JPH08336548A - 脊椎矯正装置の椎体スクリュー - Google Patents
脊椎矯正装置の椎体スクリューInfo
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- JPH08336548A JPH08336548A JP7146530A JP14653095A JPH08336548A JP H08336548 A JPH08336548 A JP H08336548A JP 7146530 A JP7146530 A JP 7146530A JP 14653095 A JP14653095 A JP 14653095A JP H08336548 A JPH08336548 A JP H08336548A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 椎体に螺着した際に、椎体の近くの動脈,静
脈や神経が傷付けられることがない。 【構成】 ロッド挿通孔22を設けた頭部23と椎体に
螺着されるねじ部24を有し、ねじ部先端25を平面な
いし曲面とした。
脈や神経が傷付けられることがない。 【構成】 ロッド挿通孔22を設けた頭部23と椎体に
螺着されるねじ部24を有し、ねじ部先端25を平面な
いし曲面とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、胸椎や腰椎の側弯症、
外傷等の脊椎間不安定を矯正する脊椎矯正装置の椎体ス
クリューに関する。
外傷等の脊椎間不安定を矯正する脊椎矯正装置の椎体ス
クリューに関する。
【0002】
【従来の技術】側弯症患者の椎体のねじれや曲がりを矯
正する外科的治療方式には、椎体を横側(医学上では前
方と称する)から矯正する前方治療方式と、椎体を後側
から矯正する後方治療方式とがある。側弯症患者の椎体
のねじれや曲がりを矯正する手段は、通常の側弯症の治
療だけでなく、事故や腫瘍等による椎体の損傷や欠損の
治療、椎間の横滑りの治療に応用されるが、側弯症の治
療は、対象とする椎体の数が多く、多椎体にわたって治
療するものである。又、椎体の損傷や欠損の治療は、2
〜3椎体間にわたって治療するものである。
正する外科的治療方式には、椎体を横側(医学上では前
方と称する)から矯正する前方治療方式と、椎体を後側
から矯正する後方治療方式とがある。側弯症患者の椎体
のねじれや曲がりを矯正する手段は、通常の側弯症の治
療だけでなく、事故や腫瘍等による椎体の損傷や欠損の
治療、椎間の横滑りの治療に応用されるが、側弯症の治
療は、対象とする椎体の数が多く、多椎体にわたって治
療するものである。又、椎体の損傷や欠損の治療は、2
〜3椎体間にわたって治療するものである。
【0003】椎体の損傷や腫瘍等の治療を目的とする前
方治療方式に使用される脊椎矯正装置として、図8およ
び図9に示す例がある。図8および図9に示す脊椎矯正
装置は、天板に2つの開口を設けたスパイク付き椎体プ
レート1,2と、各椎体プレート1,2を天板に設けた
2つの開口を通して椎体に固定する椎体スクリュー3,
3と、椎体プレート1に設けた椎体スクリュー3と椎体
プレート2に設けた椎体スクリュー3を連結する2本の
ねじロッド4,4と、ねじロッド4を椎体スクリュー3
に固定する固定ナット5,6と、椎体プレート1と椎体
プレート2の間で2本のねじロッド4,4を互いに架橋
結合するロッド架橋連結装置7から構成されている。
方治療方式に使用される脊椎矯正装置として、図8およ
び図9に示す例がある。図8および図9に示す脊椎矯正
装置は、天板に2つの開口を設けたスパイク付き椎体プ
レート1,2と、各椎体プレート1,2を天板に設けた
2つの開口を通して椎体に固定する椎体スクリュー3,
3と、椎体プレート1に設けた椎体スクリュー3と椎体
プレート2に設けた椎体スクリュー3を連結する2本の
ねじロッド4,4と、ねじロッド4を椎体スクリュー3
に固定する固定ナット5,6と、椎体プレート1と椎体
プレート2の間で2本のねじロッド4,4を互いに架橋
結合するロッド架橋連結装置7から構成されている。
【0004】上記脊椎矯正装置の椎体スクリュー3は、
図10に示すように、ねじロッド4を通すロッド挿通孔
8を設けた頭部9と椎体に螺着されるねじ部10を有す
る構造であり、ねじ部10の先端部10aは椎体にねじ
こみ易くするために鋭角端となっている。
図10に示すように、ねじロッド4を通すロッド挿通孔
8を設けた頭部9と椎体に螺着されるねじ部10を有す
る構造であり、ねじ部10の先端部10aは椎体にねじ
こみ易くするために鋭角端となっている。
【0005】上記脊椎矯正装置において、図11に示す
ように、スパイク付き椎体プレート1,2を患者に取付
けるには、一対のスパイク付き椎体プレート1,2を、
損傷や欠損を受けた椎体11の前後に位置する正常椎体
12,13の側面に配置し、椎体スクリュー3,3を、
椎体プレート1,2の天板に設けた2つの開口を通して
正常椎体12,13にそれぞれ螺着することにより、椎
体プレート1,2を正常椎体12,13に固定すること
で行なう。椎体スクリュー3,3のねじ部10の先端部
10aは、正常椎体12,13の反対側側面から外に突
出する。なお、事故や腫瘍等による椎体の損傷や欠損の
受けた患者の治療は、正常椎体12と正常椎体13の間
に位置する損傷や欠損を受けた椎体11および椎間板を
取り除き、その部分に他の骨またはセラミック骨を挿入
することで行なわれる。
ように、スパイク付き椎体プレート1,2を患者に取付
けるには、一対のスパイク付き椎体プレート1,2を、
損傷や欠損を受けた椎体11の前後に位置する正常椎体
12,13の側面に配置し、椎体スクリュー3,3を、
椎体プレート1,2の天板に設けた2つの開口を通して
正常椎体12,13にそれぞれ螺着することにより、椎
体プレート1,2を正常椎体12,13に固定すること
で行なう。椎体スクリュー3,3のねじ部10の先端部
10aは、正常椎体12,13の反対側側面から外に突
出する。なお、事故や腫瘍等による椎体の損傷や欠損の
受けた患者の治療は、正常椎体12と正常椎体13の間
に位置する損傷や欠損を受けた椎体11および椎間板を
取り除き、その部分に他の骨またはセラミック骨を挿入
することで行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記脊椎矯正装置の椎
体スクリューは、椎体にねじ込み易くするため、ねじ部
の先端部を鋭端とした構造であり、また、椎体への固定
を確実にするため、椎体外周部の強固な部分にねじ部を
挿入することが必要であり、ねじ部の先端部を椎体の面
より外に突出させている。しかし、椎体の近くに動脈,
静脈や神経等がある場合、椎体スクリューのねじ部の先
端部が椎体より外に突出すると、ねじ部の先端部の突出
により、椎体の近くにある動脈,静脈や神経が傷付けら
れてしまうことが懸念される。本発明は上記した点を考
慮してなされたもので、ねじ部の先端部が椎体より外に
突出せず、椎体への固定を確実とし、椎体の近くにある
動脈,静脈や神経を傷付けないようにした脊椎矯正装置
の椎体スクリューを提供することを目的とする。
体スクリューは、椎体にねじ込み易くするため、ねじ部
の先端部を鋭端とした構造であり、また、椎体への固定
を確実にするため、椎体外周部の強固な部分にねじ部を
挿入することが必要であり、ねじ部の先端部を椎体の面
より外に突出させている。しかし、椎体の近くに動脈,
静脈や神経等がある場合、椎体スクリューのねじ部の先
端部が椎体より外に突出すると、ねじ部の先端部の突出
により、椎体の近くにある動脈,静脈や神経が傷付けら
れてしまうことが懸念される。本発明は上記した点を考
慮してなされたもので、ねじ部の先端部が椎体より外に
突出せず、椎体への固定を確実とし、椎体の近くにある
動脈,静脈や神経を傷付けないようにした脊椎矯正装置
の椎体スクリューを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
脊椎矯正装置の椎体スクリューは、ロッド挿通孔を設け
た頭部と椎体に螺着されるねじ部を有し、ねじ部先端を
平面ないし曲面ととしたことを特徴とする。本発明の請
求項2に係る脊椎矯正装置の椎体スクリューは、請求項
1の脊椎矯正装置の椎体スクリューにおいて、頭部の側
面にロッドをロッド挿通孔に入れるための開口が設けた
ことを特徴とする、本発明の請求項3に係る脊椎矯正装
置の椎体スクリューは、請求項1または2の脊椎矯正装
置の椎体スクリューにおいて、頭部の上面にロッド挿通
孔に挿通されたロッドを固定するための固定ねじを設け
たことを特徴とする。
脊椎矯正装置の椎体スクリューは、ロッド挿通孔を設け
た頭部と椎体に螺着されるねじ部を有し、ねじ部先端を
平面ないし曲面ととしたことを特徴とする。本発明の請
求項2に係る脊椎矯正装置の椎体スクリューは、請求項
1の脊椎矯正装置の椎体スクリューにおいて、頭部の側
面にロッドをロッド挿通孔に入れるための開口が設けた
ことを特徴とする、本発明の請求項3に係る脊椎矯正装
置の椎体スクリューは、請求項1または2の脊椎矯正装
置の椎体スクリューにおいて、頭部の上面にロッド挿通
孔に挿通されたロッドを固定するための固定ねじを設け
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の脊椎矯正装置の椎体スクリューは、椎
体に螺着されるねじ部先端を平面ないし曲面としたこと
で、椎体プレートを椎体に固定するために、椎体に螺着
した際に、椎体スクリューの先端部が椎体より突出する
ことがなく、椎体の近くに動脈,静脈や神経があって
も、動脈,静脈や神経が傷付けられることがない。
体に螺着されるねじ部先端を平面ないし曲面としたこと
で、椎体プレートを椎体に固定するために、椎体に螺着
した際に、椎体スクリューの先端部が椎体より突出する
ことがなく、椎体の近くに動脈,静脈や神経があって
も、動脈,静脈や神経が傷付けられることがない。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面につき説明する。
図1は本発明による脊椎矯正装置の椎体スクリューの斜
視図を示す。この椎体スクリュー20は、側面を開口2
1したロッド挿通孔22を設けた頭部23と椎体に螺着
されるねじ部24を有し、ねじ部24の先端面25は平
面ないし曲面をなしている。また、椎体スクリュー20
の頭部23の上面には、ねじ孔26が形成されていて、
このねじ孔26に固定ねじ27が螺着されている。この
固定ねじ27は、ロッド挿通孔22に挿通されるローレ
ット形ロッド35を固定するために作用する。上記椎体
スクリュー20のねじ部24の長さは、ねじれや曲りを
矯正しようとする胸腰椎部の椎体に螺着した際に、ねじ
部24の先端面25が椎体からはみださない程度の長さ
である。このねじ部24の長さは椎体の大きさに応じて
決められる。
図1は本発明による脊椎矯正装置の椎体スクリューの斜
視図を示す。この椎体スクリュー20は、側面を開口2
1したロッド挿通孔22を設けた頭部23と椎体に螺着
されるねじ部24を有し、ねじ部24の先端面25は平
面ないし曲面をなしている。また、椎体スクリュー20
の頭部23の上面には、ねじ孔26が形成されていて、
このねじ孔26に固定ねじ27が螺着されている。この
固定ねじ27は、ロッド挿通孔22に挿通されるローレ
ット形ロッド35を固定するために作用する。上記椎体
スクリュー20のねじ部24の長さは、ねじれや曲りを
矯正しようとする胸腰椎部の椎体に螺着した際に、ねじ
部24の先端面25が椎体からはみださない程度の長さ
である。このねじ部24の長さは椎体の大きさに応じて
決められる。
【0010】図2は脊椎矯正装置の椎体プレートを示
す。この椎体プレート30は、胸腰椎部の椎体のねじれ
や曲りを矯正するためのものであり、略正方形の天板3
1とこの天板31の各隅部に設けられた4つのスパイク
32とを有し、天板31には椎体スクリュー20を通す
ための開口33が形成されている。
す。この椎体プレート30は、胸腰椎部の椎体のねじれ
や曲りを矯正するためのものであり、略正方形の天板3
1とこの天板31の各隅部に設けられた4つのスパイク
32とを有し、天板31には椎体スクリュー20を通す
ための開口33が形成されている。
【0011】図3および図4は、胸腰椎部の椎体のねじ
れや曲りを矯正するための脊椎矯正装置を示す。図3お
よび図4に示す脊椎矯正装置は、スパイク付き椎体プレ
ート30と、各椎体プレート30を胸腰椎部の椎体34
に固定する椎体スクリュー20と、各椎体スクリュー2
0を連結するローレット形ロッド35とから構成されて
いる。
れや曲りを矯正するための脊椎矯正装置を示す。図3お
よび図4に示す脊椎矯正装置は、スパイク付き椎体プレ
ート30と、各椎体プレート30を胸腰椎部の椎体34
に固定する椎体スクリュー20と、各椎体スクリュー2
0を連結するローレット形ロッド35とから構成されて
いる。
【0012】つぎに作用を説明する。スパイク付き椎体
プレート30を、図3および図4に示すように、患者の
胸腰椎部の椎体34に取付けるには、矯正を必要とする
椎体34の側面に椎体プレート30を配置し、椎体スク
リュー20を、椎体プレート30の天板31に設けた1
つの開口33を通して椎体34に螺着することにより行
なう。この場合、椎体スクリュー20のねじ部24の長
さは、ねじれや曲りを矯正しようとする胸腰椎部の椎体
からねじ部24の先端面25がはみださない長さとされ
ているから、椎体スクリュー20のねじ部24の先端面
25が椎体34から突出することはない。したがって、
胸腰椎部の椎体34の近くに動脈,静脈や神経があって
も、椎体スクリュー20のねじ部24の先端面25によ
り動脈,静脈や神経が傷付けられることはない。患者の
胸腰椎部の椎体矯正は、椎体34に固定された椎体スク
リュー20の頭部23に設けたロッド挿通孔22にロー
レット形ロッド35を挿通し、ローレット形ロッド35
を椎体スクリュー20の頭部23に設けた固定ねじ26
により固定し、ローレット形ロッド35の弾性力を利用
して行なう。
プレート30を、図3および図4に示すように、患者の
胸腰椎部の椎体34に取付けるには、矯正を必要とする
椎体34の側面に椎体プレート30を配置し、椎体スク
リュー20を、椎体プレート30の天板31に設けた1
つの開口33を通して椎体34に螺着することにより行
なう。この場合、椎体スクリュー20のねじ部24の長
さは、ねじれや曲りを矯正しようとする胸腰椎部の椎体
からねじ部24の先端面25がはみださない長さとされ
ているから、椎体スクリュー20のねじ部24の先端面
25が椎体34から突出することはない。したがって、
胸腰椎部の椎体34の近くに動脈,静脈や神経があって
も、椎体スクリュー20のねじ部24の先端面25によ
り動脈,静脈や神経が傷付けられることはない。患者の
胸腰椎部の椎体矯正は、椎体34に固定された椎体スク
リュー20の頭部23に設けたロッド挿通孔22にロー
レット形ロッド35を挿通し、ローレット形ロッド35
を椎体スクリュー20の頭部23に設けた固定ねじ26
により固定し、ローレット形ロッド35の弾性力を利用
して行なう。
【0013】図5は本発明による脊椎矯正装置の椎体ス
クリューの他の実施例を示し、この実施例においては、
椎体スクリュー40は、ロッド挿通孔41を設けた頭部
42と椎体に螺着されるねじ部43を有し、ねじ部43
の先端面44はほぼ平面をなしている。また、椎体スク
リュー40の頭部42の上面には、ねじ孔45が形成さ
れ、このねじ孔45に固定ねじ46が螺着される。椎体
スクリュー40は、ねじれや曲りを矯正しようとする胸
腰椎部の椎体からねじ部43の先端面44がはみださな
い長さとされる。図6は脊椎矯正装置の椎体プレート5
0を示し、この椎体プレート50は、略矩形状の天板5
1とこの天板51の各隅部に設けられたスパイク52と
を有し、天板51に2つの開口53,53が形成されて
いる。
クリューの他の実施例を示し、この実施例においては、
椎体スクリュー40は、ロッド挿通孔41を設けた頭部
42と椎体に螺着されるねじ部43を有し、ねじ部43
の先端面44はほぼ平面をなしている。また、椎体スク
リュー40の頭部42の上面には、ねじ孔45が形成さ
れ、このねじ孔45に固定ねじ46が螺着される。椎体
スクリュー40は、ねじれや曲りを矯正しようとする胸
腰椎部の椎体からねじ部43の先端面44がはみださな
い長さとされる。図6は脊椎矯正装置の椎体プレート5
0を示し、この椎体プレート50は、略矩形状の天板5
1とこの天板51の各隅部に設けられたスパイク52と
を有し、天板51に2つの開口53,53が形成されて
いる。
【0014】スパイク付き椎体プレート50を患者の胸
腰椎部の椎体に取付けるには、図7に示すように、スパ
イク付き椎体プレート50を椎体60の側面に配置し、
椎体スクリュー20または椎体スクリュー40を、椎体
プレート50の天板51に設けた2つの開口53,53
を通して椎体60にそれぞれ螺着することにより行な
う。そして、患者の胸腰椎部の椎体矯正は、椎体60に
固定された椎体スクリュー20または40の頭部に設け
たロッド挿通孔22または41にローレット形ロッド3
5を挿通し、ローレット形ロッド35を椎体スクリュー
20または40に固定ねじ27または46により固定
し、ローレット形ロッド35の弾性力を利用することに
より行なわれる。
腰椎部の椎体に取付けるには、図7に示すように、スパ
イク付き椎体プレート50を椎体60の側面に配置し、
椎体スクリュー20または椎体スクリュー40を、椎体
プレート50の天板51に設けた2つの開口53,53
を通して椎体60にそれぞれ螺着することにより行な
う。そして、患者の胸腰椎部の椎体矯正は、椎体60に
固定された椎体スクリュー20または40の頭部に設け
たロッド挿通孔22または41にローレット形ロッド3
5を挿通し、ローレット形ロッド35を椎体スクリュー
20または40に固定ねじ27または46により固定
し、ローレット形ロッド35の弾性力を利用することに
より行なわれる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、椎体
スクリューのねじ部先端を平面ないし曲面としたこと
で、椎体プレートを椎体に固定するために、椎体に螺着
した際に、椎体スクリューの先端部が椎体より突出する
ことがなく、椎体の近くに動脈,静脈や神経があって
も、椎体スクリューにより動脈,静脈や神経が傷付けら
れることがない。
スクリューのねじ部先端を平面ないし曲面としたこと
で、椎体プレートを椎体に固定するために、椎体に螺着
した際に、椎体スクリューの先端部が椎体より突出する
ことがなく、椎体の近くに動脈,静脈や神経があって
も、椎体スクリューにより動脈,静脈や神経が傷付けら
れることがない。
【図1】本発明による脊椎矯正装置の椎体スクリュー斜
視図。
視図。
【図2】椎体プレートの斜視図。
【図3】脊椎矯正装置の脊椎側面への配置を示す図。
【図4】脊椎矯正装置の脊椎前面への配置を示す図。
【図5】本発明による脊椎矯正装置の椎体スクリューの
他の実施例を示す図。
他の実施例を示す図。
【図6】椎体プレートの斜視図。
【図7】図6の椎体プレートの椎体への取付け状態を示
す図。
す図。
【図8】従来の脊椎矯正装置の正面図。
【図9】従来の脊椎矯正装置の斜視図。
【図10】従来の椎体スクリューの側面図。
【図11】従来の脊椎矯正装置の脊椎側面への配置を示
す図。
す図。
20 椎体スクリュー 21 側面開口 22 ロッド挿通孔 23 頭部 24 ねじ部 25 先端面
Claims (3)
- 【請求項1】ロッド挿通孔を設けた頭部と椎体に螺着さ
れるねじ部を有し、ねじ部先端を平面ないし曲面とした
ことを特徴とする脊椎矯正装置の椎体スクリュー。 - 【請求項2】頭部の側面にロッドをロッド挿通孔に入れ
るための開口が設けられていることを特徴とする請求項
1に記載の脊椎矯正装置の椎体スクリュー。 - 【請求項3】頭部の上面にロッド挿通孔に挿通されたロ
ッドを固定するための固定ねじを設けたことを特徴とす
る請求項1または2に記載の脊椎矯正装置の椎体スクリ
ュー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7146530A JPH08336548A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 脊椎矯正装置の椎体スクリュー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7146530A JPH08336548A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 脊椎矯正装置の椎体スクリュー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08336548A true JPH08336548A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15409733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7146530A Pending JPH08336548A (ja) | 1995-06-13 | 1995-06-13 | 脊椎矯正装置の椎体スクリュー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08336548A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1995-06-13 JP JP7146530A patent/JPH08336548A/ja active Pending
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