JPH0832194A - 熱融着用可撓性プリント板及びその接続構造 - Google Patents
熱融着用可撓性プリント板及びその接続構造Info
- Publication number
- JPH0832194A JPH0832194A JP6180517A JP18051794A JPH0832194A JP H0832194 A JPH0832194 A JP H0832194A JP 6180517 A JP6180517 A JP 6180517A JP 18051794 A JP18051794 A JP 18051794A JP H0832194 A JPH0832194 A JP H0832194A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring pattern
- printed board
- fpc
- flexible printed
- cover film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/11—Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K1/118—Printed elements for providing electric connections to or between printed circuits specially for flexible printed circuits, e.g. using folded portions
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
- H05K3/363—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits by soldering
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
- H05K3/323—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives by applying an anisotropic conductive adhesive layer over an array of pads
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/403—Edge contacts; Windows or holes in the substrate having plural connections on the walls thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可撓性プリント板(FPC)を直接ハンダ付
けによってプリント板その他の電子ユニットの配線パタ
ーンに接続する際のその接続部分の機械的強度を大きく
し、接続が良好に行われているかどうかを確認できるよ
うにする。 【構成】 FPC15の配線パターンの露出部3aに、
ベースフィルム2を貫通する小孔5を設ける。小孔5は
エッジングやレーザ加工によって形成できる。配線パタ
ーンの露出部3aにこのような小孔5を形成した本体の
FPC1は、ペーストハンダやハンダメッキを施した相
手側ユニット7の配線パターン8に位置決めして重ね合
わせ、押接力を加えた状態で熱融着される。FPC1を
相手側ユニット7に接続したとき、溶融ハンダがFPC
の小孔5に入り込んだ状態で固化してハンダフィレット
12が形成され、接続部の機械的強度が大きくなると共
に、ハンダフィレットを視認することでハンダ付けを確
認できる。
けによってプリント板その他の電子ユニットの配線パタ
ーンに接続する際のその接続部分の機械的強度を大きく
し、接続が良好に行われているかどうかを確認できるよ
うにする。 【構成】 FPC15の配線パターンの露出部3aに、
ベースフィルム2を貫通する小孔5を設ける。小孔5は
エッジングやレーザ加工によって形成できる。配線パタ
ーンの露出部3aにこのような小孔5を形成した本体の
FPC1は、ペーストハンダやハンダメッキを施した相
手側ユニット7の配線パターン8に位置決めして重ね合
わせ、押接力を加えた状態で熱融着される。FPC1を
相手側ユニット7に接続したとき、溶融ハンダがFPC
の小孔5に入り込んだ状態で固化してハンダフィレット
12が形成され、接続部の機械的強度が大きくなると共
に、ハンダフィレットを視認することでハンダ付けを確
認できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子装置の内部ユニ
ットや部品相互、たとえばリジッドプリント板と外部ケ
ーブルのコネクタとの接続に用いられる可撓性プリント
板に関するもので、特にリジッドプリント板との接続部
分の構造に特徴のある上記可撓性プリント板及びその接
続構造に関するものである。
ットや部品相互、たとえばリジッドプリント板と外部ケ
ーブルのコネクタとの接続に用いられる可撓性プリント
板に関するもので、特にリジッドプリント板との接続部
分の構造に特徴のある上記可撓性プリント板及びその接
続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子装置の特に内部ユニット相互や部品
との接続用として、帯状の絶縁性可撓性フィルムの長手
方向に多数の配線パターンをプリントした可撓性プリン
ト板(以下「FPC」という)が広く用いられている。
FPCは厚さが非常に薄くかつ1枚のベースフィルム上
に多数の配線パターンを設けることができるので、狭い
スペースに複雑な電子回路を実装する必要がある場合に
特に有効である。
との接続用として、帯状の絶縁性可撓性フィルムの長手
方向に多数の配線パターンをプリントした可撓性プリン
ト板(以下「FPC」という)が広く用いられている。
FPCは厚さが非常に薄くかつ1枚のベースフィルム上
に多数の配線パターンを設けることができるので、狭い
スペースに複雑な電子回路を実装する必要がある場合に
特に有効である。
【0003】FPCはケーブルの一種であるから、その
端部は接続しようとする電気ユニット、たとえばリジッ
ドプリント板(以下単に「プリント板」という。)に接
続されなければならない。ケーブルと電気ユニットとの
接続部には通常コネクタが用いられる。FPCの場合も
基本的にはコネクタを介してプリント板等に接続されて
いるが、コネクタはFPCに比べて特にその厚さが非常
に厚いため、コネクタの実装スペースが装置の小型化の
障害になるという事態が生ずる。
端部は接続しようとする電気ユニット、たとえばリジッ
ドプリント板(以下単に「プリント板」という。)に接
続されなければならない。ケーブルと電気ユニットとの
接続部には通常コネクタが用いられる。FPCの場合も
基本的にはコネクタを介してプリント板等に接続されて
いるが、コネクタはFPCに比べて特にその厚さが非常
に厚いため、コネクタの実装スペースが装置の小型化の
障害になるという事態が生ずる。
【0004】そこでこのような場合には、FPCとプリ
ント板との接続をFPCの配線パターンとプリント板の
配線パターンとを直接ハンダ付けするという接続構造が
採用される。この接続構造が採用される場合には、図5
及び図6に示すように、FPC15の端部のカバーフィ
ルム4を剥離し、露出した配線パターン3aをプリント
板7の配線パターン8に重ね合わせてハンダ層11で熱
融着する。
ント板との接続をFPCの配線パターンとプリント板の
配線パターンとを直接ハンダ付けするという接続構造が
採用される。この接続構造が採用される場合には、図5
及び図6に示すように、FPC15の端部のカバーフィ
ルム4を剥離し、露出した配線パターン3aをプリント
板7の配線パターン8に重ね合わせてハンダ層11で熱
融着する。
【0005】この場合、プリント板7に接続されるFP
Cのカバーフィルム4の端部に予めホットメルト層6を
設けておき、配線パターン8、3a相互を熱融着する際
に、カバーフィルム4の端部とプリント板7とをホット
メルト層6で熱融着して、FPC15とプリント板7と
の接続の機械的な強度を確保するということが行われ
る。すなわち装置の組立時や使用時にFPCに外力が加
わっても、外力が配線パターン8、3aの熱融着部(ハ
ンダ層)11に直接作用するのを避けるようにしている
のである。
Cのカバーフィルム4の端部に予めホットメルト層6を
設けておき、配線パターン8、3a相互を熱融着する際
に、カバーフィルム4の端部とプリント板7とをホット
メルト層6で熱融着して、FPC15とプリント板7と
の接続の機械的な強度を確保するということが行われ
る。すなわち装置の組立時や使用時にFPCに外力が加
わっても、外力が配線パターン8、3aの熱融着部(ハ
ンダ層)11に直接作用するのを避けるようにしている
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしハンダ付けによ
る配線パターン8、3a相互の熱融着部11及びホット
メルト層6によるFPC15とプリント板7との熱融着
部6は、いずれも剥離方向に対する抵抗力が比較的弱い
ので、FPC15にその熱融着部11、6を剥離する方
向の外力が加わったとき、配線パターン8、3a相互の
熱融着部11に剥離が生じて、接続不良や断線事故が発
生する危険があった。そのためこのような問題が生ずる
虞のある接続部には、FPC15の端部をプリント板7
との間で挟持する固定用部品16を設けていた。この固
定用部品16はたとえば図7に示すように、その両端に
突設した脚17をプリント板7にハンダ付けすることに
よって固定されており、固定用部品16を上から押し付
けた状態でハンダ付けすることにより、FPC15の端
部を挟持してFPC15に剥離方向の力が加わったと
き、それを固定用部品16で受けるようにしているので
ある。
る配線パターン8、3a相互の熱融着部11及びホット
メルト層6によるFPC15とプリント板7との熱融着
部6は、いずれも剥離方向に対する抵抗力が比較的弱い
ので、FPC15にその熱融着部11、6を剥離する方
向の外力が加わったとき、配線パターン8、3a相互の
熱融着部11に剥離が生じて、接続不良や断線事故が発
生する危険があった。そのためこのような問題が生ずる
虞のある接続部には、FPC15の端部をプリント板7
との間で挟持する固定用部品16を設けていた。この固
定用部品16はたとえば図7に示すように、その両端に
突設した脚17をプリント板7にハンダ付けすることに
よって固定されており、固定用部品16を上から押し付
けた状態でハンダ付けすることにより、FPC15の端
部を挟持してFPC15に剥離方向の力が加わったと
き、それを固定用部品16で受けるようにしているので
ある。
【0007】この固定用部品16は、FPC15との接
触部に絶縁シート18を設けた金属板または樹脂成形品
で作られているのが普通であるが、固定用部品が外力に
よって撓んでしまうと剥離防止効果が期待できないの
で、相応の剛性を必要とし、従って厚さが厚くなってコ
ネクタを設けた場合と同様に、実装スペースが大きくな
り、ノート型パソコン等の小型の装置では、その小型化
を阻害する要因となっている。またこのような固定用部
品16を用いるときは、部品費や組立工数が増大し、装
置のコストアップにつながる問題がある。
触部に絶縁シート18を設けた金属板または樹脂成形品
で作られているのが普通であるが、固定用部品が外力に
よって撓んでしまうと剥離防止効果が期待できないの
で、相応の剛性を必要とし、従って厚さが厚くなってコ
ネクタを設けた場合と同様に、実装スペースが大きくな
り、ノート型パソコン等の小型の装置では、その小型化
を阻害する要因となっている。またこのような固定用部
品16を用いるときは、部品費や組立工数が増大し、装
置のコストアップにつながる問題がある。
【0008】さらに配線パターン8、3a相互の熱融着
部11がFPC15の裏面側となるため、熱融着が良好
に行われたかどうかを目視により確認することが困難
で、特に固定用部品16を設けたときには、その確認や
判定が不可能になってしまうという問題があった。
部11がFPC15の裏面側となるため、熱融着が良好
に行われたかどうかを目視により確認することが困難
で、特に固定用部品16を設けたときには、その確認や
判定が不可能になってしまうという問題があった。
【0009】この発明は上記問題点を解決することを課
題としており、FPCの配線パターンを直接ハンダ付け
によってプリント板その他の電子ユニットの配線パター
ンに接続する際のその熱融着部分の機械的強度を大きく
し、またその接続が良好に行われているかどうかを確認
できるようにして、FPCの接続部の信頼性を向上させ
ることを課題としている。
題としており、FPCの配線パターンを直接ハンダ付け
によってプリント板その他の電子ユニットの配線パター
ンに接続する際のその熱融着部分の機械的強度を大きく
し、またその接続が良好に行われているかどうかを確認
できるようにして、FPCの接続部の信頼性を向上させ
ることを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明では従来のFP
C15の配線パターンの露出部3aに、ベースフィルム
2を貫通する小孔5を設けることにより上記課題を解決
している。小孔5はエッジングやレーザ加工によって形
成できる。配線パターンの露出部3aにこのような小孔
5を形成した本体のFPC1は、ペーストハンダあるい
はハンダメッキなどを施した相手側ユニット7の配線パ
ターン8にその配線パターン8、3a相互を位置決めし
て重ね合わされ、好ましくは両者8、3aの接触面に押
接力を加えた状態で加熱され熱融着される。
C15の配線パターンの露出部3aに、ベースフィルム
2を貫通する小孔5を設けることにより上記課題を解決
している。小孔5はエッジングやレーザ加工によって形
成できる。配線パターンの露出部3aにこのような小孔
5を形成した本体のFPC1は、ペーストハンダあるい
はハンダメッキなどを施した相手側ユニット7の配線パ
ターン8にその配線パターン8、3a相互を位置決めし
て重ね合わされ、好ましくは両者8、3aの接触面に押
接力を加えた状態で加熱され熱融着される。
【0011】本発明のFPC1を相手側ユニット7に接
続した状態では、溶融ハンダがFPCの小孔5に入り込
んだ状態で固化して、ハンダフィレット12が形成され
ている。
続した状態では、溶融ハンダがFPCの小孔5に入り込
んだ状態で固化して、ハンダフィレット12が形成され
ている。
【0012】
【作用】上記構成のFPCの配線パターンの露出部3a
を接続しようとするプリント板7などの電気ユニットの
配線パターン8に重ね合わせ、両パターン3a、8をハ
ンダ付けすれば、溶融したハンダが小孔5内に入り込ん
で、ハンダフィレット12を形成する。そしてこのハン
ダフィレット12が小孔5を噛み合うことにより、FP
C1を剥離させようとする力に対する大きな抵抗力が生
じる。
を接続しようとするプリント板7などの電気ユニットの
配線パターン8に重ね合わせ、両パターン3a、8をハ
ンダ付けすれば、溶融したハンダが小孔5内に入り込ん
で、ハンダフィレット12を形成する。そしてこのハン
ダフィレット12が小孔5を噛み合うことにより、FP
C1を剥離させようとする力に対する大きな抵抗力が生
じる。
【0013】また小孔5がカバーフィルム4も貫通して
いる関係上、小孔5に浸入して固化したフィレット12
の頭部の浸入状態をルーペなどを用いて容易に視認する
ことができ、配線パターン8、3a相互の熱融着の良否
を判定できる。
いる関係上、小孔5に浸入して固化したフィレット12
の頭部の浸入状態をルーペなどを用いて容易に視認する
ことができ、配線パターン8、3a相互の熱融着の良否
を判定できる。
【0014】また小孔5がベースフィルム2を貫通して
いるため、溶融ハンダが小孔5に浸入するのが妨げられ
ない。熱融着時にFPC1と相手側の電気ユニット7の
配線パターン3a、8相互を押圧した状態で加熱すれ
ば、小孔5内への溶融ハンダの浸入がより確実になる。
いるため、溶融ハンダが小孔5に浸入するのが妨げられ
ない。熱融着時にFPC1と相手側の電気ユニット7の
配線パターン3a、8相互を押圧した状態で加熱すれ
ば、小孔5内への溶融ハンダの浸入がより確実になる。
【0015】
【実施例】図1及び図2は本発明の一実施例を示したも
のである。本発明の熱融着用FPC1は、ポリイミド製
のベースフィルム2の表面にその長手方向に錫メッキ軟
銅箔製の配線パターン3をプリントし、その上にポリエ
ステル製のカバーフィルム4を接着した構造を有してお
り、カバーフィルム4の端部を剥離し、露出した配線パ
ターン3a及びベースフィルム2に上下に貫通する小孔
5を所定ピッチで設けたものである。カバーフィルムの
端部、即ち配線パーンの露出部3aの近傍部にはホット
メルト接着剤を帯状に塗布してなるホットメルト層6が
設けられている。
のである。本発明の熱融着用FPC1は、ポリイミド製
のベースフィルム2の表面にその長手方向に錫メッキ軟
銅箔製の配線パターン3をプリントし、その上にポリエ
ステル製のカバーフィルム4を接着した構造を有してお
り、カバーフィルム4の端部を剥離し、露出した配線パ
ターン3a及びベースフィルム2に上下に貫通する小孔
5を所定ピッチで設けたものである。カバーフィルムの
端部、即ち配線パーンの露出部3aの近傍部にはホット
メルト接着剤を帯状に塗布してなるホットメルト層6が
設けられている。
【0016】図3及び図4は本発明の接続構造を示した
ものである。電子装置の内部ユニットであるプリント板
7の配線パターン8にハンダメッキをし、このハンダメ
ッキに前記実施例の熱融着用FPC1の配線パターンの
露出部3aが接触するようにして配線パターン8、3a
相互を圧接し、摂氏240度で所定時間加熱する。加熱
によりハンダメッキが溶けて溶融ハンダとなり、一部は
配線パターン8、3aを接続するハンダ層11となる。
本発明のFPCは、配線パターン3aにベースフィルム
2を貫通してその上面に開口している小孔5を有してい
るから、溶融ハンダの残部が小孔5内をスムーズに上昇
し固化して、小孔5内でフィレット12を形成する。フ
ィレット12がプリント板の配線パターン8と熱融着用
FPCの配線パターン3aとを強固に接続するので、剥
離方向に対する抵抗力が向上する。
ものである。電子装置の内部ユニットであるプリント板
7の配線パターン8にハンダメッキをし、このハンダメ
ッキに前記実施例の熱融着用FPC1の配線パターンの
露出部3aが接触するようにして配線パターン8、3a
相互を圧接し、摂氏240度で所定時間加熱する。加熱
によりハンダメッキが溶けて溶融ハンダとなり、一部は
配線パターン8、3aを接続するハンダ層11となる。
本発明のFPCは、配線パターン3aにベースフィルム
2を貫通してその上面に開口している小孔5を有してい
るから、溶融ハンダの残部が小孔5内をスムーズに上昇
し固化して、小孔5内でフィレット12を形成する。フ
ィレット12がプリント板の配線パターン8と熱融着用
FPCの配線パターン3aとを強固に接続するので、剥
離方向に対する抵抗力が向上する。
【0017】ハンダ付けが完了したあと、小孔5内のフ
ィレット12の浸入状態をルーペなどを用いて視認し、
配線パターン8、3a相互の熱融着が不充分と思われる
ときや特別に高い剥離強度を必要とするときは、カバー
フィルム4に予め貼着してあるホットメルト層6をプリ
ント板7の上面に押接して摂氏120度に加熱し、カバ
ーフィルム4とプリント板7とを溶着してFPC1の剥
離方向の抵抗力を高めてやるのがよい。
ィレット12の浸入状態をルーペなどを用いて視認し、
配線パターン8、3a相互の熱融着が不充分と思われる
ときや特別に高い剥離強度を必要とするときは、カバー
フィルム4に予め貼着してあるホットメルト層6をプリ
ント板7の上面に押接して摂氏120度に加熱し、カバ
ーフィルム4とプリント板7とを溶着してFPC1の剥
離方向の抵抗力を高めてやるのがよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の熱融着用FPC
は、ハンダメッキした電気ユニットの配線パターンに露
出部の配線パターンを重ね合わせて加熱することによっ
てFPCの小孔内にハンダフィレットを形成することが
でき、形成されたハンダフィレットがFPCの配線パタ
ーンに噛み込むので、FPCの剥離を防止することがで
きる。また小孔はベースフィルムを貫通しているので、
溶融ハンダが速やかに浸入することができる。小孔内で
形成されたフィレットの浸入状態をルーペなどを用いて
容易に視認することができるので、配線パターン相互の
熱融着の良否を判定できる。判定の結果剥離に対する抵
抗力が不足していると考えれば、ホットメルト層でFP
Cとプリント板とを熱融着させて剥離に対する抵抗力を
補強することができる。
は、ハンダメッキした電気ユニットの配線パターンに露
出部の配線パターンを重ね合わせて加熱することによっ
てFPCの小孔内にハンダフィレットを形成することが
でき、形成されたハンダフィレットがFPCの配線パタ
ーンに噛み込むので、FPCの剥離を防止することがで
きる。また小孔はベースフィルムを貫通しているので、
溶融ハンダが速やかに浸入することができる。小孔内で
形成されたフィレットの浸入状態をルーペなどを用いて
容易に視認することができるので、配線パターン相互の
熱融着の良否を判定できる。判定の結果剥離に対する抵
抗力が不足していると考えれば、ホットメルト層でFP
Cとプリント板とを熱融着させて剥離に対する抵抗力を
補強することができる。
【図1】本発明の熱融着用FPCの裏面図
【図2】本発明の熱融着用FPCの断面図
【図3】接続構造を示す平面図
【図4】接続構造を示す断面図
【図5】従来のFPCおよびその接続構造を示す平面図
【図6】従来のFPCおよびその接続構造を示す断面図
【図7】従来のFPCおよびその接続構造を示す側面図
1 熱融着用FPC 2 ベースフィルム 3 配線パターン 3a 露出部 4 カバーフィルム 5 小孔 6 ホットメルト層 7 プリント板 11 ハンダ層 12 フィレット
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁性ベースフィルム(2) と絶縁性カバ
ーフィルム(4) との間に、両者の長手方向に沿った多数
の配線パターン(3) が設けられており、その一端にカバ
ーフィルム(4) を剥離した配線パターン(3) の露出部(3
a)が設けられている可撓性プリント板において、前記露
出部(3a)の配線パターンのそれぞれに、配線パターンの
露出部(3a)とベースフィルム(2) とを貫通する小孔(5)
が設けられている、熱融着用可撓性プリント板。 - 【請求項2】 絶縁性カバーフィルム(4) の配線パター
ンの露出部側端部にホットメルト層(6) が設けられてい
る、請求項1記載の熱融着用可撓性プリント板。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の熱融着用可撓性
プリント板(1) の配線パターン(3a)と、これに接続され
る電気ユニット(7) の配線パターン(8) とがハンダ層(1
1)で熱融着されており、小孔(5) 内に溶融ハンダが浸入
して固化したハンダフィレット(12)が形成されているこ
とを特徴とする、可撓性プリント板の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6180517A JPH0832194A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 熱融着用可撓性プリント板及びその接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6180517A JPH0832194A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 熱融着用可撓性プリント板及びその接続構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0832194A true JPH0832194A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16084651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6180517A Pending JPH0832194A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 熱融着用可撓性プリント板及びその接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0832194A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030080885A (ko) * | 2002-04-11 | 2003-10-17 | 주식회사 터보테크 | 가용성 인쇄회로기판 |
US6822169B2 (en) | 2001-06-07 | 2004-11-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Flexible printed circuit board and connecting method thereof |
JP2006044199A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-16 | Brother Ind Ltd | インクジェットヘッド |
US7207653B2 (en) | 2003-03-18 | 2007-04-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet head unit |
CN100429962C (zh) * | 2005-11-21 | 2008-10-29 | 惠州Tcl移动通信有限公司 | 一种用于提高连接强度的柔性线路板金手指 |
KR100876781B1 (ko) * | 2007-06-20 | 2009-01-07 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 단말기의 가요성 인쇄회로 |
JP2011009406A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Kyocera Corp | フレキシブル配線板および記録ヘッドならびに記録装置 |
KR20140055918A (ko) * | 2012-10-30 | 2014-05-09 | 삼성에스디아이 주식회사 | 배터리 팩, 회로기판 및 회로기판의 연결 방법 |
CN109413883A (zh) * | 2017-08-15 | 2019-03-01 | 惠州中京电子科技有限公司 | Pcb报废板smt识别方法 |
WO2019230336A1 (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-05 | 日東電工株式会社 | 配線回路基板 |
-
1994
- 1994-07-08 JP JP6180517A patent/JPH0832194A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6822169B2 (en) | 2001-06-07 | 2004-11-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Flexible printed circuit board and connecting method thereof |
KR20030080885A (ko) * | 2002-04-11 | 2003-10-17 | 주식회사 터보테크 | 가용성 인쇄회로기판 |
US7207653B2 (en) | 2003-03-18 | 2007-04-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet head unit |
JP4622376B2 (ja) * | 2004-08-09 | 2011-02-02 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットヘッド |
JP2006044199A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-16 | Brother Ind Ltd | インクジェットヘッド |
CN100429962C (zh) * | 2005-11-21 | 2008-10-29 | 惠州Tcl移动通信有限公司 | 一种用于提高连接强度的柔性线路板金手指 |
KR100876781B1 (ko) * | 2007-06-20 | 2009-01-07 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 단말기의 가요성 인쇄회로 |
JP2011009406A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Kyocera Corp | フレキシブル配線板および記録ヘッドならびに記録装置 |
KR20140055918A (ko) * | 2012-10-30 | 2014-05-09 | 삼성에스디아이 주식회사 | 배터리 팩, 회로기판 및 회로기판의 연결 방법 |
CN103794746A (zh) * | 2012-10-30 | 2014-05-14 | 三星Sdi株式会社 | 电路板之间的连接结构和具有该连接结构的电池组 |
JP2014090155A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Samsung Sdi Co Ltd | バッテリーパック、回路基板および回路基板の連結方法 |
CN103794746B (zh) * | 2012-10-30 | 2017-11-28 | 三星Sdi株式会社 | 电路板之间的连接结构和具有该连接结构的电池组 |
CN109413883A (zh) * | 2017-08-15 | 2019-03-01 | 惠州中京电子科技有限公司 | Pcb报废板smt识别方法 |
WO2019230336A1 (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-05 | 日東電工株式会社 | 配線回路基板 |
JP2019212675A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 日東電工株式会社 | 配線回路基板 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100478314B1 (ko) | 다층구조의 플렉시블 배선판과 그 제조방법 | |
US6490786B2 (en) | Circuit assembly and a method for making the same | |
US7286370B2 (en) | Wired circuit board and connection structure of wired circuit board | |
JPH0464122B2 (ja) | ||
US6596947B1 (en) | Board pieces, flexible wiring boards, and processes for manufacturing flexible wiring boards | |
JP5782013B2 (ja) | フレキシブルプリント基板の接合方法 | |
JPH0832194A (ja) | 熱融着用可撓性プリント板及びその接続構造 | |
JP5742936B2 (ja) | 配線板および配線板の製造方法 | |
US5883432A (en) | Connection structure between electrode pad on semiconductor device and printed pattern on printed circuit board | |
JPH01319993A (ja) | プリント回路基板の接続方法 | |
JP2002290028A (ja) | プリント配線基板の接続方法及び接続構造 | |
JPH06104547A (ja) | フレキシブル基板 | |
US6840430B2 (en) | Board pieces, flexible wiring boards and processes for manufacturing flexible wiring boards | |
JP2002025740A (ja) | 平型導体配線板の溶接方法及び溶接部構造 | |
JP2001119145A (ja) | 多層フレキシブル配線板 | |
JP2648552B2 (ja) | 金属配線の接続方法 | |
JP2001223465A (ja) | プリント配線基板の接続方法及び接続構造 | |
JP3346216B2 (ja) | プリント配線板 | |
JP4723431B2 (ja) | 回路基板の製造方法 | |
JPH05327152A (ja) | 配線基板及びその製造方法 | |
JP3321660B2 (ja) | 端子片付き基板構造 | |
JP3948250B2 (ja) | プリント配線基板の接続方法 | |
JPH0535589B2 (ja) | ||
JPS6246588A (ja) | フレキシブル配線基板の接続装置および接続方法 | |
JP2001127426A (ja) | 平型導体配線板の回路導体の接続方法及び接続構造 |