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JPH08260529A - 組立式浴室の裏配管構造 - Google Patents

組立式浴室の裏配管構造

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Publication number
JPH08260529A
JPH08260529A JP8649095A JP8649095A JPH08260529A JP H08260529 A JPH08260529 A JP H08260529A JP 8649095 A JP8649095 A JP 8649095A JP 8649095 A JP8649095 A JP 8649095A JP H08260529 A JPH08260529 A JP H08260529A
Authority
JP
Japan
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pipe
push
bathroom
lock
header
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Application number
JP8649095A
Other languages
English (en)
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JP3545488B2 (ja
Inventor
Yasuyuki Takase
靖幸 高瀬
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は組立式浴室の裏配管構造に関するもの
であり、更に詳しくは可撓性合成樹脂管を用いた組立式
浴室の裏配管構造に係るものである。 【構成】浴室の側壁の裏側に固定されたL型プッシュロ
ック継手と、浴室の防水パンの裏側に固定されたプッシ
ュロック給水ヘッダ−とを備え、柔軟なパイプ前記継手
と給水ヘッダ−内に押し込んで固定し、このパイプ外周
面に緩衝材、保護管にて覆い、更に保護管の端末に端末
カバ−を嵌め込み、前記継手及び給水ヘッダ−のキャッ
プを端末カバ−端が覆ってなる組立式浴室の裏配管構
造。 10‥可撓性パイプ、11‥サポ−トスリ−ブ、12‥
緩衝材、13‥保護管、14‥端末カバ−、20‥プッ
シュロック継手、21‥グラブリング、22‥合成樹脂
ワッシャ−、23‥O−リング、24‥合成樹脂キャッ
プ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は組立式浴室の裏配管構造
に関するものであり、更に詳しくは可撓性合成樹脂管を
用いた組立式浴室の裏配管構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高層マンションやホテルには組立
式浴室が広く使用されており、通常は防水パン、浴槽、
周壁、天井等がFRP製部材からなっている。これら各
部材はビス等にて予め組立られて浴室とされ、給水、給
湯パイプを浴室の裏側に配管を施して所定の位置に設置
されている。かかる給水、給湯パイプは浴室の側板に金
属製エルボを設置し、浴室の側面、底面の裏側を通って
設備配管との間を金属製パイプを配管することによって
浴室の裏配管がなされている。この裏配管は工場等にて
所定の部位を折り曲げたり、連結したりして予め全体構
造が構成され、施工現場へ搬入して浴室の裏側へ組立ら
れるものである。
【0003】しかるに、この予め所定の構造にユニット
化された裏配管は、フルパンタイプの場合にはこれとは
別にユニット化された裏配管のみ別体で出荷されるた
め、特にこの運搬時に著しく手間を要するばかりでな
く、極くわずかなくるいがあっても配管できないケ−ス
が多々あり大きな問題となっていた。しかも、配管接続
部位が多く存在するため、漏水の確率も高く部品点数も
多いためコストアップともなっていた。更に、金属製配
管であるため、水栓金具の使用時に水撃音の発生もあ
り、これらの欠点の改良を要請されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は新たな組立式
浴室の裏配管ユニットを提案するものであって、前記の
諸課題を改善し、特に浴室の設置現場での配管の施工性
の改善を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するためになされたものであって、その要旨は、組立
式浴室の給水栓又は給湯栓が備えられる側壁の裏側に固
定されたL型プッシュロック継手と、浴室の防水パンの
裏側に固定されたプッシュロック給水ヘッダ−とを備
え、柔軟な合成樹脂製パイプの両端にサポ−トスリ−ブ
を差し込むと共に当該パイプの両端を前記プッシュロッ
ク継手及びプッシュロック給水ヘッダ−内に押し込んで
固定し、このパイプ外周面に緩衝材を巻き付けると共に
この緩衝材上より保護管にて覆い、更に保護管の端末に
端末カバ−を嵌め込み、前記プッシュロック継手及びプ
ッシュロック給水ヘッダ−のキャップを端末カバ−端が
覆ってなることを特徴とする組立式浴室の裏配管構造に
係るものである。
【0006】そして、本発明の好ましい組合わせとして
は、合成樹脂製パイプがポリブテン樹脂製パイプであ
り、緩衝材がポリエチレンフォ−ムシ−トとアルミ箔と
の積層シ−ト、保護管が合成樹脂製さや管であるのがよ
く、特にプッシュロック継手及びヘッダ−の構造として
は、継手及びヘッダ−の内周面にグラブリング、ワッシ
ャ−、O−リングが順次嵌め込まれ、これをキャップに
て保持してなる形式のプッシュロックであり、前記パイ
プはサポ−トスリ−ブとグラブリングの爪との間に挟着
・固定されるものである。
【0007】
【作用】本発明はプッシュロック機構を備えた継手及び
給水ヘッダ−を利用し、更には柔軟な合成樹脂製パイプ
をもって裏配管構造としたものであり、パイプと継手等
との間の固定は極めて迅速となり、更にはパイプに柔軟
性があるために、運搬中に押されても従来のパイプのよ
うに折れ曲がったりすることは全くなくなりその作業性
は著しく向上することとなったのである。
【0008】更には剛性の高い金属製管では配管構造の
寸法と組立てた壁の穴の位置及びヘッダ−の位置に許容
差がほとんどなく、施工性が極めて悪かったが、柔軟な
パイプを用いるが故にパイプの長さの調節もそれほど必
要としないという利点があり、又継手やヘッダ−の固定
部位に若干のズレがあっても問題とならないという利点
もある。
【0009】そして、このパイプとして好んで用いれれ
るポリブテンパイプは縦弾性係数が小さいため、いわゆ
るウオ−タ−ハンマ−といわれる水栓金具を急閉塞した
際に生ずる水の衝撃音を緩衝することとなる。この点、
従来の塩ビライニング鋼管や銅管にあっては、それ自体
がウオ−タ−ハンマ−音を緩和することはなく、管内の
水の流速を低減させて水の衝撃音に対処することとさ
れ、このため、水栓金具の管径よりも一回り以上大きな
ものを使用することとしており、コストアップの要因と
なっていたが、これも解消することができたものであ
る。
【0010】又、従来の金属管は腐食の問題も発生する
と共に、配管構造が三次元構造となる場合には、輸送時
にこれが変形したり、接続部が緩んで漏水の原因になっ
たり、しかも輸送効率が悪く、現場での保管スペ−スが
必要である等の問題点があった。この点、合成樹脂製パ
イプは可撓性があるため輸送時にはル−プ状に巻き上げ
ることが可能であり、又腐食の問題もなく、従来の金属
管による欠点を全て解消することとなる。
【0011】継手や給水ヘッダ−のプッシュロック機構
とはパイプを継手等に圧入するだけで固着できる機構で
あり、グラブリング、ワッシャ−、O−リングを順次嵌
め込み、これをキャップにて保持したものである。従っ
て、パイプの先端に差し込まれたサポ−トスリ−ブとグ
ラブリングの爪との間にパイプが挟まれて固着されるこ
ととなる。
【0012】継手は給水栓等が備えられる側壁の裏側の
位置に固定され、給水ヘッダ−は通常はこの継手とは反
対側の防水パンの裏側に固定されるものである。給水ヘ
ッダ−は通常は回転式給水ヘッダ−が用いられ、回転式
給水ヘッダ−は給水、給湯夫々を洗い場側水栓、浴槽側
水栓に分岐するものであり、ポリブテンパイプとの接続
の際の接続の角度が自由に変更できるので作業性は極め
てよい。
【0013】緩衝材はパイプと保護管とのコスレ音、当
り音を緩衝するためのもので保温効果も期待される。
又、保護管はパイプを作業現場での環境から保護するも
のであり、例えば溶接スラブ等からの保護をすると共
に、給水管の結露防止、給湯管の保温を目的とするもの
である。更に、端末カバ−は保護管とパイプを披露する
ものであり継手等のキャップ部をも覆うものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明をもって更に詳細に説明する。
図1は本発明の組立浴室及び裏配管の概要を示す概念図
であり、図2は裏配管に用いられるユニット化された配
管構造の全体側面図である。図中、1は浴室を示し、2
は防水パン、3は浴槽である。そして41 、42 は水栓
金具であり、51 、52 は給湯用栓金具である。この金
具41 、42 、51、52 にはヘッダ−6の各チ−ズか
ら夫々分岐されることとなり、このチ−ズと金具との間
を可撓性のパイプ10にて連結されることになるのであ
る。
【0015】図3は裏配管構造の部分分解図である。図
中、20はプッシュロック継手であり、浴室1の側壁1
0 に取り付けられるものであり、21はグラブリング、
22は合成樹脂ワッシャ−、23はO−リングであり、
いずれも継手の内筒内に順次嵌め込まれ、これらは継手
の雄ねじ部への合成樹脂キャップ24にてこれらをセッ
トしたものである。
【0016】一方、回転式給水ヘッダ−30は複数のチ
−ズ311 、312 、‥が連設され、合成樹脂キャップ
32内に前記と同様にグラブリング、合成樹脂ワッシャ
−、O−リング等がセットされている。この回転式給水
ヘッダ−30は防水パン2の裏側に固定されるものであ
る。
【0017】このプッシュロック継手20と回転式給水
ヘッダ−30との間はポリブテン樹脂パイプ10が配設
されるものであって、パイプ10の両端にはサポ−トス
リ−ブ11が嵌め込まれ、このパイプ10の先端を前記
したキャップ内に差し込んでなるもので、パイプ10の
先端はサポ−トスリ−ブ11とグラブリング21の爪と
の間で挟まれて固着されることになる。
【0018】パイプ10の外周には厚さ1mmで外側に
アルミ箔が積層されたポリエチレンフォ−ムシ−ト(緩
衝材)12が巻き上げられたものであり、この上をポリ
エチレン製の保護管(さや管)13にてカバ−されたも
のであり、更に、塩化ビニル製の端末カバ−14にて保
護管13の端部が覆われているものである。そして、こ
の端末カバ−14は後端は保護カバ−13を覆い、先端
は継手、ヘッダ−のキャップ24、32を覆うものであ
り、パイプ10の両端部を覆って保護するものである。
この端部カバ−14は比較的柔軟材料でできているた
め、キャップ24、32より嵌め外して内部を視認する
ことができるようになっている。
【0019】尚、前記した回転式給水ヘッダ−の代わり
にプッシュロックアダプタ−を用いてもよい。例えば、
水栓金具が1ケ所の場合は給水・給湯配管が1系統であ
るから、プッシュロックアダプタ−を用いてよいことと
なる。このプッシュロックアダプタ−はユニオン構造の
ものが好ましく、接続配管のねじ込みが容易である。逆
に言えば、パネル10を固定してあっても継手側が回転
してねじ螺合ができるものである。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の構造としたゆえに、パイ
プと継手等との固定は迅速となり、工場で配管を組立て
これをル−プ状に巻いて運搬することが可能であり、し
かも運搬中に損傷することもない。又、継手やヘッダ−
の固定部位に若干のズレがあっても問題とならないとい
う利点もある。又、ウオ−タ−ハンマ−対策にすぐれ、
腐食の問題もない裏配管構造が提供できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の組立浴室及び裏配管の概要を示
す概念図である。
【図2】図2は裏配管に用いられるユニット化された配
管構造の全体側面図である。
【図3】図3は裏配管構造の部分分解図である。
【符号の説明】
1‥‥浴室、 10 ‥‥浴室の側壁、 2‥‥防水パン、 3‥‥浴槽、 41 、42 ‥‥水栓金具、 51 、52 ‥‥給湯用栓金具、 6‥‥ヘッダ−、 10‥‥可撓性のパイプ、 11‥‥サポ−トスリ−ブ、 12‥‥緩衝材、 13‥‥保護管、 14‥‥端末カバ−、 20‥‥プッシュロック継手、 21‥‥グラブリング、 22‥‥合成樹脂ワッシャ−、 23‥‥O−リング、 24‥‥合成樹脂キャップ、 30‥‥回転式給水ヘッダ−、 311 、312 ‥‥チ−ズ、 32‥‥合成樹脂キャップ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立式浴室の給水栓又は給湯栓が備えら
    れる側壁の裏側に固定されたL型プッシュロック継手
    と、浴室の防水パンの裏側に固定されたプッシュロック
    給水ヘッダ−とを備え、柔軟な合成樹脂製パイプの両端
    にサポ−トスリ−ブを差し込むと共に当該パイプの両端
    を前記プッシュロック継手及びプッシュロック給水ヘッ
    ダ−内に押し込んで固定し、このパイプ外周面に緩衝材
    を巻き付けると共にこの緩衝材上より保護管にて覆い、
    更に保護管の端末に端末カバ−を嵌め込み、前記プッシ
    ュロック継手及びプッシュロック給水ヘッダ−のキャッ
    プを端末カバ−端が覆ってなることを特徴とする組立式
    浴室の裏配管構造。
  2. 【請求項2】 前記パイプがポリブテン樹脂製パイプで
    ある請求項第1項記載の組立式浴室の裏配管構造。
  3. 【請求項3】 前記緩衝材がポリエチレンフォ−ムシ−
    トとアルミ箔との積層シ−トである請求項第1項記載の
    組立式浴室の裏配管構造。
  4. 【請求項4】 前記保護管が合成樹脂製さや管である請
    求項第1項記載の組立式浴室の裏配管構造。
  5. 【請求項5】 前記継手及びヘッダ−の内周面にグラブ
    リング、ワッシャ−、O−リングが順次嵌め込まれ、こ
    れをキャップにて保持してなるプッシュロック形式であ
    る請求項第1項記載の組立式浴室の裏配管構造。
  6. 【請求項6】 前記パイプはサポ−トスリ−ブとグラブ
    リングの爪との間に挟着される請求項第1項記載の組立
    式浴室の裏配管構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008121887A (ja) * 2006-10-16 2008-05-29 Bridgestone Corp 配管構造体
CN103821204A (zh) * 2013-12-12 2014-05-28 徐军 多方向管道连接件
CN110924468A (zh) * 2019-11-24 2020-03-27 临海伟星新型建材有限公司 一种快装式柔性管道给水系统

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