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JPH0840073A - サッシュレス車用ドアガラスのシール構造 - Google Patents

サッシュレス車用ドアガラスのシール構造

Info

Publication number
JPH0840073A
JPH0840073A JP6197794A JP19779494A JPH0840073A JP H0840073 A JPH0840073 A JP H0840073A JP 6197794 A JP6197794 A JP 6197794A JP 19779494 A JP19779494 A JP 19779494A JP H0840073 A JPH0840073 A JP H0840073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
edge
door glass
mirror base
door mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6197794A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Fujita
保行 藤田
Soji Inoue
聡司 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP6197794A priority Critical patent/JPH0840073A/ja
Publication of JPH0840073A publication Critical patent/JPH0840073A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエザーストリップ基本断面部と型形成部間
の形状変化を緩やかに設定出来、車両前後方向の建付バ
ラツキが多少発生してもシール性が損なわれることがな
いサッシュレス車用ドアガラスシール構造を提供する。 【構成】 サッシュレス車のフロントピラー部11の下
面に沿いリテーナー15を介して取付け、且つ前記フロ
ントピラー部11の車外側下縁に沿って垂設し、モール
部16によって外側から覆い支えるウエザーストリップ
30の中空シール部32と、前記フロントピラー部11
の前端とドアウエストラインと交差するコーナー部にお
いてドア側に取付けたドアミラーベース40の後鉛直部
分に設けた溝に案内されて上昇させ、上端及び外面を弾
接させるところのドロッピング機能を備えたドアガラス
であって、ドアミラーベース40の溝に案内される前鉛
直端縁21と中空シール部32の上端並びに内面と弾接
させる上前傾斜端縁22との間に半径Rの上前に凸の大
きな曲線状端縁24介在させてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッシュレス車のボデ
ィ開口縁部とドアガラスとの間をシールするウエザース
トリップと弾接せるドアガラス及び、ウエザーストリッ
プの形状の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1・図2・図3を参考にして説明す
る。従来、サッシュレス車のボディ開口縁部10、特に
フロントピラー部11とドアガラス20との間をシール
するウエザーストリップ30として、次の構成のものが
使用されている。
【0003】すなわち、31はリテーナー15に嵌着す
る基底部、32はドアガラス20の先端及び外面と弾接
させる中空シール部であって、基底部31の車外側に一
体に結合すると共に、その外面をフロントピラー部11
に垂設したモール16内面に沿わせてある。33は基底
部31の車内側に一体に結合したインナーシール構造で
あって、基底部31、下方に突設した基部34、その基
部34下端且つ車外側に突設してドアガラス20の内面
と弾接させるシールリップ35、及び基部34下端且つ
車内側に突設してフランジ12を覆う内装リップ36よ
りなる。なお、モール16はリテーナー15と一体であ
って、リテーナー15を車外側に延長し、折曲げること
により形成したものである。また、40はフロントピラ
ー11の前端とドアウエストラインの交差するコーナー
部、ドア側に取付けるドアミラーベースである。
【0004】本発明において、改良しようとするドアガ
ラス20について説明すると、ドアミラーベース40の
後鉛直部分に設けた溝に案内されて上下動する前鉛直端
縁21、及び上昇した時に、ウエザーストリップ30の
中空シール部32の内面と弾接させる上前傾斜端縁22
を持っている。
【0005】さらに、このドアガラス20には、ドアガ
ラス20が上昇した状態でドアを開閉する際にドアガラ
ス20がモール16及び中空シール部32に突当った
り、引掛ったりしないよう、ドロッピング機能を備えて
あって、次のように作動するようにしてある。
【0006】すなわち、ドアを開けた状態でドアガラス
20を上昇させても、ドアガラスは最上位から5〜20
mm下がった位置までしか上昇せず、ドアが閉じられる
と、数秒後にドアガラス20が上昇し、中空シール部3
2とシールリップ35との間に進入し、両者と弾接し、
全閉になるようにしてある。
【0007】このときドアガラスは中空シール部32に
よって車内側へ若干変位する。また、ドアガラス20を
最も上昇させた状態で、ドアを開こうとして、ドアレバ
ーを引くとドアガラス20が5〜20mm下がり、その
後、ドアが開かれるようにしてある。
【0008】しかしながら、上記従来のサッシュレス車
のドアガラス20はドアガラス20が上昇した状態でド
アを閉じると、前鉛直端縁21と上前傾斜端縁22との
間の上前に凸の曲線状縁23が半径R1と小さく、ウエ
ザーストリップ先端シール部A点が、ドアガラス上前傾
斜端縁22弾接部からドアミラーベース上端弾接部にか
けての形状が急変している。そのため車両前後方向の建
付バラツキに対して追従し難くて、段差が発生し易く、
シール性が損なわれるという問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のサッシュレス車のドアガラス20は、
ドアガラスが上昇した状態でドアを閉じると、前鉛直端
縁21と前傾斜端縁22との間の上前に凸の曲線状端縁
23が小さく、ウエザーストリップ先端シール部A点が
ドアガラス上前傾斜端縁弾接部21からドアミラーベー
ス上端弾接部にかけての形状が急変しているため、車両
前後方向の建付バラツキに対して追従し難くて、段差が
発生し易く、シール性が損なわれることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】図4を参考にして説明す
る。本発明は、サッシュレス車のフロントピラー部11
の下面に沿いリテーナー15を介して取付け、且つ前記
フロントピラー部11の車外側下縁に沿って垂設し、モ
ール部16によって外側から覆い支えるウエザーストリ
ップ30の中空シール部32と、前記フロントピラー部
11の前端とドアウエストラインと交差するコーナー部
においてドア側に取付けたドアミラーベース40の後鉛
直部分に設けた溝に案内されて上昇させ、上端及び外面
を弾接させるところのドロッピング機能を備えたサッシ
ュレス車用ドアガラスであって、ドアミラーベース40
の溝に案内される前鉛直端縁21と中空シール部32の
上端並びに内面と弾接させる上前傾斜端縁22との間に
上前に凸の曲線状端縁24を介在させると共にドアミラ
ーベース40上端付近における中空シール部32を該凸
の曲線状端縁23に略平行に滑らかに変化させてシール
してある。
【0011】
【実施例】実施例について説明すると、10はサッシュ
レス車のボディ開口縁部、11はそのフロントピラー
部、20はドアガラス、30はフロントピラー部11と
ドアガラス20との間をシールするウエザーストリップ
であって、次のように構成される。
【0012】すなわち、31はリテーナー15に嵌着す
る基底部、32はドアガラス20の先端及び外面と弾接
させる中空シール部であって、基底部31の車外側に一
体に結合すると共に、フロントピラー部11に垂設した
モール16内面によって、外側から覆い、支えてある。
なお、モール16はリテーナー15と一体であって、リ
テーナー15を車外側に延長し、折曲げることにより形
成してある。
【0013】33は基底部31の車内側に一体に結合し
たインナーシール構造であって、基底部31、下方に突
設した基部34、その基部34下端且つ車外側に突設し
てドアガラス20の内面と弾接させるシールリップ3
5、及び基部34下端且つ車内側に突設してフランジ1
2を覆う内装リップ36よりなる。
【0014】40はフロントピラー11の前端とドアウ
エストラインの交差するコーナー部においてドア側に取
付けるドアミラーベースであって、その後鉛直部分に
は、上下動するドアガラス20の前鉛直端縁21を案内
する溝を設けてある。また、ドアガラス20は、ドアミ
ラーベース40の溝に案内される前鉛直端縁21と中空
シール部32の上端並びに内面と弾接させる上前傾斜端
縁22との間に大きな半径R2(R2>R1)の上前に凸
の曲線状端縁23を範囲Lに沿って形成してあり、且つ
ドアガラス20が上昇した状態で、ドアを開閉する際、
ドアガラス20がモール16及び中空シール部32に突
当ったり、引掛ったりしないよう、次のように作動する
ドロッピング機能を備えてある。
【0015】すなわち、ドアを開けた状態でドアガラス
20を上昇させても、ドアガラスは最上位から5〜20
mm下がった位置までしか上昇せず、ドアが閉じられる
と、数秒後にドアガラス20が上昇し、中空シール部3
2と外側リップ35との間に進入し、両者と弾接し、全
閉になるようにしてある。また、ドアガラス20を最も
上昇させた状態で、ドアを開こうとして、ドアレバーを
引くとドアガラス20が5〜20mm下がり、その後、
ドアが開かれるようにしてある。さらに、ドア開閉時、
ドアミラーベース40の上端縁がモール16の下端縁と
干渉しないよう、モール16の下縁との間に3mm以上
の隙間Sを設定してある。
【0016】作用について説明すると、ドアガラス20
のドアミラーベース40の溝に案内される前鉛直端縁2
1と中空シール部32の上端並びに内面と弾接させる上
前傾斜端縁22との間に上前に凸の大きな曲線状端縁2
4を形成してあるため、ドアウエザーストリップ30の
先端シール部A点がドアガラス上前傾斜端縁22弾接部
からドアミラーベース40上端弾接部にかけての形状変
化で緩やかに設定出来るため、車両前後方向の建付バラ
ツキが多少発生しても追従し易く、段差が発生し難い
為、シール性が損なわれることがない。又、大きな曲線
状端縁24とは、ドアミラーベース40と中空シール部
32とが当接する部位とドアガラスの前鉛直端縁21の
上方延長線との交点の下方よりドアガラスの端縁24が
曲線状に曲げられている。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
ドアガラス20の前鉛直端縁21と上前傾斜端縁22と
の間に形成した大きな前端曲線状端縁24を設定してい
るため、ウエザーストリップ基本断面部と形成形部間の
形状変化が緩やかに設定出来、車両前後方向の建付バラ
ツキが多少発生してもシール性が損なわれることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例を示す斜視図である。
【図2】図1のY−Y断面図である。
【図3】図1のZ−Z断面図である。
【図4】本発明の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ボディ開口縁部 11 フロントピラー部 12 フランジ 15 リテーナー 16 モール 20 ドアガラス 21 前鉛直端縁 22 上前傾斜端縁 23 曲線状端縁 24 曲線状端縁 30 ウエザーストリップ 31 基底部 32 中空シール部 33 インナーシール構造 34 基部 35 シールリップ 36 内装リップ 40 ドアミラーベース A ウエザーストリップ先端シール部 L 円弧の範囲 R1 半径 R2 半径 S 隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッシュレス車のフロントピラー部(1
    1)の下面に沿いリテーナー(15)を介して取付け、
    且つ前記フロントピラー部(11)の車外側下縁に沿っ
    て垂設し、モール部(16)によって外側から覆い支え
    るウエザーストリップ(30)の中空シール部(32)
    と、前記フロントピラー部(11)の前端とドアウエス
    トラインと交差するコーナー部においてドア側に取付け
    たドアミラーベース(40)の後鉛直部分に設けた溝に
    案内されて上昇させ、上端及び外面を弾接させるところ
    のドロッピング機能を備えたサッシュレス車用ドアガラ
    スのシール構造において、ドアミラーベース(40)の
    溝に案内される前鉛直端縁(21)と中空シール部(3
    2)の上端並びに内面と弾接させる上前傾斜端縁(2
    2)との間に上前に凸の曲線状端縁(24)を介在させ
    ると共にドアミラーベース(40)上端付近における中
    空シール部(32)を該凸の曲線状端縁(23)に略平
    行になめらかに変化させてシールしてなるサッシュレス
    車用ドアガラスのシール構造。
JP6197794A 1994-07-29 1994-07-29 サッシュレス車用ドアガラスのシール構造 Pending JPH0840073A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6197794A JPH0840073A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 サッシュレス車用ドアガラスのシール構造

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JP6197794A JPH0840073A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 サッシュレス車用ドアガラスのシール構造

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JPH0840073A true JPH0840073A (ja) 1996-02-13

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JP6197794A Pending JPH0840073A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 サッシュレス車用ドアガラスのシール構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005012631A1 (de) * 2004-03-19 2005-10-13 Toyoda Gosei Co., Ltd., Nishikasugai Dichtungsaufbau zum Abdichten einer Fahrzeugtür
JP2009241704A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Toyoda Gosei Co Ltd フレームレスドアのシール構造

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005012631A1 (de) * 2004-03-19 2005-10-13 Toyoda Gosei Co., Ltd., Nishikasugai Dichtungsaufbau zum Abdichten einer Fahrzeugtür
US7172239B2 (en) 2004-03-19 2007-02-06 Toyoda Gosei Co., Ltd. Sealing structure for vehicle door
DE102005012631B4 (de) * 2004-03-19 2007-03-08 Toyoda Gosei Co., Ltd., Nishikasugai Dichtungsaufbau zum Abdichten einer Fahrzeugtür
JP2009241704A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Toyoda Gosei Co Ltd フレームレスドアのシール構造

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