JPH08183478A - リインホースメントの支持構造 - Google Patents
リインホースメントの支持構造Info
- Publication number
- JPH08183478A JPH08183478A JP9995A JP9995A JPH08183478A JP H08183478 A JPH08183478 A JP H08183478A JP 9995 A JP9995 A JP 9995A JP 9995 A JP9995 A JP 9995A JP H08183478 A JPH08183478 A JP H08183478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcement
- support structure
- diameter pipe
- large diameter
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 製造コストの低減化を図ることのでき、しか
も、通常の走行時においてステアリング振動を防止でき
るリインホースメントの支持構造の提供。 【構成】 リインホースメント10は、インストルメン
トパネルの裏側にて左右のフロントピラーP1,P2に
横架され、大径パイプ11が運転席側に、小径パイプ1
2が助手席側に配置されている。大径パイプ11の差込
み部11a側には、大径パイプ11を上下方向に貫通す
る貫通孔15a,15bが設けられている。この貫通孔
15a,15bはバーリング加工により形成され、貫通
孔15a,15bの周囲にはフランジ部としてのバリ1
6a,16bが設けられている。自動車の床に立設され
たブレス20は、リインホースメント10の貫通孔15
a,15bに嵌入され、バリ16a,16bとの当接部
分が全周にわたって溶接されている。
も、通常の走行時においてステアリング振動を防止でき
るリインホースメントの支持構造の提供。 【構成】 リインホースメント10は、インストルメン
トパネルの裏側にて左右のフロントピラーP1,P2に
横架され、大径パイプ11が運転席側に、小径パイプ1
2が助手席側に配置されている。大径パイプ11の差込
み部11a側には、大径パイプ11を上下方向に貫通す
る貫通孔15a,15bが設けられている。この貫通孔
15a,15bはバーリング加工により形成され、貫通
孔15a,15bの周囲にはフランジ部としてのバリ1
6a,16bが設けられている。自動車の床に立設され
たブレス20は、リインホースメント10の貫通孔15
a,15bに嵌入され、バリ16a,16bとの当接部
分が全周にわたって溶接されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に横架されインス
トルメントパネル等を取り付けるリインホースメントを
前記車両の床部に立設されたブレスにより支持するリイ
ンホースメントの支持構造に関するものである。
トルメントパネル等を取り付けるリインホースメントを
前記車両の床部に立設されたブレスにより支持するリイ
ンホースメントの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車内のインストルメントパネルの
裏側には左右のフロントピラーにリインホースメントが
横架されている。かかるリインホースメントは、図5
(a)に正面図、図5(b)に右側面図を示すように、
大径部111及び小径部112を備え、大径部111が
運転席側に配置され、小径部112が助手席側に配置さ
れている。
裏側には左右のフロントピラーにリインホースメントが
横架されている。かかるリインホースメントは、図5
(a)に正面図、図5(b)に右側面図を示すように、
大径部111及び小径部112を備え、大径部111が
運転席側に配置され、小径部112が助手席側に配置さ
れている。
【0003】このリインホースメント110は、上述し
たように車両の左右のフロントピラーに取り付けられて
いるが、更に、車両の床に立設されたブレス120によ
り支持されている。リインホースメント110とブレス
120とは、車両への組付性を考慮して、ボルト117
の溶接されたブラケット118をリインホースメント1
10の大径部111に設け、ブレス120の先端側に穿
設されたボルト挿通孔に前記ボルト117が挿通され、
このボルト117を締結することにより、連結されてい
る。
たように車両の左右のフロントピラーに取り付けられて
いるが、更に、車両の床に立設されたブレス120によ
り支持されている。リインホースメント110とブレス
120とは、車両への組付性を考慮して、ボルト117
の溶接されたブラケット118をリインホースメント1
10の大径部111に設け、ブレス120の先端側に穿
設されたボルト挿通孔に前記ボルト117が挿通され、
このボルト117を締結することにより、連結されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5の
リインホースメントの支持構造では、ブレス120とブ
ラケット118とをボルト117により締結しているも
のの、ねじりに対する剛性が十分とはいい難かった。と
ころで、一般に、車両がある速度に達したとき、走行時
の種々の要因(路面やボディ等)により共振してステア
リング振動が発生するが、上述したねじりに対する剛性
が十分でないと、ステアリング振動の発生する速度が低
速度側となるため、通常の走行時において運転者が不快
感を感じることがあった。
リインホースメントの支持構造では、ブレス120とブ
ラケット118とをボルト117により締結しているも
のの、ねじりに対する剛性が十分とはいい難かった。と
ころで、一般に、車両がある速度に達したとき、走行時
の種々の要因(路面やボディ等)により共振してステア
リング振動が発生するが、上述したねじりに対する剛性
が十分でないと、ステアリング振動の発生する速度が低
速度側となるため、通常の走行時において運転者が不快
感を感じることがあった。
【0005】また、ブラケット118を必要とするた
め、部品点数が多く、製造コストが嵩む原因となってい
た。本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、製
造コストの低減化を図ることのでき、しかも、通常の走
行時においてステアリング振動を防止できるリインホー
スメントの支持構造を提供することを目的とする。
め、部品点数が多く、製造コストが嵩む原因となってい
た。本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、製
造コストの低減化を図ることのでき、しかも、通常の走
行時においてステアリング振動を防止できるリインホー
スメントの支持構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、車両に横架されインストル
メントパネル等を取り付けるリインホースメントを前記
車両の床部に立設されたブレスにより支持するリインホ
ースメントの支持構造において、前記リインホースメン
トに通孔を設け、該通孔に前記ブレスの先端側を挿通さ
せて固定したことを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、車両に横架されインストル
メントパネル等を取り付けるリインホースメントを前記
車両の床部に立設されたブレスにより支持するリインホ
ースメントの支持構造において、前記リインホースメン
トに通孔を設け、該通孔に前記ブレスの先端側を挿通さ
せて固定したことを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のリインホースメントの支持構造であって、前記通孔
は前記リインホースメントを上下方向に貫通しているこ
とを特徴とする。更に、請求項3記載の発明は、請求項
1又は請求項2記載のリインホースメントの支持構造で
あって、前記通孔の周囲にはフランジが設けられている
ことを特徴とする。
載のリインホースメントの支持構造であって、前記通孔
は前記リインホースメントを上下方向に貫通しているこ
とを特徴とする。更に、請求項3記載の発明は、請求項
1又は請求項2記載のリインホースメントの支持構造で
あって、前記通孔の周囲にはフランジが設けられている
ことを特徴とする。
【0008】更にまた、請求項4記載の発明は、請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載のリインホースメント
の支持構造であって、前記リインホースメントは大径部
と小径部とを備え、前記通孔は前記大径部に設けたこと
を特徴とする。
1乃至請求項3のいずれかに記載のリインホースメント
の支持構造であって、前記リインホースメントは大径部
と小径部とを備え、前記通孔は前記大径部に設けたこと
を特徴とする。
【0009】
【作用及び発明の効果】上記構成を有する請求項1記載
のリインホースメントの支持構造では、車両の床部に立
設されたブレスの先端側をリインホースメントに設けた
通孔に挿通させて固定する。
のリインホースメントの支持構造では、車両の床部に立
設されたブレスの先端側をリインホースメントに設けた
通孔に挿通させて固定する。
【0010】このため、従来、リインホースメントにブ
ラケットを取り付け、このブラケットにブレスを固定し
ていたのに対して、本発明ではブラケットが不要とな
り、部品点数が少なくなり、製造コストが低減化される
という効果が得られる。また、ブレスは直にリインホー
スメントに挿通されているため、ブレスとリインホース
メントの連結箇所はねじりに対する剛性が高く、ステア
リング振動(ある速度に達したときに共振により発生す
る、ハンドルがブルブルと震える現象)が発生する共振
周波数は、図5に示す従来の場合と比べて高周波数側
(即ち、高速側)に移行する。従って、通常の走行時に
おけるステアリング振動を防止することが可能となると
いう効果が得られる。
ラケットを取り付け、このブラケットにブレスを固定し
ていたのに対して、本発明ではブラケットが不要とな
り、部品点数が少なくなり、製造コストが低減化される
という効果が得られる。また、ブレスは直にリインホー
スメントに挿通されているため、ブレスとリインホース
メントの連結箇所はねじりに対する剛性が高く、ステア
リング振動(ある速度に達したときに共振により発生す
る、ハンドルがブルブルと震える現象)が発生する共振
周波数は、図5に示す従来の場合と比べて高周波数側
(即ち、高速側)に移行する。従って、通常の走行時に
おけるステアリング振動を防止することが可能となると
いう効果が得られる。
【0011】また、請求項2記載のリインホースメント
の支持構造では、請求項1記載のリインホースメントの
支持構造の作用に加えて、リインホースメントに設けた
通孔は上下方向に貫通しているため、ブレスとリインホ
ースメントとの連結はより堅固となり、ねじりに対する
剛性は一層高くなる。このため、ステアリング振動が発
生する共振周波数は、より高周波数側(即ち、高速側)
に移行する。
の支持構造では、請求項1記載のリインホースメントの
支持構造の作用に加えて、リインホースメントに設けた
通孔は上下方向に貫通しているため、ブレスとリインホ
ースメントとの連結はより堅固となり、ねじりに対する
剛性は一層高くなる。このため、ステアリング振動が発
生する共振周波数は、より高周波数側(即ち、高速側)
に移行する。
【0012】更に、請求項3記載のリインホースメント
の支持構造では、請求項1又は請求項2記載のリインホ
ースメントの支持構造の作用に加えて、リインホースメ
ントに設けた通孔の周囲にはフランジが設けられている
ため、ブレスとリインホースメントとの連結箇所の接触
面積が大きくなり、ブレスとリインホースメントとの連
結箇所のねじりに対する剛性は一層高くなる。このた
め、ステアリング振動が発生する共振周波数は、より高
周波数側(高速側)に移行する。
の支持構造では、請求項1又は請求項2記載のリインホ
ースメントの支持構造の作用に加えて、リインホースメ
ントに設けた通孔の周囲にはフランジが設けられている
ため、ブレスとリインホースメントとの連結箇所の接触
面積が大きくなり、ブレスとリインホースメントとの連
結箇所のねじりに対する剛性は一層高くなる。このた
め、ステアリング振動が発生する共振周波数は、より高
周波数側(高速側)に移行する。
【0013】更にまた、請求項4記載のリインホースメ
ントの支持構造では、請求項1乃至請求項3のいずれか
に記載のリインホースメントの支持構造の作用に加え
て、前記通孔はリインホースメントの大径部に設けられ
ているため、通孔の設けられているリインホースメント
自体の剛性が高く、ブレスとリインホースメントとの連
結箇所のねじりに対する剛性は一層高くなる。
ントの支持構造では、請求項1乃至請求項3のいずれか
に記載のリインホースメントの支持構造の作用に加え
て、前記通孔はリインホースメントの大径部に設けられ
ているため、通孔の設けられているリインホースメント
自体の剛性が高く、ブレスとリインホースメントとの連
結箇所のねじりに対する剛性は一層高くなる。
【0014】
【実施例】本発明の好適な実施例について図面に基づい
て以下に説明する。図1は本実施例のリインホースメン
トの支持構造の斜視図、図2は図1の要部説明図、図3
は図2のA−A断面図である。
て以下に説明する。図1は本実施例のリインホースメン
トの支持構造の斜視図、図2は図1の要部説明図、図3
は図2のA−A断面図である。
【0015】リインホースメント10は、大径パイプ1
1の一端に絞り加工を施すことにより差込み部11aを
形成し、その差込み部11aに小径パイプ12を嵌入し
て固定したものである。このリインホースメント10
は、図示しないインストルメントパネルの裏側にて左右
のフロントピラーP1,P2に横架されている。即ち、
リインホースメント10の大径パイプ11の末端11b
はフロントピラーP1に固定されたブラケット13の孔
に挿通・固定され、小径パイプ12の末端12bはフロ
ントピラーP2に固定具14により固定されている。こ
のリインホースメント10は、大径パイプ11が運転席
側に、小径パイプ12が助手席側に配置されている。
1の一端に絞り加工を施すことにより差込み部11aを
形成し、その差込み部11aに小径パイプ12を嵌入し
て固定したものである。このリインホースメント10
は、図示しないインストルメントパネルの裏側にて左右
のフロントピラーP1,P2に横架されている。即ち、
リインホースメント10の大径パイプ11の末端11b
はフロントピラーP1に固定されたブラケット13の孔
に挿通・固定され、小径パイプ12の末端12bはフロ
ントピラーP2に固定具14により固定されている。こ
のリインホースメント10は、大径パイプ11が運転席
側に、小径パイプ12が助手席側に配置されている。
【0016】大径パイプ11の差込み部11a側には、
大径パイプ11を上下方向に貫通する貫通孔15a,1
5bが設けられている。この貫通孔15a,15bはバ
ーリング加工により形成され、貫通孔15a,15bの
周囲にはフランジ部としてのバリ16a,16bが設け
られている。
大径パイプ11を上下方向に貫通する貫通孔15a,1
5bが設けられている。この貫通孔15a,15bはバ
ーリング加工により形成され、貫通孔15a,15bの
周囲にはフランジ部としてのバリ16a,16bが設け
られている。
【0017】ブレス20は、基端側に設けた固定部21
にて、自動車の床(図示せず)に固定することにより、
床に立設されている。このブレス20の先端側は、貫通
孔15a,15bに挿通され、バリ16a,16bに当
接した部分が全周にわたって溶接されている。
にて、自動車の床(図示せず)に固定することにより、
床に立設されている。このブレス20の先端側は、貫通
孔15a,15bに挿通され、バリ16a,16bに当
接した部分が全周にわたって溶接されている。
【0018】ステアリングサポート30は、自動車のボ
ディ(図示せず)に固定するためのボディ連結部31、
大径パイプ11と一体可能に接触するパイプ当接部3
2、ステアリングコラム(図示せず)を取り付けるため
の複数のボルト33を備えている。
ディ(図示せず)に固定するためのボディ連結部31、
大径パイプ11と一体可能に接触するパイプ当接部3
2、ステアリングコラム(図示せず)を取り付けるため
の複数のボルト33を備えている。
【0019】以上の構成からなる本実施例のリインホー
スメントについて、ステアリング振動の共振周波数を測
定した。図4は本実施例と従来例(図5参照)との共振
周波数を比較したグラフであり、実線は本実施例、点線
は従来例を示す。また、F1は本実施例の共振点を表
し、F2は従来例の共振点を表す。
スメントについて、ステアリング振動の共振周波数を測
定した。図4は本実施例と従来例(図5参照)との共振
周波数を比較したグラフであり、実線は本実施例、点線
は従来例を示す。また、F1は本実施例の共振点を表
し、F2は従来例の共振点を表す。
【0020】図4から明らかなように、従来例(図5参
照)の共振点F2に比べて、本実施例の共振点F1は高
周波数側にシフトしている。従って、本実施例では、従
来例と比べて、より高速側でステアリング振動が発生す
るように設計することが可能となる。即ち、本実施例で
は、通常の走行時には到達することのない高速度におい
て、ステアリング振動が発生するように設計することが
可能であるため、通常の走行時にステアリング振動が発
生せず、運転者は快適に運転することができるという効
果が得られる。
照)の共振点F2に比べて、本実施例の共振点F1は高
周波数側にシフトしている。従って、本実施例では、従
来例と比べて、より高速側でステアリング振動が発生す
るように設計することが可能となる。即ち、本実施例で
は、通常の走行時には到達することのない高速度におい
て、ステアリング振動が発生するように設計することが
可能であるため、通常の走行時にステアリング振動が発
生せず、運転者は快適に運転することができるという効
果が得られる。
【0021】尚、本発明は上記実施例に何ら限定される
ことなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り、種々
の態様で実施できることはいうまでもない。例えば、上
記実施例では、大径パイプ11と小径パイプ12とを連
結したリインホースメント10を用いたが、一本のパイ
プを塑性加工して大径部と小径部を備えたリインホース
メントを用いてもよい。
ことなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り、種々
の態様で実施できることはいうまでもない。例えば、上
記実施例では、大径パイプ11と小径パイプ12とを連
結したリインホースメント10を用いたが、一本のパイ
プを塑性加工して大径部と小径部を備えたリインホース
メントを用いてもよい。
【0022】また、上記実施例では、上下方向に貫通す
る貫通孔15a,15bを設けたが、下穴15bだけを
設けてここにブレス20の先端を挿通・固定する構成と
してもよい。但し、ねじりに対する剛性を高める観点か
らみれば、上記実施例のように上下方向に貫通する貫通
孔15a,15bを設けることが好ましい。
る貫通孔15a,15bを設けたが、下穴15bだけを
設けてここにブレス20の先端を挿通・固定する構成と
してもよい。但し、ねじりに対する剛性を高める観点か
らみれば、上記実施例のように上下方向に貫通する貫通
孔15a,15bを設けることが好ましい。
【0023】更に、上記実施例では、フランジ部として
バリ16a,16bを設けたが、このフランジ部を設け
ることは必ずしも必要ではない。但し、ねじりに対する
剛性を高める観点からみれば、フランジ部を設けた方が
好ましい。更にまた、上記実施例では、ブレス20は大
径パイプ11側に挿通・固定したが、小径パイプ12側
に挿通・固定してもよい。但し、ねじりに対する剛性を
高める観点からみれば、上記実施例のように大径パイプ
11側に挿通・固定するのが好ましい。
バリ16a,16bを設けたが、このフランジ部を設け
ることは必ずしも必要ではない。但し、ねじりに対する
剛性を高める観点からみれば、フランジ部を設けた方が
好ましい。更にまた、上記実施例では、ブレス20は大
径パイプ11側に挿通・固定したが、小径パイプ12側
に挿通・固定してもよい。但し、ねじりに対する剛性を
高める観点からみれば、上記実施例のように大径パイプ
11側に挿通・固定するのが好ましい。
【図1】 リインホースメントの支持構造の斜視図であ
る。
る。
【図2】 図1の要部説明図である。
【図3】 図2のA−A断面図である。
【図4】 従来例と本実施例との共振周波数を比較した
グラフである。
グラフである。
【図5】 従来のリインホースメントの支持構造の説明
図である。
図である。
10・・・リインホースメント、 11・・・大
径パイプ、12・・・小径パイプ、 1
5a,15b・・・貫通孔、16a,16b・・・バ
リ、 20・・・ブレス、21・・・固定
部、 30・・・ステアリングサポ
ート、
径パイプ、12・・・小径パイプ、 1
5a,15b・・・貫通孔、16a,16b・・・バ
リ、 20・・・ブレス、21・・・固定
部、 30・・・ステアリングサポ
ート、
Claims (4)
- 【請求項1】 車両に横架されインストルメントパネル
等を取り付けるリインホースメントを前記車両の床部に
立設されたブレスにより支持するリインホースメントの
支持構造において、 前記リインホースメントに通孔を設け、該通孔に前記ブ
レスの先端側を挿通させて固定したことを特徴とするリ
インホースメントの支持構造。 - 【請求項2】 前記通孔は前記リインホースメントを上
下方向に貫通していることを特徴とする請求項1記載の
リインホースメントの支持構造。 - 【請求項3】 前記通孔の周囲にはフランジが設けられ
ていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のリ
インホースメントの支持構造。 - 【請求項4】 前記リインホースメントは大径部と小径
部とを備え、前記通孔は前記大径部に設けたことを特徴
とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のリイン
ホースメントの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00009995A JP3404159B2 (ja) | 1995-01-04 | 1995-01-04 | リインホースメントの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00009995A JP3404159B2 (ja) | 1995-01-04 | 1995-01-04 | リインホースメントの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08183478A true JPH08183478A (ja) | 1996-07-16 |
JP3404159B2 JP3404159B2 (ja) | 2003-05-06 |
Family
ID=11464660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00009995A Expired - Fee Related JP3404159B2 (ja) | 1995-01-04 | 1995-01-04 | リインホースメントの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3404159B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0990578A3 (de) * | 1998-10-01 | 2000-07-05 | Progress-Werk Oberkirch Aktiengesellschaft | Verfahren zum Herstellen eines Querträgers sowie derartiger Querträger |
US6450533B1 (en) | 1999-08-26 | 2002-09-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Steering column hanger beam structure |
FR2853878A1 (fr) | 2003-03-10 | 2004-10-22 | Denso Corp | Structure de renfort pour vehicules automobiles |
EP1647470A1 (de) * | 2004-10-12 | 2006-04-19 | Alcan Technology & Management Ltd. | Instrumententafelträgerstruktur zur Aussteifung einer Instrumententafel eines Kraftfahrzeuges |
EP1655209A1 (de) * | 2004-11-05 | 2006-05-10 | Alcan Technology & Management Ltd. | Instrumententafelträger |
DE102007002431B4 (de) * | 2006-01-27 | 2009-04-02 | ASTEER Co., Ltd., Soja | Lenksäulenträger |
FR2951689A1 (fr) * | 2009-10-26 | 2011-04-29 | Faurecia Interieur Ind | Structure de planche de bord de vehicule automobile |
JP2013032124A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Suzuki Motor Corp | 支持構造 |
CN104139801A (zh) * | 2013-05-07 | 2014-11-12 | 铃木株式会社 | 转向支承构件的构造 |
FR3050974A1 (fr) * | 2016-05-03 | 2017-11-10 | Renault Sas | Traverse de poste de conduite avec volume de rangement integre |
-
1995
- 1995-01-04 JP JP00009995A patent/JP3404159B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0990578A3 (de) * | 1998-10-01 | 2000-07-05 | Progress-Werk Oberkirch Aktiengesellschaft | Verfahren zum Herstellen eines Querträgers sowie derartiger Querträger |
US6391470B1 (en) | 1998-10-01 | 2002-05-21 | Progress-Werk Oberkirch Ag | Method for manufacturing a crossbeam, and such a crossbeam |
US6450533B1 (en) | 1999-08-26 | 2002-09-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Steering column hanger beam structure |
DE10040824B4 (de) * | 1999-08-26 | 2012-10-31 | Honda Giken Kogyo K.K. | Lenksäulen-Tragbalkenstruktur |
US7150489B2 (en) | 2003-03-10 | 2006-12-19 | Denso Corporation | Reinforcing structure for automotive vehicles |
FR2853878A1 (fr) | 2003-03-10 | 2004-10-22 | Denso Corp | Structure de renfort pour vehicules automobiles |
EP1647470A1 (de) * | 2004-10-12 | 2006-04-19 | Alcan Technology & Management Ltd. | Instrumententafelträgerstruktur zur Aussteifung einer Instrumententafel eines Kraftfahrzeuges |
EP1655209A1 (de) * | 2004-11-05 | 2006-05-10 | Alcan Technology & Management Ltd. | Instrumententafelträger |
DE102007002431B4 (de) * | 2006-01-27 | 2009-04-02 | ASTEER Co., Ltd., Soja | Lenksäulenträger |
FR2951689A1 (fr) * | 2009-10-26 | 2011-04-29 | Faurecia Interieur Ind | Structure de planche de bord de vehicule automobile |
WO2011051606A3 (fr) * | 2009-10-26 | 2011-06-30 | Faurecia Interieur Industrie | Structure de planche de bord de véhicule automobile |
JP2013032124A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Suzuki Motor Corp | 支持構造 |
CN104139801A (zh) * | 2013-05-07 | 2014-11-12 | 铃木株式会社 | 转向支承构件的构造 |
CN104139801B (zh) * | 2013-05-07 | 2016-05-11 | 铃木株式会社 | 转向支承构件的构造 |
FR3050974A1 (fr) * | 2016-05-03 | 2017-11-10 | Renault Sas | Traverse de poste de conduite avec volume de rangement integre |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3404159B2 (ja) | 2003-05-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61150867A (ja) | 車両用ステアリング支持構造 | |
JPH08183478A (ja) | リインホースメントの支持構造 | |
JP2006327397A (ja) | ステアリングコラムの取付部構造 | |
JPH08183462A (ja) | ステアリングサポート | |
JP2001270467A (ja) | インパネリインホースメント | |
JP2019127181A (ja) | ステアリングメンバ | |
JP3304795B2 (ja) | ステアリングメンバの取付構造 | |
JP2002274433A (ja) | ステアリングコラムの支持構造 | |
JPS6242859Y2 (ja) | ||
JPS61241264A (ja) | 自動車のステアリング支持構造 | |
JP2002193109A (ja) | ステアリングコラムサポート構造 | |
JP4014877B2 (ja) | 自動車のステアリング支持構造 | |
JP2001253269A (ja) | インストルメントパネルの取付け構造 | |
JPH0534300Y2 (ja) | ||
JPS62289474A (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
JPH0520622Y2 (ja) | ||
JPH0217973Y2 (ja) | ||
JPH0529183Y2 (ja) | ||
JPH10264830A (ja) | ステアリングコラムの支持構造 | |
JPS6349587A (ja) | 自動車用ステアリングメンバ− | |
JP3990566B2 (ja) | リーンフォースメントの取付構造 | |
JPH08282540A (ja) | ダッシュサイドプレートの取付構造 | |
JPH0439806Y2 (ja) | ||
JPH06219324A (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
CN117087766A (zh) | 仪表板装配结构以及车辆 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080229 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090228 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |