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JPH08293547A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JPH08293547A
JPH08293547A JP9914395A JP9914395A JPH08293547A JP H08293547 A JPH08293547 A JP H08293547A JP 9914395 A JP9914395 A JP 9914395A JP 9914395 A JP9914395 A JP 9914395A JP H08293547 A JPH08293547 A JP H08293547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring layer
hole
withstand voltage
semiconductor device
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9914395A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Domae
伸一 堂前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP9914395A priority Critical patent/JPH08293547A/ja
Publication of JPH08293547A publication Critical patent/JPH08293547A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】層間絶縁膜の絶縁耐圧の値を予測することが可
能な半導体装置を提供する。 【構成】第1の層間絶縁膜5aを間にして第1の配線層
1および第2の配線層2ならびに第1の絶縁耐圧測定用
配線層6および第2の絶縁耐圧測定用配線層7を有し、
第2の層間絶縁膜5bの第2の配線層2および第2の絶
縁耐圧測定用配線層7と反対側に第3の配線層3および
第3の絶縁耐圧測定用配線層8を有し、第2の層間絶縁
膜5bに形成された第1のスルーホール4の底部が第2
の配線層2に位置し、第2のスルーホール9の底部の一
部が第2の絶縁耐圧用配線層7からはみ出した部分9a
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の集積度および特性を
向上するため、2層配線や、3層配線などの多層配線が
広く用いられている。以下、従来の半導体装置について
説明する。図3は従来の半導体装置の断面図であり、1
は膜厚0.6 μm の1%のSiと0.5%のCuを添加したAl合金膜
(以下ではAlSiCu膜と記す)と反射率抑制のためその上
層に形成した膜厚0.03μm のTiN 膜よりなる1層目のメ
タル配線である第1の配線層、2は膜厚0.6 μm のAlSi
Cu膜とその上層の膜厚0.03μm のTiN 膜よりなる2層目
のメタル配線である第2の配線層、3は膜厚0.6 μm の
AlSiCu膜とその上層の膜厚0.03μm のTiN 膜よりなる3
層目のメタル配線である第3の配線層、5は酸化シリコ
ン膜よりなる層間絶縁膜であり、第1の配線層1と第2
の配線層2間の第1の層間絶縁膜および第2の配線層2
と第3の配線層3間の第2の層間絶縁膜の膜厚はともに
0.7 μm である。4は第2の層間絶縁膜5に形成した第
2の配線層2と第3の配線層3間のスルーホールであ
る。
【0003】図3に基づいて、従来の半導体装置の構造
を説明する。第1の配線層1と第2の配線層2、第2の
配線層2と第3の配線層3は、それぞれスルーホールを
介して電気的に結合するが、図では一例として、第2の
配線層2と第3の配線層3間のスルーホール4を示して
いる。このスルーホール4の形成のためのエッチング工
程では、スルーホール4の内部における抵抗を低減する
ため第2の配線層2を構成する膜厚0.03μm のTiN 膜も
同時に除去する必要がある。TiN 膜は酸化シリコン膜に
比べエッチング速度が小さいため、TiN 膜を除去するた
めには酸化シリコン膜で換算して1.4 μm に相当する量
のエッチングを行う。
【0004】ただし、第2の配線層2の配線幅は0.6 μ
m 、スルーホール径は0.5 μm であり、第2の配線層2
とスルーホール4のマスクアライメントが合っている場
合にはスルーホール4の底面は2層目のメタル配線2の
上面に位置し、1.4 μm に相当する量のオーバーエッチ
ングを行ってもなんら問題がない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体装置では、何らかのトラブルによって第2の配線
層2とスルーホール4のマスクアライメントに、図4に
示すように0.25μm のずれが発生した場合には、スルー
ホール4を形成する際のエッチングにより層間絶縁膜5
に第2の配線層2の下面よりも深い、幅0.25μm の溝4
aが形成される。
【0006】この結果、図4に示すように、第3の配線
層3と第1の配線層1の層間絶縁膜厚の薄い部分が形成
され、絶縁距離が短くなって層間絶縁膜の絶縁耐圧が劣
化するので、半導体装置の信頼性を図る上で問題を引き
起こす。一方、このようなトラブルが発生しても、スル
ーホールの内部における抵抗値には異常ないため、トラ
ブルの発生を検出することが困難である。またエッチン
グによる溝4aの深さはマスクのずれ量に依存して変化
するため、層間絶縁膜5の絶縁耐圧の値を予測すること
は困難である。
【0007】この発明は、従来のトラブルの検出が困難
であるという課題を解決するもので、層間絶縁膜の絶縁
耐圧の値を予測することが可能な半導体装置を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体装置
は、第1の配線層と、第1の層間絶縁膜を間にして第1
の配線層に対向する第2の配線層と、第2の層間絶縁膜
を間にして第2の配線層に対向する第3の配線層と、第
1の層間絶縁膜の第1の配線層と同じ側に形成された第
1の絶縁耐圧測定用配線層と、この第1の絶縁耐圧測定
用配線層に対向するように第1の層間絶縁膜の第2の配
線層と同じ側に形成された第2の絶縁耐圧測定用配線層
と、この第2の絶縁耐圧測定用配線層に対向するように
第2の層間絶縁膜の第3の配線層と同じ側に形成された
第3の絶縁耐圧測定用配線層とを備え、第2の層間絶縁
膜に第2の配線層と第3の配線層とを接続する第1のス
ルーホールおよび第2の絶縁耐圧測定用配線層と第3の
絶縁耐圧測定用配線層とを接続する第2のスルーホール
を有し、第2のスルーホールの底部の一部が第2の絶縁
耐圧用配線層からはみ出した部分を有することを特徴と
するものである。
【0009】請求項2の半導体装置は、請求項1におい
て、第1のスルーホールおよび第2のスルーホールが同
じ穴の大きさであり、第2のスルーホールのはみ出した
部分は、第2のスルーホールを第2の絶縁耐圧用配線層
に対して位置をずらすことにより形成しているものであ
る。請求項3の半導体装置は、請求項2において、第2
のスルーホールが4個有し、第2の絶縁耐圧測定用配線
層に対して互いに層平面の4方向のずれているものであ
る。
【0010】請求項4の半導体装置は、請求項1におい
て、第2のスルーホールの穴が第2の絶縁耐圧測定用配
線層の配線幅よりも大きいものである。
【0011】
【作用】請求項1の半導体装置によれば、第1のスルー
ホールおよび第2のスルーホールをエッチングすると
き、第2のスルーホールは底部の一部に第2の絶縁耐圧
測定用配線層からはみ出した部分を有するため、そのは
み出した部分にエッチングによる溝が形成される。この
場合、何らかのトラブルによって第2の配線層と第1の
スルーホールのマスクアライメントに異常が生じて、第
1のスルーホールの底部が第2の配線層からずれて第2
の配線層からはみ出した部分ができると、第1のスルー
ホールの底部のはみ出した部分にもエッチングによる溝
が形成されると同時に、第2のスルーホールの溝のマス
クアライメントのずれた方向の溝幅が拡大する。
【0012】プラズマエッチング技術を用いたスルーホ
ールの形成工程では一般に、マイクロローディング効果
と呼ばれるホール径の拡大とともにエッチレートが増加
する現象がある。このため、第2のスルーホールの底部
に形成される溝は第1のスルーホールの底部に形成され
る溝よりも深く形成され、第1の配線層と第3の配線層
間の絶縁耐圧の低下よりも、第1の絶縁耐圧測定用配線
層と第3の絶縁耐圧測定用配線層間の絶縁耐圧の低下が
さらに顕著となる。したがって、感度の高いスルーホー
ル形状の検査を実現することができ、層間絶縁膜の絶縁
耐圧の値を予測することが可能になる。
【0013】請求項2の半導体装置によれば、請求項1
において、第1のスルーホールおよび第2のスルーホー
ルが同じ穴の大きさであり、第2のスルーホールのはみ
出した部分は、第2のスルーホールを第2の絶縁耐圧用
配線層に対して位置をずらすことにより形成しているた
め、請求項1の作用のほか、第1のスルーホールおよび
第2のスルーホールに関するエッチング特性が同等にな
る。
【0014】請求項3の半導体装置によれば、請求項2
において、第2のスルーホールが4個有し、第2の絶縁
耐圧測定用配線層に対して互いに層平面の4方向のずれ
ているため、請求項2の作用のほか、あらゆる方向のず
れを検出することができる。請求項4の半導体装置によ
れば、請求項1において、第2のスルーホールは第2の
絶縁耐圧測定用配線層の配線幅よりも大きいため、請求
項1の作用のほか、1つのスルーホールで4方向のずれ
を検出することができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の半導体装置の第1の実施例
について、図1を参照しながら説明する。図1はこの発
明の第1の実施例の半導体装置の断面図であり、1は膜
厚0.6 μm の1%のAlSiCu膜とその上層の膜厚0.03μm の
TiN 膜よりなる1層目のメタル配線である第1の配線
層、2は膜厚0.6 μm のAlSiCu膜とその上層の膜厚0.03
μm のTiN 膜よりなる2層目のメタル配線である第2の
配線層、3は膜厚0.6μm のAlSiCu膜とその上層の膜厚
0.03μm のTiN 膜よりなる3層目のメタル配線である第
3の配線層、4は2層目のメタル配線と3層目のメタル
配線間のスルーホール、5は酸化シリコン膜よりなる層
間絶縁膜であり、第1の配線層1と第2の配線層2との
間の第1の層間絶縁膜5aおよび第2の配線層2および
第3の配線層3との間の第2の層間絶縁膜5bからな
る。これらはいずれも従来例と同様である。さらに、6
は第1の層間絶縁膜5aの第1の配線層1と同じ側に形
成された1層目のメタル配線である第1の絶縁耐圧測定
用配線層、7は第1の絶縁耐圧測定用配線層6に対向す
るように第1の層間絶縁膜5aの第2の配線層2と同じ
側に形成された2層目のメタル配線である第2の絶縁耐
圧測定用配線層、8は第2の絶縁耐圧測定用配線層7に
対向するように第2の層間絶縁膜5bの第3の配線層3
と同じ側に形成された3層目のメタル配線である第3の
絶縁耐圧測定用配線層、9はあらかじめ0.1 μm オフセ
ットされた位置に配置された第2の絶縁耐圧測定用配線
層7と第3の絶縁耐圧測定用配線層8間の第2のスルー
ホールであり、これらにより絶縁耐圧測定素子を構成し
ている。
【0016】実施例の第1のスルーホール4および第2
のスルーホール9は同じ穴の大きさであり、ともに第2
の層間絶縁膜5bにエッチングされ、第1のスルーホー
ル4は第2の配線層2と第3の配線層3とを接続し、第
2のスルーホール9は第2の絶縁耐圧測定用配線層7と
第3の絶縁耐圧測定用配線層8とを接続する。また第2
のスルーホール9があらかじめオフセットされているた
め、第1のスルーホール4の底部が第2の配線層2の周
縁部の内側に位置する状態(たとえば図3参照)で、第
2のスルーホール9の底部の一部が第2の絶縁耐圧用配
線層7に対して位置がずれることにより第2の絶縁耐圧
用配線層7からはみ出した部分9aを有する。
【0017】ここで、図1は、何らかのトラブルによっ
て第2の配線層2と第1のスルーホール4のマスクアラ
イメントに0.25μm のずれが発生することにより、第1
のスルーホール4に第2の配線層2の周縁部からのはみ
出した部分4aが形成された場合を示している。このず
れは図からも明らかなように、第2の絶縁耐圧測定用配
線層7と第2のスルーホール9との間にも生じる。
【0018】この場合、第1のスルーホール4を形成す
る際に層間絶縁膜5bが第2の配線層2の下面よりも深
い、幅0.25μm の溝4bが形成される。一方、第2のス
ルーホール9はあらかじめ第2の絶縁耐圧用配線層7か
ら0.1 μm オフセットされているため、第2のスルーホ
ール9に形成される溝9bの幅は半導体装置本体側の第
1のスルーホール4の溝4bよりも大きい0.35μm とな
っている。前述したようにホール径の拡大とともにエッ
チレートが増加するマイクロローディング効果が存在す
るため、絶縁耐圧測定素子の第2のスルーホール9内に
形成される溝9bは本体の第1のスルーホール4内に形
成される溝4bの深さ0.3 μm よりも深く、0.5 μm 以
上となる。この結果、絶縁耐圧測定素子では図1に示す
ように第1の絶縁耐圧測定用配線層6と第3の絶縁耐圧
測定用配線層8が導通するか、または導通しなくても、
溝4bの底部と第1の配線層1との間の距離よりも溝9
bの底部と第1の絶縁耐圧測定用配線層6との間の距離
が小さくなるため、本体側よりも絶縁耐圧測定素子の絶
縁耐圧がはるかに低下する。
【0019】したがって、この絶縁耐圧測定素子は耐圧
劣化のマスクずれの依存性が半導体装置本体より大き
く、本体の絶縁耐圧は絶縁耐圧測定素子の耐圧よりも大
きくなる。このため、絶縁耐圧測定素子の耐圧を検査す
ることにより、感度の高いスルーホール形状の検査を実
現することができ、層間絶縁膜の絶縁耐圧の値を予測す
ることができる等、第2の配線層2と第1のスルーホー
ル4のマスクアライメントのずれによって生じる半導体
装置の信頼性における問題の解消が可能となる。
【0020】また第1のスルーホール4および第2のス
ルーホール9が同じ穴の大きさであり、第2のスルーホ
ール9のはみ出した部分9aは、第2のスルーホール9
を第2の絶縁耐圧用配線層5bに対して位置をずらすこ
とにより形成しているため、第1のスルーホール4およ
び第2のスルーホール9に関するエッチング特性が同等
になり、半導体装置本体と同等のエッチング特性が絶縁
耐圧測定素子でも再現され、エッチング特性の変動も検
出できる。
【0021】この第1の実施例の変形例として、第2の
スルーホール9を4個設け、第2の絶縁耐圧測定用配線
層7に対して互いに層平面の4方向のずらせ、これによ
りあらゆる方向のずれを検出することが可能となる。こ
の発明の第2の実施例を図2に示す。すなわち、この半
導体装置は、第2のスルーホール10の穴が第2の絶縁
耐圧測定用配線層7の配線幅0.6 μm よりも寸法の大き
い幅0.8 μm として、はみ出した部分10aを形成して
いる。
【0022】第1の実施例の場合と同様に、何らかのト
ラブルによって第2の配線層2と第1のスルーホール4
のマスクアライメントに0.25μm のずれが発生してはみ
出した部分4aが形成された場合には、第1のスルーホ
ール4を形成する際に層間絶縁膜5bに第2の配線層2
の下面よりも深い、幅0.25μm の溝4bが形成される。
一方、絶縁耐圧測定素子の第2のスルーホール10の寸
法は0.8 μm と第2の絶縁耐圧測定用配線層7の配線幅
0.6 μm よりも大きいため、第2のスルーホール10に
形成される溝10bの幅は本体側よりも大きい0.35μm
となる。前述したようにホール径の拡大とともにエッチ
レートが増加するマイクロローディング効果が存在する
ため、絶縁耐圧測定素子の第2のスルーホール10内に
形成される溝10bは本体の第1のスルーホール4内に
形成される溝4bの深さ0.3 μmよりも深く、0.5um 以
上となる。この結果、第1の実施例と同様に絶縁耐圧測
定素子では第1の絶縁耐圧測定用配線層6と第3の絶縁
耐圧測定用配線層8が導通する。あるいは導通しなくて
も、絶縁耐圧測定素子の絶縁耐圧が本体に比べてはるか
に低下する。
【0023】よって、第1の実施例と同様な作用効果が
得られるほか、1つの第2のスルーホール10で層平面
の4方向のずれを検出することができる。なお、各実施
例では、配線層および絶縁耐圧測定用配線層がそれぞれ
3層であったが3層以上でもよい。この場合、第1の配
線層および第1の絶縁耐圧測定用配線層が下層となり、
第2の配線層および第2の絶縁耐圧測定用配線層が中間
層となり、第3の配線層および第3の絶縁耐圧測定用配
線層が上層となり、中間層と上層間にスルーホールが形
成される関係を満たせば、この発明と同効果を得ること
ができる。
【0024】また、この発明において、第2のスルーホ
ールのはみ出した部分は、第1のスルーホールの底部が
第2の配線層の周縁部の内側に位置する状態に限らず、
第1のスルーホールの底部が第2の配線層に対して許容
範囲内のはみ出し部分がある状態でもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1の半導体装置によれば、第2の
スルーホールは底部の一部に第2の絶縁耐圧測定用配線
層からはみ出した部分を有するため、マスクアライメン
トに異常が生じてエッチングの際に第1のスルーホール
の底部に溝が形成されても、第2のスルーホールの底部
に形成される溝は第1のスルーホールの溝よりも深く形
成されるので、第1の配線層と第3の配線層間の絶縁耐
圧の低下よりも、第1の絶縁耐圧測定用配線層と第3の
絶縁耐圧測定用配線層間の絶縁耐圧の低下がさらに顕著
となる。したがって、感度の高いスルーホール形状の検
査を実現することができ、層間絶縁膜の絶縁耐圧の値を
予測することが可能になるという効果がある。
【0026】請求項2の半導体装置によれば、請求項1
において、第1のスルーホールおよび第2のスルーホー
ルが同じ穴の大きさであり、第2のスルーホールのはみ
出した部分は、第2のスルーホールを第2の絶縁耐圧用
配線層に対して位置をずらすことにより形成しているた
め、請求項1の効果のほか、第1のスルーホールおよび
第2のスルーホールに関するエッチング特性が同等にな
る。
【0027】請求項3の半導体装置によれば、請求項2
において、第2のスルーホールが4個有し、第2の絶縁
耐圧測定用配線層に対して互いに層平面の4方向のずれ
ているため、請求項2の効果のほか、あらゆる方向のず
れを検出することができる。請求項4の半導体装置によ
れば、請求項1において、第2のスルーホールは第2の
絶縁耐圧測定用配線層の配線幅よりも大きいため、請求
項1の効果のほか、1つのスルーホールで4方向のずれ
を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の半導体装置の第1の
スルーホールおよび第2のスルーホールが第2の配線層
および第2の絶縁耐圧測定用配線層に対してずれた状態
の断面図である。
【図2】第2の実施例の半導体装置の第1のスルーホー
ルおよび第2のスルーホールが第2の配線層および第2
の絶縁耐圧測定用配線層に対してずれた状態の断面図で
ある。
【図3】従来例の半導体装置の断面図である。
【図4】従来例の半導体装置のスルーホールがずれた状
態の断面図である。
【符号の説明】
1 第1の配線層 2 第2の配線層 3 第3の配線層 4 第1のスルーホール 5a 第1の層間絶縁膜 5b 第2の層間絶縁膜 6 第1の絶縁耐圧測定用配電層 7 第2の絶縁耐圧測定用配電層 8 第3の絶縁耐圧測定用配電層 9,10 第2のスルーホール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の配線層と、第1の層間絶縁膜を間
    にして前記第1の配線層に対向する第2の配線層と、第
    2の層間絶縁膜を間にして前記第2の配線層に対向する
    第3の配線層と、前記第1の層間絶縁膜の前記第1の配
    線層と同じ側に形成された第1の絶縁耐圧測定用配線層
    と、この第1の絶縁耐圧測定用配線層に対向するように
    前記第1の層間絶縁膜の前記第2の配線層と同じ側に形
    成された第2の絶縁耐圧測定用配線層と、この第2の絶
    縁耐圧測定用配線層に対向するように前記第2の層間絶
    縁膜の前記第3の配線層と同じ側に形成された第3の絶
    縁耐圧測定用配線層とを備え、前記第2の層間絶縁膜に
    前記第2の配線層と前記第3の配線層とを接続する第1
    のスルーホールおよび前記第2の絶縁耐圧測定用配線層
    と前記第3の絶縁耐圧測定用配線層とを接続する第2の
    スルーホールを有し、前記第2のスルーホールの底部の
    一部が前記第2の絶縁耐圧用配線層からはみ出した部分
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1のスルーホールおよび第2のスルー
    ホールは同じ穴の大きさであり、第2のスルーホールの
    はみ出した部分は、第2のスルーホールを第2の絶縁耐
    圧用配線層に対して位置をずらすことにより形成してい
    る請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 第2のスルーホールは4個有し、第2の
    絶縁耐圧測定用配線層に対して互いに層平面の4方向の
    ずれている請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 第2のスルーホールの穴は第2の絶縁耐
    圧測定用配線層の配線幅よりも大きい請求項1記載の半
    導体装置。
JP9914395A 1995-04-25 1995-04-25 半導体装置 Pending JPH08293547A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105720039A (zh) * 2014-12-04 2016-06-29 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 互连结构及其形成方法

Cited By (2)

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CN105720039A (zh) * 2014-12-04 2016-06-29 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 互连结构及其形成方法
CN105720039B (zh) * 2014-12-04 2020-05-08 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 互连结构及其形成方法

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