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JPH08173599A - 電子ゲーム機 - Google Patents

電子ゲーム機

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Publication number
JPH08173599A
JPH08173599A JP33634694A JP33634694A JPH08173599A JP H08173599 A JPH08173599 A JP H08173599A JP 33634694 A JP33634694 A JP 33634694A JP 33634694 A JP33634694 A JP 33634694A JP H08173599 A JPH08173599 A JP H08173599A
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JP
Japan
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game
player
lottery
predetermined
lot drawing
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JP33634694A
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Inventor
Masahiro Hamano
雅弘 濱野
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊戯者の投資リスクを適正化すると共に、遊
戯者のゲームへの興味を持続させる。 【構成】 遊戯盤2上に打ち出されたパチンコ玉が抽選
孔15a,15bのいずれかに入ったとき、CPUは可
変表示器13a〜13cの可変表示を開始させると共に
抽選を実行する。この抽選が当たりになると、多量のパ
チンコ玉の払出しが可能な特別ゲームが実行される。C
PUは所定時間内における抽選の状態をチェックしてお
り、所定時間経過後の抽選回数があるしきい値を下回っ
たとき、または抽選がはずれた割合があるしきい値を上
回ったとき、チューリップ役物11が連続的に開口する
救済ゲームモードを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定の条件のもとで
抽選を実行した後、その抽選結果に応じて遊戯者に所定
の利益を付与する電子ゲーム機、ならびに、遊戯媒体の
投入によりゲームを実行し、ゲームの結果に応じて遊戯
媒体の払出しを行う電子ゲーム機に関連する。
【0002】
【従来の技術】例えばパチンコ遊戯機は、盤面に複数の
障害釘や入賞口を備えており、打撃部から打ち出された
パチンコ玉がいずれかの入賞口に入ったとき、所定数の
パチンコ玉が払い出されている。
【0003】さらに近年のパチンコ遊戯機では、特別入
賞口,抽選孔,可変表示器などが盤面上に設けられてお
り、打ち出されたパチンコ玉が抽選孔に入ったとき、機
体内部の制御部は、乱数発生回路などを用いた抽選作業
を行うと共に、可変表示器を駆動させて複数のシンボル
を可変表示させる。可変表示器は所定時間後に停止して
いずれかのシンボルを表示するが、このとき抽選が「当
たり」であれば、特定のシンボルを表示するよう制御さ
れる。
【0004】この特定のシンボルの出現をうけて、機体
内部の制御部は、特別ゲームを行うためのプログラムを
スタートさせる。これにより前記特別入賞口が何度も開
口した状態で維持される特別ゲームが実行され、その間
に盤面に打ち出された多数のパチンコ玉が特別入賞口に
導かれて、多量のパチンコ玉の払出しが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】熟練した遊戯者であれ
ば、盤面に次々とパチンコ玉を打ち出して、多くのパチ
ンコ玉を入賞させることが可能であるが、操作に不慣れ
な初心者の場合、入賞口や抽選孔にパチンコ玉を入れる
コツがのみこめず、入賞する玉数は少なくなる。その結
果、パチンコ玉の払出し数や抽選回数も少なくなり、多
くの利益を得ることは難しい。
【0006】また上記の抽選作業は、乱数を完全にラン
ダムな状態で出現させて行うようにしているため、「当
たり」が続けて出現したり、「当たり」が出現しない状
態が続くなど、抽選結果にかなりのばらつきが生じる。
このため遊戯者にとって投資リスクが大きくなり、特に
初心者の場合、利益が得られないと早い段階でゲームを
終了してしまう傾向がある。
【0007】この問題は上記問題点に着目してなされた
もので、遊戯者が所定の水準の利益を得られるようにゲ
ームを制御することにより、遊戯者の投資リスクを適正
化し、また遊戯者のゲームへの興味を持続させる電子ゲ
ーム機を提供し、遊戯客の層を拡大させることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、あら
かじめ定められた条件のもとで抽選を行い、その抽選結
果に応じて遊戯者に所定の利益を付与する電子ゲーム機
において、前記抽選が行われる状態を監視して遊戯者が
抽選により得た利益状態を判定し、この利益状態が所定
の水準を下回ると判定されたとき、遊戯者に一定の利益
が付与されるようゲームを制御することを特徴としてい
る。
【0009】請求項2の発明は、所定の遊戯媒体を投入
してゲームを実行し、ゲームの結果に応じて遊戯媒体の
払出しを行う電子ゲーム機において、遊戯者に対する前
記遊戯媒体の払出し状態を監視して遊戯者の得た利益状
態を判定し、この利益状態が所定の水準を下回ると判定
されたとき、遊戯者に所定数の遊戯媒体が払い出される
ようゲームを制御することを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、遊戯者が抽選により十分
な利益を得ていない場合、ゲームが制御されて遊戯者に
一定の利益が付与される。請求項2の発明では、遊戯者
が十分な遊戯媒体の払出しを受けていない場合、ゲーム
が制御されて遊戯者に所定数の遊戯媒体が払い出され
る。この結果、遊戯者の投資リスクが減少するのでゲー
ムを続行しやすくなり、またどの遊戯者でもゲーム結果
についてあるレベル以上の満足感を得ることができる。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の一実施例にかかるパチン
コ遊戯機の外観を示す。このパチンコ遊戯機1は、機体
の前面に遊戯盤2,パチンコ玉投入皿3,操作ハンドル
4,パチンコ玉払出口5,受け皿6,余剰玉放出口7,
表示ランプ8a,8b,スピーカー9などを備えた構成
のものである。
【0012】前記遊戯盤2には、複数の障害釘(図示せ
ず),入賞口10,チューリップ役物11などが、それ
ぞれ所定の位置に配備されている。また遊戯盤2の中央
部には、可変表示窓12が配備されると共に、この可変
表示窓12の下方位置に大きな開口を有する特別入賞口
14が、その両側に抽選孔15a,15bが、それぞれ
配備されている。さらに中央下部位置にはアウト玉を取
り込むためのアウト口16が設けられている。
【0013】前記パチンコ玉投入皿3は、ゲームに先立
ち、複数個のパチンコ玉を投入するためのもので、図示
しないパチンコ玉の取込口に連通する。操作ハンドル4
は、図示しない打撃部を駆動させて前記取込口から取り
込まれたパチンコ玉を遊戯盤2上へ打ち出すためのもの
である。
【0014】前記各可変表示窓12内には、例えば液晶
表示器から成る3つの可変表示器13a〜13c(以下
単に「表示器13a〜13c」という)が配備される。
これら表示器13a〜13cは、遊戯盤2上に打ち出さ
れたパチンコ玉が前記玉ゲート15a,15bのいずれ
かを通過したとき一斉に始動して、数字など複数種のシ
ンボルを可変表示した後、所定時間経過後に停止し、そ
れぞれいずれか1つのシンボルを表示する。
【0015】この表示器13a〜13cが駆動している
とき、後述する制御部19では抽選作業が行われてお
り、この抽選結果が「当たり」となったとき、各表示器
13a〜13cは可変表示を停止して、それぞれ特定の
シンボル(例えば「7」「7」「7」)を表示する。
【0016】この特定のシンボルの組合せの成立によ
り、制御部19は特別ゲームにかかるプログラムを実行
する。この結果、前記特別入賞口14は所定の時間(例
えば10秒間)開口状態で保持された後、一旦閉じて再
度開口する。この開閉動作は、あらかじめ設定された所
定の回数(例えば10回)繰り返して行われる。
【0017】各入賞口10の裏側には、それぞれ玉通路
(図示せず)が形成されており、いずれかの入賞口10
に入ったパチンコ玉は、この玉通路を通って貯留部(図
示せず)へと導かれた後、さらにこの貯留部から1個ず
つ排出されて、後述する玉供給部などへ送られる。貯留
部の排出口付近には排出されるパチンコ玉を検知するた
めのセンサ21(図2に示す)が設けられており、この
センサの検知信号に応じて所定数のパチンコ玉が排出口
5へと払い出される。
【0018】特別入賞口14やチューリップ役物11
は、ソレノイドを用いた駆動機構により開閉動作する。
これらの入賞口もそれぞれ個別の玉通路を介して入賞口
の種類毎に設けられた貯留部へと連通している。各貯留
部の排出口付近には、パチンコ玉を検知するためのセン
サ22,23(図2に示す)がそれぞれ設けられてお
り、各入賞玉が種別に把握される。なお、抽選孔15
a,15bの内側には、それぞれパチンコ玉検知センサ
24a,24b(図2に示す)が設けられており、いず
れかの検知センサの検知信号をうけて前記の抽選が開始
される。
【0019】このパチンコ遊戯機は、操作に不慣れな初
心者であっても、何らかの利益を享受できるように、前
記の抽選の状態、または遊戯者へのパチンコ玉の払出し
状態がある水準を下回るとき、チューリップ役物11が
連続的に開口する状態(以下「救済ゲームモード」とい
う)を設定するようにしている。さらに、この救済ゲー
ムモード中にチューリップ役物11に入ったパチンコ玉
が所定数(例えば10個)に達したとき、前記の抽選時
と同様、表示器13a〜13cが一斉に可変表示を開始
する。各表示器13a〜13cは、所定時間後に停止す
るが、このとき必ず「当たり」に関わるシンボルの組合
せが出現する。これをうけて通常の抽選当たりの場合と
同様の特別ゲームが行われ、遊戯者は多量のパチンコ玉
の払出しを受けることができる。
【0020】上記の救済ゲームや特別ゲームが行われて
いる時は、表示ランプ8a,8bが点滅動作すると共
に、スピーカー9から効果音や音声情報などが出力さ
れ、遊戯者への報知がなされる。
【0021】図2は、上記のパチンコ遊戯機の電気的構
成を示すもので、CPU16,ROM17,RAM18
から成る制御部19にバス20を介して各入出力部が接
続されている。
【0022】前記ROM17は、ゲーム実行のためのプ
ログラム,可変表示器に表示するためのシンボルを記憶
するテーブル,前記抽選において「当たり」に該当する
乱数値を記憶するテーブル,前記スピーカー9から出力
する音声データなどの固定データを記憶し、RAM18
は、プログラム実行時の作業エリアとして用いられる。
CPU16は、ROM17に格納されたプログラムやデ
ータに従ってRAM18に対するデータの読み書きを行
いつつ、入出力各部の動作を一連に制御する。
【0023】前記バス20には、前記した一般の入賞口
10,特別入賞口14,チューリップ役物11の各種入
賞口へ入賞したパチンコ玉を検知する検知センサ21,
22,23,抽選孔15a,15b用のセンサ24a,
24b,2個の計数部25,26,モード切換えスイッ
チ29,役物駆動回路30,特別入賞口駆動回路31,
可変表示回路32,表示回路33,音声回路34,玉払
出機構35などが接続されている。
【0024】前記打撃部近傍には、遊戯盤2上に打ち出
されるパチンコ玉を検知するための打出玉検知センサ2
7が設けられており、第1の計数部25は、この打出玉
検知センサ27からの検知信号を受けてパチンコ玉の打
出し数を計数する。また打出し用のパチンコ玉を保管す
る玉供給部と払出口5とを結ぶ通路内には、払い出され
るパチンコ玉を検知するための払出玉検知センサ28が
設けられており、第2の計数部26は、この払出玉検知
信号28の検知信号を受けてパチンコ玉の払出し数を計
数する。CPU16は、各計数部25,26からの計数
値を適宜取り込み、払出し数から打出し数を差し引いた
値(以下「差玉数」という)を算出して、遊戯者の得た
利益状態を判断する。なお、前記打出玉検知センサ27
の検知信号は、計数部25の他に、バス20を介してC
PU16にも出力されており、打出し動作の確認用の信
号として用いられる。
【0025】役物駆動回路30,特別入賞口駆動回路3
1は、それぞれチューリップ役物11,特別入賞口14
の駆動機構を動作させる。可変表示回路32は、前記可
変表示器13a〜13cの表示動作を制御し、表示回路
33は表示ランプ8a,8bの点灯動作を制御する。ま
た音声回路34は、前記スピーカ9から効果音や音声デ
ータの出力を行わせるための回路である。
【0026】玉払出機構35は、前記払出口5にパチン
コ玉を送り出すためのもので、CPU16からの指令に
より、前記玉供給部から所定数のパチンコ玉を排出す
る。
【0027】図3は、抽選状態をチェックしてゲーム制
御を行う場合の制御部の動作手順を示す。なお、以下の
説明で、Nは実行された抽選の回数を、nは抽選がはず
れた回数(以下「はずれ回数」という)を、それぞれ示
す。またTH,thは、それぞれ抽選回数N,抽選がは
ずれた割合(n/N)と比較されるしきい値である。
【0028】まずステップ1において、CPU16は、
機体の各部をリセットすると共に、前記Nおよびnを初
期値「0」に設定する。この後、遊戯者が操作ハンドル
4を操作してパチンコ玉の打出し動作を行うと、打出玉
検知センサ27によりこれが検出されてCPU16に伝
えられる。このときステップ2が「YES」となり、C
PU16は、内部に有する第1のタイマをスタートさせ
る(ステップ3)。
【0029】打ち出されたパチンコ玉がいずれかの抽選
孔15a,15bに入ると、対応する抽選孔用検知セン
サ24a,24bから検知信号が出力される。これによ
りステップ4が「YES」となり、CPU16は、前記
Nの値を1インクリメントした後、表示器13a,13
b,13cの可変表示を開始させ、さらに内部の乱数回
路を作動させて抽選を実行する(ステップ5〜7)。
【0030】この抽選の結果が当たりとなると、CPU
16は、各表示器13a,13b,13cに、それぞれ
特別ゲームに関わるシンボル(例えば「7」)を停止さ
せた後、前記した特別ゲームを実行する(ステップ8,
9)。この特別ゲームは、特別入賞口14に所定数のパ
チンコ玉が入るか、または特別入賞口14が所定回数開
口するまで続けて行われるもので、CPU16は、特別
ゲーム終了後、再びステップ1に戻って、機体各部をリ
セットする。
【0031】一方、前記の抽選がはずれた場合は、ステ
ップ8の判定が「NO」となり、CPU16は、ステッ
プ10で前記はずれ回数nを1インクリメントした後、
ステップ11で所定時間Tが経過したか否かをチェック
する。この判定が「NO」の場合は、ステップ12へと
移行し、CPU16は、再び打出玉検知センサ27から
の検知信号の有無を確認する。この確認作業は、CPU
16の内部にある第2のタイマを始動させ、このタイマ
が所定の時間(例えば3分間)を計時するまでに払出玉
が検知されるか否かをチェックするもので、時間内に検
知信号が得られたとき、ステップ12の判定が「YE
S」となり、再びステップ4に戻って、抽選孔15a,
15bからの検知信号の有無がチェックされる。
【0032】ステップ4の判定が「NO」のときも、ス
テップ11からステップ12へと移行し、CPU16
は、その都度、第2のタイマをリセットして、所定時間
内に打出玉検知センサ27からの検知信号が得られるか
否かを判定する。この判定が「NO」となったときは、
遊戯者がゲームを終了したものと判断してステップ1へ
と戻る。
【0033】第1のタイマによりT時間経過したことが
確認されると、ステップ11が「YES」となり、CP
U16は、前記Nをしきい値THと、またn/Nをしき
い値thと、それぞれ比較する(ステップ13,1
4)。この結果、Nがしきい値THを下回るとき、また
はn/Nがしきい値thを上回るとき、CPU16は、
前記役物用駆動回路31を駆動させてチューリップ役物
11を連続的に開口する(ステップ15)。
【0034】チューリップ役物11内に入ったパチンコ
玉の総数が所定値に達すると、ステップ16が「YE
S」となってステップ17へと移行し、CPU16は、
前記表示器13a,13b,13cの可変表示を一斉に
開始した後、それぞれ特別ゲームに関わるシンボルを停
止表示させる。このシンボルの組み合わせの成立によ
り、ステップ9に移行して特別ゲームが実行される。
【0035】遊戯媒体の払出し状態に基づいてゲームを
制御する場合は、所定の時間内における差玉数Dが定め
られたしきい値TH´と比較される。図4は、この場合
の制御手順を示すもので、まずステップ1〜3で、前記
図3と同様の手順が実行される。
【0036】ステップ2が「YES」となってゲームが
スタートすると、前記計数部25,26は、それぞれ打
出玉検知センサ27,払出玉検知センサ28の検知信号
を受けて、パチンコ玉の打出し玉,払出し玉を計数す
る。CPU16は、この間、所定時間T´が経過したか
否かを判定しており(ステップ4)、この判定が「N
O」のとき、前記図3のステップ11と同様の方法で、
ゲームが続行されているか否かをチェックする(ステッ
プ5)。ステップ5の判定が「YES」のときは、CP
U16は再びステップ4の判定処理を行うが、ステップ
5の判定が「NO」のときは、ステップ1に戻って機体
各部を初期状態にリセットする。
【0037】こうしてT´時間が経過すると、ステップ
4が「YES」となってステップ6へと移行し、CPU
16は、各計数部25,26よりそれぞれ打出し玉と払
出し玉の計数値を読み出し、これにより差玉数Dを算出
する。この差玉数Dが前記しきい値TH´を下回った場
合、ステップ7の判定が「YES」となってステップ8
へと移行し、CPU16は、前記と同様、チューリップ
役物11を開口する救済ゲームモードを設定し、さらに
チューリップ役物11に所定数のパチンコ玉が入ったこ
とに応じて、表示器13a〜13cを駆動し、特別ゲー
ムにかかるシンボルを停止させる(ステップ9,1
0)。これにより特別ゲームが行われた後(ステップ1
1)、ステップ1へと戻る。
【0038】なお、所定時間内の差玉数Dがしきい値T
H´以上であった場合はステップ1へと戻り、以下同様
の処理が繰り返し行われることになる。
【0039】この実施例では、抽選状態または遊戯媒体
の払出し状態が所定の水準を下回るとき、救済ゲームモ
ードを設定した後、特別ゲームに移行するようゲーム制
御を行っているが、遊戯者が何らかの利益を受けるよう
なゲーム制御であれば、上記の方法に限定する必要はな
い。
【0040】例えば、所定時間経過後の抽選回数Nがし
きい値THを下回ると判定されたとき、すぐに各可変表
示器を始動させて特別ゲームへと移行しても良く、また
抽選がはずれた割合がしきい値thを上回るとき、つぎ
の抽選から当たりの出る確率を高くするようにしても良
い。また可変表示器について特定ゲームに関わるシンボ
ル以外のシンボルの組合せを設定しておき、救済ゲーム
モード時にはこのシンボルの組合せを成立させて所定数
のパチンコ玉を払い出すようにしても良い。さらに救済
ゲームモード時には、入賞玉に対する払出し数を通常よ
りも多く(例えば倍増)するようにしても良い。
【0041】なお、上記の実施例では、パチンコ遊戯機
を例にとって説明したが、スロットマシンなど他の電子
ゲーム機にも、この発明を適用できることは言うまでも
ない。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明では、遊戯者が抽選によ
り得た利益状態が所定の水準を下回ったとき、遊戯者に
一定の利益を付与するようゲームを制御し、また請求項
2の発明では遊戯者への遊戯媒体の払出しが所定の水準
を下回っているとき、遊戯者に所定数の遊戯媒体が払い
出されるようゲームを制御するようにした。この結果、
遊戯者の投資リスクが減少してゲームを続行しやすくな
り、どの遊戯者でもゲームに対してあるレベル以上の満
足感を得ることができ、特に初心者のゲームに対する関
心を促して、遊戯客の層を拡大することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるパチンコ遊戯機の
外観を示す正面図である。
【図2】パチンコ遊戯機の電気構成を示すブロック図で
ある。
【図3】制御部のゲーム制御手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図4】ゲーム制御手順の他の例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊戯機 11 チューリップ役物 13a,13b,13c 可変表示器 14 特別入賞口 16 CPU

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 あらかじめ定められた条件のもとで抽選
    を行い、その抽選結果に応じて遊戯者に所定の利益を付
    与する電子ゲーム機において、 前記抽選が行われる状態を監視して遊戯者が抽選により
    得た利益状態を判定し、この利益状態が所定の水準を下
    回ると判定されたとき、遊戯者に一定の利益が付与され
    るようゲームを制御することを特徴とする電子ゲーム
    機。
  2. 【請求項2】 所定の遊戯媒体を投入してゲームを実行
    し、ゲームの結果に応じて遊戯媒体の払出しを行う電子
    ゲーム機において、 遊戯者に対する前記遊戯媒体の払出し状態を監視して遊
    戯者の得た利益状態を判定し、この利益状態が所定の水
    準を下回ると判定されたとき、遊戯者に所定数の遊戯媒
    体が払い出されるようゲームを制御することを特徴とす
    る電子ゲーム機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183233A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Sun Corp 遊技機
JP2010136913A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP2011212057A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Sophia Co Ltd 遊技機

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