JPH08222475A - 厚膜型電子部品の製造方法 - Google Patents
厚膜型電子部品の製造方法Info
- Publication number
- JPH08222475A JPH08222475A JP7023185A JP2318595A JPH08222475A JP H08222475 A JPH08222475 A JP H08222475A JP 7023185 A JP7023185 A JP 7023185A JP 2318595 A JP2318595 A JP 2318595A JP H08222475 A JPH08222475 A JP H08222475A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- thick film
- electronic component
- electrode
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Details Of Resistors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】積層チップコンデンサAのように絶縁基板の表
面に電極等の厚膜を形成した電子部品を製造するにおい
て、1つの装置によって種々の形状・大きさの厚膜を形
成できるようにする。 【構成】インクジェット装置2による噴射により、素材
シートBの表面に、導電性インク3等の厚膜用インクを
内部電極A3等のパターンに塗着し、次いで、素材シー
トBの圧着や切断、焼成、側面電極の形成等の後工程を
行う。
面に電極等の厚膜を形成した電子部品を製造するにおい
て、1つの装置によって種々の形状・大きさの厚膜を形
成できるようにする。 【構成】インクジェット装置2による噴射により、素材
シートBの表面に、導電性インク3等の厚膜用インクを
内部電極A3等のパターンに塗着し、次いで、素材シー
トBの圧着や切断、焼成、側面電極の形成等の後工程を
行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層チップコンデンサ
やチップ抵抗器のように、セラミック製等の絶縁基板の
表面に電極や抵抗膜等の厚膜を形成して成る厚膜電子部
品の製造方法に関するものである。
やチップ抵抗器のように、セラミック製等の絶縁基板の
表面に電極や抵抗膜等の厚膜を形成して成る厚膜電子部
品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】厚膜型電子部品の一例としての積層チッ
プコンデンサAは、図9(d)(e)に示すように、絶
縁性のカバーA1と多数枚の絶縁基板(誘電体基板)A
2とを積層圧着し、各絶縁基板A2の表面に、内部電極
A3を左右側面に交互に露出するようにして形成し、こ
れら絶縁基板A2及びカバーA1から成る積層体の左右
両側面に側面電極A4形成した構造になっている。
プコンデンサAは、図9(d)(e)に示すように、絶
縁性のカバーA1と多数枚の絶縁基板(誘電体基板)A
2とを積層圧着し、各絶縁基板A2の表面に、内部電極
A3を左右側面に交互に露出するようにして形成し、こ
れら絶縁基板A2及びカバーA1から成る積層体の左右
両側面に側面電極A4形成した構造になっている。
【0003】そして、この積層チップコンデンサは、お
およそ次のような工程を経て一度に多数個製造される。
すなわち、 .絶縁基板A2を多数個縦横に整列して連接した状態
の広い面積の未焼成セラミックシート(グリーンシー
ト)Bを絶縁基板A2の層数だけ製作し、各セラミック
シートBの表面における各絶縁基板A2に対応した部位
に、内部電極A3のパターン通りに導電性インク(ペー
スト)を塗着し、次いでインクを乾燥させる。 .各セラミックシートBとセラミック製カバーシート
Cとを重ね合わせて、これらをプレス装置にて加熱しつ
つ圧着することによって広い面積の積層板Dと成す。 .積層板Dを縦横の切断線E,Fに沿って切断するこ
とによって多数のコンデンサ半製品に切り離す。 .多数個のコンデンサを焼成炉に入れて高温で焼成す
る。 .焼成した各コンデンサ半製品の側面を研磨してか
ら、その側面に導電性ペーストを塗着して乾燥すること
によって側面電極A4を形成し、これによってコンデン
サAの完成品と成す。 と言う工程で製造される(これらの工程の外にも、メッ
キや検査、標印の印刷等の他の種々の工程があることは
言うまでもない)。
およそ次のような工程を経て一度に多数個製造される。
すなわち、 .絶縁基板A2を多数個縦横に整列して連接した状態
の広い面積の未焼成セラミックシート(グリーンシー
ト)Bを絶縁基板A2の層数だけ製作し、各セラミック
シートBの表面における各絶縁基板A2に対応した部位
に、内部電極A3のパターン通りに導電性インク(ペー
スト)を塗着し、次いでインクを乾燥させる。 .各セラミックシートBとセラミック製カバーシート
Cとを重ね合わせて、これらをプレス装置にて加熱しつ
つ圧着することによって広い面積の積層板Dと成す。 .積層板Dを縦横の切断線E,Fに沿って切断するこ
とによって多数のコンデンサ半製品に切り離す。 .多数個のコンデンサを焼成炉に入れて高温で焼成す
る。 .焼成した各コンデンサ半製品の側面を研磨してか
ら、その側面に導電性ペーストを塗着して乾燥すること
によって側面電極A4を形成し、これによってコンデン
サAの完成品と成す。 と言う工程で製造される(これらの工程の外にも、メッ
キや検査、標印の印刷等の他の種々の工程があることは
言うまでもない)。
【0004】そして、各セラミックシートBに内部電極
A3のパターンを塗着するに当たって従来は、図10及
び図11に示すように、スクリーンマスク21を使用し
たスクリーン印刷が利用されている。すなわち、内部電
極A3のパターンに応じたパターンのスクリーンマスク
21を用意しておき、台22の上にセラミックシートB
を固定してからその上面にスクリーンマスク21を重ね
合わせて、スクリーンマスク21上にインク(ペース
ト)Gを塗布したのち、スキージ23をスクリーンマス
ク21の上面に当てて移動させることにより、スクリー
ンマスク21のパターンに応じてインクGをセラミック
シートBの表明に塗着するようにしている。
A3のパターンを塗着するに当たって従来は、図10及
び図11に示すように、スクリーンマスク21を使用し
たスクリーン印刷が利用されている。すなわち、内部電
極A3のパターンに応じたパターンのスクリーンマスク
21を用意しておき、台22の上にセラミックシートB
を固定してからその上面にスクリーンマスク21を重ね
合わせて、スクリーンマスク21上にインク(ペース
ト)Gを塗布したのち、スキージ23をスクリーンマス
ク21の上面に当てて移動させることにより、スクリー
ンマスク21のパターンに応じてインクGをセラミック
シートBの表明に塗着するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、積層チップ
コンデンサAには外形寸法や形状、静電容量等が異なる
種々のものがあり、このため積層チップコンデンサAの
種類が異なるとセラミックシートBに塗着する内部電極
A3のパターンも異なることになる(上下相隣接したセ
ラミックシートBにおける内部電極A3のパターンは交
互にずれているから、同じ種類でさえ2種類のスクリー
ンマスク21が必要である)。
コンデンサAには外形寸法や形状、静電容量等が異なる
種々のものがあり、このため積層チップコンデンサAの
種類が異なるとセラミックシートBに塗着する内部電極
A3のパターンも異なることになる(上下相隣接したセ
ラミックシートBにおける内部電極A3のパターンは交
互にずれているから、同じ種類でさえ2種類のスクリー
ンマスク21が必要である)。
【0006】しかるに、従来のようにスクリーン印刷に
よって内部電極A3のパターンをセラミックシートBに
塗着する方法では、1つのスクリーンマスク21で1つ
のパターンしか印刷できないため、多種類の積層チップ
コンデンサAを製造するためには、積層チップコンデン
サの種類の2倍の種類のスクリーンマスク21を用意し
ておかねばならないばかりか、頻繁に交換しなければな
らないため、これらスクリーンマスク21やスキージ2
3の管理に多大の手間がかかると言う問題があった。
よって内部電極A3のパターンをセラミックシートBに
塗着する方法では、1つのスクリーンマスク21で1つ
のパターンしか印刷できないため、多種類の積層チップ
コンデンサAを製造するためには、積層チップコンデン
サの種類の2倍の種類のスクリーンマスク21を用意し
ておかねばならないばかりか、頻繁に交換しなければな
らないため、これらスクリーンマスク21やスキージ2
3の管理に多大の手間がかかると言う問題があった。
【0007】更に、スクリーン印刷法では印刷精度に限
界があり、細かいパターンやシャープな輪郭に印刷する
ことが難しいと言う問題もあった。他方、チップ抵抗器
も、絶縁基板を縦横に多数連接した状態の広い面積のセ
ラミックシートを素材として、これに抵抗膜のパターン
をスクリーン印刷によって塗着してから焼成し、次い
で、セラミックシートを各抵抗器ごとに切断すると言う
工程を経て行うものであるため、積層チップコンデンサ
と同様の問題が生じていた。
界があり、細かいパターンやシャープな輪郭に印刷する
ことが難しいと言う問題もあった。他方、チップ抵抗器
も、絶縁基板を縦横に多数連接した状態の広い面積のセ
ラミックシートを素材として、これに抵抗膜のパターン
をスクリーン印刷によって塗着してから焼成し、次い
で、セラミックシートを各抵抗器ごとに切断すると言う
工程を経て行うものであるため、積層チップコンデンサ
と同様の問題が生じていた。
【0008】本発明は、このような電子部品における厚
膜形成技術の問題点に鑑み成されたもので、1種類の製
造装置で多種類の電子部品の製造に対応できるようにし
た方法を提供することを目的とするものである。
膜形成技術の問題点に鑑み成されたもので、1種類の製
造装置で多種類の電子部品の製造に対応できるようにし
た方法を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、「チップコンデンサやチップ抵抗器等の電子
部品における誘電体基板や絶縁基板を成すセラミックシ
ート等の素材シートの表面に、インクジェット装置で噴
射することにより、導電性インクや抵抗膜用インク等の
厚膜形成用のインクを電極や抵抗膜等の厚膜のパターン
に塗着し、次いで前記インクを乾燥又は焼成して電極や
抵抗膜等の厚膜を形成する」と言う構成にした。
本発明は、「チップコンデンサやチップ抵抗器等の電子
部品における誘電体基板や絶縁基板を成すセラミックシ
ート等の素材シートの表面に、インクジェット装置で噴
射することにより、導電性インクや抵抗膜用インク等の
厚膜形成用のインクを電極や抵抗膜等の厚膜のパターン
に塗着し、次いで前記インクを乾燥又は焼成して電極や
抵抗膜等の厚膜を形成する」と言う構成にした。
【0010】この場合、1枚の素材シートに1台のイン
クジェット装置でインクを塗着しても良いし、一群のイ
ンクジェット装置で1枚の素材シートに一斉にインクを
塗着するようにしても良い。なお、本発明は絶縁基板の
両面に厚膜を形成した電子部品の製法も含むことは言う
までもない。
クジェット装置でインクを塗着しても良いし、一群のイ
ンクジェット装置で1枚の素材シートに一斉にインクを
塗着するようにしても良い。なお、本発明は絶縁基板の
両面に厚膜を形成した電子部品の製法も含むことは言う
までもない。
【0011】
【発明の作用・効果】このように構成すると、インクジ
ェット装置と素材シートとを相対的に移動しつつ、イン
クジェット装置から電極用や抵抗膜用のインクを素材基
板に向けて噴出することにより、素材シートに電極や抵
抗膜等のパターンに応じてインクを塗着することができ
る。
ェット装置と素材シートとを相対的に移動しつつ、イン
クジェット装置から電極用や抵抗膜用のインクを素材基
板に向けて噴出することにより、素材シートに電極や抵
抗膜等のパターンに応じてインクを塗着することができ
る。
【0012】この場合、インクジェット装置の移動方向
や移動量、インクの噴出方向、素材基板の移動等を制御
することにより、素材シートへのインクの塗着箇所や面
積、或いは形状を自由に設定することができるから、1
台又は1群のインクジェット装置によって種々の大きさ
の素材シートに任意のパターンでインクを塗着すること
ができる。
や移動量、インクの噴出方向、素材基板の移動等を制御
することにより、素材シートへのインクの塗着箇所や面
積、或いは形状を自由に設定することができるから、1
台又は1群のインクジェット装置によって種々の大きさ
の素材シートに任意のパターンでインクを塗着すること
ができる。
【0013】このように本発明によると、電子部品の種
類に応じて多種類のインクジェット装置を用意しておく
必要はなく、1台又は1群のインクジェット装置によっ
て種々のパターンの厚膜を素材シートに塗着形成するこ
とができるから、それだけ製造装置の管理に要する手間
を軽減できる効果を有する。また、インクジェット装置
は素材シートに接触することはなく、スクリーン印刷の
ように部材を頻繁に交換する必要はないからメンテナン
スの手間を軽減できる効果も有する。
類に応じて多種類のインクジェット装置を用意しておく
必要はなく、1台又は1群のインクジェット装置によっ
て種々のパターンの厚膜を素材シートに塗着形成するこ
とができるから、それだけ製造装置の管理に要する手間
を軽減できる効果を有する。また、インクジェット装置
は素材シートに接触することはなく、スクリーン印刷の
ように部材を頻繁に交換する必要はないからメンテナン
スの手間を軽減できる効果も有する。
【0014】更に、インクジェット方式によると内部電
極等の厚膜のパターンを高い寸法精度で形成することが
できるから、電子部品の品質を向上することができる効
果も有する。加えて、内部電極や抵抗膜等のパターンの
面積を微細に変更できるから、静電容量や抵抗値等を自
在に設定することもできる。
極等の厚膜のパターンを高い寸法精度で形成することが
できるから、電子部品の品質を向上することができる効
果も有する。加えて、内部電極や抵抗膜等のパターンの
面積を微細に変更できるから、静電容量や抵抗値等を自
在に設定することもできる。
【0015】
【実施例】次に、本発明を積層チップコンデンサAの製
法に適用した実施例を図面に基づいて説明する。先ず、
図1に示すように従来と同様にセラミックシートB(グ
リーンシート)1を多数枚製作し、これら各セラミック
シートBをテーブル1上に載置し、テーブル1をX方向
に間欠的に移動させつつインクジェット装置2をY方向
に往復動させて導電性インク3の微小粒を噴射すること
により、図2に示すような内部電極A3のパターンを印
刷する。なお、インク3には粒径1μm以下の微小な導
体粉末が無数混合されており、これら微粉末が接合する
ことによって全体として導電性が付与される。
法に適用した実施例を図面に基づいて説明する。先ず、
図1に示すように従来と同様にセラミックシートB(グ
リーンシート)1を多数枚製作し、これら各セラミック
シートBをテーブル1上に載置し、テーブル1をX方向
に間欠的に移動させつつインクジェット装置2をY方向
に往復動させて導電性インク3の微小粒を噴射すること
により、図2に示すような内部電極A3のパターンを印
刷する。なお、インク3には粒径1μm以下の微小な導
体粉末が無数混合されており、これら微粉末が接合する
ことによって全体として導電性が付与される。
【0016】インクジェット装置2としては、例えばイ
ンクジェットプリンタに使用される種々の形式のものを
使用することができる。その一例として図3及び図4に
カイザー型のインクジェット装置2を示しており、この
カイザー型のインクジェット装置2は、図3及び図4に
示すようにインクタンク4と多数個のノズル5とを備え
ている。
ンクジェットプリンタに使用される種々の形式のものを
使用することができる。その一例として図3及び図4に
カイザー型のインクジェット装置2を示しており、この
カイザー型のインクジェット装置2は、図3及び図4に
示すようにインクタンク4と多数個のノズル5とを備え
ている。
【0017】各ノズル5の内面には振動板6を張設して
おり、この振動板6を圧電素子7で振動させることによ
り、ノズル5内のインク室4の容積を変化させ、その際
の圧力差によってインク3の微粒子をセラミックシート
Bの表面に噴射するようにしている。圧電素子7には制
御回路にて制御される駆動回路が接続されている。この
場合、振動板6をインク室8内に押し込んでから戻すと
きにインク3の微粒子を噴射するようにした引き打ち法
と、振動板6をインク室8から押し出すときにインク3
の粒子を噴射するようにした押し打ち法とがあるが、精
度の面から引き打ち法が好適である。
おり、この振動板6を圧電素子7で振動させることによ
り、ノズル5内のインク室4の容積を変化させ、その際
の圧力差によってインク3の微粒子をセラミックシート
Bの表面に噴射するようにしている。圧電素子7には制
御回路にて制御される駆動回路が接続されている。この
場合、振動板6をインク室8内に押し込んでから戻すと
きにインク3の微粒子を噴射するようにした引き打ち法
と、振動板6をインク室8から押し出すときにインク3
の粒子を噴射するようにした押し打ち法とがあるが、精
度の面から引き打ち法が好適である。
【0018】前記多数のノズル5は、インクジェット装
置2の移動方向(Y方向)と傾斜した方向に沿って傾斜
状に並んでおり、テーブル1をX方向に間欠的に移動さ
せつつ、テーブル1の停止状態でインクジェット装置2
をY方向に往復動させて各ノズル5からインク3の粒子
を噴射することにより、セラミックシートBの表面に内
部電極A3のパターンでインク3を塗着することができ
る。この場合、テーブル1の移動やインクジェット装置
2の移動、及び各ノズル5からのインク3の噴射を制御
することにより、内部電極A3のパターンを任意の形状
や寸法に設定することができる。
置2の移動方向(Y方向)と傾斜した方向に沿って傾斜
状に並んでおり、テーブル1をX方向に間欠的に移動さ
せつつ、テーブル1の停止状態でインクジェット装置2
をY方向に往復動させて各ノズル5からインク3の粒子
を噴射することにより、セラミックシートBの表面に内
部電極A3のパターンでインク3を塗着することができ
る。この場合、テーブル1の移動やインクジェット装置
2の移動、及び各ノズル5からのインク3の噴射を制御
することにより、内部電極A3のパターンを任意の形状
や寸法に設定することができる。
【0019】このようにしてセラミックシートBの表面
に内部電極A3のパターンを形成したら、インクを乾燥
させ、次いで図8(c)に示すような圧着や切断等の従
来と同様の工程を経て積層チップコンデンサAが製造さ
れる。しかして、1種類のインクジェット装置2によっ
て内部電極A3のパターンを種々に形成できるから、多
数の種類のスクリーンマスクを用意しておかねばならな
い従来の製法に比べて製造装置の管理の手間を著しく軽
減できるのである。また、インクジェット装置2は非接
触式であるから耐久性も高く、従って交換の手間も軽減
できるのである。
に内部電極A3のパターンを形成したら、インクを乾燥
させ、次いで図8(c)に示すような圧着や切断等の従
来と同様の工程を経て積層チップコンデンサAが製造さ
れる。しかして、1種類のインクジェット装置2によっ
て内部電極A3のパターンを種々に形成できるから、多
数の種類のスクリーンマスクを用意しておかねばならな
い従来の製法に比べて製造装置の管理の手間を著しく軽
減できるのである。また、インクジェット装置2は非接
触式であるから耐久性も高く、従って交換の手間も軽減
できるのである。
【0020】また、インクジェット方式によると、内部
電極3のパターンを細かい形状でしかもシャープな輪郭
に形成できる、換言すると高い寸法精度で内部電極A3
のパターンを形成することができるから、積層チップコ
ンデンサAの品質を向上することもでき、また、面積を
微細に変更することで静電容量を自在に設定することが
できる。
電極3のパターンを細かい形状でしかもシャープな輪郭
に形成できる、換言すると高い寸法精度で内部電極A3
のパターンを形成することができるから、積層チップコ
ンデンサAの品質を向上することもでき、また、面積を
微細に変更することで静電容量を自在に設定することが
できる。
【0021】上記の実施例はテーブル1をX方向に移動
させてインクジェット装置2をY方向に移動させるよう
にした場合であったが、図5(a)に示すように、テー
ブル1をX方向とY方向とに移動させてインクジェット
装置2は固定式にしても良いし、図5(b)に示すよう
に、テーブル1を固定式にしてインクジェット装置2を
X方向とY方向とに移動させても良い。
させてインクジェット装置2をY方向に移動させるよう
にした場合であったが、図5(a)に示すように、テー
ブル1をX方向とY方向とに移動させてインクジェット
装置2は固定式にしても良いし、図5(b)に示すよう
に、テーブル1を固定式にしてインクジェット装置2を
X方向とY方向とに移動させても良い。
【0022】本発明において使用できるインクジェット
装置2は上記のようなカイザー式には限らず、他の種々
の形態のものを使用することができる。例えば図6に示
すようなベルダン型を使用することもできる。この図6
ではインクジェット装置のノズル5のみを示しており、
先窄まりのノズル5内にはフィルター9を装着し、ノズ
ル5のうちフィルター9よりも先端寄り部位に圧電素子
7を配置している。圧電素子7は駆動回路10によって
駆動される。
装置2は上記のようなカイザー式には限らず、他の種々
の形態のものを使用することができる。例えば図6に示
すようなベルダン型を使用することもできる。この図6
ではインクジェット装置のノズル5のみを示しており、
先窄まりのノズル5内にはフィルター9を装着し、ノズ
ル5のうちフィルター9よりも先端寄り部位に圧電素子
7を配置している。圧電素子7は駆動回路10によって
駆動される。
【0023】また、図7に示すように空気流を利用した
ビームジェット型のインクジェット装置2を使用しても
良い。図7において11はインクタンク、符号12はイ
ンク室、符号13は空気ポンプであり、インク室12の
前面には複数個のインク吐出口14が穿設されており、
これらインク吐出口14を囲うようにしてケース15を
設けることによって空気室16を形成している。
ビームジェット型のインクジェット装置2を使用しても
良い。図7において11はインクタンク、符号12はイ
ンク室、符号13は空気ポンプであり、インク室12の
前面には複数個のインク吐出口14が穿設されており、
これらインク吐出口14を囲うようにしてケース15を
設けることによって空気室16を形成している。
【0024】また、ケース15には、各インク吐出口1
4に対応して空気吐出口17が開口していると共に、ケ
ース15の表面にはバイアス電極18を配置している。
インク室12はインクタンク11に接続されており、イ
ンクタンク11とインク室12とには空気ポンプ13に
よって圧縮空気が送気される。インク室内12のうち各
インク吐出口14の箇所には制御電極19を設けてい
る。
4に対応して空気吐出口17が開口していると共に、ケ
ース15の表面にはバイアス電極18を配置している。
インク室12はインクタンク11に接続されており、イ
ンクタンク11とインク室12とには空気ポンプ13に
よって圧縮空気が送気される。インク室内12のうち各
インク吐出口14の箇所には制御電極19を設けてい
る。
【0025】この図7においては、インク室12内のイ
ンク3は、空気圧と静電力とによってインク吐出口14
及び空気吐出口17から空気流に乗って液柱状の状態で
噴出し、セラミックシートBの表面に付着する。なお、
ノズル5の並び方向をインクジェット装置2の往復方向
に対して傾斜させることにより、高い密度でインクを塗
着できるようにしている。
ンク3は、空気圧と静電力とによってインク吐出口14
及び空気吐出口17から空気流に乗って液柱状の状態で
噴出し、セラミックシートBの表面に付着する。なお、
ノズル5の並び方向をインクジェット装置2の往復方向
に対して傾斜させることにより、高い密度でインクを塗
着できるようにしている。
【0026】本発明は上記のようなインクジェット装置
2のみでなく、例えばインクをノズルから噴出させ、荷
電電極によってインクに帯電させてから偏向電極によっ
てインクの飛翔方向を制御するようにした荷電制御型な
ど、他の種々の形態のものを使用できる。また、インク
としては、常温では固体で加熱すると液化するものを使
用し、ノズル及びタンクにヒータを設けて、溶融した状
態で噴射するようにしても良いのである。このようにす
ると、インクを迅速に乾燥できる利点がある。
2のみでなく、例えばインクをノズルから噴出させ、荷
電電極によってインクに帯電させてから偏向電極によっ
てインクの飛翔方向を制御するようにした荷電制御型な
ど、他の種々の形態のものを使用できる。また、インク
としては、常温では固体で加熱すると液化するものを使
用し、ノズル及びタンクにヒータを設けて、溶融した状
態で噴射するようにしても良いのである。このようにす
ると、インクを迅速に乾燥できる利点がある。
【0027】更に、1つのテーブルに複数のインクジェ
ット装置2を配置しても良く、このようにすると能率を
向上できる利点がある。この場合、図8に示すように、
多数個のインクジェット装置2を平面視で傾斜状に延び
るように配列し、各インクジェット装置2を一斉に往復
動させても良く、このようにすると、ンクジェット装置
2の幅が大きくても、種々のパターンの内部電極A3を
高能率で形成できる利点がある。
ット装置2を配置しても良く、このようにすると能率を
向上できる利点がある。この場合、図8に示すように、
多数個のインクジェット装置2を平面視で傾斜状に延び
るように配列し、各インクジェット装置2を一斉に往復
動させても良く、このようにすると、ンクジェット装置
2の幅が大きくても、種々のパターンの内部電極A3を
高能率で形成できる利点がある。
【0028】本発明は、積層チップコンデンサAのみで
なく、チップ抵抗器やハイブリッドICのように、絶縁
基板の表面に電極や抵抗膜等の厚膜を形成して成る電子
部品の製造一般に適用できるものである。
なく、チップ抵抗器やハイブリッドICのように、絶縁
基板の表面に電極や抵抗膜等の厚膜を形成して成る電子
部品の製造一般に適用できるものである。
【図1】本発明の実施例の概略を示す斜視図である。
【図2】(a)は図1の方法によって内部電極のパター
ンを塗着したセラミックシートBの斜視図、(b)はイ
ンクの微粒子の塗着状態を示す拡大図である。
ンを塗着したセラミックシートBの斜視図、(b)はイ
ンクの微粒子の塗着状態を示す拡大図である。
【図3】カイザー型のインクジェット装置の原理を示す
部分断面図である。
部分断面図である。
【図4】図3のIV−IV視底面図である。
【図5】インクジェット装置とセラミックシート載置用
テーブルとの移動関係を示す別例図である。
テーブルとの移動関係を示す別例図である。
【図6】他のインクジェット装置の原理を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】更に他のインクジェット装置の原理を示す断面
図である。
図である。
【図8】インクジェット装置の配列状態の別例図であ
る。
る。
【図9】(a)から(d)までは積層チップコンデンサ
の製造工程の概略を示す図、(e)は(d)のe−e視
断面図である。
の製造工程の概略を示す図、(e)は(d)のe−e視
断面図である。
【図10】従来例であるスクリーン印刷法に使用する器
具の斜視図である。
具の斜視図である。
【図11】スクリンーン印刷によってセラミックシート
に内部電極のパターンを印刷している状態の部分断面図
である。
に内部電極のパターンを印刷している状態の部分断面図
である。
A 積層チップコンデンサ A2 絶縁基板 A3 内部電極 1 テーブル 2 インクジェット装置 3 インク 4 インクタンク 5 ノズル 7 圧電素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01G 4/33 7924−5E H01G 4/06 101
Claims (2)
- 【請求項1】チップコンデンサやチップ抵抗器等の電子
部品における誘電体基板や絶縁基板を成すセラミックシ
ート等の素材シートの表面に、インクジェット装置で噴
射することにより、導電性インクや抵抗膜用インク等の
厚膜形成用のインクを電極や抵抗膜等の厚膜のパターン
に塗着し、次いで前記インクを乾燥又は焼成して電極や
抵抗膜等の厚膜を形成することを特徴とする厚膜型電子
部品の製造方法。 - 【請求項2】「請求項1」において、前記厚膜型電子部
品は、表面に内部電極を形成した絶縁基板を複数枚重ね
て圧着して成る積層チップコンデンサであって、前記絶
縁基板を縦横に整列して多数連接した状態の未焼成セラ
ミックシートを多数枚製作し、これら各セラミックシー
トの表面における各絶縁基板に対応した部位に、インク
ジェット装置によって導電性インクを内部電極のパター
ンに塗着し、次いで、積層体をチップコンデンサ単体に
切断する工程、前記複数枚のセラミックシートの圧着や
焼成、側面電極の形成等の後工程を行うことを特徴とす
る厚膜型電子部品としての積層チップコンデンサの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7023185A JPH08222475A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 厚膜型電子部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7023185A JPH08222475A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 厚膜型電子部品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08222475A true JPH08222475A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12103604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7023185A Pending JPH08222475A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 厚膜型電子部品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08222475A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999038176A1 (fr) * | 1998-01-22 | 1999-07-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Encre pour composant electronique, procede de production d'un composant electronique au moyen de cette encre pour composant electronique, et dispositif a jet d'encre |
EP1335393A1 (en) * | 2001-04-20 | 2003-08-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of producing electronic parts, and member for production thereof |
EP1386743A1 (en) * | 2001-05-09 | 2004-02-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ink jet device, ink jet ink, and method of manufacturing electronic component using the device and the ink |
EP1772876A2 (en) * | 2005-10-07 | 2007-04-11 | E.I.Du pont de nemours and company | Trimmable resistor and method of manufacture thereof |
KR100765180B1 (ko) * | 2005-03-11 | 2007-10-15 | 삼성전기주식회사 | 적층 세라믹 콘덴서 및 그 제조 방법 |
JP2009124084A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-04 | Seiko Epson Corp | セラミック多層基板の製造方法 |
JP2009182185A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Seiko Epson Corp | セラミック多層基板の製造方法 |
JP2009182184A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Seiko Epson Corp | セラミック多層基板の製造方法 |
US8178188B2 (en) | 2001-04-20 | 2012-05-15 | Panasonic Corporation | Base layer for manufacturing an electronic component by an etching process |
EP4243043A3 (en) * | 2022-03-09 | 2023-11-08 | Ricoh Company, Ltd. | Electrode, electrochemical element, apparatus for manufacturing electrode, and method of manufacturing electrode |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP7023185A patent/JPH08222475A/ja active Pending
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6979416B2 (en) | 1998-01-22 | 2005-12-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of forming an electronic component using ink |
US6487774B1 (en) | 1998-01-22 | 2002-12-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of forming an electronic component using ink |
WO1999038176A1 (fr) * | 1998-01-22 | 1999-07-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Encre pour composant electronique, procede de production d'un composant electronique au moyen de cette encre pour composant electronique, et dispositif a jet d'encre |
US8507076B2 (en) | 2001-04-20 | 2013-08-13 | Panasonic Corporation | Combination of base layer and ink for inkjet for manufacturing electronic component |
US6855367B2 (en) * | 2001-04-20 | 2005-02-15 | Atsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of producing electronic parts, and member for production thereof |
CN1310259C (zh) * | 2001-04-20 | 2007-04-11 | 松下电器产业株式会社 | 电子元件的制造方法及其制造用材料 |
US8178188B2 (en) | 2001-04-20 | 2012-05-15 | Panasonic Corporation | Base layer for manufacturing an electronic component by an etching process |
EP1335393A1 (en) * | 2001-04-20 | 2003-08-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of producing electronic parts, and member for production thereof |
EP1335393A4 (en) * | 2001-04-20 | 2008-04-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | METHOD FOR PRODUCING ELECTRONIC PARTS, AND ASSOCIATED PRODUCTION ELEMENT |
US8247474B2 (en) | 2001-04-20 | 2012-08-21 | Panasonic Corporation | Method of manufacturing base layer, ink for inkjet and electronic components |
EP1386743A4 (en) * | 2001-05-09 | 2005-11-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | INK JET DEVICE, INK JET INK AND METHOD OF MANUFACTURING AN ELECTRONIC COMPONENT COMPRISING SUCH A DEVICE AND SUCH INK |
EP1386743A1 (en) * | 2001-05-09 | 2004-02-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ink jet device, ink jet ink, and method of manufacturing electronic component using the device and the ink |
US7097287B2 (en) | 2001-05-09 | 2006-08-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ink jet device, ink jet ink, and method of manufacturing electronic component using the device and the ink |
KR100765180B1 (ko) * | 2005-03-11 | 2007-10-15 | 삼성전기주식회사 | 적층 세라믹 콘덴서 및 그 제조 방법 |
EP1772876A3 (en) * | 2005-10-07 | 2007-10-03 | E.I.Du pont de nemours and company | Trimmable resistor and method of manufacture thereof |
EP1772876A2 (en) * | 2005-10-07 | 2007-04-11 | E.I.Du pont de nemours and company | Trimmable resistor and method of manufacture thereof |
JP2009124084A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-04 | Seiko Epson Corp | セラミック多層基板の製造方法 |
JP2009182184A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Seiko Epson Corp | セラミック多層基板の製造方法 |
JP2009182185A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Seiko Epson Corp | セラミック多層基板の製造方法 |
EP4243043A3 (en) * | 2022-03-09 | 2023-11-08 | Ricoh Company, Ltd. | Electrode, electrochemical element, apparatus for manufacturing electrode, and method of manufacturing electrode |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6487774B1 (en) | Method of forming an electronic component using ink | |
JPH11274671A (ja) | 電気回路、その製造方法および電気回路製造装置 | |
JPH08222475A (ja) | 厚膜型電子部品の製造方法 | |
JP2003231263A (ja) | 圧電トランスデューサの製造方法 | |
CN101415560B (zh) | 液体喷出装置 | |
JPH09232174A (ja) | 積層型セラミック電子部品およびその製造方法 | |
JP2004096068A (ja) | 圧電素子、圧電アクチュエータ、及び、液体噴射ヘッド | |
US7915996B2 (en) | Electronic component and method for producing the same | |
US20190080847A1 (en) | Methods and systems for increasing surface area of multilayer ceramic capacitors | |
EP0734865A2 (en) | Ink jet print head | |
JP4183020B2 (ja) | 電子部品及びその製造方法 | |
KR100927364B1 (ko) | 패턴 형성 방법, 액적 토출 장치, 회로 기판 및 다층 기판 | |
JP2005191059A (ja) | 電気回路の形成方法、電気回路製造装置 | |
JP5850691B2 (ja) | 配線基板の製造方法 | |
JP2021111661A (ja) | 電子部品の製造方法 | |
JPH06198895A (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
CN111564313B (zh) | 一种多层片式瓷介电容器生坯成型系统及方法 | |
JPH08118619A (ja) | インクジェット記録ヘッド | |
JP2001054946A (ja) | インクジェットヘッド | |
JP4492128B2 (ja) | インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録装置 | |
JP2006086531A (ja) | プリント回路の製造方法 | |
JPS59112685A (ja) | 電子回路板の製造方法 | |
JPH06206317A (ja) | インクジェットヘッドの製造方法 | |
JP3747775B2 (ja) | インクジェットプリンタのヘッドの製造方法 | |
JP2019162762A (ja) | 液体吐出装置 |