JPH0843006A - 紙葉類の厚さ検出装置 - Google Patents
紙葉類の厚さ検出装置Info
- Publication number
- JPH0843006A JPH0843006A JP6177993A JP17799394A JPH0843006A JP H0843006 A JPH0843006 A JP H0843006A JP 6177993 A JP6177993 A JP 6177993A JP 17799394 A JP17799394 A JP 17799394A JP H0843006 A JPH0843006 A JP H0843006A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thickness
- paper
- roller
- sheet
- wrinkles
- Prior art date
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- Pending
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】しわの影響を小さくして紙葉類の厚さ検出を行
うことを目的とする。 【構成】紙葉搬送路に対して、加圧ローラ１，２が設け
られる。加圧ローラ１，２はバネ８，９によって強い押
圧力が加えられる。搬送される紙葉類が加圧ローラ間を
通過する際に押圧力によって紙葉類のしわが伸ばされ
る。さらに紙葉類は厚さ検出ローラと厚さ基準ローラ間
に搬送される。紙葉類の厚さに応じた厚さ検出ローラの
変位量を変位量測定部により読み取り紙葉類の厚さを測
定する。 【効果】紙葉類の厚さ検出を行う直前に加圧ローラの押
圧力によってしわを伸ばすため、しわの影響を小さくし
て紙葉類の厚さ検出を行うことができる。
うことを目的とする。 【構成】紙葉搬送路に対して、加圧ローラ１，２が設け
られる。加圧ローラ１，２はバネ８，９によって強い押
圧力が加えられる。搬送される紙葉類が加圧ローラ間を
通過する際に押圧力によって紙葉類のしわが伸ばされ
る。さらに紙葉類は厚さ検出ローラと厚さ基準ローラ間
に搬送される。紙葉類の厚さに応じた厚さ検出ローラの
変位量を変位量測定部により読み取り紙葉類の厚さを測
定する。 【効果】紙葉類の厚さ検出を行う直前に加圧ローラの押
圧力によってしわを伸ばすため、しわの影響を小さくし
て紙葉類の厚さ検出を行うことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は紙葉類等の厚さを精度よ
く検出するのに好適な厚さ検出装置に関する。
く検出するのに好適な厚さ検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術は特開昭５９−６０５９２号
公報に記載の様に、紙葉厚さ検出ローラにごく弱い押圧
力をかけていたために紙葉類の厚さに対して折れ癖やし
わの影響が大きかった。
公報に記載の様に、紙葉厚さ検出ローラにごく弱い押圧
力をかけていたために紙葉類の厚さに対して折れ癖やし
わの影響が大きかった。
【０００３】また、紙葉類のしわを取り除く目的で紙葉
厚さ検出ローラに強い加圧力をもたせた場合、紙葉厚さ
検出ローラに紙葉類が未搬送の時には紙葉厚さ検出ロー
ラと基準ローラとが接触しているため、紙葉厚さ検出ロ
ーラと基準ローラに摩耗が発生する。
厚さ検出ローラに強い加圧力をもたせた場合、紙葉厚さ
検出ローラに紙葉類が未搬送の時には紙葉厚さ検出ロー
ラと基準ローラとが接触しているため、紙葉厚さ検出ロ
ーラと基準ローラに摩耗が発生する。
【０００４】さらに紙葉厚さ検出ローラが搬送力を持た
ないためジャムが発生する要因となる。紙葉厚さ検出ロ
ーラに搬送力を持たせると搬送時の振動が紙葉類厚さ検
出部に伝わり、紙葉類の厚さ検出精度が悪くなる。
ないためジャムが発生する要因となる。紙葉厚さ検出ロ
ーラに搬送力を持たせると搬送時の振動が紙葉類厚さ検
出部に伝わり、紙葉類の厚さ検出精度が悪くなる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、紙葉
厚さに対するしわの影響が考慮されていないため、紙葉
類厚さ測定誤差が大きかった。本発明は加圧ローラを用
いることにより紙葉類のしわを取り除き紙葉類の厚さ検
出誤差を低減することを目的とする。
厚さに対するしわの影響が考慮されていないため、紙葉
類厚さ測定誤差が大きかった。本発明は加圧ローラを用
いることにより紙葉類のしわを取り除き紙葉類の厚さ検
出誤差を低減することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、紙葉搬送路上の紙葉厚さ検出ローラ手前に加圧ロー
ラを設けた。
に、紙葉搬送路上の紙葉厚さ検出ローラ手前に加圧ロー
ラを設けた。
【０００７】
【作用】紙葉搬送路上の紙葉厚さ検出ローラ手前に加圧
ローラを設けたことにより、紙葉類が紙葉厚さ検出ロー
ラに到達する前に紙葉類のしわが取り除かれるため紙葉
厚さ検出精度が向上する。
ローラを設けたことにより、紙葉類が紙葉厚さ検出ロー
ラに到達する前に紙葉類のしわが取り除かれるため紙葉
厚さ検出精度が向上する。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１、図２、図３に
より説明する。
より説明する。
【０００９】図１は本発明による紙幣厚さ検出部の機構
図を示す。
図を示す。
【００１０】バネ材８、バネ材９によって加圧ローラ
（上）１と加圧ローラ（下）２には強い押圧力が加えら
れる。加圧ローラ（上）１と加圧ローラ（下）２はベル
トにより搬送路駆動源から駆動力を受け回転する。紙葉
類１１は搬送路６上を搬送され加圧ローラ（上）１と加
圧ローラ（下）２間、及び厚さ検出ローラ３と基準ロー
ラ４間を通過する。紙葉類１１は加圧ローラ１と加圧ロ
ーラ２間を通過する際に加圧ローラ１と加圧ローラ２に
より押圧力が加えられしわが取り除かれる。角度センサ
５は搬送路６に対して固定されている。厚さ検出ローラ
３はアーム１０を介して角度センサ５の回転軸に固定さ
れている。厚さ検出ローラ３はアーム１０に接続された
弾性部材７によって、基準ローラ４方向に弱い押圧力が
加えられている。そのため、紙葉類１１が未搬送のとき
は基準ローラ４と接触している。その時の厚さ検出ロー
ラ３の位置が紙葉厚さ基準位置となる。紙葉類１１が紙
葉厚さ検出部３を通過するとき紙葉類１１の厚さに応じ
て紙葉厚さ検出部３の位置が変化する。厚さ検出部３の
位置変位量に応じて角度センサ５の回転軸の回転角が変
化する。この回転角の変位量により紙葉類１１の厚さを
検出する。
（上）１と加圧ローラ（下）２には強い押圧力が加えら
れる。加圧ローラ（上）１と加圧ローラ（下）２はベル
トにより搬送路駆動源から駆動力を受け回転する。紙葉
類１１は搬送路６上を搬送され加圧ローラ（上）１と加
圧ローラ（下）２間、及び厚さ検出ローラ３と基準ロー
ラ４間を通過する。紙葉類１１は加圧ローラ１と加圧ロ
ーラ２間を通過する際に加圧ローラ１と加圧ローラ２に
より押圧力が加えられしわが取り除かれる。角度センサ
５は搬送路６に対して固定されている。厚さ検出ローラ
３はアーム１０を介して角度センサ５の回転軸に固定さ
れている。厚さ検出ローラ３はアーム１０に接続された
弾性部材７によって、基準ローラ４方向に弱い押圧力が
加えられている。そのため、紙葉類１１が未搬送のとき
は基準ローラ４と接触している。その時の厚さ検出ロー
ラ３の位置が紙葉厚さ基準位置となる。紙葉類１１が紙
葉厚さ検出部３を通過するとき紙葉類１１の厚さに応じ
て紙葉厚さ検出部３の位置が変化する。厚さ検出部３の
位置変位量に応じて角度センサ５の回転軸の回転角が変
化する。この回転角の変位量により紙葉類１１の厚さを
検出する。
【００１１】図２により紙葉類厚さ検出制御部を説明す
る。回転軸の変位量に比例して角度センサ５の出力電圧
値が変化する。出力電圧値はＡＭＰ１２によって増幅さ
れる。増幅された出力電圧はＡ／Ｄコーンバータ１３で
デジタル値に変換されＣＰＵ１４に入力される。以上に
より紙葉類１１の厚さを得る。
る。回転軸の変位量に比例して角度センサ５の出力電圧
値が変化する。出力電圧値はＡＭＰ１２によって増幅さ
れる。増幅された出力電圧はＡ／Ｄコーンバータ１３で
デジタル値に変換されＣＰＵ１４に入力される。以上に
より紙葉類１１の厚さを得る。
【００１２】図３により加圧ローラ（上）１、加圧ロー
ラ（下）２の押圧力によって紙葉類１１のしわが伸ばさ
れる場合としわが伸ばされない場合の厚さ検出信号の違
いを説明する。（ａ），（ｂ），（ｃ）の波形は厚さ検
出信号を示す。全くしわの無い紙葉類の厚さ検出信号を
（ａ）に示す。しわのある紙葉類の厚さ検出信号を
（ｂ）に示す。この場合、しわに起因する変位量やしわ
が厚さ検知ローラ３に与える衝撃力などにより厚さ検出
信号が変動し厚さ測定誤差となる。加圧ローラ（上）
１、加圧ローラ（下）２の押圧力によって紙葉類のしわ
を伸ばした後に検出する厚さ検出信号を（ｃ）に示す。
しわが伸ばされた後に厚さ検出を行うため、しわの影響
による測定誤差が低減できる。
ラ（下）２の押圧力によって紙葉類１１のしわが伸ばさ
れる場合としわが伸ばされない場合の厚さ検出信号の違
いを説明する。（ａ），（ｂ），（ｃ）の波形は厚さ検
出信号を示す。全くしわの無い紙葉類の厚さ検出信号を
（ａ）に示す。しわのある紙葉類の厚さ検出信号を
（ｂ）に示す。この場合、しわに起因する変位量やしわ
が厚さ検知ローラ３に与える衝撃力などにより厚さ検出
信号が変動し厚さ測定誤差となる。加圧ローラ（上）
１、加圧ローラ（下）２の押圧力によって紙葉類のしわ
を伸ばした後に検出する厚さ検出信号を（ｃ）に示す。
しわが伸ばされた後に厚さ検出を行うため、しわの影響
による測定誤差が低減できる。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、紙葉類の厚さ検出を行
う直前に加圧ローラの押圧力によってしわを伸ばすた
め、しわの影響を小さくして紙葉類の厚さ検出を行うこ
とができる。
う直前に加圧ローラの押圧力によってしわを伸ばすた
め、しわの影響を小さくして紙葉類の厚さ検出を行うこ
とができる。
【図１】紙葉類厚さ検出機構部の構成である。
【図２】紙葉類厚さ検出制御部ブロック図である。
【図３】紙葉類厚さ検出信号である。
【符号の説明】 １…加圧ローラ（上）、 ２…加圧ローラ（下）、 ３…厚さ検出ローラ、 ４…基準ローラ、 ５…角度センサ、 ６…搬送路、 ７…弾性部材、 ８…バネ材、 ９…バネ材、 １０…アーム、 １１…紙葉類、 １２…ＡＭＰ（増幅器）、 １３…Ａ／Ｄコンバータ、 １４…ＣＰＵ。
Claims (1)
- 【請求項１】紙葉搬送路、紙葉類の厚さを検出するため
の厚さ検出ローラ、基準ローラ、上記厚さ検出ローラを
基準ローラに接触させるための弾性部材、上記厚さ検出
ローラの変位量を読み取る変位量測定部により構成され
上記基準ローラと上記厚さ検出ローラ間に搬送された紙
葉類の厚さを測定する紙葉類の厚さ検出装置において、
上記厚さ検出ローラと上記基準ローラの手前に加圧ロー
ラ、及び上記加圧ローラに押圧力を加えるバネ材を設
け、紙葉類の厚さ検出を行う前に上記加圧ローラによっ
て紙葉類に押圧をかけ紙葉類の厚さ検出を行うことを特
徴とした紙葉類の厚さ検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6177993A JPH0843006A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 紙葉類の厚さ検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6177993A JPH0843006A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 紙葉類の厚さ検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0843006A true JPH0843006A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16040671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6177993A Pending JPH0843006A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 紙葉類の厚さ検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0843006A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003054525A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-26 | Lintec Corp | ラベル貼付装置 |
| US6801236B2 (en) * | 2001-09-27 | 2004-10-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Printing device and printing method |
| JP2011235969A (ja) * | 2011-08-30 | 2011-11-24 | Lintec Corp | ラベル貼付装置 |
| JP2024065390A (ja) * | 2022-10-31 | 2024-05-15 | 錦城護謨株式会社 | 区切設定装置、及び裁断装置 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6177993A patent/JPH0843006A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003054525A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-26 | Lintec Corp | ラベル貼付装置 |
| US6801236B2 (en) * | 2001-09-27 | 2004-10-05 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Printing device and printing method |
| US6909446B2 (en) * | 2001-09-27 | 2005-06-21 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Printing device and printing method |
| JP2011235969A (ja) * | 2011-08-30 | 2011-11-24 | Lintec Corp | ラベル貼付装置 |
| JP2024065390A (ja) * | 2022-10-31 | 2024-05-15 | 錦城護謨株式会社 | 区切設定装置、及び裁断装置 |
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