JPH08325136A - α−ヒドロキシカルボン酸含有石油ゼリー - Google Patents
α−ヒドロキシカルボン酸含有石油ゼリーInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 石油ゼリー中に均一に分散または溶解したα
−ヒドロキシカルボン酸またはその塩を含有する化粧品
組成物の提供。 【解決手段】 本発明は、(i)50〜98重量%の石
油ゼリーと、(ii)0.01〜20重量%のC2〜C
22 α−ヒドロキシカルボン酸またはその塩と(ii
i)0.1〜10重量%のホスファチドとを含有する化
粧品組成物を提供する。本発明は、皮膚の治癒、保湿、
老化防止、皺防止、くすみ解消及びこれらの組み合わせ
の中から選択されるような機能活性を改善するための皮
膚処理を、50〜98重量%の石油ゼリーと、0.01
〜20重量%のC2〜C22 α−ヒドロキシカルボン酸
またはその塩と、0.1〜15重量%の水とを含有する
化粧品組成物を皮膚に適用することによって行なう方法
も提供する。
−ヒドロキシカルボン酸またはその塩を含有する化粧品
組成物の提供。 【解決手段】 本発明は、(i)50〜98重量%の石
油ゼリーと、(ii)0.01〜20重量%のC2〜C
22 α−ヒドロキシカルボン酸またはその塩と(ii
i)0.1〜10重量%のホスファチドとを含有する化
粧品組成物を提供する。本発明は、皮膚の治癒、保湿、
老化防止、皺防止、くすみ解消及びこれらの組み合わせ
の中から選択されるような機能活性を改善するための皮
膚処理を、50〜98重量%の石油ゼリーと、0.01
〜20重量%のC2〜C22 α−ヒドロキシカルボン酸
またはその塩と、0.1〜15重量%の水とを含有する
化粧品組成物を皮膚に適用することによって行なう方法
も提供する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その主成分がα−
ヒドロキシカルボン酸またはその塩を含有する石油ゼリ
ーである化粧品組成物に係わる。
ヒドロキシカルボン酸またはその塩を含有する石油ゼリ
ーである化粧品組成物に係わる。
【0002】
【従来の技術】石油ゼリーは非常に古くから有り、今日
でも市販されている皮膚処理製品の一つである。100
年以上も前から、Chesebrough Compa
ny及びその後継者等はこの物質を“Vaseline
(登録商標)”という商品名で販売している。この製品
の長寿には十分な理由が有る。その密封特性及び治療特
性によりこの製品は乾燥及び損傷した皮膚に対して特に
有効である。
でも市販されている皮膚処理製品の一つである。100
年以上も前から、Chesebrough Compa
ny及びその後継者等はこの物質を“Vaseline
(登録商標)”という商品名で販売している。この製品
の長寿には十分な理由が有る。その密封特性及び治療特
性によりこの製品は乾燥及び損傷した皮膚に対して特に
有効である。
【0003】近年、真に有効な皮膚活性剤の一つとして
α−ヒドロキシカルボン酸が注目されるようになった。
この物質についての報告は、Yu及びVan Scot
tを発明者とする米国特許第4,021,572号、同
第4,234,599号、同第4,105,782号及
び同第4,105,783号に見出される。上記物質の
他の特性には、老人斑、皺その他の老化の徴候に対する
作用などが有る。米国特許第5,091,171号(Y
u等)及び同第4,424,234号(Alderso
n等)を参照されたい。
α−ヒドロキシカルボン酸が注目されるようになった。
この物質についての報告は、Yu及びVan Scot
tを発明者とする米国特許第4,021,572号、同
第4,234,599号、同第4,105,782号及
び同第4,105,783号に見出される。上記物質の
他の特性には、老人斑、皺その他の老化の徴候に対する
作用などが有る。米国特許第5,091,171号(Y
u等)及び同第4,424,234号(Alderso
n等)を参照されたい。
【0004】α−ヒドロキシカルボン酸を石油ゼリーな
どの賦形剤中に存在させることにより、従来水性クリー
ム及びローション賦形剤を用いた場合に認められたもの
より更に高レベルで送達することが可能となると考えら
れる。残念ながら、α−ヒドロキシカルボン酸及びその
塩は石油ゼリーに容易に溶解または分散し得ない。この
親水性物質の石油ゼリー中への分散を補助し得る系が必
要である。
どの賦形剤中に存在させることにより、従来水性クリー
ム及びローション賦形剤を用いた場合に認められたもの
より更に高レベルで送達することが可能となると考えら
れる。残念ながら、α−ヒドロキシカルボン酸及びその
塩は石油ゼリーに容易に溶解または分散し得ない。この
親水性物質の石油ゼリー中への分散を補助し得る系が必
要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、石油
ゼリー中に均一に分散または溶解したα−ヒドロキシカ
ルボン酸またはその塩を含有する化粧品組成物を提供す
ることを目的とする。
ゼリー中に均一に分散または溶解したα−ヒドロキシカ
ルボン酸またはその塩を含有する化粧品組成物を提供す
ることを目的とする。
【0006】本発明はまた、皮膚の治癒、保湿、老化防
止、皺防止、くすみ解消その他の改善された機能活性を
有する化粧品組成物を提供することも目的とする。
止、皺防止、くすみ解消その他の改善された機能活性を
有する化粧品組成物を提供することも目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記その他の目
的は、以下の解決手段の説明からより容易に明らかとな
ろう。
的は、以下の解決手段の説明からより容易に明らかとな
ろう。
【0008】本発明は、(i)50〜98重量%の石油
ゼリーと、(ii)0.01〜20重量%のC2〜C22
α−ヒドロキシカルボン酸またはその塩と(iii)
0.1〜10重量%のホスファチドとを含有する化粧品
組成物を提供する。
ゼリーと、(ii)0.01〜20重量%のC2〜C22
α−ヒドロキシカルボン酸またはその塩と(iii)
0.1〜10重量%のホスファチドとを含有する化粧品
組成物を提供する。
【0009】本発明は、皮膚の治癒、保湿、老化防止、
皺防止、くすみ解消及びこれらの組み合わせの中から選
択されるような機能活性を改善するための皮膚処理を、
50〜98重量%の石油ゼリーと、0.01〜20重量
%のC2〜C22 α−ヒドロキシカルボン酸またはその
塩と、0.1〜15重量%の水とを含有する化粧品組成
物を皮膚に適用することによって行なう方法も提供す
る。
皺防止、くすみ解消及びこれらの組み合わせの中から選
択されるような機能活性を改善するための皮膚処理を、
50〜98重量%の石油ゼリーと、0.01〜20重量
%のC2〜C22 α−ヒドロキシカルボン酸またはその
塩と、0.1〜15重量%の水とを含有する化粧品組成
物を皮膚に適用することによって行なう方法も提供す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】今や、ホスファチドを用いれば、
石油ゼリーを主成分とする化粧品組成物と賦形剤とにC
2〜C22 α−ヒドロキシカルボン酸またはその塩をミ
クロに分散させ得ることが判明した。ホスファチドに脂
肪酸及びステロールなどの他の脂質成分をも配合させれ
ば分散を促進することができる。脂質系は相分離を防止
し、化粧品を優れた安定状態に維持する。
石油ゼリーを主成分とする化粧品組成物と賦形剤とにC
2〜C22 α−ヒドロキシカルボン酸またはその塩をミ
クロに分散させ得ることが判明した。ホスファチドに脂
肪酸及びステロールなどの他の脂質成分をも配合させれ
ば分散を促進することができる。脂質系は相分離を防止
し、化粧品を優れた安定状態に維持する。
【0011】従って、本発明の組成物の第一の必須成分
は石油ゼリーである。石油ゼリーの量は50〜98重量
%、好ましくは60〜95重量%であり得、75〜90
重量%であれば最適である。
は石油ゼリーである。石油ゼリーの量は50〜98重量
%、好ましくは60〜95重量%であり得、75〜90
重量%であれば最適である。
【0012】本発明の組成物の第二の必須成分は、C2
〜C22 α−ヒドロキシカルボン酸またはその塩であ
る。前記酸の例には、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、
酒石酸、及びこれらの混合物などが有る。これらの酸の
塩は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム
及びC2〜C20アルカノールアンモニウムカチオンなど
のカチオンに基づき得る。α−ヒドロキシカルボン酸ま
たはその塩の量は0.01〜20重量%、好ましくは
0.5〜10重量%であり得、1〜約5重量%であれば
最適である。
〜C22 α−ヒドロキシカルボン酸またはその塩であ
る。前記酸の例には、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、
酒石酸、及びこれらの混合物などが有る。これらの酸の
塩は、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム
及びC2〜C20アルカノールアンモニウムカチオンなど
のカチオンに基づき得る。α−ヒドロキシカルボン酸ま
たはその塩の量は0.01〜20重量%、好ましくは
0.5〜10重量%であり得、1〜約5重量%であれば
最適である。
【0013】本発明の組成物の更に別の必須成分にホス
ファチドが有る。最も好ましいのはレシチンである。ホ
スファチドの量は0.1〜10重量%、好ましくは0.
5〜8重量%であり得、2〜5重量%であれば最適であ
る。
ファチドが有る。最も好ましいのはレシチンである。ホ
スファチドの量は0.1〜10重量%、好ましくは0.
5〜8重量%であり得、2〜5重量%であれば最適であ
る。
【0014】本発明の組成物は付加的な脂質を含有し得
る。特に有効であるのはC10〜C22脂肪酸である。適当
な脂肪酸にはラウリン酸、ミリスチン酸、セチル酸、パ
ルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、イソステアリ
ン酸及びベヘン酸が含まれる。付加的な脂質の量は0.
1〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%であり
得、1〜6重量%であれば最適である。
る。特に有効であるのはC10〜C22脂肪酸である。適当
な脂肪酸にはラウリン酸、ミリスチン酸、セチル酸、パ
ルミチン酸、オレイン酸、ステアリン酸、イソステアリ
ン酸及びベヘン酸が含まれる。付加的な脂質の量は0.
1〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%であり
得、1〜6重量%であれば最適である。
【0015】上記以外の特に有効な脂質にステロールが
有る。ステロールの例として、大豆ステロール、エルゴ
ステロール、スチグマステロール、コレステロール、シ
トステロール、及びこれらの組み合わせの中から選択さ
れるものが挙げられる。ステロールの量は0.1〜20
重量%、好ましくは0.5〜10重量%であり得、1〜
5重量%であれば最適である。
有る。ステロールの例として、大豆ステロール、エルゴ
ステロール、スチグマステロール、コレステロール、シ
トステロール、及びこれらの組み合わせの中から選択さ
れるものが挙げられる。ステロールの量は0.1〜20
重量%、好ましくは0.5〜10重量%であり得、1〜
5重量%であれば最適である。
【0016】本発明による組成物は無水物であってもよ
いが、普通は水を0〜15重量%、好ましくは0.8〜
10重量%の量で含有し、水の含量は1〜8重量%、特
に4〜6重量%であれば最適である。
いが、普通は水を0〜15重量%、好ましくは0.8〜
10重量%の量で含有し、水の含量は1〜8重量%、特
に4〜6重量%であれば最適である。
【0017】本発明の組成物は上記成分以外に、化粧品
配合物中に典型的に見出される他の成分も含有し得る。
そのような成分の中に、皮膚緩和剤、保湿剤、増粘剤、
防腐剤、香料及びビタミンが有る。
配合物中に典型的に見出される他の成分も含有し得る。
そのような成分の中に、皮膚緩和剤、保湿剤、増粘剤、
防腐剤、香料及びビタミンが有る。
【0018】皮膚緩和剤は、C8〜C30脂肪アルコー
ル、トリグリセリド油、シリコーン油、及び各種エステ
ルなどの物質の中から選択され得る。皮膚緩和剤の量は
0.5〜20重量%、好ましくは1〜10重量%であり
得、2〜8重量%であれば最適である。皮膚緩和剤の例
に、ステアリルアルコール、セチルアルコール、バルミ
チン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ラノ
リン、ひまわり油、まつよいぐさ油、大豆油、ジメチコ
ン、シクロメチコン、ジメチコンコポリオール及びジメ
チルポリシロキサンが有る。
ル、トリグリセリド油、シリコーン油、及び各種エステ
ルなどの物質の中から選択され得る。皮膚緩和剤の量は
0.5〜20重量%、好ましくは1〜10重量%であり
得、2〜8重量%であれば最適である。皮膚緩和剤の例
に、ステアリルアルコール、セチルアルコール、バルミ
チン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ラノ
リン、ひまわり油、まつよいぐさ油、大豆油、ジメチコ
ン、シクロメチコン、ジメチコンコポリオール及びジメ
チルポリシロキサンが有る。
【0019】増粘剤は、商品名“Carbopol(登
録商標)”の下に市販されている架橋ポリアクリル酸エ
ステル、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス及びメチルセルロースなどのセルロース、並びにキサ
ンタン、カラゲナン及びペクチンゴムなどの天然ゴム質
といった物質の中から選択され得る。最も好ましいのは
架橋ポリアクリル酸エステル、特にB. F. Goo
drich Companyから入手可能なCarbo
pol 934(登録商標)である。
録商標)”の下に市販されている架橋ポリアクリル酸エ
ステル、ナトリウムカルボキシメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス及びメチルセルロースなどのセルロース、並びにキサ
ンタン、カラゲナン及びペクチンゴムなどの天然ゴム質
といった物質の中から選択され得る。最も好ましいのは
架橋ポリアクリル酸エステル、特にB. F. Goo
drich Companyから入手可能なCarbo
pol 934(登録商標)である。
【0020】粉末状の増粘剤は、チョーク、タルク、フ
ラー土、カオリン、澱粉、コロイドシリカ、スメクタイ
トクレー、モンモリロナイトクレー、及び化学的に改質
されたケイ酸マグネシウムアルミニウムなどの物質であ
り得る。
ラー土、カオリン、澱粉、コロイドシリカ、スメクタイ
トクレー、モンモリロナイトクレー、及び化学的に改質
されたケイ酸マグネシウムアルミニウムなどの物質であ
り得る。
【0021】有用な防腐剤は、メチルパラベン、プロピ
ルパラベン、EDTA塩、ソルビン酸カリウム、安息香
酸カリウム及びDMDMヒダントインなどである。
ルパラベン、EDTA塩、ソルビン酸カリウム、安息香
酸カリウム及びDMDMヒダントインなどである。
【0022】本発明の化粧品組成物は、ビタミンAパル
ミチン酸エステル、ビタミンE酢酸エステル、ナイアシ
ン、ビタミンC、及びこれらの組み合わせなどのビタミ
ン成分も含有し得る。
ミチン酸エステル、ビタミンE酢酸エステル、ナイアシ
ン、ビタミンC、及びこれらの組み合わせなどのビタミ
ン成分も含有し得る。
【0023】本発明の目的にとっては乳化剤も有用であ
り得る。本発明に有用な乳化剤は、アルコキシル化C8
〜C30脂肪酸及び脂肪アルコールであり得る。このよう
な物質の例に、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエー
テル、ポリオキシエチレン(8)モノステアレート、ポ
リオキシエチレン(10)セチルエーテル及びポリオキ
シエチレン(20)ステアリルエーテルなどが有る。特
に好ましい乳化剤は、Cetiol 1414−E(登
録商標)として市販されているミレト−3−ミリステー
ト(CTFA名)である。
り得る。本発明に有用な乳化剤は、アルコキシル化C8
〜C30脂肪酸及び脂肪アルコールであり得る。このよう
な物質の例に、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエー
テル、ポリオキシエチレン(8)モノステアレート、ポ
リオキシエチレン(10)セチルエーテル及びポリオキ
シエチレン(20)ステアリルエーテルなどが有る。特
に好ましい乳化剤は、Cetiol 1414−E(登
録商標)として市販されているミレト−3−ミリステー
ト(CTFA名)である。
【0024】
【実施例】本発明の実施形態を、以下の実施例によって
更に詳述する。本明細書中、及び特許請求の範囲各項に
おいて言及した部、パーセンテージ及び比率は総て、特
に断わらないかぎり組成物全体の重量に基づく。
更に詳述する。本明細書中、及び特許請求の範囲各項に
おいて言及した部、パーセンテージ及び比率は総て、特
に断わらないかぎり組成物全体の重量に基づく。
【0025】実施例1 一連の実験を行ない、石油ゼリー中の乳酸カリウムの相
容性を評価した。表Iに組成及び安定性結果を示す。
容性を評価した。表Iに組成及び安定性結果を示す。
【0026】
【表1】
【0027】表Iに示した結果から、レベル4%のレシ
チンが石油ゼリー中の乳酸カリウムに安定性を付与する
と考えられる。
チンが石油ゼリー中の乳酸カリウムに安定性を付与する
と考えられる。
【0028】実施例2 本発明による組成物の典型的な組成を次表に示す。
【0029】
【表2】
【0030】ここまでの明細書本文及び実施例では、本
発明の特定の実施形態を説明した。これらの実施形態に
照らして、当業者には、いずれも本発明の思想及び範囲
を逸脱しない様々な変形が示唆される。
発明の特定の実施形態を説明した。これらの実施形態に
照らして、当業者には、いずれも本発明の思想及び範囲
を逸脱しない様々な変形が示唆される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウオルター・ローズ アメリカ合衆国、コネチカツト・06511、 ニユー・ヘブン、ロイドン・ロード・95
Claims (7)
- 【請求項1】 (1)50〜98重量%の石油ゼリー
と、(2)0.01〜20重量%のC2〜C22 α−ヒ
ドロキシカルボン酸またはその塩と、(3)0.1〜1
0重量%のホスファチドとを含有する化粧品組成物。 - 【請求項2】 0.1〜20重量%のステロールをも含
有することを特徴とする請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 0.1〜20重量%のC10〜C22脂肪酸
をも含有することを特徴とする請求項1に記載の組成
物。 - 【請求項4】 0.8〜10重量%の水をも含有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の組成物。 - 【請求項5】 ホスファチドがレシチンであることを特
徴とする請求項1に記載の組成物。 - 【請求項6】 ホスファチドが0.5〜8重量%の量で
存在することを特徴とする請求項1に記載の組成物。 - 【請求項7】 皮膚の治癒、保湿、老化防止、皺防止、
くすみ解消及びこれらの組み合わせの中から選択された
機能活性を改善するための皮膚処理への、50〜98重
量%の石油ゼリーと、0.01〜20重量%のC2〜C
22 α−ヒドロキシカルボン酸またはその塩と、0〜1
5重量%の水とを含有する化粧品組成物の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/428,760 US5552147A (en) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | Petroleum jelly with alpha hydroxy carboxylic acids |
US428760 | 1995-04-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08325136A true JPH08325136A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=23700296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8102514A Pending JPH08325136A (ja) | 1995-04-25 | 1996-04-24 | α−ヒドロキシカルボン酸含有石油ゼリー |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5552147A (ja) |
EP (1) | EP0739624A3 (ja) |
JP (1) | JPH08325136A (ja) |
CA (1) | CA2173171A1 (ja) |
ZA (1) | ZA962587B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004075549A (ja) * | 2002-08-12 | 2004-03-11 | Kanebo Ltd | 化粧料 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6403044B1 (en) * | 1998-02-27 | 2002-06-11 | Ada Technologies, Inc. | Method and apparatus for stabilizing liquid elemental mercury |
DE19844318A1 (de) * | 1998-09-28 | 2000-03-30 | Henkel Kgaa | Perlglänzende Hautpflegeemulsion |
US20030077962A1 (en) * | 1999-08-24 | 2003-04-24 | Krzysik Duane Gerard | Absorbent tissues providing skin barrier enhancement |
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