JPH08214776A - 無脂肪クリームチーズブリック製品の製造方法 - Google Patents
無脂肪クリームチーズブリック製品の製造方法Info
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- JPH08214776A JPH08214776A JP7324293A JP32429395A JPH08214776A JP H08214776 A JPH08214776 A JP H08214776A JP 7324293 A JP7324293 A JP 7324293A JP 32429395 A JP32429395 A JP 32429395A JP H08214776 A JPH08214776 A JP H08214776A
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- skim milk
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- A23C—DAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
- A23C19/00—Cheese; Cheese preparations; Making thereof
- A23C19/06—Treating cheese curd after whey separation; Products obtained thereby
- A23C19/068—Particular types of cheese
- A23C19/076—Soft unripened cheese, e.g. cottage or cream cheese
- A23C19/0765—Addition to the curd of additives other than acidifying agents, dairy products, proteins except gelatine, fats, enzymes, microorganisms, NaCl, CaCl2 or KCl; Foamed fresh cheese products
-
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- A23C19/02—Making cheese curd
- A23C19/028—Making cheese curd without substantial whey separation from coagulated milk
- A23C19/0285—Making cheese curd without substantial whey separation from coagulated milk by dialysis or ultrafiltration
-
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- A23C19/08—Process cheese preparations; Making thereof, e.g. melting, emulsifying, sterilizing
- A23C19/082—Adding substances to the curd before or during melting; Melting salts
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- Polymers & Plastics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 望ましいテキスチャーとフレーバーを備える
無脂肪ブリッククリームチーズ製品の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明の方法では、約71℃〜約77℃
(約160°F〜約170°F)の温度で無脂肪クリーム
チーズ製品を提供する。無脂肪クリームチーズを矩形ブ
リック型パッケージに充填する。次に無脂肪クリームチ
ーズを約2時間未満で約38℃(約100°F)未満まで
冷却する。次に無脂肪クリームチーズを約48時間未満
で約7℃〜約10℃(約45°F〜約50°F)の温度ま
で更に冷却する。
無脂肪ブリッククリームチーズ製品の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 本発明の方法では、約71℃〜約77℃
(約160°F〜約170°F)の温度で無脂肪クリーム
チーズ製品を提供する。無脂肪クリームチーズを矩形ブ
リック型パッケージに充填する。次に無脂肪クリームチ
ーズを約2時間未満で約38℃(約100°F)未満まで
冷却する。次に無脂肪クリームチーズを約48時間未満
で約7℃〜約10℃(約45°F〜約50°F)の温度ま
で更に冷却する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無脂肪ブリッククリ
ームチーズ製品の製造方法に関する。無脂肪クリームチ
ーズ製品をブリックパッケージにホットパックした後、
急速冷却して無脂肪クリームチーズ製品を製造する方法
が既に開発されているが、一般に本方法はこのような従
来方法の改良である。
ームチーズ製品の製造方法に関する。無脂肪クリームチ
ーズ製品をブリックパッケージにホットパックした後、
急速冷却して無脂肪クリームチーズ製品を製造する方法
が既に開発されているが、一般に本方法はこのような従
来方法の改良である。
【0002】
【従来の技術】クリームチーズは、クリームと乳の混合
物から製造され、緩酸で凝固させた柔らかい非硬化チー
ズである。クリームチーズは冷蔵条件下で保存され、ク
リームチーズのボディは滑らかでバター様である。冷蔵
温度でのクリームチーズのテキスチャー及びボディは、
チーズをスライス及びスプレッドできるような状態であ
る。クリームチーズを製造するには、予め選択した割合
で新鮮な全乳及び/又は脱脂乳とスイートクリームをブ
レンドし、クリームチーズミックスを形成する。クリー
ムチーズミックスは普通約10%〜約14%のバター脂
肪含量を有する。加工後、完成品のクリームチーズは約
33重量%〜約35重量%のバター脂肪含量を有する。
物から製造され、緩酸で凝固させた柔らかい非硬化チー
ズである。クリームチーズは冷蔵条件下で保存され、ク
リームチーズのボディは滑らかでバター様である。冷蔵
温度でのクリームチーズのテキスチャー及びボディは、
チーズをスライス及びスプレッドできるような状態であ
る。クリームチーズを製造するには、予め選択した割合
で新鮮な全乳及び/又は脱脂乳とスイートクリームをブ
レンドし、クリームチーズミックスを形成する。クリー
ムチーズミックスは普通約10%〜約14%のバター脂
肪含量を有する。加工後、完成品のクリームチーズは約
33重量%〜約35重量%のバター脂肪含量を有する。
【0003】クリームチーズミックスを加熱殺菌及び均
質化後、通常約17℃〜約33℃(62°F〜92°F)
の温度に冷却し、その後、乳酸培養物を接種する。レン
ネットを使用するとミックスの凝固を助長することがで
きる。ミックスが熟成して凝固物が形成されるまでミッ
クスを接種温度に保持する。凝固物の酸度は約0.6%
〜約0.9%(等価乳酸%で計算)である。
質化後、通常約17℃〜約33℃(62°F〜92°F)
の温度に冷却し、その後、乳酸培養物を接種する。レン
ネットを使用するとミックスの凝固を助長することがで
きる。ミックスが熟成して凝固物が形成されるまでミッ
クスを接種温度に保持する。凝固物の酸度は約0.6%
〜約0.9%(等価乳酸%で計算)である。
【0004】所望の酸度が得られたらカードをホエーか
ら分離し、その後、包装する。クリームチーズを製造
し、クリームチーズカードをホエーから分離する周知方
法の1例としてはカードの機械的分離が挙げられる。こ
の方法はLinkの米国特許第2,387,276号に
開示されている。Link特許の方法によると、ミック
スを熟成させて凝固物を形成した後、凝固物を高温に加
熱し、ミックスの粘度を低下させる。その後、加熱した
ミックスを高温で遠心分離し、カードをホエーから分離
する。
ら分離し、その後、包装する。クリームチーズを製造
し、クリームチーズカードをホエーから分離する周知方
法の1例としてはカードの機械的分離が挙げられる。こ
の方法はLinkの米国特許第2,387,276号に
開示されている。Link特許の方法によると、ミック
スを熟成させて凝固物を形成した後、凝固物を高温に加
熱し、ミックスの粘度を低下させる。その後、加熱した
ミックスを高温で遠心分離し、カードをホエーから分離
する。
【0005】クリームチーズのテキスチャー、滑らかさ
及び感覚的特性を備えながら脂肪含量の低いクリームチ
ーズ型製品を提供するために多大な尽力が払われてきて
いる。消費者の認識が高まるにつれ、脂肪及びカロリー
消費の低下に関心が寄せられている。全脂肪高カロリー
の対応食品と同様の外観及び味を有する低脂肪低カロリ
ーの食品が消費者に熱望されている。食品産業の研究者
は、高カロリー脂肪含有成分のレベルが実質的に低く且
つ栄養と味に優れた食品の開発に専心してきた。乳製品
産業はその好例であり、脱脂乳、ヨーグルト及び低脂肪
アイスクリーム等の低カロリー低脂肪製品の市場化に成
功している。
及び感覚的特性を備えながら脂肪含量の低いクリームチ
ーズ型製品を提供するために多大な尽力が払われてきて
いる。消費者の認識が高まるにつれ、脂肪及びカロリー
消費の低下に関心が寄せられている。全脂肪高カロリー
の対応食品と同様の外観及び味を有する低脂肪低カロリ
ーの食品が消費者に熱望されている。食品産業の研究者
は、高カロリー脂肪含有成分のレベルが実質的に低く且
つ栄養と味に優れた食品の開発に専心してきた。乳製品
産業はその好例であり、脱脂乳、ヨーグルト及び低脂肪
アイスクリーム等の低カロリー低脂肪製品の市場化に成
功している。
【0006】クリームチーズ等の幾つかの乳製品は、望
ましいクリーミーな舌触りを維持し且つ低脂肪クリーム
チーズ製品の製造の従来の試みに付随する粒状テキスチ
ャーを避けるために、少なくとも約33%以上という高
い脂肪含量が必要であると考えられていた。
ましいクリーミーな舌触りを維持し且つ低脂肪クリーム
チーズ製品の製造の従来の試みに付随する粒状テキスチ
ャーを避けるために、少なくとも約33%以上という高
い脂肪含量が必要であると考えられていた。
【0007】最近になってCraneの米国特許第5,
079,024号及びCraneらの米国特許第5,1
80,604号に記載の2種類の無脂肪クリームチーズ
製造方法が開発された。
079,024号及びCraneらの米国特許第5,1
80,604号に記載の2種類の無脂肪クリームチーズ
製造方法が開発された。
【0008】Craneの米国特許第5,079,02
4号の方法では、撹拌手段を備える第1のミキサーに濃
縮脱脂乳源を導入する。脱脂乳を第1のミキサーで第1
の所定の高温に加熱しながら撹拌する。第1のミキサー
内の脱脂乳に乳化用塩を加える。第1の所定の高温に達
した後、撹拌手段を備える第2のミキサーに脱脂乳を移
す。第2のミキサー内の加熱脱脂乳に第1のガムを加
え、増粘脱脂乳を得る。増粘脱脂乳を第1の均質化段階
で均質化する。撹拌手段を備える第3のミキサーに均質
化脱脂乳を移す。第3のミキサー内の均質化増粘脱脂乳
に増量剤及び第2のガムを加える。均質化増粘脱脂乳を
第2の所定温度に加熱しながら第3のミキサー内で撹拌
し、無脂肪クリームチーズ前駆物質を得る。無脂肪クリ
ームチーズ前駆物質を第2の均質化段階で均質化し、無
脂肪クリームチーズ型製品を得る。
4号の方法では、撹拌手段を備える第1のミキサーに濃
縮脱脂乳源を導入する。脱脂乳を第1のミキサーで第1
の所定の高温に加熱しながら撹拌する。第1のミキサー
内の脱脂乳に乳化用塩を加える。第1の所定の高温に達
した後、撹拌手段を備える第2のミキサーに脱脂乳を移
す。第2のミキサー内の加熱脱脂乳に第1のガムを加
え、増粘脱脂乳を得る。増粘脱脂乳を第1の均質化段階
で均質化する。撹拌手段を備える第3のミキサーに均質
化脱脂乳を移す。第3のミキサー内の均質化増粘脱脂乳
に増量剤及び第2のガムを加える。均質化増粘脱脂乳を
第2の所定温度に加熱しながら第3のミキサー内で撹拌
し、無脂肪クリームチーズ前駆物質を得る。無脂肪クリ
ームチーズ前駆物質を第2の均質化段階で均質化し、無
脂肪クリームチーズ型製品を得る。
【0009】Craneらの米国特許第5,180,6
04号の方法では、撹拌手段を備える混合タンクに発酵
脱脂乳保持物(skim milk retentate)を導入する。脱脂
乳保持物を撹拌し、乾燥カテージチーズカード及び乳化
用塩を混合タンクに加えながら再循環ループに通す。乾
燥カテージチーズカード及び乳化用塩を保持物に均質に
分散させるために十分な時間撹拌及び再循環を続ける。
次に再循環ループを通る分散液に水蒸気を注入すること
により分散液の加熱を開始する。分散液の温度を約21
℃〜約66℃(約70°F〜約150°F)の範囲内に維
持しながら脱脂粉乳を分散液に加える。分散液温度が約
60℃〜約74℃(約140°F〜約165°F)の範囲
になるまで撹拌及び加熱を続ける。次に、安定化システ
ムの第1のガムとしてのキサンタンガムを混合タンクに
加える。分散液温度が約74℃〜約88℃(約165°
F〜約190°F)の範囲になるまで撹拌及び加熱を続
ける。水蒸気を遮断し、塩、糖及び安定化システムの第
2のガムとしてのカラゲナンを混合タンクに加える。約
1〜約4分間撹拌を続け、無脂肪クリームチーズミック
スを得る。次いで無脂肪クリームチーズミックスを均質
化し、無脂肪クリームチーズ製品を得る。
04号の方法では、撹拌手段を備える混合タンクに発酵
脱脂乳保持物(skim milk retentate)を導入する。脱脂
乳保持物を撹拌し、乾燥カテージチーズカード及び乳化
用塩を混合タンクに加えながら再循環ループに通す。乾
燥カテージチーズカード及び乳化用塩を保持物に均質に
分散させるために十分な時間撹拌及び再循環を続ける。
次に再循環ループを通る分散液に水蒸気を注入すること
により分散液の加熱を開始する。分散液の温度を約21
℃〜約66℃(約70°F〜約150°F)の範囲内に維
持しながら脱脂粉乳を分散液に加える。分散液温度が約
60℃〜約74℃(約140°F〜約165°F)の範囲
になるまで撹拌及び加熱を続ける。次に、安定化システ
ムの第1のガムとしてのキサンタンガムを混合タンクに
加える。分散液温度が約74℃〜約88℃(約165°
F〜約190°F)の範囲になるまで撹拌及び加熱を続
ける。水蒸気を遮断し、塩、糖及び安定化システムの第
2のガムとしてのカラゲナンを混合タンクに加える。約
1〜約4分間撹拌を続け、無脂肪クリームチーズミック
スを得る。次いで無脂肪クリームチーズミックスを均質
化し、無脂肪クリームチーズ製品を得る。
【0010】上記2件の特許の方法は非常に許容可能な
タブ型クリームチーズ製品を製造できることが分かって
いるが、ブリック型クリームチーズ製品の製造に付随す
る問題がある。タブ型無脂肪クリームチーズ製品では、
タブに無脂肪クリームチーズ製品をホットパックし、パ
レットに載せ、約7℃(約45°F)の温度に維持した冷
蔵室に入れる。ホットパックした温度から約7℃(45
°F)の温度まで製品を冷却するには4日間あまりを要
する。
タブ型クリームチーズ製品を製造できることが分かって
いるが、ブリック型クリームチーズ製品の製造に付随す
る問題がある。タブ型無脂肪クリームチーズ製品では、
タブに無脂肪クリームチーズ製品をホットパックし、パ
レットに載せ、約7℃(約45°F)の温度に維持した冷
蔵室に入れる。ホットパックした温度から約7℃(45
°F)の温度まで製品を冷却するには4日間あまりを要
する。
【0011】ブリッククリームチーズは従来では全脂肪
クリームチーズを冷却するためのチルロールを使用して
全脂肪クリームチーズから製造されている。クリームチ
ーズ製造工程からの熱クリームチーズを冷蔵温度に維持
したチルロール上に薄層として注加する。クリームチー
ズをチルロールから掻き取り、オーガーに通して剪断に
かける。次に製品をブリックに充填する。Craneの
米国特許第5,079,024号及びCraneらの米
国特許第5,180,604号の方法により製造した無
脂肪クリームチーズからブリッククリームチーズを製造
するためにチルロール方法を使用する試みがなされてき
た。Craneの米国特許第5,079,024号及び
Craneらの米国特許第5,180,604号の無脂
肪クリームチーズ製品は無脂肪であるため、製品をオー
ガーで十分にブレンドすることができない。オーガーで
剪断にかけると製品が柔らかくなり、空気が入り、ブリ
ック充填時に変形し易くなる。
クリームチーズを冷却するためのチルロールを使用して
全脂肪クリームチーズから製造されている。クリームチ
ーズ製造工程からの熱クリームチーズを冷蔵温度に維持
したチルロール上に薄層として注加する。クリームチー
ズをチルロールから掻き取り、オーガーに通して剪断に
かける。次に製品をブリックに充填する。Craneの
米国特許第5,079,024号及びCraneらの米
国特許第5,180,604号の方法により製造した無
脂肪クリームチーズからブリッククリームチーズを製造
するためにチルロール方法を使用する試みがなされてき
た。Craneの米国特許第5,079,024号及び
Craneらの米国特許第5,180,604号の無脂
肪クリームチーズ製品は無脂肪であるため、製品をオー
ガーで十分にブレンドすることができない。オーガーで
剪断にかけると製品が柔らかくなり、空気が入り、ブリ
ック充填時に変形し易くなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主た
る目的は無脂肪ブリッククリームチーズ製品を製造する
ことである。
る目的は無脂肪ブリッククリームチーズ製品を製造する
ことである。
【0013】本発明の別の目的は、Craneの米国特
許第5,079,024号及びCraneらの米国特許
第5,180,604号の方法を使用してブリッククリ
ームチーズ製品を製造できるようにこれらの特許を改良
することである。
許第5,079,024号及びCraneらの米国特許
第5,180,604号の方法を使用してブリッククリ
ームチーズ製品を製造できるようにこれらの特許を改良
することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の方法では、無脂
肪クリームチーズ製品を約71℃〜約77℃(約160
°F〜約170°F)の温度で提供する。無脂肪クリー
ムチーズを矩形ブリック型パッケージに充填する。次に
無脂肪クリームチーズを約2時間未満で約38℃(約1
00°F)未満まで冷却する。次に無脂肪クリームチー
ズを約48時間未満で約7℃〜約10℃(約45°F〜
約50°F)の温度まで更に冷却する。
肪クリームチーズ製品を約71℃〜約77℃(約160
°F〜約170°F)の温度で提供する。無脂肪クリー
ムチーズを矩形ブリック型パッケージに充填する。次に
無脂肪クリームチーズを約2時間未満で約38℃(約1
00°F)未満まで冷却する。次に無脂肪クリームチー
ズを約48時間未満で約7℃〜約10℃(約45°F〜
約50°F)の温度まで更に冷却する。
【0015】本発明により、熱充填(hot fill)及び急速
冷却を使用してブリック無脂肪クリームチーズ製品を製
造する。本発明の方法は、スプレッディングコンシステ
ンシーや加熱及び調理用途での成分性能といった全脂肪
ブリックチーズに付随する性能とブリック結着性とを有
するブリック無脂肪クリームチーズ製品を製造する。
冷却を使用してブリック無脂肪クリームチーズ製品を製
造する。本発明の方法は、スプレッディングコンシステ
ンシーや加熱及び調理用途での成分性能といった全脂肪
ブリックチーズに付随する性能とブリック結着性とを有
するブリック無脂肪クリームチーズ製品を製造する。
【0016】本方法によると、約71℃〜約77℃(約
160°F〜約170°F)の温度の熱クリームチーズ
をブリックパッケージに充填する。ブリックパッケージ
は通常長さ4.88インチ、幅2.313インチ及び高
さ1.219インチの寸法を有する矩形パッケージであ
る。次にクリームチーズを約2時間未満で約71℃〜約
88℃(約160°F〜約190°F)の初期温度から約
7℃〜約38℃(約45°F〜約100°F)の範囲の温
度まで冷却する。2時間の冷却時間後に無脂肪クリーム
チーズ製品が約7℃(45°F)を越える温度を有する場
合には、ブリックパッケージをパレットに載せて約7℃
(約45°F)の温度を有する冷蔵室にパレットを入れる
ことにより温度を約7℃(45°F)まで低下させる。無
脂肪クリームチーズ製品を約2日間未満で約7℃〜約1
0℃(約45°F〜約50°F)の温度まで更に冷却す
る。本発明の1態様では、無脂肪クリームチーズを極低
温スパイラルフリーザーに通すことにより約71℃〜約
88℃(約160°F〜約190°F)の初期温度から冷
却する。無脂肪クリームチーズを約0.75時間〜約
1.5時間で初期温度から約7℃〜約10℃(約45°
F〜約50°F)の温度まで冷却する。典型的な極低温
スパイラルフリーザーはRhoadesの米国特許第
5,020,330号に記載されている。本発明の別の
態様では、強制空冷を使用することにより約2時間未満
で無脂肪クリームチーズを約38℃(約100°F)未満
の温度まで冷却する。次に無脂肪クリームチーズを48
時間未満で冷蔵室で約7℃〜約10℃(約45°F〜約
50°F)の温度まで更に冷却する。
160°F〜約170°F)の温度の熱クリームチーズ
をブリックパッケージに充填する。ブリックパッケージ
は通常長さ4.88インチ、幅2.313インチ及び高
さ1.219インチの寸法を有する矩形パッケージであ
る。次にクリームチーズを約2時間未満で約71℃〜約
88℃(約160°F〜約190°F)の初期温度から約
7℃〜約38℃(約45°F〜約100°F)の範囲の温
度まで冷却する。2時間の冷却時間後に無脂肪クリーム
チーズ製品が約7℃(45°F)を越える温度を有する場
合には、ブリックパッケージをパレットに載せて約7℃
(約45°F)の温度を有する冷蔵室にパレットを入れる
ことにより温度を約7℃(45°F)まで低下させる。無
脂肪クリームチーズ製品を約2日間未満で約7℃〜約1
0℃(約45°F〜約50°F)の温度まで更に冷却す
る。本発明の1態様では、無脂肪クリームチーズを極低
温スパイラルフリーザーに通すことにより約71℃〜約
88℃(約160°F〜約190°F)の初期温度から冷
却する。無脂肪クリームチーズを約0.75時間〜約
1.5時間で初期温度から約7℃〜約10℃(約45°
F〜約50°F)の温度まで冷却する。典型的な極低温
スパイラルフリーザーはRhoadesの米国特許第
5,020,330号に記載されている。本発明の別の
態様では、強制空冷を使用することにより約2時間未満
で無脂肪クリームチーズを約38℃(約100°F)未満
の温度まで冷却する。次に無脂肪クリームチーズを48
時間未満で冷蔵室で約7℃〜約10℃(約45°F〜約
50°F)の温度まで更に冷却する。
【0017】本発明の1態様では、約−19℃〜約−1
6℃(約−3°F〜約3°F)の第1段階冷却温度と約−
3℃〜約−1℃(約26°F〜約30°F)の第2段階冷
却温度とを有するスパイラル極低温冷却トンネルにホッ
トパックパッケージを通し、無脂肪クリームチーズを約
0.75時間〜約1.5時間で約7℃〜約10℃(約4
5°F〜約50°F)の温度まで冷却する。
6℃(約−3°F〜約3°F)の第1段階冷却温度と約−
3℃〜約−1℃(約26°F〜約30°F)の第2段階冷
却温度とを有するスパイラル極低温冷却トンネルにホッ
トパックパッケージを通し、無脂肪クリームチーズを約
0.75時間〜約1.5時間で約7℃〜約10℃(約4
5°F〜約50°F)の温度まで冷却する。
【0018】以下、実施例により本発明の種々の特徴を
具体的に説明するが、これらの実施例は特許請求の範囲
に記載の発明の範囲を限定するものではない。
具体的に説明するが、これらの実施例は特許請求の範囲
に記載の発明の範囲を限定するものではない。
【0019】
【実施例】実施例1 以下の成分を指定レベルで含有する無脂肪クリームチー
ズ製品を本発明の方法に従って製造する。
ズ製品を本発明の方法に従って製造する。
【0020】
【表1】 脱脂乳保持物を温度約22℃(72°F)の保持タンクに
保持した。保持物にS.lactisの培養物を接種
し、5.0のpHに達するまで16時間発酵させた。次
に、発酵させた脱脂乳保持物969.5ポンドを容量3
00ガロンのBreddoミキサーに移した。ミキサー
を始動させ、温度約4℃(40°F)の乾燥カードカテー
ジチーズ646.7ポンドをミキサーに加えた。トリポ
リリン酸塩18.24ポンドをミキサーに加え、撹拌及
び再循環ループでの再循環を3分間続けた。この時点で
45psigの圧力の水蒸気を再循環ループに注入し
た。約63℃(145°F)の温度に達した後、脱脂粉乳
54.76ポンドを加えた。約71℃(160°F)の温
度に達した後、キサンタンガム5.48ポンドを加え
た。約86℃(187°F)の温度に達した後、水蒸気注
入を停止し、塩10.96ポンド、糖16.42ポン
ド、二酸化チタン9.14ポンド、ソルビン酸カリウム
1.16ポンド、プロピオン酸カルシウム0.92ポン
ド、カラゲナン1.8ポンド、ビタミンAパルミテート
0.32ポンド及び含油樹脂パプリカ0.02ポンドを
加えた。混合物の撹拌を合計3分間続けた。
保持した。保持物にS.lactisの培養物を接種
し、5.0のpHに達するまで16時間発酵させた。次
に、発酵させた脱脂乳保持物969.5ポンドを容量3
00ガロンのBreddoミキサーに移した。ミキサー
を始動させ、温度約4℃(40°F)の乾燥カードカテー
ジチーズ646.7ポンドをミキサーに加えた。トリポ
リリン酸塩18.24ポンドをミキサーに加え、撹拌及
び再循環ループでの再循環を3分間続けた。この時点で
45psigの圧力の水蒸気を再循環ループに注入し
た。約63℃(145°F)の温度に達した後、脱脂粉乳
54.76ポンドを加えた。約71℃(160°F)の温
度に達した後、キサンタンガム5.48ポンドを加え
た。約86℃(187°F)の温度に達した後、水蒸気注
入を停止し、塩10.96ポンド、糖16.42ポン
ド、二酸化チタン9.14ポンド、ソルビン酸カリウム
1.16ポンド、プロピオン酸カルシウム0.92ポン
ド、カラゲナン1.8ポンド、ビタミンAパルミテート
0.32ポンド及び含油樹脂パプリカ0.02ポンドを
加えた。混合物の撹拌を合計3分間続けた。
【0021】上記加熱及び添加段階シーケンスから得ら
れた無脂肪クリームチーズミックスを次に5,000p
sigの圧力のGaulinホモジナイザーで均質化し
た。
れた無脂肪クリームチーズミックスを次に5,000p
sigの圧力のGaulinホモジナイザーで均質化し
た。
【0022】熱無脂肪クリームチーズ製品を約77℃
(約170°F)の温度に維持しながらブリックパッケー
ジに充填した。無脂肪クリームチーズ製品を極低温フリ
ーザーで1時間で温度約77℃(170°F)から温度約
7℃(45°F)まで冷却した。強制空冷を使用して無脂
肪クリームチーズ製品の他のサンプルを2時間以内に約
77℃(170°F)から約38℃(100°F)まで冷却
した。これらのサンプルをパレットに載せて温度約7℃
(45°F)の冷蔵室に移した。これらのサンプルを44
時間かけて約38℃(100°F)から約9℃(48°F)
まで冷却した。
(約170°F)の温度に維持しながらブリックパッケー
ジに充填した。無脂肪クリームチーズ製品を極低温フリ
ーザーで1時間で温度約77℃(170°F)から温度約
7℃(45°F)まで冷却した。強制空冷を使用して無脂
肪クリームチーズ製品の他のサンプルを2時間以内に約
77℃(170°F)から約38℃(100°F)まで冷却
した。これらのサンプルをパレットに載せて温度約7℃
(45°F)の冷蔵室に移した。これらのサンプルを44
時間かけて約38℃(100°F)から約9℃(48°F)
まで冷却した。
【0023】どちらの冷却方法でも許容可能なテキスチ
ャーを有する無脂肪クリームチーズ製品が得られた。ホ
ットパック無脂肪クリームチーズ製品の他のサンプルを
パレットに直接載せて冷蔵室に入れ、4日間かけて約7
7℃(170°F)から約9℃(48°F)まで冷却した
処、製品はテキスチャーが劣り、離液とフレーバーの損
失を示した。
ャーを有する無脂肪クリームチーズ製品が得られた。ホ
ットパック無脂肪クリームチーズ製品の他のサンプルを
パレットに直接載せて冷蔵室に入れ、4日間かけて約7
7℃(170°F)から約9℃(48°F)まで冷却した
処、製品はテキスチャーが劣り、離液とフレーバーの損
失を示した。
【0024】実施例2 脱脂乳を限外濾過処理にかけ、固形分26%を有する脱
脂乳保持物を得る。脱脂乳保持物はラクトース4.2
%、タンパク質19%、灰分2.05%、脂肪0.24
%及び塩0.12%を含有する。脱脂乳保持物を高温で
短時間熱処理し、加熱殺菌する。次に保持物を発酵タン
クに導入し、0.1%塩と共にS.lactis培養物
を加える。脱脂乳保持物(4000ガロン)を温度約2
2℃(72°F)で16時間発酵させる。次に発酵させた
脱脂乳保持物1900ポンドを第1のミキサーに導入す
る。第1のミキサーはGroenケトルである。乾燥カ
ードカテージチーズ2086ポンドを第1のミキサーに
加え、クエン酸ナトリウム50ポンドも加える。第1の
ミキサーの撹拌手段を始動させ、混合物を第1の再循環
ループにポンプ輸送する。水蒸気注入を開始し、発酵さ
せた保持物カテージチーズカードとクエン酸ナトリウム
の混合物を約63℃(145°F)の温度に加熱する。こ
のような加熱は15〜30分間かけて実施する。
脂乳保持物を得る。脱脂乳保持物はラクトース4.2
%、タンパク質19%、灰分2.05%、脂肪0.24
%及び塩0.12%を含有する。脱脂乳保持物を高温で
短時間熱処理し、加熱殺菌する。次に保持物を発酵タン
クに導入し、0.1%塩と共にS.lactis培養物
を加える。脱脂乳保持物(4000ガロン)を温度約2
2℃(72°F)で16時間発酵させる。次に発酵させた
脱脂乳保持物1900ポンドを第1のミキサーに導入す
る。第1のミキサーはGroenケトルである。乾燥カ
ードカテージチーズ2086ポンドを第1のミキサーに
加え、クエン酸ナトリウム50ポンドも加える。第1の
ミキサーの撹拌手段を始動させ、混合物を第1の再循環
ループにポンプ輸送する。水蒸気注入を開始し、発酵さ
せた保持物カテージチーズカードとクエン酸ナトリウム
の混合物を約63℃(145°F)の温度に加熱する。こ
のような加熱は15〜30分間かけて実施する。
【0025】約63℃(145°F)の温度に加熱後、混
合物をBreddoミキサーである第2のミキサーに移
し、混合物を撹拌しながら加熱混合物にキサンタンガム
27.5ポンドを導入する。キサンタンガムの添加後5
分間、混合物をBreddoミキサーで撹拌状態に維持
する。次いで混合物をサージタンクに移した後、Gau
linホモジナイザーで2500psigの圧力で均質
化する。
合物をBreddoミキサーである第2のミキサーに移
し、混合物を撹拌しながら加熱混合物にキサンタンガム
27.5ポンドを導入する。キサンタンガムの添加後5
分間、混合物をBreddoミキサーで撹拌状態に維持
する。次いで混合物をサージタンクに移した後、Gau
linホモジナイザーで2500psigの圧力で均質
化する。
【0026】混合物をPfaudlerミキサーである
第3のミキサーに移す。24のDEを有するコーンシロ
ップ固形分7.4%、塩1.1%、糖0.6%、人工着
色料0.001%、カラゲナン0.15%、グアーガム
0.1%、ソルビン酸0.1%、ビタミンA及び含油樹
脂パプリカを第3のミキサーに加える。本明細書中に使
用する全百分率は最終製品の重量をベースとする。混合
物は5.0のpHを有する。混合物を撹拌し、温度約7
7℃(170°F)に加熱しながら第3のミキサーで再循
環させる。次に第3のミキサー37からの混合物をGa
ulinホモジナイザーで5,000psigの圧力で
均質化する。均質化した混合物を次に、−26in.H
gの圧力に維持したCornell Machine
Co.製Versator(商標)脱泡装置に通す。熱
無脂肪クリームチーズ製品を約77℃(約170°F)の
温度に維持しながらブリックパッケージに充填した。無
脂肪クリームチーズ製品をスパイラル型極低温フリーザ
ーで1時間で温度約77℃(170°F)から温度約7℃
(45°F)まで冷却した。強制空冷を使用して無脂肪ク
リームチーズ製品の他のサンプルを2時間以内に約38
℃(100°F)まで冷却した。これらのサンプルをパレ
ットに載せて温度約7℃(45°F)の冷蔵室に移した。
これらのサンプルを44時間かけて約38℃(100°
F)から約9℃(約48°F)まで冷却した。
第3のミキサーに移す。24のDEを有するコーンシロ
ップ固形分7.4%、塩1.1%、糖0.6%、人工着
色料0.001%、カラゲナン0.15%、グアーガム
0.1%、ソルビン酸0.1%、ビタミンA及び含油樹
脂パプリカを第3のミキサーに加える。本明細書中に使
用する全百分率は最終製品の重量をベースとする。混合
物は5.0のpHを有する。混合物を撹拌し、温度約7
7℃(170°F)に加熱しながら第3のミキサーで再循
環させる。次に第3のミキサー37からの混合物をGa
ulinホモジナイザーで5,000psigの圧力で
均質化する。均質化した混合物を次に、−26in.H
gの圧力に維持したCornell Machine
Co.製Versator(商標)脱泡装置に通す。熱
無脂肪クリームチーズ製品を約77℃(約170°F)の
温度に維持しながらブリックパッケージに充填した。無
脂肪クリームチーズ製品をスパイラル型極低温フリーザ
ーで1時間で温度約77℃(170°F)から温度約7℃
(45°F)まで冷却した。強制空冷を使用して無脂肪ク
リームチーズ製品の他のサンプルを2時間以内に約38
℃(100°F)まで冷却した。これらのサンプルをパレ
ットに載せて温度約7℃(45°F)の冷蔵室に移した。
これらのサンプルを44時間かけて約38℃(100°
F)から約9℃(約48°F)まで冷却した。
【0027】どちらの冷却方法を使用した場合にも許容
可能なテキスチャーを有する無脂肪クリームチーズ製品
が得られた。ホットパック無脂肪クリームチーズ製品の
他のサンプルをパレットに直接載せて冷蔵室に入れ、4
日間かけて約77℃(170°F)から約9℃(約48°
F)まで冷却した処、製品はテキスチャーが劣り、離液
とフレーバーの損失を示した。
可能なテキスチャーを有する無脂肪クリームチーズ製品
が得られた。ホットパック無脂肪クリームチーズ製品の
他のサンプルをパレットに直接載せて冷蔵室に入れ、4
日間かけて約77℃(170°F)から約9℃(約48°
F)まで冷却した処、製品はテキスチャーが劣り、離液
とフレーバーの損失を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゾハール・モハメッド・マーチャント アメリカ合衆国イリノイ州60091,ウィル メット,ヒル・レーン 3101 (72)発明者 リン・アン・フライ アメリカ合衆国イリノイ州60008,ローリ ング・メドーズ,ブルーバード・レーン 3904 (72)発明者 グレゴリー・アーロン・ワイズマン アメリカ合衆国イリノイ州60657,シカゴ, ウエスト・コーネリア・アベニュー 622 (72)発明者 スーザン・エレイン・ロング アメリカ合衆国イリノイ州60201,エヴァ ンストン,アズバリー 2535
Claims (10)
- 【請求項1】 撹拌手段を備える第1のミキサーに濃縮
脱脂乳源を導入する段階と、前記脱脂乳を約54℃〜約
71℃(約130°F〜約160°F)の第1の所定温度
に加熱しながら撹拌する段階と、前記脱脂乳を撹拌及び
加熱しながら前記脱脂乳に乳化用塩を加える段階と、撹
拌手段を備える第2のミキサーに前記加熱した脱脂乳を
移す段階と、前記第2のミキサー内の前記加熱脱脂乳に
第1のガムを加え、増粘脱脂乳を得る段階と、第1の均
質化段階で前記増粘脱脂乳を均質化する段階と、撹拌手
段を備える第3のミキサーに前記均質化脱脂乳を移す段
階と、前記第3のミキサー内の前記均質化脱脂乳に増量
剤及び第2のガムを加える段階と、前記均質化脱脂乳を
前記第3のミキサー内で約71℃〜約82℃(約160
°F〜約180°Fの)第2の所定温度に加熱しながら
撹拌し、無脂肪クリームチーズ前駆物質を得る段階と、
第2の均質化段階で前記無脂肪クリームチーズ前駆物質
を均質化し、無脂肪クリームチーズ製品を得る段階とを
含む無脂肪クリームチーズブリック製品の製造方法にお
いて、前記無脂肪クリームチーズ製品をブリックパッケ
ージにホットパックし、約2時間未満で前記無脂肪クリ
ームチーズ製品を約71℃〜約82℃(約160°F〜
約180°F)の前記第2の所定温度から約7℃〜約3
8℃(約45°F〜約100°F)の温度まで冷却した
後、必要に応じて約48時間未満で約7℃〜約10℃
(約45°F〜約50°F)の温度まで更に冷却すること
を特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記クリームチーズ製品を約0.75時
間〜約1.5時間で約71℃〜約82℃(約160°F
〜約180°F)の前記温度から約7℃〜約10℃(約4
5°F〜約50°F)の温度まで冷却する請求項1に記
載の方法。 - 【請求項3】 前記冷却を極低温クーラーで実施する請
求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記クリームチーズ製品を約2時間未満
で約71℃〜約82℃(約160°F〜約180°F)の
前記温度から約32℃〜約38℃(約90°F〜約10
0°F)の温度まで冷却した後、約48時間未満の合計
冷却時間で約7℃〜約10℃(約45°F〜約50°F)
の温度まで更に冷却する請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 強制空冷を使用して前記第1の冷却段階
を実施し、約7℃(約45°F)の温度に維持した冷蔵室
で前記第2の冷却段階を実施する請求項4に記載の方
法。 - 【請求項6】 撹拌手段を備える混合タンクに約4.8
〜約5.2のpHを有する培養脱脂乳保持物を導入する
段階と、前記混合タンクに乳化用塩及び場合により乾燥
カテージチーズカードを加え、前記保持物を約1〜約5
分間の第1の所定時間撹拌し、分散液を得る段階と、前
記分散液を撹拌し、前記分散液に水蒸気を注入しながら
前記分散液を再循環ループに再循環させる段階と、約2
1℃〜約66℃(約70°F〜約150°F)の第1の所
定温度で前記混合タンクに脱脂粉乳を加え、約60℃〜
約74℃(約140°F〜約165°F)の第2の所定温
度でガム系の第1のガムとしてのキサンタンガムを前記
混合タンクに加える段階と、前記分散液を約74℃〜約
88℃(約165°F〜約190°F)の第3の所定温度
に加熱し、前記水蒸気注入を停止する段階と、塩、糖及
び前記ガム系の第2のガムとしてのカラゲナンを前記混
合タンクに加える段階と、約1〜約5分間の第2の所定
時間前記撹拌を続ける段階と、前記無脂肪クリームチー
ズミックスを均質化し、無脂肪クリームチーズ製品を得
る段階とを含み、前記キサンタンガムの含量が約0.2
%〜約0.5%、前記カラゲナンの含量が約0.05%
〜約0.3%であり、キサンタンガムの使用レベルとカ
ラゲナンの使用レベルとの重量比が約1.5:1〜約
4:1であり、前記脱脂乳保持物の含量が約40%〜約
80%、前記乾燥カードカテージチーズの含量が0%〜
約50%、前記乳化用塩の含量が約0.8%〜約1.2
%、前記脱脂粉乳の含量が約0.4%〜約0.8%、前
記糖の含量が約0.7%〜約1.1%である無脂肪クリ
ームチーズ製品の製造方法において、前記無脂肪クリー
ムチーズ製品をブリックパッケージにホットパックし、
約2時間未満で前記無脂肪クリームチーズ製品を約71
℃〜約82℃(約160°F〜約180°F)の前記第2
の所定温度から約7℃〜約38℃(約45°F〜約10
0°F)の温度まで冷却した後、必要に応じて約48時
間未満で約7℃〜約10℃(約45°F〜約50°F)の
温度まで更に冷却することを特徴とする方法。 - 【請求項7】 前記クリームチーズ製品を約0.75時
間〜約1.5時間で約71℃〜約82℃(約160°F
〜約180°F)の前記温度から約7℃〜約10℃(約4
5°F〜約50°F)の温度まで冷却する請求項6に記
載の方法。 - 【請求項8】 前記冷却を極低温クーラーで実施する請
求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 前記クリームチーズ製品を約2時間未満
で約71℃〜約82℃(約160°F〜約180°F)の
前記温度から約32℃〜約38℃(約90°F〜約10
0°F)の温度まで冷却し、次いで約48時間未満の合
計冷却時間で約7℃〜約10℃(約45°F〜約50°
F)の温度まで更に冷却する請求項6に記載の方法。 - 【請求項10】 強制空冷を使用して前記第1の冷却段
階を実施し、約7℃(約45°F)の温度に維持した冷蔵
室で前記第2の冷却段階を実施する請求項9に記載の方
法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US35454894A | 1994-12-13 | 1994-12-13 | |
US354548 | 1994-12-13 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08214776A true JPH08214776A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=23393835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7324293A Ceased JPH08214776A (ja) | 1994-12-13 | 1995-12-13 | 無脂肪クリームチーズブリック製品の製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5656320A (ja) |
EP (1) | EP0721739A3 (ja) |
JP (1) | JPH08214776A (ja) |
AU (1) | AU689671B2 (ja) |
CA (1) | CA2163595C (ja) |
NZ (1) | NZ280625A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011512811A (ja) * | 2008-02-28 | 2011-04-28 | フロマジェリ・ベル | 熱処理非熟成チーズの製造方法及び得られるチーズ |
JP2011512816A (ja) * | 2008-02-29 | 2011-04-28 | フォンテラ コ−オペレイティブ グループ リミティド | 乳タンパク質ゲル |
JP2016523085A (ja) * | 2013-06-21 | 2016-08-08 | クラフト・フーズ・グループ・ブランズ・エルエルシー | 展着性高たんぱく質クリームチーズ製品およびその製造方法 |
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