JPH08190342A - 地図表示装置 - Google Patents
地図表示装置Info
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- JPH08190342A JPH08190342A JP7003143A JP314395A JPH08190342A JP H08190342 A JPH08190342 A JP H08190342A JP 7003143 A JP7003143 A JP 7003143A JP 314395 A JP314395 A JP 314395A JP H08190342 A JPH08190342 A JP H08190342A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- map
- place name
- scale
- display device
- input
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所望する範囲の地図を、容易に得ることがで
きるようにする。 【構成】 地図情報記憶装置5には、複数の縮尺の地図
が記憶されている。そして、マイク1またはキーボード
3によって地名が入力されると、コントローラ4によっ
て、入力された地名を含む地図であって、その地名に対
応する縮尺の地図が、地図情報記憶装置5から検索さ
れ、表示装置6に供給されて表示される。
きるようにする。 【構成】 地図情報記憶装置5には、複数の縮尺の地図
が記憶されている。そして、マイク1またはキーボード
3によって地名が入力されると、コントローラ4によっ
て、入力された地名を含む地図であって、その地名に対
応する縮尺の地図が、地図情報記憶装置5から検索さ
れ、表示装置6に供給されて表示される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカーナビゲーシ
ョンシステムなどに用いて好適な地図表示装置に関す
る。
ョンシステムなどに用いて好適な地図表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より不案内な地域などでの移動を支
援するために、例えば現在地を含む地図や、目的地まで
誘導する経路などの情報をユーザに提供するカーナビゲ
ーションシステムが知られている。カーナビゲーション
システムは、例えばGPS(Global Positioning Syste
m)用の衛星(GPS衛星)からの電波を受信し、現在
地を測定する受信機(測定器)、地図などの情報を記憶
しているCD−ROM、そのCD−ROMから情報を読
み出す装置、現在地を地図上に重ねて表示する画像表示
装置、ユーザからのシステムに対する指令を入力する入
力装置などより構成されており、例えば自動車などの車
両に搭載して用いられる。
援するために、例えば現在地を含む地図や、目的地まで
誘導する経路などの情報をユーザに提供するカーナビゲ
ーションシステムが知られている。カーナビゲーション
システムは、例えばGPS(Global Positioning Syste
m)用の衛星(GPS衛星)からの電波を受信し、現在
地を測定する受信機(測定器)、地図などの情報を記憶
しているCD−ROM、そのCD−ROMから情報を読
み出す装置、現在地を地図上に重ねて表示する画像表示
装置、ユーザからのシステムに対する指令を入力する入
力装置などより構成されており、例えば自動車などの車
両に搭載して用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なカーナビゲーションシステムでは、入力装置によって
地名を入力すると、その地名に対応する場所を含む地図
がCD−ROMから読み出され、画像表示装置で表示さ
れるようになされている。
なカーナビゲーションシステムでは、入力装置によって
地名を入力すると、その地名に対応する場所を含む地図
がCD−ROMから読み出され、画像表示装置で表示さ
れるようになされている。
【0004】しかしながら、従来のカーナビゲーション
システムでは、上述したように地名が入力された場合に
表示される地図の縮尺は所定の一定値とされていたた
め、所望する範囲の地図が表示されないことがあった。
システムでは、上述したように地名が入力された場合に
表示される地図の縮尺は所定の一定値とされていたた
め、所望する範囲の地図が表示されないことがあった。
【0005】即ち、地名に対応する地図上の範囲は、地
名によって異なるため、地図の縮尺が、例えば東京都全
体の地図が画面全体に丁度収まるような値とされていた
場合に、北海道全体の地図を希望して「北海道」を入力
したときには、北海道の地図が画面からはみ出した状態
で表示されるようになされていた。
名によって異なるため、地図の縮尺が、例えば東京都全
体の地図が画面全体に丁度収まるような値とされていた
場合に、北海道全体の地図を希望して「北海道」を入力
したときには、北海道の地図が画面からはみ出した状態
で表示されるようになされていた。
【0006】従って、この場合、ユーザは北海道全体の
地図を画面上に表示させるために、地図を縮小するなど
の操作を行わなければならなかった。
地図を画面上に表示させるために、地図を縮小するなど
の操作を行わなければならなかった。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、所望する範囲の地図を、容易に得ること
ができるようにするものである。
たものであり、所望する範囲の地図を、容易に得ること
ができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の地図表示装置
は、少なくとも地図を記憶している記憶手段(例えば、
図1に示す地図情報記憶装置5など)と、地名を入力す
るための入力手段(例えば、図1に示すマイク1および
音声認識装置2や、キーボード3など)と、入力手段に
よって入力された地名を含む地図を、その地名に対応す
る縮尺で表示する表示手段(例えば、図1に示す表示装
置6など)とを備えることを特徴とする。
は、少なくとも地図を記憶している記憶手段(例えば、
図1に示す地図情報記憶装置5など)と、地名を入力す
るための入力手段(例えば、図1に示すマイク1および
音声認識装置2や、キーボード3など)と、入力手段に
よって入力された地名を含む地図を、その地名に対応す
る縮尺で表示する表示手段(例えば、図1に示す表示装
置6など)とを備えることを特徴とする。
【0009】入力手段は、地名を音声で入力するための
マイク(例えば、図1に示すマイク1など)と、音声を
音声認識する音声認識手段(例えば、図1に示す音声認
識装置2など)とで構成することができる。
マイク(例えば、図1に示すマイク1など)と、音声を
音声認識する音声認識手段(例えば、図1に示す音声認
識装置2など)とで構成することができる。
【0010】記憶手段が、複数の縮尺の地図とともに、
地名に対応する縮尺を記憶している場合、入力手段によ
って入力された地名を含む地図であって、その地名に対
応する縮尺の地図を、記憶手段から読み出して表示手段
に供給する供給手段(例えば、図1に示すコントローラ
4など)をさらに備えることができる。また、記憶手段
が、所定の縮尺の地図とともに、地名に対応する縮尺を
記憶している場合、入力手段によって入力された地名を
含む所定の縮尺の地図を、その地名に対応する縮尺の地
図に拡大または縮小して表示手段に供給する供給手段
(例えば、図1に示すコントローラ4など)をさらに備
えることができる。
地名に対応する縮尺を記憶している場合、入力手段によ
って入力された地名を含む地図であって、その地名に対
応する縮尺の地図を、記憶手段から読み出して表示手段
に供給する供給手段(例えば、図1に示すコントローラ
4など)をさらに備えることができる。また、記憶手段
が、所定の縮尺の地図とともに、地名に対応する縮尺を
記憶している場合、入力手段によって入力された地名を
含む所定の縮尺の地図を、その地名に対応する縮尺の地
図に拡大または縮小して表示手段に供給する供給手段
(例えば、図1に示すコントローラ4など)をさらに備
えることができる。
【0011】
【作用】上記構成の地図表示装置においては、入力され
た地名を含む地図が、その地名に対応する縮尺で表示さ
れる。従って、所望する範囲の地図を、容易に得ること
が可能となる。
た地名を含む地図が、その地名に対応する縮尺で表示さ
れる。従って、所望する範囲の地図を、容易に得ること
が可能となる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の地図表示装置の一実施例の
構成を示している。なお、この地図表示装置は、例えば
カーナビゲーションシステムなどに適用され、マイク1
に音声によって地名が入力されると、あるいはキーボー
ド3を操作することによって地名が入力されると、その
地名を含む地図が、表示装置6に表示されるようになさ
れている。
構成を示している。なお、この地図表示装置は、例えば
カーナビゲーションシステムなどに適用され、マイク1
に音声によって地名が入力されると、あるいはキーボー
ド3を操作することによって地名が入力されると、その
地名を含む地図が、表示装置6に表示されるようになさ
れている。
【0013】マイク1は、入力された音声を、電気信号
としての音声信号に変換し、音声認識装置2に出力する
ようになされている。音声認識装置2は、マイク1から
の音声信号をA/D変換し、その結果得られるディジタ
ル信号としての音声信号を音響分析して、音声の特徴パ
ラメータを抽出する。そして、その特徴パラメータを用
いて、所定の音声認識アルゴリズム(例えば、HMM
(Hidden Markov Models)法など)にしたがい、マイク
1に入力された音声を認識するようになされている。キ
ーボード3は、所定の文字列(文字)や記号列(記号)
を入力するときに操作され、その操作に対応した操作信
号を出力するようになされている。
としての音声信号に変換し、音声認識装置2に出力する
ようになされている。音声認識装置2は、マイク1から
の音声信号をA/D変換し、その結果得られるディジタ
ル信号としての音声信号を音響分析して、音声の特徴パ
ラメータを抽出する。そして、その特徴パラメータを用
いて、所定の音声認識アルゴリズム(例えば、HMM
(Hidden Markov Models)法など)にしたがい、マイク
1に入力された音声を認識するようになされている。キ
ーボード3は、所定の文字列(文字)や記号列(記号)
を入力するときに操作され、その操作に対応した操作信
号を出力するようになされている。
【0014】コントローラ4は、音声認識装置2または
キーボード3からそれぞれ供給される音声認識結果また
は操作信号に対応して、地図情報記憶装置5から地図を
読み出し、表示装置6に供給するようになされている。
キーボード3からそれぞれ供給される音声認識結果また
は操作信号に対応して、地図情報記憶装置5から地図を
読み出し、表示装置6に供給するようになされている。
【0015】地図情報記憶装置5は、例えばCD−RO
Mなどでなり、複数の縮尺の地図、即ち、例えば1万分
の1,2万5千分の1,5万分の1,10万分の1,2
5万分の1,50万分の1,100万分の1,500万
分の1,1000万分の1,5000万分の1の10段
階の縮尺の日本全国の地図を記憶している。さらに、地
図情報記憶装置5は、地図に示されている地名と、その
地名に対応する縮尺とを関係付けたテーブル(以下、地
名テーブルという)を記憶している。なお、この地名テ
ーブルには、各地名に、その地名の位置(例えば、緯度
と経度など)も関係付けられて記憶されている。
Mなどでなり、複数の縮尺の地図、即ち、例えば1万分
の1,2万5千分の1,5万分の1,10万分の1,2
5万分の1,50万分の1,100万分の1,500万
分の1,1000万分の1,5000万分の1の10段
階の縮尺の日本全国の地図を記憶している。さらに、地
図情報記憶装置5は、地図に示されている地名と、その
地名に対応する縮尺とを関係付けたテーブル(以下、地
名テーブルという)を記憶している。なお、この地名テ
ーブルには、各地名に、その地名の位置(例えば、緯度
と経度など)も関係付けられて記憶されている。
【0016】ここで、図2は、地図情報記憶装置5に記
憶されている地名テーブルを示している。地名テーブル
の最も左の欄には、地名が記述されており、その左から
2番目の欄には、右隣の地名に対応する最適な縮尺(縮
尺値)としての、例えばその地名が表す範囲全体の地図
を、表示装置6の画面全体に丁度表示することのできる
縮尺(縮尺値)が記述されている。
憶されている地名テーブルを示している。地名テーブル
の最も左の欄には、地名が記述されており、その左から
2番目の欄には、右隣の地名に対応する最適な縮尺(縮
尺値)としての、例えばその地名が表す範囲全体の地図
を、表示装置6の画面全体に丁度表示することのできる
縮尺(縮尺値)が記述されている。
【0017】さらに、地名テーブルの左から3または4
番目の欄には、その行の地名の欄に記述された地名が入
力されたときに、表示装置6の画面中央に表示すべき緯
度と経度(例えば、地図上に地名が記述されている位置
の緯度と経度(地名の場所を表すと考えられる緯度と経
度)などとするのが望ましい)が、それぞれ記述されて
いる。
番目の欄には、その行の地名の欄に記述された地名が入
力されたときに、表示装置6の画面中央に表示すべき緯
度と経度(例えば、地図上に地名が記述されている位置
の緯度と経度(地名の場所を表すと考えられる緯度と経
度)などとするのが望ましい)が、それぞれ記述されて
いる。
【0018】表示装置6は、例えばCRTやLCDなど
でなり、コントローラ4から供給される地図を表示する
ようになされている。
でなり、コントローラ4から供給される地図を表示する
ようになされている。
【0019】次に、その動作について説明する。ユーザ
は、所定の地名の地図の表示を希望する場合、その地名
を発話してマイク1に入力するか、あるいはキーボード
3を操作することにより地名を入力する。地名が発話さ
れ、マイク1に入力された場合、その音声は、音声認識
装置2で上述したようにして音声認識され、その音声認
識結果である地名が、コントローラ4に供給される。ま
た、キーボード3を操作することにより地名が入力され
た場合には、その地名に対応する操作信号がコントロー
ラ4に供給される。
は、所定の地名の地図の表示を希望する場合、その地名
を発話してマイク1に入力するか、あるいはキーボード
3を操作することにより地名を入力する。地名が発話さ
れ、マイク1に入力された場合、その音声は、音声認識
装置2で上述したようにして音声認識され、その音声認
識結果である地名が、コントローラ4に供給される。ま
た、キーボード3を操作することにより地名が入力され
た場合には、その地名に対応する操作信号がコントロー
ラ4に供給される。
【0020】コントローラ4は、音声認識装置2または
キーボード3より地名を受信すると、地図情報記憶装置
5に記憶された地名テーブル(図2)を参照し、その地
名を検索する。そして、その地名の検索後、その地名に
対応する(関係付けられている)縮尺(縮尺値)と、緯
度および経度とを読み出す。
キーボード3より地名を受信すると、地図情報記憶装置
5に記憶された地名テーブル(図2)を参照し、その地
名を検索する。そして、その地名の検索後、その地名に
対応する(関係付けられている)縮尺(縮尺値)と、緯
度および経度とを読み出す。
【0021】即ち、例えばいま、コントローラ4に供給
された地名が、「北海道室蘭市」であった場合には、地
図情報記憶装置5から、縮尺値25万分の1(1:25
0,000)、緯度42度22分10秒(42.22.
10)、および経度140度59分46秒(140.5
9.46)が読み出される。
された地名が、「北海道室蘭市」であった場合には、地
図情報記憶装置5から、縮尺値25万分の1(1:25
0,000)、緯度42度22分10秒(42.22.
10)、および経度140度59分46秒(140.5
9.46)が読み出される。
【0022】ここで、以下、地図情報記憶装置5から読
み出した縮尺、緯度、または経度を、それぞれ表示対象
縮尺、表示対象緯度、または表示対象経度とそれぞれい
う。
み出した縮尺、緯度、または経度を、それぞれ表示対象
縮尺、表示対象緯度、または表示対象経度とそれぞれい
う。
【0023】その後、コントローラ4は、表示対象緯度
および表示対象経度を含む地図、即ち入力された地名を
含む地図であって、縮尺が表示対象縮尺のものを、地図
情報記憶装置5から検索する。
および表示対象経度を含む地図、即ち入力された地名を
含む地図であって、縮尺が表示対象縮尺のものを、地図
情報記憶装置5から検索する。
【0024】ここで、地図情報記憶装置5では、各縮尺
の地図は、表示装置6の画面に表示することのできる大
きさを1ブロックとするブロック(ここでは、略長方形
とする)に分割され、各ブロックはユニークなブロック
番号がブロック情報として付されて管理されている。さ
らに、ブロック情報には、ブロック番号の他、そのブロ
ックの四隅の緯度および経度、並びにそのブロックに隣
接するブロックのブロック番号も含まれている。
の地図は、表示装置6の画面に表示することのできる大
きさを1ブロックとするブロック(ここでは、略長方形
とする)に分割され、各ブロックはユニークなブロック
番号がブロック情報として付されて管理されている。さ
らに、ブロック情報には、ブロック番号の他、そのブロ
ックの四隅の緯度および経度、並びにそのブロックに隣
接するブロックのブロック番号も含まれている。
【0025】コントローラ4は、まず表示対象縮尺の地
図を構成するブロックのうち、表示対象緯度および表示
対象経度を含むブロックを検索する。そして、検索した
ブロックの中心の緯度または経度と、表示対象緯度また
は表示対象経度とがそれぞれ一致している場合には、そ
のブロックをそのまま表示装置6に出力する。この場
合、表示装置6に供給されるブロックは、表示対象緯度
および表示対象経度の位置を中心とするものであるか
ら、表示装置6では、コントローラ4から供給された地
図(ブロック)が、表示対象緯度および表示対象経度の
位置を画面中心にして表示される。
図を構成するブロックのうち、表示対象緯度および表示
対象経度を含むブロックを検索する。そして、検索した
ブロックの中心の緯度または経度と、表示対象緯度また
は表示対象経度とがそれぞれ一致している場合には、そ
のブロックをそのまま表示装置6に出力する。この場
合、表示装置6に供給されるブロックは、表示対象緯度
および表示対象経度の位置を中心とするものであるか
ら、表示装置6では、コントローラ4から供給された地
図(ブロック)が、表示対象緯度および表示対象経度の
位置を画面中心にして表示される。
【0026】一方、検索したブロックの中心の緯度また
は経度と、表示対象緯度または表示対象経度との少なく
とも一方が一致していない場合(多くの場合、このよう
になると考えられる)、そのブロックをそのまま表示し
たのでは、入力された地名が表す範囲からずれた範囲の
地図が表示されることとなる。
は経度と、表示対象緯度または表示対象経度との少なく
とも一方が一致していない場合(多くの場合、このよう
になると考えられる)、そのブロックをそのまま表示し
たのでは、入力された地名が表す範囲からずれた範囲の
地図が表示されることとなる。
【0027】そこで、この場合、コントローラ4は、検
索したブロックのブロック情報におけるそのブロックの
四隅の緯度および経度、並びにそのブロックに隣接する
ブロック番号から、入力された地名が表す範囲を含む他
のブロック(隣接ブロック)を検索する。そして、入力
された地名が表す範囲を含むすべてのブロックから、そ
の地名が表す範囲と一致するブロック(このブロックは
表示対象緯度および表示対象経度の位置を中心とするブ
ロックである)を新たに構成し、表示装置6に供給して
表示させる。従って、この場合も、表示装置6では、コ
ントローラ4から供給された地図(ブロック)が、表示
対象緯度および表示対象経度の位置を画面中心にして表
示される。
索したブロックのブロック情報におけるそのブロックの
四隅の緯度および経度、並びにそのブロックに隣接する
ブロック番号から、入力された地名が表す範囲を含む他
のブロック(隣接ブロック)を検索する。そして、入力
された地名が表す範囲を含むすべてのブロックから、そ
の地名が表す範囲と一致するブロック(このブロックは
表示対象緯度および表示対象経度の位置を中心とするブ
ロックである)を新たに構成し、表示装置6に供給して
表示させる。従って、この場合も、表示装置6では、コ
ントローラ4から供給された地図(ブロック)が、表示
対象緯度および表示対象経度の位置を画面中心にして表
示される。
【0028】以上のように、入力された地名を含む地図
が、その地名に対応する縮尺(その地名が表す範囲全体
の地図を、表示装置6の画面全体に丁度表示することの
できる縮尺)で、かつその地名の場所を中心に表示され
る。従って、ユーザは、入力した地名が表す範囲の大小
に関わらず、その地名に対応する最適な範囲の地図を、
容易に得ることができる。
が、その地名に対応する縮尺(その地名が表す範囲全体
の地図を、表示装置6の画面全体に丁度表示することの
できる縮尺)で、かつその地名の場所を中心に表示され
る。従って、ユーザは、入力した地名が表す範囲の大小
に関わらず、その地名に対応する最適な範囲の地図を、
容易に得ることができる。
【0029】なお、本発明は、自動車に搭載するナビゲ
ーションシステム(カーナビゲーションシステム)の
他、例えば携帯可能なナビゲーションシステムや、自動
車以外の車両、船舶、航空機などに搭載するナビゲーシ
ョンシステムに適用可能である。
ーションシステム(カーナビゲーションシステム)の
他、例えば携帯可能なナビゲーションシステムや、自動
車以外の車両、船舶、航空機などに搭載するナビゲーシ
ョンシステムに適用可能である。
【0030】さらに、本実施例においては、地図情報記
憶装置5に、日本全国の地図を記憶させておくようにし
たが、その他外国の地図や、世界地図などを記憶させて
おくようにすることも可能である。
憶装置5に、日本全国の地図を記憶させておくようにし
たが、その他外国の地図や、世界地図などを記憶させて
おくようにすることも可能である。
【0031】また、本実施例では、地図情報記憶装置5
に複数の縮尺の地図を記憶させておき、コントローラ4
に、入力された地名に対応する縮尺の地図を検索(選
択)させて表示装置6に供給させるようにしたが、その
他、例えば地図情報記憶装置5には、所定の縮尺のみの
地図(その地図によって表される地形、その地図上に表
される道路、建造物、地名、その他の情報)をベクトル
化したものを記憶させておき(所定の縮尺のみの地図を
ベクトル情報で記憶させておき)、コントローラ4に、
その所定の縮尺の地図を、入力された地名に対応する縮
尺の地図に拡大または縮小させて表示装置6に供給させ
るようにすることなども可能である。
に複数の縮尺の地図を記憶させておき、コントローラ4
に、入力された地名に対応する縮尺の地図を検索(選
択)させて表示装置6に供給させるようにしたが、その
他、例えば地図情報記憶装置5には、所定の縮尺のみの
地図(その地図によって表される地形、その地図上に表
される道路、建造物、地名、その他の情報)をベクトル
化したものを記憶させておき(所定の縮尺のみの地図を
ベクトル情報で記憶させておき)、コントローラ4に、
その所定の縮尺の地図を、入力された地名に対応する縮
尺の地図に拡大または縮小させて表示装置6に供給させ
るようにすることなども可能である。
【0032】この場合、地図が拡大または縮小されるの
で、地名に対応する縮尺は、図2の地名テーブルに示し
たような固定的なものでなく、動的に変化させることが
可能となる。従って、この場合、地名が表す範囲に、よ
り対応した範囲の地図を表示することができるようにな
る。
で、地名に対応する縮尺は、図2の地名テーブルに示し
たような固定的なものでなく、動的に変化させることが
可能となる。従って、この場合、地名が表す範囲に、よ
り対応した範囲の地図を表示することができるようにな
る。
【0033】
【発明の効果】以上の如く、本発明の地図表示装置によ
れば、所望する範囲の地図を、容易に得ることが可能と
なる。
れば、所望する範囲の地図を、容易に得ることが可能と
なる。
【図1】本発明の地図表示装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】地名テーブルを示す図である。
1 マイク 2 音声認識装置 3 キーボード 4 コントローラ 5 地図情報記憶装置 6 表示装置
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも地図を記憶している記憶手段
と、 地名を入力するための入力手段と、 前記入力手段によって入力された前記地名を含む前記地
図を、その地名に対応する縮尺で表示する表示手段とを
備えることを特徴とする地図表示装置。 - 【請求項2】 前記入力手段は、 地名を音声で入力するためのマイクと、 前記音声を音声認識する音声認識手段とで構成されるこ
とを特徴とする請求項1に記載の地図表示装置。 - 【請求項3】 前記記憶手段は、複数の縮尺の地図とと
もに、前記地名に対応する縮尺を記憶しており、 前記入力手段によって入力された前記地名を含む地図で
あって、その地名に対応する縮尺の地図を、前記記憶手
段から読み出して前記表示手段に供給する供給手段をさ
らに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の
地図表示装置。 - 【請求項4】 前記記憶手段は、所定の縮尺の地図とと
もに、前記地名に対応する縮尺を記憶しており、 前記入力手段によって入力された前記地名を含む前記所
定の縮尺の地図を、その地名に対応する縮尺の地図に拡
大または縮小して前記表示手段に供給する供給手段をさ
らに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の
地図表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7003143A JPH08190342A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 地図表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7003143A JPH08190342A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 地図表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08190342A true JPH08190342A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11549141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7003143A Pending JPH08190342A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 地図表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08190342A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999024911A1 (en) * | 1997-11-11 | 1999-05-20 | Nikos Faldamis | Handheld display panel (hdp) |
JPWO2006112174A1 (ja) * | 2005-03-30 | 2008-12-04 | パイオニア株式会社 | ルート表示装置、ルート表示方法、ルート表示プログラム、および記録媒体 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH03175478A (ja) * | 1989-12-05 | 1991-07-30 | Sony Corp | 地図表示装置 |
JPH0666578A (ja) * | 1992-08-19 | 1994-03-08 | Aisin Aw Co Ltd | 車両用ナビゲーション装置 |
JPH0783684A (ja) * | 1993-09-14 | 1995-03-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ナビゲーション装置 |
-
1995
- 1995-01-12 JP JP7003143A patent/JPH08190342A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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