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JPH08229769A - 送り装置の破損防止装置 - Google Patents

送り装置の破損防止装置

Info

Publication number
JPH08229769A
JPH08229769A JP4009995A JP4009995A JPH08229769A JP H08229769 A JPH08229769 A JP H08229769A JP 4009995 A JP4009995 A JP 4009995A JP 4009995 A JP4009995 A JP 4009995A JP H08229769 A JPH08229769 A JP H08229769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving body
detector
motor
cross rail
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4009995A
Other languages
English (en)
Inventor
Kinji Katayama
欽司 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4009995A priority Critical patent/JPH08229769A/ja
Publication of JPH08229769A publication Critical patent/JPH08229769A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工作機械に取りつけられて、クロスレール、
ラム等の送り装置等の上下の送り装置の破損防止装置を
提供する。 【構成】 クロスレール、ラム等の移動体11の移動を
制御する減速機12を有する送りモータ13よりなる送
り装置において、上記送りモータ13に回転位置検出器
14を設けると共に、上記移動体11の移動量を検出す
る移動量検出器15を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工作機械に取りつけられ
て、クロスレール、ラム等の送り装置等の上下の送り装
置の破損防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送り装置の駆動系に送りモータに内蔵さ
れたブレーキの他に別置きのブレーキを設置していた
が、駆動系の一部に摩耗が発生したとき(例えばボール
スリマの摩耗、ウォームの歯の摩耗等)に予知する従来
技術として、実公昭60−37234号公報に「工作機
械の異常状態検出装置」が提案されている。
【0003】該提案は、図3に示すように、門型の支柱
01,01上をクロスレール02が垂直に昇降自在とし
てその移動台03の先端に設けられた工具(図示せず)
によってテーブル04上のワークWを加工している。上
記クロスレール02は、送りモータ05によりウォーム
軸06を回転させ、該ウォーム軸06の回転をウォーム
ホイル07を介して駆動軸08に伝え、該ウォームホイ
ル07の回転トルクをベベルギア09等を介してボール
ネジ軸010に伝えて昇降自在としている。
【0004】ここで、上記駆動軸08の中央部近傍に
は、該駆動軸08と一体に回転するマグネット011を
設けると共に、一方の送りモータ05等の固定側には磁
気センサ012が設けられており、原点復帰時位置にお
いては両者を所定の位置に保持するようにしている。そ
して、クロスレール02が所定の作業を終えて原点位置
へ復帰したとき、上記マグネット011と磁気センサ0
12との位置が常に設定位置を保持していれば、「正常
な状態」と判定し、一方、稼働中において、例えばウォ
ーム軸06とウォームホイル07側との嵌合部が磨耗し
て「ガタ」が発生すると、両者011,012の位置関
係がずれることになり、この際の磁気センサ012の出
力変化を「異常信号」として、作業者に異常を通報し、
直ちに稼働を停止することとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記「工作機械の異常
状態検出装置」においては、駆動部側とにマグネット0
11を設けると共に該マグネット011を感知する固定
部側にセンサ012を備えたことによって、その原点復
帰時の異常の有無を検出するようにしているが、駆動軸
07が無い機構の場合には、上記構成のセンサ手段を構
成できず、異常検知をできないと共に、マグネット01
1を感知する特有な磁気センサ012を付加する必要が
あり、工作機械の製造コストが上昇するという問題があ
る。
【0006】本発明は上記問題に鑑み、送り系の異常、
例えばボールネジの摩耗、減速ギアの摩耗等によるクロ
スレールやラム等の落下を事前に検知できる簡易な送り
装置の破損防止装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の送り装置の破損防止装置の構成は、クロスレール、
ラム等の移動体の移動を減速機を用いて送りモータより
制御してなる送り装置において、上記送りモータに回転
位置検出器を設けると共に、上記移動体の移動量を検出
する検出器を設け、上記モータの位置検出と上記移動体
の移動量の最終位置の検出との誤差を読み取り、所定の
量を超えた際に異常と判定してなることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、送り装置の駆動部のモータ
に取りつけた回転検出器(例えばエンコーダ等)と移動
体(例えば、クロスレール、ラム等)の実移動量を検出
するリニアタイプの移動量検出器の実測値を一定位置に
割り出したときの誤差量を零に設定しておき、この差を
常時又は指定時に監視して予め設定した差の許容値を超
える場合に「異常」として警報を発して機械を停止させ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照し
て具体的に説明する。図1は本実施例に係る送り装置の
破損防止装置の概略図である。同図に示すように、本実
施例に係る装置は、クロスレール、ラム等の移動体11
の移動を制御する減速機12を有する送りモータ13よ
りなる送り装置において、上記送りモータ13に回転位
置検出器14を設けると共に、上記移動体11の移動量
を検出する移動量検出器15を設けてなるものである。
そして、送り装置を使用する場合、上記モータ13の回
転位置検出器14による位置検出と、上記移動体11の
検出器15による移動量の最終位置検出との誤差を読み
取り、その最終位置において常時又は指定時に計測し、
所定の量を超えた際に「異常」と判定して、警報を発し
て、機械を停止するものである。この結果、例えばボー
ルネジの摩耗、減速ギアの摩耗等によるクロスレールや
ラム等の落下を事前に検知できる
【0010】図2を参照してその具体的な検出例の一例
を説明する。図2(a)に示すように、モータの回転位
置検出器として絶対値エンコーダを用いると共に、移動
体の移動軸の移動量検出器としてリニアスケール(MP
スケール)を用い、最初の設定値として絶対値エンコー
ダの数字を「3」とした。そして、図2(b)に示すよ
うに、原点復帰時にリニアスケールの原点を確認したと
き、モータの絶対値エンコーダの絶対値を読み取り、設
定値を超えていた場合(絶対値エンコーダの数字が
「5」を示した場合)には、例えばギアの摩耗やボール
ネジの摩耗によってエンコーダの位置がずれるので、
「異常」としてアラーム等の警報を発するようにした。
この結果、送り装置の異常を作業者が受け、運転等を停
止・中止し、所定の処置をとるようにして、落下防止等
を回避することができる。
【0011】なお、本実施例に係る装置は従来のような
図3に示すような、駆動部側とにマグネット011を設
けると共に該マグネット011を感知する固定部側にセ
ンサ012を備えて、その原点復帰時の異常の有無を検
出する場合とことなり、駆動軸07が無い機構において
も、検知可能であり、また、従来例のようなセンサ手段
を特に付加せずに、簡易なスケールとエンコーダとを用
いるだけで異常を検知することができ、工作機械の製造
コストが上昇するという問題も解消する。
【0012】本実施例においては、上記送り防止装置を
クロスレール等の移動体の送り装置のモータ等に備える
だけでその予防ができ、構造上も簡易なものとなる。ま
た、送り防止装置に用いるスケールとエンコーダとは、
移動体の移動量を計測する手段及びモータの回転検出量
を計測する手段は公知のものを用いることができ、本実
施例に開示したものに限定されるものではない。
【0013】なお、本発明に係る送り防止装置では、ボ
ールネジ軸の昇降を一台のモータを用いて行う場合に限
らず、複数台のモータを使用する場合にもそれぞれ適宜
取りつけることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えばボールネジの摩耗、減速ギアの摩耗等によるクロ
スレールやラム等の落下を事前に検知できる。また、従
来例のようなセンサ手段を特に付加せずに、簡易なスケ
ールとエンコーダとを用いるだけで異常を検知すること
ができ、工作機械の製造コストが上昇するという問題も
解消する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る送り装置の破損防止装
置の概略構成図である。
【図2】本実施例に係る送り装置の破損防止装置の検出
の一例を示す図である。
【図3】従来の送り装置の破損防止装置の概略構成図で
ある。
【符号の説明】
11 移動体 12 減速機 13 送りモータ 14 回転位置検出器 15 移動量検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロスレール、ラム等の移動体の移動を
    減速機を用いて送りモータより制御してなる送り装置に
    おいて、 上記送りモータに回転位置検出器を設けると共に、上記
    移動体の移動量を検出する検出器を設け、上記モータの
    位置検出と上記移動体の移動量の最終位置の検出との誤
    差を読み取り、所定の量を超えた際に異常と判定してな
    ることを特徴とする送り装置の破損防止装置。
JP4009995A 1995-02-28 1995-02-28 送り装置の破損防止装置 Withdrawn JPH08229769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4009995A JPH08229769A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 送り装置の破損防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4009995A JPH08229769A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 送り装置の破損防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08229769A true JPH08229769A (ja) 1996-09-10

Family

ID=12571425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4009995A Withdrawn JPH08229769A (ja) 1995-02-28 1995-02-28 送り装置の破損防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08229769A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015143437A (ja) * 2014-01-31 2015-08-06 三和シヤッター工業株式会社 建築用電動シャッターにおける位置検知センサの異常判断装置
CN116141080A (zh) * 2022-12-19 2023-05-23 重庆长安汽车股份有限公司 数控机床滚珠丝杠磨损状态监测及剩余使用寿命预测方法

Cited By (3)

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CN116141080A (zh) * 2022-12-19 2023-05-23 重庆长安汽车股份有限公司 数控机床滚珠丝杠磨损状态监测及剩余使用寿命预测方法
CN116141080B (zh) * 2022-12-19 2024-07-02 重庆长安汽车股份有限公司 数控机床滚珠丝杠磨损状态监测及剩余使用寿命预测方法

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Effective date: 20020507