),メチルメタクリ
レート(MMA),4-ビニルビフェニル(VBP)の3元共重合を行
った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料
組成比率は、αMS/MMA/VBPの重量比率をそれぞれ20/60/
20とし重合温度は125℃で、単量体原料総量に対しMEKを
40重量部、開始剤にt-ブチルパーオキシイソプロピルカ
ーボネート(パーブチルI:日本油脂製)を原料に対して30
0ppm添加した。転化率100重量%程度まで反応させα-メ
チルスチレン-メチルメタクリレート-2-ビニルナフタレ
ン共重合樹脂組成物を得た。得られた重合物溶液を前述
の処理を施した後カラープレートを成形して屈折率を測
定した結果を表1にまとめた。
レート(MMA),4-ビニルビフェニル(VBP)の3元共重合を行
った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用いた。原料
組成比率は、αMS/MMA/VBPの重量比率をそれぞれ20/60/
20とし重合温度は125℃で、単量体原料総量に対しMEKを
40重量部、開始剤にt-ブチルパーオキシイソプロピルカ
ーボネート(パーブチルI:日本油脂製)を原料に対して30
0ppm添加した。転化率100重量%程度まで反応させα-メ
チルスチレン-メチルメタクリレート-2-ビニルナフタレ
ン共重合樹脂組成物を得た。得られた重合物溶液を前述
の処理を施した後カラープレートを成形して屈折率を測
定した結果を表1にまとめた。
【0026】
【比較例5】4-ビニルビフェニル(VBP)を添加せず、α-
メチルスチレン(αMS),メチルメタクリレート(MMA)の共
重合を行った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用い
た。原料組成比率は、αMS/MMAの重量比率をそれぞれ40
/60としたこと以外は実施例8と同様としα-メチルスチ
レン-メチルメタクリレート共重合樹脂組成物を得た。
得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレ
ートを成形して屈折率を測定した結果を表1に示した。
メチルスチレン(αMS),メチルメタクリレート(MMA)の共
重合を行った。溶媒にメチルエチルケトン(MEK)を用い
た。原料組成比率は、αMS/MMAの重量比率をそれぞれ40
/60としたこと以外は実施例8と同様としα-メチルスチ
レン-メチルメタクリレート共重合樹脂組成物を得た。
得られた重合物溶液を前述の処理を施した後カラープレ
ートを成形して屈折率を測定した結果を表1に示した。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】以上説明した本発明によると、ガラス転
移温度(耐熱性)が高く、屈折率の高い共重合体樹脂が得
られるので、プラスチックレンズ、プリズム等の光学材
料用樹脂として好適である。
移温度(耐熱性)が高く、屈折率の高い共重合体樹脂が得
られるので、プラスチックレンズ、プリズム等の光学材
料用樹脂として好適である。
Claims (2)
- 【請求項1】 4-ビニルビフェニルとラジカル重合可能
な単量体の単独もしくは複数種を共重合させることによ
り得られた共重合体からなることを特徴とする耐熱性に
優れた光学材料用高屈折率樹脂。 - 【請求項2】 樹脂総量の10重量%以上90重量%以
下の範囲内で4-ビニルビフェニル重合体を含有する請求
項1記載の耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18374094A JPH0848725A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18374094A JPH0848725A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0848725A true JPH0848725A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16141152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18374094A Pending JPH0848725A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | 耐熱性に優れた光学材料用高屈折率樹脂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0848725A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010007915A1 (ja) | 2008-07-16 | 2010-01-21 | 日産化学工業株式会社 | ポジ型レジスト組成物及びマイクロレンズの製造方法 |
JP2010229263A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 末端変性可溶性多官能ビニル芳香族共重合体、硬化性樹脂組成物及び硬化物 |
EP2796506A1 (en) | 2011-12-19 | 2014-10-29 | Cheil Industries Inc. | Thermoplastic resin composition and molded products thereof |
CN107262057A (zh) * | 2016-04-08 | 2017-10-20 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种胆红素阴离子树脂吸附剂的制备方法 |
US20180305512A1 (en) * | 2017-04-25 | 2018-10-25 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Styrenic Copolymers and Articles Therefrom |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP18374094A patent/JPH0848725A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010007915A1 (ja) | 2008-07-16 | 2010-01-21 | 日産化学工業株式会社 | ポジ型レジスト組成物及びマイクロレンズの製造方法 |
EP2749946A1 (en) | 2008-07-16 | 2014-07-02 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | Positive-type resist composition, microlens and planarization film formed therefrom |
US9348222B2 (en) | 2008-07-16 | 2016-05-24 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | Positive resist composition and method for production of microlens |
JP2010229263A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 末端変性可溶性多官能ビニル芳香族共重合体、硬化性樹脂組成物及び硬化物 |
EP2796506A1 (en) | 2011-12-19 | 2014-10-29 | Cheil Industries Inc. | Thermoplastic resin composition and molded products thereof |
CN107262057A (zh) * | 2016-04-08 | 2017-10-20 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种胆红素阴离子树脂吸附剂的制备方法 |
CN107262057B (zh) * | 2016-04-08 | 2020-04-17 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种胆红素阴离子树脂吸附剂的制备方法 |
US20180305512A1 (en) * | 2017-04-25 | 2018-10-25 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Styrenic Copolymers and Articles Therefrom |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040330 |