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JPH08211307A - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡

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Publication number
JPH08211307A
JPH08211307A JP7020763A JP2076395A JPH08211307A JP H08211307 A JPH08211307 A JP H08211307A JP 7020763 A JP7020763 A JP 7020763A JP 2076395 A JP2076395 A JP 2076395A JP H08211307 A JPH08211307 A JP H08211307A
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JP
Japan
Prior art keywords
connector
water supply
mouthpiece
tube
endoscope
Prior art date
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Granted
Application number
JP7020763A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3681781B2 (ja
Inventor
Seiji Kitano
誠二 北野
Masaaki Nakazawa
雅明 中沢
Hisao Yabe
久雄 矢部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP02076395A priority Critical patent/JP3681781B2/ja
Priority to EP95120635A priority patent/EP0726059A1/en
Publication of JPH08211307A publication Critical patent/JPH08211307A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3681781B2 publication Critical patent/JP3681781B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/66Structural association with built-in electrical component
    • H01R13/719Structural association with built-in electrical component specially adapted for high frequency, e.g. with filters
    • H01R13/7197Structural association with built-in electrical component specially adapted for high frequency, e.g. with filters with filters integral with or fitted onto contacts, e.g. tubular filters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00112Connection or coupling means
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    • A61B1/00124Connectors, fasteners and adapters, e.g. on the endoscope handle electrical, e.g. electrical plug-and-socket connection
    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61B1/05Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances characterised by the image sensor, e.g. camera, being in the distal end portion
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/70Insulation of connections
    • H01R4/72Insulation of connections using a heat shrinking insulating sleeve

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号ケーブルからのノイズの放射等を低減
し、内視鏡装置の周辺装置等を誤動作させない電子内視
鏡を提供すること。 【構成】 電子内視鏡の操作部から延出された連結コー
ドの末端には光源装置に接続されるコネクタ1が設けら
れ、このコネクタ1の後端が接続される連結コード末端
付近に形成される折れ止め149内に接続部93を設
け、この接続部93内に配置した筒状のフェライトコア
30内に信号ケーブル97を挿通し、熱収縮チューブ1
61で信号ケーブル97に固定し、フェライトコア30
により信号ケーブル97を介してのノイズの放射等を低
減化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号ケーブルを介しての
ノイズの放射等を抑制する手段を設けた電子内視鏡に関
する。
【0002】
【従来技術】内視鏡装置において、ビデオプロセッサや
光源装置等から発生したノイズが、内視鏡先端部に内設
する固体撮像素子に結線した信号ケーブルを伝わり内視
鏡に影響を与える。そこで、従来はビデオプロセッサや
光源装置等の周辺機器において、放射ノイズを低減させ
たり、周辺機器のノイズによる誤動作を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】従来、電子内視鏡で
はリペアを考慮して信号ケーブルを電子内視鏡の長さよ
りも長くしている。そして、上記信号ケーブルの余長分
をどこか電子内視鏡内部で何かに巻き付けて格納された
り、または、まとめて格納されていた。
【0004】従って、上記信号ケーブルに電流が流れる
と上記信号ケーブルを巻き付けたりした格納部分から周
知のごとく磁界が発生し、放射ノイズの発生源となる。
従来は、周辺機器で放射ノイズの低減対策を行ってきた
が、前記格納部がビデオプロセッサよりも電子内視鏡の
先端部側にあると、ビデオプロセッサ等とのコネクタ部
からのノイズの放射或いは侵入を有効には防止しにくく
なり、侵入したノイズは電子内視鏡先端部に伝わり易
い。
【0005】電子内視鏡の先端には固体撮像素子が内蔵
されているので、微弱な映像信号にノイズが重畳して内
視鏡画像の画質を低下させる原因となる可能性がある。
また、電子内視鏡から延出されたユニバーサルコード或
いは連結コードの末端にはコネクタが設けてあり、この
コネクタには照明光を伝送するライトガイドファイバの
端部が設けてあり、光源装置に接続される。
【0006】また、このコネクタには固体撮像素子と接
続された信号ケーブルの末端が接続されるコネクタ受け
が設けてあり、このコネクタ受けに接続されるコネクタ
を設けた接続ケーブルを介してビデオプロセッサに接続
される。
【0007】従って、上記コネクタが光源装置に接続さ
れた場合、コネクタ受けは光源装置の付近に配置される
ため、例えば撮像素子を駆動するドライブ信号が光源装
置内部の電源回路側に放射され、ノイズとなって光源装
置内の制御回路等、内視鏡装置を構成する周辺機器に影
響を及ぼす可能性がある。逆に光源装置内の電源回路等
からのノイズが信号ケーブルに重畳し易くなり、このノ
イズが信号ケーブルに重畳した場合、固体撮像素子によ
る微弱な映像信号にノイズとなってしまう。
【0008】又、信号ケーブルにノイズが重畳すると、
信号ケーブルがアンテナとなり周囲に放射され、内視鏡
装置を構成する周辺機器にノイズを与える可能性があ
る。
【0009】本発明は上述した点に鑑みてなされたもの
で、信号ケーブルを介してのノイズの放射等を低減し、
内視鏡装置の周辺装置等を誤動作させない電子内視鏡を
提供することを目的とする。
【0010】
【問題点を解決する手段及び作用】撮像素子と接続され
る信号ケーブルと、照明光を伝送するライトガイドファ
イバが挿通され、操作部から外部に延出された連結コー
ドと、前記連結コードの末端に設けられ、光源装置に着
脱自在で接続されるコネクタと、を有する電子内視鏡に
おいて、前記連結コードの末端付近に設けられ、前記コ
ネクタとを連結する接続部と、前記接続部に前記信号ケ
ーブルを通したフェライトコアを内設することにより、
信号ケーブルを介してのノイズの放射等を低減化するこ
とにより、周囲への放射ノイズを低減化して誤動作の発
生等を抑制するようにしている。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。
【0012】図1に示す内視鏡装置10は第1実施例の
電子内視鏡2と、この電子内視鏡2が接続された照明光
を供給する光源装置20と、電子内視鏡2が接続コード
23を介して接続された信号処理を行うビデオプロセッ
サ24と、このビデオプロセッサ24から出力される映
像信号が入力されることにより、対応する内視鏡画像を
表示するカラーモニタ25とから構成される。
【0013】この電子内視鏡2は、可撓性を有する細長
の挿入部3、この挿入部3の後端に形成された太幅の操
作部4、この操作部4の側部から延出された可撓性を有
する連結コード(ユニバーサルコードともいう)5とか
ら構成される。挿入部3はポリウレタン等の可撓性の樹
脂で被覆されるとともに、先端部分には硬質の部材で形
成された先端硬質部7が設けられており、この先端硬質
部7に隣接して軟らかい弾性体で被覆された湾曲部6が
設けられている。
【0014】先端硬質部7には照明光学系52a、観察
光学系52b、送気送水ノズル、鉗子口出口等が設けら
れている。また、観察光学系52bの結像位置には図示
しないCCD等の撮像素子が設けられている。先端硬質
部7には挿入部3の内部を延びている鉗子チャンネルの
一方の開口が設けられているとともに、操作部4の鉗子
口カバー28には鉗子チャンネルの他方の開口が鉗子開
口部27として設けられており、この鉗子開口部27に
は必要に応じて鉗子栓29が取り付けられている。
【0015】操作部4には、吸引を行う際に使用する管
路切り換え装置8、送気送水を行う際に操作する送気送
水バルブ9、さらに撮像素子から出力された映像信号を
処理するためのリモートスイッチ94が取り付けられて
いる。
【0016】さらに操作部4には硬い樹脂製のアングル
ノブ11が取り付けられており、これらを操作すること
によって湾曲部6を上下、左右方向に湾曲させることが
できる。また湾曲部6を湾曲固定状態に保ったり、湾曲
固定状態を開放するときに使用する硬い樹脂製のエンゲ
ージレバー12も取り付けられている。この操作部4の
挿入部3寄りの部分には術者が把持するグリップ部18
4が設けてある。
【0017】連結コード5はポリウレタン等の樹脂で被
覆されており、操作部4から延出される基端部分は折れ
止め183が設けてある。また、連結コード5の先端
(或いは末端)には硬い樹脂で形成される内視鏡用コネ
クタ(以下、単にコネクタと記す)1が取り付けられて
いる。このコネクタ1の後端と連結コード5の末端とが
接続される部分に折れ止め機能を有する折れ止め149
が形成されている。
【0018】この実施例ではこの折れ止め149の内部
にコネクタ1の後端と連結コード5の末端とを接続する
接続部93(図6、図7参照)を設け、この接続部93
内に信号ケーブル97へのノイズの侵入等を低減化する
ノイズ低減化手段となるフェライトコア30を設けてい
ることが主要な特徴となっている。
【0019】上記コネクタ1には高周波漏れ電流を焼灼
用電源に戻すためのアース端子13、送水タンク14に
接続して送水を行うための金属製の送気口金15、送水
口金16、図示していない吸引ポンプに接続して、吸引
を行う吸引口金17、光源装置20と接続される電気接
点18、そして先端面にはライトガイド口金58に固着
されたライトガイドの端部19と、流体口金支持具67
に支持された流体口金26が設けられている。
【0020】このライトガイドの端部19を光源装置2
0のコネクタ受け21に接続することによって、端部1
9に照明光が供給され、この照明光はライトガイドファ
イバ95(例えば図3参照)により伝送されて先端硬質
部7の照明光学系52aから照明光が出射され、前方の
被写体側が照明される。また、ライトガイドの端部19
に隣接する流体口金26には、光源装置20内のポンプ
により加圧空気が送られる。
【0021】さらにコネクタ1の側面には、内部に信号
接点145が突設された電気コネクタ部22が設けられ
ており、この部分に接続コード23のコネクタ受け23
Aを接続してビデオプロセッサ24と接続することで、
電子内視鏡2内の信号ケーブル97(図6、7、8参
照)を介して撮像素子とビデオプロセッサ24とを電気
的に接続することができる。そして、撮像素子にドライ
ブ信号を印加し、撮像素子から出力される光電変換され
た撮像信号に対する信号処理を行い、映像信号に変換し
てカラーモニタ25に出力し、内視鏡画像を表示するこ
とができるようにしている。
【0022】図2,図3,図4に示すように、コネクタ
1はコネクタケース31を備えており、またこのコネク
タケース31には、連結コード5の先端側に開口し、光
源装置20に接続される開口となるする第1開口部3
2、連結コード5の基端側に開口し、操作部4と接続さ
れる側に開口する第2開口部33、ビデオプロセッサ2
4と接続される側方側に開口する第3開口部34が設け
られている。このコネクタケース31は例えば樹脂の一
体成形により形成されている。このコネクタケース31
内にはライトガイドファイバ95、電線49、チューブ
等を通す開口或いは溝部を設けたベース35が取り付け
てある。このベース35の形状を図9に示す。
【0023】図2に示すように電気コネクタ部22はコ
ネクタケース31に固定されるベース本体42の開口に
その基端側が嵌挿され、その座面22aを螺子173で
固定している。また、ベース本体42との間にOリング
172を介装して水密構造にしている。この座面22a
から(コネクタ1の側方に)突出する側周面にはシール
部22bが形成されている。
【0024】また、図5に示されるように電気接点18
が嵌入される電気接点嵌入孔40付近のコネクタケース
31には、凸部41が数カ所(図示例では二カ所)設け
てあり、また、名版119、固定部31fも凸部となっ
ている。また、名版119は螺子175により名版固定
部141に固定される。
【0025】図6は基端が電子内視鏡2の操作部4に接
続された連結コード5と、光源装置20に差し込まれる
コネクタ1とを連結し、信号ケーブルが挿通された接続
部93の断面図である。図8では横断面で接続部の構造
を示している。
【0026】コネクタ1の後端の折れ止め149にはそ
の内側に折れ止めインサート金物148が設けられてい
る。この折れ止めインサート金物148の内部に略円筒
形状の接続部(或いは接続部本体)93が収納され、そ
の両端が固定されている。つまり、連結コード側の端部
は螺子162により連結コード口金102に固定され、
図2に示すようにコネクタ側の端部は螺子163で口金
固定板47に固定されている。
【0027】この接続部93内には金属網管96で被覆
された信号ケーブル97を挿通した肉厚の円筒形状のフ
ェライトコア30が接続部93に内設してある。フェラ
イトコア30は熱収縮チューブ161で被覆することに
より、フェライトコア30を信号ケーブル97に固定し
ている。
【0028】このとき、図6に示すように、信号ケーブ
ル97はフェライトコア30にループさせて、信号ケー
ブル97を連結コード5よりも若干長くしても構わな
い。そして、リペアなどを行った場合に、信号ケーブル
97が短くなった場合には図7のようにしても良い。或
いは最初から図7のようにループにしない状態でフェラ
イトコア30を通すようにしても良い。この信号ケーブ
ル97の一端(内視鏡本体側)は撮像素子と、他端側は
図8に示すように口金固定板47の電線信号ケーブル挿
通孔47aを電線49と共に通されて、(この電線49
と共に)電気コネクタ部22内の図示しないプリント基
板を介して信号接点145と接続される。
【0029】また、図9に示すように、(リモートスイ
ッチ94と電気コネクタ部22のプリント基板とを接続
する)電線49、送気チューブ62、送液チューブ65
及びライトガイドファイバ95と干渉しないようにフェ
ライトコア30は接続部93内に配設されている。ま
た、接続部93に窓93aを設けて接続部93内のスペ
ースを多くとることができるようにしている。
【0030】図10に示すように、光源装置側となる第
1開口部32の方向から見てベース35は筒状に形成さ
れており、電線用溝部35a、電線用溝部35b、溝部
35cを有している。
【0031】図2,図3,図4の第1開口部32及び第
2開口部33には、それぞれ第1本体ブロック36及び
第2本体ブロック37が嵌挿されているとともに、ベー
ス本体42はベース35に螺子170により固定され、
第3開口部34に嵌挿し、Oリング43により水密に保
たれている。第1本体ブロック36は固定螺子38によ
りベース35に固定されている。
【0032】また、第1開口部32の開口端には、C状
のリング受け44がOリング45により水密に嵌挿され
ている。またC状のリング46がC状のリング受け44
に嵌着され、このC状のリング46によってコネクタ1
は光源装置20に対して弾性係合するようになってい
る。
【0033】図3に示すように、第2本体ブロック37
は、螺子113によりベース35に固定し、また第2開
口部33の開口端にOリング48により水密に嵌挿する
口金固定板47とともに螺子165により第2本体ブロ
ック37に固定している。そして、ベース35及び第1
本体ブロック36、第2本体ブロック37によってコネ
クタ1は形成されている。
【0034】ベース本体42には、電気コネクタ部22
との間に識別ピン115(図2、図3、6、7参照)及
び防水キャップ取付指標116(図3参照)が嵌挿され
ている。この識別ピン115及び防水キャップ取付指標
116は、コネクタケース31に形成された切り欠き部
31eに嵌挿し、電気コネクタ部22をベース42に螺
子173による螺合により、識別ピン115と防水キャ
ップ取付指標116の固定も行われる。
【0035】また、第2本体ブロック37はベース35
を包み込むようにし、図11に示す形状にして第2本体
ブロック37には電線49、流体チューブ59、ライト
ガイドファイバ95が通るところだけ凹部37eが設け
てある。第2本体ブロック37には、図11に示すよう
に強度上及び成型上、送気口金孔37a、送水口金孔3
7bは、長手方向には貫通していない。
【0036】また図2に示すように、ベース35の底面
には、この底面をシールドするシールド板39が設けら
れている。図12に示すシールド板39は、耳部39a
が折り曲げられて図2に示すようにベース35の電線用
溝部35a,35bもシールドするようにして、螺子1
76によりベース35の底面に固定する。
【0037】また、図2に示すベース本体42に固定さ
れた電気コネクタ部22の内部には図示しないプリント
基板が収納されており、このプリント基板には、連結コ
ード5に内装された電線49,54、信号ケーブル97
の先端が結線されている。
【0038】図2に示すようにこれらの内で例えば電線
49は十分に余裕を持った長さを有しており、その中途
部は螺子によって一緒に係着しているとともに、一方の
電線49が螺子134によって、また他方の電線54が
螺子136によってそれぞれ係着している。その場合、
電線49はゴム板50及び押さえ板51によって押圧固
定されている。
【0039】そして、電線54の螺子136による押圧
固定部と、螺子135によるシールドディスク177に
設けられた押圧固定部との間の部分は、電気コネクタ部
22の基端部に設けられたシールド筒53に巻回され
て、また電線49の螺子134による押圧固定部とシー
ルドディスク177の螺子135による押圧固定部との
間の部分は折り畳まれてコネクタケース31の空間部に
収納されている。螺子135による押圧固定部にも保護
用のゴム板178及び押さえ板179が用いられてい
る。
【0040】また、電線54はベース35に設けられた
電線用溝35bを挿通し、さらに第1本体ブロック36
に設けられた第1電線挿通孔36aを挿通している。ま
た、電線49はベース35に設けられた電線用溝部35
aに挿通され、第2本体ブロック37を通り口金固定部
47の第2電線挿通孔55に配設され、操作部4に設け
られたリモートスイッチ94に結線している。
【0041】信号ケーブル97もコネクタ1内で電線4
9と同様に挿通等しても良い。或いはリモートスイッチ
94側に接続されるこの電線49と接続部93内で分離
してフェライトコア30内を通すようにしても良い。
【0042】図3に示すようにアース端子13はコネク
タケース31のアース端子孔31cにOリング142に
より水密に嵌挿し、第2本体ブロック37に螺合してい
る。図5に示すように、電気接点18は、コネクタケー
ス31の内周面に設けられた接点固定板(図3に示され
た)57により、コネクタケース31に固定している。
この場合、電気接点18はOリング114によりコネク
タケース31との間で水密に保たれている。また、接点
固定板57には電線54のより分け部57aが設けられ
ており、このより分け部57aに電線54を嵌入するこ
とにより、電線54をより分けかつ保持している。
【0043】図4に示されるように、送気管路系は、流
体口金26、流体チューブ59、送気口60、送気パイ
プ61、送気口金15、送気チューブ62により構成さ
れ、一方送水管路系は、送水口金16、送水チューブ6
3、送水口64、送液チューブ65により構成されてい
る。また、送水チューブ63は密巻きコイル66で被覆
されている。また、送気チューブ62・送液チューブ6
5とも操作部4の図示されていない送気・送水シリンダ
に接続している。
【0044】また、図13(A),(B)に示すよう
に、送気管路160を弾性部材123で構成している。
なお、この弾性部材123には方向性があるため、図1
4(A),(B)に示すように、送気口金後15、側送
気口金159及び送気口60にはそれぞれ切り欠き15
d,159d,60dが設けてある。
【0045】図3,図4に示すように、流体チューブ5
9は一端が図10の溝部35cに沿って流体口金26に
嵌入しており、その他端が送気口60に接続している。
図3に示すように流体口金26は、第1本体ブロック3
6に嵌合しており、筒状の流体口金支持具67が螺合、
外嵌し、さらに流体口金支持具67に設けられた図示し
ない治具を装着するための凹部67a(以下、かにめ穴
と称す)に治具を装着し、流体口金支持具67を回転さ
せることにより、流体口金26及びC状のリング受け4
4が第1本体ブロック36に固定される。
【0046】その場合、流体口金支持具67とC状のリ
ング受け44とはOリング68により水密が保たれてお
り、流体口金26と流体口金支持具67とはOリング6
9により水密が保たれている。図3に示すように、ライ
トガイド口金58はOリング140により水密に保た
れ、第1本体ブロック36に螺合している。
【0047】図4に示すように、送水口64は、口金固
定板47に送水口固定ナット70により固定されてい
る。この送水口固定ナット70に設けられた送水口固定
ナット70を回転させるための治具が装着できる溝70
a(以下、すり割りと称す)に治具を装着し、送水口固
定ナット70を回すことにより、送水口64が口金固定
板47に固定される。送水口64の操作部4側の端部に
は送液チューブ65の端部が嵌入している。
【0048】そして、送液チューブ65のこの端部にテ
ーパ管72が外嵌され、かつテーパ管72をテーパ締め
管73によって締め付けることにより、送液チューブ6
5が送水口64に接続している。また、送水口64の電
気コネクタ部22側の端部に、送水チューブ63が嵌入
し、かつ糸縛り接着156により固定されている。
【0049】送気口60と送気チューブ62との接続、
流体口金26と送気チューブ62との接続、及び送水チ
ューブ63と送水口金16との接続についても同様であ
る。テーパ締め管73を締め付ける際、送気口孔47b
は送気口60の回転止めを兼ねるように、その部分は凸
部47eとした。
【0050】図2に示すように吸引管路は1つの部材
(吸引パイプ74)で構成している。図11に示すよう
に、第2本体ブロック37の吸引パイプ取付孔37dは
長円になっている。図2に示すように吸引口金17は吸
引パイプ74に螺合している。そして吸引口金17と吸
引パイプ74との間にOリング139により水密を保持
し、コネクタケース31の吸引口金孔31dと吸引口金
17との間はOリング138で水密を保持する構造にし
ている。
【0051】吸引パイプ74の操作部4側の端面には図
示されない吸引シリンダと接続する吸引チューブ76の
一端面が嵌入し、テーパ管77と、テーパ締め管78に
より固定されている。また、吸引パイプ74を口金固定
板47に固定する部材は、流入防止板79、吸引パイプ
支持板80、吸引パイプ固定板81とで構成されてい
る。
【0052】また、流入防止板79に図15に示すよう
な把持部79aを設けてもよい。図2,図18に示すよ
うに、送気口金15はフランジ部15aと先端開口部1
5bとを有しており、コネクタケース31の送気口金孔
31aと第2本体ブロック37の送気口金孔37aとに
送気口金15が送気口金固定具83が螺着された状態で
貫通している共に、フランジ部15aが第2本体ブロッ
ク37に当接している。
【0053】また、送気口金固定具83が先端開口部1
5bにOリング84により水密に外嵌され、かつコネク
タケース31の送気口金孔31aとの間に介装したOリ
ング85により水密に保持している。そして、送気口金
固定具83のかにめ83aに治具を装着し、送気口金固
定具83を回転させることにより、送気口金15をコネ
クタケース31及び第2本体ブロック37に固定してい
る。
【0054】また、送水口金16はフランジ部16aと
先端開口部16bとを有しており、コネクタケース31
の送水口金孔31bと第2本体ブロック37の送水口金
孔37bとに送水口金16が貫通しているとともに、フ
ランジ部16aが第2本体ブロック37に当接してい
る。また、送水タンク側口金ストッパ86が送水口金1
6にOリング87により水密に嵌挿し、かつコネクタケ
ース31にOリング88により水密に嵌挿している。
【0055】さらに、送水口金固定ナット89を送水口
金16に螺合することにより、送水タンク側口金ストッ
パ86を送水口金固定ナット89により固定している。
このとき、送水口金固定ナット89により送水口金1
6、送水タンク側口金ストッパ86の位置出しが行われ
る。
【0056】図18〜図21に示すようにこれらの送気
口金15及び送水口金16は、送水タンク側送気チュー
ブ90及び送水タンク側送水チューブ91を介して送水
タンク14に接続されている弾性部材からなる送水タン
ク側口金92に着脱自在に接続できるようになってい
る。
【0057】送気口金15及び送水口金16の送水タン
ク側口金92との着脱側端面15c、及び16cは丸め
ている。また、送水タンク側口金92の送気管路10
6、送水管路107の内径は、送気口金15及び送水口
金16の内径よりも大きくした。
【0058】また、図22に示すように、フェライトコ
ア30に金属網管96を被覆した信号ケーブル97が挿
通しており、上記金属網管96の端部(一端面)96a
はフェライトコア30の内部に位置する構造にしてい
る。
【0059】そして、内視鏡先端部に内設する固体撮像
素子に結線している信号ケーブル97からの放射ノイズ
の低減を可能とする内視鏡を提供する目的を達成してい
る。この目的を達成する構造は図22に示すものでも良
いし、図23(A),(B)に示す構造のものでも良
い。
【0060】つまり、図23(A)に示すものは、上記
フェライトコア30内部の上記金属網管96の端部96
aの位置は、金属網管96の挿入方向からみてフェライ
トコア30の手元端部近傍に位置している。
【0061】図23(B)に示すものは、上記フェライ
トコア30の内部の上記金属網管96の端部96aの位
置は、金属網管96の挿入方向からみてフェライトコア
30の遠位端部近傍に位置している。
【0062】また、図24に示すように、金属網管96
を被覆した信号ケーブル97がフェライトコア30を挿
通している。金属網管96はフェライトコア30も被覆
している。さらに、金属網管96の端面96aは熱収縮
チューブ105で固定する構造となっている。
【0063】つまり、信号ケーブルに金属網管を被覆
し、上記信号ケーブルを被覆した上記金属網管でフェラ
イトコアを被覆し、熱収縮チューブを収縮させてフェラ
イトコア被覆側金属網管端部を固定する構造にしても良
い。
【0064】そして、内視鏡先端部に内設する固体撮像
素子に結線している信号ケーブルを介して放射等される
ノイズの低減を可能とする電子内視鏡を提供する目的を
達成している。上記熱収縮チューブ105の材質として
FEP,TFE,PFA,シリコンゴムなどを採用して
も良い。
【0065】また、図2〜図4に示すように送気及び送
水口金15,16、吸引口金17、アース端子13は、
電気的に内視鏡本体側と内視鏡制御装置とを着脱可能に
接続する内視鏡用コネクタの軸の長手方向の断面及び長
手方向に垂直な方向の断面において、上記送気及び送水
口金15,16、吸引口金17、アース端子13の口金
が同一断面上に存在していない構造にしている。
【0066】つまり、送気口金、送水口金、吸引口金を
少なくとも2つ以上具備し、内視鏡本体と内視鏡制御装
置を着脱自在に接続する内視鏡コネクタにおいて、前記
吸引口金、送気口金及び送水口金がそれぞれ異なる前記
内視鏡コネクタの長手軸に平行な平面上に配設され、前
記送気口金と送水口金はそれぞれ異なる内視鏡コネクタ
の長手軸に垂直な平面上に配設している。
【0067】この構造に対する背景を以下に説明する。
従来、特開平2−74913に示されるような内視鏡用
コネクタがある。このコネクタを図49で示し、その縦
断面図を図50に、図51のX−X断面及びZ−Z断面
を図52(A),(B)にそれぞれ示す。ここで、連結
管401は折れ止め402を介してコネクタ本体407
と接続されている。
【0068】図50に示すようにコネクタ本体407に
は接続管423を介してライトガイド口金管427が前
方に突設されると共に、その周囲には送気送水コネクタ
417、アース端子432、吸引口金438、内外連通
弁411が側方に突設され、より具体的にはコネクタ本
体407への組み付け位置は、長手方向において前記内
外連通弁411と前記送気送水コネクタ417が、また
前記吸引口金438と前記アース端子432が同一平面
上にある。
【0069】また図51に示されるように、前記送気送
水コネクタ417と前記アース端子432が、図51に
示されるように前記内外連通弁411と前記吸引口金4
38が同一平面上にある。この場合、コネクタ内のそれ
ぞれの管路は干渉してはいけないので、口金が同一平面
上にあるとどうしてもコネクタが大型化してしまう。
【0070】なお、これらの図において、403、40
4、408、412、416、429、433、43
7、442はOリング、405は口金、406はライト
ガイドファイバ、409は後側ケース、410は後側継
ぎ管、413はビス、414は送気管、420は先側ケ
ース、430は先側継ぎ管、431はナット、434は
ガイドチューブ、436は突起部、439は受け部材、
440は吸引管、441は長溝である。
【0071】これに対して、上記口金類が組み付いてい
てもコネクタを小型化することを目的として図2〜4に
示した構造にして、この目的を達成している。この構造
は以下のようにも言える。内視鏡コネクタは、内視鏡用
コネクタの軸の長手方向の断面及び長手方向に垂直な方
向の断面上で、同一断面上に送気口金、送水口金、吸引
口金、アース端子等、それぞれの口金が存在していな
い。
【0072】また、図2〜図4に示すように、上記吸引
口金と上記送気口金及びまたは上記送水口金は略対向す
る位置に設けている。つまり、上記吸引口金と上記送気
口金及びまたは上記送水口金と吸引口金は略対向する位
置に組み立てるようにしている。
【0073】図25に示すように、コネクタ1を光源装
置20に装着したとき、アース端子13は光源装置設置
面に略平行なコネクタ1の水平軸Oより上側に設けられ
ている。つまり、コネクタ1を光源装置20に装着した
とき、アース端子13は光源装置設置面に略平行なコネ
クタ1の水平軸Oより上側に組み立てるようにしてい
る。なお、図25においてアース端子13を水平軸O方
向にした場合を点線で示している。このようにしてコネ
クタを小型化する目的を達成している。
【0074】また、この実施例では連結チューブが削れ
ることなく、タンク内の液体を噴出させないことを目的
として、この目的を達成するために内視鏡用送水タンク
は、連結チューブとコネクタ側送気口金、送水口金とを
接続した状態から連結チューブを取り外すとき、第1,
第2の凸状フランジよりなる第1の保持手段により送気
管路の一端が送気口金から取り外され、かつ送水口金と
送水管路の一端とが接続状態を保つ位置に連結チューブ
は停止するようにし、また、上記連結チューブ装着の
際、上記送水口金が接続され、上記送気口金の一端が上
記送気管路に接続する前に、第3,第4の凸状フランジ
よりなる第2の保持手段により上記連結チューブは停止
するような構成にしている。
【0075】また、上記第1の保持手段と上記第2の保
持手段とを送水口金に一体に設けてあり、第1の保持手
段は、上記送水口金の上端部に上記送水口金の軸に対し
て略垂直に、かつ対向する位置に第1,第2の凸状フラ
ンジが存在し、第2の保持手段は第1の保持手段の下端
側に第1保持手段と略垂直方向に対向する第3,第4の
凸状フランジより構成し、また第1の保持手段の第1,
第2の凸状フランジの幅を、第2の保持手段の第3,第
4の凸状フランジの幅より狭している。
【0076】まず、このようにした背景を説明する。従
来、特願平5−323819では図52に示すように、
送水タンク側口金16と内視鏡側送気送水口金15とを
接続した状態から送水タンク側口金を引き抜いたとき、
送気管路106の一端が送気口金15から取り外され、
送水口金16と送水管路107の一端とが接続状態を保
つ位置に送水タンク側口金を停止する停止手段を設ける
ことにより、送水タンク内の液体を噴出することを防止
していた。
【0077】送水タンク側接続部と内視鏡側接続部とを
接続した状態から送水タンク側口金を引き抜いたとき、
送気口金15の一端が送気管路106から取り外され、
送水管路107と送水口金16の一端とが接続状態を保
つ位置に送水タンク側口金を停止する停止手段を設ける
ことにより、送水タンク内を加圧する圧力の高くなった
空気を図52の矢印で示すように逃がして送水タンク内
の水の噴出を防止していた。
【0078】しかし、この方法は水の噴出を防止できて
いたが、送水タンク側口金の着脱の際、弾性部材よりな
る送水タンク側口金が送気口金16により削られること
が少々あった。なお、図52において、符号157aは
かにめ穴である。この他、図52ではこの実施例(図1
8〜21)との比較を容易にするために、殆どの部材に
対し、この実施例と同じ部材には同じ符号を付し、その
説明を省略する。
【0079】上記従来例を改良したこの実施例の構成を
図面を参照して具体的に説明する。図16に示す如く連
結チューブ92は送気管路106と送水管路107とを
有し、連結チューブ92には、その上部に設けられた、
後述する送水口金16が嵌入する円筒状に穿設された凹
嵌部108aを有するストッパ108と、このストッパ
108の下方周囲にインサートされた送水口金インサー
ト部110と、送水管路107に平行に配設した送気管
路106と、この送気管路106の下方周囲にインサー
トされた送気口金インサート部112とが(インサート
により)一体的に成形されている。
【0080】図16及び図17に示すようにストッパ1
08には成形時の位置決めのための切り欠き108eが
設けてある。また、図18に示すように送気口金インサ
ート部112を長くし、しかも孔112aを設けてあ
る。
【0081】そして、上述したストッパ108の上縁で
相互に対向する2カ所の位置に、円の中心部に向けて張
り出された略三日月状の被係合部108bが設けられ、
図20に示すようにその底面108cは送水口金16に
付設された連結チューブストッパ86のストッパ面とし
て機能する。
【0082】連結チューブ92は図16,図17に示す
ような形状をしており、コネクタ1の軸の長手方向と略
平行に対向する第1,第2の凸状フランジよりなる第1
の保持手段86a,86aと、各保持手段86aと垂直
方向に略対向する第3,第4の凸状フランジよりなる第
2の保持手段86b,86bの両者を備えており、両者
の凸状フランジの幅は、第1の保持手段86aの方が第
2の保持手段86bより狭くなっている。
【0083】また送水口金インサート部110は、図1
8〜図21に示すように送水口金インサート部110の
回転止め110aと、細くすることにより送水タンク側
送水チューブ91の抜け止めとして機能する抜け止め部
110bを備えている。図26に示すように、連結チュ
ーブ92の着脱の際に、送気口金15の軌跡位置に金属
板122を設けることも可能である。このような構造に
して連結チューブが削れることなく、タンク内の液体を
噴出させない目的を達成している。
【0084】また、この目的を達成するために、連結チ
ューブは、第2の把持部と送気チューブとカバー部材よ
りなる送気管路と、第1の把持部と送水チューブを有す
る送水管路を設け、上記送気管路のカバー部材により上
記第2の把持部を覆ってしまい、上記送気管路を取り外
さないと上記送水管路を外すことができないようにして
も良い。
【0085】この構成を図面を参照して具体的に説明す
る。図27ないし図29は図18〜21の変形例に係
り、図27(A)、図28(A)は図20に対応し、図
27(A)、図28(A)の下方から見た場合を図27
(B)、図28(B)に示す。また図27(A)又は図
28(A)のA−A,B−B,C−C断面を図29
(A),(B),(C)に示す。
【0086】図27(A)、図28(A)に示すよう
に、送水タンク側連結部材には送気管路部材124と送
水管路部材125を各々1つずつ設けている。なお、図
27、28では内視鏡側送気口金を130、送水口金を
131で示している。また、図18〜21におけるOリ
ング84、85、87、88を167、171、16
9、170で示している。
【0087】送水管路部材125は第1の把持部126
の内側に口金本体127を衝止させ、口金ナット128
を口金本体127と螺合する。口金本体127のコネク
タ1側の接続部は注射器テーパ129となっており、他
端は送水タンク14と連結する送水タンク側送水チュー
ブ91が嵌入している。第1の把持部126は送水口金
固定部材168を介装して送水口金131に螺着されて
いる。送水口金固定部材168はかにめ穴168aが設
けてある。図29(A),(C)に示すように第1の把
持部126には孔126aが数カ所あいており、さらに
図29(B),(C)に示すように口金本体127には
溝127aを設けている。
【0088】また、図27(A),図28(A)に示す
ように第1の把持部126と送気口金131には螺刻し
てあり、またそれは多条ネジとしてある。一方、送気管
路部材124には送水タンク側送水口金インサート13
3がインサート成形されており、送水タンク側送気チュ
ーブ90の一端が送水タンク側送水口金インサート13
3の一端に嵌入している。コネクタ側送気口金130に
は螺刻部130aが設けてある。また、コネクタ側送気
口金固定部材132にはかにめ穴132aが設けてあ
る。
【0089】図27(B),図28(B)に示すよう
に、送気管路部材124には送水管路部材125の少な
くとも第1の把持部126を覆うカバー部材124aが
設けられている。
【0090】また、図27(B),図28(B)に示す
ように第1の把持部126をカバーするカバー部材12
4aには、このカバー部材124a内に少なくとも第1
の把持部126を挿入するためのスリットまたは切り欠
き部を有している。なお、124bは凸部である。上記
カバー部材124aを弾性体であるゴム(例えば、シリ
コンゴム、フッ素ゴム等)で成形しても良いし、このカ
バー部材124aを、硬質部材(例えば硬質材料のプラ
スチックス)で成形しても良い。硬質材料のプラスチッ
クスとしては、ポリサルフォン、変性PPO等を採用で
きる。
【0091】また、この実施例では、電気コネクタ部に
防水キャップを装着した際に生じる溝部を生じさせるこ
となく、またパッキンに付着した洗浄液を拭き取りやす
くすることを目的とし、この目的を達成するために、内
視鏡の電気コネクタ部に装着される防水キャップにおい
て、防水キャップ装着側開口部にパッキンを設け、裾野
状に外側に広がって電気コネクタ部と接触するようにし
た。
【0092】まず、この背景を説明する。従来から光学
式内視鏡(ファイバースコープと略記す。)にはその接
眼部に外付けカメラを接続して観察像を撮影するシステ
ムがある。そのために光源装置からカメラに電源を供給
したりカメラからの調光信号を光源装置に送ったりしな
ければならず、そのためカメラと接眼部及びスコープコ
ネクタと光源装置との間に電気接点を設けている。カメ
ラ、光源及び制御装置の未接続状態では、その電気接点
に人間の体が触れても感電等がないためにその電気接点
は外部に露呈した状態となっている。
【0093】しかし、近年、挿入部の細径化、画像ファ
イルの容易さ等の理由から挿入部先端に固体撮像素子
(以下、CCDと略記す。)を内蔵した電子内視鏡が広
く用いられるようになってきた。これは挿入部先端のC
CDを別体のビデオプロセッサ(以下、VPと略記
す。)による制御によるもので、当然内視鏡側コネクタ
とVPとの接続部には、CCD駆動電源や駆動パルスを
供給したり、CCDからの出力信号を伝送したりするた
めの電線の接続用電気接点が設けられている。
【0094】しかし、周知のようにCCDは静電気に非
常に弱く、帯電した人の手等が接点に触れるとCCDを
破損する危険が大きい。そこで、ファイバースコープと
は異なりこれらの電気接点は、容易に手が触れられない
ような構造(例えば口金の内部奥の方に接点を設ける
等)になっている。
【0095】一方、内視鏡は使用後、薬液に浸漬したり
して病気の感染を未然に回避することが行われるために
防水構造となっている。このために前記電子内視鏡の接
点の取付部を防水にしておいても、そのまま薬液に漬け
たのでは薬液から出した後水切りするのが困難であり、
無理に拭こうとすると静電気が接点に流れる可能性があ
り、事実上接点は水没できない。
【0096】しかし、例えば、電子内視鏡のように、周
辺装置との接続部に電気的コネクタを有する部分は、一
般に、防水構造にすることが困難である。特に、静電気
に弱い信号線や、高電圧の接点等は、容易に手が触れな
いように、外装より奥まったところに設けており、防水
構造にすることが難しかった。
【0097】そこで特開昭61−248017号公報、
実開昭62−111001号公報、実開昭61−487
02号公報のように電気接点部を有する口金に防水キャ
ップを装着し、電気接点部を防水している。また、前述
のファイバースコープでも外付けカメラの接点等は防水
構造にし難く、接眼部に防水キャップを装着して防水構
造にしている。
【0098】前記特開昭61−248017号公報、前
記実開昭62−111001号公報、前記実開昭61−
48702号公報、実開昭62−59001号公報に示
されるように従来の防水キャップ301′では図53,
図54に示されるようにOリング328またはOリング
314aで電気コネクタ部22′を防水しているが、電
気コネクタ部22′と防水キャップ301′により作ら
れる、溝部329に入り込んだ洗浄液を拭き取るのに時
間がかかっていた。
【0099】そこで、上記目的を達成するために図3
0、31に示す構成にした。図30に示すように、内視
鏡用防水キャップ301は上面302aが閉塞された筒
状体に形成されるとともに、キャップ本体302を備え
ている。このキャップ本体302の外周壁には所定数
(図示例では4個)の指当て部303が設けられてい
る。これらの指当て部303により、防水キャップ30
1が回転しやすくなり、電気コネクタ部22に対する着
脱が容易になる。
【0100】また、キャップ本体302の外周壁には、
防水キャップ301が電気コネクタ部22に装着したと
き、内視鏡2及び防水キャップ301が確実に防水され
ているか否かを検査するために、検査具が接続できる第
2の口金部としての供給口304が設けられている。さ
らに、キャップ本体302の上面302aには、注意書
き等の所定事項が記載されたシール305が貼られてい
る。
【0101】図30に示すように、防水キャップ301
は、キャップ本体302の他にさらに第1の口金部とし
てのカム本体306と、電気コネクタ部底面22aに当
接して後述する係止部307,308に水滴が入らない
ようにするパッキン309と、またこのパッキン先端部
309aは電気コネクタ部底面22aと突き当たると
き、パッキン先端部309aが広がりやすいように外周
にへこみ309bを設けてある。
【0102】また、パッキン309に小突起309cを
設け、キャップ本体302とパッキン309の水密を保
っている。パッキン309とカム本体306との間に
は、パッキン固定部310が設けてある。水密を保持す
るためのリング状のパッキン314と、このパッキン3
14を固定するパッキン押さえ315を備えている。
【0103】カム本体306、パッキン押さえ315、
パッキン309、パッキン314及びパッキン押さえ3
15はそれぞれ略リング状に形成されており、電気コネ
クタ部22からこれらの順に設けられ、全体として略筒
状部材に形成されている。
【0104】そして、キャップ本体302が、パッキン
押さえ315とパッキン314との各外周壁、カム本体
306のパッキン314側の外周壁、及びパッキン30
9の外周壁までを覆うようにして、これらのカム本体3
06、パッキン309、パッキン314及びパッキン押
さえ315が形成する略筒状に一体化された部材の一方
の開口部を閉塞するようになっている。このキャップ本
体302は螺子311によりカム本体306に固定して
いる。
【0105】カム本体306の周壁には、図31に示さ
れるような係止部307,308が形成されている。こ
の係止部307,308はコネクタ1側に開口する縦溝
部307aとこれに続く斜め溝部307bと横溝部30
7cと段差凹部307dからなっている。
【0106】この係止部307,308に電気コネクタ
部22に螺合固定されて径方向に突設されている防水キ
ャップ取付用ピン頭部316aが係入されており、防水
キャップ301の長手方向の中心を回転軸として回転す
ることにより、後述するように取付用ピン316が係止
部307,308の各溝に案内されて段差凹部307d
に落ち込み、防水キャップ301と電気コネクタ部22
とが係止するようになっている。
【0107】パッキン314の内周壁には、電気コネク
タ部22の外周壁に係止する環状のシールクリップ部3
14aが形成されている。シールクリップ部314a
は、電気コネクタシール部22bと係止する際、弾性変
形して、電気コネクタ部22と防水キャップ301との
間で水密を確保するようになっている。
【0108】さらに、パッキン314のキャップ本体3
02側の端面には、パッキン押さえ315の端面に設け
られた複数個の凹部315aに係入するように複数個の
図30に示すような回転止め部314bが直線的に突設
している。
【0109】図8及び図32に示すように口金固定板4
7には、電線49及び信号ケーブル97、送気口60、
送水口64、吸引パイプ74、ライトガイドファイバ9
5をそれぞれ通す穿設孔としての電線信号ケーブル挿通
孔47a、送気口孔47b,送水口孔47c,吸引パイ
プ孔47d、ライトガイドファイバ挿通孔47fが設け
てある。
【0110】次にこの第1実施例の構成による作用を以
下に説明する。図6又は図7に示すように連結コード5
の末端に設けられるコネクタ1の後端に形成した接続部
93に、金属網管96を被覆した信号ケーブル97を挿
通させたフェライトコア30を内設している。このとき
信号ケーブル97は、フェライトコア30にループさせ
ても構わない。
【0111】このような構造にすることにより、接続部
93において、フェライトコア30により信号ケーブル
97周囲の磁束を集中させて漏れ磁束を防ぐようにして
いるので、ノイズの放射及び侵入が起こり易いコネクタ
1の付近、或いは信号ケーブル97のループ部のように
シールドが不十分になり易い部分に対して電磁シールド
をより確実に行うことができる。
【0112】また、コネクタ1の後端側の部分の接続部
93に電磁シールドするためのフェライトコア30を設
けることにより、コネクタ1に設ける場合よりもコネク
タ1を大型化することなく、電磁シールド機能を持たせ
ることができる。
【0113】なお、上記フェライトコア30を内設する
場合、内蔵物に干渉しない位置に内設すると良い。ま
た、上記接続部93内周面に沿って上記フェライトコア
30を係止しても良い。
【0114】次にコネクタ1の組み立て手順を説明す
る。電気接点18に電線54の一端を半田付けし、電気
接点18を接点嵌入孔40に嵌入し、接点固定板57に
より電気接点18をコネクタケース31に固定する。
【0115】ベース35にベース本体42を螺子170
で固定する。ベース35の底面にシールド板39を螺子
176で固定し、耳部39aを折曲げた状態でベース3
5をコネクタケース31の第3開口部34に嵌入し、第
2開口部33より第2本体ブロック37を嵌挿し、内蔵
物を組み付ける前にベース35と第2本体ブロック37
を螺子113で固定する。
【0116】電線54の他端は、第1本体ブロック36
を通り、電線用溝35bを通り、ゴム板50、押さえ板
51によって押圧固定し、図示されていないプリント基
板に結線する。また、ゴム板50、押さえ板51を螺子
134,136でベース35に固定する。
【0117】一端を図示しない撮像素子とリモートスイ
ッチ94にそれぞれ結線された信号ケーブル97及び電
線49は、電線信号ケーブル挿通孔47aを通り、第2
本体ブロック37を通り、電線用溝35aに挿通する。
後の作業は前記電線54の場合と同じである。そして、
第1本体ブロック36を第1開口部32より嵌挿し、固
定ビス38によりベース35に固定する。
【0118】送水チューブ63の一端を送水口金16に
嵌入し、コイル66を送水チューブ63に外装し、他端
を送水口64に嵌入し、送水口金孔31b、送水口金孔
37bに送水口金16を嵌挿する。
【0119】送気口金15、送水口金16を組み付け、
流体口金26に流体チューブ59の一端を、送気口60
に他端を嵌入し、送気口金孔31a、送気口金孔37a
に送気口金15を嵌挿する。
【0120】図2,図4,図18〜21に示すように、
送気口金15、送水口金16は、それぞれのフランジ部
15a,16aで第2本体ブロック37に当接し、送気
口金15は送気口金固定具83により固定し、コネクタ
ケース31に水密に固定され、送水口金固定部材89に
より送水口金16及び送水タンク側口金ストッパ86を
固定している。
【0121】吸引パイプ74を第2開口部33側より第
2本体ブロック37へ向かって挿通し、吸引口金75を
螺合する。吸引パイプ74と吸引口金17の端面に接着
剤を塗布する。
【0122】そして、C状のリング受け44をコネクタ
ケース31に嵌挿し、流体口金支持具67を螺合する。
ライトガイド口金58を第1本体ブロック36に螺合す
る。C状のリング46をC状のリング受け44に装着す
る。アース端子13をアース端子孔31cに嵌挿し、第
2本体ブロック37に螺合する。
【0123】図32に示すように送気口60、送水口6
4、吸引パイプ74は口金固定板47の所定の位置に穿
設された送気口孔47b,送水口孔47c,吸引パイプ
孔47dに配置し、第2開口部33に嵌挿する。送水口
64は、口金固定板47に送水口固定ナット70により
固定する。そして、吸引パイプ平面部74aに流入防止
板79、吸引パイプ支持板80、吸引パイプ固定板81
の順に載設し、螺子166により固定する。
【0124】操作部4に接続する手順は、送水チューブ
63、送液チューブ65をそれぞれ送気口60、送水口
64にテーパ管72、テーパ締め管73を用いて接続す
る。このとき、送気口孔47bは送気口60の回転止め
を兼ねるように、その部分は凸部47eとした。
【0125】また、従来、アース端子13にアース電線
117を半田付けしていたが、図3及び図11に示すよ
うに、第2本体ブロック37にアース電線117を挿入
する孔37cが設けてあり、アース電線117を挿入
し、螺子147により、押圧固定する。
【0126】または、圧着端子118をアース電線11
7に半田付けし、第2本体ブロック37に螺子147に
より固定することも可能である。接続部93を螺子16
3により口金固定板47に固定する。図32に示すよう
に、第2本体ブロック37の突設部37gと接続部93
を螺子143に導通させる。
【0127】コネクタケース31の名版固定部31fに
名版119を螺子175で固定する。そして、電気コネ
クタ部22をベース本体42に螺子173で固定する。
また、ベース本体42には、電気コネクタ部22との間
に識別ピン115(図2、図6、7参照)及び防水キャ
ップ取付指標116が嵌挿している。この識別ピン11
5及び防水キャップ取付指標116は、コネクタケース
31に形成された切り欠き部31eに嵌挿し、電気コネ
クタ部22をベース42に螺子173による螺合によ
り、識別ピン115と防水キャップ取付指標116の固
定も行われる。
【0128】また、信号ケーブル97の外周は金属網管
96で被覆されており、電磁シールドする。図22に示
すように、金属網管96の端面96aはフェライトコア
30の内部に位置させているので、仮にこの端面96a
からノイズが漏れてもフェライトコア30により吸収さ
れ、ノイズの漏れを防止する。
【0129】図23(A)に示すように、上記フェライ
トコア30内部の上記金属網管96の一端面の位置は、
金属網管挿入方向からみてフェライトコア手元端部近傍
に位置させても良いし、図23(B)に示すように、上
記フェライトコア30内部の上記金属網管96の一端面
の位置は、金属網管挿入方向からみてフェライトコア遠
位端部近傍に位置させても良い。
【0130】上記のように信号ケーブル97の外周は金
属網管96で被覆され、図24に示すように、さらに上
記金属網管96でフェライトコア30の外周面を覆い、
上記金属網管96の端部96aを熱収縮チューブ105
で固定しても良い。
【0131】図2〜図4に示すように送気及び送水口金
15,16、吸引口金17、アース端子13は、電気的
に内視鏡本体側と内視鏡制御装置とを着脱可能に接続す
る内視鏡用コネクタの軸の長手方向の断面及び長手方向
に垂直な方向の断面において、上記送気及び送水口金1
5,16、吸引口金17、アース端子13の口金が同一
断面上に存在していない位置に組み付けられており、コ
ネクタ1を小型化できる。
【0132】図2〜4に示すように、上記吸引口金と上
記送気口金及びまたは上記送水口金は略対向する位置に
組み付けと、コネクタ1は大型化しない。図25に示す
ように、コネクタ1を光源装置20に装着したとき、ア
ース端子13は光源装置設置面に略平行なコネクタ1の
水平軸Oより上側に組み付けると、高周波焼灼装置のコ
ネクタを取り付けやすくできる。
【0133】連結チューブ92を送気口金15、送水口
金16に取り付ける順序は以下の通りである。図16に
示すように、連結チューブ92を半回転させる。一対に
設けられた送水タンク口金ストッパ第1の保持手段86
aの第1,第2の凸状フランジ部がストッパ108の溝
部108bを通過し、一対に設けられた送水タンク口金
ストッパ第2の保持手段86bの第3,第4の凸状フラ
ンジとストッパ108とが停止するまで連結チューブ9
2を押し込む。
【0134】このとき、ストッパ108が送水口金16
の挿入ガイド108dとして働いている。停止後、連結
チューブ92を半回転させた方向とは逆に半回転させ
る。このときの連結チューブ92の位置は図17及び図
19である。そして送水タンク側口金ストッパ86がス
トッパ底部108cに停止したところで、連結チューブ
92の装着が終了する。このときの連結チューブ92の
位置は図17及び図20である。
【0135】図18〜図20は連結チューブ92を装着
する途中及び装着時の断面図であるが、連結チューブ9
2の軸方向の長さと送水口金16との長さの比は3:2
とし、装着後連結チューブ92をあおったとき、連結チ
ューブ92がぐらつかないようになる。
【0136】逆に連結チューブ92を取り外すときは、
連結チューブ92を水平に手前に引くと図21の状態に
なり、連結チューブの第1の保持手段86aがストッパ
108により停止し、半回転させて連結チューブストッ
パ第1の保持手段86aが被係合部108bを通過し、
連結チューブ92を外すことができる。
【0137】このとき、第2の保持手段86bが被係合
部108bによってガイドされているので、連結チュー
ブ92を捩じりながら外すことはできない。図27,図
28に示すように、第1の把持部126は送気管路12
4のカバー部材124aで覆われており、第1の把持部
126を手で把持することはできなく、よって、取り外
すことはできない。
【0138】そこで、送気管路124をコネクタ側送気
口金固定部材132より取り外すと、把持部126を把
持できるようになり、送水管路125を取り外すことが
できる。カバー部材124aの送気管路端部かつ送水管
路被覆側には切り欠きが設けられており、送気管路を送
水管路の横側または下方のどちらからでも装着できるメ
リットがある。
【0139】洗浄を行う際、電子内視鏡2の電気コネク
タ部22に防水キャップ301を装着する。この装着
は、一対の係止部を構成する各縦溝部307aに2つの
防水キャップ取付用ピン316を係入して、各斜め溝部
307に位置させる。
【0140】この状態で、防水キャップ301を中心軸
を中心にして回転させると、2つの防水キャップ取付用
ピン316は、各斜め溝部307bに沿ってそれぞれ横
溝部307cに至ると同時に、先端部309aが電気コ
ネクタ部底面22aにより押圧される。先端部309a
は、この押圧力により変形し、付勢力を生じる。
【0141】この付勢力によって、防水キャップ取付用
ピン316は、各段差凹部307dに落ち込み、図33
(A)(または一対の係止部308と係止した場合、図
33(B))に示すように、電気コネクタ部22と防水
キャップ301とを固定する。
【0142】また、防水キャップ301を電気コネクタ
部22に装着する際、電気コネクタ部底面22bがシー
ルクリップ314aを変形して、電気コネクタ部22と
防水キャップ301との間を水密に保っている。また、
上記先端部309aにより電気コネクタ部底面22aと
電気コネクタ部22と防水キャップ301との接続面に
水が侵入しない。
【0143】電気コネクタ部22の2つの防水キャップ
取付用ピン316に係入して、防水キャップ301を装
着・固着する場合、防水キャップ301の係止部30
7,307または係止部308,308のいずれか一方
を選択的に使用できる。
【0144】この第1実施例によれば他の内蔵物に干渉
することなく、フェライトコア30を連結コード5とコ
ネクタ1との接続部93に内設することにより、コネク
タ1を大型化することなく、信号ケーブル97を介して
の放射ノイズを低減化することができる。なお、信号ケ
ーブル97と分離される電線49に対してもフェライト
コア30と別体等のフェライトコアを通すようにして放
射ノイズを低減化するようにしても良い。
【0145】図3,図5に示すように、電気接点嵌入孔
40付近には、凸部41を数カ所(図示例では2カ所)
設け、コネクタ1を床に落としたとき、電気接点18が
床に当たる前に凸部41が床に当たるので電気接点18
の故障を防止することができる。また、名版固定部31
fも凸部となっているので、上記同様電気接点18の故
障を防止できる。
【0146】図11に示すように、第2本体ブロック3
7の吸引パイプ取付孔37dは長円にして、作業性向上
となる。流入防止板79、吸引パイプ支持板80、吸引
パイプ固定板81とで構成することにより、接着剤がコ
ネクタケース31の内側に入り込まないようになる。
【0147】吸引パイプ74と吸引口金75の端面には
接着剤を塗布することにより、術者が吸引口金を指で触
れても怪我をしないようにした。また、吸引パイプ支持
板80を図5に示すように把持部80aを設けることに
より、吸引パイプ支持板80の微調整が可能となる。
【0148】また、従来、アース端子13にアース電線
117を半田付けしていたが、図3及び図11に示すよ
うに、第2本体ブロック37にアース電線117を挿入
する孔37cが設けてあり、アース電線117を挿入
し、螺子147により、押圧固定することにより、作業
性が向上する。
【0149】送気口金15及び送水口金16の送水タン
ク側口金92との着脱側端面15c,16cは丸めて、
送水タンク側口金92を削らないようにできる。また、
送水タンク側口金92の送気管路106、送水管路10
7の内径は、送気口金15及び送水口金16の内径より
も大きくすることにより、送水タンク側口金の洗浄性向
上となる。
【0150】接続部93に窓93aを設けて接続部93
内のスペースを多くとることができる。第2開口部33
より第2本体ブロック37を嵌挿し、内蔵物を組み付け
る前にベース35と第2本体ブロック37を螺子113
で固定するので組立性が向上する。
【0151】また、第2本体ブロック37はベース35
を包み込むようにしてあるので、周辺機器からのノイズ
による誤動作を防止することができる。送気口金孔37
a、送水口金孔37bは、図11に示すように大きくし
て、組立性向上となる。
【0152】操作部4に接続する手順は、送水チューブ
63、送液チューブ65をそれぞれ送気口60、送水口
64にテーパ管72、テーパ締め管73を用いて接続す
る。把持スペースを送気口60、送水口64に設けるこ
とにより、送気口60、送水口64を固定することがで
きる。
【0153】第2本体ブロック37の突設部37gと接
続部93を螺子143に導通させることにより、放射ノ
イズを低減することができ、周辺機器からのノイズによ
る誤動作を防止することができるので、安全に内視鏡検
査及び処置ができるようになる。
【0154】名版119はコネクタケース31と同一平
面上に取り付くことにより、外観上見苦しくない。ま
た、図34に示すようにコネクタ1における送水口金1
6付近に突出部144を設けることにより、送水口金1
6から水が垂れたとき、キーボード137を濡らさない
ので、キーボードの故障を防止することができる。
【0155】図22に示す構成にしたので、信号ケーブ
ル97は全長にわたってフェライトコア30または金属
網管96で覆われているので、上記信号ケーブル97か
らの放射ノイズを低減し、また周辺機器からのノイズを
遮断することができる。
【0156】図23(A)に示す構成にした場合には、
フェライトコア30内の信号ケーブル97の金属網管被
覆部が少ないため、上記信号ケーブル97からの放射ノ
イズを上記フェライトコア30に吸収しやすくなる。
【0157】図23(B)に示す構成にした場合には、
信号ケーブル97の金属網管被覆部が多いため、周辺機
器からのノイズを遮断しやすくなる。
【0158】また、図24の構成にした場合には信号ケ
ーブル97は全長にわたってフェライトコア30または
金属網管96で覆われているので、上記信号ケーブル9
7からの放射ノイズを低減し、また周辺機器からのノイ
ズを遮断することができる。上記熱収縮チューブ105
の材質としてFEP,TFE,PFA,シリコンゴムな
どを採用すれば、使用できる熱収縮チューブは一般的に
使用される材質なので、入手しやすい。
【0159】図1ないし図4に示すように内視鏡用コネ
クタ1に組み付けられる例えば送気口金15、送水口金
16、吸引口金17、アース端子13の位置関係は、内
視鏡用コネクタ1の軸の長手方向の断面及び長手方向に
垂直な方向の断面上で、それぞれの口金が存在しないの
で、コネクタ1の小型化が可能となる。また、図2に示
すように上記吸引口金17と上記送気口金15、上記送
水口金16は対向して設けているので、コネクタ1は大
型化しない。
【0160】図25に示すように内視鏡用コネクタ1を
光源装置20に装着したとき、アース端子13は光源装
置設置面に略平行な内視鏡用コネクタの水平軸より上側
に設けられているので、高周波焼灼装置のコネクタを取
り付けやすくなる。
【0161】図18ないし図21に示すように連結チュ
ーブ92を外す動作を軸方向(連結チューブ92を外す
方向)に規制する連結チューブストッパ86の第1の保
持手段86aと送気口金15により連結チューブ92を
削らせないようにした連結チューブストッパ86の第2
の保持手段86bと、ストッパ108を設けることによ
り、送水タンク14内の液体が噴出せず、また送気口金
15によって、連結チューブ92が削られないようにで
きる。
【0162】図16、図17にも示すように第1の保持
手段86aと第2の保持手段86bは送水口金16に設
けられているので、部品点数を減らすことができる。第
1の保持手段86a及び第2の保持手段86bにおける
第1〜第4の凸部を設けることにより、ゴミが溜まりに
くくできる。
【0163】また、図16,図17に示すように、連結
チューブストッパの第1の保持手段86aを連結チュー
ブストッパの第2の保持手段86bより小さくすること
により、連結チューブ92を装着する際、連結チューブ
ストッパ86aがストッパの被係合部108bを通過し
やすくなるので、連結チューブ92を装着しやすくな
る。
【0164】送気口金インサート部112を長くし、連
結チューブ92の剛性を高め、かつ孔112aを設けて
ゴムの流れを良くできる。連結チューブ92は図16,
図17に示すような形状をしているので、着脱の際、連
結チューブ92を回転させるとき、回転中心が分かりや
すい。
【0165】図26に示すように、送気口金15の軌跡
位置に金属板122を設けることにより、連結チューブ
92の着脱の際に、送気口金15により連結チューブ9
2が削られないようにした。
【0166】図18〜図21は連結チューブ92を装着
したときの断面図であるが、装着後連結チューブ92を
あおったとき、連結チューブ92がぐらつかないよう
に、連結チューブ92の軸方向の長さと送水口金16と
の長さの比は3:2とした。
【0167】図27、図28に示すように送気管路12
4のカバー部材124aにより、第1の把持部126を
覆っているので、両者を取り外す順序は、おのずと送気
管路124を外してから送水管路125を外すという順
序になり、送水タンク14内の加圧空気が放出してか
ら、送水管路125を外すので、送水タンク14内の水
が噴出しない。
【0168】また、カバー部材124aにより、第1の
把持部126を覆っているので、取り外しの際、送水管
路125を把持することが不可能となり、送気管路12
4を先に外すことになる。すると、送水タンク14内は
減圧し、送水タンク14内の液体が噴出することはな
く、床やキーボードを濡らすことを防止できる。
【0169】また、カバー部材124aには第1の把持
部126を通すことができるスリット又は切り欠き部が
設けてあるので、送水管路、送気管路の着脱が容易にで
きる。
【0170】図29に示すように、第1の把持部126
には孔126aが数カ所あいており、さらに口金本体1
27に溝127aを設けることにより、洗浄消毒の際、
洗浄液および消毒液が流れやすくなっている。
【0171】図27に示すように、第1の把持部126
とコネクタ側送水口金131との接続部は螺刻してあ
り、またその螺子部は多条ネジとして、術者が怪我をし
ないようにできる。
【0172】図28に示すように、送気管路124には
送水管路125を完全に覆う部分124aが設けられて
いる。金属からなる第1の把持部126に術者が手で触
れないようにしている。また、図28(A)も同様の効
果を得ることができる。図28に示すように、凸部12
4bを設けて、送水管路125の着脱を容易にした。図
27に示すように、コネクタ側送気口金固定部材132
に螺刻部132bが設けてあり、今後何らかのアダプタ
が取り付け可能となっている。
【0173】図30に示すように防水キャップ301を
電気コネクタ部22に装着するとパッキン309が電気
コネクタ部底面22aにより、外側に広がって電気コネ
クタ部底面22aと接触するため、防水キャップ301
と電気コネクタ部22により溝が形成されず、パッキン
309の防水キャップ301より露出している外周面3
09dに付着した洗浄液が拭き取りやすくなる。
【0174】パッキン309の外周にへこみ部309b
を設けることにより、パッキン先端部309aは電気コ
ネクタ部底面22aと突き当たるとき、パッキン先端部
309aが広がりやすいようにしたので、防水キャップ
301と電気コネクタ309により溝が形成されず、パ
ッキン外周面に付着した洗浄液を拭き取りやすくなる。
【0175】また、小突起309cとパッキン押さえ3
15を設けることにより、電気コネクタ部229の水密
を保つことができる。図35に示すように、回転止め部
314bを直線的に設けることによりパッキン314を
ずれにくくできる。
【0176】電気コネクタ部22の2つの防水キャップ
取付用ピン316に係入して、防水キャップ301を装
着・固着する場合、防水キャップ301の係止部30
7,307または係止部308,308のいずれか一方
を選択的に使用できる。
【0177】従って、防水キャップ取付用ピン316と
の係入に際し、防水キャップ301側の係止部307,
307または係止部308,308を選択することによ
り、図33(B)または図36(A)にそれぞれ示すよ
うに、供給口金304の向きをコネクタ1の軸方向に対
し斜めかつ上方向に配置できるので、高圧気体供給用コ
ネクタ318の着脱が容易にできる。図36において、
317は高圧気体供給用チューブである。
【0178】次に本発明の第2実施例を説明する。図3
7で示すように、一端が内視鏡の操作部4に接続された
連結コード5と、光源装置のソケットに差し込まれるコ
ネクタ1と連結する接続部93に、一端が固体撮像素子
に接続する信号ケーブル97が挿通されている。この接
続部93はフェライト材料で形成している。上記接続部
93は口金固定板47と連結コード口金102に螺子1
62により固定されている。
【0179】次にこの実施例の作用を説明する。フェラ
イト材料で成形された接続部93内に信号ケーブル97
を挿通させ、接続部93は口金固定板47と連結コード
口金102に螺子162により固定している。従って、
部品点数を減らすことができ、他の内蔵物との干渉を心
配する必要がなくなり、信号ケーブル97からの放射ノ
イズを低減することができる。
【0180】次に本発明の第3実施例を説明する。この
実施例の目的はコネクタを大型化せず、フェライトコア
を内視鏡に内設することを目的とし、この目的を達成す
るために、信号ケーブルを挿通したフェライトコアに熱
収縮チューブを被覆し、上記信号ケーブルを上記フェラ
イトコアに係止し、接続部の窓が開いている所定の位置
にフェライトコアを配置し、上記フェライトコアを接続
部内周面に沿って係止する構造にしたものである。
【0181】このようにした背景をまず説明する。従
来、特開平2−308609公報のようにフェライトコ
ア30′を筐体153へ固定するには、図55に示すよ
うに入出力端末装置の筐体153に内設され、かつ互い
に接近する方向に弾発的に支持された2つの対向する保
持部材152と、上記筐体153から導出されるインタ
フェースケーブル155が挿通されたフェライトコア3
0′とを有する。
【0182】そして、上記保持部材152に押し込まれ
て掴まれたフェライトコア30′が抜けないように、保
持部材152にばね性をもたせた爪154が設けられて
おり、上記保持部材152によりフェライトコア30′
を掴んで保持するようにしている。なお、図55(B)
は図55(A)のY−Y断面を示す。
【0183】この公報のようにフェライトコア30′を
筐体153へ固定するには、ばね性を持たせた爪154
でフェライトコア30′を押し込み、掴んで保持してい
た。しかしながら、この方法の場合、中空の筐体153
にフェライトコア30′を固定しようとしても無理であ
り、固定できてもコネクタが大型化してしまう。
【0184】よって、上記目的を達成するために以下に
具体的に説明する構成にしている。図38に示すよう
に、一端が内視鏡の操作部4に接続する連結コード5と
光源装置のソケットに差し込まれるコネクタ1との接続
部93は中空の部材で、窓93aが設けてある。
【0185】この接続部93の断面を示す図39の例で
は窓93aは4カ所設けられていて、フェライトコア3
0、送気チューブ62(その外側のテーパ締め管73の
み示す)、送液チューブ65(その外側のテーパ締め管
73のみ示す)、ライトガイドファイバ95、電線4
9、信号ケーブル97が内蔵されている。
【0186】フェライトコア30には金属網管96を被
覆した信号ケーブル97を挿通またはループさせてい
る。また、フェライトコア30に熱収縮チューブ98を
被覆しさらに、図40に示すような薄い金属板99を図
41に示すように巻き付け、金属板99の耳部99aに
粘着テープ100等の粘着部材を貼り固定している。
【0187】また、図38に示す接続部93の内側の突
起部93bは、フェライトコア30の位置決めをしてい
る。また、接続部93は螺子162等により連結コード
口金102及び口金固定板47に固定されている。粘着
テープ100等の粘着部材で金属板99を固定すると説
明したが、以下のように固定しても良い。
【0188】図42(A)に示すように螺子181で、
接続部93に金属板99を固定する。或いは、図42
(B)に示すように接着剤190にて接続部93に金属
板99を固定しても良い。
【0189】次にこの実施例の作用を説明する。フェラ
イトコア30に金属網管96を被覆した信号ケーブル9
7を挿通し決められた位置でループさせる。そして、熱
収縮チューブ98をフェライトコア30に被覆する。そ
して、図38のような金属板99をフェライトコア30
に被覆し、接続部93を装着する。
【0190】金属板99を被覆したフェライトコア30
を接続部93の所定の窓93aに位置させる。そして、
耳部99aを接続部93の外周面に沿わせて折曲げる。
その折曲げた部分に粘着テープ100等の粘着部材を貼
りフェライトコア30を固定すれば良い。
【0191】或いは、接続部93に金属板99を、図4
2(A)に示すように螺子181で固定、或いは、接続
部93に金属板99を、図42(B)に示すように接着
剤190にて固定しても良い。
【0192】このような構成にして、電線49、送気チ
ューブ62、送液チューブ65、ライトガイドファイバ
ー95等の内蔵物に干渉することなく、連結コード5と
コネクタ1との接続部93に位置決めすることができ、
接続部93の細径化が可能となる。また、接続部93に
は窓93aが開いており、接続部93を大型化せず、接
続部93内のスペースを多くとることができ、内蔵物の
干渉を避けることができる。
【0193】上記構成においては、信号ケーブル97を
上記フェライトコア30に係止し、その外周に金属板9
9を被覆し、接続部93の窓93aが開いている所定の
位置に上記金属板99を被覆したフェライトコア30を
配置し、金属板99を接続部93の外周面に沿わせるよ
うに折り返し、上記接続部93に係止した。従って、接
続部93内のスペースを有効的に利用することができる
ようになる。
【0194】係止する場合、上記接続部93内面に粘着
部材により係止することにより、単純作業でフェライト
コア30を係止することができる。或いは上記接続部内
面に螺子181により係止することにより、特殊作業を
することなく、フェライトコア30を係止することがで
きる。或いは上記接続部93外周にそって接着剤190
により係止することにより、部品点数を削減することが
できる。
【0195】或いは上記金属板99の肉厚を0.1以下
とし、上記接続部93の外周面に沿わせることにより、
金属板99が薄いので、熱収縮チューブ98、金属板9
9を被覆したフェライトコア30は大型化せず、他の内
蔵物と干渉することを防止できる。
【0196】また、上記熱収縮チューブ98の材質をF
EP、TFE、PFA、シリコンゴム等とすることによ
り、一般的な材質の熱収縮チューブを使用することがで
きる。また、上記粘着部材を粘着テープ100とするこ
とにより、単純作業でフェライトコア30を係止するこ
とができる。また、上記接着剤190を、ウレタン系、
エポキシ系、アクリル系等とすることにより、購入が容
易な接着剤によってでフェライトコア30を係止するこ
とができる。
【0197】次に本発明の第4実施例を説明する。この
実施例も第3実施例と同様にコネクタを大型化すること
なく内視鏡に内設できるものを提供することを目的と
し、信号ケーブルを挿通したフェライトコアに熱収縮チ
ューブと上記フェライトコアとの間に金属板を介在し、
上記熱収縮チューブを収縮させる。そして金属板を接続
部に係止することにより、上記フェライトコアを係止す
る構造にして、上記目的を達成したものである。
【0198】以下、図43、44、45を参照して具体
的に説明する。図43、44、45において、(B)の
上部側から見た場合の係止手段部分を示し、それぞれ接
続部内面に螺子150、接着剤190、粘着部材により
それぞれ係止するものである。
【0199】図43に示すように、一端が電子内視鏡の
操作部4に接続する連結コード5と光源装置のソケット
に差し込まれるコネクタ1との接続部93は中空の部材
で窓93aが例えば4カ所開いていて、図9或いは図3
9のようにフェライトコア30、送気チューブ62(そ
の外側のテーパ締め管73のみで示すものもある)、送
液チューブ65(その外側のテーパ締め管73のみで示
すものもある)、ライトガイドファイバ95、電線4
9、信号ケーブル97が内蔵されている。
【0200】フェライトコア30には金属網管96を被
覆した信号ケーブル97を挿通またはループさせてい
る。また、フェライトコア30に熱収縮チューブ98を
被覆しその間には2カ所穿孔された金属板103が介在
している。金属板103の各孔の位置で螺子150で接
続部93に固定している。また、接続部93は螺子16
2等により連結コード口金102と口金固定板47に固
定されている。
【0201】図43では金属板103を螺子150で固
定したが、この代わりに図44に示すように金属板10
3を(金属板103の両端付近でその固定側の面に塗布
した)接着剤191にて接続部93に固定するようにし
ても良い。係止手段が異なるのみで、その他は図43と
同様の構成である。
【0202】また、図44に示すように金属板103を
接着剤191にて接続部93に固定する代わりに、図4
5に示すように粘着テープ400等の粘着部材で金属板
103を接続部93に固定するようにしても良い。
【0203】次にこの実施例の作用を説明する。フェラ
イトコア30に金属網管96を被覆した信号ケーブル9
7を挿通し決められた位置でループさせる。そして、熱
収縮チューブ98をフェライトコア30の間に金属板1
03を介し熱収縮チューブ98を収縮させる。そして、
接続部93を装着し、フェライトコア30を窓93aよ
り出し、係止手段により接続部93に固定することがで
きる。
【0204】この実施例によれば、電線49、送気,送
気チューブ62、送液チューブ65、ライトガイドファ
イバ95等の内蔵物に干渉することなく、連結コード5
とコネクタ1との接続部93に位置決めすることがで
き、接続部93の細径化が可能となる。
【0205】接続部93には窓93aが開いており、接
続部93を大型化せず、接続部93内のスペースを多く
とることができ、内蔵物の干渉を避けることができる。
係止手段としては図43に示すように螺子150を用い
ることができる。この場合には特殊作業をすることな
く、フェライトコア30を係止することができる。
【0206】係止手段として図44に示すように、接着
剤191で金属板103を接続部93に固定することも
できる。この場合には部品点数を削減することができ
る。さらに係止手段として図45に示すように粘着テー
プ400等の粘着部材で固定することもできる。この場
合には単純作業でフェライトコア30を係止することが
できる。
【0207】また、上記熱収縮チューブ98の材質をF
EP、TFE、PFA、シリコンゴム等とすることによ
り、一般的な材質の熱収縮チューブを使用することがで
きる。また、上記粘着部材を粘着テープ400とするこ
とにより、単純作業でフェライトコア30を係止するこ
とができる。また、上記接着剤を、ウレタン系、エポキ
シ系、アクリル系等とすることにより、購入が容易な接
着剤でフェライトコア30を係止することができる。
【0208】次に本発明の第5実施例を説明する。この
実施例も第3実施例と同様に小型化できるコネクタを提
供することを目的とし、信号ケーブルを挿通したフェラ
イトコアに熱収縮チューブを被覆し、フェライトコア外
周に、貫通孔が設けてある金属板を覆い、略円筒上の接
続部の窓が開いている位置に、上記金属板を巻き付けた
フェライトコアを配置し、上記金属板を上記接続部の外
周面にそわせるように折り返し係止する構造にしてい
る。
【0209】以下、図46等を参照して具体的に説明す
る。図46に示すように、一端が内視鏡の操作部4に接
続する連結コード5と光源装置のソケットに差し込まれ
るコネクタ1との接続部93は中空の部材で窓93aが
図示例では1カ所開いていて、フェライトコア30、送
気チューブ62、送液チューブ65、ライトガイドファ
イバ95、電線49、信号ケーブル97が内蔵されてい
る。
【0210】フェライトコア30には(金属網管96で
被覆された)信号ケーブル97がループさせている。ま
た、フェライトコア30は熱収縮チューブ98で被覆さ
れ、さらに金属板104を曲げやすいように貫通孔10
4bを設けた金属板104で熱収縮チューブ98を被覆
し、この金属板104を耳部104aの位置で螺子15
1により接続部93に固定している。また、接続部93
は上述したように螺子162等により連結コード口金1
02及び口金固定板47に固定されている。
【0211】図46では、金属板104を接続部93に
固定或いは係止する手段として螺子151を用いていた
が、図47に示すように耳部104aの固定側の面に塗
布などした接着剤390にて固定を行うようにしても良
い。さらに図48に示すように、粘着テープ400等の
粘着部材で金属板104を固定するようにしても良い。
【0212】次に作用を説明する。フェライトコア30
に金属網管96を被覆した信号ケーブル97を挿通し決
められた位置でループさせる。そして、熱収縮チューブ
98をフェライトコア30に被覆し熱収縮チューブ98
を収縮させる。さらに金属板104を被覆し、フェライ
トコア30を窓93aより出し、螺子151等の係止或
いは固定手段により接続部93に固定する。
【0213】この実施例によれば、電線49、送気,送
液チューブ62,65、ライトガイドファイバー95等
の内蔵物に干渉することなく、連結管5とコネクタ1と
の接続部93に位置決めすることができ、接続部96の
細径化が可能となる。
【0214】接続部93には窓93aが開いており、接
続部93を大型化せず、接続部93内のスペースを多く
とることができ、内蔵物の干渉を避けることができる。
係止手段として螺子151を用いることができる。この
場合には特殊作業をすることなく、フェライトコア30
を係止することができる。
【0215】また、係止手段として、図47に示すよう
に接着剤390により金属板104を接続部93に固定
しても良い。この場合には部品点数を削減することがで
きる。
【0216】また、係止手段として、図48に示すよう
に粘着テープ400等の粘着部材により金属板104を
接続部93に固定しても良い。この場合には単純作業で
フェライトコア30を係止することができる。
【0217】また、熱収縮チューブ98としてFEP,
TFE,PFAシリコンゴム等を採用することにより一
般的に入手が容易な材質の熱収縮チューブを使用するこ
とができる。また、接着剤390としてウレタン、エポ
キシ、アクリル系のものとすることにより、購入が容易
な接着剤でフェライトコア30を係止することができ
る。
【0218】また、粘着部材として粘着テープ400を
採用することにより、単純作業でフェライトコア30を
係止することができる。なお、上述した実施例等を部部
的等で組み合わせて構成した実施例等も本発明に属す
る。
【0219】[付記] 2.請求項1において、上記接続部内の内臓物と干渉し
ない位置にフェライトコアを内設したことを特徴とする
内視鏡。接続部内の内蔵物に干渉しない位置にフェライ
トコアを設けたので、接続部内の内蔵物に干渉しないと
いう効果がある。 3.請求項1又は付記2において、上記接続部内周面に
沿ってフェライトコアを設けたことを特徴とする内視
鏡。接続部内周面に沿ってフェライトコアを設けたの
で、接続部内のスペースを有効的に利用することができ
るという効果がある。
【0220】4.一端が内視鏡の操作部に接続された連
結コードと、光源装置のソケットに差し込まれるコネク
タと、上記連結コードのもう一端と上記コネクタとを連
結する接続部とを、上記接続部にフェライトコアを内設
している内視鏡において、上記接続部内に上記フェライ
トコアを内周面に沿って設けるための係止手段を設けた
ことを特徴とする内視鏡。連結コードとコネクタとの接
続部にフェライトコアを他の内蔵物に干渉することなく
位置決めすることができるので、接続部を細径化するこ
とができる。
【0221】5.付記4の係止手段は、上記信号フェラ
イトコア内に挿通する、一端が固体撮像素子に結線され
た信号ケーブルと、上記信号ケーブルを挿通したフェラ
イトコアを被覆する熱収縮チューブと、上記熱収縮チュ
ーブを被覆した上記フェライトコアにさらに被覆する金
属板とを具備すると共に、上記金属板を上記接続部内周
面に沿って設けたことを特徴とする内視鏡。接続部内の
スペースを有効的に利用することができる。
【0222】6.付記4の金属板を上記接続部内面に粘
着部材で係止したことを特徴とする内視鏡。単純作業で
フェライトコアを係止することができる。
【0223】7.付記4の金属板を上記接続部内面に螺
子で係止したことを特徴とする内視鏡。特殊作業をする
ことなく、フェライトコアを係止することができる。 8.付記4の金属板を上記接続部に固定する方法を接着
剤としたことを特徴とする内視鏡。部品点数を削減する
ことができる。
【0224】9.付記4の金属板の肉厚を0.1以下と
したことを特徴とする内視鏡。金属板が薄いので、熱収
縮チューブ、金属板を被覆したフェライトコアは大型化
せず、他の内蔵物と干渉することはない。 10.付記4の熱収縮チューブの材質をFEP、TF
E、PFA、シリコンゴム等としたことを特徴とする内
視鏡。一般的な材質の熱収縮チューブを使用することが
できる。 11.付記6の粘着部材を粘着テープとしたことを特徴
とする内視鏡。単純作業でフェライトコアを係止するこ
とができる。 12.付記8の接着剤を、ウレタン系、エポキシ系、ア
クリル系等としたことを特徴とする内視鏡。購入が容易
な接着剤でフェライトコアを係止することができる。
【0225】13.一端が内視鏡の操作部に接続された
連結コードと、光源装置のソケットに差し込まれるコネ
クタと、上記連結コードのもう一端と上記コネクタとを
連結する接続部と、上記接続部内に内設するフェライト
コアと、上記フェライトコアに挿通し、一端が内視鏡先
端部に設けられた固体撮像素子に結線している信号ケー
ブルと、上記信号ケーブルを挿通したフェライトコアを
被覆する熱収縮チューブと、上記熱収縮チューブと上記
フェライトコアに介在する金属板とを有する内視鏡にお
いて、上記金属板を上記接続部内に係止することを特徴
とする内視鏡。連結コードとコネクタとの接続部にフェ
ライトコアを他の内蔵物に干渉することなく位置決めす
ることができるので、接続部を細径化することができ
る。
【0226】14.付記13の金属板を上記接続部内面
に螺子で係止したことを特徴とする内視鏡。特殊作業を
することなく、フェライトコアを係止することができ
る。 15.付記13の金属板を上記接続部内面に接着剤で係
止したことを特徴とする内視鏡。部品点数を削減するこ
とができる。 16.付記13の金属板を上記接続部内面に粘着部材で
係止したことを特徴とする内視鏡。単純作業でフェライ
トコアを係止することができる。
【0227】17.付記13の熱収縮チューブの材質を
FEP、TFE、PFA、シリコンゴム等としたことを
特徴とする内視鏡。一般的な材質の熱収縮チューブを使
用することができる。 18.付記15の接着剤をウレタン系、エポキシ系、ア
クリル系等としたことを特徴とする内視鏡。購入が容易
な接着剤でフェライトコアを係止することができる。 19.付記16の粘着部材を粘着テープとしたことを特
徴とする内視鏡。単純作業でフェライトコアを係止する
ことができる。
【0228】20.一端が内視鏡の操作部に接続された
連結コードと、光源装置のソケットに差し込まれるコネ
クタと、上記連結コードのもう一端と上記コネクタとを
連結する接続部と、上記接続部内に内設するフェライト
コアと、上記フェライトコアに挿通し、一端が内視鏡先
端部に設けられた固体撮像素子に結線している信号ケー
ブルと、上記信号ケーブルを挿通したフェライトコアを
被覆する熱収縮チューブと、上記熱収縮チューブを被覆
した上記フェライトコアを被覆する貫通孔が設けてある
金属板と、を具備している内視鏡において、上記金属板
を上記接続部内面に係止することを特徴とする内視鏡。
連結コードとコネクタとの接続部にフェライトコアを他
の内蔵物に干渉することなく位置決めすることができる
ので、接続部を細径化することができる。
【0229】21.付記20の金属板を上記接続部内面
に螺子で係止したことを特徴とする内視鏡。特殊作業を
することなく、フェライトコアを係止することができ
る。 22.付記20の金属板を上記接続部内面に接着剤で係
止したことを特徴とする内視鏡。部品点数を削減するこ
とができる。 23.付記20の金属板を上記接続部内面に粘着部材で
係止したことを特徴とする内視鏡。単純作業でフェライ
トコアを係止することができる。
【0230】24.付記20の熱収縮チューブの材質を
FEP、TFE、PFA、シリコンゴム等としたことを
特徴とする内視鏡。一般的な材質の熱収縮チューブを使
用することができる。 25.付記22の接着剤をウレタン系、エポキシ系、ア
クリル系等としたことを特徴とする内視鏡。購入が容易
な接着剤でフェライトコアを係止することができる。 26.付記23の粘着部材を粘着テープとしたことを特
徴とする内視鏡。単純作業でフェライトコアを係止する
ことができる。
【0231】27.一端が内視鏡の操作部に接続された
連結コードと、光源装置のソケットに差し込まれるコネ
クタと、上記連結コードのもう一端と上記コネクタとを
連結する接続部と、上記接続部内に内設しているフェラ
イトコアと、上記フェライトコアに挿通し、一端が内視
鏡先端部に設けられた固体撮像素子に結線している信号
ケーブルと、上記信号ケーブルを被覆する金属網管とを
有する内視鏡装置において、上記金属網管の一端面が、
上記フェライトコアの内部に位置していることを特徴と
する内視鏡。信号ケーブル全長にわたってフェライトコ
アまたは金属網管で覆われているので、放射ノイズを低
減することができ、周辺機器からのノイズによる内視鏡
の誤動作を防止することができる。
【0232】28.付記27のフェライトコア内部の上
記金属網管の一端面の位置は、金属網管挿入方向からみ
てフェライトコア手元端部近傍に位置していることを特
徴とする内視鏡。信号ケーブルからの放射ノイズをフェ
ライトコアが吸収しやすくなる。 29.付記27のフェライトコア内部の上記金属網管の
一端面の位置は、金属網管挿入方向からみてフェライト
コア遠位端部近傍に位置していることを特徴とする内視
鏡。周辺機器からのノイズによる内視鏡の誤動作を防止
しやすくなる。
【0233】30.一端が内視鏡の操作部に接続された
連結コードと、光源装置のソケットに差し込まれるコネ
クタと、上記連結コードのもう一端と上記コネクタとを
連結する接続部と、上記接続部内に内設しているフェラ
イトコアと、上記フェライトコアに挿通し、一端が内視
鏡先端部に設けられた固体撮像素子に結像している信号
ケーブルと、上記信号ケーブルと上記フェライトコアと
を同時に被覆する金属網管と、上記金属網管を固定する
熱収縮チューブとを有する内視鏡装置において、上記金
属網管の上記フェライトコアを被覆した側の端部を上記
熱収縮チューブで上記フェライトコアに固定したことを
特徴とする内視鏡。信号ケーブル全長にわたってフェラ
イトコアまたは金属網管で覆われているので、放射ノイ
ズを低減することができ、周辺機器からのノイズによる
内視鏡の誤動作を防止することができる。 31.付記30において、上記熱収縮チューブの材質を
FEP、TFE、PFA、シリコンゴム等としたことを
特徴とする内視鏡。一般的な材質の熱収縮チューブを使
用することができる。
【0234】32.送気口金、送水口金、吸引口金、ア
ース端子等の口金を少なくとも2つ以上具備し、内視鏡
本体と内視鏡制御装置とを着脱自在に接続する内視鏡用
コネクタにおいて、上記送気口金、送水口金、吸引口金
がそれぞれ異なる上記内視鏡用コネクタの長手軸に平行
な平面上に配設され、上記送気口金と送水口金はそれぞ
れ異なる上記内視鏡用コネクタの長手軸に垂直な平面上
に配設されていることを特徴とする内視鏡用コネクタ。
内視鏡用コネクタに組み付けられる送気口金、送水口
金、吸引口金等は、内視鏡用コネクタの軸の長手方向の
断面及び長手方向に垂直な方向の断面で、それぞれの口
金が同一断面上にないため、内視鏡用コネクタの小型化
が可能となる。
【0235】33.付記32において、上記吸引口金と
上記送気口金及びまたは上記送水口金は略対向する位置
に設けたことを特徴とする内視鏡用コネクタ。上記吸引
口金と上記送気口金、上記送水口金は対向して組み付け
られているので、内視鏡用コネクタは大型化しない。 34.付記32において、内視鏡用コネクタを光源装置
に装着した時、アース端子は光源装置設置面に略平行な
コネクタの水平軸より上側に設けられていることを特徴
とする内視鏡用コネクタ。内視鏡用コネクタ装着時、ア
ース端子は光源装置接地面に略平行な内視鏡コネクタの
水平軸より上側に設けられているので、高周波焼灼装置
の内視鏡用のコネクタの装着がしやすくなる。
【0236】35.送気口金及び送水口金を具備するコ
ネクタと、内視鏡先端部のレンズ洗滌等するための液体
が注入された送水タンクと、一端が上記送気口金に着脱
自在に接続され、他端が上記送水タンク内の空間に開口
する送気管路と、一端が上記送水口金に着脱自在に接続
され、他端が上記送水タンク内の液中に開口する送水管
路を備える連結チューブとを有する内視鏡装置におい
て、上記連結チューブを上記送気口金及び上記送水口金
に接続した状態から連結チューブを取り外す際、上記送
気管路の一端が上記送気口金から取り外した状態で上記
送水口金と、上記送水管路の一端とを接続状態に保持す
る、第1の保持手段を有すると共に、上記連結チューブ
を、上記送気口金及び上記送水口金へ装着する際、上記
送水口金の一端が上記送水管路へ嵌挿した状態で、上記
送気口金を上記送気管路に未接続の状態に保持する第2
の保持手段を有することを特徴とする内視鏡。連結チュ
ーブを外す動作を規制する部材と、連結チューブの装着
時に装着動作を規制する部材とを設けることにより、送
水タンク内の液体が噴出せず、また送気口金によって連
結チューブは削られなくなる。
【0237】36.付記35の第1の保持手段と上記第
2の保持手段とを送水口金に一体に設けたことを特徴と
する内視鏡。第1の保持手段と第2の保持手段は送水口
金に一体に設けられているので、部品点数削減となる。 37.付記36の第1の保持手段は、上記送水口金の上
端側に上記送水口金の軸に対して略垂直に、かつ対向す
る位置に第1、第2の凸状のフランジからなると共に、
第2の保持手段は第1の保持手段の下端側に第1の保持
手段と略垂直方向に対向する第3、第4の凸状フランジ
から構成されていることを特徴とする内視鏡。第1の保
持手段及び第2の保持手段は第1から第4の凸状フラン
ジで形成することにより、ゴミが溜まりにくくなる。
【0238】38.付記37の第1の保持手段の第1、
第2の凸状フランジの幅は上記第2の保持手段の第3、
第4の凸状フランジの幅より狭いことを特徴とする内視
鏡。第1の保持手段の第1,第2の凸状フランジの幅の
方が第2の保持手段の第3,第4の凸状フランジの幅よ
り狭いので、連結チューブの装着が容易になる。
【0239】39.送気口金、および送水口金を具備す
る内視鏡用コネクタと、内視鏡先端部のレンズ洗滌等の
ための液体が注入された送水タンクと、一端に上記送水
口金に着脱自在に第1の把持部を有し、他端は上記送水
タンク内の液中に開口端を有する送水管路と、一端に上
記送気口金に着脱自在に第2の把持部を有し、他端は上
記送水タンク内の空間に開口端を有する送気管路を具備
している内視鏡用送気送水装置において、上記第2の側
把持部に、上記第1の把持部を被覆するカバー部材を設
けたことを特徴とする内視鏡用送気送水装置。送気管路
のカバー部材により、第1の把持部を覆っているので両
者を取り外す順序は、おのずと送気管路を外してから送
水管路を外す順序により、送水タンク内の加圧空気が放
出してから、送水管路を外すので、送水タンク内の液体
が噴出せず、キーボードや床を濡らすことがなくなる。
【0240】40.付記39における上記カバー部材
は、弾性体で成形されたことを特徴とする内視鏡用送気
送水装置。一般的な材質で成形することができる効果が
ある(付記41〜43も同様)。 41.付記40における上記カバー部材の材質は、シリ
コンゴム、フッ素ゴム等としたことを特徴とする内視鏡
用送気送水装置。 42.付記39における上記カバー部材は、硬質部材で
成形されたことを特徴とする内視鏡用送気送水装置。 43.付記42の上記カバー部材はプラスチックスで成
形され、プラスチックス材料としてポリサルフォン、変
性PPO等としたことを特徴とする内視鏡用送気送水装
置。
【0241】44.付記39における上記カバー部材
は、少なくとも上記第1の把持部を覆うことを特徴とす
る内視鏡用送気送水装置。取り外しの際、第1の把持部
を把持することが不可能となり、送気管路を先に外すこ
とになる。すると、送水タンク内は減圧し、送水タンク
内の液体が噴出することはなく、床やキーボードを濡ら
すことを防止できる。 45.付記39における上記カバー部材は第1の把持部
をカバー内に挿入するためのスリットまたは切り欠き部
を有していることを特徴とする内視鏡用送気送水装置。
【0242】46.内視鏡の防水を必要とする部位に装
着されて、この部位の防水を行う内視鏡用防水キャップ
において、上記防水キャップの装着側開口端に水密手段
を設けたことを特徴とする内視鏡用防水キャップ。防水
キャップを電気コネクタ部に装着すると、防水キャップ
に設けたパッキンが電気コネクタ部に接触すると裾野状
に広がり、防水キャップと電気コネクタ部との間の溝部
が形成されず、またパッキン外周面に付着した洗浄液を
拭き取りやすくなるという効果がある。
【0243】47.付記46の上記水密手段は、弾性部
材よりなることを特徴とする内視鏡用防水キャップ。 48.付記47の弾性部材の材質のシリコンゴム、フッ
素ゴム等としたことを特徴とする内視鏡用防水キャッ
プ。
【0244】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像素子と接続される信号ケーブルと、照明光を伝送する
ライトガイドファイバが挿通され、操作部から外部に延
出された連結コードと、前記連結コードの末端に設けら
れ、光源装置に着脱自在で接続されるコネクタと、を有
する電子内視鏡において、前記連結コードの末端付近に
設けられ、前記コネクタとを連結する接続部と、前記接
続部に前記信号ケーブルを通したフェライトコアを内設
しているので、信号ケーブルへのノイズの侵入を低減化
し、撮像素子により得られる撮像信号のS/Nを向上で
き、かつ周囲への放射ノイズを低減化して誤動作の発生
を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を備えた内視鏡装置の全体構成図。
【図2】コネクタにおける信号接点を含む構造を示す断
面図。
【図3】コネクタにおけるライトガイドを含む構造を示
す断面図。
【図4】コネクタの一部を切り欠いて送気口金部分の構
造を示す側面図。
【図5】コネクタにおける電気接点付近の構造を示す断
面図。
【図6】コネクタを切り欠いて接続部内の信号ケーブル
付近の構造を示す側面図。
【図7】図6と同様に接続部内の信号ケーブル付近の構
造を示す側面図。
【図8】連結コードの折れ止め部分の構造を示す断面
図。
【図9】接続部の構造を示す断面図。
【図10】ベースの形状を示す斜視図。
【図11】第2ブロックの一部を切り欠いて示す図。
【図12】シールド板の形状を示す図。
【図13】コネクタにおけるアース端子付近と送気口金
付近の構造を示す断面図。
【図14】送気口金及び送気口を示す断面図。
【図15】流入防止板を示す図。
【図16】連結チューブの端面を示す図。
【図17】図16を90°回転した状態の図。
【図18】連結チューブの装着する途中での端部付近の
構造を示す断面図。
【図19】連結チューブの装着する途中での端部付近の
構造を示す断面図。
【図20】連結チューブにおける装着された状態での端
部付近の構造を示す断面図。
【図21】連結チューブにおける装着を解除する途中で
の端部付近の構造を示す断面図。
【図22】信号ケーブルが通された状態のフェライトコ
アの概略断面図。
【図23】図22の変形例における信号ケーブルが通さ
れた状態のフェライトコアの概略断面図。
【図24】図22のさらに他の変形例の概略断面図。
【図25】光源装置にコネクタが装着された様子を示す
図。
【図26】連結チューブの端部を示す図。
【図27】連結チューブの他の構成例を示す図。
【図28】図27の他の構成例を示す図。
【図29】図27又は図28のA−A,B−B,C−C
断面図。
【図30】防水キャップの構造を示す断面図。
【図31】防水キャップのカム本体に設けた係止機構を
示す図。
【図32】第2本体ブロックと接続部との固定機構部分
を示す断面図。
【図33】コネクタにおける電気コネクタ部と防水キャ
ップを示す図。
【図34】コネクタの送水口金付近に突出部が設けてあ
ることを示す図。
【図35】電気コネクタ部に取り付けられるパッキンを
示す図。
【図36】コネクタへの防水キャップを取り付ける場合
の取付例を示す図。
【図37】第2実施例におけるコネクタの一部を切り欠
いて接続部付近を示す図。
【図38】第3実施例におけるコネクタの一部を切り欠
いて接続部付近を示す図。
【図39】金属板の固定手段を含む接続部を示す断面
図。
【図40】金属板の形状を示す図。
【図41】金属板の固定手段を示す図。
【図42】金属板の固定手段を含む接続部を示す断面
図。
【図43】第4実施例における金属板の固定手段及び接
続部を示す図。
【図44】金属板の固定手段及び接続部を示す図。
【図45】金属板の固定手段及び接続部を示す図。
【図46】第5実施例における金属板の固定手段を含む
接続部を示す断面図。
【図47】金属板の固定手段を含む接続部を示す断面
図。
【図48】金属板の固定手段を含む接続部を示す断面
図。
【図49】従来例の内視鏡用コネクタを示す斜視図。
【図50】図49の縦断面図。
【図51】図50のX−X,Z−Z断面図。
【図52】従来例の連結チューブの構造を示す断面図。
【図53】従来例の防水キャップの構造を示す断面図。
【図54】他の従来例の防水キャップの構造を示す断面
図。
【図55】従来例におけるフェライトコアの固定手段を
示す図。
【符号の説明】
1…(内視鏡用)コネクタ 2…電子内視鏡 3…挿入部 4…操作部 5…連結コード 6…湾曲部 7…先端硬質部 9…送気送水バルブ 10…内視鏡装置 13…アース端子 15…送気口金 16…送水口金 18…電気接点 19…ライトガイドの端部 20…光源装置 21…コネクタ受け 22…電気コネクタ部 23…接続コード 24…ビデオプロセッサ 25…モニタ 26…流体口金 30…フェライトコア 31…コネクタケース 32…第1開口部 33…第2開口部 34…第3開口部 35…ベース 36…第1本体ブロック 37…第2本体ブロック 39…シールド板 42…ベース本体 47…口金固定板 49、54…電線 53…シールド筒 93…連結部 97…信号ケーブル 98、161…熱収縮チューブ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】また図51(A)に示されるように、前記
送気送水コネクタ417と前記アース端子432が、図
51(B)に示されるように前記内外連通弁411と前
記吸引口金438が同一平面上にある。この場合、コネ
クタ内のそれぞれの管路は干渉してはいけないので、口
金が同一平面上にあるとどうしてもコネクタが大型化し
てしまう。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子と接続される信号ケーブルと、
    照明光を伝送するライトガイドファイバが挿通され、操
    作部から外部に延出された連結コードと、 前記連結コードの末端に設けられ、光源装置に着脱自在
    で接続されるコネクタと、 を有する電子内視鏡において、 前記連結コードの末端付近に設けられ、前記コネクタと
    を連結する接続部と、 前記接続部に前記信号ケーブルを通したフェライトコア
    を内設したことを特徴とする電子内視鏡。
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