JPH08291813A - 拡開アンカー - Google Patents
拡開アンカーInfo
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- JPH08291813A JPH08291813A JP8078738A JP7873896A JPH08291813A JP H08291813 A JPH08291813 A JP H08291813A JP 8078738 A JP8078738 A JP 8078738A JP 7873896 A JP7873896 A JP 7873896A JP H08291813 A JPH08291813 A JP H08291813A
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 15
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- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 2
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/12—Separate metal or non-separate or non-metal dowel sleeves fastened by inserting the screw, nail or the like
- F16B13/126—Separate metal or non-separate or non-metal dowel sleeves fastened by inserting the screw, nail or the like fastened by inserting an unthreaded element, e.g. pin or nail
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B37/00—Nuts or like thread-engaging members
- F16B37/12—Nuts or like thread-engaging members with thread-engaging surfaces formed by inserted coil-springs, discs, or the like; Independent pieces of wound wire used as nuts; Threaded inserts for holes
- F16B37/122—Threaded inserts, e.g. "rampa bolts"
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/49—Member deformed in situ
- Y10T403/4966—Deformation occurs simultaneously with assembly
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T403/55—Member ends joined by inserted section
- Y10T403/557—Expansible section
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Dowels (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 あらゆる受入れ材料にも打ち込むことがで
き、保持力が十分であり、ねじ、ボルト等を付加するこ
となく素子を直接固定することができるとともに、ねじ
を使用した普通の固定も行うことができ、特別な据え付
け工具を使用することなく拡開できる拡開アンカーを得
る。 【解決手段】 円筒形のアンカー本体2を有し、このア
ンカー本体2に、カラー9及び拡大領域に少なくとも1
個の軸線方向スリット7又は破断用溝を設け、更に、前
記アンカー本体2のほぼ中心に拡開素子8を収容するた
めの貫通孔3を設けた拡開アンカー1において、貫通孔
3の据え付け方向Sの前方領域4に雌ねじ部5を設け、
前記拡開素子8をスリーブとして構成し、貫通孔3の据
え付け方向とは反対側の後方領域6を拡大領域として構
成する。
き、保持力が十分であり、ねじ、ボルト等を付加するこ
となく素子を直接固定することができるとともに、ねじ
を使用した普通の固定も行うことができ、特別な据え付
け工具を使用することなく拡開できる拡開アンカーを得
る。 【解決手段】 円筒形のアンカー本体2を有し、このア
ンカー本体2に、カラー9及び拡大領域に少なくとも1
個の軸線方向スリット7又は破断用溝を設け、更に、前
記アンカー本体2のほぼ中心に拡開素子8を収容するた
めの貫通孔3を設けた拡開アンカー1において、貫通孔
3の据え付け方向Sの前方領域4に雌ねじ部5を設け、
前記拡開素子8をスリーブとして構成し、貫通孔3の据
え付け方向とは反対側の後方領域6を拡大領域として構
成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒形のアンカー
本体を有し、このアンカー本体に、カラー及び拡大領域
に少なくとも1個の軸線方向スリット又は破断用溝を設
け、更に、前記アンカー本体のほぼ中心に拡開素子を収
容するための貫通孔を設けた拡開アンカーに関するもの
である。
本体を有し、このアンカー本体に、カラー及び拡大領域
に少なくとも1個の軸線方向スリット又は破断用溝を設
け、更に、前記アンカー本体のほぼ中心に拡開素子を収
容するための貫通孔を設けた拡開アンカーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来この種の拡開アンカーは極めて広く
普及している。このような拡開アンカーは岩石、コンク
リート、組積体等の受入れ材料に適用される。しかし、
例えば、木材のようなそれほど硬くない受入れ材料にも
打ち込むことができる。拡開アンカーの据え付け方向か
ら見て後方の端部に設けたカラーは、正確な据え付け深
さを規定し、孔の深さとほぼ同一にすることができる。
拡開アンカーの材料としては、多くの場合、安価で加工
が容易な金属板、例えば、ブリキ板が使用されていた。
ドイツ国特許第841949号明細書にはブリキ製のア
ンカーが記載されており、このアンカーはカラーを有す
る円筒形アンカー本体により構成している。このアンカ
ー本体は、貫通孔を有し、側面に長さ方向のスリットを
設ける。この拡開アンカーは追加の拡開素子なしに拡開
することができ、ピボット例えば、ドアノブのピボット
をねじ、ボルト又はくぎを使用することなく固定するこ
とができる。従って、アンカー本体の貫通孔の据え付け
方向側の前方端部には、断面収縮部を設け、ピボットを
貫通孔に打ち込むことにより拡開し、アンカー本体の前
方端縁が受入れ材料の孔の壁に圧着する。このように打
ち込んだドアノブのピボットは拡開素子として作用す
る。従って、拡開アンカーは、ピボットの打ち込みによ
って自動的に固定され、抜けを防止される。
普及している。このような拡開アンカーは岩石、コンク
リート、組積体等の受入れ材料に適用される。しかし、
例えば、木材のようなそれほど硬くない受入れ材料にも
打ち込むことができる。拡開アンカーの据え付け方向か
ら見て後方の端部に設けたカラーは、正確な据え付け深
さを規定し、孔の深さとほぼ同一にすることができる。
拡開アンカーの材料としては、多くの場合、安価で加工
が容易な金属板、例えば、ブリキ板が使用されていた。
ドイツ国特許第841949号明細書にはブリキ製のア
ンカーが記載されており、このアンカーはカラーを有す
る円筒形アンカー本体により構成している。このアンカ
ー本体は、貫通孔を有し、側面に長さ方向のスリットを
設ける。この拡開アンカーは追加の拡開素子なしに拡開
することができ、ピボット例えば、ドアノブのピボット
をねじ、ボルト又はくぎを使用することなく固定するこ
とができる。従って、アンカー本体の貫通孔の据え付け
方向側の前方端部には、断面収縮部を設け、ピボットを
貫通孔に打ち込むことにより拡開し、アンカー本体の前
方端縁が受入れ材料の孔の壁に圧着する。このように打
ち込んだドアノブのピボットは拡開素子として作用す
る。従って、拡開アンカーは、ピボットの打ち込みによ
って自動的に固定され、抜けを防止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、極めて柔らか
い受入れ材料での拡開アンカーの固定では、例えば、ド
アノブ等を十分保持することができるが、上述の拡開ア
ンカーでは硬い受入れ材料には適用することができな
い。硬い受入れ材料例えば、岩石、コンクリート、又は
組積体では拡開アンカーの端縁は僅かにしか又は全く孔
の壁に圧着しない。むしろ、断面収縮領域が単に外方に
圧縮され、塑性変形するだけである。従って、十分な保
持力を得ることができない。しかし、それほど硬くない
受入れ材料でも、保持力に対する高い要求がある固定に
対しては従来の拡開アンカーを適用することはできな
い。
い受入れ材料での拡開アンカーの固定では、例えば、ド
アノブ等を十分保持することができるが、上述の拡開ア
ンカーでは硬い受入れ材料には適用することができな
い。硬い受入れ材料例えば、岩石、コンクリート、又は
組積体では拡開アンカーの端縁は僅かにしか又は全く孔
の壁に圧着しない。むしろ、断面収縮領域が単に外方に
圧縮され、塑性変形するだけである。従って、十分な保
持力を得ることができない。しかし、それほど硬くない
受入れ材料でも、保持力に対する高い要求がある固定に
対しては従来の拡開アンカーを適用することはできな
い。
【0004】従って、ブリキで構成することもでき、そ
れほど硬くない受入れ材料にも打ち込むことができ、ま
た更に、岩石、コンクリート、組積体等の硬い基礎にも
適用できる拡開アンカーに対する要望がある。このよう
な拡開アンカーは異なる受入れ材料のすべてに対して十
分な保持力を保証しなければならない。更に、拡開アン
カーはねじ、ボルト等を付加することなく素子を直接固
定することができるとともに、ねじを使用した普通の固
定も行うことができるものであることが望ましい。ま
た、拡開アンカーは特別な据え付け工具を追加して使用
することなく拡開できなければならない。
れほど硬くない受入れ材料にも打ち込むことができ、ま
た更に、岩石、コンクリート、組積体等の硬い基礎にも
適用できる拡開アンカーに対する要望がある。このよう
な拡開アンカーは異なる受入れ材料のすべてに対して十
分な保持力を保証しなければならない。更に、拡開アン
カーはねじ、ボルト等を付加することなく素子を直接固
定することができるとともに、ねじを使用した普通の固
定も行うことができるものであることが望ましい。ま
た、拡開アンカーは特別な据え付け工具を追加して使用
することなく拡開できなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、円筒形のアンカー本体を有し、このアン
カー本体に、カラー及び拡大領域に少なくとも1個の軸
線方向スリット又は破断用溝を設け、更に、前記アンカ
ー本体のほぼ中心に拡開素子を収容するための貫通孔を
設けた拡開アンカーにおいて、前記貫通孔の据え付け方
向の前方領域に雌ねじ部を設け、前記拡開素子をスリー
ブとして構成し、貫通孔の据え付け方向とは反対側の後
方領域を拡大領域として構成したことを特徴とする。
め、本発明は、円筒形のアンカー本体を有し、このアン
カー本体に、カラー及び拡大領域に少なくとも1個の軸
線方向スリット又は破断用溝を設け、更に、前記アンカ
ー本体のほぼ中心に拡開素子を収容するための貫通孔を
設けた拡開アンカーにおいて、前記貫通孔の据え付け方
向の前方領域に雌ねじ部を設け、前記拡開素子をスリー
ブとして構成し、貫通孔の据え付け方向とは反対側の後
方領域を拡大領域として構成したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明拡開アンカーの構成によれ
ば全体的に打ち込むことができる。スリット又は破断用
溝を有する拡大領域は、アンカー本体の打ち込み方向側
とは反対側の後方領域に設ける。中心の貫通孔のこの領
域に打ち込んむ拡開素子はスリーブとして構成する。ス
リーブの打ち込みは、特別な据え付け工具を追加して使
用することなく、単にハンマーによる打撃によって行う
ことができる。従って、アンカー本体の据え付け方向と
は反対側の端部に設けたカラーによって、孔の深さまで
のまた同一平面上での拡開アンカーの拡開が可能とな
る。この拡開は、拡大領域として構成したアンカー本体
の後方領域の表面圧力によって受入れ材料に設けた孔に
生ずる。アンカー本体の貫通孔の前方領域には雌ねじ部
を設ける。スリーブにはピボットヒンジを直接打ち込む
ことができ、また例えば、ドアノブを直接固定すること
もできる。貫通孔の前方領域に掛合手段としての雌ねじ
を形成することによって、ボルト固定も可能となる。こ
のボルトの長さは固定素子の高さ及び孔の深さによって
決定する。
ば全体的に打ち込むことができる。スリット又は破断用
溝を有する拡大領域は、アンカー本体の打ち込み方向側
とは反対側の後方領域に設ける。中心の貫通孔のこの領
域に打ち込んむ拡開素子はスリーブとして構成する。ス
リーブの打ち込みは、特別な据え付け工具を追加して使
用することなく、単にハンマーによる打撃によって行う
ことができる。従って、アンカー本体の据え付け方向と
は反対側の端部に設けたカラーによって、孔の深さまで
のまた同一平面上での拡開アンカーの拡開が可能とな
る。この拡開は、拡大領域として構成したアンカー本体
の後方領域の表面圧力によって受入れ材料に設けた孔に
生ずる。アンカー本体の貫通孔の前方領域には雌ねじ部
を設ける。スリーブにはピボットヒンジを直接打ち込む
ことができ、また例えば、ドアノブを直接固定すること
もできる。貫通孔の前方領域に掛合手段としての雌ねじ
を形成することによって、ボルト固定も可能となる。こ
のボルトの長さは固定素子の高さ及び孔の深さによって
決定する。
【0007】本発明拡開アンカーの好適な実施例におい
ては、前記アンカー本体の拡大領域を、このアンカー本
体の全体の長さの約1/2〜約3/4の範囲の長さを有
するものとして構成する。この構成によれば、十分長い
拡開素子として構成したスリーブとともに、受入れ材料
内に十分な保持保持力を与えることができる。
ては、前記アンカー本体の拡大領域を、このアンカー本
体の全体の長さの約1/2〜約3/4の範囲の長さを有
するものとして構成する。この構成によれば、十分長い
拡開素子として構成したスリーブとともに、受入れ材料
内に十分な保持保持力を与えることができる。
【0008】更に、前記スリーブの長さは、打ち込んだ
とき貫通孔の後方領域から突出しない状態となる長さに
制限するとよい。この場合、スリーブはアンカー本体の
カラーと同一平面となるよう終端することができる。
とき貫通孔の後方領域から突出しない状態となる長さに
制限するとよい。この場合、スリーブはアンカー本体の
カラーと同一平面となるよう終端することができる。
【0009】更に、本発明の好適な実施例においては、
前記貫通孔の雌ねじ部を設けた前方領域の内径を後方領
域の内径よりも小さくする。スリーブ内にピボットを直
接固定する場合、ピボットと一緒にスリーブをアンカー
本体に打ち込み、前方領域の据え付け方向とは反対側の
端部に達せしめ、この位置で軸線方向に固定される。こ
のとき、ピボットのみを更に打ち込む。更に、好適な好
適な実施例においては、前記スリーブの内径を前記貫通
孔の前方領域の内径よりも大きいか又は等しくする。こ
の構成によれば、ねじ又はボルトが貫通孔の前方領域の
雌ねじ部に達することができる。
前記貫通孔の雌ねじ部を設けた前方領域の内径を後方領
域の内径よりも小さくする。スリーブ内にピボットを直
接固定する場合、ピボットと一緒にスリーブをアンカー
本体に打ち込み、前方領域の据え付け方向とは反対側の
端部に達せしめ、この位置で軸線方向に固定される。こ
のとき、ピボットのみを更に打ち込む。更に、好適な好
適な実施例においては、前記スリーブの内径を前記貫通
孔の前方領域の内径よりも大きいか又は等しくする。こ
の構成によれば、ねじ又はボルトが貫通孔の前方領域の
雌ねじ部に達することができる。
【0010】更に、本発明の好適な実施例においては、
拡開アンカーを合成材料又は金属により構成する。好適
には、拡開アンカー及びスリーブを加工可能な軽量ブリ
キによって構成する。
拡開アンカーを合成材料又は金属により構成する。好適
には、拡開アンカー及びスリーブを加工可能な軽量ブリ
キによって構成する。
【0011】
【実施例】図1及び図2に示す本発明による実施例の拡
開アンカーを全体的に参照符号1を付して説明する。拡
開アンカー1は、中心に貫通孔3を設けたほぼ円筒形の
アンカー本体2を有する。このアンカー本体2は、据え
付け方向Sの前方領域4と据え付け向Sとは反対側の後
方領域6とを有する。アンカー本体2の後方領域6は、
拡大領域をなし、軸線方向に延びる少なくとも1個のス
リット7を設ける。スリットの代わりに破断用の溝を設
けることもできる。アンカー本体2の据え付け方向Sと
は反対側の端部にカラー9を設け、このカラー9は拡開
アンカーを受入れ材料例えば、コンクリートに形成した
孔Bに据え付けるときの止め部として作用する。
開アンカーを全体的に参照符号1を付して説明する。拡
開アンカー1は、中心に貫通孔3を設けたほぼ円筒形の
アンカー本体2を有する。このアンカー本体2は、据え
付け方向Sの前方領域4と据え付け向Sとは反対側の後
方領域6とを有する。アンカー本体2の後方領域6は、
拡大領域をなし、軸線方向に延びる少なくとも1個のス
リット7を設ける。スリットの代わりに破断用の溝を設
けることもできる。アンカー本体2の据え付け方向Sと
は反対側の端部にカラー9を設け、このカラー9は拡開
アンカーを受入れ材料例えば、コンクリートに形成した
孔Bに据え付けるときの止め部として作用する。
【0012】貫通孔3のアンカー本体2の後方領域を、
スリーブ8として構成した拡開素子を受入れるよう構成
する。スリーブ8の外径eは、約0.5mm〜約1.5
mm(それぞれ製造公差0.2mmを含む)とし、アン
カー本体2の拡大領域として構成した後方領域6の内径
dよりも大きくする。拡大領域6は、アンカー本体2の
全体の約1/2〜約3/4にわたる長さを有するものと
する。貫通孔3にスリーブ8を打ち込むことによりこの
拡大領域は拡開するが、この拡開は長手方向のスリット
7によって可能になる。スリーブ8は打ち込んだ状態で
アンカー本体んちのカラー9から突出することなく、カ
ラーと同一平面となるようスリーブ8の長さを制限す
る。
スリーブ8として構成した拡開素子を受入れるよう構成
する。スリーブ8の外径eは、約0.5mm〜約1.5
mm(それぞれ製造公差0.2mmを含む)とし、アン
カー本体2の拡大領域として構成した後方領域6の内径
dよりも大きくする。拡大領域6は、アンカー本体2の
全体の約1/2〜約3/4にわたる長さを有するものと
する。貫通孔3にスリーブ8を打ち込むことによりこの
拡大領域は拡開するが、この拡開は長手方向のスリット
7によって可能になる。スリーブ8は打ち込んだ状態で
アンカー本体んちのカラー9から突出することなく、カ
ラーと同一平面となるようスリーブ8の長さを制限す
る。
【0013】貫通孔3の前方領域4は後方領域6の内径
dよりも小さい内径fにし、固定用ボルトとの掛合手段
としてのねじ部6を設ける。スリーブ8の内径hは、貫
通孔3の前方領域4の内径fよりも大きくするか、又は
等しくする。
dよりも小さい内径fにし、固定用ボルトとの掛合手段
としてのねじ部6を設ける。スリーブ8の内径hは、貫
通孔3の前方領域4の内径fよりも大きくするか、又は
等しくする。
【0014】図示の実施例では、アンカー本体2又はス
リーブ8の据え付け方向Sの前方領域の外形をそれぞれ
収縮させた。しかし、これは単に一つの実施例に過ぎ
ず、アンカー本体2並びにスリーブ8を円筒形の外形に
し、長さ全体にわたり一定の外形にすることもできると
理解されたい。
リーブ8の据え付け方向Sの前方領域の外形をそれぞれ
収縮させた。しかし、これは単に一つの実施例に過ぎ
ず、アンカー本体2並びにスリーブ8を円筒形の外形に
し、長さ全体にわたり一定の外形にすることもできると
理解されたい。
【0015】本発明による拡開アンカー1は、合成材料
又は金属により構成することができる。好適な実施例に
おいては、アンカー本体2及びスリーブ8は軽量の加工
可能な金属板により構成することができる。
又は金属により構成することができる。好適な実施例に
おいては、アンカー本体2及びスリーブ8は軽量の加工
可能な金属板により構成することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明による拡開アンカーはあらゆる受
入れ材料に据えつけることができる。スリット又は破断
用溝を有する拡大領域は、アンカー本体の据え付け方向
とは反対側の後方領域に設ける。中心の貫通孔の領域に
打ち込み可能な拡開素子をスリーブとして構成する。ス
リーブの打ち込みは、特別な工具を使用することなく、
単にハンマーによる打ち込みで行うことができる。従っ
て、アンカー本体の据え付け方向とは反対側の端部に設
けたカラーによって、孔の深さまでのまた同一平面上で
の拡開アンカーの拡開が可能となる。この拡開は、拡大
領域として構成したアンカー本体の後方領域の表面圧力
によって受入れ材料に設けた孔に生ずる。アンカー本体
の貫通孔の前方領域には雌ねじ部を設ける。スリーブに
はピボットヒンジを直接打ち込むことができ、また例え
ば、ドアノブを直接固定することもできる。貫通孔の前
方領域に掛合手段としての雌ねじを形成することによっ
て、ボルト固定も可能となる。このボルトの長さは固定
素子の高さ及び孔の深さによって決定する。
入れ材料に据えつけることができる。スリット又は破断
用溝を有する拡大領域は、アンカー本体の据え付け方向
とは反対側の後方領域に設ける。中心の貫通孔の領域に
打ち込み可能な拡開素子をスリーブとして構成する。ス
リーブの打ち込みは、特別な工具を使用することなく、
単にハンマーによる打ち込みで行うことができる。従っ
て、アンカー本体の据え付け方向とは反対側の端部に設
けたカラーによって、孔の深さまでのまた同一平面上で
の拡開アンカーの拡開が可能となる。この拡開は、拡大
領域として構成したアンカー本体の後方領域の表面圧力
によって受入れ材料に設けた孔に生ずる。アンカー本体
の貫通孔の前方領域には雌ねじ部を設ける。スリーブに
はピボットヒンジを直接打ち込むことができ、また例え
ば、ドアノブを直接固定することもできる。貫通孔の前
方領域に掛合手段としての雌ねじを形成することによっ
て、ボルト固定も可能となる。このボルトの長さは固定
素子の高さ及び孔の深さによって決定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による拡開アンカーの好適な実施例の縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の拡開アンカーを分解した状態の縦断面図
である。
である。
1 拡開アンカー 2 アンカー本体 3 貫通孔 4 前方領域 6 拡大(後方)領域 7 スリット 8 スリーブ 9 カラー
Claims (5)
- 【請求項1】 円筒形のアンカー本体(2)を有し、こ
のアンカー本体(2)に、カラー(9)及び拡大領域に
少なくとも1個の軸線方向スリット(7)又は破断用溝
を設け、更に、前記アンカー本体(2)のほぼ中心に拡
開素子(8)を収容するための貫通孔(3)を設けた拡
開アンカーにおいて、前記貫通孔(3)の据え付け方向
(S)の前方領域(4)に雌ねじ部(5)を設け、前記
拡開素子(8)をスリーブとして構成し、貫通孔(3)
の据え付け方向とは反対側の後方領域(6)を拡大領域
として構成したことを特徴とする拡開アンカー。 - 【請求項2】 前記アンカー本体(2)の拡大領域
(6)を、このアンカー本体(2)の全体の長さの約1
/2〜約3/4の範囲の長さを有するものとして構成し
た請求項1記載の拡開アンカー。 - 【請求項3】 前記スリーブ(8)の長さは、打ち込ん
だとき貫通孔(3)の後方領域(6)から突出しない状
態となる長さに制限した請求項1又は2記載の拡開アン
カー。 - 【請求項4】 前記貫通孔(3)の雌ねじ部(5)を設
けた前方領域(4)の内径(f)を後方領域の内径より
も小さくし、前記スリーブ(8)の内径(h)を前記貫
通孔(3)の前方領域(4)の内径(f)よりも大きい
か又は等しくした請求項1乃至3のうちのいずれか一項
に記載の拡開アンカー。 - 【請求項5】 アンカー本体(2)及び拡開スリーブ
(8)を金属により構成した請求項1乃至4のうちのい
ずれか一項に記載の拡開アンカー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19512415:4 | 1995-04-03 | ||
DE19512415A DE19512415A1 (de) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | Spreizdübel |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08291813A true JPH08291813A (ja) | 1996-11-05 |
Family
ID=7758645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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