JPH08221215A - 外部記憶制御装置 - Google Patents
外部記憶制御装置Info
- Publication number
- JPH08221215A JPH08221215A JP7027965A JP2796595A JPH08221215A JP H08221215 A JPH08221215 A JP H08221215A JP 7027965 A JP7027965 A JP 7027965A JP 2796595 A JP2796595 A JP 2796595A JP H08221215 A JPH08221215 A JP H08221215A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory
- bank
- management unit
- control information
- cache
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims abstract description 95
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 230000007850 degeneration Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000013024 troubleshooting Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メモリ部を管理するメモリ管理部24がメモ
リを使用するメモリ使用部に、バンクの状態を通知する
ことで、バンク縮退時の障害を防止することを目的とす
る。 【構成】 メモリ26、27a、27b、28を供給電
源4a、4bの異なる領域で分けた複数のバンクと、前
記メモリの管理を行うメモリ管理部24とを備え、メモ
リ部の二重化を行う外部記憶制御装置において、バンク
のいずれかが縮退している場合、メモリ管理部24が、
メモリを使用するメモリ使用部21へ、バンクの状態を
通知する。
リを使用するメモリ使用部に、バンクの状態を通知する
ことで、バンク縮退時の障害を防止することを目的とす
る。 【構成】 メモリ26、27a、27b、28を供給電
源4a、4bの異なる領域で分けた複数のバンクと、前
記メモリの管理を行うメモリ管理部24とを備え、メモ
リ部の二重化を行う外部記憶制御装置において、バンク
のいずれかが縮退している場合、メモリ管理部24が、
メモリを使用するメモリ使用部21へ、バンクの状態を
通知する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部記憶装置に同期さ
せることなく、キャッシュ上にユーザデータを書き込む
ことで、ホストに正常終了を通知する高速書き込み機能
を有する外部記憶制御装置に関する。
せることなく、キャッシュ上にユーザデータを書き込む
ことで、ホストに正常終了を通知する高速書き込み機能
を有する外部記憶制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の外部記憶制御装置は、高速書き込
み機能を不揮発性メモリの具備と、供給電源の分離で実
現している。そして、外部記憶制御装置では、電源断時
のデータ喪失を防ぐために、ユーザデータはキャッシュ
メモリと不揮発性メモリの両方に同時に書き込まれ、ま
た、データの内容、開始場所などのユーザデータの正当
性を示す制御情報は、不揮発性メモリ上のデータを外部
記憶装置に書き戻す等のため重要であるので、供給電源
の異なる不揮発性メモリに同時に書き込むことにより、
二重化が図られている。
み機能を不揮発性メモリの具備と、供給電源の分離で実
現している。そして、外部記憶制御装置では、電源断時
のデータ喪失を防ぐために、ユーザデータはキャッシュ
メモリと不揮発性メモリの両方に同時に書き込まれ、ま
た、データの内容、開始場所などのユーザデータの正当
性を示す制御情報は、不揮発性メモリ上のデータを外部
記憶装置に書き戻す等のため重要であるので、供給電源
の異なる不揮発性メモリに同時に書き込むことにより、
二重化が図られている。
【0003】以降、同じ電源をもつメモリ空間をバンク
と呼ぶ、従って異なる電源をもつメモリ空間はバンクが
異なることになる。この制御情報の二重化は、管理の容
易性、障害追跡の容易性を考慮し、例えば一方のアドレ
スに一定値を加算する等で、一方のアドレスを求めるだ
けで他方のアドレスを求めることができるかたちを取っ
ている。
と呼ぶ、従って異なる電源をもつメモリ空間はバンクが
異なることになる。この制御情報の二重化は、管理の容
易性、障害追跡の容易性を考慮し、例えば一方のアドレ
スに一定値を加算する等で、一方のアドレスを求めるだ
けで他方のアドレスを求めることができるかたちを取っ
ている。
【0004】一方のバンクが何らかの原因で、縮退して
いる(故障や電源がおちている)場合に、それに気づか
ず、両方のバンクに同時に書き込みを実行すると、エラ
ーが発生していた。
いる(故障や電源がおちている)場合に、それに気づか
ず、両方のバンクに同時に書き込みを実行すると、エラ
ーが発生していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の制御情報の
二重化を行うものにおいては、一方のバンクが何らかの
原因で縮退している場合に、気づかずに、両方のバンク
に、同時に書き込みを実行するとエラーが発生する。こ
れにより、上位装置と切り離されこの外部記憶装置が使
用できなくなることがあった。
二重化を行うものにおいては、一方のバンクが何らかの
原因で縮退している場合に、気づかずに、両方のバンク
に、同時に書き込みを実行するとエラーが発生する。こ
れにより、上位装置と切り離されこの外部記憶装置が使
用できなくなることがあった。
【0006】本発明は、メモリ部であるキャッシュ・リ
ソース(資源)を管理するキャッシュ管理部がバンクの
状態を常に管理し、制御情報の更新を行うモジュール
へ、その状態を通知することで、バンク縮退時の障害を
防止することを目的とする。
ソース(資源)を管理するキャッシュ管理部がバンクの
状態を常に管理し、制御情報の更新を行うモジュール
へ、その状態を通知することで、バンク縮退時の障害を
防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理説
明図であり、図1中、1は上位装置、4a、4bは電
源、20は外部記憶制御装置、21はチャネルアダプ
タ、22はデバイスアダプタ、24はメモリ管理部(キ
ャッシュ管理部)、26はキャッシュメモリ、27a、
27bは制御情報格納部、28は不揮発性メモリ(NV
S)、30は外部記憶装置を示す。
明図であり、図1中、1は上位装置、4a、4bは電
源、20は外部記憶制御装置、21はチャネルアダプ
タ、22はデバイスアダプタ、24はメモリ管理部(キ
ャッシュ管理部)、26はキャッシュメモリ、27a、
27bは制御情報格納部、28は不揮発性メモリ(NV
S)、30は外部記憶装置を示す。
【0008】本発明は、上記従来例の課題を解決するた
め、次のように構成した。 (1)メモリ26、27a、27b、28を供給電源4
a、4bの異なる領域で分けた複数のバンクと、前記メ
モリの管理を行うメモリ管理部24とを備え、前記メモ
リの二重化を行う外部記憶制御装置20において、前記
バンクのいずれかが縮退している場合、前記メモリ管理
部24が、前記メモリを使用するメモリ使用部21へ、
前記バンクの状態を通知する。
め、次のように構成した。 (1)メモリ26、27a、27b、28を供給電源4
a、4bの異なる領域で分けた複数のバンクと、前記メ
モリの管理を行うメモリ管理部24とを備え、前記メモ
リの二重化を行う外部記憶制御装置20において、前記
バンクのいずれかが縮退している場合、前記メモリ管理
部24が、前記メモリを使用するメモリ使用部21へ、
前記バンクの状態を通知する。
【0009】(2)メモリ26、27a、27b、28
を供給電源4a、4bの異なる領域で分けた複数のバン
クと、前記メモリの管理を行うキャッシュ管理部24と
を備え、制御情報格納部27a、27bの二重化を行う
外部記憶制御装置において、前記バンクのいずれかが縮
退している場合、前記キャッシュ管理部24が、前記メ
モリを使用するチャネルアダプタに、前記バンクの状態
を通知する。
を供給電源4a、4bの異なる領域で分けた複数のバン
クと、前記メモリの管理を行うキャッシュ管理部24と
を備え、制御情報格納部27a、27bの二重化を行う
外部記憶制御装置において、前記バンクのいずれかが縮
退している場合、前記キャッシュ管理部24が、前記メ
モリを使用するチャネルアダプタに、前記バンクの状態
を通知する。
【0010】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を説明する。外
部記憶制御装置20の、異なるバンクに同時に情報を書
き込むことにより二重化を行うものにおいて、前記バン
クのいずれかが縮退している場合、メモリ管理部24
が、前記メモリを使用するメモリ使用部21へ使用でき
るバンクを通知する。これにより、メモリ使用部21
は、正常なバンクのみで更新処理を行う。このため、書
き込みエラーの発生を防止することができる。
部記憶制御装置20の、異なるバンクに同時に情報を書
き込むことにより二重化を行うものにおいて、前記バン
クのいずれかが縮退している場合、メモリ管理部24
が、前記メモリを使用するメモリ使用部21へ使用でき
るバンクを通知する。これにより、メモリ使用部21
は、正常なバンクのみで更新処理を行う。このため、書
き込みエラーの発生を防止することができる。
【0011】また、外部記憶制御装置20の、異なるバ
ンクである制御情報格納部27aと制御情報格納部27
bに同時に制御情報を書き込むことにより二重化を行う
ものにおいて、前記バンクのいずれかが縮退している場
合、キャッシュ管理部24がメモリを使用するチャネル
アダプタ21に使用できる前記バンクを通知する。これ
により、チャネルアダプタ21は正常なバンクのみで制
御情報の更新処理を行うことができ、バンク縮退時にお
いても制御情報の書き込みエラーの発生を防止すること
ができる。
ンクである制御情報格納部27aと制御情報格納部27
bに同時に制御情報を書き込むことにより二重化を行う
ものにおいて、前記バンクのいずれかが縮退している場
合、キャッシュ管理部24がメモリを使用するチャネル
アダプタ21に使用できる前記バンクを通知する。これ
により、チャネルアダプタ21は正常なバンクのみで制
御情報の更新処理を行うことができ、バンク縮退時にお
いても制御情報の書き込みエラーの発生を防止すること
ができる。
【0012】
【実施例】図2、図3は本発明の実施例を示した図であ
り、以下、図面に基づいて実施例を説明する。
り、以下、図面に基づいて実施例を説明する。
【0013】§1:外部磁気ディスク制御装置の説明 図2は外部磁気ディスク制御装置の説明図である。図2
において、上位装置(ホスト)1は、複数のチャネルを
もち、外部磁気ディスク制御装置2を介して磁気ディス
ク装置3にデータのリード/ライトを行うものである。
において、上位装置(ホスト)1は、複数のチャネルを
もち、外部磁気ディスク制御装置2を介して磁気ディス
ク装置3にデータのリード/ライトを行うものである。
【0014】磁気ディスク制御装置2は、内部に複数の
モジュールをもち、上位装置1と外部磁気ディスク装置
3間のデータ転送の制御を行うものである。外部磁気デ
ィスク装置3は、外部記憶装置(DASD)である。
モジュールをもち、上位装置1と外部磁気ディスク装置
3間のデータ転送の制御を行うものである。外部磁気デ
ィスク装置3は、外部記憶装置(DASD)である。
【0015】外部磁気ディスク制御装置2には、複数の
モジュールであるチャネルアダプタ(CA)21a、2
1b、デバイスアダプタ(DA)22a、22b、サー
ビスアダプタ(SA)23a、23b、キャッシュ管理
部(CFE:キャッシュファンクションエンジン)2
4、資源管理部(RM:リソースマネージャ)25、キ
ャッシュメモリ26a、26b、制御情報格納部27
a、27b、不揮発性メモリ(NVS)28a、28
b、ハードディスク29a、29bが設けてある。
モジュールであるチャネルアダプタ(CA)21a、2
1b、デバイスアダプタ(DA)22a、22b、サー
ビスアダプタ(SA)23a、23b、キャッシュ管理
部(CFE:キャッシュファンクションエンジン)2
4、資源管理部(RM:リソースマネージャ)25、キ
ャッシュメモリ26a、26b、制御情報格納部27
a、27b、不揮発性メモリ(NVS)28a、28
b、ハードディスク29a、29bが設けてある。
【0016】この外部磁気ディスク制御装置2には、二
重化のためグループ0とグループ1があり、キャッシュ
管理部24と資源管理部25とメモリ(キャッシュメモ
リ26a、26b、制御情報格納部27a、27b、不
揮発性メモリ28a、28b)は、各グループ共通とな
っている。
重化のためグループ0とグループ1があり、キャッシュ
管理部24と資源管理部25とメモリ(キャッシュメモ
リ26a、26b、制御情報格納部27a、27b、不
揮発性メモリ28a、28b)は、各グループ共通とな
っている。
【0017】各グループ内には、モジュール間を接続す
るバス(BUS)と保守用のコマンド転送に使用される
システムバス(S−BUS)が設けてある。チャネルア
ダプタ21a、21bは、上位装置1のそれぞれのチャ
ネルからデータを受け取り、それをメモリに書き込んだ
り、制御情報を更新するモジュールである。
るバス(BUS)と保守用のコマンド転送に使用される
システムバス(S−BUS)が設けてある。チャネルア
ダプタ21a、21bは、上位装置1のそれぞれのチャ
ネルからデータを受け取り、それをメモリに書き込んだ
り、制御情報を更新するモジュールである。
【0018】デバイスアダプタ22a、22bは、外部
磁気ディスク装置3とメモリとのデータ転送等を行うモ
ジュールである。サービスアダプタ23a、23bは、
保守用のアダプタであり、メモリ等のリソースの縮退を
検出、管理するモジュールである。
磁気ディスク装置3とメモリとのデータ転送等を行うモ
ジュールである。サービスアダプタ23a、23bは、
保守用のアダプタであり、メモリ等のリソースの縮退を
検出、管理するモジュールである。
【0019】キャッシュ管理部24は、キャッシュメモ
リ26a、26b、不揮発性メモリ28a、28b、制
御情報格納部27a、27bを管理し、これらのアドレ
スをチャネルアダプタ21a、21b等に通知するモジ
ュールである。
リ26a、26b、不揮発性メモリ28a、28b、制
御情報格納部27a、27bを管理し、これらのアドレ
スをチャネルアダプタ21a、21b等に通知するモジ
ュールである。
【0020】資源管理部25は、外部磁気ディスク制御
装置2全体の資源管理を行うモジュールである。キャッ
シュメモリ26a、26bは、電源断時にデータが喪失
する揮発性メモリであり、このキャッシュメモリ上のデ
ータの更新を行うことで高速処理が行えるものである。
そして、キャッシュメモリ26aは通常時の電源(1)
4aから電力供給されており、キャッシュメモリ26b
は電源(2)4bから電力供給されている。
装置2全体の資源管理を行うモジュールである。キャッ
シュメモリ26a、26bは、電源断時にデータが喪失
する揮発性メモリであり、このキャッシュメモリ上のデ
ータの更新を行うことで高速処理が行えるものである。
そして、キャッシュメモリ26aは通常時の電源(1)
4aから電力供給されており、キャッシュメモリ26b
は電源(2)4bから電力供給されている。
【0021】制御情報格納部27a、27bは、制御情
報を記憶するためのバッテリバックアップされたメモリ
である不揮発性メモリであり、制御情報格納部27a
は、通常時の電源(1)から電力が供給され、制御情報
格納部27bは、電源(2)から電力が供給されてい
る。また、二重化される制御情報は、制御情報格納部2
7aのアドレスに、例えば一定値を加算する等で、制御
情報格納部27bのアドレスが求めることができるよう
になっている。
報を記憶するためのバッテリバックアップされたメモリ
である不揮発性メモリであり、制御情報格納部27a
は、通常時の電源(1)から電力が供給され、制御情報
格納部27bは、電源(2)から電力が供給されてい
る。また、二重化される制御情報は、制御情報格納部2
7aのアドレスに、例えば一定値を加算する等で、制御
情報格納部27bのアドレスが求めることができるよう
になっている。
【0022】不揮発性メモリ28a、28bは、バッテ
リバックアップされたメモリであり、不揮発性メモリ2
8aは、電源(1)から電力が供給され、不揮発性メモ
リ28bは、電源(2)から電力が供給されている。
リバックアップされたメモリであり、不揮発性メモリ2
8aは、電源(1)から電力が供給され、不揮発性メモ
リ28bは、電源(2)から電力が供給されている。
【0023】ハードディスク29a、29bは、それぞ
れサービスアダプタ23aと23bの立上げ時に使用す
るための情報を格納するものである。電源4a、4b
は、それぞれ異なる通常時の電源であり、電源(1)
は、キャッシュメモリ26a、制御情報格納部27a、
不揮発性メモリ28aに電力を供給し、電源(2)は、
キャッシュメモリ26b、制御情報格納部27b、不揮
発性メモリ28bに電力を供給するものである。従って
このメモリは、2つのバンクがあり、図2のメモリで右
側をバンク1、左側をバンク0とする。
れサービスアダプタ23aと23bの立上げ時に使用す
るための情報を格納するものである。電源4a、4b
は、それぞれ異なる通常時の電源であり、電源(1)
は、キャッシュメモリ26a、制御情報格納部27a、
不揮発性メモリ28aに電力を供給し、電源(2)は、
キャッシュメモリ26b、制御情報格納部27b、不揮
発性メモリ28bに電力を供給するものである。従って
このメモリは、2つのバンクがあり、図2のメモリで右
側をバンク1、左側をバンク0とする。
【0024】なお、SSPは、メモリにアクセスする時
に使用されるポートである。 §2:高速書き込み機能の説明 外部磁気ディスク制御装置2は、データを外部磁気ディ
スク装置3にリード/ライトする際に、処理速度をあげ
る必要がある。このため、外部磁気ディスク制御装置2
は、キャッシュメモリ26a、26b及び不揮発性メモ
リ28a、28bに同時にデータを書き込むことで上位
装置1に正常終了を通知する高速書き込み方式がある。
に使用されるポートである。 §2:高速書き込み機能の説明 外部磁気ディスク制御装置2は、データを外部磁気ディ
スク装置3にリード/ライトする際に、処理速度をあげ
る必要がある。このため、外部磁気ディスク制御装置2
は、キャッシュメモリ26a、26b及び不揮発性メモ
リ28a、28bに同時にデータを書き込むことで上位
装置1に正常終了を通知する高速書き込み方式がある。
【0025】このような、高速書き込み機能は、電源断
時のデータ喪失を防ぐために、ユーザデータは、キャッ
シュメモリ26a又は26bと不揮発性メモリ28a、
又は28bに同時に書き込まれ、また、このユーザデー
タの正常性を保証する制御情報は、供給電源の異なる
(バンクの異なる)不揮発性のメモリである制御情報格
納部27aと制御情報格納部27bに同時に書き込まれ
ることにより、二重化が図られている。
時のデータ喪失を防ぐために、ユーザデータは、キャッ
シュメモリ26a又は26bと不揮発性メモリ28a、
又は28bに同時に書き込まれ、また、このユーザデー
タの正常性を保証する制御情報は、供給電源の異なる
(バンクの異なる)不揮発性のメモリである制御情報格
納部27aと制御情報格納部27bに同時に書き込まれ
ることにより、二重化が図られている。
【0026】一方のバンクが何らかの原因で、縮退して
いる場合には、両方のバンクに同時に書き込みを行わな
いように、モジュール間通信により通知を行うものであ
る。以下、高速書き込みの動作を図3により説明する。
いる場合には、両方のバンクに同時に書き込みを行わな
いように、モジュール間通信により通知を行うものであ
る。以下、高速書き込みの動作を図3により説明する。
【0027】1)バンクが正常時の高速書き込みフロー 図3(a)は、バンクが正常時のフローである。以下、
バンクが正常時のフローを図3(a)の番号〜に従
って説明する。
バンクが正常時のフローを図3(a)の番号〜に従
って説明する。
【0028】1つのチャネルアダプタ(CA)21a
が上位装置1からユーザデータの書き込み要求を受理す
る。 ユーザデータの書き込み要求を受理したチャネルアダ
プタ21aは、キャッシュ管理部(CFE)24に高速
書き込みを行うためのキャッシュメモリ26a、26
b、不揮発性メモリ28a、28b、制御情報格納部2
7a、27bのアドレスを要求する。
が上位装置1からユーザデータの書き込み要求を受理す
る。 ユーザデータの書き込み要求を受理したチャネルアダ
プタ21aは、キャッシュ管理部(CFE)24に高速
書き込みを行うためのキャッシュメモリ26a、26
b、不揮発性メモリ28a、28b、制御情報格納部2
7a、27bのアドレスを要求する。
【0029】前記高速書き込みを行うためのアドレス
要求を受けたキャッシュ管理部24は、前記チャネルア
ダプタ21aへ要求されたアドレスを通知する。この
時、メモリ部は正常であるので、バンク0とバンク1の
両方が使用できることも通知される。
要求を受けたキャッシュ管理部24は、前記チャネルア
ダプタ21aへ要求されたアドレスを通知する。この
時、メモリ部は正常であるので、バンク0とバンク1の
両方が使用できることも通知される。
【0030】前記キャッシュ管理部24から通知を受
けたチャネルアダプタ21aは、ユーザデータをキャッ
シュメモリ26aと不揮発性メモリ28aに同時に書き
込む、高速書き込みにて処理する。
けたチャネルアダプタ21aは、ユーザデータをキャッ
シュメモリ26aと不揮発性メモリ28aに同時に書き
込む、高速書き込みにて処理する。
【0031】また、前記チャネルアダプタ21aは、
制御情報をバンク0とバンク1の両方(制御情報格納部
27aと27b)に書き込む。 前記チャネルアダプタ21aは、上位装置1に正常終
了を通知する。
制御情報をバンク0とバンク1の両方(制御情報格納部
27aと27b)に書き込む。 前記チャネルアダプタ21aは、上位装置1に正常終
了を通知する。
【0032】なお、外部磁気ディスク装置3へは、デバ
イスアダプタ22aが不揮発性メモリ28aから書き込
むことになる。 2)バンク縮退発生時の高速書き込みフロー 図3(b)は、バンク縮退発生時のフローである。以
下、バンク1の縮退発生時のフローを図3(b)の番号
〜に従って説明する。
イスアダプタ22aが不揮発性メモリ28aから書き込
むことになる。 2)バンク縮退発生時の高速書き込みフロー 図3(b)は、バンク縮退発生時のフローである。以
下、バンク1の縮退発生時のフローを図3(b)の番号
〜に従って説明する。
【0033】バンク1に縮退が発生すると、この縮退
がシステムバス(S−BUS)を通してサービスアダプ
タ(SA)23a、23bに通知される。 バンク1の縮退は、サービスアダプタ23a又は23
bからキャッシュ管理部24に通知される。
がシステムバス(S−BUS)を通してサービスアダプ
タ(SA)23a、23bに通知される。 バンク1の縮退は、サービスアダプタ23a又は23
bからキャッシュ管理部24に通知される。
【0034】1つのチャネルアダプタ21aが上位装
置1からユーザデータの書き込み要求を受理する。 ユーザデータの書き込み要求を受理したチャネルアダ
プタ21aは、キャッシュ管理部24に高速書き込みを
行うためのキャッシュ管理メモリ26a、26b、不揮
発性メモリ28a、28b、制御情報格納部27a、2
7bのアドレスを要求する。
置1からユーザデータの書き込み要求を受理する。 ユーザデータの書き込み要求を受理したチャネルアダ
プタ21aは、キャッシュ管理部24に高速書き込みを
行うためのキャッシュ管理メモリ26a、26b、不揮
発性メモリ28a、28b、制御情報格納部27a、2
7bのアドレスを要求する。
【0035】前記高速書き込みを行うためのアドレス
要求を受けたキャッシュ管理部24は、前記チャネルア
ダプタ21aへ要求されたアドレスを通知する。この時
に同時に、バンク0のみが使用できることを通知する。
要求を受けたキャッシュ管理部24は、前記チャネルア
ダプタ21aへ要求されたアドレスを通知する。この時
に同時に、バンク0のみが使用できることを通知する。
【0036】前記キャッシュ管理部24から通知を受
けたチャネルアダプタ21aは、ユーザデータをキャッ
シュメモリ26aと不揮発性メモリ28aに同時に書き
込む、高速書き込みにて処理する。
けたチャネルアダプタ21aは、ユーザデータをキャッ
シュメモリ26aと不揮発性メモリ28aに同時に書き
込む、高速書き込みにて処理する。
【0037】また、前記チャネルアダプタ21aは、
制御情報をバンク0の制御情報格納部27aのみで更新
する。 前記チャネルアダプタ21aは、上位装置1に正常終
了を通知する。
制御情報をバンク0の制御情報格納部27aのみで更新
する。 前記チャネルアダプタ21aは、上位装置1に正常終
了を通知する。
【0038】なお、外部磁気ディスク装置3へは、デバ
イスアダプタ22aが不揮発性メモリ28aから書き込
むことになる。また、前記実施例では、外部磁気ディス
ク制御装置について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、光ディスク、磁気テープ等の外部記
憶制御装置に適用することができる。さらに、ユーザデ
ータを異なるバンクに書き込むようにすることもでき
る。
イスアダプタ22aが不揮発性メモリ28aから書き込
むことになる。また、前記実施例では、外部磁気ディス
ク制御装置について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、光ディスク、磁気テープ等の外部記
憶制御装置に適用することができる。さらに、ユーザデ
ータを異なるバンクに書き込むようにすることもでき
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果がある。 (1)異なるバンクのいずれかが縮退している場合に、
メモリを使用するモジュールに、バンクの状態を通知す
るので、縮退しているバンクに書き込むことを防ぐこと
ができ、書き込みエラーの発生を防止することができ
る。
ような効果がある。 (1)異なるバンクのいずれかが縮退している場合に、
メモリを使用するモジュールに、バンクの状態を通知す
るので、縮退しているバンクに書き込むことを防ぐこと
ができ、書き込みエラーの発生を防止することができ
る。
【0040】(2)異なるバンクのいずれかが縮退して
いる場合に、キャッシュ管理部24がメモリを使用する
チャネルアダプタ21に、バンクの状態を通知するの
で、縮退している制御情報格納部へ制御情報を書き込む
ことを防ぐことができ、高速書き込み制御方式を維持し
たまま、バンク縮退時においても制御情報の書き込みエ
ラーの発生を防止することができる。
いる場合に、キャッシュ管理部24がメモリを使用する
チャネルアダプタ21に、バンクの状態を通知するの
で、縮退している制御情報格納部へ制御情報を書き込む
ことを防ぐことができ、高速書き込み制御方式を維持し
たまま、バンク縮退時においても制御情報の書き込みエ
ラーの発生を防止することができる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例における外部磁気ディスク制御装置の説
明図である。
明図である。
【図3】実施例における高速書き込み動作の説明図であ
る。
る。
1 上位装置 4a、4b 電源 21 チャネルアダプタ 22 デバイスアダプタ 24 メモリ管理部(キャッシュ管理部) 26 キャッシュメモリ 27a、27b 制御情報格納部 28 不揮発性メモリ 30 外部記憶装置
Claims (2)
- 【請求項1】 メモリを供給電源の異なる領域で分けた
複数のバンクと、 前記メモリの管理を行うメモリ管理部とを備え、 前記メモリの二重化を行う外部記憶制御装置において、 前記バンクのいずれかが縮退している場合、 前記メモリ管理部が、前記メモリを使用するメモリ使用
部へ、前記バンクの状態を通知することを特徴とした外
部記憶制御装置。 - 【請求項2】 メモリを供給電源の異なる領域で分けた
複数のバンクと、 前記メモリの管理を行うキャッシュ管理部とを備え、 前記メモリの制御情報の二重化を行う外部記憶制御装置
において、 前記バンクのいずれかが縮退している場合、前記キャッ
シュ管理部が、前記メモリを使用するチャネルアダプタ
に、前記バンクの状態を通知することを特徴とした外部
記憶制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7027965A JPH08221215A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 外部記憶制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7027965A JPH08221215A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 外部記憶制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08221215A true JPH08221215A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12235613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7027965A Pending JPH08221215A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 外部記憶制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08221215A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001166993A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-22 | Hitachi Ltd | 記憶制御装置およびキャッシュメモリの制御方法 |
US6883069B2 (en) | 2002-07-05 | 2005-04-19 | Fujitsu Limited | Cache control device and manufacturing method thereof |
-
1995
- 1995-02-16 JP JP7027965A patent/JPH08221215A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001166993A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-06-22 | Hitachi Ltd | 記憶制御装置およびキャッシュメモリの制御方法 |
US7111134B2 (en) | 1999-12-13 | 2006-09-19 | Hitachi, Ltd. | Subsystem and subsystem processing method |
US6883069B2 (en) | 2002-07-05 | 2005-04-19 | Fujitsu Limited | Cache control device and manufacturing method thereof |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7114012B2 (en) | Computer system and method for migrating from one storage system to another | |
US7409508B2 (en) | Disk array system capable of taking over volumes between controllers | |
US8028139B2 (en) | Remote copy method and remote copy system | |
US7133967B2 (en) | Storage system, controller, control method and program product therefor | |
JP5315348B2 (ja) | シン・プロビジョニングの移行および取り消しのための方法および装置 | |
US5051887A (en) | Maintaining duplex-paired storage devices during gap processing using of a dual copy function | |
US6513102B2 (en) | Internal copy for a storage controller | |
US6079000A (en) | XPC backup for in-process audit | |
US7111192B2 (en) | Method for operating storage system including a main site and a backup | |
US6035347A (en) | Secure store implementation on common platform storage subsystem (CPSS) by storing write data in non-volatile buffer | |
JP2005258918A (ja) | ストレージシステムおよびストレージシステムのキャッシュメモリ制御方法 | |
JP2005301419A (ja) | ディスクアレイ装置およびそのデータ処理方法 | |
US8601100B2 (en) | System and method for booting multiple servers from a single operating system image | |
JPH08221215A (ja) | 外部記憶制御装置 | |
US7302526B1 (en) | Handling memory faults for mirrored memory | |
JP3616985B2 (ja) | 記憶装置管理方法および記憶装置管理システム | |
JP3236166B2 (ja) | キャッシュ制御方法および情報処理装置 | |
JP2733189B2 (ja) | ディスクアレイ装置の入出力制御方法 | |
JP3594202B2 (ja) | 外部記憶制御装置 | |
JP2002175157A (ja) | ディスクアレイ装置 | |
JP3175999B2 (ja) | ディスクアレイ装置 | |
JPH11237959A (ja) | 多重書き込み記憶装置 | |
JPH10254628A (ja) | 可搬媒体を用いたライブラリ記憶装置 | |
JPH10254627A (ja) | 可搬メディアを用いた記憶装置システム | |
JP2001100938A (ja) | ディスクアレイ装置のデータ書込方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041005 |