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JPH0842995A - 洋弓用弦 - Google Patents

洋弓用弦

Info

Publication number
JPH0842995A
JPH0842995A JP6196319A JP19631994A JPH0842995A JP H0842995 A JPH0842995 A JP H0842995A JP 6196319 A JP6196319 A JP 6196319A JP 19631994 A JP19631994 A JP 19631994A JP H0842995 A JPH0842995 A JP H0842995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
raw yarn
predetermined thickness
yarns
bundled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6196319A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Izuta
忠男 伊豆田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP6196319A priority Critical patent/JPH0842995A/ja
Priority to US08/506,179 priority patent/US5598831A/en
Publication of JPH0842995A publication Critical patent/JPH0842995A/ja
Priority to US08/735,732 priority patent/US5715804A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41BWEAPONS FOR PROJECTING MISSILES WITHOUT USE OF EXPLOSIVE OR COMBUSTIBLE PROPELLANT CHARGE; WEAPONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F41B5/00Bows; Crossbows
    • F41B5/14Details of bows; Accessories for arc shooting
    • F41B5/1403Details of bows
    • F41B5/1411Bow-strings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2913Rod, strand, filament or fiber

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリエチレン繊維素材とアラミド繊維素材も
しくはPBO繊維素材とを組合せた複合・合撚構造にす
ることにより、両者の利点を活かし、同一の弓と矢の使
用条件の下で、矢発射時の矢速と弦の復元の運動エネル
ギを最大にし、矢の低弾道化とリリース後の弦の戻りの
安定化及び命中精度の向上を図る。 【構成】 超高分子量ポリエチレン樹脂からなる単繊維
糸を多数本集束して所定の太さに形成した第1の原糸
と、ポリパラベンゾアミド系樹脂もしくはPBO樹脂か
らなる単繊維糸を多数本集束して所定の太さに形成した
第2の原糸とをそれぞれ所要本数に複合集束する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洋弓に張弦される弦
の構造に関し、特に、超高分子量ポリエチレン樹脂から
なる単繊維糸と、ポリパラベンゾアミド系樹脂もしくは
ポリベンツビスオキサゾール樹脂(PBO樹脂)からな
る単繊維糸との複合・合撚構造に工夫を施すことによ
り、同一の弓と矢の使用条件の下で、矢発射時の矢速と
弦の復元の運動エネルギが最大になるようにし、矢の低
弾道化とリリース後の弦の戻りの安定化及び命中精度の
向上を図るとともに、耐久性、ストリングハイトの安定
性を高めるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洋弓用弦においては、例
えば実公昭58−27279号公報、実開昭61−17
5796号公報及び実開昭61−175797号公報な
どに開示された構成を有するものがある。
【0003】このような従来の洋弓用弦を形成する合成
樹脂繊維素材としては、例えばポリエステル樹脂やポリ
パラベンゾアミド系樹脂あるいは超高分子量ポリエチレ
ン樹脂などの単繊維糸からなっている。
【0004】また、これら繊維素材の弦の特性は、ポリ
エステル繊維素材(商品名:テトロン、ダクロン)の比
重(g/cc)が1.4、質量(g)が5.23、バネ
定数(N)が150で、アラミド繊維素材(商品名:ケ
ブラー)の比重(g/cc)が1.45、質量(g)が
7.77、バネ定数(N)が950で、ポリエチレン繊
維素材(商品名:テクミロン)の比重(g/cc)が
0.96、質量(g)が5.34、バネ定数(N)が9
50となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来構造の洋弓用弦にあっては、図3及び図4
に示すように、ポリエステル繊維素材Aの場合、耐久性
とコスト面において非常にすぐれている反面、矢の初速
性能及び伸度(弦に一定の荷重を加えたときの伸び寸
法)や熱変形に対する寸法安定性に非常に劣り、また、
アラミド繊維素材Bの場合には、寸法安定性において非
常にすぐれている反面、耐久性に非常に劣り、さらに、
ポリエチレン繊維素材Cの場合には、矢の初速性能にお
いて非常にすぐれている反面、コストが非常に高く、そ
れぞれに一長一短がある。
【0006】このため、ポリエステル繊維素材の場合に
は、ほとんどが初心者の使用に限られ、また、アラミド
繊維素材の場合には、耐久性の問題とポリエチレン繊維
素材の出現で、使用が急減し、現在では、ポリエチレン
繊維素材のものが主として使用されるようになっている
ものであるが、このポリエチレン繊維素材のものは、ア
ラミド繊維素材と比較して、弦の復元の運動エネルギが
小さく、しかも、その最大の欠点として、熱変形により
弦が伸び易いことから、例えば炎天下での競技における
使用において、ストリングハイト(弦の張りの高さ)が
変形するという問題があった。
【0007】ところで、矢の初速は、弦のバネ定数が同
じならば、弦の質量に比例し、弦の質量が同じならば、
弦のバネ定数に比例し、これによって、軽い弦ほど、ま
たバネ定数が高くなるほど矢の初速が速まる。
【0008】また、リリース後の弦の戻りの安定さを高
めるには、弦の復元の運動エネルギを高めるのが効果的
であり、そのためには、矢の初速を速めるとともに、適
度な質量をもたせることである。
【0009】アラミド繊維素材にあっては、高いバネ定
数を得るのには最適な素材であるが、耐久性において他
の繊維素材の数10分の1の寿命であるために、消耗が
早く、競技中に、弦切れによるトラブルの発生頻度(リ
スク)が高い。
【0010】ところが、このアラミド繊維素材は、ポリ
エチレン繊維素材と比較して密度が約1.5倍とやや重
いが、バネ弾性率効果がもたらす高速性能により、弦の
復元の運動エネルギは最大となるとともに、伸度が小さ
く、熱変形の影響を受け難くいために、ストリングハイ
トの安定性が良いという利点がある。
【0011】
【発明の目的】そこで、この発明の目的は、ポリエチレ
ン繊維素材とアラミド繊維素材もしくはPBO繊維素材
とを組合せた複合・合撚構造にすることにより、両者の
利点を活かし、同一の弓と矢の使用条件の下で、矢発射
時の矢速と弦の復元の運動エネルギを最大にし、矢の低
弾道化とリリース後の弦の戻りの安定化及び命中精度の
向上を図ることができるようにした洋弓用弦を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明の第1の特徴は、超高分子量ポリエチ
レン樹脂からなる単繊維糸を多数本集束して所定の太さ
に形成した第1の原糸と、ポリパラベンゾアミド系樹脂
からなる単繊維糸を多数本集束して所定の太さに形成し
た第2の原糸とをそれぞれ所要本数に複合集束してなる
構成としたものである。
【0013】また、この発明の第2の特徴は、超高分子
量ポリエチレン樹脂からなる単繊維糸を多数本集束して
所定の太さに形成した第1の原糸と、ポリパラベンゾア
ミド系樹脂からなる単繊維糸を多数本集束して所定の太
さに形成した第2の原糸とをそれぞれ所要本数に複合集
束してなるとともに、前記第1の原糸の単繊維糸は、フ
ィラメントの太さが5〜20デニール、引張弾性率が8
0〜150GPa、比重が0.96〜0.98で、前記
第2の原糸は、フィラメントの太さが1〜15デニー
ル、引張弾性率が100〜180GPa、比重が1.4
3〜1.48にしてなる構成としたものである。
【0014】さらに、この発明の第3の特徴は、超高分
子量ポリエチレン樹脂からなる単繊維糸を多数本集束し
て所定の太さに形成した第1の原糸と、ポリパラベンゾ
アミド系樹脂からなる単繊維糸を多数本集束して所定の
太さに形成した第2の原糸とを備え、前記第2の原糸の
構成比率を15〜60%の範囲に設定してなる構成とし
たものである。
【0015】さらにまた、この発明の第4の特徴は、超
高分子量ポリエチレン樹脂からなる単繊維糸を多数本集
束して所定の太さに形成した第1の原糸と、ポリパラベ
ンゾアミド系樹脂からなる単繊維糸を多数本集束して所
定の太さに形成した第2の原糸とを備え、これら第1及
び第2の原糸を所要本数に複合集束するとともに、この
複合原糸に所定の撚り加工を施してなる構成としたもの
である。
【0016】また、この発明の第5の特徴は、超高分子
量ポリエチレン樹脂からなる単繊維糸を多数本集束して
所定の太さに形成した第1の原糸と、ポリパラベンゾア
ミド系樹脂からなる単繊維糸を多数本集束して所定の太
さに形成した第2の原糸とを備え、これら第1及び第2
の原糸にそれぞれ所定の撚り加工を施して所要本数に複
合集束するとともに、この複合原糸に所定の撚り加工を
施してなる構成としたものである。
【0017】さらに、この発明の第6の特徴は、超高分
子量ポリエチレン樹脂からなる単繊維糸を多数本集束し
て所定の太さに形成した第1の原糸と、ポリパラベンゾ
アミド系樹脂からなる単繊維糸を多数本集束して所定の
太さに形成した第2の原糸とを備え、この第2の原糸に
所定の撚り加工を施して前記第1の原糸とそれぞれ所要
本数に複合集束するとともに、この複合原糸に所定の撚
り加工を施してなる構成としたものである。
【0018】さらにまた、この発明の第7の特徴は、超
高分子量ポリエチレン樹脂からなる単繊維糸を多数本集
束して所定の太さに形成した第1の原糸と、ポリベンツ
ビスオキサゾール樹脂(PBO樹脂)からなる単繊維糸
を多数本集束して所定の太さに形成した第2の原糸とを
それぞれ所要本数に複合集束してなる構成としたもので
ある。
【0019】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことによって、超高分子量ポリエチレン樹脂からなる単
繊維糸を多数本集束して所定の太さに形成した第1の原
糸と、ポリパラベンゾアミド系樹脂もしくはPBO繊維
素材からなる単繊維糸を多数本集束して所定の太さに形
成した第2の原糸とをそれぞれ所要本数に複合集束して
なるために、ポリエチレン繊維素材とアラミド繊維素材
との弱点が互いに補え合え、矢の初速と弦の復元の運動
エネルギが最大となるとともに、耐久性及びストリング
ハイトの安定性を高める。
【0020】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1及び図2に示
す図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】図1及び図2に示すように、図中1はこの
発明に係る洋弓用弦で、この洋弓用弦1は、超高分子量
ポリエチレン樹脂からなる単繊維糸を多数本集束して所
定の太さに形成した第1の原糸(ストランド)2と、ポ
リパラベンゾアミド系樹脂からなる単繊維糸を多数本集
束して所定の太さに形成した第2の原糸(ストランド)
3とをそれぞれ所要本数に複合集束してなる構成を有す
る。
【0022】そして、前記第1の原糸2は、フィラメン
トの太さが5〜20デニール、引張弾性率が80〜15
0GPa、比重が0.96〜0.98に設定され、一
方、前記第2の原糸は、フィラメントの太さが1〜15
デニール、引張弾性率が100〜180GPa、比重が
1.43〜1.48に設定されている。
【0023】また、前記各々の第1及び第2の原糸2,
3には、それぞれ所定の撚り加工が施され、これらの撚
糸をそれぞれ所要本数に巻き束ねることにより複合集束
されているとともに、この複合原糸には、所定の撚り加
工が施されている。
【0024】すなわち、上記した構成の弦1は、例えば
弓本体が66インチの長さのものに使用するものにおい
て、弦全体の重量が5.8〜6.8g、50kgの荷重
に対する伸度が0.4〜0.8%、この伸度から歪が
0.2%増大する範囲におけるバネ定数が1,500〜
3,000Nとなっている。
【0025】また、前記弦1の太さは、前記各々の第1
及び第2の原糸2,3をそれぞれ所要本数に複合集束し
た複合原糸に所定の撚り加工を施してなる複合・合撚糸
の総デニール数が800〜4,000デニール、好まし
くは1,000〜2,000デニールに形成されてい
る。
【0026】さらに、前記弦1を形成する第1の原糸2
と第2の原糸3との総デニール数における構成比率は、
第2の原糸3が15〜60%、好ましくは25〜45%
の範囲に設定されている。
【0027】ところで、前記弦1の複合・合撚の前処理
として、第1及び第2の原糸2,3のそれぞれに、予め
所定の下撚り加工を施した後、所要本数集束することに
より行なわれるもので、その撚り数は、第1の原糸2と
第2の原糸3とを等しくするか、第1の原糸2よりも第
2の原糸3の方を多くし、弦の長さ1m当り、500デ
ニールで500回、2,000デニールで250回以内
とするとともに、撚り方向はZ撚りにすることが好まし
い。
【0028】このような撚り数の限定理由は、撚り数を
多くするほど弦1の伸度が増し、矢発射時の衝撃を緩和
させるとともに、弦1の耐久性を高める効果を発揮する
ものであるが、撚り数に略比例して弦1のバネ定数が低
下し、単位長さ当りの見掛けの質量が増大して、矢の初
速が低下することによる。
【0029】そして、このように下撚り加工が施された
第1及び第2の原糸2,3を所要本数(2〜6本)引き
揃えて集束し、この複合原糸に上撚り加工を施してなる
もので、この場合の上撚り加工における撚り数は、複合
原糸の総デニール数で、弦の長さ1m当り、1,000
デニールで300回、4,000デニールで150回以
内とし、撚り方向はS撚りにすることが好ましい。
【0030】なお、弦1の複合・合撚の前処理として、
第1及び第2の原糸2,3のそれぞれに、予め所定の下
撚り加工を施したが、ポリエチレン繊維素材の単繊維糸
からなる第1の原糸2には、下撚り加工を施さず、アラ
ミド繊維素材の単繊維糸からなる第2の原糸3にのみ下
撚り加工を施して、それぞれ所要本数集束し、この複合
原糸に上撚り加工を施してもよい。
【0031】また、弦1の複合・合撚の前処理として、
第1及び第2の原糸2,3に下撚り加工を施さずにそれ
ぞれ2〜6本の所要本数、例えば総デニール数で、40
0〜2,000デニールの太さに複合集束し、この複合
原糸に上撚り加工を施しても良く、この場合の撚り数
は、総デニール数で、弦の長さ1m当り、1,000デ
ニールで300回、4,000デニールで150回以内
とし、その撚り方向はZ撚りにすることが好ましい。
【0032】さらに、他の例として、前記第1及び第2
の原糸2,3に下撚り加工を施さずにそれぞれ2〜4本
の所要本数、総デニール数で、800〜4,000デニ
ールの太さに複合集束し、この複合原糸に上撚り加工を
施しても良く、この場合の撚り数は、総デニール数で、
弦の長さ1m当り、1,000デニールで300回、
4,000デニールで150回以内とし、その撚り方向
はS撚りにすることが好ましい。
【0033】さらにまた、上記の実施例においては、超
高分子量ポリエチレン樹脂の単繊維糸からなる第1の原
糸と複合・合撚される第2の原糸として、ポリパラベン
ゾアミド系樹脂からなる単繊維糸を用いて説明したが、
この第2の原糸にポリベンツビスオキサゾール樹脂(P
BO樹脂)からなる単繊維糸を用いても良く、その構成
比率は、アラミド繊維素材と同様に15〜60%、好ま
しくは、25〜45%に設定される。
【0034】このPBO繊維は、比重(g/cc)が
1.53〜1.56で、アラミド繊維素材と比較して、
2倍の高強度と2.5倍の高弾性率を有し、アラミド繊
維素材に代わる第2の原糸として好適である。
【0035】また、このような複合・合撚の弦には、従
前のものと同様に適量のワックスが塗布されて保護され
るようになっているもので、このワックスの塗布量を加
減することにより、弦の重量を調整することもできる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、超高分子量ポリエチレン樹脂からなる単繊維糸を
多数本集束して所定の太さに形成した第1の原糸と、ポ
リパラベンゾアミド系樹脂もしくはPBO樹脂からなる
単繊維糸を多数本集束して所定の太さに形成した第2の
原糸とをそれぞれ所要本数に複合集束してなることか
ら、従前のようなポリエチレン繊維素材とアラミド繊維
素材もしくはPBO繊維との弱点を互いに補え合えるた
めに、同一の弓と矢の使用条件の下で、矢発射時の矢の
初速と弦の復元の運動エネルギを最大にすることができ
るとともに、耐久性及びストリングハイトの安定性を高
めることができ、これによって、矢の低弾道化とリリー
ス後の弦の戻りの安定化及び命中精度の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る洋弓用弦の一実施例を示す説
明図。
【図2】 同じく要部拡大断面図。
【図3】 従来の洋弓用弦の繊維素材別の比弾性率と矢
の初速性能との関係を示す説明図。
【図4】 同じく従来の洋弓用弦の繊維素材別のドロー
レングスと矢の初速性能との関係を示す説明図。
【符号の説明】
1・・・洋弓用弦、2・・・第1の原糸、3・・・第2
の原糸。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超高分子量ポリエチレン樹脂からなる単
    繊維糸を多数本集束して所定の太さに形成した第1の原
    糸と、ポリパラベンゾアミド系樹脂からなる単繊維糸を
    多数本集束して所定の太さに形成した第2の原糸とをそ
    れぞれ所要本数に複合集束したことを特徴とする洋弓用
    弦。
  2. 【請求項2】 超高分子量ポリエチレン樹脂からなる単
    繊維糸を多数本集束して所定の太さに形成した第1の原
    糸と、ポリパラベンゾアミド系樹脂からなる単繊維糸を
    多数本集束して所定の太さに形成した第2の原糸とをそ
    れぞれ所要本数に複合集束してなるとともに、 前記第1の原糸の単繊維糸は、フィラメントの太さが5
    〜20デニール、引張弾性率が80〜150GPa、比
    重が0.96〜0.98で、前記第2の原糸は、フィラ
    メントの太さが1〜15デニール、引張弾性率が100
    〜180GPa、比重が1.43〜1.48にしたこと
    を特徴とする洋弓用弦。
  3. 【請求項3】 超高分子量ポリエチレン樹脂からなる単
    繊維糸を多数本集束して所定の太さに形成した第1の原
    糸と、ポリパラベンゾアミド系樹脂からなる単繊維糸を
    多数本集束して所定の太さに形成した第2の原糸とを備
    え、 前記第2の原糸の構成比率を15〜60%の範囲に設定
    したことを特徴とする洋弓用弦。
  4. 【請求項4】 超高分子量ポリエチレン樹脂からなる単
    繊維糸を多数本集束して所定の太さに形成した第1の原
    糸と、ポリパラベンゾアミド系樹脂からなる単繊維糸を
    多数本集束して所定の太さに形成した第2の原糸とを備
    え、 これら第1及び第2の原糸を所要本数に複合集束すると
    ともに、この複合原糸に所定の撚り加工を施したことを
    特徴とする洋弓用弦。
  5. 【請求項5】 超高分子量ポリエチレン樹脂からなる単
    繊維糸を多数本集束して所定の太さに形成した第1の原
    糸と、ポリパラベンゾアミド系樹脂からなる単繊維糸を
    多数本集束して所定の太さに形成した第2の原糸とを備
    え、 これら第1及び第2の原糸にそれぞれ所定の撚り加工を
    施して所要本数に複合集束するとともに、 この複合原糸に所定の撚り加工を施したことを特徴とす
    る洋弓用弦。
  6. 【請求項6】 超高分子量ポリエチレン樹脂からなる単
    繊維糸を多数本集束して所定の太さに形成した第1の原
    糸と、ポリパラベンゾアミド系樹脂からなる単繊維糸を
    多数本集束して所定の太さに形成した第2の原糸とを備
    え、 この第2の原糸に所定の撚り加工を施して前記第1の原
    糸とそれぞれ所要本数に複合集束するとともに、 この複合原糸に所定の撚り加工を施したことを特徴とす
    る洋弓用弦。
  7. 【請求項7】 超高分子量ポリエチレン樹脂からなる単
    繊維糸を多数本集束して所定の太さに形成した第1の原
    糸と、ポリベンツビスオキサゾール樹脂からなる単繊維
    糸を多数本集束して所定の太さに形成した第2の原糸と
    をそれぞれ所要本数に複合集束したことを特徴とする洋
    弓用弦。
JP6196319A 1994-07-29 1994-07-29 洋弓用弦 Pending JPH0842995A (ja)

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JP6196319A JPH0842995A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 洋弓用弦
US08/506,179 US5598831A (en) 1994-07-29 1995-07-25 Hybrid bow string formed from strands of polyethylene resin and polyparabenzamide/polybenzobisoxazole resin
US08/735,732 US5715804A (en) 1994-07-29 1996-10-23 Hybrid bow string formed from strands of polyethylene resin and polyparabenzamide/polybenzobisoxazole resin

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6196319A JPH0842995A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 洋弓用弦

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ID=16355843

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JP6196319A Pending JPH0842995A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 洋弓用弦

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US (1) US5598831A (ja)
JP (1) JPH0842995A (ja)

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