JPH08227933A - 静電吸着機能を有するウエハ加熱装置 - Google Patents
静電吸着機能を有するウエハ加熱装置Info
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- JPH08227933A JPH08227933A JP3048395A JP3048395A JPH08227933A JP H08227933 A JPH08227933 A JP H08227933A JP 3048395 A JP3048395 A JP 3048395A JP 3048395 A JP3048395 A JP 3048395A JP H08227933 A JPH08227933 A JP H08227933A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 静電吸着機能を有するウエハ加熱装置におい
て、500〜650℃の中温域での使用に際し、十分な
静電吸着力が得られ、かつリ−ク電流によるデバイスの
損傷も起こらないウエハ加熱装置を得る。 【構成】 静電吸着機能を有するウエハ加熱装置におい
て、窒化硼素と窒化アルミニウムの混合焼結体からなる
支持基材1の一方の面に熱分解グラファイトからなる発
熱層2を接合し、その上に熱分解窒化硼素からなる絶縁
層3を接合し、基材の他方の面に熱分解グラファイトか
らなる静電吸着用電極4を接合し、その上に1〜10重
量%の珪素を含有する熱分解窒化硼素からなる絶縁層5
を接合してなる静電吸着機能を有するウエハ加熱装置。
て、500〜650℃の中温域での使用に際し、十分な
静電吸着力が得られ、かつリ−ク電流によるデバイスの
損傷も起こらないウエハ加熱装置を得る。 【構成】 静電吸着機能を有するウエハ加熱装置におい
て、窒化硼素と窒化アルミニウムの混合焼結体からなる
支持基材1の一方の面に熱分解グラファイトからなる発
熱層2を接合し、その上に熱分解窒化硼素からなる絶縁
層3を接合し、基材の他方の面に熱分解グラファイトか
らなる静電吸着用電極4を接合し、その上に1〜10重
量%の珪素を含有する熱分解窒化硼素からなる絶縁層5
を接合してなる静電吸着機能を有するウエハ加熱装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は昇温工程を含む半導体プ
ロセスに使用される静電吸着機能を有するウエハ加熱装
置に関するものである。
ロセスに使用される静電吸着機能を有するウエハ加熱装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程における半導
体ウエハの加熱には、従来金属線を巻いたヒーターが使
用されていたが、これについては半導体ウエハへの金属
汚染の問題があるため、セラミックスの薄膜を発熱体と
して使用した、セラミックス一体型ウエハ加熱装置の使
用が提案されている(特開平4−124076号公報参
照)。また、この半導体ウエハの加熱に当たってはヒー
ター上に半導体ウエハを固定するために減圧雰囲気では
静電吸着装置が使用されているが、プロセスの高温化に
伴ってその材質が樹脂からセラミックスに移行されてお
り(特開昭52−67353号公報、特開昭59−12
4140号公報参照)、また最近ではこれらのセラミッ
クス一体型ウエハ加熱装置と静電吸着装置を合体した静
電吸着機能を有するウエハ加熱装置も提案されており、
エッチング工程などの低温域では静電吸着装置の絶縁層
にアルミナを用いたものが(特開昭59−124140
号公報参照)、またCVD工程などの高温域においては
静電吸着装置の絶縁層に熱分解窒化硼素を用いたものが
使用されている(特開平4−358074号公報、特開
平5−109876号公報、特開平5−129210号
公報、特願平5−152015号公報参照)。
体ウエハの加熱には、従来金属線を巻いたヒーターが使
用されていたが、これについては半導体ウエハへの金属
汚染の問題があるため、セラミックスの薄膜を発熱体と
して使用した、セラミックス一体型ウエハ加熱装置の使
用が提案されている(特開平4−124076号公報参
照)。また、この半導体ウエハの加熱に当たってはヒー
ター上に半導体ウエハを固定するために減圧雰囲気では
静電吸着装置が使用されているが、プロセスの高温化に
伴ってその材質が樹脂からセラミックスに移行されてお
り(特開昭52−67353号公報、特開昭59−12
4140号公報参照)、また最近ではこれらのセラミッ
クス一体型ウエハ加熱装置と静電吸着装置を合体した静
電吸着機能を有するウエハ加熱装置も提案されており、
エッチング工程などの低温域では静電吸着装置の絶縁層
にアルミナを用いたものが(特開昭59−124140
号公報参照)、またCVD工程などの高温域においては
静電吸着装置の絶縁層に熱分解窒化硼素を用いたものが
使用されている(特開平4−358074号公報、特開
平5−109876号公報、特開平5−129210号
公報、特願平5−152015号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、文献(渡部俊
也:ニューセラミックス、(7)、49〜53(1994))に記述さ
れているように、静電吸着力はこの絶縁層の体積抵抗率
が低くなれば強くなるが、低過ぎるとリーク電流による
デバイスの破損が生じるため、静電吸着装置の絶縁層の
体積抵抗率は1010〜1013Ωcm、好ましくは1011Ωcmであ
る必要があるとされる。しかし500℃から650℃ま
での中温域では、アルミナを絶縁層に用いた場合には抵
抗率が低くなり過ぎリーク電流によるデバイスの破損が
発生し、熱分解窒化硼素を用いた場合には抵抗率が高く
なり過ぎるため十分な静電吸着力( 100〜500gf/cm2 )
が得られないという問題があった。
也:ニューセラミックス、(7)、49〜53(1994))に記述さ
れているように、静電吸着力はこの絶縁層の体積抵抗率
が低くなれば強くなるが、低過ぎるとリーク電流による
デバイスの破損が生じるため、静電吸着装置の絶縁層の
体積抵抗率は1010〜1013Ωcm、好ましくは1011Ωcmであ
る必要があるとされる。しかし500℃から650℃ま
での中温域では、アルミナを絶縁層に用いた場合には抵
抗率が低くなり過ぎリーク電流によるデバイスの破損が
発生し、熱分解窒化硼素を用いた場合には抵抗率が高く
なり過ぎるため十分な静電吸着力( 100〜500gf/cm2 )
が得られないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不
利、欠点を解消した500〜650℃の中温域での使用
に適する静電吸着機能を有するウエハ加熱装置に関する
もので、これは窒化硼素と窒化アルミニウムの混合焼結
体からなる支持基材の一方の面に熱分解グラファイトか
らなる発熱層を接合し、その上に熱分解窒化硼素からな
る絶縁層を接合し、該基材の他方の面に熱分解グラファ
イトからなる静電吸着用電極を接合し、その上に1〜1
0重量%の珪素を含有する熱分解窒化硼素からなる絶縁
層を接合してなることを特徴とする静電吸着機能を有す
るウエハ加熱装置を要旨とするものである。
利、欠点を解消した500〜650℃の中温域での使用
に適する静電吸着機能を有するウエハ加熱装置に関する
もので、これは窒化硼素と窒化アルミニウムの混合焼結
体からなる支持基材の一方の面に熱分解グラファイトか
らなる発熱層を接合し、その上に熱分解窒化硼素からな
る絶縁層を接合し、該基材の他方の面に熱分解グラファ
イトからなる静電吸着用電極を接合し、その上に1〜1
0重量%の珪素を含有する熱分解窒化硼素からなる絶縁
層を接合してなることを特徴とする静電吸着機能を有す
るウエハ加熱装置を要旨とするものである。
【0005】すなわち、本発明者らは従来公知の絶縁層
に熱分解窒化硼素を用いた静電吸着機能を有するウエハ
加熱装置における、中温域における静電吸着力の低下を
防止する方法について種々検討した結果、これについて
は、窒化硼素と窒化アルミニウムの混合焼結体からなる
支持基材の一方の面に熱分解グラファイトからなる発熱
層を接合し、その上に熱分解窒化硼素からなる絶縁層を
接合し、該基材の他方の面に熱分解グラファイトからな
る静電吸着用電極を接合し、その上に熱分解窒化硼素か
らなる絶縁層を接合してなる静電吸着機能を有するウエ
ハ加熱装置において、この静電吸着用電極上の絶縁層に
1〜10重量%の珪素を含有させればこの中温域での静
電吸着力の低下が起こらなくなるということを見いだ
し、本発明を完成させた。以下にこれをさらに詳述す
る。
に熱分解窒化硼素を用いた静電吸着機能を有するウエハ
加熱装置における、中温域における静電吸着力の低下を
防止する方法について種々検討した結果、これについて
は、窒化硼素と窒化アルミニウムの混合焼結体からなる
支持基材の一方の面に熱分解グラファイトからなる発熱
層を接合し、その上に熱分解窒化硼素からなる絶縁層を
接合し、該基材の他方の面に熱分解グラファイトからな
る静電吸着用電極を接合し、その上に熱分解窒化硼素か
らなる絶縁層を接合してなる静電吸着機能を有するウエ
ハ加熱装置において、この静電吸着用電極上の絶縁層に
1〜10重量%の珪素を含有させればこの中温域での静
電吸着力の低下が起こらなくなるということを見いだ
し、本発明を完成させた。以下にこれをさらに詳述す
る。
【0006】本発明は静電吸着機能を有するウエハ加熱
装置に関するものであり、図1に示すように、これは窒
化硼素と窒化アルミニウムの混合焼結体からなる支持基
材1の一方の面に熱分解グラファイトからなる発熱層2
を接合し、その上に熱分解窒化硼素からなる第一の絶縁
層3を接合し、該基材の他方の面に熱分解グラファイト
からなる静電吸着用電極層4を接合し、その上に1〜1
0重量%の珪素を含有する熱分解窒化硼素からなる第二
の絶縁層5を接合してなることを特徴とするものであ
る。これによれば中温域において静電吸着力が低下する
ことがなくなるのでこの静電吸着機能を有するウエハ加
熱装置とウエハとの密着面積が増え、ウエハの温度分布
がより均一になるという有利性が与えられる。
装置に関するものであり、図1に示すように、これは窒
化硼素と窒化アルミニウムの混合焼結体からなる支持基
材1の一方の面に熱分解グラファイトからなる発熱層2
を接合し、その上に熱分解窒化硼素からなる第一の絶縁
層3を接合し、該基材の他方の面に熱分解グラファイト
からなる静電吸着用電極層4を接合し、その上に1〜1
0重量%の珪素を含有する熱分解窒化硼素からなる第二
の絶縁層5を接合してなることを特徴とするものであ
る。これによれば中温域において静電吸着力が低下する
ことがなくなるのでこの静電吸着機能を有するウエハ加
熱装置とウエハとの密着面積が増え、ウエハの温度分布
がより均一になるという有利性が与えられる。
【0007】従来公知の静電吸着機能を有するウエハ加
熱装置は、窒化硼素と窒化アルミニウムの混合焼結体か
らなる支持基材の一方の面に熱分解グラファイトからな
る発熱層を接合し、その上に熱分解窒化硼素からなる絶
縁層を接合し、該基材の他方の面に熱分解グラファイト
からなる静電吸着用電極を接合し、その上に熱分解窒化
硼素からなる絶縁層を接合したものである。しかし、こ
の公知の構成では500〜650℃における絶縁層の熱
分解窒化硼素の体積抵抗率が大きいため十分な静電吸着
力が得られず、ウエハとウエハ加熱装置との密着性が悪
く温度分布が不均一になり、これによって製造されるデ
バイスの特性にばらつきを生じさせるという重大な欠点
がある。
熱装置は、窒化硼素と窒化アルミニウムの混合焼結体か
らなる支持基材の一方の面に熱分解グラファイトからな
る発熱層を接合し、その上に熱分解窒化硼素からなる絶
縁層を接合し、該基材の他方の面に熱分解グラファイト
からなる静電吸着用電極を接合し、その上に熱分解窒化
硼素からなる絶縁層を接合したものである。しかし、こ
の公知の構成では500〜650℃における絶縁層の熱
分解窒化硼素の体積抵抗率が大きいため十分な静電吸着
力が得られず、ウエハとウエハ加熱装置との密着性が悪
く温度分布が不均一になり、これによって製造されるデ
バイスの特性にばらつきを生じさせるという重大な欠点
がある。
【0008】しかるに本発明に従って、静電吸着用電極
上の絶縁層を1〜10重量%の珪素を含有する熱分解窒
化硼素からなるものとすれば、500〜650℃の中温
域において十分な静電吸着力が得られ、ウエハの温度分
布はより均一なものになり、またリーク電流によるデバ
イスの損傷も発生しない。したがって本発明の静電吸着
機能を有するウエハ加熱装置を使用すれば、デバイス歩
留りが大幅に向上するという有利性が与えられる。な
お、珪素の含有率を1重量%未満とした場合はこの温度
範囲では十分な静電吸着力が得られず、一方、珪素の含
有率を10重量%より大きくした場合は、この温度範囲
ではリーク電流によるデバイスの損傷が起こる。図2は
加熱温度に対する各種絶縁層の体積抵抗率を表したもの
であり、PBNは熱分解窒化硼素を、PSiBN(1%)は
1重量%の珪素を含有する熱分解窒化硼素を、PSiB
N(10%) は10重量%の珪素を含有する熱分解窒化硼素
を、Al2O3 はアルミナを示す。これはPBN中のシ
リコン量を1〜10重量%の範囲で適当に選ぶことによ
り、温度500〜650℃で体積抵抗率をおよそ1010〜
1013Ωcmの範囲とすることができることを示している。
上の絶縁層を1〜10重量%の珪素を含有する熱分解窒
化硼素からなるものとすれば、500〜650℃の中温
域において十分な静電吸着力が得られ、ウエハの温度分
布はより均一なものになり、またリーク電流によるデバ
イスの損傷も発生しない。したがって本発明の静電吸着
機能を有するウエハ加熱装置を使用すれば、デバイス歩
留りが大幅に向上するという有利性が与えられる。な
お、珪素の含有率を1重量%未満とした場合はこの温度
範囲では十分な静電吸着力が得られず、一方、珪素の含
有率を10重量%より大きくした場合は、この温度範囲
ではリーク電流によるデバイスの損傷が起こる。図2は
加熱温度に対する各種絶縁層の体積抵抗率を表したもの
であり、PBNは熱分解窒化硼素を、PSiBN(1%)は
1重量%の珪素を含有する熱分解窒化硼素を、PSiB
N(10%) は10重量%の珪素を含有する熱分解窒化硼素
を、Al2O3 はアルミナを示す。これはPBN中のシ
リコン量を1〜10重量%の範囲で適当に選ぶことによ
り、温度500〜650℃で体積抵抗率をおよそ1010〜
1013Ωcmの範囲とすることができることを示している。
【0009】本発明の静電吸着機能を有するウエハ加熱
装置は上記したように、窒化硼素と窒化アルミニウムの
混合焼結体からなる支持基材、該基材の一方の面に接合
された熱分解グラファイトからなる発熱層、及びその上
に設けられた主成分が熱分解窒化硼素からなる第1の絶
縁層、該基材の他方の面に接合された熱分解グラファイ
トからなる静電吸着用電極、及びその上に設けられた1
〜10重量%の珪素を含有する熱分解窒化硼素からなる
第2の絶縁層から構成されたものとされる。
装置は上記したように、窒化硼素と窒化アルミニウムの
混合焼結体からなる支持基材、該基材の一方の面に接合
された熱分解グラファイトからなる発熱層、及びその上
に設けられた主成分が熱分解窒化硼素からなる第1の絶
縁層、該基材の他方の面に接合された熱分解グラファイ
トからなる静電吸着用電極、及びその上に設けられた1
〜10重量%の珪素を含有する熱分解窒化硼素からなる
第2の絶縁層から構成されたものとされる。
【0010】支持基材の窒化硼素と窒化アルミニウムの
混合物は公知の方法で焼結させて得たものとすれば良
い。窒化硼素と窒化アルミニウムの混合割合は、アルミ
ニウムが多すぎると線膨張係数が大きすぎるという問題
があり、少なすぎると線膨張係数が小さすぎるという問
題があるので、重量比で1:0.05〜1の範囲とすればよ
い。発熱層及び静電吸着用電極の熱分解グラファイト
は、例えばメタンガスを1900〜2200℃、5Torrという条
件下で熱分解することによって得られたものとすれば良
い。この厚さは薄すぎると強度不足の問題があり、厚す
ぎると剥離の問題があるので10〜300 μmとすればよ
い。第1の絶縁層は主成分が熱分解窒化硼素よりなり、
これは例えばアンモニアと三塩化硼素との容量混合比
4:1の混合気体を1800〜2000℃、10Torrの条件下で
熱分解することによって得られたものとすれば良い。こ
の厚さは薄すぎると強度不足の問題があり、厚すぎると
剥離の問題があるので50〜500 μmとすればよい。ま
た、第2の絶縁層は1〜10重量%の珪素を含有した熱
分解窒化硼素からなるものとすることが必要とされるの
であるが、これは例えばアンモニアと三塩化硼素と四塩
化珪素の容量混合比40:9:1〜24:5:1の混合気体
を1600〜2000℃、5〜10Torrの条件下で化学気相蒸着
することによって得られたものとすれば良い。また、こ
の厚さは薄すぎると絶縁破壊の問題があり、厚すぎると
静電吸着力の低下の問題があるので50〜500 μmとすれ
ばよい。なお、第1の絶縁層は第2の絶縁層と同じ1〜
10重量%の珪素を含有した熱分解窒化硼素からなるも
のとしてもよく、こうすると製造工程が簡略化されるの
でコスト的に有利となる。
混合物は公知の方法で焼結させて得たものとすれば良
い。窒化硼素と窒化アルミニウムの混合割合は、アルミ
ニウムが多すぎると線膨張係数が大きすぎるという問題
があり、少なすぎると線膨張係数が小さすぎるという問
題があるので、重量比で1:0.05〜1の範囲とすればよ
い。発熱層及び静電吸着用電極の熱分解グラファイト
は、例えばメタンガスを1900〜2200℃、5Torrという条
件下で熱分解することによって得られたものとすれば良
い。この厚さは薄すぎると強度不足の問題があり、厚す
ぎると剥離の問題があるので10〜300 μmとすればよ
い。第1の絶縁層は主成分が熱分解窒化硼素よりなり、
これは例えばアンモニアと三塩化硼素との容量混合比
4:1の混合気体を1800〜2000℃、10Torrの条件下で
熱分解することによって得られたものとすれば良い。こ
の厚さは薄すぎると強度不足の問題があり、厚すぎると
剥離の問題があるので50〜500 μmとすればよい。ま
た、第2の絶縁層は1〜10重量%の珪素を含有した熱
分解窒化硼素からなるものとすることが必要とされるの
であるが、これは例えばアンモニアと三塩化硼素と四塩
化珪素の容量混合比40:9:1〜24:5:1の混合気体
を1600〜2000℃、5〜10Torrの条件下で化学気相蒸着
することによって得られたものとすれば良い。また、こ
の厚さは薄すぎると絶縁破壊の問題があり、厚すぎると
静電吸着力の低下の問題があるので50〜500 μmとすれ
ばよい。なお、第1の絶縁層は第2の絶縁層と同じ1〜
10重量%の珪素を含有した熱分解窒化硼素からなるも
のとしてもよく、こうすると製造工程が簡略化されるの
でコスト的に有利となる。
【0011】
【作用】このようにして1〜10重量%の珪素を含有す
る熱分解窒化硼素からなる絶縁層を有する、本発明の静
電吸着機能を有するウエハ加熱装置は、500〜650
℃の中温域において十分な静電吸着力が得られ、したが
ってウエハ温度分布の均一性が向上し、かつリーク電流
によるデバイスの損傷も起こらないため、デバイス歩留
が大幅に向上するという有利性が与えられる。
る熱分解窒化硼素からなる絶縁層を有する、本発明の静
電吸着機能を有するウエハ加熱装置は、500〜650
℃の中温域において十分な静電吸着力が得られ、したが
ってウエハ温度分布の均一性が向上し、かつリーク電流
によるデバイスの損傷も起こらないため、デバイス歩留
が大幅に向上するという有利性が与えられる。
【0012】
【実施例】つぎに本発明の実施例をあげる。 実施例 窒化硼素粉末と窒化アルミニウム粉末を重量比で3対1
の割合で混合したのち、1900℃、200kgf/mm2 の条件下
で焼結し、直径 200mm、厚さ10mmの窒化硼素と窒化ア
ルミニウムの混合焼結体からなる円板を作った。ついで
この上でメタンガスを2200℃、5Torrの条件下で熱分解
してこの円板上に厚さ100μmの熱分解グラファイト
層を形成し、表面の熱分解グラファイト層より電極パタ
ーンを、また裏面の熱分解グラファイト層よりヒーター
パターンを加工してそれぞれを静電吸着用電極と発熱層
とした。ついで反応ガスとしてアンモニアと三塩化硼素
と四塩化珪素を32:7:1の容量混合比で流し、1600
℃、5Torrの条件下で熱分解反応させてこの円板上に厚
さ200μmの珪素含有熱分解窒化硼素絶縁層を設ける
ことにより、静電吸着機能を有するウエハ加熱装置を作
った。この絶縁層の珪素含有率を測定したところ、7重
量%であった。この静電吸着機能を有するウエハ加熱装
置を使用し、シリコンウエハを600℃に加熱し、その
上にポリシリコン膜を堆積したところ、ウエハ上の温度
分布は±5℃、ポリシリコン膜の厚さの分布は0.10〜0.
11μmであった。
の割合で混合したのち、1900℃、200kgf/mm2 の条件下
で焼結し、直径 200mm、厚さ10mmの窒化硼素と窒化ア
ルミニウムの混合焼結体からなる円板を作った。ついで
この上でメタンガスを2200℃、5Torrの条件下で熱分解
してこの円板上に厚さ100μmの熱分解グラファイト
層を形成し、表面の熱分解グラファイト層より電極パタ
ーンを、また裏面の熱分解グラファイト層よりヒーター
パターンを加工してそれぞれを静電吸着用電極と発熱層
とした。ついで反応ガスとしてアンモニアと三塩化硼素
と四塩化珪素を32:7:1の容量混合比で流し、1600
℃、5Torrの条件下で熱分解反応させてこの円板上に厚
さ200μmの珪素含有熱分解窒化硼素絶縁層を設ける
ことにより、静電吸着機能を有するウエハ加熱装置を作
った。この絶縁層の珪素含有率を測定したところ、7重
量%であった。この静電吸着機能を有するウエハ加熱装
置を使用し、シリコンウエハを600℃に加熱し、その
上にポリシリコン膜を堆積したところ、ウエハ上の温度
分布は±5℃、ポリシリコン膜の厚さの分布は0.10〜0.
11μmであった。
【0013】比較例 比較のために、絶縁層の反応ガスから四塩化珪素を除い
た以外は、実施例と同じ構成で、該静電吸着機能を有す
るウエハ加熱装置を作り、これについて同様の方法でシ
リコンウエハの上にポリシリコン膜の堆積を行ったとこ
ろ、ウエハ上の温度分布は±13℃、ポリシリコン膜の
厚さの分布は0.08〜0.12μmと悪かった。
た以外は、実施例と同じ構成で、該静電吸着機能を有す
るウエハ加熱装置を作り、これについて同様の方法でシ
リコンウエハの上にポリシリコン膜の堆積を行ったとこ
ろ、ウエハ上の温度分布は±13℃、ポリシリコン膜の
厚さの分布は0.08〜0.12μmと悪かった。
【0014】
【発明の効果】本発明の装置を用いれば、500〜65
0℃の中温域において十分な静電吸着力が得られ、した
がってウエハ温度分布の均一性が向上し、かつリーク電
流によるデバイスの損傷も起こらないため、デバイス歩
留りが大幅に向上するという有利性が与えられる。
0℃の中温域において十分な静電吸着力が得られ、した
がってウエハ温度分布の均一性が向上し、かつリーク電
流によるデバイスの損傷も起こらないため、デバイス歩
留りが大幅に向上するという有利性が与えられる。
【図1】本発明による、静電吸着機能を有するウエハ加
熱装置の断面模式図。
熱装置の断面模式図。
【図2】下記絶縁層の、加熱温度に対する体積抵抗率。 □ PBN 熱分解窒化硼素 ● PSiBN(1%) 1重量%の珪素を含有する熱分
解窒化硼素 ○ PSiBN(10%) 10重量%の珪素を含有する熱分
解窒化硼素 △ Al2 O3 アルミナ
解窒化硼素 ○ PSiBN(10%) 10重量%の珪素を含有する熱分
解窒化硼素 △ Al2 O3 アルミナ
1 支持基材 2 発熱層 3 第一の絶縁層 4 静電吸着用電極層 5 第二の絶縁層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長尾 貴章 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社精密機能材料研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 窒化硼素と窒化アルミニウムの混合焼結
体からなる支持基材の一方の面に熱分解グラファイトか
らなる発熱層を接合し、その上に熱分解窒化硼素からな
る絶縁層を接合し、該基材の他方の面に熱分解グラファ
イトからなる静電吸着用電極を接合し、その上に1〜1
0重量%の珪素を含有する熱分解窒化硼素からなる絶縁
層を接合してなることを特徴とする静電吸着機能を有す
るウエハ加熱装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3048395A JPH08227933A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 静電吸着機能を有するウエハ加熱装置 |
US08/603,155 US5663865A (en) | 1995-02-20 | 1996-02-20 | Ceramic electrostatic chuck with built-in heater |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3048395A JPH08227933A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 静電吸着機能を有するウエハ加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08227933A true JPH08227933A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12305094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3048395A Pending JPH08227933A (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 静電吸着機能を有するウエハ加熱装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5663865A (ja) |
JP (1) | JPH08227933A (ja) |
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- 1995-02-20 JP JP3048395A patent/JPH08227933A/ja active Pending
-
1996
- 1996-02-20 US US08/603,155 patent/US5663865A/en not_active Expired - Fee Related
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