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JPH08330680A - 可変コヒーレント光源及びその制御方法 - Google Patents

可変コヒーレント光源及びその制御方法

Info

Publication number
JPH08330680A
JPH08330680A JP8127482A JP12748296A JPH08330680A JP H08330680 A JPH08330680 A JP H08330680A JP 8127482 A JP8127482 A JP 8127482A JP 12748296 A JP12748296 A JP 12748296A JP H08330680 A JPH08330680 A JP H08330680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bias
light source
laser
semiconductor
semiconductor region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8127482A
Other languages
English (en)
Inventor
Mei Pooru
メイ ポール
Warushiyu Kiyasarin
ワルシュ キャサリン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Publication of JPH08330680A publication Critical patent/JPH08330680A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/27Arrangements for networking
    • H04B10/275Ring-type networks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/127Lasers; Multiple laser arrays
    • HELECTRICITY
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    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
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    • H01S5/0658Self-pulsating

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザへの高周波駆動信号の供給を必要とせ
ずに、生成される光のコヒーレンス性が制御できる、電
気的に制御可能な可変コヒーレント光源を提供する。 【解決手段】 可変コヒーレント光源が、複数の領域に
セグメント化された「p」コンタクトを有する半導体G
RINSCHレーザダイオードを備えている。この複数
の領域のうちで短い領域は、制御領域として機能する。
制御領域が正バイアスされると、レーザは連続モードで
動作する。一方、制御領域が逆バイアスされると、レー
ザは自励発振モードで動作する。自励発振モードの動作
は、連続モードでの動作に比べて、光のコヒーレンス性
を低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的データ記録
再生システムや光通信ネットワークにおける使用に適し
た光源である、可変コヒーレント光源に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザダイオードは、比較的安価
で制御が容易であって比較的効率がよい、変動に強く小
型且つ効率的な光源である。しかし、アプリケーション
が異なると、光源には異なった要求が求められる。ある
アプリケーションでは、他に比べてより大きな光パワー
が求められる。同様に、あるアプリケーションでは高い
コヒーレンス性が求められる一方で、他のアプリケーシ
ョンでは低いコヒーレンス性しか求められない。
【0003】狭いスペクトル線幅によって示される高コ
ヒーレンス性は、長距離テレコミュニケーションシステ
ム、コヒーレントテレコミュニケーションシステム及び
周波数標準業務で要求される。広いスペクトル線幅によ
って示される低コヒーレンス性は、レーザによって照射
される要素からの光フィードバック効果を低減すること
に役立つ。これは、例えば光ディスクメモリデバイスに
おいて非常に有用である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】書き込み及び読み出し
が可能な光ディスクのための光源は、データの記録を比
較的容易にするために、比較的高い出力パワーを達成で
きなければならない。これを達成するために、レーザ媒
体の前面ファセットに低反射膜を設け、またレーザの背
面ファセットには高反射膜を設ける。
【0005】光ディスクはまた、動作中に光を反射し、
反射された光のうちのいくらかはレーザゲイン媒体に戻
る。このことは、ディスクとレーザ媒体のファセットと
の間にさらにレーザキャビティを効果的に形成する。こ
れによって、反射光によって引き起こされるレーザ出力
中のノイズが増加する。このことは、ディスクからのデ
ータ読みとり時のエラーを増加させる。
【0006】レーザのコヒーレント長が低減されると、
ディスク表面(或いは、実際にレーザによって照射され
るその他の要素)からのそのようなフィードバックが低
減されることは、良く知られている。
【0007】半導体レーザのコヒーレンス性を向上させ
る技法には、レーザへのフィードバックをもたらす周期
的なグレーティングの使用が含まれる。グレーティング
は、レーザ、例えば分布帰還型(DFB)レーザや分布
反射型(DBR)レーザなどに、一体化され得る。コヒ
ーレンス性を減じる技法には、高周波数変調電流による
レーザのパルセーションや自励発振構造の使用が含まれ
る。
【0008】EP-B-0 222 554には、V溝基板と内部スト
ライプとを有する(VSIS)レーザダイオードと、そ
のコヒーレンス性を可変にするように当該レーザダイオ
ードを動作する方法と、が開示されている。上記のレー
ザダイオードは、レーザキャビティに沿って直列に形成
された3つの電極を有している。レーザゲイン領域は、
レーザキャビティの各端部の電極によって制御される。
一方、中央の電極は、制御領域、すなわち可飽和吸収領
域を制御するために使用される。
【0009】そのようなデバイスの動作範囲は制限され
る。このデバイスは、レーザ内部での高吸収のために、
制御領域への注入電流が小さいと動作しない。高注入電
流では、自励発振の周期内に可飽和吸収体が十分に回復
しないために、自励発振がおこる。上記の特許は、制御
領域及びゲイン領域を常に正バイアスすること、及び、
長さLtの活性領域を有するレーザに供給される全電流
tに対する長さLgの制御領域に注入される電流Ig
比率が、 0.01 < (Ig/It) < (2Lg/3Lt) という関係を満たすこと、を述べている。上記特許は、
g/Itが0.01よりも小さいときにはレーザ動作が
得られないことを述べている。
【0010】EP-B-0 222 554に述べられているデバイス
の発明者は、可飽和吸収体領域の内部での制御電流の制
約が、使用される材料及びレーザ構造に強く依存するこ
とを考慮していない。
【0011】特に、量子井戸レーザは、典型的には、EP
-B-0 222 554に述べられているVSIS型のようなバル
ク活性領域レーザに比べて、かなり小さな光閉じ込め係
数を有している。光閉じ込め係数は、デバイスの活性領
域及びクラッド領域の内部を伝搬する全光場に対する、
デバイスの活性領域の内部を伝搬する光場の比率であ
る。比較的低い光閉じ込め係数を有するレーザと比較し
たときに、比較的高い光閉じ込め係数を有するレーザ
は、その制御領域(すなわち可飽和吸収体領域)の内部
での吸収のより小さな増加で、動作を停止する。量子井
戸レーザはバルク活性領域レーザに対して多くの利点を
有しており、特に、低いレーザ発振しきい値と高効率と
を提供する。
【0012】これより、本発明は、(1)レーザへの高
周波駆動信号の供給を必要とせずに、生成される光のコ
ヒーレンス性が制御できる、電気的に制御可能な可変コ
ヒーレント光源を提供すること、及び、(2)そのよう
な可変コヒーレント光源の動作の制御方法を提供するこ
と、を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の可変コヒーレン
ト光源は、少なくとも第1及び第2の半導体領域を含む
複数の半導体領域を有する半導体レーザと、第1の極性
の第1のバイアスで少なくとも該第1の半導体領域をバ
イアスする第1のバイアス手段と、第1のコヒーレント
長を有する光を生成するために使用される該第1のバイ
アスと、該第1のコヒーレント長より短い第2のコヒー
レント長を有する光を生成するために使用される近零バ
イアス或いは該第1の極性とは逆の第2の極性のバイア
スと、の間で可変な第2のバイアスで、第2の半導体領
域を選択的にバイアスする第2のバイアス手段と、を備
えており、そのことによって上記目的が達成される。
【0014】ある実施形態では、前記第1の極性でバイ
アスされる第3の半導体領域をさらに備える。好ましく
は、前記第2の半導体領域が、前記第1及び第3の半導
体領域の間に光学的に配置されている。
【0015】好ましくは、前記第2の半導体領域は前記
第2の極性でバイアスされると可飽和吸収体として機能
し、前記複数の半導体領域の残りはレーザゲイン媒体と
して機能する。
【0016】好ましくは、前記第2の半導体領域は前記
半導体レーザの長さの半分よりも短く構成されている。
【0017】好ましくは、前記第2のバイアス手段が実
質的に連続的に調節可能なバイアスを供給するように構
成されている。
【0018】好ましくは、光源の出力パワーを制御する
ように、前記第1のバイアス手段は前記第1の半導体領
域に可変バイアスを供給するように構成されている。
【0019】好ましくは、前記第1のバイアス手段は、
光源の出力パワーを制御するように前記第1の半導体領
域に可変バイアスを供給するように構成されており、前
記第3の半導体領域には、光源の出力パワーを制御する
ように可変バイアスが供給される。
【0020】好ましくは、前記第1のバイアス手段が、
前記第3の半導体領域にさらに前記バイアスを供給す
る。
【0021】好ましくは、前記第1のバイアス手段は前
記第2のバイアス手段の出力に応答的であって、コヒー
レント長の変動に対して出力パワーを実質的に一定に保
つように、前記第2のバイアスの変化に応じて前記第1
のバイアスを調整する。或いは、前記第2のバイアス手
段は前記第1のバイアス手段の出力に応答的であって、
出力パワーの変動に対してコヒーレント長を実質的に一
定に保つように、前記第1のバイアスの変化に応じて前
記第2のバイアスを調整する。
【0022】好ましくは、前記第1及び第2のバイアス
手段は協調的に動作して、光源を低減されたコヒーレン
ト長を有する高パワーモードで選択的に動作させる。
【0023】ある実施形態では、前記半導体レーザは連
続モードとモードロック発振モードとの間で制御可能で
ある。或いは、前記半導体レーザは連続モードと自励発
振モードとの間で制御可能である。
【0024】また、ある実施形態では、前記半導体レー
ザが量子井戸レーザである。或いは、前記半導体レーザ
がGRINSCHレーザダイオードである。
【0025】本発明の他の局面によれば、光読み出し書
き込みヘッドが提供される。該光読み出し書き込みヘッ
ドは、上記構成を有する可変コヒーレント光源と、使用
時に該光源からの光を光記録媒体の上にフォーカスさせ
るフォーカス手段と、使用時に該光記録媒体から反射さ
れた光を検出する検出器と、を備えている。
【0026】本発明のさらに他の局面によれば、ローカ
ルエリアネットワークが提供される。該ローカルエリア
ネットワークは、複数のネットワーク化されたデバイス
と、マルチモード導波路と、該ネットワーク化されたデ
バイスのそれぞれに対応していて上記構成を有する可変
コヒーレント光源を含むインターフェースと、を備えて
いる。
【0027】本発明のさらに他の局面によれば、少なく
とも第1及び第2の半導体領域を有する半導体レーザの
制御方法が提供される。該方法は、第1の極性の第1の
バイアスによって、該第1の半導体領域をバイアスする
工程と、第1のコヒーレント長を有する光を生成するた
めに使用される第1のバイアスと、該第1のコヒーレン
ト長より短い第2のコヒーレント長を有する光を生成す
るために使用される近零バイアス或いは該第1の極性と
は逆の第2の極性のバイアスと、の間で可変な第2のバ
イアスで、該第2の半導体領域をバイアスする工程と、
を包含しており、そのことによって上記目的が達成され
る。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の第1の局面によれば、少
なくとも第1及び第2の半導体領域を有する半導体レー
ザと、第1の極性の第1のバイアスで該第1の半導体領
域をバイアスする第1のバイアス手段と、第1のコヒー
レント長を有する光を生成するための第1のバイアスと
第1のコヒーレント長より短い第2のコヒーレント長を
有する光を生成するための近零バイアス或いは第1の極
性とは逆の第2の極性のバイアスとの間で可変な第2の
バイアスで第2の半導体領域を選択的にバイアスする第
2のバイアス手段と、を備える可変コヒーレント光源が
提供される。
【0029】上記デバイスは、それぞれが電気的な接続
を設けられた2つの半導体領域を有し得る。好ましく
は、レーザは3つの半導体領域を有しており、そのそれ
ぞれに電気的な接続が設けられている。これより、レー
ザによって生成される光の出力パワーとコヒーレンス性
とを制御するように、各セクションに加えられるバイア
スが制御される。
【0030】好ましくは、レーザに与えられる第2のバ
イアスは、動作モードを連続出力とパルス出力との間で
切り替えるために使用される。パルス出力は、レーザの
モードロック動作によって提供され得て、これによって
典型的には10GHzよりも大きい比較的高速の繰り返
しレートがもたらされる。或いは、パルセーションは緩
和に基づいた自励発振からも得ることができ、これは典
型的には、モードロックよりも低い約1GHzほどの周
波数で発生する。
【0031】好ましくは、レーザは、0.1よりも小さ
い光閉じ込め係数を有する。好ましくは、光閉じ込め係
数は0.05よりも小さい。
【0032】好ましくは、レーザはEP-B-0 222 554に述
べられているタイプのVSISレーザではない。好まし
くは、レーザは、量子井戸グレーデッドインデックス型
分離閉じ込めヘテロ構造(GRINSCH)リッジ導波
型レーザのような、量子井戸レーザである。量子井戸
は、典型的には厚さが20nmよりも小さい半導体活性
領域であって、より大きなバンドギャップの半導体材料
の2つの層に挟まれている。GRINSCHレーザ構造
は、低いレーザ発振しきい値と高い量子効率と比較的高
いパワー出力とを示す。このレーザ構造は、C.Harder,
P.Buchmann及びH.MeierによるElectronics letters, Vo
l.22, No.20, pp.1081-1082(1986)の「高パワーリッ
ジ導波型AlGaAs GRIN−SCHレーザダイオ
ード」という論文に述べられており、この論文は参照に
よってここに援用される。このレーザ構造は、レーザ材
料の一部が逆バイアスされると、すなわち、例えばレー
ザのセグメント化された「p」コンタクトの一部がnコ
ンタクトに対して負にバイアスされると、強い自励発振
を示す。量子井戸GRINSCHレーザは、光閉じ込め
係数が低く、そのために逆バイアスの増加に伴うレーザ
発振しきい値の増加は、EP-B-0 222 554に述べられたV
SIS構造においてよりもはるかに小さい。レーザ発振
は、1ボルトを越える逆バイアスによって保持され得
る。
【0033】好ましくは、第2の半導体領域は可飽和吸
収体として機能する。3つまたはそれ以上の半導体領域
を有するレーザでは、可飽和吸収体は、第1及び第3の
半導体領域の間に位置し得る。第1及び第3の領域は、
ゲイン領域として機能するように構成される。
【0034】好ましくは、第1のバイアス手段は、第1
の半導体領域を正バイアスするように構成される。第3
の領域が設けられている場合には、第1のバイアス手段
は、さらに第3の半導体領域にバイアスを与え得る。第
1のバイアス手段は、調整可能なバイアスを与えるよう
に構成され得る。
【0035】第2のバイアスは、第1のバイアス手段に
よって与えられる第1のバイアスと実質的に近零バイア
ス或いは逆バイアスであり得る第2のバイアス値との間
で、連続的に可変であり得る。ここで使用されている
「近零バイアス」は、零バイアスであるか、或いは、第
2のバイアスが第1のバイアスと同じ極性である場合に
第2の半導体領域に供給される電流が半導体レーザダイ
オードに供給される全電流の1%よりも小さいという条
件を、含んでいる。
【0036】第1及び第2のバイアス手段の一方或いは
両方は、第2の半導体領域へのバイアスの変化に関する
コヒーレント長の調整が時間平均された出力パワーに著
しい変化を生じさせないように、他方のバイアス手段に
対応させられ得る。同様に、第1のバイアス手段によっ
て供給されるバイアスが、レーザの時間平均された出力
パワーを調整するために変化されるとき、第2のバイア
ス手段は、光のコヒーレンス性を維持するためにそれに
応じて変化し得る。第1及び第2のバイアス手段は、実
質的に直流の(DC)バイアスを提供するように構成さ
れている。
【0037】第1の半導体領域とは独立して第3の半導
体領域をバイアスするために、第3のバイアス手段が設
けられ得る。
【0038】バイアス手段は、電圧源であり得て、半導
体に基づくものであっても、1つまたはそれ以上の直列
抵抗器或いは1つまたはそれ以上のポテンシャル分割器
或いは上記の組み合わせを介して電源から供給されても
よい。さらに他の選択肢として、バイアス手段は電流源
でもあり得る。
【0039】本発明の第2の局面によれば、少なくとも
第1及び第2の半導体領域を有する半導体レーザの制御
方法が提供される。この方法は、第1の極性の第1のバ
イアスによって第1の半導体領域をバイアスする工程
と、第1のコヒーレント長を有する光を生成するための
第1のバイアスと第1のコヒーレント長より短い第2の
コヒーレント長を有する光を生成するための近零バイア
ス或いは第1の極性とは逆の第2の極性のバイアスとの
間で可変な第2のバイアスで第2の半導体領域をバイア
スする工程と、を包含している。
【0040】DCバイアスを変化させることでレーザの
パワーとコヒーレンス性とを変化させる能力は、異なっ
たレベルのコヒーレンス性が要求される異なったモード
で動作するためにその場で(in situ)調節可能な可変
デバイスを提供する。或いは又はさらに、デバイスは、
ある一つのモードで動作するように調整されているが、
環境に応じてコヒーレンス性及びパワーのレベルが変化
されなければならない変化する環境でも動作するよう
に、調整されることができる。
【0041】本発明を、添付の図面を参照して、以下に
さらに説明する。
【0042】図1及び図2に示すレーザダイオードは、
前述のC. Harderらによって報告されているものと同様
に、リッジ構造と単一の量子井戸(SQW)とを有する
分離閉じ込めヘテロ構造のGaAs/AlGaAsレー
ザ2である。レーザ2は単一のpコンタクトを有してお
り、このpコンタクトは、第1、第2及び第3の半導体
領域をそれぞれバイアスするための第1のコンタクト
4、第2のコンタクト6、及び第3のコンタクト8に細
分されている。第1のコンタクト4と第3のコンタクト
8とは、それぞれの抵抗器12及び14を介して第1の
電圧源10に接続されている。第1の電圧源は、第1及
び第3の半導体領域に可変な正バイアスを与える。抵抗
器12及び14は、省略され得る。第2のコンタクト6
は、第2の抵抗器18を介して第2の電圧源16に接続
されている。第2の電圧源は可変電圧源であって、正方
向及び逆方向の両方で、第2の半導体領域をバイアスす
ることができる。
【0043】リッジ30(図2)は幅が約5μmであっ
て、これによってレーザ2は単一横モード出力を有す
る。レーザの長さは約500μmであって、第2のコン
タクト6(及び第2の半導体領域)の長さは約50μm
である。
【0044】第2の半導体領域は、可飽和吸収体として
機能する。可飽和吸収体が短すぎると、レーザに適切な
変調が与えられない。一方、可飽和吸収体が長すぎる
と、レーザ内部で過度の損失が発生して、レーザ効率が
減少する。
【0045】第1〜第3のコンタクト4、6、及び8
は、約10μmのギャップによってお互いに離れてい
る。これによって、隣接するコンタクト間に約1kΩの
電気的絶縁が提供される。
【0046】単一のコンタクトを有するレーザでは、
(第1〜第3のコンタクト4、6及び8を置き換える)
上部コンタクトは、一般に「p」コンタクトとして知ら
れている。レーザは、電気的コンタクト(不図示)が接
続されているGaAs基板32を有している。基板への
接続は、通常は「n」コンタクトとして知られている。
AlGaAsのnドープ層が基板32を覆うように形成
されて、第1の光クラッド層34として機能する。nド
ープAlGaAsグレーデッドインデックス層36が、
クラッド層34の上に形成される。GaAs量子井戸層
38がグレーデッドインデックス層36の上に形成さ
れ、pドープAlGaAsグレーデッドインデックス層
40によって覆われる。層36及び40は、レーザの活
性層を構成する層38を取り囲む導波路の上部及び下部
領域を規定する。pドープAlGaAs光クラッド層4
2が、グレーデッドインデックス層40の上に形成され
る。クラッド層42の厚さは、リッジ30を規定するよ
うなプロファイルに形成される。層42のリッジ部は、
レーザの長手方向に沿った位置に応じて、窒化シリコン
絶縁層44を通ってセグメント化された「p」コンタク
ト、すなわち第1〜第3のコンタクト4、6及び8に接
触する。
【0047】レーザ2の出力パワー及びコヒーレント長
は、コンタクト4及び8と第2のコンタクト6とにそれ
ぞれ与えられるバイアスV1及びV2の関数である。図
3は、出力、コヒーレンス性及びバイアスの関係を表形
式で模式的に示す。第1及び第3のコンタクト4及び8
には、常に正のバイアスV1が与えられる。可飽和吸収
体を規定する第2のコンタクトは、正方向或いは逆方向
にバイアスされ得る。第2の電極6への逆バイアスの印
加は、2つの効果を有する。第1に、レーザのしきい電
流を増加させるとともに、第2の半導体領域での吸収に
よる内部量子効率をわずかに減少させる。第2に、レー
ザを、第2の半導体領域の内部における可飽和吸収を通
じて自励発振モードで動作させる。
【0048】自励発振モードは、モードロックモードで
あって約10GHzの繰り返し周期を生じさせる第1の
自励発振モード、或いは、緩和効果に関連している約1
GHzの繰り返し周期での第2の自励発振モードのいず
れかであり得る。後者のほうがより典型的であるが、自
励発振モードはデバイス構造及びバイアスの双方の関数
であるので、第1及び第2の自励発振モードの間での切
り替えが可能である。
【0049】第2の電極6への正バイアスは、レーザ発
振しきい値を減少させる。バイアスが増加すると、やは
り、レーザは自励発振モードから連続出力モードへ切り
替えられる。
【0050】パルセーションはスペクトル幅を増加さ
せ、これによってコヒーレンス性を低下させる。
【0051】図3で、「+」印は正バイアスを示し、
「−」印は負バイアスを示す。印の数はバイアスの大き
さを模式的に示しており、従って、「+++」は「+
+」よりも大きな正バイアスである。
【0052】図4及び図5は、低コヒーレント光源及び
高コヒーレント光源のそれぞれにおけるコヒーレンス性
(フリンジ視度)の変動を示している。それぞれの場合
において、図1に示されたレーザによって光が生成され
て、第1及び第3のコンタクトに与えられるバイアスは
変化されなかった。第2のコンタクト6は、逆バイアス
されると図4に示すコヒーレンスパターンを生成し、
(レーザの各領域に同じ電流密度を与えて)正バイアス
されると、図5に示すコヒーレンスパターンを生成し
た。
【0053】図6(a)及び(b)は、本発明の実施形
態を構成するレーザ光源を含む光ディスク記録システム
を示している。図1に示されたタイプのレーザ源50
が、レンズ54のようなフォーカスシステムとビームス
プリッタ56とを介して、書き込み可能な光ディスク5
2のような書き込み可能な光媒体の表面を照射するよう
に構成されている。ディスク52の表面から反射された
光は、ビームスプリッタ56及びレンズ58によって集
光されて、検出器60に向けられる。
【0054】第2のコンタクト6が正バイアスされて第
1及び第3の半導体領域と同じ注入電流密度が第2の半
導体領域に与えられると、レーザは、単一コンタクトを
有するレーザのように動作する。典型的には、低レーザ
発振しきい値(<200A/cm2)、高内部量子効率
(>0.5)、及び比較的高い出力パワー(100mA
の注入電流に対して40mWよりも大きい)を有して、
単一横モード且つ単一縦モードの動作を行う。レーザに
よって生成される光のコヒーレンス性は比較的高く、数
mmのコヒーレント長を有する。この状態は、パワーが
重要であってコヒーレンス性が重要ではない、図6
(b)に示す書き込みモードに相当する。
【0055】約−1Vの逆バイアスが第2の電極6に印
加されると、レーザは約1GHzの周波数でパルス発振
し、レーザ発振しきい値は増加して内部量子効率は減少
する。パルセーションは、レーザの出力の光スペクトラ
ムをチャープ(chirp)させて、すなわち、レーザの出
力の周波数を固定する代わりにある周波数から他の周波
数へと変化させて、レーザを同時に複数のモードで動作
させる。これによって、コヒーレンス性が減少する(す
なわち、コヒーレント長が0.5mmよりも小さくな
る)。時間平均された出力パワーは、やはり減少する。
レーザゲイン領域に先述と同じく100mAの電流を注
入すると、時間平均された光出力パワーは減少して10
mWより小さくなる。このような低パワー及び低コヒー
レンスモードは、図6(a)に示されているような光デ
ィスクの読み出しに適している。コヒーレント長が低け
れば、ディスクからの反射光がレーザゲイン媒体の内部
でノイズ源として作用する可能性が低減する。
【0056】図1に示すタイプのレーザは、ローカルエ
リアネットワークの機能を改善するためにも使用され得
る。図7は、マルチモード光ファイバループ104を介
して相互に接続された、数多くのコンピュータ100と
プリンタ102などの周辺機器(一つのみを図示してい
る)とからなる、そのようなネットワークを示してい
る。コンピュータ100或いは周辺機器102のそれぞ
れに対応して、アクティブインターフェース106があ
る。図8に示すように、各インターフェース106は、
例えば図1に示すようなタイプの可変コヒーレントレー
ザ108と、電気信号リジェネレータ或いはリピータ1
10と、ホトダイオードの形態の光受信器111と、を
備えている。それぞれのコンピュータ100或いは周辺
装置102は、ライン112を介して電気リピータ11
0に接続されている。光ファイバループ104はまた、
多数のカプラ114(一つのみが図示されている)を有
していて、ネットワークへの付加的なデバイスの追加を
可能にしている。光ファイバループ104の中のインタ
ーフェース106及び他のカプラ114は、モードに依
存する光学的損失をもたらす。ビットエラーレートは受
け取ったパワーレベルに依存していて、パワーレベルが
低下するとビットエラーレートが増加する。R.S.J.Bate
sによってInt.Topical Meeting Optical Computing, Ko
be, pp.89-90,Japan(1990)の「マルチモード導波型コ
ンピュータデータリンク自励発振レーザダイオード」に
開示されているように、レーザが自励発振モードで動作
していると、所定の時間平均された出力パワーに対する
ビットエラーレートは減少する。ライン116(図8)
は、リピータ110とレーザ108との間に配置され
て、コヒーレンス性の変化(ビットエラーレートの調
節)を可能にする。ビットエラーレートの減少は、ネッ
トワークの中のインターフェース106及びカプラ11
4で生じる損失の関数である。
【0057】レーザ108を自励発振モードで動作する
ように切り替えると、(ゲイン領域への注入電流を増加
しない限り)平均出力パワーが低下する。従って、パワ
ーとコヒーレンス性との間に、トレードオフが存在す
る。
【0058】最適な対策は、ローカルエリアネットワー
クの特性に固有のものであって、ネットワークが再構成
されると変更され得る。図7に示すネットワークでは、
ネットワーク上のデバイスの数及び種類が改変されて
も、最適な条件は積極的に維持され得る。
【0059】ネットワーク上のデバイスは、テスト信号
を生成するために使用され得る。このテスト信号は、ル
ープ104を周回し、その後に同じデバイスに戻ってモ
ニタされる。その後にライン116を介してインターフ
ェース106によって関連するレーザダイオード108
のコヒーレンス性及びパワーを調整して、生成されたテ
スト信号と受信されたテスト信号との間のビットエラー
レートを最小にする。この手順は、ネットワーク上の条
件の変化をモニタして調節するために、定期的な間隔で
実行され得る。
【0060】図7に示すシステムはリングタイプのロー
カルエリアネットワークであるが、例えばスタータイプ
のローカルエリアネットワークのような他の構成も使用
され得る。電気信号リジェネレータ或いはリピータ11
0は、インターフェース106の各々には必要とされな
い可能性がある。
【0061】図1を参照して説明したレーザ構造は、n
型基板を有している。ドーパントのタイプを適切に変更
し、コンタクト4、6、及び8に印加されるバイアスを
逆にすれば、p型基板レーザが構成される。
【0062】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、レーザへの高周波駆動信号の供給を必要とせずに、
生成される光のコヒーレンス性が制御できる、調節可能
なパワー及びコヒーレンス性を有するレーザ光源が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】3つのコンタクトを有するGRINSCHレー
ザダイオードの構成を示す模式的な平面図である。
【図2】図1の線A−Aに沿ったレーザダイオードの模
式的な断面図である。
【図3】図1のレーザにおいて、V1及びV2の極性並
びに大きさに応じて出力パワーとコヒーレンス性とがど
のように変化するかを示す図である。
【図4】図1に示すタイプのレーザにおいて、中央領域
が逆バイアスされて低コヒーレンス出力を生じている場
合における、フリンジ視度と経路差との関係を示すグラ
フである。
【図5】図1に示すタイプのレーザにおいて、中央領域
を正バイアスしてゲインセクションと同じ電流密度を与
えて高コヒーレンス出力を生じている場合における、フ
リンジ視度と経路差との関係を示すグラフである。
【図6】(a)及び(b)は、本発明のある実施形態を
構成している光源を使用した、光ディスク記録デバイス
の動作を模式的に示す図である。
【図7】本発明の光源を含むローカルエリアネットワー
クの模式的な図である。
【図8】図7のネットワークにおける、各コンピュータ
とファイバループとの間のインターフェースの図であ
る。
【符号の説明】
2 レーザ 4 第1のコンタクト 6 第2のコンタクト 8 第3のコンタクト 10 第1の電圧源 12、14、18 抵抗器 16 第2の電圧源 30 リッジ 32 基板 34 n型クラッド層(第1の光クラッド層) 36 n型グレーデッドインデックス層 38 量子井戸層 40 p型グレーデッドインデックス層 42 p型クラッド層(第2の光クラッド層) 44 絶縁層 50 レーザ源 52 光ディスク 54、58 レンズ 56 ビームスプリッタ 60 検出器 100 コンピュータ 102 周辺機器 104 マルチモード光ファイバループ 106 インターフェース 108 レーザダイオード 110 電気信号リジェネレータ(リピータ) 111 光受信器 112、116 ライン 114 カプラ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1及び第2の半導体領域を
    含む複数の半導体領域を有する半導体レーザと、 第1の極性の第1のバイアスで少なくとも該第1の半導
    体領域をバイアスする第1のバイアス手段と、 第1のコヒーレント長を有する光を生成するために使用
    される該第1のバイアスと、該第1のコヒーレント長よ
    り短い第2のコヒーレント長を有する光を生成するため
    に使用される近零バイアス或いは該第1の極性とは逆の
    第2の極性のバイアスと、の間で可変な第2のバイアス
    で、第2の半導体領域を選択的にバイアスする第2のバ
    イアス手段と、を備える可変コヒーレント光源。
  2. 【請求項2】 前記第1の極性でバイアスされる第3の
    半導体領域をさらに備える、請求項1に記載の光源。
  3. 【請求項3】 前記第2の半導体領域が、前記第1及び
    第3の半導体領域の間に光学的に配置されている、請求
    項2に記載の光源。
  4. 【請求項4】 前記第2の半導体領域は前記第2の極性
    でバイアスされると可飽和吸収体として機能し、前記複
    数の半導体領域の残りはレーザゲイン媒体として機能す
    る、請求項1に記載の光源。
  5. 【請求項5】 前記第2の半導体領域は前記半導体レー
    ザの長さの半分よりも短く構成されている、請求項1に
    記載の光源。
  6. 【請求項6】 前記第2のバイアス手段が実質的に連続
    的に調節可能なバイアスを供給するように構成されてい
    る、請求項1に記載の光源。
  7. 【請求項7】 光源の出力パワーを制御するように、前
    記第1のバイアス手段は前記第1の半導体領域に可変バ
    イアスを供給するように構成されている、請求項1に記
    載の光源。
  8. 【請求項8】 前記第1のバイアス手段は、光源の出力
    パワーを制御するように少なくとも前記第1の半導体領
    域に可変バイアスを供給するように構成されており、前
    記第3の半導体領域には、光源の出力パワーを制御する
    ように可変バイアスが供給される、請求項2に記載の光
    源。
  9. 【請求項9】 前記第1のバイアス手段が前記第3の半
    導体領域にさらに前記バイアスを供給する、請求項2に
    記載の光源。
  10. 【請求項10】 前記第1のバイアス手段は前記第2の
    バイアス手段の出力に応答的であって、コヒーレント長
    の変動に対して出力パワーを実質的に一定に保つよう
    に、前記第2のバイアスの変化に応じて前記第1のバイ
    アスを調整する、請求項1に記載の光源。
  11. 【請求項11】 前記第2のバイアス手段は前記第1の
    バイアス手段の出力に応答的であって、出力パワーの変
    動に対してコヒーレント長を実質的に一定に保つよう
    に、前記第1のバイアスの変化に応じて前記第2のバイ
    アスを調整する、請求項1に記載の光源。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2のバイアス手段は協
    調的に動作して、光源を低減されたコヒーレント長を有
    する高パワーモードで選択的に動作させる、請求項1に
    記載の光源。
  13. 【請求項13】 前記半導体レーザは連続モードとモー
    ドロック発振モードとの間で制御可能である、請求項1
    に記載の光源。
  14. 【請求項14】 前記半導体レーザは連続モードと自励
    発振モードとの間で制御可能である、請求項1に記載の
    光源。
  15. 【請求項15】 前記半導体レーザが量子井戸レーザで
    ある、請求項1に記載の光源。
  16. 【請求項16】 前記半導体レーザがGRINSCHレ
    ーザダイオードである、請求項1に記載の光源。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載の光源と、 使用時に、該光源からの光を光記録媒体の上にフォーカ
    スさせるフォーカス手段と、 使用時に、該光記録媒体から反射された光を検出する検
    出器と、 を備える、光読み出し書き込みヘッド。
  18. 【請求項18】 複数のネットワーク化されたデバイス
    と、 マルチモード導波路と、 該ネットワーク化されたデバイスのそれぞれに対応して
    いて、請求項1に記載の光源を含むインターフェース
    と、を備える、ローカルエリアネットワーク。
  19. 【請求項19】 少なくとも第1及び第2の半導体領域
    を有する半導体レーザの制御方法であって、該方法は、 第1の極性の第1のバイアスによって該第1の半導体領
    域をバイアスする工程と、 第1のコヒーレント長を有する光を生成するために使用
    される第1のバイアスと、該第1のコヒーレント長より
    短い第2のコヒーレント長を有する光を生成するために
    使用される近零バイアス或いは該第1の極性とは逆の第
    2の極性のバイアスと、の間で可変な第2のバイアス
    で、該第2の半導体領域をバイアスする工程と、を包含
    している、制御方法。
JP8127482A 1995-06-03 1996-05-22 可変コヒーレント光源及びその制御方法 Withdrawn JPH08330680A (ja)

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