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JPH08288745A - 検波器 - Google Patents

検波器

Info

Publication number
JPH08288745A
JPH08288745A JP9255895A JP9255895A JPH08288745A JP H08288745 A JPH08288745 A JP H08288745A JP 9255895 A JP9255895 A JP 9255895A JP 9255895 A JP9255895 A JP 9255895A JP H08288745 A JPH08288745 A JP H08288745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
operational amplifier
input terminal
diode
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9255895A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Higuchi
雅之 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9255895A priority Critical patent/JPH08288745A/ja
Publication of JPH08288745A publication Critical patent/JPH08288745A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度変化に伴う出力検波電圧の変化を最小限
におさえることのできる検波器を得ることを目的とす
る。 【構成】 RF入力端子1と、RF入力端子1から入力
されたRF信号を検波するための第1のダイオード3、
および第1の抵抗2および第1のサーミスタ14および
コイルによって構成される検波回路と、直流電源4の電
圧を分圧する第2の抵抗6および第3の抵抗7によって
構成されるバイアス回路と、第1のオペアンプ入力端子
5と第2のオペアンプ入力端子8から入力された信号を
差動増幅するオペアンプ13と、出力端子11で構成さ
れる。 【効果】 検波器の温度変化に伴う出力検波電圧を最小
限におさえることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衛星搭載用受信機等
に用いられて有効な検波器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の検波器の回路構成を示す
図で、図において1はRF入力端子、2は第1の抵抗、
3は第1のダイオード、4は直流電源、5は第1のオペ
アンプ入力端子、6は第2の抵抗、7は第3の抵抗、8
は第2のオペアンプ入力端子、9は検波回路、10はバ
イアス回路、11は出力端子、12はコイル、13はオ
ペアンプである。
【0003】次に動作について説明する。図4におい
て、RF入力端子1から何も入力されない場合、第1の
抵抗2と第1のダイオード3によって直流電源4からの
電圧が分圧され、そのバイアス電圧が第1のオペアンプ
入力端子5に入力される。また、第2の抵抗6と第3の
抵抗7によって分圧されたバイアス電圧も第2のオペア
ンプ入力端子8に入力される。ここで、第1の抵抗2と
第2の抵抗6と第3の抵抗7の抵抗値を適切に選ぶこと
により、第1のオペアンプ入力端子5に入る、検波回路
9からのバイアス電圧と、第2のオペアンプ入力端子8
に入力されるバイアス回路10からのバイアス電圧は等
しくなる。出力端子11には、この2入力の差が出力さ
れるので出力電圧は0Vとなる。次に、RF入力端子1
にRF信号がはいると、そのRF信号はコイル12によ
って、オペアンプ13や直流電源4に流出せず、第1の
ダイオード3によって検波される。その検波電圧分は第
1のオペアンプ入力端子5に入るバイアス電圧分に加わ
る。オペアンプ13で2入力の差動をとることによって
バイアス分が除去され、RF信号の検波電圧だけが出力
端子11に出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の検波器では以上
のように構成されている。ダイオードには一般に図5の
ようなV−I特性の温度変化があるため、宇宙空間等の
温度変化の激しい場所で使用すると、ダイオードの温度
変化によってダイオード間の電圧が変わってバイアス電
圧が変化する。従って、もう一方のバイアス電圧と差が
生じ出力電圧が変動してしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、温度変化による検波電圧の
変動を最小限にした検波器を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の実施例に
よる検波器は、ダイオードの温度変化による、検波回路
のバイアス電圧の変化を打ち消すために、検波回路の抵
抗と並列にサーミスタを接続する。
【0007】また、本発明の第2の実施例による検波器
は、ダイオードの温度変化による、検波回路のバイアス
電圧の変化と同等の変化を、バイアス回路のバイアスに
加えるために、バイアス回路の抵抗と並列にサーミスタ
を接続する。
【0008】また、本発明の第3の実施例による検波器
は、ダイオードの温度変化による、検波回路のバイアス
電圧の変化と同等の変化を、バイアス回路のバイアスに
加えるために、バイアス回路にダイオードを用いる。
【0009】
【作用】この発明における検波器は、ダイオードの温度
特性を打ち消すためのサーミスタやダイオードを用い、
出力電圧の温度変化を最小限におさえることを目的とす
る。
【0010】この発明の第1の実施例では、ダイオード
の温度変化による検波回路のバイアス電圧の変化を、サ
ーミスタの温度変化によるバイアス電圧の変化によって
打ち消し、出力電圧の温度変動をおさえる。
【0011】この発明の第2の実施例では、ダイオード
の温度変化によって検波回路のバイアス電圧は変化する
が、サーミスタの温度変化によってバイアス回路のバイ
アス電圧にも同等の変化を加え、差動増幅することによ
って出力電圧の温度変動をおさえる。
【0012】この発明の第3の実施例では、第1のダイ
オードの温度変化によって検波回路のバイアス電圧は変
化するが、第2のダイオードの温度変化によってバイア
ス回路のバイアス電圧にも同等の変化を加え、差動増幅
することによって出力電圧の温度変動をおさえる。
【0013】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の第1の実施例を示す図で
ある。1〜13は図4と同一のものである。14は第1
のサーミスタである。
【0014】次に、実施例1の詳細な動作説明を行う。
基本的な動作は図4と同じである。ここで、第1のダイ
オード3と第1のサーミスタ14を近傍に実装した場
合、第1のダイオード3と第1のサーミスタ14は常に
同温度となる。ここで検波器に温度変化が生じると、第
1のダイオード3の温度特性によって、第1のオペアン
プ入力端子5に入る検波回路9からのバイアス電圧は変
動する。一方、同時に第1のサーミスタ14も同様の温
度変化を受け、抵抗値が変わり、第1のサーミスタ14
と第1の抵抗2の合成抵抗値も変わる。すると、第1の
ダイオード3に流れる電流も変化し、第1のダイオード
3の電圧も変化し、オペアンプ入力端子5に入る検波回
路9からのバイアス電圧が変わる。第1のサーミスタ1
4と第1の抵抗2の抵抗値を適切に設定すれば、この2
つのバイアス電圧変化によって温度変化前と温度変化後
のバイアス電圧の変化を小さくすることができ、出力電
圧の温度変化を軽減することができる。
【0015】実施例2.図2は、この発明の第2の実施
例である。1〜13は図4と同一のものである。15は
第2のサーミスタである。
【0016】次に、実施例2の詳細な動作説明を行う。
基本的な動作は図4と同じである。ここで、第1のダイ
オード3と第2のサーミスタ15を近傍に実装すること
によって、第1のダイオード3と第2のサーミスタ15
は常に同温度となる。ここで検波器に温度変化が生じる
と、第1のダイオード3の温度変化によって検波回路9
から第1のオペアンプ入力端子5に入るバイアス電圧は
変動する。一方、同時に第2のサーミスタ15も同様の
温度変化を受け、抵抗値が変わり、第2のサーミスタ1
5と第3の抵抗7の合成抵抗値も変わる。従って、バイ
アス回路10のバイアス電圧も同様に変化し、第2のオ
ペアンプ入力端子8に入る電圧が変動する。第2のサー
ミスタ15と第2の抵抗6の抵抗値を適切に設定すれ
ば、第1のオペアンプ入力端子5に入る電圧の変動分と
第2のオペアンプ入力端子8に入る電圧の変動分は常に
近くなり、オペアンプ13によって差動増幅すれば、出
力端子11に出力される検波電圧の温度変動を小さくお
さえることができる。
【0017】実施例3.図3は、この発明の第3の実施
例である。1〜6と8〜13は図4と同一のもの、16
は第2のダイオードである。
【0018】次に実施例3の詳細な動作説明を行う。基
本的な動作は図4と同じである。ここで、第1のダイオ
ード3と第2のダイオード16を近傍に実装することに
よって、第1のダイオード3と第2のダイオード16は
同じ温度となり、常に同特性となる。ここで、検波器に
温度変化が生じると、第1のダイオード3の温度特性に
よって検波回路9のバイアス電圧は変化し、第1のオペ
アンプ入力端子5に入る電圧が変動する。一方、同時に
第2のダイオード16も同様の温度変化を受け、バイア
ス回路のバイアス電圧も変化し、第2のオペアンプ入力
端子8に入る電圧が変動する。2つのダイオードは同特
性で温度も常に等しいので、第1のオペアンプ入力端子
5に入る電圧の変動分と第2のオペアンプ入力端子8に
入る電圧の変動分は常に等しくなり、オペアンプ13に
よって差動増幅すれば、出力端子11に出力される検波
電圧の温度変動を除去することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば温度特
性を持つ検波ダイオードのバイアス電圧を、同特性のダ
イオードまたはサーミスタを用い、その温度特性を打ち
消すようにしたので、温度変化による出力検波電圧の変
動を最小限にした検波器を得ることができるという効果
がある。
【0020】第1の実施例では、検波ダイオードの温度
変化による検波回路のバイアス電圧の変化をサーミスタ
の温度変化によるバイアス電圧の変化によって打ち消
し、出力電圧の温度変動をおさえることができる。
【0021】第2の実施例では、検波ダイオードの温度
変化によって検波回路のバイアス電圧は変化するが、サ
ーミスタの温度変化によってバイアス回路のバイアス電
圧にも同等の変化を加え、差動増幅することによって出
力電圧の温度変動をおさえることができる。
【0022】第3の実施例では、第1のダイオードの温
度変化によって検波回路のバイアス電圧は変化するが、
第2のダイオードの温度変化によってバイアス回路のバ
イアス電圧にも同等の変化を加え、差動増幅することに
よって出力電圧の温度変動をおさえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】 この発明の第2の実施例を示す図である。
【図3】 この発明の第3の実施例を示す図である。
【図4】 従来の検波器の構成を示す回路図である。
【図5】 ダイオードの温度特性を示す図である。
【符号の説明】
1 RF入力端子、2 第1の抵抗、3 第1のダイオ
ード、4 直流電源、5 第1のオペアンプ入力端子、
6 第2の抵抗、7 第3の抵抗、8 第2のオペアン
プ入力端子、9 検波回路、10 バイアス回路、11
出力端子オペアンプ、12 コイルサーミスタA、1
3 オペアンプ、14 第1のサーミスタ、15 第2
のサーミスタ、16 第2のダイオード。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RF入力端子にその一端がつながり、か
    つ入力されるRF信号の流出を防ぐためのコイル、前記
    RF入力端子にその一端がつながり、他端が接地され、
    かつRF信号を検波するダイオード、前記コイルの他端
    にその一端が接続された第1の抵抗、およびこの第1の
    抵抗に並列に接続されたサーミスタによって構成された
    検波回路と、一端が接地された第3の抵抗の他端にその
    一端がつながる第2の抵抗、および前記第3の抵抗によ
    って構成されたバイアス回路と、前記第1の抵抗の他端
    および前記第2の抵抗の他端に接続された直流電源と、
    前記第1の抵抗と前記コイルの接続点に接続された第1
    のオペアンプ入力端子と、前記第2の抵抗と第3の抵抗
    の接続点につながれた第2のオペアンプ入力端子と、前
    記第1のオペアンプ入力端子がその一方の入力につなが
    り、かつ前記第2のオペアンプ入力端子がその他方の入
    力につながるオペアンプと、このオペアンプ出力電圧を
    出力する出力端子とを有することを特徴とする検波器。
  2. 【請求項2】 RF入力端子にその一端がつながり、か
    つ入力されるRF信号の流出を防ぐためのコイル、前記
    RF入力端子にその一端がつながり、他端が接地され、
    かつRF信号を検波するダイオード、および前記コイル
    の他端にその一端が接続された第1の抵抗によって構成
    された検波回路と、一端が接地された第3の抵抗の他端
    にその一端がつながる第2の抵抗、前記第3の抵抗と並
    列に接続されたサーミスタ、および前記第3の抵抗によ
    って構成されたバイアス回路と、前記第1の抵抗の他端
    および前記第2の抵抗の他端に接続された直流電源と、
    前記第1の抵抗と前記コイルの接続点に接続された第1
    のオペアンプ入力端子と、前記第2の抵抗と第3の抵抗
    の接続点につながれた第2のオペアンプ入力端子と、前
    記第1のオペアンプ入力端子がその一方の入力につなが
    り、かつ前記第2のオペアンプ入力端子がその他方の入
    力につながるオペアンプと、このオペアンプ出力電圧を
    出力する出力端子とを有することを特徴とする検波器。
  3. 【請求項3】 RF入力端子にその一端がつながり、か
    つ入力されるRF信号の流出を防ぐためのコイル、前記
    RF入力端子にその一端がつながり、他端が接地され、
    かつRF信号を検波する第1のダイオード、および前記
    コイルの他端にその一端が接続された第1の抵抗によっ
    て構成された検波回路と、一端が接地された第2のダイ
    オードの他端にその一端がつながる第2の抵抗、および
    前記第2のダイオードによって構成されたバイアス回路
    と、前記第1の抵抗の他端および前記第2の抵抗の他端
    に接続された直流電源と、前記第1の抵抗と前記コイル
    の接続点に接続された第1のオペアンプ入力端子と、前
    記第2の抵抗と前記第2のダイオードの接続点につなが
    れた第2のオペアンプ入力端子と、前記第1のオペアン
    プ入力端子がその一方の入力につながり、かつ前記第2
    のオペアンプ入力端子がその他方の入力につながるオペ
    アンプと、このオペアンプ出力電圧を出力する出力端子
    とを有することを特徴とする検波器。
JP9255895A 1995-04-18 1995-04-18 検波器 Pending JPH08288745A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9255895A JPH08288745A (ja) 1995-04-18 1995-04-18 検波器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9255895A JPH08288745A (ja) 1995-04-18 1995-04-18 検波器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08288745A true JPH08288745A (ja) 1996-11-01

Family

ID=14057756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9255895A Pending JPH08288745A (ja) 1995-04-18 1995-04-18 検波器

Country Status (1)

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JP (1) JPH08288745A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012249062A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Japan Radio Co Ltd 温度補償回路付き衛星通信用受信機モデム

Cited By (1)

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