JPH08237395A - 通信式情報提供システム及び情報提供端末 - Google Patents
通信式情報提供システム及び情報提供端末Info
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- JPH08237395A JPH08237395A JP7038416A JP3841695A JPH08237395A JP H08237395 A JPH08237395 A JP H08237395A JP 7038416 A JP7038416 A JP 7038416A JP 3841695 A JP3841695 A JP 3841695A JP H08237395 A JPH08237395 A JP H08237395A
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- Meter Arrangements (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 最適な通信経路による情報の提供を可能にす
る。 【構成】 利用者は、情報提供端末10の多目的入力キ
ー32を操作して情報提供を受けたいサービスの種類を
入力する。情報提供端末10は、CPU31の制御に従
って、入力されたサービス種類を識別し、そのサービス
種類に基づいて情報センタ10から情報を取得する必要
があるか否かを判断し、情報センタ1から情報を取得す
る必要がある時には、そのサービス種類に応じた電話番
号をハードディスク33内の対応テーブルより読み出
し、その電話番号で情報センタ1にアクセスして情報の
配信を要求する。カラオケ曲情報を取得したい場合に
は、フリーダイヤル(登録商標)によって情報センタ1
にアクセスし、カラオケ曲情報の配信を要求する。動画
像情報を取得した場合には、パケット通信網による配信
を要求する。静止画像情報を取得した場合には、ビデオ
テックス網による配信を要求する。
る。 【構成】 利用者は、情報提供端末10の多目的入力キ
ー32を操作して情報提供を受けたいサービスの種類を
入力する。情報提供端末10は、CPU31の制御に従
って、入力されたサービス種類を識別し、そのサービス
種類に基づいて情報センタ10から情報を取得する必要
があるか否かを判断し、情報センタ1から情報を取得す
る必要がある時には、そのサービス種類に応じた電話番
号をハードディスク33内の対応テーブルより読み出
し、その電話番号で情報センタ1にアクセスして情報の
配信を要求する。カラオケ曲情報を取得したい場合に
は、フリーダイヤル(登録商標)によって情報センタ1
にアクセスし、カラオケ曲情報の配信を要求する。動画
像情報を取得した場合には、パケット通信網による配信
を要求する。静止画像情報を取得した場合には、ビデオ
テックス網による配信を要求する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報センタが蓄積して
いる複数種類の情報から所望の情報を選択し、その選択
した情報を通信網を介して情報センタから配信してもら
い、その配信された情報に基づいて利用者に情報提供サ
ービスを実行し得るようにされた通信式情報提供システ
ム及びそれに使用する情報提供端末に関する。
いる複数種類の情報から所望の情報を選択し、その選択
した情報を通信網を介して情報センタから配信してもら
い、その配信された情報に基づいて利用者に情報提供サ
ービスを実行し得るようにされた通信式情報提供システ
ム及びそれに使用する情報提供端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば公衆回線を利用した通信ネ
ットワーク上の端末への情報提供サービスにおいては、
例えばその課金方式に関しては、固定料金・従量(例え
ば提供する情報量または通信時間等に基づく)課金・無
料等があり、また使用する回線としても、一般公衆回線
・ダイヤルキューツー・フリーダイヤル・パケット交換
網・ビデオテックス等、様々な料金体系を持つものが提
供されている。情報サービス提供者は、これら種々の課
金方式・回線の中から適当なものを選択して、固定的に
使用していた。
ットワーク上の端末への情報提供サービスにおいては、
例えばその課金方式に関しては、固定料金・従量(例え
ば提供する情報量または通信時間等に基づく)課金・無
料等があり、また使用する回線としても、一般公衆回線
・ダイヤルキューツー・フリーダイヤル・パケット交換
網・ビデオテックス等、様々な料金体系を持つものが提
供されている。情報サービス提供者は、これら種々の課
金方式・回線の中から適当なものを選択して、固定的に
使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、情報セ
ンタが複数種類の情報を蓄積しており、その複数種類の
情報を選択的に端末に配信することを考えると次のよう
な問題がある。つまり、情報提供するサービス内容が画
一化している場合には、上述したように、種々の課金方
式・回線の中から適当なものを選択して、固定的に使用
してもそれほど問題はないが、情報提供するサービス内
容が多様化した場合に、それら複数種類の情報を単一の
回線を固定的に使用すると、サービス内容によってはそ
の使用回線が不向きな場合が生じる。
ンタが複数種類の情報を蓄積しており、その複数種類の
情報を選択的に端末に配信することを考えると次のよう
な問題がある。つまり、情報提供するサービス内容が画
一化している場合には、上述したように、種々の課金方
式・回線の中から適当なものを選択して、固定的に使用
してもそれほど問題はないが、情報提供するサービス内
容が多様化した場合に、それら複数種類の情報を単一の
回線を固定的に使用すると、サービス内容によってはそ
の使用回線が不向きな場合が生じる。
【0004】例えば、天気予報情報等はダイヤルキュー
ツーのような通信時間に応じた課金をするものを利用し
て情報提供サービスすることが好ましいが、膨大な情報
量であり、長時間の転送時間を必要とする動画像情報等
の提供サービスにダイヤルキューツーを用いるのは不向
きな課金形態である。動画像情報のように膨大な情報量
であるものは通信速度のもっと大きなものを利用した方
が好ましい。
ツーのような通信時間に応じた課金をするものを利用し
て情報提供サービスすることが好ましいが、膨大な情報
量であり、長時間の転送時間を必要とする動画像情報等
の提供サービスにダイヤルキューツーを用いるのは不向
きな課金形態である。動画像情報のように膨大な情報量
であるものは通信速度のもっと大きなものを利用した方
が好ましい。
【0005】そこで、本発明は、情報提供端末が、情報
センタの持つ複数種類の情報の中から所望のものを選択
して配信してもらう場合に、その情報提供されるサービ
ス内容に対して、例えば通信コストや通信速度その他の
点で適した通信経路による配信が可能となる通信式情報
提供システム及び情報提供端末を提供することを目的と
する。
センタの持つ複数種類の情報の中から所望のものを選択
して配信してもらう場合に、その情報提供されるサービ
ス内容に対して、例えば通信コストや通信速度その他の
点で適した通信経路による配信が可能となる通信式情報
提供システム及び情報提供端末を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記目的
を達成するためになされた本発明の通信式情報提供シス
テムは、複数種類の情報を蓄積している情報センタと、
該情報センタが蓄積している複数種類の情報の中から所
望のものを選択するための情報選択手段を有し、その情
報選択手段によって選択された情報を通信網を介して前
記情報センタより配信してもらい、その配信された情報
に基づいて利用者に情報提供サービスを実行し得るよう
にされている情報提供端末とを備える通信式情報提供シ
ステムであって、前記通信網は、物理的な網構成及び通
信プロトコルの内の少なくともいずれか一つが異なるこ
とによって設定される複数の通信経路を備えており、前
記情報提供端末は、前記情報選択手段によって選択され
た情報の種類に基づき、該情報を前記情報センタから配
信してもらうのに使用する通信経路を選択する経路選択
手段と、該経路選択手段によって選択された通信経路を
介して前記情報センタと接続する通信網接続手段とを備
えたことを特徴とする。
を達成するためになされた本発明の通信式情報提供シス
テムは、複数種類の情報を蓄積している情報センタと、
該情報センタが蓄積している複数種類の情報の中から所
望のものを選択するための情報選択手段を有し、その情
報選択手段によって選択された情報を通信網を介して前
記情報センタより配信してもらい、その配信された情報
に基づいて利用者に情報提供サービスを実行し得るよう
にされている情報提供端末とを備える通信式情報提供シ
ステムであって、前記通信網は、物理的な網構成及び通
信プロトコルの内の少なくともいずれか一つが異なるこ
とによって設定される複数の通信経路を備えており、前
記情報提供端末は、前記情報選択手段によって選択され
た情報の種類に基づき、該情報を前記情報センタから配
信してもらうのに使用する通信経路を選択する経路選択
手段と、該経路選択手段によって選択された通信経路を
介して前記情報センタと接続する通信網接続手段とを備
えたことを特徴とする。
【0007】この通信式情報提供システムによれば、情
報提供端末は、情報選択手段によって情報センタが蓄積
している複数種類の情報の中から所望のものを選択し、
その情報選択手段によって選択された情報を通信網を介
して情報センタより配信してもらい、その配信された情
報に基づいて利用者に情報提供サービスを実行する。
報提供端末は、情報選択手段によって情報センタが蓄積
している複数種類の情報の中から所望のものを選択し、
その情報選択手段によって選択された情報を通信網を介
して情報センタより配信してもらい、その配信された情
報に基づいて利用者に情報提供サービスを実行する。
【0008】ここで、前記通信網は、物理的な網構成及
び通信プロトコルの内の少なくともいずれか一つが異な
ることによって設定される複数の通信経路を備えてい
る。そして、情報提供端末の経路選択手段は、情報選択
手段によって選択された情報の種類に基づき、その情報
を情報センタから配信してもらうのに使用する通信経路
を選択し、通信網接続手段は、経路選択手段によって選
択された通信経路を介して情報センタと接続する。
び通信プロトコルの内の少なくともいずれか一つが異な
ることによって設定される複数の通信経路を備えてい
る。そして、情報提供端末の経路選択手段は、情報選択
手段によって選択された情報の種類に基づき、その情報
を情報センタから配信してもらうのに使用する通信経路
を選択し、通信網接続手段は、経路選択手段によって選
択された通信経路を介して情報センタと接続する。
【0009】このように、経路選択手段は、選択された
情報の種類に基づいて、その情報を情報センタから配信
してもらうのに使用する通信経路を選択し、その選択さ
れた通信経路を介して情報センタから当該情報を配信し
てもらうことができる。したがって、単一の通信経路で
複数種類の情報を全て配信しようとした場合には、その
通信経路での配信が例えば通信コストや通信速度等の面
からも最適である情報もあれば、その通信経路での配信
が非常に不向きな情報もあるため、両者にとって共に有
利となる配信が実現できなかったが、本システムでは、
例えばその情報の内容に応じて有利となる通信経路を設
定しておけば、それぞれについて最も適した通信経路で
の配信が可能となる。
情報の種類に基づいて、その情報を情報センタから配信
してもらうのに使用する通信経路を選択し、その選択さ
れた通信経路を介して情報センタから当該情報を配信し
てもらうことができる。したがって、単一の通信経路で
複数種類の情報を全て配信しようとした場合には、その
通信経路での配信が例えば通信コストや通信速度等の面
からも最適である情報もあれば、その通信経路での配信
が非常に不向きな情報もあるため、両者にとって共に有
利となる配信が実現できなかったが、本システムでは、
例えばその情報の内容に応じて有利となる通信経路を設
定しておけば、それぞれについて最も適した通信経路で
の配信が可能となる。
【0010】なお、経路選択手段による経路選択は、請
求項3に示すように、情報選択手段によって選択された
情報が配信される場合の通信速度及び通信コストの内の
少なくともいずれか一つに基づいて、情報センタからの
情報配信に使用する通信経路を選択するようにすること
が考えられる。
求項3に示すように、情報選択手段によって選択された
情報が配信される場合の通信速度及び通信コストの内の
少なくともいずれか一つに基づいて、情報センタからの
情報配信に使用する通信経路を選択するようにすること
が考えられる。
【0011】例えば、通信経路として、ダイヤルキュー
ツー・フリーダイヤル・ディジタル通信網・ビデオテッ
クス網等を備えている場合に、天気予報情報については
通信時間に応じた課金をするダイヤルキューツーにより
配信してもらい、膨大な情報量である動画像情報等につ
いては、高速通信が高い信頼度で行える例えばディジタ
ル通信網を用いたりすることが考えられる。また、同じ
画情報でも静止画情報については、ディジタル通信網を
利用せずとも、ビデオテックス網で配信してもらうよう
にするといったように、それぞれの情報内容に適したも
のを選択することが、本発明では実現できる。上述した
以外にも例えばパケット交換網もある。パケット交換網
の場合にはデータ量による従量制課金であることから、
一度に送るデータ量が比較的少なく、通信密度が低いデ
ータ通信の場合に適している。
ツー・フリーダイヤル・ディジタル通信網・ビデオテッ
クス網等を備えている場合に、天気予報情報については
通信時間に応じた課金をするダイヤルキューツーにより
配信してもらい、膨大な情報量である動画像情報等につ
いては、高速通信が高い信頼度で行える例えばディジタ
ル通信網を用いたりすることが考えられる。また、同じ
画情報でも静止画情報については、ディジタル通信網を
利用せずとも、ビデオテックス網で配信してもらうよう
にするといったように、それぞれの情報内容に適したも
のを選択することが、本発明では実現できる。上述した
以外にも例えばパケット交換網もある。パケット交換網
の場合にはデータ量による従量制課金であることから、
一度に送るデータ量が比較的少なく、通信密度が低いデ
ータ通信の場合に適している。
【0012】なお、情報を配信する場合に、単に配信す
ればよいものもあれば、配信した情報に応じて対価を徴
収する必要がある場合もある。このような場合には、上
述した通信経路例で言えば、ダイヤルキューツーやビデ
オテックスのように、情報を送信することによって所定
の金額を課金するできる機能を備えた網(以下、課金通
信網と呼ぶ)もあるので、それを利用すれば情報配信と
併せて課金処理も実行できる。しかし、課金処理の面を
考慮しなければ、それ以外の通信経路での情報配信の方
が適切な場合もある。例えば、上述した動画像情報をデ
ィジタル通信網で配信するような場合である。課金通信
網で動画像情報を配信すれば、情報配信と併せて課金処
理も実行できるという利点は得られるが、通信時間が非
常に長くなってしまうという別の点での不利益が生じ
る。そこで、通信時間についての利益を優先したい場合
には、課金機能はないが通信速度の高い通信経路で配信
し、料金徴収は別の手段で行なう必要がある。
ればよいものもあれば、配信した情報に応じて対価を徴
収する必要がある場合もある。このような場合には、上
述した通信経路例で言えば、ダイヤルキューツーやビデ
オテックスのように、情報を送信することによって所定
の金額を課金するできる機能を備えた網(以下、課金通
信網と呼ぶ)もあるので、それを利用すれば情報配信と
併せて課金処理も実行できる。しかし、課金処理の面を
考慮しなければ、それ以外の通信経路での情報配信の方
が適切な場合もある。例えば、上述した動画像情報をデ
ィジタル通信網で配信するような場合である。課金通信
網で動画像情報を配信すれば、情報配信と併せて課金処
理も実行できるという利点は得られるが、通信時間が非
常に長くなってしまうという別の点での不利益が生じ
る。そこで、通信時間についての利益を優先したい場合
には、課金機能はないが通信速度の高い通信経路で配信
し、料金徴収は別の手段で行なう必要がある。
【0013】この料金徴収については、人手を介して、
情報提供端末の所有者等から直接料金を徴収することも
考えられるが、非常に面倒である。そこで、この料金徴
収も簡易に実現できるものが、請求項2に示す通信式情
報提供システムである。その構成は、上記請求項1のシ
ステムにおいて、前記通信網の備える通信経路の少なく
とも一つは、その通信経路を介して情報を配信されるこ
とによって、配信先の情報提供端末に対して課金がなさ
れる課金通信網として構成されており、さらに、前記情
報センタは、前記情報提供端末が前記課金通信網以外の
通信経路で情報配信を受けるとき、当該情報提供端末と
課金通信網を介して接続し、該配信される情報の対価に
相当する課金情報を当該情報提供端末に対して送信する
ことにより端末に対する課金を実行する機能を備えるこ
とを特徴とする。
情報提供端末の所有者等から直接料金を徴収することも
考えられるが、非常に面倒である。そこで、この料金徴
収も簡易に実現できるものが、請求項2に示す通信式情
報提供システムである。その構成は、上記請求項1のシ
ステムにおいて、前記通信網の備える通信経路の少なく
とも一つは、その通信経路を介して情報を配信されるこ
とによって、配信先の情報提供端末に対して課金がなさ
れる課金通信網として構成されており、さらに、前記情
報センタは、前記情報提供端末が前記課金通信網以外の
通信経路で情報配信を受けるとき、当該情報提供端末と
課金通信網を介して接続し、該配信される情報の対価に
相当する課金情報を当該情報提供端末に対して送信する
ことにより端末に対する課金を実行する機能を備えるこ
とを特徴とする。
【0014】本請求項2の通信式情報提供システムによ
れば、情報提供端末が課金通信網以外の通信経路で情報
配信を受けるとき、課金通信網を介して情報提供端末と
情報センタとを接続する。ここで、現行のキャプテンシ
ステムやダイヤルキューツーなどの課金通信網では発呼
側(電話をかけた側)に課金することとなっているの
で、情報提供端末側から情報センタをコールして接続す
ることになる。しかし、既に公衆電話回線においても実
用化されているように、コレクトコール方式で着呼側
(電話を受けた側)に課金するように課金通信網の構成
を変更することは可能である。よって、ここでの接続
は、情報提供端末側に課金される限りは、端末側が発呼
するものであっても情報センタ側が発呼するものであっ
ても構わない。
れば、情報提供端末が課金通信網以外の通信経路で情報
配信を受けるとき、課金通信網を介して情報提供端末と
情報センタとを接続する。ここで、現行のキャプテンシ
ステムやダイヤルキューツーなどの課金通信網では発呼
側(電話をかけた側)に課金することとなっているの
で、情報提供端末側から情報センタをコールして接続す
ることになる。しかし、既に公衆電話回線においても実
用化されているように、コレクトコール方式で着呼側
(電話を受けた側)に課金するように課金通信網の構成
を変更することは可能である。よって、ここでの接続
は、情報提供端末側に課金される限りは、端末側が発呼
するものであっても情報センタ側が発呼するものであっ
ても構わない。
【0015】こうして課金通信網を介して情報提供端末
と情報センタとが接続されると、情報センタは、配信さ
れる情報の対価に相当する課金情報を当該情報提供端末
に対して送信する。これによって、課金通信網を介する
情報提供端末への課金が実行されるのである。
と情報センタとが接続されると、情報センタは、配信さ
れる情報の対価に相当する課金情報を当該情報提供端末
に対して送信する。これによって、課金通信網を介する
情報提供端末への課金が実行されるのである。
【0016】ここで、情報センタが課金通信網以外の通
信経路で実情報を配信する場合の、課金通信網を介して
情報センタから情報提供端末に送信される情報は、単な
るダミーのデータで十分である。また、情報センタから
スクランブルをかけた実情報を送信し、このスクランブ
ルを解除するための暗号解読キーを課金情報と共に送信
するものであってもよい。ここでいう実情報とは、上述
した動画像情報やカラオケ演奏用の曲情報など、情報提
供端末において提供するサービスのために最終的に利用
される情報のことをいう。
信経路で実情報を配信する場合の、課金通信網を介して
情報センタから情報提供端末に送信される情報は、単な
るダミーのデータで十分である。また、情報センタから
スクランブルをかけた実情報を送信し、このスクランブ
ルを解除するための暗号解読キーを課金情報と共に送信
するものであってもよい。ここでいう実情報とは、上述
した動画像情報やカラオケ演奏用の曲情報など、情報提
供端末において提供するサービスのために最終的に利用
される情報のことをいう。
【0017】なお、本請求項2のシステムにおいて、実
情報を配信する通信経路と課金情報を送信する経路、す
なわち課金通信網とを異なる通信網としていることによ
り、次の点で特に優れた作用・効果を奏する。即ち、実
情報又はスクランブル付きの実情報は、例えばカラオケ
演奏用の新曲データであるとか、ゲームソフトであるよ
うに、情報量のかなり大きなものである場合が想定され
るとき、そういった大きな情報を配信するのに適した通
信網を利用することで、課金通信網を利用して実情報を
配信するよりも迅速であったり、データの信頼性が高か
ったりするという点で、情報提供端末が受け取るべき情
報の種類に応じた最適なシステム構成が可能となるので
ある。そして、料金徴収にも面倒がない。
情報を配信する通信経路と課金情報を送信する経路、す
なわち課金通信網とを異なる通信網としていることによ
り、次の点で特に優れた作用・効果を奏する。即ち、実
情報又はスクランブル付きの実情報は、例えばカラオケ
演奏用の新曲データであるとか、ゲームソフトであるよ
うに、情報量のかなり大きなものである場合が想定され
るとき、そういった大きな情報を配信するのに適した通
信網を利用することで、課金通信網を利用して実情報を
配信するよりも迅速であったり、データの信頼性が高か
ったりするという点で、情報提供端末が受け取るべき情
報の種類に応じた最適なシステム構成が可能となるので
ある。そして、料金徴収にも面倒がない。
【0018】また、本システムでは、課金通信網を介し
て課金情報を送信することによる課金が完了したことを
条件に、情報通信網を介して実情報の配信を行うように
してもよい。このようにすれば、いわゆる情報のタダ取
りを防止するのに好ましい。なお、前記情報センタの内
の、課金通信網を介して課金情報を送信する課金機能を
独立させて課金センタとし、情報センタは実情報だけを
送信する機能だけ持つようにしてもよい。いずれにして
も情報提供端末に対して情報の配信が可能な情報通信網
の方を介して接続されたときに情報センタとしての機能
を発揮でき、課金通信網の方を介して接続されたときに
課金センタとしての機能が発揮でき、課金センタとして
の機能を有する部分による課金の完了が何等かの手段に
よって情報センタとしての機能を有する部分に伝達され
る限りは、両センタが別体であろうと一体であろうと構
わない。
て課金情報を送信することによる課金が完了したことを
条件に、情報通信網を介して実情報の配信を行うように
してもよい。このようにすれば、いわゆる情報のタダ取
りを防止するのに好ましい。なお、前記情報センタの内
の、課金通信網を介して課金情報を送信する課金機能を
独立させて課金センタとし、情報センタは実情報だけを
送信する機能だけ持つようにしてもよい。いずれにして
も情報提供端末に対して情報の配信が可能な情報通信網
の方を介して接続されたときに情報センタとしての機能
を発揮でき、課金通信網の方を介して接続されたときに
課金センタとしての機能が発揮でき、課金センタとして
の機能を有する部分による課金の完了が何等かの手段に
よって情報センタとしての機能を有する部分に伝達され
る限りは、両センタが別体であろうと一体であろうと構
わない。
【0019】ここで、課金通信網を介した課金情報の送
信による課金の完了を条件に情報センタが実情報を配信
するための具体的手段としては、情報センタ内部で直
接、課金のための処理の完了を確認するという手法を採
用すればよい。また、上述したように課金センタと情報
センタというように別体に構成される場合には、両セン
タ間を通信網などを利用して接続し、課金の完了を課金
センタから情報センタへ告知するようにしてもよい。あ
るいは、両センタ間で情報をやりとりするのではなく、
情報提供端末が課金情報付きのダミーのデータや暗号解
読キーとしてのデータを受け取った場合に、これを情報
センタに告知するようにしてもよい。もちろんこれら以
外の方法であっても技術的に実現可能な限りは除外され
るものではない。
信による課金の完了を条件に情報センタが実情報を配信
するための具体的手段としては、情報センタ内部で直
接、課金のための処理の完了を確認するという手法を採
用すればよい。また、上述したように課金センタと情報
センタというように別体に構成される場合には、両セン
タ間を通信網などを利用して接続し、課金の完了を課金
センタから情報センタへ告知するようにしてもよい。あ
るいは、両センタ間で情報をやりとりするのではなく、
情報提供端末が課金情報付きのダミーのデータや暗号解
読キーとしてのデータを受け取った場合に、これを情報
センタに告知するようにしてもよい。もちろんこれら以
外の方法であっても技術的に実現可能な限りは除外され
るものではない。
【0020】そして、上述した通信式情報提供システム
の場合に適する情報提供端末は、次の様に構成すること
ができる。例えば、請求項4に示すように、物理的な網
構成及び通信プロトコルの内の少なくともいずれか一つ
が異なることによって設定される複数の通信経路を備え
た通信網を介して情報センタと接続可能な通信網接続手
段と、該情報センタが蓄積している複数種類の情報の中
から所望のものを選択するための情報選択手段と、該情
報選択手段によって選択された情報の種類に基づき、該
情報を前記情報センタから配信してもらうのに使用する
通信経路を選択する経路選択手段とを備え、前記通信網
接続手段は、前記経路選択手段によって選択された通信
経路を介して情報センタと接続するように構成されてい
ることを特徴とするものである。
の場合に適する情報提供端末は、次の様に構成すること
ができる。例えば、請求項4に示すように、物理的な網
構成及び通信プロトコルの内の少なくともいずれか一つ
が異なることによって設定される複数の通信経路を備え
た通信網を介して情報センタと接続可能な通信網接続手
段と、該情報センタが蓄積している複数種類の情報の中
から所望のものを選択するための情報選択手段と、該情
報選択手段によって選択された情報の種類に基づき、該
情報を前記情報センタから配信してもらうのに使用する
通信経路を選択する経路選択手段とを備え、前記通信網
接続手段は、前記経路選択手段によって選択された通信
経路を介して情報センタと接続するように構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0021】あるいは、請求項5に示すように、請求項
4に記載の情報提供端末において、前記通信網の備える
通信経路の一つである課金通信網以外の通信経路で前記
情報センタから情報の配信を受けるとき、前記通信網接
続手段により前記課金通信網を介して情報センタと接続
し、配信される情報の対価に相当する課金情報の送信を
要求するように構成してもよい。
4に記載の情報提供端末において、前記通信網の備える
通信経路の一つである課金通信網以外の通信経路で前記
情報センタから情報の配信を受けるとき、前記通信網接
続手段により前記課金通信網を介して情報センタと接続
し、配信される情報の対価に相当する課金情報の送信を
要求するように構成してもよい。
【0022】あるいは、請求項6に示すように、請求項
4に記載の情報提供端末において、前記経路選択手段
は、前記情報選択手段によって選択された情報が配信さ
れる場合の通信速度及び通信コストの内の少なくともい
ずれか一つに基づいて、前記情報センタからの情報配信
に使用する通信経路を選択するようにしてもよい。
4に記載の情報提供端末において、前記経路選択手段
は、前記情報選択手段によって選択された情報が配信さ
れる場合の通信速度及び通信コストの内の少なくともい
ずれか一つに基づいて、前記情報センタからの情報配信
に使用する通信経路を選択するようにしてもよい。
【0023】もちろん、本発明の通信式情報提供システ
ムを実現するに当たっては、これらの端末にだけ限られ
るものではなく、その目的・作用・効果を共通とするも
のであれば上述の3例の端末とは異なる端末を用いたも
のも含むことはいうまでもない。
ムを実現するに当たっては、これらの端末にだけ限られ
るものではなく、その目的・作用・効果を共通とするも
のであれば上述の3例の端末とは異なる端末を用いたも
のも含むことはいうまでもない。
【0024】以上の様な本発明の通信式情報提供システ
ム及び情報提供端末によれば、情報提供端末が、情報セ
ンタの持つ複数種類の情報の中から所望のものを選択し
て配信してもらう場合に、その情報提供されるサービス
内容に対して、例えば通信コストや通信速度その他の点
で適した通信経路による配信ができるという顕著な作用
・効果を奏することができる。
ム及び情報提供端末によれば、情報提供端末が、情報セ
ンタの持つ複数種類の情報の中から所望のものを選択し
て配信してもらう場合に、その情報提供されるサービス
内容に対して、例えば通信コストや通信速度その他の点
で適した通信経路による配信ができるという顕著な作用
・効果を奏することができる。
【0025】そして、請求項2,4に示す通信式情報提
供システム及び情報提供端末によれば、課金通信網以外
の通信経路で情報センタから情報の配信を受ける場合で
も、課金通信網を介して情報センタと接続して所定の課
金処理が行えるので、情報提供サービスに使用する情報
の配信については例えば配信速度だけを考えて、最も適
当なものを選択するといったことが可能となる。つま
り、従来であれば、他に通信速度が高くて短時間で配信
できるものがあっても、情報配信と課金処理とが併せて
行えるという利点があるために通信速度の低さはがまん
して課金通信網での配信を選択するということがなされ
るが、本発明の場合には、課金通信網による課金が行え
ることによって、情報の配信については例えば通信速度
の点だけを考慮した通信経路を選択することもできるた
め、さらに好ましい。
供システム及び情報提供端末によれば、課金通信網以外
の通信経路で情報センタから情報の配信を受ける場合で
も、課金通信網を介して情報センタと接続して所定の課
金処理が行えるので、情報提供サービスに使用する情報
の配信については例えば配信速度だけを考えて、最も適
当なものを選択するといったことが可能となる。つま
り、従来であれば、他に通信速度が高くて短時間で配信
できるものがあっても、情報配信と課金処理とが併せて
行えるという利点があるために通信速度の低さはがまん
して課金通信網での配信を選択するということがなされ
るが、本発明の場合には、課金通信網による課金が行え
ることによって、情報の配信については例えば通信速度
の点だけを考慮した通信経路を選択することもできるた
め、さらに好ましい。
【0026】
【実施例】以下、本発明を具体化した通信式情報提供シ
ステムの一実施例を図面を参照して説明する。本システ
ムは、カラオケ演奏をはじめとして、その他にも文字情
報や画像情報の表示等の各種情報提供も可能なものとし
て構成されている。
ステムの一実施例を図面を参照して説明する。本システ
ムは、カラオケ演奏をはじめとして、その他にも文字情
報や画像情報の表示等の各種情報提供も可能なものとし
て構成されている。
【0027】最初に図1を参照して、実施例としての通
信式情報提供及び電話事業者側設備の構成を説明する。
図1において、情報センタ1と情報提供端末10とが本
発明の通信式情報提供システムであり、公衆回線網5や
料金徴収代行システム9は電話事業者側設備である。
信式情報提供及び電話事業者側設備の構成を説明する。
図1において、情報センタ1と情報提供端末10とが本
発明の通信式情報提供システムであり、公衆回線網5や
料金徴収代行システム9は電話事業者側設備である。
【0028】図1に示す通信式情報提供システムは最小
の構成例であり、1台の情報センタ1、1台の情報提供
端末10から構成される。実際には、上記各装置1,1
0はそれぞれ複数台存在する場合もあり、1台の情報セ
ンタ1に対して、複数台の情報提供端末10が存在する
のが一般的である。また、情報提供端末10は電話事業
者による公衆回線網5を介して情報センタ1と接続でき
るようになっていると共に、料金徴収代行システム9へ
接続された専用回線7を介しても情報センタ1と接続す
るように構成されている。本実施例では、この料金徴収
代行システム9及び専用回線7として、ビデオテックス
通信網を想定している。
の構成例であり、1台の情報センタ1、1台の情報提供
端末10から構成される。実際には、上記各装置1,1
0はそれぞれ複数台存在する場合もあり、1台の情報セ
ンタ1に対して、複数台の情報提供端末10が存在する
のが一般的である。また、情報提供端末10は電話事業
者による公衆回線網5を介して情報センタ1と接続でき
るようになっていると共に、料金徴収代行システム9へ
接続された専用回線7を介しても情報センタ1と接続す
るように構成されている。本実施例では、この料金徴収
代行システム9及び専用回線7として、ビデオテックス
通信網を想定している。
【0029】まず、情報提供端末10についてその構成
及び機能の概略を説明する。情報提供端末10は、中央
制御装置31、各種指示入力を行なうための情報選択手
段としての多目的入力キー32、ハードディスク33、
画像情報メモリ34、音声再生回路35、画面表示制御
装置26、通信制御装置27を備えている。そして、音
声再生回路35にはミキサアンプ38が、画面表示制御
装置26にはテレビモニタ29がそれぞれ接続されてい
る。また、ミキサアンプ38にはスピーカ41とマイク
ロフォン43が接続されている。
及び機能の概略を説明する。情報提供端末10は、中央
制御装置31、各種指示入力を行なうための情報選択手
段としての多目的入力キー32、ハードディスク33、
画像情報メモリ34、音声再生回路35、画面表示制御
装置26、通信制御装置27を備えている。そして、音
声再生回路35にはミキサアンプ38が、画面表示制御
装置26にはテレビモニタ29がそれぞれ接続されてい
る。また、ミキサアンプ38にはスピーカ41とマイク
ロフォン43が接続されている。
【0030】情報提供端末10は、カラオケ演奏に必要
なカラオケ曲情報を情報センタ1から有料で供給を受
け、内蔵するハードディスク33に記憶・蓄積しておい
たり、情報センタ1から静止画情報あるいは動画像情報
の提供を受け、画像情報メモリ34に記憶・蓄積してお
く。そして、カラオケ演奏を行う場合には、カラオケ利
用者のリクエストに応じたカラオケ曲情報をハードディ
スク33から読み出して音声信号に変換して出力すると
共に、カラオケ曲の演奏に応じた所定のタイミングで背
景画像用に記憶された静止画像情報あるいは動画像情報
を画像情報メモリ34から読み出して再生し、テレビモ
ニタ29に表示するのである。
なカラオケ曲情報を情報センタ1から有料で供給を受
け、内蔵するハードディスク33に記憶・蓄積しておい
たり、情報センタ1から静止画情報あるいは動画像情報
の提供を受け、画像情報メモリ34に記憶・蓄積してお
く。そして、カラオケ演奏を行う場合には、カラオケ利
用者のリクエストに応じたカラオケ曲情報をハードディ
スク33から読み出して音声信号に変換して出力すると
共に、カラオケ曲の演奏に応じた所定のタイミングで背
景画像用に記憶された静止画像情報あるいは動画像情報
を画像情報メモリ34から読み出して再生し、テレビモ
ニタ29に表示するのである。
【0031】カラオケ演奏についてさらに説明すると、
中央制御装置31は、所定のカラオケ演奏プログラムに
従って、カラオケ演奏処理を実行するのであるが、中央
制御装置31は、リクエストされた曲に対応するカラオ
ケ曲情報をハードディスク33から読み出し、カラオケ
曲情報中の演奏情報は音声再生回路35に、同じくカラ
オケ曲情報中の歌詞情報は画面表示制御装置26にそれ
ぞれ転送する。音声再生回路35に出力された演奏情報
は、アナログの演奏信号に変換された後、ミキサアンプ
38へ送られて電気的に増幅されるとともに、マイクロ
フォン43を介して入力する利用者の歌声と適度な割合
でミキシングされる。ミキシングされた音声信号は、ス
ピーカ41により演奏音として外部へ出力される。
中央制御装置31は、所定のカラオケ演奏プログラムに
従って、カラオケ演奏処理を実行するのであるが、中央
制御装置31は、リクエストされた曲に対応するカラオ
ケ曲情報をハードディスク33から読み出し、カラオケ
曲情報中の演奏情報は音声再生回路35に、同じくカラ
オケ曲情報中の歌詞情報は画面表示制御装置26にそれ
ぞれ転送する。音声再生回路35に出力された演奏情報
は、アナログの演奏信号に変換された後、ミキサアンプ
38へ送られて電気的に増幅されるとともに、マイクロ
フォン43を介して入力する利用者の歌声と適度な割合
でミキシングされる。ミキシングされた音声信号は、ス
ピーカ41により演奏音として外部へ出力される。
【0032】一方、演奏情報と同期して出力される歌詞
情報は、画面表示制御装置26において、画像情報メモ
リ34から読み出して再生した静止画像情報あるいは動
画像情報と合成(スーパーインポーズ)されてテレビモ
ニタ29に表示される。これにより、テレビモニタ29
には、静止画像を背景画として歌詞テロップが合成され
た状態で表示される。
情報は、画面表示制御装置26において、画像情報メモ
リ34から読み出して再生した静止画像情報あるいは動
画像情報と合成(スーパーインポーズ)されてテレビモ
ニタ29に表示される。これにより、テレビモニタ29
には、静止画像を背景画として歌詞テロップが合成され
た状態で表示される。
【0033】なお、情報提供端末10は、上記カラオケ
曲情報や画像情報以外にも情報センタ1から種々の情報
の配信を受けて、例えばテレビモニタ29等に出力して
情報提供を行なうことができるのであるが、その情報の
種類・内容、及びその情報の配信を要求する方法につい
ては後述する。
曲情報や画像情報以外にも情報センタ1から種々の情報
の配信を受けて、例えばテレビモニタ29等に出力して
情報提供を行なうことができるのであるが、その情報の
種類・内容、及びその情報の配信を要求する方法につい
ては後述する。
【0034】続いて、情報センタ1の構成を説明する。
情報センタ1は、ホストコンピュータ51と、情報記憶
装置53と、入力装置55と、通信制御装置57と、料
金徴収代行システム通信部58と、プリンタ59と、C
RT61とを備えている。
情報センタ1は、ホストコンピュータ51と、情報記憶
装置53と、入力装置55と、通信制御装置57と、料
金徴収代行システム通信部58と、プリンタ59と、C
RT61とを備えている。
【0035】ホストコンピュータ51は、各種制御プロ
グラムに従って情報センタ装置全体の動作制御を行って
いる。情報記憶装置53には、情報提供端末10へ配信
可能な各種情報が記憶されている。また、情報提供端末
10毎の稼働情報や各種情報の配信記録あるいは課金実
績等もこの情報記憶装置53に記憶させておくことがで
きる。なお、入力装置55からは各種指令を入力するこ
とができ、例えば、情報記憶装置53に記憶された稼働
情報や配信記録あるいは課金実績等をプリンタ59によ
って印刷させたり、CRT61に表示させたりすること
ができる。
グラムに従って情報センタ装置全体の動作制御を行って
いる。情報記憶装置53には、情報提供端末10へ配信
可能な各種情報が記憶されている。また、情報提供端末
10毎の稼働情報や各種情報の配信記録あるいは課金実
績等もこの情報記憶装置53に記憶させておくことがで
きる。なお、入力装置55からは各種指令を入力するこ
とができ、例えば、情報記憶装置53に記憶された稼働
情報や配信記録あるいは課金実績等をプリンタ59によ
って印刷させたり、CRT61に表示させたりすること
ができる。
【0036】前記情報記憶装置53に記憶されている各
種情報について説明する。まず、カラオケに関するもの
として、上述したカラオケ曲情報と背景画として用いる
静止画情報と動画像情報がある。また、文字情報として
天気予報情報やスポーツイベントの開催情報あるいは交
通情報等がある。なお、天気予報情報や交通情報等は文
字だけでなく画情報として見た方が理解し易い場合もあ
るので、静止画情報として記憶しておいてもよい。
種情報について説明する。まず、カラオケに関するもの
として、上述したカラオケ曲情報と背景画として用いる
静止画情報と動画像情報がある。また、文字情報として
天気予報情報やスポーツイベントの開催情報あるいは交
通情報等がある。なお、天気予報情報や交通情報等は文
字だけでなく画情報として見た方が理解し易い場合もあ
るので、静止画情報として記憶しておいてもよい。
【0037】また、通信制御装置57は、電話事業者側
設備である公衆回線網5を通して情報提供端末10とデ
ータ通信を行うためのものであり、一方、料金徴収代行
システム通信部58は、専用回線7によって、料金徴収
代行システム9と接続し、料金徴収代行システム9経由
で(さらに公衆回線網5を介して)情報提供端末10と
データ通信を行うためのものである。この経路が、ビデ
オテックス網である。このビデオテックス網によれば情
報配信に伴う課金処理が実行されるのであるが、この課
金処理は以下のようにして行なわれる。
設備である公衆回線網5を通して情報提供端末10とデ
ータ通信を行うためのものであり、一方、料金徴収代行
システム通信部58は、専用回線7によって、料金徴収
代行システム9と接続し、料金徴収代行システム9経由
で(さらに公衆回線網5を介して)情報提供端末10と
データ通信を行うためのものである。この経路が、ビデ
オテックス網である。このビデオテックス網によれば情
報配信に伴う課金処理が実行されるのであるが、この課
金処理は以下のようにして行なわれる。
【0038】即ち、情報センタ1は、専用回線7及び料
金徴収代行システム9を通した課金通信網経由で各情報
提供端末10と接続し、各情報提供端末10へ所定金額
の課金情報を付加した静止画像情報を送信することによ
って、当該端末に対する課金を実行する。この料金は、
情報提供端末10に対する電話料金に上乗せした形で、
電話事業者により代行徴収され、手数料を控除した上で
静止画像情報配信事業者へと渡される。
金徴収代行システム9を通した課金通信網経由で各情報
提供端末10と接続し、各情報提供端末10へ所定金額
の課金情報を付加した静止画像情報を送信することによ
って、当該端末に対する課金を実行する。この料金は、
情報提供端末10に対する電話料金に上乗せした形で、
電話事業者により代行徴収され、手数料を控除した上で
静止画像情報配信事業者へと渡される。
【0039】以上の様に構成された本実施例の通信式情
報提供システムでは、情報提供端末10から情報センタ
1に対して、所望の情報の配信を要求することができ、
情報センタ1からはその要求に応じた情報が配信される
のであるが、その情報配信について説明する。
報提供システムでは、情報提供端末10から情報センタ
1に対して、所望の情報の配信を要求することができ、
情報センタ1からはその要求に応じた情報が配信される
のであるが、その情報配信について説明する。
【0040】情報センタ1は、上述したように公衆回線
網5及び専用回線7を介して情報提供端末10との通信
が可能であるが、本実施例では少なくとも以下の3種類
の通信経路で情報提供端末10との通信が可能とされて
いる。その3種類の通信経路とは、必ずしも物理的に別
体である通信経路を指すのではなく、プロトコルも含ん
だものであり、具体的にはフリーダイヤル、ディジ
タル通信網、ビデオテックス網の3種類である。
網5及び専用回線7を介して情報提供端末10との通信
が可能であるが、本実施例では少なくとも以下の3種類
の通信経路で情報提供端末10との通信が可能とされて
いる。その3種類の通信経路とは、必ずしも物理的に別
体である通信経路を指すのではなく、プロトコルも含ん
だものであり、具体的にはフリーダイヤル、ディジ
タル通信網、ビデオテックス網の3種類である。
【0041】なお、のビデオテックス網はその網を介
して情報を送信すると共に課金処理も行える課金通信網
であるが、課金通信網としては他にもダイヤルキューツ
ー網もある。したがって、ビデオテックス網の代わりに
ダイヤルキューツー網を採用したり、あるいはビデオ
テックス網は当然備えることとして、さらにダイヤルキ
ューツー網やパケット交換網等を加えて4種類以上にし
たりすることも可能である。なお、ダイヤルキューツー
網は時間単位での課金金額が固定であるのに対し、ビデ
オテックス網の場合には、任意に課金金額を設定できる
ので、課金通信網としてダイヤルキューツー網とビデオ
テックス網のいずれか一方のみを備えるのであれば、多
様な課金処理ができる点でビデオテックス網の方が好ま
しい場合が多い。また、パケット交換網の場合には、デ
ータ量による従量制課金であることから、一度に送るデ
ータ量が比較的少なく、通信密度が低いデータ通信の場
合に適している。
して情報を送信すると共に課金処理も行える課金通信網
であるが、課金通信網としては他にもダイヤルキューツ
ー網もある。したがって、ビデオテックス網の代わりに
ダイヤルキューツー網を採用したり、あるいはビデオ
テックス網は当然備えることとして、さらにダイヤルキ
ューツー網やパケット交換網等を加えて4種類以上にし
たりすることも可能である。なお、ダイヤルキューツー
網は時間単位での課金金額が固定であるのに対し、ビデ
オテックス網の場合には、任意に課金金額を設定できる
ので、課金通信網としてダイヤルキューツー網とビデオ
テックス網のいずれか一方のみを備えるのであれば、多
様な課金処理ができる点でビデオテックス網の方が好ま
しい場合が多い。また、パケット交換網の場合には、デ
ータ量による従量制課金であることから、一度に送るデ
ータ量が比較的少なく、通信密度が低いデータ通信の場
合に適している。
【0042】そして、情報センタ1の情報記憶装置53
に記憶されている各種情報については、上記〜のど
の通信経路によって配信されるかが設定されている。本
実施例においては、のフリーダイヤルによって「カラ
オケ曲情報」を配信するようにされている。また、の
ディジタル通信網によって「動画像情報」を配信するよ
うにされている。そして、のビデオテックス網によっ
て「天気予報情報やスポーツイベントの開催情報あるい
は交通情報等のための文字情報あるいはそれら天気予報
情報等のためやカラオケの背景画として用いるための静
止画情報」を配信するようにされている。
に記憶されている各種情報については、上記〜のど
の通信経路によって配信されるかが設定されている。本
実施例においては、のフリーダイヤルによって「カラ
オケ曲情報」を配信するようにされている。また、の
ディジタル通信網によって「動画像情報」を配信するよ
うにされている。そして、のビデオテックス網によっ
て「天気予報情報やスポーツイベントの開催情報あるい
は交通情報等のための文字情報あるいはそれら天気予報
情報等のためやカラオケの背景画として用いるための静
止画情報」を配信するようにされている。
【0043】一方、情報提供端末10は、これら情報提
供のサービス内容と電話番号の対応テーブルをハードデ
ィスク33に備えており、選択されたサービスに対応す
る電話番号を対応テーブルより読み出して情報センタ1
に対してアクセスし、情報センタ1においては、アクセ
スされた電話番号に応じて上記〜のどの通信経路で
の配信が要求されているのかを判断すると共に、例えば
のビデオテックス網による配信であれば、天気予報情
報なのかスポーツイベントの開催情報なのか交通情報な
のか等、どの情報が要求されているのかを判断して、対
応する情報の配信を行なうのである。
供のサービス内容と電話番号の対応テーブルをハードデ
ィスク33に備えており、選択されたサービスに対応す
る電話番号を対応テーブルより読み出して情報センタ1
に対してアクセスし、情報センタ1においては、アクセ
スされた電話番号に応じて上記〜のどの通信経路で
の配信が要求されているのかを判断すると共に、例えば
のビデオテックス網による配信であれば、天気予報情
報なのかスポーツイベントの開催情報なのか交通情報な
のか等、どの情報が要求されているのかを判断して、対
応する情報の配信を行なうのである。
【0044】以下、この情報要求及び情報配信の詳細に
ついて説明する。まず、情報提供端末10の作動を図2
のフローチャートに基づいて説明する。情報提供端末1
0において、利用者は、多目的入力キー32を操作する
ことによって情報提供を受けたいサービスの種類を入力
する(ステップ10。以下ステップを単にSと記
す。)。すると、S11において、その入力されたサー
ビスの種類を識別し、S13では、そのサービス種類に
基づいて情報センタ1から情報を取得する必要があるか
否かを判断する。
ついて説明する。まず、情報提供端末10の作動を図2
のフローチャートに基づいて説明する。情報提供端末1
0において、利用者は、多目的入力キー32を操作する
ことによって情報提供を受けたいサービスの種類を入力
する(ステップ10。以下ステップを単にSと記
す。)。すると、S11において、その入力されたサー
ビスの種類を識別し、S13では、そのサービス種類に
基づいて情報センタ1から情報を取得する必要があるか
否かを判断する。
【0045】そして、S13で肯定判断、つまり情報セ
ンタ1から情報を取得する必要がある場合には、S15
へ移行し、そのサービス種類に応じた電話番号をハード
ディスク33内の対応テーブルより読み出し、その電話
番号で情報センタ1にアクセスして、所定の通信経路で
の情報の配信を要求する。つまり、カラオケ曲情報を取
得したい場合には、フリーダイヤルによって情報センタ
1にアクセスし、カラオケ曲情報の配信を要求する。ま
た、動画像情報を取得したい場合には、ディジタル通信
網によるカラオケ曲情報の配信を要求し、天気予報情報
やスポーツイベントの開催情報や交通情報あるいはカラ
オケの背景画として用いるための静止画情報を取得した
場合には、ビデオテックス網による配信を要求するので
ある。
ンタ1から情報を取得する必要がある場合には、S15
へ移行し、そのサービス種類に応じた電話番号をハード
ディスク33内の対応テーブルより読み出し、その電話
番号で情報センタ1にアクセスして、所定の通信経路で
の情報の配信を要求する。つまり、カラオケ曲情報を取
得したい場合には、フリーダイヤルによって情報センタ
1にアクセスし、カラオケ曲情報の配信を要求する。ま
た、動画像情報を取得したい場合には、ディジタル通信
網によるカラオケ曲情報の配信を要求し、天気予報情報
やスポーツイベントの開催情報や交通情報あるいはカラ
オケの背景画として用いるための静止画情報を取得した
場合には、ビデオテックス網による配信を要求するので
ある。
【0046】そして、続くS17では、S15での配信
要求の返答として情報センタ1から所定の通信経路を介
して配信された情報を受信し、S19にて所定のサービ
ス提供を行なう。一方、S13で否定判断の場合、すな
わち情報センタ1から情報を取得する必要がない場合に
は、情報提供端末10内に記憶されている情報による情
報提供サービスということであり、S21に移行して、
それが有料サービスであるか否かを判断する。そして、
有料サービスである場合は(S21:YES)、S23
へ移行し、そのサービスに対応する課金情報要求を情報
センタ1に送信する。
要求の返答として情報センタ1から所定の通信経路を介
して配信された情報を受信し、S19にて所定のサービ
ス提供を行なう。一方、S13で否定判断の場合、すな
わち情報センタ1から情報を取得する必要がない場合に
は、情報提供端末10内に記憶されている情報による情
報提供サービスということであり、S21に移行して、
それが有料サービスであるか否かを判断する。そして、
有料サービスである場合は(S21:YES)、S23
へ移行し、そのサービスに対応する課金情報要求を情報
センタ1に送信する。
【0047】これは、例えば情報提供端末10のハード
ディスク33内にすでにゲームソフト情報が蓄積されて
おり、そのゲームソフト情報を読み出して利用者がゲー
ム遊技を行えるようにされている場合等である。この場
合には、情報センタ1からゲームソフト情報自体を配信
してもらう必要はないが、そのゲーム遊技をすることが
有料のサービスであるため、そのサービス料を徴収する
必要がある。したがって、そのサービス料に応じた金額
の課金情報の送信を要求するのである。
ディスク33内にすでにゲームソフト情報が蓄積されて
おり、そのゲームソフト情報を読み出して利用者がゲー
ム遊技を行えるようにされている場合等である。この場
合には、情報センタ1からゲームソフト情報自体を配信
してもらう必要はないが、そのゲーム遊技をすることが
有料のサービスであるため、そのサービス料を徴収する
必要がある。したがって、そのサービス料に応じた金額
の課金情報の送信を要求するのである。
【0048】そして、S25でその課金情報を受信した
後、S19へ移行して、所定のサービス提供を行なうの
である。つまり、課金を先に実行した後、ゲームをプレ
イすることが可能となるのである。一方、S21で否定
判断、つまり有料サービスでない場合は、課金の必要が
ないので、そのままS19へ移行して、所定のサービス
提供を行なう。
後、S19へ移行して、所定のサービス提供を行なうの
である。つまり、課金を先に実行した後、ゲームをプレ
イすることが可能となるのである。一方、S21で否定
判断、つまり有料サービスでない場合は、課金の必要が
ないので、そのままS19へ移行して、所定のサービス
提供を行なう。
【0049】以上が情報提供端末10のCPU31の作
動であり、リクエストされたサービスに対応した情報の
配信要求及び配信された情報の受信、課金情報の送信要
求及び受信、そしてリクエストされたサービスの提供の
各処理を行う。次に、情報センタ1の作動を図3のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
動であり、リクエストされたサービスに対応した情報の
配信要求及び配信された情報の受信、課金情報の送信要
求及び受信、そしてリクエストされたサービスの提供の
各処理を行う。次に、情報センタ1の作動を図3のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0050】情報センタ1では、電源投入後S30のス
テップから実行する。S30では、通信制御装置57の
リセット等の装置全体の初期化を行う。そして、S31
へ移行し、情報提供端末10から接続要求があるかどう
かを調べる。あればS33へ移行し、なければS31の
処理を繰り返し、待機状態となる。
テップから実行する。S30では、通信制御装置57の
リセット等の装置全体の初期化を行う。そして、S31
へ移行し、情報提供端末10から接続要求があるかどう
かを調べる。あればS33へ移行し、なければS31の
処理を繰り返し、待機状態となる。
【0051】S33では、情報提供端末10からの接続
要求に対して当該情報提供端末10との接続を行う。接
続完了後、S35へ移行し、情報提供端末10からの要
求を受信する。この要求の受信完了後、S37へ移行
し、サービス提供用の情報の配信要求であれば、その要
求に応じた情報をサービス内容に応じた通信経路で情報
提供端末10に配信したり、あるいは課金情報要求であ
れば、その要求に応じた所定金額の課金情報をビデオテ
ックス網経由で送信する。
要求に対して当該情報提供端末10との接続を行う。接
続完了後、S35へ移行し、情報提供端末10からの要
求を受信する。この要求の受信完了後、S37へ移行
し、サービス提供用の情報の配信要求であれば、その要
求に応じた情報をサービス内容に応じた通信経路で情報
提供端末10に配信したり、あるいは課金情報要求であ
れば、その要求に応じた所定金額の課金情報をビデオテ
ックス網経由で送信する。
【0052】つまり、S37では、カラオケ曲情報の配
信要求であればフリーダイヤルのシステムに基づいて無
料でのカラオケ曲情報の配信が実行される。また、例え
ばカラオケの背景画として用いられる動画像情報の配信
要求であれば、ディジタル通信網を介しての配信が実行
される。そして、天気予報情報やスポーツイベントの開
催情報や交通情報あるいはカラオケの背景画として用い
るための静止画情報の配信が要求された場合には、その
要求に応じた情報をビデオテックス網を介して配信す
る。さらに、課金情報の送信要求であれば、ビデオテッ
クス網を介して課金情報を送信する。
信要求であればフリーダイヤルのシステムに基づいて無
料でのカラオケ曲情報の配信が実行される。また、例え
ばカラオケの背景画として用いられる動画像情報の配信
要求であれば、ディジタル通信網を介しての配信が実行
される。そして、天気予報情報やスポーツイベントの開
催情報や交通情報あるいはカラオケの背景画として用い
るための静止画情報の配信が要求された場合には、その
要求に応じた情報をビデオテックス網を介して配信す
る。さらに、課金情報の送信要求であれば、ビデオテッ
クス網を介して課金情報を送信する。
【0053】こうしてS37でサービス提供用情報の配
信あるいは課金情報の送信が完了したら、S39へ移行
し、情報提供端末10との接続を解除する。接続解除処
理が完了後、S41へ移行して、情報の配信実績及び課
金実績を情報記憶装置53に記録する。
信あるいは課金情報の送信が完了したら、S39へ移行
し、情報提供端末10との接続を解除する。接続解除処
理が完了後、S41へ移行して、情報の配信実績及び課
金実績を情報記憶装置53に記録する。
【0054】この実績記録処理の終了後、S31へ移行
し、上記の処理を繰り返す。なお、上述したように、天
気予報情報やスポーツイベントの開催情報や交通情報あ
るいはカラオケの背景画として用いるための静止画情報
の配信、あるいは課金情報のみの送信の場合にはビデオ
テックス網が利用される。この場合、情報提供端末10
と情報センタ1の通信路の間に存在する料金徴収代行シ
ステム9は、天気予報情報等の配信に際して送信される
課金情報あるいは上記課金情報のみ送信される場合のそ
の課金情報を基に、該当する情報提供端末10の設置事
業者に対して電話料金に上乗せした格好で料金徴収を行
うのである。
し、上記の処理を繰り返す。なお、上述したように、天
気予報情報やスポーツイベントの開催情報や交通情報あ
るいはカラオケの背景画として用いるための静止画情報
の配信、あるいは課金情報のみの送信の場合にはビデオ
テックス網が利用される。この場合、情報提供端末10
と情報センタ1の通信路の間に存在する料金徴収代行シ
ステム9は、天気予報情報等の配信に際して送信される
課金情報あるいは上記課金情報のみ送信される場合のそ
の課金情報を基に、該当する情報提供端末10の設置事
業者に対して電話料金に上乗せした格好で料金徴収を行
うのである。
【0055】この場合の、電話事業者側設備である料金
徴収代行システム9の機能を説明する。上述のように、
情報提供端末10が天気予報情報等を情報センタ1から
配信してもらう場合には、この料金徴収代行システム9
を経由してデータのやり取りを行う。この時、料金徴収
代行システム9は、どの情報提供端末10が情報センタ
1から、どの有料情報を配信されたについての情報を、
データのやり取りの途中に位置する立場から課金実績と
して取得する。この課金実績に基づき、本通信式情報提
供システムでのものとして予め登録されている料金リス
トを参照し、情報提供料金を算出する。
徴収代行システム9の機能を説明する。上述のように、
情報提供端末10が天気予報情報等を情報センタ1から
配信してもらう場合には、この料金徴収代行システム9
を経由してデータのやり取りを行う。この時、料金徴収
代行システム9は、どの情報提供端末10が情報センタ
1から、どの有料情報を配信されたについての情報を、
データのやり取りの途中に位置する立場から課金実績と
して取得する。この課金実績に基づき、本通信式情報提
供システムでのものとして予め登録されている料金リス
トを参照し、情報提供料金を算出する。
【0056】電話事業者は、この算出した情報提供料金
を、有料情報を読み出した情報提供端末10の所有者で
ある情報提供端末設置事業者に対する電話料金請求時に
これに上乗せする形で徴収し、情報提供者である曲デー
タ配信事業者へと渡すサービスを行っている。これ自体
は、NTTで行っているビデオテックスとしてよく知ら
れている。
を、有料情報を読み出した情報提供端末10の所有者で
ある情報提供端末設置事業者に対する電話料金請求時に
これに上乗せする形で徴収し、情報提供者である曲デー
タ配信事業者へと渡すサービスを行っている。これ自体
は、NTTで行っているビデオテックスとしてよく知ら
れている。
【0057】なお、天気予報情報等の配信や課金情報の
みの送信等、ビデオテックス網を介する場合の通信シー
ケンス図で示すと、図4のようになる。図4は、情報提
供端末10と情報センタ1との間での通信シーケンスを
示しており、まず、情報提供端末10がビデオテックス
通信網を介して情報センタ1に対して発呼し、接続でき
た後にパスワードを送信する。情報センタ1ではこのパ
スワードに基づいて端末照合を行い、通信式情報提供シ
ステム内のものとして登録されている端末であれば、照
合正常の旨を返送する。
みの送信等、ビデオテックス網を介する場合の通信シー
ケンス図で示すと、図4のようになる。図4は、情報提
供端末10と情報センタ1との間での通信シーケンスを
示しており、まず、情報提供端末10がビデオテックス
通信網を介して情報センタ1に対して発呼し、接続でき
た後にパスワードを送信する。情報センタ1ではこのパ
スワードに基づいて端末照合を行い、通信式情報提供シ
ステム内のものとして登録されている端末であれば、照
合正常の旨を返送する。
【0058】情報提供端末10はこの照合正常を受信し
て情報センタ1が受付可能状態となって後に、情報配信
要求の送信あるいは課金だけを実行した場合には課金情
報要求の送信を行なう。情報センタ1は、この要求に応
じた情報、つまり天気予報情報及び例えばその情報の対
価としての課金情報、あるいは課金だけ実行する場合に
は所定金額の課金情報を情報提供端末10に送信する。
これを受けて情報提供端末10は情報センタ1との接続
を切断する。
て情報センタ1が受付可能状態となって後に、情報配信
要求の送信あるいは課金だけを実行した場合には課金情
報要求の送信を行なう。情報センタ1は、この要求に応
じた情報、つまり天気予報情報及び例えばその情報の対
価としての課金情報、あるいは課金だけ実行する場合に
は所定金額の課金情報を情報提供端末10に送信する。
これを受けて情報提供端末10は情報センタ1との接続
を切断する。
【0059】以上説明したことから明かなように、本実
施例の通信式情報提供システムによれば、情報提供端末
10は、情報センタ1が蓄積している複数種類の情報の
中から所望のものを選択して配信の要求をすることがで
き、その要求に応じて配信された情報に基づいて、例え
ばカラオケ演奏処理や、天気予報情報の表示等の情報提
供サービスを実行する。
施例の通信式情報提供システムによれば、情報提供端末
10は、情報センタ1が蓄積している複数種類の情報の
中から所望のものを選択して配信の要求をすることがで
き、その要求に応じて配信された情報に基づいて、例え
ばカラオケ演奏処理や、天気予報情報の表示等の情報提
供サービスを実行する。
【0060】ここで、情報センタ1と情報提供端末10
とは、フリーダイヤル、ディジタル通信網、ビデ
オテックス網の3種類の通信経路での通信が可能であ
る。そして、情報センタ1の情報記憶装置53に記憶さ
れている各種情報については、のフリーダイヤルによ
ってカラオケ曲情報が、のディジタル通信網によって
動画像情報が、のビデオテックス網によって天気予報
情報やスポーツイベントの開催情報あるいは交通情報等
のための文字情報あるいはそれら天気予報情報等のため
やカラオケの背景画として用いるための静止画情報が、
それぞれ配信されるようにされている。
とは、フリーダイヤル、ディジタル通信網、ビデ
オテックス網の3種類の通信経路での通信が可能であ
る。そして、情報センタ1の情報記憶装置53に記憶さ
れている各種情報については、のフリーダイヤルによ
ってカラオケ曲情報が、のディジタル通信網によって
動画像情報が、のビデオテックス網によって天気予報
情報やスポーツイベントの開催情報あるいは交通情報等
のための文字情報あるいはそれら天気予報情報等のため
やカラオケの背景画として用いるための静止画情報が、
それぞれ配信されるようにされている。
【0061】情報提供端末10は、これら情報提供のサ
ービス内容と電話番号の対応テーブルをハードディスク
33に備えており、選択されたサービスに対応する電話
番号を対応テーブルより読み出して、情報センタに対し
てアクセスし、情報センタ1においては、アクセスされ
た電話番号に応じて上記〜のどの通信経路での配信
が要求されているのかを判断すると共に、例えばのビ
デオテックス網による配信であれば、天気予報情報なの
かスポーツイベントの開催情報なのか交通情報なのか
等、どの情報が要求されているのかを判断して、対応す
る情報の配信を行なうのである。
ービス内容と電話番号の対応テーブルをハードディスク
33に備えており、選択されたサービスに対応する電話
番号を対応テーブルより読み出して、情報センタに対し
てアクセスし、情報センタ1においては、アクセスされ
た電話番号に応じて上記〜のどの通信経路での配信
が要求されているのかを判断すると共に、例えばのビ
デオテックス網による配信であれば、天気予報情報なの
かスポーツイベントの開催情報なのか交通情報なのか
等、どの情報が要求されているのかを判断して、対応す
る情報の配信を行なうのである。
【0062】したがって、単一の通信経路で複数種類の
情報を全て配信しようとした場合には、その通信経路で
の配信が例えば通信コストや通信速度等の面からも最適
である情報もあれば、その通信経路での配信が非常に不
向きな情報もあるため、両者にとって共に有利となる配
信が実現できなかったが、本実施例では、例えばその情
報の内容に応じて有利となる通信経路を設定しておけ
ば、それぞれについて最も適した通信経路での配信が可
能となる。
情報を全て配信しようとした場合には、その通信経路で
の配信が例えば通信コストや通信速度等の面からも最適
である情報もあれば、その通信経路での配信が非常に不
向きな情報もあるため、両者にとって共に有利となる配
信が実現できなかったが、本実施例では、例えばその情
報の内容に応じて有利となる通信経路を設定しておけ
ば、それぞれについて最も適した通信経路での配信が可
能となる。
【0063】例えば、天気予報情報についてはビデオテ
ックス網で配信しても特に配信に要する時間が長くなる
こともなく適した通信経路と考えられるが、膨大な情報
量である動画像情報についてビデオテックス網で配信し
ようとすると配信時間が非常に長くなってしまう。した
がって、本実施例では、通信速度のもっと大きなディジ
タル通信網を用いることで、配信時間を極力短くするこ
とができ、またディジタル通信網であれば信頼度も高い
ので、好まし。
ックス網で配信しても特に配信に要する時間が長くなる
こともなく適した通信経路と考えられるが、膨大な情報
量である動画像情報についてビデオテックス網で配信し
ようとすると配信時間が非常に長くなってしまう。した
がって、本実施例では、通信速度のもっと大きなディジ
タル通信網を用いることで、配信時間を極力短くするこ
とができ、またディジタル通信網であれば信頼度も高い
ので、好まし。
【0064】なお、情報を配信する場合に、単に配信す
ればよいものもあれば、配信した情報に応じてその対価
等を徴収する必要がある場合もある。例えば、上記実施
例においてはビデオテックス網で配信している天気予報
情報等は有料である。この場合にビデオテックス網を利
用することで、その料金徴収が簡単になる。つまり、料
金徴収を別個に行なうには、例えば人手を介して、情報
提供端末10の所有者等から直接料金を徴収することも
考えられるが、非常に面倒である。そこで、本実施例で
は、この料金徴収をビデオテックス網で行なうことがで
き、非常に便利である。
ればよいものもあれば、配信した情報に応じてその対価
等を徴収する必要がある場合もある。例えば、上記実施
例においてはビデオテックス網で配信している天気予報
情報等は有料である。この場合にビデオテックス網を利
用することで、その料金徴収が簡単になる。つまり、料
金徴収を別個に行なうには、例えば人手を介して、情報
提供端末10の所有者等から直接料金を徴収することも
考えられるが、非常に面倒である。そこで、本実施例で
は、この料金徴収をビデオテックス網で行なうことがで
き、非常に便利である。
【0065】また、上記実施例では、情報提供端末10
が蓄積しているゲームソフト情報を読み出して利用者が
ゲーム遊技を行えるようにされており、そのゲーム遊技
をする場合には有料のサービスとなっている。そして、
そのサービス料を徴収するために、ビデオテックス網を
介して情報センタ1よりサービス料に応じた金額の課金
情報の送信してもらうことによって課金を先に実行した
後、ゲームをプレイすることが可能となるようにしてい
る。なお、このゲームの場合にはゲームをプレイする際
に課金するようにしているが、上述したビデオテックス
網以外で配信する情報についても有料として、その料金
を徴収することが考えられる。例えば、カラオケ曲情報
や動画像情報の配信の際にも、その情報の対価を徴収し
たい場合がある。しかし、例えばディジタル通信網によ
って配信することになっている動画像情報をビデオテッ
クス網で配信すれば、情報配信と併せて課金処理も実行
できるという利点は得られるが、通信時間が非常に長く
なってしまうという別の点での不利益が生じる。
が蓄積しているゲームソフト情報を読み出して利用者が
ゲーム遊技を行えるようにされており、そのゲーム遊技
をする場合には有料のサービスとなっている。そして、
そのサービス料を徴収するために、ビデオテックス網を
介して情報センタ1よりサービス料に応じた金額の課金
情報の送信してもらうことによって課金を先に実行した
後、ゲームをプレイすることが可能となるようにしてい
る。なお、このゲームの場合にはゲームをプレイする際
に課金するようにしているが、上述したビデオテックス
網以外で配信する情報についても有料として、その料金
を徴収することが考えられる。例えば、カラオケ曲情報
や動画像情報の配信の際にも、その情報の対価を徴収し
たい場合がある。しかし、例えばディジタル通信網によ
って配信することになっている動画像情報をビデオテッ
クス網で配信すれば、情報配信と併せて課金処理も実行
できるという利点は得られるが、通信時間が非常に長く
なってしまうという別の点での不利益が生じる。
【0066】そこで、通信時間についての利益(つまり
短時間で送信できるという利益)を優先したい場合に
は、課金機能はないがやはり通信速度の高いディジタル
通信網での配信は譲れない。したがって、料金徴収のた
めの課金処理だけをビデオテックス網で行なうことが考
えられる。
短時間で送信できるという利益)を優先したい場合に
は、課金機能はないがやはり通信速度の高いディジタル
通信網での配信は譲れない。したがって、料金徴収のた
めの課金処理だけをビデオテックス網で行なうことが考
えられる。
【0067】これは、上記ゲームの場合と同じように、
情報センタ1から課金情報を送信してもらうことによっ
て課金を行なうのである。例えば、上記実施例に基づい
て説明すれば、情報提供端末10から情報センタ1に対
して動画像情報の配信を要求すると、まず、その要求さ
れた動画像情報の料金を課金するための課金情報をビデ
オテックス網で情報提供端末10に送信して課金処理を
行った後、ディジタル通信網で動画像情報を配信するよ
うにすることが考えられる。このように、ビデオテック
ス網を介して課金情報を送信することによる課金が完了
したことを条件に、ディジタル通信網を介して動画像情
報の配信を行うようにすれば、いわゆる情報のタダ取り
を防止するのに好ましい。
情報センタ1から課金情報を送信してもらうことによっ
て課金を行なうのである。例えば、上記実施例に基づい
て説明すれば、情報提供端末10から情報センタ1に対
して動画像情報の配信を要求すると、まず、その要求さ
れた動画像情報の料金を課金するための課金情報をビデ
オテックス網で情報提供端末10に送信して課金処理を
行った後、ディジタル通信網で動画像情報を配信するよ
うにすることが考えられる。このように、ビデオテック
ス網を介して課金情報を送信することによる課金が完了
したことを条件に、ディジタル通信網を介して動画像情
報の配信を行うようにすれば、いわゆる情報のタダ取り
を防止するのに好ましい。
【0068】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。例えば、ビデオテック
ス網を介して課金情報を送信することによる課金が完了
したことを条件に、ディジタル通信網を介して動画像情
報の配信を行うようにすれば、いわゆる情報のタダ取り
を防止するのに好ましいことは上述したが、例えば、動
画像情報の配信の後で課金情報を送信するようにしても
よい。この場合、例えば動画像情報はスクランブルをか
けた状態で送信し、このスクランブルを解除するための
暗号解読キーを課金情報と共に後で送信するようにして
もよい。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。例えば、ビデオテック
ス網を介して課金情報を送信することによる課金が完了
したことを条件に、ディジタル通信網を介して動画像情
報の配信を行うようにすれば、いわゆる情報のタダ取り
を防止するのに好ましいことは上述したが、例えば、動
画像情報の配信の後で課金情報を送信するようにしても
よい。この場合、例えば動画像情報はスクランブルをか
けた状態で送信し、このスクランブルを解除するための
暗号解読キーを課金情報と共に後で送信するようにして
もよい。
【図1】 実施例の通信式情報提供システムのブロック
図である。
図である。
【図2】 実施例の情報提供端末のメイン処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】 実施例の情報センタのメイン処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】 実施例におけるビデオテックス網を使用する
場合の通信シーケンス図である。
場合の通信シーケンス図である。
1…情報センタ 5…公衆回線網 7…専用回線 9…料金徴収代行シ
ステム 10…情報提供端末 26…画面表示制御
装置 27…通信制御装置 29…テレビモニタ 31…中央制御装置 32…多目的入力キ
ー 33…ハードディスク 34…画像情報メモ
リ 51…ホストコンピュータ 53…情報記憶装置 55…入力装置 57…通信制御装置 58…料金徴収代行システム通信部
ステム 10…情報提供端末 26…画面表示制御
装置 27…通信制御装置 29…テレビモニタ 31…中央制御装置 32…多目的入力キ
ー 33…ハードディスク 34…画像情報メモ
リ 51…ホストコンピュータ 53…情報記憶装置 55…入力装置 57…通信制御装置 58…料金徴収代行システム通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 15/08 H04N 7/16 C H04N 7/16 7/173 7/173 9466−5K H04L 11/20 C
Claims (6)
- 【請求項1】 複数種類の情報を蓄積している情報セン
タと、 該情報センタが蓄積している複数種類の情報の中から所
望のものを選択するための情報選択手段を有し、その情
報選択手段によって選択された情報を通信網を介して前
記情報センタより配信してもらい、その配信された情報
に基づいて利用者に情報提供サービスを実行し得るよう
にされている情報提供端末とを備える通信式情報提供シ
ステムであって、 前記通信網は、物理的な網構成及び通信プロトコルの内
の少なくともいずれか一つが異なることによって設定さ
れる複数の通信経路を備えており、 前記情報提供端末は、 前記情報選択手段によって選択された情報の種類に基づ
き、該情報を前記情報センタから配信してもらうのに使
用する通信経路を選択する経路選択手段と、 該経路選択手段によって選択された通信経路を介して前
記情報センタと接続する通信網接続手段とを備えたこと
を特徴とする通信式情報提供システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の通信式情報提供システ
ムにおいて、 前記通信網の備える通信経路の少なくとも一つは、その
通信経路を介して情報を配信されることによって、配信
先の情報提供端末に対して課金がなされる課金通信網と
して構成されており、 さらに、前記情報センタは、前記情報提供端末が前記課
金通信網以外の通信経路で情報配信を受けるとき、当該
情報提供端末と課金通信網を介して接続し、該配信され
る情報の対価に相当する課金情報を当該情報提供端末に
対して送信することにより端末に対する課金を実行する
機能を備えることを特徴とする通信式情報提供システ
ム。 - 【請求項3】 請求項1に記載の通信式情報提供システ
ムにおいて、 前記経路選択手段は、前記情報選択手段によって選択さ
れた情報が配信される場合の通信速度及び通信コストの
内の少なくともいずれか一つに基づいて、前記情報セン
タからの情報配信に使用する通信経路を選択するもので
あることを特徴とする通信式情報提供システム。 - 【請求項4】 物理的な網構成及び通信プロトコルの内
の少なくともいずれか一つが異なることによって設定さ
れる複数の通信経路を備えた通信網を介して情報センタ
と接続可能な通信網接続手段と、 該情報センタが蓄積している複数種類の情報の中から所
望のものを選択するための情報選択手段と、 該情報選択手段によって選択された情報の種類に基づ
き、該情報を前記情報センタから配信してもらうのに使
用する通信経路を選択する経路選択手段とを備え、 前記通信網接続手段は、前記経路選択手段によって選択
された通信経路を介して情報センタと接続するように構
成されていることを特徴とする情報提供端末。 - 【請求項5】 請求項4に記載の情報提供端末におい
て、 前記通信網の備える通信経路の一つである課金通信網以
外の通信経路で前記情報センタから情報の配信を受ける
とき、前記通信網接続手段により前記課金通信網を介し
て情報センタと接続し、配信される情報の対価に相当す
る課金情報の送信を要求するように構成されていること
を特徴とする情報提供端末。 - 【請求項6】 請求項4に記載の情報提供端末におい
て、 前記経路選択手段は、前記情報選択手段によって選択さ
れた情報が配信される場合の通信速度及び通信コストの
内の少なくともいずれか一つに基づいて、前記情報セン
タからの情報配信に使用する通信経路を選択するもので
あることを特徴とする情報提供端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7038416A JPH08237395A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 通信式情報提供システム及び情報提供端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7038416A JPH08237395A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 通信式情報提供システム及び情報提供端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08237395A true JPH08237395A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12524712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7038416A Pending JPH08237395A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 通信式情報提供システム及び情報提供端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08237395A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002157525A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-05-31 | Nec Corp | コンテンツ利用料金の課金システム及び方法 |
JP2013211632A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Brother Ind Ltd | 携帯通信端末、通信プログラム、及び情報通信システム |
JP2016033550A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社エクシング | カラオケシステム及びプログラム |
-
1995
- 1995-02-27 JP JP7038416A patent/JPH08237395A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002157525A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-05-31 | Nec Corp | コンテンツ利用料金の課金システム及び方法 |
JP2013211632A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Brother Ind Ltd | 携帯通信端末、通信プログラム、及び情報通信システム |
JP2016033550A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社エクシング | カラオケシステム及びプログラム |
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