JPH0838036A - 食品解凍装置 - Google Patents
食品解凍装置Info
- Publication number
- JPH0838036A JPH0838036A JP6197843A JP19784394A JPH0838036A JP H0838036 A JPH0838036 A JP H0838036A JP 6197843 A JP6197843 A JP 6197843A JP 19784394 A JP19784394 A JP 19784394A JP H0838036 A JPH0838036 A JP H0838036A
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- Japan
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- thawing
- air
- food
- carrier
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- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
Abstract
凍装置を得る。 【構成】 各解凍台車1の内部には、小孔を一面にあけ
たスクリーン5を2枚縦通させ、スクリーンと台車外壁
との間が風路6になっており、スクリーンとスクリーン
の間が食品収納空間7になっている。解凍台車2の最後
尾の反転台車は、風路6から来る風を反転させて食品収
納空間7に向けるための反転板を有している。機械室の
両側の上下にある3台のファン12で送り出された空気
が解凍台車2の風路6に円滑に流れ込むように、機械室
内に仕切板13を設ける。機械室の前面には、食品収納
空間7に面するように、多孔性のスクリーン15を張
る。蒸気管17を機械室内に導き、各ファン12の直前
に蒸気吹出しノズル19を設ける。
Description
を解凍するための装置に関する。
気型解凍装置は、解凍品の品質もよく、水浸型につきも
のの廃水処理が不用であり、解凍装置の主流になってい
る。ところで、従来の流動空気型解凍装置は、解凍すべ
き食品を台車に乗せ、これを解凍庫の中に何台も入れて
解凍を行っていた。このような装置では、解凍庫の建設
費が高く付き、また、広い場所を占有する欠点がある。
安く、しかも、場所を取らない流動空気型解凍装置を提
供する。
は、キャスタを備えた複数の解凍台車を機械室の後にに
一列に連結するようになっている。各解凍台車の内部に
は左右一対の多孔性のスクリーンが縦通しており、この
スクリーンと外壁の間に風路が形成され、スクリーンと
スクリーンの間に、解凍すべき食品を収める食品収納空
間がそれぞれ形成されている。機械室は、解凍台車の食
品収納空間を通ってくる戻り空気を吸い込んで解凍台車
の風路に送り出す循環ファンを備えている。
気の向き反転させて食品収納空間に送り込む反転板で覆
うようにする。機械室内に蒸気吹出しノズルを設け、解
凍台に送り出す空気に蒸気を吹き込むようにすることが
好ましい。さらに、ノズルから吹き出す蒸気量を調節し
て、解凍台車内の温度を調節するようにするのもよい。
納し、解凍台車を機械室に一列に連結する。機械室のフ
ァンで送り出された空気は、隣の解凍台車の風路に入
り、そこから一部がスクリーンの孔を通って内側の食品
収納空間に入り、残りはさらに下流側の台車の風路に流
れ込む。こうして、空気が風路を通りながら、一連の解
凍台車の食品収納空間に次々と流入する。各食品収納空
間に流れ込んだ空気は、隣の台車の食品収納空間を通っ
て最終的に機械室に戻り、再びファンで風路に送り出さ
れる。こうして解凍台車内を空気が循環し、冷凍を解い
ていく。
と、機械室1に連結する解凍台車2は、前後が開放した
箱であり、例えば、1.9M幅、1.5M高さ、1.0M長さほどの
大きさを有する。解凍台車2の下部にキャスタ3を設
け、人が押して移動できるようにする。各解凍台車1の
内部には、小孔を一面にあけたスクリーン5を2枚縦通
させ、スクリーンと台車外壁との間が風路6になってお
り、スクリーンとスクリーンの間が食品収納空間7にな
っている。この食品収納空間7には、解凍すべき食品を
並べる棚9が数段設けてある。
れないよう、前後端にパッキン10を設ける。解凍台車
2の最後尾には反転台車11を連結する。この反転台車
は、風路6から来る風を反転させて食品収納空間7に向
けるための反転板11aを有している。
には、上下に3台のファン12を配置する。これらのフ
ァン12で送り出された空気が解凍台車2の風路6に円
滑に流れ込むように、機械室内に仕切板13を設ける。
機械室の前面には、解凍台車の食品収納空間7に面する
ように、多孔性のスクリーン15を張る。
であり、これから蒸気管17を機械室内に導き、各ファ
ン12の直前に蒸気吹出しノズル19を設ける。符号2
0は流量調整弁である。
却管21aは機械室内に、圧縮機等本体部21bは屋根
の上に配置する。
レーを解凍台車2の棚9に収納し、これを押して行って
機械室1に一列に連結する。最後尾には反転台車11を
連結する。台車同士の連結は接続金具22によって行
う。
ズル19から蒸気を吹き出す。蒸気を吹き込まれ高湿度
になった空気はファン12で送り出され、図3に示すよ
うに、隣の解凍台車の風路6に入り、そこから一部がス
クリーン5の孔を通ってその横の食品収納空間7に入
り、残りはさらに下流側の台車の風路6に流れ込む。こ
うして、高湿空気が風路を通りながら、一連の解凍台車
の食品収納空間に次々と流入する。そして、最後まで風
路を流れて行った高湿空気は、反転台車11で向きを変
えられて食品収納空間7に流れ込む。
は、各台車の食品収納空間7を通って最終的に機械室1
に戻り、再びファン12で風路6に送り出される。こう
して解凍台車内を高湿空気が循環する。
て18〜28℃ほどに保つ。温度制御は、ノズル19か
ら吹出す蒸気の流量を調節して行う。実際には、庫内が
設定温度になるよう、流量制御弁20を自動制御する。
られ、温度が上昇して行く。魚の表面が解けると、熱伝
導率が悪くなって、中心部の昇温速度が遅くなるので、
表面は解かさないようにすることが重要である。この装
置では、蒸気を吹き込み庫内を高湿度に保つので、魚の
表面に霜が着き、表面だけが解けるのが抑制され、比較
的短時間の内に解凍が行われる。
ったら、蒸気の吹き込みを停止し、解凍が終わるまで空
気を循環するだけにする。解凍終了後、搬出までの間
は、空気冷却機21を作動し、ファン12で冷気を循環
させて、魚を冷蔵保存することができる。このとき、魚
が乾燥するのを防止するため、機械室1の下部のドレン
パン23に水を貯めて加湿するようにするとよい。
てドレンが生ずるが、これは、解凍台車2の底にあけた
ドレン孔から排出される。
ンで仕切って風路を形成したキャスタ付きの解凍台車を
何台も機械室に連結するようにしたので、機械室内のフ
ァンで送られる空気が各解凍台車の中を効率よく循環す
ることができる。したがって、従来装置につきものであ
った解凍庫が不用であり、狭い場所にも設置でき、設備
費も低廉である。また、解凍台車を片付けて、工場内ス
ペースを有効に使うこともできる。
流れてきた空気の向き反転させて食品収納空間に送り込
む反転板で覆われているものであり、一連の解凍台車の
中の空気の円滑な循環を可能にする。請求項3は機械室
内に蒸気吹出しノズルを設け、解凍台に送り出す空気に
蒸気を吹き込むようにしたものであり、庫内が高湿度に
保たれるので、冷凍品の表面が着霜で覆われ、表面が解
けて熱伝導率の低下することを回避できる。このため解
凍時間が短縮され、解凍の仕上りもよくなる。
気量を調節して解凍台車内の温度を調節するようにした
ものであり、電熱ヒータなど他の熱源が不用であり、構
成がシンプルにできる。請求項5は空気冷却機を備えた
ものであり、解凍後の製品をそのまま冷蔵保存すること
ができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 機械室(1)と、その後に一列に連結さ
れる、キャスタ(3)を備えた複数の解凍台車(2)か
らなり、各解凍台車の内部には左右一対の多孔性のスク
リーン(5)が縦通しており、このスクリーンと外壁の
間に風路(6)が、スクリーンとスクリーンの間に食品
収納空間(7)がそれぞれ形成され、該機械室は、解凍
台車の食品収納空間を通ってくる戻り空気を吸い込んで
解凍台車の風路に送り出す循環ファン(12)を備えて
いる食品解凍装置。 - 【請求項2】 解凍台車の最後尾が、風路を流れてきた
空気の向き反転させて食品収納空間に送り込む反転板
(11a)で覆われている請求項1に記載の食品解凍装
置。 - 【請求項3】 該機械室内に蒸気吹出しノズル(19)
を設け、解凍台に送り出す空気に蒸気を吹き込むように
した請求項1または2に記載の食品解凍装置。 - 【請求項4】 該ノズルから吹き出す蒸気量を調節し
て、解凍台車内の温度を調節するようにした請求項3に
記載の食品解凍装置。 - 【請求項5】 該機械室に空気冷却機(21)を備えた
請求項1、2、3または4に記載の食品解凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19784394A JP3148531B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 食品解凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19784394A JP3148531B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 食品解凍装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0838036A true JPH0838036A (ja) | 1996-02-13 |
JP3148531B2 JP3148531B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=16381269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19784394A Expired - Lifetime JP3148531B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 食品解凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3148531B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2868254A1 (fr) * | 2004-04-01 | 2005-10-07 | Grp Des Producteurs De Legumes | Dispositif de conservation d'aliments |
KR101438653B1 (ko) * | 2014-02-13 | 2014-09-18 | 주식회사 용성냉동 | 미스트 스팀 해동기 |
JP2020193733A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-12-03 | 富士電機株式会社 | 解凍装置 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP19784394A patent/JP3148531B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2868254A1 (fr) * | 2004-04-01 | 2005-10-07 | Grp Des Producteurs De Legumes | Dispositif de conservation d'aliments |
KR101438653B1 (ko) * | 2014-02-13 | 2014-09-18 | 주식회사 용성냉동 | 미스트 스팀 해동기 |
JP2020193733A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-12-03 | 富士電機株式会社 | 解凍装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3148531B2 (ja) | 2001-03-19 |
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