JPH0832538A - データ提供システム - Google Patents
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- JPH0832538A JPH0832538A JP6169151A JP16915194A JPH0832538A JP H0832538 A JPH0832538 A JP H0832538A JP 6169151 A JP6169151 A JP 6169151A JP 16915194 A JP16915194 A JP 16915194A JP H0832538 A JPH0832538 A JP H0832538A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 新聞記事のより詳細な情報を、容易に得るこ
とができるようにする。 【構成】 新聞社から、新聞データが衛星4を介して伝
送され、データ受信装置6で受信される。受信されたデ
ータは、光磁気ディスク(MO)8に記録され、必要に
応じて、そこから読み出され、モニタ7に表示される。
そして、表示されたデータ(新聞記事)のより詳細な情
報(詳細情報)が、新聞社の大型計算機1に存在するか
否かが報知される。詳細情報が存在する場合に、その詳
細情報を要求する指示が、リモコン9を操作することに
よりなされたとき、大型計算機1から、公衆電話網を介
してデータ受信装置6に、その詳細情報が伝送される。
とができるようにする。 【構成】 新聞社から、新聞データが衛星4を介して伝
送され、データ受信装置6で受信される。受信されたデ
ータは、光磁気ディスク(MO)8に記録され、必要に
応じて、そこから読み出され、モニタ7に表示される。
そして、表示されたデータ(新聞記事)のより詳細な情
報(詳細情報)が、新聞社の大型計算機1に存在するか
否かが報知される。詳細情報が存在する場合に、その詳
細情報を要求する指示が、リモコン9を操作することに
よりなされたとき、大型計算機1から、公衆電話網を介
してデータ受信装置6に、その詳細情報が伝送される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば新聞や、雑誌、
書籍などの刊行物のデータや、広告のデータなどを電子
的に配信する場合に用いて好適なデータ提供システムに
関する。
書籍などの刊行物のデータや、広告のデータなどを電子
的に配信する場合に用いて好適なデータ提供システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は、例えば新聞などのデータ
(新聞データ)を電子的に配信するデータ放送システム
として、衛星のデータチャンネルに、新聞データを挿入
し、これを衛星を介して伝送するものを先に出願してい
る。このシステムにおいて、新聞データの受信を契約し
た、例えば各家庭(契約者側)におけるデータ受信装置
では、衛星からの信号が受信され、データチャンネルに
挿入された新聞データが取り出される。そして、この新
聞データは、例えば磁気ディスクや光磁気ディスクなど
の記録媒体に記録され、契約者が希望するときに、所望
するものがそこから検索される。検索された新聞データ
は、例えばディスプレイなどに表示され、あるいはプリ
ントアウトされ、これにより契約者は、新聞を見ること
ができるようになされている。
(新聞データ)を電子的に配信するデータ放送システム
として、衛星のデータチャンネルに、新聞データを挿入
し、これを衛星を介して伝送するものを先に出願してい
る。このシステムにおいて、新聞データの受信を契約し
た、例えば各家庭(契約者側)におけるデータ受信装置
では、衛星からの信号が受信され、データチャンネルに
挿入された新聞データが取り出される。そして、この新
聞データは、例えば磁気ディスクや光磁気ディスクなど
の記録媒体に記録され、契約者が希望するときに、所望
するものがそこから検索される。検索された新聞データ
は、例えばディスプレイなどに表示され、あるいはプリ
ントアウトされ、これにより契約者は、新聞を見ること
ができるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザ(契
約者)は、検索した新聞データ(記事)の付加的な情報
(付加情報)である、例えば新聞データのより詳細な情
報(記事など)(詳細情報)や、その新聞データに関係
(関連)した情報(過去の記事など)(関係情報)など
を所望する場合がある。このような場合、ユーザは、例
えばその新聞データの情報提供者が有するデータベース
などに、データ受信装置とは別の装置によって、例えば
電話回線(電話網)などを介してアクセスし、所望する
情報(詳細情報、関係情報)を引き出さなければならな
かった。
約者)は、検索した新聞データ(記事)の付加的な情報
(付加情報)である、例えば新聞データのより詳細な情
報(記事など)(詳細情報)や、その新聞データに関係
(関連)した情報(過去の記事など)(関係情報)など
を所望する場合がある。このような場合、ユーザは、例
えばその新聞データの情報提供者が有するデータベース
などに、データ受信装置とは別の装置によって、例えば
電話回線(電話網)などを介してアクセスし、所望する
情報(詳細情報、関係情報)を引き出さなければならな
かった。
【0004】即ち、例えばモデムと接続されたパソコン
(パーソナルコンピュータ)などを操作し、データベー
スにアクセスする必要があった。
(パーソナルコンピュータ)などを操作し、データベー
スにアクセスする必要があった。
【0005】従って、ユーザは、データ受信装置だけで
なく、その他の装置も操作しなければならず、不便であ
った。
なく、その他の装置も操作しなければならず、不便であ
った。
【0006】また、上述したデータ放送システムによれ
ば、新聞データだけでなく、例えばスポンサの広告のデ
ータなども配信することが可能である。従って、ユーザ
は、新聞データと同様にして広告データを見た場合、や
はりその広告の付加情報(詳細情報、関係情報)を所望
するときがある。また、その広告の商品の問い合わせ
や、注文を希望するときもある。しかしながら、いずれ
にしても、上述した場合と同様に、データ受信装置以外
の端末であるパソコンや電話機などによって、データベ
ースや、問い合わせ先、あるいは注文先にアクセスしな
ければならず、やはり不便であった。
ば、新聞データだけでなく、例えばスポンサの広告のデ
ータなども配信することが可能である。従って、ユーザ
は、新聞データと同様にして広告データを見た場合、や
はりその広告の付加情報(詳細情報、関係情報)を所望
するときがある。また、その広告の商品の問い合わせ
や、注文を希望するときもある。しかしながら、いずれ
にしても、上述した場合と同様に、データ受信装置以外
の端末であるパソコンや電話機などによって、データベ
ースや、問い合わせ先、あるいは注文先にアクセスしな
ければならず、やはり不便であった。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、ユーザが所望する情報を容易に入手し、
また広告の商品に関する問い合わせ、注文を容易に行う
ことができるようにするものである。
たものであり、ユーザが所望する情報を容易に入手し、
また広告の商品に関する問い合わせ、注文を容易に行う
ことができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ提供シス
テムは、データベース(例えば、図1に示す新聞社や出
版社、あるいは図10に示す広告提供企業など)から、
データを伝送路を介して伝送し、伝送したデータをデー
タ受信装置(例えば、図1や図10に示すデータ受信装
置6など)で受信し、データ受信装置で受信したデータ
を記録媒体(例えば、図1や図10に示す光磁気ディス
ク(MO)8など)に記録し、記録媒体に記録したデー
タを表示するデータ提供システムにおいて、表示したデ
ータに対する付加情報がデータベースに存在するか否か
を報知し、データに対する付加情報が存在する場合、そ
の付加情報を要求する指示がされたときには、データベ
ースからデータ受信装置に対し、その付加情報を伝送す
ることを特徴とする。
テムは、データベース(例えば、図1に示す新聞社や出
版社、あるいは図10に示す広告提供企業など)から、
データを伝送路を介して伝送し、伝送したデータをデー
タ受信装置(例えば、図1や図10に示すデータ受信装
置6など)で受信し、データ受信装置で受信したデータ
を記録媒体(例えば、図1や図10に示す光磁気ディス
ク(MO)8など)に記録し、記録媒体に記録したデー
タを表示するデータ提供システムにおいて、表示したデ
ータに対する付加情報がデータベースに存在するか否か
を報知し、データに対する付加情報が存在する場合、そ
の付加情報を要求する指示がされたときには、データベ
ースからデータ受信装置に対し、その付加情報を伝送す
ることを特徴とする。
【0009】このデータ提供システムにおいては、付加
情報は、データのより詳細な詳細情報またはデータに関
係する関係情報とすることができる。また、データが伝
送される伝送路は、大容量の伝送路とし、付加情報が伝
送される伝送路は、小容量の伝送路とすることができ
る。さらに、付加情報がデータベースに存在するか否か
は、所定のアイコンの表示により報知することができ
る。また、データは、刊行物または広告のデータとする
ことができる。
情報は、データのより詳細な詳細情報またはデータに関
係する関係情報とすることができる。また、データが伝
送される伝送路は、大容量の伝送路とし、付加情報が伝
送される伝送路は、小容量の伝送路とすることができ
る。さらに、付加情報がデータベースに存在するか否か
は、所定のアイコンの表示により報知することができ
る。また、データは、刊行物または広告のデータとする
ことができる。
【0010】本発明の他のデータ提供システムは、広告
のデータを伝送路を介して伝送し、伝送した広告のデー
タをデータ受信装置(例えば、図10に示すデータ受信
装置6など)で受信し、データ受信装置で受信した広告
のデータを記録媒体(例えば、図10に示す光磁気ディ
スク(MO)8など)に記録し、記録媒体に記録した広
告のデータを表示するデータ提供システムにおいて、表
示した広告に対する問い合わせまたはその広告の商品の
注文が可能か否かを報知し、広告に対する問い合わせま
たはその広告の商品の注文が可能である場合、その問い
合わせまたは注文を要求する指示がされたときには、所
定の問い合わせ先または注文先にアクセスすることを特
徴とする。
のデータを伝送路を介して伝送し、伝送した広告のデー
タをデータ受信装置(例えば、図10に示すデータ受信
装置6など)で受信し、データ受信装置で受信した広告
のデータを記録媒体(例えば、図10に示す光磁気ディ
スク(MO)8など)に記録し、記録媒体に記録した広
告のデータを表示するデータ提供システムにおいて、表
示した広告に対する問い合わせまたはその広告の商品の
注文が可能か否かを報知し、広告に対する問い合わせま
たはその広告の商品の注文が可能である場合、その問い
合わせまたは注文を要求する指示がされたときには、所
定の問い合わせ先または注文先にアクセスすることを特
徴とする。
【0011】このデータ提供システムにおいては、広告
のデータが伝送される伝送路は、大容量の伝送路とし、
問い合わせ先または注文先にアクセスするための伝送路
は、小容量の伝送路とすることができる。また、問い合
わせまたは注文が可能か否かは、所定のアイコンの表示
により報知することができる。
のデータが伝送される伝送路は、大容量の伝送路とし、
問い合わせ先または注文先にアクセスするための伝送路
は、小容量の伝送路とすることができる。また、問い合
わせまたは注文が可能か否かは、所定のアイコンの表示
により報知することができる。
【0012】
【作用】本発明のデータ提供システムにおいては、デー
タベースから、データが伝送路を介して伝送され、デー
タ受信装置6で受信される。受信されたデータは、MO
8に記録され、必要に応じて、そこから読み出されて表
示される。そして、表示されたデータに対する付加情報
がデータベースに存在するか否かが報知され、付加情報
が存在する場合、その付加情報を要求する指示がされた
ときには、データベースからデータ受信装置6に対し、
その付加情報が伝送される。従って、ユーザは、所望す
る付加情報を容易に入手することができる。
タベースから、データが伝送路を介して伝送され、デー
タ受信装置6で受信される。受信されたデータは、MO
8に記録され、必要に応じて、そこから読み出されて表
示される。そして、表示されたデータに対する付加情報
がデータベースに存在するか否かが報知され、付加情報
が存在する場合、その付加情報を要求する指示がされた
ときには、データベースからデータ受信装置6に対し、
その付加情報が伝送される。従って、ユーザは、所望す
る付加情報を容易に入手することができる。
【0013】本発明の他のデータ提供システムにおいて
は、広告のデータが伝送路を介して伝送され、データ受
信装置6で受信される。受信された広告のデータは、M
O8に記録され、必要に応じて、そこから読み出されて
表示される。そして、表示された広告に対する問い合わ
せまたはその広告の商品の注文が可能か否かが報知さ
れ、広告に対する問い合わせまたはその広告の商品の注
文が可能である場合、その問い合わせまたは注文を要求
する指示がされたときには、所定の問い合わせ先または
注文先に対するアクセスがなされる。従って、ユーザ
は、問い合わせ、注文を容易に行うことができる。
は、広告のデータが伝送路を介して伝送され、データ受
信装置6で受信される。受信された広告のデータは、M
O8に記録され、必要に応じて、そこから読み出されて
表示される。そして、表示された広告に対する問い合わ
せまたはその広告の商品の注文が可能か否かが報知さ
れ、広告に対する問い合わせまたはその広告の商品の注
文が可能である場合、その問い合わせまたは注文を要求
する指示がされたときには、所定の問い合わせ先または
注文先に対するアクセスがなされる。従って、ユーザ
は、問い合わせ、注文を容易に行うことができる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明を適用したデータ放送システ
ムの構成例を示している。このデータ放送システムによ
れば、例えば新聞や、書籍、雑誌などの刊行物のデータ
を中心とするマルチメディアデータが放送され、受信側
では、これを受信して記録媒体に記録し、所望するとき
にそこからデータを読み出して視聴することができるよ
うになされている。
ムの構成例を示している。このデータ放送システムによ
れば、例えば新聞や、書籍、雑誌などの刊行物のデータ
を中心とするマルチメディアデータが放送され、受信側
では、これを受信して記録媒体に記録し、所望するとき
にそこからデータを読み出して視聴することができるよ
うになされている。
【0015】情報提供者としての新聞社は、大型計算機
1を有している。この大型計算機1には、紙面データベ
ースが蓄えられている。この紙面データベースには、新
聞に印刷するための記事や写真、図面の情報、さらには
レイアウト情報などを含んでいる。このデータベースの
データは、すべてディジタル化されており、必要に応じ
て編集装置2に、例えばネットワークなどを経由して伝
送され、そこにおいて編集される。
1を有している。この大型計算機1には、紙面データベ
ースが蓄えられている。この紙面データベースには、新
聞に印刷するための記事や写真、図面の情報、さらには
レイアウト情報などを含んでいる。このデータベースの
データは、すべてディジタル化されており、必要に応じ
て編集装置2に、例えばネットワークなどを経由して伝
送され、そこにおいて編集される。
【0016】即ち、データベースのデータは、例えば各
紙面ごとに、受信(受信者)側において検索し易いフォ
ーマットに編集される。例えば、この編集により、レイ
アウトはそのままで、見出しだけが見える形で紙面がそ
のまま縮小された検索のための画面(検索紙面)を作成
する。さらに、この見出しから、それに対応する記事
(記事紙面)を表示することができるように、検索の画
面(見出し)と、その詳細を記述した記事データとの関
係付けが行われる。
紙面ごとに、受信(受信者)側において検索し易いフォ
ーマットに編集される。例えば、この編集により、レイ
アウトはそのままで、見出しだけが見える形で紙面がそ
のまま縮小された検索のための画面(検索紙面)を作成
する。さらに、この見出しから、それに対応する記事
(記事紙面)を表示することができるように、検索の画
面(見出し)と、その詳細を記述した記事データとの関
係付けが行われる。
【0017】さらに、編集装置2には、大型計算機1に
は蓄えられていない、例えば付加的なテキストデータ
や、画像データ、音声データ(例えば、新聞記事に対応
する、ニュース番組の画像、音声、あるいはスポーツ番
組のハイライトシーンの画像、音声など)などが、必要
に応じて入力される。編集装置2では、これらの情報
(テキストデータ、画像データ、音声データ)(これ
も、上述したデータベースのデータと同様にディジタル
化されている)も、受信側において検索し易いフォーマ
ットに編集される(この場合、上述したように、情報
(テキストデータ、画像データ、音声データ)を画面表
示するときのレイアウトの編集の他、その情報と、その
情報に対応する新聞記事との関係付けなども行われ
る)。
は蓄えられていない、例えば付加的なテキストデータ
や、画像データ、音声データ(例えば、新聞記事に対応
する、ニュース番組の画像、音声、あるいはスポーツ番
組のハイライトシーンの画像、音声など)などが、必要
に応じて入力される。編集装置2では、これらの情報
(テキストデータ、画像データ、音声データ)(これ
も、上述したデータベースのデータと同様にディジタル
化されている)も、受信側において検索し易いフォーマ
ットに編集される(この場合、上述したように、情報
(テキストデータ、画像データ、音声データ)を画面表
示するときのレイアウトの編集の他、その情報と、その
情報に対応する新聞記事との関係付けなども行われ
る)。
【0018】以上のように、受信側で検索し易い形態に
編集したデータであって、テキストデータ、画像デー
タ、および音声データを組み合わせた、新聞データを核
とするマルチメディア新聞データが、例えば地上のデー
タ回線を介して、情報提供者に代わってユーザの管理を
行うサービス運用会社3に伝送される。
編集したデータであって、テキストデータ、画像デー
タ、および音声データを組み合わせた、新聞データを核
とするマルチメディア新聞データが、例えば地上のデー
タ回線を介して、情報提供者に代わってユーザの管理を
行うサービス運用会社3に伝送される。
【0019】さらに、サービス運用会社3には、その他
の情報提供者である出版社が提供する、例えば雑誌や書
籍などのデータ、さらにはテレビ局が提供する番組(映
像信号と音声信号で構成される)なども供給される。な
お、出版社が提供する雑誌や書籍のデータは、例えば上
述した新聞社が提供するデータと同様に、テキストデー
タ、画像データ、および音声データを組み合わせたマル
チメディアデータ(以下、適宜、マルチメディア雑誌/
書籍データという)とすることが可能である。
の情報提供者である出版社が提供する、例えば雑誌や書
籍などのデータ、さらにはテレビ局が提供する番組(映
像信号と音声信号で構成される)なども供給される。な
お、出版社が提供する雑誌や書籍のデータは、例えば上
述した新聞社が提供するデータと同様に、テキストデー
タ、画像データ、および音声データを組み合わせたマル
チメディアデータ(以下、適宜、マルチメディア雑誌/
書籍データという)とすることが可能である。
【0020】サービス運用会社3に伝送されたデータ
は、そこから衛星(放送衛星(BS)または通信衛星
(CS))4に伝送され、さらに衛星4から、受信側
(例えば、各家庭における受信者(契約者)など)に伝
送される。即ち、情報提供者が提供する情報(データ)
は、衛星回線を介して、受信者側に伝送される。
は、そこから衛星(放送衛星(BS)または通信衛星
(CS))4に伝送され、さらに衛星4から、受信側
(例えば、各家庭における受信者(契約者)など)に伝
送される。即ち、情報提供者が提供する情報(データ)
は、衛星回線を介して、受信者側に伝送される。
【0021】サービス運用会社3は、例えば図2に示す
ような送信装置を有している。新聞社からのマルチメデ
ィア新聞データと、出版社からのマルチメディア雑誌/
書籍データ(以下、両方含めて、適宜、マルチメディア
データという)とは、エンコーダ25に供給される。な
お、サービス運用会社3において、例えばマルチメディ
ア雑誌/書籍データは、必要に応じて、受信側で検索し
易い形に編集されてから、エンコーダ25に供給され
る。
ような送信装置を有している。新聞社からのマルチメデ
ィア新聞データと、出版社からのマルチメディア雑誌/
書籍データ(以下、両方含めて、適宜、マルチメディア
データという)とは、エンコーダ25に供給される。な
お、サービス運用会社3において、例えばマルチメディ
ア雑誌/書籍データは、必要に応じて、受信側で検索し
易い形に編集されてから、エンコーダ25に供給され
る。
【0022】エンコーダ25には、マルチメディアデー
タの他、例えばデータ識別子(マルチメディアデータを
識別するためのもの)などを含む共通情報、ユーザ管理
情報などを含む個別情報、スクランブルキー、およびワ
ークキーなどのデータが入力される。
タの他、例えばデータ識別子(マルチメディアデータを
識別するためのもの)などを含む共通情報、ユーザ管理
情報などを含む個別情報、スクランブルキー、およびワ
ークキーなどのデータが入力される。
【0023】このうち、マルチメディアデータは、デー
タスクランブラ14に供給され、PN(pseudon
oise)発生器13が出力する疑似ランダム系列に対
応してスクランブルされ、独立データチャンネル多重化
回路12に出力される。PN発生器13が発生する疑似
ランダム系列は、そこに入力されるスクランブルキーに
対応して設定される。なお、このスクランブルキーは、
例えば毎日などの定期的に、あるいは不定期に変更する
ことが可能である。
タスクランブラ14に供給され、PN(pseudon
oise)発生器13が出力する疑似ランダム系列に対
応してスクランブルされ、独立データチャンネル多重化
回路12に出力される。PN発生器13が発生する疑似
ランダム系列は、そこに入力されるスクランブルキーに
対応して設定される。なお、このスクランブルキーは、
例えば毎日などの定期的に、あるいは不定期に変更する
ことが可能である。
【0024】スクランブルキーは、PN発生器13の
他、関連情報暗号化回路11に供給される。暗号化回路
11には、スクランブルキーの他、個別情報、共通情
報、およびワークキーが供給される。暗号化回路11で
は、ワークキーを用いて、スクランブルキー、個別情
報、および共通情報が暗号化される。暗号化されたデー
タは、関連情報として、独立データチャンネル多重化回
路12に供給される。
他、関連情報暗号化回路11に供給される。暗号化回路
11には、スクランブルキーの他、個別情報、共通情
報、およびワークキーが供給される。暗号化回路11で
は、ワークキーを用いて、スクランブルキー、個別情
報、および共通情報が暗号化される。暗号化されたデー
タは、関連情報として、独立データチャンネル多重化回
路12に供給される。
【0025】独立データチャンネル多重化回路12は、
データスクランブラ14より供給されるスクランブルさ
れたマルチメディアデータと、暗号化回路11より供給
される関連情報とを多重化し、ディジタルチャンネル信
号多重化回路15に出力する。
データスクランブラ14より供給されるスクランブルさ
れたマルチメディアデータと、暗号化回路11より供給
される関連情報とを多重化し、ディジタルチャンネル信
号多重化回路15に出力する。
【0026】以上の構成が、図3を参照して後述する独
立データチャンネルにおけるデータを生成するためのエ
ンコーダ25を構成している。
立データチャンネルにおけるデータを生成するためのエ
ンコーダ25を構成している。
【0027】また、ディジタルチャンネル信号多重化回
路15には、ディジタルチャンルネル信号として伝送さ
れる音声信号(少なくともその一部は、上述したテレビ
局から提供された番組の音声信号である)も入力され
る。ディジタルチャンネル信号多重化回路15は、入力
された音声信号(ディジタル音声信号)と、エンコーダ
25より供給されるデータとを多重化し、4相DPSK
変調器16に供給する。
路15には、ディジタルチャンルネル信号として伝送さ
れる音声信号(少なくともその一部は、上述したテレビ
局から提供された番組の音声信号である)も入力され
る。ディジタルチャンネル信号多重化回路15は、入力
された音声信号(ディジタル音声信号)と、エンコーダ
25より供給されるデータとを多重化し、4相DPSK
変調器16に供給する。
【0028】4相DPSK変調器16は、入力されたデ
ータを4相DPSK変調し、映像信号/ディジタルチャ
ンネル信号多重化回路17に出力する。この映像信号/
ディジタルチャンネル信号多重化回路17には、また、
テレビ局から提供された番組の映像信号が入力される。
ディジタルチャンネル信号多重化回路15に入力される
音声信号がディジタル信号であるのに対して、映像信号
/ディジタルチャンネル信号多重化回路17に入力され
る映像信号はアナログ信号とされている。
ータを4相DPSK変調し、映像信号/ディジタルチャ
ンネル信号多重化回路17に出力する。この映像信号/
ディジタルチャンネル信号多重化回路17には、また、
テレビ局から提供された番組の映像信号が入力される。
ディジタルチャンネル信号多重化回路15に入力される
音声信号がディジタル信号であるのに対して、映像信号
/ディジタルチャンネル信号多重化回路17に入力され
る映像信号はアナログ信号とされている。
【0029】なお、この映像信号は、将来的には、アナ
ログ信号ではなく、ディジタル信号とし、情報提供者
(図1においては、新聞社、出版社、およびテレビ局)
から伝送されくるデータを、すべてマルチメディアデー
タとして取り扱うようにすることが可能である。
ログ信号ではなく、ディジタル信号とし、情報提供者
(図1においては、新聞社、出版社、およびテレビ局)
から伝送されくるデータを、すべてマルチメディアデー
タとして取り扱うようにすることが可能である。
【0030】また、映像信号は、スクランブルをかけた
後、映像信号/ディジタルチャンネル信号多重化回路1
7に入力するようにすることが可能である。この場合、
映像信号のスクランブルに用いられたスクランブルキー
は、例えば関連情報暗号化回路11に入力され、そこで
暗号化されて、関連情報に含められる。
後、映像信号/ディジタルチャンネル信号多重化回路1
7に入力するようにすることが可能である。この場合、
映像信号のスクランブルに用いられたスクランブルキー
は、例えば関連情報暗号化回路11に入力され、そこで
暗号化されて、関連情報に含められる。
【0031】映像信号/ディジタルチャンネル信号多重
化回路17は、入力される映像信号と、4相DPSK変
調器16より供給される信号とを周波数多重化し、FM
変調器18に出力する。FM変調器18は、入力された
信号で所定のキャリアをFM変調し、アップコンバータ
19に出力する。アップコンバータ19は、入力された
FM信号を、ギガヘルツのオーダの周波数帯域(例え
ば、KuバンドやKaバンド)の信号に周波数変換す
る。アップコンバータ19より出力されたFM信号は、
電力増幅器20により電力増幅された後、送信アンテナ
21に供給され、そこから衛星4(図1)に送出され
る。
化回路17は、入力される映像信号と、4相DPSK変
調器16より供給される信号とを周波数多重化し、FM
変調器18に出力する。FM変調器18は、入力された
信号で所定のキャリアをFM変調し、アップコンバータ
19に出力する。アップコンバータ19は、入力された
FM信号を、ギガヘルツのオーダの周波数帯域(例え
ば、KuバンドやKaバンド)の信号に周波数変換す
る。アップコンバータ19より出力されたFM信号は、
電力増幅器20により電力増幅された後、送信アンテナ
21に供給され、そこから衛星4(図1)に送出され
る。
【0032】ここで、図3は、4相DPSK変調された
ディジタルチャンネルデータのフォーマット(Aモード
のフォーマット)を表している。同図に示すように、横
64ビット、縦32ビットの、合計2048ビットのデ
ータにより、1フレームのデータが構成されている。最
初の2ビット×32ビットの範囲には、フレーム同期信
号、制御信号およびレンジビット信号が配置(記録)さ
れるようになされている。1フレームのデータは1ms
の時間で伝送されるため、伝送レートは2.048Mb
psとなる。
ディジタルチャンネルデータのフォーマット(Aモード
のフォーマット)を表している。同図に示すように、横
64ビット、縦32ビットの、合計2048ビットのデ
ータにより、1フレームのデータが構成されている。最
初の2ビット×32ビットの範囲には、フレーム同期信
号、制御信号およびレンジビット信号が配置(記録)さ
れるようになされている。1フレームのデータは1ms
の時間で伝送されるため、伝送レートは2.048Mb
psとなる。
【0033】フレーム同期信号は、各フレームの同期を
取るための信号である。制御信号は、伝送モードがAモ
ードまたはBモードのいずれのモードであるのかや、テ
レビジョン音声信号(テレビ局から提供された番組の音
声信号)(図3の音声1と2、または音声の3と4に配
置される)がステレオ信号であるのか、モノラル1チャ
ンネルの信号であるのか、モノラル2チャンネルの信号
であるのかなどを表すようになされている。
取るための信号である。制御信号は、伝送モードがAモ
ードまたはBモードのいずれのモードであるのかや、テ
レビジョン音声信号(テレビ局から提供された番組の音
声信号)(図3の音声1と2、または音声の3と4に配
置される)がステレオ信号であるのか、モノラル1チャ
ンネルの信号であるのか、モノラル2チャンネルの信号
であるのかなどを表すようになされている。
【0034】次に述べる音声1乃至4には、14ビット
で量子化された音声データのうちの、有効桁数の上位1
0ビットが選択されて配置される。レンジビット信号
は、この選択された音声データの範囲(レンジ)を表す
ようになされている。
で量子化された音声データのうちの、有効桁数の上位1
0ビットが選択されて配置される。レンジビット信号
は、この選択された音声データの範囲(レンジ)を表す
ようになされている。
【0035】図3に示すように、最初の2×32ビット
の範囲の次の10×32ビットの範囲、およびそれに続
く10×32の3つの範囲には、それぞれ音声1乃至音
声4の音声データが記録(配置)されるようになされて
いる(但し、音声3と4には、音声以外のデータが配置
される場合もある)。音声4のデータの次には、15×
32ビットの範囲に、独立データチャンネルのデータが
配置され、さらに最後の7×32ビットの範囲には、横
方向の誤り訂正符号が配置されている。
の範囲の次の10×32ビットの範囲、およびそれに続
く10×32の3つの範囲には、それぞれ音声1乃至音
声4の音声データが記録(配置)されるようになされて
いる(但し、音声3と4には、音声以外のデータが配置
される場合もある)。音声4のデータの次には、15×
32ビットの範囲に、独立データチャンネルのデータが
配置され、さらに最後の7×32ビットの範囲には、横
方向の誤り訂正符号が配置されている。
【0036】ここで、この図3に示す独立データチャン
ネルのデータは、所定のパケット単位で伝送される。例
えば、1パケットは288ビットにより構成され、先頭
の16ビットはヘッダとされ、それに続く190ビット
に実質的なデータが配置され、最後の82ビットに、パ
ケットの誤り訂正符号が配置される。ヘッダは、少なく
ともサービス識別符号と、その誤り訂正符号(チェック
ビット)を含み、サービス識別符号は、例えばそのパケ
ットに配置されたデータが、関連情報およびマルチメデ
ィアデータのうちのいずれであるかを識別するための符
号などを含んでいる。
ネルのデータは、所定のパケット単位で伝送される。例
えば、1パケットは288ビットにより構成され、先頭
の16ビットはヘッダとされ、それに続く190ビット
に実質的なデータが配置され、最後の82ビットに、パ
ケットの誤り訂正符号が配置される。ヘッダは、少なく
ともサービス識別符号と、その誤り訂正符号(チェック
ビット)を含み、サービス識別符号は、例えばそのパケ
ットに配置されたデータが、関連情報およびマルチメデ
ィアデータのうちのいずれであるかを識別するための符
号などを含んでいる。
【0037】独立データチャンネルには、図2に示した
関連情報暗号化回路11が出力する関連情報と、データ
スクランブル処理回路14が出力するマルチメディアデ
ータとが、パケット単位で割り付けられ、そのパケット
の割り付けられたデータ(そのデータが、関連情報であ
るか、またはマルチメディアデータであるか)に対応し
て、サービス識別符号が設定される。
関連情報暗号化回路11が出力する関連情報と、データ
スクランブル処理回路14が出力するマルチメディアデ
ータとが、パケット単位で割り付けられ、そのパケット
の割り付けられたデータ(そのデータが、関連情報であ
るか、またはマルチメディアデータであるか)に対応し
て、サービス識別符号が設定される。
【0038】以上のようなデータが、図1におけるサー
ビス運用会社3から衛星4に伝送され、衛星4から、さ
らに例えば各家庭における受信者(契約者)に伝送され
る。各家庭(受信側)においては、衛星4から伝送され
てきた信号が、室外装置(パラボラアンテナ)5により
受信され、所定の中間周波信号(IF信号)に変換され
る。このIF信号は、データ受信装置6に入力される。
データ受信装置6では、IF信号が復調され、さらにそ
の復調信号から、契約したデータ(マルチメディアデー
タ)が取り出される。そして、このデータは、例えば光
磁気ディスク(以下、MOという)8などでなる、デー
タ受信装置6の記録媒体用スロットに着脱可能な記録媒
体(その他、例えば磁気ディスクなど)などに記録され
る。
ビス運用会社3から衛星4に伝送され、衛星4から、さ
らに例えば各家庭における受信者(契約者)に伝送され
る。各家庭(受信側)においては、衛星4から伝送され
てきた信号が、室外装置(パラボラアンテナ)5により
受信され、所定の中間周波信号(IF信号)に変換され
る。このIF信号は、データ受信装置6に入力される。
データ受信装置6では、IF信号が復調され、さらにそ
の復調信号から、契約したデータ(マルチメディアデー
タ)が取り出される。そして、このデータは、例えば光
磁気ディスク(以下、MOという)8などでなる、デー
タ受信装置6の記録媒体用スロットに着脱可能な記録媒
体(その他、例えば磁気ディスクなど)などに記録され
る。
【0039】MO8にデータを記録した後、ユーザ(受
信者)は、所望するときに、そこから必要なデータを検
索し、その検索したデータを出力させることができる。
即ち、検索したデータを、例えばテレビジョン受像機や
コンピュータディスプレイなどでなるモニタ7に表示さ
せ、あるいは、図示せぬスピーカから出力させることが
できる。
信者)は、所望するときに、そこから必要なデータを検
索し、その検索したデータを出力させることができる。
即ち、検索したデータを、例えばテレビジョン受像機や
コンピュータディスプレイなどでなるモニタ7に表示さ
せ、あるいは、図示せぬスピーカから出力させることが
できる。
【0040】また、MO8を、例えばポータブル端末
や、デスクトップ型の端末(いずれも図示せず)などに
装着し、任意の場所で、所望するデータを検索して表示
(出力)させることもできる。
や、デスクトップ型の端末(いずれも図示せず)などに
装着し、任意の場所で、所望するデータを検索して表示
(出力)させることもできる。
【0041】次に、図4は、データ受信装置6の構成例
を示している。データ受信装置6を構成する各ブロック
は、バスを介してデータ(制御用のコマンドなどを含
む)のやりとりを行うようになされており、また、CP
U,ROM、およびRAMで構成される処理回路32に
より、各ブロックの制御が行われるようになされてい
る。また、このデータ受信装置6は、リモコン9を操作
することにより制御することができるようになされてい
る。即ち、リモコン9を操作することにより、その操作
に対応した信号が、入力装置33を介して処理回路32
で受信され、処理回路32では、リモコン9からの信号
に対応した処理が行われる。
を示している。データ受信装置6を構成する各ブロック
は、バスを介してデータ(制御用のコマンドなどを含
む)のやりとりを行うようになされており、また、CP
U,ROM、およびRAMで構成される処理回路32に
より、各ブロックの制御が行われるようになされてい
る。また、このデータ受信装置6は、リモコン9を操作
することにより制御することができるようになされてい
る。即ち、リモコン9を操作することにより、その操作
に対応した信号が、入力装置33を介して処理回路32
で受信され、処理回路32では、リモコン9からの信号
に対応した処理が行われる。
【0042】このデータ受信装置6においては、室外装
置5からのIF信号が、データ受信回路31に供給され
る。データ受信回路31では、入力されたIF信号が復
調される。さらに、データ受信回路31は、処理回路3
2の制御の下、受信者が契約したマルチメディアデータ
(例えば、所定の新聞社の新聞データとそれに付随する
テキストデータ、画像データ、および音声データや、所
定の雑誌、書籍のデータとそれに付随するテキストデー
タ、画像データ、および音声データなど)をデコード
し、データ記録媒体コントロール回路34に出力する。
データ記録媒体コントロール回路34は、データ受信回
路31からのデータを、MO8に記録する。
置5からのIF信号が、データ受信回路31に供給され
る。データ受信回路31では、入力されたIF信号が復
調される。さらに、データ受信回路31は、処理回路3
2の制御の下、受信者が契約したマルチメディアデータ
(例えば、所定の新聞社の新聞データとそれに付随する
テキストデータ、画像データ、および音声データや、所
定の雑誌、書籍のデータとそれに付随するテキストデー
タ、画像データ、および音声データなど)をデコード
し、データ記録媒体コントロール回路34に出力する。
データ記録媒体コントロール回路34は、データ受信回
路31からのデータを、MO8に記録する。
【0043】その後、リモコン9が操作され、その操作
に対応する操作信号が、入力装置33で受信されると、
入力装置33は、その操作信号を、処理回路32に転送
する。処理回路32は、所定の操作信号を受信したと
き、MO8に記録されたデータを、データ記録媒体コン
トロール回路34に再生させ、ディスプレイインターフ
ェイス35に供給する。ディスプレイインターフェイス
35は、入力されたデータをビデオ信号に変換し、モニ
タ7に出力して表示させる(MO8から再生されたデー
タが音声データである場合には、そのデータは、図示せ
ぬスピーカから出力される)。これにより、契約者は、
契約した新聞や雑誌、書籍、さらにはそれに付随するテ
キスト、画像、音声を視聴することができる。
に対応する操作信号が、入力装置33で受信されると、
入力装置33は、その操作信号を、処理回路32に転送
する。処理回路32は、所定の操作信号を受信したと
き、MO8に記録されたデータを、データ記録媒体コン
トロール回路34に再生させ、ディスプレイインターフ
ェイス35に供給する。ディスプレイインターフェイス
35は、入力されたデータをビデオ信号に変換し、モニ
タ7に出力して表示させる(MO8から再生されたデー
タが音声データである場合には、そのデータは、図示せ
ぬスピーカから出力される)。これにより、契約者は、
契約した新聞や雑誌、書籍、さらにはそれに付随するテ
キスト、画像、音声を視聴することができる。
【0044】なお、データ受信回路31では、サービス
運用会社3から送られてくる(例えば、受信契約を結ぶ
ことにより郵送されてくる)セキュリティモジュールで
ある、例えばICカード10など(その他、メモリカー
ドなど)よりセキュリティモジュールインターフェイス
36を介して供給されるデータを用い、後述するように
してデータおよび関連情報の復号(デスクランブル)が
行われる。
運用会社3から送られてくる(例えば、受信契約を結ぶ
ことにより郵送されてくる)セキュリティモジュールで
ある、例えばICカード10など(その他、メモリカー
ドなど)よりセキュリティモジュールインターフェイス
36を介して供給されるデータを用い、後述するように
してデータおよび関連情報の復号(デスクランブル)が
行われる。
【0045】ICカード10は、後述する図5に示すよ
うに、ワークキーレジスタ10aおよび契約内容レジス
タ10bで構成されており、ワークキーレジスタ10a
にはセキュリティ管理を行うための、例えばワークキー
(図2の暗号化回路11に入力されるワークキーと同一
のもの)が、契約内容レジスタ10bには受信者が受信
契約をしたマルチメディアデータのデータ識別子などを
含む契約内容が、それぞれ記憶されている。セキュリテ
ィモジュールインターフェイス36は、ICカード10
に記憶されている情報の読み出しを行い、その結果得ら
れるワークキーおよび契約内容をデータ受信回路31に
出力するようになされている。
うに、ワークキーレジスタ10aおよび契約内容レジス
タ10bで構成されており、ワークキーレジスタ10a
にはセキュリティ管理を行うための、例えばワークキー
(図2の暗号化回路11に入力されるワークキーと同一
のもの)が、契約内容レジスタ10bには受信者が受信
契約をしたマルチメディアデータのデータ識別子などを
含む契約内容が、それぞれ記憶されている。セキュリテ
ィモジュールインターフェイス36は、ICカード10
に記憶されている情報の読み出しを行い、その結果得ら
れるワークキーおよび契約内容をデータ受信回路31に
出力するようになされている。
【0046】また、モデム37は、電話回線と接続され
ており、所定の通信処理を行うようになされている。即
ち、モデム37は、例えば処理回路32の指示に従い、
所定の電話番号を発呼し、さらに呼設定などの通信制御
を行う他、処理回路32から供給されるデータを変調し
て電話回線に出力するとともに、電話回線を介して入力
される信号を復調して処理回路32に供給するようにな
されている。
ており、所定の通信処理を行うようになされている。即
ち、モデム37は、例えば処理回路32の指示に従い、
所定の電話番号を発呼し、さらに呼設定などの通信制御
を行う他、処理回路32から供給されるデータを変調し
て電話回線に出力するとともに、電話回線を介して入力
される信号を復調して処理回路32に供給するようにな
されている。
【0047】図5は、データ受信回路31のより詳細な
構成例を示している。室外装置5より入力されたIF信
号は、FM復調器71に入力される。FM復調器71
は、IF信号を、ベースバンド信号に復調し、映像信号
/ディジタルチャンネル信号分離回路72に出力する。
映像信号/ディジタルチャンネル信号分離回路72は、
入力された信号から映像信号とディジタルチャンネル信
号とを分離する。映像信号は、図示せぬデコーダに供給
される。デコーダでは、供給された映像信号の受信契約
が結ばれている場合に、関連情報復号回路82から後述
するようにして供給されるスクランブルキー(映像信号
をスクランブルしたときに用いられたスクランブルキ
ー)を用いての映像信号のデスクランブルが行われる。
デスクランブルされた映像信号は、例えばリモコン9の
操作に応じて、ディスプレイインターフェイス35(図
4)を介してモニタ7に出力されて表示される。
構成例を示している。室外装置5より入力されたIF信
号は、FM復調器71に入力される。FM復調器71
は、IF信号を、ベースバンド信号に復調し、映像信号
/ディジタルチャンネル信号分離回路72に出力する。
映像信号/ディジタルチャンネル信号分離回路72は、
入力された信号から映像信号とディジタルチャンネル信
号とを分離する。映像信号は、図示せぬデコーダに供給
される。デコーダでは、供給された映像信号の受信契約
が結ばれている場合に、関連情報復号回路82から後述
するようにして供給されるスクランブルキー(映像信号
をスクランブルしたときに用いられたスクランブルキ
ー)を用いての映像信号のデスクランブルが行われる。
デスクランブルされた映像信号は、例えばリモコン9の
操作に応じて、ディスプレイインターフェイス35(図
4)を介してモニタ7に出力されて表示される。
【0048】一方、映像信号/ディジタルチャンネル信
号分離回路72により分離されたディジタルチャンネル
信号は、4相DPSK復調器73に入力され、復調され
る。4相DPSK復調器73より出力された信号は、デ
ィジタルチャンネル信号分離回路74に入力され、そこ
で音声信号(図3に示した音声1乃至4に配置された信
号)と独立データチャンネルの信号とに分離される。音
声信号は、それが上述した映像信号に対応するものであ
る場合、例えばリモコン9の操作に応じて、スピーカに
供給され、そこから音声として出力される。
号分離回路72により分離されたディジタルチャンネル
信号は、4相DPSK復調器73に入力され、復調され
る。4相DPSK復調器73より出力された信号は、デ
ィジタルチャンネル信号分離回路74に入力され、そこ
で音声信号(図3に示した音声1乃至4に配置された信
号)と独立データチャンネルの信号とに分離される。音
声信号は、それが上述した映像信号に対応するものであ
る場合、例えばリモコン9の操作に応じて、スピーカに
供給され、そこから音声として出力される。
【0049】また、ディジタルチャンネル信号分離回路
74は、分離した独立データチャンネル信号を、マルチ
メディアデータ/関連情報分離回路81に出力する。マ
ルチメディアデータ/関連情報分離回路81は、入力さ
れた信号から、マルチメディアデータと関連情報とを分
離し、マルチメディアデータをデータデスクランブラ8
7に出力するとともに、関連情報を関連情報復号回路8
2に出力する。なお、これは、上述したサービス識別符
号を参照することにより行われる。
74は、分離した独立データチャンネル信号を、マルチ
メディアデータ/関連情報分離回路81に出力する。マ
ルチメディアデータ/関連情報分離回路81は、入力さ
れた信号から、マルチメディアデータと関連情報とを分
離し、マルチメディアデータをデータデスクランブラ8
7に出力するとともに、関連情報を関連情報復号回路8
2に出力する。なお、これは、上述したサービス識別符
号を参照することにより行われる。
【0050】復号回路82は、ICカード10よりセキ
ュリティモジュールインターフェイス33(図4)を介
して供給されるワークキーを用いて、関連情報として入
力されてきたスクランブルキー、個別情報、および共通
情報を復号する。そして、スクランブルキーは、オン/
オフ切換回路85に出力され、また共通情報に含まれる
データ識別子、および個別情報に含まれるユーザ管理情
報は、ダウンロード可否判定回路83に出力される。
ュリティモジュールインターフェイス33(図4)を介
して供給されるワークキーを用いて、関連情報として入
力されてきたスクランブルキー、個別情報、および共通
情報を復号する。そして、スクランブルキーは、オン/
オフ切換回路85に出力され、また共通情報に含まれる
データ識別子、および個別情報に含まれるユーザ管理情
報は、ダウンロード可否判定回路83に出力される。
【0051】ダウンロード可否判定回路83は、入力さ
れたデータ識別子を、ICカード10よりセキュリティ
モジュールインターフェイス33を介して供給される契
約内容と比較する。この契約内容には、上述したよう
に、あらかじめ契約されているマルチメディアデータの
データ識別子が含まれている。ダウンロード可否判定回
路83は、復号回路82より供給されたユーザ管理情報
に、契約料金未納、その他の禁止条件が含まれていない
限り、そこに入力される2つのデータ識別子が一致し、
さらにその一致したデータ識別子が、ダウンロード要求
設定回路84に記憶されているとき、オン/オフ切換回
路85をオン状態に切り換える制御信号を出力する。こ
れにより、復号回路82より出力されたスクランブルキ
ーが、オン/オフ切換回路85を介してPN発生器86
に供給される。
れたデータ識別子を、ICカード10よりセキュリティ
モジュールインターフェイス33を介して供給される契
約内容と比較する。この契約内容には、上述したよう
に、あらかじめ契約されているマルチメディアデータの
データ識別子が含まれている。ダウンロード可否判定回
路83は、復号回路82より供給されたユーザ管理情報
に、契約料金未納、その他の禁止条件が含まれていない
限り、そこに入力される2つのデータ識別子が一致し、
さらにその一致したデータ識別子が、ダウンロード要求
設定回路84に記憶されているとき、オン/オフ切換回
路85をオン状態に切り換える制御信号を出力する。こ
れにより、復号回路82より出力されたスクランブルキ
ーが、オン/オフ切換回路85を介してPN発生器86
に供給される。
【0052】ここで、ダウンロード要求設定回路84に
は、例えばリモコン9を操作することによって、受信者
(契約者)が契約したマルチメディアデータのうち、ダ
ウンロードを希望するもののデータ識別子が、あらかじ
め登録されている。従って、ダウンロード可否判定回路
83において、制御信号は、契約したマルチメディアデ
ータであって、ダウンロードを希望するものが受信され
たときに出力されることになる。
は、例えばリモコン9を操作することによって、受信者
(契約者)が契約したマルチメディアデータのうち、ダ
ウンロードを希望するもののデータ識別子が、あらかじ
め登録されている。従って、ダウンロード可否判定回路
83において、制御信号は、契約したマルチメディアデ
ータであって、ダウンロードを希望するものが受信され
たときに出力されることになる。
【0053】PN発生器86は、入力されたスクランブ
ルキーに対応して、疑似ランダム系列を発生する。デー
タデスクランブラ87は、このPN発生器86より供給
された疑似ランダム系列を利用して、マルチメディアデ
ータ/関連情報分離回路81より供給されるマルチメデ
ィアデータをデスクランブルして出力する。データデス
クランブラ87から出力されたマルチメディアデータ
は、データ記録媒体コントロール回路34を介してMO
8に供給されて記録される。
ルキーに対応して、疑似ランダム系列を発生する。デー
タデスクランブラ87は、このPN発生器86より供給
された疑似ランダム系列を利用して、マルチメディアデ
ータ/関連情報分離回路81より供給されるマルチメデ
ィアデータをデスクランブルして出力する。データデス
クランブラ87から出力されたマルチメディアデータ
は、データ記録媒体コントロール回路34を介してMO
8に供給されて記録される。
【0054】なお、関連情報復号化回路82は、入力さ
れた関連情報の復号結果にテレビ局からの映像信号のス
クランブルに用いられたスクランブルキーが含まれてい
る場合、それをデコーダに出力する。これにより、デコ
ーダでは、そのスクランブルキーを用いて、上述したよ
うに映像信号/ディジタルチャンネル信号分離回路72
から出力される映像信号がデスクランブルされる。
れた関連情報の復号結果にテレビ局からの映像信号のス
クランブルに用いられたスクランブルキーが含まれてい
る場合、それをデコーダに出力する。これにより、デコ
ーダでは、そのスクランブルキーを用いて、上述したよ
うに映像信号/ディジタルチャンネル信号分離回路72
から出力される映像信号がデスクランブルされる。
【0055】以上のようにして、マルチメディアデータ
がMO8に記録された後は、上述したようにしてリモコ
ン9を操作することにより、そこからユーザの所望する
データを検索して出力させる(モニタ7に表示させる、
あるいはスピーカから出力させる)ことができるように
なる。即ち、例えば上述したような検索紙面を表示さ
せ、さらにその見出しに関係付けられた詳細な記事(記
事紙面)を表示させることができる。
がMO8に記録された後は、上述したようにしてリモコ
ン9を操作することにより、そこからユーザの所望する
データを検索して出力させる(モニタ7に表示させる、
あるいはスピーカから出力させる)ことができるように
なる。即ち、例えば上述したような検索紙面を表示さ
せ、さらにその見出しに関係付けられた詳細な記事(記
事紙面)を表示させることができる。
【0056】図6は、検索紙面と記事紙面を模式的に表
している。検索紙面は、図6(a)に示すように、見出
しだけが見えるように表示される。これに対して、記事
紙面は、同図(b)に示すように、見出しだけでなく、
それに続いて概要、さらに詳細な記事が見えるように表
示される。契約者は必要に応じて検索紙面の所定の見出
しを、例えばリモコン9を操作して指定することによ
り、それを選択すると、その見出しに対応する概要と記
事などでなる記事紙面が、図6(b)に示すように表示
されるようになされている。さらに、指定した記事に、
画像/音声が関係付けられている場合、その画像を表示
し、また音声を出力することが可能である。
している。検索紙面は、図6(a)に示すように、見出
しだけが見えるように表示される。これに対して、記事
紙面は、同図(b)に示すように、見出しだけでなく、
それに続いて概要、さらに詳細な記事が見えるように表
示される。契約者は必要に応じて検索紙面の所定の見出
しを、例えばリモコン9を操作して指定することによ
り、それを選択すると、その見出しに対応する概要と記
事などでなる記事紙面が、図6(b)に示すように表示
されるようになされている。さらに、指定した記事に、
画像/音声が関係付けられている場合、その画像を表示
し、また音声を出力することが可能である。
【0057】ここで、記事紙面は、例えばその記事に付
されたユニークなIDである記事IDなどのデータを含
む、いわばそのヘッダのような検索用のファイルと、記
事紙面を実際に構成するためのデータのファイル(記事
ファイル)との2つのファイルで構成されている。
されたユニークなIDである記事IDなどのデータを含
む、いわばそのヘッダのような検索用のファイルと、記
事紙面を実際に構成するためのデータのファイル(記事
ファイル)との2つのファイルで構成されている。
【0058】図7は、サービス運用会社3(図1)から
伝送されてくる記事紙面の検索用のファイルのフォーマ
ットを示している。同図に示すように、記事紙面の検索
用のファイルは、記事ID、記事タイトル(例えば、記
事の見出しなど)、種類(例えば、記事が、社会面の記
事であるとか、経済面の記事であるとかなど)、キーワ
ード数N、キーワード[1]乃至[N]、記事出稿元
(記事の発信元)、詳しい情報(記事の詳細情報)の有
無を示す情報(以下、適宜、詳細情報有無情報とい
う)、過去の関連記事(関係情報)の有無を示す情報
(以下、適宜、関係情報有無情報という)、および実際
のデータが記録されている記事ファイル名が、順次配置
されて構成されている。
伝送されてくる記事紙面の検索用のファイルのフォーマ
ットを示している。同図に示すように、記事紙面の検索
用のファイルは、記事ID、記事タイトル(例えば、記
事の見出しなど)、種類(例えば、記事が、社会面の記
事であるとか、経済面の記事であるとかなど)、キーワ
ード数N、キーワード[1]乃至[N]、記事出稿元
(記事の発信元)、詳しい情報(記事の詳細情報)の有
無を示す情報(以下、適宜、詳細情報有無情報とい
う)、過去の関連記事(関係情報)の有無を示す情報
(以下、適宜、関係情報有無情報という)、および実際
のデータが記録されている記事ファイル名が、順次配置
されて構成されている。
【0059】図6(b)に示した記事紙面は、図7に示
した記事ファイル名の記事ファイルに記録されたデータ
によって構成される。この記事紙面(記事ファイル)
は、例えば記事IDや、記事タイトルに記述されている
見出しから検索する他、キーワード[1]乃至[N]の
領域に記述されているキーワードを用いて検索(キーワ
ード検索)することなどが可能である。
した記事ファイル名の記事ファイルに記録されたデータ
によって構成される。この記事紙面(記事ファイル)
は、例えば記事IDや、記事タイトルに記述されている
見出しから検索する他、キーワード[1]乃至[N]の
領域に記述されているキーワードを用いて検索(キーワ
ード検索)することなどが可能である。
【0060】図8は、図6(b)に示した記事紙面が、
モニタ7に表示されたときの画面の様子を示している。
同図に示すように、モニタ7には、記事紙面とともに、
リモコン9で操作(移動)可能なカーソル101、「詳
細情報」アイコン102、および「関係情報」アイコン
103が表示される。「詳細情報」アイコン102また
は「関係情報」アイコン103の表示状態は、図7で説
明した詳細情報有無情報または関係情報有無情報に基づ
いて、それぞれ決定されるようになされている。
モニタ7に表示されたときの画面の様子を示している。
同図に示すように、モニタ7には、記事紙面とともに、
リモコン9で操作(移動)可能なカーソル101、「詳
細情報」アイコン102、および「関係情報」アイコン
103が表示される。「詳細情報」アイコン102また
は「関係情報」アイコン103の表示状態は、図7で説
明した詳細情報有無情報または関係情報有無情報に基づ
いて、それぞれ決定されるようになされている。
【0061】ここで、例えば新聞社(図1)の大型計算
機1に蓄えられている紙面データベースに、記事紙面の
詳細情報または関係情報が存在する場合、図7で説明し
た詳細情報有無情報または関係情報有無情報の領域に
は、詳細情報または関係情報が存在する旨がそれぞれ記
録(記述)されている。
機1に蓄えられている紙面データベースに、記事紙面の
詳細情報または関係情報が存在する場合、図7で説明し
た詳細情報有無情報または関係情報有無情報の領域に
は、詳細情報または関係情報が存在する旨がそれぞれ記
録(記述)されている。
【0062】例えば詳細情報および関係情報が、両方と
もある場合、「詳細情報」アイコン102および「関係
情報」アイコン103は、例えば濃く表示される。ま
た、詳細情報がなく、関係情報のみがある場合、例えば
「詳細情報」アイコン102は淡く、「関係情報」アイ
コン103は濃く表示される。さらに、詳細情報があ
り、関係情報がない場合、例えば「詳細情報」アイコン
102は濃く、「関係情報」アイコン103は淡く表示
される。また、詳細情報および関係情報ともない場合、
例えば「詳細情報」アイコン102および「関係情報」
アイコン103は淡く表示される。
もある場合、「詳細情報」アイコン102および「関係
情報」アイコン103は、例えば濃く表示される。ま
た、詳細情報がなく、関係情報のみがある場合、例えば
「詳細情報」アイコン102は淡く、「関係情報」アイ
コン103は濃く表示される。さらに、詳細情報があ
り、関係情報がない場合、例えば「詳細情報」アイコン
102は濃く、「関係情報」アイコン103は淡く表示
される。また、詳細情報および関係情報ともない場合、
例えば「詳細情報」アイコン102および「関係情報」
アイコン103は淡く表示される。
【0063】以上のように、詳細情報または関係情報が
存在するかどうかは、「詳細情報」アイコン102およ
び「関係情報」アイコン103の表示によって、ユーザ
に認識させる(報知される)ようになされている。
存在するかどうかは、「詳細情報」アイコン102およ
び「関係情報」アイコン103の表示によって、ユーザ
に認識させる(報知される)ようになされている。
【0064】なお、詳細情報や関係情報が存在するかど
うかは、上述したようにアイコン表示の濃淡を変化させ
る他、その表示色を変えたり、あるいは点滅させたりす
るなどして、ユーザに認識させるようにすることが可能
である。また、音声によって報知することなども可能で
ある。
うかは、上述したようにアイコン表示の濃淡を変化させ
る他、その表示色を変えたり、あるいは点滅させたりす
るなどして、ユーザに認識させるようにすることが可能
である。また、音声によって報知することなども可能で
ある。
【0065】モニタ7に表示された記事紙面(記事デー
タ)に、詳細情報または関係情報が存在する場合、ユー
ザは、リモコン9を操作することにより、その詳細情報
または関係情報を要求することができる。即ち、リモコ
ン9を操作することにより、その詳細情報または関係情
報を要求する指示が、図4の入力装置33を介して、処
理回路32で受信された場合、処理回路32は、モデム
37および電話回線(図1に示した公衆電話網)を介し
て、新聞社の大型計算機1に蓄えられている紙面データ
ベースにアクセスし、そこから、電話回線(公衆電話
網)を介してデータ受信装置6に、詳細情報または関係
情報を伝送させるようになされている。
タ)に、詳細情報または関係情報が存在する場合、ユー
ザは、リモコン9を操作することにより、その詳細情報
または関係情報を要求することができる。即ち、リモコ
ン9を操作することにより、その詳細情報または関係情
報を要求する指示が、図4の入力装置33を介して、処
理回路32で受信された場合、処理回路32は、モデム
37および電話回線(図1に示した公衆電話網)を介し
て、新聞社の大型計算機1に蓄えられている紙面データ
ベースにアクセスし、そこから、電話回線(公衆電話
網)を介してデータ受信装置6に、詳細情報または関係
情報を伝送させるようになされている。
【0066】ここで、以下では、詳細情報および関係情
報が両方とも新聞社(図1)の大型計算機1に蓄えられ
ているデータベースに存在するものとする。
報が両方とも新聞社(図1)の大型計算機1に蓄えられ
ているデータベースに存在するものとする。
【0067】具体的には、ユーザは、詳細情報または関
係情報を所望する場合、リモコン9を操作することによ
り、図8に示したカーソル101を、「詳細情報」アイ
コン102または「関係情報」アイコン103の表示位
置に移動させて指定する。
係情報を所望する場合、リモコン9を操作することによ
り、図8に示したカーソル101を、「詳細情報」アイ
コン102または「関係情報」アイコン103の表示位
置に移動させて指定する。
【0068】このリモコン9の操作に対応する操作信号
は、図4の入力装置33を介して、処理回路32に転送
される。処理回路32で、この操作信号が受信される
と、図9のフローチャートに示すように、まず最初に、
ステップS1において、データ受信装置6から、図1に
示した公衆電話網を介して新聞社の大型計算機1に対
し、所定のデータが送信される。
は、図4の入力装置33を介して、処理回路32に転送
される。処理回路32で、この操作信号が受信される
と、図9のフローチャートに示すように、まず最初に、
ステップS1において、データ受信装置6から、図1に
示した公衆電話網を介して新聞社の大型計算機1に対
し、所定のデータが送信される。
【0069】即ち、処理回路32は、「詳細情報」アイ
コン102または「関係情報」アイコン103の指定操
作に対応する操作信号を受信すると、モデム37に、新
聞社の電話番号(新聞社の大型計算機1に接続されてい
る電話回線の電話番号)を発呼させる。
コン102または「関係情報」アイコン103の指定操
作に対応する操作信号を受信すると、モデム37に、新
聞社の電話番号(新聞社の大型計算機1に接続されてい
る電話回線の電話番号)を発呼させる。
【0070】ここで、受信契約した新聞データを提供す
る新聞社は、ユーザ側でわかっているので、その電話番
号は、例えばリモコン9を操作することなどにより入力
され、処理回路32の内蔵するRAMに、あらかじめ記
憶されている。
る新聞社は、ユーザ側でわかっているので、その電話番
号は、例えばリモコン9を操作することなどにより入力
され、処理回路32の内蔵するRAMに、あらかじめ記
憶されている。
【0071】その後、モデム37と新聞社の大型計算機
1との間でリングが確立されると、処理回路32は、モ
ニタ7に表示されている記事紙面の記事ID(図7)
と、詳細情報または関係情報を指定するコマンドとを、
モデム37を介して新聞社の大型計算機1に送信する。
1との間でリングが確立されると、処理回路32は、モ
ニタ7に表示されている記事紙面の記事ID(図7)
と、詳細情報または関係情報を指定するコマンドとを、
モデム37を介して新聞社の大型計算機1に送信する。
【0072】ここで、カーソル101によって、「詳細
情報」アイコン102または「関係情報」アイコン10
3が指定された場合には、それぞれ詳細情報または関係
情報を指定するコマンドが送信される。
情報」アイコン102または「関係情報」アイコン10
3が指定された場合には、それぞれ詳細情報または関係
情報を指定するコマンドが送信される。
【0073】ステップS1では、以上のようにして、デ
ータ受信装置6から新聞社に、記事IDと、詳細情報ま
たは関係情報を指定するコマンド(以下、適宜、指定コ
マンドという)とが送信される。
ータ受信装置6から新聞社に、記事IDと、詳細情報ま
たは関係情報を指定するコマンド(以下、適宜、指定コ
マンドという)とが送信される。
【0074】一方、新聞社(図1)の大型計算機1で
は、記事IDおよび指定コマンドが受信されると、その
記事IDが付された記事(記事紙面)に対応する詳細情
報/関係情報(詳細情報および関係情報のうちの、カー
ソル101によって指定された「詳細情報」アイコン1
02または「関係情報」アイコン103に対応する方)
が、そこに蓄えられた紙面データベースの中から検索さ
れる。そして、ステップS2に進み、検索の結果、詳細
情報/関係情報が複数得られたか否かが判定される。
は、記事IDおよび指定コマンドが受信されると、その
記事IDが付された記事(記事紙面)に対応する詳細情
報/関係情報(詳細情報および関係情報のうちの、カー
ソル101によって指定された「詳細情報」アイコン1
02または「関係情報」アイコン103に対応する方)
が、そこに蓄えられた紙面データベースの中から検索さ
れる。そして、ステップS2に進み、検索の結果、詳細
情報/関係情報が複数得られたか否かが判定される。
【0075】ステップS2において、詳細情報/関係情
報が複数得られなかったと判定された場合、即ち、検索
された詳細情報/関係情報が1つだけである場合、ステ
ップS3に進み、大型計算機1によって、その検索の結
果得られた1つの詳細情報/関係情報が、公衆電話網を
介して、データ受信装置6に送信(伝送)され、処理を
終了する。
報が複数得られなかったと判定された場合、即ち、検索
された詳細情報/関係情報が1つだけである場合、ステ
ップS3に進み、大型計算機1によって、その検索の結
果得られた1つの詳細情報/関係情報が、公衆電話網を
介して、データ受信装置6に送信(伝送)され、処理を
終了する。
【0076】データ受信装置6では、大型計算機1から
伝送されてきた詳細情報/関係情報が、図4に示したモ
デム37で受信され、処理回路32に転送される。処理
回路32は、詳細情報/関係情報を受信すると、それを
ディスプレイインターフェイス35を介してモニタ7に
供給して表示させる。
伝送されてきた詳細情報/関係情報が、図4に示したモ
デム37で受信され、処理回路32に転送される。処理
回路32は、詳細情報/関係情報を受信すると、それを
ディスプレイインターフェイス35を介してモニタ7に
供給して表示させる。
【0077】以上のようにして、モニタ7には、例えば
いままで表示されていた記事紙面に代えて、その記事紙
面(記事データ)に対応する詳細情報/関係情報が表示
される。
いままで表示されていた記事紙面に代えて、その記事紙
面(記事データ)に対応する詳細情報/関係情報が表示
される。
【0078】一方、ステップS2(図9)において、詳
細情報/関係情報が複数得られたと判定された場合、ス
テップS4に進み、大型計算機1では、その複数の詳細
情報/関係情報のリスト(例えば、見出しだけでなるも
の)(以下、適宜、情報リストという)が作成され、上
述したようにしてデータ受信装置6に送信され、これに
よりその情報リストがモニタ7に表示される。
細情報/関係情報が複数得られたと判定された場合、ス
テップS4に進み、大型計算機1では、その複数の詳細
情報/関係情報のリスト(例えば、見出しだけでなるも
の)(以下、適宜、情報リストという)が作成され、上
述したようにしてデータ受信装置6に送信され、これに
よりその情報リストがモニタ7に表示される。
【0079】ユーザは、モニタ7に表示された情報リス
トの見出しのうちの所望するものをリモコン9を操作す
ることにより選択する。情報リストに記述された見出し
には、ユニークな情報番号が付されており、見出しが選
択されると、ステップS5に進み、データ受信装置6か
ら大型計算機1に、公衆電話網を介して、選択された見
出しに付された情報番号が送信される。
トの見出しのうちの所望するものをリモコン9を操作す
ることにより選択する。情報リストに記述された見出し
には、ユニークな情報番号が付されており、見出しが選
択されると、ステップS5に進み、データ受信装置6か
ら大型計算機1に、公衆電話網を介して、選択された見
出しに付された情報番号が送信される。
【0080】大型計算機1は、情報番号を受信すると、
その情報番号が付された見出しに対応する詳細情報/関
係情報を、そこに蓄えられた紙面データベースから検索
する。そして、ステップS6に進み、その検索された詳
細情報/関係情報が、公衆電話網を介して、データ受信
装置6に送信(伝送)され、処理を終了する。
その情報番号が付された見出しに対応する詳細情報/関
係情報を、そこに蓄えられた紙面データベースから検索
する。そして、ステップS6に進み、その検索された詳
細情報/関係情報が、公衆電話網を介して、データ受信
装置6に送信(伝送)され、処理を終了する。
【0081】データ受信装置6では、大型計算機1から
伝送されてきた詳細情報/関係情報が、上述したように
してモニタ7に表示される。
伝送されてきた詳細情報/関係情報が、上述したように
してモニタ7に表示される。
【0082】以上のように、ユーザは、例えばモデムと
接続されたパソコンなどのデータ受信装置6以外の装置
を操作し、データベース(上述の場合は、新聞社の大型
計算機1)にアクセスしなくても、検索した記事紙面が
表示された画面と同一の画面から、その付加的な情報
(付加情報)である、例えばそのより詳細な情報(詳細
情報)や、その新聞データに関係(関連)した情報(関
係情報)を得ることができる。
接続されたパソコンなどのデータ受信装置6以外の装置
を操作し、データベース(上述の場合は、新聞社の大型
計算機1)にアクセスしなくても、検索した記事紙面が
表示された画面と同一の画面から、その付加的な情報
(付加情報)である、例えばそのより詳細な情報(詳細
情報)や、その新聞データに関係(関連)した情報(関
係情報)を得ることができる。
【0083】即ち、ユーザは、データベースセンタであ
る新聞社の存在を意識することなく、いわばMO8に詳
細情報や関係情報がダウンロードされているかのよう
に、所望する詳細情報や関係情報を得ることができる。
る新聞社の存在を意識することなく、いわばMO8に詳
細情報や関係情報がダウンロードされているかのよう
に、所望する詳細情報や関係情報を得ることができる。
【0084】なお、以上においては、新聞データ(記事
紙面)の詳細情報や関係情報を対象として説明したが、
例えば書籍や雑誌などの刊行物、あるいは広告その他の
データの詳細情報や関係情報を対象とすることも可能で
ある。
紙面)の詳細情報や関係情報を対象として説明したが、
例えば書籍や雑誌などの刊行物、あるいは広告その他の
データの詳細情報や関係情報を対象とすることも可能で
ある。
【0085】また、データベースセンタである、例えば
新聞社などにアクセスして入手する情報は、上述した新
聞データの詳細情報や関係情報だけでなく、その他の付
加的な情報(付加情報)とすることも可能である。但
し、データベースセンタ側に、その付加情報が蓄えられ
ている必要がある。
新聞社などにアクセスして入手する情報は、上述した新
聞データの詳細情報や関係情報だけでなく、その他の付
加的な情報(付加情報)とすることも可能である。但
し、データベースセンタ側に、その付加情報が蓄えられ
ている必要がある。
【0086】さらに、上述の場合においては、MO8に
ダウンロードするデータを伝送する伝送路として、一方
向で大容量の衛星回線を用い、また詳細情報や関係情報
などの付加情報を得るための伝送路として、双方向通信
可能な小容量の公衆電話網(電話回線)を用いるように
したが、この他、伝送路としては、大容量で双方向通信
が可能な、例えばCATV網などを用いることが可能で
ある(この場合、付加情報を得るための伝送路として
は、例えばCATV網の個人用アクセスチャンネルなど
を用いる)。CATV網を用いる場合には、この1つの
伝送路で、データ受信装置6とデータベースセンタであ
る新聞社とを結ぶことができる。衛星回線を用いる場
合、サービス運用会社3は、衛星運用会社であるが、C
ATV網を用いる場合、サービス運用会社3は、CAT
V運用会社となる。
ダウンロードするデータを伝送する伝送路として、一方
向で大容量の衛星回線を用い、また詳細情報や関係情報
などの付加情報を得るための伝送路として、双方向通信
可能な小容量の公衆電話網(電話回線)を用いるように
したが、この他、伝送路としては、大容量で双方向通信
が可能な、例えばCATV網などを用いることが可能で
ある(この場合、付加情報を得るための伝送路として
は、例えばCATV網の個人用アクセスチャンネルなど
を用いる)。CATV網を用いる場合には、この1つの
伝送路で、データ受信装置6とデータベースセンタであ
る新聞社とを結ぶことができる。衛星回線を用いる場
合、サービス運用会社3は、衛星運用会社であるが、C
ATV網を用いる場合、サービス運用会社3は、CAT
V運用会社となる。
【0087】また、上述の場合、付加情報を蓄えている
データベースセンタを、MO8にダウンロードするデー
タを提供する新聞社としたが、このデータベースセンタ
と新聞社とは、別々のものとすることが可能である。具
体的には、データベースセンタを、例えばサービス運用
会社3とすることなどが可能である。
データベースセンタを、MO8にダウンロードするデー
タを提供する新聞社としたが、このデータベースセンタ
と新聞社とは、別々のものとすることが可能である。具
体的には、データベースセンタを、例えばサービス運用
会社3とすることなどが可能である。
【0088】次に、図10は、本発明を適用したデータ
放送システムの他の構成例を示している。このデータ放
送システムにおいては、出版社に代えて、広告提供企業
が情報提供社の1つになっている他は、図1のデータ放
送システムと同様に構成されている。なお、図10のデ
ータ放送システムでも、新聞社、広告提供企業、および
テレビ局に加えて、出版社を情報提供社とすることが可
能である。
放送システムの他の構成例を示している。このデータ放
送システムにおいては、出版社に代えて、広告提供企業
が情報提供社の1つになっている他は、図1のデータ放
送システムと同様に構成されている。なお、図10のデ
ータ放送システムでも、新聞社、広告提供企業、および
テレビ局に加えて、出版社を情報提供社とすることが可
能である。
【0089】広告提供企業は、例えば商品(ショッピン
グ情報(映画その他のチケット販売情報などを含む))
や、映画(映画宣伝)、スポーツ(スポーツ観戦)その
他の情報の広告のデータ(広告データ)を提供する。広
告提供企業の提供する広告データは、サービス運用会社
3に供給される。なお、広告提供企業が提供する広告デ
ータは、例えば上述した新聞社が提供するデータと同様
に、テキストデータ、画像データ、および音声データを
組み合わせたマルチメディアデータ(以下、適宜、マル
チメディア広告データという)とすることが可能であ
る。
グ情報(映画その他のチケット販売情報などを含む))
や、映画(映画宣伝)、スポーツ(スポーツ観戦)その
他の情報の広告のデータ(広告データ)を提供する。広
告提供企業の提供する広告データは、サービス運用会社
3に供給される。なお、広告提供企業が提供する広告デ
ータは、例えば上述した新聞社が提供するデータと同様
に、テキストデータ、画像データ、および音声データを
組み合わせたマルチメディアデータ(以下、適宜、マル
チメディア広告データという)とすることが可能であ
る。
【0090】この場合、サービス運用会社3が有する送
信装置は、例えば図11に示すように構成される。な
お、図中、図2における場合と対応する部分について
は、同一の符号を付してある。即ち、この送信装置は、
データ多重化回路26が新たに設けられている他は、図
2の送信装置と同様に構成されている。
信装置は、例えば図11に示すように構成される。な
お、図中、図2における場合と対応する部分について
は、同一の符号を付してある。即ち、この送信装置は、
データ多重化回路26が新たに設けられている他は、図
2の送信装置と同様に構成されている。
【0091】即ち、新聞社からのマルチメディア新聞デ
ータと、広告提供企業からのマルチメディア広告データ
とは、多重化回路26に入力される。多重化回路26で
は、マルチメディア新聞データとマルチメディア広告デ
ータとが多重化され、マルチメディアデータとして、エ
ンコーダ25を構成するデータスクランブラ14に供給
される。
ータと、広告提供企業からのマルチメディア広告データ
とは、多重化回路26に入力される。多重化回路26で
は、マルチメディア新聞データとマルチメディア広告デ
ータとが多重化され、マルチメディアデータとして、エ
ンコーダ25を構成するデータスクランブラ14に供給
される。
【0092】なお、このとき、例えば広告データが、新
聞データの検索中に、適宜表示されるようにするための
紙面管理情報などが、マルチメディア新聞データおよび
マルチメディア広告データとともに多重化される。従っ
て、受信側では、新聞データの検索の際に、この紙面管
理情報が参照され、広告データが、例えば図6(b)に
示した記事紙面の一部に、あるいは記事紙面が改ページ
されたときなどに、適宜表示される。
聞データの検索中に、適宜表示されるようにするための
紙面管理情報などが、マルチメディア新聞データおよび
マルチメディア広告データとともに多重化される。従っ
て、受信側では、新聞データの検索の際に、この紙面管
理情報が参照され、広告データが、例えば図6(b)に
示した記事紙面の一部に、あるいは記事紙面が改ページ
されたときなどに、適宜表示される。
【0093】多重化回路26より出力されたデータは、
エンコーダ25に入力される。以下、図2で説明した場
合と同様の処理がなされ、データが、図10に示したサ
ービス運用会社3から衛星4を介して、受信側に伝送さ
れる。
エンコーダ25に入力される。以下、図2で説明した場
合と同様の処理がなされ、データが、図10に示したサ
ービス運用会社3から衛星4を介して、受信側に伝送さ
れる。
【0094】受信側では、衛星4から伝送されてきた信
号が、室外装置5で受信され、その受信信号(IF信
号)が、データ受信装置6に入力され、以下上述した場
合と同様にして、マルチメディアデータが、MO8に記
録される。
号が、室外装置5で受信され、その受信信号(IF信
号)が、データ受信装置6に入力され、以下上述した場
合と同様にして、マルチメディアデータが、MO8に記
録される。
【0095】図12は、図10に示したデータ放送シス
テムに用いられるデータ受信装置6の構成例を示してい
る。なお、図中、図4における場合と対応する部分につ
いては、同一の符号を付してある。
テムに用いられるデータ受信装置6の構成例を示してい
る。なお、図中、図4における場合と対応する部分につ
いては、同一の符号を付してある。
【0096】この場合も、データ受信装置6を構成する
各ブロックは、バスを介してデータ(制御用のコマンド
などを含む)のやりとりを行うようになされており、ま
た、CPU,ROM、およびRAMで構成される処理回
路40により、各ブロックの制御が行われるようになさ
れている。
各ブロックは、バスを介してデータ(制御用のコマンド
などを含む)のやりとりを行うようになされており、ま
た、CPU,ROM、およびRAMで構成される処理回
路40により、各ブロックの制御が行われるようになさ
れている。
【0097】さらに、このデータ受信装置6では、リモ
コン9を操作して、MO8に記録したデータの中から、
例えば所望する商品などの広告を検索した後、リモコン
9あるいはヘッドセット41を用いて、広告主(広告提
供企業)の問い合わせ担当者などに電話し、その商品の
問い合わせや注文を行うことができるようになされてい
る。あるいは広告主が、例えば広告のより詳細な情報
(詳細情報)やその広告に関係(関連)する情報(関係
情報)などの付加情報を含むデータベースを有する場
合、そのデータベースにアクセスして、詳細情報や関係
情報を引き出すことができるようにもなされている。さ
らにまた、広告主が、例えば広告の商品の受注管理コン
ピュータを有する場合、そのコンピュータにアクセスし
て、商品の注文(いわば、オンライン注文)を行うこと
もできるようになされている。
コン9を操作して、MO8に記録したデータの中から、
例えば所望する商品などの広告を検索した後、リモコン
9あるいはヘッドセット41を用いて、広告主(広告提
供企業)の問い合わせ担当者などに電話し、その商品の
問い合わせや注文を行うことができるようになされてい
る。あるいは広告主が、例えば広告のより詳細な情報
(詳細情報)やその広告に関係(関連)する情報(関係
情報)などの付加情報を含むデータベースを有する場
合、そのデータベースにアクセスして、詳細情報や関係
情報を引き出すことができるようにもなされている。さ
らにまた、広告主が、例えば広告の商品の受注管理コン
ピュータを有する場合、そのコンピュータにアクセスし
て、商品の注文(いわば、オンライン注文)を行うこと
もできるようになされている。
【0098】ヘッドセット41は、例えばマイクとヘッ
ドフォン(スピーカ)とで構成されている。ヘッドセッ
ト41では、マイクに入力された音声が、電気信号(ア
ナログ信号)としての音声信号に変換されて、音声入出
力回路39に供給されるとともに、音声入出力回路39
から供給力された音声信号が、音声としてヘッドフォン
から出力されるようになされている。
ドフォン(スピーカ)とで構成されている。ヘッドセッ
ト41では、マイクに入力された音声が、電気信号(ア
ナログ信号)としての音声信号に変換されて、音声入出
力回路39に供給されるとともに、音声入出力回路39
から供給力された音声信号が、音声としてヘッドフォン
から出力されるようになされている。
【0099】なお、ヘッドセット41は、音声入出力回
路39と信号線を用いて接続することもできるが、いわ
ゆるコードレスとすることも可能である。また、ヘッド
セット41は、リモコン9と一体に構成することなども
可能である。この場合、リモコン9と音声入出力回路3
9との間で、図中点線で示すように、音声信号がやりと
りされることになる。
路39と信号線を用いて接続することもできるが、いわ
ゆるコードレスとすることも可能である。また、ヘッド
セット41は、リモコン9と一体に構成することなども
可能である。この場合、リモコン9と音声入出力回路3
9との間で、図中点線で示すように、音声信号がやりと
りされることになる。
【0100】音声入出力回路39は、ヘッドセット41
から供給される音声信号の信号フォーマットの変換処理
(例えば、信号のディジタル化処理など)などを行い、
電話回線インターフェイス38に転送するとともに、電
話回線インターフェイス38から供給される音声信号
(ディジタル信号)の信号フォーマットの変換処理(例
えば、信号のアナログ化処理など)を行い、ヘッドセッ
ト41に転送する。
から供給される音声信号の信号フォーマットの変換処理
(例えば、信号のディジタル化処理など)などを行い、
電話回線インターフェイス38に転送するとともに、電
話回線インターフェイス38から供給される音声信号
(ディジタル信号)の信号フォーマットの変換処理(例
えば、信号のアナログ化処理など)を行い、ヘッドセッ
ト41に転送する。
【0101】電話回線インターフェイス38は、図10
に示した公衆電話網(例えば、PSTNやISDNな
ど)と接続された電話回線と接続されており、電話に関
する制御を行う。即ち、電話回線インターフェイス38
(上述したモデム37も同様)は、例えば電話番号に対
応するデータが入力されると、そのデータに対応するP
B(プッシュボタン)音やDP(ダイヤルパルス)を電
話回線に出力し、その電話番号に対応する電話機との間
の呼設定(通信路の設定)を行う(その電話番号に対応
する電話機に電話をかける)。
に示した公衆電話網(例えば、PSTNやISDNな
ど)と接続された電話回線と接続されており、電話に関
する制御を行う。即ち、電話回線インターフェイス38
(上述したモデム37も同様)は、例えば電話番号に対
応するデータが入力されると、そのデータに対応するP
B(プッシュボタン)音やDP(ダイヤルパルス)を電
話回線に出力し、その電話番号に対応する電話機との間
の呼設定(通信路の設定)を行う(その電話番号に対応
する電話機に電話をかける)。
【0102】また、電話回線インターフェイス38は、
かかってきた電話の呼び出しに応じ、その電話機との間
の呼設定を行う。さらに、電話回線インターフェイス3
8は、呼設定後、電話回線を介して受信した信号である
アナログ信号(音声信号)を、ディジタル信号に変換し
て、音声入出力回路39に出力するとともに、音声入出
力回路39からのデータであるディジタル信号(音声信
号)を、アナログ信号に変換して、電話回線に出力す
る。また、電話回線インターフェイス38は、通信する
相手が電話機以外の、例えばコンピュータなどの通信端
末である場合、その通信端末からの信号をモデム37に
出力するとともにモデム37からの信号を、そのまま電
話回線に出力する。従って、音声のやりとりがなされる
場合は、電話回線インターフェイス38が通信制御を行
うが、通信する相手がコンピュータなどであり、そのコ
ンピュータとの間でデータのやりとりがなされる場合
は、モデム37が通信制御を行う。
かかってきた電話の呼び出しに応じ、その電話機との間
の呼設定を行う。さらに、電話回線インターフェイス3
8は、呼設定後、電話回線を介して受信した信号である
アナログ信号(音声信号)を、ディジタル信号に変換し
て、音声入出力回路39に出力するとともに、音声入出
力回路39からのデータであるディジタル信号(音声信
号)を、アナログ信号に変換して、電話回線に出力す
る。また、電話回線インターフェイス38は、通信する
相手が電話機以外の、例えばコンピュータなどの通信端
末である場合、その通信端末からの信号をモデム37に
出力するとともにモデム37からの信号を、そのまま電
話回線に出力する。従って、音声のやりとりがなされる
場合は、電話回線インターフェイス38が通信制御を行
うが、通信する相手がコンピュータなどであり、そのコ
ンピュータとの間でデータのやりとりがなされる場合
は、モデム37が通信制御を行う。
【0103】以上のように構成されるデータ受信装置6
では、マルチメディアデータがMO8に記録された後、
リモコン9を操作することにより、上述したように、記
事紙面(図6(b))が表示される。さらにまた、上述
した紙面管理情報が参照され、広告データが、例えば記
事紙面の一部や、あるいは記事紙面が改ページされたと
きなどに表示される。
では、マルチメディアデータがMO8に記録された後、
リモコン9を操作することにより、上述したように、記
事紙面(図6(b))が表示される。さらにまた、上述
した紙面管理情報が参照され、広告データが、例えば記
事紙面の一部や、あるいは記事紙面が改ページされたと
きなどに表示される。
【0104】ここで、広告が、商品に関するものである
として、以下説明を行う。
として、以下説明を行う。
【0105】図13は、モニタ7に広告データが表示さ
れた様子を示している。同図に示すように、モニタ7に
は、広告(広告の画面)とともに、カーソル101、
「詳細情報」アイコン111、「注文」アイコン11
2、および「問い合わせ」アイコン113が表示され
る。
れた様子を示している。同図に示すように、モニタ7に
は、広告(広告の画面)とともに、カーソル101、
「詳細情報」アイコン111、「注文」アイコン11
2、および「問い合わせ」アイコン113が表示され
る。
【0106】ここで、広告データは、例えばその広告に
付されたユニークなIDである広告IDなどのデータを
含む、いわばそのヘッダのような検索用のファイルと、
広告の画面を実際に構成するためのデータのファイル
(広告ファイル)との2つのファイルで構成されてい
る。
付されたユニークなIDである広告IDなどのデータを
含む、いわばそのヘッダのような検索用のファイルと、
広告の画面を実際に構成するためのデータのファイル
(広告ファイル)との2つのファイルで構成されてい
る。
【0107】図14は、サービス運用会社3(図1)か
ら伝送されてくる広告データの検索用のファイルのフォ
ーマットを示している。同図に示すように、広告データ
の検索用のファイルは、広告ID、その広告のタイトル
(広告タイトル)(例えば、商品名など)、種類(広告
が、商品の広告であれば、その商品が、例えば食料品で
あるとか、オーディオ製品であるとかなど)、広告主/
広告企業名、その広告主/広告企業の有するコンピュー
タに接続された電話回線の電話番号(広告主/広告企業
の計算機アクセスの電話番号)、広告主/広告企業の問
い合わせ担当者の電話番号(広告主/広告企業の音声ア
クセスの電話番号)、広告の商品の詳しい情報(広告の
詳細情報)(あるいは、広告の関係情報)の有無を示す
情報(詳細情報有無情報)、商品がオンラインで注文可
能か否かを示す情報(オンライン注文の可/不可)(以
下、適宜、オンライン注文情報という)、商品に関する
問い合わせが可能か否かを示す情報(担当者への直接問
い合わせの可/不可)(以下、問い合わせ情報とい
う)、および実際のデータが記録されている広告ファイ
ル名が、順次配置されて構成されている。
ら伝送されてくる広告データの検索用のファイルのフォ
ーマットを示している。同図に示すように、広告データ
の検索用のファイルは、広告ID、その広告のタイトル
(広告タイトル)(例えば、商品名など)、種類(広告
が、商品の広告であれば、その商品が、例えば食料品で
あるとか、オーディオ製品であるとかなど)、広告主/
広告企業名、その広告主/広告企業の有するコンピュー
タに接続された電話回線の電話番号(広告主/広告企業
の計算機アクセスの電話番号)、広告主/広告企業の問
い合わせ担当者の電話番号(広告主/広告企業の音声ア
クセスの電話番号)、広告の商品の詳しい情報(広告の
詳細情報)(あるいは、広告の関係情報)の有無を示す
情報(詳細情報有無情報)、商品がオンラインで注文可
能か否かを示す情報(オンライン注文の可/不可)(以
下、適宜、オンライン注文情報という)、商品に関する
問い合わせが可能か否かを示す情報(担当者への直接問
い合わせの可/不可)(以下、問い合わせ情報とい
う)、および実際のデータが記録されている広告ファイ
ル名が、順次配置されて構成されている。
【0108】図13に示した広告の画面は、図14に示
した広告ファイル名の広告ファイルが、MO8から検索
され、その広告ファイルに記録されたデータによって構
成される。
した広告ファイル名の広告ファイルが、MO8から検索
され、その広告ファイルに記録されたデータによって構
成される。
【0109】「詳細情報」アイコン111、「注文」ア
イコン112、または「問い合わせ」アイコン113の
表示状態は、上述した詳細情報有無情報、オンライン注
文情報、または問い合わせ情報に基づいて、それぞれ決
定されるようになされている。
イコン112、または「問い合わせ」アイコン113の
表示状態は、上述した詳細情報有無情報、オンライン注
文情報、または問い合わせ情報に基づいて、それぞれ決
定されるようになされている。
【0110】ここで、広告主/広告企業である、例えば
図10に示した広告提供企業が、データベースを管理す
るコンピュータを有し、そこに広告データの詳細情報
(あるいは関係情報)が蓄えられている場合、図14で
説明した詳細情報有無情報の領域には、詳細情報(ある
いは関係情報)が存在する旨が記録されている。また、
例えば広告提供企業が、受注管理を行うコンピュータを
有し、そのコンピュータによって、広告の商品のオンラ
イン注文サービスを行っている場合、図14で説明した
オンライン注文情報には、オンライン注文が可能である
旨が記録されている。さらに、例えば広告提供企業が、
広告の商品に対する問い合わせに応答する担当者をおい
ている場合、図14で説明した問い合わせ情報には、問
い合わせが可能である旨が記録されている。
図10に示した広告提供企業が、データベースを管理す
るコンピュータを有し、そこに広告データの詳細情報
(あるいは関係情報)が蓄えられている場合、図14で
説明した詳細情報有無情報の領域には、詳細情報(ある
いは関係情報)が存在する旨が記録されている。また、
例えば広告提供企業が、受注管理を行うコンピュータを
有し、そのコンピュータによって、広告の商品のオンラ
イン注文サービスを行っている場合、図14で説明した
オンライン注文情報には、オンライン注文が可能である
旨が記録されている。さらに、例えば広告提供企業が、
広告の商品に対する問い合わせに応答する担当者をおい
ている場合、図14で説明した問い合わせ情報には、問
い合わせが可能である旨が記録されている。
【0111】「詳細情報」アイコン111は、詳細情報
(あるいは関係情報)が存在する場合または存在しない
場合、それぞれ濃くまたは淡く表示される。また、「注
文」アイコン112は、オンライン注文が可能である場
合または不可である場合、それぞれ濃くまたは淡く表示
される。同様に、「問い合わせ」アイコン113も、問
い合わせが可能である場合または不可である場合、それ
ぞれ濃くまたは淡く表示される。
(あるいは関係情報)が存在する場合または存在しない
場合、それぞれ濃くまたは淡く表示される。また、「注
文」アイコン112は、オンライン注文が可能である場
合または不可である場合、それぞれ濃くまたは淡く表示
される。同様に、「問い合わせ」アイコン113も、問
い合わせが可能である場合または不可である場合、それ
ぞれ濃くまたは淡く表示される。
【0112】以上のように、詳細情報(あるいは関係情
報)が存在するかどうかや、オンライン注文、問い合わ
せが可能であるかどうかは、「詳細情報」アイコン11
1、「注文」アイコン112、「問い合わせ」アイコン
113の表示によって、ユーザに認識させる(報知され
る)ようになされている。
報)が存在するかどうかや、オンライン注文、問い合わ
せが可能であるかどうかは、「詳細情報」アイコン11
1、「注文」アイコン112、「問い合わせ」アイコン
113の表示によって、ユーザに認識させる(報知され
る)ようになされている。
【0113】なお、上述した場合と同様に、アイコン
は、その表示色を変えたり、あるいは点滅させたりする
なども可能である。また、音声により報知することも可
能である。
は、その表示色を変えたり、あるいは点滅させたりする
なども可能である。また、音声により報知することも可
能である。
【0114】モニタ7に表示された広告の画面(広告デ
ータ)に、詳細情報が存在する場合、ユーザは、リモコ
ン9を操作することにより、その詳細情報を要求するこ
とができる。即ち、リモコン9を操作することにより、
その詳細情報を要求する指示が、入力装置33を介し
て、処理回路40で受信されると、処理回路40は、モ
デム37を制御し、電話回線(図10に示した公衆電話
網)を介して、広告提供企業(広告主/広告企業)のコ
ンピュータにアクセスし、そこから、電話回線(公衆電
話網)を介してデータ受信装置6に、詳細情報を伝送さ
せるようになされている。
ータ)に、詳細情報が存在する場合、ユーザは、リモコ
ン9を操作することにより、その詳細情報を要求するこ
とができる。即ち、リモコン9を操作することにより、
その詳細情報を要求する指示が、入力装置33を介し
て、処理回路40で受信されると、処理回路40は、モ
デム37を制御し、電話回線(図10に示した公衆電話
網)を介して、広告提供企業(広告主/広告企業)のコ
ンピュータにアクセスし、そこから、電話回線(公衆電
話網)を介してデータ受信装置6に、詳細情報を伝送さ
せるようになされている。
【0115】さらに、モニタ7に表示された広告の商品
のオンライン注文が可能である場合、ユーザは、リモコ
ン9を操作することにより、その商品を注文することが
できる。即ち、リモコン9を操作することにより、その
商品の注文を要求する指示が、入力装置33を介して、
処理回路40で受信されると、処理回路40は、モデム
37を制御し、上述した場合と同様にして、注文先であ
る広告提供企業(広告主/広告企業)のコンピュータに
アクセスし、商品の注文を行うようになされている。
のオンライン注文が可能である場合、ユーザは、リモコ
ン9を操作することにより、その商品を注文することが
できる。即ち、リモコン9を操作することにより、その
商品の注文を要求する指示が、入力装置33を介して、
処理回路40で受信されると、処理回路40は、モデム
37を制御し、上述した場合と同様にして、注文先であ
る広告提供企業(広告主/広告企業)のコンピュータに
アクセスし、商品の注文を行うようになされている。
【0116】また、モニタ7に表示された広告の商品の
問い合わせが可能である場合、ユーザは、ヘッドセット
41を用いて、その商品に関する問い合わせを行うこと
ができる。即ち、リモコン9を操作することにより、そ
の商品の問い合わせを要求する指示が、入力装置33を
介して、処理回路40で受信されると、処理回路40
は、電話回線インターフェイス38を制御し、問い合わ
せ先である広告提供企業(広告主/広告企業)の問い合
わせ担当者(担当者の電話機)にアクセスし、その担当
者に対し、ヘッドセット41を用いて、商品の問い合わ
せを行うことができるようになされている。
問い合わせが可能である場合、ユーザは、ヘッドセット
41を用いて、その商品に関する問い合わせを行うこと
ができる。即ち、リモコン9を操作することにより、そ
の商品の問い合わせを要求する指示が、入力装置33を
介して、処理回路40で受信されると、処理回路40
は、電話回線インターフェイス38を制御し、問い合わ
せ先である広告提供企業(広告主/広告企業)の問い合
わせ担当者(担当者の電話機)にアクセスし、その担当
者に対し、ヘッドセット41を用いて、商品の問い合わ
せを行うことができるようになされている。
【0117】ここで、以下では、詳細情報が存在し、ま
たオンライン注文および問い合わせが可能であるものと
する。
たオンライン注文および問い合わせが可能であるものと
する。
【0118】図15は、データ受信装置6から、広告主
/広告企業である広告提供企業(図10)にアクセスが
なされる場合の処理手順を説明するフローチャートであ
る。
/広告企業である広告提供企業(図10)にアクセスが
なされる場合の処理手順を説明するフローチャートであ
る。
【0119】まず最初に、ステップS1においては、詳
細情報、オンライン注文、または問い合わせを指定する
コマンドが、リモコン9を操作することにより処理回路
40に入力される。
細情報、オンライン注文、または問い合わせを指定する
コマンドが、リモコン9を操作することにより処理回路
40に入力される。
【0120】即ち、ユーザは、詳細情報を所望する場
合、リモコン9を操作することにより、図13に示した
カーソル101を、「詳細情報」アイコン111の表示
位置に移動させて指定する。また、ユーザは、オンライ
ン注文または問い合わせを希望する場合、リモコン9を
操作することにより、カーソル101を、それぞれ「注
文」アイコン112または「問い合わせ」アイコン11
3の表示位置に移動させて指定する。
合、リモコン9を操作することにより、図13に示した
カーソル101を、「詳細情報」アイコン111の表示
位置に移動させて指定する。また、ユーザは、オンライ
ン注文または問い合わせを希望する場合、リモコン9を
操作することにより、カーソル101を、それぞれ「注
文」アイコン112または「問い合わせ」アイコン11
3の表示位置に移動させて指定する。
【0121】このリモコン9の操作に対応する操作信号
はコマンドとして、入力装置33を介して、処理回路4
0に転送される。なお、同時に、処理回路40には、い
まモニタ7に表示されている広告データの広告IDが、
例えばデータ記録媒体34を介して、MO8から読み出
されて入力される。
はコマンドとして、入力装置33を介して、処理回路4
0に転送される。なお、同時に、処理回路40には、い
まモニタ7に表示されている広告データの広告IDが、
例えばデータ記録媒体34を介して、MO8から読み出
されて入力される。
【0122】処理回路40においては、広告IDととも
にコマンドが受信されると、ステップS12に進み、そ
のコマンドが、「詳細情報」アイコン111、「注文」
アイコン112、および「問い合わせ」アイコン113
のうちのいずれを指定することによるものであるかが判
定される。
にコマンドが受信されると、ステップS12に進み、そ
のコマンドが、「詳細情報」アイコン111、「注文」
アイコン112、および「問い合わせ」アイコン113
のうちのいずれを指定することによるものであるかが判
定される。
【0123】ステップS12において、コマンドが、
「詳細情報」アイコン111の指定によるものであると
判定された場合、即ち広告の詳細情報を要求する指示が
された場合、ステップS13に進み、データ受信装置6
から、広告主/広告企業である広告提供企業(図10)
のコンピュータ(計算機)へのアクセス回線の設定が行
われる。
「詳細情報」アイコン111の指定によるものであると
判定された場合、即ち広告の詳細情報を要求する指示が
された場合、ステップS13に進み、データ受信装置6
から、広告主/広告企業である広告提供企業(図10)
のコンピュータ(計算機)へのアクセス回線の設定が行
われる。
【0124】即ち、処理回路40は、モデム37を制御
し、広告提供企業のコンピュータにアクセスする。具体
的には、モデム37によって、図14で説明した広告主
/広告企業の計算機アクセスの電話番号が発呼され、さ
らに広告提供企業のコンピュータとの間のリングが確立
される。
し、広告提供企業のコンピュータにアクセスする。具体
的には、モデム37によって、図14で説明した広告主
/広告企業の計算機アクセスの電話番号が発呼され、さ
らに広告提供企業のコンピュータとの間のリングが確立
される。
【0125】そして、処理回路40は、モニタ7に表示
されている広告の広告IDと、詳細情報を要求するコマ
ンド(詳細情報要求コマンド)とを、モデム37および
公衆電話網(図10)を介して広告提供企業のコンピュ
ータに送信する。
されている広告の広告IDと、詳細情報を要求するコマ
ンド(詳細情報要求コマンド)とを、モデム37および
公衆電話網(図10)を介して広告提供企業のコンピュ
ータに送信する。
【0126】一方、広告提供企業のコンピュータ(計算
機)では、広告IDおよび詳細情報要求コマンドが受信
されると、その広告IDが付された広告に対応する詳細
情報(あるいは関係情報)が、そのコンピュータに蓄え
られたデータベースの中から検索される。そして、ステ
ップS14に進み、検索された詳細情報が、公衆電話網
を介して、データ受信装置6に送信(伝送)される。
機)では、広告IDおよび詳細情報要求コマンドが受信
されると、その広告IDが付された広告に対応する詳細
情報(あるいは関係情報)が、そのコンピュータに蓄え
られたデータベースの中から検索される。そして、ステ
ップS14に進み、検索された詳細情報が、公衆電話網
を介して、データ受信装置6に送信(伝送)される。
【0127】データ受信装置6では、広告提供企業のコ
ンピュータから伝送されてきた詳細情報/関係情報が、
モデム37で受信され、処理回路40に転送される。処
理回路40で詳細情報が受信されると、ステップS15
に進み、その詳細情報が、ディスプレイインターフェイ
ス35を介してモニタ7に供給されて表示される。
ンピュータから伝送されてきた詳細情報/関係情報が、
モデム37で受信され、処理回路40に転送される。処
理回路40で詳細情報が受信されると、ステップS15
に進み、その詳細情報が、ディスプレイインターフェイ
ス35を介してモニタ7に供給されて表示される。
【0128】以上のようにして、モニタ7には、例えば
いままで表示されていた広告の画面に代えて、その広告
の商品の詳細情報が表示される。
いままで表示されていた広告の画面に代えて、その広告
の商品の詳細情報が表示される。
【0129】詳細情報の表示後、ステップS23に進
み、リモコン9が操作されることにより、新たなコマン
ド(次のコマンド)の入力があったか否かが、処理回路
40によって判定される。ステップS23において、新
たなコマンドの入力があったと判定された場合、ステッ
プS12に戻り、再びステップS12からの処理を繰り
返す。また、ステップS23において、新たなコマンド
の入力がないと判定された場合、処理を終了する。
み、リモコン9が操作されることにより、新たなコマン
ド(次のコマンド)の入力があったか否かが、処理回路
40によって判定される。ステップS23において、新
たなコマンドの入力があったと判定された場合、ステッ
プS12に戻り、再びステップS12からの処理を繰り
返す。また、ステップS23において、新たなコマンド
の入力がないと判定された場合、処理を終了する。
【0130】一方、ステップS12において、コマンド
が、「注文」アイコン112の指定によるものであると
判定された場合、即ち広告の商品の注文を要求する指示
がされた場合、ステップS16に進み、データ受信装置
6から、広告提供企業のコンピュータ(計算機)へのア
クセス回線の設定が、ステップS13における場合と同
様にして行われる。
が、「注文」アイコン112の指定によるものであると
判定された場合、即ち広告の商品の注文を要求する指示
がされた場合、ステップS16に進み、データ受信装置
6から、広告提供企業のコンピュータ(計算機)へのア
クセス回線の設定が、ステップS13における場合と同
様にして行われる。
【0131】その後、処理回路40は、モニタ7に表示
されている広告の広告IDと、注文を要求するコマンド
(注文報要求コマンド)とを、モデム37および公衆電
話網(図10)を介して広告提供企業のコンピュータに
送信する。
されている広告の広告IDと、注文を要求するコマンド
(注文報要求コマンド)とを、モデム37および公衆電
話網(図10)を介して広告提供企業のコンピュータに
送信する。
【0132】一方、広告提供企業のコンピュータ(計算
機)では、広告IDおよび注文要求コマンドが受信され
ると、そのコンピュータ上のソフトウェア(アプリケー
ションプログラム)によって注文用画面データが生成さ
れ、ステップS17において、データ受信装置6に送信
(伝送)される。
機)では、広告IDおよび注文要求コマンドが受信され
ると、そのコンピュータ上のソフトウェア(アプリケー
ションプログラム)によって注文用画面データが生成さ
れ、ステップS17において、データ受信装置6に送信
(伝送)される。
【0133】データ受信装置6では、広告提供企業のコ
ンピュータから伝送されてきた注文用画面データが受信
され、そのデータにより構成される注文用画面が、モニ
タ7に表示される。
ンピュータから伝送されてきた注文用画面データが受信
され、そのデータにより構成される注文用画面が、モニ
タ7に表示される。
【0134】注文用画面は、例えばユーザ名や、商品の
種類(例えば、サイズや色など)、数量、決裁方法など
の注文に必要な情報の入力を促すメッセージなどで構成
されている。ユーザは、注文画面のメッセージに従い、
リモコン9を操作することにより注文に必要な情報を入
力する。
種類(例えば、サイズや色など)、数量、決裁方法など
の注文に必要な情報の入力を促すメッセージなどで構成
されている。ユーザは、注文画面のメッセージに従い、
リモコン9を操作することにより注文に必要な情報を入
力する。
【0135】リモコン9を操作することにより入力され
た注文に必要な情報(以下、注文必要情報という)は、
入力装置33で受信され、その後、ステップS18にお
いて、処理回路40に入力される。処理回路40は、モ
デム37を制御し、注文必要情報を、広告提供企業のコ
ンピュータに送信させる。
た注文に必要な情報(以下、注文必要情報という)は、
入力装置33で受信され、その後、ステップS18にお
いて、処理回路40に入力される。処理回路40は、モ
デム37を制御し、注文必要情報を、広告提供企業のコ
ンピュータに送信させる。
【0136】広告提供企業のコンピュータでは、そのソ
フトウェア上で、注文必要情報に基づいて、注文内容の
チェックが行われる。そして、注文内容に問題がなけれ
ば、ステップS19において、注文の契約が成立したこ
とを示す画面データが、データ受信装置6(モデム3
7)に送信される。
フトウェア上で、注文必要情報に基づいて、注文内容の
チェックが行われる。そして、注文内容に問題がなけれ
ば、ステップS19において、注文の契約が成立したこ
とを示す画面データが、データ受信装置6(モデム3
7)に送信される。
【0137】この画面データは、モデム37で受信さ
れ、処理回路40に転送される。処理回路40で画面デ
ータが受信されると、ステップS20に進み、その画面
データが、ディスプレイインターフェイス35を介して
モニタ7に供給されて表示される。即ち、モニタ7に
は、注文の契約が成立したことを示す画面が表示される
(契約成立情報表示がなされる)。
れ、処理回路40に転送される。処理回路40で画面デ
ータが受信されると、ステップS20に進み、その画面
データが、ディスプレイインターフェイス35を介して
モニタ7に供給されて表示される。即ち、モニタ7に
は、注文の契約が成立したことを示す画面が表示される
(契約成立情報表示がなされる)。
【0138】その後、ステップS23に進み、以下上述
した場合と同様の処理が行われる。
した場合と同様の処理が行われる。
【0139】また、ステップS12において、コマンド
が、「問い合わせ」アイコン113の指定によるもので
あると判定された場合、即ち広告の商品に対する問い合
わせを要求する指示がされた場合、ステップS21に進
み、データ受信装置6から、広告提供企業の問い合わせ
担当者(担当者の電話機)へのアクセス回線の設定が行
われる。
が、「問い合わせ」アイコン113の指定によるもので
あると判定された場合、即ち広告の商品に対する問い合
わせを要求する指示がされた場合、ステップS21に進
み、データ受信装置6から、広告提供企業の問い合わせ
担当者(担当者の電話機)へのアクセス回線の設定が行
われる。
【0140】即ち、処理回路40は、電話回線インター
フェイス38を制御し、広告提供企業の問い合わせ担当
者の電話機にアクセスする。具体的には、電話回線イン
ターフェイス38によって、図14で説明した広告主/
広告企業の音声アクセスの電話番号が発呼され、さらに
広告提供企業の問い合わせ担当者の電話機との間のリン
グが確立される。
フェイス38を制御し、広告提供企業の問い合わせ担当
者の電話機にアクセスする。具体的には、電話回線イン
ターフェイス38によって、図14で説明した広告主/
広告企業の音声アクセスの電話番号が発呼され、さらに
広告提供企業の問い合わせ担当者の電話機との間のリン
グが確立される。
【0141】そして、ステップS22に進み、ユーザ
は、ヘッドセット41を用いて、問い合わせ担当者と直
接対話することにより、商品に対する問い合わせを行
う。なお、このとき、可能であれば、問い合わせだけで
なく注文も行うことができる。また、この場合、上述し
たようにリモコン9とヘッドセット41とが一体に構成
されていれば、ユーザはリモコン9のみを用いて問い合
わせが可能となる。
は、ヘッドセット41を用いて、問い合わせ担当者と直
接対話することにより、商品に対する問い合わせを行
う。なお、このとき、可能であれば、問い合わせだけで
なく注文も行うことができる。また、この場合、上述し
たようにリモコン9とヘッドセット41とが一体に構成
されていれば、ユーザはリモコン9のみを用いて問い合
わせが可能となる。
【0142】問い合わせの終了後、ステップS23に進
み、以下、上述した場合と同様の処理が行われる。
み、以下、上述した場合と同様の処理が行われる。
【0143】以上のように、ユーザは、電話機やファク
シミリなどのデータ受信装置6以外の装置を用いなくて
も、広告が表示される画面と同一の画面からその詳細情
報を得たり、あるいは注文、問い合わせを行うことがで
きる。
シミリなどのデータ受信装置6以外の装置を用いなくて
も、広告が表示される画面と同一の画面からその詳細情
報を得たり、あるいは注文、問い合わせを行うことがで
きる。
【0144】なお、図10のシステムにおいても、図1
における場合と同様に、一方向で大容量の衛星回線と、
双方向通信可能な小容量の公衆電話網(電話回線)とを
用いるようにしたが、この他、伝送路としては、大容量
で双方向通信が可能な、例えばCATV網などを用いる
ことが可能である。CATV網を用いる場合、図1の実
施例で説明したように、この1つの伝送路で、データ受
信装置6と広告提供企業とを結ぶことができる。
における場合と同様に、一方向で大容量の衛星回線と、
双方向通信可能な小容量の公衆電話網(電話回線)とを
用いるようにしたが、この他、伝送路としては、大容量
で双方向通信が可能な、例えばCATV網などを用いる
ことが可能である。CATV網を用いる場合、図1の実
施例で説明したように、この1つの伝送路で、データ受
信装置6と広告提供企業とを結ぶことができる。
【0145】また、広告の詳細情報の提供、注文、およ
び問い合わせのサービスは、広告提供企業に行わせるの
ではなく、例えばサービス運用会社3などに行わせるよ
うにすることが可能である。
び問い合わせのサービスは、広告提供企業に行わせるの
ではなく、例えばサービス運用会社3などに行わせるよ
うにすることが可能である。
【0146】
【発明の効果】以上の如く、本発明のデータ提供システ
ムによれば、表示されたデータに対する付加情報がデー
タベースに存在するか否かが報知され、付加情報が存在
する場合、その付加情報を要求する指示がされたときに
は、データベースからデータ受信装置に対し、その付加
情報が伝送されるので、ユーザは、所望する付加情報を
容易に入手することができる。
ムによれば、表示されたデータに対する付加情報がデー
タベースに存在するか否かが報知され、付加情報が存在
する場合、その付加情報を要求する指示がされたときに
は、データベースからデータ受信装置に対し、その付加
情報が伝送されるので、ユーザは、所望する付加情報を
容易に入手することができる。
【0147】また、本発明の他のデータ提供システムに
よれば、表示された広告に対する問い合わせまたはその
広告の商品の注文が可能か否かが報知され、広告に対す
る問い合わせまたはその広告の商品の注文が可能である
場合、その問い合わせまたは注文を要求する指示がされ
たときには、所定の問い合わせ先または注文先に対する
アクセスがなされるので、ユーザは、広告に関する問い
合わせ、広告の商品の注文を容易に行うことができる。
よれば、表示された広告に対する問い合わせまたはその
広告の商品の注文が可能か否かが報知され、広告に対す
る問い合わせまたはその広告の商品の注文が可能である
場合、その問い合わせまたは注文を要求する指示がされ
たときには、所定の問い合わせ先または注文先に対する
アクセスがなされるので、ユーザは、広告に関する問い
合わせ、広告の商品の注文を容易に行うことができる。
【図1】本発明を適用したデータ放送システムの構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1のサービス運用会社3が有する送信装置の
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図3】衛星のディジタルチャンネルデータのフォーマ
ットを示す図である。
ットを示す図である。
【図4】図1のデータ受信装置6の詳細構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】図4のデータ受信回路31の詳細構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図6】検索紙面と記事紙面を説明する図である。
【図7】検索紙面(記事データ)の検索用のファイルの
フォーマットを示す図である。
フォーマットを示す図である。
【図8】記事紙面が表示されている様子を示す図であ
る。
る。
【図9】データ受信装置6と新聞社との間のやりとりを
説明するフローチャートである。
説明するフローチャートである。
【図10】本発明を適用したデータ放送システムの他の
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図11】図10のサービス運用会社3が有する送信装
置の構成例を示す図である。
置の構成例を示す図である。
【図12】図10のデータ受信装置6の詳細構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図13】広告の画面が表示されている様子を示す図で
ある。
ある。
【図14】広告データの検索用のファイルのフォーマッ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図15】データ受信装置6と広告提供企業との間のや
りとりを説明するフローチャートである。
りとりを説明するフローチャートである。
1 大型計算機 2 編集装置 3 サービス運用会社 4 衛星 5 室外装置 6 データ受信装置 7 モニタ 8 光磁気ディスク(MO) 9 リモコン 10 ICカード 10a ワークキーレジスタ 10b 契約内容レジスタ 11 関連情報暗号化回路 12 独立データチャンネル多重化回路 13 PN発生器 14 データスクランブラ 15 ディジタルチャンネル信号多重化回路 16 4相DPSK変調器 17 映像信号/ディジタルチャンネル信号多重化回路 18 FM変調器 19 アップコンバータ 20 電力増幅器 21 送信アンテナ 25 エンコーダ 26 データ多重化回路 31 データ受信回路 32 処理回路 33 入力装置 34 データ記録媒体コントロール回路 35 ディスプレイインターフェイス 36 セキュリティモジュールインターフェイス 37 モデム 38 電話回線インターフェイス 41 ヘッドセット 71 FM復調器 72 映像信号/ディジタルチャンネル信号分離回路 73 4相DPSK復調器 74 ディジタルチャンネル信号分離回路 81 マルチメディアデータ/関連情報分離回路 82 関連情報復号回路 83 ダウンロード可否判定回路 84 ダウンロード要求設定回路 85 オン/オフ切換回路 86 PN発生器 87 データデスクランブラ 101 カーソル 102,103,111乃至113 アイコン
Claims (8)
- 【請求項1】 データベースから、データを伝送路を介
して伝送し、伝送した前記データをデータ受信装置で受
信し、前記データ受信装置で受信した前記データを記録
媒体に記録し、前記記録媒体に記録したデータを表示す
るデータ提供システムにおいて、 表示した前記データに対する付加情報が前記データベー
スに存在するか否かを報知し、 前記データに対する前記付加情報が存在する場合、その
付加情報を要求する指示がされたときには、前記データ
ベースから前記データ受信装置に対し、その付加情報を
伝送することを特徴とするデータ提供システム。 - 【請求項2】 前記付加情報は、前記データのより詳細
な詳細情報または前記データに関係する関係情報である
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ提供システ
ム。 - 【請求項3】 前記データが伝送される前記伝送路は、
大容量の伝送路であり、 前記付加情報が伝送される伝送路は、小容量の伝送路で
あることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ
提供システム。 - 【請求項4】 前記付加情報が前記データベースに存在
するか否かは、所定のアイコンの表示により報知される
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のデ
ータ提供システム。 - 【請求項5】 前記データは、刊行物または広告のデー
タであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
記載のデータ提供システム。 - 【請求項6】 広告のデータを伝送路を介して伝送し、
伝送した前記広告のデータをデータ受信装置で受信し、
前記データ受信装置で受信した前記広告のデータを記録
媒体に記録し、前記記録媒体に記録した広告のデータを
表示するデータ提供システムにおいて、 表示した前記広告に対する問い合わせまたはその広告の
商品の注文が可能か否かを報知し、 前記広告に対する問い合わせまたはその広告の商品の注
文が可能である場合、その問い合わせまたは注文を要求
する指示がされたときには、所定の問い合わせ先または
注文先にアクセスすることを特徴とするデータ提供シス
テム。 - 【請求項7】 前記広告のデータが伝送される前記伝送
路は、大容量の伝送路であり、 前記問い合わせ先または注文先にアクセスするための伝
送路は、小容量の伝送路であることを特徴とする請求項
6に記載のデータ提供システム。 - 【請求項8】 前記問い合わせまたは注文が可能か否か
は、所定のアイコンの表示により報知されることを特徴
とする請求項6または7に記載のデータ提供システム。
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---|---|---|---|
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