JPH08197290A - プレス機械の駆動装置 - Google Patents
プレス機械の駆動装置Info
- Publication number
- JPH08197290A JPH08197290A JP1045095A JP1045095A JPH08197290A JP H08197290 A JPH08197290 A JP H08197290A JP 1045095 A JP1045095 A JP 1045095A JP 1045095 A JP1045095 A JP 1045095A JP H08197290 A JPH08197290 A JP H08197290A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankshaft
- press machine
- crank shaft
- drive unit
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract description 16
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract description 16
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 2
- 241001272720 Medialuna californiensis Species 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立てが容易で、かつ少ないスペースに設置
可能なプレス機械の駆動装置を提供する。 【構成】 ウイットウォース機構10によりメーンギヤ
7の等速回転を不等速回転に変換して副クランク軸8へ
伝達する駆動ユニット3を備えたプレス機械において、
上記駆動ユニット3に設けられた副クランク軸8の両端
と、駆動ユニット3の両側に設けられた左右クランク軸
11の端部を、連結手段12により直接連結したもの
で、副クランク軸8とクランク軸11の連結が容易に行
えるため組立て作業が容易である。またカップリングを
使用しないので、駆動ユニット3の両側にカップリング
を設けるためのスペースを必要とせず、これによって少
ないスペースに容易に設置できると共に、プレス本体の
小型化も図れる。
可能なプレス機械の駆動装置を提供する。 【構成】 ウイットウォース機構10によりメーンギヤ
7の等速回転を不等速回転に変換して副クランク軸8へ
伝達する駆動ユニット3を備えたプレス機械において、
上記駆動ユニット3に設けられた副クランク軸8の両端
と、駆動ユニット3の両側に設けられた左右クランク軸
11の端部を、連結手段12により直接連結したもの
で、副クランク軸8とクランク軸11の連結が容易に行
えるため組立て作業が容易である。またカップリングを
使用しないので、駆動ユニット3の両側にカップリング
を設けるためのスペースを必要とせず、これによって少
ないスペースに容易に設置できると共に、プレス本体の
小型化も図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスライドを上下駆動す
るプレス機械の駆動装置に関する。
るプレス機械の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の駆動装置として例えば実
公平3−21833号公報や、特公平3−30479号
公報、実開昭62−127392号公報に記載されたも
のが公知である。実公平3−21833号公報に記載の
ものは、早戻り機構を有するプレス機械の駆動装置に使
用するギヤユニットにおいて、ユニットハウジングに切
欠を設け、ユニットハウジングの偏心ピンに一端を取付
けられるとともに他端をクランク軸の偏心部に取付けら
れるリンクを、この切欠から半径方向に挿入可能とし、
メインギヤをユニットハウジングに取付式としたので、
メインギヤの直径を大きくしなくてもリンクによるユニ
ットハウジングとクランク軸との連結を行え、しかも、
ユニットハウジングの一体化及び小形軽量化を図ること
ができると共に、ギヤユニットの製作及び組立が容易で
あり、慣性モーメントを低減できるなどの効果を有す
る。
公平3−21833号公報や、特公平3−30479号
公報、実開昭62−127392号公報に記載されたも
のが公知である。実公平3−21833号公報に記載の
ものは、早戻り機構を有するプレス機械の駆動装置に使
用するギヤユニットにおいて、ユニットハウジングに切
欠を設け、ユニットハウジングの偏心ピンに一端を取付
けられるとともに他端をクランク軸の偏心部に取付けら
れるリンクを、この切欠から半径方向に挿入可能とし、
メインギヤをユニットハウジングに取付式としたので、
メインギヤの直径を大きくしなくてもリンクによるユニ
ットハウジングとクランク軸との連結を行え、しかも、
ユニットハウジングの一体化及び小形軽量化を図ること
ができると共に、ギヤユニットの製作及び組立が容易で
あり、慣性モーメントを低減できるなどの効果を有す
る。
【0003】また特公平3−30479号公報のもの
は、ユニット化された駆動装置のユニットケースにフラ
イホイール、クラッチ、ブレーキを備えかつピニオンギ
ヤが設けられた駆動軸と、前記クランク軸と同心であっ
てこのクランク軸にカップリングを介して分離可能に連
結される副クランク軸と、この副クランク軸と偏心した
位置に中心を有しかつ前記ピニオンギヤとかみ合うメー
ンギヤと、このメーンギヤと前記副クランク軸の偏心部
を連結するリンクとが設けられ、前記副クランク軸と前
記メーンギヤとの偏心量が異って複数用意されていると
ともに、前記カップリングにより前記クランク軸に交換
自在に連結したものである。
は、ユニット化された駆動装置のユニットケースにフラ
イホイール、クラッチ、ブレーキを備えかつピニオンギ
ヤが設けられた駆動軸と、前記クランク軸と同心であっ
てこのクランク軸にカップリングを介して分離可能に連
結される副クランク軸と、この副クランク軸と偏心した
位置に中心を有しかつ前記ピニオンギヤとかみ合うメー
ンギヤと、このメーンギヤと前記副クランク軸の偏心部
を連結するリンクとが設けられ、前記副クランク軸と前
記メーンギヤとの偏心量が異って複数用意されていると
ともに、前記カップリングにより前記クランク軸に交換
自在に連結したものである。
【0004】さらに実開昭62−127392号公報の
ものは、リンクとエキセン軸を同一ユニットケースに設
けることにより、エキセン式メーンギヤとリンク式メー
ンギヤの何れにも取付け可能にしたものである。
ものは、リンクとエキセン軸を同一ユニットケースに設
けることにより、エキセン式メーンギヤとリンク式メー
ンギヤの何れにも取付け可能にしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし何れの公報の場
合も、クランク軸と駆動ユニットの副クランク軸の間を
カップリングを介して連結する構造のため、ギヤユニッ
トの両側にカップリングを設けるためのスペースを必要
として駆動装置が大型となり、これによってプレス本体
の左右方向の幅が大きくなってプレス全体が大型になる
不具合がある。また駆動ユニット両側のスペースが少な
い場合、カップリングによりクランク軸と副クランク軸
を連結する作業に困難が伴うと共に、駆動ユニットの左
右に配置されたクランク軸の位相調整に多くの時間を必
要として作業能率が悪い上、カップリングを設けること
により、左右クランク軸と副クランク軸間のねじれ剛性
が低下するなどの不具合もある。さらにクランク軸と副
クランク軸をスプライン係合するものでは、組立て時左
右の位相関係が分かりにくいことから、組立てミスが発
生しやすいなどの不具合もある。この発明はかかる不具
合を改善するためになされたもので、カップリングを設
けるスペースを必要とせず、かつ組立ても容易なプレス
機械の駆動装置を提供することを目的とするものであ
る。
合も、クランク軸と駆動ユニットの副クランク軸の間を
カップリングを介して連結する構造のため、ギヤユニッ
トの両側にカップリングを設けるためのスペースを必要
として駆動装置が大型となり、これによってプレス本体
の左右方向の幅が大きくなってプレス全体が大型になる
不具合がある。また駆動ユニット両側のスペースが少な
い場合、カップリングによりクランク軸と副クランク軸
を連結する作業に困難が伴うと共に、駆動ユニットの左
右に配置されたクランク軸の位相調整に多くの時間を必
要として作業能率が悪い上、カップリングを設けること
により、左右クランク軸と副クランク軸間のねじれ剛性
が低下するなどの不具合もある。さらにクランク軸と副
クランク軸をスプライン係合するものでは、組立て時左
右の位相関係が分かりにくいことから、組立てミスが発
生しやすいなどの不具合もある。この発明はかかる不具
合を改善するためになされたもので、カップリングを設
けるスペースを必要とせず、かつ組立ても容易なプレス
機械の駆動装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、ウイットウォース機構によりメーンギヤ
の等速回転を不等速回転に変換して副クランク軸へ伝達
する駆動ユニットを備えたプレス機械において、上記駆
動ユニットに設けられた副クランク軸の両端と、駆動ユ
ニット3の両側に設けられた左右クランク軸の端部を、
連結手段により直接連結したものである。また連結手段
を互にスプライン嵌合する嵌合孔及び嵌合部より形成す
ると共に、嵌合孔及び嵌合部に定位置でのみ嵌合を許容
する偏心部または突起及び切欠きを設けたものである。
成するために、ウイットウォース機構によりメーンギヤ
の等速回転を不等速回転に変換して副クランク軸へ伝達
する駆動ユニットを備えたプレス機械において、上記駆
動ユニットに設けられた副クランク軸の両端と、駆動ユ
ニット3の両側に設けられた左右クランク軸の端部を、
連結手段により直接連結したものである。また連結手段
を互にスプライン嵌合する嵌合孔及び嵌合部より形成す
ると共に、嵌合孔及び嵌合部に定位置でのみ嵌合を許容
する偏心部または突起及び切欠きを設けたものである。
【0007】
【作 用】上記構成により駆動ユニットの副クランク
軸とクランク軸を連結する作業が容易になると共に、駆
動ユニットの両側にカップリングなどを設けるためのス
ペースを必要としないので、プレス本体の左右方向幅を
縮小することができる。また副クランク軸とクランク軸
が定位置でのみ連結できるため、左右クランク軸の位相
がずれるなどの組立てミスが発生することもない。
軸とクランク軸を連結する作業が容易になると共に、駆
動ユニットの両側にカップリングなどを設けるためのス
ペースを必要としないので、プレス本体の左右方向幅を
縮小することができる。また副クランク軸とクランク軸
が定位置でのみ連結できるため、左右クランク軸の位相
がずれるなどの組立てミスが発生することもない。
【0008】
【実 施 例】この発明の一実施例を図面を参照して詳
述する。図1はプレス機械の縦断面図、図2は図1のA
−A線に沿う断面図、図3は駆動装置の拡大断面図、図
4は図3のB−B線に沿う断面図である。これら図にお
いて1はプレス本体で、ベッド1a上に立設されたアプ
ライト1bの上部にクラウン1cが設けられており、こ
のクラウン1c内にスライド2を上下駆動する駆動ユニ
ット3が設けられている。上記駆動装置3はユニット化
されていて、ユニットケース3a内にメーンモータ4に
よりフライホイール5を介して回転されるメーンピニオ
ン6を有しており、このメーンピニオン6にメーンギヤ
7が噛合されている。
述する。図1はプレス機械の縦断面図、図2は図1のA
−A線に沿う断面図、図3は駆動装置の拡大断面図、図
4は図3のB−B線に沿う断面図である。これら図にお
いて1はプレス本体で、ベッド1a上に立設されたアプ
ライト1bの上部にクラウン1cが設けられており、こ
のクラウン1c内にスライド2を上下駆動する駆動ユニ
ット3が設けられている。上記駆動装置3はユニット化
されていて、ユニットケース3a内にメーンモータ4に
よりフライホイール5を介して回転されるメーンピニオ
ン6を有しており、このメーンピニオン6にメーンギヤ
7が噛合されている。
【0009】上記メーンギヤ7はユニットケース3aに
中心部が回転自在に支承されていると共に、上記メーン
ギヤ7の中心0よりも偏心した位置に副クランク8が設
けられている。上記副クランク軸8は両端がユニットケ
ース3aに回転自在に支承されており、この副クランク
軸8と上記メーンギヤ7の間にウイットウォース機構1
0が設けられている。上記ウイットウォース機構10は
メーンギヤ7の等速回転を不等速回転に変換して副クラ
ンク軸8へ伝達するもので、一端側がメーンギヤ7の内
周部にピン10aを介して枢着されたリンク10bを有
していて、このリンク10bの他端側は上記副クランク
軸8の外周部に突設されたレバー8bの先端部にピン1
0cを介して枢着されている。
中心部が回転自在に支承されていると共に、上記メーン
ギヤ7の中心0よりも偏心した位置に副クランク8が設
けられている。上記副クランク軸8は両端がユニットケ
ース3aに回転自在に支承されており、この副クランク
軸8と上記メーンギヤ7の間にウイットウォース機構1
0が設けられている。上記ウイットウォース機構10は
メーンギヤ7の等速回転を不等速回転に変換して副クラ
ンク軸8へ伝達するもので、一端側がメーンギヤ7の内
周部にピン10aを介して枢着されたリンク10bを有
していて、このリンク10bの他端側は上記副クランク
軸8の外周部に突設されたレバー8bの先端部にピン1
0cを介して枢着されている。
【0010】一方上記副クランク軸8の両端はユニット
ケース3aの両側に突設されていて、両端面にはユニッ
トケース3aの両側に設けられた一対のクランク軸11
の端部を嵌合する連結する連結手段12が形成されてい
る。上記連結手段12はクランク軸11の端部が嵌合す
る径の異なる3段階の嵌合孔8aで、一番奥のもっとも
小径な孔81 とスプライン8cが内周面に形成された中
径の孔82 と、開口側に位置する大径の孔83 よりな
り、小径孔81 と中径孔82 は副クランク軸8の中心と
同軸であるのに対して大径孔83 は僅かに偏心させてあ
る。
ケース3aの両側に突設されていて、両端面にはユニッ
トケース3aの両側に設けられた一対のクランク軸11
の端部を嵌合する連結する連結手段12が形成されてい
る。上記連結手段12はクランク軸11の端部が嵌合す
る径の異なる3段階の嵌合孔8aで、一番奥のもっとも
小径な孔81 とスプライン8cが内周面に形成された中
径の孔82 と、開口側に位置する大径の孔83 よりな
り、小径孔81 と中径孔82 は副クランク軸8の中心と
同軸であるのに対して大径孔83 は僅かに偏心させてあ
る。
【0011】またクランク軸11側の端部にも、それぞ
れ小径孔81 、中径孔82 、大径孔83 に嵌合する小径
部111 、中径部112 、大径部113 よりなる嵌合部
11aが形成されていて、大径部113 は大径孔83 と
同様に偏心させてあり、これによってクランク軸11の
端部を嵌合孔8aへ嵌合する際、左右クランク軸11の
位相が合致したときにのみ副クランク軸8に嵌合できる
ようになっており、これによって組立てミスを防止する
ようになっている。一方上記各クランク軸11の中間部
には偏心部11bが形成されていて、これら偏心部11
bにコンロッド14の一端が支承されており、コンロッ
ド14の他端側はポイント15を介して上記スライド2
の上部に連結されている。
れ小径孔81 、中径孔82 、大径孔83 に嵌合する小径
部111 、中径部112 、大径部113 よりなる嵌合部
11aが形成されていて、大径部113 は大径孔83 と
同様に偏心させてあり、これによってクランク軸11の
端部を嵌合孔8aへ嵌合する際、左右クランク軸11の
位相が合致したときにのみ副クランク軸8に嵌合できる
ようになっており、これによって組立てミスを防止する
ようになっている。一方上記各クランク軸11の中間部
には偏心部11bが形成されていて、これら偏心部11
bにコンロッド14の一端が支承されており、コンロッ
ド14の他端側はポイント15を介して上記スライド2
の上部に連結されている。
【0012】次に上記構成されたプレス機械の作用を説
明すると、駆動装置の組立てに当っては、クラウン1c
内に駆動ユニット3を取付けた後、駆動ユニット3の両
側に突設された副クランク軸8の嵌合孔8aに、駆動ユ
ニット3の両側からクランク軸11の端部を嵌合すれば
よく、カップリングなどを使用しないので組立て作業が
容易であると共に、クランク軸11の大径部113 と嵌
合孔8aの大径孔83の偏心位置が一致しないと嵌合で
きないため、左右クランク軸11の位相がずれるなどの
組立てミスを未然に防止することができる。
明すると、駆動装置の組立てに当っては、クラウン1c
内に駆動ユニット3を取付けた後、駆動ユニット3の両
側に突設された副クランク軸8の嵌合孔8aに、駆動ユ
ニット3の両側からクランク軸11の端部を嵌合すれば
よく、カップリングなどを使用しないので組立て作業が
容易であると共に、クランク軸11の大径部113 と嵌
合孔8aの大径孔83の偏心位置が一致しないと嵌合で
きないため、左右クランク軸11の位相がずれるなどの
組立てミスを未然に防止することができる。
【0013】また上記のようにして組立てられた駆動装
置の作用は、メーンモータ4によりメーンピニオン6を
介してメーンギヤ7が回転されると、この回転はウイッ
トウォース機構10により不等速回転に変換されて副ク
ランク軸8へと伝えられ、さらにクランク軸11へ伝え
られ左右クランク軸11が同時に回転されるため、コン
ロッド14を介してスライド2が不等速で上下駆動され
るようになる。なお、上記実施例では、副クランク軸8
側に嵌合孔12aを、またクランク軸11側に嵌合部1
1aを設けたが、勿論逆でもない。また上記実施例では
左右クランク軸11の組立てミスを防止するため偏心部
を設けたが、図5の(イ)ないし(ハ)に示すように副
クランク軸8側にほぼ半月状の突起8eを、そして左右
クランク軸11側にこの突起8eが嵌合する半月状の切
欠き11eを設けることによっても、偏心部を設けた実
施例と同様に左右クランク軸11の組立てミスを防止す
ることができる。
置の作用は、メーンモータ4によりメーンピニオン6を
介してメーンギヤ7が回転されると、この回転はウイッ
トウォース機構10により不等速回転に変換されて副ク
ランク軸8へと伝えられ、さらにクランク軸11へ伝え
られ左右クランク軸11が同時に回転されるため、コン
ロッド14を介してスライド2が不等速で上下駆動され
るようになる。なお、上記実施例では、副クランク軸8
側に嵌合孔12aを、またクランク軸11側に嵌合部1
1aを設けたが、勿論逆でもない。また上記実施例では
左右クランク軸11の組立てミスを防止するため偏心部
を設けたが、図5の(イ)ないし(ハ)に示すように副
クランク軸8側にほぼ半月状の突起8eを、そして左右
クランク軸11側にこの突起8eが嵌合する半月状の切
欠き11eを設けることによっても、偏心部を設けた実
施例と同様に左右クランク軸11の組立てミスを防止す
ることができる。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、駆動ユ
ニットに設けられた副クランク軸の両端と左右クランク
軸の端部を連結手段を介して直接連結するようにしたこ
とから、従来のカップリングを介して連結するものに比
べて、駆動ユニットの両側にカップリングを設けるため
のスペースを必要としない。これによってプレス本体の
左右方向の幅が縮小できるため、プレス全体の小型化が
図れると共に、カップリングによる組立て作業を必要と
しないので、従来のものに比べて組立てが短時間で容易
に行えると共に、連結手段の一部に偏心部または突起及
び切欠きを設けることにより、定位置でないと副クラン
ク軸とクランク軸の連結ができないようにしたことか
ら、左右クランク軸の位相をまちがえて組立てるなどの
組立てミスも未然に防止することができる。またカップ
リングを使用しないので、副クランク軸とクランク軸と
のねじれ方向の剛性が低下することがないと共に、連結
部が少なくなるので、長期に亘って安定した精度が確保
できる。
ニットに設けられた副クランク軸の両端と左右クランク
軸の端部を連結手段を介して直接連結するようにしたこ
とから、従来のカップリングを介して連結するものに比
べて、駆動ユニットの両側にカップリングを設けるため
のスペースを必要としない。これによってプレス本体の
左右方向の幅が縮小できるため、プレス全体の小型化が
図れると共に、カップリングによる組立て作業を必要と
しないので、従来のものに比べて組立てが短時間で容易
に行えると共に、連結手段の一部に偏心部または突起及
び切欠きを設けることにより、定位置でないと副クラン
ク軸とクランク軸の連結ができないようにしたことか
ら、左右クランク軸の位相をまちがえて組立てるなどの
組立てミスも未然に防止することができる。またカップ
リングを使用しないので、副クランク軸とクランク軸と
のねじれ方向の剛性が低下することがないと共に、連結
部が少なくなるので、長期に亘って安定した精度が確保
できる。
【図1】この発明の一実施例になるプレス機械を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】この発明の一実施例になるプレス機械の駆動装
置を示す拡大断面図である。
置を示す拡大断面図である。
【図4】図3のB−B線に沿う断面図である。
【図5】(イ)は左右クランク軸の位相決めの別の実施
例を示す説明図である。(ロ)は図5の(イ)のC方向
の矢視図である。(ハ)は図5の(イ)のD方向の矢視
図である。
例を示す説明図である。(ロ)は図5の(イ)のC方向
の矢視図である。(ハ)は図5の(イ)のD方向の矢視
図である。
3…駆動ユニット 7…メーンギヤ 8…副クランク軸 8a…嵌合孔 10…ウイットウォース機構 11…クランク軸 11a…嵌合部 12…連結手段。
Claims (2)
- 【請求項1】 ウイットウォース機構10によりメーン
ギヤの等速回転を不等速回転に変換して副クランク軸8
へ伝達する駆動ユニット3を備えたプレス機械におい
て、上記駆動ユニット3に設けられた副クランク軸8の
両端と、駆動ユニット3の両側に設けられた左右クラン
ク軸11の端部を、連結手段12により直接連結したこ
とを特徴とするプレス機械の駆動装置。 - 【請求項2】 連結手段12を互にスプライン嵌合する
嵌合孔8a及び嵌合部11aより形成すると共に、嵌合
孔8a及び嵌合部11aに定位置でのみ嵌合を許容する
偏心部または突起8e及び切欠き11eを設けてなる請
求項1記載のプレス機械の駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1045095A JPH08197290A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | プレス機械の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1045095A JPH08197290A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | プレス機械の駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08197290A true JPH08197290A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11750487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1045095A Pending JPH08197290A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | プレス機械の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08197290A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007245184A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Komatsu Ltd | プレス機械 |
JP2009250346A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Toyota Motor Corp | 組立式クランクシャフト及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP1045095A patent/JPH08197290A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007245184A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Komatsu Ltd | プレス機械 |
JP2009250346A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Toyota Motor Corp | 組立式クランクシャフト及びその製造方法 |
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