JPH08211849A - 表示制御装置 - Google Patents
表示制御装置Info
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- JPH08211849A JPH08211849A JP7015863A JP1586395A JPH08211849A JP H08211849 A JPH08211849 A JP H08211849A JP 7015863 A JP7015863 A JP 7015863A JP 1586395 A JP1586395 A JP 1586395A JP H08211849 A JPH08211849 A JP H08211849A
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- JP
- Japan
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- screen
- line
- image data
- liquid crystal
- frame memory
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- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 複数の表示パネルによって一画面が構成され
る表示装置のスクリーン上の任意の位置にハードウィン
ドウを表示できるようにする。 【構成】 フレームメモリ20と液晶表示装置10との
間にラインバッファ部30を設ける。該液晶表示装置1
0は、2つの上画面・下画面用液晶表示パネル10U、
10Lによって構成される。ラインバッファ部30は、
入力ポート31にはフレームメモリ20のシリアルポー
トが、また各出力ポート36U、36Lにはそれぞれ上
画面用液晶表示パネル10U、下画面用液晶表示パネル
10Lの入力端子が接続される。フレームメモリ20の
シリアルポートから読み出される画像データは4つのラ
インバッファ34U、35U、34L、35Lに順次、
格納され、2つのラインバッファに格納された画像デー
タが画面用液晶表示パネル10U及び10Lへ夫々入力
される。
る表示装置のスクリーン上の任意の位置にハードウィン
ドウを表示できるようにする。 【構成】 フレームメモリ20と液晶表示装置10との
間にラインバッファ部30を設ける。該液晶表示装置1
0は、2つの上画面・下画面用液晶表示パネル10U、
10Lによって構成される。ラインバッファ部30は、
入力ポート31にはフレームメモリ20のシリアルポー
トが、また各出力ポート36U、36Lにはそれぞれ上
画面用液晶表示パネル10U、下画面用液晶表示パネル
10Lの入力端子が接続される。フレームメモリ20の
シリアルポートから読み出される画像データは4つのラ
インバッファ34U、35U、34L、35Lに順次、
格納され、2つのラインバッファに格納された画像デー
タが画面用液晶表示パネル10U及び10Lへ夫々入力
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像メモリ(フレーム
メモリまたはビデオRAM)から画像データを読み出し
て、表示装置に画像を表示させる制御を行う表示制御装
置に関する。
メモリまたはビデオRAM)から画像データを読み出し
て、表示装置に画像を表示させる制御を行う表示制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置などに代表されるフ
ラットパネル・ディスプレイの需要が、ノート・パソコ
ンやサブノート・パソコンの普及に伴い急速に増大して
いる。また、壁掛けテレビやワイド・スクリーンの大型
ディスプレイを薄型化により実現するための研究・開発
が盛んに進められている。
ラットパネル・ディスプレイの需要が、ノート・パソコ
ンやサブノート・パソコンの普及に伴い急速に増大して
いる。また、壁掛けテレビやワイド・スクリーンの大型
ディスプレイを薄型化により実現するための研究・開発
が盛んに進められている。
【0003】図37は、CRTディスプレイにおける画
面表示の一般的な方式を説明する図である。同図に示す
例は、インタレース方式の走査方法により画面表示を行
う例を示す図である。
面表示の一般的な方式を説明する図である。同図に示す
例は、インタレース方式の走査方法により画面表示を行
う例を示す図である。
【0004】表示装置の表示画面(スクリーン)100
上には、蛍光体が塗布されており、図中、A→B、C→
D、・・・I→Jの矢印で示す走査線101により、蛍
光面の一点(画素)に、順次、電子ビームを照射させな
がら画像を表示していく。ある走査線101から次の走
査線101に移る電子ビームの軌跡は水平帰線102
(破線の矢印B→C、D→E、・・・H→I)と呼ば
れ、一画面の表示が終了して次の画面の先頭に戻るまで
の電子ビームの移動軌跡は垂直帰線103(細かい破線
の矢印J→A)と呼ばれる。
上には、蛍光体が塗布されており、図中、A→B、C→
D、・・・I→Jの矢印で示す走査線101により、蛍
光面の一点(画素)に、順次、電子ビームを照射させな
がら画像を表示していく。ある走査線101から次の走
査線101に移る電子ビームの軌跡は水平帰線102
(破線の矢印B→C、D→E、・・・H→I)と呼ば
れ、一画面の表示が終了して次の画面の先頭に戻るまで
の電子ビームの移動軌跡は垂直帰線103(細かい破線
の矢印J→A)と呼ばれる。
【0005】また、該表示において画素に照射する電子
ビームの強度を変調することによって、画素の輝度が変
調されるが、これはフレームメモリ200に格納されて
いる画像データ(輝度データ)を読み出すことによって
行われる。
ビームの強度を変調することによって、画素の輝度が変
調されるが、これはフレームメモリ200に格納されて
いる画像データ(輝度データ)を読み出すことによって
行われる。
【0006】図38は、フレームメモリ200の構成図
である。フレームメモリ200は、ビットマップメモリ
とも呼ばれ、表示画面100の各画素に対応する画像デ
ータを1対1対応で記憶している表示データ領域210
を有している。図38において、例えば、図37に示す
表示画面100の画素Aに対応する画像データは該表示
データ領域210のアドレスA′に格納され、画素Hに
対応する画像データは該表示データ領域210のアドレ
スH′に格納される。そして、上述した走査線101に
従って、表示対象の画像データが該表示データ領域21
0から読み出され、表示画面100に画像が表示され
る。
である。フレームメモリ200は、ビットマップメモリ
とも呼ばれ、表示画面100の各画素に対応する画像デ
ータを1対1対応で記憶している表示データ領域210
を有している。図38において、例えば、図37に示す
表示画面100の画素Aに対応する画像データは該表示
データ領域210のアドレスA′に格納され、画素Hに
対応する画像データは該表示データ領域210のアドレ
スH′に格納される。そして、上述した走査線101に
従って、表示対象の画像データが該表示データ領域21
0から読み出され、表示画面100に画像が表示され
る。
【0007】ところで、情報処理装置におけるウィンド
ウの表示方式の一概念として“ハードウィンドウ”が知
られている。図39及び図40は、該ハードウィンドウ
310の概念及びそのフレームメモリ200内での格納
方法を説明する図である。
ウの表示方式の一概念として“ハードウィンドウ”が知
られている。図39及び図40は、該ハードウィンドウ
310の概念及びそのフレームメモリ200内での格納
方法を説明する図である。
【0008】ハードウィンドウ310は、図39に示す
ように表示画面100全体に表示されるベース画面30
0内に一ウィンドウとして表示される論理画面である。
フレームメモリ200内においては、図40に示すよう
に、上記ベース画面300の画像データと上記ハードウ
ィンドウ310の画像データは、それぞれ別々の領域2
30、240に格納される。ハードウィンドウ310の
内容は、ハードウェア回路によりベース画面300の一
部(または全体)にマッピングされ、表示画面100の
画像が書き換えられる。すなわち、ベース画面300の
内容(画像データ)を書き換えることなく、ハードウィ
ンドウ310をベース画面300にマッピングすること
により画像を書き換えることができる。
ように表示画面100全体に表示されるベース画面30
0内に一ウィンドウとして表示される論理画面である。
フレームメモリ200内においては、図40に示すよう
に、上記ベース画面300の画像データと上記ハードウ
ィンドウ310の画像データは、それぞれ別々の領域2
30、240に格納される。ハードウィンドウ310の
内容は、ハードウェア回路によりベース画面300の一
部(または全体)にマッピングされ、表示画面100の
画像が書き換えられる。すなわち、ベース画面300の
内容(画像データ)を書き換えることなく、ハードウィ
ンドウ310をベース画面300にマッピングすること
により画像を書き換えることができる。
【0009】次に、図41及び図42を参照しながら、
ハードウィンドウ310の表示方法を説明する。図41
において、表示画面100のベース画面300の一部に
ハードウィンドウ310が表示されている。また、同図
において、走査線101はa→b、c→d、・・・w→
xの矢印で示されている。また、特に、ハードウィンド
ウ310を表示させる走査線101′をh→i、l→
m、・・・t→uで示している。
ハードウィンドウ310の表示方法を説明する。図41
において、表示画面100のベース画面300の一部に
ハードウィンドウ310が表示されている。また、同図
において、走査線101はa→b、c→d、・・・w→
xの矢印で示されている。また、特に、ハードウィンド
ウ310を表示させる走査線101′をh→i、l→
m、・・・t→uで示している。
【0010】上記表示画面100に対応して、図42に
示すようにフレームメモリ200内には、上記ベース画
面300の画像データと上記ハードウィンドウ310の
画像データが、それぞれ領域230、240に格納され
ている。また、図42中では上記図41に示す走査線1
01に対応して読み出されるベース画面300の画像デ
ータの格納位置をa→b、c→d、・・・w→xの矢印
の走査線101に対応させてa′→b′、c′→d′、
・・・w′→x′の矢印で示している。また、h→j、
l→m、・・・t→uの走査線101′に対応して読み
出されるハードウィンドウ310の画像データの格納位
置を、それらの走査線101′に対応させてh′→
j′、l′→m′、・・・t′→u′の矢印で示してい
る。
示すようにフレームメモリ200内には、上記ベース画
面300の画像データと上記ハードウィンドウ310の
画像データが、それぞれ領域230、240に格納され
ている。また、図42中では上記図41に示す走査線1
01に対応して読み出されるベース画面300の画像デ
ータの格納位置をa→b、c→d、・・・w→xの矢印
の走査線101に対応させてa′→b′、c′→d′、
・・・w′→x′の矢印で示している。また、h→j、
l→m、・・・t→uの走査線101′に対応して読み
出されるハードウィンドウ310の画像データの格納位
置を、それらの走査線101′に対応させてh′→
j′、l′→m′、・・・t′→u′の矢印で示してい
る。
【0011】すなわち、図41に示す表示画面100の
表示に際しては、フレームメモリ200からの画像デー
タの読み出しは、最初、ベース画面300の表示の走査
に対応して領域230からa′→b′、c′→d′、
e′→f′の順序で行われる。そしてg′→h′にまで
進んだところで、ハードウィンドウ310の画像データ
の読み出しに移行するために、領域240に画像データ
の読み出し位置が移る。すなわち、g→j、k→n、o
→r、s→vの走査線101中では、領域240のh′
→i′、l′→m′、p′→q′、l′→n′から画像
データが読み出される。そして、w→kの走査線中で
は、再び、ベース画面300の画像データの格納域23
0から画像データの読み出しが開始される(w′→
x′)。
表示に際しては、フレームメモリ200からの画像デー
タの読み出しは、最初、ベース画面300の表示の走査
に対応して領域230からa′→b′、c′→d′、
e′→f′の順序で行われる。そしてg′→h′にまで
進んだところで、ハードウィンドウ310の画像データ
の読み出しに移行するために、領域240に画像データ
の読み出し位置が移る。すなわち、g→j、k→n、o
→r、s→vの走査線101中では、領域240のh′
→i′、l′→m′、p′→q′、l′→n′から画像
データが読み出される。そして、w→kの走査線中で
は、再び、ベース画面300の画像データの格納域23
0から画像データの読み出しが開始される(w′→
x′)。
【0012】このようにして、実際の画面には全体の表
示画面の一部(または全部)にベース画面300とは別
の論理画面をハードウィンドウ300として表示するこ
とができる。
示画面の一部(または全部)にベース画面300とは別
の論理画面をハードウィンドウ300として表示するこ
とができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなハードウィンドウの表示方法は、情報処理装置
のディスプレイとして使用される大型画面の液晶表示装
置には適用できないという問題があった。
たようなハードウィンドウの表示方法は、情報処理装置
のディスプレイとして使用される大型画面の液晶表示装
置には適用できないという問題があった。
【0014】この理由を、以下に説明する。図43は、
現在、一般に情報処理装置のディスプレイとして用いら
れている液晶表示装置の構成及びこれに対応するフレー
ムメモリの構成を示す図である。
現在、一般に情報処理装置のディスプレイとして用いら
れている液晶表示装置の構成及びこれに対応するフレー
ムメモリの構成を示す図である。
【0015】液晶ディスプレイパネルは、まだ大型画面
用の製造歩留まりが低いので、同図に示すように上画面
用と下画面用の2つのパネル(液晶表示パネル)31
0、320で一画面のディスプレイパネル300を構成
している。また、このパネル構成に対応して、上記各パ
ネル310、320の個々に1対1に対応してフレーム
メモリ410、420が設けられている。これらのメモ
リ410、420は、例えば、デュアルポートRAMか
ら成り、各メモリ410、420に描画された画像デー
タはそれらのシリアルポートから対応するパネル31
0、320に出力される。
用の製造歩留まりが低いので、同図に示すように上画面
用と下画面用の2つのパネル(液晶表示パネル)31
0、320で一画面のディスプレイパネル300を構成
している。また、このパネル構成に対応して、上記各パ
ネル310、320の個々に1対1に対応してフレーム
メモリ410、420が設けられている。これらのメモ
リ410、420は、例えば、デュアルポートRAMか
ら成り、各メモリ410、420に描画された画像デー
タはそれらのシリアルポートから対応するパネル31
0、320に出力される。
【0016】このように、フレームメモリは上画面用と
下画面用に完全に分離されているため上画面用のパネル
310は上画面用フレームメモリ410の内容しか表示
できず、下画面用のパネル320は下画面用フレームメ
モリ420の内容しか表示できない仕組みになってい
る。
下画面用に完全に分離されているため上画面用のパネル
310は上画面用フレームメモリ410の内容しか表示
できず、下画面用のパネル320は下画面用フレームメ
モリ420の内容しか表示できない仕組みになってい
る。
【0017】図44の左側に、上記上画面用および下画
面用のフレームメモリ410、420の内部構成を示
す。同図において、上画面用フレームメモリ410の領
域aは上画面パネル310のベース画面の画像データの
描画域であり、下画面用フレームメモリ420の領域b
は下画面パネル320のベース画面の画像データの描画
域である。また、フレームメモリ410の領域cは上画
面のベース画面に貼り付けられるウィンドウなどの描画
域などに用いられる。同様に、フレームメモリ420の
領域dは下画面のベース画面に貼り付けられるウィンド
ウなどの描画域に用いられる。
面用のフレームメモリ410、420の内部構成を示
す。同図において、上画面用フレームメモリ410の領
域aは上画面パネル310のベース画面の画像データの
描画域であり、下画面用フレームメモリ420の領域b
は下画面パネル320のベース画面の画像データの描画
域である。また、フレームメモリ410の領域cは上画
面のベース画面に貼り付けられるウィンドウなどの描画
域などに用いられる。同様に、フレームメモリ420の
領域dは下画面のベース画面に貼り付けられるウィンド
ウなどの描画域に用いられる。
【0018】したがって、液晶ディスプレイパネル30
0のベース画面の表示は、上画面用フレームメモリ41
0の領域aと下画面用フレームメモリ420の領域bか
ら画像データを読み出すことにより行われる。フレーム
メモリ410、420の物理的メモリマップは、図44
の左側に示すようになっているが、これでは、CPUが
液晶ディスプレイ300に画面を表示させる際のフレー
ムメモリ410、420へのアクセスが非常に効率に悪
いものとなってしまいCPUの処理能力を低下させる。
このため、CPUとフレームメモリ410並びに420
との間に、不図示のATB(Addres Transfer Buffer)
やMMU(Memory Management Unit) などの論理アドレ
スを物理アドレスに変換する機構(ハードウェア)を設
けて、CPUが物理的には分離されているこれら2つの
フレームメモリ410及び420を、図44の右側に示
された連続的な論理アドレス空間(論理的メモリ空間)
500によりアクセスできるようにしている。アドレス
空間a′、b′、c′、及びd′は、それぞれ、フレー
ムメモリ410及び420の領域a、b、c、及びdに
対応している。これにより、CPUは、フレームメモリ
410の領域aとフレームメモリ410の領域bを、論
理アドレスa′、b′をアクセスすることにより連続的
に効率良く高速にアクセスできる。
0のベース画面の表示は、上画面用フレームメモリ41
0の領域aと下画面用フレームメモリ420の領域bか
ら画像データを読み出すことにより行われる。フレーム
メモリ410、420の物理的メモリマップは、図44
の左側に示すようになっているが、これでは、CPUが
液晶ディスプレイ300に画面を表示させる際のフレー
ムメモリ410、420へのアクセスが非常に効率に悪
いものとなってしまいCPUの処理能力を低下させる。
このため、CPUとフレームメモリ410並びに420
との間に、不図示のATB(Addres Transfer Buffer)
やMMU(Memory Management Unit) などの論理アドレ
スを物理アドレスに変換する機構(ハードウェア)を設
けて、CPUが物理的には分離されているこれら2つの
フレームメモリ410及び420を、図44の右側に示
された連続的な論理アドレス空間(論理的メモリ空間)
500によりアクセスできるようにしている。アドレス
空間a′、b′、c′、及びd′は、それぞれ、フレー
ムメモリ410及び420の領域a、b、c、及びdに
対応している。これにより、CPUは、フレームメモリ
410の領域aとフレームメモリ410の領域bを、論
理アドレスa′、b′をアクセスすることにより連続的
に効率良く高速にアクセスできる。
【0019】次に、上記にようなアドレス変換機構を用
いたシステムで、ハードウィンドウを表示する場合を考
えてみる。図45は、上画面のパネル310にハードウ
ィンドウhを表示する場合の例であり、この場合、ハー
ドウィンドウの画像データは上画面用のフレームメモリ
410の領域cの一部に描画される。この例において
は、同図の下側に示すように、ハードウィンドウhの画
像データは、上画面用のフレームメモリ410の領域c
から読み出されて上画面のパネル310に入力されるこ
とになる。そして、該上画面のパネル310にハードウ
ィンドウhが表示される。したがって、この場合、ハー
ドウィンドウhの表示は可能である。
いたシステムで、ハードウィンドウを表示する場合を考
えてみる。図45は、上画面のパネル310にハードウ
ィンドウhを表示する場合の例であり、この場合、ハー
ドウィンドウの画像データは上画面用のフレームメモリ
410の領域cの一部に描画される。この例において
は、同図の下側に示すように、ハードウィンドウhの画
像データは、上画面用のフレームメモリ410の領域c
から読み出されて上画面のパネル310に入力されるこ
とになる。そして、該上画面のパネル310にハードウ
ィンドウhが表示される。したがって、この場合、ハー
ドウィンドウhの表示は可能である。
【0020】次に、図46は上記と同様に、上画面のパ
ネル310にハードウィンドウhを表示する場合の例で
あるが、ハードウィンドウhの画像データは同図の下側
に示されるように下画面用のフレームメモリ410の領
域dに格納されている。上述したように、該フレームメ
モリ410からの画像データ出力は下画面のパネル32
0に対してのみ可能であり、同図の下側に破線で示され
たような上画面のパネル310への出力は不可能であ
る。したがって、この場合、ハードウィンドウhの表示
は不可能となる。
ネル310にハードウィンドウhを表示する場合の例で
あるが、ハードウィンドウhの画像データは同図の下側
に示されるように下画面用のフレームメモリ410の領
域dに格納されている。上述したように、該フレームメ
モリ410からの画像データ出力は下画面のパネル32
0に対してのみ可能であり、同図の下側に破線で示され
たような上画面のパネル310への出力は不可能であ
る。したがって、この場合、ハードウィンドウhの表示
は不可能となる。
【0021】同様に、下画面のパネル320に上画面用
のフレームメモリ410の領域cに描画されたハードウ
ィンドウhの画像を表示させることは不可能である。ま
た、、上、下のパネル310、320にまたがらせてハ
ードウィンドウを表示させることも不可能である。
のフレームメモリ410の領域cに描画されたハードウ
ィンドウhの画像を表示させることは不可能である。ま
た、、上、下のパネル310、320にまたがらせてハ
ードウィンドウを表示させることも不可能である。
【0022】このように、従来は、上、下に二分離され
たパネルにより一画面を表示する構成の液晶表示装置3
00においては、ハードウィンドウの表示を完全に実現
することはできなかった。
たパネルにより一画面を表示する構成の液晶表示装置3
00においては、ハードウィンドウの表示を完全に実現
することはできなかった。
【0023】本発明の課題は、上、下に二分割された表
示パネルから成る液晶表示装置において、ハードウィン
ドウの表示を完全に実現できるようにすることである。
示パネルから成る液晶表示装置において、ハードウィン
ドウの表示を完全に実現できるようにすることである。
【0024】
【発明を解決するための手段】本発明は、複数の表示パ
ネルによって一画面が構成される表示装置の画面にハー
ドウィンドウを表示させる表示制御装置を前提とする。
そして以下の各手段を備える。
ネルによって一画面が構成される表示装置の画面にハー
ドウィンドウを表示させる表示制御装置を前提とする。
そして以下の各手段を備える。
【0025】フレームメモリは、ベース画面の画像デー
タとハードウィンドウの画像データを格納する。複数の
ラインバッファは、各表示パネルに対応し設けられ、そ
れぞれのラインバッファには、該フレームメモリから読
み出される前記ベース画面または前記ハードウィンドウ
の画像データが格納される。
タとハードウィンドウの画像データを格納する。複数の
ラインバッファは、各表示パネルに対応し設けられ、そ
れぞれのラインバッファには、該フレームメモリから読
み出される前記ベース画面または前記ハードウィンドウ
の画像データが格納される。
【0026】制御手段は、前記表示装置の画面上での走
査順次に従って、前記フレームメモリから前記ベース画
面または前記ハードウィンドウの当該画像データを読み
出し、該画像データを当該ラインバッファに入力させる
と共に、上記走査順序に従って前記複数のラインバッフ
ァに格納されている画像データを当該表示パネルに入力
させる。
査順次に従って、前記フレームメモリから前記ベース画
面または前記ハードウィンドウの当該画像データを読み
出し、該画像データを当該ラインバッファに入力させる
と共に、上記走査順序に従って前記複数のラインバッフ
ァに格納されている画像データを当該表示パネルに入力
させる。
【0027】上記構成において、前記ラインバッファ
は、各表示パネル毎に2個づつ設けられ、前記制御手段
は、該2個のラインバッファを前記フレームメモリから
の画像データの読み出し用と当該液晶表示パネルへの画
像データを出力用に交互に切り換えて使用するような構
成としてもよい。
は、各表示パネル毎に2個づつ設けられ、前記制御手段
は、該2個のラインバッファを前記フレームメモリから
の画像データの読み出し用と当該液晶表示パネルへの画
像データを出力用に交互に切り換えて使用するような構
成としてもよい。
【0028】また、前記表示パネルは、例えば、液晶表
示パネルである。
示パネルである。
【0029】
【作用】CPU等によって、前記表示装置のスクリーン
上に表示される画像データが各フレーム単位でフレーム
メモリに書き込まれる。この画像データには、ベース画
面用のものとハードウィンドウ用のものが含まれる。
上に表示される画像データが各フレーム単位でフレーム
メモリに書き込まれる。この画像データには、ベース画
面用のものとハードウィンドウ用のものが含まれる。
【0030】制御手段は、前記表示装置の画面上での走
査順序に従って、前記フレームメモリからあるフレーム
における前記ベース画面または前記ハードウィンドウの
当該画像データを読み出し、該画像データを当該ライン
バッファに入力させると共に、上記走査順序に従って前
記複数のラインバッファに格納されている画像データを
当該表示パネルに入力させる。
査順序に従って、前記フレームメモリからあるフレーム
における前記ベース画面または前記ハードウィンドウの
当該画像データを読み出し、該画像データを当該ライン
バッファに入力させると共に、上記走査順序に従って前
記複数のラインバッファに格納されている画像データを
当該表示パネルに入力させる。
【0031】したがって、該制御手段をハードウェアに
より構成することにより、前記複数の表示パネルによっ
て一画面が構成される表示装置のスクリーン上に表示さ
れるベース画面の中の任意に位置のハードウィンドウを
高速で表示することが可能となる。
より構成することにより、前記複数の表示パネルによっ
て一画面が構成される表示装置のスクリーン上に表示さ
れるベース画面の中の任意に位置のハードウィンドウを
高速で表示することが可能となる。
【0032】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1は、本発明の一実施例の液晶表示制御装
置の回路構成を示すブロック図である。
説明する。図1は、本発明の一実施例の液晶表示制御装
置の回路構成を示すブロック図である。
【0033】液晶表示装置10は、2枚の液晶表示パネ
ル10U、10Lにより一つの表示画面(スクリーン)
を構成しており、該液晶表示パネル10U、10Lを表
示駆動するための水平駆動回路や垂直駆動回路がその周
辺に設けられている。尚、第1の液晶表示パネル(上画
面液晶表示パネル)10Uは画面全体の上画面の画像を
表示し、第2の液晶表示パネル(下画面液晶表示パネ
ル)10Lは画面全体の下画面の画像を表示する。これ
ら2つの液晶表示パネル10U、10Lの走査ライン数
は等しくなっている。
ル10U、10Lにより一つの表示画面(スクリーン)
を構成しており、該液晶表示パネル10U、10Lを表
示駆動するための水平駆動回路や垂直駆動回路がその周
辺に設けられている。尚、第1の液晶表示パネル(上画
面液晶表示パネル)10Uは画面全体の上画面の画像を
表示し、第2の液晶表示パネル(下画面液晶表示パネ
ル)10Lは画面全体の下画面の画像を表示する。これ
ら2つの液晶表示パネル10U、10Lの走査ライン数
は等しくなっている。
【0034】フレームメモリ20は、デュアルポート・
メモリから成り、そのシリアルポート出力aは、後述す
るラインバッファ部30の入力端子31に接続されてい
る。フレームメモリ20は、液晶表示装置10のスクリ
ーン全体に表示されるベース画面の画像データを格納す
るベース画面表示エリア22と、該ベース画面上に表示
されるハードウィンドウの論理画面の画像データを格納
するハードウィンドウ・バッファエリア24とから成っ
ている。一般的には、論理画面は複数有り、必要に応じ
て当該論理画面の画像データが読み出されて液晶表示訴
追10上に表示される。
メモリから成り、そのシリアルポート出力aは、後述す
るラインバッファ部30の入力端子31に接続されてい
る。フレームメモリ20は、液晶表示装置10のスクリ
ーン全体に表示されるベース画面の画像データを格納す
るベース画面表示エリア22と、該ベース画面上に表示
されるハードウィンドウの論理画面の画像データを格納
するハードウィンドウ・バッファエリア24とから成っ
ている。一般的には、論理画面は複数有り、必要に応じ
て当該論理画面の画像データが読み出されて液晶表示訴
追10上に表示される。
【0035】ラインバッファ部30は、上記上画面の一
ライン(一走査線)分の画像データが格納される2個の
第1及び第2の上画面用(上側)ラインバッファ34
U、35Uと、上記下画面の一ライン(一走査線)分の
画像データが格納される2個の第1及び第2の下画面用
(下側)ラインバッファ34L、35Lの計4個のライ
ンメモリを有している。これらのラインバッファ34
U、34L、35Lは、FIFO(先入れ先出し:Firs
t In First Out) メモリとなっている。ラインバッファ
部30には1個の入力ポート31と2個の出力ポート3
6U、36Lが設けられており、該入力ポート31には
フレームメモリ20のシリアルポートから出力される画
像データが入力される。また、上画面用出力ポート36
Uから上画面液晶表示パネル10Uへの画像データが、
下画面用出力ポート36Lから下画面液晶表示パネル1
0Lへの画像データが出力される。
ライン(一走査線)分の画像データが格納される2個の
第1及び第2の上画面用(上側)ラインバッファ34
U、35Uと、上記下画面の一ライン(一走査線)分の
画像データが格納される2個の第1及び第2の下画面用
(下側)ラインバッファ34L、35Lの計4個のライ
ンメモリを有している。これらのラインバッファ34
U、34L、35Lは、FIFO(先入れ先出し:Firs
t In First Out) メモリとなっている。ラインバッファ
部30には1個の入力ポート31と2個の出力ポート3
6U、36Lが設けられており、該入力ポート31には
フレームメモリ20のシリアルポートから出力される画
像データが入力される。また、上画面用出力ポート36
Uから上画面液晶表示パネル10Uへの画像データが、
下画面用出力ポート36Lから下画面液晶表示パネル1
0Lへの画像データが出力される。
【0036】上画面用の2個の第1及び第2ラインバッ
ファ34U、35Uの入力端子は、後述詳しく説明する
タイミングで交互にフレームメモリ20のシリアルポー
トに接続される。同様に、下画面用の2個の第1及び第
2のラインバッファ34L、35Lの入力端子も、後述
詳しく説明するタイミングで交互にフレームメモリ20
のシリアルポートに接続される。また、上画面用の2個
のラインバッファ34U、35Uの出力端子は、後述詳
しく説明するタイミングで交互に上画面液晶表示パネル
10U用の出力ポート36Uに接続される。同様に、下
画面用の2個のラインバッファ34L、35L用の出力
端子も、後述、詳しく説明するタイミングで交互に下画
面液晶表示パネル10L用の出力ポート36Lに接続さ
れる。これらの接続切替えは、例えば不図示のデマルチ
プレクサを介して行われる。
ファ34U、35Uの入力端子は、後述詳しく説明する
タイミングで交互にフレームメモリ20のシリアルポー
トに接続される。同様に、下画面用の2個の第1及び第
2のラインバッファ34L、35Lの入力端子も、後述
詳しく説明するタイミングで交互にフレームメモリ20
のシリアルポートに接続される。また、上画面用の2個
のラインバッファ34U、35Uの出力端子は、後述詳
しく説明するタイミングで交互に上画面液晶表示パネル
10U用の出力ポート36Uに接続される。同様に、下
画面用の2個のラインバッファ34L、35L用の出力
端子も、後述、詳しく説明するタイミングで交互に下画
面液晶表示パネル10L用の出力ポート36Lに接続さ
れる。これらの接続切替えは、例えば不図示のデマルチ
プレクサを介して行われる。
【0037】図2は、ラインバッファ部30の一構成例
を示す図である。第1のデマルチプレクサ32は、その
入力端子I(入力ポート31)からフレームメモリ20
のシリアルポートから出力される画像データを入力す
る。また、一種のセレクト信号として後述するラインカ
ウンタ50からカレントナンバCLNをそのセレクト信
号入力端子Sに入力する。このカレントナンバCLN
は、後述するように、現在、フレームメモリ20のシリ
アルポートから出力されている画像データが液晶表示装
置10に表示される画面のどの走査ラインに表示される
ものであるかを示すものである。そして、該カレントナ
ンバCLNの値に応じて、上記入力端子Iに入力される
画像データを4個の出力端子Yu1、Yu2、Yl1またはY
l2のいずれか一つから出力する。該出力端子Yu1、
Yu2、Yl1、Yl2はそれぞれ、第1の上画面用ラインバ
ッファ34U、第2の上画面用ラインバッファ35U、
第1の下画面用ラインバッファ34L、第2の下画面用
ラインバッファ35Lの入力ポートに接続されている。
を示す図である。第1のデマルチプレクサ32は、その
入力端子I(入力ポート31)からフレームメモリ20
のシリアルポートから出力される画像データを入力す
る。また、一種のセレクト信号として後述するラインカ
ウンタ50からカレントナンバCLNをそのセレクト信
号入力端子Sに入力する。このカレントナンバCLN
は、後述するように、現在、フレームメモリ20のシリ
アルポートから出力されている画像データが液晶表示装
置10に表示される画面のどの走査ラインに表示される
ものであるかを示すものである。そして、該カレントナ
ンバCLNの値に応じて、上記入力端子Iに入力される
画像データを4個の出力端子Yu1、Yu2、Yl1またはY
l2のいずれか一つから出力する。該出力端子Yu1、
Yu2、Yl1、Yl2はそれぞれ、第1の上画面用ラインバ
ッファ34U、第2の上画面用ラインバッファ35U、
第1の下画面用ラインバッファ34L、第2の下画面用
ラインバッファ35Lの入力ポートに接続されている。
【0038】該第1のデマルチプレクサ32の機能は、
以下の通りである。 CLN=2n(n=0、1、2・・・max1 )の
ときは、出力端子Yu1から第1の上画面用ラインバッフ
ァ34Uへ入力画像データを出力。尚max1 は、上画
面のライン数の1/2の値である(但し、上画面のライ
ン数は偶数ラインとし、第0ラインから始まるものとす
る)。 CLN=2n+1のときは、出力端子Yu2から第2
の上画面用ラインバッファ35Uへ入力画像データを出
力。 CLN=2m(m=S、S+1、・・・e)のとき
は、出力端子Yl1から第1の下画面用ラインバッファ3
4Lへ入力画像データを出力。但し、Sは下画面の先頭
ラインの1/2の値、eは下画面の(最終ライン−1)
の1/2の値。この場合も、下画面のライン数は偶数と
する) CLN=2m+1のときは、出力端子Yl2から第2
の下画面用ラインバッファ35Lへ入力画像データを出
力 したがって、上画面の第0ラインの画像データは第1の
上画面用ラインバッファ34Uに格納される。また、上
画面の第1ラインの画像データは第2の上画面用ライン
バッファ35Uに格納される。以後、同様にして上画面
の第2ライン以降の画像データが、第1の上画面用ライ
ンバッファ34Uと第2の上画面用ラインバッファ35
Uに交互に格納されていく。
以下の通りである。 CLN=2n(n=0、1、2・・・max1 )の
ときは、出力端子Yu1から第1の上画面用ラインバッフ
ァ34Uへ入力画像データを出力。尚max1 は、上画
面のライン数の1/2の値である(但し、上画面のライ
ン数は偶数ラインとし、第0ラインから始まるものとす
る)。 CLN=2n+1のときは、出力端子Yu2から第2
の上画面用ラインバッファ35Uへ入力画像データを出
力。 CLN=2m(m=S、S+1、・・・e)のとき
は、出力端子Yl1から第1の下画面用ラインバッファ3
4Lへ入力画像データを出力。但し、Sは下画面の先頭
ラインの1/2の値、eは下画面の(最終ライン−1)
の1/2の値。この場合も、下画面のライン数は偶数と
する) CLN=2m+1のときは、出力端子Yl2から第2
の下画面用ラインバッファ35Lへ入力画像データを出
力 したがって、上画面の第0ラインの画像データは第1の
上画面用ラインバッファ34Uに格納される。また、上
画面の第1ラインの画像データは第2の上画面用ライン
バッファ35Uに格納される。以後、同様にして上画面
の第2ライン以降の画像データが、第1の上画面用ライ
ンバッファ34Uと第2の上画面用ラインバッファ35
Uに交互に格納されていく。
【0039】また、第2mライン(下画面の第0ライ
ン)の画像データは第1の下画面用ラインバッファ34
Lに格納される。また、第(2m+1)ライン(下画面
の第2ライン)の画像データは第2の下画面用ラインバ
ッファ35Lに格納される。以後、同様にして、下画面
の第2ライン以降の画像データが、第1の下画面用ライ
ンバッファ34Lと第2の下画面用ラインバッファ35
Lに交互に格納されていく。
ン)の画像データは第1の下画面用ラインバッファ34
Lに格納される。また、第(2m+1)ライン(下画面
の第2ライン)の画像データは第2の下画面用ラインバ
ッファ35Lに格納される。以後、同様にして、下画面
の第2ライン以降の画像データが、第1の下画面用ライ
ンバッファ34Lと第2の下画面用ラインバッファ35
Lに交互に格納されていく。
【0040】また、第2のデマルチプレクサ33は、そ
れぞれ第1及び第2の上画面用ラインバッファ34U、
35U、第1及び第2の下画面用ラインバッファ34
L、35Lの出力ポートに接続された4個の入力端子I
U1、IU2、IL1、IL2を有する。そして、そのセレクト
信号入力端子Sに前記ラインカウンタ50から出力され
るカレントラインナンバCLNを入力し、このカレント
ラインナンバCLNに応じて上記入力端子IU1またはI
U2に入力される画像データを上画面用液晶表示パネル1
0Uへ、上記入力端子IL1またはIL2に入力される画像
データを下画面用液晶表示パネル10Lへ出力する。
れぞれ第1及び第2の上画面用ラインバッファ34U、
35U、第1及び第2の下画面用ラインバッファ34
L、35Lの出力ポートに接続された4個の入力端子I
U1、IU2、IL1、IL2を有する。そして、そのセレクト
信号入力端子Sに前記ラインカウンタ50から出力され
るカレントラインナンバCLNを入力し、このカレント
ラインナンバCLNに応じて上記入力端子IU1またはI
U2に入力される画像データを上画面用液晶表示パネル1
0Uへ、上記入力端子IL1またはIL2に入力される画像
データを下画面用液晶表示パネル10Lへ出力する。
【0041】この第2のデマルチプレクサ33の機能を
まとめると、以下のようである。 CLN=2n+1または2m+1のとき、入力端子
IU1から入力される第1の上画面用画像バッファ34U
に格納されている画像データを出力端子Yu (上画面用
出力ポート36U)を介して上画面用液晶表示パネル1
0Uへ、入力端子IL1から入力される第1の下画面用画
像バッファ34Lに格納されている画像データを出力端
子YL (下画面用出力ポート36L)を介してした画面
用液晶表示パネル10Lへ出力する。 CLN=2nまたは2mのとき、入力端子IU2から
入力される第2の上画面用画像バッファ35Uに格納さ
れている画像データを出力端子Yu を介して上画面用液
晶表示パネル10Uへ、入力端子IL2から入力される第
2の下画面用画像バッフ35Lに格納されている画像デ
ータを下画面用液晶表示パネル10Lへ出力する。
まとめると、以下のようである。 CLN=2n+1または2m+1のとき、入力端子
IU1から入力される第1の上画面用画像バッファ34U
に格納されている画像データを出力端子Yu (上画面用
出力ポート36U)を介して上画面用液晶表示パネル1
0Uへ、入力端子IL1から入力される第1の下画面用画
像バッファ34Lに格納されている画像データを出力端
子YL (下画面用出力ポート36L)を介してした画面
用液晶表示パネル10Lへ出力する。 CLN=2nまたは2mのとき、入力端子IU2から
入力される第2の上画面用画像バッファ35Uに格納さ
れている画像データを出力端子Yu を介して上画面用液
晶表示パネル10Uへ、入力端子IL2から入力される第
2の下画面用画像バッフ35Lに格納されている画像デ
ータを下画面用液晶表示パネル10Lへ出力する。
【0042】これにより、ラインバッファ部30から
は、上画面と下画面の同一ラインの画像データが、同時
に、それぞれ上画面用表示パネル10Uと下画面用表示
パネル10Lへ入力される。
は、上画面と下画面の同一ラインの画像データが、同時
に、それぞれ上画面用表示パネル10Uと下画面用表示
パネル10Lへ入力される。
【0043】液晶表示装置タイミング信号生成回路40
は、図1に示すシステム全体の動作タイミングを生成す
るためのタイミング信号を生成するシーケンサーであ
り、不図示の内蔵または外部の水晶発振器によって生成
される基準クロックから、各種タイミング信号を作成・
出力する。
は、図1に示すシステム全体の動作タイミングを生成す
るためのタイミング信号を生成するシーケンサーであ
り、不図示の内蔵または外部の水晶発振器によって生成
される基準クロックから、各種タイミング信号を作成・
出力する。
【0044】これらのタイミング信号には、以下のよう
なものがある。 液晶表示装置10に出力される信号 CL1・・・液晶表示装置10内部に設けられたシフト
レジスタに読み込まれているIライン分の表示データを
液晶画面に書き込むタイミングを決定する信号。どのラ
インに書き込まれるかはラインセレクタによって指定す
る。また、該書き込みが終了したあと、ラインセレクタ
の内容をインクリメントして次に書き込むラインを指定
させる。
なものがある。 液晶表示装置10に出力される信号 CL1・・・液晶表示装置10内部に設けられたシフト
レジスタに読み込まれているIライン分の表示データを
液晶画面に書き込むタイミングを決定する信号。どのラ
インに書き込まれるかはラインセレクタによって指定す
る。また、該書き込みが終了したあと、ラインセレクタ
の内容をインクリメントして次に書き込むラインを指定
させる。
【0045】尚、上記ラインセレクタは、液晶表示装置
10の内部に設けられている。 CL2・・・前記ラインバッファ部30から送られて来
る表示データを1ビットずつ前記シフトレジスタに書き
込むタイミング信号。データが書き込まれると、シフト
レジスタに格納されていた表示データは、新たな表示デ
ータが1ビットずつシリアル入力されると、順送りにそ
れぞれの後段のレジスタに送られる。(シフトレジスタ
の段数は液晶表示装置の横方向のドット数に等しくなっ
ており、全シフトレジスタにより液晶表示装置の1ライ
ン分のデータを読み込むことが可能となっている。 FLM・・・ファーストラインマーカーと呼ばれ、この
信号が出力されている間にCL1が出力されると、ライ
ンセレクタはリセットされて、液晶表示装置の1番目の
ライン(すなわち1番上のライン)を指すようになる。 フレームメモリ20へ出力される信号 RAS(行アドレス・ストロープ信号)・・・アドレス
バス上の行アドレス信号をフレームメモリ20に取り込
ませるための信号。 CAS(列アドレス・ストローブ信号)・・・アドレス
バス上の列アドレス信号をフレームメモリ20に取り込
ませるための信号。 DT/OE・・・デュアルポートメモリであるフレーム
メモリ20のランダムポートのデータ出力制御と、フレ
ームメモリ20内部におけるデータレジスタとメモリセ
ル間のデータ転送制御を行う信号。 SC・・・フレームメモリ20内部のシリアルデータの
入・出力用データバッファからシリアルポートを介して
データをシリアル入・出力させるためのクロック信号
(フレームメモリシリアル読み出しクロックを兼ね
る)。 ラインカウンタ50に出力される信号 ラインカウンタ50の内容をインクリメントさせる信号
(第1のインクリメント信号)と、リセットさせる信号
(第1のリセット信号)。これらの信号は、それぞれ、
上記CL1、FLMと同一の信号である。 横dotカウンタ60に出力される信号 横dotカウンタ60の内容をインクリメントさせる信
号(第2のインクリメント信号)と、リセットさせる信
号(第2のリセット信号)。
10の内部に設けられている。 CL2・・・前記ラインバッファ部30から送られて来
る表示データを1ビットずつ前記シフトレジスタに書き
込むタイミング信号。データが書き込まれると、シフト
レジスタに格納されていた表示データは、新たな表示デ
ータが1ビットずつシリアル入力されると、順送りにそ
れぞれの後段のレジスタに送られる。(シフトレジスタ
の段数は液晶表示装置の横方向のドット数に等しくなっ
ており、全シフトレジスタにより液晶表示装置の1ライ
ン分のデータを読み込むことが可能となっている。 FLM・・・ファーストラインマーカーと呼ばれ、この
信号が出力されている間にCL1が出力されると、ライ
ンセレクタはリセットされて、液晶表示装置の1番目の
ライン(すなわち1番上のライン)を指すようになる。 フレームメモリ20へ出力される信号 RAS(行アドレス・ストロープ信号)・・・アドレス
バス上の行アドレス信号をフレームメモリ20に取り込
ませるための信号。 CAS(列アドレス・ストローブ信号)・・・アドレス
バス上の列アドレス信号をフレームメモリ20に取り込
ませるための信号。 DT/OE・・・デュアルポートメモリであるフレーム
メモリ20のランダムポートのデータ出力制御と、フレ
ームメモリ20内部におけるデータレジスタとメモリセ
ル間のデータ転送制御を行う信号。 SC・・・フレームメモリ20内部のシリアルデータの
入・出力用データバッファからシリアルポートを介して
データをシリアル入・出力させるためのクロック信号
(フレームメモリシリアル読み出しクロックを兼ね
る)。 ラインカウンタ50に出力される信号 ラインカウンタ50の内容をインクリメントさせる信号
(第1のインクリメント信号)と、リセットさせる信号
(第1のリセット信号)。これらの信号は、それぞれ、
上記CL1、FLMと同一の信号である。 横dotカウンタ60に出力される信号 横dotカウンタ60の内容をインクリメントさせる信
号(第2のインクリメント信号)と、リセットさせる信
号(第2のリセット信号)。
【0046】該第2のインクリメント信号は前記CL
2、該第2のリセット信号は前記CL1と同一の信号で
ある。ラインカウンタ50は、フレームメモリ20から
読み出すべき画像データの液晶表示装置10の表示画面
上での走査ライン位置CLNを計数するカウンタであ
り、上記タイミング信号生成回路40から前記第1のイ
ンクリメント信号が加わる毎に“1”インクリメントさ
れる。また、上記タイミング信号生成回路40から前記
第1のリセット信号FLMが加わると“0”にリセット
される。
2、該第2のリセット信号は前記CL1と同一の信号で
ある。ラインカウンタ50は、フレームメモリ20から
読み出すべき画像データの液晶表示装置10の表示画面
上での走査ライン位置CLNを計数するカウンタであ
り、上記タイミング信号生成回路40から前記第1のイ
ンクリメント信号が加わる毎に“1”インクリメントさ
れる。また、上記タイミング信号生成回路40から前記
第1のリセット信号FLMが加わると“0”にリセット
される。
【0047】横ドットカウンタ60は、液晶表示装置1
0の各ラスタ走査時の現在の表示ドット位置(表示画素
位置)を計数するカウンタであり、上記タイミング信号
生成から前記第1のインクリメント信号が加わる毎に
“1”インクリメントされる。また、上記タイミング信
号生成回路40から前記第2のリセット信号CL1が加
わると“0”にリセットされる。
0の各ラスタ走査時の現在の表示ドット位置(表示画素
位置)を計数するカウンタであり、上記タイミング信号
生成から前記第1のインクリメント信号が加わる毎に
“1”インクリメントされる。また、上記タイミング信
号生成回路40から前記第2のリセット信号CL1が加
わると“0”にリセットされる。
【0048】上画面ハードウィンドウレジスタ・セット
70Uは、図3に示すように、ハードウィンドウ開始ラ
インレジスタRSL、ハードウィンドウ終了レジスタR
EL、ハードウィンドウ開始横ドット(dot)レジス
タRSD、及びハードウィンドウ終了横ドット(do
t)レジスタREDから成る。
70Uは、図3に示すように、ハードウィンドウ開始ラ
インレジスタRSL、ハードウィンドウ終了レジスタR
EL、ハードウィンドウ開始横ドット(dot)レジス
タRSD、及びハードウィンドウ終了横ドット(do
t)レジスタREDから成る。
【0049】ハードウィンドウ開始ラインレジスタRS
L・・・上画面に表示するハードウィンドウの先頭ライ
ンのラスタ走査位置が格納されるレジスタ。 ハードウィンドウ終了ラインレジスタREL・・・上画
面に表示するハードウィンドウの最終ラインのラスタ走
査位置を格納するレジスタ。 ハードウィンドウ開始横ドットレジスタRSD・・・上
記ハードウィンドウの各ラスタ走査における最初の画素
位置を格納するレジスタ。 ハードウィンドウ終了横ドットレジスタRED・・・上
記ハードウィンドウの各ラスタ走査における最初の画素
位置を格納するレジスタ。 下画面ハードウィンドウレジスタ・セット70Lも、上
記上画面ハードウィンドウレジスタ70Uと同様な構成
となっており、各レジスタに設定される値が下画面のハ
ードウィンドウに関する値である点のみが異なる。
L・・・上画面に表示するハードウィンドウの先頭ライ
ンのラスタ走査位置が格納されるレジスタ。 ハードウィンドウ終了ラインレジスタREL・・・上画
面に表示するハードウィンドウの最終ラインのラスタ走
査位置を格納するレジスタ。 ハードウィンドウ開始横ドットレジスタRSD・・・上
記ハードウィンドウの各ラスタ走査における最初の画素
位置を格納するレジスタ。 ハードウィンドウ終了横ドットレジスタRED・・・上
記ハードウィンドウの各ラスタ走査における最初の画素
位置を格納するレジスタ。 下画面ハードウィンドウレジスタ・セット70Lも、上
記上画面ハードウィンドウレジスタ70Uと同様な構成
となっており、各レジスタに設定される値が下画面のハ
ードウィンドウに関する値である点のみが異なる。
【0050】上記上画面ハードウィンドウレジスタセッ
ト70Uと下画面ハードウィンドウレジスタセット70
Dは、共に、不図示のCPUのバス100と接続されて
おり、これらの上・下画面レジスタセット70U、70
D内の各レジスタへのデータのセットは該CPUによっ
て行われる。
ト70Uと下画面ハードウィンドウレジスタセット70
Dは、共に、不図示のCPUのバス100と接続されて
おり、これらの上・下画面レジスタセット70U、70
D内の各レジスタへのデータのセットは該CPUによっ
て行われる。
【0051】上画面コンパレータ80Uは、ラインカウ
ンタ50から現在のラスタ走査インクリメントを示す信
号(カレント・ライン・ナンバー)を、横ドットカウン
タ60から現在の表示画素位置を示す信号(カレント・
横ドット・ナンバー)CDNを入力する。また、上画面
ハードウィンドウレジスタ・セット70Uから各レジス
タ値を入力する。そして、これらの信号及びレジスタ値
からフレームメモリ20から上画面に表示すべきハード
ウィンドウの画像データを読み出すべき開始タイミング
を指示する第1のハードウィンドウ開始アドレス出力許
可信号と、フレームメモリ20から該ハードウィンドウ
の画像データの読み出しを終了して、再びベース画面の
上画面の画像データを読み出すべき開始タイミングを指
示する第1のベース画面復活アドレス出力許可信号BO
Eを上画面アドレス生成回路90Uに出力する。
ンタ50から現在のラスタ走査インクリメントを示す信
号(カレント・ライン・ナンバー)を、横ドットカウン
タ60から現在の表示画素位置を示す信号(カレント・
横ドット・ナンバー)CDNを入力する。また、上画面
ハードウィンドウレジスタ・セット70Uから各レジス
タ値を入力する。そして、これらの信号及びレジスタ値
からフレームメモリ20から上画面に表示すべきハード
ウィンドウの画像データを読み出すべき開始タイミング
を指示する第1のハードウィンドウ開始アドレス出力許
可信号と、フレームメモリ20から該ハードウィンドウ
の画像データの読み出しを終了して、再びベース画面の
上画面の画像データを読み出すべき開始タイミングを指
示する第1のベース画面復活アドレス出力許可信号BO
Eを上画面アドレス生成回路90Uに出力する。
【0052】下画面コンパレータ80Lは、上記上画面
コンパレータ80Uと同様、ラインカウンタ50から現
在のラスタ走査位置(カレント・ライン・ナンバー)を
示す信号を、横ドットカウンタ60から現在の表示画素
位置(カレント・横ドット・ナンバー)を示す信号を入
力する。また、下画面ハードウィンドウレジスタ・セッ
ト70Dから各レジスタ値を入力する。そしてこれらの
信号及び各レジスタ値からフレームメモリ20から下画
面に表示すべきハードウィンドウの画像データを読み出
すべき開始タイミングを指示する第2のハードウィンド
ウ開始アドレス出力許可信号と、フレームメモリ20か
ら該ハードウィンドウの画像データの読み出しを終了し
て、再びベース画面の下画面の画像データを読み出すべ
き開始タイミングを指示する第2のベース画面復活アド
レス出力許可信号を下画面アドレス生成回路90Dに出
力する。
コンパレータ80Uと同様、ラインカウンタ50から現
在のラスタ走査位置(カレント・ライン・ナンバー)を
示す信号を、横ドットカウンタ60から現在の表示画素
位置(カレント・横ドット・ナンバー)を示す信号を入
力する。また、下画面ハードウィンドウレジスタ・セッ
ト70Dから各レジスタ値を入力する。そしてこれらの
信号及び各レジスタ値からフレームメモリ20から下画
面に表示すべきハードウィンドウの画像データを読み出
すべき開始タイミングを指示する第2のハードウィンド
ウ開始アドレス出力許可信号と、フレームメモリ20か
ら該ハードウィンドウの画像データの読み出しを終了し
て、再びベース画面の下画面の画像データを読み出すべ
き開始タイミングを指示する第2のベース画面復活アド
レス出力許可信号を下画面アドレス生成回路90Dに出
力する。
【0053】図4は、上画面コンパレータ80U及び下
画面コンパレータ80Lの一構成例を示すブロック図で
ある。ラインナンバー比較器801は、前記ラインカウ
ンタ50から出力されるカレントナンバーCLNとハー
ドウィンドウ開始ラインレジスタRSL及びハードウィ
ンドウ終了ラインレジスタRELにセットされているデ
ータを入力する。そして、該カレントラインナンバーC
LNの値VAL CLNが該レジスタRSLに設定され
ている値VAL RSLと該レジスタRELの値VAL
RELの範囲内にある期間(VAL RSL≦VAL
CLN≦VAL RELの期間)、ドット(dot)
コンパレータ出力許可信号をアクティブにして第1のド
ットコンパレータ803と第2のドットコンパレータ8
05に出力する。
画面コンパレータ80Lの一構成例を示すブロック図で
ある。ラインナンバー比較器801は、前記ラインカウ
ンタ50から出力されるカレントナンバーCLNとハー
ドウィンドウ開始ラインレジスタRSL及びハードウィ
ンドウ終了ラインレジスタRELにセットされているデ
ータを入力する。そして、該カレントラインナンバーC
LNの値VAL CLNが該レジスタRSLに設定され
ている値VAL RSLと該レジスタRELの値VAL
RELの範囲内にある期間(VAL RSL≦VAL
CLN≦VAL RELの期間)、ドット(dot)
コンパレータ出力許可信号をアクティブにして第1のド
ットコンパレータ803と第2のドットコンパレータ8
05に出力する。
【0054】第1のドットコンパレータ803は、上記
ドットコンパレータ出力許可信号以外に、前記横ドット
カウンタ60から出力されるカレント横ドットナンバー
CDNとハードウィンドウ開始横ドットレジスタRSD
の設定値を入力する。そして、該カレント横ドットナン
バーCDNの値とハードウィンドウ開始横ドットレジス
タRSDの値VAL RSDとを比較して、上記ドット
コンパレータ出力許可信号がアクティブになっている期
間中、上記2つの値が等しくなった時点で前記ハードウ
ィンドウ開始アドレス許可信号を出力する。この信号
は、フレームメモリ20からの画像データの読み出し
を、ベース画面の画像データからハードウィンドウの論
理画面の画像データへと切り替えるタイミングを指示す
る信号である。
ドットコンパレータ出力許可信号以外に、前記横ドット
カウンタ60から出力されるカレント横ドットナンバー
CDNとハードウィンドウ開始横ドットレジスタRSD
の設定値を入力する。そして、該カレント横ドットナン
バーCDNの値とハードウィンドウ開始横ドットレジス
タRSDの値VAL RSDとを比較して、上記ドット
コンパレータ出力許可信号がアクティブになっている期
間中、上記2つの値が等しくなった時点で前記ハードウ
ィンドウ開始アドレス許可信号を出力する。この信号
は、フレームメモリ20からの画像データの読み出し
を、ベース画面の画像データからハードウィンドウの論
理画面の画像データへと切り替えるタイミングを指示す
る信号である。
【0055】第2のドットコンパレータ805は、上記
ドットコンパレータ出力許可信号以外に、横ドットカウ
ンタ60から出力されるカレント横ドットナンバーCD
Nとハードウィンドウ終了横ドットレジスタREDの設
定値を入力する。そして、該カレント横ドットナンバー
CDNとハードウィンドウ終了横ドットレジスタRED
の値VAL REDと比較して、上記ドットコンパレー
タ出力許可信号がアクティブになっている期間中、上記
両者の値が等しくなった時点でベース画面復活アドレス
出力許可信号を出力する。この信号は、フレームメモリ
20からの画像データの読み出しを、ハードウィンドウ
の論理画面の画像データからベース画面への画像データ
へ切り替えるタイミングを指示する信号である。
ドットコンパレータ出力許可信号以外に、横ドットカウ
ンタ60から出力されるカレント横ドットナンバーCD
Nとハードウィンドウ終了横ドットレジスタREDの設
定値を入力する。そして、該カレント横ドットナンバー
CDNとハードウィンドウ終了横ドットレジスタRED
の値VAL REDと比較して、上記ドットコンパレー
タ出力許可信号がアクティブになっている期間中、上記
両者の値が等しくなった時点でベース画面復活アドレス
出力許可信号を出力する。この信号は、フレームメモリ
20からの画像データの読み出しを、ハードウィンドウ
の論理画面の画像データからベース画面への画像データ
へ切り替えるタイミングを指示する信号である。
【0056】図5は、上画面アドレス生成回路90Uの
一構成例を示すブロック図である。論理画面開始アドレ
スレジスタRLPSは、フレームメモリ20のハードウ
ィンドウ・バッファエリア24内に格納されている液晶
表示装置10の上画面にハードウィンドウとして表示さ
れる論理画面の先頭の画素のアドレスが設定される。
一構成例を示すブロック図である。論理画面開始アドレ
スレジスタRLPSは、フレームメモリ20のハードウ
ィンドウ・バッファエリア24内に格納されている液晶
表示装置10の上画面にハードウィンドウとして表示さ
れる論理画面の先頭の画素のアドレスが設定される。
【0057】ベース画面Topアドレス生成回路901
は、前記ラインカウンタ50からカレントラインナンバ
CLNが入力されると共に、前記上画面コンパレータ8
0Uからベース画面開始アドレス出力許可信号が入力さ
れる。そして、該ベース画面出力許可信号がアクティブ
のときに、フレームメモリ20内のベース画面表示エリ
ア22内に格納されている液晶表示装置10の上画面に
表示されるベース画面の上記カレントラインナンバCL
Nによって指定される走査線上の先頭の画素のアドレス
を生成してフレームメモリ20に出力する。
は、前記ラインカウンタ50からカレントラインナンバ
CLNが入力されると共に、前記上画面コンパレータ8
0Uからベース画面開始アドレス出力許可信号が入力さ
れる。そして、該ベース画面出力許可信号がアクティブ
のときに、フレームメモリ20内のベース画面表示エリ
ア22内に格納されている液晶表示装置10の上画面に
表示されるベース画面の上記カレントラインナンバCL
Nによって指定される走査線上の先頭の画素のアドレス
を生成してフレームメモリ20に出力する。
【0058】ハードライン開始ラインレジスタMは、液
晶表示装置10の上画面に表示されるハードウィンドウ
の先頭の走査ラインが設定されるレジスタである。ハー
ドウィンドウTopアドレス生成回路902は、前記ハ
ードウィンドウ開始アドレス出力許可信号がアクティブ
になる毎に、論理画面開始アドレスレジスタRLPSに
設定されるアドレスとカレントラインナンバCLN、及
びハードライン開始ラインレジスタMに設定されるライ
ン情報とを基に、ハードウィンドウの論理画面の各ライ
ンの先頭アドレスを生成して、フレームめもり20に出
力する。
晶表示装置10の上画面に表示されるハードウィンドウ
の先頭の走査ラインが設定されるレジスタである。ハー
ドウィンドウTopアドレス生成回路902は、前記ハ
ードウィンドウ開始アドレス出力許可信号がアクティブ
になる毎に、論理画面開始アドレスレジスタRLPSに
設定されるアドレスとカレントラインナンバCLN、及
びハードライン開始ラインレジスタMに設定されるライ
ン情報とを基に、ハードウィンドウの論理画面の各ライ
ンの先頭アドレスを生成して、フレームめもり20に出
力する。
【0059】ハードウィンドウ終了横ドットレジスタ
(β−1)は、液晶表示装置10の上画面に表示される
ハードウィンドウの最終画素の横ドット位置が設定され
るレジスタである。
(β−1)は、液晶表示装置10の上画面に表示される
ハードウィンドウの最終画素の横ドット位置が設定され
るレジスタである。
【0060】ベース画面復活アドレス生成回路903
は、ベース画面復活アドレス出力許可信号がアクティブ
になったときに、カレントラインナンバCLNとハード
ウィンドウ終了横dotレジスタ(β−1)に設定され
ている上記ハードウィンドウの最終画素の横ドット位置
情報とを基に、前記上画面にハードウィンドウが表示さ
れる各走査ラインにおいて該ハードウィンドウの最終画
素に続いて表示されるベース画面の画素が格納されてい
るフレームメモリ20のベース画面表示エリア22内の
アドレスを生成してフレームメモリ20に出力する。ま
た、図4では、特に図示していないが、ベース画面の各
ラインの先頭画素のベース画面表示エリア22内での格
納アドレスの出力を、上画面アドレス生成かいろ90U
に対して指示するベース画面開始アドレス出力許可信号
も生成する。
は、ベース画面復活アドレス出力許可信号がアクティブ
になったときに、カレントラインナンバCLNとハード
ウィンドウ終了横dotレジスタ(β−1)に設定され
ている上記ハードウィンドウの最終画素の横ドット位置
情報とを基に、前記上画面にハードウィンドウが表示さ
れる各走査ラインにおいて該ハードウィンドウの最終画
素に続いて表示されるベース画面の画素が格納されてい
るフレームメモリ20のベース画面表示エリア22内の
アドレスを生成してフレームメモリ20に出力する。ま
た、図4では、特に図示していないが、ベース画面の各
ラインの先頭画素のベース画面表示エリア22内での格
納アドレスの出力を、上画面アドレス生成かいろ90U
に対して指示するベース画面開始アドレス出力許可信号
も生成する。
【0061】下画面アドレス生成回路90Lも、上記上
画面アドレス生成回路90Lと同様な構成となってお
り、論理画面開始アドレスレジスタRLPSとハードウ
ィンドウ開始ラインレジスタMに設定される値だけが異
なる。
画面アドレス生成回路90Lと同様な構成となってお
り、論理画面開始アドレスレジスタRLPSとハードウ
ィンドウ開始ラインレジスタMに設定される値だけが異
なる。
【0062】次に、上記構成の実施例の動作を説明す
る。図6及び図7は、ハードウィンドウの各種表示形態
と、該表示形態に対応するフレームメモリ20のハード
ウィンドウ・バッファエリア24内でのハードウィンド
ウの表示データ(画像データ)の格納方法を示す図であ
る。
る。図6及び図7は、ハードウィンドウの各種表示形態
と、該表示形態に対応するフレームメモリ20のハード
ウィンドウ・バッファエリア24内でのハードウィンド
ウの表示データ(画像データ)の格納方法を示す図であ
る。
【0063】図6は、2つのハードウィンドウ201
U、201Lがそれぞれ液晶表示装置10の上画面液晶
パネル10U及び下画面液晶表示パネル10Lに別々に
表示される例を示す図である。すなわち、この場合に
は、上画面と下画面に2つのハードウィンドウ201
U、201Lが分離して表示される。この場合、上画面
に表示されるハードウィンドウ201Uを上画面液晶表
示パネル10U上に表示させるために必要なパラメータ
は、以下の4つである。
U、201Lがそれぞれ液晶表示装置10の上画面液晶
パネル10U及び下画面液晶表示パネル10Lに別々に
表示される例を示す図である。すなわち、この場合に
は、上画面と下画面に2つのハードウィンドウ201
U、201Lが分離して表示される。この場合、上画面
に表示されるハードウィンドウ201Uを上画面液晶表
示パネル10U上に表示させるために必要なパラメータ
は、以下の4つである。
【0064】 上側ハードウィンドウ開始ライン 上側ハードウィンドウ終了ライン 上側ハードウィンドウ開始横ドットアドレス 上側ハードウィンドウ終了横ドットアドレス また、下画面に表示されるハードウィンドウ201Lを
下画面用液晶パネル10L上に表示させるために必要な
パラメータは、以下の4つである。
下画面用液晶パネル10L上に表示させるために必要な
パラメータは、以下の4つである。
【0065】 下側ハードウィンドウ開始ライン 下側ハードウィンドウ終了ライン 下側ハードウィンドウ開始横ドットアドレス 下側ハードウィンドウ終了横ドットアドレス また、図6(b) に示すようなハードウィンドウ表示を実
現するために必要となるフレームメモリ20のアドレス
情報は、以下の2つである。
現するために必要となるフレームメモリ20のアドレス
情報は、以下の2つである。
【0066】a.フレームメモリ20のハードウィンド
ウ・バッファエリア24内に格納されている上側ハード
ウィンドウの論理画面の表示データの格納開始アドレス b.上記ハードウィンドウ・バッファエリア24内に格
納されている下側ハードウィンドウの論理画面の表示デ
ータの格納開始アドレス 次に、図7は、一つのハードウィンドウが上画面液晶パ
ネル10Uと下画面液晶ぱねる10Lにまたがって連続
した一画面として表示される例を示す図である。
ウ・バッファエリア24内に格納されている上側ハード
ウィンドウの論理画面の表示データの格納開始アドレス b.上記ハードウィンドウ・バッファエリア24内に格
納されている下側ハードウィンドウの論理画面の表示デ
ータの格納開始アドレス 次に、図7は、一つのハードウィンドウが上画面液晶パ
ネル10Uと下画面液晶ぱねる10Lにまたがって連続
した一画面として表示される例を示す図である。
【0067】この場合にも、上記〜およびa.b.
のパラメータが必要になる。但し、この場合には上記
とのパラメータの値は一致する。図8は、以後の説明
で使用するフレームメモリ20の具体的な一構成例を示
す図である。このフレームメモリ20は、同図(a) に示
すように横幅が1024ドット構成となっている。そし
て、その先頭には、640ドット×480ラインの容量
のベース画面表示エリア22が設けられている。また、
フレームメモリ20のハードウィンドウ・バッファエリ
ア24には、同図(b) に示すような縦方向においては上
画面上で第Mラインから第239ライン(最終ライン)
に、下画面上で第0ライン(最初のライン)から第Nラ
インに表示され、また、横方向においてはαドットから
(β−1)ドット目に表示される矩形状のハードウィン
ドウの論理画面の画像データが格納される(尚、ここで
は、M<N、α<320、β>320であり、かつMは
偶数であると仮定する)。この画像データは、上記ハー
ドウィンドウ・バッファエリア24内にフレームメモリ
20のアドレスUから同図(b) に示す画面イメージと同
一イメージでビット・マッピングされて格納されてい
る。したがって、同図(a) に示すように、ハードウィン
ドウの上画面の論理画面の先頭アドレスはフレームメモ
リ20上ではアドレスUとなり、下画面の論理画面の先
頭アドレスはフレームメモリ20上ではアドレス{U+
(240−M)×1024}となる。これは、ハードウ
ィンドウの上画面と下画面の論理画面の先頭ラインのラ
イン差が(240−M)であり、かつライン1つ分のア
ドレスの差がフレームメモリの横の幅と同じ1024ビ
ットだからである。
のパラメータが必要になる。但し、この場合には上記
とのパラメータの値は一致する。図8は、以後の説明
で使用するフレームメモリ20の具体的な一構成例を示
す図である。このフレームメモリ20は、同図(a) に示
すように横幅が1024ドット構成となっている。そし
て、その先頭には、640ドット×480ラインの容量
のベース画面表示エリア22が設けられている。また、
フレームメモリ20のハードウィンドウ・バッファエリ
ア24には、同図(b) に示すような縦方向においては上
画面上で第Mラインから第239ライン(最終ライン)
に、下画面上で第0ライン(最初のライン)から第Nラ
インに表示され、また、横方向においてはαドットから
(β−1)ドット目に表示される矩形状のハードウィン
ドウの論理画面の画像データが格納される(尚、ここで
は、M<N、α<320、β>320であり、かつMは
偶数であると仮定する)。この画像データは、上記ハー
ドウィンドウ・バッファエリア24内にフレームメモリ
20のアドレスUから同図(b) に示す画面イメージと同
一イメージでビット・マッピングされて格納されてい
る。したがって、同図(a) に示すように、ハードウィン
ドウの上画面の論理画面の先頭アドレスはフレームメモ
リ20上ではアドレスUとなり、下画面の論理画面の先
頭アドレスはフレームメモリ20上ではアドレス{U+
(240−M)×1024}となる。これは、ハードウ
ィンドウの上画面と下画面の論理画面の先頭ラインのラ
イン差が(240−M)であり、かつライン1つ分のア
ドレスの差がフレームメモリの横の幅と同じ1024ビ
ットだからである。
【0068】次に、上記図8に示すモデルを用いて、本
実施例の表示制御動作を説明する。図9は、液晶表示装
置10に表示される最初のフレーム(第1フレーム)の
第0ライン(液晶表示装置10上では上画面の第0ライ
ン)の画像データがフレームメモリ20から読み出され
るときの状態を示したものである。また、図10は、図
9に示す動作を説明するタイミングチャートである。
実施例の表示制御動作を説明する。図9は、液晶表示装
置10に表示される最初のフレーム(第1フレーム)の
第0ライン(液晶表示装置10上では上画面の第0ライ
ン)の画像データがフレームメモリ20から読み出され
るときの状態を示したものである。また、図10は、図
9に示す動作を説明するタイミングチャートである。
【0069】図10(a) は、液晶表示装置タイミング信
号生成回路40からフレームメモリ20のシリアル・コ
ントロール端子SCに加わるシリアル読み出しクロック
のタイミングチャートである。また、同図(b) は、上画
面アドレス生成回路90Uからフレームメモリ20に加
わるアドレス信号のタイミングチャートである。
号生成回路40からフレームメモリ20のシリアル・コ
ントロール端子SCに加わるシリアル読み出しクロック
のタイミングチャートである。また、同図(b) は、上画
面アドレス生成回路90Uからフレームメモリ20に加
わるアドレス信号のタイミングチャートである。
【0070】また、同図(c) 、(d) は、それぞれ上画面
コンパレータ80Uから上画面アドレス生成回路90U
に加わるハードウィンドウ開始アドレス出力許可信号と
ベース画面復活アドレス出力許可信号のタイミングチャ
ートである。さらに、同図(e) は、同図(a) に示すシリ
アル読み出しクロックに同期してフレームメモリ20の
シリアルポートからシリアルに読み出されてラインバッ
ファ部30の入力ポート31にシリアル入力される第0
ラインの画像データの出力タイミングチャートである。
さらに、同図(f) は、液晶表示装置タイミング信号生成
回路40から液晶表示装置10に加わる、該液晶表示装
置10がラインバッファ部30から画像データを入力す
るために用いられるクロックのタイミングチャートであ
る。また、同図(g) は、ラインバッファ部30の上画面
用ラインバッファ34Uまたは35Uから液晶表示装置
10の上画面液晶表示パネル10Uに入力されるデータ
のタイミングチャートである。そして、同図(h) はライ
ンバッファ部30の下画面用ラインバッファ34Lまた
は35Lから液晶表示装置10の下画面液晶表示パネル
10Lに入力される画像データのタイミングチャートで
ある。
コンパレータ80Uから上画面アドレス生成回路90U
に加わるハードウィンドウ開始アドレス出力許可信号と
ベース画面復活アドレス出力許可信号のタイミングチャ
ートである。さらに、同図(e) は、同図(a) に示すシリ
アル読み出しクロックに同期してフレームメモリ20の
シリアルポートからシリアルに読み出されてラインバッ
ファ部30の入力ポート31にシリアル入力される第0
ラインの画像データの出力タイミングチャートである。
さらに、同図(f) は、液晶表示装置タイミング信号生成
回路40から液晶表示装置10に加わる、該液晶表示装
置10がラインバッファ部30から画像データを入力す
るために用いられるクロックのタイミングチャートであ
る。また、同図(g) は、ラインバッファ部30の上画面
用ラインバッファ34Uまたは35Uから液晶表示装置
10の上画面液晶表示パネル10Uに入力されるデータ
のタイミングチャートである。そして、同図(h) はライ
ンバッファ部30の下画面用ラインバッファ34Lまた
は35Lから液晶表示装置10の下画面液晶表示パネル
10Lに入力される画像データのタイミングチャートで
ある。
【0071】図10(a) に示すフレームメモリシリアル
読み出しクロックに先立って同図(b) に示すように上画
面アドレス生成回路90Uから第0ラインの先頭のアド
レスがフレームメモリ20に入力される。そして、同図
(a) に示すフレームメモリシリアル読み出しクロックが
フレームメモリ20に入力されると、同図(c) に示すよ
うに該フレームメモリ20のベース画面表示エリア22
から第0ラインの画像データが順次、そのシリアルポー
トからラインバッファ部30へ出力される。この出力さ
れた画像データは直ちにラインバッファ部30の第1の
上画面用ラインバッファ34Uに格納される。この時、
同図(g) 、(h) に示すように、上下画面用の第2のライ
ンバッファ(奇数ライン用のバッファ)34L、35L
からは液晶表示装置10に対して、その格納データが同
時に出力される。この格納データの内容はまだ確定した
ものではなく、表示されるべき画像データではないがす
ぐに次のラインの画像データが出力されるので実用上問
題は無い(確定していないデータが出力されるのは数1
0〜数100μ秒にすぎない)。この第0ラインにはハ
ードウィンドウは表示されないので、フレームメモリ2
0にアドレスが入力されるのは最初の1回のみであり、
以降はフレームメモリ読み出しクロックに同期して、フ
レームメモリ20内部で読み出しアドレスが自動的にイ
ンクリメントされ、フレームメモリ20からは第0ライ
ンの最後の639ドット目の画像データまで、連続して
シリアル出力される。
読み出しクロックに先立って同図(b) に示すように上画
面アドレス生成回路90Uから第0ラインの先頭のアド
レスがフレームメモリ20に入力される。そして、同図
(a) に示すフレームメモリシリアル読み出しクロックが
フレームメモリ20に入力されると、同図(c) に示すよ
うに該フレームメモリ20のベース画面表示エリア22
から第0ラインの画像データが順次、そのシリアルポー
トからラインバッファ部30へ出力される。この出力さ
れた画像データは直ちにラインバッファ部30の第1の
上画面用ラインバッファ34Uに格納される。この時、
同図(g) 、(h) に示すように、上下画面用の第2のライ
ンバッファ(奇数ライン用のバッファ)34L、35L
からは液晶表示装置10に対して、その格納データが同
時に出力される。この格納データの内容はまだ確定した
ものではなく、表示されるべき画像データではないがす
ぐに次のラインの画像データが出力されるので実用上問
題は無い(確定していないデータが出力されるのは数1
0〜数100μ秒にすぎない)。この第0ラインにはハ
ードウィンドウは表示されないので、フレームメモリ2
0にアドレスが入力されるのは最初の1回のみであり、
以降はフレームメモリ読み出しクロックに同期して、フ
レームメモリ20内部で読み出しアドレスが自動的にイ
ンクリメントされ、フレームメモリ20からは第0ライ
ンの最後の639ドット目の画像データまで、連続して
シリアル出力される。
【0072】続いて、フレームメモリ20へのアドレス
出力が、上画面アドレス生成回路90Uから下画面アド
レス生成回路90Lに切り換わり、図11に示されるよ
うにフレームメモリ20から液晶表示装置10の表示画
面の第240ライン(下画面の第0ライン)に表示され
る画像データがラインバッファ部30の第1の下画面用
ラインバッファ34Lに出力される。図12は、この画
像データ出力の動作を説明するタイミングチャートであ
り、同図(a) 〜(h)は図9(a) 〜(h)と同様である。
出力が、上画面アドレス生成回路90Uから下画面アド
レス生成回路90Lに切り換わり、図11に示されるよ
うにフレームメモリ20から液晶表示装置10の表示画
面の第240ライン(下画面の第0ライン)に表示され
る画像データがラインバッファ部30の第1の下画面用
ラインバッファ34Lに出力される。図12は、この画
像データ出力の動作を説明するタイミングチャートであ
り、同図(a) 〜(h)は図9(a) 〜(h)と同様である。
【0073】このラインはハードウィンドウを表示する
エリアに含まれているので(α−1)ドット目まではベ
ース画面の画像データが出力されるが、αドット目から
(β−1)ドット目まではハードウィンドウとして表示
される論理画面の画像データを出力しなければならない
(図12(a) 、(e) 参照)。このため、下画面アドレス
生成回路90Lは、図12(b) に示すように下画面コン
パレータ80Lから出力されるハードウィンドウ開始ア
ドレス許可信号に同期して、フレームメモリ20に対し
てベース画面の第240ラインの(α−1)ドット目の
画像データの格納アドレスを出力した後、第240ライ
ンに表示されるハードウィンドウの論理画面の先頭画素
の画像データの格納アドレス、すなわち{U+(240
−M)×1024}のアドレス値をフレームメモリ20
へ出力する(図12(b) 、(c) 参照)。これ以降、フレ
ームメモリ20は、図12(a) に示すフレームメモリシ
リアル読み出しクロックに同期して、上記アドレス値を
インクリメントして図12(e) に示すように第240ラ
インのαドット目から(β−1)ドット目までのハード
ウィンドウの論理画面の画像データをラインバッファ部
30の第1の下画面用ラインバッファ34Lに出力す
る。
エリアに含まれているので(α−1)ドット目まではベ
ース画面の画像データが出力されるが、αドット目から
(β−1)ドット目まではハードウィンドウとして表示
される論理画面の画像データを出力しなければならない
(図12(a) 、(e) 参照)。このため、下画面アドレス
生成回路90Lは、図12(b) に示すように下画面コン
パレータ80Lから出力されるハードウィンドウ開始ア
ドレス許可信号に同期して、フレームメモリ20に対し
てベース画面の第240ラインの(α−1)ドット目の
画像データの格納アドレスを出力した後、第240ライ
ンに表示されるハードウィンドウの論理画面の先頭画素
の画像データの格納アドレス、すなわち{U+(240
−M)×1024}のアドレス値をフレームメモリ20
へ出力する(図12(b) 、(c) 参照)。これ以降、フレ
ームメモリ20は、図12(a) に示すフレームメモリシ
リアル読み出しクロックに同期して、上記アドレス値を
インクリメントして図12(e) に示すように第240ラ
インのαドット目から(β−1)ドット目までのハード
ウィンドウの論理画面の画像データをラインバッファ部
30の第1の下画面用ラインバッファ34Lに出力す
る。
【0074】上述のようにして、フレームメモリ第24
0ラインの(β−1)ドット目までに表示されるハード
ウィンドウの論理画面の画像データが出力された後、図
12(d) に示すように下画面コンパレータ80Dからベ
ース画面復活アドレス出力許可信号が出力される。下画
面アドレス生成回路90Dは、この信号が加わると、図
12(b) に示すようにベース画面の第240ラインのβ
ドット目の画像データの格納アドレスをフレームメモリ
20へ出力する。これにより、図12(e) に示すよう
に、フレームメモリ20は、図12(b) に示すようにフ
レームメモリ読み出しクロックに同期してそのシリアル
ポートからベース画面表示エリア22に格納されている
第240ラインのβドット目から1023ドット目まで
のベース画面の画像データを上記第1の下画面用ライン
バッファ34Uに出力する。
0ラインの(β−1)ドット目までに表示されるハード
ウィンドウの論理画面の画像データが出力された後、図
12(d) に示すように下画面コンパレータ80Dからベ
ース画面復活アドレス出力許可信号が出力される。下画
面アドレス生成回路90Dは、この信号が加わると、図
12(b) に示すようにベース画面の第240ラインのβ
ドット目の画像データの格納アドレスをフレームメモリ
20へ出力する。これにより、図12(e) に示すよう
に、フレームメモリ20は、図12(b) に示すようにフ
レームメモリ読み出しクロックに同期してそのシリアル
ポートからベース画面表示エリア22に格納されている
第240ラインのβドット目から1023ドット目まで
のベース画面の画像データを上記第1の下画面用ライン
バッファ34Uに出力する。
【0075】以上の動作により、図10に示すようにラ
インバッファ部30には液晶表示装置10の上・下液晶
表示パネル10U、10Dの第0ラインに表示されるべ
き画像データが全て格納される。この状態において、こ
れらの画像データは、まだ液晶表示装置10へは出力さ
れない。したがって、図12(g) 、(h) に示すように、
該液晶表示パネル10U、10Lにはまだ確定していな
いでたらめなデータが出力される。
インバッファ部30には液晶表示装置10の上・下液晶
表示パネル10U、10Dの第0ラインに表示されるべ
き画像データが全て格納される。この状態において、こ
れらの画像データは、まだ液晶表示装置10へは出力さ
れない。したがって、図12(g) 、(h) に示すように、
該液晶表示パネル10U、10Lにはまだ確定していな
いでたらめなデータが出力される。
【0076】そして、このようにして、ラインバッファ
部30に液晶表示装置10の上・下画面の第1ラインに
表示されるべき画像データが全て格納されると、同図
(f)に示す液晶表示部タイミング信号生成回路40から
加わる液晶表示装置データ入力クロックに同期して、液
晶表示装置10の2つの液晶表示パネル10U、10L
は、それぞれ、ラインバッファ部30の第1の上画面用
ラインバッファ34Uと、第1の下画面用ラインバッフ
ァ34Lから画像データをシリアル入力し、それぞれの
表示画面の第0ラインにそれらの画像データを表示させ
る。
部30に液晶表示装置10の上・下画面の第1ラインに
表示されるべき画像データが全て格納されると、同図
(f)に示す液晶表示部タイミング信号生成回路40から
加わる液晶表示装置データ入力クロックに同期して、液
晶表示装置10の2つの液晶表示パネル10U、10L
は、それぞれ、ラインバッファ部30の第1の上画面用
ラインバッファ34Uと、第1の下画面用ラインバッフ
ァ34Lから画像データをシリアル入力し、それぞれの
表示画面の第0ラインにそれらの画像データを表示させ
る。
【0077】このように、フレームメモリ20からライ
ンバッファ部30に上・下液晶表示パネル10U、10
Lの同一ラインに表示される画像データが揃った時点
で、ラインバッファ部30から該上・下液晶表示パネル
10U、10Lに同時に当該画像データが出力される。
このため、1つのシリアルポートした持たないフレーム
メモリ20はラインバッファ部30が液晶表示装置10
に画像データを出力する2倍の速度でラインバッファ部
30に対して画像データを出力する。すなわち、図12
(a) 、(f) に示すように、フレームメモリ20のシリア
ル読み出しクロックは、液晶表示装置10のデータ入力
クロックの2倍の周波数となっている。
ンバッファ部30に上・下液晶表示パネル10U、10
Lの同一ラインに表示される画像データが揃った時点
で、ラインバッファ部30から該上・下液晶表示パネル
10U、10Lに同時に当該画像データが出力される。
このため、1つのシリアルポートした持たないフレーム
メモリ20はラインバッファ部30が液晶表示装置10
に画像データを出力する2倍の速度でラインバッファ部
30に対して画像データを出力する。すなわち、図12
(a) 、(f) に示すように、フレームメモリ20のシリア
ル読み出しクロックは、液晶表示装置10のデータ入力
クロックの2倍の周波数となっている。
【0078】図13と図14は、フレームメモリ20か
ら液晶表示装置10の第1ライン(上画面の第1ライ
ン)の画像データがラインバッファ部30に読み込まれ
る動作を説明する図である。また、図15と図16は、
フレームメモリ20から液晶表示装置10の第241ラ
イン(下画面の第1ライン)の画像データがラインバッ
ファ部30に読み込まれる動作を説明する図である。
ら液晶表示装置10の第1ライン(上画面の第1ライ
ン)の画像データがラインバッファ部30に読み込まれ
る動作を説明する図である。また、図15と図16は、
フレームメモリ20から液晶表示装置10の第241ラ
イン(下画面の第1ライン)の画像データがラインバッ
ファ部30に読み込まれる動作を説明する図である。
【0079】上記第1ラインと上記第241ラインの画
像データの読み込み動作は、基本的には上述した第0ラ
インと第240ラインの画像データのときと同様である
が、上記第1ラインと上記第241ラインの画像データ
は、今度は、それぞれ第2の上画面用ラインバッファ3
5Uと第2の下画面用ラインバッファ35Dに格納され
る。また、この画像データの読み込みと並行して、ライ
ンバッファ部30の第1の上画面用ラインバッファ34
Uと第1の下画面用ラインバッファ34Dから、それぞ
れ液晶表示装置10の上画面用液晶表示パネル10Uと
下画面表示用パネル10Dへ第0ラインと第240ライ
ンの画像データがシリアル出力される(図14(g) 、
(h) 及び図16(g) 、(h) 参照) 。
像データの読み込み動作は、基本的には上述した第0ラ
インと第240ラインの画像データのときと同様である
が、上記第1ラインと上記第241ラインの画像データ
は、今度は、それぞれ第2の上画面用ラインバッファ3
5Uと第2の下画面用ラインバッファ35Dに格納され
る。また、この画像データの読み込みと並行して、ライ
ンバッファ部30の第1の上画面用ラインバッファ34
Uと第1の下画面用ラインバッファ34Dから、それぞ
れ液晶表示装置10の上画面用液晶表示パネル10Uと
下画面表示用パネル10Dへ第0ラインと第240ライ
ンの画像データがシリアル出力される(図14(g) 、
(h) 及び図16(g) 、(h) 参照) 。
【0080】続いて、図17に示すようにフレームメモ
リ20から第2ラインの画像データが読み出されて、該
画像データが第1の上画面用ラインバッファ34Uに格
納されると同時に、第2の上画面用ラインバッファ35
Lと第2の下画面用ラインバッファ35Dから、それぞ
れ第1ライン及び第241ラインの前半の画像データが
上画面用表示パネル10Lと下画面用表示パネル10D
に入力されて、それらの画面上に表示される。このとき
の、各ブロックの動作を説明するタイミングチャートが
図18である。
リ20から第2ラインの画像データが読み出されて、該
画像データが第1の上画面用ラインバッファ34Uに格
納されると同時に、第2の上画面用ラインバッファ35
Lと第2の下画面用ラインバッファ35Dから、それぞ
れ第1ライン及び第241ラインの前半の画像データが
上画面用表示パネル10Lと下画面用表示パネル10D
に入力されて、それらの画面上に表示される。このとき
の、各ブロックの動作を説明するタイミングチャートが
図18である。
【0081】次に、図19に示すように、フレームメモ
リ20から第242ラインの画像データが読み出され
て、該画像データが第1の下画面用ラインバッファ34
Lに格納されると同時に、第2の上画面用ラインバッフ
ァ35Uと第2の下画面用ラインバッファ35Lから、
それぞれ第1ライン及び第241ラインの後半の画像デ
ータが上画面用表示パネル10Uと下画面用表示パネル
10Lに入力されて、それらの画面上に表示される。こ
のときの、各ブロックの動作を説明するタイミングチャ
ートが図20である。
リ20から第242ラインの画像データが読み出され
て、該画像データが第1の下画面用ラインバッファ34
Lに格納されると同時に、第2の上画面用ラインバッフ
ァ35Uと第2の下画面用ラインバッファ35Lから、
それぞれ第1ライン及び第241ラインの後半の画像デ
ータが上画面用表示パネル10Uと下画面用表示パネル
10Lに入力されて、それらの画面上に表示される。こ
のときの、各ブロックの動作を説明するタイミングチャ
ートが図20である。
【0082】以後、同様にして、ラインバッファ部30
内において、画像データが格納されるラインバッファが
交互に切り換えられながら、フレームメモリ20から第
3ライン以降及び第243ライン(下画面の第3ライ
ン)以降の画像データがラインバッファ部30に入力さ
れる。また、該画像データの入力と同時に、ラインバッ
ファ部30から第2ライン以降及び第242ライン(下
画面の第2ライン)以降の画像データが、それぞれ上画
面用表示パネル10Uと下画面用表示パネル10Lに入
力され、それらの画面上に表示される。
内において、画像データが格納されるラインバッファが
交互に切り換えられながら、フレームメモリ20から第
3ライン以降及び第243ライン(下画面の第3ライ
ン)以降の画像データがラインバッファ部30に入力さ
れる。また、該画像データの入力と同時に、ラインバッ
ファ部30から第2ライン以降及び第242ライン(下
画面の第2ライン)以降の画像データが、それぞれ上画
面用表示パネル10Uと下画面用表示パネル10Lに入
力され、それらの画面上に表示される。
【0083】このようにして、第0ラインから第(M−
1)ラインまでの画像表示においては、フレームメモリ
20からラインバッファ部30の上画面用ラインバッフ
ァ34U、35Uへの画像データ読み出しは、ベース画
面表示エリア22からのみなされる。
1)ラインまでの画像表示においては、フレームメモリ
20からラインバッファ部30の上画面用ラインバッフ
ァ34U、35Uへの画像データ読み出しは、ベース画
面表示エリア22からのみなされる。
【0084】しかし、第Mラインからは上画面用液晶表
示パネル10Uにおいてもハードウィンドウ論理画面の
表示が開始される(図8参照)。したがって、次に、図
21乃至図24を参照しながら、フレームメモリ20か
ら第Mラインの画像データがラインバッファ部30に読
み込まれ、さらに、その画像データが該ラインバッファ
部30から上画面用液晶表示パネル10Uに転送されて
表示されるまでの動作を説明する。
示パネル10Uにおいてもハードウィンドウ論理画面の
表示が開始される(図8参照)。したがって、次に、図
21乃至図24を参照しながら、フレームメモリ20か
ら第Mラインの画像データがラインバッファ部30に読
み込まれ、さらに、その画像データが該ラインバッファ
部30から上画面用液晶表示パネル10Uに転送されて
表示されるまでの動作を説明する。
【0085】この場合の基本的な動作は、上述した下画
面用液晶表示パネル10Lに第0ラインから第Nライン
までの画像が表示される場合と同様である。すなわち、
図21及び図22に示すように、まず、ベース画面表示
エリア22から第Mラインの第0ドット目から(α−
1)ドット目までの画像データが読み出され、これが第
1の上画面用ラインバッファ34Uに格納される(図2
2(e) 参照)。続いて、上画面コンパレータ80Uから
図22(c) に示すように、ハードウィンドウ開始アドレ
ス出力許可信号が上画面アドレス生成回路90Uに出力
され、該上画面アドレス生成回路90Uは該信号の入力
を受けて、フレームメモリ20へハードウィンドウ・バ
ッファメモリ24の第Mラインのαドット目の画像デー
タの格納アドレスUを出力する(図22(b) 、(c) 参
照)。これにより、フレームメモリ20は、図22(a)
に示すフレームメモリシリアル読み出しクロックに同期
して上記アドレスUを内部で順次インクリメントして、
そのシリアルポートからハードウィンドウ・バッファメ
モリ24に格納されている第Mラインのαドット目から
(β−1)ドット目までのハードウィンドウの論理画面
の画像データをラインバッファ部30の第1の上画面用
ラインバッファ34Uへ出力する(図22(e) 参照)。
続いて、上画面コンパレータ80Uからベース画面復活
アドレス出力許可信号が上画面アドレス生成回路90U
に対して出力され(図22(d) 参照)、該上画面アドレ
ス生成回路90Uはフレームメモリ20に対してそのベ
ース画面表示エリア22内のベース画面の第Mラインの
βドット目の画像データの格納アドレスを出力する(図
22(b) 参照)。これにより、フレームメモリ20は、
フレームメモリシリアル読み出しクロックに同期して該
格納アドレスを順次インクリメントして、そのシリアル
ポートから第Mラインのβドット目から639ドット目
までのベース画面の画像データを上記第1の上画面用ラ
インバッファ34Uへ出力する(図21(e) 参照)。以
上の動作により、ラインバッファ部30の第1の上画面
用ラインバッファ34Uに上画面用表示パネル10Uの
第Mラインに表示されるべき画像データが格納される。
面用液晶表示パネル10Lに第0ラインから第Nライン
までの画像が表示される場合と同様である。すなわち、
図21及び図22に示すように、まず、ベース画面表示
エリア22から第Mラインの第0ドット目から(α−
1)ドット目までの画像データが読み出され、これが第
1の上画面用ラインバッファ34Uに格納される(図2
2(e) 参照)。続いて、上画面コンパレータ80Uから
図22(c) に示すように、ハードウィンドウ開始アドレ
ス出力許可信号が上画面アドレス生成回路90Uに出力
され、該上画面アドレス生成回路90Uは該信号の入力
を受けて、フレームメモリ20へハードウィンドウ・バ
ッファメモリ24の第Mラインのαドット目の画像デー
タの格納アドレスUを出力する(図22(b) 、(c) 参
照)。これにより、フレームメモリ20は、図22(a)
に示すフレームメモリシリアル読み出しクロックに同期
して上記アドレスUを内部で順次インクリメントして、
そのシリアルポートからハードウィンドウ・バッファメ
モリ24に格納されている第Mラインのαドット目から
(β−1)ドット目までのハードウィンドウの論理画面
の画像データをラインバッファ部30の第1の上画面用
ラインバッファ34Uへ出力する(図22(e) 参照)。
続いて、上画面コンパレータ80Uからベース画面復活
アドレス出力許可信号が上画面アドレス生成回路90U
に対して出力され(図22(d) 参照)、該上画面アドレ
ス生成回路90Uはフレームメモリ20に対してそのベ
ース画面表示エリア22内のベース画面の第Mラインの
βドット目の画像データの格納アドレスを出力する(図
22(b) 参照)。これにより、フレームメモリ20は、
フレームメモリシリアル読み出しクロックに同期して該
格納アドレスを順次インクリメントして、そのシリアル
ポートから第Mラインのβドット目から639ドット目
までのベース画面の画像データを上記第1の上画面用ラ
インバッファ34Uへ出力する(図21(e) 参照)。以
上の動作により、ラインバッファ部30の第1の上画面
用ラインバッファ34Uに上画面用表示パネル10Uの
第Mラインに表示されるべき画像データが格納される。
【0086】以上のようにして、第Mラインの画像デー
タが第1の上画面用ラインバッファ34Uへ格納されて
いる間、図21に示すように、ラインバッファ部30か
らは第2の上画面用ラインバッファ35Uと第2の下画
面用ラインバッファ35Lからそれぞれ第(M−1)ラ
インの画像データと{240+(M−1)}ラインの画
像データの前半部分が、上画面用液晶表示パネル10U
と下画面用液晶表示パネル10Lへ出力されて画面表示
される。
タが第1の上画面用ラインバッファ34Uへ格納されて
いる間、図21に示すように、ラインバッファ部30か
らは第2の上画面用ラインバッファ35Uと第2の下画
面用ラインバッファ35Lからそれぞれ第(M−1)ラ
インの画像データと{240+(M−1)}ラインの画
像データの前半部分が、上画面用液晶表示パネル10U
と下画面用液晶表示パネル10Lへ出力されて画面表示
される。
【0087】図23と図24は、フレームメモリ20か
らラインバッファ部30の第2の下画面用ラインバッフ
ァ部35Lに第(240+M)ラインの画像データが読
み出される動作を説明する図である。この第(240+
M)ラインの画像データは、ベース画面の画像データで
あるため、図24(c) 、(d) に示すように下画面コンパ
レータ80Dからはハードウィンドウ開始アドレス許可
信号及びベース画面復活アドレス出力許可信号は出力さ
れない。したがって、フレームメモリ20は下画面アド
レス生成回路90Dからベース画面表示エリア22内の
第(240+M)ラインの先頭画素の画像データの格納
アドレスが入力されると(図24(b) 参照)、該格納ア
ドレスを図24(a) に示すフレームメモリシリアル読み
出しクロックに同期して順次インクリメントし、そのシ
リアルポートからラインバッファ部30の第1の下画面
用ラインバッファ34Lへ第(240+M)ラインのベ
ース画面の画像データを出力する(図24(e) 参照)。
これにより、該第1の下画面用ラインバッファ34Lに
は、下画面用表示パネル10Lに表示されるべき第(2
40+M)ラインのベース画面の画像データが格納され
る。また、これと同時に、第2の上画面用ラインバッフ
ァ35Uと第2の下画面用ラインバッファ35Lから
は、それぞれ第(M−1)ラインの画像データと第{2
40+(M−1)}ラインの画像データの後半部分が上
画面用液晶表示パネル10Uと下画面用表示パネル10
Lへ出力され、それらの画面上に表示される(図23と
図24(g) 、(h) 参照)。
らラインバッファ部30の第2の下画面用ラインバッフ
ァ部35Lに第(240+M)ラインの画像データが読
み出される動作を説明する図である。この第(240+
M)ラインの画像データは、ベース画面の画像データで
あるため、図24(c) 、(d) に示すように下画面コンパ
レータ80Dからはハードウィンドウ開始アドレス許可
信号及びベース画面復活アドレス出力許可信号は出力さ
れない。したがって、フレームメモリ20は下画面アド
レス生成回路90Dからベース画面表示エリア22内の
第(240+M)ラインの先頭画素の画像データの格納
アドレスが入力されると(図24(b) 参照)、該格納ア
ドレスを図24(a) に示すフレームメモリシリアル読み
出しクロックに同期して順次インクリメントし、そのシ
リアルポートからラインバッファ部30の第1の下画面
用ラインバッファ34Lへ第(240+M)ラインのベ
ース画面の画像データを出力する(図24(e) 参照)。
これにより、該第1の下画面用ラインバッファ34Lに
は、下画面用表示パネル10Lに表示されるべき第(2
40+M)ラインのベース画面の画像データが格納され
る。また、これと同時に、第2の上画面用ラインバッフ
ァ35Uと第2の下画面用ラインバッファ35Lから
は、それぞれ第(M−1)ラインの画像データと第{2
40+(M−1)}ラインの画像データの後半部分が上
画面用液晶表示パネル10Uと下画面用表示パネル10
Lへ出力され、それらの画面上に表示される(図23と
図24(g) 、(h) 参照)。
【0088】続いて、フレームメモリ20からラインバ
ッファ部30に対して第(M+1)ラインの画像デー
タ、及び第{240+(M+1)}ラインの画像データ
が順次出力されると共に、ラインバッファ部30から液
晶表示装置10へ第Mラインの画像データと第(240
+M)ラインの画像データが出力される。これらの動作
を示したのが図25乃至図28である。この場合の動作
は、上画面アドレス生成回路901Uと下画面アドレス
生成回路90Lからフレームメモリ20に対して出力さ
れるアドレスが異なるだけで、それ以外は、上述した図
21乃至図24に示された動作とほぼ同じである。
ッファ部30に対して第(M+1)ラインの画像デー
タ、及び第{240+(M+1)}ラインの画像データ
が順次出力されると共に、ラインバッファ部30から液
晶表示装置10へ第Mラインの画像データと第(240
+M)ラインの画像データが出力される。これらの動作
を示したのが図25乃至図28である。この場合の動作
は、上画面アドレス生成回路901Uと下画面アドレス
生成回路90Lからフレームメモリ20に対して出力さ
れるアドレスが異なるだけで、それ以外は、上述した図
21乃至図24に示された動作とほぼ同じである。
【0089】以後同様にして、上画面においては、第
(M+2)ラインから第238ラインまでの画像データ
の読み出しと第(M+1)ラインから第237ラインま
での画面表示がなされ、下画面においては第{240+
(M+2)}ラインから第{240+(M+238)}
ラインまでの画像データの読み出しと第{240+(M
+1)}ラインから第(240+237)ラインまでの
画面表示がなされる。
(M+2)ラインから第238ラインまでの画像データ
の読み出しと第(M+1)ラインから第237ラインま
での画面表示がなされ、下画面においては第{240+
(M+2)}ラインから第{240+(M+238)}
ラインまでの画像データの読み出しと第{240+(M
+1)}ラインから第(240+237)ラインまでの
画面表示がなされる。
【0090】続いて、図29に示すようにフレームメモ
リ20から第239ラインの画像データが該ラインバッ
ファ部30の第2の上画面用ラインバッファ35Uに入
力される。そして、これと同時に第1の上画面用ライン
バッファ34Uから第238ラインの前半部分の画像デ
ータが液晶表示装置10の上画面用液晶表示パネル10
Uへ、第1の下画面用ラインバッファ34Lから第47
7ラインの前半部分の画像データが下画面用液晶表示パ
ネル10Lへ入力される。このときの各ブロックの動作
タイミングチャートが図30である。同図に示すよう
に、このときの動作は上述した図26を用いて説明した
ときと同様である。
リ20から第239ラインの画像データが該ラインバッ
ファ部30の第2の上画面用ラインバッファ35Uに入
力される。そして、これと同時に第1の上画面用ライン
バッファ34Uから第238ラインの前半部分の画像デ
ータが液晶表示装置10の上画面用液晶表示パネル10
Uへ、第1の下画面用ラインバッファ34Lから第47
7ラインの前半部分の画像データが下画面用液晶表示パ
ネル10Lへ入力される。このときの各ブロックの動作
タイミングチャートが図30である。同図に示すよう
に、このときの動作は上述した図26を用いて説明した
ときと同様である。
【0091】次に、図31に示すようにフレームメモリ
20から第479ラインの画像データがラインバッファ
部30の第2の下画面用ラインバッファ35Lに入力さ
れる。そして、これと同時に第1の上画面用ラインバッ
ファ34Uから第238ラインの後半部分の画像データ
が液晶表示装置10の上画面用液晶表示パネル10U
へ、第1の下画面用ラインバッファ34Lから第478
ラインの後半部分の画像データが下画面用液晶表示パネ
ル10Lへ入力される。このときの各ブロックの動作タ
イミングチャートが図32である。同図に示すように、
このときの動作は上述した図28を用いて説明したとき
と同様である。
20から第479ラインの画像データがラインバッファ
部30の第2の下画面用ラインバッファ35Lに入力さ
れる。そして、これと同時に第1の上画面用ラインバッ
ファ34Uから第238ラインの後半部分の画像データ
が液晶表示装置10の上画面用液晶表示パネル10U
へ、第1の下画面用ラインバッファ34Lから第478
ラインの後半部分の画像データが下画面用液晶表示パネ
ル10Lへ入力される。このときの各ブロックの動作タ
イミングチャートが図32である。同図に示すように、
このときの動作は上述した図28を用いて説明したとき
と同様である。
【0092】以上のようにして、フレームメモリ20か
ら上画面と下画面の第239ラインの画像データが読み
出され、該画像データがラインバッファ部30に格納さ
れる。また、これと同時に液晶表示装置10上では上画
面と下画面にそれぞれ、第237ラインと第478ライ
ンの画像が表示される。
ら上画面と下画面の第239ラインの画像データが読み
出され、該画像データがラインバッファ部30に格納さ
れる。また、これと同時に液晶表示装置10上では上画
面と下画面にそれぞれ、第237ラインと第478ライ
ンの画像が表示される。
【0093】以上のようにして、液晶表示装置10のハ
ードウィンドウとして表示される論理画面を含む第1フ
レームの全画像データがフレームメモリ20からライン
バッファ部30へ読み出される。そして、この時点でフ
レームメモリ20のベース画面表示エリア22とハード
ウィンドウ・バッファエリア24には、既に第2フレー
ムの画像データが書き込まれている。そして、再び、上
記と同様にして、該第2フレームについても、フレーム
メモリ20からラインバッファ部30への画像データの
読み出しが第0ラインから開始される。
ードウィンドウとして表示される論理画面を含む第1フ
レームの全画像データがフレームメモリ20からライン
バッファ部30へ読み出される。そして、この時点でフ
レームメモリ20のベース画面表示エリア22とハード
ウィンドウ・バッファエリア24には、既に第2フレー
ムの画像データが書き込まれている。そして、再び、上
記と同様にして、該第2フレームについても、フレーム
メモリ20からラインバッファ部30への画像データの
読み出しが第0ラインから開始される。
【0094】このときの動作を説明する図が、図33と
図34である。すなわち、この場合の動作は、前述した
図9と図10に示されたときとほぼ同様であるが、ライ
ンバッファ部30の第2の上画面用ラインバッファ35
Uと第2の下画面用ラインバッファ35Lには未確定デ
ータの代わりに、それぞれ、第フレームの第240ライ
ンと第479ラインの画像データが格納されている。そ
して、図34(e) 、(g) 、(h) に示すようにフレームメ
モリ20から第1の下画面用ラインバッファ34Uに第
2フレームの第0ラインの画像データが格納されると同
時に、第2の上画面用ラインバッファ35Uと第2の下
画面用ラインバッファ35Lからそれぞれ第240ライ
ンと第479ラインの前半部分の画像データが読み出さ
れて、これらの画像データが液晶表示装置10の上画面
用表示パネル10Uと下画面用表示パネル10Lに表示
される。
図34である。すなわち、この場合の動作は、前述した
図9と図10に示されたときとほぼ同様であるが、ライ
ンバッファ部30の第2の上画面用ラインバッファ35
Uと第2の下画面用ラインバッファ35Lには未確定デ
ータの代わりに、それぞれ、第フレームの第240ライ
ンと第479ラインの画像データが格納されている。そ
して、図34(e) 、(g) 、(h) に示すようにフレームメ
モリ20から第1の下画面用ラインバッファ34Uに第
2フレームの第0ラインの画像データが格納されると同
時に、第2の上画面用ラインバッファ35Uと第2の下
画面用ラインバッファ35Lからそれぞれ第240ライ
ンと第479ラインの前半部分の画像データが読み出さ
れて、これらの画像データが液晶表示装置10の上画面
用表示パネル10Uと下画面用表示パネル10Lに表示
される。
【0095】次に、図35に示すように、フレームメモ
リ20から第2フレームの第240ラインの画像データ
が読み出されて、ラインバッファ部30の第1の下画面
用ラインバッファ35Uに格納されると同時に、第2の
上画面用ラインバッファ34Lと第2の下画面用ライン
バッファ35Lから、それぞれ第1フレームの第239
ラインの後半部分の画像データと第479ラインの後半
部分の画像データが上画面用表示パネル10Lと下画面
用表示パネル10Dに入力されて、液晶表示装置10に
は第1フレームの画像全体が表示される。このときの、
各ブロックの動作を説明するタイミングチャートが図3
6である。
リ20から第2フレームの第240ラインの画像データ
が読み出されて、ラインバッファ部30の第1の下画面
用ラインバッファ35Uに格納されると同時に、第2の
上画面用ラインバッファ34Lと第2の下画面用ライン
バッファ35Lから、それぞれ第1フレームの第239
ラインの後半部分の画像データと第479ラインの後半
部分の画像データが上画面用表示パネル10Lと下画面
用表示パネル10Dに入力されて、液晶表示装置10に
は第1フレームの画像全体が表示される。このときの、
各ブロックの動作を説明するタイミングチャートが図3
6である。
【0096】尚、上記実施例では2枚の液晶表示パネル
10U、10Lにより一画面を構成するようにしている
が、本発明はこれに限定されることなくさらに多数の液
晶表示パネルによって一画面が構成される液晶表示装置
にも適用可能なものである。この場合には、例えば、各
液晶表示パネルに対応して第1及び第2のラインバッフ
ァを設けるようにすればよい。また、本実施例では、各
液晶表示パネル10U、10L毎に2つのラインバッフ
ァを設けるようにしているが、該2つのラインバッファ
を1つのラインバッファで代用するようにすることも可
能である。この場合、例えば、該ラインバッファの容量
を一走査ラインよりも大きくとり、該ラインバッファに
おいて画像データの入力と出力を非同期で行うようにす
ればよい。さらに、本発明は、必ずしも、液晶表示装置
にのみ限定されるものではなく、その他の形態の複数の
表示パネルによって一画面が構成される表示装置全てに
適用可能なものである。また、さらに、一画面上に表示
されるハードウィンドウの数も1つに限定されるもので
はなく、ベース画面の中に複数のハードウィンドウが同
時に表示される表示装置にも適用可能なものである。
10U、10Lにより一画面を構成するようにしている
が、本発明はこれに限定されることなくさらに多数の液
晶表示パネルによって一画面が構成される液晶表示装置
にも適用可能なものである。この場合には、例えば、各
液晶表示パネルに対応して第1及び第2のラインバッフ
ァを設けるようにすればよい。また、本実施例では、各
液晶表示パネル10U、10L毎に2つのラインバッフ
ァを設けるようにしているが、該2つのラインバッファ
を1つのラインバッファで代用するようにすることも可
能である。この場合、例えば、該ラインバッファの容量
を一走査ラインよりも大きくとり、該ラインバッファに
おいて画像データの入力と出力を非同期で行うようにす
ればよい。さらに、本発明は、必ずしも、液晶表示装置
にのみ限定されるものではなく、その他の形態の複数の
表示パネルによって一画面が構成される表示装置全てに
適用可能なものである。また、さらに、一画面上に表示
されるハードウィンドウの数も1つに限定されるもので
はなく、ベース画面の中に複数のハードウィンドウが同
時に表示される表示装置にも適用可能なものである。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、フレームメモリから読
み出される画像データを、ラインバッファを介して複数
の表示パネルの中の任意の表示パネルに入力させること
が可能となるので、複数の表示パネルによって一画面が
構成される表示装置においてハードウィンドウを画面上
のあらゆる位置に表示することが可能になる。また、上
記ハードウィンドウの表示をハードウェア制御により行
えるので、ハードウィンドウを表示するアプリケーショ
ンソフトウェアを高速化することが可能となる。また、
これにより、ハードウィンドウを表示する表示装置を使
用するコンピュータシステムの高速化も可能になる。
み出される画像データを、ラインバッファを介して複数
の表示パネルの中の任意の表示パネルに入力させること
が可能となるので、複数の表示パネルによって一画面が
構成される表示装置においてハードウィンドウを画面上
のあらゆる位置に表示することが可能になる。また、上
記ハードウィンドウの表示をハードウェア制御により行
えるので、ハードウィンドウを表示するアプリケーショ
ンソフトウェアを高速化することが可能となる。また、
これにより、ハードウィンドウを表示する表示装置を使
用するコンピュータシステムの高速化も可能になる。
【図1】本発明の一実施例の液晶表示制御装置の回路構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】ラインバッファ部の一構成例を示す図である。
【図3】上画面及び下画面ハードウィンドウレジスタ・
セットの構成を示す図である。
セットの構成を示す図である。
【図4】上画面コンパレータ及び下画面コンパレータの
一構成例を示すブロック図である。
一構成例を示すブロック図である。
【図5】上画面及び下画面アドレス生成回路の一構成例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図6】2つのハードウィンドウがそれぞれ液晶表示装
置の上画面液晶パネル及び下画面液晶表示パネルに別々
に表示される例を示す図である。
置の上画面液晶パネル及び下画面液晶表示パネルに別々
に表示される例を示す図である。
【図7】一つのハードウィンドウが上画面液晶パネルと
下画面液晶パネルにまたがって連続した一画面として表
示される例を示す図である。
下画面液晶パネルにまたがって連続した一画面として表
示される例を示す図である。
【図8】本実施例で使用するフレームメモリ20の具体
的な一構成例を示す図である。
的な一構成例を示す図である。
【図9】液晶表示装置に表示される最初のフレームの第
0ラインの画像データがフレームメモリ20から読み出
されるときの状態を示す図である。
0ラインの画像データがフレームメモリ20から読み出
されるときの状態を示す図である。
【図10】図9に示す動作を説明するタイミングチャー
トである。
トである。
【図11】フレームメモリから液晶表示装置の表示画面
の第240ラインに表示される画像データがラインバッ
ファ部の第1の下画面用ラインバッファに出力される状
態を説明する図である。
の第240ラインに表示される画像データがラインバッ
ファ部の第1の下画面用ラインバッファに出力される状
態を説明する図である。
【図12】図11に示す動作を説明するタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図13】フレームメモリから液晶表示装置の第1ライ
ンの画像データがラインバッファ部に読み込まれる動作
を説明する図である。
ンの画像データがラインバッファ部に読み込まれる動作
を説明する図である。
【図14】図13に示す動作を説明するタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図15】フレームメモリから液晶表示装置の第241
ラインの画像データがラインバッファ部に読み込まれる
動作を説明する図である。
ラインの画像データがラインバッファ部に読み込まれる
動作を説明する図である。
【図16】図15に示す動作を説明するタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図17】フレームメモリから第2ラインの画像データ
が読み出されて、該画像データが第1の上画面用ライン
バッファに格納される動作を説明する図である。
が読み出されて、該画像データが第1の上画面用ライン
バッファに格納される動作を説明する図である。
【図18】図17に示す動作を説明するタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図19】フレームメモリから第242ラインの画像デ
ータが読み出されて、該画像データが第1の下画面用ラ
インバッファに格納される動作を示す図である。
ータが読み出されて、該画像データが第1の下画面用ラ
インバッファに格納される動作を示す図である。
【図20】図19に示す動作を説明するタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図21】フレームメモリから第Mラインの画像データ
が読み出されて、これが第1の上画面用ラインバッファ
に格納される動作を示す図である。
が読み出されて、これが第1の上画面用ラインバッファ
に格納される動作を示す図である。
【図22】図21に示す動作を説明するタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図23】フレームメモリからラインバッファ部の第2
の下画面用ラインバッファ部に第(240+M)ライン
の画像データが読み出される動作を説明する図である。
の下画面用ラインバッファ部に第(240+M)ライン
の画像データが読み出される動作を説明する図である。
【図24】図23に示す動作を説明するタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図25】フレームメモリからラインバッファ部の第2
の上画面用ラインバッファに第(M+1)ラインの画像
ータが読み込まれる動作を示す図である。
の上画面用ラインバッファに第(M+1)ラインの画像
ータが読み込まれる動作を示す図である。
【図26】図25に示す動作を説明するタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図27】フレームメモリからラインバッファ部の第2
の下画面用ラインバッファに第{240+(M+1)}
ラインの画像データが読み込まれる動作を示す図であ
る。
の下画面用ラインバッファに第{240+(M+1)}
ラインの画像データが読み込まれる動作を示す図であ
る。
【図28】図27に示す動作を説明するタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図29】フレームメモリから第239ラインの画像デ
ータが該ラインバッファ部の第2の上画面用ラインバッ
ファに読み込まれる動作を示す図である。
ータが該ラインバッファ部の第2の上画面用ラインバッ
ファに読み込まれる動作を示す図である。
【図30】図29に示す動作を説明するタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図31】フレームメモリから第479ラインの画像デ
ータがラインバッファ部の第2の下画面用ラインバッフ
ァに入力される動作を示す図である。
ータがラインバッファ部の第2の下画面用ラインバッフ
ァに入力される動作を示す図である。
【図32】図31に示す動作を説明するタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図33】フレームメモリから第2フレームの第0ライ
ンの画像データがラインバッファ部の第1の上画面用ラ
インバッファに読み込まれる動作を示す図である。
ンの画像データがラインバッファ部の第1の上画面用ラ
インバッファに読み込まれる動作を示す図である。
【図34】図33に示す動作を説明するタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図35】フレームメモリから第2フレームの第240
ラインの画像データが読み出されて、ラインバッファ部
の第1の下画面用ラインバッファに格納される動作を示
す図である。
ラインの画像データが読み出されて、ラインバッファ部
の第1の下画面用ラインバッファに格納される動作を示
す図である。
【図36】図35に示す動作を説明するタイミングチャ
ートである。
ートである。
【図37】CRTディスプレイにおける画面表示の一般
的な方式を説明する図である。
的な方式を説明する図である。
【図38】図37に示すCRTディスプレイにおける画
面表示に用いられるフレームメモリの構成図である。
面表示に用いられるフレームメモリの構成図である。
【図39】ハードウィンドウの概念を説明する図であ
る。
る。
【図40】図38に示すフレームメモリ内での上記ハー
ドウィンドウの画像データの格納方法を説明する図であ
る。
ドウィンドウの画像データの格納方法を説明する図であ
る。
【図41】表示画面上のベース画面の一部にハードウィ
ンドウが表示されている状態を示す図である。
ンドウが表示されている状態を示す図である。
【図42】図41に示すハードウィンドウ表示の際の、
フレームメモリからの画像データの読み出し順序を説明
する図である。
フレームメモリからの画像データの読み出し順序を説明
する図である。
【図43】現在、一般に情報処理装置のディスプレイと
して用いられている液晶表示装置の構成及びこれに対応
するフレームメモリの構成を示す図である。
して用いられている液晶表示装置の構成及びこれに対応
するフレームメモリの構成を示す図である。
【図44】上画面用および下画面用のフレームメモリの
内部構成と上記2つのフレームメモリの物理的メモリ空
間をCPUがアクセスする論理的メモリ空間に変換する
方式を説明する図である。
内部構成と上記2つのフレームメモリの物理的メモリ空
間をCPUがアクセスする論理的メモリ空間に変換する
方式を説明する図である。
【図45】上画面のパネルにハードウィンドウを表示す
る場合の例を示す図である。
る場合の例を示す図である。
【図46】従来の液晶表示装置ではハードウィンドウを
表示することが不可能となる一例を示す図である。
表示することが不可能となる一例を示す図である。
10 液晶表示装置 10U 上画面用液晶表示パネル 10L 下画面用液晶表示パネル 20 フエームメモリ 22 ベース画面表示エリア 24 ハードウィンドウ・バッファエリア 30 ラインバッファ部 32 第1のデマルチプレクサ 33 第2のデマルチプレクサ 34U 第1の上画面用ラインバッファ 34L 第1の下画面用ラインバッファ 35U 第2の上画面用ラインバッファ 35L 第2の下画面用ラインバッファ 40 液晶表示装置タイミング信号生成回路 50 ラインカウンタ 60 横ドットカウンタ 70U 上画面ハードウィンドウレジスタ・セット 70L 下画面ハンドウィンドウレジスタ・セット 80U 上画面コンパレータ 80L 下画面コンパレータ 90U 上画面アドレス生成回路 90L 下画面アドレス生成回路
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の表示パネルによって一画面が構成
される表示装置の画面にハードウィンドウを表示させる
表示制御装置において、 ベース画面の画像データとハードウィンドウの画像デー
タを格納するフレームメモリと、 該フレームメモリから読み出される前記ベース画面また
は前記ハードウィンドウの画像データが格納される、各
表示パネルに対応して設けられた複数のラインバッファ
と、 前記表示装置の画面上での走査順序に従って、前記フレ
ームメモリから前記ベース画面または前記ハードウィン
ドウの当該画像データを読み出し、該画像データを当該
ラインバッファに入力させると共に、上記走査順序に従
って前記複数のラインバッファに格納されている画像デ
ータを当該表示パネルに入力させる制御手段と、 を備えることを特徴とする表示制御装置。 - 【請求項2】 前記ラインバッファは各表示パネル毎に
2個づつ設けられ、 前記制御手段は、該2個のラインバッファを前記フレー
ムメモリからの画像データの読み出し用と当該液晶表示
パネルへの画像データ出力用に切り換えて使用するこ
と、 を特徴とする請求項1記載の表示制御装置。 - 【請求項3】 前記表示パネルは、液晶表示パネルであ
ること、 を特徴とする請求項1または2記載の表示制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7015863A JPH08211849A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 表示制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7015863A JPH08211849A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 表示制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08211849A true JPH08211849A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11900646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7015863A Pending JPH08211849A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 表示制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08211849A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100433934B1 (ko) * | 2002-04-19 | 2004-06-04 | 주식회사 하이닉스반도체 | 저전력 lcd 제어 장치 및 방법 |
US6930675B2 (en) | 2001-02-22 | 2005-08-16 | Seiko Epson Corporation | Display driver, display unit, and electronic instrument |
JP2005331674A (ja) * | 2004-05-19 | 2005-12-02 | Sony Corp | 画像表示装置 |
JP2007213096A (ja) * | 2001-12-27 | 2007-08-23 | Renesas Technology Corp | 表示駆動制御回路 |
CN100403390C (zh) * | 2003-07-18 | 2008-07-16 | 精工爱普生株式会社 | 显示驱动器、显示装置及驱动方法 |
JP2011027950A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Mega Chips Corp | 表示装置 |
-
1995
- 1995-02-02 JP JP7015863A patent/JPH08211849A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6930675B2 (en) | 2001-02-22 | 2005-08-16 | Seiko Epson Corporation | Display driver, display unit, and electronic instrument |
JP2007213096A (ja) * | 2001-12-27 | 2007-08-23 | Renesas Technology Corp | 表示駆動制御回路 |
KR100433934B1 (ko) * | 2002-04-19 | 2004-06-04 | 주식회사 하이닉스반도체 | 저전력 lcd 제어 장치 및 방법 |
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US7463229B2 (en) | 2003-07-18 | 2008-12-09 | Seiko Epson Corporation | Display driver, display device, and drive method |
JP2005331674A (ja) * | 2004-05-19 | 2005-12-02 | Sony Corp | 画像表示装置 |
JP2011027950A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Mega Chips Corp | 表示装置 |
CN102473393A (zh) * | 2009-07-24 | 2012-05-23 | 株式会社巨晶片 | 显示装置 |
US9343001B2 (en) | 2009-07-24 | 2016-05-17 | Megachips Corporation | Display device using a display panel which prevents image distortion |
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