JPH08311655A - 導電性無電解めっき粉体 - Google Patents
導電性無電解めっき粉体Info
- Publication number
- JPH08311655A JPH08311655A JP14130095A JP14130095A JPH08311655A JP H08311655 A JPH08311655 A JP H08311655A JP 14130095 A JP14130095 A JP 14130095A JP 14130095 A JP14130095 A JP 14130095A JP H08311655 A JPH08311655 A JP H08311655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- base material
- resin
- electroless plating
- plating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Chemically Coating (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
化でき、常に高水準の高導電性能性を付与することがで
きる導電性無電解めっき粉体を提供する。 【構成】 実質的に球状粒子であって、平均粒子径が1
〜30μm の範囲にあり、平均粒子径±20%範囲の粒
分容積比率が70%以上を占め、かつ平均粒子径±20
%範囲を外れた粒分のうち微細側の粒分容積比率が10
%以下の粒子性状を備える樹脂粉末を基材とし、この基
材表面に無電解めっき法により金属被覆を形成してなる
導電性無電解めっき粉体。基材としては、ベンゾグアナ
ミン系樹脂またはスチレン系樹脂が好ましく用いられ、
めっき層はNiまたはNi−Auの被膜であることが好
ましい。
Description
料に配合した際に優れた分散性ならびに高導電性能を付
与することができる無電解めっき粉体、特にプラスチッ
ク材料に複合化して電子機器類の微小部位を電気的接続
する目的に好適な導電性無電解めっき粉体に関する。
電子機器やその部品の静電防止、電波吸収あるいは電磁
波シールド等の部材として広く使用されている。プラス
チック材料に導電性を付与する方法としては、従来から
マトリックス樹脂成分に微粉状の導電性フィラーを分散
複合化する手段が主要な技術とされており、無電解めっ
き粉体を導電性フィラーとすることも公知である(特開
昭59−182961号公報、特開昭60−181294公報、特開平1
−242782公報等)。また、基材にベンゾグアナミン系樹
脂を用いて金属めっきを施した導電性充填剤(特開昭57
−49632 号公報)やスチレン系樹脂を基材として金属め
っきを施した導電性充填剤(特開昭60−12603 号公報)
なども提案されている。
電性めっき粉末は、無電解めっき工程中に基材粒子同士
が凝集化し、金属めっき層の膜厚が増すに従って凝集が
大きく強固となって分散性を損ねる難点がある。導電性
粉末の分散性はプラスチック材料に混合した際の導電性
能に大きな影響を与えるため、めっき粉末にあってはこ
の分散性の後退現象が解消されない限り再現性のある高
導電性能を期待することができない。
ーパネルの電極と駆動用LSIチップの回路基板への接
続、その他微小ピッチの電極端子間の接続など電子機器
類の微小部位を電気的接続するための導電材料と対して
導電性を付与したプラスチック材料が使用されている
が、これらの用途目的には特に高度かつ再現性の良好な
導電性能が要求されており、より分散性が改善された導
電性フィラーの開発が待たれている。
には、粒径範囲を調整することが有効であるため、篩分
けや粉砕処理によって一定の粒子性状に整えることも行
われている。しかし、高精度の分級処理を施しても製造
過程で生成した凝集体を完全に除去することは困難であ
り、また粉砕処理を行うと粒子表面の金属被膜が破壊し
て導電性能の低下を招く。したがって、優れた導電性能
を発揮する無電解めっき粉体を得るためには、めっき基
材となる樹脂粉末の粒子性状を吟味して良好な分散性お
よび密着性を確保する必要がある。
となる樹脂粉末の粒子性状について多角的に検討を進め
た結果、基材として実質的に球状で、特定範囲の粒子性
状を備える樹脂を選択し、この表面に無電解めっき法に
より金属被覆を施すと、極めて密着性に優れためっき被
膜が形成されるうえ、対象マトリックス成分に対する分
散性が効果的に改善されて常に高度の導電性能が付与さ
れる事実を解明した。
もので、その目的とするところは、マトリックス成分に
対して常に優れた分散性ならびに高導電性能を付与する
ことができる高品位の導電性無電解めっき粉末を提供す
ることにある。
めの本発明による導電性無電解めっき粉体は、実質的に
球状粒子であって、平均粒子径が1〜30μm の範囲に
あり、平均粒子径±20%範囲の粒分比率が70%以上
を占め、かつ平均粒子径±20%範囲を外れた粒分のう
ち微細側の粒分比率が10%以下の粒子性状を備える樹
脂粉末を基材とし、該基材表面に無電解めっき法により
金属被膜を形成してなることを構成上の特徴とする。
使用する樹脂の種類には格別の制約はない。使用可能な
樹脂類としては、例えばポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリイソブチレン
等のポリオレフィン、スチレン−アクリロニトリルコポ
リマー、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンター
ポリマー等のオレフィンコポリマー、ポリアクリレー
ト、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリルアミド等
のアクリル酸誘導体、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアル
コール等のポリビニル化合物、ポリアセタール、ポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、エポキ
シ樹脂等のエーテルポリマー、ベンゾグアナミン、尿
素、チオ尿素、メラミン、アセトグアナミン、ジシアン
アミド、アニリン等のアミノ化合物とホルムアルデヒ
ド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、グリオ
キザールのようなアルデヒド類とからなるアミノ系樹
脂、ポリウレタン、ポリエステル、含弗素樹脂、ニトリ
ル系樹脂などを挙げることができる。しかし、これらの
中では例えばベンゾグアナミン・ホルムアルデヒド樹脂
またはベンゾグアナミン・メラミン・ホルムアルデヒド
樹脂などのベンゾグアナミン系樹脂、もしくはポリスチ
レン樹脂に代表されるスチレン系樹脂が好適に用いられ
る。
昭46−9420号公報、特公昭52−27679号公
報、特開昭52−16594号公報または特開昭52−
51493号公報に開示されている方法によって製造す
ることができる。具体的には、ベンゾグアナミンもしく
はベンゾグアナミンとメラミンとからなる混合物を例え
ばホルマリンに添加してpHを5〜10に調整し、50
〜100℃の温度で反応生成物が疎水化するまで反応さ
せ、反応終了後に適当な保護コロイド溶液を反応生成物
100重量部に対して1〜30重量部の量比で撹拌下に
加えて乳化させ、次いで重合触媒の存在下に50〜10
0℃の温度で乳化状態で重合硬化させる方法により微細
かつ実質的に球状の粒子として得ることができる。
する重合体であるが、スチレンと少量の多官能性単量体
との共重合による架橋重合体であってもよい。スチレン
と共重合可能な単量体としては、アクリル酸エステル、
メタクリル酸エステル、不飽和カルボン酸、アクリロニ
トリル、プタジエンなどが挙げられる。共重合して架橋
重合体を形成する多官能性単量体は、例えばジビニベン
ゼン、多価アルコールのジまたはトリ(メタ)アクリル
酸エステルなどである。これらの単量体、ラジカル重合
開始剤および懸濁安定剤を添加した混合液を加熱下で撹
拌することにより微細で実質的に球状のスチレン系樹脂
粉末を得ることができる。
に球状の粉末が用いられる。実質的に球状とは、完全な
球形のほか、楕円形のような球形に近い形状を含むこと
を意味し、好ましくはワーデルの球形度として0.5〜
1.0の範囲にある球状形態を呈する粉末が対象とな
る。ワーデルの球形度とは、粒子の球形度を(粒子の投
影面積に等しい円の直径)/(粒子の投影像に外接する
最小円の直径)で測定される指数で、この指数が1.0
に近似するほど真球体に近い粒子であることを示す。こ
の球形度が0.5未満では粉末形状が鋭利な突片を呈す
ることが多く、めっき被膜の密着性を損ねたり分散性を
減退させる原因となる。
が1〜30μm の範囲にあり、平均粒子径±20%範囲
の粒分容積比率が70%以上を占め、かつ平均粒子径±
20%範囲を外れた粒分のうち微細側の粒分容積比率が
10%以下のものが選択使用される。
る理由は、平均粒子径が1μm 未満の超微細粒子を得る
ことは実質的に困難であり、また30μm を越えると比
表面積が低下して導電性能を減退させるからである。よ
り好ましい平均粒子径の範囲は、5〜10μm である。
この平均粒子径に対し±20%の粒子径範囲における粒
分容積比率が70%を下回ると粒度分布がブロード化し
て均一な分散性を損ね、また平均粒子径±20%範囲を
外れた粒分のうち微細側の粒分容積比率が10%を越え
ると微細粒子が増加して無電解めっき工程中での凝集が
生じ易くなり、結果的にめっき層を密着性や分散性を低
下させる要因となる。より好ましい粒度分布は、平均粒
子径±20%範囲の粒分容積比率が90%以上で、平均
粒子径±20%範囲を外れた粒分のうち微細側の粒分容
積比率が1%以下である。
面に無電解メッキ法による金属被膜が形成される。被覆
する金属は、無電解めっき操作が可能な導電性金属、例
えばAu、Ag、Co、Cu、Ni、Pd、Pt、Sn
などが対象となり、これら金属は合金であってもよく、
2種以上の複層被覆であってもよい。しかし、本発明の
目的には、金属被膜がNi被膜またはNi−Au複層被
膜であることが好ましい。Ni被膜は基材樹脂粒子と強
固に密着して耐剥離性の良好な無電解めっき層を形成す
ることができるうえ、その上面にAuを複層形成するよ
うな場合に上層のめっき被膜層との強固な結合性を確保
する中間層として有効に機能する有利性がある。また、
Ni−Au複層被膜にすると、単独被膜に比べて導電性
能を一層向上させることができる。形成する無電解めっ
き層の好ましい膜厚は、単層被膜では10〜200nm、
複層被膜では10〜300nmの範囲であるが、これに制
限されるものではない。
実質的に球状で特定の粒子性状を備える樹脂粉末を基材
とし、該基材の表面にパラジウムイオンを捕捉させたの
ち、これを還元してパラジウムを基材面に担持させる触
媒化処理工程と、触媒化処理を施した基材の水性スラリ
ーに錯化剤を添加して十分に分散させ、ついで金属無電
解めっき液を少なくとも2液に分別添加して金属被膜を
形成する無電解めっき工程を施すことによって製造する
ことができる。また、複層被膜を形成するには、前記の
工程で金属被膜を形成した基材を対象に他の金属無電解
めっきを施し、初期金属めっき層の上面に他の金属被膜
を被膜する方法が採られている。
に行われる。まず、基材となる基材樹脂粒子の表面に触
媒捕捉能を付与する改質処理を行う。触媒捕捉能とは、
触媒化処理工程において基材表面がパラジウムイオンを
キレートまたは塩として捕捉しうる機能であり、改質化
は特開昭61−64882号公報記載の方法、すなわち
アミノ基置換オルガノシラン系カップリング剤やアミン
系硬化剤により硬化するエポキシ系樹脂を用いて行うこ
とができる。
能を付与した基材を塩化パラジウムの希薄な酸性水溶液
に十分に分散させて表面上にパラジウムイオンを捕捉さ
せ、ついで捕捉させたパラジウムイオンを還元処理して
基材粒子の表面にパラジウムを担持させる方法で行われ
る。この際、塩化パラジウム水溶液の濃度は、0.05
〜1g/l の範囲とし、還元剤には次亜リン酸ナトリウ
ム、水酸化ほう素ナトリウム、水素化ほう素カリウム、
ジメチルアミンボラン、ヒドラジンまたはホルマリンな
どが用いられる。還元剤の添加量は基材の粒径により異
なるが、概ね水溶液に対して0.01〜10g/l g/l の
範囲が適当である。
処理を施した基材粒子を水に十分均一に分散し、分散濃
度が2〜500g/l 、好ましくは5〜300g/l の水性
スラリーを調製する。分散操作には、通常撹拌、高速撹
拌あるいはコロイドミルまたはホモジナイザーのような
剪断分散装置を用いて行うことができる。ついで水性ス
ラリーに錯化剤を添加して十分に分散させる。錯化剤と
しては、例えばクエン酸、ヒドロキシ酢酸、酒石酸、リ
ンゴ酸、乳酸、グルコン酸またはそのアルカリ金属塩や
アンモニウム塩などのカルボン酸(塩)、グリシンなど
のアミノ酸、エチレンジアミン、アルキルアミンなどの
アミン酸、その他のアンモニウム、EDTA、ピロリン
酸(塩)など、金属イオンに対し錯化作用のある化合物
の少なくとも1種が用いられる。錯化剤は通常水溶液の
状態で添加されるが、その濃度は1〜100g/l 、好ま
しくは5〜50g/l の範囲に設定する。この段階での好
ましい水性スラリーのpHは、4〜14の範囲である。
無電解めっき液として金属塩、次亜リン酸ナトリウムお
よび水酸化ナトリウムの各水溶液を、少なくとも2液に
してそれぞれ個別かつ同時に分別添加することにより無
電解めっき反応を行う。水性スラリーに無電解めっき液
を添加すると速やかにめっき反応が始まるが、その添加
量を調整することにより形成される金属被膜を所望の膜
厚に制御することができる。無電解めっき液の添加終了
後、水素ガスの発生が完全に認められなくなってから暫
く液温を保持しながら撹拌を継続して反応を完結させ
る。
薄膜として形成されるが、さらにその表面に他の金属め
っき処理を施すことにより、一層導電性能に優れる複層
被膜を形成することができる。例えばAu被膜の形成に
おいては、EDTA−4Na、クエン酸−2Naのよう
な錯化剤およびシアン化金カリウムに水酸化ナトリウム
水溶液でpHを弱酸性領域に調整した加温無電解めっき
液に、前記めっき粉末を撹拌しながら添加して分散懸濁
液としたのち、シアン化金カリウム、EDTA−4Na
およびクエン酸−2Naの混合水溶液と、水素化ほう素
カリウム、水酸化ナトリウムの混合水溶液を別個に添加
してめっき反応させる操作によって行われる。以下、同
様に常法により後処理することにより製品として回収す
る。
被覆が施された導電性無電解めっき粉体は、被覆金属層
が緻密で連続性の薄膜として形成されているため、その
粒子性状は基材樹脂粒子に比べて僅かに粒径が大きくな
る程度で、粒度分布等に実質的に相違をもたらすことは
ない。
となる樹脂粉末として、粒子形態が実質的に球状を呈
し、平均粒子径が1〜30μm の範囲にあり、平均粒子
径±20%範囲の粒分容積比率が70%以上を占め、か
つ平均粒子径±20%範囲を外れた粒分のうち微細側の
粒分容積比率が10%以下の粒子性状を備えるものを選
択使用した点に主要な特徴がある。
た流動性があり、個々の粒子相互が凝集化する現象を防
止するとともに均一なめっき層を形成するために有効に
機能する。平均粒子径1〜30μm の範囲は、比表面積
が大きな微細粒子として無電解めっき粉体をマトリック
スに分散複合させた際に導電性能を高めるために寄与す
る。平均粒子径±20%範囲の粒分容積比率が70%以
上を占め、かつ平均粒子径±20%範囲を外れた粒分の
うち微細側の粒分容積比率が10%以下の限定は、粒度
分布がシャープで凝集化を促進する微細粒分が相対的に
少ない粒子性状であり、無電解めっき金属の密着性を高
めると同時にめっき粉体の分散性を著しく改善する作用
を営む。このような作用が相俟って、マトリックス材料
に対して常に分散性よく配合でき、かつ高導電性能の付
与ができる無電解めっき粉体を提供することが可能とな
る。
体的に説明する。
0.5以上の実質的に球状の粉末であって、表1に示す
粒子性状のベンゾグアナミン・ホルムアルデヒド樹脂
(BA)、ベンゾグアナミン・メラミン・ホルムアルデ
ヒド樹脂(BMA)およびポリスチレン樹脂(PS)を
用いた。
樹脂粉末10g を、コンディショナー液〔シプレイ
製、”クリーナーコンディショナー231”〕40ml/l
水溶液200mlに撹拌しながら投入し、引き続き5分間
撹拌処理して表面改質を行った。水溶液を濾過し、1回
リパルブ水洗した基材樹脂粉末を常温の1g/l 塩化第一
錫水溶液200mlに5分間浸漬し、濾過・洗浄して増感
処理を施した。ついで、0.1ml/l塩化パラジウム水溶
液および0.1ml/lの塩酸からなる触媒化液200mlに
撹拌しながら投入し、引き続き5分間撹拌処理してパラ
ジウムイオンを捕捉させた。水溶液を濾過し、1回リパ
イブ水洗した基材粉体を、常温の1g/l 次亜リン酸ナト
リウム水溶液に5分間浸漬して還元処理を施し、基材表
面にパラジウムを担持させた。基材を65℃の温度に加
温した表2に示す各錯化剤水溶液に撹拌しながら添加
し、十分に撹拌分散させて水性スラリーを調製したの
ち、表3に示すNi無電解めっき液をa液とb液に分け
て各々80mlを5ml/分の添加速度で撹拌しながら同時
に添加した。
の発泡が停止するまで65℃の温度を保持しながら撹拌
を継続した。ついで、めっき液を濾過し、濾過物を3回
リパルブ洗浄したのち、真空乾燥機で100℃で乾燥し
てNi被膜を有する粉末を得た。めっき反応後の濾液は
いずれも無色透明であり、供しためっき液は完全にめっ
き反応に消費されたことが認められた。得られたNi無
電解めっき粒子につき、電子顕微鏡で観察したところ、
凝集粒子が殆ど存在しない独立した粒子であって、いず
れも微細なNi金属粒子による均質で平滑な被覆層を呈
する実質的に球状粒子であり、めっき被膜が濃密で連続
的被膜として形成されていることが確認された。
得られたNi無電解めっき粒子10.0gを、EDTA
−4Na(10g/l) 、クエン酸−2Na(10g/l) およびシ
アン化金カリウム(3.0g/l 、Auとして2.1g/l)からな
る組成で水酸化ナトリウム水溶液によりpH6に調整し
た液温60℃の無電解めっき液(A液)に撹拌しながら
添加し、10分間Auめっき処理を施した。ついで、シ
アン化金カリウム(10g/l、Auとして6.8g/l) 、EDT
A−4Na(10g/l) およびクエン酸−2Na(10g/l) の
混合水溶液(B液)と、水素化ほう素カリウム(30g/l)
、水酸化ナトリウム(60g/l) の混合水溶液(C液)を
送液ポンプを通して個別かつ同時に20分間で添加し
た。この際のA液量、B液量およびC液量は、表4に示
す量比に設定した。
ルブ洗浄した後、熱風乾燥機で100℃の温度で乾燥し
てNi被膜上にAu無電解めっき被覆処理を施し、基材
面にNi−Auの複層被膜を形成した。図1は実施例2
により得られたNi−Auの複層被膜による導電性無電
解めっき粉体(平均粒径;4.84μm)の粒子構造を示した
電子顕微鏡写真(倍率;約330 倍) であり、図2は比較
例4により得られたNi−Auの複層被膜による導電性
無電解めっき粉体(平均粒径; 9.8μm)の粒子構造を示
した電子顕微鏡写真(倍率;約330 倍) である。
電性無電解めっき粉体の平均粒径、Ni無電解めっき処
理後のNi被膜の膜厚および導電性、分散性、耐剥離
性、Ni−Au複層被膜の膜厚および導電性、分散性、
耐剥離性をそれぞれ測定評価し、その結果を表5および
表6に示した。なお、各物性評価は次の方法によって行
った。
ターカウンター法およびレーザー回析法により測定し
た。 めっき膜厚の算出;めっき膜厚は下式により算出し
た。 但し、r は基材粒子の半径 (μm)、t はめっき膜厚 (μ
m)、d1はめっき膜の比重、d2は基材粒子の比重である。 導電性の測定;めっき粉末1.5g を垂直に立てた内
径10mmの樹脂製円筒内に入れ、5kgの荷重をかけた状
態で上下電極間の電気抵抗を測定する方法で行った。
00mlのビーカーに入れ、トルエン50mlを加え、ミク
ロスパーテルでかき混ぜながら、1分間超音波洗浄機
〔本多電子(株)製、28kHz,100W)で処理する。処理し
たスラリーを、ミクロスパーテルで取り出し、スライド
ガラス上に直径1cmとなる程度に広げる。スライドガラ
スを金属顕微鏡(オリンパス製、500倍)の台にセッ
トし、透過光を照射してから1分後の様子を撮影する。
評価方法は、上記方法で撮影した写真20視野で平均粒
子径の縦・横方向で5倍以上の大きさでめっき粒子が凝
集している数を計測し、下記の基準で評価判定する。 5個以下…◎、 5〜10個…○、 10個以上…×
ルコニアビーズ90g を100mlのマヨネーズビンに入
れ、ホールピペットでトルエン10mlを加える。撹拌機
(スリーワンモーター)で10分間400rpm で10分
間撹拌する。終了後、ピペットで試料溶液を吸い上げ、
スライド上に直径約1cmになるように広げる。トルエン
が蒸発してから、分散剤を1滴たらし、スパチラで均一
に広げる。金属顕微鏡で観察し、5視野透過撮影(50
0倍)し、最もめっき層剥離の激しい視野を観察し、そ
の剥離数から下記の判定基準で評価する。 2個以下…◎、 2〜10個…○、 10個以上…×
ルを入れたボールミル中で基材粒子とほぼ同等の粒子分
布を示すまで乾式粉砕を行い、粉体の性状を測定評価
し、表5および表6に併載した。
導電性無電解めっき粉体は本発明の要件を外れる比較例
に比べて導電性、分散性、密着性ともに優れており、特
に分散性が著しく改善されていることが認められる。
一のベンゾグアナミン・ホルムアルデヒド樹脂粉末を基
材とし、この樹脂粉末10g をコンディショナー液〔シ
プレイ製、”クリーナーコンディショナー231”〕4
0ml/l水溶液200mlに撹拌しながら投入し、引き続き
5分間撹拌処理して表面改質を行った。水溶液を濾過
し、1回リパルプ水洗した基材粉末を常温の1g/l 塩化
第一錫水溶液200mlに5分間浸漬し、濾過・洗浄して
増感処理を施した。次いで、0.1ml/l塩化パラジウム
水溶液および0.1ml/lの塩酸からなる触媒化液200
mlに撹拌しながら投入し、引き続き5分間撹拌処理して
パラジウムイオンを捕捉させた。水溶液を濾過し、1回
リパルブ水洗した基材粉末を、常温の1g/l 次亜リン酸
ナトリウム水溶液に5分間浸漬して還元処理を施し、基
材表面にパラジウムを担持させた。次いで、水酸化ナト
リウムおよびシアン化ナトリウム各4g/l を含む液を8
0℃に加温した液中に分散させ、実施例1と同様にして
表7に示すAg無電解めっき液をa液とb液に分けて各
々80mlを5ml/分の添加速度で撹拌しながら同時に添
加した。
ち、水素の発泡が停止するまで65℃の温度を保持しな
がら撹拌を継続した。ついで、めっき液を濾過し、濾過
物を3回リパルプ洗浄し、真空乾燥機で100℃で乾燥
してAg被膜を有する粉末を得た。めっき反応後の濾液
はいずれも無色透明であり、供しためっき液は完全にめ
っき反応に消費されたことが認められた。得られたAg
無電解めっき粒子につき、電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、いずれも微細なAg金属粒子による均質で平滑な被
覆層を呈する球状粒子であり、めっき被膜が濃密で実質
的に連続被膜として形成されていることが確認された。
程で得られたAg無電解銀めっき処理粉体に対し、実施
例1と同一操作で無電解Auめっき処理を行った。
膜を有する導電性無電解めっき粉体を実施例1と同様に
して各種の物性を評価し、その結果を表8に示した。
ルムアルデヒド樹脂に代え、その他は実施例6と同一の
操作によりAg−Au複層被膜を有する導電性無電解め
っき粉体を作製した。この導電性無電解めっき粉体を実
施例1と同様にして各種の物性を評価し、その結果を表
8に併載した。
%範囲の粒分容積比率が44.7%、平均粒子径±20
%範囲を外れた粒分のうち微細側の粒分容積比率が2
5.6%の実質的に球状のベンゾグアナミン・メラミン
・ホルムアルデヒド樹脂粉末を用い、実施例6と同一の
操作によりAg−Au複層被膜を有する導電性無電解め
っき粉体を作製した。この導電性無電解めっき粉体を実
施例1と同様にして各種の物性を評価し、その結果を表
8に併載した。
て実質的に球状であって、粒度分布がシャープな特定範
囲の微粒子樹脂粉末を用いて表面に無電解金属めっき層
を被覆することにより、緻密で連続的なめっき層が密着
性よく被着し、かつ複合マトリックス材料に対する分散
性に優れる導電性無電解めっき粉体を提供することが可
能となる。したがって、例えば液晶ディスプレーパネル
用の精密導電材のような高度の導電性能が要求される用
途に極めて有用である。
による導電性無電解めっき粉体(平均粒径;4.84μm)の
粒子構造を示した電子顕微鏡写真(倍率;約330 倍) で
ある。
による導電性無電解めっき粉体(平均粒径; 9.8μm)の
粒子構造を示した電子顕微鏡写真(倍率;約330 倍) で
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 実質的に球状粒子であって、平均粒子径
が1〜30μm の範囲にあり、平均粒子径±20%範囲
の粒分容積比率が70%以上を占め、かつ平均粒子径±
20%範囲を外れた粒分のうち微細側の粒分容積比率が
10%以下の粒子性状を備える樹脂粉末を基材とし、該
基材表面に無電解めっき法により金属被膜を形成してな
ることを特徴とする導電性無電解めっき粉末。 - 【請求項2】 基材となる樹脂が、ベンゾグアナミン系
樹脂である請求項1記載の導電性無電解めっき粉体。 - 【請求項3】 基材となる樹脂が、スチレン系樹脂であ
る請求項1記載の導電性無電解めっき粉体。 - 【請求項4】 金属被膜が、膜厚10〜200nmのNi
被膜である請求項1、2又は3記載の導電性無電解めっ
き粉体。 - 【請求項5】 金属被膜が、膜厚10〜300nmのNi
−Au複層被膜である請求項1、2又は3記載の導電性
無電解めっき粉体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14130095A JP3436327B2 (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 導電性無電解めっき粉体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14130095A JP3436327B2 (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 導電性無電解めっき粉体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08311655A true JPH08311655A (ja) | 1996-11-26 |
JP3436327B2 JP3436327B2 (ja) | 2003-08-11 |
Family
ID=15288684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14130095A Expired - Lifetime JP3436327B2 (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 導電性無電解めっき粉体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3436327B2 (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002528852A (ja) * | 1998-10-19 | 2002-09-03 | ダイナル パーティクルズ エイエス | 粒 子 |
JP2005023274A (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-27 | Osaka Prefecture | 金属皮膜を有するポリマー微粒子及びその製造方法 |
WO2006006687A1 (ja) * | 2004-07-15 | 2006-01-19 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | 導電性微粒子、導電性微粒子の製造方法、及び、異方性導電材料 |
WO2007004765A1 (en) * | 2005-07-05 | 2007-01-11 | Cheil Industries Inc. | Conductive particles comprising complex metal layer with density gradient, method for preparing the particles, and anisotropic conductive adhesive composition comprising the particles |
WO2007072912A1 (ja) * | 2005-12-22 | 2007-06-28 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | 導電性微粒子及び異方性導電材料 |
WO2007119417A1 (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-25 | Nippon Chemical Industrial Co., Ltd | 導電性無電解めっき粉体およびその製造方法 |
US7507477B2 (en) | 2004-07-15 | 2009-03-24 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Conductive microparticle, process for producing the same and anisotropic conductive material |
WO2009054386A1 (ja) | 2007-10-22 | 2009-04-30 | Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. | 被覆導電性粉体およびそれを用いた導電性接着剤 |
WO2012023566A1 (ja) | 2010-08-20 | 2012-02-23 | 三菱マテリアル株式会社 | 銀被覆球状樹脂、及びその製造方法、並びに銀被覆球状樹脂を含有する異方性導電接着剤、異方性導電フィルム、及び導電スペーサー |
US8124232B2 (en) | 2007-10-22 | 2012-02-28 | Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. | Coated conductive powder and conductive adhesive using the same |
JP2012156066A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Nippon Shokubai Co Ltd | 導電性微粒子 |
JP2013189500A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ |
KR20160101009A (ko) | 2013-12-20 | 2016-08-24 | 미쓰비시마테리알덴시카세이가부시키가이샤 | 은 피복 도전성 입자, 도전성 페이스트 및 도전성 막 |
KR20160148515A (ko) | 2014-04-24 | 2016-12-26 | 다츠다 덴센 가부시키가이샤 | 금속 피복 수지 입자 및 이것을 사용한 도전성 접착제 |
KR20170108017A (ko) | 2015-01-28 | 2017-09-26 | 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 | 은 피복 입자 및 그 제조 방법 |
JP2019500230A (ja) * | 2015-10-13 | 2019-01-10 | アルケマ フランス | 複合導電性材料を製造する方法及びこのようにして得られた複合材料 |
JP2019128585A (ja) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 株式会社リコー | 中間転写体及び画像形成装置 |
-
1995
- 1995-05-16 JP JP14130095A patent/JP3436327B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002528852A (ja) * | 1998-10-19 | 2002-09-03 | ダイナル パーティクルズ エイエス | 粒 子 |
JP4822377B2 (ja) * | 1998-10-19 | 2011-11-24 | インヴィトロジェン ダイナル エーエス | 粒子 |
JP2005023274A (ja) * | 2003-07-03 | 2005-01-27 | Osaka Prefecture | 金属皮膜を有するポリマー微粒子及びその製造方法 |
JP4662699B2 (ja) * | 2003-07-03 | 2011-03-30 | 大阪府 | 金属皮膜を有するポリマー微粒子及びその製造方法 |
US7507477B2 (en) | 2004-07-15 | 2009-03-24 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Conductive microparticle, process for producing the same and anisotropic conductive material |
WO2006006687A1 (ja) * | 2004-07-15 | 2006-01-19 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | 導電性微粒子、導電性微粒子の製造方法、及び、異方性導電材料 |
JP4740137B2 (ja) * | 2004-07-15 | 2011-08-03 | 積水化学工業株式会社 | 導電性微粒子の製造方法 |
JPWO2006006687A1 (ja) * | 2004-07-15 | 2008-05-01 | 積水化学工業株式会社 | 導電性微粒子、導電性微粒子の製造方法、及び、異方性導電材料 |
US8828543B2 (en) | 2005-07-05 | 2014-09-09 | Cheil Industries Inc. | Conductive particles comprising complex metal layer with density gradient, method for preparing the particles, and anisotropic conductive adhesive composition comprising the particles |
JP4812834B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2011-11-09 | チェイル インダストリーズ インコーポレイテッド | 密度勾配を有する複合金属層を含む導電性微粒子、該導電性微粒子の製造方法および該導電性微粒子を含む異方性導電接着剤組成物 |
KR100720895B1 (ko) * | 2005-07-05 | 2007-05-22 | 제일모직주식회사 | 농도 구배를 갖는 이종(異種) 복합 금속층이 형성된 전도성미립자, 그 제조방법 및 이를 이용한 이방 전도성 접착제조성물 |
WO2007004765A1 (en) * | 2005-07-05 | 2007-01-11 | Cheil Industries Inc. | Conductive particles comprising complex metal layer with density gradient, method for preparing the particles, and anisotropic conductive adhesive composition comprising the particles |
WO2007072912A1 (ja) * | 2005-12-22 | 2007-06-28 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | 導電性微粒子及び異方性導電材料 |
WO2007119417A1 (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-25 | Nippon Chemical Industrial Co., Ltd | 導電性無電解めっき粉体およびその製造方法 |
US8124232B2 (en) | 2007-10-22 | 2012-02-28 | Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. | Coated conductive powder and conductive adhesive using the same |
WO2009054386A1 (ja) | 2007-10-22 | 2009-04-30 | Nippon Chemical Industrial Co., Ltd. | 被覆導電性粉体およびそれを用いた導電性接着剤 |
US9093192B2 (en) | 2010-08-20 | 2015-07-28 | Mitsubishi Materials Corporation | Silver-coated spherical resin, method for producing same, anisotropically conductive adhesive containing silver-coated spherical resin, anisotropically conductive film containing silver-coated spherical resin, and conductive spacer containing silver-coated spherical resin |
WO2012023566A1 (ja) | 2010-08-20 | 2012-02-23 | 三菱マテリアル株式会社 | 銀被覆球状樹脂、及びその製造方法、並びに銀被覆球状樹脂を含有する異方性導電接着剤、異方性導電フィルム、及び導電スペーサー |
JP2012156066A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Nippon Shokubai Co Ltd | 導電性微粒子 |
JP2013189500A (ja) * | 2012-03-12 | 2013-09-26 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ |
KR20160101009A (ko) | 2013-12-20 | 2016-08-24 | 미쓰비시마테리알덴시카세이가부시키가이샤 | 은 피복 도전성 입자, 도전성 페이스트 및 도전성 막 |
US9982144B2 (en) | 2013-12-20 | 2018-05-29 | Mitsubishi Materials Electronic Chemicals Co., Ltd. | Silver-coated conductive particles, conductive paste and conductive film |
KR20160148515A (ko) | 2014-04-24 | 2016-12-26 | 다츠다 덴센 가부시키가이샤 | 금속 피복 수지 입자 및 이것을 사용한 도전성 접착제 |
KR20170108017A (ko) | 2015-01-28 | 2017-09-26 | 미쓰비시 마테리알 가부시키가이샤 | 은 피복 입자 및 그 제조 방법 |
US10590540B2 (en) | 2015-01-28 | 2020-03-17 | Mitsubishi Materials Corporation | Silver-coated particle and method of producing same |
JP2019500230A (ja) * | 2015-10-13 | 2019-01-10 | アルケマ フランス | 複合導電性材料を製造する方法及びこのようにして得られた複合材料 |
JP2019128585A (ja) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 株式会社リコー | 中間転写体及び画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3436327B2 (ja) | 2003-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3436327B2 (ja) | 導電性無電解めっき粉体 | |
CN101996696B (zh) | 导电性微粒及各向异性导电材料 | |
JP4920698B2 (ja) | 異方性導電接続用導電性粒子 | |
KR100602726B1 (ko) | 도전성 무전해 도포 분체와 그 제조 방법 및 도포 분체등으로 구성된 도전성 재료 | |
US6787233B1 (en) | Particles | |
KR20070039954A (ko) | 도전성 미립자 및 이방성 도전 재료 | |
JP2007242307A (ja) | 導電性微粒子及び異方性導電材料 | |
WO2013027575A1 (ja) | 異方性導電フィルム、異方性導電フィルムの製造方法、接続方法、及び接合体 | |
JP2020095966A (ja) | 導電性粒子、導電材料及び接続構造体 | |
CN102977395B (zh) | 一种适于导电材料复合微球的制备方法 | |
JPH07118866A (ja) | 分散性に優れた球状無電解めっき粉末、導電性材料およびその製造方法 | |
JPWO2020004273A1 (ja) | 導電性粒子、導電材料及び接続構造体 | |
JP4638341B2 (ja) | 導電性微粒子及び異方性導電材料 | |
JP2020194794A (ja) | 導電性粒子、導電材料、および接続構造体 | |
WO2007043839A1 (en) | Method for preparing electroconductive particles with improved dispersion and adherence | |
JP6956221B2 (ja) | 導電性粒子、導電性粒子の製造方法、導電材料及び接続構造体 | |
JP4718926B2 (ja) | 導電性微粒子、及び、異方性導電材料 | |
WO2008130080A1 (en) | Manufacturing method of conductive electroless plating powder | |
JP6523860B2 (ja) | 導電性粒子、導電材料及び接続構造体 | |
JP7144472B2 (ja) | 導電性粒子、導電材料及び接続構造体 | |
JP3417699B2 (ja) | 導電性無電解めっき粉体 | |
WO2021246523A1 (ja) | 導電性粒子、導電材料及び接続構造体 | |
WO2007072912A1 (ja) | 導電性微粒子及び異方性導電材料 | |
KR20080095047A (ko) | 환원 및 치환금도금 방법을 이용한 도전볼 제조 | |
JP2007250465A (ja) | 異方性導電材料の製造方法、及び、異方性導電材料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100606 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100606 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |