JPH08265611A - 車載用監視装置 - Google Patents
車載用監視装置Info
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- JPH08265611A JPH08265611A JP6791895A JP6791895A JPH08265611A JP H08265611 A JPH08265611 A JP H08265611A JP 6791895 A JP6791895 A JP 6791895A JP 6791895 A JP6791895 A JP 6791895A JP H08265611 A JPH08265611 A JP H08265611A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】車載用監視装置に後方監視用と車内監視用との
両方の機能を持たせる。 【構成】切換制御回路２４と、画像処理装置２５と、切
換スイッチ２６とは、前記運転者検出センサ２３が運転
者２２が座っていることを検出した場合に、前記撮像カ
メラ１５が撮像する方向を車両後方に向け、この状態で
撮像カメラ１５が撮像した映像を前記車載モニタ１９に
表示させ、この運転者検出センサ２３が運転席１７に運
転者２２が座っていることを検出しなかった場合に、撮
像カメラ１５が撮像する方向を車室１２内に向け、この
状態で撮像カメラ１５が撮像した映像をＶＴＲ２１に記
録させる。これにより、車載用監視装置に後方監視用と
車内監視用との両方の機能を持たせることができる。
両方の機能を持たせる。 【構成】切換制御回路２４と、画像処理装置２５と、切
換スイッチ２６とは、前記運転者検出センサ２３が運転
者２２が座っていることを検出した場合に、前記撮像カ
メラ１５が撮像する方向を車両後方に向け、この状態で
撮像カメラ１５が撮像した映像を前記車載モニタ１９に
表示させ、この運転者検出センサ２３が運転席１７に運
転者２２が座っていることを検出しなかった場合に、撮
像カメラ１５が撮像する方向を車室１２内に向け、この
状態で撮像カメラ１５が撮像した映像をＶＴＲ２１に記
録させる。これにより、車載用監視装置に後方監視用と
車内監視用との両方の機能を持たせることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両後方の安全を確認
するための車載用監視装置に係り、特に撮像カメラをよ
り有効活用できるようにした車載用監視装置に関する。
するための車載用監視装置に係り、特に撮像カメラをよ
り有効活用できるようにした車載用監視装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車両後方の安全を確認するための
車載用監視装置が実用化されている。
車載用監視装置が実用化されている。
【０００３】図４はこのような従来の車載用監視装置を
搭載した車両を示す斜視図である。
搭載した車両を示す斜視図である。
【０００４】図４において、符号５１は車両（４輪の乗
用車）であり、この車両５１の後側のトランクルーム５
２の内側には撮像カメラ５３がそのカメラ光学系部５４
を後方に向けて取り付けられている。トランクリッド５
５のカメラ光学系部５４に対向する位置には窓部５６が
設けられており、この窓部５６には透明の部材５７がは
め込まれている。この窓部５６により、撮像カメラ５３
は、車両５１の後方を撮像して映像信号を中継ケーブル
５８に出力するようになっている。中継ケーブル５８は
車両５１の床下を通ってコンソールボックス５９のモニ
タ６０に接続させる。
用車）であり、この車両５１の後側のトランクルーム５
２の内側には撮像カメラ５３がそのカメラ光学系部５４
を後方に向けて取り付けられている。トランクリッド５
５のカメラ光学系部５４に対向する位置には窓部５６が
設けられており、この窓部５６には透明の部材５７がは
め込まれている。この窓部５６により、撮像カメラ５３
は、車両５１の後方を撮像して映像信号を中継ケーブル
５８に出力するようになっている。中継ケーブル５８は
車両５１の床下を通ってコンソールボックス５９のモニ
タ６０に接続させる。
【０００５】このような従来の車載用監視装置により、
運転者は撮像カメラ５３が撮像した車両後方の映像をコ
ンソールボックス５９のモニタ６０で確認できる。しか
しながら、撮像カメラ５３は、後方監視の働きしか行え
ず、機能として十分なものとは言えなかった。
運転者は撮像カメラ５３が撮像した車両後方の映像をコ
ンソールボックス５９のモニタ６０で確認できる。しか
しながら、撮像カメラ５３は、後方監視の働きしか行え
ず、機能として十分なものとは言えなかった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の車載用監視装置
では、撮像カメラは、後方監視の働きしか行えず、機能
として十分なものとは言えなかった。
では、撮像カメラは、後方監視の働きしか行えず、機能
として十分なものとは言えなかった。
【０００７】そこで本発明は前記の問題点を除去し、後
方監視と車内監視との両方の機能を持った車載用監視装
置の提供を目的とする。
方監視と車内監視との両方の機能を持った車載用監視装
置の提供を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明に
よる車載用監視装置は、車両の車室内天井部の後方ガラ
ス側に支柱を中心に撮像する方向を回動可能な状態で設
置された撮像カメラと、前記車両の運転席の前側に設け
られた車載モニタと、前記車両内に設置された記録装置
と、前記車両の運転席に運転者が座っているか否かを検
出する運転者検出センサと、前記車両内に設置され、前
記運転者検出センサが運転者が座っていることを検出し
た場合に、前記撮像カメラが撮像する方向を車両後方に
向け、この状態で撮像カメラが撮像した映像を前記車載
モニタに表示させ、前記運転者検出センサが運転者が座
っていることを検出しなかった場合に、撮像カメラが撮
像する方向を車室内に向け、この状態で撮像カメラが撮
像した映像を記録装置に記録させる制御手段とを具備し
たことを特徴とする。
よる車載用監視装置は、車両の車室内天井部の後方ガラ
ス側に支柱を中心に撮像する方向を回動可能な状態で設
置された撮像カメラと、前記車両の運転席の前側に設け
られた車載モニタと、前記車両内に設置された記録装置
と、前記車両の運転席に運転者が座っているか否かを検
出する運転者検出センサと、前記車両内に設置され、前
記運転者検出センサが運転者が座っていることを検出し
た場合に、前記撮像カメラが撮像する方向を車両後方に
向け、この状態で撮像カメラが撮像した映像を前記車載
モニタに表示させ、前記運転者検出センサが運転者が座
っていることを検出しなかった場合に、撮像カメラが撮
像する方向を車室内に向け、この状態で撮像カメラが撮
像した映像を記録装置に記録させる制御手段とを具備し
たことを特徴とする。
【０００９】請求項２記載の本発明による車載用監視装
置は、前記車両内に設置され、車両後方を撮像する第１
の撮像カメラと、前記車両内に設置され、車室内を撮像
する第２の撮像カメラと、前記車両の運転席の前側に設
けられた車載モニタと、前記車両内に設置された記録装
置と、前記車両の運転席に運転者が座っているか否かを
検出する運転者検出センサと、前記車両内に設置され、
前記運転者検出センサが運転者が座っていることを検出
した場合に、前記第１の撮像カメラが撮像した映像を前
記車載モニタに表示させ、前記運転者検出センサが運転
者が座っていることを検出しなかった場合に、前記第２
の撮像カメラが撮像した映像を記録装置に記録させる制
御手段とを具備したことを特徴とする。
置は、前記車両内に設置され、車両後方を撮像する第１
の撮像カメラと、前記車両内に設置され、車室内を撮像
する第２の撮像カメラと、前記車両の運転席の前側に設
けられた車載モニタと、前記車両内に設置された記録装
置と、前記車両の運転席に運転者が座っているか否かを
検出する運転者検出センサと、前記車両内に設置され、
前記運転者検出センサが運転者が座っていることを検出
した場合に、前記第１の撮像カメラが撮像した映像を前
記車載モニタに表示させ、前記運転者検出センサが運転
者が座っていることを検出しなかった場合に、前記第２
の撮像カメラが撮像した映像を記録装置に記録させる制
御手段とを具備したことを特徴とする。
【００１０】
【作用】請求項１記載の構成によれば、制御手段が、運
転者検出センサが運転者が座っていることを検出した場
合に、撮像カメラが撮像する方向を車両後方に向け、こ
の状態で撮像カメラが撮像した映像を前記車載モニタに
表示させ、前記運転者検出センサが運転席に運転者が座
っていることを検出しなかった場合に、撮像カメラが撮
像する方向を車室内に向け、この状態で撮像カメラが撮
像した映像を記録装置に記録させるので、車載用監視装
置に後方監視用と車内監視用との両方の機能を持たせる
ことができる。
転者検出センサが運転者が座っていることを検出した場
合に、撮像カメラが撮像する方向を車両後方に向け、こ
の状態で撮像カメラが撮像した映像を前記車載モニタに
表示させ、前記運転者検出センサが運転席に運転者が座
っていることを検出しなかった場合に、撮像カメラが撮
像する方向を車室内に向け、この状態で撮像カメラが撮
像した映像を記録装置に記録させるので、車載用監視装
置に後方監視用と車内監視用との両方の機能を持たせる
ことができる。
【００１１】請求項２記載の構成によれば、制御手段
が、運転者検出センサが運転者が座っていることを検出
した場合に、第１の撮像カメラが撮像した映像を前記車
載モニタに表示させ、前記運転者検出センサが運転者が
座っていることを検出しなかった場合に、第２の撮像カ
メラが撮像した映像を記録装置に記録させるので、車載
用監視装置に後方監視用と車内監視用との両方の機能を
持たせることができる。
が、運転者検出センサが運転者が座っていることを検出
した場合に、第１の撮像カメラが撮像した映像を前記車
載モニタに表示させ、前記運転者検出センサが運転者が
座っていることを検出しなかった場合に、第２の撮像カ
メラが撮像した映像を記録装置に記録させるので、車載
用監視装置に後方監視用と車内監視用との両方の機能を
持たせることができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００１３】図１は本発明に係る車載用監視装置の一実
施例を示す説明図である。
施例を示す説明図である。
【００１４】図１において、符号１１は車両（本実施例
の場合、４輪の乗用車）であり、この車両１１の車室１
２内の天井部１３の後方ガラス１４側には、撮像カメラ
１５が支柱１６を中心に撮像する方向を回動可能な状態
で設置されている。
の場合、４輪の乗用車）であり、この車両１１の車室１
２内の天井部１３の後方ガラス１４側には、撮像カメラ
１５が支柱１６を中心に撮像する方向を回動可能な状態
で設置されている。
【００１５】車両１１の運転席１７の前側のコンソール
ボックス１８には、車載モニタ１９が設けられている。
ボックス１８には、車載モニタ１９が設けられている。
【００１６】車両１１の後側のトランクルーム２０の内
側には、記録装置となるＶＴＲ２１が設けられている。
側には、記録装置となるＶＴＲ２１が設けられている。
【００１７】運転席１７には、運転者２２が座っている
か否かを検出する運転者検出センサ２３が設けられてい
る。この場合、運転者検出センサ２３は、運転者２２の
体重による圧力により、運転者２２が座っているか否か
を検出するようにしている。
か否かを検出する運転者検出センサ２３が設けられてい
る。この場合、運転者検出センサ２３は、運転者２２の
体重による圧力により、運転者２２が座っているか否か
を検出するようにしている。
【００１８】また、車両１１内には、切換制御回路２４
と、画像処理装置２５と、切換スイッチ２６とが設けら
れている。
と、画像処理装置２５と、切換スイッチ２６とが設けら
れている。
【００１９】切換制御回路２４は、運転者検出センサ２
３が運転者２２が座っていることを検出した場合に、前
記撮像カメラ１５が撮像する方向を車両１１後方に向
け、運転者検出センサ２３が運転席１７に運転者２２が
座っていることを検出しなかった場合に、撮像カメラ１
５が撮像する方向を車室１２内に向けるようになってい
る。
３が運転者２２が座っていることを検出した場合に、前
記撮像カメラ１５が撮像する方向を車両１１後方に向
け、運転者検出センサ２３が運転席１７に運転者２２が
座っていることを検出しなかった場合に、撮像カメラ１
５が撮像する方向を車室１２内に向けるようになってい
る。
【００２０】撮像カメラ１５は、その撮像による映像信
号を中継ケーブル２７を介して画像処理装置２５に出力
するようになっている。
号を中継ケーブル２７を介して画像処理装置２５に出力
するようになっている。
【００２１】画像処理装置２５は、撮像カメラ１５から
の映像信号に対して適切な画像処理（例えばノイズ除去
やコントラスト調整）を行い、切換スイッチ２６のコモ
ン端子Ｃ１に導く。
の映像信号に対して適切な画像処理（例えばノイズ除去
やコントラスト調整）を行い、切換スイッチ２６のコモ
ン端子Ｃ１に導く。
【００２２】切換スイッチ２６は、運転者検出センサ２
３が運転者２２が座っていることを検出した場合に、第
１の出力端子Ａ１を選択してコモン端子Ｃ１に接続し、
運転者検出センサ２３が運転席１７に運転者２２が座っ
ていることを検出しなかった場合に、第２の出力端子Ａ
２を選択してコモン端子Ｃ１に接続する。
３が運転者２２が座っていることを検出した場合に、第
１の出力端子Ａ１を選択してコモン端子Ｃ１に接続し、
運転者検出センサ２３が運転席１７に運転者２２が座っ
ていることを検出しなかった場合に、第２の出力端子Ａ
２を選択してコモン端子Ｃ１に接続する。
【００２３】切換スイッチ２６の第１の出力端子Ａ１
は、中継ケーブル２８を介して車載モニタ１９の映像信
号入力端子に接続される。切換スイッチ２６の第２の出
力端子Ａ２は、中継ケーブル２９を介してＶＴＲ２１の
映像信号入力端子に接続される。
は、中継ケーブル２８を介して車載モニタ１９の映像信
号入力端子に接続される。切換スイッチ２６の第２の出
力端子Ａ２は、中継ケーブル２９を介してＶＴＲ２１の
映像信号入力端子に接続される。
【００２４】車載モニタ１９は、その映像信号入力端子
に映像信号が供給された場合に、画面表示がオン状態と
なり、供給される映像信号を画面に表示する。また、車
載モニタ１９は、その映像信号入力端子に映像信号が供
給されなかった場合に、画面表示がオフ状態となる。
に映像信号が供給された場合に、画面表示がオン状態と
なり、供給される映像信号を画面に表示する。また、車
載モニタ１９は、その映像信号入力端子に映像信号が供
給されなかった場合に、画面表示がオフ状態となる。
【００２５】ＶＴＲ２１は、その映像信号入力端子に映
像信号が供給された場合に、磁気テープへの記録がオン
状態となり、供給される映像信号を磁気テープに記録す
る。また、ＶＴＲ２１は、その映像信号入力端子に映像
信号が供給されなかった場合に、磁気テープへの記録が
オフ状態となる。
像信号が供給された場合に、磁気テープへの記録がオン
状態となり、供給される映像信号を磁気テープに記録す
る。また、ＶＴＲ２１は、その映像信号入力端子に映像
信号が供給されなかった場合に、磁気テープへの記録が
オフ状態となる。
【００２６】このような接続により、切換制御回路２４
と、画像処理装置２５と、切換スイッチ２６は、前記運
転者検出センサ２３が運転者２２が座っていることを検
出した場合に、前記撮像カメラ１５の撮像する方向を車
両後方に向け、この状態で撮像カメラ１５が撮像した映
像を前記車載モニタ１９に表示させ、この運転者検出セ
ンサ２３が運転席１７に運転者が座っていることを検出
しなかった場合に、撮像カメラ１５の撮像する方向を車
室１２内に向け、この状態で撮像カメラ１５が撮像した
映像をＶＴＲ２１に記録させる制御手段を構成してい
る。
と、画像処理装置２５と、切換スイッチ２６は、前記運
転者検出センサ２３が運転者２２が座っていることを検
出した場合に、前記撮像カメラ１５の撮像する方向を車
両後方に向け、この状態で撮像カメラ１５が撮像した映
像を前記車載モニタ１９に表示させ、この運転者検出セ
ンサ２３が運転席１７に運転者が座っていることを検出
しなかった場合に、撮像カメラ１５の撮像する方向を車
室１２内に向け、この状態で撮像カメラ１５が撮像した
映像をＶＴＲ２１に記録させる制御手段を構成してい
る。
【００２７】このような車載用監視装置において、運転
者２２が運転席１７に座っている場合には、運転者検出
センサ２３が運転者２２が座っていることを検出し、切
換制御回路２４は、前記撮像カメラ１５の撮像する方向
を車両１１後方に向け、切換スイッチ２６は、第１の出
力端子Ａ１を選択してコモン端子Ｃ１に接続する。これ
により、車載モニタ１９は、撮像カメラ１５の撮像した
車両後方の映像を表示する。これにより、運転者２２
は、車両後方を確認することができる。一方、ＶＴＲ２
１は、その映像信号入力端子に映像信号が供給されない
ので、磁気テープへの記録がオフ状態となる。
者２２が運転席１７に座っている場合には、運転者検出
センサ２３が運転者２２が座っていることを検出し、切
換制御回路２４は、前記撮像カメラ１５の撮像する方向
を車両１１後方に向け、切換スイッチ２６は、第１の出
力端子Ａ１を選択してコモン端子Ｃ１に接続する。これ
により、車載モニタ１９は、撮像カメラ１５の撮像した
車両後方の映像を表示する。これにより、運転者２２
は、車両後方を確認することができる。一方、ＶＴＲ２
１は、その映像信号入力端子に映像信号が供給されない
ので、磁気テープへの記録がオフ状態となる。
【００２８】図２は図１の車載用監視装置における運転
者が運転席に座っていない場合の動作を説明する説明図
である。
者が運転席に座っていない場合の動作を説明する説明図
である。
【００２９】図２に示すように、運転者が運転席１７に
座っていない場合には、運転者検出センサ２３が運転者
が座っていないことを検出し、切換制御回路２４は、撮
像カメラ１５の撮像する方向を車室１２内に向け、切換
スイッチ２６は、第２の出力端子Ａ２を選択してコモン
端子Ｃ１に接続する。これにより、車載モニタ１９は、
画面表示がオフ状態となり、ＶＴＲ２１は、磁気テープ
への記録がオン状態となり、車室１２内を撮像した映像
信号を磁気テープに記録する。これにより、運転者が不
在の状態で車室１２内に盗人が入った場合に、その盗人
を撮像し、ＶＴＲ２１に記憶できる。
座っていない場合には、運転者検出センサ２３が運転者
が座っていないことを検出し、切換制御回路２４は、撮
像カメラ１５の撮像する方向を車室１２内に向け、切換
スイッチ２６は、第２の出力端子Ａ２を選択してコモン
端子Ｃ１に接続する。これにより、車載モニタ１９は、
画面表示がオフ状態となり、ＶＴＲ２１は、磁気テープ
への記録がオン状態となり、車室１２内を撮像した映像
信号を磁気テープに記録する。これにより、運転者が不
在の状態で車室１２内に盗人が入った場合に、その盗人
を撮像し、ＶＴＲ２１に記憶できる。
【００３０】このような実施例によれば、車載用監視装
置に後方監視と運転者が不在の状態における車内監視と
の両方の機能を持たせることができるので、車載用監視
装置を、従来の後方確認に加えて、車両の盗難予防と、
盗難が起きて車両がら乗り捨てられた後の犯人の究明と
に役立てることができる。
置に後方監視と運転者が不在の状態における車内監視と
の両方の機能を持たせることができるので、車載用監視
装置を、従来の後方確認に加えて、車両の盗難予防と、
盗難が起きて車両がら乗り捨てられた後の犯人の究明と
に役立てることができる。
【００３１】図３は本発明に係る車載用監視装置の他の
実施例を示すブロック図である。
実施例を示すブロック図である。
【００３２】図３において、第１の撮像カメラであると
ころの車両後方用撮像カメラ３１は、車両内に設置さ
れ、車両後方を撮像し、この撮像した映像信号を切換ス
イッチ３３の第１の入力端子Ａ１に導く。
ころの車両後方用撮像カメラ３１は、車両内に設置さ
れ、車両後方を撮像し、この撮像した映像信号を切換ス
イッチ３３の第１の入力端子Ａ１に導く。
【００３３】第１の撮像カメラであるところの車室内用
撮像カメラ３２は、車両内に設置され、車室内を撮像
し、この撮像した映像信号を切換スイッチ３３の第２の
入力端子Ａ２に導く。切換スイッチ３３のコモン端子Ｃ
１は画像処理装置３６の入力端子に接続される。
撮像カメラ３２は、車両内に設置され、車室内を撮像
し、この撮像した映像信号を切換スイッチ３３の第２の
入力端子Ａ２に導く。切換スイッチ３３のコモン端子Ｃ
１は画像処理装置３６の入力端子に接続される。
【００３４】画像処理装置３６は、切換スイッチ３３の
コモン端子Ｃ１からの映像信号に対して適切な画像処理
を行い、切換スイッチ３７のコモン端子Ｃ１１に導く。
コモン端子Ｃ１からの映像信号に対して適切な画像処理
を行い、切換スイッチ３７のコモン端子Ｃ１１に導く。
【００３５】一方、運転者検出センサ３４は、運転席に
運転者２２が座っているか否かを検出する。
運転者２２が座っているか否かを検出する。
【００３６】切換制御回路３５は、運転者の体重による
圧力により、運転者２２が座っているか否かを検出し、
運転者検出センサ３４が運転者が座っていることを検出
した場合に、切換スイッチ３３に第１の入力端子Ａ１と
コモン端子Ｃ１を接続させるとともに、切換スイッチ３
７に第１の出力端子Ａ１１とコモン端子Ｃ１１を接続さ
せる。また、切換制御回路３５は、運転者検出センサ３
４が運転者が座っていないことを検出した場合に、切換
スイッチ３３に第２の入力端子Ａ２とコモン端子Ｃ１を
接続させるとともに、切換スイッチ３７に第２の出力端
子Ａ１２とコモン端子Ｃ１１を接続させる。
圧力により、運転者２２が座っているか否かを検出し、
運転者検出センサ３４が運転者が座っていることを検出
した場合に、切換スイッチ３３に第１の入力端子Ａ１と
コモン端子Ｃ１を接続させるとともに、切換スイッチ３
７に第１の出力端子Ａ１１とコモン端子Ｃ１１を接続さ
せる。また、切換制御回路３５は、運転者検出センサ３
４が運転者が座っていないことを検出した場合に、切換
スイッチ３３に第２の入力端子Ａ２とコモン端子Ｃ１を
接続させるとともに、切換スイッチ３７に第２の出力端
子Ａ１２とコモン端子Ｃ１１を接続させる。
【００３７】切換スイッチ３７は、第１の出力端子Ａ１
１が中継ケーブルを介して車載モニタ３８の映像信号入
力端子に接続され、第２の出力端子Ａ１２が別の中継ケ
ーブルを介してＶＴＲ３９の映像信号入力端子に接続さ
れる。
１が中継ケーブルを介して車載モニタ３８の映像信号入
力端子に接続され、第２の出力端子Ａ１２が別の中継ケ
ーブルを介してＶＴＲ３９の映像信号入力端子に接続さ
れる。
【００３８】車載モニタ３８は、運転席の前側に設けら
れ、その映像信号入力端子に映像信号が供給された場合
に、画面表示がオン状態となり、供給される映像信号を
画面に表示する。また、車載モニタ３８は、その映像信
号入力端子に映像信号が供給されなかった場合に、画面
表示がオフ状態となる。
れ、その映像信号入力端子に映像信号が供給された場合
に、画面表示がオン状態となり、供給される映像信号を
画面に表示する。また、車載モニタ３８は、その映像信
号入力端子に映像信号が供給されなかった場合に、画面
表示がオフ状態となる。
【００３９】ＶＴＲ３９は、車両内に設置され、その映
像信号入力端子に映像信号が供給された場合に、磁気テ
ープへの記録がオン状態となり、供給される映像信号を
磁気テープに記録する。また、ＶＴＲ３９は、その映像
信号入力端子に映像信号が供給されなかった場合に、磁
気テープへの記録がオフ状態となる。
像信号入力端子に映像信号が供給された場合に、磁気テ
ープへの記録がオン状態となり、供給される映像信号を
磁気テープに記録する。また、ＶＴＲ３９は、その映像
信号入力端子に映像信号が供給されなかった場合に、磁
気テープへの記録がオフ状態となる。
【００４０】これにより、切換スイッチ３３、運転者検
出センサ３４、切換制御回路３５、画像処理装置３６及
び切換スイッチ３７は、前記運転者検出センサ３４が運
転者が座っていることを検出した場合に、車両後方用撮
像カメラ３１が撮像した映像を前記車載モニタ３８に表
示させ、前記運転者検出センサ３４が運転者が座ってい
ないことを検出した場合に、車室内用撮像カメラ３２が
撮像した映像を前記ＶＴＲ３９に記憶させる制御手段を
構成している。
出センサ３４、切換制御回路３５、画像処理装置３６及
び切換スイッチ３７は、前記運転者検出センサ３４が運
転者が座っていることを検出した場合に、車両後方用撮
像カメラ３１が撮像した映像を前記車載モニタ３８に表
示させ、前記運転者検出センサ３４が運転者が座ってい
ないことを検出した場合に、車室内用撮像カメラ３２が
撮像した映像を前記ＶＴＲ３９に記憶させる制御手段を
構成している。
【００４１】このような実施例によれば、運転者が運転
席に座っている場合に、車両後方用撮像カメラ３１が撮
像した映像を車載モニタ３８に表示させ、運転者が運転
席に座っていないことを検出した場合に、車室内用撮像
カメラ３２が撮像した映像を前記ＶＴＲ３９を記憶させ
るので、図１の実施例と同様に、車載用監視装置は、後
方監視と運転者が不在の状態における車内監視との両方
の機能を有することになり、図１の実施例と同様の効果
があるとともに、車両後方用撮像カメラ３１と車室内用
撮像カメラ３２は、撮像する方向を回転しなくてもよい
ので、これら撮像カメラを車両の天井部等に容易に隠す
ことができ、盗人にカメラやＶＴＲを壊されるのを防止
できる。
席に座っている場合に、車両後方用撮像カメラ３１が撮
像した映像を車載モニタ３８に表示させ、運転者が運転
席に座っていないことを検出した場合に、車室内用撮像
カメラ３２が撮像した映像を前記ＶＴＲ３９を記憶させ
るので、図１の実施例と同様に、車載用監視装置は、後
方監視と運転者が不在の状態における車内監視との両方
の機能を有することになり、図１の実施例と同様の効果
があるとともに、車両後方用撮像カメラ３１と車室内用
撮像カメラ３２は、撮像する方向を回転しなくてもよい
ので、これら撮像カメラを車両の天井部等に容易に隠す
ことができ、盗人にカメラやＶＴＲを壊されるのを防止
できる。
【００４２】尚、図１乃至図３に示した実施例では、映
像信号を記録する記録装置としてＶＴＲを用いたが、他
の映像記録装置、例えば磁気ディスクに映像信号を記録
する装置をも用いてもよい。また、図１乃至図３に示し
た実施例では、運転者検出センサ２３は、運転者２２の
体重による圧力により、運転者２２が座っているか否か
を検出するようにしてが、他の検出方法、例えば赤外線
アクティブ式の測離装置により運転者２２が座っている
か否かを検出するようにしてもよい。
像信号を記録する記録装置としてＶＴＲを用いたが、他
の映像記録装置、例えば磁気ディスクに映像信号を記録
する装置をも用いてもよい。また、図１乃至図３に示し
た実施例では、運転者検出センサ２３は、運転者２２の
体重による圧力により、運転者２２が座っているか否か
を検出するようにしてが、他の検出方法、例えば赤外線
アクティブ式の測離装置により運転者２２が座っている
か否かを検出するようにしてもよい。
【００４３】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明によれば、車載
用監視装置に後方監視用と車内監視用との両方の機能を
持たせることができるので、車載用監視装置を後方確認
に加えて、車両の盗難予防と、盗難が起きて車両がら乗
り捨てられた後の犯人の究明とに役立てることができ
る。
用監視装置に後方監視用と車内監視用との両方の機能を
持たせることができるので、車載用監視装置を後方確認
に加えて、車両の盗難予防と、盗難が起きて車両がら乗
り捨てられた後の犯人の究明とに役立てることができ
る。
【図１】本発明に係る車載用監視装置の一実施例を示す
説明図。
説明図。
【図２】図１の車載用監視装置における運転者が運転席
に座っていない場合の動作を説明する説明図。
に座っていない場合の動作を説明する説明図。
【図３】本発明に係る車載用監視装置の他の実施例を示
すブロック図。
すブロック図。
【図４】従来の車載用監視装置を搭載した車両を示す斜
視図。
視図。
１１ 車両 １２ 車室 １３ 天井部 １４ 後方ガラス １５ 撮像カメラ １６ 支柱 １７ 運転席 １９ 車載モニタ ２１ ＶＴＲ ２２ 運転者 ２３ 運転者検出センサ ２４ 切換制御回路 ２５ 画像処理装置 ２６ 切換スイッチ
Claims (2)
- 【請求項１】 車両の車室内天井部の後方ガラス側に支
柱を中心に撮像する方向を回動可能な状態で設置された
撮像カメラと、 前記車両の運転席の前側に設けられた車載モニタと、 前記車両内に設置された記録装置と、 前記車両の運転席に運転者が座っているか否かを検出す
る運転者検出センサと、 前記車両内に設置され、前記運転者検出センサが運転者
が座っていることを検出した場合に、前記撮像カメラが
撮像する方向を車両後方に向け、この状態で撮像カメラ
が撮像した映像を前記車載モニタに表示させ、前記運転
者検出センサが運転者が座っていることを検出しなかっ
た場合に、撮像カメラが撮像する方向を車室内に向け、
この状態で撮像カメラが撮像した映像を記録装置に記録
させる制御手段とを具備したことを特徴とする車載用監
視装置。 - 【請求項２】 前記車両内に設置され、車両後方を撮像
する第１の撮像カメラと、 前記車両内に設置され、車室内を撮像する第２の撮像カ
メラと、 前記車両の運転席の前側に設けられた車載モニタと、 前記車両内に設置された記録装置と、 前記車両の運転席に運転者が座っているか否かを検出す
る運転者検出センサと、 前記車両内に設置され、前記運転者検出センサが運転者
が座っていることを検出した場合に、前記第１の撮像カ
メラが撮像した映像を前記車載モニタに表示させ、前記
運転者検出センサが運転者が座っていることを検出しな
かった場合に、前記第２の撮像カメラが撮像した映像を
記録装置に記録させる制御手段とを具備したことを特徴
とする車載用監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6791895A JPH08265611A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 車載用監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6791895A JPH08265611A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 車載用監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08265611A true JPH08265611A (ja) | 1996-10-11 |
Family
ID=13358777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6791895A Pending JPH08265611A (ja) | 1995-03-27 | 1995-03-27 | 車載用監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08265611A (ja) |
Cited By (12)
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-
1995
- 1995-03-27 JP JP6791895A patent/JPH08265611A/ja active Pending
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