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JPH08277600A - 装飾ブロック及び該装飾ブロックの製造方法 - Google Patents

装飾ブロック及び該装飾ブロックの製造方法

Info

Publication number
JPH08277600A
JPH08277600A JP7108272A JP10827295A JPH08277600A JP H08277600 A JPH08277600 A JP H08277600A JP 7108272 A JP7108272 A JP 7108272A JP 10827295 A JP10827295 A JP 10827295A JP H08277600 A JPH08277600 A JP H08277600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative
optical fiber
block
fixing plate
plate
Prior art date
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Granted
Application number
JP7108272A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3684252B2 (ja
Inventor
Seiichi Tamura
成一 田村
Minoru Hata
実 畑
Naoki Kinugawa
直紀 衣川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KEIKON KK
TAMURAYA KK
Original Assignee
KEIKON KK
TAMURAYA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KEIKON KK, TAMURAYA KK filed Critical KEIKON KK
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Publication of JPH08277600A publication Critical patent/JPH08277600A/ja
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  • Finishing Walls (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】光ファイバーを埋設する溝の形成が容易であ
り、かつ表面が美麗であると同時に、束ねた光ファイバ
ーの取り出し構造が簡単な装飾ブロック及び装飾ブロッ
クの製造方法を得る。 【構成】化粧板13を固定板12に複数枚固着し、隣接
する化粧板13の間に設けられた溝14中に面発光型の
光ファイバー15を配置し、光ファイバー15の上方に
透明あるいは半透明の充填物16を充填し、固定板12
の裏側にバックコンクリートブロック19を取り付けた
装飾ブロック及びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物、構築物や舗道
を構成する装飾ブロックに関し、更に詳しくは発光する
ことにより夜間でも該装飾ブロックの存在の確認が容易
であり、かつ美観を向上させた装飾ブロックの構造及び
該装飾ブロックの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物、擁壁、舗道等に使用されている
コンクリートブロックは、模様、彩色等を施すことな
く、そのままの状態で使用されていることが多い。とこ
ろが、コンクリートブロックを使用している場所や環境
にマッチングするように模様や彩色を施し、それに接し
た人たちに快適感や安心感を与えるように工夫されたも
のも多数採用されつつある。例えば、建物の壁面、擁
壁、舗道に彩色の模様や絵図を描くため、個々のコンク
リートブロックに彩色や模様を施して使用している。
又、硝子製のブロックの裏面にランプを取り付け、該硝
子製のブロックが発光するようにしたものも公知であ
る。
【0003】一方、図2に示すように、コンクリートブ
ロック1の表面に縦横に溝2を形成し、該溝2の中に面
発光型の光ファイバー3を埋設した構造の建築物、擁
壁、舗道等に使用されているコンクリートブロックも従
来公知である。この公知のコンクリートブロック1で
は、光源4の光をカラーフイルタ5によって着色し、こ
の着色した光を光ファイバー3に入力させることによ
り、種々の色彩を採用できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来公知の面発光
型の光ファイバー3を使用したコンクリートブロックに
は、以下のような問題点があった。まず、コンクリート
ブロック1の表面に縦横に溝2を形成しなければならな
いので、その製造に手間取るものとなっている。
【0005】また、コンクリートブロックがそのまま剥
き出しとなっているので、表面の外観が悪く、美観上良
い印象を与えない。
【0006】更に、光ファイバー3を埋設する作業に手
間取る上、束ねた光ファイバーをコンクリートブロック
1の裏面や側面から取り出す構造が複雑である。
【0007】そこで、本発明の目的は前記欠点を改善
し、光ファイバーを埋設する溝の形成が容易であり、か
つ表面が美麗であると同時に、束ねた光ファイバーの取
り出し構造が簡単な装飾ブロック及び該装飾ブロックの
製造方法を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、化粧板と、該化粧板を複数枚固着する固定板と、
隣接する前記化粧板の間に設けられた溝と、該溝中に配
置された面発光型の光ファイバーと、該光ファイバーの
上方に充填された透明あるいは半透明の充填物と、前記
固定板の裏側に取り付けられたバックコンクリートブロ
ックと、からなる装飾ブロックにある。
【0009】本発明の他の特徴とするところは、固定板
に複数の化粧板を互いに間隔を置いて固着し、該間隔に
よって構成された溝に面発光型の光ファイバーを配置
し、該光ファイバーの上方に透明あるいは半透明の充填
物を充填し、この半製品を型枠に入れて生コンクリート
を投入し、固定板の裏側にバックコンクリートブロック
を固定した装飾ブロックの製造方法にある。
【0010】
【実施例】以下、図によって本発明の一実施例について
説明する。図1は本発明の一実施例を示す一部を破断し
た斜視図である。
【0011】多数の開口11を有するパンチプレート1
2の表面に複数の化粧板13が接着されている。隣接す
る化粧板13の間には間隔が設けられており、該間隔に
よって溝14が構成されている。溝14には面発光型の
光ファイバー15が配置されている。光ファイバー15
が配置された溝14の上方には透明な充填物16が充填
されている。
【0012】ここで、パンチプレート12の材料には限
定がなく、例えば金属プレートやプラスチックプレート
等、適宜の材料が選択採用される。また、化粧板13の
材料についても限定があるものではなく、タイル、石
材、硬質プラスチック、強化コンクリート等が選択採用
される。更にまた、充填物16は、ガラス、ガラスビー
ズ、透明なプラスチック等で構成される。更に、化粧板
13の形状は、図示の実施例である正方形に限定される
ものではなく、長方形、菱形、その他、曲面形状とする
こともできるものである。その結果、溝4の形状は、こ
の実施例の縦横の直線模様に限定されず、その他の幾何
学的な模様状に形成することも可能である。また、光フ
ァイバー15は面発光の光ファイバーであり、外周面か
ら光が漏れて線状に発光するものである。配置される光
ファイバー15の本数は、1本でも良いし複数本でも良
い。この場合、複数本の方が光量が増大する他、個々に
別色の光発光させることにより、装飾効果を増大させる
こともできる。
【0013】それぞれの溝4に配置された光ファイバー
15は1束にまとめられて保護チューブ17に内装さ
れ、保護チューブ17の端部に設けられたソケット18
を介して図示しない光源装置に連結されている。
【0014】パンチプレート12の裏面にはバックコン
クリートブロック19が取り付けられている。バックコ
ンクリートブロック19は底面に保護チューブ17を案
内するためのガイド溝20が形成されている。このバッ
クコンクリートブロック19の取り付け作業については
後述する。
【0015】以上のように構成された本発明の装飾ブロ
ックの製造方法について以下に説明する。まず、パンチ
プレート12に接着剤を塗着して化粧板13を貼り付け
る。そして、溝14に光ファイバー15を配置する。そ
の後、光ファイバー15の上に充填物16を充填し、必
要に応じて接着剤によって充填物16を固定する。上記
パンチプレート12に化粧板13、光ファイバー15を
取り付けた状態の半製品を型枠に入れて生コンクリート
を投入する。そして、図示の状態の製品とする。この場
合、パンチプレート12の開口11を通じて生コンクリ
ートが化粧板13の裏面に入り込み、バックコンクリー
トブロック19と化粧板13とかが接着され、一体化が
促進されて強度が向上する。
【0016】該装飾ブロックが舗道として用いられてい
る場合には、夜間に該舗道面に模様が浮かび上がり、歩
行者が舗道と車道の存在の確認(区別等)を簡単に行え
る上、美観や雰囲気を向上させるものとなる。色付けさ
れる光線の色彩を順次変更すると、装飾ブロックから発
光する色が刻々と変化し、一層存在の確認や美観、雰囲
気が向上するものとなる。
【0017】尚、上記実施例では、パンチプレート12
を用いているが、パンチプレート12は必ずしも必須の
構成ではなく、開口のない平板であっても良い。パンチ
プレート12の機能は、化粧板13とバックコンクリー
トブロック19とを互いに固着する固定板であれば足り
る。
【0018】又、本発明の装飾ブロックは舗道の他、建
造物の壁面のすべてに利用可能であり、それらも本発明
に含まれるものであることは明白である。
【0019】更に、パンチプレート12に化粧板13、
光ファイバー15を取り付けた状態の半製品を複数枚組
み付けて一枚のパネルとし、これを型枠に入れて生コン
クリートを投入して大型の装飾ブロックを得ることもで
きる。
【0020】また、図1に示された装飾ブロックを複数
枚組み付けて大型の装飾ブロックとすることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると以
下のような効果を奏する。まず、化粧板の取り付けだけ
で光ファイバーの取り付け溝を構成することができるの
で、その製造が簡単であり、低コストとなる。
【0022】また、化粧板を用いているので、装飾ブロ
ックの表面が美麗となり、表面の外観が良好となり、美
観上良い印象を与えるものとなる。
【0023】更に、光ファイバーを埋設する作業が簡単
となり、束ねた光ファイバーをバックコンクリートブロ
ックの裏面や側面から取り出す構造が簡単となる。
【0024】舗道に敷き詰めるブロックとして利用する
と、舗道と車道の区別が夜間でも確実に確認でき、安全
で安心な舗道が得られる上、美観や雰囲気を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す装飾ブロックの
一部破断斜視図である。
【図2】図2は公知の装飾ブロックの一部破断斜視図で
ある。
【符号の説明】
11 開口 12 パンチプレート 13 化粧板 14 溝 15 光ファイバー 16 充填物 17 保護チューブ 18 ソケット 19 バックコンクリートブロック 20 ガイド溝
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 13/08 G02B 6/04 F G02B 6/00 331 E01C 5/00 6/04 E04C 1/40 K (72)発明者 衣川 直紀 京都府京都市伏見区淀本町225番地 京阪 コンクリート工業株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧板と、該化粧板を複数枚固着する固定
    板と、隣接する前記化粧板の間に設けられた溝と、該溝
    中に配置された面発光型の光ファイバーと、該光ファイ
    バーの上方に充填された透明あるいは半透明の充填物
    と、前記固定板の裏側に取り付けられたバックコンクリ
    ートブロックと、からなることを特徴とする装飾ブロッ
    ク。
  2. 【請求項2】固定板が、パンチプレートであることを特
    徴とする請求項1記載の装飾ブロック。
  3. 【請求項3】充填物が、ガラスビーズであることを特徴
    とする請求項1あるいは請求項2記載の装飾ブロック。
  4. 【請求項4】光ファイバーを束ねて保護チューブに装着
    し、該保護チューブを案内するガイド溝をバックコンク
    リートブロックの裏側に設けたことを特徴とする請求項
    1ないし請求項3記載の装飾ブロック。
  5. 【請求項5】化粧板が、タイルであることを特徴とする
    請求項1ないし請求項4記載の装飾ブロック。
  6. 【請求項6】化粧板が、石材であることを特徴とする請
    求項1ないし請求項4記載の装飾ブロック。
  7. 【請求項7】光ファイバーを束ねて保護チューブに装着
    し、該保護チューブの端部にソケットを設け、光源装置
    への連結を容易としたことを特徴とする請求項1ないし
    請求項6記載の装飾ブロック。
  8. 【請求項8】固定板に複数の化粧板を互いに間隔を置い
    て固着し、該間隔によって構成された溝に面発光型の光
    ファイバーを配置し、該光ファイバーの上方に透明ある
    いは半透明の充填物を充填し、この半製品を型枠に入れ
    て生コンクリートを投入し、固定板の裏側にバックコン
    クリートブロックを固定したことを特徴とする装飾ブロ
    ックの製造方法。
  9. 【請求項9】光ファイバーを束ねて保護チューブに装着
    し、該保護チューブを型枠の外側に出して生コンクリー
    トの投入を行なうことを特徴とする請求項8記載の装飾
    ブロックの製造方法。
  10. 【請求項10】固定板に複数の化粧板を互いに間隔を置
    いて固着し、該間隔によって構成された溝に面発光型の
    光ファイバーを配置し、該光ファイバーの上方に透明あ
    るいは半透明の充填物を充填し、この半製品を複数枚組
    み付けて大型のパネルとし、この大型のパネルを型枠に
    入れて生コンクリートを投入し、固定板の裏側にバック
    コンクリートブロックを固定したことを特徴とする装飾
    ブロックの製造方法。
  11. 【請求項11】固定板に複数の化粧板を互いに間隔を置
    いて固着し、該間隔によって構成された溝に面発光型の
    光ファイバーを配置し、該光ファイバーの上方に透明あ
    るいは半透明の充填物を充填し、この半製品を型枠に入
    れて生コンクリートを投入し、固定板の裏側にバックコ
    ンクリートブロックを固定し、これらを複数枚互いに固
    定することにより大型化したことを特徴とする装飾ブロ
    ックの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002064889A1 (en) * 2001-02-14 2002-08-22 Ulla Pohjola A paving or floor tile of stone concrete or a ceramic material and a paving or floor surface made of such tiles
CN104863319A (zh) * 2015-05-22 2015-08-26 广东凯西欧照明有限公司 一种发光地面、墙面或顶面
KR20160057770A (ko) * 2014-11-14 2016-05-24 한국건설기술연구원 안전유도 발광콘크리트 도로경계석 및 그 제조방법

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CN104863319A (zh) * 2015-05-22 2015-08-26 广东凯西欧照明有限公司 一种发光地面、墙面或顶面
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