JPH08195221A - 電池用電解液およびリチウム二次電池 - Google Patents
電池用電解液およびリチウム二次電池Info
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- JPH08195221A JPH08195221A JP7145895A JP14589595A JPH08195221A JP H08195221 A JPH08195221 A JP H08195221A JP 7145895 A JP7145895 A JP 7145895A JP 14589595 A JP14589595 A JP 14589595A JP H08195221 A JPH08195221 A JP H08195221A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低温でも高い導電率を保つことができる電池
用電解液を実現し、また、そのような優れた電解液を使
用して低温でも充放電容量を高く保つことができるリチ
ウム二次電池を実現する。 【構成】 電池用電解液は、エチレンカーボネートとプ
ロピレンカーボネートと酢酸エチルまたは酢酸メチルま
たは酢酸プロピルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブ
チルまたは酢酸イソブチル等の酢酸エステルとを含み、
ジメトキシエタンとジメチルカーボネートとジエチルカ
ーボネートのうちの1種を含み、かつ酢酸エステルの含
有率が50容量%以下である非水溶媒にリチウム塩を適
宜に溶解したものである。また、これらの電解液を用い
てリチウム二次電池を構成する。
用電解液を実現し、また、そのような優れた電解液を使
用して低温でも充放電容量を高く保つことができるリチ
ウム二次電池を実現する。 【構成】 電池用電解液は、エチレンカーボネートとプ
ロピレンカーボネートと酢酸エチルまたは酢酸メチルま
たは酢酸プロピルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブ
チルまたは酢酸イソブチル等の酢酸エステルとを含み、
ジメトキシエタンとジメチルカーボネートとジエチルカ
ーボネートのうちの1種を含み、かつ酢酸エステルの含
有率が50容量%以下である非水溶媒にリチウム塩を適
宜に溶解したものである。また、これらの電解液を用い
てリチウム二次電池を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リチウム二次電池用の
電解液の改良と、その改良された電解液を用いたリチウ
ム二次電池に関する。
電解液の改良と、その改良された電解液を用いたリチウ
ム二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】リチウム二次電池では、リチウム金属複
合酸化物を正極活物質とし、炭素材料または金属リチウ
ムなどを負極活物質とし、非水系の溶媒にリチウム塩を
適宜に溶解した電解液を使用している。非水溶媒として
は、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボ
ネート(PC)、ジメトキシエタン(DME)、ジメチ
ルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(D
EC)の1種または2種以上を適宜に混合したものを使
用している。溶質であるリチウム塩としては、LiPF
6 、LiClO4 、LiBF4 などから選択される1種
以上を使用している。電池の形態としてはコイン型や円
筒形などが一般的である。
合酸化物を正極活物質とし、炭素材料または金属リチウ
ムなどを負極活物質とし、非水系の溶媒にリチウム塩を
適宜に溶解した電解液を使用している。非水溶媒として
は、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボ
ネート(PC)、ジメトキシエタン(DME)、ジメチ
ルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(D
EC)の1種または2種以上を適宜に混合したものを使
用している。溶質であるリチウム塩としては、LiPF
6 、LiClO4 、LiBF4 などから選択される1種
以上を使用している。電池の形態としてはコイン型や円
筒形などが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のリチウム二次電
池では、−20℃程度の低温環境で充放電を行うと、常
温での充放電に比べて大幅に容量が低下する。これは、
低温になると電解液の導電率が著しく低下し、内部抵抗
が著しく増大することに起因している。
池では、−20℃程度の低温環境で充放電を行うと、常
温での充放電に比べて大幅に容量が低下する。これは、
低温になると電解液の導電率が著しく低下し、内部抵抗
が著しく増大することに起因している。
【0004】本発明は前述した従来の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、低温でも高い導電率を保つこ
とができる電池用電解液を提供することにあり、また、
そのような優れた電解液を使用して低温でも充放電容量
を高く保つことができるリチウム二次電池を提供するこ
とにある。
れたもので、その目的は、低温でも高い導電率を保つこ
とができる電池用電解液を提供することにあり、また、
そのような優れた電解液を使用して低温でも充放電容量
を高く保つことができるリチウム二次電池を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電池用電解液
は、エチレンカーボネートとプロピレンカーボネートと
酢酸エステルとを含み、ジメトキシエタンとジメチルカ
ーボネートとジエチルカーボネートのうちの1種を含
み、かつ酢酸エステルの含有率が50容量%以下である
非水溶媒にリチウム塩を適宜に溶解したものである。
は、エチレンカーボネートとプロピレンカーボネートと
酢酸エステルとを含み、ジメトキシエタンとジメチルカ
ーボネートとジエチルカーボネートのうちの1種を含
み、かつ酢酸エステルの含有率が50容量%以下である
非水溶媒にリチウム塩を適宜に溶解したものである。
【0006】上記の酢酸エステルとしては、好ましく
は、酢酸メチルまたは酢酸エチルまたは酢酸プロピルま
たは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブチルまたは酢酸イソ
ブチルを用いることである。
は、酢酸メチルまたは酢酸エチルまたは酢酸プロピルま
たは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブチルまたは酢酸イソ
ブチルを用いることである。
【0007】また本発明では、上記の電解液を用いてリ
チウム二次電池を構成する。
チウム二次電池を構成する。
【0008】
【作用】本発明では酢酸エチルまたは酢酸メチルまたは
酢酸プロピルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブチル
または酢酸イソブチル等の酢酸エステルが従来は知られ
ていなかった電池用電解液の新規な成分で、これを非水
溶媒に50容量%以下の範囲で含有させることで、この
電解液は低温でも高い導電率を保つ。したがって、この
電解液を使用してリチウム二次電池を構成すれば、低温
でも充放電容量を高く保つことができる。
酢酸プロピルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブチル
または酢酸イソブチル等の酢酸エステルが従来は知られ
ていなかった電池用電解液の新規な成分で、これを非水
溶媒に50容量%以下の範囲で含有させることで、この
電解液は低温でも高い導電率を保つ。したがって、この
電解液を使用してリチウム二次電池を構成すれば、低温
でも充放電容量を高く保つことができる。
【0009】
【実施例】本発明の電池用電解液は、非水溶媒の既知成
分であるエチレンカーボネート(EC)とプロピレンカ
ーボネート(PC)との2種を必須成分して含み、同じ
く既知成分であるジメトキシエタン(DME)とジメチ
ルカーボネート(DMC)とジエチルカーボネート(D
EC)の中から選択された1種を含み、これに本発明の
特徴的な成分として酢酸メチルまたは酢酸エチルまたは
酢酸プロピルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブチル
または酢酸イソブチル等の酢酸エステル(これを新規成
分と呼ぶ)を50容量%以下の範囲で加えた合計4成分
からなる混合溶媒に、リチウム塩としてLiPF6 また
はLiClO4 またはLiBF4 を溶解したものであ
る。本発明は以下のような試験に基づいて達成された。
分であるエチレンカーボネート(EC)とプロピレンカ
ーボネート(PC)との2種を必須成分して含み、同じ
く既知成分であるジメトキシエタン(DME)とジメチ
ルカーボネート(DMC)とジエチルカーボネート(D
EC)の中から選択された1種を含み、これに本発明の
特徴的な成分として酢酸メチルまたは酢酸エチルまたは
酢酸プロピルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブチル
または酢酸イソブチル等の酢酸エステル(これを新規成
分と呼ぶ)を50容量%以下の範囲で加えた合計4成分
からなる混合溶媒に、リチウム塩としてLiPF6 また
はLiClO4 またはLiBF4 を溶解したものであ
る。本発明は以下のような試験に基づいて達成された。
【0010】
【表1】 この試験例1では、既知3成分であるECとPCとDM
Eとを容量比1:1:1で含むものをベース溶媒とす
る。これに表に示した3種のリチウム塩を溶かすこと
で、3種類のベース電解液ができる。さらに、このベー
ス電解液に新規成分である酢酸メチルを加えた電解液
と、酢酸エチルを加えた電解液と、酢酸プロピルを加え
た電解液と、酢酸イソプロピルを加えた電解液と、酢酸
ブチルを加えた電解液と、酢酸イソブチルを加えた電解
液とをそれぞれつくる。このとき新規成分(酢酸メチル
または酢酸エチルまたは酢酸プロピルまたは酢酸イソプ
ロピルまたは酢酸ブチルまたは酢酸イソブチル)の量を
さまざまに変えた試料をつくる。これら電解液の試料に
ついて、−20℃での導電率を測定した。その結果を図
1〜図6に示している。前記の新規成分(酢酸メチルま
たは酢酸エチルまたは酢酸プロピルまたは酢酸イソプロ
ピルまたは酢酸ブチルまたは酢酸イソブチル)をまった
く含まないベース電解液の導電率は低い。これら新規成
分の割合を徐々に増やしていくと導電率は高くなり、さ
らに前記新規成分の割合を増やすと導電率は低下する。
前記新規成分の容量%が50以下であると、導電率の向
上効果が認められる。
Eとを容量比1:1:1で含むものをベース溶媒とす
る。これに表に示した3種のリチウム塩を溶かすこと
で、3種類のベース電解液ができる。さらに、このベー
ス電解液に新規成分である酢酸メチルを加えた電解液
と、酢酸エチルを加えた電解液と、酢酸プロピルを加え
た電解液と、酢酸イソプロピルを加えた電解液と、酢酸
ブチルを加えた電解液と、酢酸イソブチルを加えた電解
液とをそれぞれつくる。このとき新規成分(酢酸メチル
または酢酸エチルまたは酢酸プロピルまたは酢酸イソプ
ロピルまたは酢酸ブチルまたは酢酸イソブチル)の量を
さまざまに変えた試料をつくる。これら電解液の試料に
ついて、−20℃での導電率を測定した。その結果を図
1〜図6に示している。前記の新規成分(酢酸メチルま
たは酢酸エチルまたは酢酸プロピルまたは酢酸イソプロ
ピルまたは酢酸ブチルまたは酢酸イソブチル)をまった
く含まないベース電解液の導電率は低い。これら新規成
分の割合を徐々に増やしていくと導電率は高くなり、さ
らに前記新規成分の割合を増やすと導電率は低下する。
前記新規成分の容量%が50以下であると、導電率の向
上効果が認められる。
【0011】また、後述する図55のスパイラル電極構
造の単3型リチウム二次電池に前述の各種の電解液を使
用し、それら各電池についてその特性を調べた。とく
に、−20℃での放電容量の試験結果は図31と図36
のようになった。表1における分類番号1に属するベー
ス電解液を使用した電池の放電容量は151mAhであ
り、酢酸メチルを25容量%加えた電解液を使用した電
池の放電容量は図31に示すように212mAh、酢酸
エチルを25容量%加えた電解液を使用した電池の放電
容量は図32に示すように221mAh、酢酸プロピル
を25容量%加えた電解液を使用した電池の放電容量は
図33に示すように211mAh、酢酸イソプロピルを
25容量%加えた電解液を使用した電池の放電容量は図
34に示すように218mAh、酢酸ブチルを25容量
%加えた電解液を使用した電池の放電容量は図35に示
すように207mAh、酢酸イソブチルを25容量%加
えた電解液を使用した電池の放電容量は図36に示すよ
うに205mAhとそれぞれ顕著に増加した。また常温
における充放電サイクル試験でも、図37〜図54に示
すように、本発明によりある程度の特性向上が認められ
た。
造の単3型リチウム二次電池に前述の各種の電解液を使
用し、それら各電池についてその特性を調べた。とく
に、−20℃での放電容量の試験結果は図31と図36
のようになった。表1における分類番号1に属するベー
ス電解液を使用した電池の放電容量は151mAhであ
り、酢酸メチルを25容量%加えた電解液を使用した電
池の放電容量は図31に示すように212mAh、酢酸
エチルを25容量%加えた電解液を使用した電池の放電
容量は図32に示すように221mAh、酢酸プロピル
を25容量%加えた電解液を使用した電池の放電容量は
図33に示すように211mAh、酢酸イソプロピルを
25容量%加えた電解液を使用した電池の放電容量は図
34に示すように218mAh、酢酸ブチルを25容量
%加えた電解液を使用した電池の放電容量は図35に示
すように207mAh、酢酸イソブチルを25容量%加
えた電解液を使用した電池の放電容量は図36に示すよ
うに205mAhとそれぞれ顕著に増加した。また常温
における充放電サイクル試験でも、図37〜図54に示
すように、本発明によりある程度の特性向上が認められ
た。
【0012】
【表2】 この試験例2では、既知3成分はEC、PC、DMEで
あり、これの組成比が表2のように5種類あり、それぞ
れにLiPF6 を溶かした5種類のベース電解液をつく
る。さらに、このベース電解液に新規成分である酢酸メ
チルを加えた電解液と、酢酸エチルを加えた電解液と、
酢酸プロピルを加えた電解液と、酢酸イソプロピルを加
えた電解液と、酢酸ブチルを加えた電解液と、酢酸イソ
ブチルを加えた電解液とをそれぞれつくる。このとき新
規成分(酢酸メチルまたは酢酸エチルまたは酢酸プロピ
ルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブチルまたは酢酸
イソブチル)の量をさまざまに変えた試料をつくる。こ
れら電解液の試料について、−20℃での導電率を測定
した。その結果を図7〜図24に示している。前記の新
規成分(酢酸メチルまたは酢酸エチルまたは酢酸プロピ
ルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブチルまたは酢酸
イソブチル)をまったく含まないベース電解液の導電率
は低い。これら新規成分の割合を徐々に増やしていくと
導電率は高くなり、さらに前記新規成分の割合を増やす
と導電率は低下する。前記新規成分の容量%が40〜5
0以下であると、導電率の向上効果が認められる。この
試験例2に属する電解液を用いたリチウム二次電池(前
記と同じスパイラル電極構造の単3型電池である。以下
同じ)の低温下での放電容量も先の図31〜図36に示
しており、やはり顕著な特性向上が認められた。
あり、これの組成比が表2のように5種類あり、それぞ
れにLiPF6 を溶かした5種類のベース電解液をつく
る。さらに、このベース電解液に新規成分である酢酸メ
チルを加えた電解液と、酢酸エチルを加えた電解液と、
酢酸プロピルを加えた電解液と、酢酸イソプロピルを加
えた電解液と、酢酸ブチルを加えた電解液と、酢酸イソ
ブチルを加えた電解液とをそれぞれつくる。このとき新
規成分(酢酸メチルまたは酢酸エチルまたは酢酸プロピ
ルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブチルまたは酢酸
イソブチル)の量をさまざまに変えた試料をつくる。こ
れら電解液の試料について、−20℃での導電率を測定
した。その結果を図7〜図24に示している。前記の新
規成分(酢酸メチルまたは酢酸エチルまたは酢酸プロピ
ルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブチルまたは酢酸
イソブチル)をまったく含まないベース電解液の導電率
は低い。これら新規成分の割合を徐々に増やしていくと
導電率は高くなり、さらに前記新規成分の割合を増やす
と導電率は低下する。前記新規成分の容量%が40〜5
0以下であると、導電率の向上効果が認められる。この
試験例2に属する電解液を用いたリチウム二次電池(前
記と同じスパイラル電極構造の単3型電池である。以下
同じ)の低温下での放電容量も先の図31〜図36に示
しており、やはり顕著な特性向上が認められた。
【0013】
【表3】 この試験例3の2分類はベース電解液が異なる。一方の
既知3成分はECとPCとDEC(組成比は1:1:
1)であり、他方はECとPCとDMC(組成比は1:
1:1)で、いずれもLiPF6 を溶かしている。
既知3成分はECとPCとDEC(組成比は1:1:
1)であり、他方はECとPCとDMC(組成比は1:
1:1)で、いずれもLiPF6 を溶かしている。
【0014】
【表4】 この試験例4の2分類はベース電解液が異なる。一方の
既知3成分はECとPCとDEC(組成比は1:1:
1)であり、他方はECとPCとDMC(組成比は1:
1:1)で、いずれもLiClO4 を溶かしている。
既知3成分はECとPCとDEC(組成比は1:1:
1)であり、他方はECとPCとDMC(組成比は1:
1:1)で、いずれもLiClO4 を溶かしている。
【0015】
【表5】 この試験例5の2分類はベース電解液が異なる。一方の
既知3成分はECとPCとDEC(組成比は1:1:
1)であり、他方はECとPCとDMC(組成比は1:
1:1)で、いずれもLiBF4 を溶かしている。
既知3成分はECとPCとDEC(組成比は1:1:
1)であり、他方はECとPCとDMC(組成比は1:
1:1)で、いずれもLiBF4 を溶かしている。
【0016】試験例3、4、5の合計6種類のベース電
解液をつくり、さらに、このベース電解液に新規成分で
ある酢酸メチルを加えた電解液と、酢酸エチルを加えた
電解液と、酢酸プロピルを加えた電解液と、酢酸イソプ
ロピルを加えた電解液と、酢酸ブチルを加えた電解液
と、酢酸イソブチルを加えた電解液とをそれぞれつく
る。このとき新規成分(酢酸メチルまたは酢酸エチルま
たは酢酸プロピルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブ
チルまたは酢酸イソブチル)の量をさまざまに変えた試
料をつくる。これら電解液の試料について、−20℃で
の導電率を測定した。その結果を図25〜図30に示し
ている(この図には分類番号1、2、3の結果も重ねて
示している)。前記の新規成分(酢酸メチルまたは酢酸
エチルまたは酢酸プロピルまたは酢酸イソプロピルまた
は酢酸ブチルまたは酢酸イソブチル)をまったく含まな
いベース電解液の導電率は低い。これら新規成分の割合
を徐々に増やしていくと導電率は高くなり、さらに前記
新規成分の割合を増やすと導電率は低下する。前記新規
成分の容量%が40〜50以下であると、導電率の向上
効果が認められる。これら試験例3、4、5に属する電
解液を用いたリチウム二次電池の低温下での放電容量も
先の図31〜図36に示しており、やはり顕著な特性向
上が認められた。
解液をつくり、さらに、このベース電解液に新規成分で
ある酢酸メチルを加えた電解液と、酢酸エチルを加えた
電解液と、酢酸プロピルを加えた電解液と、酢酸イソプ
ロピルを加えた電解液と、酢酸ブチルを加えた電解液
と、酢酸イソブチルを加えた電解液とをそれぞれつく
る。このとき新規成分(酢酸メチルまたは酢酸エチルま
たは酢酸プロピルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸ブ
チルまたは酢酸イソブチル)の量をさまざまに変えた試
料をつくる。これら電解液の試料について、−20℃で
の導電率を測定した。その結果を図25〜図30に示し
ている(この図には分類番号1、2、3の結果も重ねて
示している)。前記の新規成分(酢酸メチルまたは酢酸
エチルまたは酢酸プロピルまたは酢酸イソプロピルまた
は酢酸ブチルまたは酢酸イソブチル)をまったく含まな
いベース電解液の導電率は低い。これら新規成分の割合
を徐々に増やしていくと導電率は高くなり、さらに前記
新規成分の割合を増やすと導電率は低下する。前記新規
成分の容量%が40〜50以下であると、導電率の向上
効果が認められる。これら試験例3、4、5に属する電
解液を用いたリチウム二次電池の低温下での放電容量も
先の図31〜図36に示しており、やはり顕著な特性向
上が認められた。
【0017】ここで図55の電池の構造について簡単に
説明する。よく知られているように、シート状正極1と
シート状負極2とが間にシート状セパレータ3を介在さ
れてスパイラル状に巻かれ、前述の電解液とともに金属
ケース4に装填され、金属蓋部材5と封口ガスケット6
によって密封されている。正極1は金属蓋部材5に内部
接続され、負極2はケース4に内部接続される。正極1
は、活物質のLiCoO2 と導電材のカーボン粉末と結
着剤のPTFEの水性ディスパージョンを混合し、水で
ペースト状に混練してアルミニウム箔の両面に薄く塗布
し、乾燥、圧延してシート状に形成したものである。負
極2は、活物質のカーボン材料を金属箔に薄く塗布して
乾燥、圧延してシート状に形成したものである。
説明する。よく知られているように、シート状正極1と
シート状負極2とが間にシート状セパレータ3を介在さ
れてスパイラル状に巻かれ、前述の電解液とともに金属
ケース4に装填され、金属蓋部材5と封口ガスケット6
によって密封されている。正極1は金属蓋部材5に内部
接続され、負極2はケース4に内部接続される。正極1
は、活物質のLiCoO2 と導電材のカーボン粉末と結
着剤のPTFEの水性ディスパージョンを混合し、水で
ペースト状に混練してアルミニウム箔の両面に薄く塗布
し、乾燥、圧延してシート状に形成したものである。負
極2は、活物質のカーボン材料を金属箔に薄く塗布して
乾燥、圧延してシート状に形成したものである。
【0018】
【発明の効果】本発明では酢酸メチルまたは酢酸エチル
または酢酸プロピルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸
ブチルまたは酢酸イソブチル等の酢酸エステルが従来は
知られていなかった電池用電解液の新規な成分である。
このような酢酸エステルを非水溶媒として50容量%以
下の範囲で含有させることで、この電解液は低温でも高
い導電率を保つ。したがって、この電解液を使用してリ
チウム二次電池を構成すれば、低温でも充放電容量を高
く保つことができる。
または酢酸プロピルまたは酢酸イソプロピルまたは酢酸
ブチルまたは酢酸イソブチル等の酢酸エステルが従来は
知られていなかった電池用電解液の新規な成分である。
このような酢酸エステルを非水溶媒として50容量%以
下の範囲で含有させることで、この電解液は低温でも高
い導電率を保つ。したがって、この電解液を使用してリ
チウム二次電池を構成すれば、低温でも充放電容量を高
く保つことができる。
【図1】本発明による試験例1の作用効果を示すグラフ
その1である。
その1である。
【図2】本発明による試験例1の作用効果を示すグラフ
その2である。
その2である。
【図3】本発明による試験例1の作用効果を示すグラフ
その3である。
その3である。
【図4】本発明による試験例1の作用効果を示すグラフ
その4である。
その4である。
【図5】本発明による試験例1の作用効果を示すグラフ
その5である。
その5である。
【図6】本発明による試験例1の作用効果を示すグラフ
その6である。
その6である。
【図7】本発明による試験例2の作用効果を示すグラフ
その1である。
その1である。
【図8】本発明による試験例2の作用効果を示すグラフ
その2である。
その2である。
【図9】本発明による試験例2の作用効果を示すグラフ
その3である。
その3である。
【図10】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその4である。
フその4である。
【図11】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその5である。
フその5である。
【図12】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその6である。
フその6である。
【図13】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその7である。
フその7である。
【図14】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその8である。
フその8である。
【図15】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその9である。
フその9である。
【図16】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその10である。
フその10である。
【図17】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその11である。
フその11である。
【図18】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその12である。
フその12である。
【図19】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその13である。
フその13である。
【図20】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその14である。
フその14である。
【図21】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその15である。
フその15である。
【図22】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその16である。
フその16である。
【図23】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその17である。
フその17である。
【図24】本発明による試験例2の作用効果を示すグラ
フその18である。
フその18である。
【図25】本発明による試験例3、4、5の作用効果を
示すグラフその1である。
示すグラフその1である。
【図26】本発明による試験例3、4、5の作用効果を
示すグラフその2である。
示すグラフその2である。
【図27】本発明による試験例3、4、5の作用効果を
示すグラフその3である。
示すグラフその3である。
【図28】本発明による試験例3、4、5の作用効果を
示すグラフその4である。
示すグラフその4である。
【図29】本発明による試験例3、4、5の作用効果を
示すグラフその5である。
示すグラフその5である。
【図30】本発明による試験例3、4、5の作用効果を
示すグラフその6である。
示すグラフその6である。
【図31】本発明によるリチウム二次電池の作用効果を
示す図表その1である。
示す図表その1である。
【図32】本発明によるリチウム二次電池の作用効果を
示す図表その2である。
示す図表その2である。
【図33】本発明によるリチウム二次電池の作用効果を
示す図表その3である。
示す図表その3である。
【図34】本発明によるリチウム二次電池の作用効果を
示す図表その4である。
示す図表その4である。
【図35】本発明によるリチウム二次電池の作用効果を
示す図表その5である。
示す図表その5である。
【図36】本発明によるリチウム二次電池の作用効果を
示す図表その6である。
示す図表その6である。
【図37】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその1である。
効果を示すグラフその1である。
【図38】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその2である。
効果を示すグラフその2である。
【図39】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその3である。
効果を示すグラフその3である。
【図40】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその4である。
効果を示すグラフその4である。
【図41】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその5である。
効果を示すグラフその5である。
【図42】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその6である。
効果を示すグラフその6である。
【図43】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその7である。
効果を示すグラフその7である。
【図44】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその8である。
効果を示すグラフその8である。
【図45】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその9である。
効果を示すグラフその9である。
【図46】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその10である。
効果を示すグラフその10である。
【図47】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその11である。
効果を示すグラフその11である。
【図48】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその12である。
効果を示すグラフその12である。
【図49】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその13である。
効果を示すグラフその13である。
【図50】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその14である。
効果を示すグラフその14である。
【図51】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその15である。
効果を示すグラフその15である。
【図52】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその16である。
効果を示すグラフその16である。
【図53】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその17である。
効果を示すグラフその17である。
【図54】本発明の試験例1のリチウム二次電池の作用
効果を示すグラフその18である。
効果を示すグラフその18である。
【図55】リチウム二次電池の代表的な構造を示す断面
図である。
図である。
1 シート状正極 2 シート状負極 3 シート状セパレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成田 望 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 金澤 祐子 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 エチレンカーボネートとプロピレンカー
ボネートと酢酸エステルとを含み、ジメトキシエタンと
ジメチルカーボネートとジエチルカーボネートのうちの
1種を含み、かつ酢酸エステルの含有率が50容量%以
下である非水溶媒にリチウム塩を適宜に溶解してなる電
池用電解液。 - 【請求項2】 前記酢酸エステルが酢酸メチルであるこ
とを特徴とする請求項1記載の電池用電解液。 - 【請求項3】 前記酢酸エステルが酢酸エチルであるこ
とを特徴とする請求項1記載の電池用電解液。 - 【請求項4】 前記酢酸エステルが酢酸プロピルである
ことを特徴とする請求項1記載の電池用電解液。 - 【請求項5】 前記酢酸エステルが酢酸イソプロピルで
あることを特徴とする請求項1記載の電池用電解液。 - 【請求項6】 前記酢酸エステルが酢酸ブチルであるこ
とを特徴とする請求項1記載の電池用電解液。 - 【請求項7】 前記酢酸エステルが酢酸イソブチルであ
ることを特徴とする請求項1記載の電池用電解液。 - 【請求項8】 リチウム金属複合酸化物を正極活物質と
し、炭素材料または金属リチウムなどを負極活物質と
し、請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の電池用
電解液を用いてなるリチウム二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7145895A JPH08195221A (ja) | 1994-11-15 | 1995-06-13 | 電池用電解液およびリチウム二次電池 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28062794 | 1994-11-15 | ||
JP6-280627 | 1994-11-15 | ||
JP7145895A JPH08195221A (ja) | 1994-11-15 | 1995-06-13 | 電池用電解液およびリチウム二次電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08195221A true JPH08195221A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=26476895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7145895A Pending JPH08195221A (ja) | 1994-11-15 | 1995-06-13 | 電池用電解液およびリチウム二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08195221A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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