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JPH083916Y2 - 断熱パネル - Google Patents

断熱パネル

Info

Publication number
JPH083916Y2
JPH083916Y2 JP6479892U JP6479892U JPH083916Y2 JP H083916 Y2 JPH083916 Y2 JP H083916Y2 JP 6479892 U JP6479892 U JP 6479892U JP 6479892 U JP6479892 U JP 6479892U JP H083916 Y2 JPH083916 Y2 JP H083916Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame member
frame
panel
surface plates
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6479892U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0628589U (ja
Inventor
正 菅沼
龍平 畠山
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭和アルミニウム株式会社 filed Critical 昭和アルミニウム株式会社
Priority to JP6479892U priority Critical patent/JPH083916Y2/ja
Publication of JPH0628589U publication Critical patent/JPH0628589U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH083916Y2 publication Critical patent/JPH083916Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、プレハブ冷凍・冷蔵
庫や、クリーンルームなどに使用される断熱パネルに関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の断熱パネルとしては、例えば、
図5に示すように、所定間隔をおいて対向状に配置され
た1対の表面板(21)(22)と、両表面板(21)(22)どうしの
間に介在されかつ両表面板(21)(22)の周縁が固定された
枠(23)とよりなり、枠(23)は、長さ方向にのびるパネル
嵌合用凹部(26)を外面に有する第1枠部材(24)と、第1
枠部材(24)のパネル嵌合用凸部(26)に嵌合しうる凹部(2
7)を外面に有する第2枠部材(25)とが直角に配置されて
なるコーナー部分を少なくとも1つ有しており、両表面
板(21)(22)と枠(23)とで囲まれた中空部内に発泡性断熱
材(A) が注入発泡された断熱パネルであって、枠(23)の
上記コーナー部分の内側に断熱材漏れ止め部材(28)が介
在されてなるものがあった。
【0003】また、図6に示すように、所定間隔をおい
て対向状に配置された1対の表面板(31)(32)と、両表面
板(31)(32)どうしの間に介在されかつ両表面板(31)(32)
の周縁が固定された枠(33)とよりなり、枠(33)は、長さ
方向にのびるパネル嵌合用凹部(36)を外面に有する第1
枠部材(34)と、第1枠部材(34)のパネル嵌合用凹部(36)
に嵌合しうる凸部(37)を外面に有する第2枠部材(35)と
が直角に配置されてなるコーナー部分を少なくとも1つ
有し、両表面板(31)(32)と枠(33)とで囲まれた中空部内
に発泡性断熱材が注入発泡された断熱パネルであって、
枠(33)の上記コーナー部分において、第1枠部材(34)と
第2枠部材(35)とがコーナー・ピース(38)を介して相互
に連結されているものも知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の断熱パネルには、次のような問題点があった。
すなわち、図5に示す断熱パネルにおいては、第1およ
び第2枠部材(24)(25)は、薄い板を折り曲げて形成した
ような複雑な横断面形状の有するものである為、直角に
配置された両枠部材(24)(25)のコーナー部分には、至る
ところに隙間が生じることになり、同コーナー部分の内
側に断熱材漏れ止め部材(28)を介在させるだけでは、完
全に隙間を塞ぐことができず、したがって、両表面板(2
1)(22)と枠(23)とで囲まれた中空部内に注入発泡された
発泡性断熱材(A) が、その隙間から漏れてしまうという
問題があった。
【0005】また、図6に示す断熱パネルにあっては、
コーナー・ピース(38)を使用することによって、両枠部
材(34)(35)のコーナー部分からの断熱材の漏れを防ぐこ
とはできるが、コーナー・ピース(38)を成形する為の金
型のコストが嵩む上、部品点数の増加に伴う管理上の手
間もかかることになる。また、コーナー・ピース(38)成
形用金型のコストが嵩む為、枠部材形状の僅かな修正や
変更もなかなかできないという欠点があった。
【0006】この考案の目的は、上記問題点を一挙に解
決した断熱パネルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案による断熱パネ
ルは、上記の目的を達成するために、所定間隔をおいて
対向状に配置された1対の表面板と、両表面板どうしの
間に介在されかつ両表面板の周縁が固定された枠とより
なり、枠は、長さ方向にのびるパネル嵌合用凹部または
凹凸部を外面に有する第1枠部材と、第1枠部材のパネ
ル嵌合用凹部または凹凸部に嵌合しうる凸部または凹凸
部を外面に有する第2枠部材とが直角に配置されてなる
コーナー部分を少なくとも1つ備えており、両表面板と
枠とで囲まれた中空部内に発泡性断熱材が注入発泡され
た断熱パネルにおいて、第1枠部材が、平坦な内面を有
し、第2枠部材が、第1枠部材の一端よりも内方に位置
する部分がその幅全長に渡って設けられるような横断面
形状を有しており、直角に配置された第1および第2枠
部材のコーナー部分における第1枠部材の内面と第2枠
部材の端面の第1枠部材の一端よりも内方に位置する部
分とが、密接せしめられているものである。
【0008】上記において、第1および第2枠部材は、
一般的には合成樹脂により形成されるが、ある程度の厚
みを有するものとする必要上、好ましくは、発泡塩化ビ
ニル樹脂や発泡ポリスチレン樹脂により形成される。
【0009】
【作用】第1枠部材が、平坦な内面を有し、第2枠部材
が、第1枠部材の一端よりも内方に位置する部分がその
幅全長に渡って設けられるような横断面形状を有してお
り、直角に配置された第1および第2枠部材のコーナー
部分における第1枠部材の内面と第2枠部材の端面の第
1枠部材の一端よりも内方に位置する部分とが、密接せ
しめられているので、上記コーナー部分には全く隙間が
生じない。
【0010】
【実施例】つぎに、この考案の実施例を図面を参照しな
がら説明する。
【0011】この考案による断熱パネルは、図1および
図2に示すように、所定間隔をおいて対向状に配置され
た一対の金属製表面板(1)(2)と、両表面板(1)(2)どうし
の間に介在されかつ両表面板(1)(2)の周縁が固定された
枠(3) とよりなり、両表面板(1)(2)と枠(3) とで囲まれ
た中空部内に発泡性ポリウレタン樹脂製断熱材(A) が注
入発泡されているものである。
【0012】枠(3) は、縦横各1対の枠部材よりなり、
左縦枠部材が、長さ方向にのびるパネル嵌合用凹凸部
(6)(7)を外面に有する第1枠部材(4) により構成され、
上下両横枠部材および右縦枠部材が、第1枠部材(4) の
パネル嵌合用凹凸部(6)(7)に嵌合しうる凹凸部(9)(10)
を外面に有する第2枠部材(5) により構成されている。
したがって、第1枠部材(4) と第2枠部材(5) とが直角
に配置されてなるコーナー部分は、枠(3) の左上および
左下の2カ所あることになる。各枠部材(4)(5)は、いず
れも発泡塩化ビニル樹脂製である。なお、各枠部材のう
ち、下横枠部材および右縦枠部材は、図示を省略してい
る。
【0013】左縦枠部材を構成する第1枠部材(4) は、
図3に示すように、横断面が外方に開口した略逆E形の
ものであって、その外面において、幅の中央に長さ方向
にのびる横断面等脚台形のパネル嵌合用凸部(7) を有す
るとともに、この凸部(7) の両側部分に、長さ方向にの
びかつ横断面が外方に開口した略コ形のパネル嵌合用凹
部(6)(6)をそれぞれ有する。第1枠部材(4) の内面(4a)
は、平坦となされている。第1枠部材(4) の両側縁部に
は、外方突出状の表面板係止部(8)(8)が形成されてお
り、これら表面板係止部(8)(8)が、両表面板(1)(2)の左
側縁部に形成された内方折返し部(1a)(2a)にそれぞれ係
止されて、両表面板(1)(2)の左側縁部に第1枠部材(4)
が固定されている。第1枠部材(4) の上端は、両表面板
(1)(2)の上縁とほぼ同一レベルに位置している。
【0014】上横枠部材を構成する第2枠部材(5) は、
図4に示すように、横断面略M形のものであって、その
幅の中央に、長さ方向にのびかつ内方に向かって窪んだ
凹陥部(11)が形成され、両側縁部に、基端側が内方に向
かって折曲げられ先端側が各表面板(1)(2)の内面に向か
って折曲げられた横断面L形の折曲部(12)(12)が形成さ
れている。そして、第2部枠材(5) は、その外面におい
て、幅の中央に第1枠部材(4) のパネル嵌合用凸部(7)
に嵌合しうるパネル嵌合用凹部(9) を有するとともに、
この凹部(9) の両側に、第1枠部材(4) のパネル嵌合用
凹部(6)(6)に嵌合しうるパネル嵌合用凸部(10)(10)を有
している。第2部枠材(5) の両側縁部には、外方突出状
の表面板係止部(13)(13)が形成されており、これら表面
板係止部(13)(13)が、両表面板(1)(2)の上縁部に形成さ
れた内方折返し部(1a)(2a)にそれぞれ係止されて、両表
面板(1)(2)の上縁部に第2枠部材(5) が固定されてい
る。この第2枠部材(5) は、図4に破線で示す第1枠部
材(4) の上端よりも内方に位置する部分がその幅全長に
渡って設けられるような肉厚を有している。
【0015】そして、上記構成よりなる第1枠部材(左
縦枠部材)(4) と第2枠部材(上横枠部材)(5) とが直
角に配置されて、これら両枠部材(4)(5)のコーナー部分
における第1枠部材(4) の内面(4a)と第2枠部材(5) の
左側端面(5a)の第1枠部材(4) の上端よりも内方に位置
する部分とが、両者の間に全く隙間を生じないように密
接せしめられている。
【0016】なお、第1および第2枠部材の横断面形状
は、上記実施例のものに限られず、適宜変更可能であ
る。
【0017】
【考案の効果】この考案の断熱パネルによれば、上述の
ようにして、直角に配置された互いに横断面形状の異な
る第1および第2枠部材のコーナー部分における第1枠
部材の内面と第2枠部材の端面の第1枠部材の一端より
も内方に位置する部分とが、両者の間に全く隙間を生じ
ないように密接せしめられており、両表面板と枠とで囲
まれた中空部内に注入発泡された発泡性断熱材が、上記
コーナー部分から漏れるのを確実に防止できるので、従
来のようにコーナー・ピースや断熱材漏れ止め部材を使
用する必要がなく、製造コストを低くおさえることがで
きるとともに、部品点数が減って管理が楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例における断熱パネルの要部を
示す一部切欠き斜視図である。
【図2】この考案の実施例における断熱パネルの要部を
示す一部切欠正面図である。
【図3】図1のIII −III 線に沿う断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】従来の断熱パネルを示す一部切欠斜視図であ
る。
【図6】従来のもう一つの断熱パネルを示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
(1)(2)……表面板 (3) ……枠 (4) ……第1枠部材 (4a) ……(第1枠部材の)内面 (5) ……第2枠部材 (5a) ……(凸状枠材の)端面 (6) ……(第1枠部材の)パネル嵌合用凹部 (7) ……(第1枠部材の)パネル嵌合用凸部 (9) ……(第2枠部材の)パネル嵌合用凹部 (10) ……(第2枠部材の)パネル嵌合用凸部 (A) ……発泡性断熱材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔をおいて対向状に配置された1対
    の表面板(1)(2)と、両表面板(1)(2)どうしの間に介在さ
    れかつ両表面板(1)(2)の周縁が固定された枠(3) とより
    なり、枠(3) は、長さ方向にのびるパネル嵌合用凹部ま
    たは凹凸部(6)(7)を外面に有する第1枠部材(4) と、第
    1枠部材(4) のパネル嵌合用凹部または凹凸部(6)(7)に
    嵌合しうる凸部または凹凸部(9)(10) を外面に有する第
    2枠部材(5) とが直角に配置されてなるコーナー部分を
    少なくとも1つ備えており、両表面板(1)(2)と枠(3) と
    で囲まれた中空部内に発泡性断熱材(A) が注入発泡され
    た断熱パネルにおいて、第1枠部材(4) が、平坦な内面
    (4a)を有し、第2枠部材(5) が、第1枠部材(4) の一端
    よりも内方に位置する部分がその幅全長に渡って設けら
    れるような横断面形状を有しており、直角に配置された
    第1および第2枠部材(4)(5)のコーナー部分における第
    1枠部材(4) の内面(4a)と第2枠部材(5) の端面(5a)の
    第1枠部材(4) の一端よりも内方に位置する部分とが、
    密接せしめられている、断熱パネル。
JP6479892U 1992-09-17 1992-09-17 断熱パネル Expired - Lifetime JPH083916Y2 (ja)

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JPH0628589U JPH0628589U (ja) 1994-04-15
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