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JPH08220861A - 現像剤収納容器 - Google Patents

現像剤収納容器

Info

Publication number
JPH08220861A
JPH08220861A JP7053467A JP5346795A JPH08220861A JP H08220861 A JPH08220861 A JP H08220861A JP 7053467 A JP7053467 A JP 7053467A JP 5346795 A JP5346795 A JP 5346795A JP H08220861 A JPH08220861 A JP H08220861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
developer
bottle
spiral
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7053467A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Murano
順一 村野
Noriyuki Koinuma
宣之 鯉沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7053467A priority Critical patent/JPH08220861A/ja
Publication of JPH08220861A publication Critical patent/JPH08220861A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー補給装置にセットされ、トナー吐出口
封止用の栓を自動的に取外し回転させられてトナーを吐
出するトナーボトルにおいて、吐出口が形成されている
カラー部内面に螺旋状の突条を形成して、カラー部での
トナー搬送力を得たトナーボトルを提供する。 【構成】 トナーボトル2では、吐出口カラー27の後
端27aから、吐出口6にかけての該カラー27内面
に、迫り出し部分42で吐出口カラー27の後端27a
まで持ち上げられたトナーを、ボトル本体の回転により
該カラー27の先端縁のトナー吐出口6まで搬送するた
めの、螺旋状の突条41を形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置の現像装置に現像剤を
補給する現像剤補給装置に用いられる現像剤収納容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】光導電性感光体に静電潜像を形成し、こ
の潜像を帯電している着色粒子によって現像し、得られ
た現像剤からなる像を転写紙へ転写する電子写真法を利
用する複写機、ファクシミリ、プリンターなどは広く使
用されている。この電子写真法を利用した画像形成装置
においては、現像剤槽から顕像剤が消費されてなくなる
と、これに現像剤を補給して継続使用される。従来、現
像剤を補給するための機構として、特開昭59−188
678号公報及び同60−146265号公報におい
て、現像剤粉体を収納し、一端側全面を開放して排出口
とした円筒状容器を回転させ、回転にともなって該排出
口から現像剤粉体を画像形成装置の現像剤槽へ供給する
装置が提案されている。この現像剤補給装置において
は、現像剤補給動作時には画像形成装置本体に水平に設
けられた容器載置ホルダーを、垂直状態となるように一
端部を軸として下方に揺動させ、その状態で現像剤が充
填されている新しい容器と交換した後に容器載置ホルダ
ーを運転位置である水平位置に戻す。この垂直状態での
容器交換は、その開口部を取り付けられているキャップ
を外し、内容物である現像剤粉体がこぼれないように開
口部を上方にしたまま新しい容器を前記載置ホルダーに
取り付けるためである。
【0003】ところが、この現像剤補給装置において
は、開口部に取り付けられているキャップを外した後
に、新しい容器を前記載置ホルダーに取り付けるので、
一般のユーザーがキャップを外した後に新しい容器を該
載置ホルダーに取り付けるまでの間に開口部からトナー
をこぼしてしまう恐れがあった。
【0004】そこで、本出願人は、このような問題点を
解決すべく、容器載置ホルダーに現像剤収納容器を載置
した状態で該収納容器の開口部を封止している栓を取り
外せる現像剤補給装置を提案した(例えば特願平4−3
61012号)。この現像剤補給装置は、現像部への現
像剤導入部と連通し、かつ現像剤収納容器を、その開口
部が取り外し可能な栓によって封止された状態で該開口
部を該現像剤導入部に向けて保持する容器保持手段と、
該栓を該開口部から取り外す栓取り外し手段と、該収納
容器を回転駆動する駆動手段とを有している。また、現
像剤収納容器としては、その開口部を収納容器の一端壁
に、該一端壁における肩部内面の最大径よりも小さな径
になるように形成し、かつ該肩部内面の一部を、該開口
部の径よりも大きい径の該肩部内面部分から該開口部の
縁まで迫り出した迫り出し形状にしたものを用いる。
【0005】この現像剤補給装置には次のような利点が
ある。 現像剤収納容器交換者が現像剤収納容器の開口部の開
栓を行った後に現像剤補給装置の容器保持手段上に現像
剤収納容器を載置する場合と異なり、開口部開栓後であ
って容器保持手段への載置完了までの間に開口部から現
像剤が漏れる恐れがない。 前述の特開昭60−146265号公報(同公報中の
第9図参照)の現像剤容器のように一端壁の肩部内面の
最大径とほぼ同径の開口部を形成する場合に比して開口
部への付着現像剤量が少なく、また開口部を介しての不
測の現像剤の飛散や落下が少ない。 上記のように開口部が比較的小さいので、封止用の
栓も小さなものを使用でき、小型の栓取り外し手段を採
用できる。 現像剤収納容器の肩部内面の一部を所定の迫り出し形
状にしたので、小径の開口部を収納容器の一端壁に形成
しているにも拘らず、現像剤収納容器内の現像剤を最後
まで使い切ることができる。
【0006】ここで、例えば上記特願平4−36101
2号の現像剤補給装置において用いられる現像剤収納容
器(以下、トナーボトルという)は、例えば図12
(a)に示すように、円筒状本体部一端壁2aに該本体
部内径よりも小さな内径のカラー(以下、吐出口カラー
という)27が形成され、この吐出口カラー27の先端
開口がトナー吐出口6になっている。またボトル本体部
の周壁内面には、ボトル本体内部の収容トナーを、ボト
ルの回転によって吐出口カラー27側に送るための突条
40が螺旋状に形成されている。また、図中にハッチン
グを付して示すように、吐出口カラー27が形成されて
いる一端壁2a近傍の周壁部分である肩部内面の一部
を、トナー吐出口6の径よりも大きい径の肩部内面部分
から該カラー27の後端27aまで迫り出させて、トナ
ー持ち上げ用の迫り出し部分42が形成されている。
【0007】そしてこのトナーボトル2によれば、上記
現像剤補給装置の容器保持手段としてのボトルホルダー
上に上記トナー吐出口6が横を向くようにほぼ水平に保
持された状態で、上記駆動手段によってトナーボトル2
が回転駆動される。そして、トナーボトル2が回転駆動
されることにより、円筒状ボトル本体内部に収容され、
該ボトル本体下部の周壁内面上に存在するトナーは、ト
ナーボトル2内面に形成されている螺旋状の突条40に
より吐出口カラー27の方向に向かって徐々に搬送さ
れ、上記迫り出し部分42によって、該カラー27の後
端27aまで持ち上げられて、該カラー27の先端の上
記トナー吐出口6から排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
にしてボトル本体下部の周壁内面上のトナーをトナー吐
出口6まで搬送するトナーボトル2では、先端開口がト
ナー吐出口6となっている吐出口カラー27でのトナー
搬送力が得られ難く、該カラー27の長さL(図11
(b)参照)を長く設定したときには、該吐出口6から
のトナーの吐出量が少なくなったり、トナーの吐出量が
不均一になったりすることがあるという問題点がある。
このため、吐出口カラー27の長さをあまり長く設定で
きず、装置全体のレイアウト上の制約を生じていた。
【0009】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像剤補給装置の容
器保持手段に現像剤収納容器を保持させた状態でその開
口部を封止している栓を取り外して良好な現像剤補給が
行えるとともに、現像剤収納容器内の現像剤を吐出する
開口が形成されている突出部で現像剤の搬送力が得られ
る現像剤収納容器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、現像部への現像剤導入部と連
通し、かつ現像剤収納容器を、その開口部を該現像剤導
入部に向けて保持する容器保持手段と、該収納容器を回
転駆動する駆動手段とを備えてなる画像形成装置の現像
剤補給装置に用いる、現像剤収納容器において、該収納
容器内の現像剤を吐出するための該開口部を、該収納容
器内部空間と連通して該収納容器の一端壁から外側に突
出した突出部の先端に設け、かつ、該一端壁における肩
部内面の最大径よりも小さな径になるように形成し、該
肩部内面の一部を、該開口部の径よりも大きい径の該肩
部内面部分から該突出部の後端まで迫り出した迫り出し
形状にし、該開口部が設けられた該突出部の周壁内面
に、螺旋状の突条を形成したことを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項2発明は、請求項1の現像剤収納容
器において、上記螺旋状の突条を、上記突出部の周壁内
面うちの、上記開口部を封止するために挿入される栓の
挿入部が接触する周壁内面部分以外の内面部分に形成し
たことを特徴とするものである。
【0012】請求項3発明は、請求項1の現像剤収納容
器において、上記螺旋状の突条を上記突出部の後端から
先端に亘る周壁内面に形成し、かつ、上記開口を封止す
るために上記突出部内部に挿入されて上記突出部の該周
壁内面に形成した上記螺旋状の突条に接触する栓の挿入
部の長さが、上記螺旋状の突条の螺旋1ピッチ以上にな
るように、上記突出部の長さ、該栓の該挿入部の長さ及
び上記螺旋状の突条の螺旋ピッチを設定したことを特徴
とするものである。
【0013】請求項4発明は、請求項3の現像剤収納容
器において、上記突出部の周壁内面と、上記栓の上記挿
入部外壁面との間をシールするシール部材を備えている
ことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1乃至4の発明においては、現像剤収納
容器内の肩部近傍の現像剤は、該肩部内面の一部が、該
収納容器内部空間と連通して該収納容器の一端壁から外
側に突出した突出部の先端に設けた開口部の径よりも大
きい径の該肩部内面部分から該突出部後端まで迫り出し
た迫り出し形状の内面部分で、容器の回転により突出部
後端まで持ち上げられる。そして、突出部後端に持ち上
げられた現像剤は、駆動手段で回転駆動される上記収納
容器の回転により、該突出部の周壁内面に形成された螺
旋状の突条で、該突出部先端に形成された開口部に向か
って搬送される。
【0015】請求項2の発明においては、上記開口部を
栓によって封止したときに、該栓の挿入部外周面が、上
記螺旋状の突条が形成されていない突出部内面部分と密
着して、該挿入部外周面と該突出部内面部分との間の隙
間がシールされる。
【0016】請求項3の発明においては、上記突出部の
後端から先端縁までの内面に形成した螺旋状の突条が、
上記突出部後端に持ち上げられた現像剤を該先端縁まで
搬送する。また、上記栓の挿入部の長さが上記螺旋状の
突条の螺旋1ピッチ以上になるように、上記突出部の長
さ、上記栓の挿入部の長さ及び樹機螺旋状の突条の螺旋
ピッチを設定し、これにより、上記栓の挿入部の外周面
が、螺旋一周分以上の長さの上記螺旋状の突条と接触す
る。そして、上記突出部内面上にある現像剤のうち、上
記挿入部と接触していない突条周辺にある現像剤は、例
えば現像剤収納容器の交換時などに該収納容器がその回
転軸線方向と水平な方向から上記開口部が下方に位置す
るように傾いてしまったときに、上記栓の挿入部外周面
と上記突出部内面との隙間を上記開口部の方向に直進し
ようとしても、上記挿入部外周面に接触している上記突
条の何れかの部分と当接する。
【0017】請求項4の発明においては、上記突出部の
周壁内面と上記栓の外周面との間の隙間がシール部材に
よってシールされる。
【0018】
【実施例】
[実施例1]以下、本発明を画像形成装置である電子写
真複写機(以下、複写機という)のトナー補給装置に適
用した第1の実施例について説明する。まず図1〜図5
を用いて、トナー補給装置の概略構成及び動作について
説明する。図1は後述するトナー補給用位置Bにあると
きのトナー補給装置の概略構成を示す正面図、図2は同
トナー補給装置を用いた複写機の平面図、図3はトナー
補給装置の斜視図、図4(a)、(b)はトナー補給装
置がトナー補給位置Bにあるときのトナー排出口近傍の
説明図、図5(a)、(b)はトナー補給装置1が後述
するボトル載置用位置Aにあるときのトナー排出口近傍
の説明図である。
【0019】本実施例に係るトナー補給装置1は、図2
に示すように、複写機の前面側の上部に設けられ、現像
剤収納容器としてのトナーボトル2をほぼ水平な状態に
保持するための容器保持手段としてのボトルホルダー3
を有している。このボトルホルダー3は、トナー補給装
置右端部の回転軸部4の回転中心Zの回りで、ほぼ水平
面内でほぼ90度の範囲で回動自在に構成され、図中A
で示すようにトナー補給装置左端部側が複写機の手前に
引き出されたトナーボトル2を載置するためのボトル載
置用位置Aと、図中Bで示すようにトナー補給装置全体
が複写機前面に並行になったトナー補給用位置Bとを取
り得るようになっている。少なくともこのトナー補給用
位置Bでは、ボトルホルダー3下壁に形成されたトナー
落下用の開口が、複写機内の現像器内に設定されたホッ
パー部に連通し複写機手前側板よりも手前側まで延在す
るトナー受け部5上に位置するようになっている。な
お、このトナー補給装置1は複写機前面を覆う図示しな
い前カバーよりも内側に設けられ、この前カバーを開い
た状態で、トナー補給装置1をボトル載置用位置Aに引
き出せるようになっている。
【0020】この例のトナー補給装置1は、トナーボト
ル2を保持しこれを回動させてその内部に収納されたト
ナーを順次そのトナー吐出口6から上記トナー受け部5
へ供給するように構成されている。このトナー受け部5
は、上部が開口し樋形状をしており、ここに上記ホッパ
ー部内からトナー搬送スクリュー7が延在して、トナー
ボトル2のトナー吐出口6から落下したトナーをホッパ
ー部内に移送するようになっている。
【0021】そして、この例のトナー補給装置1は、上
記ボトルホルダー3、該ボトルホルダー3上でトナーボ
トル2を軸方向に位置決めするためのボトル係止部材
8、該ボトルホルダー3に保持されたトナーボトル2を
回転駆動するためのボトル回転駆動用モータ9、このボ
トル回転駆動用モータ9からの駆動をトナーボトル2に
伝達するための筒状回転伝達部材10、該ボトルホルダ
ー3上のトナーボトル2の栓11を挾持するためのコレ
ットチャック12、コレットチャック12に摺動自在に
取り付けられた中子13、該コレットチャック12を進
退移動するためのカム装置14などを有している。
【0022】上記ボトルホルダー3は、可動ブラケット
15上に取り付けられ、この可動ブラケット15が、複
写機の前側板に固定された固定ブラケット16の下ピン
17部で回動自在に支持され、かつ、ボトルホルダー3
上部が固定ブラケット16の上ピン18で回動自在に係
止され、これにより、上下ピン17を結ぶほぼ鉛直な直
線(Z−Z)回りで回動自在にされている。
【0023】また、上記ボトルホルダー3は、トナーボ
トル2のトナー吐出口6側である頭部を覆う蓋状のカバ
ー部19を備えておき、このカバー部19内には、トナ
ーボトル2の頭部を気密に覆う筒状の筒状ストッパ20
が収容されている。この筒状ストッパ20には、上記筒
状回転伝達部材10を回動自在に収容するリンク収容部
と、上記中子13を収容する中子収容部とが形成されて
いる。この中子収容部の下壁にはトナー落下用開口21
が形成され、端壁には上記コレットチャック12を摺動
自在に支持する孔部及びボス部22が形成されている。
また該中子収容部内には中子13を常時トナーボトル2
側に付勢する竹の子状の中子スプリング23も収容され
ている。
【0024】上記ボトル係止部材8は、基端部が上記筒
状ストッパ20に回動自在に軸支され、かつ、先端がト
ナーボトル2外周面に形成された突出リンク状の係合部
分(以下、突出リング状部という)24に係合するよう
に付勢されている。
【0025】上記筒状回転伝達部材10は、外周面にボ
トル回転駆動用モータ9側の歯車25と噛み合うギヤ歯
26が形成され、また、トナーボトル2の吐出口カラー
27が貫通し得る孔部が形成された端壁の内面には、ト
ナーボトル2の端壁に形成された突出部(以下、ボトル
リブという)28と係合する突出部(以下、伝達部材リ
ブという)29が形成されている。なお、図示の例で
は、上記可動ブラケット15上に取り付けられているボ
トル回転駆動用モータ9側の歯車25が上記筒状回転伝
達部材10外周のギヤ歯26に係合できるように、該回
転伝達部材10を収容している筒状ストッパ20の周壁
下部にギヤ噛み合い用の開口が形成されている。
【0026】上記コレットチャック12は、複数の切り
割れを有し、外力が加えられていない状態で、例えば図
4(b)に示すように先端の挾持部30の開きが上記栓
11の摘み部31の最大径よりも大きくなるように形成
されている。
【0027】上記中子13は、上記栓11の鍔部32と
当接し得る鍔部33とコレットチャック12がスライド
する円筒状のスライダー部34とを有している。
【0028】上記カム装置14は、ボトルホルダー3
が、トナー補給用位置Bからボトル載置用位置Aに移動
されるのに連動して上記コレットチャック12をトナー
ボトル2から離れるように退避させる一方、ボトルホル
ダー3が、ボトル載置用位置Aからトナー補給用位置B
に移動されるのに連動して上記コレットチャック12を
トナーボトル2に近づくように進行させるためのもので
ある。本実施例においては、例えば上記固定ブラケット
16を介して複写機の前側板に取り付けられた図4
(a)に示すような板カム部材35と、上記コレットチ
ャック12の後端に固定されるチャックシャフト36に
回動自在に取り付けられたコロ37とで構成されてい
る。この板カム部材35は、図4(a)、(b)に示す
ように、ボトルホルダー3の回転中心Z側から上記コロ
37をガイドする第1カム面部38と、回転中心Zとは
反対側から上記コロ37をガイドする第2カム面部39
とを有している。
【0029】なお、トナー補給装置1に使用する本実施
例のトナーボトル2については後述する。
【0030】以上の構成において、トナー補給装置1の
ボトルホルダー3は、通常の複写動作中にはトナー補給
用位置Bに位置させる。このトナー補給用位置Bでは、
図1に示すように、ボトルホルダー3上のトナーボトル
2は、上記ボトル係止部材8で位置決めされ、そのトナ
ー吐出口6側端壁のボトルリブ28が上記筒状回転伝達
部材10の伝達部材リブ29に係合し得るようになって
いる。また、コレットチャック12は図4(a)、
(b)に示すように、中子スプリング23によって付勢
された中子13で狭められている挾持部30により、栓
11の摘み部31を挾持して栓11を保持した状態で、
トナーボトル2から最も退避した位置にあり、トナーボ
トル2のトナー吐出口6は開口している。そして、筒状
ストッパ20のトナー落下用開口21の下方に、複写機
本体側のホッパー16のトナー受け部5が位置してい
る。
【0031】図示しないトナー濃度センサーの出力信号
により現像器内のトナー補給ローラが回転を始めるのに
連動して上記ボトル用モータ9が回転を始め、その駆動
が歯車25及び筒状回転伝達部材10を介してトナーボ
トル2に伝えられ、トナーボトル2が回転する。このト
ナーボトル2の内面には螺旋状に突条40(図3参照)
が設けられているため、内部に収納されているトナーは
徐々にトナー吐出口6に送り出されて該トナー吐出口6
から落下し、筒状ストッパ20のトナー落下用開口21
を経てホッパー16のトナー受け部5に受けられ、トナ
ー搬送スクリュー7により、複写機前側板より奥側のホ
ッパー部へ搬送される。この動作は、例えば現像器内の
トナー濃度が所定の値になって上記トナー補給ローラが
再び停止するまで続けられる。
【0032】トナーボトル2の交換などのために、上記
ボトルホルダー3上からトナーボトル2を取り出すとき
には、まず、ボトルホルダー3を、トナー補給用位置B
からボトル載置用位置Aへ移動させる。このボトルホル
ダー3の移動中に、カム装置14の第1カム面でコロ3
7をガイドしながら、栓11を保持しているコレットチ
ャック12をトナーボトル2トナー吐出口6に向けて移
動させ、中子13の鍔部33を栓11の鍔部32を介し
てトナーボトル2の吐出口カラー27の縁に当接させ
る。これにより中子13の移動が規制された後も、ボト
ルホルダー3の移動に伴ってカム装置14の第2カム面
部39でコロ37をガイドして、更にコレットチャック
12を移動させ、中子13のコレットチャック12との
係合を外して、コレットチャック12の復元力で挾持部
30を開かせて、栓11の摘み部31の挾持を解除す
る。これまでのコレットチャック12の移動により、ト
ナーボトル2の吐出口カラー27内に栓11の挿入部1
1aを挿入し、栓11の鍔部32をトナーボトル2のト
ナー吐出口6の先端縁に当接させてトナー吐出口6を封
止する。そして、ボトルホルダー3のボトル載置用位置
Aへの移動が完了したときには、図5(a)、(b)に
示すように、コレットチャック12の挾持部30が栓1
1の摘み部31よりも大きく拡がった状態になる。
【0033】次に、このボトル載置用位置Aにボトルホ
ルダー3がある状態で、トナーボトル2の交換者が、上
記ボトル係止部材8を上方に引き上げ、トナーボトル2
を筒状ストッパ20内から抜き出してボトルホルダー3
からトナーボトル2を取り出す。そして、ボトルホルダ
ー3の筒状ストッパ20内に、トナーで満たされかつト
ナー吐出口6が栓11で封止された新たなトナーボトル
2の頭部を差し込む。この差し込み動作の途中で、ボト
ル係止部材8による位置決めもされる。
【0034】次に、ボトルホルダー3をボトル載置用位
置Aからトナー補給用位置Bへ移動させる。このボトル
ホルダー3の移動中に、カム装置14の第1カム面でコ
ロ37をガイドしながら、栓11を保持しているコレッ
トチャック12をトナーボトル2トナー吐出口6から離
れるように移動させる。コレットチャック12は、この
コレットチャック12の移動の初期に挾持部30が狭め
栓11の摘み部31を挾持して栓11を保持する。その
後の移動中も中子スプリング23の付勢力で中子13と
コレットチャック12との係合を維持して栓11を保持
し続け、該トナー吐出口6から栓11を取り外して該ト
ナー吐出口6を開放させ、図2及び図4(a)、(b)
に示すように、ボトルホルダー3のトナー補給用位置B
への移動を完了する。これにより前述のようにトナーボ
トル2回転によるトナー吐出口6からのトナーの排出が
可能になる。
【0035】以上のように上記トナー補給装置1によれ
ば、ボトルホルダー3の移動操作及びボトルホルダー3
上のトナーボトル2の取替えのみで、トナーボトル2の
トナー吐出口6からのトナー漏れを生じさせることなく
トナーボトル2の交換を行うことができる。 (以下、余白)
【0036】次に、上述したトナー補給装置1に使用す
る第1の実施例に係るトナーボトル2について説明す
る。図6は第1の実施例に係るトナーボトル2のトナー
吐出口6近傍の構成を示す縦断面図である。なお、特に
説明しない点については、前述した図12(a)、
(b)におけるトナーボトル2と同様である。図6のト
ナーボトル2では、吐出口カラー27の後端27aか
ら、トナー吐出口6にかけての該カラー27内面に、螺
旋状の突条41を形成してある。この螺旋状の突条41
は、前述のようにして迫り出し部分42で吐出口カラー
27の後端27aまで持ち上げられたトナーを、ボトル
本体の回転により該カラー27の先端縁のトナー吐出口
6まで搬送するためのものである。
【0037】図6のトナーボトル2では、ボトルホルダ
ー3上に上記トナー吐出口6が横を向くようにほぼ水平
に保持された状態で、トナーボトル2が回転駆動され、
円筒状ボトル本体下部の周壁内面上に存在するトナー
は、トナーボトル2内面に形成されている螺旋状の突条
40によって吐出口カラー27の方向に向かって徐々に
搬送される。そして、前記迫り出し部分42(図12参
照)により、吐出口カラー27の後端27aまで持ち上
げられる。後端27aに持ち上げられたトナーは、吐出
口カラー27内面に形成されている螺旋状の上記突条4
1により、該カラー27の先端縁に向かって搬送され、
該先端縁に形成されているトナー吐出口6を介して外部
に吐出される。
【0038】そして図6のトナーボトル2によれば、上
記吐出口カラー27内面に螺旋状の突条41を設けるこ
とにより、トナーボトル2は該カラー27でトナー搬送
力が得られるので、上記トナー補給装置1内でのトナー
ボトル2のレイアウトの関係でトナーボトル2の吐出口
カラー27の長さを長く設定する必要がある場合に、吐
出口カラー27の長さLを必要な長さに設定しても、螺
旋状の突条41によって該カラー27内面でのトナーの
搬送が安定して行われ、トナー吐出口6からのトナーの
吐出量が安定する。これにより、吐出口カラー27の長
さを必要な長さに設定することができるので、現像剤補
給装置内のレイアウト上の制約がない。
【0039】また、上記後端27aに持ち上げられたト
ナーは、上記吐出部カラー27の後端27aから先端縁
までの内面に形成さた螺旋状の突条41によって、上記
先端縁まで搬送されてトナー吐出口6を介して外部に吐
出されるので、上記吐出口カラー27の内面に残留する
ことがない。これにより、トナーボトル2内のトナーを
上記後端27a上に持ち上げて最後まで吐出することが
できる。
【0040】[実施例2]図7は第2の実施例に係るト
ナーボトル2のトナー吐出口6近傍の構成を示す縦断面
図である。なお、特に説明しない点については上記第1
の実施例と同様である。図7のトナーボトル2では、上
記螺旋状の突条41を、上記栓11により上記トナー吐
出口6を封止したときに栓11の挿入部11a外周面が
接触する上記吐出口カラー27内面部分以外の該カラー
27の内面部分に形成してある。これにより、トナー吐
出口6を上記栓11によって封止したときに、該挿入部
11a外周面と吐出口カラー27内面とが密着して、該
挿入部11a外周面と該カラー27内面との間の隙間が
シールされるので、トナーボトル2は該挿入部11a外
周面と該カラー27内面との間でのトナーのシール性に
優れたものとなる。
【0041】[実施例3]図8は第3の実施例に係るト
ナーボトル2のトナー吐出口6近傍の構成を示す縦断面
図である。なお、特に説明しない点については上記第1
の実施例と同様である。図8のトナーボトルでは、上記
栓11によりトナー吐出口6を封止したときに、上記吐
出口カラー27内部で上記螺旋状の突条41に接触する
栓11の挿入部11aの長さMが、上記螺旋状の突条4
1の螺旋1ピッチ以上になるように、吐出口カラー27
の長さ、栓11の挿入部11aの長さ及び上記螺旋状の
突条41の螺旋ピッチを設定してある。
【0042】ここで、上記吐出口カラー27の長さ及び
栓11の挿入部11aの長さを上述のように設定する
と、上記栓11は、その挿入部11aの外周面が螺旋一
周分以上の長さの上記螺旋状の突条41と接触する。こ
のように接触している場合には、挿入部11aと接触し
ていない突条周辺にあるトナーが、例えばトナーボトル
2の交換時などにトナーボトル2がその回転軸線方向と
水平な方向からトナー吐出口6が下方に位置するように
傾いてしまったときに、栓11の鍔部32内面に直接当
接するところまでストレートに移動することを防止でき
る。この点について、図9(a)、(b)を用いて詳述
する。図9(a)は挿入部11aが螺旋一周分の上記螺
旋状の突条41と接触している場合を示す説明図、同図
(b)は挿入部11aが螺旋半周分の上記螺旋状の突条
41と接触している場合を示す説明図である。なお、図
9(a)、(b)では、説明を判りやすくするために、
吐出口カラー27の、トナー吐出口6直径方向の長さに
対するトナーボトル2の回転軸線方向の長さの比率を、
図8における該比率よりも大きくして示してある。
【0043】栓11がその挿入部11a外周面で、図9
(a)に示すように螺旋状の突条41一周分の長さにあ
たる突条部分P13と接触している場合には、上記突出
口カラー27内面上にあるトナーのうち、上記挿入部1
1aと接触していない突条周辺にあるトナーQ1は、上
述のようにトナーボトル2が傾いてしまったときに、図
中矢印aで示すように上記挿入部11a外周面と上記吐
出口カラー27内面との隙間をトナー吐出口6の方向に
ストレートに移動しようとしても、上記挿入部11aの
外周面に接触している上記突条41の何れかの部分と当
接するので、栓11の鍔部32内面に直接当接するとこ
ろまでストレートに移動することが阻止される。
【0044】これに対し、栓11が図9(b)に示すよ
うに図中上側半周の挿入部11a外周面で上記螺旋状の
突条41半周分の長さにあたる突条部分P12と接触し
ている場合には、上記突出口カラー27内面上にあるト
ナーのうち、上記挿入部11aと接触していない突条周
辺にあるトナーQ2は、上述のようにトナーボトル2が
傾いてしまったときに、突条41と接触していない挿入
部11aの下側半分の外周面と、吐出口カラー27の内
面との間の隙間を、図中矢印bで示すように、栓11の
鍔部32内面に直接当接するところまでストレートに移
動してしまう。
【0045】したがって、栓11の挿入部11a外周面
が少なくとも螺旋一周分の長さの上記螺旋状の突条41
と接触している場合には、螺旋一周分の長さの上記螺旋
状の突条41と接触していない場合と異なり、上記突出
口カラー27内面上にあるトナーのうち、上記挿入部1
1aと接触していない突条周辺にあるトナーが、上記挿
入部11a外周面と上記吐出口カラー27内面との隙間
を、栓11の鍔部32内面に直接当接するところまでス
トレートに移動するのを防止することができる。
【0046】図10は第3の実施例に係るトナーボトル
2のトナー吐出口6近傍の構成の変形例を示す縦断面図
である。図10のトナーボトル2では、吐出口カラー2
7の内面のうちの、上記栓11の挿入部11a外周面が
接触する内面部分の上記螺旋状の突条41の螺旋ピッチ
を、挿入部11a外周面が接触する内面部分以外の螺旋
ピッチよりも小さく設定してある点以外は、図8に示す
トナーボトル2と同様である。
【0047】[実施例4]図11は第4の実施例に係る
トナーボトル2のトナー吐出口6近傍の構成を示す縦断
面図である。なお、特に説明しない点については上記第
1の実施例と同様である。ここで、栓11によってトナ
ー吐出口6を封止したときに該挿入部11a外周面と吐
出口カラー27内面の突条41とが接触するトナーボト
ルでは、栓11の挿入部11a外周面と上記螺旋状の突
条41とが線接触するため、該挿入部11a外周面と、
該カラー27内面との間に隙間が生じる。
【0048】そして、上記栓11によってトナー吐出口
6を封止したときに、上記吐出口カラー27内面にある
トナーが、栓11の挿入部11a外周面と上記吐出口カ
ラー27内面との間の隙間を、上記螺旋状の突条41に
沿ってトナー吐出口6の方向に移動することがある。こ
のため、上記栓11の鍔部32と上記吐出口カラー27
の先端縁との当接が不十分で該鍔部32と該先端縁との
間に間隙がある場合には、上記隙間をトナー吐出口6ま
で移動したトナーが、該鍔部32と該先端縁との間の間
隙を介して外部に漏洩することがある。
【0049】そこで図11のトナーボトル2では、この
ようなトナー漏洩を防止するために、上記吐出口カラー
27内面のうちの上記栓11の挿入部11aと接触する
内面部分に、該カラー27内面と該挿入部11aとの間
の隙間をシールするシール部材としてのシール材43を
設けて該隙間をシールしている。これにより、本実施例
のトナーボトルでは、上記吐出口カラー27内面にある
トナーは、栓11の挿入部11a外周面と上記吐出口カ
ラー27内面との間を、上記螺旋状の突条41に沿って
トナー吐出口6の方向に移動することが阻止される。し
たがって、上記栓11の鍔部32と上記吐出口カラー2
7の先端縁との間に間隙がある場合でも、トナー吐出口
6を介して該間隙からトナーが漏洩することを防止でき
る。
【0050】なお、本実施例では、シール材43を、上
記栓11の挿入部11a外周面に設けることが望まし
い。この場合には、吐出口カラー27内面にシール材4
3を設けた場合にシール材43が設けられた該カラー2
7内面部分でトナー搬送力が低下してしまうのと異な
り、該カラー27は、上記先端縁までの内面に存在する
螺旋状の突条41によって安定したトナー搬送力が得ら
れる。また、シール材を、上記吐出口カラー27の上記
内面部分と、上記栓11の挿入部11a外周面との両方
の面に設けても良い。
【0051】
【発明の効果】請求項1乃至4の発明によれば、該収納
容器内部空間と連通して該収納容器の一端壁から外側に
向かって突出した突出部の先端縁に設けた開口部を、該
一端壁における肩部内面の最大径よりも小さな径になる
ように形成し、かつ該開口部の径よりも大きい径の該肩
部内面部分上の現像剤を該容器の回転により該突出部の
後端まで持ち上げ得るように、該開口部の径よりも大き
い径の該肩部内面部分から該後端まで迫り出した形状の
持ち上げ用迫り出し内面部分を形成したので、前述の特
願平4−361012号の現像剤補給装置に用いる現像
剤収納容器と同様に、次のような効果がある。すなわ
ち、前述の特開昭60−146265号公報(同公報中
の第9図参照)の現像剤容器のように一端壁の肩部内面
の最大径とほぼ同径の開口部を形成する場合に比して開
口部への付着現像剤量が少なく、また開口部を介しての
不測の現像剤の飛散や落下を少ない。また現像剤収納容
器の肩部内面の一部を所定の迫り出し形状にしたので、
小径の開口部を収納容器の一端壁に形成しているにも拘
らず、現像剤収納容器内の現像剤を最後まで使い切るこ
とができる。また開口部が比較的小さいので、封止用の
栓も小さなものを使用でき、現像剤補給装置本体側で小
型の栓取り外し手段を採用できるという効果がある。
【0052】また、上記持ち上げ用迫り出し内面部分に
より上記突出部の後端に持ち上げられた現像剤が現像剤
収納容器の回転によって該突出部の周壁内面に形成され
た螺旋状の突条で開口部に向かって搬送されるので、上
記突出部で現像剤搬送力が得られる。また、現像剤収納
容器の上記突出部の長さを、現像剤補給装置の任意のレ
イアウト上から必要とされる長さに設定しても、螺旋状
の突条によって突出部内面での現像剤の搬送が安定して
行われるので、現像剤収納容器のレイアウト上の制約が
ないという効果がある。
【0053】特に請求項2の発明によれば、請求項1の
効果を奏することに加え、上記開口部を上記栓によって
封止したときに、上記栓の挿入部外周面と上記螺旋状の
突条が形成されていない突出部内面とが密着して、該挿
入部外周面と該突出部内面部分との間の隙間がシールさ
れるので、該挿入部外周面と該突出部内面部分との間で
の現像剤のシール性が安定するという効果がある。
【0054】また、特に請求項3の発明によれば、上記
トナー搬送力が得えられる螺旋状の突条が上記突出部の
先端縁まで形成されているので、突出部後端に持ち上げ
られた現像剤を、上記突出部の先端縁まで確実に搬送し
て上記開口部を介して吐出させることができる。よっ
て、上記突出部の先端部内面に、現像剤が残留すること
を防止できる。
【0055】また、例えば現像剤収納容器の交換時など
に該収納容器がその回転軸線方向と水平な方向から上記
開口部が下方に位置するように傾いてしまったときに、
上記突出部内面上にある現像剤のうちの、上記挿入部と
接触していない突条周辺にある現像剤は、螺旋一周分以
上の長さの上記螺旋状の突条と接触した上記栓の挿入部
外周面と上記突出部内面との隙間を上記開口部の方向に
ストレートに移動しようとしても、上記栓の挿入部外周
面に接触している上記螺旋状の突条の何れかの部分と当
接して移動を阻止されるので、現像剤が上記栓の挿入部
外周面と上記突出部内面との隙間を介して外部に漏洩す
ることを防止できる。
【0056】また特に請求項4の発明によれば、請求項
3の効果を奏することに加え、上記突出部の周壁内面と
上記栓の外周面との間の隙間が、シール部材によってシ
ールされるので、上記突出部内面の現像剤は、上記突出
部の周壁内面と上記栓の外周面との間を、上記螺旋状の
突条に沿って上記開口部の方向に移動することが阻止さ
れるので、現像剤が上記栓の挿入部外周面と上記突出部
内面との隙間を介して外部に漏洩することをより確実に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のトナーボトルを適用できるトナー補
給装置の概略構成の一例を示す正面図。
【図2】同トナー補給装置を用いた複写機の平面図。
【図3】同トナー補給装置の斜視図。
【図4】(a)及び(b)はそれぞれ同トナー補給装置
のコレットチャックの説明図。
【図5】(a)及び(b)はそれぞれ同トナー補給装置
のコレットチャックの他の説明図。
【図6】第1の実施例に係るトナーボトルのトナー吐出
口近傍の構成を示す縦断面図。
【図7】第2の実施例に係るトナーボトルのトナー吐出
口近傍の構成を示す縦断面図。
【図8】第3の実施例に係るトナーボトルのトナー吐出
口近傍の構成を示す縦断面図。
【図9】(a)は挿入部が螺旋一周分の上記螺旋状の突
条と接触している場合を示す説明図。(b)は挿入部が
螺旋半周分の上記螺旋状の突条と接触している場合を示
す説明図。
【図10】第3の実施例に係るトナーボトルのトナー吐
出口近傍の構成の変形例を示す縦断面図。
【図11】第4の実施例に係るトナーボトルのトナー吐
出口近傍の構成を示す縦断面図。
【図12】(a)は従来のトナーボトルの概略構成を示
す斜視図。(b)は同トナーボトルの開口部近傍の構成
を示す断面図。
【符号の説明】
1 トナー補給装置 2 トナーボトル 3 ボトルホルダー 6 トナー吐出口 8 ボトル係止部材 9 ボトル用モータ 10 筒状回転伝達部材 11 栓 12 コレットチャック 13 中子 14 カム装置 19 カバー部 20 筒状ストッパ 21 トナー落下用開口 23 中子スプリング 27 吐出口カラー 31 摘み部 41 突条 42 迫り出し部分 43 シール材 A ボトル載置用位置 B トナー補給用位置 Z 回転中心

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像部への現像剤導入部と連通し、かつ現
    像剤収納容器を、その開口部を該現像剤導入部に向けて
    保持する容器保持手段と、該収納容器を回転駆動する駆
    動手段とを備えてなる画像形成装置の現像剤補給装置に
    用いる、現像剤収納容器において、 該収納容器内の現像剤を吐出するための該開口部を、該
    収納容器内部空間と連通して該収納容器の一端壁から外
    側に突出した突出部の先端に設け、かつ、該一端壁にお
    ける肩部内面の最大径よりも小さな径になるように形成
    し、 該肩部内面の一部を、該開口部の径よりも大きい径の該
    肩部内面部分から該突出部の後端まで迫り出した迫り出
    し形状にし、 該開口部が設けられた該突出部の周壁内面に、螺旋状の
    突条を形成したことを特徴とする現像剤収納容器。
  2. 【請求項2】上記螺旋状の突条を、上記突出部の周壁内
    面うちの、上記開口部を封止するために挿入される栓の
    挿入部が接触する周壁内面部分以外の内面部分に形成し
    たことを特徴とする請求項1の現像剤収納容器。
  3. 【請求項3】上記螺旋状の突条を上記突出部の後端から
    先端に亘る周壁内面に形成し、かつ、上記開口を封止す
    るために上記突出部内部に挿入されて上記突出部の該周
    壁内面に形成した上記螺旋状の突条に接触する栓の挿入
    部の長さが、上記螺旋状の突条の螺旋1ピッチ以上にな
    るように、上記突出部の長さ、該栓の該挿入部の長さ及
    び上記螺旋状の突条の螺旋ピッチを設定したことを特徴
    とする請求項1の現像剤収納容器。
  4. 【請求項4】上記突出部の周壁内面と、上記栓の上記挿
    入部外壁面との間をシールするシール部材を備えている
    ことを特徴とする請求項3の現像剤収納容器。
JP7053467A 1995-02-17 1995-02-17 現像剤収納容器 Withdrawn JPH08220861A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000305346A (ja) * 1999-04-22 2000-11-02 Ricoh Co Ltd トナー容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000305346A (ja) * 1999-04-22 2000-11-02 Ricoh Co Ltd トナー容器

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