JPH08225413A - 白蟻類防除用乳化性組成物 - Google Patents
白蟻類防除用乳化性組成物Info
- Publication number
- JPH08225413A JPH08225413A JP33591095A JP33591095A JPH08225413A JP H08225413 A JPH08225413 A JP H08225413A JP 33591095 A JP33591095 A JP 33591095A JP 33591095 A JP33591095 A JP 33591095A JP H08225413 A JPH08225413 A JP H08225413A
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- Japan
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- ether
- composition
- emulsifier
- ethylene glycol
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 5−アミノ−3−シアノ−1−(2,6
−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−
トリフルオロメチルスルフィニルピラゾールを有効成分
として含有する白蟻類防除用乳剤組成物において、20
℃における水溶解度が20%以下の低極性溶剤及び乳化
剤を含有することを特徴とする白蟻類防除用乳化性組成
物。 【効果】 希釈時に有効成分の結晶が希釈液中に析出す
ることがなく、散布機具の目詰まりを生じない乳化性組
成物が得られる。
−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−
トリフルオロメチルスルフィニルピラゾールを有効成分
として含有する白蟻類防除用乳剤組成物において、20
℃における水溶解度が20%以下の低極性溶剤及び乳化
剤を含有することを特徴とする白蟻類防除用乳化性組成
物。 【効果】 希釈時に有効成分の結晶が希釈液中に析出す
ることがなく、散布機具の目詰まりを生じない乳化性組
成物が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は床下等の土壌に散布
するのに適する白蟻類防除用乳化性組成物に関するもの
である。
するのに適する白蟻類防除用乳化性組成物に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】白蟻等の防除には大きく分けて木部等に塗
布して白蟻を防除する木部処理及び床下等の土壌に薬液
を散布して防除する土壌処理の2種類があるが、既設の
住宅等では床下の木部等に塗布処理する方法は困難な場
合が多く、そのため土壌処理が多用されており、家屋の
床下等の限られた場所等に土壌処理する場合、散布者の
安全等を考慮して水に有効成分を懸濁させたフロアブル
剤が最近多く使用されている。
布して白蟻を防除する木部処理及び床下等の土壌に薬液
を散布して防除する土壌処理の2種類があるが、既設の
住宅等では床下の木部等に塗布処理する方法は困難な場
合が多く、そのため土壌処理が多用されており、家屋の
床下等の限られた場所等に土壌処理する場合、散布者の
安全等を考慮して水に有効成分を懸濁させたフロアブル
剤が最近多く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】5−アミノ−3−シア
ノ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチル
フェニル)−4−トリフルオロメチルスルフィニルピラ
ゾール(以下、化合物Aという)を有効成分とする乳剤
組成物は、従来の製剤方法では希釈時に有効成分の結晶
が希釈液中に析出し、散布器具の目詰まりの原因とな
り、フロアブル剤に調製した場合所期の効果を奏しない
という問題がある。特公平2−7282号公報に記載の
発明では乳化剤の添加されたアセトフェノンとアセトフ
ェノンに相溶性の溶剤を使用することにより有効成分の
結晶析出防止が図られており、特開昭50−69230
号公報記載の発明はジニトロアニリン系除草剤とN−ア
リル−N’−アルコキシ尿素除草剤とを有効成分とする
液体除草剤組成物の輸送、貯蔵及び使用される条件下で
の物理的安定性を得るために乳化剤及び脂環式ケトンを
溶剤として使用することを開示している。本発明者等は
これらの課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発
明の乳化性組成物を完成させたものであり、本乳化性組
成物は溶剤の臭気を抑え、希釈時の有効成分の析出を防
止し、且つフロアブル剤より優れた効果を有するもので
ある。
ノ−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチル
フェニル)−4−トリフルオロメチルスルフィニルピラ
ゾール(以下、化合物Aという)を有効成分とする乳剤
組成物は、従来の製剤方法では希釈時に有効成分の結晶
が希釈液中に析出し、散布器具の目詰まりの原因とな
り、フロアブル剤に調製した場合所期の効果を奏しない
という問題がある。特公平2−7282号公報に記載の
発明では乳化剤の添加されたアセトフェノンとアセトフ
ェノンに相溶性の溶剤を使用することにより有効成分の
結晶析出防止が図られており、特開昭50−69230
号公報記載の発明はジニトロアニリン系除草剤とN−ア
リル−N’−アルコキシ尿素除草剤とを有効成分とする
液体除草剤組成物の輸送、貯蔵及び使用される条件下で
の物理的安定性を得るために乳化剤及び脂環式ケトンを
溶剤として使用することを開示している。本発明者等は
これらの課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発
明の乳化性組成物を完成させたものであり、本乳化性組
成物は溶剤の臭気を抑え、希釈時の有効成分の析出を防
止し、且つフロアブル剤より優れた効果を有するもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の白蟻類防除用乳
化性組成物は、化合物A(5−アミノ−3−シアノ−1
−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニ
ル)−4−トリフルオロメチルスルフィニルピラゾー
ル)を有効成分として含有する白蟻類防除用乳剤組成物
において、20℃における水溶解度が10%以下の低極
性溶剤及び乳化剤を含有することを特徴とするものであ
る。
化性組成物は、化合物A(5−アミノ−3−シアノ−1
−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニ
ル)−4−トリフルオロメチルスルフィニルピラゾー
ル)を有効成分として含有する白蟻類防除用乳剤組成物
において、20℃における水溶解度が10%以下の低極
性溶剤及び乳化剤を含有することを特徴とするものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の白蟻類防除用乳化性組成
物で使用する化合物Aは特開昭63−316771号公
報に記載の公知の化合物で、節足動物、植物線虫、原虫
害虫、白蟻、農業害虫等に殺虫効果を有する化合物であ
り、本組成物100重量部に対して1〜10重量部の範
囲で使用すれば良い。本発明で使用する20℃における
水溶解度が10%以下の低極性溶剤としては環状アミド
系溶剤又はグリコールエーテル系溶剤から選択される1
種又は2種以上を使用すれば良く、その使用量は本組成
物100重量部に対して3〜90重量部の範囲で使用す
れば良い。本発明で使用する環状アミド系溶剤として
は、例えばN−オクチル−2−ピロリドン、N−ドデシ
ル−2−ピロリドン又はN−ドデシルカプロラクタム等
の環状アミド系溶剤を例示することができる。又、グリ
コールエーテル系溶剤としては、例えばエチレングリコ
ールモノ2−エチルヘキシルエーテル、エチレングリコ
ールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノ
ヘキシルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエ
ーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル、プ
ロピレングリコールモノフェニルエーテル、ジプロピレ
ングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコー
ルジブチルエーテル又はジエチレングリコールジブチル
エーテルを例示することができ、好ましくはジエチレン
グリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル等を使用す
るのが良い。
物で使用する化合物Aは特開昭63−316771号公
報に記載の公知の化合物で、節足動物、植物線虫、原虫
害虫、白蟻、農業害虫等に殺虫効果を有する化合物であ
り、本組成物100重量部に対して1〜10重量部の範
囲で使用すれば良い。本発明で使用する20℃における
水溶解度が10%以下の低極性溶剤としては環状アミド
系溶剤又はグリコールエーテル系溶剤から選択される1
種又は2種以上を使用すれば良く、その使用量は本組成
物100重量部に対して3〜90重量部の範囲で使用す
れば良い。本発明で使用する環状アミド系溶剤として
は、例えばN−オクチル−2−ピロリドン、N−ドデシ
ル−2−ピロリドン又はN−ドデシルカプロラクタム等
の環状アミド系溶剤を例示することができる。又、グリ
コールエーテル系溶剤としては、例えばエチレングリコ
ールモノ2−エチルヘキシルエーテル、エチレングリコ
ールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノ
ヘキシルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエ
ーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル、プ
ロピレングリコールモノフェニルエーテル、ジプロピレ
ングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコー
ルジブチルエーテル又はジエチレングリコールジブチル
エーテルを例示することができ、好ましくはジエチレン
グリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル等を使用す
るのが良い。
【0006】乳化剤としてはノニオン系又はアニオン系
乳化剤から選択される1種又は2種以上の乳化剤を使用
することができ、ノニオン系乳化剤としては、例えばポ
リオキシアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンひまし油エーテル等
を、アニオン系乳化剤としては、例えばアルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、スル
ホコハク酸塩、タウリン誘導体、サルコシン誘導体、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩等を例示することができる
が、好ましくはポリオキシエチレンスチリルフェニルエ
ーテル及びアルキルベンゼンスルホン酸カルシウムの混
合物(以下、乳化剤aという)又はポリオキシエチレン
ひまし油エーテル及びアルキルベンゼンスルホン酸カル
シウムの混合物(以下、乳化剤bという)を使用するの
が良く、その使用量は本組成物100重量部に対して5
〜40重量部の範囲で使用すれば良い。
乳化剤から選択される1種又は2種以上の乳化剤を使用
することができ、ノニオン系乳化剤としては、例えばポ
リオキシアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンひまし油エーテル等
を、アニオン系乳化剤としては、例えばアルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、スル
ホコハク酸塩、タウリン誘導体、サルコシン誘導体、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩等を例示することができる
が、好ましくはポリオキシエチレンスチリルフェニルエ
ーテル及びアルキルベンゼンスルホン酸カルシウムの混
合物(以下、乳化剤aという)又はポリオキシエチレン
ひまし油エーテル及びアルキルベンゼンスルホン酸カル
シウムの混合物(以下、乳化剤bという)を使用するの
が良く、その使用量は本組成物100重量部に対して5
〜40重量部の範囲で使用すれば良い。
【0007】本発明の白蟻類防除用乳化性組成物は主剤
の溶解度の向上及び処理対象部材への影響等から、必要
に応じて芳香族系溶剤及び極性溶剤を使用することもで
き、芳香族系溶剤としては沸点が200℃以上で、常温
で液体の溶剤であれば良く、石油留分、接触分解油留分
又は合成油から選択され、例えばアルキルベンゼン、ト
リメチルベンゼン等のモノ又はポリアルキルベンゼン
類、メチルナフタレン、ジメチルナフタレン、ジメチル
モノプロピルナフタレン、ジメチルジプロピルナフタレ
ン等、フェニルキシリルナフタレン等のナフタレン類、
1−フェニル−1−キシリルエタン、アルキルジフェニ
ルエタン等のアルキルジフェニルアルカン類、インデン
誘導体類、トリアリルジエタン等のトリアリルジアルカ
ン類、ジベンジルエーテル、フタル酸ジエステル類等を
例示することができ、好ましくは、例えば1−フェニル
−1−キシリルエタン、ジベンジルエーテル、ジメチル
モノプロピルナフタレン、ジメチルジプロピルナフタレ
ン、ジエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエー
テル等を使用するのが良く、その使用量は本組成物10
0重量部に対して0〜90重量部の範囲から目的に応じ
て適宜選択して使用すれば良い。
の溶解度の向上及び処理対象部材への影響等から、必要
に応じて芳香族系溶剤及び極性溶剤を使用することもで
き、芳香族系溶剤としては沸点が200℃以上で、常温
で液体の溶剤であれば良く、石油留分、接触分解油留分
又は合成油から選択され、例えばアルキルベンゼン、ト
リメチルベンゼン等のモノ又はポリアルキルベンゼン
類、メチルナフタレン、ジメチルナフタレン、ジメチル
モノプロピルナフタレン、ジメチルジプロピルナフタレ
ン等、フェニルキシリルナフタレン等のナフタレン類、
1−フェニル−1−キシリルエタン、アルキルジフェニ
ルエタン等のアルキルジフェニルアルカン類、インデン
誘導体類、トリアリルジエタン等のトリアリルジアルカ
ン類、ジベンジルエーテル、フタル酸ジエステル類等を
例示することができ、好ましくは、例えば1−フェニル
−1−キシリルエタン、ジベンジルエーテル、ジメチル
モノプロピルナフタレン、ジメチルジプロピルナフタレ
ン、ジエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエー
テル等を使用するのが良く、その使用量は本組成物10
0重量部に対して0〜90重量部の範囲から目的に応じ
て適宜選択して使用すれば良い。
【0008】又、極性溶剤としては、例えばトリプロピ
レングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル等のグリコールエーテル類、N−
メチル−2−ピロリドン、N−シクロヘキシル−2−ピ
ロリドン等の環状アミド類、γ−ブチロラクトン、ε−
カプロラクトン等の環状エステル類等を例示することが
でき、その使用量は本組成物100重量部に対して0〜
20重量部の範囲で使用すれば良い。本発明の白蟻類防
除用乳化性組成物を製造するには、通常の農薬乳剤を製
造する方法と同様に行えば良い。
レングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル等のグリコールエーテル類、N−
メチル−2−ピロリドン、N−シクロヘキシル−2−ピ
ロリドン等の環状アミド類、γ−ブチロラクトン、ε−
カプロラクトン等の環状エステル類等を例示することが
でき、その使用量は本組成物100重量部に対して0〜
20重量部の範囲で使用すれば良い。本発明の白蟻類防
除用乳化性組成物を製造するには、通常の農薬乳剤を製
造する方法と同様に行えば良い。
【0009】
【実施例】以下に本発明の代表的な実施例を例示する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 化合物Aを5部、N−オクチル−2−ピロリドンを15
部、乳化剤a(ソルポール355、東邦化学工業(株)
を10部及び1−フェニル−1−キシリルエタンを70
部混合溶解して乳化性組成物を得た。 実施例2〜15 実施例1と同様にして第1表に示す組成で乳化性組成物
を得た。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 化合物Aを5部、N−オクチル−2−ピロリドンを15
部、乳化剤a(ソルポール355、東邦化学工業(株)
を10部及び1−フェニル−1−キシリルエタンを70
部混合溶解して乳化性組成物を得た。 実施例2〜15 実施例1と同様にして第1表に示す組成で乳化性組成物
を得た。
【0010】
【表1】
【0011】
【表2】
【0012】
【表3】
【0013】
【表4】 実施例16〜29 実施例1と同様にして第2表に示す組成で乳化性組成物
を得た。
を得た。
【0014】
【表5】
【0015】
【表6】
【0016】
【表7】
【0017】
【表8】
【0018】比較例1 化合物Aを2部、N−メチル−2−ピロリドンを5部、
乳化剤aを15部及び1−フェニル−1−キシリルエタ
ンを78部混合溶解して乳化性組成物を得た。 比較例2 化合物Aを2部、プロピレングリコールを5部、分散剤
(ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル:ペ
ネロールSP2440、松本油脂製薬(株))を5部、
湿展剤(ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム:ネオコ
ールYSK、第一工業製薬(株))を1部、キサンタン
ガムを0.25部、シリコン系消泡剤を0.5部及び水
86.25部を均一に混合して懸濁性組成物を得た。
乳化剤aを15部及び1−フェニル−1−キシリルエタ
ンを78部混合溶解して乳化性組成物を得た。 比較例2 化合物Aを2部、プロピレングリコールを5部、分散剤
(ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル:ペ
ネロールSP2440、松本油脂製薬(株))を5部、
湿展剤(ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム:ネオコ
ールYSK、第一工業製薬(株))を1部、キサンタン
ガムを0.25部、シリコン系消泡剤を0.5部及び水
86.25部を均一に混合して懸濁性組成物を得た。
【0019】試験例1.希釈液中での結晶析出試験 100mlビーカーに3度硬水100mlを入れ、これ
に実施例及び比較例により調製した乳化性組成物2.5
gを加えて十分に攪拌混合して、5℃で24時間放置し
た後、該希釈液を目開き45μmのふるいを通して、ふ
るい上に残った結晶量を下記基準に従って目視判定し
た。 判定基準 − : 結晶なし ± : ごくわずかに結晶あり + : 少量の結晶あり ++ : 多量の結晶あり 結果を第3表に示す。
に実施例及び比較例により調製した乳化性組成物2.5
gを加えて十分に攪拌混合して、5℃で24時間放置し
た後、該希釈液を目開き45μmのふるいを通して、ふ
るい上に残った結晶量を下記基準に従って目視判定し
た。 判定基準 − : 結晶なし ± : ごくわずかに結晶あり + : 少量の結晶あり ++ : 多量の結晶あり 結果を第3表に示す。
【0020】
【表9】
【0021】試験例2 防蟻試験 内径約5cm、高さ約12cmのガラス円筒2本を、底
面から約2cmのところで内径約1.5cm、長さ約1
0cmのガラス管(中央部分に長さ5cmで5mmづつ
の目盛りを付けたもの)で連結した試験系を使用し、一
方のガラス円筒に含水率25%に調整した無処理土壌約
60g、他方に濾紙(直径5.5mm)約0.29gを
入れ、ガラス管中央透明部に20メッシュの篩を通過し
た砂壌土を温度60±2℃で恒量になるまで乾燥した無
処理乾燥土壌2.4gと本発明の実施例1及び比較例2
の組成物を水で希釈した薬液0.6gを加えて十分に混
合し、3週間室内に放置した後5cmの厚さに詰めてガ
ラス管に連結する。無処理土壌を入れたガラス円筒にイ
エシロアリの職蟻200頭と兵蟻20頭を投入し、試験
系を温度28±2℃、湿度70%以上の恒温室に静置
し、イエシロアリ投入21日後の穿孔距離(cm)を測
定した。結果を第4表に示す。
面から約2cmのところで内径約1.5cm、長さ約1
0cmのガラス管(中央部分に長さ5cmで5mmづつ
の目盛りを付けたもの)で連結した試験系を使用し、一
方のガラス円筒に含水率25%に調整した無処理土壌約
60g、他方に濾紙(直径5.5mm)約0.29gを
入れ、ガラス管中央透明部に20メッシュの篩を通過し
た砂壌土を温度60±2℃で恒量になるまで乾燥した無
処理乾燥土壌2.4gと本発明の実施例1及び比較例2
の組成物を水で希釈した薬液0.6gを加えて十分に混
合し、3週間室内に放置した後5cmの厚さに詰めてガ
ラス管に連結する。無処理土壌を入れたガラス円筒にイ
エシロアリの職蟻200頭と兵蟻20頭を投入し、試験
系を温度28±2℃、湿度70%以上の恒温室に静置
し、イエシロアリ投入21日後の穿孔距離(cm)を測
定した。結果を第4表に示す。
【0022】
【表10】
Claims (5)
- 【請求項1】 5−アミノ−3−シアノ−1−(2,6
−ジクロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−
トリフルオロメチルスルフィニルピラゾールを有効成分
として含有する白蟻類防除用乳剤組成物において、20
℃における水溶解度が10%以下の低極性溶剤及び乳化
剤を含有することを特徴とする白蟻類防除用乳化性組成
物。 - 【請求項2】 低極性溶剤が環状アミド系溶剤又はグリ
コールエーテル系溶剤から選択される1種又は2種以上
の低極性溶剤である請求項第1項記載の白蟻類防除用乳
化性組成物。 - 【請求項3】 環状アミド系溶剤がN−オクチル−2−
ピロリドン、N−ドデシル−2−ピロリドン又はN−ド
デシルカプロラクタムであり、グリコールエーテル系溶
剤がエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテ
ル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチ
レングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコ
ールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベ
ンジルエーテル、プロピレングリコールモノフェニルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテ
ル、エチレングリコールジブチルエーテル又はジエチレ
ングリコールジブチルエーテルである請求項第2項記載
の白蟻類防除用乳化性組成物。 - 【請求項4】 乳化剤がポリオキシエチレンスチリルフ
ェニルエーテル及びアルキルベンゼンスルホン酸カルシ
ウムの混合物又はポリオキシエチレンひまし油エーテル
及びアルキルベンゼンスルホン酸カルシウムの混合物で
ある請求項第1項記載の白蟻類防除用乳化性組成物。 - 【請求項5】 白蟻類防除用乳剤組成物100重量部に
対して、5−アミノ−3−シアノ−1−(2,6−ジク
ロロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−4−トリフ
ルオロメチルスルフィニルピラゾールが1〜10重量
部、低極性溶剤が3〜90重量部及び乳化剤が5〜40
重量部である請求項第1項記載の白蟻類防除用乳化性組
成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33591095A JPH08225413A (ja) | 1994-11-30 | 1995-11-30 | 白蟻類防除用乳化性組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-321644 | 1994-11-30 | ||
JP32164494 | 1994-11-30 | ||
JP33591095A JPH08225413A (ja) | 1994-11-30 | 1995-11-30 | 白蟻類防除用乳化性組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08225413A true JPH08225413A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=26570546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33591095A Pending JPH08225413A (ja) | 1994-11-30 | 1995-11-30 | 白蟻類防除用乳化性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08225413A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000508291A (ja) * | 1995-11-29 | 2000-07-04 | ローヌ−プーラン・アグロシミ | 昆虫類防除用の乳化性組成物 |
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JP2009019053A (ja) * | 1996-11-29 | 2009-01-29 | Aventis Cropscience Sa | 農薬活性ピラゾール類および誘導体 |
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