JPH08290874A - エレベーターの非常運転装置 - Google Patents
エレベーターの非常運転装置Info
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Abstract
る自動/手動切替スイッチ13と、ドアの開閉を制御す
るドアスイッチ14と、かごの階床位置を表示するかご
階床位置表示器12と、前記かごがドアを開けてもよい
位置にあることを示す戸開可能ゾーン表示器15と、前
記かごを微速運転する救出運転釦11とを備え、機械室
の制御盤に信号ケーブルを通じて接続され、基準階の三
方枠に設けられている。 【効果】 短時間でかん詰の救出ができる。
Description
るかん詰等の非常事態の救出時間を短縮でき、救出作業
を容易にするためのエレベーターの非常運転装置に関す
るものである。
運転につて図7を参照しながら説明する。図7は、従来
のエレベーターのかん詰救出運転の方法を示す図であ
る。
上機、2は巻上機1により駆動される巻上ロープ、3は
巻上ロープ2により上下動するかご、4は機械室に設け
られ、エレベーターの動きを制御する制御盤、5は制御
盤4に内蔵された制御部(CPU)である。また、6は
制御盤4に設けられた運転装置、7は巻上ロープ2にペ
ンキ等により塗布されたレベルマーク、8は巻上機1に
塗布された合いマーク、9は作業者である。
明する。かん詰救出をする場合、まず、作業者9は、階
段等を利用し機械室に移動する。その後、作業者9は、
制御盤4でエレベーターの故障状態を確認し、制御盤4
の切換スイッチの操作により、自動運転モードから手動
運転モードに切り換える。
る運転装置6を操作して最寄り階の救出可能位置までエ
レベーターを運転して救出する。各階の救出可能位置
は、巻上機1にかかっている巻上ロープ2にペンキ等で
マーキングされたレベルマーク7を合いマーク8に合わ
せることにより、かご3の停止位置を決定する。
エレベーターのかん詰救出運転では、作業者9が必ず機
械室に行く必要があり、救出までの時間が長くなるとい
う問題点があった。
と勘によるものがあり、状況により停止位置が異なるた
め複数回運転する必要もあり、起動、停止の繰り返しに
より乗客に不安感を与える可能性があるという問題点が
あった。
めになされたもので、エレベーターの故障等により、乗
客がかご内に閉じ込められた場合、機械室へ行くことな
く、基準階で救出運転することができるができるエレベ
ーターの非常運転装置を得ることを目的とする。
ターの非常運転装置は、運転モードを自動又は手動モー
ドに切り替える自動/手動切替スイッチと、ドアの開閉
を制御するドアスイッチと、かごの階床位置を表示する
かご階床位置表示器と、前記かごがドアを開けてもよい
位置にあることを示す戸開可能ゾーン表示器と、前記か
ごを微速運転する救出運転釦とを備え、機械室の制御盤
に信号ケーブルを通じて接続され、基準階の三方枠に設
けられたものである。
運転装置は、運転モードを自動又は手動モードに切り替
える自動/手動切替スイッチと、ドアの開閉を制御する
ドアスイッチと、かごの階床位置を表示できる保守用コ
ンピュータを接続できるコネクタと、前記かごがドアを
開けてもよい位置にあることを示す戸開可能ゾーン表示
器と、前記かごを微速運転する救出運転釦とを備え、機
械室の制御盤に信号ケーブルを通じて接続され、基準階
の三方枠に設けられたものである。
運転装置は、さらに、前記かごのレベル位置を表示する
かごレベル位置表示器を備えたものである。
常運転装置は、さらに、前記かごに設けられた第1の通
話装置と通話可能な第2の通話装置を備えたものであ
る。
おいては、運転モードを自動又は手動モードに切り替え
る自動/手動切替スイッチと、ドアの開閉を制御するド
アスイッチと、かごの階床位置を表示するかご階床位置
表示器と、前記かごがドアを開けてもよい位置にあるこ
とを示す戸開可能ゾーン表示器と、前記かごを微速運転
する救出運転釦とを備え、機械室の制御盤に信号ケーブ
ルを通じて接続され、基準階の三方枠に設けられたの
で、短時間でかん詰の救出ができる。
運転装置においては、運転モードを自動又は手動モード
に切り替える自動/手動切替スイッチと、ドアの開閉を
制御するドアスイッチと、かごの階床位置を表示できる
保守用コンピュータを接続できるコネクタと、前記かご
がドアを開けてもよい位置にあることを示す戸開可能ゾ
ーン表示器と、前記かごを微速運転する救出運転釦とを
備え、機械室の制御盤に信号ケーブルを通じて接続さ
れ、基準階の三方枠に設けられたので、短時間でかん詰
の救出ができ、作業性が向上する。
運転装置においては、さらに、前記かごのレベル位置を
表示するかごレベル位置表示器を備えたので、かごのレ
ベル位置を詳細に確認でき、乗客がかごから降りる際の
不安感を除去できる。
常運転装置においては、さらに、前記かごに設けられた
第1の通話装置と通話可能な第2の通話装置を備えたの
で、かご内の乗客と連絡を取りながら救出運転でき、乗
客の不安感を低減できる。
図2を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施
例1の設置された基準階の乗場の正面を示す図である。
また、図2は、この発明の実施例1を示す正面図であ
る。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示
す。
方枠に設けられ、施錠装置付きのエレベーターの非常運
転装置(かん詰救出運転装置)である。この非常運転装
置10は、信号ケーブルを通じて機械室の制御盤4に接
続されている。
P」、「DN」釦からなる救出運転釦、12はかごの階
床位置をデジタル表示するかご階床位置表示器、13は
自動/手動切替スイッチ、14はドアスイッチ、15は
戸開可能ゾーン表示器、16はエレベーターの故障時の
機器の状態を表示するエレベーター状態表示器である。
る。この実施例1は、作業者が機械室に行かなくとも、
基準階の三方枠に内蔵した非常運転装置10を操作し、
短時間でかん詰の救出ができるものである。
に到着後、非常運転装置10の施錠を解除し、エレベー
ター状態表示器16、及びかご階床位置表示器12を確
認した上で、自動/手動切替スイッチ13とドアスイッ
チ14を下側に倒す。
ーターを手動運転し、乗客を救出する。すなわち、「R
UN」釦と「UP」釦を同時に押すことによりかごを微
速上昇し、あるいは「RUN」釦と「DN」釦を同時に
押すことによりかごを微速下降して、最寄り階まで運転
する。
能ゾーン表示器15を確認し、任意階の救出可能位置に
停止完了後、ドアスイッチ14を上側に倒して戸開さ
せ、乗客を救出する。
の基準階の三方枠に内蔵させたので、機械室に移動せず
にかん詰救出が可能となり、かん詰救出時間を短縮でき
るとともに作業性を向上できる。また、救出階を基準階
とすることで、かん詰になった乗客の話しを聞くことが
でき、故障時の状態を把握できるため、故障の原因究明
の一助となる。
3を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施例
2の正面を示す図である。
三方枠に設けられ、施錠装置付きのエレベーターの非常
運転装置(かん詰救出運転装置)である。この非常運転
装置10Aは、信号ケーブルを通じて機械室の制御盤4
に接続されている。
「UP」、「DN」釦からなる救出運転釦、12はかご
の階床位置をデジタル表示するかご階床位置表示器、1
3は自動/手動切替スイッチ、14はドアスイッチ、1
5は戸開可能ゾーン表示器、16はエレベーターの故障
時の機器の状態を表示するエレベーター状態表示器であ
る。さらに、17はかご3に設けられた通話装置(イン
ターホン)と通話することができる通話装置(インター
ホン)である。
の乗客に対し、連絡を取りながら救出運転することがで
きるため、乗客の不安感を低減することができる。
4を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施例
3の正面を示す図である。
三方枠に設けられ、施錠装置付きのエレベーターの非常
運転装置(かん詰救出運転装置)である。この非常運転
装置10Bは、信号ケーブルを通じて機械室の制御盤4
に接続されている。
「UP」、「DN」釦からなる救出運転釦、13は自動
/手動切替スイッチ、14はドアスイッチ、15は戸開
可能ゾーン表示器、17はかご3に設けられた通話装置
(インターホン)と通話することができる通話装置(イ
ンターホン)、18は保守用コンピュータに接続するコ
ネクタ、19は制御盤4の制御部(CPU)5のCPU
リセットスイッチである。
で上記かご階床位置表示器12と同様なかごの階床位置
をデジタル表示できるとともに、上記エレベーター状態
表示器16と同様なエレベーターの故障時の機器の状態
を表示できる。
床位置表示器12とエレベーター状態表示器16によ
り、エレベーターの状態を確認していた。この実施例3
は、さらに詳細な状況を確認するために保守用コンピュ
ータを接続するコネクタ18を設け、現状データを保守
用コンピュータに表示するとともに、データ採取を可能
にする。従って、かん詰救出後にデータ解析が可能にな
る。
した場合、制御部4をリセットする必要があり、この機
能を装置10Bに付加することにより、作業者が機械室
へ移動する必要がなくなる。
5及び図6を参照しながら説明する。図5は、この発明
の実施例4の正面を示す図である。また、図6は、この
実施例4のかごレベル位置表示器の表示例を示す図であ
る。
三方枠に設けられ、施錠装置付きのエレベーターの非常
運転装置(かん詰救出運転装置)である。この非常運転
装置10Cは、信号ケーブルを通じて機械室の制御盤4
に接続されている。
「UP」、「DN」釦からなる救出運転釦、13は自動
/手動切替スイッチ、14はドアスイッチ、15は戸開
可能ゾーン表示器、17はかご3に設けられた通話装置
(インターホン)と通話することができる通話装置(イ
ンターホン)、18は保守用コンピュータに接続するコ
ネクタ、19は制御盤4の制御部(CPU)5のCPU
リセットスイッチである。さらに、20は複数のLED
からなるかごレベル位置表示器である。
で上記かご階床位置表示器12と同様なかごの階床位置
をデジタル表示できるとともに、上記エレベーター状態
表示器16と同様なエレベーターの故障時の機器の状態
を表示できる。
識は戸開可能ゾーン表示器15で行っていたが、レベル
に対し±175mm(エレベーターの機種によって多少
の違いはある)程度の範囲があり、乗客がかご3から降
りる際に不安感を与える恐れがある。
することにより、かご位置を詳細に確認することがで
き、救出階で戸開させた時ほぼレベル状態で救出するこ
とが可能となる。かごレベル位置表示器20の表示処理
は、エレベーターで通常使用しているパルスタコメータ
あるいはエンコーダによりかごの移動量を検出し、レベ
ル位置を表示させるものである。
表示例、同図(b)は、かごレベル位置が床上76〜1
00mmの表示例、同図(c)は、かごレベル位置が床
下126〜150mmの表示例を示す。
装置は、以上説明したとおり、運転モードを自動又は手
動モードに切り替える自動/手動切替スイッチと、ドア
の開閉を制御するドアスイッチと、かごの階床位置を表
示するかご階床位置表示器と、前記かごがドアを開けて
もよい位置にあることを示す戸開可能ゾーン表示器と、
前記かごを微速運転する救出運転釦とを備え、機械室の
制御盤に信号ケーブルを通じて接続され、基準階の三方
枠に設けられたので、短時間でかん詰の救出ができると
いう効果を奏する。
運転装置は、以上説明したとおり、運転モードを自動又
は手動モードに切り替える自動/手動切替スイッチと、
ドアの開閉を制御するドアスイッチと、かごの階床位置
を表示できる保守用コンピュータを接続できるコネクタ
と、前記かごがドアを開けてもよい位置にあることを示
す戸開可能ゾーン表示器と、前記かごを微速運転する救
出運転釦とを備え、機械室の制御盤に信号ケーブルを通
じて接続され、基準階の三方枠に設けられたので、短時
間でかん詰の救出ができ、作業性が向上するという効果
を奏する。
運転装置は、以上説明したとおり、さらに、前記かごの
レベル位置を表示するかごレベル位置表示器を備えたの
で、かごのレベル位置を詳細に確認でき、乗客がかごか
ら降りる際の不安感を除去できるという効果を奏する。
常運転装置は、以上説明したとおり、さらに、前記かご
に設けられた第1の通話装置と通話可能な第2の通話装
置を備えたので、かご内の乗客と連絡を取りながら救出
運転でき、乗客の不安感を低減できるという効果を奏す
る。
の正面を示す図である。
面を示す図である。
面を示す図である。
面を示す図である。
面を示す図である。
ごレベル位置表示器の表示例を示す図である。
る。
運転釦、12 かご階床位置表示器、13 自動/手動
切替スイッチ、14 ドアスイッチ、15 戸開可能ゾ
ーン表示器、16 エレベーター状態表示器、17 通
話装置(インターホン)、18 コネクタ、19 CP
Uリセットスイッチ、20 かごレベル位置表示器。
Claims (4)
- 【請求項1】 運転モードを自動又は手動モードに切り
替える自動/手動切替スイッチ、ドアの開閉を制御する
ドアスイッチ、かごの階床位置を表示するかご階床位置
表示器、前記かごがドアを開けてもよい位置にあること
を示す戸開可能ゾーン表示器、及び前記かごを微速運転
する救出運転釦を備え、機械室の制御盤に信号ケーブル
を通じて接続され、基準階の三方枠に設けられたことを
特徴とするエレベーターの非常運転装置。 - 【請求項2】 運転モードを自動又は手動モードに切り
替える自動/手動切替スイッチ、ドアの開閉を制御する
ドアスイッチ、かごの階床位置を表示できる保守用コン
ピュータを接続できるコネクタ、前記かごがドアを開け
てもよい位置にあることを示す戸開可能ゾーン表示器、
及び前記かごを微速運転する救出運転釦を備え、機械室
の制御盤に信号ケーブルを通じて接続され、基準階の三
方枠に設けられたことを特徴とするエレベーターの非常
運転装置。 - 【請求項3】 さらに、前記かごのレベル位置を表示す
るかごレベル位置表示器を備えたことを特徴とする請求
項2記載のエレベーターの非常運転装置。 - 【請求項4】 さらに、前記かごに設けられた第1の通
話装置と通話可能な第2の通話装置を備えたことを特徴
とする請求項1、2又は3記載のエレベーターの非常運
転装置。
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