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JPH0825272A - 部品組立用ハンド - Google Patents

部品組立用ハンド

Info

Publication number
JPH0825272A
JPH0825272A JP18678194A JP18678194A JPH0825272A JP H0825272 A JPH0825272 A JP H0825272A JP 18678194 A JP18678194 A JP 18678194A JP 18678194 A JP18678194 A JP 18678194A JP H0825272 A JPH0825272 A JP H0825272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
component
assembling
tip
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP18678194A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Suyama
誠 巣山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP18678194A priority Critical patent/JPH0825272A/ja
Publication of JPH0825272A publication Critical patent/JPH0825272A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドに部品を確実に把持させるとともに、
確実な部品の把持により組立時間を短縮し、かつ長期間
安定して使用可能な部品組立用ハンドを提供することを
目的とする。 【構成】 先端に把持部102を有するハンド本体10
1の内部に把持を確実にするための介在手段103およ
び介在手段103を動作させるための動作手段104を
配置する。図示しない部品の穴に把持部102を差し込
む。その状態で動作手段104を動作させ介在手段10
3を動作させる。介在手段103は把持部102の外径
を広げる。これにより部品を把持部102に把持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組立装置に使用される
部品組立用ハンドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、製品の多種少量の組立に対応する
ため、汎用性の高い組立機が多数発明されている。汎用
性の高い装置であっても実際には部品を載せるパレット
や部品を組付けるためのハンドは対象製品が変わるたび
に交換する必要がある。しかし、主要寸法の共通化をは
かり、装置にかかる費用を極力抑えているのが現状であ
る。組付けに使用されるハンドも同様で、共通のハンド
ベースに製品に対応したハンド先端部分のみを新作し対
応している。
【0003】このような組立機に使用される部品組立用
ハンドとしては、例えば特開平3−234099号公報
のように、吸着を利用し部品を把持するハンドが知られ
ている。これを図5を参照して説明する。ヘッド201
には空気漏れ防止用のOリング202のついた蓋体20
3が取付けられている。また、ヘッド201の内側のピ
ストン室211にはエアー通過用の溝204が設けら
れ、バネ205で下方に付勢されたピン206をもつピ
ストン210が配置されている。ヘッド201の側面に
は真空吸引装置(図示せず)に接続するための配管口2
07が取付けられている。いま、このハンドを部品20
8の穴209にピン206が嵌合するよう配置する。
【0004】上記構成において、ピン206は部品20
8の穴209に嵌合しているので位置決めされる。この
状態で真空吸引装置(図示せず)を動作させるとピスト
ン室211内は負圧状態となり部品208が吸着され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の従来の
技術では、部品はハンドに吸着で把持されているのみな
ので、歯車のように噛み合わせが必要な部品の組付で
は、部品の歯と歯が干渉してしまうと、干渉を取るため
にハンドを回転してもハンドと部品の間で滑ってしま
い、部品同士を噛み合わせるのが困難であった。そのた
め、歯と歯が当たった状態になった時は一旦部品を把持
したままハンドを逃がし、再試行しなければならないな
ど部品の組立に時間がかかっていた。さらに、従来技術
では部品に差し込む軸が摩耗すると部品と軸の隙間から
エアー漏れをおこし、把持力が低下するという問題もあ
った。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、ハンドに部品を確実に把持させるとともに、確実な
部品の把持により組立時間を短縮し、かつ長期間安定し
て使用可能な部品組立用ハンドを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に係る本発明の部品組立用ハンドでは、組立
を行う際に、噛み合わせが必要な部品を把持し、かつ特
定の軸を中心に回転させながら組立を行う部品組立用ハ
ンドにおいて、先端に把持部を有するハンド本体の内部
に把持を確実にするための介在手段と、介在手段を動作
させる動作手段を設けた。
【0008】この場合、請求項2に記載したように、前
記部品組立用ハンドは、把持部がコレット構造とすると
よい。
【0009】また、請求項3に記載したように、前記部
品組立用ハンドは、把持部の把持力を調整することが可
能な機構を備えてもよい。
【0010】
【作用】上記構成からなる本発明の部品組立用ハンドの
作用を図1を参照して説明する。本発明では、先端に把
持部102を有するハンド本体101の内部に把持を確
実にするための介在手段103および介在手段103を
動作させるための動作手段104を配置する。図示しな
い部品の穴に把持部102を差し込む。その状態で動作
手段104を動作させ介在手段103を動作させる。介
在手段103は把持部102の外径を広げる。これによ
り部品を把持部102に把持する。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係る部品
組立用ハンドの実施例を説明する。
【0012】(実施例1)実施例1を図2および図3を
用いて説明する。図2は部品組立用ハンドを示す断面
図、図3は図2のコレット2の先端の割部8を示す断面
図である。
【0013】エアー用の通路穴11を有する回転軸1の
先端には、エアー漏れ防止用のOリング9を介し、コレ
ット2がネジ10にて固定されている。コレット2の先
端には穴7を有する歯車状の部品6を把持するための割
部8が設けられている。なお、割部8の外径は外力が作
用していない状態では、把持する部品6の穴7よりも若
干細くなっている。コレット2内部に設けられた貫通孔
12は、割部8の途中まではピン3の太さで、その先は
ピン3よりも細くなっている。この貫通穴12には、先
端が球状になっておりピストン4に取付けられたピン3
が配置されている。なお、ピストン4はバネ5により通
常上方に押し上げられている。
【0014】次に、上記構成からなる本実施例の部品組
立用ハンドの使用方法を説明する。
【0015】コレット2の先端の割部8を部品6の穴7
に差し込んだ状態で組立装置のエアー供給装置(図示せ
ず)を動作させる。するとエアーは回転軸1に設けられ
た通路穴11を通りコレット2内に設けられたピストン
4へ作用する。それによりピストン4はバネ5に抗して
下降する。ピストン4が下降するとピン3も下降する。
コレット2に設けられた貫通穴12の先端は途中までピ
ン3の太さなので、ピン3はその位置まで何の抵抗もな
く下がる。ピン3が貫通穴12のピン3より細い部分ま
で来ると、ピン3は割部8の外径を広げようとする。こ
れにより部品6は割部8に確実に把持される。なお、部
品6を離すときにはピストン4に作用していたエアーを
抜けば良い。
【0016】本実施例のよれば、空気圧力の制御のみの
簡単な方法で部品を確実に把持することが可能となる。
【0017】(実施例2)実施例2を図4を用いて説明
する。なお、割部37は実施例1の割部8と同様な断面
形状(図3参照)を有する。
【0018】回転軸30の先端にはネジ40を介しコレ
ット31が取付けられている。コレット31の先端には
穴39を有する歯車状の部品38を把持するための割部
37が設けられている。なお、割部37の外径は外力が
作用していない状態では、把持する部品38の穴39よ
りも若干細くなっている。コレット31内部に設けられ
た貫通孔42は、先端部に割部37の途中までは押し部
36の太さで、その先は押し部36よりも細くなってい
る。また、コレット31の内部にはモータ出力軸33を
有するモータ32が配置されている。モータ32の先端
のモータ出力軸33にはカップリング34が固定されて
おり、ネジ軸35と連結している。ネジ軸35のカップ
リング34との反対側の先端はネジ41となっており、
貫通穴42に嵌合している押し部36にねじ込まれてい
る。なお、押し部36は先端がテーパー状の形状をして
おり、さらにコレット31に対しては回転不動に、かつ
Z−Z’方向にのみ摺動可能に嵌合している。なお、モ
ータ32は組立装置の制御装置(図示せず)により回転
回数および回転方向が制御される。
【0019】次に、上記構成からなる本実施例の部品組
立用ハンドの使用方法を説明する。
【0020】コレット31の先端の割部37を部品38
の穴39に差し込んだ状態で組立装置の制御装置(図示
せず)を動作させる。するとモータ32が回転し、モー
タ出力軸33およびカップリング34、ネジ軸35が回
転する。ネジ軸35の先端は押し部36にねじ込まれて
おり、かつ押し部36はコレット31に対し回転不動と
なっているため、押し部36はモータ32の回転により
ZまたはZ’方向に移動する。押し部36がZ’方向に
移動すると、押し部36は貫通穴42の押し部36より
細い部分に至り、割部37を広げようとする。これによ
り、部品38は割部37に確実に把持される。なお、部
品38を離すときにはモータ32を押し部36がZ方向
に移動するように回転させれば良い。
【0021】モータ32の回転回数は把持する部品38
の種類により最適な把持力となるように制御される。
【0022】本実施例によれば、把持する部品が異なっ
たり、先端部の割部が摩耗しても、制御装置の制御によ
り部品毎に最適な把持力を提供することが可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の部品組立用
ハンドによれば、ハンド先端の割部の外径を広げて部品
を把持するので、部品を確実に把持することが可能とな
る。また、把持が確実になるので、ハンドを回転させた
ときの部品の追従性が良くなり、結果として組立時間の
短縮が可能となる。さらに、部品に差し込む軸が摩耗し
ても安定して部品を把持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品組立用ハンドの基本構成を示す模
式図である。
【図2】実施例1の部品組立用ハンドを一部を破断して
示す正面図である。
【図3】図2の割部8を示す断面図である。
【図4】実施例2の部品組立用ハンドを一部を破断して
示す正面図である。
【図5】従来の部品組立用ハンドを示す断面図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 コレット 3 ピン 4 ピストン 5 バネ 6 部品 7 穴 8 割部 9 エアー漏れ防止用のOリング 10 ネジ 11 通路穴 12 貫通穴 30 回転軸 31 コレット 32 モータ 33 モータ出力軸 34 カップリング 35 ネジ軸 36 押し部 37 割部 38 部品 39 穴 40 ネジ 41 ネジ 42 貫通穴 101 ハンド本体 102 把持部 103 介在手段 104 動作手段 201 ヘッド 202 Oリング 203 蓋体 204 エアー通過用の溝 205 バネ 206 ピン 207 配管口 208 部品 209 穴 210 ピストン 211 ピストン室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組立を行う際に、噛み合わせが必要な部
    品を把持し、かつ特定の軸を中心に回転させながら組立
    を行う部品組立用ハンドにおいて、先端に把持部を有す
    るハンド本体の内部に把持を確実にするための介在手段
    と、介在手段を動作させる動作手段を設けたことを特徴
    とする部品組立用ハンド。
  2. 【請求項2】 前記部品組立用ハンドは、把持部がコレ
    ット構造であることを特徴とする請求項1記載の部品組
    立用ハンド。
  3. 【請求項3】 前記部品組立用ハンドは、把持部の把持
    力を調整することが可能な機構を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の部品組立用ハンド。
JP18678194A 1994-07-15 1994-07-15 部品組立用ハンド Withdrawn JPH0825272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18678194A JPH0825272A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 部品組立用ハンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18678194A JPH0825272A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 部品組立用ハンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0825272A true JPH0825272A (ja) 1996-01-30

Family

ID=16194492

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18678194A Withdrawn JPH0825272A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 部品組立用ハンド

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JP (1) JPH0825272A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008105170A (ja) * 2006-09-26 2008-05-08 Denso Corp ワーク把持具
US8152278B2 (en) 2006-12-14 2012-04-10 Canon Kabushiki Kaisha Liquid jet head chip and manufacturing method therefor

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011002